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技術 在庫管理サーバ、在庫管理システム、在庫管理プログラムおよび在庫管理方法

出願人 株式会社サンクレエ
発明者 森正人
出願日 2017年7月18日 (2年3ヶ月経過) 出願番号 2018-528818
公開日 2019年5月9日 (5ヶ月経過) 公開番号 WO2018-016494
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード 他識別情報 数量管理 保管状況 受注者端末 商品種 在庫管理サーバ 在庫確認処理 個人事業主
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年5月9日)のものです。
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図面 (20)

課題

商品の画像とともに商品を識別する画像を利用することにより手軽で安価に入庫処理出庫処理等の在庫管理を行うことができる、在庫管理サーバ在庫管理システム在庫管理プログラムおよび在庫管理方法を提供する。

解決手段

商品の画像を用いて在庫管理を行うための在庫管理サーバ4であって、入庫する商品を撮影した商品基本画像と、前記商品に関する識別情報を撮影した識別情報画像と、前記商品の入庫数量と、前記商品の入庫日とを含む入庫データユーザ端末から取得する入庫データ取得部61と、取得された前記商品基本画像に対応付けて前記識別情報画像、前記商品の入庫数量および入庫日を在庫データとして記憶する在庫データ記憶部52とを有する。

概要

背景

近年、スマートフォンタブレット型PC等の携帯情報端末が普及されるのに伴って、特に中小企業個人事業主において前記タブレット型PC等の携帯情報端末を活用した在庫管理に対するニーズが高まっている。そこで、このような携帯情報端末と在庫管理サーバとをインターネットで接続し、在庫管理を行う発明が提案されている。

例えば、特開2000−242721号公報では、ウェブサーバーセンターと、物流システムセンターとをインターネットに接続し、商品保管状況出荷状況を管理する受発注委託管理システムに関する発明が提案されている(特許文献1)。この特許文献1によれば、前記ウェブサーバーセンターには、商品マスタと呼ばれる商品の在庫状況に関する情報を予め記憶させておき、物流システムセンター等から当該商品マスタにアクセスすることにより、商品の保管状況や出荷状況を管理することができるとされている。

概要

商品の画像とともに商品を識別する画像を利用することにより手軽で安価に入庫処理出庫処理等の在庫管理を行うことができる、在庫管理サーバ、在庫管理システム在庫管理プログラムおよび在庫管理方法を提供する。 商品の画像を用いて在庫管理を行うための在庫管理サーバ4であって、入庫する商品を撮影した商品基本画像と、前記商品に関する識別情報を撮影した識別情報画像と、前記商品の入庫数量と、前記商品の入庫日とを含む入庫データユーザ端末から取得する入庫データ取得部61と、取得された前記商品基本画像に対応付けて前記識別情報画像、前記商品の入庫数量および入庫日を在庫データとして記憶する在庫データ記憶部52とを有する。

目的

本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、商品の画像とともに商品を識別する画像を利用することにより手軽で安価に入庫処理や出庫処理等の在庫管理を行うことができる、在庫管理サーバ、在庫管理システム、在庫管理プログラムおよび在庫管理方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

商品の画像を用いて在庫管理を行うための在庫管理サーバであって、入庫する商品を撮影した商品基本画像と、前記商品に関する識別情報を撮影した識別情報画像と、前記商品の入庫数量と、前記商品の入庫日とを含む入庫データユーザ端末から取得する入庫データ取得部と、取得された前記商品基本画像に対応付けて前記識別情報画像、前記商品の入庫数量および入庫日を在庫データとして記憶する在庫データ記憶部と、を有する、在庫管理サーバ。

請求項2

出庫する商品または当該商品に類似する商品を撮影した出庫商品画像を前記ユーザ端末から取得する出庫商品画像取得部と、取得した前記出庫商品画像と前記在庫データ記憶部に記憶されている前記商品基本画像とを比較して前記出庫商品画像と類似する画像を判別する類似画像判別部と、前記出庫商品画像と類似すると判別された前記商品基本画像に対応する前記在庫データを出庫商品の候補として前記ユーザ端末に表示させる表示制御部と、を有する、請求項1に記載の在庫管理サーバ。

請求項3

前記識別情報画像に含まれる前記識別情報を画像解析によりテキストデータ化し、当該識別情報を前記商品基本画像に対応付けて前記在庫データ記憶部内の前記在庫データとして記憶させる識別情報テキスト処理部を有する、請求項1または請求項2に記載の在庫管理サーバ。

請求項4

前記在庫データ記憶部内の前記在庫データを出庫商品の候補として前記ユーザ端末に表示させる表示制御部と、前記ユーザ端末において表示された前記商品基本画像または前記識別情報画像のタップ数またはクリック数出庫数量として取得し、前記商品基本画像に対応付けて前記出庫数量を前記在庫データとして前記在庫データ記憶部に記憶させる数量管理部と、を有する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の在庫管理サーバ。

請求項5

前記在庫データ記憶部内の前記在庫データを出庫商品の候補として前記ユーザ端末に表示させる表示制御部を有しており、前記表示制御部は、前記商品基本画像および前記識別情報画像の全てを前記ユーザ端末に一覧表示させる一覧表示モードと、前記商品基本画像または前記識別情報画像のいずれか一つを前記ユーザ端末に表示させるとともに、表示されている画像をタップまたはスワイプするたびに他の画像に切り替え表示する切替表示モードとを有する、請求項1から請求項4のいずれかに記載の在庫管理サーバ。

請求項6

商品基本画像または識別情報画像をユーザ端末に送信する際、当該商品に設定されている所定の期限が近づいた場合に前記ユーザ端末における前記商品基本画像または前記識別情報画像に重ねてその旨を表示させる期限管理部を有する、請求項1から請求項5のいずれかに記載の在庫管理サーバ。

請求項7

前記在庫データ記憶部内の前記在庫データを出庫商品の候補として前記ユーザ端末に表示させる表示制御部と、前記ユーザ端末に表示させた前記商品の出庫数量および当該商品の売上単価を当該ユーザ端末から取得し、前記商品基本画像に対応付けて前記在庫データ記憶部に記憶させる売上管理部とを有する、請求項1から請求項6のいずれかに記載の在庫管理サーバ。

請求項8

発注する商品の前記識別情報画像と当該商品の発注数量とを前記ユーザ端末から取得し、前記識別情報画像に対応付けて前記発注数量を発注データとして発注データ記憶部に記憶させる発注管理部を有する、請求項1から請求項7のいずれかに記載の在庫管理サーバ。

請求項9

記入データ取得部が取得した前記商品基本画像または前記識別情報画像に複数種の商品または複数の識別情報が含まれている場合に、画像解析により前記商品基本画像または前記識別情報画像から商品種ごとの前記商品基本画像または前記識別情報画像を抽出する入庫商品画像抽出部を有する、請求項1から請求項8に記載の在庫管理サーバ。

請求項10

前記出庫商品画像取得部が取得した前記出庫商品画像に複数種の商品が含まれている場合に、画像解析により前記出庫商品画像から商品種ごとの前記出庫商品画像を抽出する出庫商品画像抽出部を有する、請求項2に記載の在庫管理サーバ。

請求項11

請求項1から請求項10のいずれかに記載の在庫管理サーバと、この在庫管理サーバに商品を入庫する入庫処理および前記在庫管理サーバから商品を出庫する出庫処理を実行するユーザ端末とを有する、在庫管理システム

請求項12

商品の画像を用いて在庫管理を行うための在庫管理プログラムであって、入庫する商品を撮影した商品基本画像と、前記商品に関する識別情報を撮影した識別情報画像と、前記商品の入庫数量と、前記商品の入庫日とを含む入庫データをユーザ端末から取得する入庫データ取得部と、取得された前記商品基本画像に対応付けて前記識別情報画像、前記商品の入庫数量および入庫日を在庫データとして記憶する在庫データ記憶部としてコンピュータを機能させる、在庫管理プログラム。

請求項13

商品の画像を用いて在庫管理を行うための在庫管理方法であって、入庫する商品を撮影した商品基本画像と、前記商品に関する識別情報を撮影した識別情報画像と、前記商品の入庫数量と、前記商品の入庫日とを含む入庫データをユーザ端末から取得する入庫データ取得ステップと、取得された前記商品基本画像に対応付けて前記識別情報画像、前記商品の入庫数量および入庫日を在庫データとして記憶する在庫データ記憶ステップと、を有する、在庫管理方法。

技術分野

0001

本発明は、写真を用いて商品在庫管理を行うための在庫管理サーバ在庫管理システム在庫管理プログラムおよび在庫管理方法に関するものである。

背景技術

0002

近年、スマートフォンタブレット型PC等の携帯情報端末が普及されるのに伴って、特に中小企業個人事業主において前記タブレット型PC等の携帯情報端末を活用した在庫管理に対するニーズが高まっている。そこで、このような携帯情報端末と在庫管理サーバとをインターネットで接続し、在庫管理を行う発明が提案されている。

0003

例えば、特開2000−242721号公報では、ウェブサーバーセンターと、物流システムセンターとをインターネットに接続し、商品の保管状況出荷状況を管理する受発注委託管理システムに関する発明が提案されている(特許文献1)。この特許文献1によれば、前記ウェブサーバーセンターには、商品マスタと呼ばれる商品の在庫状況に関する情報を予め記憶させておき、物流システムセンター等から当該商品マスタにアクセスすることにより、商品の保管状況や出荷状況を管理することができるとされている。

先行技術

0004

特開2000−242721号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1に記載された発明においては、商品マスタを商品の種類毎に作成しなければならないという問題がある。このため、例えば、同じ商品であっても、産地品種、サイズ、入庫日および賞味期限が異なる場合、それぞれの商品に対して商品マスタを作成する必要があり、商品マスタの数が膨大になってしまう。したがって、作成する作業負担コスト、その後の管理コスト等が非常に高額となり、中小企業や個人事業主が容易に導入することができない。

0006

また、商品の入庫や出庫のたびに商品マスタの備考として産地、品種、サイズ、入庫日および賞味期限を入力する方法も考えられるが、日々商品が入れ替わる食品業界等においては、入庫や出庫のたびに入力するのは非常に面倒であり現実的でなく、普及には至っていない。

0007

本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであって、商品の画像とともに商品を識別する画像を利用することにより手軽で安価に入庫処理出庫処理等の在庫管理を行うことができる、在庫管理サーバ、在庫管理システム、在庫管理プログラムおよび在庫管理方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0008

本発明に係る在庫管理サーバは、商品マスタを作成する必要をなくして手軽で安価に在庫管理するという課題を解決するために、商品の画像を用いて在庫管理を行うための在庫管理サーバであって、入庫する商品を撮影した商品基本画像と、前記商品に関する識別情報を撮影した識別情報画像と、前記商品の入庫数量と、前記商品の入庫日とを含む入庫データユーザ端末から取得する入庫データ取得部と、取得された前記商品基本画像に対応付けて前記識別情報画像、前記商品の入庫数量および入庫日を在庫データとして記憶する在庫データ記憶部とを有する。

0009

また、本発明の一態様として、出庫商品の候補の検索に商品を識別する画像を利用するという課題を解決するために、出庫する商品または当該商品に類似する商品を撮影した出庫商品画像を前記ユーザ端末から取得する出庫商品画像取得部と、取得した前記出庫商品画像と前記在庫データ記憶部に記憶されている前記商品基本画像とを比較して前記出庫商品画像と類似する画像を判別する類似画像判別部と、前記出庫商品画像と類似すると判別された前記商品基本画像に対応する前記在庫データを出庫商品の候補として前記ユーザ端末に表示させる表示制御部とを有していてもよい。

0010

さらに、本発明の一態様として、商品の識別情報を画像から取得するという課題を解決するために、前記識別情報画像に含まれる前記識別情報を画像解析によりテキストデータ化し、当該識別情報を前記商品基本画像に対応付けて前記在庫データ記憶部内の前記在庫データとして記憶させる識別情報テキスト処理部を有するようにしてもよい。

0011

また、本発明の一態様として、出庫する商品の数量を手軽に入力するという課題を解決するために、前記在庫データ記憶部内の前記在庫データを出庫商品の候補として前記ユーザ端末に表示させる表示制御部と、前記ユーザ端末において表示された前記商品基本画像または前記識別情報画像のタップ数またはクリック数出庫数量として取得し、前記商品基本画像に対応付けて前記出庫数量を前記在庫データとして前記在庫データ記憶部に記憶させる数量管理部とを有するようにしてもよい。

0012

さらに、本発明の一態様として、商品を識別する画像を含む商品の一覧を見やすく切り替えるという課題を解決するために、前記在庫データ記憶部内の前記在庫データを出庫商品の候補として前記ユーザ端末に表示させる表示制御部を有しており、前記表示制御部は、前記商品基本画像および前記識別情報画像の全てを前記ユーザ端末に一覧表示させる一覧表示モードと、前記商品基本画像または前記識別情報画像のいずれか一つを前記ユーザ端末に表示させるとともに、表示されている画像をタップまたはスワイプするたびに他の画像に切り替え表示する切替表示モードとを有するようにしてもよい。

0013

また、本発明の一態様として、商品を識別する画像を利用して商品の期限管理を行うという課題を解決するために、商品基本画像または識別情報画像をユーザ端末に送信する際、当該商品に設定されている所定の期限が近づいた場合に前記ユーザ端末における前記商品基本画像または前記識別情報画像に重ねてその旨を表示させる期限管理部を有するようにしてもよい。

0014

さらに、本発明の一態様として、商品を識別する画像を利用して手軽に商品の売上管理を行うという課題を解決するために、前記在庫データ記憶部内の前記在庫データを出庫商品の候補として前記ユーザ端末に表示させる表示制御部と、前記ユーザ端末に表示させた前記商品の出庫数量および当該商品の売上単価を当該ユーザ端末から取得し、前記商品基本画像に対応付けて前記在庫データ記憶部に記憶させる売上管理部とを有するようにしてもよい。

0015

また、本発明の一態様として、商品を識別する画像を利用して手軽に商品の発注処理を行うという課題を解決するために、発注する商品の前記識別情報画像と当該商品の発注数量とを前記ユーザ端末から取得し、前記識別情報画像に対応付けて前記発注数量を発注データとして発注データ記憶部に記憶させる発注管理部を有するようにしてもよい。

0016

さらに、本発明の一態様として、複数種の商品または複数の識別情報を撮影した画像を利用して一作業で前記各商品等の入庫処理を行うという課題を解決するために、前記入データ取得部が取得した前記商品基本画像または前記識別情報画像に複数種の商品または複数の識別情報が含まれている場合に、画像解析により前記商品基本画像または前記識別情報画像から商品種ごとの前記商品基本画像または前記識別情報画像を抽出する入庫商品画像抽出部を有するようにしてもよい。

0017

また、本発明の一態様として、複数種の商品を撮影した画像を利用して一作業で前記各商品の出庫処理を行うという課題を解決するために、前記出庫商品画像取得部が取得した前記出庫商品画像に複数種の商品が含まれている場合に、画像解析により前記出庫商品画像から商品種ごとの前記出庫商品画像を抽出する出庫商品画像抽出部を有するようにしてもよい。

0018

本発明に係る在庫管理システムは、前記在庫管理サーバと、この在庫管理サーバに商品を入庫する入庫処理および前記在庫管理サーバから商品を出庫する出庫処理を実行するユーザ端末とを有する。

0019

本発明に係る在庫管理プログラムは、商品の画像を用いて在庫管理を行うための在庫管理プログラムであって、入庫する商品を撮影した商品基本画像と、前記商品に関する識別情報を撮影した識別情報画像と、前記商品の入庫数量と、前記商品の入庫日とを含む入庫データをユーザ端末から取得する入庫データ取得部と、取得された前記商品基本画像に対応付けて前記識別情報画像、前記商品の入庫数量および入庫日を在庫データとして記憶する在庫データ記憶部としてコンピュータを機能させる。

0020

本発明に係る在庫管理方法は、商品の画像を用いて在庫管理を行うための在庫管理方法であって、入庫する商品を撮影した商品基本画像と、前記商品に関する識別情報を撮影した識別情報画像と、前記商品の入庫数量と、前記商品の入庫日とを含む入庫データをユーザ端末から取得する入庫データ取得ステップと、取得された前記商品基本画像に対応付けて前記識別情報画像、前記商品の入庫数量および入庫日を在庫データとして記憶する在庫データ記憶ステップとを有する。

発明の効果

0021

本発明によれば、商品の画像とともに商品を識別する画像を利用することにより手軽で安価に入庫処理や出庫処理等の在庫管理を行うことができる。

図面の簡単な説明

0022

本発明に係る在庫管理システムの一実施形態を示す概念図である。
本実施形態の在庫管理システムを示すブロック図である。
本実施形態における在庫データ記憶部に記憶された在庫データのイメージ図である。
本実施形態におけるユーザ端末のログイン画面を示す図である。
本実施形態におけるユーザ端末のメイン画面を示す図である。
本実施形態におけるユーザ端末の一覧表示モードの画面を示す図である。
本実施形態におけるユーザ端末の切替表示モードの画面を示す図である。
本実施形態におけるユーザ端末の切替表示モードの切替操作を示す模式図である。
本実施形態におけるユーザ端末の出庫数量の入力においてテーブルを用いて入力する画面を示す模式図である。
本実施形態において「じゃがいも」と「にんじん」を撮影した静止画からなる商品基本画像または出庫商品画像を示す図である。
本実施形態において「じゃがいも」と「にんじん」を撮影した動画からなる商品基本画像または出庫商品画像のうちN−2フレームからN+2フレームまでの各フレームを示す図である。
本実施形態における入庫処理を示すフローチャートである。
本実施形態におけるユーザ端末の入庫処理画面を示す図である。
本実施形態における入庫処理後の在庫データ記憶部に記憶された在庫データのイメージ図である。
本実施形態における入庫処理を示すフローチャートである。
本実施形態におけるユーザ端末の出庫処理画面を示す図である。
本実施形態におけるユーザ端末の出庫数量入力画面を示す図である。
本実施形態における出庫処理後の在庫データ記憶部に記憶された在庫データのイメージ図である。
本実施形態における在庫確認処理処理開始から在庫データの検索までを示すフローチャートである。
本実施形態における在庫確認処理の検索された在庫データの表示から処理終了までを示すフローチャートである。
本実施形態におけるユーザ端末の在庫確認処理画面を示す図である。
本実施形態における売上処理を示すフローチャートである。
本実施形態における発注処理を示すフローチャートである。

実施例

0023

以下、本発明に係る在庫管理サーバ、在庫管理システム、在庫管理プログラムおよび在庫管理方法の一実施形態について図面を用いて説明する。

0024

本実施形態の在庫管理システム1は、図1および図2に示すように、ユーザ端末2と、受注者端末3と、当該ユーザ端末2により入力される各種データに基づき商品の在庫管理を行う在庫管理サーバ4とを有する。以下、各構成について詳細に説明する。

0025

本実施形態のユーザ端末2は、インターネットを介して在庫管理サーバ4にアクセスし、入庫処理、出庫処理、在庫確認処理、売上処理、発注処理等を行うための情報端末であり、タブレット型PCやスマートフォンが例示される。本実施形態のユーザ端末2では、図2に示すように、撮影手段21と、表示手段22と、入力手段23とを有する。

0026

撮影手段21は、商品の在庫管理に用いられる商品基本画像や識別情報画像、当該商品を検索するための出庫商品画像等を撮影するためのものであり、例えばデジタルカメラ機能によって構成される。この撮影手段21により撮影される前記商品基本画像、前記識別情報画像および前記出庫商品画像は、静止画および動画のいずれであってもよい。

0027

表示手段22は、在庫管理にかかる各種処理を行う際に、基本商品画像や識別情報画像等を表示させるものであり、液晶ディスプレイ等によって構成されている。ユーザ端末2における表示手段22は、タッチパネル式の液晶ディスプレイによって構成されており、入力手段23を兼ねている。

0028

入力手段23は、ユーザ端末2を操作するためのものであり、タッチパネルキーボードマウス等によって構成される。

0029

受注者端末3は、インターネットを介して在庫管理サーバ4にアクセスし、発注情報を取得するための情報端末であり、デスクトップ型PCやノート型PCが例示される。

0030

在庫管理サーバ4は、ユーザ端末2によって入力された入庫データ、出庫データおよび発注データを取得して在庫管理を行うためのものであり、図2に示すように、主に、在庫管理プログラム4aや各種データ等を記憶する記憶手段5と、この記憶手段5およびユーザ端末2から各種データを取得して演算処理を実行する演算処理手段6とから構成される。

0031

記憶手段5は、ROM、RAM、ハードディスクフラッシュメモリ等によって構成されており、各種のデータを記憶するとともに、演算処理手段6が演算を実行する際のワーキングエリアとして機能するものである。本実施形態におけるにおける記憶手段5は、主に、在庫管理プログラム4aを記憶するプログラム記憶部51と、商品の入庫データおよび出庫データ等を記憶する在庫データ記憶部52と、商品を発注するための発注データを記憶する発注データ記憶部53と、売上単価および発注単価を記憶する単価記憶部54とを有する。

0032

プログラム記憶部51には、本実施形態の在庫管理プログラム4aがインストールされている。そして、演算処理手段6が、前記在庫管理プログラム4aを実行し、後述する各構成部として機能させることにより、コンピュータ等を在庫管理サーバ4として機能させるようになっている。

0033

なお、在庫管理プログラム4aの利用形態は、上記構成に限られるものではない。例えば、CD−ROMUSBメモリ等のように、コンピュータで読み取り可能な非一時的な記録媒体に在庫管理プログラム4aを記憶させておき、この記録媒体から直接読み出して実行してもよい。また、外部サーバ等からクラウドコンピューティング方式やASP(application service provider)方式等で利用してもよい。

0034

在庫データ記憶部52は、主に、入庫処理により取得した商品基本画像、識別情報画像、入庫数量、入庫日、商品期限およびその他識別情報を有する入庫データと、出庫処理等により取得した出庫数量および売上単価を有する出庫データとを在庫データとして記憶するものである。本実施形態における在庫データ記憶部52は、図3に示すように、処理区分伝票番号、日付、商品基本画像、第一識別情報画像、第二識別情報画像、数量、単位、賞味期限、仕入先、売上単価、カテゴリー、備考等からなる、前記商品基本画像に対応づけた各種データが記憶されるようになっている。

0035

ここで処理区分とは、入庫処理または出庫処理のいずれの処理により入力されたデータであるかを区分するためのものであり、本実施形態では、0が入庫処理により入力された入庫データ、1が出庫処理により入力された出庫データとしてそれぞれ管理されている。

0036

発注データ記憶部53は、商品の識別情報画像およびこの識別情報画像にかかる商品の発注数量を記憶するものである。本実施形態では、図2に示すように、識別情報画像に対応付けて発注数量、発注単価およびその他識別情報等が記憶されるようになっている。

0037

単価記憶部54は、売上単価および発注単価を記憶するものであり、本実施形態では、商品基本画像や商品カテゴリー等に対応付けてその商品にかかる売上単価および発注単価を記憶している。

0038

次に、演算処理手段6について説明する。在庫管理サーバ4における演算処理手段6は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、記憶手段5にインストールされた在庫管理プログラム4aを実行させることにより、図2に示すように、在庫管理サーバ4としてのコンピュータを、入庫データ取得部61、出庫商品画像取得部62、類似画像判別部63、表示制御部64、識別情報テキスト処理部65、数量管理部66、期限管理部67、売上管理部68、発注管理部69、入庫商品画像抽出部70および出庫商品画像抽出部71として機能させるようになっている。

0039

入庫データ取得部61は、ユーザ端末2によって入力された入庫する商品の入庫データを取得して在庫データとして在庫データ記憶部52に記憶させるものであり、入庫する前記商品を撮影した商品基本画像、前記商品に関する識別情報を撮影した識別情報画像、前記商品の入庫数量および前記商品の入庫日等を有する入庫データをユーザ端末2から取得するようになっている。このとき取得する商品基本画像および識別情報画像は、静止画および動画のいずれであってもよい。本実施形態では、識別情報画像として、第一識別情報画像および第二識別情報画像の2枚の画像を取得する。また、本実施形態では、基本的な入庫データとともに、前記ユーザ端末2によって入力された前記商品の仕入先および前記商品のカテゴリー等の詳細なデータも取得するようになっている。

0040

なお、識別情報画像の枚数は特に限定されるものではなく、識別できるのであれば必要な枚数から適宜選択してもよい。また、前記商品基本画像は、1枚の静止画または1つの動画に複数種の商品が含まれていてもよく、同様に、前記識別情報画像は1枚の静止画または1つの動画に複数の識別情報が含まれていてもよい。さらに、入庫データは、上述の各種データに限定されるものではなく、例えば、商品の注意書等の文章からなるテキストデータや商品の特徴を音声入力した音声データ等から適宜選択してもよい。また、入庫数量の取得方法は、ユーザ端末2の入力手段23により入力された数量を取得する方法に限定されるものではなく、例えば、商品基本画像に含まれる商品の数量と入庫数量とが一致している場合には、後述するように、入庫商品画像抽出部70によって前記商品基本画像を画像解析し、商品種ごとの入庫数量を取得してもよい。

0041

また、入庫データ取得部61は、取得した商品基本画像を任意のファイル名で在庫データ記憶部52に記憶させるため、入庫データを取得する毎にインクリメントする番号を自動的に割り当て、図14に示すように、当該番号の末尾に「_1」を合わせたものを前記商品基本画像のファイル名として記憶させるようになっている。また、第一識別情報画像および第二識別情報画像は、前記商品基本画像に対応付けるため、それぞれ前記番号の末尾に「_2」、「_3」を合わせたものをファイル名として記憶させるようになっている。また、前記番号は在庫データにおける伝票番号として在庫データ記憶部52に記憶させるようになっている。

0042

なお、商品基本画像のファイル名は、自動的に割り当てられるものに限定されるものではなく、ユーザ端末2において入力された任意の数字やテキストデータ等から適宜選択してもよい。

0043

出庫商品画像取得部62は、つぎに説明する類似画像判別部63において在庫データ記憶部52に記憶された在庫データから出庫する商品を検索する際に用いられる画像を取得するためのものであり、出庫する商品または当該商品に類似する商品を撮影した出庫商品画像をユーザ端末2から取得するようになっている。このとき前記出庫商品画像は、ユーザ端末2の撮影手段21によって撮影された商品やその商品に類似する画像でもよく、インターネットに接続してブラウザ等を用いて検索された商品に類似する画像等であってもよい。また、前記出庫商品画像は、静止画および動画のいずれであってもよい。

0044

類似画像判別部63は、人工知能(Artificial Intelligence:AI)機能を用いた画像解析により画像同士が類似しているか否かを判別するものであり、取得した前記出庫商品画像と前記在庫データ記憶部52に記憶されている前記商品基本画像とを比較して前記出庫商品画像と類似する画像を判別するようになっている。また、比較する出庫商品画像および商品基本画像は、互いに静止画および動画のいずれであってもよい。

0045

表示制御部64は、ユーザ端末2のアクセスに応じて前記ユーザ端末2に所定の画面を表示させる機能を備えており、図4および図5に示すように、ログイン画面やメイン画面をユーザ端末2に表示させるためのデータを前記ユーザ端末2に送信するようになっている。

0046

また、表示制御部64は、例えば、類似画像判別部63によって出庫商品画像と類似する画像と判別された商品基本画像に係る在庫データを出庫商品の候補としてユーザ端末2に表示させるなど、各処理の必要に応じて在庫データ記憶部52内の在庫データをユーザ端末2に表示させるようになっている。

0047

さらに、表示制御部64は、ユーザ端末2に表示させた在庫データを一覧として表示させる際に、一覧表示モードと切替表示モードとを任意に切り替えることができるようになっている。

0048

一覧表示モードは、在庫データに記憶された複数の画像を画面内に一覧表示させることにより他の在庫データとの比較を容易にするモードであり、図6に示すように、前記商品基本画像および前記識別情報画像を前記ユーザ端末2に一覧表示させるようになっている。

0049

切替表示モードは、在庫データに記憶された各画像を大きく表示して見やすくするモードであり、図7に示すように、商品基本画像または識別情報画像のいずれか一つをユーザ端末2に表示させるようになっている。このとき、図8に示すように、表示されている画像をタップまたはスワイプするたびに他の画像に切り替え表示するようになっている。

0050

なお、その他の処理において、表示制御部64により、ユーザ端末2の表示手段22に表示させる画面については後述する各処理の説明のときに合わせて説明する。

0051

識別情報テキスト処理部65は、識別情報にかかるテキストデータをキーボード等の入力手段を用いずに入力するためのものであり、AI機能を用いて識別情報画像に含まれる識別情報を画像解析によりテキストデータ化し、当該識別情報を前記在庫データ記憶部52内の前記在庫データとして記憶するようになっている。本実施形態では、第二識別情報画像に含まれる商品の賞味期限にかかる年月日を画像解析によりテキストデータ化し、在庫データ記憶部52の賞味期限の項目に記憶させるようになっている。

0052

数量管理部66は、主に、ユーザ端末2において入力された出庫数量を取得して在庫データ記憶部52に記憶させるものであり、本実施形態では、3つの入力方法により出庫数量を入力できるようになっている。

0053

1つ目の入力方法は、商品を識別する画像を用いて手軽に入力する方法であり、出庫処理において表示制御部64によりユーザ端末2に表示された商品基本画像または識別情報画像のタップ数またはクリック数を出庫数量として取得するようになっている。

0054

2つ目の入力方法は、図9に示すように、予め数値が記入されたテーブルを表示させ、当該テーブルの中から任意の数値を選択させる方法である。

0055

3つ目の入力方法は、図示しないが、キーボード等を利用して数値を入力する方法である。

0056

本実施形態では、これらの3つの入力方法を任意に選択することができるようになっている。

0057

なお、出庫数量の取得方法は、ユーザ端末2の入力手段23により入力された数量を取得する方法に限定されるものではなく、例えば、出庫商品画像に含まれる商品の数量と出庫数量とが一致している場合には、後述するように、出庫商品画像抽出部71によって前記出庫商品画像を画像解析し、商品種ごとの出庫数量を取得してもよい。

0058

また、数量管理部66は、入庫数量から出庫数量を差し引いて在庫数量を算出するようになっている。本実施形態では、在庫データをユーザ端末2に表示させる際に在庫数量を算出するようになっている。

0059

なお、在庫数量を算出させるタイミングは、ユーザ端末2に在庫データを表示させる際に限定されるものではなく、出庫数量を取得したときに算出してもよい。また、算出した在庫数量は、在庫データとして在庫データ記憶部52に記憶させてもよい。

0060

期限管理部67は、商品の期限が近づいていることを報知するためのものであり、在庫データとして商品基本画像または識別情報画像をユーザ端末2に送信する際、当該商品に設定されている所定の期限が近づいた場合に前記ユーザ端末2における商品基本画像上または識別情報画像上に重ねてその旨を表示させるようになっている。

0061

具体的には、図6から図8に示すように、商品の期限として記憶された賞味期限から所定の日数前、例えば賞味期限当日〜7日前の期間においては商品基本画像または識別情報画像の左上隅破線で示した位置に黄色い三角形の表示を重ね、前記賞味期限を過ぎたときには商品基本画像または識別情報画像の同じ位置に赤い三角形の表示を重ねるようになっている。このとき、三角形の表示は、画像を隠すように重ねてもよく、オーバーレイさせてもよい。

0062

なお、期限を表示させる際に画面上に重ねられる表示の形状や色は、特に限定されるものではなく、商品基本画像に含まれる商品や識別情報画像に含まれる識別情報の視認を妨げないような形状や色等から適宜選択してもよい。

0063

売上管理部68は、在庫管理サーバ4を販売時点情報管理(Point Of Sale:POS)システム用のサーバとして利用可能とするためのものである。前記売上管理部68は、前記ユーザ端末2に表示させた前記商品の出庫数量を当該ユーザ端末2または出庫商品画像抽出部71から取得し、当該商品の売上単価を当該ユーザ端末2または在庫管理サーバ4の単価記憶部54から取得する。単価記憶部54から取得する場合は、出庫商品に対応して記憶された商品基本画像やカテゴリーを画像解析やテキスト検索することによって取得する。そして、前記売上管理部68は、取得した前記出庫数量および売上単価を前記商品基本画像に対応付けて前記在庫データ記憶部52に記憶させるようになっている。本実施形態では、ユーザ端末2における出庫数量の入力時に売上単価を入力するようになっている。

0064

なお、売上単価の入力は、出庫数量の入力時に限定されるものではなく、入庫時に入庫データに含めて入力してもよい。

0065

発注管理部69は、商品が少なくなった場合の商品補充のために商品を発注する発注処理を行うためのものである。前記発注管理部69は、発注する商品の前記識別情報画像を前記ユーザ端末2から取得し、当該商品の発注数量を前記ユーザ端末2または入庫商品画像抽出部70から取得する。また、本実施形態における発注管理部69は、単価記憶部54から発注する商品に対応して記憶された商品基本画像やカテゴリーを画像解析やテキスト検索することによって前記商品にかかる発注単価を取得する。そして、前記発注管理部69は、取得した前記発注数量および前記発注単価を前記識別情報画像に対応付けて発注データとして発注データ記憶部53に記憶させるようになっている。本実施形態では、発注処理の際にユーザ端末2において撮影された識別情報画像、ユーザ端末2において入力された発注数量および単価記憶部54から画像解析やテキスト検索された発注単価を取得するようになっている。

0066

なお、識別情報画像は、発注処理の際に撮影されたものに限定されるものではなく、表示制御手段64によりユーザ端末2で表示させるために送信された識別情報画像であってもよい。

0067

入庫商品画像抽出部70は、入庫データ取得部61が取得した商品基本画像または識別情報画像に複数種の商品または複数の識別情報が含まれている場合に、画像解析により前記商品基本画像または前記識別情報画像から商品種ごとの前記商品基本画像または前記識別情報画像を抽出するものである。本実施形態における入庫商品画像抽出部70は、AI機能を用いた画像認識技術などに基づく画像解析により、入庫データ取得部61が取得した商品基本画像または識別情報画像に複数種の商品または複数の識別情報が含まれているか否かを判別し、複数種の商品または複数の識別情報が含まれていると判別した場合に、画像解析により商品種ごとの前記商品基本画像または前記識別情報画像を抽出するようになっている。

0068

また、入庫商品画像抽出部70において、入庫データ取得部61が取得した前記商品基本画像または前記識別情報画像は、静止画および動画のいずれであってもよい。例えば、図10に示すように、入庫データ取得部61が取得した商品基本画像が静止画の場合、入庫商品画像抽出部70は、商品基本画像に含まれる複数種の商品(「じゃがいも」と「にんじん」)をAI機能を用いた画像解析により商品種ごとに抽出するようになっている。

0069

また、図11に示すように、入庫データ取得部61が取得した商品基本画像が動画の場合、動画を構成するフレーム画像を画像解析することで、動画に含まれる複数種の商品(「じゃがいも」と「にんじん」)を抽出するようになっている。例えば、N番目のフレーム画像を示すNフレーム画像には「じゃがいも」と「にんじん」が含まれているため、このNフレーム画像を画像解析することにより商品種ごとに商品を抽出することができる。または、N−2フレーム画像には「じゃがいも」、N+2フレーム画像には「にんじん」がそれぞれ含まれているため、これらN−2フレーム画像およびN+2フレーム画像をそれぞれ画像解析することにより商品種ごとに商品を抽出することができる。

0070

さらに、本実施形態における入庫商品画像抽出部70は、画像解析によって商品種ごとの数量を抽出できるようになっており、例えば、図10または図11で示す静止画または動画を画像解析した場合には、「じゃがいも」の数量が2個、「にんじん」の数量が1個であることを抽出することができる。

0071

識別情報画像についても同様であり、入庫データ取得部61が取得した識別情報画像が静止画の場合には、識別情報画像に含まれる複数の識別情報を画像解析によりそれぞれ抽出することができる。また、入庫データ取得部61が取得した識別情報画像が動画の場合には、動画を構成する各フレーム画像ごとに画像解析を行うことで識別情報を抽出することができる。

0072

さらに、入庫商品画像抽出部70は、静止画および動画に商品および識別情報のいずれもが含まれている場合には、1つの静止画または1つの動画から前記商品基本画像および前記識別情報画像を抽出することができる。

0073

なお、本実施形態における入庫商品画像抽出部70は、商品基本画像または識別情報画像に複数種の商品または複数の識別情報が含まれているか否かの判別した上で、抽出処理を行っているが、これに限定されるものではなく、例えば、ユーザが予めユーザ端末2を介して各画像に複数種の商品または複数の識別情報が含まれているか否かを入力し、含まれていると入力された場合に抽出処理を実行するようにしてもよい。

0074

出庫商品画像抽出部71は、出庫商品画像取得部62が取得した出庫商品画像に複数種の商品が含まれている場合に、画像解析により前記出庫商品画像から商品種ごとの前記出庫商品画像を抽出するものである。本実施形態における出庫商品画像抽出部71は、AI機能を用いた画像認識技術などに基づく画像解析により、出庫商品画像取得部62が取得した出庫商品画像に複数種の商品が含まれているか否かを判別し、複数種の商品が含まれていると判別した場合に、画像解析により商品種ごとの前記出庫商品画像を抽出するようになっている。

0075

このとき出庫商品画像抽出部71が取得した出庫商品画像は、入庫商品画像抽出部70における商品基本画像や識別情報画像と同様に、静止画および動画のいずれであってもよい。よって、図10に示すように、出庫商品画像取得部62が取得した出庫商品画像が静止画の場合、出庫商品画像抽出部71は、出庫商品画像に含まれる複数種の商品(「じゃがいも」と「にんじん」)を画像解析により商品種ごとに抽出することができる。また、図11に示すように、出庫商品画像取得部62が取得した出庫商品画像が動画の場合、動画を構成するフレーム画像を画像解析することで、動画に含まれる複数種の商品(「じゃがいも」と「にんじん」)を抽出することができる。

0076

また、本実施形態における出庫商品画像抽出部71は、入庫商品画像抽出部70と同様に、画像解析によって商品種ごとの数量を抽出できるようになっており、例えば、図10または図11で示す静止画または動画を画像解析した場合には、「じゃがいも」の数量が2個、「にんじん」の数量が1個であることを抽出することができる。

0077

なお、出庫商品画像抽出部71は、ユーザ端末2を介して出庫商品画像に複数種の商品が含まれていると入力された場合に、抽出処理を実行するようにしてもよい。

0078

つぎに、本実施形態の在庫管理サーバ4、在庫管理システム1および在庫管理プログラム4aの各構成の作用について、在庫管理方法とともに説明する。

0079

『入庫処理』
入庫処理を行う場合は、図12に示すように、ユーザ端末2から在庫管理サーバ4にアクセスして図4に示すログイン画面を表示させ、ログインIDおよびパスワードを入力することによってログインする(S1)。ユーザ端末2では、ログインを行うとことで、図5に示すように、表示手段22に入庫処理、出庫処理、在庫確認処理、売上処理および発注処理のいずれかを選択できるメイン画面が表示される。ここで入庫処理を選択することにより、図13に示すように、入庫処理画面へと移動する(S2)。

0080

ユーザ端末2では撮影手段21により入庫する商品の撮影を行う(S3)。本実施形態では、図13に示すように、入庫処理画面のカメラの形を模したアイコンタッチすることでユーザ端末2の撮影手段21を起動させ、商品として「じゃがいも」の撮影を行う。また、同時に複数種の商品の入庫処理を行いたい場合には、図10または図11に示すように、複数種の商品(例えば「じゃがいも」と「にんじん」)を含む静止画または動画の撮影を行う。

0081

また、ユーザ端末2では商品に関する識別情報の撮影を行う(S4)。入庫処理画面に表示された商品基本画像の撮影時とは異なる他のカメラ形のアイコンをタッチして撮影手段21を起動させて撮影する。本実施形態では、当該商品であるじゃがいもが梱包されている段ボールにおいて、その産地、品種等が記載された部分を第一識別情報画像として静止画または動画で撮影する。更に、3つめのカメラ形のアイコンをタッチして撮影手段21を起動させ、当該商品の賞味期限が記載された部分を第二識別情報画像として静止画または動画で撮影する。このとき、第一識別情報画像および第二識別情報画像を1枚の静止画として撮影してもよく、第一識別情報画像および第二識別情報画像を1つの動画として撮影してもよい。

0082

つぎに、ユーザ端末2では、入力手段23を用いて商品の入庫数量を入力する(S5)。本実施形態では、入庫処理画面における「数量」との記載の横に表示される三角形のアイコンをタッチすると、図9に示すような数字のテーブルが表示されて、その中から数量にかかる数値を選択する。また、「単位」との記載の横に表示される三角形のアイコンをタッチすると「Kg」、「個」、「箱」等の単位のテーブルが表示され、その中から数量にかかる単位を選択する。同時に複数種の商品の入庫処理を行いたい場合には、商品種ごとに入庫数量を入力する。なお、商品基本画像に含まれる商品の数量と入庫数量とが一致している場合は、当該入庫数量の入力ステップ(S5)を省略してもよい。

0083

なお、入庫数量にかかる数値や単位の入力は、テーブルから選択する方法に限定されるものではなく、キーボード等を用いて入力するようにしてもよい。

0084

つぎに、ユーザ端末2では任意でその他の識別情報を入力する(S6)。本実施形態では、仕入先と、任意に割り振ったカテゴリーにより検索可能とするためのカテゴリーとを入力する。本実施形態では、カテゴリーとして「じゃがいも」を選択する。

0085

入庫数量等の入力が完了した場合、ユーザ端末2では、商品基本画像、第一識別情報画像、第二識別情報画像、入庫数量、入庫日、仕入先およびカテゴリーを入庫データとして在庫管理サーバ4に送信する(S7)。本実施形態では、入庫処理画面に表示された「登録」と記載された領域をタッチすることで送信処理が行われる。

0086

在庫管理サーバ4では、ユーザ端末2からアクセスされることで演算処理手段6によりプログラム記憶部51に記憶された在庫管理プログラム4aが実行される。

0087

表示制御手段64では、図12のフローチャートにおいて図示しないが、ユーザ端末2からのアクセス、ログインおよび入庫処理の選択がなされる毎に、ログイン画面、メイン画面および入庫処理画面をユーザ端末2に送信する。

0088

入庫データ取得部61では、入庫データをユーザ端末2から取得する(S8:入庫データ取得ステップ)。本実施形態では、商品基本画像、第一識別情報画像、第二識別情報画像、入庫数量、入庫日、仕入先およびカテゴリーを取得する。

0089

つぎに、入庫商品画像抽出部70では、画像解析により商品基本画像または識別情報画像に複数種の商品または複数の識別情報が含まれているか否かを判別する(S9)。入庫データ取得部61が取得した商品基本画像または識別情報画像が静止画の場合は、当該静止画内に複数種の商品または複数の識別情報が含まれているか否かを判別する。また、入庫データ取得部61が取得した商品基本画像または識別情報画像が動画の場合は、動画を構成する任意のフレーム画像を画像解析することで当該動画内に複数種の商品または複数の識別情報が含まれているか否かを判別する。

0090

ここで、商品基本画像または識別情報画像に複数種の商品または複数の識別情報が含まれている場合には(S9:YES)、画像解析により商品種ごとの商品基本画像または識別情報画像を抽出する(S10:入庫商品画像抽出ステップ)。そして、図12のフローチャートにおいて図示しないが、以降のステップS11〜S13では、抽出された商品基本画像ごとまたは識別情報画像ごとに各ステップの処理を実行する。

0091

一方、商品基本画像または識別情報画像に複数種の商品または複数の識別情報が含まれていない場合は(S9:NO)、次のステップS11に進む。なお、商品基本画像に含まれる商品の数量と入庫数量とが一致しており、ユーザ端末2において入庫数量の入力を省略した場合は、入庫商品画像抽出部70が前記商品基本画像を画像解析し、商品種ごとの数量を抽出し、前記数量を各商品にかかる入庫数量として取得する。

0092

つぎに、識別情報テキスト処理部65では、識別情報画像に含まれる識別情報を画像解析によりテキストデータ化する(S11)。本実施形態では、第二識別情報画像には、識別情報として賞味期限が写り込んでいるため、当該賞味期限をテキストデータ化する。入庫商品画像抽出部70において複数の識別情報画像が抽出された場合は、抽出された識別情報画像ごとにテキストデータ化する。

0093

また、入庫データ取得部61では、図14に示すように、任意のファイル名として所定の番号を商品毎にインクリメントして自動的に割り当てた番号を設定する(S12)。本実施形態では、「1001」を割り当て、商品基本画像、第一識別情報画像および第二識別情報画像のファイル名をそれぞれ「1001_1」、「1001_2」および「1001_3」にして、他の入庫データとともに在庫データ記憶部52に記憶させる(S13:在庫データ記憶ステップ)。また、識別情報テキスト処理部65によりテキストデータ化された賞味期限および伝票番号として商品基本画像のファイル名である前記「1001」も在庫データ記憶部52に記憶させる。このとき、入庫商品画像抽出部70において複数種の商品からなる商品基本画像が抽出された場合は、抽出された商品種ごとに在庫データ記憶部52に記憶させる。

0094

在庫データ記憶部52では、図14に示すように、処理区分、伝票番号、日付、商品基本画像、第一識別情報画像、第二識別情報画像、数量、単位、賞味期限、仕入先およびカテゴリーの項目に各データが格納される。

0095

これにより、入庫する商品の入庫処理が完了する。この入庫処理は、商品ごとに行われる。複数種の商品に対しては、商品ごとに連続して入庫処理を行うか、複数種の商品を含む商品基本画像を撮影して入庫処理を行う。

0096

入庫処理終了後は、メイン画面に移動し、ログオフを選択することでユーザ端末2は在庫管理サーバ4からログオフされる。当該ログオフとともに、在庫管理サーバ4における在庫管理プログラム4aの実行が終了する。

0097

『出庫処理』
つぎに、出庫処理について説明する。出庫処理を行う場合は、図15に示すように、入庫処理と同様、ユーザ端末2から在庫管理サーバ4にアクセスしてログインする(S21)。そして、メイン画面の出庫処理を選択することにより、図16に示すように、出庫処理画面へと移動する(S22)。

0098

ユーザ端末2では、出庫処理を行う商品の検索を行うための情報を入力する。ここでは、在庫管理サーバ4の類似画像判別部63を用いて検索する場合について説明する。ユーザ端末2では、出庫する商品または当該商品に類似する商品を静止画または動画により撮影して出庫商品画像として取得する(S23)。本実施形態では、出庫処理画面におけるカメラの形を模したアイコンをタッチすることでユーザ端末2の撮影手段21を起動させ、出庫する商品、本実施形態では、「じゃがいも」の画像を撮影する。同時に複数種の商品の出庫処理を行いたい場合には、図10または図11に示すように、複数種の商品(例えば「じゃがいも」と「にんじん」)を含む静止画または動画の撮影を行う。

0099

なお、このとき撮影するじゃがいもは、在庫管理サーバ4内の入庫商品を特定できればよい。例えば、実際に出庫する商品に限る必要はなく、出庫しない他のじゃがいもを代用してもよい。また、出庫商品画像は、撮影した画像に限定されるものではなく、インターネット上で検索された静止画または動画等であってもよい。

0100

そして、ユーザ端末2では、取得した出庫商品画像を在庫管理サーバ4に送信する(S24)。本実施形態では、出庫商品画像を撮影後、出庫処理画面の登録を選択することで出庫商品画像が在庫管理サーバ4に送信される。

0101

在庫管理サーバ4では、入庫処理と同様に、ユーザ端末2からアクセスされることで演算処理手段6によりプログラム記憶部51に記憶された在庫管理プログラム4aが実行される。

0102

出庫商品画像取得部62では、ユーザ端末2から送信される出庫商品画像を取得する(S25:出庫商品画像取得ステップ)。

0103

つぎに、出庫商品画像抽出部71では、画像解析により出庫商品画像に複数種の商品が含まれているか否かを判別する(S26)。出庫商品画像取得部62が取得した出庫商品画像が静止画の場合は、当該静止画内に複数種の商品が含まれているか否かを判別する。また、出庫商品画像取得部62が取得した出庫商品画像が動画の場合は、各フレーム画像を画像解析することで当該動画内に複数種の商品が含まれているか否かを判別する。

0104

ここで、出庫商品画像に複数種の商品または複数の識別情報が含まれている場合には(S26:YES)、画像解析により商品種ごとの出庫商品画像を抽出する(S27:出庫商品画像抽出ステップ)。図15のフローチャートにおいて図示しないが、以降のステップS28〜S35では、抽出された出庫商品画像ごとに各ステップの処理を実行する。また、図示しないが、出庫商品画像に含まれる商品の数量と出庫数量とが一致している場合は、出庫商品画像抽出部71が前記出庫商品画像を画像解析し、商品種ごとの数量を抽出し、前記数量を各商品にかかる出庫数量として取得してもよい。

0105

類似画像判別部63では、出庫商品画像と在庫データ記憶部52に記憶されている商品基本画像とを比較し類似しているか否かを判別する(S28:類似画像判別ステップ)。ここで、出庫商品画像は、出庫する商品または当該商品に類似している商品の画像であるため、当該出庫商品画像に類似していると判別された商品基本画像に対応する在庫データは、出庫する商品の在庫データである可能性が高い。

0106

そこで、表示制御部64では、出庫商品画像と類似すると判別された商品基本画像に対応する在庫データを出庫商品の候補として表示させるためユーザ端末2に送信する(S29)。このとき出庫商品画像抽出部71において複数種の出庫商品画像が抽出された場合は、抽出された商品種ごとに商品基本画像に対応する在庫データを送信する。

0107

ユーザ端末2では、出庫商品の候補の在庫データを取得して(S30)、商品基本画像または識別情報画像とともに表示手段22に表示する(S31)。出庫商品の候補が複数ある場合は、図6または図7に示すように、各在庫データを一覧できるように表示する。このとき、商品基本画像および識別情報画像には、入庫日および商品の数量をオーバーレイさせて表示される。

0108

ユーザ端末2では、表示手段22に表示された出庫商品の候補から出庫処理を行う商品を選択する。本実施形態では、表示手段22に表示されている商品基本画像または識別情報画像を長押しすることで選択される。そして、選択された在庫データの商品基本画像または識別情報画像は、図17に示すように、当該在庫データのみが表示されるように拡大される。このとき、表示されている画像をスワイプすることで、図8に示すように、他の画像に切り替えることができ、識別情報画像等によって商品を確認することができる。

0109

つぎに、ユーザ端末2では、出庫商品の出庫数量を入力する(S32)。本実施形態では表示されている商品基本画像または識別情報画像をタップする回数に応じて商品の数量にかかる数値がデクリメントされる。デクリメントされた商品の数量は、商品基本画像または識別情報画像にオーバーレイさせて表示される。

0110

出庫数量の入力が終了すると、当該出庫数量を在庫管理サーバ4に送信する(S33)。本実施形態では、入庫処理における入庫データの送信時と同様、出庫数量入力画面に表示された「登録」と記載された領域をタッチすることで送信処理が行われる。

0111

在庫管理サーバ4では、ユーザ端末2から送信された出庫数量を取得する(S34)。なお、出庫商品画像に含まれる商品の数量と出庫数量とが一致しており、出庫商品画像抽出部71が前記出庫商品画像を画像解析し、商品種ごとの出庫数量を取得している場合は、当該出庫数量にかかるユーザ端末2による出庫数量の入力および在庫管理サーバ4による出庫数量の取得にかかる各ステップ(S32〜S34)を省略することができる。

0112

数量管理部66では、タップ数を出庫数量として取得し、商品基本画像に対応付けて当該出庫数量および出庫日を在庫データとして在庫データ記憶部52に記憶させる(S35)。

0113

在庫データ記憶部52では、図18に示すように、商品基本画像のファイル名として保存した伝票番号に対応して入庫データに並べるように記憶する。また、同じ商品に対して複数回の出庫処理を行った場合は、前の出庫データに連続するように適宜記憶していく。このように入庫データと出庫データをそれぞれ記憶させておくことにより、いつでも前記入庫数量と前記出庫数量とから在庫数量の再集計を行うことができる。

0114

出庫処理終了後は、メイン画面に移動し、ログオフを選択することでユーザ端末2は在庫管理サーバ4からログオフされ、在庫管理サーバ4における在庫管理プログラム4aの実行も終了する。

0115

『在庫確認処理』
つぎに、在庫確認処理について説明する。在庫確認処理は、主に、商品を出庫する順番や発注処理の要否を判断するため、商品の在庫数量や賞味期限等を確認できるように当該在庫データをユーザ端末2に表示させる処理である。この在庫確認処理を行う場合は、図19に示すように、入庫処理や出庫処理と同様にユーザ端末2から在庫管理サーバ4にアクセスしてログインする(S41)。そして、メイン画面の在庫確認処理を選択することにより、図21に示すように、在庫確認処理画面へと移動する(S42)。

0116

ユーザ端末2では、在庫確認処理を行う商品の検索を行うための情報を入力する(S43)。ここでは、識別情報としてカテゴリーを入力する場合について説明する。図21に示すように、在庫確認処理画面の「カテゴリー」との記載の横に表示される三角形のアイコンをタッチすると選択可能なカテゴリーのテーブルが表示される。本実施形態では、カテゴリー中の「じゃがいも」を選択すればよい。

0117

なお、前述した識別情報は、出庫処理と同様、静止画または動画からなる出庫商品画像であってもよく、仕入先、入庫日等のその他の識別情報であってよい。

0118

ユーザ端末2では、入力した識別情報を在庫管理サーバ4に送信する(S44)。本実施形態では、在庫確認処理画面の登録を選択することで識別情報が在庫管理サーバ4に送信される。

0119

在庫管理サーバ4では、商品の識別情報を取得し(S45)、在庫データから当該識別情報に合致する在庫データを検索する(S46)。なお、識別情報が出庫商品画像の場合は、出庫処理と同様、出庫商品画像と商品基本画像との比較により在庫データを検索してもよい。また、出庫商品画像に複数種の商品が含まれる場合は、画像解析により出庫商品画像から商品種ごとの出庫商品画像を抽出した上で、各出庫商品画像ごとに商品基本画像との比較を実行して在庫データを検索してもよい。

0120

数量管理部66では、検索された在庫データの在庫数量を算出する(S47)。具体的には、図18に示すように、在庫データ記憶部52に記憶された在庫データのうち、入庫処理において記憶された入庫数量から出庫処理において記憶された出庫数量を減算して算出する。

0121

また、期限管理部67では、検索された在庫データの期限が設定された所定の期限に近づいたか否かを判別し、所定の期限内である場合は商品基本画像上および識別情報画像上にその旨の表示を重ねる(S48)。本実施形態では、在庫確認処理日が商品の賞味期限に対して8日以上前であった場合には、商品基本画像および識別情報画像は、処理を行わない。

0122

一方、当該処理日が賞味期限当日〜7日前の期間であった場合には、商品基本画像または識別情報画像の左上隅に黄色の三角形の表示を重ねる。また、当該処理日が賞味期限を過ぎていた場合には、商品基本画像または識別情報画像の左上隅に赤色の三角形の表示を重ねる。このように、本実施形態では、在庫数量を確認するのみならず、賞味期限等の期限管理を行うことができる。

0123

つぎに、本実施形態における在庫確認処理におけるユーザ端末2における表示例について説明する。本実施形態では、図20に示すように、在庫データの初期表示として一覧表示モードをユーザ端末2に送信する(S49)。なお、初期表示させる表示モードは、任意に設定することができる。

0124

ユーザ端末2では、在庫データを一覧表示モードとして取得し(S50)、表示手段22に表示する(S51)。具体的には、図6に示すように、商品基本画像および識別情報画像に並べて数量管理部66により算出された在庫数量および入庫日が表示される。この一覧表示モードでは、同等の商品、本実施形態では「じゃがいも」の商品基本画像が識別情報画像とともに表示されるため、各商品の相違一目瞭然となる。

0125

一覧表示モードから切替表示モードに切り替える場合は、図6に示すように、カテゴリーの「じゃがいも」が記載してある横に表示された切替表示モードを模したアイコンをタップする(S52)。

0126

在庫管理サーバ4では、当該アイコンがタップされたデータを取得する(S53)。そして、表示制御手段64では、切替表示モードをユーザ端末2に送信する(S54)。

0127

ユーザ端末2では、切替表示モードを取得し(S55)、表示手段22に表示する(S56)。具体的には、図7に示すように、商品基本画像または識別情報画像のいずれか一つが表示される。また、在庫数量および入庫日は、表示される画像にオーバーレイして表示させる。このとき、一覧表示モードに比べて画像が大きく表示されるため各画像が見やすくなる。一方、他の画像は見られない。そこで、切替表示モードでは、図8に示すように、ユーザ端末2に表示された画像がタップまたはスワイプする(S57)。

0128

在庫管理サーバ4では、タップまたはスワイプされたデータを取得する(S58)。表示制御手段64では、タップまたはスワイプされる毎に、他の画像に切り替えた切替表示モードをユーザ端末2に送信する(S59)。

0129

ユーザ端末2では、他の画像に切り替えられた切替表示モードを取得し(S60)、表示手段22に表示する(S61)。これにより、適宜画像が切り替り、容易に他の画像を確認することができる。

0130

切替表示モードから一覧表示モードに切り替える場合は、図7に示すように、カテゴリーの「じゃがいも」が記載してある横に表示された切替表示モードを模したアイコンをタップする。これにより、図示しないが、在庫管理サーバ4では、当該アイコンがタップされたデータを取得し、表示制御手段64により一覧表示モードをユーザ端末2に送信する。

0131

このように、商品基本画像および識別情報画像の表示は、確認し易いように、一覧表示モードと切替表示モードとを任意に選択することができる。

0132

在庫確認処理終了後は、メイン画面に移動し、ログオフを選択することでユーザ端末2は在庫管理サーバ4からログオフされ、在庫管理サーバ4における在庫管理プログラム4aの実行も終了する。

0133

『売上処理』
つぎに、売上処理について説明する。売上処理は、図22に示すように、アクセスから出庫数量を入力するまでは、売上処理を選択する以外は出庫処理と同様である(S61〜S72)。つまり、図15におけるS21〜S32と同様に、出庫商品画像の静止画または動画をユーザ端末2で撮影し、前記出庫商品画像を在庫管理サーバ4に送信することで、前記出庫商品画像に含まれた単数または複数の出庫商品の候補がユーザ端末2に送信され、当該出庫商品の候補ごとに出庫数量を入力するかまたは前記出庫商品画像を画像解析することで出庫数量を取得する。

0134

次に、売上処理の場合には、ユーザ端末2において出庫数量を入力した後、売上単価の入力を行う(S71)。なお、在庫管理サーバ4が出庫商品画像を画像解析することで出庫数量を取得した場合は、ユーザ端末2からの出庫数量の送信は不要である。また、売上管理部68が単価記憶部54から出庫商品に対応した売上単価を取得する場合は、前記売上単価の送信も不要である。

0135

本実施形態では、ユーザ端末2が、出庫数量とともに売上単価を在庫管理サーバ4に送信する(S72)。なお、在庫管理サーバ4の出庫商品画像抽出部71が出庫商品画像を画像解析で出庫数量を取得するとともに、売上管理部68が単価記憶部54から出庫商品に対応した売上単価を取得する場合には、ユーザ端末2は表示された出庫商品の候補、その出庫数量および売上単価を承認する旨のデータを送信するか、または適宜入力して修正した出庫数量および売上単価を送信する。

0136

在庫管理サーバ4では、売上管理部68がユーザ端末2から送信された出庫数量および売上単価を取得する(S73)。そして取得された出庫数量および売上単価を商品基本画像に対応付けて在庫データ記憶部52に記憶する(S74)。

0137

これにより、売り上げた商品およびその売上げを出庫商品とほぼ同様に管理することができる。また、出庫数量とともに、売上単価を管理することができるようになり、ユーザ端末2をPOSレジなどとして利用することができるようになる。画像解析により出庫数量を取得する場合にはユーザ端末2による出庫数量の入力を省略することができ、さらに出庫商品に対応した売上単価を単価記憶部54に予め記憶させておけば、ユーザ端末2から出庫商品画像を送信し、取得した出庫商品の候補の承認を行うだけで売上処理を行うことができる。

0138

『発注処理』
つぎに、発注処理について説明する。この発注処理は、主に、図1に示すように、ユーザ端末2で商品の発注を行い、他のユーザが受注者端末3を用いて発注データを確認して商品を発送するというものである。

0139

まず、発注処理を行う場合、図23に示すように、ユーザ端末2から在庫サーバにアクセスしログインする(S81)。そして、メイン画面の発注処理を選択する(S82)。

0140

つぎに、ユーザ端末2では、出庫商品の識別情報画像を取得する(S83)。本実施形態では、撮影手段21によって前記出庫商品に関する識別情報を撮影して取得する。なお、識別情報画像は、入庫処理等と同様に、静止画および動画のいずれであってもよい。また、識別情報画像には複数の識別情報が含まれていてもよい。さらに、識別情報画像の取得は撮影手段21によるものに限定されるものではなく、在庫管理サーバ4から送信された在庫データの識別情報画像から取得してもよい。

0141

つぎに、ユーザ端末2では、発注数量を入力する(S84)。発注数量の入力方法は、出庫数量の入力と同様、タップ数やクリック数に基づくものでもよく、テーブルを用いた入力方法やキーボード等を用いた数値の入力方法でもよい。また、発注数量と一致する数量の商品を撮影した商品基本画像を送信し、在庫管理サーバ4における画像解析で前記発注数量を取得させる方法でもよい。本実施形態では、ユーザ端末2が、識別情報画像および入力した発注数量を在庫管理サーバ4に送信する(S85)。

0142

在庫管理サーバ4では、発注管理部69が識別情報画像、発注数量および発注単価を取得する(S86)。ここで発注単価は発注管理部69が単価記憶部54から取得する。なお、発注管理部69が取得した前記識別情報画像に複数の識別情報が含まれている場合は、入庫商品画像抽出部70が前記識別情報画像に含まれる識別情報ごとに識別情報画像を抽出してもよい。そして、取得された発注数量および発注単価は識別情報画像に対応付けて発注データとして発注データ記憶部53に記憶させる(S87)。

0143

受注者端末3では、図1に示すように、在庫管理サーバ4にアクセスして、発注データを確認する。もし、発注データがあった場合は、発注データに基づき発注数量分の商品を発送する。このとき、発注データには識別情報画像が含まれているため、詳細な識別情報のデータを確認しなくても商品の産地、品種およびサイズ等を確認することができる。

0144

また、受注者端末3では、発送後に在庫管理サーバ4にアクセスして入庫データを確認し、発送した商品が入庫されたか否かを確認することもできる。これにより、仮に商品の配送時の問題により商品の入庫が遅延した場合の対処を迅速に行うことができる。

0145

以上のような本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
1.商品マスタが不要であり、システムの構築および管理にかかる費用を安価に抑えることができる。
2.面倒なPC操作を要せず、スマートフォンやタブレット型PC等によって商品の画像を撮影や画像のタップやスワイプといった直感的な操作により、手軽かつ容易に在庫管理を行うことができる。
3.主に画像として商品や当該商品の産地、品種、サイズ等の識別情報を管理するため、入力操作にかかる労力を格段に軽減することができる。
4.各処理を行う商品を画像検索により行うことができるため、検索に必要な在庫番号等を覚えていなくても容易に在庫データを検索することができる。
5.賞味期限等のテキストデータとして管理が必要なデータは、識別情報画像に含まれる識別情報を画像解析することによってテキストデータ化することができる。
6.画像に賞味期限等の期限情報を重ねて表示させることにより、期限情報にアクセスしなくても、同種の商品に対していずれの商品から使用すればよいか等の直感的に判断することができる。
7.画像を用いて売上処理や発注処理を行うため、各処理にかかる商品の取り間違い等を抑制することができる。
8.複数種の商品を含む画像や複数の識別情報を含む画像を用いることによって一作業で複数種の商品、複数の識別情報にかかる入庫処理または出庫処理を行うことができる。

0146

なお、本発明に係る在庫管理サーバ、在庫管理システム、在庫管理プログラムおよび在庫管理方法は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。例えば、食品の在庫管理について説明したが、在庫管理できる商品は食品に限定されるものではなく、機械部品等のように在庫管理が必要な他の商品に適用することが可能である。

0147

1在庫管理システム
2ユーザ端末
3受注者端末
4在庫管理サーバ
4a在庫管理プログラム
5 記憶手段
6演算処理手段
21撮影手段
22 表示手段
23入力手段
51プログラム記憶部
52在庫データ記憶部
53発注データ記憶部
54単価記憶部
61入庫データ取得部
62出庫商品画像取得部
63類似画像判別部
64表示制御部
65識別情報テキスト処理部
66数量管理部
67期限管理部
68 売上管理部
69発注管理部
70入庫商品画像抽出部
71 出庫商品画像抽出部

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