図面 (/)

技術 クリーム状組成物

出願人 味の素株式会社
発明者 鈴木貴大飛田和彦
出願日 2017年7月7日 (3年7ヶ月経過) 出願番号 2018-526463
公開日 2019年4月25日 (1年9ヶ月経過) 公開番号 WO2018-008762
状態 未査定
技術分野 化粧料
主要キーワード パール状光沢 テーブルスピード 洗浄剤用組成物 沸騰させながら アミゾール 荷重試験 カチオン化高分子 脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年4月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (0)

図面はありません

課題・解決手段

本発明は、N−アシル酸性アミノ酸またはその塩あるいはN−アシ中性アミノ酸またはその塩を主成分として含有するクリーム状組成物およびクリーム状洗浄剤組成物において、高級感のあるパール状光沢を有する良好なクリーム状の外観を呈し、形態安定性に優れ、クリームの伸び水馴染み等の使用感にも優れたクリーム状組成物およびクリーム状洗浄剤組成物を提供する。 本発明のクリーム状組成物およびクリーム状洗浄剤組成物は、(A)N−アシル酸性アミノ酸およびその塩、ならびにN−アシル中性アミノ酸およびその塩からなる群より選択される少なくとも1種、(B)多価アルコール、(C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩、ならびに(D)水を含有する。

概要

背景

N−アシルグルタミン酸塩等のN−アシル酸性アミノ酸塩や、N−アシルグリシン塩等のN−アシ中性アミノ酸塩は、一般的に洗顔クリームで使用されている脂肪酸石鹸を主成分とするものと比較して、その起泡領域が弱酸性であるため、皮膚に対する刺激が少なく、皮膚洗浄剤として有用な素材であることが古くから知られている。
たとえば、N−アシルグルタミン酸塩、多価アルコール、水を必須成分とし、前記成分の混成比を一定の範囲とすることにより、パール状光沢を有する洗顔フォーム等のクリーム状洗浄剤組成物が得られることが報告されている(特許文献1)。
しかし、特許文献1で報告されたクリーム状洗浄剤組成物は泡量が少なく、ぬるつき感があるうえ、低温で硬くなってチューブ等の容器から出しにくくなり、また高温で分離しやすく、良好なクリーム状の形状が保てないなどの問題を有しており、必ずしも使用感、形態安定性に優れたクリーム状組成物であるとは言えなかった。

低温で硬くなるという問題を解消するための取り組みとして、N−長鎖アシル酸性アミノ酸塩と多価アルコールに、更に両性界面活性剤である2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインを併用する例が報告されている(特許文献2)。
しかし、特許文献2で報告されたクリーム状洗浄剤組成物は、未だ低温で保存すると硬くなり、満足できる低温安定性を有するクリーム状組成物は、得られていなかった。
また、N−長鎖アシルグルタミン酸塩の中でも、カリウム塩を用いると、トリエタノールアミン塩ナトリウム塩を用いた場合に比較して、室温及び低温において柔らかく、泡立ち、水との馴染みに優れ、さっぱりとした使用感を有するクリーム状洗浄剤が得られることが報告されている(非特許文献1)。
しかし、このようなクリーム状洗浄剤は、組成物表面に液体が滲み出したような状態(離水)が生じる、高温で軟らかくなりすぎてだれ落ちる、さらに、一度高温条件に晒され、その後温度が下がると、結晶粒が発生するという問題を有しており、必ずしも保存安定性、形態安定性に優れたクリーム状組成物であるとは言えなかった。

従って、N−アシル酸性アミノ酸塩またはN−アシル中性アミノ酸塩を主成分として含有するクリーム状洗浄剤組成物、さらには皮膚用毛髪用等のクリーム状組成物において、低温での硬度の上昇が抑制され、良好な形態安定性とパール状光沢とを同時に有し、使用感に優れる組成物が望まれていた。

概要

本発明は、N−アシル酸性アミノ酸またはその塩あるいはN−アシル中性アミノ酸またはその塩を主成分として含有するクリーム状組成物およびクリーム状洗浄剤組成物において、高級感のあるパール状光沢を有する良好なクリーム状の外観を呈し、形態安定性に優れ、クリームの伸び水馴染み等の使用感にも優れたクリーム状組成物およびクリーム状洗浄剤組成物を提供する。 本発明のクリーム状組成物およびクリーム状洗浄剤組成物は、(A)N−アシル酸性アミノ酸およびその塩、ならびにN−アシル中性アミノ酸およびその塩からなる群より選択される少なくとも1種、(B)多価アルコール、(C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩、ならびに(D)水を含有する。

目的

従って、N−アシル酸性アミノ酸塩またはN−アシル中性アミノ酸塩を主成分として含有するクリーム状洗浄剤組成物、さらには皮膚用、毛髪用等のクリーム状組成物において、低温での硬度の上昇が抑制され、良好な形態安定性とパール状光沢とを同時に有し、使用感に優れる組成物が望まれていた

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

(A)N−アシル酸性アミノ酸およびその塩、ならびにN−アシ中性アミノ酸およびその塩からなる群より選択される少なくとも1種、(B)多価アルコール、(C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩、ならびに(D)水を含有する、クリーム状組成物

請求項2

(A)N−アシル酸性アミノ酸およびその塩、ならびにN−アシル中性アミノ酸およびその塩からなる群より選択される少なくとも1種、(B)多価アルコール、(C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩、ならびに(D)水を含有する、クリーム状洗浄剤組成物

請求項3

(A)N−アシル酸性アミノ酸およびその塩が、N−アシルグルタミン酸およびその塩である、請求項1または2に記載の組成物

請求項4

(A)N−アシル中性アミノ酸およびその塩が、N−アシルグリシンおよびその塩である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。

請求項5

(B)多価アルコールが、炭素数3〜4のアルカンジオールグリセリンおよびジプロピレングリコールからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。

請求項6

(C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩が、Nε−オクタノイルリジンまたはその塩である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。

請求項7

さらに、(E)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩を含有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。

請求項8

(E)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩が、N−ラウロイルリジンまたはその塩である、請求項7に記載の組成物。

請求項9

請求項2〜8のいずれか1項に記載の組成物を含有する、クリーム状洗浄剤

技術分野

0001

本発明は、形態安定性および使用感に優れ、皮膚用組成物毛髪用組成物または洗浄剤組成物として好適なクリーム状組成物に関する。

背景技術

0002

N−アシルグルタミン酸塩等のN−アシル酸性アミノ酸塩や、N−アシルグリシン塩等のN−アシ中性アミノ酸塩は、一般的に洗顔クリームで使用されている脂肪酸石鹸を主成分とするものと比較して、その起泡領域が弱酸性であるため、皮膚に対する刺激が少なく、皮膚洗浄剤として有用な素材であることが古くから知られている。
たとえば、N−アシルグルタミン酸塩、多価アルコール、水を必須成分とし、前記成分の混成比を一定の範囲とすることにより、パール状光沢を有する洗顔フォーム等のクリーム状洗浄剤組成物が得られることが報告されている(特許文献1)。
しかし、特許文献1で報告されたクリーム状洗浄剤組成物は泡量が少なく、ぬるつき感があるうえ、低温で硬くなってチューブ等の容器から出しにくくなり、また高温で分離しやすく、良好なクリーム状の形状が保てないなどの問題を有しており、必ずしも使用感、形態安定性に優れたクリーム状組成物であるとは言えなかった。

0003

低温で硬くなるという問題を解消するための取り組みとして、N−長鎖アシル酸性アミノ酸塩と多価アルコールに、更に両性界面活性剤である2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインを併用する例が報告されている(特許文献2)。
しかし、特許文献2で報告されたクリーム状洗浄剤組成物は、未だ低温で保存すると硬くなり、満足できる低温安定性を有するクリーム状組成物は、得られていなかった。
また、N−長鎖アシルグルタミン酸塩の中でも、カリウム塩を用いると、トリエタノールアミン塩ナトリウム塩を用いた場合に比較して、室温及び低温において柔らかく、泡立ち、水との馴染みに優れ、さっぱりとした使用感を有するクリーム状洗浄剤が得られることが報告されている(非特許文献1)。
しかし、このようなクリーム状洗浄剤は、組成物表面に液体が滲み出したような状態(離水)が生じる、高温で軟らかくなりすぎてだれ落ちる、さらに、一度高温条件に晒され、その後温度が下がると、結晶粒が発生するという問題を有しており、必ずしも保存安定性、形態安定性に優れたクリーム状組成物であるとは言えなかった。

0004

従って、N−アシル酸性アミノ酸塩またはN−アシル中性アミノ酸塩を主成分として含有するクリーム状洗浄剤組成物、さらには皮膚用毛髪用等のクリーム状組成物において、低温での硬度の上昇が抑制され、良好な形態安定性とパール状光沢とを同時に有し、使用感に優れる組成物が望まれていた。

0005

特開昭62−124200号公報
特開平1−294799号公報

先行技術

0006

金子大介、川崎由明、アミノ酸系界面活性剤の特性と応用、FRAGRANCE JOURNAL(2) 43−48 (1994)

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、N−アシル酸性アミノ酸またはその塩あるいはN−アシル中性アミノ酸またはその塩を主成分として含有するクリーム状洗浄剤組成物、さらには皮膚用、毛髪用等のクリーム状組成物において、高級感のあるパール状光沢を有する良好なクリーム状の外観を呈し、形態安定性に優れ、クリームの伸び水馴染み等の使用感にも優れたクリーム状組成物を提供することを目的とした。

課題を解決するための手段

0008

本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、N−アシル酸性アミノ酸またはその塩あるいはN−アシル中性アミノ酸またはその塩を主成分とするクリーム状組成物およびクリーム状洗浄剤組成物において、さらに、Nε−オクタノイルリジン等のN−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩を添加することにより、組成物の外観、形態安定性および使用感を向上させることができることを見出し、上記課題を解決するに至った。

0009

すなわち、本発明は、以下の通りである。
[1](A)N−アシル酸性アミノ酸およびその塩、ならびにN−アシル中性アミノ酸およびその塩からなる群より選択される少なくとも1種、
(B)多価アルコール、
(C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩、ならびに
(D)水
を含有する、クリーム状組成物。
[2](A)N−アシル酸性アミノ酸およびその塩、ならびにN−アシル中性アミノ酸およびその塩からなる群より選択される少なくとも1種、
(B)多価アルコール、
(C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩、ならびに
(D)水
を含有する、クリーム状洗浄剤組成物。
[3](A)N−アシル酸性アミノ酸およびその塩が、N−アシルグルタミン酸およびその塩である、[1]または[2]に記載の組成物。
[4](A)N−アシル中性アミノ酸およびその塩が、N−アシルグリシンおよびその塩である、[1]〜[3]のいずれかに記載の組成物。
[5](B)多価アルコールが、炭素数3〜4のアルカンジオールグリセリンおよびジプロピレングリコールからなる群より選択される少なくとも1種である、[1]〜[4]のいずれかに記載の組成物。
[6](C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩が、Nε−オクタノイルリジンまたはその塩である、[1]〜[5]のいずれかに記載の組成物。
[7]さらに、(E)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩を含有する、[1]〜[6]のいずれかに記載の組成物。
[8](E)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩が、N−ラウロイルリジンまたはその塩である、[7]に記載の組成物。
[9][2]〜[8]のいずれかに記載の組成物を含有する、洗浄剤

発明の効果

0010

本発明のクリーム状組成物およびクリーム状洗浄剤組成物は、高級感のあるパール状光沢を有する良好なクリーム状の外観を呈し、良好な温度安定性を示して形態安定性に優れ、伸び、水馴染み等の使用感にも優れる。
本発明のクリーム状組成物は、皮膚用組成物、毛髪用組成物として有用であり、クリーム状の皮膚化粧料日焼け止め化粧料身体用化粧料メイクアップ化粧料毛髪用化粧料等に好適に用いられる。
また、本発明のクリーム状洗浄剤組成物は、皮膚洗浄料、毛髪用洗浄料身体用洗浄料等に好適に用いられる。

0011

本発明のクリーム状組成物およびクリーム状洗浄剤組成物(以下において、ともに「本発明の組成物」ということもある)は、(A)N−アシル酸性アミノ酸およびその塩、ならびにN−アシル中性アミノ酸およびその塩からなる群より選択される少なくとも1種、(B)多価アルコール、(C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩、ならびに(D)水を含有する。

0012

ここで、本明細書において「クリーム状」とは、白みが強く、柔らかく滑らかでつやのある外観を有し、チューブやジャー等の容器に充填して、容易に押出しまたは指先で容易にすくい上げることができ、だれ落ちや著しい糸引きを生じない状態をいう。

0013

本発明の組成物に、(A)成分として含有されるN−アシル酸性アミノ酸は、酸性アミノ酸のN−アシル化誘導体である。該誘導体における酸性アミノ酸としては、グルタミン酸アスパラギン酸、2−アミノアジピン酸システイン酸ホモシステイン酸等、酸性を示すアミノ酸が挙げられ、L−体、D−体、DL−体のいずれでもよく、L−体およびDL−体が好ましく用いられ、L−体がより好ましく用いられる。
本発明の目的には、N−アシル酸性アミノ酸としては、N−アシルグルタミン酸およびN−アシルアスパラギン酸が好ましく用いられ、N−アシルグルタミン酸がより好ましく用いられる。

0014

本発明の組成物に、(A)成分として含有されるN−アシル中性アミノ酸は、中性アミノ酸のN−アシル化誘導体である。該誘導体における中性アミノ酸としては、グリシンアラニンβ−アラニン、N−メチル−β−アラニン、サルコシンスレオニン等が挙げられ、光学異性体が存在する場合は、L−体、D−体、DL−体のいずれでもよく、L−体およびDL−体が好ましく用いられ、L−体がより好ましく用いられる。
本発明の目的には、N−アシル中性アミノ酸としては、N−アシルグリシン、N−アシルアラニンが好ましく用いられ、N−アシルグリシンがより好ましく用いられる。

0015

上記のN−アシル酸性アミノ酸およびN−アシル中性アミノ酸におけるアシル基としては、ヘキサノイルカプロイル)、オクタノイル(カプリロイル)、6−メチルヘプタノイル(イソオクタノイル)、2−エチルヘキサノイル、デカノイル(カプリノイル)、ドデカノイル(ラウロイル)、テトラデカノイルミリストイル)、12−メチルトリデカノイル(イソミリストイル)、ヘキサデカノイル(パルミトイル)、14−メチルペンタデカノイル(イソパルミトイル)、オクタデカノイル(ステアロイル)、16−メチルヘプタデカノイル(イソステアロイル)、エイコサノイル(アラキドイル)、ドコサノイル(ベヘノイル)等の炭素数6〜22程度の直鎖または分岐鎖飽和アシル基、ヘキセノイル、オクテノイル、6−メチルヘプテノイル(イソオクテノイル)、デセノイル、ドデセノイル、テトラデセノイル、9−ヘキサデセノイル(パルミトレイノイル)、9−オクタデセノイル(オレオイル)、ドコセノイル等の炭素数6〜22程度の直鎖または分岐鎖不飽和アシル基が挙げられ、ヤシ油脂肪酸アシル(ココイル)、パーム油脂肪酸アシル等の炭素数8〜18程度の飽和アシル基および不飽和アシル基の混合物であってもよい。
本発明の目的には、炭素数8〜18程度の直鎖または分岐鎖飽和アシル基が好ましく、炭素数12〜18程度の直鎖飽和アシル基がより好ましく、炭素数12〜14の直鎖飽和アシル基が特に好ましい。また、ヤシ油脂肪酸アシル(ココイル)も、特に好ましいアシル基として例示される。

0016

上記N−アシル酸性アミノ酸およびN−アシル中性アミノ酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩マグネシウム塩カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩アンモニウム塩ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等の有機アミン塩リジン塩アルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩等が挙げられ、入手のしやすさ、取扱い性の観点からは、ナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩が好ましく、ナトリウム塩、カリウム塩が特に好ましい。

0017

本発明において、N−アシル酸性アミノ酸およびその塩としては、従来より化粧料組成物に用いられているものであれば、特に制限なく用いることができ、たとえば、N−ラウロイルアスパラギン酸、N−ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム、N−ラウロイルアスパラギン酸二ナトリウム、N−ラウロイルアスパラギン酸カリウム、N−ラウロイルアスパラギン酸トリエタノールアミン、N−ミリストイルアスパラギン酸、N−ミリストイルアスパラギン酸ナトリウム、N−ミリストイルアスパラギン酸二ナトリウム、N−ミリストイルアスパラギン酸カリウム、N−ミリストイルアスパラギン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシルアスパラギン酸、N−ヤシ油脂肪酸アシルアスパラギン酸ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルアスパラギン酸二ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルアスパラギン酸カリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルアスパラギン酸トリエタノールアミン、N−ラウロイルグルタミン酸、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸二ナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸カリウム、N−ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ミリストイルグルタミン酸、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、N−ミリストイルグルタミン酸二ナトリウム、N−ミリストイルグルタミン酸カリウム、N−ミリストイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸二ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸カリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミン等が挙げられ、なかでも、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸二ナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸カリウム、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、N−ミリストイルグルタミン酸二ナトリウム、N−ミリストイルグルタミン酸カリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸二ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸カリウム等がより好ましく用いられる。

0018

本発明において、N−アシル中性アミノ酸およびその塩としても、従来より化粧料組成物に用いられているものであれば、特に制限なく用いることができ、たとえば、N−ラウロイルグリシン、N−ラウロイルグリシンナトリウム、N−ラウロイルグリシンカリウム、N−ラウロイルグリシントリエタノールアミン、N−ミリストイルグリシン、N−ミリストイルグリシンナトリウム、N−ミリストイルグリシンカリウム、N−ミリストイルグリシントリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシン、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシントリエタノールアミン、N−ラウロイルアラニン、N−ラウロイルアラニンナトリウム、N−ラウロイルアラニンカリウム、N−ラウロイルアラニントリエタノールアミン、N−ミリストイルアラニン、N−ミリストイルアラニンナトリウム、N−ミリストイルアラニンカリウム、N−ミリストイルアラニントリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシルアラニン、N−ヤシ油脂肪酸アシルアラニンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルアラニンカリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルアラニントリエタノールアミン、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニン、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンカリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノールアミン、N−ミリストイル−N−メチル−β−アラニン、N−ミリストイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−ミリストイル−N−メチル−β−アラニンカリウム、N−ミリストイル−N−メチル−β−アラニントリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチル−β−アラニン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチル−β−アラニンカリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチル−β−アラニントリエタノールアミン、N−ラウロイルサルコシン、N−ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ラウロイルサルコシンカリウム、N−ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、N−ミリストイルサルコシン、N−ミリストイルサルコシンナトリウム、N−ミリストイルサルコシンカリウム、N−ミリストイルサルコシントリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸アシルサルコシン、N−ヤシ油脂肪酸アシルサルコシンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルサルコシンカリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルサルコシントリエタノールアミン等が挙げられ、なかでも、N−ラウロイルグリシンナトリウム、N−ラウロイルグリシンカリウム、N−ミリストイルグリシンナトリウム、N−ミリストイルグリシンカリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム等がより好ましく用いられる。

0019

本発明においては、上記N−アシル酸性アミノ酸およびその塩、ならびにN−アシル中性アミノ酸およびその塩は、1種を選択して単独で用いてもよく、2種以上を選択して併用してもよい。
なお、本発明においては、N−アシル酸性アミノ酸およびその塩ならびにN−アシル中性アミノ酸およびその塩は、自体公知の方法、たとえばアルカリ条件下に、酸性アミノ酸と、脂肪酸から定法により交換された脂肪酸ハライドとのショッテンバウマン反応により合成したもの等を用いてもよいが、味の素株式会社等より提供されている市販の製品を用いることが便利である。

0020

本発明の組成物には、(A)N−アシル酸性アミノ酸およびその塩、ならびにN−アシル中性アミノ酸およびその塩からなる群より選択される少なくとも1種は、組成物の全量に対し、通常20重量%〜50重量%、好ましくは25重量%〜45重量%、より好ましくは30重量%〜40重量%含有される。

0021

本発明の組成物に(B)成分として含有される多価アルコールとしては、1,2−プロパンジオールプロピレングリコール)、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール(1,3−ブチレングリコール)、2,3−ブタンジオール、2−メチル−1,2−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,2−ペンタンジオールペンチレングリコール)、2−メチル−2,4−ペンタンジオール(ヘキシレングリコール)、2−エチル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール等の炭素数3〜9程度の直鎖または分岐鎖アルカンジオール、ジプロピレングリコール等のジヒドロキシアルキルエーテル、平均分子量200〜20,000程度のポリエチレングリコール等の二価アルコール;グリセリン、ジグリセリン等のグリセリンおよびその縮合物エリスリトールペンタエリスリトールアラビニトールソルビトールマンニトールマルチトール等の糖アルコール等が挙げられ、これらは、1種を選択して単独で用いてもよく、2種以上を選択して併用してもよい。
なお、本発明においては、上記多価アルコールは、自体公知の方法により合成したものを用いてもよいが、各社より提供されている市販の製品を用いることが便利である。

0022

本発明の目的には、(B)多価アルコールとして、1,2−プロパンジオール(プロピレングリコール)、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール(1,3−ブチレングリコール)、2,3−ブタンジオール、2−メチル−1,2−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール等の炭素数3〜4のアルカンジオール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール400等の二価アルコール;グリセリン;ソルビトール等のヘキシトール等が好ましく用いられ、前記炭素数3〜4のアルカンジオール、ジプロピレングリコール、グリセリン等がより好ましく用いられ、1,2−プロパンジオール(プロピレングリコール)、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール(1,3−ブチレングリコール)、ジプロピレングリコール、グリセリン等がさらに好ましく用いられる。

0023

本発明の組成物には、(B)多価アルコールは、組成物の全量に対し、通常15重量%〜55重量%、好ましくは20重量%〜50重量%、より好ましくは25重量%〜45重量%含有される。

0024

本発明の組成物に(C)成分として含有されるN−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸は、塩基性アミノ酸のα位のアミノ基またはω位のアミノ基に、1個の中鎖アシル基が結合したものである。
N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸を構成する塩基性アミノ酸としては、リジン、オルニチン、2,4−ジアミノ酪酸アルギニンヒスチジン等が例示される。
本発明の目的には、上記塩基性アミノ酸として、リジンが好ましく用いられる。
また、かかる塩基性アミノ酸としては、L−体、DL−体、D−体のいずれを用いてもよいが、L−体およびDL−体が好ましく用いられ、L−体がより好ましく用いられる。
塩基性アミノ酸に結合する中鎖アシル基は、炭素数6〜10の飽和または不飽和の脂肪族アシル基で、直鎖状であっても分岐鎖を有していてもよい。具体的には、ヘキサノイル(カプロイル)、ヘプタノイル、オクタノイル(カプリロイル)、オクテノイル、2−エチルヘキサノイル、ノナノイル、デカノイル(カプリノイル)、デセノイル等が挙げられる。
本発明の目的には、炭素数が8であるアシル基が好ましく、オクタノイル(カプリロイル)がより好ましい。
上記中鎖アシル基の塩基性アミノ酸への結合部位は、α位のアミノ基またはω位のアミノ基であるが、アルギニンおよびヒスチジンにおいては、α位のアミノ基である。

0025

従って、本発明の組成物に(C)成分として含有されるN−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸としては、たとえば、Nε−ヘキサイルリジン、Nε−オクタノイルリジン、Nε−2−エチルヘキサノイルリジン、Nε−デカノイルリジン、Nα−ヘキサノイルリジン、Nα−オクタノイルリジン、Nα−2−エチルヘキサノイルリジン、Nα−デカノイルリジン、Nδ−ヘキサノイルオルニチン、Nδ−オクタノイルオルニチン、Nδ−デカノイルオルニチン、Nα−ヘキサノイルオルニチン、Nα−オクタノイルオルニチン、Nα−デカノイルオルニチン、Nγ−ヘキサノイル−2,4−ジアミノ酪酸、Nγ−オクタノイル−2,4−ジアミノ酪酸、Nα−ヘキサノイル−2,4−ジアミノ酪酸、Nα−オクタノイル−2,4−ジアミノ酪酸、Nα−ヘキサノイルアルギニン、Nα−オクタノイルアルギニン、Nα−ヘキサノイルヒスチジン、Nα−オクタノイルヒスチジン等が挙げられる。

0026

本発明の組成物に(C)成分として含有されるN−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸は、フリー遊離)体、塩の形態のいずれも用いることができる。
N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩;塩酸塩硝酸塩硫酸塩、炭酸塩等の無機酸塩酢酸塩乳酸塩クエン塩等の有機酸塩グルタミン酸塩アスパラギン酸塩等のアミノ酸塩等が例示され、入手のしやすさ、取扱い性の観点からは、ナトリウム塩、カリウム塩、酢酸塩等が好ましい。
なお、本発明の目的には、フリー(遊離)体が最も好ましく用いられる。

0027

上記したN−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩は、1種を選択して単独で用いてもよく、または2種以上を選択して混合して用いてもよい。
本発明においては、製造時における収率および操作性の観点から、Nε−オクタノイルリジン、特にNε−オクタノイル−L−リジンが好ましく用いられる。

0028

上記(C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩は、脂肪酸と塩基性アミノ酸との脱水縮合反応のような公知の製造方法により調製して用いることができる。

0029

本発明の組成物には、上記(C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩は、組成物の全量に対し、通常0.1重量%〜7重量%、好ましくは0.5重量%〜5重量%、より好ましくは1重量%〜3重量%含有される。

0030

本発明の組成物は、(D)成分として水を含有する。本発明において、水としては、皮膚用、毛髪用または洗浄剤組成物の製造に適する水であればよく、脱イオン水蒸留水等の精製水が好ましく用いられる。

0031

さらに、本発明の組成物には、(E)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩を含有させることができる。
さらに(E)成分を加えることにより、本発明の組成物に、使用時の優れた感触に加えて、使用後の優れた感触を付与することができる。

0032

本発明の組成物に(E)成分として含有され得るN−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸は、塩基性アミノ酸のα位のアミノ基またはω位のアミノ基に、1個の長鎖アシル基が結合したものである。
N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸を構成する塩基性アミノ酸としては、リジン、オルニチン、2,4−ジアミノ酪酸、アルギニン、ヒスチジン等が例示される。
本発明の組成物に、使用後の優れた感触を付与するという目的には、上記塩基性アミノ酸として、リジンが好ましく用いられる。
また、かかる塩基性アミノ酸としては、L−体、DL−体、D−体のいずれを用いてもよいが、L−体およびDL−体が好ましく用いられ、L−体がより好ましく用いられる。
上記塩基性アミノ酸に結合する長鎖アシル基は、炭素数12〜22の飽和または不飽和の脂肪族アシル基で、直鎖状であっても分岐鎖を有していてもよい。具体的には、ドデカノイル(ラウロイル)、テトラデカノイル(ミリストイル)、ペンタデカノイル、ヘキサデカノイル(パルミトイル)、9−ヘキサデセノイル(パルミトレイノイル)、オクタデカノイル(ステアロイル)、16−メチル−ヘプタデカノイル(イソステアロイル)、cis−9−オクタデセノイル(オレオイル)、エイコサノイル(アラキドイル)、ドコサノイル(ベヘノイル)等が挙げられる。
なお、本発明の組成物に、使用後の優れた感触を付与する目的には、炭素数が12〜18のアシル基が好ましく、ドデカノイル(ラウロイル)が特に好ましい。
上記長鎖アシル基の塩基性アミノ酸への結合部位は、α位のアミノ基またはω位のアミノ基であるが、アルギニンおよびヒスチジンにおいては、α位のアミノ基である。

0033

従って、本発明の組成物に(E)成分として用いられるN−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸としては、たとえば、Nε−ラウロイルリジン、Nε−ミリストイルリジン、Nε−パルミトイルリジン、Nε−ステアロイルリジン、Nε−イソステアロイルリジン、Nε−オレオイルリジン、Nε−ベヘノイルリジン、Nα−ラウロイルリジン、Nα−ミリストイルリジン、Nα−パルミトイルリジン、Nα−ステアロイルリジン、Nα−イソステアロイルリジン、Nα−オレオイルリジン、Nα−ベヘノイルリジン、Nδ−ラウロイルオルニチン、Nδ−パルミトイルオルニチン、Nδ−ステアロイルオルニチン、Nδ−イソステアロイルオルニチン、Nα−ラウロイルオルニチン、Nα−パルミトイルオルニチン、Nα−ステアロイルオルニチン、Nα−イソステアロイルオルニチン、Nγ−ラウロイル−2,4−ジアミノ酪酸、Nγ−パルミトイル−2,4−ジアミノ酪酸、Nα−ラウロイル−2,4−ジアミノ酪酸、Nα−パルミトイル−2,4−ジアミノ酪酸、Nα−ラウロイルアルギニン、Nα−パルミトイルアルギニン、Nα−イソステアロイルアルギニン、Nα−ラウロイルヒスチジン、Nα−パルミトイルヒスチジン、Nα−イソステアロイルヒスチジン等が挙げられる。

0034

本発明の組成物に(E)成分として用いられるN−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸は、フリー(遊離)体であってもよく、塩の形態であってもよい。
N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;マグネシウム塩、カルシウム塩等のアルカリ土類金属塩;塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩、炭酸塩等の無機酸塩;酢酸塩、乳酸塩、クエン塩等の有機酸塩;グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩等のアミノ酸塩等が例示され、入手のしやすさ、取扱い性の観点からは、ナトリウム塩、カリウム塩、酢酸塩等が好ましい。
なお、本発明の組成物に、使用後の優れた使用感を付与する目的には、フリー(遊離)体が最も好ましく用いられる。

0035

上記したN−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩は、1種を選択して単独で用いてもよく、2種以上を選択して併用してもよい。
本発明においては、製剤処方中での安定性という観点から、Nε−ラウロイルリジン、特にNε−ラウロイル−L−リジンが好ましく用いられる。

0036

上記(E)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸は、フリー(遊離)体、塩の形態のいずれについても、たとえば特開昭60−67406号公報に記載されるように、あらかじめα位またはω位のアミノ基を保護し、脂肪酸クロライド滴下するショッテン・バウマン反応等の公知の製造方法により調製して用いてもよいが、「アミホープLL」(味の素株式会社製)等の市販の製品を用いてもよい。

0037

本発明の組成物には、上記(E)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩は、組成物の全量に対し、通常0.1重量%〜7重量%、好ましくは0.5重量%〜5重量%、より好ましくは1重量%〜3重量%含有される。

0038

本発明の組成物には、本発明の特徴を損なわない範囲で、(A)N−アシル酸性アミノ酸およびその塩、ならびにN−アシル中性アミノ酸およびその塩からなる群より選択される少なくとも1種、(B)多価アルコール、(C)N−モノ中鎖アシル塩基性アミノ酸またはその塩、ならびに(D)水、あるいはさらに(E)N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸の他に、他の界面活性剤化粧料用油性原料植物油ロウ炭化水素油エステル等)、保湿剤キレート剤増粘剤抗炎症剤エモリエント剤コンディショニング剤感触改良剤防腐剤抗酸化剤不透明化剤pH調整剤植物抽出物ビタミン紫外線吸収剤紫外線散乱剤香料顔料染料色素等、通常皮膚用、毛髪用または洗浄剤組成物に含有される原料および添加剤を含有させることができる。

0039

たとえば、他の界面活性剤としては、脂肪酸ポリグリセリル脂肪酸グリセリル脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、脂肪酸ソルビタン脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、脂肪酸ポリエチレングリコールポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸モノエタノールアミド脂肪酸ジエタノールアミドアルキルグルコシド等のノニオン界面活性剤アルキル硫酸塩ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩脂肪酸塩アルキルスルホン酸塩ジアルキルスルホコハク酸塩アルキルリン酸塩等の(A)成分以外のアニオン界面活性剤ジアルキルジメチルアンモニウム塩アルキルトリメチルアンモニウム塩ベンザルコニウム塩、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩等のカチオン界面活性剤アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン脂肪酸アミドプロピルベタインアルキルジメチルアミンオキシド、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N−アシル−N’−カルボキシメチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミン塩等の両性界面活性剤等が例示される。

0042

キレート剤としては、ケイ酸アルミニウムナトリウム、エチレンジアミン四酢酸クエン酸ナトリウム等が例示される。

0045

エモリエント剤としては、エチルヘキサン酸セチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)等のエステル;ジイソステアリン酸グリセリル等のグリセリンエステルジイソステアリン酸ポリグリセリル等のポリグリセリンエステルオクタメチルシクロテトラシロキサンデカメチルシクロペンタシロキサン等の環状シリコーンジメチコノール等の変性シリコーン等が例示される。

0047

感触改良剤としては、セバコイルビスラウリルアミドリシン塩等のアミノ酸誘導体ダイズ芽エキス等が例示される。

0049

抗酸化剤としては、γ−オリザノールタンニン酸トコフェロール没食子酸ピロガロール等が例示される。

0050

不透明化剤としては、スチレンポリマーポリ酢酸ビニル等の乳濁剤;モノステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコール等の真珠光沢剤パール化剤)等が例示される。

0051

pH調整剤としては、クエン酸、クエン酸ナトリウム、グルコン酸コハク酸水酸化ナトリウム水酸化カリウム等が例示される。

0052

植物抽出物としては、アセンヤクアロエチャセージタチジャコウソウハマメリスブドウ葉等の抽出物が例示される。

0054

紫外線吸収剤としては、メトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン等が例示される。

0055

紫外線散乱剤としては、酸化チタン酸化亜鉛微粒子酸化チタン微粒子酸化亜鉛等が例示される。

0056

香料としては、ハッカ油バニリルブチルエーテルメントール等が例示される。

0057

顔料としては、ケイ酸タルク等の体質顔料雲母チタンオキシ塩化ビスマス等の真珠光沢顔料等が例示される。

0058

染料、色素としては、黄色203号、橙色205号、緑色204号等のタール色素等が例示される。

0059

本発明の組成物は、一般的な皮膚用、毛髪用または洗浄剤用組成物の製造方法に準じて調製することができる。
たとえば、上記(A)および(B)成分を室温にて攪拌混合し、(D)成分を添加し、加熱して減圧下に攪拌し、溶解させる。前記で得られた溶液に、(C)成分を添加して、混合攪拌し、必要に応じて(E)成分および他の添加剤を加えて溶解または分散させた後、攪拌しながら冷却して(A)成分の結晶析出させ、さらに30℃まで冷却して、クリーム状の組成物とする。
また、上記(A)および(B)成分を室温にて攪拌混合し、(D)成分を添加し、加熱して減圧下に攪拌し、溶解させて得られた溶液に、必要に応じて他の添加剤を加えて溶解または分散させた後、攪拌しながら冷却して(A)成分の結晶を析出させ、次いで(C)成分および(E)成分を添加して混合攪拌し、さらに30℃まで冷却して、クリーム状の組成物としてもよい。
(C)成分は、粉体の状態で添加してもよいが、組成物に均一に混合、溶解させるためには、水酸化ナトリウム等の塩基とともに、あらかじめ水に溶解させ、水溶液として添加することが好ましい。
また、(E)成分は、粉体の状態で添加して分散させてもよいが、塩基性水溶液に溶解させてから添加することが好ましい。

0060

本発明の組成物は、高級感のあるパール状光沢を有する良好なクリーム状の外観を呈し、良好な温度安定性を示して形態安定性に優れ、伸び、水馴染み等の使用感にも優れる。
ここで、「形態安定性」とは、25℃の条件下のみならず、高温(50℃)および低温(5℃)においても組成物の離水や硬度の上昇が観察されず、柔らかなクリーム状が保たれていることをいう。

0061

従って、本発明のクリーム状組成物は、クリーム状の皮膚用組成物、毛髪用組成物として有用であり、そのまま、または必要に応じて、水、エタノール等の低級アルコール等の溶剤、その他上記した各種添加剤を加えて、乳液、クリーム等の皮膚化粧料、日焼け止め乳液日焼け止めクリーム等の日焼け止め化粧料、ボディローションボディクリーム等の身体用化粧料、リキッドファンデーションクリームファンデーション等のメイクアップ化粧料、ヘアクリームヘアコンディショナー等の毛髪用化粧料等とすることができる。
上記皮膚化粧料等における(A)、(B)、(C)、(E)成分の各含有量は、それぞれの剤形や使用目的等に応じて適宜定められるが、通常、(A)成分は0.1重量%〜40重量%、(B)成分は1重量%〜45重量%、(C)成分は0.05重量%〜6.5重量%、(E)成分は0.05重量%〜6.5重量%である。

0062

また本発明のクリーム状洗浄剤組成物は、そのまま、または必要に応じて、水、エタノール等の低級アルコール等の溶剤、その他上記した各種添加剤を加えて、クリーム状洗浄剤とすることができる。
本発明のクリーム状洗浄剤は、外観、形態安定性および使用感に優れ、皮膚や毛髪洗浄に適する。
本発明のクリーム状洗浄剤中における(A)、(B)、(C)、(E)成分の各含有量は、それぞれの剤形や使用目的等に応じて適宜定められるが、通常、(A)成分は0.05重量%〜38重量%、(B)成分は0.5重量%〜40重量%、(C)成分は0.03重量%〜6重量%、(E)成分は0.03重量%〜6重量%である。

0063

従って、本発明のクリーム状洗浄剤は、洗顔料等の皮膚洗浄料、シャンプー等の毛髪用洗浄料、ハンドソープボディソープ等の身体用洗浄料等として、好適に提供され得る。

0064

以下に実施例により、本発明の特徴を詳細に説明する。

0065

[実施例1、2]クリーム状洗浄剤組成物
表1に示す処方に従い、下記製造方法によりクリーム状洗浄剤組成物を調製した。
なお、表1中の各成分については、次の通りである。
(i)(A)N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム:「アミライトGCS−11(F)」(味の素株式会社製)を用いた。
(ii)(B)グリセリン:「化粧品用濃グリセリン」(花王株式会社製)を用いた。
(iii)(C)Nε−オクタノイル−L−リジン:n−オクタン酸(東京化成工業株式会社製)93.0g、L−リジン(東京化成工業株式会社製)84.5gをキシレン(関東化学株式会社製)439.2gに25℃で懸濁し、得られた懸濁液を、80℃に昇温し、80℃で1時間攪拌して、n−オクタン酸L−リジン塩を形成させた。さらに懸濁液を昇温し、窒素雰囲気下で加熱沸騰させながら、反応によって生成した水を系外に除去し、3時間攪拌を続けた。冷却後、晶析した結晶を濾別し、516.0gの50重量%エタノール水溶液を用いて得られた結晶を洗浄した後、乾燥して得たΝε−オクタノイル−L−リジンの白色粉体(139.5g、収率89.0%)を用いた。
(iv)(D)水:精製水を用いた。
製造方法:
(1)室温にて、(A)成分および(B)成分を攪拌混合した。
(2)(D)成分を添加し、70℃〜80℃に加熱して、減圧下に攪拌溶解した。
(3)攪拌しながら冷却し、(A)成分を晶析させた。
(4)上記溶液に、あらかじめ調製しておいた(C)成分の水溶液を添加し、攪拌、混合した。
(5)さらに、30℃まで冷却し、クリーム状洗浄剤組成物とした。
実施例1、2のクリーム状洗浄剤組成物において、(C)成分の水溶液の代わりに(D)成分の水を添加し、同様に調製して、比較例1、2の洗浄剤組成物とした。

0066

[実施例3]クリーム状洗浄剤組成物
表2に示す処方に従い、下記の製造方法によりクリーム状洗浄剤組成物を調製した。
なお、表2中の各成分については、次の通りである。
(i)(A)N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウム:「アミソフトLS−11(F)」(味の素株式会社製)を用いた。
(ii)(B):
1,3−ブチレングリコール;「1,3−BG UK」(株式会社ダイセル製)を用いた。
ジプロピレングリコール;「DPG−RF」(株式会社ADEKA製)を用いた。
(iii)(C)Nε−オクタノイル−L−リジン:上記実施例1、2で用いたものと同様に製造したものを用いた。
(iv)(D)水:精製水を用いた。
(v)その他の界面活性剤:
ミリスチン酸カリウム;「ノンサールMK−1」(日油株式会社製)を用いた。
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド;「アミゾールCME」(川研ファインケミカル株式会社製)を用いた。
(vi)無機粉体
タルク;「ミクロエースP−3」(日本タルク株式会社製)を用いた。
製造方法:
(1)室温にて、(A)成分、他の界面活性剤および(B)成分を攪拌、混合した。
(2)(D)成分を添加して70℃〜80℃に加熱し、減圧下にて攪拌し溶解した。
(3)無機粉体を添加し、十分に分散させた。
(4)攪拌しながら冷却し、(A)成分を晶析させた。
(5)上記溶液に、あらかじめ調製しておいた(C)成分の水溶液を添加し、攪拌、混合した。
(6)さらに30℃まで冷却し、クリーム状洗浄剤組成物とした。
実施例3のクリーム状洗浄剤組成物において、(C)成分の水溶液の代わりに(D)成分の水を添加し、同様に調製して、比較例3の洗浄剤組成物とした。また、比較例3の洗浄剤組成物において、無機粉体を増量したものを比較例4の洗浄剤組成物とした。

0067

実施例1〜3および比較例1〜4の各洗浄剤組成物について、下記の通り、低温安定性および高温安定性の評価を行った。

0068

(1)低温安定性
実施例および比較例の各洗浄剤組成物について、低温(5℃)および室温(25℃)における硬さを下記の方法にて測定した。
<洗浄剤組成物の硬さの測定方法
各洗浄剤組成物を50mLのバイアル瓶に充填し、5℃の恒温槽もしくは室温(25℃)にて1週間保存した。恒温槽から取り出した後すぐに、FUDOレオメーター(株式会社レオテック製)にて荷重試験を行った。すなわち、テーブルスピード2cm/分、平面円柱アダプター(直径1.5cm)を用いて、30秒後の荷重値(g)を測定し、それぞれ5℃および25℃の各温度におけるクリーム状組成物の硬さとした。
上記荷重試験の結果から、室温(25℃)と低温(5℃)における洗浄剤組成物の硬さの差[(5℃における硬さ)−(25℃における硬さ)](g)を計算し、下記の評価基準にて評価した。評価結果は、表1、2に併せて示した。
<評価基準>
(i)比較例1、2および実施例1、2について
◎;硬さの差が11g以上30g未満である
○;硬さの差が30g以上50g未満である
×;硬さの差が50g以上である
(ii)比較例3、4および実施例3について
◎:硬さの差が21g以上50g未満である
○:硬さの差が50g以上80g未満である
×:硬さの差が80g以上である

0069

(2)高温安定性
各洗浄剤組成物を30mLのバイアル瓶にそれぞれ充填し、50℃の恒温槽にて1週間保存した後、室温に戻し、1時間順化させた後に、各試料の状態を目視にて観察し、下記評価基準により評価した。評価結果は、表1、2に併せて示した。
<評価基準>
良好(◎);離水が見られない場合
やや不良(○);わずかな離水が確認される場合
不良(×);離水が明らかに確認される場合

0070

実施例3および比較例3、4の洗浄剤組成物の外観および使用感について、専門パネラー4名による官能評価を行い、下記の評価基準に基づいて評価した。
すなわち、外観におけるパール状光沢による高級感、クリームの伸び、水馴染みの3項目について、比較例4の洗浄剤組成物を標準品として、以下に示す3段階にて各パネラーに評価させ、4名の評価点平均値を算出し、0点未満を「×」、0点以上0.5点未満を「△」、0.5点以上1点未満を「○」、1点、すなわちパネラーの全員が+1点と評価した場合を「◎」として表した。
評価結果は、表2に併せて示した。

0071

<評価基準>
(1)外観におけるパール状光沢による高級感
標準品に比べて、高級感がある場合;+1点
標準品と同等である場合;0点
標準品と比べて劣る場合;−1点
(2)クリームの伸び
標準品に比べて、伸びが良い場合;+1点
標準品と同等である場合;0点
標準品と比べて劣る場合;−1点
(3)水馴染み
標準品に比べて、水馴染みが良い場合;+1点
標準品と同等である場合;0点
標準品と比べて劣る場合;−1点

0072

0073

0074

表1に示されるように、上記(A)成分、(B)成分および(D)成分を含有し、(C)成分であるNε−オクタノイル−L−リジンを含有しない比較例1、2の洗浄剤組成物では、5℃にて1週間保存した場合、顕著な硬度の上昇が認められ、また、50℃で1週間保存した場合には、わずかな離水が認められた。
これに対し、(C)成分を含有する実施例1、2の洗浄剤組成物では、5℃で1週間保存した際の硬度の上昇は良好に抑制され、50℃で1週間保存した場合にも、離水は認められず、温度安定性および形態安定性に優れることが示された。

0075

また、表2に示されるように、(A)成分、(B)成分および(D)成分に加えて、他の界面活性剤(脂肪酸塩および脂肪酸モノエタノールアミド)ならびに無機粉体(タルク)を含有する洗浄剤組成物の場合、(C)成分を含有しない比較例3、4の組成物では、低温で顕著な硬度の上昇が見られ、高温では離水が明らかに認められた。
これに対し、(C)成分を含有する実施例3の洗浄剤組成物では、低温および高温のいずれにおいても良好な安定性が認められた。
また、実施例3の洗浄剤組成物は、外観(パール感による高級感)、伸びおよび水馴染みのいずれにおいても、比較例4の洗浄剤組成物に比べて優れていると評価された。

0076

続いて、本発明のクリーム状洗浄剤についての実施例を示す。

0077

[実施例4]洗顔フォーム
表3に示す処方に従い、洗顔フォームを製造した。表3中、(A)成分として、「アミソフトMK−11」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造し、実施例1、2の場合と同様に、5重量%の水酸化ナトリウム存在下に調製した水溶液を、他の界面活性剤として、「アミノソープAR−12」(味の素株式会社製)を用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0078

0079

製造方法:
(1)表3中の(A)成分、他の界面活性剤および(B)成分を室温にて攪拌混合し、(D)成分および保湿剤を加えて加熱し、減圧下に攪拌し、溶解させた。
(2)油性原料を混合し、(1)の溶解物に油性原料の前記混合物を添加し、均一に混合、分散させた。
(3)(2)の分散物に無機粉体を添加し、均一に分散した。
(4)(3)の組成物を攪拌しながら冷却し、50℃にて香料を加えてさらに冷却し、(A)成分の結晶を析出させた後に(C)成分を添加して均一に混合し、pH調整剤を加えた後、さらに30℃まで冷却して、実施例4の洗顔フォームとした。

0080

[実施例5]洗顔フォーム
表4に示す処方に従い、洗顔フォームを製造した。表4中、(A)成分として、「アミソフトLS−11(F)」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造し、実施例1、2の場合と同様に、5重量%の水酸化ナトリウム存在下に調製した水溶液を、感触改良剤として、「アミセーフLL−DS−22」(10重量%水溶液)(味の素株式会社製)を、保湿剤として、「AJIDEWNL−50」(50重量%水溶液)(味の素株式会社製)を用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0081

0082

製造方法:
(1)表4中の(A)成分、(B)成分、他の界面活性剤およびパール化剤を室温にて攪拌混合し、(D)成分および保湿剤を加えて加熱し、減圧下に攪拌し、溶解させた。
(2)油性原料を加熱して融解させて(1)の溶解物に添加し、均一に混合した。
(3)(2)の混合物を攪拌しながら冷却し、50℃にてpH調整剤を加えてさらに冷却し、(A)成分の結晶を析出させた。
(4)(C)成分および感触改良剤を混合して、(3)の組成物に添加した。
(5)さらに30℃まで冷却して、実施例5の洗顔フォームとした。

0083

[実施例6]洗顔フォーム
表5に示す処方に従い、洗顔フォームを製造した。表5中、(A)成分として、「アミライトGCK−11(F)」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造し、実施例1、2の場合と同様に、5重量%の水酸化ナトリウム存在下に調製した水溶液を、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(フィトステリル/2−オクチルドデシル)として、「エルデュウPS−203(味の素株式会社製)を用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0084

0085

製造方法:
(1)表5中の(A)成分、(B)成分および他の界面活性剤を室温にて攪拌混合し、(D)成分およびコンディショニング剤を加えて加熱し、減圧下にて攪拌し、溶解させた。
(2)油性原料およびパール化剤を混合し、加熱して融解させて(1)の溶解物に添加し、均一に混合した。
(3)(2)の混合物を攪拌しながら冷却し、50℃にてpH調整剤を加えてさらに冷却し、(A)成分の結晶を析出させた。
(4)(3)の組成物に(C)成分を添加して混合した。
(5)さらに30℃まで冷却して、実施例6の洗顔フォームとした。

0086

[実施例7]洗顔クリーム
表6に従い、洗顔クリームを製造した。表6中、(A)成分として、「アミソフトECS−22W(30重量%)」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造したものを、(E)成分として「アミホープLL」(味の素株式会社製)を用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0087

0088

製造方法:
(1)表6中の(A)成分、(B)成分、他の界面活性剤、親水性増粘剤およびpH調整剤を室温にて攪拌混合し、(D)成分を加えて攪拌し、溶解を確認した。
(2)(1)の溶解物に(C)成分および(E)成分を加え、分散させた。
(3)油性原料に増粘剤を添加し、混合した。
(4)(2)の分散物に(3)の混合物を添加して攪拌混合し、実施例7の洗顔クリームとした。

0089

[実施例8]ヘアシャンプー
表7に示す処方に従い、ヘアシャンプーを製造した。表7中、(A)成分として、「アミソフトCS−22(25重量%)」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造したものを、(E)成分として「アミホープLL」(味の素株式会社製)を用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0090

0091

製造方法:
(1)表7中の(A)成分、(B)成分、他の界面活性剤、油性原料、ヘアコンディショニング剤および増粘剤を室温にて攪拌混合し、(D)成分の一部を加えて加熱し、減圧下に攪拌し、溶解させた。
(2)(C)成分および(E)成分を、中和剤とともに(D)成分の残部に加え、溶解させた。
(3)(2)の水溶液に、分散剤およびpH調整剤の一部を加え、均一になるまで攪拌した。
(4)(3)の水溶液を(1)の水溶液に加え、均一になるまで攪拌した。
(5)(4)の水溶液にpH調整剤の残部を加え、実施例8のヘアシャンプーとした。

0092

[実施例9]ボディシャンプー
表8に示す処方に従い、ボディシャンプーを製造した。表8中、(A)成分として、「アミライトGCK−12K(30重量%)」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造し、実施例1、2の場合と同様に、5重量%の水酸化ナトリウム存在下に調製した水溶液を、保湿剤として、「AJIDEWNL−50」(50重量%水溶液)(味の素株式会社製)を用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0093

0094

製造方法:
(1)表8中の(A)成分、(B)成分、他の界面活性剤、中和剤、パール化剤、保湿剤、増粘剤、親水性増粘剤および防腐剤を室温にて攪拌混合し、(D)成分を加えて加熱し、減圧下に攪拌し、溶解させた。
(2)(1)の混合物を攪拌しながら冷却し、50℃にて香料を加えてさらに冷却し、(A)成分の結晶を析出させた。
(3)(C)成分を(2)の組成物に添加し、均一に混合した。
(4)pH調整剤を加え、さらに30℃まで冷却して、実施例9のボディシャンプーとした。

0095

次に、本発明の毛髪用のクリーム状組成物を用いて調製した毛髪用化粧料の実施例を示す。

0096

[実施例10]ヘアコンディショナー
表9に示す処方に従い、ヘアコンディショナーを製造した。表9中、(A)成分として、「アミソフトHS−11P」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造し、実施例1、2の場合と同様に、0.05重量%の水酸化ナトリウム存在下に調製した水溶液を用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0097

0098

製造方法:
(1)80℃で油剤乳化剤乳化安定剤、(E)成分、防腐剤を攪拌溶解する。
(2)(A)成分、(B)成分を(D)成分に加え、80℃で攪拌溶解する。
(3)80℃で(2)を(1)に加え、乳化する。
(4)(3)に(C)を滴下し、攪拌する。
(5)ゆっくり攪拌しながら45℃まで冷却し、pH調整剤を加える。
(6)室温まで冷却して製品とする。

0099

次に、本発明の皮膚用のクリーム状組成物を用いて調製した皮膚化粧料の実施例を示す。

0100

[実施例11]アンチエイジングクリーム
表10に示す処方に従い、アンチエイジングクリームを製造した。表10中、(A)成分として、「アミソフトHS−11P」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造し、実施例1、2の場合と同様に、0.05重量%の水酸化ナトリウム存在下に調製した水溶液を用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0101

0102

製造方法:
(1)80℃でエモリエント剤、感触改良剤を攪拌溶解する。
(2)(A)成分、(B)成分、保湿剤、皮膚コンディショニング剤、増粘剤、親水性増粘剤、防腐剤を(D)成分に加え、80℃で攪拌溶解する。
(3)80℃で(2)を(1)に加え、乳化する。
(4)(3)に(C)を滴下し、攪拌する。
(5)pH調整剤を加え、ゆっくり攪拌しながら45℃まで冷却する。
(6)室温まで冷却して製品とする。

0103

[実施例12]乳液
表11に示す処方に従い、乳液を製造した。表11中、(A)成分として、「アミソフトHS−11P」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造し、実施例1、2の場合と同様に、0.05重量%の水酸化ナトリウム存在下に調製した水溶液を用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0104

0105

製造方法:
(1)80℃で油剤、エモリエント剤、乳化補助剤親油性ビタミン、紫外線吸収剤を攪拌溶解する。
(2)(A)成分、(B)成分、増粘剤、親水性ビタミン、抗炎症剤、保湿剤、防腐剤を(D)成分に加え、80℃で攪拌溶解する。
(3)80℃で(2)を(1)に加え、乳化し、紫外線散乱剤、顔料を加える。
(4)(3)に(C)を滴下し、攪拌する。
(5)pH調整剤を加え、ゆっくり攪拌しながら45℃まで冷却する。
(6)室温まで冷却して製品とする。

0106

[実施例13]乳液
表12に示す処方に従い、乳液を製造した。表12中、(A)成分として、「アミソフトHS−11P」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造し、実施例1、2の場合と同様に、0.05重量%の水酸化ナトリウム存在下に調製した水溶液を用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0107

0108

製造方法:
(1)80℃でエモリエント剤、感触改良剤、乳化剤、乳化補助剤、酸化防止剤を攪拌溶解する。
(2)(A)成分、(B)成分、増粘剤、防腐剤を(D)成分に加え、80℃で攪拌溶解する。
(3)80℃で(2)を(1)に加え、乳化する。
(4)(3)に(C)を滴下し、攪拌する。
(5)pH調整剤を加え、ゆっくり攪拌しながら45℃まで冷却する。
(6)室温まで冷却して製品とする。

0109

次に、本発明の皮膚用のクリーム状組成物を用いて調製したメイクアップ化粧料の実施例を示す。

0110

[実施例14]リキッドファンデーション
表13に示す処方に従い、リキッドファンデーションを製造した。表13中、(A)成分として、「アミソフトHS−11P」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造したものを用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0111

0112

製造方法:
(1)80℃でエモリエント剤、紫外線吸収剤を攪拌溶解する。
(2)(A)成分、(B)成分、溶剤、防腐剤を(D)成分に加え、80℃で攪拌溶解する。
(3)(C)成分、紫外線散乱剤、感触改良剤、顔料を均一に混合する。
(4)(3)を(1)に加え、分散させる。
(5)(4)をホモミキサーで攪拌(3000rpm)しながら(2)を徐々に加え、8分間攪拌を続け乳化する。
(6)室温まで冷却して製品とする。

0113

次に、本発明の皮膚用のクリーム状組成物を用いて調製した身体用化粧料の実施例を示す。

0114

[実施例15]ボディローション
表14に示す処方に従い、ボディローションを製造した。表14中、(A)成分として、「アミソフトHS−11P」(味の素株式会社製)を、(C)成分として、実施例1、2で用いたものと同様に製造し、実施例1、2の場合と同様に、0.05重量%の水酸化ナトリウム存在下に調製した水溶液を用いた。その他の成分については、化粧品用として販売されている市販の原料を用いた。

0115

実施例

0116

製造方法:
(1)(B)成分、カチオン界面活性剤、油性感改良剤を(D)成分の一部に加え、加熱溶解し、室温まで冷却しておく。
(2)(A)成分、感触改良剤を(D)成分の一部に加え、攪拌溶解する。
(3)皮膚コンディショニング剤および保湿剤を(D)成分の一部に溶解させ、減圧下に(2)に加えて中和する。
(4)溶剤、キレート剤および防腐剤を(D)成分の残部に混合、溶解し、(3)成分に加え、室温、減圧下にて攪拌混合する。
(5)(4)成分に(1)を加え、室温、減圧下にて攪拌混合する。
(6)(5)に(C)を滴下し、攪拌する。
(7)pH調整剤を加え、室温まで冷却して製品とする。

0117

以上、詳述したように、本発明により、高級感のあるパール状光沢を有する良好なクリーム状を呈し、良好な温度安定性を示して形態安定性に優れ、伸び、水馴染み等の使用感にも優れるクリーム状組成物およびクリーム状洗浄剤組成物を提供することができる。
本発明のクリーム状組成物は、皮膚用組成物、毛髪用組成物として有用であり、クリーム状の皮膚化粧料、日焼け止め化粧料、身体用化粧料、メイクアップ化粧料、毛髪用化粧料等に好適に用いられる。
また、本発明のクリーム状洗浄剤組成物は、クリーム状洗浄剤として好適に用いられ、洗顔料等の皮膚洗浄料、シャンプー等の毛髪用洗浄料、ハンドソープ、ボディソープ等の身体用洗浄料等として、好適に提供され得る。

0118

本願は、日本国で出願された特願2016−136241を基礎としており、その内容は本明細書にすべて包含されるものである。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 日油株式会社の「 ストーマ用化粧料」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】優れた保湿性を有し、ストーマ装具の貼り付き性を阻害することがなく、しかも、皮膚への塗布性(塗布時の伸び広がり性)に優れた、以下に示されるストーマ用化粧料。(a)アクリル酸ヒドロキシエ... 詳細

  • 株式会社資生堂の「 化粧料」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】リッチ感とコクに優れ、曳糸性がなく、みずみずしさやのびの良さ、べたつきのなさにも優れる化粧料を提供する。下記成分(a)および(b)を含むことを特徴とする化粧料;(a)重量平均分子量が... 詳細

  • ライオン株式会社の「 洗い流さないタイプの液体殺菌清浄剤組成物」が 公開されました。( 2020/12/17)

    【課題・解決手段】(A)カルボキシビニルポリマー、及びアルキル変性カルボキシビニルポリマーの少なくともいずれかと、(B)エタノールと、(C)エチレンオキサイドの平均付加モル数が20以上200以下である... 詳細

この 技術と関連性が強い法人

関連性が強い法人一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ