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技術 作画支援装置、表示システムおよび作画支援方法

出願人 三菱電機株式会社
発明者 山田智子的場祐弥
出願日 2017年3月8日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-502023
公開日 2019年3月14日 (2ヶ月経過) 公開番号 WO2018-163311
状態 特許登録済
技術分野 デジタル計算機の表示出力 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード サイズ調整後 スイッチオブジェクト プログラマブル表示器用 通常呼び出し 駆動機器 各画面データ 呼び出し対象 大型モニタ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年3月14日)のものです。
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図面 (19)

課題・解決手段

プログラマブル表示器用画面を表示するための第1の画面データを記憶する記憶部と、記憶部に記憶された第1の画面データを用いて端末に表示するための第2の画面に第1の画面のうちの少なくとも一部である呼び出し画像を配置する呼び出し部(123)と、呼び出し画像のサイズの調整を行う調整部(124)と、を備える。

概要

背景

プログラマブル表示器は、通常、プログラマブルロジックコントローラ(以後、PLC(Programmable Logic Controller)と呼ぶ)、センサ駆動機器入出力装置といった装置と接続され、装置の状態の表示、および装置の操作に用いられる。

近年では、装置の状態をプログラマブル表示器だけでなく、アンドン、大型モニタおよび携帯端末といった表示装置で表示したいという要望が増加している。アンドンとは、生産現場において生産の状態を報知するために用いられる表示装置である。

これらの要望に対し、プログラマブル表示器用に作成された画面データを用いて、アンドン、大型モニタおよび携帯端末といった表示装置における画面表示を実現することが考えられる。しかしながら、一般にこれらの表示装置とプログラマブル表示器は画面のサイズが異なるため、プログラマブル表示器用に作成された画面データに対して何らかの変更が行われることになる。

一方、様々な画面サイズに応じた画面データをそれぞれ生成しておくと、これらの画面データを記憶しておくためにメモリ容量の確保が必要となる。特許文献1には、メモリ容量を抑制して様々な画面サイズに対応した画面データを生成することができる作画支援システムが開示されている。特許文献1に記載の作画支援システムは、画面データを、任意の画面に対する相対的な配置情報から成る相対情報画面データに変換することにより、メモリ容量を抑制している。

概要

プログラマブル表示器用の画面を表示するための第1の画面データを記憶する記憶部と、記憶部に記憶された第1の画面データを用いて端末に表示するための第2の画面に第1の画面のうちの少なくとも一部である呼び出し画像を配置する呼び出し部(123)と、呼び出し画像のサイズの調整を行う調整部(124)と、を備える。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、既存の画面データを流用して表示画面を作成する際に流用された画面データのサイズを容易に変更可能な作画支援装置を得ることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1の画面の画面データである第1の画面データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記第1の画面データを用いて第2の画面に前記第1の画面のうちの少なくとも一部である呼び出し画像を配置する呼び出し部と、前記呼び出し画像のサイズの調整を行う調整部と、を備えることを特徴とする作画支援装置

請求項2

前記呼び出し画像は、前記第1の画面であることを特徴とする請求項1に記載の作画支援装置。

請求項3

前記呼び出し画像は、前記第1の画面のうちのエリアにより指定されることを特徴とする請求項1に記載の作画支援装置。

請求項4

前記呼び出し画像は、前記第1の画面を構成する画像であるオブジェクト単位で指定されることを特徴とする請求項1に記載の作画支援装置。

請求項5

前記呼び出し画像のサイズを示す情報を、前記第2の画面の画面データに付加することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の作画支援装置。

請求項6

前記サイズを示す情報は、前記第1の画面のサイズに対する前記呼び出し画像のサイズの比を示す情報であることを特徴とする請求項5に記載の作画支援装置。

請求項7

前記呼び出し画像は、複数の前記第1の画面であり、前記呼び出し部は、前記第2の画面を分割するための分割数の入力を受け付け、分割数に基づいて、前記第2の画面を複数の前記第1の画面を配置するための、複数の前記第1の画面の配置位置およびサイズを算出し、算出した配置位置およびサイズに基づいて、前記第2の画面に、複数の前記第1の画面を配置することを特徴とする請求項1に記載の作画支援装置。

請求項8

前記第1の画面が、前記呼び出し画像として用いられる場合に、前記呼び出し画像の編集可否を示す情報の入力を受け付ける作成部、を備え、前記第1の画面データは、前記編集の可否を示す情報を含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の作画支援装置。

請求項9

前記第1の画面は、プログラマブル表示器に表示される画面であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の作画支援装置。

請求項10

請求項1から9のいずれか1つに記載の作画支援装置と、前記作画支援装置により作成された画面データに基づいて画面表示を行う端末と、を備えることを特徴とする表示システム

請求項11

作画支援装置が、第1の画面の画面データである第1の画面データを記憶部に記憶する第1のステップと、前記記憶部に記憶された前記第1の画面データを用いて第2の画面に前記第1の画面のうちの少なくとも一部である呼び出し画像を配置する第2のステップと、前記呼び出し画像のサイズの調整を行う第3のステップと、を含むことを特徴する作画支援方法

技術分野

0001

本発明は、既存の画面データを用いた作画支援する作画支援装置、表示システムおよび作画支援方法に関する。

背景技術

0002

プログラマブル表示器は、通常、プログラマブルロジックコントローラ(以後、PLC(Programmable Logic Controller)と呼ぶ)、センサ駆動機器入出力装置といった装置と接続され、装置の状態の表示、および装置の操作に用いられる。

0003

近年では、装置の状態をプログラマブル表示器だけでなく、アンドン、大型モニタおよび携帯端末といった表示装置で表示したいという要望が増加している。アンドンとは、生産現場において生産の状態を報知するために用いられる表示装置である。

0004

これらの要望に対し、プログラマブル表示器用に作成された画面データを用いて、アンドン、大型モニタおよび携帯端末といった表示装置における画面表示を実現することが考えられる。しかしながら、一般にこれらの表示装置とプログラマブル表示器は画面のサイズが異なるため、プログラマブル表示器用に作成された画面データに対して何らかの変更が行われることになる。

0005

一方、様々な画面サイズに応じた画面データをそれぞれ生成しておくと、これらの画面データを記憶しておくためにメモリ容量の確保が必要となる。特許文献1には、メモリ容量を抑制して様々な画面サイズに対応した画面データを生成することができる作画支援システムが開示されている。特許文献1に記載の作画支援システムは、画面データを、任意の画面に対する相対的な配置情報から成る相対情報画面データに変換することにより、メモリ容量を抑制している。

先行技術

0006

特開2012−8893号公報

発明が解決しようとする課題

0007

特許文献1に記載の技術では、同一の画面が様々な画面サイズの表示器においてそれぞれ画面サイズに応じて表示可能なように、各画面サイズに応じた画面データに変換している。特許文献1に記載の技術では、想定している複数の表示器は、画面サイズは異なるものの種別としては単一すなわち全てがプログラマブル表示器であるため、このように同一の画面が表示されることで問題無い。一方、プログラマブル表示器以外の表示装置、例えばアンドン、大型モニタおよび携帯端末といった表示装置に表示する場合には、プログラマブル表示器と完全に同一の画面ではない画面の表示が望まれることが考えられる。例えば、プログラマブル表示器に表示される画面に追加の情報を含めて表示装置に表示したり、プログラマブル表示器に表示される画面から一部を削除して表示したりといった要望が考えられる。このような場合、既存の画面データを、画面サイズから定まる画面の大きさとは異なる大きさで画面表示可能であることが望ましい。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、既存の画面データをそのまま、それぞれの画面サイズに応じた画面データに変換するため、変換後の画面データに情報を追加、削除する場合、画面データを配置し直す必要があるという問題があった。

0008

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、既存の画面データを流用して表示画面を作成する際に流用された画面データのサイズを容易に変更可能な作画支援装置を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる作画支援装置は、第1の画面の画面データである第1の画面データを記憶する記憶部を備える。作画支援装置は、記憶部に記憶された第1の画面データを用いて第2の画面に第1の画面のうちの少なくとも一部である呼び出し画像を配置する呼び出し部と、呼び出し画像のサイズの調整を行う調整部と、を備える。

発明の効果

0010

本発明にかかる作画支援装置は、既存の画面データを流用して表示画面を作成する際に流用された画面データのサイズを容易に変更可能であるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0011

本発明の実施の形態にかかる表示システムの構成例を示す図
作画支援装置の演算部の構成例を示す図
端末の演算部の構成例を示す図
制御回路の構成例を示す図
作画支援装置により作成される画面データを含む画面情報の一例を示す図
端末へ表示するための画面の作成処理手順の一例を示すフローチャート
新規画面の作成用の作成画面が表示された状態の一例を示す図
画面イメージ一覧を含む画面および呼び出し画面が配置された作成画面の一例を示す図
割合の算出方法を説明するための図
画面呼び出しを用いた画面が作成された場合の画面情報の構成例を示す図
画面イメージ一覧を含む画面および呼び出し対象の選択画面の一例を示す図
エリア単位で呼び出し対象が選択された場合のオブジェクト情報の一例を示す図
端末における画面表示の処理手順の一例を示すフローチャート
複数の画面を画面呼び出しにより配置する場合の自動サイズ調整処理手順の一例を示すフローチャート
テップS42で表示される画面の一例を示す図
編集可否の設定画面の一例を示す図
編集可否の設定が行われる場合の画面データの一例を示す図
サイズ変更が不可と設定されている画面を呼び出し画面として呼び出した場合の作成画面の一例を示す図

実施例

0012

以下に、本発明の実施の形態にかかる作画支援装置、表示システムおよび作画支援方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。

0013

実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかる表示システムの構成例を示す図である。実施の形態にかかる表示システム5は、作画支援装置1、表示器2および端末3を備える。表示器2は、外部機器4に接続可能である。図1では、表示器2が外部機器4に接続された例を示している。

0014

外部機器4は、PLC、センサ、駆動機器、入出力装置といった装置である。表示器2は、プログラマブル表示器であり、外部機器4の状態を表示する。また、表示器2は、ユーザからの外部機器4に対する操作を受け付ける。作画支援装置1は、表示器2に表示される画面の作成を支援し、作成された画面を示すデータである画面データを記憶可能な装置である。また、本実施の形態の作画支援装置1は、表示器2用として作成された画面のデータである画面データを用いて、端末3に表示することが可能な画面データを生成することができる。以下、表示器2用として作成された第1の画面のデータを、既存の画面データまたは第1の画面データと呼ぶ。なお、本実施の形態の表示器2がプログラマブル表示器である例を説明するが、表示器2は、既存の画面データに対応する表示器であればよく、プログラマブル表示器に限定されない。

0015

端末3は、ディスプレイモニタなどの表示部と通信機能を有する端末である。端末3は、例えば、アンドン、大型モニタ、またはスマートフォンタブレットである。図1では、端末3を1台図示しているが、端末3は複数であってもよい。また、表示システム5が複数の端末3を備える場合、複数の端末3は異なる種別の装置で構成されてもよい。例えば、複数の端末3としてスマートフォン、アンドンおよび大型モニタが混在していてもよい。本実施の形態では、端末3は、表示器2用に作成された既存の画面データの少なくとも一部を流用した画面を表示することが可能である。

0016

本実施の形態の作画支援装置1は、新規画面の画面データを作成する際に、作成中の新規画面に、既存の画面データの少なくとも一部を配置することが可能である。このように、新規画面内に既存の画面データを配置することを画面呼び出しと呼ぶ。ユーザは、作画支援装置1を用いて、画面呼び出しにより新規画面に既存画面データを配置し、新規画面にさらに別の描画オブジェクトを配置するといったことも可能である。

0017

一方、上記の画面呼び出しにより呼び出された画面データは、一般に、新規画面内に固定のサイズで配置される。画面呼び出しは、一般には、表示器2用の新規画面の作成時に用いられるため、表示器2に適切なサイズとなっている。しかしながら、端末3の画面サイズは、一般には、表示器2の画面サイズとは異なる。また、端末3に表示する場合には、表示器2に表示する場合と用途が異なる場合もあり、ユーザが、端末3に表示させたい画面のサイズは表示器2に表示させる画面のサイズと同一とは限らない。本実施の形態の作画支援装置1は、画面呼び出しにより呼び出された画面データのサイズの変更を受け付ける。これにより、作画支援装置1は、端末3に表示するための新規画面を既存の画面データを流用して作成する際に、既存の画面データが表示されるサイズを容易に変更できる。

0018

また、一般的な作画支援装置では、既存の画面データのうち一部を流用して端末3用の画面データを作成する場合、既存の画面データのうち必要な部分が抽出された画面データを生成し、この生成した画面データを画面呼び出しにより配置することになる。これに対し、本実施の形態の作画支援装置1は、呼び出された画面データ内に配置されたオブジェクト単位で、新規作成画面への配置を可能とする。これにより、ユーザは、既存の画面データのうち一部を流用した画面を容易に作成することができる。以下、本実施の形態の表示システム5を構成する各構成要素の構成および動作について詳細に説明する。

0019

図1に示すように、作画支援装置1は、通信部11、演算部12、記憶部13、表示部14および入力部15を備える。通信部11は、後述する表示器2の通信部21との間で通信を行う。通信部11と通信部21との間で行われる通信は、有線通信であっても無線通信であってもよい。演算部12は、作画支援装置1における演算を実行する。詳細には、演算部12は、本実施の形態の作画支援処理を含む処理を実行する。演算部12の詳細については後述する。記憶部13は、演算部12により生成される画面データの集合である画像情報を記憶する。すなわち、記憶部13は、表示器2用の画面データである第1の画面データを含む画面情報を記憶する。表示部14は、演算部12からの指示に従って画面データをはじめとした画像データを表示する。表示部14は、ディスプレイ、モニタが例示される。入力部15は、ユーザからの入力を受け付けて、受け付けた情報を演算部12へ出力する。入力部15は、キーボードマウスが例示される。表示部14と入力部15が一体化されて、タッチパネルなどにより表示部14および入力部15が実現されてもよい。

0020

図2は、作画支援装置1の演算部12の構成例を示す図である。演算部12は、作画支援処理を実施する作画支援処理部121を含む。作画支援処理部121は、作成部122、呼び出し部123、調整部124およびデータ生成部125を備える。作成部122は、表示器2、端末3をはじめとした、表示部を備える装置において表示される画面データを作成する。呼び出し部123は、画面呼び出しを制御する。すなわち、呼び出し部123は、記憶部13に記憶された第1の画面データを用いて、新規の作成画面である第2の画面に第1の画面のうちの少なくとも一部である呼び出し画像を配置する。呼び出し画像は、作成画面に配置される画像であり、既存の画面データである第1の画面全部または一部である。調整部124は、画面呼び出しにより呼び出された画面のうちの少なくとも一部である呼び出し画像のサイズの調整を実施する。データ生成部125は、呼び出された画面に関する情報である呼び出し情報を画面データに付与する。

0021

図1を用いた説明に戻り図1に示すように、表示器2は、通信部21、演算部22、記憶部23、表示部24および入力部25を備える。通信部21は、作画支援装置1の通信部11との間および後述する端末3の通信部31との間で、それぞれ通信を行う。通信部21と通信部31との間で行われる通信は、有線通信であっても無線通信であってもよい。通信部21と通信部11との間で行われる通信と、通信部21と通信部31との間で行われる通信とは、同一の通信方式の通信であってもよいし、異なる通信方式の通信であってもよい。

0022

演算部22は、表示器2における演算を実行する。詳細には、演算部22は、通信部21を介して、作画支援装置1から受信した画面データを表示部24へ表示したり、入力部25により受け付けたユーザにより入力された情報に基づいた演算を実行したりといった処理を実施する。また、演算部22は、通信部21を介して端末3から画面情報の取得要求を受信すると、記憶部23から画面情報を読み出して通信部21を介して端末3へ送信する。例えば、演算部22は、Webサーバ機能を有し、Webサーバ機能により、端末3に対して画面情報をダウンロードさせる。また、演算部22は、外部機器4から外部機器4の状態を示す情報を取得し、取得した情報を表示部24へ表示させる画面データへ反映させる。記憶部23は、通信部21を介して作画支援装置1から受信した画面情報を記憶する。表示部24は、演算部22からの指示に従って画面データを表示する。表示部24は、ディスプレイ、モニタが例示される。入力部25は、ユーザからの入力を受け付けて、受け付けた情報を演算部22へ出力する。入力部25は、キーボード、マウスが例示される。表示部24と入力部25が一体化されて、タッチパネルなどにより表示部24および入力部25が実現されてもよい。

0023

また、図1に示すように、端末3は、通信部31、演算部32、記憶部33、表示部34および入力部35を備える。通信部31は、表示器2の通信部21との間で通信を行う。演算部32は、端末3における演算を実行する。演算部32の詳細については後述する。詳細には、例えば、演算部32は、通信部31を介して、表示器2から受信した画面データを表示部34へ表示する。表示部34は、演算部32からの指示に従って画面データを表示する。表示部34は、ディスプレイ、モニタが例示される。入力部35は、ユーザからの入力を受け付けて、受け付けた情報を演算部32へ出力する。入力部35は、キーボード、マウスが例示される。表示部34と入力部35が一体化されて、タッチパネルなどにより表示部34および入力部35が実現されてもよい。

0024

図3は、端末3の演算部32の構成例を示す図である。演算部32は、本実施の形態の表示処理を実施する表示処理部321を含む。表示処理部321は、取得部322および表示制御部323を備える。取得部322は、通信部31を介して表示器2の記憶部23に格納されている画面情報を取得し、記憶部33に記憶する。表示器2がWebサーバ機能を有している場合、取得部322はブラウザの一部の機能により実現される。ユーザは、端末3の入力部35を操作することにより、画面情報を表示器2からダウンロードする。表示制御部323は、記憶部33に格納された画面情報のうち表示する画面データを読み出して、画面データに付与されている呼び出し画面情報を用いて呼び出し画面の調整を行った後に、画面データを表示する。

0025

次に、上述した演算部12、演算部22および演算部32のハードウェア構成について説明する。演算部12、演算部22および演算部32は処理回路である。処理回路は、プロセッサを備えた制御回路であってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。図4は、制御回路の構成例を示す図である。上述した処理回路が制御回路である場合、この制御回路は例えば図4に示した構成の制御回路900である。

0026

制御回路900は、プロセッサ901とメモリ902を備える。プロセッサ901は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置処理装置演算装置マイクロプロセッサマイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)等である。メモリ902は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー等の、不揮発性または揮発性半導体メモリ磁気ディスク等が該当する。

0027

処理回路がプロセッサを備える制御回路900である場合、プロセッサ901が、メモリ902に記憶された各部の処理が記述されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、メモリ902は、プロセッサ901が実施する各処理における一時メモリとしても使用される。

0028

処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路は例えばASIC(Application Specific IntegratedCircuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものである。

0029

次に、本実施の形態の動作について説明する。図5は、本実施の形態の作画支援装置1により作成される画面データを含む画面情報の一例を示す図である。画面情報は、上述したように、作画支援装置1の記憶部13に格納される。図5は、画面1から画面n(nは1以上の整数)までのn個の画面がユーザにより作成済みの状態を示している。画面情報は、画面ごとの属性情報である画面属性情報7を含む。また、1つの画面に対応する画面データは、画面属性情報7と該画面に配置される各オブジェクトの情報であるオブジェクト情報とを含む。図5では、例えば、画面1に対応する画面データである画面データ6は、画面属性情報61とオブジェクト情報の集合であるオブジェクト情報群62とを含む。画面属性情報61は、画面を識別するための情報として「画面1」を含むとともに、画面1の属性情報を含む。また、図5に示した例では画面1に配置されるオブジェクトは、AAA1−1からAAA1−m(mは1以上の整数)までのm個である。したがって、オブジェクト情報群62は、m個のオブジェクトにそれぞれ対応するオブジェクト情報を含む。オブジェクト情報は、オブジェクトの種別および識別情報と該オブジェクトの属性情報とを含む。AAA1−1等は、各オブジェクトの種別および識別情報である。AAAは、オブジェクトの種別を示す情報であり、AAAに続く1−1,1−mといった数値および記号は、画面を示す番号と同一画面内の同一種別のオブジェクトの番号を示す。例えば、AAA1−1は、画面1の1番目のAAAの種別のオブジェクトであり、AAA1−mは、画面1のm番目のAAAの種別のオブジェクトであり、AAA2−1は、画面2の1番目のAAAの種別のオブジェクトである。画面情報を構成する他の画面データについても、画面データ6と同様の構成であるが、属性情報の内容およびオブジェクトの数は画面に応じて決定される。各種別のオブジェクトは、画像としてあらかじめ生成されている。例えば、オブジェクトの種別がメータの場合には、メータの画像がオブジェクトとしてあらかじめ生成されている。画像情報には、これらのあらかじめ生成された各オブジェクトの画像データが含まれる。または、画面データのオブジェクト情報内に各オブジェクトに対応する画像データが含まれていてもよい。

0030

画面情報を構成する各画面データは、作成部122により作成される。作成部122は、ユーザから受け付けた操作に基づいて、表示器2へ表示するための画面の画面データを生成する。表示器2へ表示するための画面の画面データの生成方法は特に制約はなく、一般的な方法を用いることができる。例えば、作成部122は、画面データの作成の開始の指示を、入力部25を介して受け付けると、表示部24へ白紙の状態の新規作成用の作成画面を表示する。作成部122は、例えば、選択可能なオブジェクト一覧を表示部24へ表示し、ユーザが入力部25を介してオブジェクトを選択して、新規作成用の作成画面へ順次配置していく。これにより、新規作成用の画面へオブジェクトが配置される。作成部122は、オブジェクトが画面に配置され、入力部25を介して保存の指示が入力されると、オブジェクトが配置された画面を示すデータを画面データとして記憶部13へ格納する。

0031

次に、本実施の形態の端末3へ表示するための画面の作成について説明する。図6は、実施の形態の端末3へ表示するための画面の作成処理手順の一例を示すフローチャートである。端末3へ表示するための画面の作成の開始の指示が入力部15を介して入力されると、図6に示した処理が開始される。作成部122は、まず、新規画面の作成用の作成画面を表示部14へ表示する(ステップS1)。図7は、新規画面の作成用の作成画面が表示された状態の一例を示す図である。図7に示した例では、新規画面の作成用の作成画面101と、メニューバー102とが表示部14へ表示されている。メニューバー102には、画面呼び出しボタン103が含まれている。ユーザは、端末3へ表示するための作成画面101に画面呼び出しにより既存の画面データを配置したい場合には、入力部15がマウスである場合、画面呼び出しボタン103をクリックする。これにより、画面呼び出しが選択される。

0032

次に、入力部15を介して、画面呼び出しが選択された場合(ステップS2 Yes)、呼び出し部123は、画面イメージ一覧を表示部14へ表示し、呼び出し画面の選択を受け付ける(ステップS3)。画面イメージ一覧とは、画面データに対応する画像が一覧表示されたものである。画面データに対応する画像とは、例えば、画面データが示す画面の縮小画像である。または、画面イメージ一覧として、画面データの名称または識別情報の一覧等を表示してもよい。以下では、画面イメージ一覧として、画面データに対応する画面の縮小画像が表示される例を説明する。

0033

次に、呼び出し部123は、呼び出し対象の選択が指示されたか否かを判断する(ステップS4)。呼び出し対象の選択とは、画面呼び出しにより呼び出す画面のうち画面全体を新規画面に配置するのはなく、呼び出す画面内のオブジェクトをオブジェクト単位で新規画面に配置するために行われる処理である。呼び出し対象の選択では、ユーザは、入力部15を介して新規画面に配置するオブジェクトすなわち呼び出し対象のオブジェクトを選択する。

0034

呼び出し対象の選択が指示されない場合(ステップS4 No)、呼び出し部123は、呼び出し画面を作成画面へ配置する(ステップS7)。呼び出し対象の選択が指示されない場合は、呼び出された画面全体が作成画面へ配置される。すなわち、この場合、呼び出し画像は、第1の画面である。図8は、画面イメージ一覧を含む画面および呼び出し画面が配置された作成画面の一例を示す図である。図8の左側には、画面イメージ一覧201を含む画面200の一例が示され、図8の右側には呼び出し画面が配置された作成画面の一例が示されている。図8に示した例では、画面200において、画面イメージ一覧201が、「呼び出し対象を選択」するためのボタンであるボタン202と、OKボタン203とキャンセルボタン204とともに表示される。画面イメージ一覧201には、画面1の縮小画像である画像205、画面2の縮小画像である画像206が表示されている。ユーザが、入力部15を介して画面イメージ一覧201の画像205を選択して、OKボタン203をクリックすると、画像205に対応する画面1の画面データが作成画面101に配置される。呼び出し画面207は、作成画面101に配置された画像205に対応する画面1を示している。呼び出し画面207が作成画面101に配置されるとハンドル208が呼び出し画面207とともに表示される。ユーザは、入力部15を介してハンドル208を操作することにより、呼び出し画面207のサイズを変更することができる。なお、調整前には、呼び出し画面207は、例えば、表示器2に表示される画面と同一のサイズで作成画面101に表示される。

0035

調整部124は、呼び出し画面のサイズ調整を受け付けた場合(ステップS8 Yes)、サイズ調整後のサイズから割合を算出し、算出した割合を画面データに設定する(ステップS9)。具体的には、例えば、呼び出し部123は、ハンドル208が操作された後に図示しない確定ボタン等がクリックされた場合、呼び出し画面のサイズ調整を受け付けたと判断する。また、呼び出し部123は、ハンドル208が操作されずに図示しない確定ボタン等がクリックされた場合、呼び出し画面のサイズ調整を受け付けなかったと判断する。

0036

図9は、割合の算出方法を説明するための図である。図9の左側には、表示器2用に作成された画面301を示し、図9の右側には、端末3で表示するために作成中の作成画面302を示している。作成画面302には、画面呼び出しにより図9の画面301が呼び出され、呼び出し画面303として配置されている。図9に示すように、画面301のサイズがSX1×SY1であり、作成画面302のサイズがDX×DYであり、サイズ調整後の呼び出し画面のサイズがOX1×OY1であったとする。この場合、調整部124は割合X,Yをそれぞれ以下の式(1)により算出する。なお、SX1,DX,OX1は、横方向すなわちX軸方向の値を示し、SY1,DY,OY1は、縦方向すなわちY軸方向の値を示す。また、割合Xは、横方向の割合を示し、割合Yは、縦方向の割合を示す。
X=OX1÷SX1,Y=OY1÷SY1 …(1)

0037

本実施の形態では、呼び出し画像のサイズを示す情報として割合が用いられ、上記の式(1)に示すように、割合は、第1の画面のサイズに対する呼び出し画像のサイズの比を示す情報である。

0038

また、調整部124は、呼び出し画面303の作成画面302内における始点座標PX1,PY1を算出する。図9に示した例では、画面301内のオブジェクトであるスイッチオブジェクト304の始点座標はsox1,soy1であり、作成画面302におけるスイッチオブジェクト304に対応するスイッチオブジェクト305の始点座標はdox1,doy1である。sox1,soy1とdox1,doy1とは以下の式(2)に示す関係となる。なお、以下、各画面における座標値は、横方向は左へ向かう方向を正とし、縦方向は下へ向かう方向を正とする。
dox1=PX1+sox1×X,
doy1=PY1+soy1×Y …(2)

0039

呼び出し画面のサイズ調整を受け付けなかった場合(ステップS8 No)、データ生成部125は、画面作成終了の指示を受け付けたか否かを判断し(ステップS10)、受け付けた場合(ステップS10 Yes)、作成画面に対応する画面データを記憶部13に格納して、処理を終了する。この際、データ生成部125は、サイズ調整が行われた場合、調整部124により算出された割合を用いて呼び出し画面に対応するオブジェクト情報を生成して画面データに付与する。画面作成終了の指示を受け付けていない場合(ステップS10 No)、作画支援処理部121は、ステップS2からの処理を繰り返す。

0040

図10は、画面呼び出しを用いた画面が作成された場合の画面情報の構成例を示す図である。図10に示した例では、画面1は、表示器2用に作成された画面であり、画面2は端末3用に作成された画面である。画面2には、画面1が画面呼び出しにより配置される。したがって、画面2に対応するオブジェクト情報には、画面2に配置する呼び出し画面である呼び出し画面2−1の情報が含まれる。ここでは、このように、呼び出し画面も1つのオブジェクトとして扱う。呼び出し画面2−1の属性情報には、上述した割合X,Yが含まれる。なお、図10に示した例では、各画面の属性情報として、画面ID(Identifier)およびサイズが含まれ、オブジェクトに対応する属性情報としてオブジェクトID、サイズ、および始点座標が含まれる例を示している。始点座標は、画面内におけるオブジェクトの左上端座標である。オブジェクトは正方形または長方形であり、例えば円形のものが描画されたオブジェクトである場合も該円形を含む正方形または長方形であるとする。画面IDは画面を識別するための番号である。また、オブジェクトが呼び出し画面である場合には、属性情報には、オブジェクトID、呼び出し画面のIDである画面ID、対象オブジェクトID、対象エリア、始点座標および割合を含む。オブジェクトIDはオブジェクトを識別するための番号である。対象オブジェクトIDおよび対象エリアは、後述する呼び出し対象の選択が指示された場合に用いられる。オブジェクトIDおよび対象エリアについては後述する。なお、オブジェクトの色が変更可能な場合には、各オブジェクトの属性情報に色が含まれていてもよい。

0041

ステップS4で、呼び出し対象の選択が指示された場合(ステップS4 Yes)、呼び出し部123は、呼び出し対象の選択画面を表示部14へ表示する(ステップS5)。呼び出し対象の選択が指示された場合、呼び出し画像は、エリアまたは呼び出し画面を構成する画像であるオブジェクト単位で指定される。呼び出し対象の選択画面は、呼び出し対象のオブジェクトの選択を受け付けるための画面である。呼び出し部123は、ステップS5の後、呼び出し対象が選択されたか否かを判断し(ステップS6)、呼び出し対象が選択された場合(ステップS6 Yes)、呼び出し対象を作成画面へ配置する(ステップS7)。呼び出し対象は、後述するように、例えば、エリア単位またはオブジェクト単位で指定される。エリア単位で指定された場合、該エリアに含まれるオブジェクトが呼び出し対象となる。呼び出し対象が選択されていない場合(ステップS6 No)、呼び出し部123は、ステップS6を繰り返す。

0042

図11は、画面イメージ一覧を含む画面および呼び出し対象の選択画面の一例を示す図である。図11の左側には、画面イメージ一覧201を含む画面200が示され、図11の中央には呼び出し対象の選択画面310の一例が示され、図11の右側には作成画面101が示されている。画面200は、図8に示した例と同様である。画面200の画面イメージ一覧201において、画像が選択された後に、「呼び出し対象を選択」するためのボタンであるボタン202が選択されると、呼び出し対象の選択画面310が表示される。呼び出し対象の選択画面310には、画面イメージ一覧201において選択された画像に対応する画面すなわち呼び出し画面が表示される。呼び出し対象の選択画面310に表示された呼び出し画面では、呼び出し画面内のオブジェクトを、エリア単位またはオブジェクト単位で選択可能となっている。ユーザは、オブジェクト単位で選択する場合には、呼び出し対象の選択画面310の上部の「個別に選択」のラジオボタンをチェックし、エリア単位で選択する場合には、呼び出し対象の選択画面310の上部の「領域を選択」のラジオボタンをチェックする。

0043

図11に示した例では、「領域を選択」がチェックされており、選択エリア311が選択された状態を示している。ユーザは、例えば、ドラッグ操作により選択エリア311を選択する。選択エリア311が選択されると、作成画面101には、呼び出し画面のうち選択エリア311に対応する部分がエリア312として配置される。ユーザは、図8に示した場合と同様に、エリア312のサイズをハンドルにより調整をすることが可能である。なお、「個別に選択」がチェックされた場合には、呼び出し対象の選択画面310においてオブジェクト単位で選択が可能となり、作成画面101には選択されたオブジェクトが配置される。ユーザは、図8に示した場合と同様に、配置されたオブジェクトのサイズをハンドルにより調整をすることが可能である。

0044

図12は、エリア単位で呼び出し対象が選択された場合のオブジェクト情報の一例を示す図である。図12に示した例では、画面情報のうち、画面2に呼び出し画面として画面1が呼び出され、画面1のうちの一部のエリアが呼び出し対象として選択されている。この呼び出し対象に対応するオブジェクトは、図12の例では、呼び出し画面2−1である。図12に示した例では、呼び出し画面2−1のオブジェクト情報には、選択されたエリアの始点座標、終点座標が、対象エリアとして格納される。なお、始点座標、終点座標は画面1における座標値により示される。始点座標は、対象エリアの左上端の座標であり、終点座標は右下端の座標である。オブジェクト単位で呼び出し対象が選択された場合は、対象オブジェクトIDに画面1における選択されたオブジェクトに対応するオブジェクトIDが格納される。例えば、画面2に配置する呼び出し対象のオブジェクトとして、画面1を構成するオブジェクトであるメータ1−1が選択された場合、メータ1−1のオブジェクトIDである001が呼び出し画面2−1のオブジェクト情報内の対象オブジェクトIDに格納される。

0045

図6の説明に戻り、呼び出し部123は、ステップS7の後ステップS8へ進み、続いてステップS9以降が実行される。ただし、図11を用いて説明したように、呼び出し対象の選択が行われた場合のステップS8では、呼び出し画面全体ではなく、選択されたエリアまたは選択されたオブジェクトのサイズ調整が行われる。したがって、呼び出し対象の選択が行われた場合のステップS9では、呼び出し部123は、上記式(1)にしたがって割合を算出する際に、OX1×OY1として、サイズ調整後の選択されたエリアのサイズまたはサイズ調整後の選択されたオブジェクトのサイズを用いる。

0046

ステップS2で画面呼び出しが選択されなかった場合(ステップS2 No)、呼び出し部123は、ステップS10へ進む。また、ステップS8で呼び出し画面のサイズ調整を受け付けなかった場合(ステップS8 No)、呼び出し部123は、ステップS10へ進む。この場合は、割合は、X,Yともに1に設定される。

0047

なお、上記の説明では、画面呼び出しが選択された場合の動作を説明したが、画面呼び出し以外に、作成画面に新たなオブジェクトを配置する等の、画面呼び出し以外の処理が実施されてもよい。画面呼び出し以外の処理は図6に示した処理のうち任意のタイミングで実施される。

0048

以上述べたように、作画支援装置1では、端末3用の画面データが生成され、生成された画面データは記憶部13に格納される。表示器2は、端末3用の画面データを含む画面情報を作画支援装置1から取得し、記憶部23に格納する。端末3は、表示器2から画面情報を取得し、画面情報に含まれる端末3用の画面データを用いて画面表示を実施する。なお、端末3は、表示器2を介さずに、作画支援装置1から画像情報を取得してもよい。

0049

図13は、端末3における画面表示の処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、端末3は、画面情報を表示器2から取得する(ステップS21)。詳細には、端末3の取得部322が、通信部31を介して表示器2へ画面情報の取得要求を送信する。そして、表示器2の演算部22が通信部21を介して記憶部23に格納されている画面情報を端末3へ送信する。端末3の取得部322は、表示器2から送信された画面情報を、通信部31を介して受け取り、記憶部33へ格納する。なお、ここでは、端末3は、画面情報全体を取得する例を説明したが、この代わりに、表示対象の画面に対応する画面データと該画面データから呼び出される画面データを取得してもよい。この場合、具体的には、例えば、端末3は、画面情報から呼び出し画面が画面データ内にあるか確認し、呼び出し画面が画面データ内にある場合は、該当の画面データを取得する。

0050

次に、端末3の表示制御部323は、表示対象の画面データから呼び出し画面の情報すなわち呼び出し画面のオブジェクト情報を取得する(ステップS22)。詳細には、表示制御部323は、記憶部33の画面情報から表示対象の画面データを抽出し、該画面データから呼び出し画面の情報すなわち呼び出し画面のオブジェクト情報を取得する。呼び出し画面のオブジェクト情報は、図12に例示したように、オブジェクトID、画面ID、対象オブジェクト、対象エリアおよび割合を含む。なお、これらの情報のうち設定されていない情報は空白または設定されていないことを示す値が格納されている。例えば、画面単位で呼び出された場合には対象オブジェクト、対象エリアは設定されていない情報となる。

0051

次に、表示制御部323は、呼び出し画面の情報すなわち呼び出し画面のオブジェクト情報から画面IDを取得する(ステップS23)。次に、表示制御部323は、呼び出し画面の情報すなわち呼び出し画面のオブジェクト情報に、対象オブジェクトIDが設定されているか否かを判断する(ステップS24)。設定されている場合(ステップS24 Yes)、表示制御部323は、取得した画面IDの対象オブジェクトIDのオブジェクトを表示対象とする(ステップS25)。詳細には、表示制御部323は、取得した画面IDの画面データを記憶部33の画面情報から検索し、検索して得られた画面データのオブジェクト情報から、上述した対象オブジェクトIDに対応するオブジェクトIDを含むものを検索する。表示制御部323は、この検索により得られたオブジェクトIDのオブジェクトを表示対象とする。

0052

次に、表示制御部323は、呼び出し画面の情報すなわち呼び出し画面のオブジェクト情報内の割合X,Yから、表示対象を表示するサイズおよび座標を算出する(ステップS26)。表示対象を表示するサイズおよび座標は、呼び出し画面または呼び出し対象を表示する際の、呼び出し画面または呼び出し対象のサイズおよび始点座標である。詳細には、表示制御部323は、オブジェクト情報内の割合X,Yを用いて、表示対象を表示するサイズおよび座標を算出する。表示対象を表示するサイズおよび座標の算出方法については後述する。

0053

表示制御部323は、算出したサイズおよび座標に基づいて、表示対象を表示部34へ表示し(ステップS27)、処理を終了する。なお、端末3に表示するために作成された作成画面に呼び出し画面以外が表示される場合には、続けて、画面データに基づいてオブジェクトを表示する。

0054

また、ステップS24で、対象オブジェクトIDが設定されていない場合(ステップS24 No)、表示制御部323は、対象エリアが設定されているか否かを判断する(ステップS28)。対象エリアが設定されている場合(ステップS28 Yes)、表示制御部323は、ステップS23で取得した画面IDに対応する画面の対象エリア内のオブジェクトを表示対象とし(ステップS29)、ステップS26へ進む。

0055

対象エリアが設定されていない場合(ステップS28 No)、表示制御部323は、ステップS23で取得した画面IDに対応する画面内の全てのオブジェクトを表示対象とし(ステップS30)、ステップS26へ進む。

0056

ここで、ステップS26における表示するサイズおよび座標の算出方法について説明する。表示制御部323は、表示対象のオブジェクトごとに、表示部34へ表示する表示画面における該オブジェクトのサイズおよび始点座標を以下のように決定する。表示部34へ表示する表示画面全体のサイズをすなわち上述した作成画面のサイズをDX,DYとする。表示対象が対象オブジェクトIDにより指定されたオブジェクトである場合、表示制御部323は、ステップS23で取得した画面IDに対応する画面データ内の対象オブジェクトIDに対応するオブジェクトのオブジェクト情報から、該オブジェクトのサイズrx1,ry1を取得する。また、表示制御部323は、ステップS22で取得した呼び出し画面のオブジェクト情報から始点座標PX1,PY1を抽出する。表示制御部323は、以下の式(3),(4)により、該オブジェクトを表示するサイズOX1´、OY1´および該オブジェクトを表示する始点座標PX1´,PY1´を算出する。
PX1´=PX1,PY1´=PY1 …(3)
OX1´=rx1×X,OY1´=ry1×Y …(4)

0057

また、表示対象が対象エリア内のオブジェクトである場合、表示制御部323は、ステップS22で取得した呼び出し画面のオブジェクト情報から対象エリアの始点座標および終点座標を抽出する。抽出した始点座標および終点座標と、ステップS23で取得した画面IDに対応する画面データのオブジェクト情報とから、画面IDに対応する画面データのうち対象エリアに含まれるオブジェクトのオブジェクト情報を抽出する。そして、オブジェクトごとに、該オブジェクトの始点座標bx1,by1および該オブジェクトのサイズrx1,ry1を取得する。表示制御部323は、表示するオブジェクトごとに、オブジェクトを表示するサイズOX1´、OY1´およびオブジェクトを表示する始点座標PX1´,PY1´を、以下の式(5),(6)により算出する。PX1,PY1は、ステップS22で取得された呼び出し画面のオブジェクト情報に含まれる始点座標である。
PX1´=PX1+bx1×X,
PY1´=PY1+by1×Y …(5)
OX1´=rx1×X,OY1´=ry1×Y …(6)

0058

また、表示対象が対象エリア内のオブジェクトである場合、表示制御部323は、ステップS23で取得した画面IDに対応する画面データを構成する全オブジェクトに対して、オブジェクト情報に基づいて上記式(5),(6)によりオブジェクトを表示するサイズOX1´、OY1´およびオブジェクトを表示する始点座標PX1´,PY1´を算出する。

0059

本実施の形態の作画支援装置1は、さらに、以下のように、複数の画面を画面呼び出しにより配置する場合に、自動でサイズ調整を行うようにしてもよい。図14は、複数の画面を画面呼び出しにより配置する場合の自動サイズ調整処理手順の一例を示すフローチャートである。端末3へ表示するための画面の作成の開始の指示が入力部15を介して入力されると、図14に示した処理が開始される。作成部122は、まず、新規画面の作成用の作成画面を表示部14へ表示する(ステップS41)。次に、呼び出し部123は、複数画面呼び出しが選択されたか否かを判断する(ステップS42)。複数画面呼び出しの選択は、図7に示したメニューバー102に複数画面呼び出しの選択を行うためのボタンが設けられ、このボタンがクリックされることにより実施される。複数画面呼び出しが選択されていない場合(ステップS42 No)、呼び出し部123は、処理を終了する。

0060

複数画面呼び出しが選択された場合(ステップS42 Yes)、呼び出し部123は、画面イメージ一覧を表示部14へ表示する(ステップS43)。図15は、ステップS42で表示される画面の一例を示す図である。図15の左側には、画面イメージ一覧501を含む画面500が、表示部14へ表示されている。この画面500では、分割数を指定して表示するか否かを設定するためのチェックボックス502と、縦の分割数を入力するための入力欄503と、横の分割数を入力するための入力欄504とが表示される。ユーザは、分割数を指定して表示する場合、チェックボックス502をチェックし、入力欄503および入力欄504に数値を入力することができる。分割数とは、作成画面を何分割して表示するかを示す値である。例えば、横の分割数が2と指定され、縦の分割数が2と指定された場合には、作成画面が横に2分割され、縦に2分割され、合計4つの分割された領域が定まる。分割された領域には、それぞれ呼び出し画面が配置可能である。

0061

呼び出し部123は、画面すなわち呼び出し画面と分割数が選択された場合(ステップS44 Yes)、分割された各領域に配置される呼び出し画面に対して、分割数に応じた割合と配置を決定する(ステップS45)。配置は、例えば始点座標により示される。呼び出し部123は、決定した割合および配置に基づいて、選択された呼び出し画面を作成画面へ配置する(ステップS46)。図15の右側には、作成画面101に複数の呼び出し画面が表示された状態を示している。

0062

なお、ここでは、分割された領域の個数と選択された画面の数とは一致しているとする。分割された領域の個数より選択された画面の数の方が多い場合には、呼び出し部123は、エラー表示を行ってもよいし、選択された呼び出し画面の数のうちの一部を作成画面に配置するようにしてもよい。分割された領域の個数より選択された呼び出し画面の数の方が少ない場合には、呼び出し部123は、分割された領域のうちの一部には呼び出し画面を配置しない。

0063

ステップS45では、呼び出し部123は、例えば次のように、呼び出し画面ごとに、割合X,Yと始点座標とを決定する。作成画面のサイズがDX×DYであり、横方向の分割数がKXであり、縦方向の分割数がKYであり、表示器2用に作成された呼び出し画面の元のサイズをSX1,SY1とする。このとき、割合X,Yは以下の式(7)により算出される。
X=(DX÷KX)÷SX1,Y=(DY÷KY)÷SY1 …(7)

0064

左からi(iは1以上の整数)番目かつ上からj(jは1以上の整数)番目に配置される呼び出し画面の始点座標PXi,j,PYi,jは、以下の式(8)により算出される。
PXi,j=(i−1)×(DX÷KX),
PYi,j=(j−1)×(DY÷KY) …(8)

0065

どの領域にどの呼び出し画面を配置するかについては、あらかじめ定めた任意の規則を用いてもよいし、ユーザにより選択可能なようにしてもよい。

0066

図14の説明に戻り、ステップS46の後、図6のステップS10と同様に、画面作成終了が指示を受け付けたか否かを判断し(ステップS47)、受け付けた場合(ステップS47 Yes)、作成画面に対応する画面データを記憶部13に格納して、処理を終了する。この際、データ生成部125は、算出された割合および始点座標を用いて呼び出し画面に対応するオブジェクト情報を生成して画面データに付与する。画面作成終了の指示を受け付けていない場合(ステップS47 No)、作画支援処理部121は、ステップS42からの処理を繰り返す。通常呼び出し処理は、図6のステップS2以降の処理である。

0067

このように、複数の呼び出し画面が配置された作成画面に対応する画面データを含む画面情報は、図6を用いた処理により作成された画面データを含む画面情報と同様に、表示器2を介して端末3で受信される。端末3は、画面情報を用いて、図13に示した処理により、複数の呼び出し画面が配置された画面を表示することができる。すなわち、この場合、呼び出し画像は、複数の第1の画面であり、呼び出し部123は、新規画面を分割するための分割数の入力を受け付け、分割数に基づいて、新規画面を複数の第1の画面を配置するための、複数の第1の画面の配置位置およびサイズを算出し、算出した配置位置およびサイズに基づいて、第2の画面に、複数の前記第1の画面を配置する。

0068

本実施の形態の作画支援装置1は、さらに、画面ごとに編集可否情報を設定してもよい。作成部122は、ユーザから入力部15を介して、画面ごとに呼び出し画面として呼び出された場合の編集可否の設定を受け付ける。すなわち、作成部122は、第1の画面が、呼び出し画像として用いられる場合に、呼び出し画像の編集の可否を示す情報の入力を受け付ける。図16は、編集可否の設定画面の一例を示す図である。図16に示した設定画面401が、例えば画面の作成時に、表示部14に表示される。設定画面401は、サイズ変更を許可するか否かを設定するためのチェックボックス402、色変更を許可するか否かを設定するためのチェックボックス403を含む。設定画面401は、さらに、位置の変更を許可するか否かを設定するためのチェックボックス404、オブジェクトの追加を許可するか否かを設定するためのチェックボックス405およびオブジェクトの削除を許可するか否かを設定するためのチェックボックス406を含む。作成部122は、例えば、図16に示した設定画面401により、各種の編集の可否の設定を受け付ける。

0069

図17は、編集可否の設定が行われる場合の画面データの一例を示す図である。図17に示すように、画面データは、編集可否の設定がなされる各編集項目に対して、編集可能であるか編集不可であるかを示す情報を含む。すなわち、第1の画面データは、編集の可否を示す情報を含む。編集可能であるか編集不可であるかを示す情報は、例えば、編集可能である場合1とし、編集不可である場合0とする。また、図17では、各オブジェクトの色が変更可能な例を示しており、属性情報に色が含まれている。図18は、サイズ変更が不可と設定されている画面を呼び出し画面として呼び出した場合の作成画面の一例を示す図である。図18に示した例では、呼び出し画面600には、サイズ変更のためのハンドルが表示されない。サイズ変更が可能と設定されている画面が呼び出された場合には、ハンドルが表示されサイズ変更が可能となる。

0070

以上のように、本実施の形態では、既存の画面を用いて、既存の画面が表示される装置とは別の装置に表示するための新たな画面を作成する際に、新たな画面に配置される既存の画面のサイズ変更を受け付けるようにした。これにより、既存の画面データを流用して表示画面を作成する際の既存の画面データのサイズを容易に変更可能となる。また、本実施の形態では、既存の画面内のエリア単位またはオブジェクト単位で新たな画面に配置される対象を選択可能とした。これにより、表示する装置のサイズ、用途などに応じて柔軟に新たな画面を作成することができる。

0071

以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。

0072

1作画支援装置、2表示器、3端末、5 表示システム、11,21,31通信部、12,22,32演算部、13,23,33 記憶部、14,24,34 表示部、15,25,35 入力部、121 作画支援処理部、122 作成部、123 呼び出し部、124 調整部、125データ生成部。

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