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技術 プリンタ

出願人 サトーホールディングス株式会社
発明者 駒込瞬齋藤雪正
出願日 2017年8月28日 (2年1ヶ月経過) 出願番号 2018-543778
公開日 2019年7月18日 (2ヶ月経過) 公開番号 WO2018-066265
状態 未査定
技術分野 サーマルプリンタ(制御) 付属装置、全体制御 共通的な機構 サーマルプリンタ(構造)
主要キーワード 非保持位置 非遮蔽位置 リボン軸 ヘッドブラケット 剥離ピン カバーロック 収容部側 コネクタユニット
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題・解決手段

プリンタ(1)は、印字媒体を搬送するプラテンローラ(10)と、プラテンローラ(10)によって搬送された印字媒体に印字を行う印字ヘッド(12)と、印字ヘッド(12)に対して着脱可能な接続部(22)と、プラテンローラ(10)と印字ヘッド(12)とが離間した場合、接続部(22)を介した印字ヘッド(12)への電力供給を停止する制御部(102)と、を備える。

概要

背景

一般的なプリンタは、印字ヘッドを備えている。印字ヘッドは、消耗品であるため、交換が必要である。そのため、印字ヘッドの交換を容易化することが求められている。例えば、特開2014−133364号公報には、印字ヘッドとコネクタとの着脱を容易化する技術が開示されている。

概要

プリンタ(1)は、印字媒体を搬送するプラテンローラ(10)と、プラテンローラ(10)によって搬送された印字媒体に印字を行う印字ヘッド(12)と、印字ヘッド(12)に対して着脱可能な接続部(22)と、プラテンローラ(10)と印字ヘッド(12)とが離間した場合、接続部(22)を介した印字ヘッド(12)への電力供給を停止する制御部(102)と、を備える。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

印字媒体を搬送するプラテンローラと、前記プラテンローラによって搬送された印字媒体に印字を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドに対して着脱可能な接続部と、前記プラテンローラと前記印字ヘッドとが離間した場合、前記接続部を介した前記印字ヘッドへの電力供給を停止する制御部と、を備える、プリンタ

請求項2

筐体と、前記筐体内を閉鎖する閉鎖位置と前記筐体内を開放する開放位置との間を移動可能なプリンタカバーと、を備え、前記制御部は、前記プリンタカバーが前記閉鎖位置から前記開放位置に到達するまでの間に、前記接続部を介した前記印字ヘッドへの電力供給を停止する、請求項1に記載のプリンタ。

請求項3

前記プラテンローラが配置された搬送ユニットと、前記搬送ユニットを開放する開放位置と前記搬送ユニットを閉鎖する閉鎖位置との間を移動可能であり、且つ、前記印字ヘッドが配置されたヘッドユニットと、を備え、前記制御部は、前記ヘッドユニットが前記閉鎖位置から離れた場合、前記印字ヘッドへの電力供給を停止する、請求項1に記載のプリンタ。

請求項4

前記印字ヘッドのヘッドカバーであって、前記印字ヘッドを遮蔽する第1位置と、前記印字ヘッドを遮蔽しない第2位置との間を移動可能なヘッドカバーを備え、前記制御部は、前記ヘッドカバーが前記第1位置から前記第2位置に到達するまでの間に、前記電力供給を停止する、請求項1に記載のプリンタ。

請求項5

前記制御部は、前記接続部を前記印字ヘッドから取り外すことができると判定した場合、前記接続部を介した前記印字ヘッドへの電力供給を停止する、請求項1に記載のプリンタ。

請求項6

前記制御部は、前記印字ヘッドが前記接続部に接続された後、前記電力供給を再開する、請求項1〜5の何れかに記載のプリンタ。

請求項7

前記制御部は、前記電力供給を停止した後に、前記印字ヘッドと前記接続部とが正しく接続されていることを検出した場合、前記電力供給を再開する、請求項6に記載のプリンタ。

技術分野

0001

本発明は、プリンタに関する。

背景技術

0002

一般的なプリンタは、印字ヘッドを備えている。印字ヘッドは、消耗品であるため、交換が必要である。そのため、印字ヘッドの交換を容易化することが求められている。例えば、特開2014−133364号公報には、印字ヘッドとコネクタとの着脱を容易化する技術が開示されている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、ユーザが印字ヘッドを交換するときに、印字ヘッドの端子とコネクタの端子とを誤って接続してしまう場合がある。印字ヘッドを交換するときにプリンタの電源オンのときにこのような誤接続が発生すると、印字ヘッドの電気回路過電流が流れる場合があるので、印字ヘッドのショートの原因になる。

0004

特開2014−133364号公報では、印字ヘッドとコネクタとの誤接続を考慮していないため、誤接続に起因する印字ヘッドのショートを防ぐことはできない。

0005

本発明の目的は、印字ヘッドを交換するときの印字ヘッドのショートを防ぐことである。

課題を解決するための手段

0006

本発明の一態様は、印字媒体を搬送するプラテンローラと、 前記プラテンローラによって搬送された印字媒体に印字を行う印字ヘッドと、 前記印字ヘッドに対して着脱可能な接続部と、 前記プラテンローラと前記印字ヘッドとが離間した場合、前記接続部を介した前記印字ヘッドへの電力供給を停止する制御部と、を備える、プリンタである。

発明の効果

0007

本発明の一態様によれば、印字ヘッドを交換するときの印字ヘッドのショートを防ぐことができる。

図面の簡単な説明

0008

本実施形態の印字媒体の概略図。
本実施形態のプリンタカバー閉鎖位置にあるときのプリンタの斜視図である。
本実施形態のプリンタカバーが開放位置にあり、かつ、ヘッドカバー遮蔽位置にあるときのプリンタの斜視図。
本実施形態のプリンタカバーが開放位置にあり、かつ、ヘッドカバーが非遮蔽位置にあるときのプリンタの斜視図。
図4の領域Iの拡大斜視図。
本実施形態のサーマルヘッドコネクタユニットとの着脱方法の説明図。
本実施形態のサーマルヘッドとコネクタユニットとの着脱方法の説明図。
本実施形態のサーマルヘッドとコネクタユニットとの着脱方法の説明図。
本実施形態の搬送経路を示す概略図。
本実施形態のプリンタの機能ブロック図。
変形例5のプリンタの内部構成を示す概略図。
図11印字ユニットの拡大図。

実施例

0009

以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。

0010

以下の説明において、「FR」はプリンタの前方を意味し、「RR」はプリンタの後方を意味する。 「UP」はプリンタを水平面に置いたときの上方を意味し、「LO」はプリンタを水平面に置いたときの下方を意味する。 「LH」及び「RH」は、プリンタの前後方向及び上下方向に直行する方向(以下「幅方向」という)を意味する。搬送経路上の任意の基準に対して収容部側を「搬送方向上流側」といい、当該基準に対して排出口側を「搬送方向下流側」という。

0011

(1)印字媒体本実施形態の印字媒体について説明する。図1は、本実施形態の印字媒体の概略図である。

0012

図1に示すように、本実施形態の印字媒体Pは、台紙PMと、複数枚のラベルPLとを有している。 台紙PMは、仮着面PMaと、仮着面PMaと反対側の非仮着面PMbと、を有する。 仮着面PMaには、複数枚のラベルPLが所定間隔毎に仮着されている。 非仮着面PMbには、所定間隔毎に基準マークMが形成されている。基準マークMは、ラベルPLの基準位置を示している。

0013

各ラベルPLは、印字面PLaと、粘着面PLbと、を有する。 印字面PLaは、熱により発色する発熱層を含む。 粘着面PLbには、粘着剤が塗工されている。

0014

(2)プリンタの構成 本実施形態のプリンタの構成について説明する。図2は、本実施形態のプリンタカバーが閉鎖位置にあるときのプリンタの斜視図である。図3は、本実施形態のプリンタカバーが開放位置にあり、かつ、ヘッドカバーが遮蔽位置にあるときのプリンタの斜視図である。図4は、本実施形態のプリンタカバーが開放位置にあり、かつ、ヘッドカバーが非遮蔽位置にあるときのプリンタの斜視図である。図5は、図4の領域Iの拡大斜視図である。

0015

図2図4に示すように、プリンタ1は、フロントパネル2と、筐体8と、プリンタカバー3と、タッチパネルディスプレイ4と、収容部6と、プラテンローラ10と、サーマルヘッド12(印字ヘッドの一例)と、第1補助ローラ13と、第2補助ローラ14と、剥離部15と、ヘッドカバー21と、一対のカバーロック24と、一対のカバーロック孔25と、を備えている。

0016

プリンタカバー3の前端部には、カバーオープンボタン3aが配置されている。 プリンタカバー3の後端部は、筐体8の後端部に軸支されている。プリンタカバー3は、回動軸RS1を軸として、閉鎖位置(図2)と開放位置(図3)との間を筐体8に対して移動可能(つまり、回動可能)である。 閉鎖位置とは、プリンタカバー3が筐体8内を閉鎖する(例えば、プリンタ1の外部から筐体8内を視認できないようにする)位置である。 開放位置とは、プリンタカバー3が筐体8内を開放する(例えば、プリンタ1の外部から筐体8内を視認可能にする)位置である。 プリンタカバー3が閉鎖位置に位置する場合、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが対向する。 プリンタカバー3が、閉鎖位置から開放位置に向かって回動する場合、プリンタカバー3の前端部は、フロントパネル2及び筐体8の前端部から離間する方向に回動する。 プリンタカバー3が、開放位置から閉鎖位置に向かって回動する場合、プリンタカバー3の前端部は、フロントパネル2及び筐体8の前端部に近づく方向に回動する。 プリンタカバー3が開放位置に位置する場合、サーマルヘッド12は、プラテンローラ10から離間している。 プリンタカバー3の前面は、プリンタカバー3が閉鎖位置にあるときに上方UPを向き、かつ、プリンタカバー3が開放位置にあるときに後方RRを向く。 プリンタカバー3の背面は、プリンタカバー3が閉鎖位置にあるときに下方LOを向き、かつ、プリンタカバー3が開放位置にあるときに前方FRを向く。

0017

筐体8には、フロントパネル2と、収容部6と、第1補助ローラ13と、プラテンローラ10と、剥離部15と、一対のカバーロック孔25と、が配置される。

0018

収容部6は、筐体8の後端部側に位置する。 収容部6は、ロール紙Rを収容するように構成される。図3に示すように、プリンタカバー3が開放位置にある場合、収容部6は、プリンタ1の外部からアクセス可能になる。これにより、ユーザは、ロール紙Rを収容部6にセットすることができる。

0019

プラテンローラ10は、第1補助ローラ13の前方FRに位置する。プラテンローラ10は、筐体8に軸支されている。 プラテンローラ10は、ステッピングモータ(不図示)に接続されている。プラテンローラ10は、ステッピングモータの制御に従って回転することにより、印字媒体Pを搬送するように構成される。

0020

第1補助ローラ13は、収容部6の前方FRに位置する。第1補助ローラ13は、筐体8に軸支されている。

0021

剥離部15は、プラテンローラ10の前方FRに位置する。 剥離部15は、少なくとも1つの平面を有する部材(例えば、剥離板)、又は、少なくとも1つの曲面を有する部材(例えば、剥離ピン)である。 剥離部15は、プラテンローラ10から前方FRに向かって搬送される印字媒体Pのうち、台紙PMを下方LO及び後方RRに折り返すことにより、印字が行われたラベルPLを台紙PMから剥離するように構成される。

0022

図2に示すように、閉鎖位置にあるプリンタカバー3と筐体8との間(つまり、フロントパネル2の上方UP)には、ラベル排出口2aが形成される。 フロントパネル2の下方LOには、台紙排出口2bが形成される。

0023

ラベル排出口2aは、剥離部15の前方FRに位置する。 ラベル排出口2aは、台紙PMから剥離されたラベルPLを排出するように構成される。

0024

台紙排出口2bは、ラベル排出口2aの下方LOに位置する。 台紙排出口2bは、ラベルPLが剥離された後の台紙PMを排出するように構成される。

0025

図2に示すように、タッチパネルディスプレイ4は、プリンタカバー3が閉鎖位置にある場合、プリンタカバー3の上面に位置する。 タッチパネルディスプレイ4は、所定の情報を表示するように構成される。所定の情報は、プリンタ1に関する情報と、操作キー画像と、を含む。ユーザが操作キー画像に触れると、プリンタ1のプロセッサ(後述)は、当該操作キー画像に応じた指示を受け付ける。 タッチパネルディスプレイ4は、例えば、タッチセンサを有する液晶ディスプレイである。

0026

図3図5に示すように、プリンタカバー3には、カバーオープンボタン3aと、サーマルヘッド12と、第2補助ローラ14と、ヘッドブラケット20と、ヘッドカバー21と、コネクタユニット22(接続部の一例)と、一対のギア23と、一対のカバーロック24と、が配置される。サーマルヘッド12と、第2補助ローラ14と、ヘッドブラケット20と、ヘッドカバー21と、コネクタユニット22と、一対のギア23とは、プリンタカバー3が閉鎖位置にある場合、プリンタカバー3の下面に位置する。

0027

図3及び図4に示すように、ヘッドカバー21は、プリンタカバー3に軸支されている。ヘッドカバー21は、回動軸RS2を軸として、図3の遮蔽位置(第1位置の一例)と図4の非遮蔽位置(第2位置の一例)との間をプリンタカバー3に対して移動可能(つまり、回動可能)である。回動軸RS2は、回動軸RS1と平行である。 遮蔽位置に位置するヘッドカバー21は、サーマルヘッド12の一部を遮蔽する。この場合、サーマルヘッド12の一部、及び、コネクタユニット22(図4)は、ヘッドカバー21に覆われるため、プリンタ1の外部から視認することはできない。 非遮蔽位置に位置するヘッドカバー21は、コネクタユニット22を開放する。具体的には、非遮蔽位置に位置するヘッドカバー21とプリンタカバー3との間には空間が形成される。コネクタユニット22は、この空間から露出する。コネクタユニット22の接続端子は、上方UPを向いている。この場合、サーマルヘッド12及びコネクタユニット22は、プリンタ1の外部から視認可能である。

0028

第2補助ローラ14は、プリンタカバー3に軸支されている。第2補助ローラ14は、幅方向(LH−RH方向)において、ヘッドカバー21の中央に位置する。 第2補助ローラ14は、第1補助ローラ13に従動回転することにより、印字媒体Pの搬送を補助するように構成される。

0029

図2に示すように、プリンタカバー3が閉鎖位置に位置する場合、図3の一対のカバーロック24は、一対のカバーロック孔25に挿入される。これにより、プリンタカバー3が閉鎖位置に固定される。 ユーザがカバーオープンボタン3aを押下すると、カバーロック24による固定が解除される。その結果、プリンタカバー3は、閉鎖位置から開放位置(図3)に向かって回動可能になる。

0030

図5に示すように、ヘッドブラケット20は、一対の凸部20aと、一対の突起20bと、ヘッドブラケット本体20dと、を有する。

0031

一対の凸部20aは、ヘッドブラケット本体20dから前方FRに突出している。

0032

ヘッドカバー21は、一対の係合部21aと、一対のギア21bと、を有する。

0033

一対の係合部21aは、ヘッドカバー21の側端部に位置する。 一対の係合部21aは、一対の突起20bに係合することにより、ヘッドカバー21を遮蔽位置(図3)にロックするように構成される。 ユーザがヘッドカバー21を回動させると、一対の係合部21aと一対の突起20bとの係合が解除される。

0034

図5に示すように、一対のギア23は、一対の係合孔22f及び一対のギア21bと係合する。これにより、ヘッドカバー21の回動運動は、一対のギア23を介して、コネクタユニット22の上下方向(UP−LO方向)の運動に変換される。 つまり、一対のギア21b及び一対のギア23から構成されるギア機構は、コネクタユニット22とヘッドカバー21とに連結する移動機構である。この移動機構は、ヘッドカバー21の移動に応じてコネクタユニット22を移動させる(例えば、上下方向(UP−LO方向)にスライド移動させる)ことにより、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とを着脱させるように構成される。

0035

サーマルヘッド12は、コネクタユニット22に対して着脱可能である。

0036

コネクタユニット22は、サーマルヘッド12と制御基板(不図示)とを接続するように構成される。

0037

(3)サーマルヘッドとコネクタユニットとの着脱本実施形態のサーマルヘッドとコネクタユニットとの着脱について説明する。図6図8は、本実施形態のサーマルヘッドとコネクタユニットとの着脱方法の説明図である。

0038

図6図8は、開放位置(図3)に位置するプリンタカバー3の要部の断面を示している。

0039

図6に示すように、プリンタカバー3が開放位置に位置し、かつ、ヘッドカバー21が非遮蔽位置に位置する場合、サーマルヘッド12は、開放される。このとき、サーマルヘッド12は、プリンタカバー3の前方(FR)から視認可能である。

0040

ユーザが、回動軸RS2を基準として、ヘッドカバー21を時計回り図6)に回動させると、ギア23は、回動軸RS3を基準として、反時計回り図6)に回動する。反時計回りに回動したギア23は、係合孔22fを上方UPに押すことにより、コネクタユニット22を上方UP(つまり、ヘッドブラケット20により保持されたサーマルヘッド12に近づく方向)に移動させる。 その結果、図7に示すように、ヘッドカバー21が遮蔽位置に移動する。これにより、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが接続される。

0041

次に、ユーザが、回動軸RS1を基準として、プリンタカバー3を反時計周り図7)に回動させると、プリンタカバー3は、閉鎖位置(図2)に移動する。

0042

ヘッドカバー21が遮蔽位置(図7)にあるときに、ユーザが、回動軸RS2を基準として、ヘッドカバー21を反時計回り(図8)に回動させると、ギア23は、回動軸RS3を基準として、時計回り(図8)に回動する。時計回りに回動したギア23は、係合孔22fを下方LOに押すことにより、コネクタユニット22を下方LO(つまり、ヘッドブラケット20により保持されたサーマルヘッド12から離間する方向)に移動させる。 その結果、図6に示すように、ヘッドカバー21が非遮蔽位置に移動する。これにより、サーマルヘッド12がコネクタユニット22から取り外される。

0043

(4)機能ブロック本実施形態のプリンタの機能ブロックについて説明する。図10は、本実施形態のプリンタの機能ブロック図である。

0044

図10に示すように、プリンタ1の制御基板100は、記憶装置101と、プロセッサ102(制御部の一例)と、入出力インタフェース103と、通信インタフェース104と、を備える。

0045

記憶装置101は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置101は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。 プログラムは、ファームウェアと、ソフトウェアと、を含む。ファームウェアは、プリンタ1のハードウェアを制御するためのプログラムである。ソフトウェアは、プリンタ1の機能を実現するためのプログラムである。 データは、ファームウェアが参照する制御データと、ソフトウェアが参照する処理データと、を含む。

0046

プロセッサ102は、記憶装置101に記憶されたプログラムを起動し、かつ、記憶装置101に記憶されたデータを参照することによって、プリンタ1の機能を実現するように構成される。具体的には、プロセッサ102は、通信制御機能と、表示制御機能と、指示受付機能と、印字制御機能と、電力制御機能と、を実現する。プロセッサ102は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。

0047

通信制御機能を実現するプロセッサ102は、通信インタフェース104を介して、プリンタ1と、プリンタ1に接続される装置(例えば、スマートフォンタブレット端末パーソナルコンピュータ、又は、サーバ)との間の通信を制御する。通信制御機能により、プリンタ1は、ネットワーク(例えば、インターネットイントラネットローカルエリアネットワーク、又は、それらの組合せ等)に接続される。

0048

表示制御機能を実現するプロセッサ102は、入出力インタフェース103を介して、表示情報をタッチパネルディスプレイ4に表示させる。

0049

ユーザがタッチパネルディスプレイ4に表示された操作キー画像に触れると、指示受付機能を実現するプロセッサ102は、入出力インタフェース103を介して、ユーザが触れた操作キー画像に対応する指示を受け付ける。

0050

印字制御機能を実現するプロセッサ102は、ステッピングモータの駆動(つまり、プラテンローラ10の回転)、及び、サーマルヘッド12の発熱を制御する。

0051

入出力インタフェース103は、プリンタ1の入力デバイス(例えば、タッチパネルディスプレイ4)からユーザの指示を受け付け、かつ、プリンタ1の出力デバイス(例えば、タッチパネルディスプレイ4)に情報を出力するように構成される。

0052

通信インタフェース104は、プリンタ1に接続される装置とプリンタ1との間の通信を制御するように構成される。

0053

電力制御機能を実現するプロセッサ102は、コネクタユニット22を介して、サーマルヘッド12への電力供給を制御する。

0054

(4−1)印字制御機能 本実施形態の印字制御機能について説明する。図9は、本実施形態の搬送経路を示す概略図である。

0055

図9に示すように、印字媒体Pの搬送経路とは、収容部6と剥離部15との間の経路である。印字媒体Pの搬送経路は、第1補助ローラ13と、第2補助ローラ14と、サーマルヘッド12と、プラテンローラ10と、を経由する。 ラベルPLの搬送経路とは、剥離部15とラベル排出口2aとの間の経路である。 台紙PMの搬送経路とは、剥離部15と台紙排出口2bとの間の経路である。台紙PMの搬送経路は、第1ニップローラ16と、第2ニップローラ17と、を経由する。

0056

収容部6には、ロール紙Rが収容されている。

0057

第1補助ローラ13及び第2補助ローラ14は、収容部6を基準として搬送方向下流側に位置する。第1補助ローラ13は、搬送経路の下方LOに位置する。第2補助ローラ14は、搬送経路の上方UPに位置する。つまり、プリンタカバー3が閉鎖位置(図2)にあるときに、第1補助ローラ13及び第2補助ローラ14は、互いに対向する。 第1補助ローラ13は、ステッピングモータに接続されている。第1補助ローラ13は、ステッピングモータの制御に従って回転する。 第2補助ローラ14は、第1補助ローラ13に従動回転する。 第1補助ローラ13及び第2補助ローラ14は、印字媒体Pを挟持しながら回転することにより、印字媒体Pの搬送を補助するように構成される。

0058

プラテンローラ10及びサーマルヘッド12は、第1補助ローラ13及び第2補助ローラ14を基準として搬送方向下流側に位置する。プラテンローラ10は、搬送経路の下方LOに位置する。 サーマルヘッド12は、搬送経路の上方UPに位置する。つまり、プリンタカバー3が閉鎖位置(図2)にあるときに、プラテンローラ10及びサーマルヘッド12は、互いに対向する。

0059

剥離部15は、プラテンローラ10及びサーマルヘッド12に対して搬送方向下流側に位置する。 剥離部15の上面と前面とで鋭角を形成する。

0060

第1ニップローラ16及び第2ニップローラ17は、剥離部15を基準として搬送方向下流側に位置する。第1ニップローラ16及び第2ニップローラ17は、互いに対向する。 第1ニップローラ16は、第2ニップローラ17に従動回転する。 第2ニップローラ17は、ステッピングモータに接続されている。第2ニップローラ17は、ステッピングモータの制御に従って回転する。 第1ニップローラ16及び第2ニップローラ17は、台紙PMを挟持しながら回転することにより、剥離部15から台紙排出口2bに向かって台紙PMを搬送するように構成される。

0061

プラテンローラ10がフォワード方向(図6の反時計周り方向)に回転すると、収容部6から、帯状の印字媒体P(ラベルPL及び台紙PMの組合せ)が、収容部6を基準として搬送方向下流側に繰り出される。繰り出された印字媒体Pの下面は、台紙PMの非仮着面PMbである。繰り出された印字媒体Pの上面は、印字面PLaである。

0062

プラテンローラ10がフォワード方向に回転すると、第1補助ローラ13は、非仮着面PMbに当接しながら、図6の反時計回り方向に回転し、かつ、第2補助ローラ14は、印字面PLaに当接しながら、図6の時計回り方向に回転する。

0063

収容部6から繰り出された印字媒体Pは、印字面PLa(つまり、印字媒体Pの上面)を第2補助ローラ14に当接させ、かつ、非仮着面PMb(つまり、印字媒体Pの下面)を第1補助ローラ13に当接させながら、プラテンローラ10とサーマルヘッド12との間を通過する。

0064

プロセッサ102には、ユーザの指示に応じて、印字面PLaに印字すべき情報(以下「印字情報」という)に対応する印字データが供給される。プロセッサ102は、印字データに基づいて、各発熱素子を発熱させる。印字媒体Pがサーマルヘッド12とプラテンローラ10との間を通過するときに、発熱した発熱素子が印字面PLaに押し当てられる。発熱素子の熱により、印字面PLaの発熱層が発色する。その結果、印字面PLaに印字情報が印字される。

0065

ラベルPLは、剥離部15の前方端からラベル排出口2aに向かって搬送される。 台紙PMは、剥離部15の前面に沿って、下方LO及び後方RRに折り返された後、台紙排出口2bに向かって搬送される。 つまり、剥離部15は、ラベルPLに対して台紙PMを鋭角に折り返す。これにより、剥離部15において、ラベルPLが台紙PMから剥離される。

0066

台紙PMから剥離されたラベルPLは、ラベル排出口2aから排出される。 ラベルPLが剥離された後の台紙PM(つまり、剥離部15の前方端を通過した台紙PM)は、第1ニップローラ16及び第2ニップローラ17を経由して、台紙排出口2bから排出される。

0067

(4−2)電力制御機能本実施形態の電力制御機能について説明する。

0068

本実施形態のプロセッサ102は、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが離間した場合、コネクタユニット22を介した印字ヘッドへの電力供給を停止するように構成される。 以下、プロセッサ102がサーマルヘッド12への電力供給を停止する場合の電力制御機能の例を示す。

0069

(4−2−1)電力制御機能の第1例 本実施形態の電力制御機能の第1例について説明する。

0070

図8に示すように、プリンタ1の電源をオンにしたまま、サーマルヘッド12がコネクタユニット22から取り外されると、サーマルヘッド12はプラテンローラ10から離間する。この場合、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を停止する。 具体的には、プロセッサ102は、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが接続されているか否かを検出するように構成される。プロセッサ102は、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが接続されていないこと(つまり、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが離間したこと)を検出すると、プロセッサ102は、サーマルヘッド12への電力供給を停止する。 電力供給を停止した後は、ユーザが、サーマルヘッド12を交換するときに、新しいサーマルヘッド12のコネクタ部12bを誤った端子22aに接続してしまう(つまり、誤接続が起こる)可能性がある。しかし、サーマルヘッド12への電力供給が停止されるので、誤接続が起こったとしても、サーマルヘッド12には電流は流れない。これにより、サーマルヘッド12を交換するときのサーマルヘッド12のショートを防ぐことができる。

0071

図7に示すように、サーマルヘッド12がコネクタユニット22に接続された場合、プロセッサ102は、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが接続された後に、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を再開する。 つまり、ユーザが、ヘッドカバー21を遮蔽位置に位置させるだけで、サーマルヘッド12への電力供給を再開させることができる。したがって、電力供給を再開させるための指示(例えば、操作キー画像を用いた指示)は不要である。これにより、サーマルヘッド12を交換するときのユーザの手間を削減することができる。

0072

(4−2−2)電力制御機能の第2例 本実施形態の電力制御機能の第2例について説明する。第2例は、プロセッサ102は、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが離間した場合、コネクタユニット22を介した印字ヘッドへの電力供給を停止する例である。

0073

図2に示すように、プリンタカバー3が閉鎖位置に位置するときに、ユーザが、カバーオープンボタン3aを押下することによりカバーロック24による固定を解除した後、プリンタカバー3を開放位置(図3)に向かって回動させると、サーマルヘッド12はプラテンローラ10から離間する。この場合、プロセッサ102は、プリンタカバー3が閉鎖位置から開放位置に到達するまでの間(つまり、サーマルヘッド12がプラテンローラ10から離間している間)に、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を停止する。

0074

一例として、プリンタ1は、カバーロック24によりプリンタカバー3が固定されているか否かを検出するロックセンサ(不図示)を備えている。プリンタカバー3の固定が解除されたこと(つまり、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが離間したこと)をロックセンサが検出すると、プロセッサ102は、サーマルヘッド12への電力供給を停止する。

0075

別の例として、プリンタ1は、プリンタカバー3の位置を検出するカバーセンサを備えている。プリンタカバー3が閉鎖位置と開放位置との間に位置すること(つまり、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが離間したこと)をカバーセンサが検出すると、プロセッサ102は、サーマルヘッド12への電力供給を停止する。

0076

電力供給を停止した後は、誤接続が起こったとしても、サーマルヘッド12には電流は流れない。これにより、サーマルヘッド12を交換するときのサーマルヘッド12のショートを防ぐことができる。

0077

ユーザが、プリンタカバー3を開放位置(図3)から閉鎖位置(図2)に向かって回動させた場合、プロセッサ102は、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を再開する。 具体的には、プリンタカバー3が閉鎖位置に位置すること(つまり、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが離間していないこと)をカバーセンサが検出すると、プロセッサ102は、サーマルヘッド12への電力供給を再開する。 つまり、ユーザは、プリンタカバー3を閉鎖位置に位置させるだけで、サーマルヘッド12への電力供給を再開させることができる。したがって、電力供給を再開させるための指示は不要である。これにより、サーマルヘッド12を交換するときのユーザの手間を削減することができる。

0078

(5)小括 上述のとおり、本実施形態では、プロセッサ102は、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが離間した場合、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を停止する。 したがって、サーマルヘッド12をコネクタユニット22に取り付けるときに誤接続が起こったとしても、サーマルヘッド12には電流が流れない。サーマルヘッド12を交換するときのサーマルヘッド12のショートを防ぐことができる。

0079

(6)変形例 以下、本実施形態の変形例について説明する。

0080

(6−1)変形例1 変形例1について説明する。変形例1では、サーマルヘッド12が固定されているか否かに応じて、電力供給を制御する例を示す。

0081

変形例1のプリンタ1は、ヘッドロック部材(不図示)と、ヘッドロックセンサ(不図示)と、を備える。

0082

変形例1のサーマルヘッド12は、コネクタユニット22に接続されたまま、移動可能である。コネクタユニット22に接続されたサーマルヘッド12を移動させることにより、コネクタユニット22に接続されたサーマルヘッド12がユーザにとって視認し易くなるので、サーマルヘッド12とコネクタユニット22との着脱がより容易になる。

0083

ヘッドロック部材は、コネクタユニット22に接続されたサーマルヘッド12(図7)の位置を固定するように構成される。ヘッドロック部材は、例えば、レバーである。

0084

ヘッドロックセンサは、ヘッドロック部材による固定が解除されたか否かを検出する。

0085

ヘッドロック部材による固定が解除された場合、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を停止する。 具体的には、ヘッドロックセンサが、ヘッドロック部材による固定が解除されたことを検出すると、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を停止する。 電力供給を停止した後は、誤接続が起こったとしても、サーマルヘッド12には電流は流れない。これにより、誤接続に起因するサーマルヘッド12のショートを防ぐことができる。

0086

ヘッドロック部材により、コネクタユニット22に接続されたサーマルヘッド12の位置が固定された場合、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を再開する。 具体的には、ヘッドロックセンサが、ヘッドロック部材によりサーマルヘッド12の位置が固定されたことを検出すると、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を再開する。 つまり、ユーザは、ヘッドロック部材を操作することにより、コネクタユニット22に接続されたサーマルヘッド12の位置を固定するだけで、サーマルヘッド12への電力供給を再開させることができる。したがって、電力供給を再開させるための指示は不要である。これにより、サーマルヘッド12を交換するときのユーザの手間を削減することができる。

0087

(6−2)変形例2 変形例2について説明する。変形例2では、インクリボンを用いて印字を行うプリンタにおいて、電力供給を制御する例を示す。

0088

変形例2の印字面PLaは、発熱層は含まない。

0089

変形例2のプリンタ1は、リボンカセット(不図示)と、リボン供給部(不図示)と、印字ヘッド(不図示)と、リボンセンサ(不図示)と、を備える。

0090

リボンカセットには、インクリボンが収容される。インクリボンは、紙管と、紙管の周囲に巻き回されたリボン(つまり、ロール状のリボン)と、を含む。

0091

リボンカセットは、リボン軸(リボン保持部の一例)を有する。 リボン軸は、紙管を保持するように構成される。 また、リボン軸は、保持位置(第1位置の一例)と非保持位置(第2位置の一例)との間を移動可能である。 リボン軸が保持位置に位置する場合、リボンカセットはインクリボンを保持する。この場合、リボン供給部は、インクリボンを供給することができる。 リボン軸が非保持位置に位置する場合、インクリボンの交換が可能である。

0092

リボンセンサは、リボン軸の位置を検出するように構成される。

0093

リボン供給部は、リボン軸により保持されたインクリボンをサーマルヘッド12に供給するように構成される。プラテンローラ10により搬送された印字媒体Pと、リボン供給部により供給されたインクリボンと、がプラテンローラ10及びサーマルヘッド12により挟持される。

0094

リボン軸が保持位置から離間している場合、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を停止する。 具体的には、リボン軸が保持位置から離間したこと(つまり、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが離間したこと)をリボンセンサが検出すると、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を停止する。 電力供給を停止した後は、誤接続が起こったとしても、サーマルヘッド12には電流は流れない。これにより、誤接続に起因するサーマルヘッド12のショートを防ぐことができる。

0095

リボン軸が保持位置に移動した場合、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を再開する。 具体的には、リボン軸が保持位置に位置すること(つまり、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが離間していないこと)をリボンセンサが検出すると、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を再開する。 つまり、ユーザは、リボン軸を操作することにより、リボン軸を保持位置に移動させるだけで、電力供給を再開させることができる。したがって、電力供給を再開させるための指示は不要である。これにより、サーマルヘッド12を交換するときのユーザの手間を削減することができる。

0096

(6−3)変形例3 変形例3について説明する。変形例3では、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を停止した後に、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが正しく接続されていることを検出した場合、電力供給を再開する例を示す。

0097

変形例3のコネクタユニット22は、チェック回路を備える。チェック回路は、スイッチを含む。スイッチは、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが正しく接続されたか否かに応じて、オン又はオフ切り替えるように構成される。

0098

プロセッサ102は、チェック回路に所定のチェック電流を流して、チェック回路の所定電圧を検出するように構成される。

0099

サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが正しく接続された場合、スイッチがオンになる。スイッチがオンになると、チェック回路にチェック電流が流れる。チェック回路にチェック電流が流れると、プロセッサ102は、チェック回路の所定電圧を検出する。 プロセッサ102は、チェック回路の所定電圧を検出すると、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが正しく接続されたことを認識する。この場合、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を再開する。

0100

サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが誤って接続された場合、スイッチがオフになる。スイッチがオフになると、チェック回路には電流が流れないので、プロセッサ102は、チェック回路の所定電圧を検出しない。 この場合、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を再開しない。

0101

上述のように、変形例3では、プロセッサ102は、チェック回路の電圧の検出結果に基づいて、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが正しく接続されたか否かを判定する。サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが正しく接続されたと判定した場合、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を再開する。 これにより、サーマルヘッド12のショートをより確実に防ぐことができる。

0102

(6—4)変形例4 変形例4について説明する。変形例4では、コネクタユニット22の代わりに、サーマルヘッド12を移動させることにより、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とを着脱する。

0103

一例として、図5のヘッドブラケット20には、一対の係合孔が配置される。ヘッドブラケット20は、サーマルヘッド12を保持する。 一対のギア23は、一対の係合孔22fではなく、ヘッドブラケット20の一対の係合孔と係合する。つまり、ヘッドカバー21は、一対のギア23を介して、ヘッドブラケット20により保持されたサーマルヘッド12と連結している。 ユーザが、図9の回動軸RS2を軸として、ヘッドカバー21を時計回りに回動させると、ヘッドブラケット20は、ギア23の回動に応じて、サーマルヘッド12を保持したまま、下方LO(つまり、コネクタユニット22に近づく方向)に移動する。

0104

上述のように、変形例4では、移動機構は、ヘッドカバー21の移動に応じて、ヘッドブラケット20を移動させることにより、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とが着脱する。

0105

(6—5)変形例5 変形例5について説明する。変形例5では、サーマルヘッド12が配置されたヘッドユニットがプラテンローラ10と離間しているか否かに応じて、サーマルヘッド12への電力供給を制御する。

0106

(6−5−1)プリンタの構成 変形例5のプリンタの構成について説明する。図11は、変形例5のプリンタの内部構成を示す概略図である。図12は、図11の印字ユニットの拡大図である。

0107

図11に示すように、変形例5のプリンタは、印字ユニット30を備える。印字ユニット30は、収容部6の前方FRに位置する。

0108

図12Aに示すように、印字ユニット30は、ヘッドユニット31と、搬送ユニット32と、シャフト33と、を備える。

0109

搬送ユニット32は、シャフト33と、プラテンローラ10と、を備える。

0110

ヘッドユニット31の後端31rは、シャフト33に軸支される。 ヘッドユニット31は、シャフト33を軸として、搬送ユニット32に対して回動可能である。ヘッドユニット31の前端31fは、自由端である。後端31rは、固定端である。つまり、ヘッドユニット31は、搬送ユニット32に対して開閉可能に構成される。

0111

図12Aは、ヘッドユニット31が搬送ユニット32を閉鎖する閉鎖位置に位置する状態を示している。閉鎖位置では、前端31fは、プラテンローラ10の上方UPに位置する。つまり、ヘッドユニット31は、搬送ユニット32の上方UPの領域を覆う。このように、閉鎖位置に位置するヘッドユニット31は、搬送ユニット32を閉鎖する。

0112

図12Bは、ヘッドユニット31が搬送ユニット32を開放する開放位置に位置する状態を示している。開放位置では、前端31fは、プラテンローラ10から離間する。つまり、ヘッドユニット31は、搬送ユニット32の上方UPの領域を開放する。このように、開放位置に位置するヘッドユニット31は、搬送ユニット32を開放する。

0113

ヘッドユニット31は、サーマルヘッド12と、係合部34と、を備える。

0114

サーマルヘッド12は、ヘッドユニット31の下面に配置される。図12Bに示すように、ヘッドユニット31が開放位置に位置する場合、サーマルヘッド12はプラテンローラ10から離間する。

0115

係合部34は、プラテンローラ10の軸(不図示)に係合するように構成される。図12Bの前端31fが前方FRに移動する方向にヘッドユニット31が回動すると、係合部34は、プラテンローラ10の軸に係合する。これにより、図12Aに示すように、ヘッドユニット31が閉鎖位置に位置する。

0116

プラテンローラ10の軸には、センサ(不図示)が配置される。センサは、プラテンローラ10の軸と係合部34との「接触」又は「非接触」を示す電気信号を生成する。センサにより生成された電気信号は、ヘッドユニット31が閉鎖位置に位置するか否かを示している。

0117

当該センサにより生成される電気信号が「接触」を示す場合、プロセッサ102は、サーマルヘッド12への電力供給を行う。つまり、ヘッドユニット31が閉鎖位置に位置する場合、サーマルヘッド12に電力が供給される。

0118

サーマルヘッド12を交換する場合、ユーザは、ヘッドユニット31と搬送ユニット32の係合を解除し、前端31fが後方RRに移動する方向にヘッドユニット31を回動させる必要がある。 係合部34がプラテンローラ10の軸から離れると、センサは、「非接触」(つまり、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが離間したこと)を示す電気信号を生成する。この場合、プロセッサ102は、サーマルヘッド12への電力供給を停止する。つまり、ヘッドユニット31が閉鎖位置から離れた場合、サーマルヘッド12への電力供給が停止する。

0119

上述のように、変形例5では、プラテンローラ10を含む搬送ユニット32と、サーマルヘッド12を含むヘッドユニット31が、離間しているか否かに応じて、サーマルヘッド12への電力供給が切り替えられる。特に、ユーザがサーマルヘッド12を交換するために、閉鎖位置に位置するヘッドユニット31を開放位置に向かって移動させると、サーマルヘッド12への電力供給が停止する。 これにより、サーマルヘッド12のショートをより確実に防ぐことができる。

0120

(6—6)変形例6 変形例6について説明する。変形例6では、印字の進捗状況に応じて、サーマルヘッド12への電力供給を制御する。

0121

プロセッサ102は、印字が終了した場合、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を停止する。

0122

一例として、プロセッサ102は、印字データを受け付けてから所定時間経過後に、電力供給を停止する。

0123

別の例として、ユーザが、タッチパネルディスプレイ4に表示された操作キー画像を用いて、指定枚数のラベルPLへの印字の指示を行うと、プロセッサ102は、入出力インタフェース103を介して、当該指定枚数のラベルPLへの印字に対応する印字データを生成する。プロセッサ102は、当該印字データに基づいて、指定枚数のラベルPLに対する印字を行う。指定枚数のラベルPLに対する印字が終了した場合、プロセッサ102は、電力供給を停止する。

0124

図7に示すように、サーマルヘッド12がコネクタユニット22に接続された後に、プロセッサ102が印字データを受け付けた場合、プロセッサ102は、コネクタユニット22を介したサーマルヘッド12への電力供給を再開する。 つまり、ユーザは、ヘッドカバー21を遮蔽位置に位置させるだけで、サーマルヘッド12への電力供給を再開させることができる。したがって、電力供給を再開させるための指示は不要である。これにより、サーマルヘッド12を交換するときのユーザの手間を削減することができる。

0125

(7)その他の変形例 その他の変形例について説明する。

0126

上述の実施形態では、台紙PM及びラベルPLを有する印字媒体Pを例示したが、印字媒体Pはこれに限られるものではない。印字媒体Pは、例えば、台紙PMを有していないラベルPLであってもよい。

0127

以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例は、組合せ可能である。

0128

1 :プリンタ2 :フロントパネル2a :ラベル排出口2b :台紙排出口3 :プリンタカバー3a :カバーオープンボタン4 :タッチパネルディスプレイ6 :収容部8 :筐体10 :プラテンローラ12 :サーマルヘッド12b :コネクタ部13 :第1補助ローラ14 :第2補助ローラ15 :剥離部16 :第1ニップローラ17 :第2ニップローラ20 :ヘッドブラケット20a :凸部20b :突起20d :ヘッドブラケット本体21 :ヘッドカバー21a :係合部21b :ギア22 :コネクタユニット22a :端子22f :係合孔23 :ギア24 :カバーロック25 :カバーロック孔30 :印字ユニット31 :ヘッドユニット32 :搬送ユニット33 :シャフト34 :係合部100 :制御基板101 :記憶装置102 :プロセッサ103 :入出力インタフェース104 :通信インタフェース

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