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技術 化粧料組成物

出願人 株式会社資生堂
発明者 倉島巧清水秀樹
出願日 2017年11月2日 (2年4ヶ月経過) 出願番号 2018-550169
公開日 2019年10月3日 (5ヶ月経過) 公開番号 WO2018-088312
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード 非多孔質体 使用開始直後 揮発性アルカリ剤 アクリル酸系高分子化合物 使用直後 ポリエーテルモノアルコール ウルトラホールドストロング 疎水変性ポリエーテルウレタン
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題・解決手段

化粧料組成物は、不定形シリカ粉末と、会合性増粘剤と、を含有する。

概要

背景

シリカを含有する化粧料が、例えば特許文献1〜3に開示されている。

特許文献1に記載の乳化化粧料は、(a)特定の構造式で表される疎水変性ポリエーテルウレタンを1.0〜2.0質量%と、(b)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲル破砕により得られるミクロゲルと、(c)真球状シリカ粉末を0.5〜2.0質量%と、を含有する。

特許文献2に記載のジェル状整髪剤用組成物は、(A)無水ケイ酸および/又は疎水化無水ケイ酸、(B)スメクタイト族粘土鉱物、並びに(C)水を含有してなる。特許文献3に記載の非乳化型整髪剤用組成物は、(A)無水ケイ酸および/又は疎水化無水ケイ酸、(B)多価アルコール、並びに(C)多糖増粘剤を含有してなる。

概要

化粧料組成物は、不定形シリカ粉末と、会合性増粘剤と、を含有する。

目的

そこで、高い整髪性、塗布直後の整髪性及び再整髪性を有しながらも、使用感のよい化粧料組成物が望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

不定形シリカ粉末と、会合性増粘剤と、を含有する化粧料組成物

請求項2

前記シリカ粉末は、50m2/g以上のBET比表面積内部表面積を除く)を有する、請求項1に記載の化粧料組成物。

請求項3

前記シリカ粉末の含有率は、前記化粧料組成物の質量に対して0.1質量%〜3質量%である、請求項1又は2に記載の化粧料組成物。

請求項4

前記会合性増粘剤は、疎水性変性ポリエーテルウレタン及び/又はタウレート合成高分子である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化粧料組成物。

請求項5

前記疎水性変性ポリエーテルウレタンは以下の構造式(I)を有する、請求項4に記載の組成物。R1-{(O-R2)k-OCONH-R3[-NHCOO-(R4-O)n-R5]h}m(I)[式(I)中、R1、R2およびR4は、それぞれ独立に炭素原子数2〜4の炭化水素基であり;R3はウレタン結合を有していてもよい炭素原子数1〜10の炭化水素基であり;R5は炭素原子数8〜36の炭化水素基であり;mは2以上の数であり;hは1以上の数であり;kは1〜500の数であり;nは1〜200の数である。]

請求項6

前記疎水性変性ポリエーテルウレタンは(PEG−240/デシルテトラデセス−20/ヘキサメチルジイソシアネートコポリマーである、請求項4又は5に記載の化粧料組成物。

請求項7

前記タウレート系合成高分子は、2−アクリルアミド−2−プロパンスルホン酸又はその塩を構成単位として有する重合体及び/又は共重合体架橋重合体含む)である、請求項4に記載の化粧料組成物。

請求項8

前記タウレート系合成高分子は、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムメタクリル酸ベヘネス−25)クロスポリマーである、請求項4又は7に記載の化粧料組成物。

請求項9

前記会合性増粘剤の含有率は、前記化粧料組成物の質量に対して0.3質量%〜3質量%である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化粧料組成物。

請求項10

前記化粧料組成物の質量に対して0.1質量%〜0.5質量%のカルボキシビニルポリマーをさらに含有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化粧料組成物。

請求項11

油性成分の含有率が2質量%未満である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の化粧料組成物。

請求項12

粘度が1,000mPa・s〜100,000mPa・sである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化粧料組成物。

関連出願

0001

本発明は、日本国特許出願:特願2016−217920号(2016年11月8日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。

技術分野

0002

本開示は、化粧料組成物に関する。例えば、本開示は、整髪料に適用可能な組成物に関する。

背景技術

0003

シリカを含有する化粧料が、例えば特許文献1〜3に開示されている。

0004

特許文献1に記載の乳化化粧料は、(a)特定の構造式で表される疎水変性ポリエーテルウレタンを1.0〜2.0質量%と、(b)ゲル化能を有する親水性化合物からなるゲル破砕により得られるミクロゲルと、(c)真球状シリカ粉末を0.5〜2.0質量%と、を含有する。

0005

特許文献2に記載のジェル状整髪剤用組成物は、(A)無水ケイ酸および/又は疎水化無水ケイ酸、(B)スメクタイト族粘土鉱物、並びに(C)水を含有してなる。特許文献3に記載の非乳化型整髪剤用組成物は、(A)無水ケイ酸および/又は疎水化無水ケイ酸、(B)多価アルコール、並びに(C)多糖増粘剤を含有してなる。

先行技術

0006

特開2014−40385号公報
特開2012−102056号公報
特開2012−102058号公報

発明が解決しようとする課題

0007

真球状シリカ粉末を含有する特許文献1に記載の乳化化粧料を用いた整髪料は、自然な流れを有する髪形にセットするための整髪力が低く、使用開始直後の整髪力も低く、さらには、髪形をセットし直すための再整髪力も低い。

0008

特許文献2及び3に記載の整髪剤用組成物において増粘剤として使用されている粘土鉱物及び多糖類は、使用者にべたつきを感じさせてしまう共に、使用時にきしみを生じてしまう。

0009

そこで、高い整髪性、塗布直後の整髪性及び再整髪性を有しながらも、使用感のよい化粧料組成物が望まれている。

課題を解決するための手段

0010

本開示の第1視点によれば、不定形シリカ粉末と、会合性増粘剤と、を含有する化粧料組成物が提供される。

発明の効果

0011

本開示の化粧料組成物によれば、高い整髪性、使用開始直後の高い整髪性、及び高い再整髪性を得ることができる。また、本開示の化粧料組成物によれば、べたつき及びきしみの発生を抑制することができる。これにより、使用者は好適な使用感を得ることができる。

0012

上記第1視点の好ましい形態によれば、シリカ粉末は、50m2/g以上のBET比表面積内部表面積を除く)を有する。

0013

上記第1視点の好ましい形態によれば、シリカ粉末の含有率は、化粧料組成物の質量に対して0.1質量%〜3質量%である。

0014

上記第1視点の好ましい形態によれば、会合性増粘剤は、疎水性変性ポリエーテルウレタン及び/又はタウレート合成高分子である。

0015

上記第1視点の好ましい形態によれば、疎水性変性ポリエーテルウレタンは以下の構造式(I)を有する。
R1-{(O-R2)k-OCONH-R3[-NHCOO-(R4-O)n-R5]h}m (I)
[式(I)中、
R1、R2およびR4は、それぞれ独立に炭素原子数2〜4の炭化水素基であり;
R3はウレタン結合を有していてもよい炭素原子数1〜10の炭化水素基であり;
R5は炭素原子数8〜36の炭化水素基であり;
mは2以上の数であり;
hは1以上の数であり;
kは1〜500の数であり;
nは1〜200の数である。]

0016

上記第1視点の好ましい形態によれば、疎水性変性ポリエーテルウレタンは(PEG−240/デシルテトラデセス−20/ヘキサメチルジイソシアネートコポリマーである。

0017

上記第1視点の好ましい形態によれば、タウレート系合成高分子は、2−アクリルアミド−2−プロパンスルホン酸又はその塩を構成単位として有する重合体及び/又は共重合体架橋重合体含む)である。

0018

上記第1視点の好ましい形態によれば、タウレート系合成高分子は、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムメタクリル酸ベヘネス−25)クロスポリマーである。

0019

上記第1視点の好ましい形態によれば、会合性増粘剤の含有率は、化粧料組成物の質量に対して0.3質量%〜3質量%である。

0020

上記第1視点の好ましい形態によれば、化粧料組成物は、化粧料組成物の質量に対して0.1質量%〜0.5質量%のカルボキシビニルポリマーをさらに含有する。

0021

上記第1視点の好ましい形態によれば、油性成分の含有率が2質量%未満である。

0022

上記第1視点の好ましい形態によれば、粘度が1,000mPa・s〜100,000mPa・sである。

0023

以下の説明において、POEはポリオキシエチレンPOPポリオキシプロピレン略記である。POE又はPOPの後ろのカッコ内の数字は当該化合物中におけるPOE基又はPOP基の平均付加モル数を表す。

0024

本開示の第1実施形態に係る化粧料組成物について説明する。本開示の化粧料組成物は、例えば、整髪料に適用することができる。本開示の組成物は、油性成分を含む場合、水中油型であると好ましい。

0025

本開示の化粧料組成物は、不定形のシリカ粉末と、会合性増粘剤と、を含有する。

0026

[シリカ粉末]
シリカは、二酸化ケイ素、無水ケイ酸等とも呼ばれるものである。シリカ粉末としては、例えば、フュームドシリカ粉末を用いることができる。シリカ表面親水性であると好ましい。

0027

不定形とは、例えば、粉末における各粒子が概して真球状ではないことをいう。シリカ粉末のBET比表面積は、内部表面積を除いて(非多孔質体であるとして)、50m2/g以上であると好ましく、100m2/g以上であるとより好ましく、150m2/g以上であるとさらに好ましい。シリカ粉末の平均一次粒子径は、1μm以下であると好ましい。粉末の外部表面積を大きくすることにより、整髪性及び再整髪性を高めることができる。シリカ粉末の市販品としては、例えば、AEOSIL(登録商標シリーズの90、130、150、200、300、380、OX50、TT600、R972、R974、R9200、RY200等(EVONIK社)を使用することができる。

0028

シリカ粉末の含有率は、組成物の質量に対して、0.1質量%以上であると好ましく、0.2質量%以上であるとより好ましく、0.4質量%以上であるとより好ましく、0.5質量%以上であるとより好ましく、0.8質量%以上であるとさらに好ましい。シリカ粉末の含有率が0.1質量%未満であると、十分な整髪性、塗布直後整髪性及び再整髪性を得ることができない。また、シリカ粉末の含有率は、組成物の質量に対して、3質量%以下であると好ましく、2.5質量%以下であるとより好ましく、2質量%以下であるとさらに好ましい。シリカ粉末の含有率が3質量%を超えると、べたつきやきしみが悪化してしまう。

0029

本開示の化粧料組成物は、本開示の効果を阻害しない範囲において、真球状シリカ粉末であっても含有することができる。

0030

[会合性増粘剤]
会合性増粘剤は、通常、疎水部と親水部を有する。会合性増粘剤は、両端に疎水部を有すると好ましい。また、会合性増粘剤は、両端の疎水部の間に親水部を有すると好ましい。例えば、ある会合性増粘剤は、疎水部同士が会合することによってネットワーク網目構造)を形成し、増粘作用を発現させると考えられている。

0031

会合性増粘剤としては、例えば、疎水性変性ポリエーテルウレタン及び/又はタウレート系合成高分子を使用することができる。なお、以下に挙げる増粘剤の増粘機構会合性でなくても、その増粘剤を本開示の組成物に適用可能な増粘剤から除くものではない。

0032

疎水性変性ポリエーテルウレタンとしては、例えば、以下の構造式(I)を有する高分子を使用することができる。
R1−{(O−R2)k−OCONH−R3[−NHCOO−(R4−O)n−R5]h}m (I)

0033

構造式(I)において、R1、R2およびR4は、それぞれ独立に、炭素原子数2〜4の炭化水素基であると好ましく、炭素原子数2〜4のアルキレン基であるとより好ましい。R3はウレタン結合を有していてもよい炭素原子数1〜10の炭化水素基であると好ましい。R5は炭素原子数8〜36の炭化水素基であると好ましく、炭素原子数12〜24の炭化水素基であるとより好ましい。例えば、R1はエチレン基とすることができる。例えば、R2はエチレン基とすることができる。例えば、R3は炭素原子数4〜8のアルキレン基とすることができる。例えば、R4はエチレン基とすることができる。例えば、R5は、分岐鎖を有する炭素数16〜32のアルキル基とすることができる。

0034

構造式(I)において、mは2以上の数であると好ましい。hは1以上の数であると好ましく、1であるとより好ましい。kは1〜500の数であると好ましく、100〜300であるとより好ましい。nは1〜200の数であると好ましく、10〜100であるとより好ましい。

0035

上記式(I)で表される疎水性変性ポリエーテルウレタンは、例えば、R1[(OR2)kOH]mで表される1種又は2種以上のポリエーテルポリオールと、R3(NCO)h+1で表される1種又は2種以上のポリイソシアネートと、HO(R4O)nR5で表される1種又は2種以上のポリエーテルモノアルコールと、を反応させることにより得ることができる。このとき、ポリイソシアネート由来イソシアネート基と、ポリエーテルポリオール及びポリエーテルモノアルコール由来の水酸基との比が、NCO:OH=0.8:1〜1.4:1であると好ましい。

0036

上記式R1[(OR2)kOH]mで表されるポリエーテルポリオール化合物は、m価のポリオールエチレンオキシドプロピレンオキシドブチレンオキシドエピクロルヒドリン等のアルキレンオキシドスチレンオキシド等を付加重合することにより得ることができる。R1はm価のポリオールによって決定される。R2は、アルキレンオキシド、スチレンオキシド等によって決定される。R1[(OR2)kOH]mの分子量は500〜10万であると好ましく、1000〜5万であるとより好ましい。

0037

ポリオールとしては、2〜8価のものが好ましい。例えば、ポリオールとして、エチレングリコールプロピレングリコールブチレングリコールヘキサメチレングリコールネオペンチルグリコール等の2価アルコール;グリセリントリオキシイソブタン、1,2,3−ブタントリオール、1,2,3−ペンタトリオール、2−メチル−1,2,3−プロパントリオール、2−メチル−2,3,4−ブタントリオール、2−エチル−1,2,3−ブタントリオール、2,3,4−ペンタントリオール、2,3,4−ヘキサントリオール、4−プロピル−3,4,5−ヘプタントリオール、2,4−ジメチル−2,3,4−ペンタントリオール、ペンタメチルグリセリン、ペンタグリセリン、1,2,4−ブタントリオール、1,2,4−ペンタントリオール、トリメチロールエタントリメチロールプロパン等の3価アルコールペンタエリスリトール、1,2,3,4−ペンタンテトロール、2,3,4,5−ヘキサンテトロール、1,2,4,5−ペンタンテトロール、1,3,4,5−ヘキサンテトロール等の4価のアルコールアドニットアラビット、キシリット等の5価アルコール;ジペンタエリスリトールソルビットマンニット、イジット等の6価アルコール;ショ糖等の8価アルコール等が挙げられる。

0038

また、付加させるアルキレンオキシド、スチレンオキシド等は、特に入手が容易であり、優れた効果を発揮させるために、炭素原子数2〜4のアルキレンオキシド又はスチレンオキシドであると好ましい。アルキレンオキシド、スチレンオキシド等は単独重合、2種類以上のランダム重合又はブロック重合であってよい。付加の方法は通常の方法であってよい。重合度kは、0〜1000であると好ましく、1〜500であるとより好ましく、10〜200であるとさらに好ましい。R2に占めるエチレン基の割合は、全R2に対して50〜100質量%であると好ましい。

0039

上記式R3(NCO)h+1で表されるポリイソシアネートは、分子中に2個以上のイソシアネート基を有するものであれば特に限定されない。例えば、ポリイソシアネートとしては、脂肪族ジイソシアネート芳香族ジイソシアネート脂環族ジイソシアネートビフェニルジイソシアネート、並びにフェニルメタンのジイソシアネート、トリイソシアネート及びテトライソシアネート等が挙げられる。

0040

脂肪族ジイソシアネートとしては、例えば、メチレンジイソシアネートジメチレンジイソシアネート、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネートヘキサメチレンジイソシアネートジプロピルエーテルジイソシアネート、2,2−ジメチルペンタンジイソシアネート、3−メトキシヘキサンジイソシアネート、オクタメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルペンタンジイソシアネート、ノナメチレンジイソシアネート、デカメチレンジイソシアネート、3−ブトキシヘキサンジイソシアネート、1,4−ブチレングリコールジプロピルエーテルジイソシアネート、チオジヘキシルジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネートパラキシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート等が挙げられる。

0041

芳香族ジイソシアネートとしては、例えば、メタフェニレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、ジメチルベンゼンジイソシアネート、エチルベンゼンジイソシアネート、イソプロピルベンゼンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、1,4−ナフタレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、2,6−ナフタレンジイソシアネート、2,7−ナフタレンジイソシアネート等が挙げられる。

0042

脂環族ジイソシアネートとしては、例えば、水添キシリレンジイソシアネートイソホロンジイソシアネート等が挙げられる。

0043

ビフェニルジイソシアネートとしては、例えば、ビフェニルジイソシアネート、3,3’−ジメチルビフェニルジイソシアネート、3,3’−ジメトキシビフェニルジイソシアネート等が挙げられる。

0044

フェニルメタンのジイソシアネートとしては、例えば、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、2,2’−ジメチルジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、ジフェニルジメチルメタン−4,4’−ジイソシアネート、2,5,2’,5’−テトラメチルジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、シクロヘキシルビス(4−イソオンフェニルメタン、3,3’−ジメトキシジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、4,4’−ジメトキシジフェニルメタン−3,3’−ジイソシアネート、4,4’−ジエトキシジフェニルメタン−3,3’−ジイソシアネート、2,2’−ジメチル−5,5’−ジメトキシジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、3,3’−ジクロロジフェニルジメチルメタン−4,4’−ジイソシアネート、ベンゾフェノン−3,3’−ジイソシアネート等が挙げられる。

0045

フェニルメタンのトリイソシアネートとしては、例えば、1−メチルベンゼン−2,4,6−トリイソシアネート、1,3,5−トリメチルベンゼン−2,4,6−トリイソシアネート、1,3,7−ナフタレントリイソシアネート、ビフェニル−2,4,4’−トリイソシアネート、ジフェニルメタン−2,4,4’−トリイソシアネート、3−メチルジフェニルメタン−4,6,4’−トリイソシアネート、トリフェニルメタン−4,4’,4’’−トリイソシアネート、1,6,11−ウンデカントリイソシアネート、1,8−ジイソシアネート−4−イソシアネートメチルオクタン、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネート、ビシクロヘプタントリイソシアネート、トリス(イソシアネートフェニルチオホスフェート等が挙げられる。

0046

また、ポリイソシアネートは、これらのポリイソシアネート化合物ダイマートリマーイソシアヌレート結合)として用いられてもよく、また、アミンと反応させてビウレットとして用いてもよい。

0047

さらに、これらのポリイソシアネート化合物と、ポリオールとを反応させたウレタン結合を有するポリイソシアネートも用いることができる。ポリオールとしては、2〜8価のものが好ましく、前述のポリオールが好ましい。なお、R3(NCO)h+1として3価以上のポリイソシアネートを用いる場合は、このウレタン結合を有するポリイソシアネートが好ましい。

0048

上記式HO(R4O)nR5で表されるポリエーテルモノアルコールは1価アルコールポリエーテルであれば特に限定されない。ポリエーテルモノアルコールは、1価アルコールにエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、エピクロルヒドリン等のアルキレンオキシド、スチレンオキシド等を付加重合することにより得ることができる。

0049

ここでいう1価アルコールは、例えば、下記式(II)、(III)及び(IV)で表すことができる。
R6−OH (II)
R7−CR8H−R9−OH (III)
R10−CR11H−OH (IV)

0050

R5は、上記式(II)〜(IV)において水酸基を除いた炭化水素基とすることができる。R5としては、好ましくはR6、R7、R8、R10及びR11としては、例えば、アルキル基、アルケニル基アルキルアリール基シクロアルキル基シクロアルケニル基等を挙げることができる。R5の炭素原子数は、8〜36であると好ましく、12〜24であるとより好ましい。

0051

アルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピルブチルイソブチルターシャリブチル、ペンチル、イソペンチルネオペンチル、ターシャリペンチル、ヘキシル、ヘプチルオクチル、2−エチルヘキシルノニルデシルウンデシルドデシルトリデシル、イソトリデシル、ミリスチルパルミチルステアリル、イソステアリル、イコシル、ドコシル、テトラコシル、トリアコンチル、2−オクチルドデシル、2−ドデシルヘキサデシル、2−テトラデシルオクタデシル、モノメチル分岐−イソステアリル等が挙げられる。

0052

アルケニル基としては、例えば、ビニルアリル、プロペニルイソプロペニルブテニルペンテニルイソペンテニルヘキセニル、ヘプテニルオクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、テトラデセニル、オレイル等が挙げられる。

0053

アルキルアリール基としては、フェニル、トルイルキシリル、クメニル、メシチルベンジルフェネチルスチリルシンナミルベンズヒドリルトリチルエチルフェニル、プロピルフェニル、ブチルフェニルペンチルフェニルヘキシルフェニル、ヘプチルフェニル、オクチルフェニル、ノニルフェニル、α−ナフチル、β−ナフチル基等が挙げられる。

0054

シクロアルキル基及びシクロアルケニル基としては、例えば、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルメチルシクロペンチルメチルシクロヘキシル、メチルシクロヘプチル、シクロペンテニルシクロヘキセニルシクロヘプテニル、メチルシクロペンテニル、メチルシクロヘキセニル、メチルシクロヘプテニル基等が挙げられる。

0055

上記式(III)において、R9は炭化水素基であると好ましく、例えば、アルキレン基、アルケニレン基アルキルアリーレン基シクロアルキレン基シクロアルケニレン基等であるとより好ましい。

0056

また、付加させるアルキレンオキシド、スチレンオキシド等は、単独重合、2種以上のランダム重合又はブロック重合であってよい。付加の方法は通常の方法であってよい。重合度nは0〜1000であると好ましく、1〜200であるとより好ましく、10〜200であるとさらに好ましい。また、R4に占めるエチレン基の割合は、全R4の50質量%〜100重量%であると好ましく、65質量%〜100重量%であるとより好ましい。

0057

上記式(I)で表されるコポリマーを製造する方法としては、通常のポリエーテルとイソシアネートとの反応を利用することができ、例えば、ポリエーテルとイソシアネートとを80〜90℃で1〜3時間加熱して反応させることができる。

0058

また、(A)R1[(OR2)kOH]mで表されるポリエーテルポリオールと、(B)R3(NCO)h+1で表されるポリイソシアネートと、(C)HO(R4O)nR5で表されるポリエーテルモノアルコールとを反応させる場合には、式(I)の構造のコポリマー以外の副生成物が生成されることがある。例えば、ジイソシアネートを用いた場合、主生成物としては式(I)で表されるC−B−A−B−C型のコポリマーが生成するが、その他、C−B−C型、C−B−(A−B)x−A−B−C型等の化合物が副生成することがある。この場合、特に式(I)型のコポリマーを分離することなく、式(I)型のコポリマーを含む混合物の状態で本発明に使用することができる。

0059

会合性増粘剤としては、例えば、(PEG−240/デシルテトラデセス−20/ヘキサメチルジイソシアネート)コポリマー(上記式(I)に示すコポリマーであって、R1、R2、及びR4がそれぞれエチレン基、R3がヘキサメチレン基、R5が2−ドデシルドデシル基であり、hが1であり、mが2であり、kが120であり、nが20である)(アデカノール(登録商標)GT−700、ADEKA社)を使用することができる。

0060

会合性増粘剤としては、例えば、タウレート系合成高分子及び/又はアクリレート系合成高分子を挙げることができる。例えば、タウレート系高分子系増粘剤としては、2−アクリルアミド−2−プロパンスルホン酸(アクリロイルジメチルタウリン酸)又はその塩(AMPS構造)を構成単位として有する重合体及び/又は共重合体(架橋重合体含む)を使用することができる。このような増粘剤としては、例えば、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸ベヘネス−25)クロスポリマー(Aristoflex(登録商標) HMB、クラリアントジャパン社)を挙げることができる。

0061

粘土鉱物系多糖類系増粘剤のみで化粧料組成物を増粘しようとすると、使用者がべたつきやきしみを感じるような組成物となってしまう。しかしながら、会合性増粘剤を使用すると、べたつきやきしみの発生を抑制しながら化粧料組成物を増粘させることができる。

0062

また、カルボキシビニルポリマー(カルボマー)を化粧料組成物に用いると使用感を高めることができる。しかしながら、会合性増粘剤が存在しない場合、カルボキシビニルポリマーでもってシリカ粉末含有組成物を増粘しようとするとシリカ粉末が凝集してしまう。ところが、会合性増粘剤を添加することによって、カルボキシビニルポリマーが存在する場合であってもシリカ粉末の凝集を抑制することができる。これによって、良い使用感を維持することができ、シリカ粉末の凝集を抑制することができ、そして、化粧料組成物を増粘させることができる。

0063

組成物における会合性増粘剤の含有率は、組成物の質量に対して、0.3質量%以上であると好ましく、0.4質量%以上であるとより好ましく、0.5質量%以上であるとより好ましく、0.8質量%以上であるとより好ましく、1質量%以上であるとさらに好ましい。会合性増粘剤の含有率が0.3質量%未満であると、十分な増粘効果を得ることができない。組成物における会合性増粘剤の含有率は、組成物の質量に対して、3質量%以下であると好ましく、2.5質量%以下であるとより好ましく、2質量%以下であるとさらに好ましい。会合性増粘剤の含有率が3質量%を超えると、粘度が高くなりすぎてしまい、容器への充填性、塗布時ののび、及び毛髪へのなじみが悪化してしまう。

0065

会合性増粘剤と組み合わせる増粘剤としては、カルボキシビニルポリマーを用いると好ましい。カルボキシビニルポリマーを使用することによって、化粧料組成物の使用感を高めることができる。例えば、使用直後の整髪力及び経時安定性を高めることができる。カルボキシビニルポリマーの含有率は、組成物の質量に対して、0.08質量%以上であると好ましく、0.1質量%以上であるとより好ましい。カルボキシビニルポリマーの含有率が0.08質量%未満であると、使用感の改善を図ることができない。カルボキシビニルポリマーの含有率は、組成物の質量に対して、0.5質量%以下であると好ましく、0.3質量%以下であるとより好ましい。カルボキシビニルポリマーの含有率が0.5質量%を超えると、粘度が高くなりすぎてしまい、容器への充填性、塗布時ののび、及び毛髪へのなじみが悪化してしまう。

0066

化粧料組成物にカルボキシビニルポリマーを添加する場合、化粧料組成物は、カルボキシビニルポリマーの添加量に応じたアルカリ性化合物等の中和剤をさらに含有すると好ましい。中和剤としては、例えば、水酸化カリウム水酸化ナトリウム等を挙げることができる。

0067

会合性増粘剤と組み合わせる増粘剤としては、ケイ酸ナトリウムマグネシウム等の鉱物系増粘剤及び/又はキサンタンガム等の多糖類系増粘剤を用いることができる。会合性増粘剤と鉱物系増粘剤及び/又は多糖類系増粘剤とを組み合わせることによって、鉱物系及び多糖類系に伴うべたつき及びきしみを抑制しながら、整髪性及び塗布直後整髪性を高めることができる。鉱物系増粘剤の含有率は、組成物の質量に対して、0.5質量%以上であると好ましく、0.8質量%以上であるとより好ましい。鉱物系増粘剤の含有率が0.5質量%未満であると、剤の粘性を調整することや整髪力を高めることができない。鉱物系増粘剤の含有率は、組成物の質量に対して、2質量%以下であると好ましく、1.5質量%以下であるとより好ましい。鉱物系増粘剤の含有率が2質量%を超えると、べたつきやきしみが生じてしまう。多糖類系増粘剤の含有率は、組成物の質量に対して、0.05質量%以上であると好ましく、0.08質量%以上であるとより好ましい。多糖類系増粘剤の含有率が0.05質量%未満であると、剤の粘性を調整することや整髪力を高めることができない。また、鉱物系増粘剤の含有率は、組成物の質量に対して、1.5質量%以下であると好ましく、1質量%以下であるとより好ましい。多糖類系増粘剤の含有率が1.5質量%を超えると、べたつきやきしみが生じてしまう。

0068

[シリカ粉末以外の粉末]
本開示の化粧料組成物は、本開示の効果を阻害しない範囲において、シリカ粉末以外の粉末をさらに含有することができる。

0069

粉末としては、例えば、無機粉末(例えば、タルクカオリン雲母絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母リチア雲母焼成雲母、焼成タルク、パーミキュライト炭酸マグネシウム炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウムケイ酸カルシウムケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウムタングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライトガラス硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウムフッ素アパタイトヒドロキシアパタイトセラミックパウダー金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛パルミチン酸カルシウムステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末ポリメタクリル酸メチル粉末ポリスチレン粉末、スチレンアクリル酸共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四フッ化エチレン粉末、セルロース粉末シリコーン樹脂粉末シルクパウダーウールパウダーウレタンパウダー等);無機白色顔料(例えば、二酸化チタン酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(γ−酸化鉄等)、無機黄色系顔料黄酸化鉄黄土等)、無機黒色系顔料黒酸化鉄カーボンブラック低次酸化チタン等)、無機紫色系顔料(例えば、マンガンバイオレットコバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム水酸化クロムチタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等を使用することができる。

0070

[その他]
本開示の化粧料組成物は、本開示の効果を阻害しない範囲において、他の成分、例えば、水性溶媒、油性成分、アニオン界面活性剤カチオン界面活性剤両性界面活性剤非イオン界面活性剤粉体水溶性高分子皮膜剤紫外線吸収剤金属イオン封鎖剤アミノ酸有機アミン高分子エマルジョンpH調整剤皮膚栄養剤ビタミン酸化防止剤酸化防止助剤香料等を必要に応じて適宜含有することができる。

0071

以下に、配合可能な他の成分の例を列挙する。下記成分は、少なくとも1つを本開示の組成物に添加することができる。

0072

水性溶媒としては、例えば、水、アルコール、又はこれらの混合物を挙げることができる。

0073

水としては、化粧料、医薬部外品等に使用される水を使用することができ、例えば、精製水イオン交換水水道水等を使用することができる。水相は、目的に応じて、水溶性アルコールをさらに含有することができる。

0074

水溶性アルコールとしては、例えば、低級アルコール、多価アルコール、多価アルコール重合体、2価のアルコールアルキルエーテル類、2価アルコールアルキルエーテル類、2価アルコールエーテルエステルグリセリンモノアルキルエーテル糖アルコール単糖オリゴ糖、多糖およびそれらの誘導体等から選ばれる少なくとも1つを挙げることができる。

0075

低級アルコールとしては、例えば、エタノールプロパノールイソプロパノールイソブチルアルコールt−ブチルアルコール等が挙げられる。

0076

多価アルコールとしては、例えば、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−ブテン−1,4−ジオールヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6−ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトールマンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコールジプロピレングリコールトリエチレングリコールポリプロピレングリコールテトラエチレングリコールジグリセリンポリエチレングリコールトリグリセリンテトラグリセリンポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルエチレングリコールモノエチルエーテルエチレングリコールモノブチルエーテルエチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテルエチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテルエチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテルジエチレングリコールモノエチルエーテルジエチレングリコールモノブチルエーテルジエチレングリコールジメチルエーテルジエチレングリコールジエチルエーテルジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテルトリエチレングリコールモノメチルエーテルトリエチレングリコールモノエチルエーテルプロピレングリコールモノメチルエーテルプロピレングリコールモノエチルエーテルプロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテートエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネートジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテートプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートプロピレングリコールモノエチルエーテルアセテートプロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キシルアルコール、セラキルアルコールバチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトールマルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトールグルコースフルクトースデンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE−テトラハイドロフルフリルアルコール;POP−ブチルエーテル;POP・POE−ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテルリン酸;POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル、ポリグリセリン等が挙げられる。

0077

単糖としては、例えば、三炭糖(例えば、D−グリセリルアルデヒドジヒドロキシアセトン等)、四炭糖(例えば、D−エリトロ−ス、D−エリトルロ−ス、Dートレオ−ス、エリスリトール等)、五炭糖(例えば、L−アラビノ−ス、D−キシロ−ス、L−リキソ−ス、D−アラビノ−ス、D−リボ−ス、D−リブロ−ス、D−キシルロ−ス、L−キシルロ−ス等)、六炭糖(例えば、D−グルコ−ス、D−タロ−ス、D−ブシコ−ス、D−ガラクト−ス、D−フルクト−ス、L−ガラクト−ス、L−マンノ−ス、D−タガト−ス等)、七炭糖(例えば、アルヘプト−ス、ヘプロ−ス等)、八炭糖(例えば、オクツロ−ス等)、デオキシ糖(例えば、2−デオキシ−D−リボ−ス、6−デオキシ−L−ガラクト−ス、6−デオキシ−L−マンノ−ス等)、アミノ糖(例えば、D−グルコサミン、D−ガラクトサミンシアル酸アミノウロン酸ムラミン酸等)、ウロン酸(例えば、D−グルクロン酸、D−マンヌロン酸、L−グルロン酸D−ガラクツロン酸、L−イズロン酸等)等から選ばれる少なくとも1つを挙げることができる。

0078

オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、グンチアノース、ウンベリフェロースラクトースプランテオース、イソリクノース類、α,α−トレハロースラフィノース、リクノース類、ウンビリシンスタキオースベルバスコース類等から選ばれる少なくとも1つを挙げることができる。

0079

多糖としては、例えば、セルロース、クインスシード、コンドロイチン硫酸デンプンガラクタンデルマタン硫酸グリコーゲン、アラビアガム、ヘパラン硫酸ヒアルロン酸トラガントガムケラタン硫酸コンドロイチン、キサンタンガム、ムコイチン硫酸、グアガム、デキストランケラト硫酸、ローカストビーンガム、サクシノグルカンカロニン酸等から選ばれる少なくとも1つを挙げることができる。

0080

その他のポリオールとしては、例えば、ポリオキシエチレンメチルグルコシドグルカムE−10)、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド(グルカムP−10)等から選ばれる少なくとも1つを挙げることができる。

0081

アニオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪酸セッケン(例えば、ラウリン酸ナトリウムパルミチン酸ナトリウム等);高級アルキル硫酸エステル塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウムラウリル硫酸カリウム等);アルキルエーテル硫酸エステル塩(例えば、POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミン、POE−ラウリル硫酸ナトリウム等);N−アシルサルコシン酸(例えば、ラウロイルサルコシンナトリウム等);高級脂肪酸アミドスルホン酸塩(例えば、N‐ステアロイル‐N‐メチルタウリンナトリウム、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等);リン酸エステル塩(POE−オレイルエーテルリン酸ナトリウム、POE−ステアリルエーテルリン酸等);スルホコハク酸塩(例えば、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウムモノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等);アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等);高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩(例えば、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等);N−アシルグルタミン酸塩(例えば、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等);硫酸化油(例えば、ロート油等);POE−アルキルエーテルカルボン酸;POE−アルキルアリルエーテルカルボン酸塩α-オレフィンスルホン酸塩;高級脂肪酸エステルスルホン酸塩;二級アルコール硫酸エステル塩;高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム;N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン;カゼインナトリウム等を使用することができる。

0083

両性界面活性剤としては、例えば、イミダゾリン系両性界面活性剤(例えば、2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシチロキシ2ナトリウム塩等);ベタイン系界面活性剤(例えば、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタインアミドベタインスルホベタイン等)等が挙げられる。

0084

親油性非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル(例えば、ソルビタンモノオレエートソルビタンモノイソステアレートソルビタンモノラウレートソルビタンモノパルミテートソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエートソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等);グリセリンポリグリセリン脂肪酸(例えば、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,α'−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等);プロピレングリコール脂肪酸エステル(例えば、モノステアリン酸プロピレングリコール等);硬化ヒマシ油誘導体グリセリンアルキルエーテル等が挙げられる。

0085

親水性非イオン界面活性剤としては、例えば、POE−ソルビタン脂肪酸エステル(例えば、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンテトラオレエート等);POE−ソルビット脂肪酸エステル(例えば、POE−ソルビットモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステアレート等);POE−グリセリン脂肪酸エステル(例えば、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリントリイソステアレート等のPOE−モノオレエート等);POE−脂肪酸エステル(例えば、POE−ジステアレート、POE−モノジオレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等);POE−アルキルエーテル(例えば、POE−ラウリルエーテル、POE−オレイルエーテル、POE−ステアリルエーテル、POE−ベヘニルエーテル、POE−2−オクチルドデシルエーテル、POE−コレスタノールエーテル等);プルロニック型(例えば、プルロニック等);POE・POP−アルキルエーテル(例えば、POE・POP−セチルエーテル、POE・POP−2−デシルテトラデシルエーテル、POE・POP−モノブチルエーテル、POE・POP−水添ラノリン、POE・POP−グリセリンエーテル等);テトラPOE・テトラPOP−エチレンジアミン縮合物(例えば、テトロニック等);POE−ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体(例えば、POE−ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油、POE−硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE−硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE−硬化ヒマシ油マレイン酸等);POE−ミツロウラノリン誘導体(例えば、POE−ソルビットミツロウ等);アルカノールアミド(例えば、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等);POE−プロピレングリコール脂肪酸エステル;POE−アルキルアミン;POE−脂肪酸アミドショ糖脂肪酸エステル;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等が挙げられる。

0086

保湿剤としては、例えば、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲンコレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩アルキレンオキシド誘導体短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物イザヨイバラ抽出物セイヨウノコギリソウ抽出物メリロート抽出物等が挙げられる。

0087

天然の水溶性高分子としては、例えば、植物系高分子(例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチンカンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシバレイショコムギ)、グリチルリチン酸);微生物系高分子(例えば、キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等);動物系高分子(例えば、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等)等が挙げられる。

0088

半合成の水溶性高分子としては、例えば、デンプン系高分子(例えば、カルボキシメチルデンプンメチルヒドロキシプロピルデンプン等);セルロース系高分子(メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム結晶セルロース、セルロース末等);アルギン酸系高分子(例えば、アルギン酸ナトリウムアルギン酸プロピレングリコールエステル等)等が挙げられる。

0089

合成の水溶性高分子としては、例えば、ビニル系高分子(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等);ポリオキシエチレン系高分子(例えば、ポリエチレングリコール20,000、40,000、60,0000のポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体等);アクリル系高分子(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレートポリアクリルアミド等);ポリエチレンイミンカチオンポリマー等が挙げられる。

0090

皮膜剤としては、例えば、アニオン性皮膜剤(例えば、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体メチルビニルエーテル無水マレイン酸高重合体等)、カチオン性皮膜剤(例えば、カチオン化セルロース、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド重合体、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド/アクリルアミド共重合体等)、ノニオン性皮膜剤(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニルポリアクリル酸エステル共重合体、(メタ)アクリルアミド、高分子シリコーンシリコーンレジントリメチルシロキシケイ酸等)が挙げられる。

0091

紫外線吸収剤としては、例えば、安息香酸系紫外線吸収剤(例えば、パラアミノ安息香酸(以下、PABAと略す)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル等);アントラニル酸系紫外線吸収剤(例えば、ホモメンチル-N-アセチルアントラニレート等);サリチル酸系紫外線吸収剤(例えば、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等);桂皮酸系紫外線吸収剤(例えば、オクチルメトキシシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル-ジパラメトキシシンナメート等);ベンゾフェノン系紫外線吸収剤(例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等);3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール;2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル) ベンゾトリアゾール;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニイルメタン;4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン;5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン、ジモルホリノピリダジノ;2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート;2,4−ビス−{[4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ]−フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−(1,3,5)−トリアジン等が挙げられる。

0092

金属イオン封鎖剤としては、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウムエデト酸三ナトリウムエデト酸四ナトリウムクエン酸ナトリウムポリリン酸ナトリウムメタリン酸ナトリウムグルコン酸、リン酸、クエン酸アスコルビン酸コハク酸エデト酸、エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸3ナトリウム等が挙げられる。

0093

アミノ酸としては、例えば、中性アミノ酸(例えば、スレオニンシステイン等);塩基性アミノ酸(例えば、ヒドロキシリジン等)等が挙げられる。また、アミノ酸誘導体として、例えば、アシルサルコシンナトリウム(ラウロイルサルコシンナトリウム)、アシルグルタミン酸塩、アシβ-アラニンナトリウム、グルタチオンピロリドンカルボン酸等が挙げられる。

0094

有機アミンとしては、例えば、モノエタノールアミンジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリントリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等が挙げられる。

0095

高分子エマルジョンとしては、例えば、アクリル樹脂エマルジョンポリアクリル酸エチルエマルジョンアクリルレジン液、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス等が挙げられる。

0096

pH調整剤としては、例えば、乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム、コハク酸−コハク酸ナトリウム等の緩衝剤等が挙げられる。

0097

ビタミン類としては、例えば、ビタミンA、B1、B2、B6、C、E及びその誘導体、パントテン酸及びその誘導体、ビオチン等が挙げられる。

0098

酸化防止剤としては、例えば、トコフェロール類ジブチルヒドロキシトルエンブチルヒドロキシアニソール没食子酸エステル類等が挙げられる。

0099

酸化防止助剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、アスコルビン酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸ケファリンヘキサメタフォスフェイトフィチン酸エチレンジアミン四酢酸等が挙げられる。

0100

その他の配合可能成分としては、例えば、防腐剤エチルパラベン、ブチルパラベンクロルフェネシンフェノキシエタノール等);消炎剤(例えば、グリチルリチン酸誘導体グリチルレチン酸誘導体サリチル酸誘導体ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等);美白剤(例えば、胎盤抽出物ユキノシタ抽出物アルブチン等);各種抽出物(例えば、オウバクオウレン、シコンシャクヤクセンブリ、バーチ、セージビワニンジンアロエゼニアオイアイリスブドウヨクイニンヘチマユリサフランセンキュウ、ショウキュウ、オトギリソウオノニスニンニクトウガラシチンピトウキ海藻等)、賦活剤(例えば、ローヤルゼリー感光素、コレステロール誘導体等);血行促進剤(例えば、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシンジンゲロンカンタリスチンキイクタモールタンニン酸、α−ボルネオールニコチン酸トコフェロールイノシトールヘキサニコチネートシクランデレートシンナリジントラゾリンアセチルコリンベラパミルセファランチン、γ−オリザノール等);抗脂漏剤(例えば、硫黄チアントール等);抗炎症剤(例えば、トラネキサム酸チオタウリンヒポタウリン等)等が挙げられる。

0101

さらに、本開示の組成物は、カフェインタンニン、ベラパミル、トラネキサム酸及びその誘導体、甘草カリンイチヤクソウ等の各種生薬抽出物酢酸トコフェロール、グリチルレジン酸、グリチルリチン酸及びその誘導体又はその塩等の薬剤ビタミンCアスコルビン酸リン酸マグネシウムアスコルビン酸グルコシド、アルブチン、コウジ酸等の美白剤、アルギニンリジン等のアミノ酸及びその誘導体、も適宜含有することができる。

0102

[油性成分]
本開示の化粧料組成物において、油性成分の含有率は、2質量%未満であると好ましく、1質量%以下であるとより好ましく、0質量%であるとさらに好ましい。油性成分の含有率が2質量%以上であると、べたつきが生じ、粉末の整髪効果を阻害する傾向がある。また、油性成分量を2質量%未満にすることによって、なめらかさ等の使用感を向上させると共に、外観透明性を高めることができる。

0103

油性成分としては、例えば、液体油脂固体油脂ロウ炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール合成エステル油シリコーン油等を使用することができる。

0104

液体油脂としては、例えば、アボガド油ツバキ油タートル油、マカデミアナッツ油トウモロコシ油ミンク油、オリーブ油ナタネ油卵黄油ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油サフラワー油、綿実油、エノ油大豆油落花生油実油、カヤ油コメヌカ油シナギリ油、日本キリ油ホホバ油胚芽油、トリグリセリン等が挙げられる。

0105

固体油脂としては、例えば、カカオ脂ヤシ油脂、硬化ヤシ油、パーム油牛脂羊脂、硬化牛脂、パーム核油豚脂牛骨脂、モクロウ核油、硬化油脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。

0106

ロウ類としては、例えば、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。

0108

高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸トール酸、イソステアリン酸、リノール酸リノレイン酸エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げられる。

0109

高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコールセチルアルコールステアリルアルコールベヘニルアルコールミリスチルアルコールオレイルアルコールセトステアリルアルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノールイソステアリルアルコールオクチルドデカノール等)等を使用することができる。

0110

合成エステル油としては、ミリスチン酸イソプロピルオクタン酸セチルミリスチン酸オクチルドデシルパルミチン酸イソプロピルステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコールジカプリン酸ネオペンチルグリコールリンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライドヒマシ油脂肪酸メチルエステルオレイン酸オレイルアセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、クエン酸トリエチル等が挙げられる。

0112

整髪樹脂
本開示の組成物は、整髪樹脂をさらに含有することができる。整髪樹脂は、本開示の組成物を整髪料として使用した場合に、整髪力をより高めるポリマーである。例えば、整髪樹脂は、成膜性を有するポリマーとすることができる。

0113

整髪樹脂としては、例えば、イオン性ポリマー及び/又は非イオン性ポリマーを使用することができる。イオン性ポリマーは、アニオン性ポリマーカチオン性ポリマー、及び両性ポリマーのうちの少なくとも1つとすることができる。整髪樹脂としては、限定はされないが、以下のポリマーを例示することができる。

0114

(1)メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタインメタクリル酸アルキル共重合体等のベタイン系アニオン性ポリマー(三菱化学社のユカフォーマー(登録商標)301等)、
(2)ポリビニルピロリドンや、ポリビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体等のビニルピロリドン系高分子化合物(BASF社のルビスコールK−90,VA73等)、
(3)ポリビニルアルコールや、ポリビニルブチラール等のビニルアルコール系高分子化合物(日本合成化学社のゴーセノール(登録商標)、電気化学工業社のデンカポバール(登録商標)等)、
(4)ビニルメチルエーテル/マレイン酸ブチル等の酸性ビニルエーテル系高分子化合物(大阪有機化学社のアニエールBEM−42S、ISP社ガントレッツES−225等)、
(5)アクリル酸アルキルエステルメタクリル酸アルキルエステルジアセトンアクリルアミドメタクリル酸共重合体アクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸・アクリル酸アミドアクリル酸エチル共重合体等のアクリル酸系高分子化合物(BASF社のルビマー100P、ウルトラホールドストロング、三菱化学社のダイヤホールド(登録商標)HR−200、互応化学社のプラスサイズ(登録商標)L−53P等)、
(6)N−メタクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル共重合体等の両性アクリル酸系高分子化合物(三菱化学社のユカフォーマー(登録商標)AM−75、日本NSC社アンフォマー28−4910等)、
(7)ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド共重合体、ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドビニルピロリドン・N,N'−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩液、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモポリマー、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体等の含窒素陽イオン性高分子化合物(アマコール社のポリマーJR−125、ライオン社のレオガード(登録商標)GP、日本NSC社のセルコートL−200、ISP社のガフコート734、大阪有機化学社のH.C.ポリマー1N、ナルコ社のマーコート550等)。

0115

整髪樹脂の含有率は、組成物の質量に対して0.1質量%以上であると好ましく、0.3質量%以上であるとより好ましく、0.5質量%以上であるとさらに好ましい。0.1質量%未満では十分な整髪力を得ることができない。また、整髪樹脂の含有率は、組成物の質量に対して8質量%以下であると好ましく、5質量%以下であるとより好ましく、3質量%以下であるとさらに好ましい。整髪樹脂を8質量%を超えて添加すると、べたつきを引き起こしてしまう。

0116

上記の整髪樹脂のうち、アニオン性ポリマー及び両性ポリマーについては、そのままでは水に不溶な場合、必要に応じて官能基の一部または全部を無機または有機アルカリ剤中和し、水溶性に変化させてもよい。

0117

上記の中和を目的として用いられるアルカリ剤は、無機アルカリ剤としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物が挙げられる。またアンモニア、モルホリン等の揮発性アルカリ剤、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、イソプロパノールアミン、モノエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール等のアルカノールアミン類、L−アルギニン、リジン等のアミノ酸類等が挙げられる。

0118

本開示の化粧料組成物の粘度は、1,000mPa・s以上であると好ましく、10,000mPa・s以上であるとより好ましい。1,000mPa・s未満であると、組成物を手による取扱い容易性が低下してしまう。本開示の組成物の粘度は、100,000mPa・s以下であると好ましい。100,000mPa・sを超えると、容器への充填性、塗布時ののび、及び毛髪へのなじみが悪化してしまう。粘度は30℃におけるブルックフィールド粘度計スピンドル番号6又は7、回転数10rpm)で測定することができる。

0119

本開示の化粧料組成物によれば、高い整髪性を実現することができる。特に、ボリューム感ある髪形を作りやすくなる。また、本開示の化粧料組成物によれば、セットした髪形が崩れた後に、再度髪形をセットし直せる再整髪性を高めることができる。また、本開示の化粧料組成物によれば、使用者が感じるべたつきを抑制することができる。また、本開示の化粧料組成物によれば、きしみの発生を抑制することができる。また、本開示の化粧料組成物によれば、増粘剤によって粘度を高めながらも、シリカ粉末の凝集を抑制することができる。

0120

本開示の化粧料組成物の製造方法について説明する。本開示の化粧料組成物は特定の方法に限定されることなく、一般に公知の方法によって作製することができる。例えば、上記各成分を混合することによって化粧料組成物を作製することができる。

0121

本開示の化粧料組成物について、以下に例を挙げて説明する。しかしながら、本開示の化粧料組成物は以下の例に限定されるものではない。また、以下の実施例では、各試験例の化粧料組成物を整髪料に適用した例について説明するが、本開示の組成物は整髪料に限定されるものでもない。各表に示す含有率の単位は質量%である。

0122

各組成物について粘度を測定した。また、各組成物について、安定性、整髪性、塗布直後整髪性、再整髪性、べたつきのなさ及びきしみのなさについて評価した。各表に、各評価項目の評価を示す。

0123

[安定性]組成物中における成分の分散均一性目視で評価した。
A:成分が均一に分散している、又は、凝集物などは認められない。
B:評価不使用
C:成分の分散が明らかに不均一である、又は、明らかな凝集物などが認められる。

0124

整髪性、塗布直後整髪性、再整髪性、べたつきのなさ及びきしみのなさの評価については、3名の評価者が各試験例に係る組成物を整髪料として使用し、以下の基準に基づいて点数をつけ、平均点を算出した。各評価項目の評価基準は以下の通りである。

0125

[整髪性]髪を自然な流れを有する髪型にセットでき、その髪型を維持できるかを評価した。

0126

[塗布直後整髪性]組成物を手に延ばして髪に塗布した直後に髪型をセットできるかを評価した。

0127

[再整髪性]組成物を髪に塗布してから1時間後に髪型をセットし直すことができるかを評価した。

0128

[べたつきのなさ]評価者が組成物を手で髪に塗布して整髪している間に感じるべたつきのなさを評価した。

0129

[きしみのなさ]評価者が組成物を手で髪に塗布して整髪している間に感じるきしみのなさを評価した。きしみのなさとは、髪同士がこすれるとき及び髪と手がこすれるときのスムーズさをいう。

0130

[評価基準]
5点:非常に良い
4点:良い
3点:普通
2点:悪い
1点:非常に悪い
[評価(平均点)]
A:4点以上
B:3点
C:2点
D:1点

0131

[実施例1及び比較例1〜2]
実施例1及び比較例1〜2に係る組成物の組成及び評価を表1に示す。実施例1に係る組成物は、BET比表面積200±25m2/g(カタログ値)を有する不定形・非多孔質フューズドシリカ粉末と、会合性増粘剤と、を含む。一方、比較例1に係る組成物は、シリカ粉末を含有していない。比較例2に係る組成物は、不定形シリカ粉末の代わりに、比表面積300m2/g(カタログ値)を有する真球状・多孔質シリカ粉末を含む。比較例2におけるシリカ粉末は多孔性であり、カタログの比表面積は内部表面積も含む値になっていると考えられる。したがって、比較例2で使用したシリカ粉末の外部表面積は、実施例1で使用したシリカ粉末よりも小さいと考えられる。実施例1においては油性成分は含まれていない。

0132

比較例1及び比較例2に係る組成物では、整髪性、塗布直後整髪性及び再整髪性がいずれも低いものとなった。比較例1と比較例2とを比較しても、シリカ粉末の添加によって整髪性、塗布直後整髪性及び再整髪性の改善は見られなかった。しかしながら、不定形シリカを用いた実施例1に係る組成物によれば、整髪性、塗布直後整髪性及び再整髪性を比較例1及び2よりもかなり高めることができた。これより、外部表面積の小さいシリカ粉末では整髪性、塗布直後整髪性及び再整髪性を高めることはできないと考えられる。外部表面積の大きい不定形のシリカが整髪性、塗布直後整髪性及び再整髪性に有用であると考えられる。

0133

実施例1に係る組成物の粘度は、5,600mPa・sであった。

0134

0135

[実施例2〜5]
実施例2〜5に係る組成物の組成及び評価を表2に示す。実施例2においては、実施例1の組成物に対して整髪樹脂である成分(5)をさらに添加した。実施例3〜5においては、不定形シリカ粉末の添加量を変動させた。

0136

実施例2を見ると、整髪樹脂を添加することによって、実施例1よりも整髪性及び再整髪性を改善することができた。これより、不定形シリカ粉末と整髪樹脂との組み合わせが整髪性及び再整髪性に有用であることが分かる。

0137

実施例3及び4においては、不定形シリカ粉末の量を少なくしたが、十分な整髪性、塗布直後整髪性及び再整髪性を得ることができた。これより、不定形シリカ粉末の量は、0.1質量%以上であると好ましく、0.4質量%以上であるとより好ましいと考えられる。

0138

実施例5においては、不定形シリカ粉末の量を多くしても、使用感を低下させることなく、整髪性、塗布直後整髪性及び再整髪性を高めることができた。これより、不定形シリカ粉末の量は、少なくとも2.5質量%まで添加することができると考えられる。

0139

実施例2〜5のうち、実施例2がもっともべたつきを抑制できている。これより、べたつきを抑制するためには、不定形シリカ粉末の量は0.5質量%〜1.5質量%が好ましいと考えられる。

0140

実施例2〜4に係る組成物の粘度は、4,000mPa・s〜4,500mPa・sであった。実施例5に係る組成物の粘度は、7,000mPa・sであった。

0141

0142

[実施例6〜7]
実施例6〜7に係る組成物の組成及び評価を表3に示す。実施例6〜7においては、会合性増粘剤の添加量を変動させた。

0143

実施例6においては、会合性増粘剤の量を少なくしたが、実施例1〜5と同等の評価を得ることができた。これより、会合性増粘剤の量は、0.3質量%以上であると好ましく、0.5質量%以上であるとより好ましいと考えられる。

0144

実施例7においては、会合性増粘剤の量を多くしても、実施例1〜5と同等の評価を得ることができた。これより、会合性増粘剤の量は、少なくとも2.5質量%まで添加することができると考えられる。

0145

0146

[実施例8〜11及び比較例3〜5]
実施例8〜11及び比較例3〜5に係る組成物の組成及び評価を表4及び表5に示す。実施例8においては、実施例1〜7で使用した会合性増粘剤とは別の会合性増粘剤(成分(4))を使用した。実施例9においては、実施例7の組成物に、カルボキシビニルポリマー及びその中和剤をさらに添加した。実施例10及び11においては、会合性増粘剤とは増粘メカニズムが異なる増粘剤を会合性増粘剤と組み合わせて使用した。実施例10においては、鉱物系増粘剤である成分(6)及び多糖類系増粘剤である成分(7)を会合性増粘剤と組み合わせた。実施例11においては、成分(7)と会合性増粘剤とを組み合わせた。成分(6)の増粘メカニズムはカードハウス構造の形成である。成分(7)の増粘メカニズムは高分子の絡み合いである。一方、比較例3〜5においては、会合性増粘剤を添加しなかった。比較例3においては、実施例7の組成物から会合性増粘剤を除いた組成とした。比較例4においては、増粘剤として成分(6)のみを使用した。比較例5においては、増粘剤として成分(7)のみを使用した。

0147

実施例1〜7とは異なる会合性増粘剤を使用した実施例8においても、実施例1〜7と同等の評価を得ることができた。したがって、良好な使用感を確保しながらも不定形シリカ粉末の利点を得るためには会合性増粘剤が有用であると考えられる。

0148

会合性増粘剤を添加していない比較例4及び5においては、べたつき及びきしみが発生し、良い使用感が得られなかった。これは、鉱物系及び多糖類系増粘剤による影響と考えられる。また、比較例5においては整髪性の低下も見受けられた。これに対し、会合性増粘剤を組み合わせた実施例10及び11においては、べたつき及びきしみを抑えることができた。さらに、実施例10及び11においては、整髪性及び塗布直後整髪性も向上させることができた。これより、会合性増粘剤と鉱物系及び/又は多糖類系増粘剤とを組み合わせることによって、鉱物系及び多糖類系増粘剤によるべたつき及びきしみの発生を抑制しながらも整髪性及び塗布直後整髪性を高めることができると考えられる。

0149

実施例10及び11より、鉱物系増粘剤の含有率は、0.5質量%以上、好ましくは0.8質量%以上とすることができると考えらえる。また、鉱物系増粘剤の含有率は、2質量%以下、好ましくは1.5質量%以下とすることができると考えられる。多糖類系増粘剤の含有率は、0.05質量%以上、好ましくは0.08質量%以上とすることができると考えらえる。また、鉱物系増粘剤の含有率は、1.5質量%以下、好ましくは1質量%以下とすることができると考えられる。

0150

増粘剤としてカルボキシビニルポリマーのみを使用した比較例3においては、シリカ粉末が凝集してしまい、安定な組成物が得られなかった。これはカルボキシビニルポリマーの静電作用によるものと考えられる。しかしながら、会合性増粘剤とカルボキシビニルポリマーを組み合わせた実施例9においては、カルボキシビニルポリマーが存在する場合であっても、シリカ粉末の凝集を抑制し、安定な組成物を得ることができた。そして、カルボキシビニルポリマーを添加することによって、実施例2と比較して、塗布直後の整髪性を改善することができた。これより、シリカ粉末が凝集してしまうような増粘剤を使用する場合であっても、会合性増粘剤も併せて添加することによって、シリカ粉末の利点を得ることができる安定な組成物を得ることができることが分かった。また、カルボキシビニルポリマーを添加することによって、組成物の粘り感が増し、塗布直後の使用性及び経時安定性を高めることができた。

0151

実施例9より、カルボキシビニルポリマーの含有率は、0.08質量%以上、好ましくは0.1質量%以上とすることができると考えらえる。また、カルボキシビニルポリマーの含有率は、0.5質量%以下、好ましくは0.3質量%以下とすることができると考えられる。

0152

実施例8〜11に係る組成物の粘度は、20,000mPa・s〜45,000mPa・sであった。

0153

0154

0155

本発明の化粧料組成物は、上記実施形態及び実施例に基づいて説明されているが、上記実施形態及び実施例に限定されることなく、本発明の範囲内において、かつ本発明の基本的技術思想に基づいて、各開示要素(請求の範囲、明細書及び図面に記載の要素を含む)に対し種々の変形、変更及び改良を含むことができる。また、本発明の請求の範囲の範囲内において、各開示要素の多様な組み合わせ・置換ないし選択が可能である。

0156

本発明のさらなる課題、目的及び形態(変更形態含む)は、請求の範囲を含む本発明の全開事項からも明らかにされる。

実施例

0157

本書に記載した数値範囲については、別段の記載のない場合であっても、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし範囲が本書に具体的に記載されているものと解釈されるべきである。

0158

本開示の化粧料組成物は、整髪料として好適に用いることができる。また、本開示の組成物は、肌に塗布したり、擦り込んだりする化粧料・皮膚外用剤にも用いることができる。

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