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技術 車両用電子制御装置

出願人 新電元工業株式会社
発明者 内田義孝
出願日 2017年3月30日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2017-542926
公開日 2019年4月11日 (3ヶ月経過) 公開番号 WO2018-179262
状態 特許登録済
技術分野 電気装置のための箱体 車両用電気・流体回路
主要キーワード 固定対象部材 中央プレート 取り付け部品 端プレート 車両用電子制御装置 ケースカバー 樹脂ケース 金属ケース
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図面 (12)

課題・解決手段

車両用電子制御装置は、所定の電子制御を実行する制御部と、制御部が載置された基板と、制御部が載置された前記基板を内部に収納する樹脂ケースと、樹脂ケースを固定対象部材に直接的又は間接的に取り付けるための弾性力を有する取り付け部材と、を備え、樹脂ケースは、突起部と、取り付け部材を抑え且つ案内するための第1の抑え部及び第2の抑え部と、を有する。

概要

背景

従来、車両用電子制御装置の車体への取り付けでは、電子部品実装された基板金属ケース収納し、当該金属ケースと車体側部材とをネジで固定している。

近年、軽量化のため、樹脂ケースを適用することが求められている。一方、樹脂ケースと車体側部材との間の取り付け部品は金属製でなければならない。

このため、樹脂ケースと取り付け部材ブラケット)との結合部分の構造に工夫が必要となっている。

そして、樹脂ケースを用いた例では、樹脂ケースの側面に、取り付け部材を挿入するための溝部を設け、この溝部に突起部を設けている。

当該突起部が取り付け部材の開口部と係合することで、取り付け部材が樹脂ケースに固定される。特に、樹脂ケースの溝部に下側から挿入された取り付け部材は、樹脂ケースが(変形して、開口部と突起部が係合することで樹脂ケースに固定される。

しかしながら、変形した樹脂ケースは劣化により弾性力を失うため、取り付け部材と樹脂ケースの間には隙間が生じる。

すなわち、上記従来の車両用電子制御装置では、取り付け部材と樹脂ケースとの間が十分に固定されず、車体の振動に伴って、基板を収納した樹脂ケースが当該車体に対して揺動して、当該基板に積載された電子部品等の故障の原因になり得る。

概要

車両用電子制御装置は、所定の電子制御を実行する制御部と、制御部が載置された基板と、制御部が載置された前記基板を内部に収納する樹脂ケースと、樹脂ケースを固定対象部材に直接的又は間接的に取り付けるための弾性力を有する取り付け部材と、を備え、樹脂ケースは、突起部と、取り付け部材を抑え且つ案内するための第1の抑え部及び第2の抑え部と、を有する。

目的

そこで、本発明では、取り付け部材と樹脂ケースとの間を十分に固定して、基板を収納した樹脂ケースの車体に対する揺動を抑制することが可能な車両用電子制御装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

所定の電子制御を実行する制御部と、前記制御部が載置された基板と、前記制御部が載置された前記基板を内部に収納する樹脂ケースと、前記樹脂ケースを固定対象部材に直接的又は間接的に取り付けるための弾性力を有する取り付け部材と、を備え、前記樹脂ケースは、突起部と、前記取り付け部材を抑え且つ案内するための第1の抑え部及び第2の抑え部と、を有し、前記取り付け部材は、第1の方向に延在し、前記固定対象部材に直接的又は間接的に固定される基部と、前記基部から前記第1の方向と異なる方向に延在し、前記突起部を所定位置係合する係合部を含む中央プレート部と、第1のスリットを介して前記中央プレート部の第1の側部に隣接するように、前記基部から延在する第1の端プレート部と、第2のスリットを介して前記中央プレート部の第2の側部に隣接するように、前記基部から延在する第2の端プレート部と、を有し、前記第1の端プレート部が前記第1の抑え部で案内され且つ前記第2の端プレート部が前記第2の抑え部で案内され、前記中央プレート部の前記係合部が前記所定位置で前記突起部を係合し且つ前記中央プレート部が弾性力により前記突起部を抑えることにより、前記取り付け部材が前記樹脂ケースに固定されることを特徴とする車両用電子制御装置

請求項2

前記樹脂ケースは、前記第1及び第2の端プレート部が前記第1及び第2の抑え部で案内されることで、前記中央プレート部と接触して前記中央プレート部を弾性変形させるスロープ部をさらに備え、前記中央プレート部が弾性変形することにより、中央プレート部が弾性力により前記突起部を抑えることを特徴とする請求項1に記載の車両用電子制御装置。

請求項3

前記第1の抑え部と前記第2の抑え部とは、前記取り付け部材を案内する方向に平行に延在するように、前記樹脂ケースの側面に対向して設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両用電子制御装置。

請求項4

前記突起部は、前記スロープ部の先端に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両用電子制御装置。

請求項5

前記樹脂ケースは、前記第1の抑え部の表面と前記第2の抑え部の表面との間に接続され且つ前記樹脂ケースの前記側面に対向するように設けられた支持部をさらに備え、前記突起部は、前記樹脂ケースの前記側面に対向するように、前記支持部の側面に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車両用電子制御装置。

請求項6

前記係合部は、前記中央プレート部の先端部分を貫通する開口部であり、前記開口部に前記突起部が挿入されるとともに前記中央プレート部の前記先端部分が弾性力により前記突起部を抑えることで、前記突起部が前記係合部に係合されることを特徴とする請求項2に記載の車両用電子制御装置。

請求項7

前記取り付け部材は、前記中央プレート部の前記係合部が前記所定位置で前記突起部を係合できようにするための、前記第1の端プレート部に形成された第1のストッパー部、及び、前記第2の端プレート部に形成された第2のストッパー部を有し、前記第1のストッパー部が前記第1の抑え部の端部に当接し、且つ、第2のストッパー部が前記第2の抑え部の端部に当接することで、前記中央プレート部の前記係合部が前記所定位置で前記突起部を係合することを特徴とする請求項3に記載の車両用電子制御装置。

請求項8

前記第1の端プレート部の先端部分は、前記第1の抑え部に対して前記第1の端プレート部を所定位置に案内するために、前記第1のスリットが延びる方向に対して傾斜しているとともに、前記第2の端プレート部の先端部分は、前記第2の抑え部に対して前記第2の端プレート部を所定位置に案内するために、前記第2のスリットが延びる方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項3に記載の車両用電子制御装置。

請求項9

前記取り付け部材において、前記取り付け部材が前記樹脂ケースに固定された状態では、前記基部が延在する方向と、前記第1及び第2の端プレート部が延在する方向と、の間の角度は、鈍角であることを特徴とする請求項1に記載の車両用電子制御装置。

請求項10

前記取り付け部材において、前記取り付け部材が前記樹脂ケースに固定された状態では、前記基部が延在する方向と、前記中央プレート部が延在する方向と、の間の角度は、鋭角であることを特徴とする請求項9に記載の車両用電子制御装置。

請求項11

前記取り付け部材において、前記取り付け部材が前記樹脂ケースに固定される前の状態では、前記中央プレート部及び第1、第2の端プレート部は、前記基部から前記第1の方向と異なる第2の方向に延在していることを特徴とする請求項10に記載の車両用電子制御装置。

請求項12

前記取り付け部材において、前記取り付け部材が前記樹脂ケースに固定される前の状態では、前記基部の前記第1の方向と、前記第1及び第2の端プレート部の前記第2の方向と、の間の角度は、鋭角、又は、鈍角であることを特徴とする請求項11に記載の車両用電子制御装置。

請求項13

前記固定対象部材は、車両に積載されており、前記制御部は、前記車両の挙動を制御するためのECUであることを特徴とする請求項2に記載の車両用電子制御装置。

請求項14

前記車両に積載された前記固定対象部材に接続される車体側部材と、前記取り付け部材と前記車体側部材とを固定する固定部材と、をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の車両用電子制御装置。

請求項15

前記取り付け部材は、金属で構成され、前記基板は、取り付け部材を介して外部のグランド電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用電子制御装置。

技術分野

0001

本発明は、車両用電子制御装置に関する発明である。

背景技術

0002

従来、車両用電子制御装置の車体への取り付けでは、電子部品実装された基板金属ケース収納し、当該金属ケースと車体側部材とをネジで固定している。

0003

近年、軽量化のため、樹脂ケースを適用することが求められている。一方、樹脂ケースと車体側部材との間の取り付け部品は金属製でなければならない。

0004

このため、樹脂ケースと取り付け部材ブラケット)との結合部分の構造に工夫が必要となっている。

0005

そして、樹脂ケースを用いた例では、樹脂ケースの側面に、取り付け部材を挿入するための溝部を設け、この溝部に突起部を設けている。

0006

当該突起部が取り付け部材の開口部と係合することで、取り付け部材が樹脂ケースに固定される。特に、樹脂ケースの溝部に下側から挿入された取り付け部材は、樹脂ケースが(変形して、開口部と突起部が係合することで樹脂ケースに固定される。

0007

しかしながら、変形した樹脂ケースは劣化により弾性力を失うため、取り付け部材と樹脂ケースの間には隙間が生じる。

0008

すなわち、上記従来の車両用電子制御装置では、取り付け部材と樹脂ケースとの間が十分に固定されず、車体の振動に伴って、基板を収納した樹脂ケースが当該車体に対して揺動して、当該基板に積載された電子部品等の故障の原因になり得る。

先行技術

0009

昭63−133599号公報

発明が解決しようとする課題

0010

上述のように、従来の車両用電子制御装置では、取り付け部材と樹脂ケースとの間が十分に固定されず、車体の振動に伴って、基板を収納した樹脂ケースが当該車体に対して揺動する問題がある。

0011

そこで、本発明では、取り付け部材と樹脂ケースとの間を十分に固定して、基板を収納した樹脂ケースの車体に対する揺動を抑制することが可能な車両用電子制御装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

本発明の一態様に係る実施形態に従った車両用電子制御装置は、
所定の電子制御を実行する制御部と、
前記制御部が載置された基板と、
前記制御部が載置された前記基板を内部に収納する樹脂ケースと、
前記樹脂ケースを固定対象部材に直接的又は間接的に取り付けるための弾性力を有する取り付け部材と、を備え、
前記樹脂ケースは、突起部と、前記取り付け部材を抑え且つ案内するための第1の抑え部及び第2の抑え部と、を有し、
前記取り付け部材は、
第1の方向に延在し、前記固定対象部材に直接的又は間接的に固定される基部と、
前記基部から前記第1の方向と異なる方向に延在し、前記突起部を所定位置で係合する係合部を含む中央プレート部と、
第1のスリットを介して前記中央プレート部の第1の側部に隣接するように、前記基部から延在する第1の端プレート部と、
第2のスリットを介して前記中央プレート部の第2の側部に隣接するように、前記基部から延在する第2の端プレート部と、を有し、
前記第1の端プレート部が前記第1の抑え部で案内され且つ前記第2の端プレート部が前記第2の抑え部で案内され、前記中央プレート部の前記係合部が前記所定位置で前記突起部を係合し且つ前記中央プレート部が弾性力により前記突起部を抑えることにより、前記取り付け部材が前記樹脂ケースに固定される
ことを特徴とする。

0013

前記車両用電子制御装置において、
前記樹脂ケースは、
前記第1及び第2の端プレート部が前記第1及び第2の抑え部で案内されることで、前記中央プレート部と接触して前記中央プレート部を弾性変形させるスロープ部をさらに備え、
前記中央プレート部が弾性変形することにより、中央プレート部が弾性力により前記突起部を抑える
ことを特徴とする。

0014

前記車両用電子制御装置において、
前記第1の抑え部と前記第2の抑え部とは、前記取り付け部材を案内する方向に平行に延在するように、前記樹脂ケースの側面に対向して設けられている
ことを特徴とする。

0015

前記車両用電子制御装置において、
前記突起部は、前記スロープ部の先端に設けられている
ことを特徴とする。

0016

前記車両用電子制御装置において、
前記樹脂ケースは、前記第1の抑え部の表面と前記第2の抑え部の表面との間に接続され且つ前記樹脂ケースの前記側面に対向するように設けられた支持部をさらに備え、
前記突起部は、前記樹脂ケースの前記側面に対向するように、前記支持部の側面に設けられている
ことを特徴とする。

0017

前記車両用電子制御装置において、
前記係合部は、前記中央プレート部の先端部分を貫通する開口部であり、
前記開口部に前記突起部が挿入されるとともに前記中央プレート部の前記先端部分が弾性力により前記突起部を抑えることで、前記突起部が前記係合部に係合される
ことを特徴とする。

0018

前記車両用電子制御装置において、
前記取り付け部材は、前記中央プレート部の前記係合部が前記所定位置で前記突起部を係合できようにするための、前記第1の端プレート部に形成された第1のストッパー部、及び、前記第2の端プレート部に形成された第2のストッパー部を有し、
前記第1のストッパー部が前記第1の抑え部の端部に当接し、且つ、第2のストッパー部が前記第2の抑え部の端部に当接することで、前記中央プレート部の前記係合部が前記所定位置で前記突起部を係合する
ことを特徴とする。

0019

前記車両用電子制御装置において、
前記第1の端プレート部の先端部分は、前記第1の抑え部に対して前記第1の端プレート部を所定位置に案内するために、前記第1のスリットが延びる方向に対して傾斜しているとともに、
前記第2の端プレート部の先端部分は、前記第2の抑え部に対して前記第2の端プレート部を所定位置に案内するために、前記第2のスリットが延びる方向に対して傾斜している
ことを特徴とする。

0020

前記車両用電子制御装置において、
前記取り付け部材において、前記取り付け部材が前記樹脂ケースに固定された状態では、前記基部が延在する方向と、前記第1及び第2の端プレート部が延在する方向と、の間の角度は、鈍角である
ことを特徴とする。

0021

前記車両用電子制御装置において、
前記取り付け部材において、前記取り付け部材が前記樹脂ケースに固定された状態では、前記基部が延在する方向と、前記中央プレート部が延在する方向と、の間の角度は、鋭角である
ことを特徴とする。

0022

前記車両用電子制御装置において、
前記取り付け部材において、前記取り付け部材が前記樹脂ケースに固定される前の状態では、前記中央プレート部及び第1、第2の端プレート部は、前記基部から前記第1の方向と異なる第2の方向に延在している
ことを特徴とする。

0023

前記車両用電子制御装置において、
前記取り付け部材において、前記取り付け部材が前記樹脂ケースに固定される前の状態では、前記基部の前記第1の方向と、前記第1及び第2の端プレート部の前記第2の方向と、の間の角度は、鋭角、又は、鈍角であることを特徴とする。

0024

前記車両用電子制御装置において、
前記固定対象部材は、車両に積載されており、前記制御部は、前記車両の挙動を制御するためのECUである
ことを特徴とする。

0025

前記車両用電子制御装置において、
前記車両に積載された前記固定対象部材に接続される車体側部材と、
前記取り付け部材と前記車体側部材とを固定する固定部材と、をさらに備える
ことを特徴とする。

0026

前記車両用電子制御装置において、
前記取り付け部材は、金属で構成され、前記基板は、取り付け部材を介して外部のグランド電気的に接続されている
ことを特徴とする。

発明の効果

0027

本発明の一態様に係る車両用電子制御装置は、所定の電子制御を実行する制御部と、制御部が載置された基板と、制御部が載置された基板を内部に収納する樹脂ケースと、樹脂ケースを固定対象部材に直接的又は間接的に取り付けるための弾性力を有する取り付け部材と、を備える。

0028

そして、樹脂ケースは、突起部と、取り付け部材を抑え且つ案内するための第1の抑え部及び第2の抑え部と、を有する。

0029

そして、取り付け部材は、第1の方向に延在し、固定対象部材に直接的又は間接的に固定される基部と、基部から第1の方向と異なる方向に延在し、突起部を所定位置で係合する係合部を含む中央プレート部と、第1のスリットを介して中央プレート部の第1の側部に隣接するように、基部から延在する第1の端プレート部と、第2のスリットを介して中央プレート部の第2の側部に隣接するように、基部から延在する第2の端プレート部と、を有する。

0030

そして、第1の端プレート部が第1の抑え部で案内され且つ第2の端プレート部が第2の抑え部で案内され、中央プレート部の係合部が所定位置で突起部を係合し且つ中央プレート部が弾性力により突起部を抑えることにより、取り付け部材が樹脂ケースに固定される。

0031

すなわち、本発明の車両用電子制御装置では、車両に固定された状態においても、取り付け部材は弾性変形したままなので、取り付け部材は隙間無く樹脂ケースに十分に固定され、車体が振動した場合であっても、基板を収納した樹脂ケースの車体に対する揺動を抑制することができる。

0032

さらに、取り付け部材を弾性変形させるため、取り付け部材と樹脂ケースの間の隙間の大きさに製造上のバラツキがあったとしても、取り付け部材の樹脂ケースへの固定に対する影響を低減することができる。

図面の簡単な説明

0033

図1は、実施形態に係る車両用電子制御装置100の構成の一例を示す図である。
図2は、図1に示す車両用電子制御装置100の樹脂ケースCと取り付け部材Kとが固定されている領域を拡大した図である。
図3は、図1に示す車両用電子制御装置100の取り付け部材Kの構成の一例を示す図である。
図4は、図1に示す車両用電子制御装置100の樹脂ケースCと取り付け部材Kとが固定されている領域を上方から見た図である。
図5は、図4に示す領域のB−B線に沿った中央プレート部KMを含む断面の一例を示す図である。
図6は、図4に示す領域のA−A線に沿った第2の端プレート部K2を含む断面の一例を示す図である。
図7は、第2の実施形態に係る車両用電子制御装置200の構成の一例を示す図である。
図8は、図7に示す車両用電子制御装置200の組立前の状態に展開した図である。
図9は、図7に示す車両用電子制御装置200の取り付け部材Kが取り付けられる側面の領域の構成の一例を示す図である。
図10は、図7に示す車両用電子制御装置200の取り付け部材Kの構成の一例を示す図である。
図11は、第3の実施形態に係る車両用電子制御装置300の構成の一例を示す図である。

発明を実施するための最良の形態

0034

以下、本発明に係る実施形態について図面に基づいて説明する。

第1の実施形態

0035

図1は、実施形態に係る車両用電子制御装置100の構成の一例を示す図である。また、図2は、図1に示す車両用電子制御装置100の樹脂ケースCと取り付け部材Kとが固定されている領域を拡大した図である。また、図3は、図1に示す車両用電子制御装置100の取り付け部材Kの構成の一例を示す図である。また、図4は、図1に示す車両用電子制御装置100の樹脂ケースCと取り付け部材Kとが固定されている領域を上方から見た図である。また、図5は、図4に示す領域のB−B線に沿った中央プレート部KMを含む断面の一例を示す図である。また、図6は、図4に示す領域のA−A線に沿った第2の端プレート部K2を含む断面の一例を示す図である。

0036

なお、図1においては、簡単のため、固定対象部材1000である車両の一部を図示しているが、この固定対象部材1000と車両用電子制御装置100とを固定するネジ等は省略されている。

0037

図1に示すように、車両用電子制御装置100は、制御部Xと、基板Yと、樹脂ケースCと、取り付け部材(金具)Kと、端子部Gと、ケースカバーFと、を備える。

0038

制御部Xは、所定の電子制御を実行するようになっている。この制御部Xは、例えば、自動車二輪車等の車両の挙動やエンジンの制御を実行するECUである。ここでは、固定対象部材1000は、当該車両に積載されており、制御部Xは、当該車両の挙動を制御するためのECUである。

0039

また、基板Yは、制御部X、その他の電子部品、配線、端子部G等が載置されている。なお、端子部Gは、制御部X、その他の電子部品と、上記配線等により電気的に接続さて、当該車両の挙動の制御を実行するための所定の信号の入出力が可能になっている。

0040

また、樹脂ケースCは、例えば、図1に示すように、制御部Xが載置された基板Yを内部に収納している。

0041

また、ケースカバーFは、例えば、図1に示すように、係合部F1、F2が樹脂ケースCに係止されることで、樹脂ケースCの開口部Cbカバーする状態で、樹脂ケースCに固定される。このケースカバーFが樹脂ケースCに固定されることで、制御部Xを積載した基板Yが、樹脂ケースCの内部に封止される。

0042

ここで、上記樹脂ケースCは、例えば、図1から図4に示すように、突起部Tと、第1の抑え部h1及び第2の抑え部h2と、スロープ部S1、S2と、支持部Zと、を有する。

0043

第1の抑え部h1及び第2の抑え部h2は、樹脂ケースCの側面Caに設けられ、取り付け部材Kを抑え且つ該所定位置まで案内するようになっている。

0044

第1の抑え部h1は、樹脂ケースCの側面Caとの間で第1の端プレート部K1を抑えつつ、第1の端プレート部K1を該所定位置まで案内するようになっている。なお、図1図2図4の例では、第1の抑え部h1と樹脂ケースCの側面Caで構成される溝に第1の端プレート部K1が案内されるようになっている。

0045

この第1の抑え部h1は、取り付け部材Kを案内する方向に平行に延在するように、樹脂ケースCの側面Caに対向して設けられている。

0046

そして、第2の抑え部h2は、樹脂ケースCの側面Caとの間で第2の端プレート部K2を抑えつつ、第2の端プレート部K2を該所定位置まで案内するようになっている。なお、図1図2図4の例では、第2の抑え部h2と樹脂ケースCの側面Caで構成される溝に第2の端プレート部K2が案内されるようになっている。

0047

この第2の抑え部h2とは、取り付け部材Kを案内する方向に平行に延在するように、樹脂ケースCの側面Caに対向して設けられている。

0048

なお、例えば、図4図6に示すように、取り付け部材Kが該所定位置に案内された状態(樹脂ケースCに固定された状態)では、第1、第2の端プレート部K1、K2がそれぞれ第1、第2の抑え部h1、H2と接触していることで変形している。これにより、基部KBが延在する方向と、第1及び第2の端プレート部K1、K2が延在する方向と、の間の角度は、直角から鈍角になる。

0049

また、スロープ部S1、S2は、樹脂ケースCの側面Caに設けられている。なお、図1図2の例では、1個の取り付け部材Kに対して2つのスロープ部S1、S2が設けられているが、当該スロープ部は1個又は3個以上であってもよい。

0050

このスロープ部S1、S2は、第1及び第2の端プレート部K1、K2が第1及び第2の抑え部h1、h2で案内されることで、中央プレート部KMと接触して中央プレート部KMを弾性変形させるようになっている。

0051

中央プレート部KMがスロープ部S1、S2と接触して当該所定位置に向けてスライドする(案内される)ことで弾性変形することにより、中央プレート部KMが弾性力により突起部Tを抑えるようになっている。

0052

例えば、図4図5に示すように、取り付け部材Kが該所定位置に案内された状態(樹脂ケースCに固定された状態)では、中央プレート部KMがスロープ部S1、S2と接触していることで変形している。これにより、基部KBが延在する方向と、中央プレート部KMが延在する方向と、の間の角度は、直角から鋭角になる。

0053

また、支持部Zは、第1の抑え部h1の表面と第2の抑え部h2の表面(樹脂ケースCの側面Caと対向しない部分)との間に接続され且つ樹脂ケースCの側面Caに少なくとも部分的に対向するように設けられている。

0054

また、突起部Tは、樹脂ケースCの側面Caに対向するように、支持部Zの側面Za(樹脂ケースCに対向する側面)に設けられている。

0055

また、取り付け部材Kは、樹脂ケースCを固定対象部材1000に直接的又は間接的に取り付けるための弾性力を有する。

0056

この取り付け部材Kは、導電性を有する部材、例えば、金属で構成される。この場合、基板Yは、取り付け部材Kを介して外部のグランドに電気的に接続されるようにしてもよい。

0057

また、取り付け部材Kは、例えば、一体成形により形成されている。

0058

ここで、この取り付け部材Kは、例えば、図1から図3に示すように、基部KBと、中央プレート部KMと、第1の端プレート部K1と、第2の端プレート部K2と、第1のストッパー部K1aと、第2のストッパー部K2aと、を有する。

0059

基部KBは、第1の方向D1に延在し、固定対象部材1000に直接的又は間接的に固定されるようになっている。また、この基部KBには、固定対象部材1000に取り付け部材Kをネジ止めするためのネジ穴KBaが形成されている。

0060

中央プレート部KMは、基部KBから延在し、突起部Tを所定位置で係合する係合部KLを含む。

0061

この中央プレート部KMの係合部KLは、例えば、図1ないし図3に示すように、中央プレート部KMの先端部分を貫通する開口部である。

0062

この係合部KLである開口部に突起部Tが挿入されるとともに中央プレート部KMの先端部分が弾性力により突起部Tを抑えることで、突起部Tが係合部KLに係合されるようになっている。

0063

そして、この中央プレート部KMの係合部KLが突起部Tに係合した(突起部Tが開口部に挿入された)位置が、既述の所定位置に対応し、この所定位置が樹脂ケースCに取り付け部材Kが固定されている位置である。

0064

また、第1の端プレート部K1は、第1のスリットK1Sを介して中央プレート部KMの第1の側部に隣接するように、基部KBから延在している。

0065

また、第1の端プレート部K1の先端部分K1bは、第1の抑え部h1に対して第1の端プレート部K1を該所定位置に案内するために、第1のスリットK1Sが延びる方向に対して傾斜している(図3)。

0066

また、第2の端プレート部K2は、第2のスリットK2Sを介して中央プレート部KMの第2の側部に隣接するように、基部KBから延在している。

0067

また、第2の端プレート部K2の先端部分K1bは、第2の抑え部h2に対して第2の端プレート部K2を該所定位置に案内するために、第2のスリットK2Sが延びる方向に対して傾斜している(図3)。

0068

また、例えば、図3に示すように、第1の端プレート部K1の基部KB側には第1のストッパー部K1aが形成され、及び、第2の端プレート部K2の基部KB側には第2のストッパー部K2aが形成されている。これらの第1のストッパー部K1a及び第2のストッパー部K2aは、例えば、図3に示すように、中央プレート部KMの係合部KLが該所定位置で突起部Tと係合できようにするためのもの(エッジ)である。

0069

すなわち、第1のストッパー部K1aが第1の抑え部h1の端部に当接し、且つ、第2のストッパー部が第2の抑え部h2の端部に当接することで、中央プレート部KMの係合部KLが当該所定位置で突起部Tを係合するようになっている(図1図2)。

0070

ここで、取り付け部材Kにおいて、取り付け部材Kが樹脂ケースCに固定される前の状態では、中央プレート部KM及び第1、第2の端プレート部K1、K2は、第1の方向に延在する基部KBから、第2の方向D2に延在している(図3)。

0071

この図3の例では、取り付け部材Kにおいて、取り付け部材Kが樹脂ケースCに固定される前の状態では、基部KBの第1の方向D1と、第1及び第2の端プレート部K1、K2の第2の方向D2と、の間の角度θは、直角である。

0072

なお、取り付け部材Kにおいて、取り付け部材Kが樹脂ケースCに固定される前の状態では、固定後の弾性力が増加するように、基部KBの第1の方向D1と、第1及び第2の端プレート部K1、K2の第2の方向D2と、の間の角度は、鋭角、又は、鈍角であるようにしてもよい。

0073

そして、第1の端プレート部K1が第1の抑え部h1で案内され且つ第2の端プレート部K2が第2の抑え部h2で案内され、中央プレート部KMの係合部KLが所定位置で突起部Tを係合し且つ中央プレート部KMが弾性力により突起部Tを抑えることにより、取り付け部材Kが樹脂ケースCに固定されるようになっている。

0074

そして、例えば、既述の図4図5に示すように、取り付け部材Kにおいて、取り付け部材Kが樹脂ケースCに固定された状態では、基部KBが延在する方向と、中央プレート部KMが延在する方向と、の間の角度は、鋭角である。

0075

さらに、既述の図4図6に示すように、取り付け部材Kにおいて、取り付け部材Kが樹脂ケースCに固定された状態では、基部KBが延在する方向と、第1及び第2の端プレート部K1、K2が延在する方向と、の間の角度は、鈍角である。

0076

これにより、当該固定された状態では、中央プレート部KMと第1及び第2の端プレート部K1、K2とが基部KBから延在する方向が変化するため、中央プレート部KMの弾性力と第1及び第2の端プレート部K1、K2の弾性力の両方が発生する状態になる。

0077

すなわち、取り付け部材Kと樹脂ケースCとが固定される弾性力の増加を図ることができる。特に、中央プレート部KMの弾性力と第1及び第2の端プレート部K1、K2の弾性力のバランスキャンセルする事により、基部KBの位置を保つと同時に弾性変形を確実にすることができる。

0078

このように、第1の実施形態に係る車両用電子制御装置100は、スロープ部S1、S2により取り付け部材Kの中央プレート部KMを弾性変形させつつ、樹脂ケースCに対して取り付け部材Kを所定位置に案内させて、取り付け部材Kの開口部と樹脂ケースCの突起部Tを係合させることで、取り付け部材Kを樹脂ケースCに固定する。

0079

ここで、以上のような構成を有する車両用電子制御装置100の製造方法の一例について説明する。

0080

例えば、図1に示すように、樹脂ケースCに、制御部Xが載置された基板Yを内部に収納する。

0081

そして、ケースカバーFは、例えば、図1に示すように、係合部F1、F2が樹脂ケースCに係止されることで、樹脂ケースCの開口部Cbをカバーする状態で、樹脂ケースCに固定する。

0082

その後、樹脂ケースCに取り付け部材Kを固定する。より詳しくは、既述のように、第1の端プレート部K1が第1の抑え部h1で案内され且つ第2の端プレート部K2が第2の抑え部h2で案内され、中央プレート部KMはスロープ部S1、S2の斜面により弾性変形しつつ前進する。そして、中央プレート部KMの係合部KLが所定位置で突起部Tを係合し且つ中央プレート部KMが弾性力により突起部Tを抑えることにより、取り付け部材Kが樹脂ケースCに固定する。

0083

中央プレート部KMの係合部KL(開口部)が突起部Tに係合すると、中央プレート部KMの復元力により、取り付け部材Kは樹脂ケースCに隙間無く固定される。固定された状態においても、取り付け部材Kは、スロープ部S1、S2により押圧されるため、弾性変形している。

0084

そして、例えば、既述の図4図5に示すように、取り付け部材Kにおいて、取り付け部材Kが樹脂ケースCに固定された状態では、基部KBが延在する方向と、中央プレート部KMが延在する方向と、の間の角度は、鋭角になる。

0085

さらに、既述の図4図6に示すように、取り付け部材Kにおいて、取り付け部材Kが樹脂ケースCに固定された状態では、基部KBが延在する方向と、第1及び第2の端プレート部K1、K2が延在する方向と、の間の角度は、鈍角になる。

0086

これにより、当該固定された状態では、中央プレート部KMと第1及び第2の端プレート部K1、K2とが基部KBから延在する方向が変化するため、中央プレート部KMの弾性力と第1及び第2の端プレート部K1、K2の弾性力の両方が発生する状態になる。

0087

すなわち、取り付け部材Kと樹脂ケースCとが固定される弾性力の増加を図ることができる。特に、中央プレート部KMの弾性力と第1及び第2の端プレート部K1、K2の弾性力のバランスをキャンセルする事により、基部KBの位置を保つと同時に弾性変形を確実にすることができる。

0088

その後、取り付け部材Kの基部KBと固定対象部材1000とを図示しないネジ等で固定することにより、車両用電子制御装置100が固定対象部材1000、すなわち当該車両に固定されることとなる。

0089

以上のように、本発明の一態様に係る車両用電子制御装置は、所定の電子制御を実行する制御部と、制御部が載置された基板と、制御部が載置された基板を内部に収納する樹脂ケースと、樹脂ケースを固定対象部材に直接的又は間接的に取り付けるための弾性力を有する取り付け部材と、を備える。

0090

そして、樹脂ケースは、突起部と、取り付け部材を抑え且つ案内するための第1の抑え部及び第2の抑え部と、を有する。

0091

そして、取り付け部材は、第1の方向に延在し、固定対象部材に直接的又は間接的に固定される基部と、基部から第1の方向と異なる方向に延在し、突起部を所定位置で係合する係合部を含む中央プレート部と、第1のスリットを介して中央プレート部の第1の側部に隣接するように、基部から延在する第1の端プレート部と、第2のスリットを介して中央プレート部の第2の側部に隣接するように、基部から延在する第2の端プレート部と、を有する。

0092

そして、第1の端プレート部が第1の抑え部で案内され且つ第2の端プレート部が第2の抑え部で案内され、中央プレート部の係合部が所定位置で突起部を係合し且つ中央プレート部が弾性力により突起部を抑えることにより、取り付け部材が樹脂ケースに固定される。

0093

すなわち、本実施形態に係る車両用電子制御装置では、車両に固定された状態においても、取り付け部材は弾性変形したままなので、取り付け部材は隙間無く樹脂ケースに十分に固定され、車体が振動した場合であっても、基板を収納した樹脂ケースの車体に対する揺動を抑制することができる。

0094

さらに、取り付け部材を弾性変形させるため、取り付け部材と樹脂ケースの間の隙間の大きさに製造上のバラツキがあったとしても、取り付け部材の樹脂ケースへの固定に対する影響を低減することができる。

0095

(第2の実施形態)
既述の第1の実施形態では、突起部Tが樹脂ケースCの側面Caに対向するように、支持部Zの側面Zaに設けられた場合について説明した。

0096

しかし、この支持部材Zを省略し、突起部Tが樹脂ケースCの側面Caのスロープ部Sに設けられてもよい。

0097

そこで、本第2の実施形態においては、突起部Tが樹脂ケースCの側面Caのスロープ部Sに設けられた車両用電子制御装置200の構成の一例について説明する。

0098

図7は、第2の実施形態に係る車両用電子制御装置200の構成の一例を示す図である。また、図8は、図7に示す車両用電子制御装置200の組立前の状態に展開した図である。また、図9は、図7に示す車両用電子制御装置200の取り付け部材Kが取り付けられる側面の領域の構成の一例を示す図である。また、図10は、図7に示す車両用電子制御装置200の取り付け部材Kの構成の一例を示す図である。なお、図7から図10において、第1の実施形態と同じ符号は、同様の構成を示すため、その説明を省略する。

0099

図7図8に示すように、第2の実施形態に係る車両用電子制御装置200は、制御部Xと、基板Yと、樹脂ケースCと、取り付け部材(金具)Kと、端子部Gと、ケースカバーFと、車体側部材201と、固定部材(ネジ)202と、を備える。

0100

そして、車体側部材201は、当該車両に積載された固定対象部材1000に接続されるようになっている。

0101

また、固定部材(ネジ)202は、取り付け部材Kと車体側部材とを固定するようになっている。

0102

ここで、図9に示すように、樹脂ケースCは、突起部Tと、第1の抑え部h1及び第2の抑え部h2と、スロープ部Sと、支持部Zと、を有する。

0103

突起部Tは、樹脂ケースCの側面Caに設けられたスロープ部Sの先端に設けられている。なお、図9の例では、1個の取り付け部材Kに対してスロープ部Sは1個であるが、既述のように、2個以上設けられていてもよい。

0104

そして、図10に示すように、取り付け部材Kは、基部KBと、中央プレート部KMと、第1の端プレート部K1と、第2の端プレート部K2と、第1のストッパー部K1aと、第2のストッパー部K2aと、を有する。

0105

このように、車両用電子制御装置200は、基本的な構成に関して、突起部Tが樹脂ケースCの側面Caのスロープ部Sに設けられている点が異なる。

0106

しかしながら、第1の実施形態と同様に、第1の端プレート部K1が第1の抑え部h1で案内され且つ第2の端プレート部K2が第2の抑え部h2で案内され、中央プレート部KMの係合部KLが所定位置で突起部Tを係合し且つ中央プレート部KMが弾性力により突起部Tを抑えることにより、取り付け部材Kが樹脂ケースCに固定されるようになっている。

0107

すなわち、本実施形態に係る車両用電子制御装置では、車両に固定された状態においても、取り付け部材は弾性変形したままなので、取り付け部材は隙間無く樹脂ケースに十分に固定され、車体が振動した場合であっても、基板を収納した樹脂ケースの車体に対する揺動を抑制することができる。

0108

さらに、本実施形態に係る車両用電子制御装置では、第1の実施形態と同様に、取り付け部材を弾性変形させるため、取り付け部材と樹脂ケースの間の隙間の大きさに製造上のバラツキがあったとしても、取り付け部材の樹脂ケースへの固定に対する影響を低減することができる。

0109

(第3の実施形態)
本第3の実施形態においては、取り付け部材Kと樹脂ケースCとをより確実に固定することが可能な車両用電子制御装置300の構成の一例について説明する。

0110

図11は、第3の実施形態に係る車両用電子制御装置300の構成の一例を示す図である。なお、図11において、第1、第2の実施形態と同じ符号は、同様の構成を示すため、その説明を省略する。

0111

図11に示すように、樹脂ケースCの下面にボス(突起)を設け、取り付け部材Kの基部KBに開口を設けて、両者が勘合するようにしてもよい。これにより、取り付け部材Kの回転方向の変動を抑制することができる。

0112

この第3の実施形態に係る車両用電子制御装置300は、第1、第2の実施形態と同様に、第1の端プレート部K1が第1の抑え部h1で案内され且つ第2の端プレート部K2が第2の抑え部h2で案内され、中央プレート部KMの係合部KLが所定位置で突起部Tを係合し且つ中央プレート部KMが弾性力により突起部Tを抑えることにより、取り付け部材Kが樹脂ケースCに固定されるようになっている。

0113

すなわち、本実施形態に係る車両用電子制御装置では、車両に固定された状態においても、取り付け部材は弾性変形したままなので、取り付け部材は隙間無く樹脂ケースに十分に固定され、車体が振動した場合であっても、基板を収納した樹脂ケースの車体に対する揺動を抑制することができる。

0114

さらに、本実施形態に係る車両用電子制御装置では、第1の実施形態と同様に、取り付け部材を弾性変形させるため、取り付け部材と樹脂ケースの間の隙間の大きさに製造上のバラツキがあったとしても、取り付け部材の樹脂ケースへの固定に対する影響を低減することができる。

0115

すなわち、本実施形態に係る車両用電子制御装置では、車両に固定された状態においても、取り付け部材は弾性変形したままなので、取り付け部材は隙間無く樹脂ケースに十分に固定され、車体が振動した場合であっても、基板を収納した樹脂ケースの車体に対する揺動を抑制することができる。

0116

さらに、取り付け部材を弾性変形させるため、取り付け部材と樹脂ケースの間の隙間の大きさに製造上のバラツキがあったとしても、取り付け部材の樹脂ケースへの固定に対する影響を低減することができる。

0117

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

0118

100車両用電子制御装置
X 制御部
Y基板
C樹脂ケース
K取り付け部材
G端子部
Fケースカバー
T突起部
h1 第1の抑え部
h2 第2の抑え部
S1、S2スロープ部
Z 支持部
KB基部、
KM中央プレート部
K1 第1の端プレート部
K2 第2の端プレート部
K1a 第1のストッパー部
K2a 第2のストッパー部

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