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技術 充電システム

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 松川善彦河本昭紅田浩幸雨村樹曉
出願日 2017年5月22日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2018-519516
公開日 2019年3月14日 (5ヶ月経過) 公開番号 WO2017-204130
状態 未査定
技術分野 電池等の充放電回路 金銭登録機・受付機
主要キーワード 繁忙状態 位置決めアルゴリズム 後入れ先出し方式 調整周期 LIFO 許容台数 ランク外 位置ポイント
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2019年3月14日)のものです。
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図面 (11)

課題・解決手段

比較的小容量の給電設備にて複数の電気機器充電を可能とする充電システムを提供する。充電システム(10)は、各々が二次電池(21)を備え一列に重ねられた複数台電子機器からなる充電対象群(200)の充電を行う。第1取得部(111)は、複数台の電子機器の各々から二次電池(21)の残容量に関する電池情報を取得する。第2取得部(112)は、複数台の電子機器の各々から充電対象群(200)内での位置に関する位置情報を取得する。決定部(113)は、判定条件に基づいて、電池情報及び位置情報から複数台の電子機器の各々について優先順位を決定する。充電制御部(114)は、優先順位に従って複数台の電子機器の充電が行われるように複数台の電子機器の各々の充電を制御する。

概要

背景

特許文献1には、店舗における店員無人化を狙ったシステムPOSシステム)が記載されている。

特許文献1に記載されたシステムは、商品収納するかごと、取引端末装置とから構成されている。かごは、商品情報商品データ)を読み取るスキャナ、及び商品情報を外部に送信する送信回路を有している。取引端末装置は、商品情報を受信する受信回路、かごが収納した商品の重量を計量する計量器、及び商品情報に対応する重量データと計量器の計量値とを比較する制御部を有している。取引端末装置は、計量器の計量値が重量データの合計重量に一致した場合に、精算処理を行う。

ところで、上述したようにスキャナ及び送信回路が搭載されたかごは、電子回路を有する電子機器であるので、電子回路の動作用の電源を確保する必要がある。この種の電子機器は、店舗内において持ち運ばれるので、電子回路の動作用の電源を確保するために、二次電池を搭載することが考えられる。しかし、この種の電子機器は、一般的には、1つの店舗で複数使用されるので、複数台の電子機器を同時に充電するとなると、大容量の給電設備が必要になる。

概要

比較的小容量の給電設備にて複数の電気機器の充電を可能とする充電システムを提供する。充電システム(10)は、各々が二次電池(21)を備え一列に重ねられた複数台の電子機器からなる充電対象群(200)の充電を行う。第1取得部(111)は、複数台の電子機器の各々から二次電池(21)の残容量に関する電池情報を取得する。第2取得部(112)は、複数台の電子機器の各々から充電対象群(200)内での位置に関する位置情報を取得する。決定部(113)は、判定条件に基づいて、電池情報及び位置情報から複数台の電子機器の各々について優先順位を決定する。充電制御部(114)は、優先順位に従って複数台の電子機器の充電が行われるように複数台の電子機器の各々の充電を制御する。

目的

本発明は上記事由に鑑みてなされており、比較的小容量の給電設備にて複数の電気機器の充電を可能とする充電システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

各々が二次電池を備え一列に重ねられた複数台電子機器からなる充電対象群の充電を行う充電システムであって、前記複数台の電子機器の各々から前記二次電池の残容量に関する電池情報を取得する第1取得部と、前記複数台の電子機器の各々から前記充電対象群内での位置に関する位置情報を取得する第2取得部と、判定条件に基づいて、前記電池情報及び前記位置情報から前記複数台の電子機器の各々について優先順位を決定する決定部と、前記優先順位に従って前記複数台の電子機器の充電が行われるように前記複数台の電子機器の各々の充電を制御する充電制御部と、を備える充電システム。

請求項2

前記判定条件を変更する変更部を更に備える請求項1に記載の充電システム。

請求項3

前記変更部は、前記複数台の電子機器の各々の使用頻度を表す頻度情報に基づいて、前記判定条件を変更するように構成されている請求項2に記載の充電システム。

請求項4

前記変更部は、前記複数台の電子機器に固有識別情報毎の前記頻度情報に基づいて前記判定条件を変更するように構成されている請求項3に記載の充電システム。

請求項5

前記変更部は、前記位置情報毎の前記頻度情報に基づいて前記判定条件を変更するように構成されている請求項3に記載の充電システム。

請求項6

前記変更部は、時期に応じて、前記判定条件を変更するように構成されている請求項2〜5のいずれか1項に記載の充電システム。

請求項7

前記変更部は、前記複数台の電子機器の各々の1回の使用における前記二次電池の残容量の減少量に応じて、前記判定条件を変更するように構成されている請求項2〜6のいずれか1項に記載の充電システム。

請求項8

前記判定条件は、前記電池情報及び前記位置情報についての組み合わせ方重み付けとの少なくとも一方を含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の充電システム。

請求項9

前記電池情報及び前記位置情報についての前記組み合わせ方は、前記電池情報を得点として表した電池ポイントと、前記位置情報を得点として表した位置ポイントとについての、乗算及び加算を含む請求項8に記載の充電システム。

請求項10

前記判定条件は、前記二次電池の残容量の目標値を含む請求項1〜9のいずれか1項に記載の充電システム。

請求項11

前記判定条件は、前記充電対象群を構成する前記複数台の電子機器の上限台数を含む請求項1〜10のいずれか1項に記載の充電システム。

技術分野

0001

本発明は、一般に充電システムに関し、より詳細には複数台電子機器充電を行う充電システムに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、店舗における店員無人化を狙ったシステムPOSシステム)が記載されている。

0003

特許文献1に記載されたシステムは、商品収納するかごと、取引端末装置とから構成されている。かごは、商品情報商品データ)を読み取るスキャナ、及び商品情報を外部に送信する送信回路を有している。取引端末装置は、商品情報を受信する受信回路、かごが収納した商品の重量を計量する計量器、及び商品情報に対応する重量データと計量器の計量値とを比較する制御部を有している。取引端末装置は、計量器の計量値が重量データの合計重量に一致した場合に、精算処理を行う。

0004

ところで、上述したようにスキャナ及び送信回路が搭載されたかごは、電子回路を有する電子機器であるので、電子回路の動作用の電源を確保する必要がある。この種の電子機器は、店舗内において持ち運ばれるので、電子回路の動作用の電源を確保するために、二次電池を搭載することが考えられる。しかし、この種の電子機器は、一般的には、1つの店舗で複数使用されるので、複数台の電子機器を同時に充電するとなると、大容量の給電設備が必要になる。

先行技術

0005

特開平5−89364号公報

0006

本発明は上記事由に鑑みてなされており、比較的小容量の給電設備にて複数の電気機器の充電を可能とする充電システムを提供することを目的とする。

0007

本発明の一態様に係る充電システムは、各々が二次電池を備え一列に重ねられた複数台の電子機器からなる充電対象群の充電を行う。充電システムは、第1取得部と、第2取得部と、決定部と、充電制御部と、を備える。前記第1取得部は、前記複数台の電子機器の各々から前記二次電池の残容量に関する電池情報を取得する。前記第2取得部は、前記複数台の電子機器の各々から前記充電対象群内での位置に関する位置情報を取得する。前記決定部は、判定条件に基づいて、前記電池情報及び前記位置情報から前記複数台の電子機器の各々について優先順位を決定する。前記充電制御部は、前記優先順位に従って前記複数台の電子機器の充電が行われるように前記複数台の電子機器の各々の充電を制御する。

図面の簡単な説明

0008

図1は、本発明の一実施形態に係る充電システムのブロック図である。
図2は、同上の充電システムの外観斜視図である。
図3は、同上の充電システムの買物かごの外観斜視図である。
図4は、同上の充電システムの充電台及び買物かごを模式的に表した、位置決めアルゴリズムの説明図である。
図5は、同上の充電システムの充電制御処理を示すフローチャートである。
図6は、同上の充電システムの優先順位決定処理を示すフローチャートである。
図7Aは、同上の充電システムにおける乗算法1による評価点分布を表すグラフである。図7Bは、同上の充電システムにおける乗算法2による評価点の分布を表すグラフである。
図8Aは、同上の充電システムにおける加算法1による評価点の分布を表すグラフである。図8Bは、同上の充電システムにおける加算法2による評価点の分布を表すグラフである。
図9は、同上の充電システムの台数調整処理を示すフローチャートである。
図10Aは、同上の充電システムにおいて台数調整処理を適用しなかった場合のシミュレーション結果を示すグラフである。図10Bは、同上の充電システムにおいて台数調整処理を適用した場合のシミュレーション結果を示すグラフである。

実施例

0009

(1)概要
まず、本実施形態に係る充電システム10の概要について、図1及び図2を参照して説明する。本実施形態では、充電システム10の充電対象となる電子機器が、買物かご201〜206である場合を例に説明する。以下、複数台(ここでは一例として6台)の買物かご201〜206を特に区別しない場合には、複数台の買物かご201〜206の各々を「買物かご2」という。

0010

充電システム10は、例えばコンビニエンスストアスーパーマーケット百貨店ドラッグストア家電量販店、又はホームセンターなどの小売店の店舗で用いられる買物かご2を充電するためのシステムである。買物かご2は、スキャナ及び送受信回路等の電子回路、及び電子回路の動作用の電源となる二次電池21を備えた、電子機器である。

0011

ここで想定する電子機器としての買物かご2は、店舗装置と共に、店舗に導入され顧客の買物支援するための買物支援システムを構成する。ここでいう店舗装置は、例えば店舗のレジカウンタに設置されており、精算処理等の機能を有する装置である。買物かご2は、少なくとも商品を収容するかご本体20(図3参照)と、商品から商品情報を読み取るスキャナと、店舗装置と通信する送受信回路とを備えている。買物かご2は、レジカウンタに置かれた際に、送受信回路にて商品情報を店舗装置に送信する。これにより、店舗装置では、買物かご2から受信した商品情報に基づいて、商品についての精算処理が可能になる。

0012

上記買物かご2が導入された店舗では、顧客は、商品を店内でピックアップして買物かご2に収容し、店舗装置にて精算を行う、という一連の処理で、商品の購入を済ませることができる。すなわち、買物かご2にて商品情報を読み取ることができるので、商品が買物かご2に収容された時点で、この商品の商品情報は買物かご2にて取得可能である。そして、買物かご2に収容された商品の商品情報については、買物かご2から店舗装置に送信して精算処理等に用いることができる。したがって、上記買物かご2が導入された店舗では、店舗の従業員(店員)及び顧客の手間を軽減しつつ、例えば精算処理の開始から、商品が顧客に渡るまでに掛かる時間を短縮でき、顧客の買物に掛かる時間を短縮できる。

0013

ところで、上述したような買物かご2は、電子回路(スキャナ及び送受信回路等)を有さない一般的な買物かごと同様に、顧客の来店時においては、例えば店舗の入り口付近に設定されたかご置場に置かれている。そして、買物かご2の使用中、つまり顧客の買物中においては、買物かご2は、かご置場から持ち出され、顧客が店内を移動する際に手に持って、又はカートに載せて使用する。顧客の買物が終わり、かご本体20から全ての商品が排出されると、買物かご2はかご置場に返却される。

0014

ここにおいて、買物かご2は、スキャナ及び送受信回路等を含む電子回路の動作用の電源として、二次電池21を備えている。つまり、買物かご2の使用中における買物かご2(電子回路)の動作用の電力は、二次電池21によって賄われるため、買物かご2の使用後には、買物かご2の(二次電池21の)充電が必要になる。そこで、本実施形態に係る充電システム10は、かご置場に置かれた買物かご2の充電を行う。

0015

通常、買物かご2は、1つの店舗に対して複数台導入されるので、充電システム10はこれら複数台の買物かご2を充電する必要がある。複数台の買物かご2を個別に充電することも考えられるが、そうすると、必要な給電設備の台数が多くなり、また、かご置場の占有面積も大きくなる、という問題がある。

0016

そこで、本実施形態に係る充電システム10では、複数台の買物かご2が一列に重ねられた状態で、複数台の買物かご2の充電を行うように構成される。つまり、本実施形態に係る充電システム10では、かご置場において縦方向(鉛直方向)に積み重ねられた状態の複数台の買物かご2を対象として、1台の給電設備(充電台1)にて充電を行う。ここで、複数台の買物かご2は、給電設備に対して電気的に直列又は並列に接続される。これにより、複数台の買物かご2の充電が1台の給電設備にて可能になり、また、かご置場の占有面積も小さく抑えることができる。

0017

また、複数台の買物かご2を同時に充電するとなると、大容量の給電設備が必要となり、例えば給電設備に掛かるコストが高くなる。そのため、比較的小容量の給電設備にて複数台の買物かご2の充電が可能な給電システムが望まれる。

0018

一方で、一列に重ねられた状態の買物かご2の取り扱いは、通常、かご置場に後で収容されたかごが先に持ち出される方式、つまり後入れ先出しLIFO:Last In First Out)方式となる。要するに、買物かご2は、下から順に積み重ねられるので、買物かご2の使用後には、買物かご2は充電対象群200内での最上段に返却され、買物かご2の使用時には充電対象群200の最上段から持ち出されることになる。その結果、例えば客数の少ない時間帯には、充電対象群200内での上から数台の買物かご2が集中的に使用され、下から数台の買物かご2に比べて、集中的に使用される上から数台の買物かご2において二次電池21の残容量が減少する。

0019

したがって、小容量の給電設備から複数台の買物かご2に電力を均等に分配して複数台の買物かご2を万遍なく充電するような充電方式では、集中的に使用される買物かご2(上から数台の買物かご2)において、二次電池21の残容量が不足する可能性がある。

0020

そこで、本実施形態に係る充電システム10は、一列に重ねられた複数台の買物かご2の充電にあたり、二次電池21の残容量と、充電対象群200内での各買物かご2の位置に基づいて、買物かご2の優先順位を決定し、優先順位に従って買物かご2の充電を行う。充電システム10は、基本的には、複数台の買物かご2のうち、優先順位が高い買物かご2から順に充電が完了するように、複数台の買物かご2の充電を制御する。すなわち、本実施形態に係る充電システム10は、複数台の買物かご2を万遍なく充電するのではなく、二次電池21の残容量、及び充電対象群200内での各買物かご2の位置に基づいて、各買物かご2に優先順位を付けて充電を行う。

0021

これにより、充電システム10は、小容量の給電設備から複数台の買物かご2に電力を分配しながらも、集中的に使用される買物かご2(上から数台の買物かご2)の優先順位を高くすることで、特定の買物かご2における二次電池21の残容量不足を抑制できる。その結果、本実施形態の充電システム10によれば、比較的小容量の給電設備にて複数台の買物かご2の充電が可能となる。

0022

(2)詳細
以下、本実施形態に係る充電システム10の構成について詳しく説明する。本実施形態では、コンビニエンスストアで用いられる買物かご2を充電するための充電システム10を例に説明する。

0023

(2.1)全体構成
ここではまず、本実施形態に係る充電システム10の全体構成について、図1及び図2を参照して説明する。充電システム10は、1台の充電台1と、充電対象となる複数台(ここでは6台)の買物かご2とを備えている。

0024

各買物かご2は、二次電池21、及び二次電池21を充電する充電回路22を備えている。言い換えれば、複数台の買物かご2は、二次電池21を少なくとも1つずつ備えている。充電台1は、かご置場に設置されている。複数台の買物かご2は、充電台1上において、一列に重ねられ、充電対象群200を構成する。つまり、充電台1は、かご置場において縦方向(鉛直方向)に積み重ねられた(スタックされた)状態の複数台の買物かご2からなる充電対象群200を対象として、充電を行う。

0025

複数台の買物かご2は、下から順に積み重ねられている。そこで、以下では、特に断りがない限り、最下段から数えてn番目(nは自然数)にある買物かご2を、「n段目」の買物かご2と呼ぶ。つまり、充電台1上に直接置かれている買物かご201が「1段目」の買物かご2となり、買物かご201の1つ上の買物かご202が「2段目」の買物かご2となる。

0026

ここで、複数台の買物かご2は、充電台1に対してデイジーチェーン(Daisy Chain)接続される。つまり、買物かご2に設けられているコネクタ27には、入力端子271と出力端子272とがある。そして、1段目の買物かご201の入力端子271は、充電台1のコネクタ17に接続され、1段目の買物かご201の出力端子272は、2段目の買物かご202の入力端子271に接続される。2段目の買物かご202の出力端子272は、3段目の買物かご203の入力端子271に接続される。このように、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2は、充電台1に対して電気的に直列に接続される。これにより、充電台1は、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2に対して電力を供給可能となる。各買物かご2は、充電台1からの電力供給を受けて、充電回路22にて二次電池21を充電する。

0027

本実施形態では、二次電池21を充電する充電回路22は買物かご2に設けられているため、買物かご2は充電システム10の構成要素に含まれることとして説明する。ただし、買物かご2に電力を供給して、実質的に買物かご2の充電を行っているのは充電台1であるので、充電対象である買物かご2は、充電システム10の構成要素に含まれなくてもよい。つまり、充電システム10は、本実施形態のように充電回路22を構成要素に含んでいてもよいし、充電回路22を構成要素に含まなくてもよい。

0028

(2.2)買物かご
次に、充電システム10の充電対象となる買物かご2について説明する。買物かご2は、図3に示すように、かご本体20と、二次電池21(バッテリ)と、回路ブロック25と、充電ブロック26と、コネクタ27とを有している。

0029

かご本体20は、少なくとも上面が開口した箱状に形成されており、複数の商品を収容可能である。回路ブロック25は、二次電池21からの電力供給を受けて動作する種々の電子回路、及びモジュールを含んでいる。充電ブロック26は、二次電池21を充電するための充電回路22(図1参照)等を含んでいる。コネクタ27は、充電台1に対して充電ブロック26を電気的に接続するためのコネクタである。二次電池21は、例えばリチウムイオン電池である。二次電池21は、回路ブロック25に電力を供給することで、回路ブロック25を動作させる。

0030

回路ブロック25は、表示部28と、商品から商品情報を読み取るスキャナと、店舗装置との通信を行う送受信回路とを含んでいる。ここでいう「商品情報」は、商品を識別するための情報(商品識別コード)であって、例えば日本国で用いられているJAN(Japanese Article Number)コード等である。スキャナは、例えばバーコードリーダ二次元コードを読み取るリーダRFID(Radio Frequency Identification)から商品情報を非接触で読み取るタグリーダ、又はイメージセンサ等である。スキャナで読み取られた商品情報は、回路ブロック25に含まれているメモリに記憶される。送受信回路は、メモリに記憶されている複数の商品情報を、一括して、又は複数のパケットに分割して店舗装置に送信する。送受信回路は、例えば赤外線又は可視光などの光を媒体とする光無線通信、又は電波を媒体とする無線通信にて、店舗装置との通信を行う。表示部28は、例えば送受信回路が店舗装置から受信した広告等の表示データ、又はスキャナで読み取られた商品情報等に基づいて、表示を行う。

0031

充電ブロック26は、図1に示すように、充電回路22と、通信回路23と、制御部24とを含んでいる。充電ブロック26は、コネクタ27と電気的に接続されており、充電台1に対して、コネクタ27を介して電気的に接続可能である。充電回路22は、充電台1からの電力供給を受けて、二次電池21の充電を行う。通信回路23は、充電台1との間で通信を行う。制御部24は、充電回路22及び通信回路23の制御を行う。制御部24は、例えばマイクロコントローラ(MCU:Micro Controller Unit)を主構成とする。コネクタ27は、充電台1からの受電用の端子、充電台1との通信用の端子、及び許可信号検出用の端子を有している。詳しくは「(3.1)位置決めアルゴリズム」の欄で説明するが、許可信号の検出用の端子にてHレベル(High Level)の許可信号を受信している状態でのみ、通信回路23の通信機能が有効になる。つまり、許可信号がLレベル(Low Level)の状態では、通信回路23の通信機能は無効になる。

0032

ここで、複数の買物かご2の各々には、固有識別情報割り当てられている。識別情報は、例えば制御部24のメモリに格納されている。識別情報は買物かご2に固有の情報であるため、買物かご2の充電対象群200内での位置に関係なく、1台の買物かご2に対して1つの識別情報が固定的に決められている。例えば、「1」という識別情報を有する買物かご2については、「1段目」にあるときも「2段目」にあるときも、識別情報は変わらず「1」になる。本実施形態では、例えばMAC(Media Access Control)アドレス等の機器(買物かご2)に固有の情報が、識別情報として兼用される。

0033

二次電池21、回路ブロック25、充電ブロック26及びコネクタ27は、かご本体20の一部に内蔵されている。ただし、表示部28、スキャナ及び操作ボタン等、回路ブロック25の一部、さらにコネクタ27の一部については、かご本体20の表面から露出するように設けられる。

0034

(2.3)充電台
次に、充電台1の構成について図1を参照して説明する。

0035

充電台1は、制御回路11と、通信部12と、給電部13と、記憶部14と、時計部15と、入力部16と、コネクタ17とを有している。

0036

通信部12は、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2との間で通信を行う。本実施形態では、通信部12は、例えばシリアル通信によって、複数台の買物かご2の各々の通信回路23と双方向の通信を行う。複数台の買物かご2は、充電台1に対して直列に接続されているため、通信部12は、複数台の買物かご2に割り当てられるアドレスを用いて、個々の買物かご2との通信を行う。

0037

給電部13は、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2に対して、二次電池21の充電用の電力を供給する。本実施形態では、給電部13は、交流電力直流電力に変換するAC/DCコンバータを含み、複数台の買物かご2に対して直流電力を供給する。

0038

記憶部14は、各種のデータを記憶する。時計部15は、現在の、年月日曜日及び時刻を含む現在日時を特定する。入力部16は、例えば店員によって操作される操作端末と接続され、操作端末からの入力を受け付ける。

0039

制御回路11は、第1取得部111、第2取得部112、決定部113、充電制御部114、変更部115及びアドレス付与部116を含んでいる。本実施形態では、制御回路11は、マイクロコントローラ(MCU:Micro Controller Unit)を主構成とする。制御回路11は、マイクロコントローラのメモリに記録されたプログラムを、プロセッサで実行することにより、第1取得部111、第2取得部112、決定部113、充電制御部114、変更部115及びアドレス付与部116の機能を実現する。

0040

第1取得部111は、複数台の買物かご2の各々から、電池情報を取得する。ここでいう「電池情報」は、買物かご2が持つ二次電池21の残容量に関する情報である。第1取得部111は、通信部12にて買物かご2との間で通信を行うことにより、買物かご2から電池情報を取得する。第1取得部111は、定期的に電池情報を取得し、取得した電池情報を買物かご2毎に記憶部14に記憶する。ここでは、第1取得部111は、電池情報を買物かご2に固有の識別情報と一対一対応付けて、電池情報を識別情報毎に記憶部14に記憶することで、買物かご2と電池情報との対応付けを行う。本実施形態では、二次電池21の残容量に関する電池情報は、二次電池21の残容量(RC:Remaining Capacity)を二次電池21の満充電容量(FCC:Full Charge Capacity)で除算した相対残容量(RSOC:Relative State Of Charge)である。ここでいう相対残容量(RSOC)は、充電率(SOC:State Of Charge)と同義である。

0041

第2取得部112は、複数台の買物かご2の各々から、位置情報を取得する。ここでいう「位置情報」は、買物かご2の充電対象群200内での位置に関する情報である。つまり、位置情報は、識別情報とは別の情報であって、1台の買物かご2に対して固定的に決められるのではなく、買物かご2の充電対象群200内での位置によって変化する。例えば、「1」という識別情報を有する買物かご2について、「1段目」にあるときには位置情報は「1段目」を表す情報となり、「2段目」にあるときには位置情報は「2段目」を表す情報となる。第2取得部112は、通信部12にて買物かご2との間で通信を行うことにより、買物かご2から位置情報を取得する。第2取得部112は、定期的に位置情報を取得し、取得した位置情報を買物かご2毎に記憶部14に記憶する。ここでは、第2取得部112は、位置情報を買物かご2に固有の識別情報と一対一に対応付けて、位置情報を識別情報毎に記憶部14に記憶することで、買物かご2と位置情報との対応付けを行う。本実施形態では、充電台1と買物かご2との間での通信に使用されるアドレスが、位置情報として兼用される。

0042

決定部113は、判定条件に基づいて、電池情報及び位置情報から複数台の買物かご2の各々について優先順位を決定する。ここでいう「判定条件」は、電池情報及び位置情報から、優先順位を決定するための条件であって、例えば、電池情報及び位置情報をパラメータとする数式にて表される。また、「優先順位」は、複数台の買物かご2を充電する際に、どの買物かご2を優先的に充電するかを決定する順位である。基本的には、充電を早く完了させる買物かご2ほど、優先順位は高く設定される。決定部113にて優先順位を決定するための具体的な手順(アルゴリズム)については、「(3.3)優先順位決定アルゴリズム」の欄で説明する。決定部113は、買物かご2毎に、記憶部14に記憶されている電池情報及び位置情報から、定期的に優先順位を決定し、決定した優先順位を買物かご2に対応付けて記憶部14に記憶する。ここでは、決定部113は、優先順位を買物かご2に固有の識別情報と一対一に対応付けて、優先順位を識別情報毎に記憶部14に記憶することで、買物かご2と優先順位との対応付けを行う。

0043

充電制御部114は、決定部113で決定された優先順位に従って、複数台の買物かご2の充電が行われるように複数台の買物かご2の各々の充電を制御する。充電制御部114は、基本的には、複数台の買物かご2のうち、優先順位が高い買物かご2から順に充電が完了するように、複数台の買物かご2の充電を制御する。ここで、充電制御部114は、例えば、各買物かご2が充電を行うタイミング、及び各買物かご2へ分配する電力(電流)等を制御することによって、買物かご2の充電を制御する。つまり、複数台の買物かご2を同時に充電する場合でも、充電制御部114は、これら複数台の買物かご2の各々について、優先順位に従って充電用の電流値を個別に設定することができる。その結果、複数台の買物かご2が同時に充電される場合でも、買物かご2毎に充電台1から供給される充電用電力の大きさ(電流値)が異なることがある。したがって、優先順位が比較的高い買物かご2については、他の買物かご2に比べて充電用の電流値を大きくすることにより、急速充電を行うこと等が可能である。充電制御部114にて充電を制御するための具体的な処理については、「(3.2)充電制御処理」の欄で説明する。

0044

本実施形態では、二次電池21を充電する充電回路22は買物かご2に設けられているため、充電制御部114は、買物かご2に対して充電を制御するための充電制御指令を出すことにより、充電回路22の動作を間接的に制御する。充電制御部114は、充電制御指令を通信部12から買物かご2に送信する。充電制御指令を受信した買物かご2は、制御部24にて、充電制御指令に従って充電回路22が制御される。つまり、充電制御部114は、買物かご2の充電を直接的に制御するのではなく、間接的に制御する。

0045

変更部115は、決定部113で用いられる判定条件を変更するように構成されている。つまり、決定部113で用いられる判定条件は、固定的ではなく、例えば買物かご2の使用頻度等に応じて、適宜変更される。変更部115にて判定条件を変更するための具体的な手順(アルゴリズム)については、「(3.5)判定条件変更アルゴリズム」の欄で説明する。本実施形態では、変更部115は、予め記憶部14に格納されている複数パターンの判定条件の中から、買物かご2の使用頻度等に応じて決定部113で使用する判定条件を択一的に選択することで、判定条件を変更する。ただし、この構成に限らず、変更部115は、買物かご2の使用頻度等に応じて、判定条件を適宜変更してもよい。

0046

アドレス付与部116は、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2の各々に対して、位置情報としてのアドレスを付与する。つまり、アドレス付与部116は、充電台1上に積み重ねられた複数台の買物かご2の各々に対してアドレスを付与する。アドレス付与部116にて付与されたアドレスは、充電台1と買物かご2との間での通信に使用される。アドレス付与部116にてアドレスを付与するための具体的な手順(アルゴリズム)については、「(3.1)位置決めアルゴリズム」の欄で説明する。アドレス付与部116は、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2について、買物かご2の追加、削減又は入れ替え等による変更があった場合には、変更後の複数台の買物かご2についてアドレスを付与する。アドレス付与部116は、買物かご2に対して、定期的にアドレスを付与し、付与したアドレスを買物かご2毎に記憶部14に記憶する。ここでは、アドレス付与部116は、アドレスを買物かご2に固有の識別情報と一対一に対応付けて、アドレスを識別情報毎に記憶部14に記憶することで、買物かご2とアドレスとの対応付けを行う。

0047

(3)動作
次に、本実施形態に係る充電システム10の動作について説明する。

0048

(3.1)位置決めアルゴリズム
各買物かご2の充電対象群200内での位置を特定するための位置決めアルゴリズムについて、図4を参照して説明する。図4においては、充電台1及び買物かご201〜206を模式的に表し、買物かご201〜206のアドレスを各買物かご201〜206中に表記している。また、通信回路23の通信機能が有効な状態にある買物かご2は実線、通信回路23の通信機能が無効な状態にある買物かご2は破線で表している。さらに、許可信号Si1については、Hレベル(High Level)の許可信号Si1を実線、Lレベル(Low Level)の許可信号Si1を破線で表している。

0049

本実施形態では、充電台1と買物かご2との間での通信に使用されるアドレスが位置情報として兼用されるので、アドレス付与部116にて買物かご2にアドレスが付与されることをもって、買物かご2の充電対象群200内での位置が特定される。ここでは、充電台1に対して、複数台(ここでは6台)の買物かご2が、まとめて置かれた(重ねられた)状況を想定する。また、ここでは一例として、1段目の買物かご201にはアドレス「0x10」、2段目の買物かご202にはアドレス「0x11」、3段目の買物かご203にはアドレス「0x12」というように、連番のアドレスが付与されることと仮定する。

0050

まず、複数台の買物かご2のいずれにもアドレスが付与されていない状態X1では、複数台の買物かご2はいずれも、アドレスが仮アドレスである「0xFE」に設定されている。ここでいう「仮アドレス」は、充電台1からアドレスが付与されていない状態で、充電台1との通信に用いられるアドレスであって、予め定められている。そして、状態X1においては、複数台の買物かご2のうち1段目の買物かご201のみが、充電台1からHレベル(High Level)の許可信号Si1を受信することで、通信回路23の通信機能を有効とする。通信機能が有効になった1段目の買物かご201は、充電台1から周期的(例えば100ms周期)に送信される設定信号Si2を受信する。

0051

買物かご2は、自身のアドレスが仮アドレス「0xFE」に設定されている状態で、設定信号Si2を受信すると、充電台1との間で、アドレス設定のための通信を開始する。状態X1においては、いずれの買物かご2もアドレスが付与されていないため、充電台1は、買物かご201に対して、1段目の買物かご201のアドレス「0x10」を設定する。これにより、1段目の買物かご201には、アドレス「0x10」が付与される(状態X2)。

0052

1段目の買物かご201にアドレスが付与された状態X2では、1段目の買物かご201は、出力端子272のうちの許可信号Si1の検出用の端子を、Lレベル(Low Level)からHレベル(High Level)に切り替える。つまり、自身のアドレスの設定が完了した買物かご2は、一段上に位置する買物かご2に対して、Hレベルの許可信号Si1を出力する。これにより、2段目の買物かご202は、1段目201の買物かご201からHレベルの許可信号Si1を受信することで、通信回路23の通信機能を有効とする。通信機能が有効になった2段目の買物かご202は、充電台1から周期的に送信される設定信号Si2を受信する。このとき、2段目の買物かご202は、自身のアドレスが仮アドレス「0xFE」に設定されている状態で、設定信号Si2を受信するので、充電台1との間で、アドレス設定のための通信を開始する。状態X2においては、1段目の買物かご201にのみアドレスが付与されているので、充電台1は、買物かご202に対して、2段目の買物かご202のアドレス「0x11」を設定する。これにより、2段目の買物かご202には、アドレス「0x11」が付与される(状態X3)。

0053

同様の処理を、充電台1は、仮アドレス「0xFE」の買物かご2からの応答が無くなるまで繰り返すことにより、1〜6段目の買物かご201〜206の全てにアドレスが付与される。つまり、3段目の買物かご203にはアドレス「0x12」、4段目の買物かご204にはアドレス「0x13」、5段目の買物かご205にはアドレス「0x14」、6段目の買物かご206にはアドレス「0x15」がそれぞれ付与される(状態X4)。このように、充電台1に対して、複数台(ここでは6台)の買物かご2が、まとめて置かれた場合でも、充電台1は、買物かご2を1台ずつ認識し、アドレスを1つずつ付与する。

0054

充電対象群200を構成する複数台の買物かご201〜206の全てにアドレスが付与された状態X4において、充電対象群200から1台以上の買物かご2が持ち出されると、持ち出された買物かご2のアドレスは仮アドレス「0xFE」に戻る。一例として、状態X5のように、最上段から3台分(4〜6段目)の買物かご204〜206が持ち出された場合を想定する。この場合、買物かご204〜206の各々においては、入力端子271のうちの許可信号Si1の検出用の端子が、Hレベル(High Level)からLレベル(Low Level)に切り替わる。許可信号Si1がLレベルに切り替わったことを検出すると、買物かご2は、自身のアドレスを初期化、つまり仮アドレス「0xFE」に設定し、かつ通信回路23の通信機能を無効とする。充電台1は、アドレス「0x13」、「0x14」及び「0x15」の買物かご2からの応答が無くなったことをもって、4〜6段目の買物かご204〜206が持ち出されたことを認識する。このように、充電台1から、複数台(ここでは3台)の買物かご2が、まとめて持ち出された場合、充電台1は、複数台の買物かご2が持ち出されたことを一度に認識する。

0055

(3.2)充電制御処理
充電制御部114は、図5に示すフローチャートに従って、買物かご2の充電制御処理を実行する。

0056

本実施形態では、充電制御部114は、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2のうち、優先順位が高い側から順に許容台数分の買物かご2について、同時に充電を行う。ここでいう「許容台数」は、給電部13の定格出力等によって決まる許容電力内で、同時に充電可能な買物かご2の台数である。一例として、充電時における1台の買物かご2での消費電力が8〔W〕であると仮定すると、許容電力を8〔W〕で除算した値の整数部分が、許容台数となる。以下では、優先順位が高い側から順に許容台数以内の買物かご2は「ランク内の買物かご2」と呼び、許容台数を超える分の買物かご2は「ランク外の買物かご2」と呼ぶ。許容電力は、入力部16からの入力によって、適宜設定可能である。許容電力は、充電台1自体の消費電力も含めて設定されていてもよい。

0057

充電制御部114は、基本的には、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2のうち、ランク内の買物かご2については充電を行い、ランク外の買物かご2については充電を停止する。ただし、ランク内であっても異常がある買物かご2、及び満充電(充電率100%)となった買物かご2については、充電制御部114は、充電を停止する。

0058

具体的には、充電制御部114は、一定時間(例えば100ms)が経過する度に、充電制御指令を出力するように構成されており、一定時間が経過するまでは(S1:No)、待機する。一定時間が経過すると(S1:Yes)、充電台1は、決定部113にて優先順位を決定するための優先順位決定処理(S2)を実行する。優先順位決定処理の詳細については、「(3.3)優先順位決定アルゴリズム」の欄で説明する。優先順位決定処理が完了すると、充電制御部114は、許容台数を調整する台数調整処理(S3)を実行する。台数調整処理の詳細については、「(3.4)台数調整アルゴリズム」の欄で説明する。

0059

充電制御部114は、ランク外の買物かご2に対しては、充電を停止させるための充電制御指令(充電停止コマンド)を出力することによって、充電回路22に充電を停止させる(S4)。さらに、充電制御部114は、ランク内であっても、異常がある又は満充電である買物かご2に対して、充電を停止させるための充電制御指令(充電停止コマンド)を出力することによって、充電回路22に充電を停止させる(S5)。また、充電制御部114は、ランク内の買物かご2に対して、充電を開始(又は継続)させるための充電制御指令(充電開始コマンド)を出力することによって、充電回路22に充電を開始(又は継続)させる(S6)。

0060

充電台1は、上述した処理S1〜S6を繰り返し行うことによって、ランク内の買物かご2の充電を行う。そのため、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2について、買物かご2の追加、削減又は入れ替え等による変更があった場合には、変更後の複数台の買物かご2についてランク内の買物かご2の充電が行われる。

0061

(3.3)優先順位決定アルゴリズム
次に、図5の処理S2にて実行される優先順位決定処理、つまり決定部113が優先順位を決定するための具体的な手順(アルゴリズム)について、図6のフローチャートを参照して説明する。

0062

本実施形態では、決定部113は、買物かご2毎に、電池情報及び位置情報から評価点を算出し、評価点が高い程、優先順位を高く設定する。ここで、決定部113は、買物かご2に固有の識別情報毎に、評価点の算出を行う。評価点は、電池情報を得点ポイント)として表した「電池ポイント」と、位置情報を得点(ポイント)として表した「位置ポイント」とを、判定条件としての数式に代入することによって算出される。電池ポイントは、電池情報である相対残容量が小さいほど、高得点となるように規定される値である。一方、位置ポイントは、充電台1から離れるほど、つまり充電対象群200の上段側に位置する買物かご2ほど、高得点となるように規定される値である。

0063

また、本実施形態では、一例として、評価点が32ビットで表される場合を想定する。ここで、電池ポイント及び位置ポイントから算出される評価点の素点は、上位16ビットに格納される。そして、次の8ビットには、評価点の補正によって得られる補正値が格納される。下位8ビットには、位置情報(アドレス)が格納される。つまり、評価値は「素点(16ビット)+補正値(8ビット)+位置情報(8ビット)」というデータ構造になる。

0064

具体的には、決定部113は、個々の買物かご2について、まず充電対象群200に含まれているか否かを判定する(S11)。このとき、決定部113は、買物かご2から位置情報が取得されるか否かによって充電対象群200に含まれているか否かを判定する。つまり、決定部113は、識別情報に位置情報(アドレス)が対応付けられた買物かご2については、充電対象群200に含まると判定し、識別情報に位置情報が対応付けられていない買物かご2については、充電対象群200に含まれないと判定する。

0065

決定部113は、買物かご2が充電対象群200に含まれている場合(S11:Yes)、この買物かご2が充電可能又は充電中であるか否かを判定する(S12)。このとき、買物かご2の状態が、例えば充電完了(満充電)である場合、及び異常である場合等には、買物かご2が充電可能又は充電中ではないと判定される(S12:No)。買物かご2が充電可能又は充電中であれば(S12:Yes)、決定部113は、電池ポイント及び位置ポイントから評価点を算出する(S13)。処理S13で算出された評価点は、上述したように32ビットの評価点のうち上位16ビットに素点として格納される。

0066

次に、決定部113は、評価点の補正を行う(S14)。評価点の補正は、複数台の買物かご2において評価点が同値になることを避けるための処理であり、決定部113は、例えば以下のように評価点を補正する。つまり、電池情報(相対残容量)が50%以上であれば、8ビットで表される補正値のうち、上位1ビットに「0」が格納され、下位7ビットには電池ポイントが格納される。一方、電池情報が50%未満であれば、8ビットで表される補正値のうち、上位1ビットに「1」が格納され、下位7ビットには位置ポイントが格納される。

0067

次に、決定部113は、補正後の評価点に位置情報を付加する(S15)。つまり、決定部113は、上述したように32ビットで表される評価点のうち、下位8ビットに位置情報を格納する。これにより、決定部113で算出される評価点に、位置情報(アドレス)が含まれることになり、評価点と位置情報とが直接的に関連付けられる。そのため、充電制御部114が買物かご2に対して充電制御指令を出力する際に、充電制御指令の出力先となるアドレスの特定が容易になり、処理負荷が軽減される。

0068

一方、買物かご2が充電対象群200に含まれていない場合(S11:No)、及び買物かご2が充電可能又は充電中ではないと判定された場合(S12:No)、決定部113は、評価点(素点及び補正値)を「0」にする。つまり、32ビットで表される評価点のうち、上位24ビットを「0」にする。それから、決定部113は処理S15を行う。ただし、買物かご2が充電対象群200に含まれていない場合(S11:No)には、この買物かご2に対応する位置情報が存在しないので、決定部113は処理S15にて「位置情報不明」という内容の情報を、位置情報に代えて付加する。

0069

決定部113は、上述した処理S11〜S16を買物かご2毎に行い、全ての買物かご2について終了するまで(S17:No)、処理S11〜S16を繰り返す。全ての買物かご2について処理S11〜S16が終了すると(S17:Yes)、決定部113は、評価点(素点、補正値及び位置情報)に基づいてソート処理を実行する。このとき、決定部113は、複数台の買物かご2の評価点について、評価点が大きい(高い)買物かご2から順に評価点の並べ替え(ソート処理)を行う。ソート処理後の順位(並び順)が優先順位となる。つまり、決定部113は、評価点が大きい買物かご2から順に「1」、「2」、「3」…という連番の優先順位が付されるように、評価点によって優先順位を決定する。

0070

ところで、上述したように電池情報(電池ポイント)及び位置情報(位置ポイント)から評価点(素点)を算出する方法としては、様々な方法が考えられる。以下に具体的な算出方法を幾つか例示する。

0071

(i)乗算法1
1つ目の例として、電池ポイント及び位置ポイントの乗算結果を、評価点として算出する方法(「乗算法1」という)がある。この例では、電池ポイントは、電池情報である相対残容量(RSOC)について0〔%〕〜100〔%〕に対し、1〔%〕につき1ポイント付与されることとする。つまり、相対残容量0〔%〕で100ポイント、相対残容量1〔%〕で99ポイント、相対残容量2〔%〕で98ポイント、相対残容量99〔%〕で1ポイント、相対残容量100〔%〕で0ポイントの電池ポイントがそれぞれ付与される。また、位置ポイントは、1段目から最上段(例えば100段目)までに対し、位置に応じて1ポイント〜100ポイントが付与されることとする。つまり、最上段が100段目である場合に、100段目に100ポイント、99段目に99ポイント、98段目に98ポイント、2段目に2ポイント、1段目に1ポイントの位置ポイントがそれぞれ付与される。

0072

このように規定される電池ポイントと位置ポイントとの乗算を行うことにより、評価点は、図7Aに示すように、0ポイント〜10000ポイントの範囲で求まることになる。図7Aでは、横軸を電池情報(相対残容量)、縦軸を位置情報(1段目〜100段目)として、評価点(素点)の分布を表している。図7Aにおいて、領域「a1」は評価点が最高点の100〜75〔%〕内、領域「a2」は評価点が最高点の75〜50〔%〕圏内、領域「a3」は評価点が最高点から50〜25〔%〕圏内、領域「a4」は評価点が最高点から25〜0〔%〕圏内を表す。このような評価点の表記は、以下で説明する図7B〜図8Bでも同様である。つまり、「乗算法1」においては、評価点は、電池ポイント及び位置ポイントに対して二次曲線的に変化する。しかも、「乗算法1」においては、評価点に対する重み係数は電池ポイントと位置ポイントとで等しいため、電池ポイント及び位置ポイントが評価点に均等に寄与する。

0073

(ii)乗算法2
2つ目の例として、電池ポイント及び位置ポイントの乗算結果を、評価点として算出する方法(「乗算法2」という)がある。この例では、電池ポイントは、電池情報である相対残容量(RSOC)について0〔%〕〜100〔%〕に対し、10〔%〕につき1ポイント付与されることとする。つまり、相対残容量0〔%〕で10ポイント、相対残容量10〔%〕で9ポイント、相対残容量20〔%〕で8ポイント、相対残容量90〔%〕で1ポイント、相対残容量100〔%〕で0ポイントの電池ポイントがそれぞれ付与される。また、位置ポイントは、「乗算法1」と同様に、1段目から最上段(例えば100段目)までに対し、位置に応じて1ポイント〜100ポイントが付与されることとする。

0074

このように規定される電池ポイントと位置ポイントとの乗算を行うことにより、評価点は、図7Bに示すように、0ポイント〜1000ポイントの範囲で求まることになる。つまり、「乗算法2」においては、評価点は、電池ポイントの10〔%〕単位で大幅に変化する。

0075

(iii)加算法1
3つ目の例として、電池ポイント及び位置ポイントの加算結果を、評価点として算出する方法(「加算法1」という)がある。この例では、「乗算法1」と同様に、電池ポイントは、電池情報である相対残容量(RSOC)について0〔%〕〜100〔%〕に対し、1〔%〕につき1ポイント付与されることとする。また、「乗算法1」と同様に、位置ポイントは、1段目から最上段(例えば100段目)までに対し、位置に応じて1ポイント〜100ポイントが付与されることとする。

0076

このように規定される電池ポイントと位置ポイントとの加算を行うことにより、評価点は、図8Aに示すように、1ポイント〜200ポイントの範囲で求まることになる。つまり、「加算法1」においては、評価点は、電池ポイント及び位置ポイントに対して直線的に変化する。しかも、「加算法1」においては、評価点に対する重み係数は電池ポイントと位置ポイントとで等しいため、電池ポイント及び位置ポイントが評価点に均等に寄与する。

0077

(iv)加算法2
4つ目の例として、電池ポイント及び位置ポイントの加算結果を、評価点として算出する方法(「加算法2」という)がある。この例では、「乗算法2」と同様に、電池ポイントは、電池情報である相対残容量(RSOC)について0〔%〕〜100〔%〕に対し、10〔%〕につき1ポイント付与されることとする。また、「乗算法1」と同様に、位置ポイントは、1段目から最上段(例えば100段目)までに対し、位置に応じて1ポイント〜100ポイントが付与されることとする。

0078

このように規定される電池ポイントと位置ポイントとの加算を行うことにより、評価点は、図8Bに示すように、1ポイント〜110ポイントの範囲で求まることになる。つまり、「加算法2」においては、評価点は、電池ポイント及び位置ポイントに対して直線的に変化する。しかも、「加算法2」においては、評価点に対する重み係数は電池ポイントよりも位置ポイントの方が大きいため、評価点に対しては位置ポイントが電池ポイントよりも支配的に寄与する。

0079

上述したように、判定条件としての数式において、電池情報(電池ポイント)及び位置情報(位置ポイント)についての組み合わせ方として少なくとも乗算と加算との2種類がある。つまり、電池情報及び位置情報についての組み合わせ方は、電池情報を得点として表した電池ポイントと、位置情報を得点として表した位置ポイントとについての、乗算及び加算を含む。また、判定条件としての数式は、電池情報(電池ポイント)及び位置情報(位置ポイント)の重み付けを含んでいる。すなわち、判定条件は、電池情報及び位置情報についての組み合わせ方と重み付けとの少なくとも一方を含んでいる。

0080

(3.4)台数調整アルゴリズム
次に、図5の処理S3にて実行される台数調整処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。

0081

台数調整処理は、基本的には、許容電力内で同時に充電可能な買物かご2の台数である許容台数を増やすことによって、より効率的な充電を可能とするための処理である。例えば、許容電力と、充電時における給電部13の実際の出力電力との差分値である「余裕電力」が、充電時における1台の買物かご2での消費電力以上になれば、許容台数は1台増加する。そこで、充電制御部114は、このように余裕電力が大きくなった場合に、許容台数を増やすことによって、より多くの買物かご2を同時に充電可能とするように、台数調整処理を行う。これにより、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2の全てについて充電が完了するまでに要する時間の短縮を図ることができる。

0082

具体的には、充電制御部114は、充電対象群200を構成する買物かご2の台数に変化があったか否かを判定する(S21)。充電対象群200を構成する買物かご2の台数に変化があれば(S21:Yes)、充電制御部114は、そのときの許容台数を許容電力から算出し(S22)、台数調整周期カウント値リセット(初期化)する(S23)。充電対象群200を構成する買物かご2の台数に変化がない場合(S21:No)、充電制御部114は、処理S22,S23をスキップする。

0083

次に、充電制御部114は、許容電力の大きさに変化があったか否かを判定する(S24)。許容電力の大きさに変化があれば(S24:Yes)、充電制御部114は、そのときの許容台数を許容電力から算出し(S25)、台数調整周期のカウント値をリセットする(S26)。許容電力の大きさに変化がない場合(S24:No)、充電制御部114は、処理S25,S26をスキップする。

0084

次に、充電制御部114は、許容台数を1台増加する余裕があるか否かを余裕電力に基づいて判定する(S27)。このとき、余裕電力が、充電時における1台の買物かご2での消費電力以上であれば、充電制御部114は、許容台数を1台増加する余裕があると判定する。余裕電力が、充電時における1台の買物かご2での消費電力未満であれば、充電制御部114は、許容台数を1台増加する余裕がないと判定する。許容台数を1台増加する余裕がなければ(S27:No)、充電制御部114は、台数調整周期のカウント値をリセットする(S28)。許容台数を1台増加する余裕があれば(S27:Yes)、充電制御部114は、処理S28をスキップする。

0085

次に、充電制御部114は、複数台の買物かご2の各々についての今回の優先順位が、前回の優先順位と同じであるか否かを判定する(S29)。今回の優先順位が前回の優先順位と同じである場合(S29:Yes)、つまり優先順位に変化がない場合、充電制御部114は、台数調整周期が経過したか否かを判定する(S30)。台数調整周期が経過した場合(S30:Yes)、つまり台数調整周期のカウント値が所定値に達した場合、充電制御部114は、台数調整周期のカウント値をリセットし(S31)、許容台数を1台増加させる(S32)。これにより、同時に充電可能な買物かご2の台数である許容台数が、1台増加する。また、台数調整周期が経過していなければ(S30:No)、充電制御部114は、処理S31,S32をスキップする。

0086

また、今回の優先順位が前回の優先順位と同じでない場合(S29:No)、つまり優先順位に変化があった場合、充電制御部114は、処理S30には移行せず、処理S33〜S35を実行する。すなわち、今回の優先順位が前回と同じでない場合(S29:No)、充電制御部114は、今回の優先順位で前回の優先順位を書き換え(S33)、台数調整周期のカウント値をリセットし(S34)、そのときの許容台数を許容電力から算出する(S35)。

0087

次に、充電制御部114は、充電時における給電部13の実際の出力電力が、許容電力を超過しているか否かを判定する(S36)。出力電力が許容電力を超過していれば(S36:Yes)、充電制御部114は、そのときの許容台数を許容電力から算出する(S37)。これにより、許容台数が1台増加した結果、許容電力を超過するような場合には、許容台数が1台減少する。出力電力が許容電力を超過していなければ(S36:No)、充電制御部114は、処理S37をスキップする。

0088

上述したような処理が実行されることにより、充電対象群200を構成する買物かご2の状態に変化がなく、かつ、許容台数を1台増加する余裕がある状態で、台数調整周期が経過した場合に、同時に充電可能な買物かご2の台数である許容台数が増加する。

0089

図10A及び図10Bは、それぞれ上述した台数調整処理を適用しなかった場合と、適用した場合とのシミュレーション結果を示すグラフである。図10A及び図10Bでは、横軸を時間軸、縦軸を相対残容量として、1段目〜5段目の買物かご2の充電状態を、それぞれG1〜G5にて表している。

0090

すなわち、台数調整処理を適用しなかった場合、例えば許容台数が2台で固定されるため、常に2台ずつ充電が行われることになる。その結果、図10Aに示すように、まず5段目の買物かご2、次に4段目の買物かご2、次に3段目の買物かご2、次に2段目の買物かご2、最後に1段目の買物かご2の充電が完了する。一方、台数調整処理を適用した場合、例えば5段目の買物かご2が満充電に近づくと、許容台数が2台から3台に増加する。その結果、図10Bに示すように、まず5段目の買物かご2、次に4段目の買物かご2、次に3段目の買物かご2、次に2段目の買物かご2、最後に1段目の買物かご2の充電が完了しながらも、1段目の買物かご2の充電が完了するまでに要する時間が短くなる。

0091

(3.5)判定条件変更アルゴリズム
変更部115は、例えば店舗の状況に応じて、判定条件を変更するように構成されている。すなわち、店舗の状況が、客数が比較的多く店舗内が混雑している「繁忙状態」にある場合と、客数が比較的少なく店舗内が混雑していない「閑散状態」とでは、複数台の買物かご2の使われ方が異なることがある。そこで、充電システム10は、店舗の状況に応じて判定条件を変更し、買物かご2の使われ方に合った買物かご2の充電を行うことで、複数台の買物かご2を効率的に充電可能とする。ただし、店舗の状況は、店舗によって異なるので、変更部115での判定条件の変更のためのアルゴリズムは固定的ではなく、機械学習により自動的に更新されることが好ましい。

0092

一例として、店舗の状況を、客数が比較的多い「繁忙状態」と、客数が比較的少ない「閑散状態」とに区分した場合に、買物かご2の使用頻度によって店舗の状況の推定が可能となる。つまり、買物かご2の使用頻度が規定値よりも高ければ店舗の状況は「繁忙状態」であり、買物かご2の使用頻度が規定値より低いと店舗の状況は「閑散状態」であると推定される。そして、「繁忙状態」においては、複数台の買物かご2は万遍なく使用され、「閑散状態」においては、充電対象群200のうち上から数段の買物かご2が集中的に使用されることになる。

0093

そこで、変更部115は、例えば、複数台の買物かご2の各々の使用頻度を表す頻度情報に基づいて、判定条件を変更するように構成されている。ここでいう「使用頻度」は、買物かご2が使用される頻度を意味している。具体的には、一定期間(例えば1時間)において買物かご2が使用されている時間、つまり充電対象群200から買物かご2が持ち出されている時間の占める割合が、頻度情報として用いられる。又は、一定期間における、買物かご2が使用された回数、つまり充電対象群200から持ち出された回数が、頻度情報として用いられる。

0094

ここにおいて、変更部115は、例えば、複数台の買物かご2に固有の識別情報毎の頻度情報に基づいて、判定条件を変更する。この場合、変更部115は、買物かご2の使用頻度を表す頻度情報を買物かご2に固有の識別情報と一対一に対応付けて、頻度情報を識別情報毎に記憶部14に記憶することで、買物かご2と頻度情報との対応付けを行う。そして、変更部115は、店舗で使用されている全ての買物かご2について頻度情報を統計的に分析し、その分析結果(例えば1時間当たりで平均何分使用されているか)に応じて、判定条件を変更する。これにより、店舗の状況に応じた判定条件の変更が可能になる。

0095

変更部115は、「(3.3)優先順位決定アルゴリズム」の欄で例示した、「乗算法1」、「乗算法2」、「加算法1」、及び「加算法2」の中で適用する算出方法を切り替えることによって、判定条件を変更する。例えば、複数台の買物かご2が万遍なく使用される「繁忙状態」においては、変更部115は、判定条件として「乗算法1」を適用する。これにより、電池ポイント及び位置ポイントが評価点に均等に寄与し、複数台の買物かご2が万遍なく充電される。一方、充電対象群200のうち上から数段の買物かご2が集中的に使用される「閑散状態」においては、変更部115は、判定条件として「加算法2」を適用する。これにより、評価点に対しては位置ポイントが電池ポイントよりも支配的に寄与し、充電対象群200のうち上から数段の買物かご2が集中的に充電される。

0096

また、変更部115は、識別情報毎ではなく、位置情報毎の頻度情報に基づいて判定条件を変更するように構成されていてもよい。この場合、変更部115は、買物かご2の使用頻度を表す頻度情報を買物かご2の位置情報(アドレス)と一対一に対応付けて、頻度情報を位置情報毎に記憶部14に記憶することで、買物かご2と位置情報との対応付けを行う。そして、変更部115は、充電対象群200に含まれる全ての買物かご2について頻度情報を統計的に分析し、その分析結果(例えば1時間当たりで平均何分使用されているか)に応じて、判定条件を変更する。

0097

さらに、変更部115は、頻度情報に代えて又は頻度情報に加えて、時期に応じて、判定条件を変更するように構成されていてもよい。ここでいう「時期」は、時間軸に沿って区分される複数の期間であればよく、例えば時間帯、曜日、月、季節等を意味する。例えば、店舗の状況が「繁忙状態」になる時間帯と、「閑散状態」になる時間帯とは、店舗によって概ね決まっている。そこで、変更部115は、時期に応じて判定条件を変更することにより、店舗の状況に応じた判定条件の変更が可能になる。具体的には、複数台の買物かご2が万遍なく使用される「繁忙状態」となる時間帯においては、変更部115は、判定条件として「乗算法1」を適用する。一方、充電対象群200のうち上から数段の買物かご2が集中的に使用される「閑散状態」となる時間帯においては、変更部115は、判定条件として「加算法2」を適用する。

0098

さらに、時期に応じて判定条件を変更する場合、例えば1段目の買物かご2のように、「閑散状態」には使用されない買物かご2については、「繁忙状態」となる時間帯までに、充電が完了するように、判定条件が変更されてもよい。すなわち、「閑散状態」に使用されない買物かご2については、「繁忙状態」となる時間帯までに充電が完了すればよいので、「閑散状態」となる時間帯には、それ以外の買物かご2を優先的に充電することができる。

0099

また、変更部115は、頻度情報に代えて、又は頻度情報若しくは頻度情報及び時期に加えて、各買物かご2の1回の使用における二次電池21の残容量の減少量に応じて、判定条件を変更するように構成されていてもよい。例えば、大型の店舗ほど、店内を巡回するのに時間が掛かるため、各買物かご2の1回の使用における二次電池21の残容量の減少量は大きくなる。そこで、変更部115は、各買物かご2の1回の使用における二次電池21の残容量の減少量に応じて判定条件を変更することにより、店舗の状況に応じた判定条件の変更が可能になる。具体的には、二次電池21の残容量の減少量が所定値より大きい場合には、複数台の買物かご2が万遍なく使用されることになるので、変更部115は、判定条件として「乗算法1」を適用する。一方、二次電池21の残容量の減少量が所定値より小さい場合には、充電対象群200のうち上から数段の買物かご2が集中的に使用されることになるので、変更部115は、判定条件として「加算法2」を適用する。

0100

(4)変形例
上記実施形態は本発明の一例に過ぎず、本発明は、上記実施形態に限定されることはなく、上記実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。

0101

(4.1)第1変形例
上記実施形態の第1変形例に係る充電システム10では、判定条件は、二次電池21の残容量の目標値を含んでいる。

0102

すなわち、上記実施形態では、二次電池21の残容量の目標値を特に設定することなく、一律、100〔%〕としている。これに対して、第1変形例においては、二次電池21の残容量の目標値が任意に設定可能である。二次電池21の残容量の目標値は、例えば入力部16からの入力によって、適宜設定可能である。

0103

この場合、二次電池21の残容量(相対残容量)に関する電池情報から、判定条件に基づいて、目標値に対する残容量の相対値達成率等)が求まる。例えば、二次電池21の残容量の目標値が80〔%〕に設定されていると仮定する。この場合、二次電池21の残容量(相対残容量)が56〔%〕のときに、目標値(80〔%〕)に対する残容量の達成率は70〔%〕になる。そして、二次電池21の残容量(相対残容量)が80〔%〕のときに、目標値(80〔%〕)に対する残容量の達成率は100〔%〕になる。

0104

言い換えれば、充電システム10は、二次電池21の残容量の目標値を基準にして、買物かご2の充電の優先順位を決定することができる。例えば、充電システム10は、二次電池21の残容量(相対残容量)が目標値以上の買物かご2については優先順位を低く設定することで、二次電池21の残容量が目標値未満の買物かご2を優先的に充電することができる。

0105

(4.2)第2変形例
上記実施形態の第2変形例に係る充電システム10では、判定条件は、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2の上限台数を含んでいる。

0106

すなわち、上記実施形態では、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2の上限台数は特に設定されていない。これに対して、第2変形例においては、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2の上限台数が任意に設定可能である。充電対象群200を構成する複数台の買物かご2の上限台数は、例えば入力部16からの入力によって、適宜設定可能である。

0107

この場合、買物かご2の充電対象群200内での位置に関する位置情報から、判定条件に基づいて、上限台数に対する買物かご2の相対的な位置が求まる。例えば、上限台数が10台に設定されていると仮定する。この場合、位置情報が7段目のときに、上限台数に対する買物かご2の相対的な位置は70〔%〕になる。そして、位置情報が10段目のときに、上限台数に対する買物かご2の相対的な位置は100〔%〕になる。

0108

言い換えれば、充電システム10は、充電対象群200を構成する複数台の買物かご2の上限台数を基準にして、買物かご2の充電の優先順位を決定することができる。例えば、充電システム10は、位置情報が表す充電対象群200内での位置が上限台数から遠い買物かご2については優先順位を低く設定することで、位置が上限台数に近い買物かご2を優先的に充電することができる。

0109

(4.3)第3変形例
上記実施形態の第3変形例に係る充電システム10では、複数台の買物かご2は、充電台1に対して電気的に並列に接続される。具体的には、充電台1には複数の接続ポートが設けられ、一列に重ねられた複数台の買物かご2は複数の接続ポートと一対一に対応するように、充電台1に接続される。そして、複数台の買物かご2の各々は、対応する接続ポートから電力供給を受けて二次電池21の充電を行う。この場合、充電台1と買物かご2とは、非接触給電のように、非接触で電力が伝達される構成であることが好ましい。

0110

この場合には、二次電池21を充電する充電回路は買物かご2にあってもよいが、複数の接続ポートの各々にも充電回路が設けられる。そのため、充電台1において、充電制御部114は、複数の接続ポートの各々の充電回路の動作を制御することにより、複数の接続ポートの各々の出力を制御することができる。これにより、充電制御部114は、買物かご2の充電を直接的に制御する。

0111

本変形例においても、買物かご2は、充電システム10の構成要素に含まれてもよいし、充電システム10の構成要素に含まれなくてもよい。

0112

(4.4)その他の変形例
以下、第1変形例、第2変形例及び第3変形例以外の変形例を列挙する。

0113

本開示における充電システム10は、例えば制御回路11及び制御部24等に、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における充電システム10としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよいし、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード光学ディスクハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップ集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。

0114

充電システム10の充電対象となる電子機器は、買物かご2に限らず、例えば買物以外の用途で使用されるかご、ピックアップした商品を載せるためのトレイショッピングカート、及び空港等の施設で用いられるカート等であってもよい。ショッピングカートからなる電子機器は、買物かご2と同様に、商品から商品情報を読み取るスキャナと、店舗装置と通信する送受信回路とを備え、店舗装置と共に、買物支援システムを構成する。ショッピングカート等からなる電子機器においては、複数台の電子機器が重なる方向は、縦方向(鉛直方向)ではなく横方向(水平方向)となる。ショッピングカート等においても、基本的には、一列に重ねられた状態での取り扱いは、買物かごと同様に、後入れ先出し(LIFO:Last In First Out)方式となる。

0115

ただし、買物かご2又はショッピングカート等からなる電子機器において、一列に重ねられた状態での取り扱いは、先入れ先出し(FIFO:First In First Out)方式であってもよい。この場合、例えば、左から順に重ねられるショッピングカートであれば、ショッピングカートの使用後には、ショッピングカートは充電対象群200の右端に返却され、ショッピングカートの使用時には充電対象群200の左端から持ち出されることになる。上記実施形態に係る充電システム10は、先入れ先出し方式の複数台の電子機器の充電にも適用可能である。この場合、後入れ先出し方式の場合とは、優先順位の付け方が異なることが好ましい。

0116

また、位置情報は、複数台の買物かご2が一列に重ねられた状態にある充電対象群200内での買物かご2の位置を表す情報であればよく、充電台1と買物かご2との間での通信に使用されるアドレスが位置情報として兼用される例に限らない。

0117

また、買物かご2の通信回路23の通信機能を有効にするか否かは、許可信号Si1の検出用の端子の入力状態で判断される構成に限らず、買物かご2が重ねられた状態を検知したときに通信回路23の通信機能が有効になればよい。例えば、通信用の端子の入力状態、又はマグネットスイッチ等によって、買物かご2の通信回路23の通信機能を有効にするか否かが判断されてもよい。

0118

また、充電台1に設けた複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることは充電システム10に必須の構成ではなく、充電台1の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。例えば、充電台1は、コネクタ17と、給電部13とが、別々の筐体に設けられていてもよい。この場合、制御回路11等については、コネクタ17と同じ筐体に設けられてもよいし、給電部13と同じ筐体に設けられてもよい。別の例として、充電制御部114は、充電台1ではなく、複数台の買物かご2に分散して設けられていてもよい。さらに、充電システム10の少なくとも一部の機能は、例えばサーバシステム又はクラウドクラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。

0119

また、第1取得部111が取得する電池情報は、相対残容量(RSOC)に限らず、二次電池21の残容量(RC)であってもよい。例えば、二次電池21の劣化によって二次電池21の満充電容量(FCC)が減少すると、買物かご2毎に満充電容量(FCC)がばらつく場合がある。このような場合、相対残容量(RSOC)が同じでも、買物かご2毎に残容量(RC)が異なり、二次電池21の持ち時間(買物かご2の使用可能な時間)が異なることがある。よって、買物かご2毎に満充電容量(FCC)がばらつくような場合には、決定部113での優先順位の決定に絶対値である残容量(RC)が用いられることで、満充電容量(FCC)のばらつきが優先順位に影響しにくい、という利点がある。

0120

また、変更部115は、充電システム10に必須の構成ではなく、変更部115は適宜省略されていてもよい。

0121

また、変更部115が複数台の買物かご2の各々の使用頻度を表す頻度情報に基づいて判定条件を変更する構成は、充電システム10に必須の構成ではなく、適宜省略されてもよい。つまり、変更部115が判定条件を変更するのに、頻度情報は用いられなくてもよい。同様に、変更部115が時期に応じて判定条件を変更する構成は、充電システム10に必須の構成ではなく、適宜省略されてもよい。つまり、変更部115が判定条件を変更するのに、時期は用いられなくてもよい。同様に、変更部115が複数台の買物かご2の各々の1回の使用における二次電池21の残容量の減少量に応じて判定条件を変更する構成は、充電システム10に必須の構成ではなく、適宜省略されてもよい。つまり、変更部115が判定条件を変更するのに、複数台の買物かご2の各々の1回の使用における二次電池21の残容量の減少量は用いられなくてもよい。

0122

また、判定条件が電池情報及び位置情報についての組み合わせ方と重み付けとの両方を含むことは、充電システム10に必須の構成ではなく、判定条件は電池情報及び位置情報についての組み合わせ方と重み付けとの一方のみを含んでいてもよい。さらには、判定条件は、電池情報及び位置情報についての組み合わせ方と重み付けとのいずれも含まなくてもよい。

0123

また、複数台の買物かご2は、二次電池21を少なくとも1つずつ備えていればよく、少なくとも一部の買物かご2が、二次電池21を複数備えていてもよい。

0124

上述した種々の変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。

0125

(5)効果
以上説明したように、本発明の第1の態様に係る充電システム(10)は、各々が二次電池(21)を備え一列に重ねられた複数台の電子機器(買物かご2)からなる充電対象群(200)の充電を行う。充電システム(10)は、第1取得部(111)と、第2取得部(112)と、決定部(113)と、充電制御部(114)と、を備える。第1取得部(111)は、複数台の電子機器の各々から二次電池(21)の残容量に関する電池情報を取得する。第2取得部(112)は、複数台の電子機器の各々から充電対象群(200)内での位置に関する位置情報を取得する。決定部(113)は、判定条件に基づいて、電池情報及び位置情報から複数台の電子機器の各々について優先順位を決定する。充電制御部(114)は、優先順位に従って複数台の電子機器の充電が行われるように複数台の電子機器の各々の充電を制御する。

0126

この構成によれば、充電システム(10)は、複数台の電子機器(買物かご2)が一列に重ねられた状態で、複数台の電子機器の充電を行うので、複数台の電子機器の充電が1台の給電設備(充電台1)にて可能になる。また、充電のためのスペース(かご置場)の占有面積も小さく抑えることができる。さらに、充電システム(10)は、一列に重ねられた複数台の電子機器の充電にあたり、二次電池(21)の残容量と、充電対象群(200)内での各電子機器の位置に基づいて、電子機器の優先順位を決定し、優先順位に従って電子機器の充電を行う。そのため、充電システム(10)は、小容量の給電設備から複数台の電子機器に電力を分配しながらも、集中的に使用される電子機器の優先順位を高くすることで、特定の電子機器における二次電池(21)の残容量不足を抑制できる。その結果、充電システム(10)によれば、比較的小容量の給電設備にて複数台の電子機器の充電が可能となる。

0127

本発明の第2の態様に係る充電システム(10)は、第1の態様において、判定条件を変更する変更部(115)を更に備える。

0128

この構成によれば、決定部(113)で用いられる判定条件は、固定的ではなく、変更部(115)にて適宜変更されるので、より効率的に複数台の電子機器を充電可能となる。

0129

本発明の第3の態様に係る充電システム(10)は、第2の態様において、変更部(115)は、複数台の電子機器の各々の使用頻度を表す頻度情報に基づいて、判定条件を変更するように構成されている。

0130

この構成によれば、例えば、電子機器の使用頻度が高いときには複数台の電子機器を万遍なく充電し、使用頻度が低いときには特定の位置の電子機器を集中的に充電することで、より効率的に複数台の電子機器を充電可能となる。

0131

本発明の第4の態様に係る充電システム(10)は、第3の態様において、変更部(115)は、複数台の電子機器に固有の識別情報毎の頻度情報に基づいて判定条件を変更するように構成されている。

0132

この構成によれば、判定条件の変更に用いられる頻度情報は、複数台の電子機器に固有の識別情報毎に求められる。したがって、変更部(115)では、充電対象群(200)内での位置に関わらず、複数台の電子機器の各々の使用頻度に基づいた、判定条件の変更が可能である。

0133

本発明の第5の態様に係る充電システム(10)は、第3の態様において、変更部(115)は、位置情報毎の頻度情報に基づいて判定条件を変更するように構成されている。

0134

この構成によれば、判定条件の変更に用いられる頻度情報は、複数台の電子機器に固有の識別情報ではなく、位置情報毎に求められる。したがって、変更部(115)では、充電対象群(200)内での位置毎の電子機器の各々の使用頻度に基づいた、判定条件の変更が可能である。

0135

本発明の第6の態様に係る充電システム(10)は、第2〜5のいずれかの態様において、変更部(115)は、時期に応じて、判定条件を変更するように構成されている。

0136

この構成によれば、例えば、電子機器の使用頻度が高い時期には複数台の電子機器を万遍なく充電し、使用頻度が低い時期には特定の位置の電子機器を集中的に充電することで、より効率的に複数台の電子機器を充電可能となる。

0137

本発明の第7の態様に係る充電システム(10)は、第2〜6のいずれかの態様において、変更部(115)は、複数台の電子機器の各々の1回の使用における二次電池(21)の残容量の減少量に応じて、判定条件を変更するように構成されている。

0138

この構成によれば、例えば、残容量の減少量が所定値より大きい場合には複数台の電子機器を万遍なく充電し、残容量の減少量が所定値より小さい場合には特定の位置の電子機器を集中的に充電することで、より効率的に複数台の電子機器を充電可能となる。

0139

本発明の第8の態様に係る充電システム(10)は、第1〜7のいずれかの態様において、判定条件は、電池情報及び位置情報についての組み合わせ方と重み付けとの少なくとも一方を含む。

0140

この構成によれば、決定部(113)は、電池情報と位置情報とをどのように組み合わせるか、又は重み付けによって、同一の電池情報及び位置情報からでも、異なる優先順位とすることができる。

0141

本発明の第9の態様に係る充電システム(10)は、第8の態様において、電池情報及び位置情報についての組み合わせ方は、電池情報を得点として表した電池ポイントと、位置情報を得点として表した位置ポイントとについての、乗算及び加算を含む。

0142

この構成によれば、決定部(113)は、例えば、電池ポイントと位置ポイントとを乗算するのか加算するのかによって、同一の電池情報及び位置情報からでも、異なる優先順位とすることができる。

0143

本発明の第10の態様に係る充電システム(10)は、第1〜9のいずれかの態様において、判定条件は、二次電池の残容量の目標値を含む。

0144

この構成によれば、例えば、二次電池(21)の残容量が目標値以上の電子機器については優先順位を低く設定することで、二次電池(21)の残容量が目標値未満の電子機器を優先的に充電することができる。

0145

本発明の第11の態様に係る充電システム(10)は、第1〜10のいずれかの態様において、判定条件は、充電対象群を構成する複数台の電子機器の上限台数を含む。

0146

この構成によれば、例えば、充電対象群(200)内での位置が上限台数から遠い電子機器については優先順位を低く設定することで、位置が上限台数に近い電子機器を優先的に充電することができる。

0147

1充電台
2,201〜206買物かご(電子機器)
10充電システム
21二次電池
111 第1取得部
112 第2取得部
113 決定部
114充電制御部
115 変更部
116アドレス付与部
200充電対象群

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