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技術 検索用データ生成装置

出願人 オムロン株式会社
発明者 今井紘
出願日 2018年7月20日 (1年2ヶ月経過) 出願番号 2018-539454
公開日 2019年8月8日 (2ヶ月経過) 公開番号 WO2019-026653
状態 特許登録済
技術分野 選択的呼出装置(遠隔制御・遠隔測定用) 検索装置
主要キーワード 内容同士 環境項目 RFIDセンサ センシング対象 センシングデバイス ハードウェアプロセッサ 流通市場 降雨センサ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年8月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (9)

課題・解決手段

センサ検索精度を向上させることができる検索用データ生成装置が提供される。検索用データ生成装置50は、入力された、センシングデバイス20に関連する検索条件301から検索用データを取得する利用側検索用データ取得部51と、取得した検索用データを、センシングデバイス20及びセンシングに関する項目を有する検索用センシングデータを生成する検索用センシングデータ生成部52とを備える。

概要

背景

近年、種々の観測領域に多数のセンサを配置し、各センサでセンシングされるセンシングデータネットワークを介して多くの利用者に提供して利活用を図るセンサネットワークシステムが知られている。一方、センサの数や種類が多数に登ると利用者側において希望するセンシングデータをセンシングするセンサを見つけ出すことが困難となり、利便性の低下が懸念される。従来、センシングデータに対して、予め関連する情報(メタデータ)を仮想空間上に格納し、センシングデータに対応付けておくことで、ユーザ(データ利用者)に対してメタデータに対応したセンシングデータを提示する方法が提案されている(例えば特許文献1)。

概要

センサの検索精度を向上させることができる検索用データ生成装置が提供される。検索用データ生成装置50は、入力された、センシングデバイス20に関連する検索条件301から検索用データを取得する利用側検索用データ取得部51と、取得した検索用データを、センシングデバイス20及びセンシングに関する項目を有する検索用センシングデータを生成する検索用センシングデータ生成部52とを備える。

目的

この発明は、上記に鑑みてなされたもので、センサの検索精度を向上させることができる検索用データ生成装置、方法及びプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

入力された、センサに関連する検索条件から検索用データを取得する検索用データ取得部と、取得した前記検索用データをもとに、前記センサ及びセンシングに関する項目を有する検索用センシングデータを生成する検索用センシングデータ生成部とを備えた検索用データ生成装置

請求項2

前記検索用センシングデータ生成部は、前記検索用データに変換データフォーマットを適用して、前記検索用データのデータフォーマットを変換することで、前記検索用センシングデータを生成する、請求項1に記載の検索用データ生成装置。

請求項3

前記検索用センシングデータ生成部で生成された前記検索用センシングデータである利用側検索用センシングデータと、予め準備された前記センサ及び前記センシングに関する提供側検索用データとのマッチングを行って、マッチングするセンサを検索する検索部をさらに備えた請求項1又は2に記載の検索用データ生成装置。

請求項4

前記検索部で検索されたセンサの提供側検索用データを提供した提供側に、前記検索条件を通知する通知部をさらに備えた請求項3に記載の検索用データ生成装置。

請求項5

前記検索用センシングデータ生成部は、前記検索用データに換算式を適用して前記検索用センシングデータを生成する演算部を備えた請求項1〜4のいずれかに記載の検索用データ生成装置。

請求項6

コンピュータが、入力された、センサに関連する検索条件から検索用データを取得することと、取得した前記検索用データをもとに、前記センサ及びセンシングに関する項目を有する検索用センシングデータを生成することとを含む検索用データ生成方法

請求項7

入力された、センサに関連する検索条件から検索用データを取得するステップと、取得した前記検索用データをもとに、前記センサ及びセンシングに関する項目を有する検索用センシングデータを生成するステップとをコンピュータに実行させるための検索用データ生成プログラム

技術分野

0001

この発明は、利用側からのセンサ検索を容易にする検索用データの生成技術に関する。

背景技術

0002

近年、種々の観測領域に多数のセンサを配置し、各センサでセンシングされるセンシングデータネットワークを介して多くの利用者に提供して利活用を図るセンサネットワークシステムが知られている。一方、センサの数や種類が多数に登ると利用者側において希望するセンシングデータをセンシングするセンサを見つけ出すことが困難となり、利便性の低下が懸念される。従来、センシングデータに対して、予め関連する情報(メタデータ)を仮想空間上に格納し、センシングデータに対応付けておくことで、ユーザ(データ利用者)に対してメタデータに対応したセンシングデータを提示する方法が提案されている(例えば特許文献1)。

先行技術

0003

特許第4773510号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1に記載の方法は、利用者が入力したメタデータに基づくマッチングであり、データ利用者はリスト表示の形態でしかセンシングデータを探せないという課題がある。

0005

この発明は、上記に鑑みてなされたもので、センサの検索精度を向上させることができる検索用データ生成装置、方法及びプログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る検索用データ生成装置は、入力された、センサに関連する検索条件から検索用データを取得する検索用データ取得部と、取得した前記検索用データをもとに、前記センサ及びセンシングに関する項目を有する検索用センシングデータを生成する検索用センシングデータ生成部とを備える。検索条件は、例えば端末を介して入力される。

0007

また、本発明に係る検索用データ生成方法は、コンピュータが、入力された、センサに関連する検索条件から検索用データを取得することと、取得した前記検索用データをもとに、前記センサ及びセンシングに関する項目を有する検索用センシングデータを生成することとを含む。

0008

また、本発明に係る検索用データ生成プログラムは、入力された、センサに関連する検索条件から検索用データを取得するステップと、取得した前記検索用データをもとに、前記センサ及びセンシングに関する項目を有する検索用センシングデータを生成するステップとをコンピュータに実行させる。

0009

これらの発明によれば、入力された検索条件から、検索用センシングデータが生成される。すなわち、センシングデータのデータ配列でのセンサの検索が可能となるため、より高い検索精度が期待できる。

0010

ところで、センシングデータのデータフォーマットは、センサを製造する各社で異なる。そのため、センシングデータに基づくマッチングのために、利用者がセンサの仕様書を見ながら都度、データの配列を入れ替える作業が求められると、手間及び時間を要する。この点、以上の発明によれば、このような作業が必要なく、検索条件の入力操作が容易となる。

0011

前記検索用センシングデータ生成部は、前記検索用データに変換データフォーマットを適用して、前記検索用データのデータフォーマットを変換することで、前記検索用センシングデータを生成してもよい。この構成によれば、データの配列が定められた変換データフォーマットにより、検索用センシングデータを容易に生成することができる。例えば、検索用センシングデータの生成は、取得した検索用データを変換用フォーマットテーブルの対応する項目に書き込むことで行ってもよい。

0012

また、前記検索用データ生成装置は、前記検索用センシングデータ生成部で生成された前記検索用センシングデータである利用側検索用センシングデータと、予め準備された前記センサ及び前記センシングに関する提供側検索用データとのマッチングを行って、マッチングするセンサを検索する検索部を備えていてもよい。この構成によれば、利用側の観点からの検索条件の入力態様で、精度の高い検索が可能となる。また、従来における提供側で生成された提供側検索用データとのマッチング方法とは別のマッチング方法が適用できるため、マッチングの多様化が図れる。

0013

また、前記検索用データ生成装置は、前記検索部で検索されたセンサの提供側検索用データを提供した提供側に前記検索条件を通知する通知部を備えていてもよい。この構成によれば、マッチングでの検索条件がフィードバックされることで、提供側において、より適合した提供側検索用データの生成が可能となる。

0014

また、前記検索用センシングデータ生成部は、前記検索用データに換算式を適用して前記検索用センシングデータを生成する演算部を備えていてもよい。この構成によれば、換算処理を可能にすることで、利用側での入力が適宜検索に適した内容で済む。

発明の効果

0015

本発明によれば、センサの検索精度を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明に係る検索用データ生成装置が適用されるセンサネットワークシステムの一例を示す概要構成図である。
検索用データ生成装置の第1実施形態を示し、(A)はブロック図、(B)はセンシングデータのフォーマット例を示す図である。
検索用データ生成装置の第2実施形態を示すブロック図である。
検索用データ生成装置の第3実施形態を示し、(A)はブロック図、(B)は複数のセンシングデータのフォーマット例を示す図である。
検索用データ生成装置の第4実施形態を示すブロック図である。
検索用データ生成装置の第5実施形態を示すブロック図である。
本発明の利用形態の一例である販売促進の処理を示すブロック図である。
検索用データ生成部が行う検索用データの生成・検索処理を示すフローチャートである。

実施例

0017

図1は、本発明に係る検索用データ生成装置が適用されるセンサネットワークシステムの一例を示す概要構成図である。センサネットワークシステム1は、提供側から利用側に、提供側で得たセンシングデータを取引販売)対象として流通させるシステムである。センサネットワークシステム1は、提供側の構成として、センサネットワーク部10及びセンシングデバイス20を備え、一方、利用側の構成としてアプリケーションシステム30を備えている。また、提供側と利用側とは、図1に示す実施形態では、インターネット等のネットワーク90上に設けられたセンサネットワークサーバ40を介してデータ通信可能に接続されている。なお、センサネットワークサーバ40は、マーケットプレースであるセンシングデータ流通市場、すなわちSDTM(Sensing Data Trading Market)を構成している。

0018

センシングデバイス20は、空間又は時空間で規定される観察領域の状態を検知(取得)するセンサである。センシングデバイス20には、画像センサカメラ)、温度センサ湿度センサ照度センサ力センサ音センサRFIDセンサ赤外線センサ姿勢センサ降雨センサ放射能センサ、ガスセンサ等が該当し、本システム1ではいかなる種類のセンサも利用することができる。また、センシングデバイス20は、固設式の他、携帯電話スマートフォン及びタブレット端末のようなセンサ内蔵の移動型を含むことができる。

0019

センサネットワーク部10は、マイクロプロセッサ、記憶部、通信部、入力部及び表示部等を備える汎用のコンピュータにより構成され、センシングデバイス20でセンシングされるセンシングデータを収集すると共に、センシングデバイス20とセンシングデータとを対応付けて記憶部に格納する。

0020

また、センサネットワーク部10は、それぞれの提供側(提供者)にて扱うコンピュータ装置等の端末(図略)を含み、これらの端末により、利用側とのマッチング処理を行う提供側検索用データ101を生成する。提供側検索用データ101とは、センシングデバイス20に関連するデータ及びセンシングデータに関するデータを入力項目として含むデータテーブルに入力された検索用データで、利用側検索用データとの間でのマッチング処理用に供されるものである。具体的には、センシングデバイスの情報、センシング対象の情報、センシング対象領域の情報、センシング動作の情報等の各項目を含むことができ、ここでいう項目としては、例えば、「データ種別」、「メーカー名」、「型番」、「センシング対象」、「値」その他が採用可能である。また、センサネットワーク部10は、アプリケーションシステム30側からの利用要求に基づいて、要求元のアプリケーションシステム30にネットワーク90を介してセンシングデータを送信する。

0021

アプリケーションシステム30は、ぞれぞれの利用側にて扱う端末(コンピュータ装置、スマートフォン、タブレット等)を含み、マイクロプロセッサ、記憶部、通信部、入力部及び表示部等を備える汎用のコンピュータにより構成されている。アプリケーションシステム30は、入力部を介して、利用を希望するセンシングデータを検索するための利用側検索条件301を入力する操作を受け付ける処理と、この操作の内容をネットワーク90を通じてセンサネットワークサーバ40に送信する処理を行う。また、アプリケーションシステム30は、マッチングが成立した場合に、センシングデータをセンサネットワーク部10から受信する処理を行う。

0022

アプリケーションシステム30側での利用側検索条件301の入力は、例えば端末の検索用画面で適宜のキーワードを入力することで可能である。利用側検索条件301とは、センシングデバイス20に関連するデータ、及びセンシングに関する属性(例えば温度センサの場合に、単に数値としての温度値℃)データを入力項目として含むデータテーブル等に入力された検索条件データである。利用側検索条件301は、後述するようにセンシングデータの変換用フォーマットテーブル500を介して配列し直されて(変換し直されて)、共通項目乃至は対応項目を有する提供側検索用データ101とのマッチングに供される。一例として、図2(B)の右側の利用側検索条件301に示されている項目を含む。

0023

センサネットワークサーバ40は、マイクロプロセッサ、記憶部、通信部、さらに必要に応じて入力部及び表示部等を備える汎用のコンピュータにより構成されている。センサネットワークサーバ40は、実行する機能として、プログラムである機能モジュールである検索用データ生成部50を有している。センサネットワークサーバ40は、検索用データ生成部50によって、利用側検索条件301から変換用フォーマットテーブル500(図2(B)参照)を生成する検索用センシングデータ生成処理、マッチング処理、またマッチング結果に伴う処理(センシングデータを要求元のアプリケーションシステム30に送信させる指示としてのデータフロー制御指令等)を行う。なお、変換用フォーマットテーブル500は、センサネットワークサーバ40内の前記記憶部(図略)に格納されている。

0024

検索用データ生成部50によるマッチング処理は、本実施形態では、センサネットワークサーバ40で行うが、検索用データ生成部50を構成する機能モジュールは、センサネットワーク部10側、アプリケーションシステム30側にインストールされて実行される態様でもよい。さらに、検索用データ生成部50をセンサネットワークサーバ40とは別にネットワーク90と通信可能に接続して利用する態様でもよい。

0025

続いて、図2図7を用いて、検索用データ生成部50の各実施形態について説明する。

0026

図2において、検索用データ生成部50は、利用側検索用データ取得部51及び検索用センシングデータ生成部52を備える。

0027

利用側検索用データ取得部51は、アプリケーションシステム30である利用側端末によって入力され、送信されてきた利用側検索条件301から、検索用のキーワードを抽出する処理を行う。

0028

検索用センシングデータ生成部52は、図2(B)に例示する、センシングデータの変換用フォーマットテーブル500のような、各項目が所定の順で配列されたデータテーブルを格納している。検索用センシングデータ生成部52は、この変換用フォーマットテーブル500内の該当する項目に、利用側検索用データ取得部51で抽出した検索用のキーワードを転記乃至は書き込む処理を行う。変換用フォーマットテーブル500は、センシングデバイス20に関するデータが書き込まれるヘッダ部501及びフッダ部503と、センシングデータに関するデータ(センシングデバイス20からセンシングされたデータの他、単なる数値を含む)が書き込まれるセンシングデータ部502を備えている。センシングデータ部502の項目としては、例えば、各種の環境項目、値を含む。数値データは、10進数表示でもよいし、16進数(0Xxxxxx)表記でもよい。このように、利用側の検索要求に基づいたデータ入力を、提供側のデータ項目への入力態様に対応した変換用フォーマットテーブル500の形式置換して、これを検索などに供することで、利用側が要求する検索項目に対する検索精度の向上を図る。

0029

図3において、検索用データ生成部50Aは、利用側検索用データ取得部51、検索用センシングデータ生成部52及び検索部53を備える。利用側検索用データ取得部51と検索用センシングデータ生成部52とは図2と同様な機能を実行する。

0030

検索部53は、センサネットワーク部10で作成され、センサネットワークサーバ40に予め登録された提供側の提供側検索用データと、検索用センシングデータ生成部52で生成された利用側検索用データとのマッチングを行う。なお、マッチングは、公知のように対応する項目の内容同士を比較して、例えば一致する項目を有するセンシングデバイス20を特定し、抽出することで行う。このように、利用側の観点での入力内容に応じてセンシングデバイス20及びセンシングデータに関する検索項目を含めてマッチングを行うので、利用側での検索条件の入力が容易のままでありながら、利用側の要求する検索項目に対する検索精度が向上する。

0031

図4において、検索用データ生成部50Bは、利用側検索用データ取得部51、検索用センシングデータ生成部521及び検索部53を備える。利用側検索用データ取得部51と検索部53とは図3と同様な機能を実行する。図4の例では、利用側検索条件301のうち、メーカー名や型番の項目に入力がなされていない場合の処理の一例を示している。このような場合、検索用センシングデータ生成部521は、データ種別等から該当するセンサメーカー毎(本例では3メーカー)の変換用フォーマットテーブル510,520,530を生成する。検索部53は、変換用フォーマットテーブル510,520,530毎に検索処理を行う。この結果、検索要求に応じたより細かな検索が可能となる。

0032

図5において、検索用データ生成部50Cは、利用側検索用データ取得部511、検索用センシングデータ生成部52、検索部531及び通知部54を備える。利用側検索用データ取得部511は、利用側検索条件301の取得処理に加えて、マッチングが成立した場合に、その結果を通知部54に送信する処理を行う。検索部531は、マッチング処理に加えて、マッチングが成立した場合に、その結果を通知部54に送信する処理を行う。通知部54は、利用側検索用データ取得部511および検索部531からのマッチング成立結果信号を受けて、センサネットワーク部10における提供側検索用データ101を生成した端末に、その旨を送信する処理を行う。このように検索結果や利用側検索条件を提供側にフィードバックすることで、提供側において精度の良い検索用データの作成に供することができる。なお、通知部54は、検索部531からの情報で通知処理を行う態様でもよい。

0033

図6において、検索用データ生成部50Dは、利用側検索用データ取得部51及び検索用センシングデータ生成部522を備える。

0034

ここでは、利用側検索条件301の温度項目が摂氏(℃)で入力される一方、変換用フォーマットテーブル500の温度値の入力項目がケルビン(K)である場合を示している。検索用センシングデータ生成部522は、温度値の入力に対して、変換式が設定されている。変換式は、例えば、図6(B)に示すように、
DECHEX (273 + Temp)
である。なお、図中、(1)は変換用フォーマットテーブル500の温度値の入力項目欄であり、(2)は10進数を16進数に変換する演算子、(3)は摂氏からケルビンに変換する換算部分である。この処理により、単位が摂氏からケルビンに変換されて転記されるので、利用側での入力が適宜検索に適した内容に変換され、これにより、検索精度が向上する。

0035

図7は、本発明の利用形態の一例である販売促進の処理を示すブロック図である。図7では、アプリケーションシステム30である利用側がコンサルティング事業者、例えば販促コンサルティング事業者の場合である。販促コンサルティング事業者のアプリケーションシステム60は、モニタ店舗Aの装置70と接続されている。モニタ店舗Aの装置70は、温度を計測する環境センサIと、店舗Aの売上を管理するPOSデータ部とを備え、温度及びPOSデータをネットワーク90を介してアプリケーションシステム60に送信する。なお、POSデータとは、店舗Aのレジシステム集計される売上額、例えば経時的な売上商品とその売上額である。アプリケーションシステム60は、経時的な売上商品とその売上額、及び温度データとを取り込んで、例えば所定温度、ここでは25℃において、ある商品(又はサービス)の売上が顕著になるというような、温度と売上との相関を得ることができる。

0036

また、アプリケーションシステム60は、検索用データ生成部50に対して利用側検索条件301を送出する。検索用データ生成部50には、提供側として、例えばコンサルティング対象店舗B,C,Dと接続され、提供側検索用データを受信する。コンサルティング対象店舗B,C,Dは、モニタ店舗Aの装置70と同様の構成を有する。検索用データ生成部50の検索部53は、提供側検索用データ101と変換用フォーマットテーブル500のデータとのマッチングを行う。

0037

図7の例では、利用側検索条件として、温度の項目に、例えば値25(℃)が入力されている。次いで、図中の(1)〜(3)の販促コンサルティングの手順処理について説明する。

0038

(1)販促コンサルティング事業者は、自社とモニタ契約をしているモニタ店舗Aの装置70から売上データ(POSデータ)と店舗内の温度等の環境センシングデータの提供を受けており、モニタ店舗Aの売上データと環境センシングデータから、商品の売上と店舗内環境の相関についての分析結果を保持している。この例では、店舗内温度が25℃のとき、特定の商品(サービス)の売上が伸びるとの相関があると想定している。

0039

(2)次の段階では、販促コンサルティング事業者は、自社と契約しているコンサルティング対象店舗(B,C,D,…)に設置されている環境センサII(81,82,83)のセンシングデータの情報、ここでは検索部53で温度とのマッチングを取得しながら、販促支援を行う。

0040

(3)その際、販促コンサルティング事業者は、分析結果に基づく温度データによって、ここでは25℃かどうかで対象店舗を検索する。対象店舗はセンシングデータを提供するだけでマッチングの有無がわかり、販売支援となる。特に、店舗内温度を25℃に調整する提案を予め受けることで販売促進が図れる。

0041

なお、本発明は、売上額と温度との関係に限定されず、各種の売上情報環境情報との相関分析結果を利用するものでもよい。また、販売店の販促に限定されず、各種の業務内容とその環境情報との相関分析結果に基づいてコンサルティングする態様にも適用できる。

0042

図8は、検索用データ生成部が行う検索用データの生成・検索処理を示す基本的なフローチャートである。先ず、利用側検索条件301の受信の有無が判断される(ステップS1)。利用側検索条件301の受信がない場合、本フローをスルーし、利用側検索条件301の受信がある場合、利用側検索条件301のうちから入力データの抽出が行われる(ステップS3)。次いで、抽出された入力データがセンシングデータの変換用フォーマットテーブル500の対応する項目に書き込まれる(ステップS5)。

0043

利用側であるアプリケーションシステム30側からの利用側検索条件301である入力データの、センシングデータの変換用フォーマットテーブル500の対応項目への書込みは、そのままの内容が転記される態様の他、図6に示したように、変換式を経た演算結果が書き込まれる態様でもよい。あるいは、観察対象との関係においてセンシングデバイス20に関するデータ(メタデータ)とセンシングデータとの関係を変換用フォーマットテーブル500の関連する項目に対して予め関連付けをしておき、利用側検索条件301で対応する項目に入力がなされている場合に、前記関連付け内容に従って検索条件の書き込みが行われるようにしてもよい。さらに、利用側検索条件301として入力された内容について、ネットワーク90上の関連サイトデータサーバ)に対してキーワード検索ブラウズ)するなどして関連情報(センシングデバイス20の仕様書等)を収集し、変換用フォーマットテーブル500の該当項目に関連付けるようにして、マッチングを実行すれば、入力操作に比して検索精度がより向上する。

0044

ステップS7では、提供側検索用データ101の取り込みが行われ(ステップS7)、次いで、検索、すなわちマッチング処理が実行される(ステップS9)。そして、マッチング結果に応じた処理が実行される(ステップS11)。例えば、マッチングが成立した場合には、マッチングしたセンシングデバイス20やセンシングデータを、アプリケーションシステム30のうちの検索要求元である利用側に送信する。また、マッチングの成立を、センサネットワーク部10のうちの、提供側検索用データ101を作成した提供元に通知する。一方、マッチングが不成立の場合には、その旨を検索要求元である利用側に送信するなどすればよい。

0045

また、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。

0046

また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。

0047

(付記1)
少なくとも1つのハードウェアプロセッサを有し、
前記ハードウェアプロセッサが、
端末から入力された、センサに関連する検索条件から検索用データを取得し、
取得した前記検索用データをもとに、前記センサ及びセンシングに関する項目を有する検索用センシングデータを生成する検索用データ生成装置。

0048

(付記2)
少なくとも1つのハードウェアプロセッサを用いて、
端末から入力された、センサに関連する検索条件から検索用データを取得し、
取得した前記検索用データをもとに、前記センサ及びセンシングに関する項目を有する検索用センシングデータを生成する検索用データ生成方法。

0049

1センサネットワークシステム
10センサネットワーク部
20センシングデバイス(センサ)
30アプリケーションシステム
40センサネットワークサーバ
50,50A,50B,50C,50D検索用データ生成部
51,511利用側検索用データ取得部(検索用データ取得部)
52,521,522検索用センシングデータ生成部(演算部)
53,531検索部
54通知部
301 利用側検索条件(検索条件)
500,510,520,530 フォーマットテーブル

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