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技術 買物支援システム

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 片山剛足立秀人中川雅通野中聡犬塚良治深瀬健二松川善彦丸山貴司田川潤一熊谷裕典福嶋正造小林馨坂中昭仁
出願日 2017年2月17日 (2年8ヶ月経過) 出願番号 2018-503034
公開日 2018年12月20日 (10ヶ月経過) 公開番号 WO2017-150226
状態 未査定
技術分野 金銭登録機・受付機
主要キーワード 本体機構 一枚板状 立体形 重量判定 エコバッグ 袋供給機構 精算確認 生産者情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年12月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題・解決手段

買物に掛かる時間を短縮できる買物支援システムを提供する。買物支援システム(1)は、買物かご(2)、管理システム(3)、及び、荷詰装置(4)、を備える。買物かご(2)は、かご本体と、商品情報取得部(22)と、送信部(23)とを有する。かご本体は、複数の商品を収容可能である。商品情報取得部(22)は、複数の商品の各々から商品情報を読み取って、複数の商品についての複数の商品情報を取得する。送信部(23)は、商品情報取得部(22)で取得された複数の商品情報を送信する。管理システム(3)は、送信部(23)から送信された複数の商品情報を受信する受信部(31)を有する。荷詰装置(4)は、かご本体に収容された複数の商品を一括してかご本体から容器に移す。

概要

背景

特許文献1には、店舗における店員無人化を狙ったシステムPOSシステム)が記載されている。

特許文献1に記載されたシステムは、商品収納するかごと、取引端末装置とから構成されている。かごは、商品情報商品データ)を読み取るスキャナ、及び商品情報を外部に送信する送信回路を有している。取引端末装置は、商品情報を受信する受信回路、かごが収納した商品の重量を計量する計量器、及び商品情報に対応する重量データと計量器の計量値とを比較する制御部を有している。取引端末装置は、計量器の計量値が重量データの合計重量に一致した場合に、精算処理を行う。

しかし、特許文献1に記載の構成では、かごに複数の商品が入っている場合、精算処理後に、店舗の従業員(店員)又は顧客がこれら複数の商品を1つずつ買物袋などの容器に移す必要がある。結果的に、精算処理の開始から、商品が顧客に渡るまでに掛かる時間が長くなって、レジでの待ち時間等、買物に掛かる時間の増加につながる可能性がある。

概要

買物に掛かる時間を短縮できる買物支援システムを提供する。買物支援システム(1)は、買物かご(2)、管理システム(3)、及び、荷詰装置(4)、を備える。買物かご(2)は、かご本体と、商品情報取得部(22)と、送信部(23)とを有する。かご本体は、複数の商品を収容可能である。商品情報取得部(22)は、複数の商品の各々から商品情報を読み取って、複数の商品についての複数の商品情報を取得する。送信部(23)は、商品情報取得部(22)で取得された複数の商品情報を送信する。管理システム(3)は、送信部(23)から送信された複数の商品情報を受信する受信部(31)を有する。荷詰装置(4)は、かご本体に収容された複数の商品を一括してかご本体から容器に移す。

目的

本発明は上記事由に鑑みてなされており、買物に掛かる時間を短縮できる買物支援システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の商品を収容可能なかご本体と、前記複数の商品の各々から商品情報を読み取って、前記複数の商品についての複数の前記商品情報を取得する商品情報取得部と、前記商品情報取得部で取得された前記複数の商品情報を送信する送信部とを有する、買物かご、前記送信部から送信された前記複数の商品情報を受信する受信部を有する、管理システム、及び、前記かご本体に収容された前記複数の商品を一括して前記かご本体から容器に移す荷詰装置、を備えることを特徴とする買物支援システム

請求項2

前記買物かごは、前記複数の商品情報を記憶するメモリを更に有することを特徴とする請求項1に記載の買物支援システム。

請求項3

前記買物かご又は前記管理システムは、前記かご本体が規定位置に置かれたか否かを検知する検知部を更に有し、前記送信部は、前記かご本体が前記規定位置に置かれたことを前記検知部が検知したときに、前記複数の商品情報を送信するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の買物支援システム。

請求項4

前記買物かごは、前記メモリに記憶された前記複数の商品情報のうちの少なくとも1つの商品情報を削除するキャンセル操作受け付けキャンセル部を更に有することを特徴とする請求項2又は3に記載の買物支援システム。

請求項5

前記管理システムは、前記複数の商品情報に基づいて前記複数の商品の価格を表す価格データを、前記管理システムの外部から取得する価格データ取得部と、前記価格データ取得部にて取得される前記価格データを用いてリストを作成するリスト作成部とを更に有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の買物支援システム。

請求項6

前記荷詰装置は、前記複数の商品についての精算処理が完了後に、前記複数の商品を前記かご本体から前記容器に移す荷詰処理を完了するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の買物支援システム。

請求項7

前記荷詰装置は、前記複数の商品の収容先となる前記容器を、前記複数の商品情報に基づいて、複数種類の容器から選択するように構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の買物支援システム。

請求項8

前記荷詰装置は、前記複数の商品を載せる載置面が形成された支持部と、前記載置面外周縁に沿って前記支持部の周囲に配置されるガイド部とを含む本体機構部、及び、前記支持部と前記ガイド部との少なくとも一方を移動させて、前記本体機構部の状態を、第1状態から、前記ガイド部に対する前記支持部の相対的な位置が前記第1状態よりも下方になる第2状態へ変化させる駆動部、を備え、前記本体機構部は、前記第1状態において、袋口を下方に向けた状態の前記容器としての袋体が前記支持部及び前記ガイド部に上方から被せられ、前記袋体の底部を前記載置面にて支持し、前記本体機構部の状態が前記第1状態から前記第2状態へと変化することにより、前記袋体の前記底部に連続する前記袋体の側周部を前記ガイド部にて前記底部から上方に立ち上げて、前記袋体に前記複数の商品を収容するように構成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の買物支援システム。

請求項9

前記かご本体は、上開口部及び下開口部が形成され、前記複数の商品を収容可能なボディと、前記下開口部を開閉可能に前記ボディに取り付けられた底板と、を備え、前記下開口部は前記複数の商品が通過可能に形成され、前記底板が前記下開口部を閉じると、前記ボディと前記底板とで囲まれた内部空間に前記複数の商品が収容可能となり、前記底板が前記下開口部を開放すると、前記下開口部を通して前記内部空間から前記複数の商品を取り出し可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の買物支援システム。

請求項10

前記管理システムは、前記買物かごに表示データを送信するデータ送信部を更に有し、前記買物かごは、前記データ送信部から送信された前記表示データを受信するデータ受信部と、前記データ受信部で受信された前記表示データを用いて表示を行う表示部とを更に有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の買物支援システム。

請求項11

前記送信部は、前記複数の商品情報を個別に送信する個別送信部を含み、前記受信部は、前記複数の商品情報を個別に受信する個別受信部を含み、前記データ送信部は、前記複数の商品情報のうち前記個別受信部で受信された商品情報に対応する前記表示データを、送信するように構成されていることを特徴とする請求項10に記載の買物支援システム。

請求項12

前記買物かごは、前記かご本体に商品を投入する顧客の顧客情報を取得する顧客情報取得部を更に有し、前記データ受信部は、前記顧客情報取得部で取得された前記顧客情報に対応する前記表示データを、受信するように構成されていることを特徴とする請求項10又は11に記載の買物支援システム。

請求項13

店員の操作を受け付ける操作端末を更に備え、前記管理システムは、購入に際して店員の許諾を必要とする特定商品が前記複数の商品と共に購入される場合に、前記操作端末に要求信号を送信するように構成されており、前記操作端末は、前記要求信号を受信した後、所定の操作を受けると、前記管理システムに許諾信号を送信するように構成されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の買物支援システム。

請求項14

店員の操作を受け付ける操作端末を更に備え、前記管理システムは、購入に際して店員の許諾を必要とする特定商品を前記複数の商品が含む場合に、前記操作端末に要求信号を送信するように構成されており、前記操作端末は、前記要求信号を受信した後、所定の操作を受けると、前記管理システムに許諾信号を送信するように構成されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の買物支援システム。

請求項15

顧客を撮像する撮像装置を更に備え、前記管理システムは、前記撮像装置で撮像された画像データを、前記要求信号に含めて送信するように構成されており、前記操作端末は、前記要求信号を受信すると、前記画像データを用いて表示を行う画像表示部を有することを特徴とする請求項13又は14に記載の買物支援システム。

請求項16

前記管理システムは、前記複数の商品情報に基づいて前記複数の商品についての精算処理を行う精算処理システム通信可能であって、前記操作端末から前記許諾信号を受信しなければ、前記精算処理システムに前記特定商品についての精算処理を開始させず、前記操作端末から前記許諾信号を受信すると、前記精算処理システムに前記特定商品についての精算処理を開始させるように構成されていることを特徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の買物支援システム。

請求項17

前記複数の商品を前記かご本体に収容した状態の前記買物かごの重量を計測する計測装置を更に備え、前記管理システムは、前記複数の商品情報に対応する少なくとも1つの重量データから前記複数の商品の総重量を求め、前記総重量を前記計測装置の計測値と比較する判定部を更に有することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の買物支援システム。

請求項18

前記判定部は、前記複数の商品情報に基づいて前記複数の商品についての精算処理を行う精算処理システムと通信可能であって、前記総重量が前記計測装置の前記計測値を基準とする所定範囲に収まっていなければ、前記精算処理システムに前記複数の商品についての精算処理を開始させず、前記総重量が前記所定範囲に収まっていれば、前記精算処理システムに前記複数の商品についての精算処理を開始させるように構成されていることを特徴とする請求項17に記載の買物支援システム。

請求項19

前記管理システムは、前記複数の商品情報に基づいて前記複数の商品についての精算処理を行う精算処理システムと通信可能であって、少なくとも前記受信部で受信した前記複数の商品情報を、前記精算処理システムに送信するように構成されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の買物支援システム。

請求項20

前記管理システムは、1種類以上の指定商品を選択するためのメニュー画面表示装置に表示させる表示制御部と、前記1種類以上の指定商品の販売履歴から前記1種類以上の指定商品の在庫数監視する在庫管理部とを更に有し、前記表示制御部は、前記在庫管理部の監視結果に基づいて、前記メニュー画面の内容を変化させるように構成されていることを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の買物支援システム。

技術分野

0001

本発明は、一般に買物支援システムに関し、より詳細には顧客による商品購入支援する買物支援システムに関する。

背景技術

0002

特許文献1には、店舗における店員無人化を狙ったシステムPOSシステム)が記載されている。

0003

特許文献1に記載されたシステムは、商品を収納するかごと、取引端末装置とから構成されている。かごは、商品情報商品データ)を読み取るスキャナ、及び商品情報を外部に送信する送信回路を有している。取引端末装置は、商品情報を受信する受信回路、かごが収納した商品の重量を計量する計量器、及び商品情報に対応する重量データと計量器の計量値とを比較する制御部を有している。取引端末装置は、計量器の計量値が重量データの合計重量に一致した場合に、精算処理を行う。

0004

しかし、特許文献1に記載の構成では、かごに複数の商品が入っている場合、精算処理後に、店舗の従業員(店員)又は顧客がこれら複数の商品を1つずつ買物袋などの容器に移す必要がある。結果的に、精算処理の開始から、商品が顧客に渡るまでに掛かる時間が長くなって、レジでの待ち時間等、買物に掛かる時間の増加につながる可能性がある。

先行技術

0005

特開平5−89364号公報

0006

本発明は上記事由に鑑みてなされており、買物に掛かる時間を短縮できる買物支援システムを提供することを目的とする。

0007

本発明の一態様に係る買物支援システムは、買物かご、管理システム、及び、荷詰装置、を備える。前記買物かごは、かご本体と、商品情報取得部と、送信部とを有する。前記かご本体は、複数の商品を収容可能である。前記商品情報取得部は、前記複数の商品の各々から商品情報を読み取って、前記複数の商品についての複数の前記商品情報を取得する。前記送信部は、前記商品情報取得部で取得された前記複数の商品情報を送信する。前記管理システムは、前記送信部から送信された前記複数の商品情報を受信する受信部を有する。前記荷詰装置は、前記かご本体に収容された前記複数の商品を一括して前記かご本体から容器に移す。

図面の簡単な説明

0008

図1は、本発明の一実施形態に係る買物支援システムのブロック図である。
図2は、同上の買物支援システムの外観斜視図である。
図3は、同上の買物支援システムの買物かごの外観斜視図である。
図4Aは、同上の買物かごに複数の商品を収容した状態の断面図である。図4Bは、同上の買物かごに複数の商品を収容した状態から底板を移動させた状態の断面図である。図4Cは、同上の買物かごの下開口部を開放した状態の断面図である。
図5Aは、同上の買物支援システムの荷詰装置の本体機構部の第1状態を示す概略斜視図である。図5Bは、同上の荷詰装置の本体機構部の第2状態を示す概略斜視図である。
図6Aは、同上の荷詰装置の本体機構部が第1状態にあるときの断面図である。図6Bは、同上の荷詰装置の本体機構部が第1状態から第2状態に移行するときの断面図である。図6Cは、同上の荷詰装置の本体機構部が第2状態にあるときの断面図である。
図7Aは、同上の荷詰装置の本体機構部が第2状態から第1状態に移行するときの断面図である。図7Bは、同上の荷詰装置の本体機構部が第1状態にあるときの断面図である。
図8は、同上の買物支援システムの動作を示すフローチャートである。
図9は、同上の買物支援システムの動作を示すシーケンス図である。
図10は、本発明の一実施形態の第1変形例に係る買物支援システムの外観斜視図である。
図11Aは、本発明の一実施形態の第2変形例に係る買物支援システムの買物かごの平面図、図11Bは、図11AのX1−X1線断面図である。

実施例

0009

(1)概要
本実施形態に係る買物支援システムは、例えばコンビニエンスストアスーパーマーケット百貨店ドラッグストア家電量販店、又はホームセンターなどの小売店の店舗に導入され、顧客の買物を支援するためのシステムである。

0010

買物支援システム1は、図1に示すように、買物かご2と、管理システム3と、荷詰装置4と、を備えている。

0011

買物かご2は、かご本体21(図2参照)と、商品情報取得部22と、送信部23と、を有している。かご本体21は、複数の商品9(図2参照)を収容可能である。商品情報取得部22は、複数の商品9の各々から商品情報を読み取って、複数の商品9についての複数の商品情報を取得する。送信部23は、商品情報取得部22で取得された複数の商品情報を送信する。つまり、買物かご2は、顧客が店内でピックアップした複数の商品9を収容するだけでなく、これら複数の商品9から複数の商品情報を読み取って送信する機能を有している。

0012

管理システム3は、受信部31を有する。受信部31は、送信部23から送信された複数の商品情報を受信する。管理システム3は、例えば精算処理を行う精算処理システム5と通信可能に構成される。この場合、精算処理システム5では、管理システム3が受信部31にて買物かご2(送信部23)から受信した複数の商品情報に基づいて、複数の商品9についての精算処理を行うことができる。

0013

荷詰装置4は、かご本体21に収容された複数の商品9を一括してかご本体21から容器に移すことで、複数の商品9の荷詰めを行う。ここでいう「荷詰め」は、複数の商品9を詰め込むことだけでなく、複数の商品9が入る何らかの容器(入れ物)に商品を収容する(入れる)ことも含んでいる。荷詰装置4は、例えば店舗のレジカウンタに設置されており、規定位置に置かれた買物かご2内の複数の商品9について、一括して荷詰めを行う。これにより、顧客は、購入する複数の商品9が収容された買物かご2を規定位置に置くだけで、容器に収容された状態で複数の商品9を受け取ることができる。したがって、店舗の従業員(店員)又は顧客は、荷詰めの作業に掛かる手間及び時間の省略が可能である。

0014

買物支援システム1が導入された店舗では、顧客は、複数の商品9を店内でピックアップして買物かご2に収容し、精算を行った後、複数の商品9を一括して荷詰めする、という一連の処理で、複数の商品9の購入を済ませることができる。すなわち、買物支援システム1では、買物かご2に収納された複数の商品9をばらすことなく、複数の商品9の複数の商品情報については管理システム3に出力して精算処理等に用いることができ、かつ複数の商品9については一括して容器に移すことができる。したがって、買物支援システム1によれば、店員及び顧客の手間を軽減しつつ、例えば精算処理の開始から、商品が顧客に渡るまでに掛かる時間を短縮でき、顧客の買物に掛かる時間を短縮できる。

0015

(2)詳細
以下、本実施形態に係る買物支援システム1について詳しく説明する。

0016

本実施形態では、買物支援システム1が導入される店舗としてコンビニエンスストアを例に説明する。また、本実施形態では、容器がポリエチレン製の袋体8(図6A参照)、いわゆる買物袋(又はレジ袋)である場合を例とする。容器が袋体8であるため、荷詰装置4にて行われる「荷詰め」は「袋詰め」の意味である。ただし、荷詰装置4は、容器に商品9を収容する構成であればよく、袋体8に限らず、例えばエコバッグ持ち帰り用のかご、又は箱等の容器に商品を収容(荷詰め)する構成であってもよい。

0017

(2.1)全体構成
ここではまず、本実施形態に係る買物支援システム1の全体構成について説明する。買物支援システム1は、図1に示すように、買物かご2、管理システム3及び荷詰装置4に加えて、操作端末61、撮像装置62、計測装置63、供給ユニット64、表示装置65及び音声入力部66を備えている。

0018

操作端末61は、店員の操作を受け付けるための端末である。撮像装置62は、顧客を撮像するカメラである。計測装置63は、複数の商品9(図2参照)をかご本体21(図2参照)に収容した買物かご2の重量を計測する装置である。供給ユニット64は、煙草等の特定商品を顧客に供給する装置である。表示装置65は、顧客に向けて各種の表示を行う装置である。音声入力部66は、顧客の音声入力を受け付けるマイクである。買物かご2、管理システム3及び荷詰装置4の詳細については後述する。

0019

ここで、管理システム3は、精算処理システム5と通信可能に構成されている。精算処理システム5は、例えばPOS(Point Of Sales)端末からなる。精算処理システム5は、管理システム3から送信される複数の商品情報に基づいて、複数の商品9(図2参照)についての精算処理を行う。本実施形態では、精算処理システム5は買物支援システム1の構成要素に含まれないこととして説明するが、精算処理システム5は買物支援システム1の構成要素に含まれてもよい。

0020

本実施形態では、操作端末61、撮像装置62、計測装置63、供給ユニット64、表示装置65及び音声入力部66は、いずれも管理システム3に接続されている。管理システム3と精算処理システム5とは通信可能に構成されているので、精算処理システム5は、例えば表示装置65に対して、管理システム3を介してデータを送信することができる。

0021

管理システム3及び荷詰装置4は、精算処理システム5と共に、図2に示すように、例えば店舗のレジカウンタに設置される1つのカウンタ台7に設けられている。カウンタ台7には、操作端末61、撮像装置62、計測装置63(図1参照)、表示装置65及び音声入力部66が更に設けられている。供給ユニット64は、カウンタ台7の上方に位置するように、天井吊り下げられている。図2の例では、管理システム3及び荷詰装置4はカウンタ台7に内蔵されている。荷詰装置4は、カウンタ台7を正面から見てカウンタ台7の略中央部となる位置に配置されている。精算処理システム5は、カウンタ台7を正面から見て荷詰装置4の右側に配置されている。管理システム3、荷詰装置4及び精算処理システム5等が設けられたカウンタ台7は、1つの店舗に対して複数設置されていてもよい。

0022

精算処理システム5は、カウンタ台7の上面71上に設置された本体51と、現金の受け渡しを行う現金ユニット52とを有している。本体51は、コンピュータ主構成とし、コンピュータのメモリに記録されたプログラムを、コンピュータのプロセッサで実行することにより、管理システム3から受け取った商品情報に基づいて、精算金額の計算等の精算処理を行う。本体51は、決済に用いられるクレジットカード読み取り用の第1カードリーダ511、会員カード又はポイントカード等の読み取り用の第2カードリーダ512、及びレシート発行するプリンタ513を有している。レシートには、たとえば明細、精算金額、及び購入日時などの情報が記入される。第1カードリーダ511は、クレジットカードに限らず、電子マネー決済用のカード又は携帯情報端末等の読み取りを行うリーダであってもよい。

0023

精算処理システム5は、店舗に設置された店舗サーバと通信可能に構成されている。店舗サーバは、インターネットなどのネットワークを介して、複数の店舗を管理する本部に設置されたセンタサーバと通信可能に構成されている。精算処理システム5は、店舗サーバ又はセンタサーバと通信を行うことにより、例えば商品9又は顧客に関する情報を、店舗サーバ又はセンタサーバとの間で適宜受け渡しする。

0024

操作端末61及び表示装置65は、本体51上に設置されている。操作端末61は、カウンタ台7を正面から見て奥(店員側)に向けられている。表示装置65は、カウンタ台7を正面から見て手前(顧客側)に向けられている。撮像装置62は、表示装置65上に設置されている。撮像装置62は、レンズがカウンタ台7を正面から見て手前(顧客側)に向けられている。

0025

カウンタ台7には、上面71の長手方向(左右方向)の略中央部に開口する凹所72が形成されている。凹所72は、買物かご2のかご本体21を置くためのスペースを形成する。図2の例では買物かご2は凹所72内に置かれているが、買物かご2は、顧客が店内を移動する際に手に持って、又はカートに載せて使用するので、定位置には固定されない。凹所72は、カウンタ台7を正面から見て奥(店員側)に向けて開放されている。凹所72の下方には荷詰装置4、及び計測装置63(図1参照)が設置されている。音声入力部66は、カウンタ台7の上面71のうち、凹所72と本体51との間に設置されている。

0026

操作端末61は、例えばタッチパネルディスプレイからなり、店員からの操作入力を受け付けるだけでなく、各種の表示を行う機能を有している。操作端末61は、少なくとも画像表示部611としての機能を有している。詳しくは「(3.3)年齢確認処理」の欄で説明するが、画像表示部611は、管理システム3からの要求信号に含まれる画像データを用いて、顧客の画像の表示を行う。その他、操作端末61は、買物支援システム1のメンテナンス等にも用いられる。

0027

表示装置65は、例えばタッチパネルディスプレイからなり、各種の表示に加えて、顧客からの操作入力を受け付けるユーザインタフェースとして機能する。さらに、表示装置65は、スピーカを含む音声出力部651を有し、音声を出力することも可能である。つまり、表示装置65は、表示又は音声によって種々の情報を顧客に対して提示可能である。一例として、精算処理システム5は、精算金額(支払金額)、及び精算処理の開始時又は終了時に、「いらっしゃいませ」、「ありがとうございました」等のメッセージを顧客に提示することができる。これにより、顧客に対して、店員が接客するのに近い親近感を与えることができる。顧客は、例えば表示装置65を操作して支払方法を選択し、表示装置65に表示される精算金額を支払うことにより精算を行う。

0028

さらに、表示装置65は、買物支援システム1の操作手順を顧客に提示することも可能である。この場合に、表示装置65は、例えば買物かご2が規定位置に置かれると、次に煙草の購入の有無を確認するなど、順を追って、操作手順を説明することが好ましい。これにより、店員が介入しなくても、顧客による買物支援システム1の使用を支援することができる。これらの情報の提示は、表示装置65において、表示と音声との少なくとも一方で実現されればよく、表示と音声とのいずれか一方で実現されてもよいし、表示と音声との組み合わせで実現されてもよい。

0029

また、上述した買物支援システム1及び精算処理システム5の各部の位置関係及び形状等は、一例に過ぎず、適宜変更が可能である。例えば、供給ユニット64は、カウンタ台7の上方ではなく、カウンタ台7の側方に設置されていてもよい。荷詰装置4及び凹所72は、カウンタ台7の長手方向(左右方向)の一端部(左端部又は右端部)に配置されていてもよい。さらに、凹所72が、カウンタ台7を正面から見て奥(店員側)に向けて開放されていることは、買物支援システム1に必須の構成ではない。そもそも、カウンタ台7に凹所72が形成されていることも買物支援システム1に必須の構成ではなく、カウンタ台7の上面71に、買物かご2のかご本体21を置くためのスペースが設定されていてもよい。

0030

(2.2)買物かご
次に、買物かご2の構成について詳しく説明する。

0031

買物かご2は、図3に示すように、かご本体21と、回路ブロック20とを有している。かご本体21は、少なくとも上面が開口した箱状に形成されており、複数の商品9を収容可能である。回路ブロック20には、バッテリと、バッテリからの電力供給を受けて動作する種々の回路及びモジュールが収納されている。回路ブロック20は、かご本体21の一部に内蔵されている。ただし、回路ブロック20に含まれる表示部27については、少なくとも表示部27の画面がかご本体21の内側面から露出するように設けられる。また、後述する商品情報取得部22及びキャンセル部25等、回路ブロック20の一部については、かご本体21の外側面から露出するように設けられる。

0032

かご本体21は、図3に示すように、ボディ213と、底板214とを備えている。ボディ213及び底板214は、例えば合成樹脂製である。

0033

ボディ213は、上開口部211及び下開口部212が形成され、複数の商品9を収容可能に構成されている。底板214は、下開口部212を開閉可能にボディ213に取り付けられている。ここで、下開口部212は、複数の商品9が通過可能な形状及び大きさである。底板214が下開口部212を閉じた状態では、ボディ213と底板214とで囲まれた内部空間に複数の商品9が収容可能となる。一方、底板214が下開口部212を開放した状態では、下開口部212を通して内部空間から複数の商品9を取り出し可能となる。

0034

すなわち、ボディ213においては、上面及び下面の両方に開口部(上開口部211及び下開口部212)が形成されている。そして、ボディ213に対して底板214が相対的に移動することで、ボディ213の下開口部212が開閉されるように、かご本体21が構成されている。つまり、底板214が閉位置に位置していると、ボディ213の下開口部212は底板214によって閉じられている(図4A参照)。一方、底板214が閉位置から開位置に移動すると、ボディ213の下開口部212が開放されることになる(図4C参照)。

0035

本実施形態では、かご本体21は下開口部212の長手方向に並ぶ一対の底板214を有している。一対の底板214は、それぞれボディ213の下面に沿ってスライド可能となるように、ボディ213にて保持されている。一対の底板214が閉位置に位置する状態では、一対の底板214は下開口部212の長手方向において互いに突き合わされ、ボディ213の下開口部212が一対の底板214によって閉じられる。一対の底板214が開位置に位置する状態では、一対の底板214は下開口部212の長手方向において互いに離間し、ボディ213の下開口部212が開放される。一対の底板214が閉位置から開位置に移動すると、下開口部212から退去した一対の底板214は、ボディ213の側壁の内部(内側面と外側面との間)に収納される。

0036

上記構成により、図4A〜図4Cに示すように、かご本体21に複数の商品9が収容された状態で、一対の底板214が閉位置から開位置に移動することで、ボディ213の下開口部212から複数の商品9を排出することができる。すなわち、かご本体21が規定位置(本実施形態では、カウンタ台7の凹所72の底面上)に置かれた状態で、一対の底板214が移動すると、かご本体21内の複数の商品9は規定位置に移動する。具体的には、カウンタ台7の凹所72の底面からは、一対の底板214を移動させるための一対のピン73が突出している。後述する荷詰装置4は、一対のピン73を互いに離れる向きに移動させることにより、図4A〜図4Cに示すように、一対の底板214を閉位置から開位置に移動させる。図4Cの状態からかご本体21が除去されれば、複数の商品9は凹所72の底面上に残ることになる。

0037

買物かご2は、かご本体21に収容された複数の商品9を、かご本体21から排出した後、カウンタ台7から回収される。回収された買物かご2は、例えば店舗の入り口付近に設定されている、かご置場に移動される。かご置場には、買物かご2が複数ストックされる。

0038

一方、回路ブロック20は、図1に示すように、商品情報取得部22、送信部23、メモリ24、キャンセル部25、データ受信部26、表示部27、顧客情報取得部28及びかご制御部29を有している。

0039

商品情報取得部22は、かご本体21に収容される複数の商品9の各々から商品情報を読み取って、複数の商品9についての複数の商品情報を取得する。ここでいう「商品情報」は、商品9を識別するための情報(商品識別コード)であって、例えば日本国で用いられているJAN(Japanese Article Number)コード等である。この種の商品識別コードには、JANコードの他、欧州等で用いられているEAN(European Article Number)コード、及び米国等で用いられているUPC(Universal Product Code)等がある。

0040

商品情報取得部22は、かご本体21の外側面から露出するように設けられている。商品情報取得部22は、バーコードリーダであって、商品9に付されたバーコード光学的に読み取って、商品情報を取得する。したがって、顧客が、ピックアップした商品9を商品情報取得部22にかざしてから、かご本体21に収容すれば、かご本体21に収容された複数の商品9については、商品情報取得部22で商品情報の取得が完了することになる。商品情報取得部22は、バーコードリーダに限らず、例えば二次元コードを読み取るリーダ、又はRFID(Radio Frequency Identification)から商品情報を非接触で読み取るタグリーダであってもよい。

0041

また、商品情報取得部22は、例えば商品9の画像からも商品情報を読み取るように構成されていてもよい。この場合、商品情報取得部22は、かご本体21の内部又は外部にある商品9を撮像するイメージセンサを有する。商品情報取得部22は、商品9の画像に画像認識処理を施し、輪郭、色、テクスチャ情報などの特徴量を抽出し、商品9毎に予め記憶されているテンプレートと照合することにより、商品情報を特定する。この場合においては、商品情報取得部22は、バーコードリーダで読み取った情報を、商品9の画像からの商品情報の読み取りの補助に用いることができる。あるいは、商品9の画像のみからでも商品情報の読み取りが十分に可能であれば、バーコードリーダは省略されていてもよい。

0042

送信部23は、商品情報取得部22で取得された複数の商品情報を、管理システム3に送信する。本実施形態では、送信部23は、管理システム3の受信部31(図1参照)との間で双方向に通信を行う通信モジュールにて構成されている。送信部23は、赤外線又は可視光などの光を媒体とする光無線通信にて、受信部31との通信を行う。送信部23は、かご本体21がカウンタ台7に置かれた状態で複数の商品情報を送信するので、無線通信の中でも、とくに通信エリアの狭い近接場型の通信(近距離無線通信)を採用可能である。

0043

さらに、送信部23は、複数の商品情報を個別に送信する個別送信部231を含んでいる。つまり、送信部23は、複数の商品情報を一括して管理システム3に送信するだけでなく、個別送信部231にて商品情報を1つずつ管理システム3に送信することも可能である。個別送信部231は、商品情報取得部22から直接入力された商品情報を送信してもよいし、後述するメモリ24から読み出した商品情報を送信してもよい。個別送信部231の通信方式は、複数の商品情報を一括して送信するときの送信部23の通信方式とは異なっていてもよい。本実施形態では、個別送信部231は、例えばWi−Fi(登録商標)又はBluetooth(登録商標)等の電波を媒体とする無線通信にて、管理システム3との通信を行う。

0044

メモリ24は、複数の商品情報を記憶する。つまり、商品情報取得部22が商品情報を読み取る度に、この商品情報がメモリ24に記憶される。送信部23は、メモリ24に記憶されている複数の商品情報を、一括して、又は複数のパケットに分割して管理システム3に送信する。本実施形態では、メモリ24には、商品情報取得部22が取得した商品情報と、個数(つまり商品情報取得部22が商品情報を取得した回数)の情報とが記憶される。例えば、複数の商品情報が、「A」という商品9が2個と、「B」という商品9が1個の計3個の商品9についての商品情報である場合、メモリ24には「A」の商品情報及びその個数「2」と、「B」の商品情報及びその個数「1」とが記憶される。例えば、送信部23から管理システム3に対して複数の商品情報が正常に送信されると、メモリ24に記憶されている商品情報は消去される。

0045

キャンセル部25は、メモリ24に記憶された複数の商品情報のうちの少なくとも1つの商品情報を削除するキャンセル操作を受け付ける。つまり、商品情報取得部22で読み取られて一旦メモリ24に記憶された商品情報であっても、キャンセル部25がキャンセル操作を受け付けることで、メモリ24から削除することが可能である。具体的には、キャンセル部25は、かご本体21の外側面など、顧客が操作可能な位置に配置されたキャンセルボタンを有している。キャンセル操作は、例えばキャンセルボタンが押されてから一定時間(例えば5秒)以内、又はキャンセルボタンが押されている間に、商品情報取得部22に商品情報を読み取らせる操作である。顧客は、このようなキャンセル操作を行うことで、キャンセル操作の対象となった商品情報をメモリ24から削除することができる。

0046

データ受信部26は、管理システム3のデータ送信部35(図1参照)から送信される表示データを受信する。表示データは、表示部27に表示させるためのデータであって、例えば、広告、又は顧客に適したリコメンド(recommend)情報などである。本実施形態では、データ受信部26は、データ送信部35との間で双方向に通信を行う通信モジュールにて構成されている。さらに、管理システム3との間で双方向に通信を行う1つの通信モジュールが、データ受信部26と個別送信部231とに兼用されている。そのため、データ受信部26は、例えばWi−Fi(登録商標)又はBluetooth(登録商標)等の電波を媒体とする無線通信にて、データ送信部35との通信を行う。

0047

表示部27は、データ受信部26で受信された表示データを用いて表示を行う。表示部27は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)を含んでいる。表示部27は、管理システム3のデータ送信部35からコンテンツとして配信(送信)される表示データを、映像として表示するブラウザとして機能する。なお、表示部27は、例えばタッチパネルディスプレイのように、各種の表示に加えて、顧客からの操作入力を受け付けるユーザインタフェースとしての機能を有していてもよい。

0048

顧客情報取得部28は、かご本体21に商品を投入する顧客の顧客情報を取得する。顧客情報取得部28は、例えば会員カード、ポイントカード又はクレジットカードなどの各種カードから、顧客情報を読み取るカードリーダにて構成される。顧客情報取得部28は、例えば非接触型のカードリーダである。ここでいう「顧客情報」は、個々の顧客に関する情報であって、少なくとも顧客を識別する顧客識別情報(顧客ID)を含んでいればよい。顧客情報取得部28は、カードリーダに限らず、例えば顧客が持っている携帯情報端末(スマートフォン等)との通信、又は生体認証顔認証を含む)などによって顧客情報を取得してもよい。顧客情報取得部28が取得した顧客情報は、送信部23により、複数の商品情報と共に管理システム3に送信されてもよい。

0049

かご制御部29は、マイクロコンピュータを主構成とし、マイクロコンピュータのメモリに記録されたプログラムを、マイクロコンピュータのプロセッサで実行することにより、商品情報取得部22等、回路ブロック20の各部の制御を行う。プログラムはメモリに予め記録されていてもよいし、インターネットなどの電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカードなどの記録媒体に記録されて提供されてもよい。

0050

(2.3)管理システム
次に、管理システム3の構成について詳しく説明する。

0051

管理システム3は、図1に示すように、受信部31、検知部32、価格データ取得部33、リスト作成部34、データ送信部35、通信部36、制御部37、インタフェース38、判定部39及び在庫管理部30を有している。

0052

受信部31は、送信部23から送信された複数の商品情報を受信する。本実施形態では、受信部31は、買物かご2の送信部23との間で双方向に通信を行う通信モジュールにて構成されている。受信部31は、赤外線又は可視光などの光を媒体とする光無線通信にて、送信部23との通信を行う。そのため、受信部31は、カウンタ台7の凹所72の内周面であって、かご本体21が規定位置(カウンタ台7の凹所72の底面上)に置かれたときに送信部23と対向する位置に、外付け受光部を有している。

0053

さらに、受信部31は、複数の商品情報を個別に受信する個別受信部311を含んでいる。つまり、受信部31は、複数の商品情報を一括して買物かご2から受信するだけでなく、個別受信部311にて商品情報を1つずつ買物かご2から受信することも可能である。個別受信部311は、個別送信部231から送信された商品情報を受信する。個別受信部311の通信方式は、複数の商品情報を一括して受信するときの受信部31の通信方式とは異なっていてもよい。本実施形態では、個別受信部311は、例えばWi−Fi(登録商標)又はBluetooth(登録商標)等の電波を媒体とする無線通信にて、個別送信部231との通信を行う。

0054

検知部32は、かご本体21が規定位置に置かれたか否かを検知する。本実施形態では、規定位置はカウンタ台7の凹所72の底面上である。そこで、検知部32は、カウンタ台7の凹所72の底面に設置されたプッシュスイッチのオンオフによって、かご本体21が規定位置に置かれたか否かを検知する。

0055

価格データ取得部33は、複数の商品情報に基づいて複数の商品9の価格を表す価格データを、管理システム3の外部から取得する。「価格データ」は複数の商品9の価格(単価)を表す内容を含んでいればよく、価格以外の内容を含んでいてもよい。本実施形態では、価格データは、例えば商品名、個数、重量データ、消費税及び合計金額(精算金額)等のデータも含んでいる。「管理システム3の外部」は、管理システム3以外の装置であればよいが、本実施形態では一例として、精算処理システム5である。詳しくは「(3.1)基本動作」の欄で説明するが、制御部37は、受信部31が受信した複数の商品情報を、通信部36から精算処理システム5に送信(転送)する。そして、価格データ取得部33は、複数の商品情報に対する返信応答)として精算処理システム5から送信される価格データを、通信部36を介して取得する。

0056

リスト作成部34は、価格データ取得部33にて取得される価格データを用いてリストを作成する。ここでいう「リスト」は、少なくとも価格データを含む複数の商品9についての情報の一覧である。本実施形態では、リストは、商品名、価格(単価)、個数、消費税、合計金額(精算金額)等を含んでいる。リスト作成部34で作成されたリストは、例えば表示装置65に表示される。

0057

データ送信部35は、買物かご2に表示データを送信する。表示データは、上述したように買物かご2の表示部27に表示させるためのデータであって、例えば、広告、又は顧客に適したリコメンド(recommend)情報などである。本実施形態では、データ送信部35は、データ受信部26との間で双方向に通信を行う通信モジュールにて構成されている。さらに、買物かご2との間で双方向に通信を行う1つの通信モジュールが、データ送信部35と個別受信部311とに兼用されている。そのため、データ送信部35は、例えばWi−Fi(登録商標)又はBluetooth(登録商標)等の電波を媒体とする無線通信にて、データ受信部26との通信を行う。

0058

通信部36は、精算処理システム5との間で双方向に通信を行う通信モジュールである。通信部36は、例えばLAN(Local Area Network)ケーブルにて精算処理システム5と接続されている。管理システム3は、通信部36を介して精算処理システム5と常時同期可能な状態にある。さらに、精算処理システム5は店舗サーバ及びセンタサーバと通信可能であるから、管理システム3は、精算処理システム5を介して店舗サーバ及びセンタサーバとも通信可能である。

0059

本実施形態では、上述したように商品情報に対応する価格データは精算処理システム5に記憶されている。また、商品情報に対応する広告、割引情報生産者情報、及びレシピ情報などの情報、更には、顧客情報に対応する顧客の性別年齢嗜好、及び顧客の過去の購買履歴などについても、精算処理システム5、店舗サーバ又はセンタサーバに記憶されている。管理システム3に記憶されていないこれらの情報についても、管理システム3が精算処理システム5、店舗サーバ又はセンタサーバと通信することで、管理システム3にて利用可能である。

0060

制御部37は、コンピュータを主構成とし、コンピュータのメモリに記録されたプログラムを、コンピュータのプロセッサで実行することにより、受信部31等、管理システム3の各部の制御を行う。プログラムはメモリに予め記録されていてもよいし、インターネットなどの電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカードなどの記録媒体に記録されて提供されてもよい。

0061

インタフェース38は、買物かご2以外の買物支援システム1の構成要素と、管理システム3とを接続するためのインタフェースである。インタフェース38には、荷詰装置4、操作端末61、撮像装置62、計測装置63、供給ユニット64、表示装置65及び音声入力部66が接続される。インタフェース38は、接続先によって種々の態様をとっており、荷詰装置4及び供給ユニット64に対しては、例えばEtherCAT(登録商標):「Ethernet(登録商標) for Control Automation Technology」にて接続される。また、計測装置63に対しては、インタフェース38は、例えばRS−232Cにて接続される。

0062

また、制御部37は、インタフェース38を介して音声入力部66から入力された音声信号に対して、音声認識及び意味解析の処理を施してもよい。これにより、管理システム3は、ユーザインタフェースとして、音声入力の機能も利用可能となる。

0063

判定部39は、複数の商品情報に対応する少なくとも1つの重量データから、複数の商品9の総重量を求める。判定部39は、求めた総重量を計測装置63の計測値と比較する。ここでいう「重量データ」は、少なくとも1つの商品9の重量を表すデータであって、管理システム3の外部(本実施形態では精算処理システム5)にて、商品情報に対応付けて記憶されている。本実施形態では、価格データ取得部33が精算処理システム5から取得する価格データに、商品9の重量を表す重量データが含まれている。判定部39の動作については、「(3.4)重量判定処理」の欄で詳しく説明する。

0064

在庫管理部30は、1種類以上の指定商品販売履歴から1種類以上の指定商品の在庫数監視する。本実施形態では、「指定商品」は、例えばおでん、から揚げ及び中華まん等、カウンタ台7周辺に設置された什器にストックされている商品である。在庫管理部30は、精算処理システム5と同期することにより、指定商品の販売履歴を管理する。

0065

また、制御部37は、表示装置65を制御する表示制御部371としての機能を有している。表示制御部371は、表示装置65に表示データを送信することにより、表示装置65に任意の画面を表示させることができる。ここでは、表示制御部371は、少なくともメニュー画面を表示装置65に表示させることができる。ここでいう「メニュー画面」は、1種類以上の指定商品を選択するための画面である。表示制御部371は、在庫管理部の監視結果に基づいて、メニュー画面の内容を変化させる。在庫管理部30及び表示制御部371の動作については、「(3.5)指定商品販売処理」の欄で詳しく説明する。

0066

(2.4)荷詰装置
次に、荷詰装置4の構成について詳しく説明する。

0067

荷詰装置4は、図5A及び図5Bに示すように、本体機構部43及び駆動部44を備えている。本体機構部43は、支持部41と、ガイド部42とを含んでいる。なお、図5A及び図5Bでは、駆動部44の一部を想像線二点鎖線)で表している。

0068

支持部41には、複数の商品9を載せる載置面411が形成されている。ガイド部42は、載置面411の外周縁に沿って支持部41の周囲に配置される。駆動部44は、支持部41とガイド部42との少なくとも一方を移動させて、本体機構部43の状態を、図5Aに示す第1状態から図5Bに示す第2状態へ変化させる。ここでいう「本体機構部43の状態」は、支持部41とガイド部42との相対的な位置関係を表している。第2状態は、ガイド部42に対する支持部41の相対的な位置が第1状態よりも下方になる状態である。

0069

本体機構部43は、第1状態において、図6Aに示すように、袋口81を下方に向けた状態の袋体8が支持部41及びガイド部42に上方から被せられ、袋体8の底部82を載置面411にて支持する。ここでいう「支持」は、下から支えることを意味している。つまり、複数の商品9が底部82の上から載置面411に載せられた状態では、底部82は複数の商品9の重量によって載置面411に押し付けられることになるので、載置面411にて底部82が支持される。本体機構部43は、本体機構部43の状態が第1状態から第2状態へと変化することにより、図6B及び図6Cに示すように、袋体8の底部82に連続する袋体8の側周部83をガイド部42にて底部82から上方に立ち上げて、袋体8に複数の商品9を収容する。

0070

さらに、荷詰装置4は、本体機構部43に袋体8を供給する袋供給機構45(図1参照)を備えている。袋供給機構45は、第1状態にある本体機構部43に対して、袋口81を下方に向けた状態の袋体8を被せる機構である。袋供給機構45は、駆動部44によって駆動される。

0071

より詳細には、支持部41は、矩形板状に形成されている。支持部41の上面は、複数の商品9を載せる載置面411を構成する。支持部41は例えば合成樹脂製である。ガイド部42は、上面及び下面のうち少なくとも上面が開口した筒状に形成されている。本実施形態では、ガイド部42は、上面及び下面の両方が開口した角筒状に形成されている。ガイド部42は例えば合成樹脂製である。ガイド部42の上端面421の内周縁の形状と、載置面411の外周縁の形状とは相似の関係にある。駆動部44は、本体機構部43のうち支持部41のみを下方に移動させることにより、本体機構部43の状態を、第1状態から第2状態へと変化させる。すなわち、支持部41は、定位置に固定された筒状のガイド部42内を上下方向に移動するように構成されている。

0072

また、本体機構部43の状態が第1状態にあるとき、図6Aに示すように、載置面411は、かご本体21が置かれるカウンタ台7の凹所72の底面の一部を構成する。そのため、複数の商品9を収容したかご本体21が、規定位置(カウンタ台7の凹所72の底面上)に置かれた状態で、かご本体21の下開口部212が開放されれば、複数の商品9がかご本体21から載置面411上に排出される。よって、荷詰装置4は、かご本体21が規定位置に置かれた状態で、凹所72の底面から突出した一対のピン73を移動させることにより、一対の底板214を閉位置から開位置に移動させ(図4A〜図4C参照)、かご本体21の下開口部212を開放する。これにより、荷詰装置4は、かご本体21内の複数の商品9を、一括して載置面411上に移動させることができる。

0073

上記構成により、本体機構部43が第1状態にあるとき、かご本体21から複数の商品9が排出されると、図6Aに示すように、複数の商品9は袋体8ごしに載置面411上に載せられることになる。袋体8の底部82は、支持部41と複数の商品9との間に挟まれることになる。このとき、底部82は、複数の商品9の重量により載置面411に保持されている。この状態(第1状態)から、ガイド部42に対して支持部41が相対的に下方に移動することで、図6Bに示すように、袋体8がガイド部42の内側に徐々に引き込まれる。このとき、袋体8の底部82に連続する袋体8の側周部83は、ガイド部42の上端面421にてしごかれながら、ガイド部42の内側に引き込まれる。したがって、袋体8の側周部83は、支持部41の周囲にあるガイド部42によって底部82の外周縁から上方に立ち上げられる。

0074

そして、本体機構部43の状態が第2状態になると、図6Cに示すように、ガイド部42に囲まれた空間において、袋体8は図6Aの状態から裏返った状態となり、複数の商品9は袋体8に収容されることになる。このとき、側周部83はガイド部42の内周面に沿って立ち上がった状態となる。袋体8は側周部83だけでなく、持ち手84まで含めて立ち上がった状態となる。つまり、ガイド部42に対して支持部41が相対的に移動することで、載置面411上の複数の商品9は袋体8に一括して収容される。

0075

さらに、荷詰装置4は、駆動部44にて本体機構部43を駆動し、本体機構部43の状態を第2状態から第1状態へと変化させることにより、ガイド部42に囲まれた空間から、袋体8を排出する。つまり、載置面411上の袋体8は、図7Aに示すように、支持部41が上方に移動するのに伴って、ガイド部42の上面側の開口から上方にせり出す。さらに、支持部41が上方に移動することで、袋体8は、図7Bに示すように、ガイド部42に囲まれた空間から完全に排出される。このとき、袋体8は、持ち手84を含め自立した姿勢を維持する。荷詰装置4は、図7Bに示す状態になったことをもって、複数の商品9を袋体8に移す荷詰処理を完了する。荷詰装置4での荷詰処理が完了すると、顧客は、複数の商品9が収容された袋体8を受け取り可能となる。

0076

(3)動作
以下、本実施形態に係る買物支援システム1の動作について説明する。

0077

(3.1)基本動作
まず、顧客の来店から商品9の荷詰めが完了するまでの間における、買物支援システム1の基本動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。

0078

顧客の来店時において、買物かご2は、初期化された状態で、所定のかご置場に置かれている。初期化された状態では、買物かご2は、メモリ24がリセットされた状態、つまりメモリ24に商品情報が一切記憶されていない状態にある。また、かご置場に置かれた買物かご2は、必要に応じてバッテリの充電がなされている。

0079

来店した顧客は、まず、かご置場から買物かご2を取る。このとき、かご制御部29は顧客情報取得部28を制御し、顧客情報取得部28にて、顧客の所有するカード(例えば会員カード等)から顧客の顧客情報を取得する(ステップS1)。その後、顧客は、買物かご2を持ったまま店内を移動し、購入を希望する商品9を1つずつ、かご本体21に収容する。このとき、かご制御部29は商品情報取得部22を制御し、商品情報取得部22にて、かご本体21に収容される商品9のバーコードを光学的に読み取って、商品9についての商品情報を取得する(ステップS2)。かご制御部29は、商品情報取得部22が取得した商品情報を、メモリ24に書き込む(ステップS3)。

0080

そして、キャンセル操作が行われなければ(ステップS4:No)、かご制御部29は、ステップS6に移行して、かご本体21が規定位置に置かれたことを検知部32が検知したか否かを確認する。顧客によってキャンセル操作が行われると(ステップS4:Yes)、かご制御部29は、メモリ24に書き込まれた商品情報をキャンセル部25にて削除し(ステップS5)、ステップS6に移行する。かご本体21が規定位置に置かれたことを検知部32が検知しなければ(ステップS6:No)、かご制御部29は、ステップS2に戻って、ステップS2〜S6の処理を繰り返す。

0081

その後、顧客は、購入を希望する複数の商品9を全て収容した買物かご2を、規定位置(カウンタ台7の凹所72の底面上)に置く。この状態で、メモリ24には、顧客が購入を希望する複数の商品9についての複数の商品情報が記憶されている。このとき、検知部32は、かご本体21が規定位置に置かれたことを検知する(ステップS6:Yes)。制御部37は、検知部32の検知結果を受けて、受信部31から送信部23にトリガ信号を送信する。送信部23にてトリガ信号を受信すると、かご制御部29は、メモリ24に記憶されている複数の商品情報を、送信部23から受信部31に送信する(ステップS7)。つまり、送信部23は、かご本体21が規定位置に置かれたことを検知部32が検知したときに、複数の商品情報を送信する。送信部23は、複数の商品情報を送信後、受信部31から確認応答ACK)を受信するまでは、再送期間を上限として複数の商品情報を繰り返し送信する。

0082

複数の商品情報を受信部31が受信すると、制御部37は、受信部31が受信した複数の商品情報を、通信部36から精算処理システム5に送信(転送)する。価格データ取得部33は、複数の商品情報に対する返信(応答)として精算処理システム5から送信される価格データを、通信部36を介して取得する。具体的には、図9に示すように、買物かご2から複数の商品情報「D7」が管理システム3に送信されると、管理システム3は、複数の商品情報「D7」をそのまま、精算処理システム5に転送する。これにより、管理システム3には、複数の商品情報「D7」に対応する価格データ「D8」が、精算処理システム5から返信される。その結果、リスト作成部34は、価格データ取得部33にて取得される価格データを用いて、商品名、価格(単価)、個数、消費税、合計金額(精算金額)等を含むリストを作成する(ステップS8)。制御部37は、リスト作成部34で作成されたリストを表示装置65に表示させる。

0083

このとき、制御部37は、購入に際して店員の許諾を必要とする特定商品が、リストに含まれているか否かを判断する。本実施形態では、酒類商品(以下、単に「酒類」と表記する)を、このような特定商品の一例とする。つまり、制御部37は、かご本体21に収容されている複数の商品の中に酒類が含まれているか否かを、リストを参照して判断する(ステップS9)。そして、リストに酒類が有れば(ステップS9:Yes)、制御部37は、年齢確認処理(ステップS10)に移行する。年齢確認処理については、「(3.3)年齢確認処理」の欄にて詳しく説明する。

0084

年齢確認処理(ステップS10)が終了するか、又はリストに酒類が含まれていなかれば(ステップS9:No)、制御部37は、煙草の購入の有無を確認する確認画面を、表示装置65に表示させる。この確認画面において、煙草の購入有り、が選択されると(ステップS11:Yes)、制御部37は、年齢確認処理(ステップS12)を経て、煙草販売処理(ステップS13)に移行する。ただし、リストに酒類が有って(ステップS9:Yes)、既に年齢確認処理(ステップS10)を行っている場合には、制御部37は、ステップS12の年齢確認処理をスキップし、ステップS11からステップS13に直接移行する。

0085

煙草販売処理(ステップS13)においては、制御部37は、煙草の銘柄を選択するための煙草メニュー画面を、表示装置65に表示させる。この煙草メニュー画面は、階層構造であって、例えば銘柄、価格帯、又はタール及びニコチン量などによって絞り込みが可能である。顧客情報取得部28で取得された顧客情報が、送信部23にて管理システム3に送信されている場合、制御部37は、顧客情報に基づいて銘柄等が絞り込まれた状態の煙草メニュー画面を、表示装置65に表示させてもよい。煙草メニュー画面において、特定の煙草が選択されると、制御部37は、特定の煙草の商品情報を、供給ユニット64及び精算処理システム5に送信する。供給ユニット64は、供給ユニット64にストックされている複数の煙草の中から、特定の煙草を選択して、排出口641(図2参照)に排出する。これにより、顧客は、排出口641に排出された煙草を受け取ることができる。また、制御部37は、精算処理システム5から煙草の価格データを取得し、ステップS8で作成したリストに追加する。

0086

煙草販売処理(ステップS13)が終了するか、又は煙草の購入無しが選択されると(ステップS11:No)、制御部37は、精算処理(ステップS14)に移行する。このとき、制御部37は、リストを含む精算確認画面を、表示装置65に表示させる。この精算確認画面で精算開始が選択されると、制御部37は、精算処理システム5に精算処理を開始させる。精算処理では、管理システム3は、単なるユーザインタフェースとして機能し、決済自体は精算処理システム5にて行われる。

0087

精算処理の開始後、制御部37は、荷詰装置4に荷詰めを実行させる(ステップS15)。つまり、制御部37は、精算処理システム5に精算処理を開始させた後、荷詰装置4に対して、荷詰処理を開始させるための制御信号を送信する。これにより、荷詰装置4は、複数の商品についての精算処理中に、複数の商品9をかご本体21から袋体8に移す。つまり、荷詰装置4は、かご本体21の下開口部212を開放して、複数の商品9をかご本体21から載置面411上に排出し、載置面411上の複数の商品9を袋体8に一括して収容する。ただし、荷詰装置4での荷詰処理が完了して複数の商品9が収容された袋体8を顧客が受け取り可能となる(図7B参照)のは、精算処理が完了した後であることが好ましい。つまり、制御部37は、精算処理システム5から精算完了の通知を受けて、荷詰装置4に対して、荷詰処理を完了させるための制御信号を送信する。

0088

ここで、荷詰装置4は、複数の商品9の収容先となる袋体8を、複数の商品情報に基づいて、複数種類の袋体8から選択してもよい。具体的には、例えば形状、大きさ及び色等が異なる複数種類の袋体8がある場合、制御部37は、複数の商品情報に基づいて、これら複数種類の袋体8の中からいずれか1種類の袋体8を選択する。制御部37は、選択した袋体8の種類を指定する情報を、制御信号に含めて荷詰装置4に送信する。これにより、荷詰装置4においては、複数種類の袋体8の中から、制御部37にて指定された種類の袋体8を選択して、袋供給機構45にて本体機構部43に被せることができる。

0089

また、買物支援システム1は、例えば煙草の購入の有無の選択、及び煙草販売処理での煙草の選択などについて、タッチパネルディスプレイとしての表示装置65に対する入力を用いてもよいし、音声入力を用いてもよい。すなわち、買物支援システム1は、音声入力部66を備えているので、顧客は、音声によって買物支援システム1に対する入力を与えることができる。

0090

以上説明したような買物支援システム1の基本動作により、顧客は、複数の商品9を店内でピックアップして買物かご2に収容し、精算を行った後、複数の商品9を一括して荷詰めする、という一連の処理で、複数の商品9の購入を済ませることができる。すなわち、顧客が複数の商品9を買物かご2に収容した段階で、これら複数の商品9についての複数の商品情報は、買物かご2のメモリ24にまとめて記憶されている。この状態から、買物かご2に収納された複数の商品9をばらすことなく、複数の商品9の複数の商品情報についてはまとめて管理システム3に出力して精算処理等に用いることができ、かつ複数の商品9については一括して袋体8に移すことができる。

0091

(3.2)買物かご表示機能
次に、買物かご2の表示部27での表示に関する買物支援システム1の動作について、図9を参照して説明する。本実施形態では、表示部27は、主に2種類の情報を表示する。

0092

種類目の情報は、かご本体21に商品9を投入する顧客に関連する情報である。この種の情報には、例えば顧客が定期的に購入している商品の発売日情報、顧客が過去に購入した商品の新製品又は期間限定品の広告、及び顧客が過去に購入した商品の割引情報など、顧客に適したリコメンド(recommend)情報が含まれる。すなわち、表示部27は、顧客情報取得部28で取得された顧客情報に対応する表示データを用いて、表示を行う。具体的には、買物かご2において顧客情報取得部28が顧客情報を取得すると、図9に示すように、顧客情報「D1」が送信部23から受信部31に送信される。顧客情報「D1」を受信した管理システム3では、顧客情報を用いて、顧客の性別、年齢、嗜好、及び過去の購買履歴などを検索し、顧客情報に対応する表示データを生成する。そして、表示データ「D2」が管理システム3のデータ送信部35から買物かご2のデータ受信部26に送信されることにより、表示部27には、顧客に関連する情報が表示される。

0093

2種類目の情報は、かご本体21に収容された商品9に関連する情報である。この種の情報には、例えば商品9に関連した新製品又は期間限定品の広告、商品9に関連した割引情報、商品9の生産者情報、及び商品9が食材の場合に商品9を用いたレシピ情報などがある。すなわち、データ送信部35は、複数の商品情報のうち、個別受信部311で受信された商品情報に対応する表示データを、送信する。具体的には、買物かご2において商品情報取得部22が商品情報を取得する度に、図9に示すように、商品情報「D3」が個別送信部231から個別受信部311に送信される。商品情報「D3」を受信した管理システム3では、商品情報を用いて、この商品9に関連する情報を検索し、商品情報に対応する表示データを生成する。そして、表示データ「D4」が管理システム3のデータ送信部35から買物かご2のデータ受信部26に送信されることにより、表示部27には、商品9に関連する情報が表示される。同様に、商品情報取得部22が新たに商品情報を取得すると、商品情報「D5」が個別送信部231から個別受信部311に送信され、これに対応する表示データ「D6」がデータ送信部35からデータ受信部26に送信される。

0094

また、表示部27は、かご本体21に商品9を投入する顧客と、かご本体21に収容された商品9との両方に関連する情報を、表示してもよい。この場合、データ送信部35は、顧客情報と商品情報との両方に対応する表示データを、送信する。

0095

(3.3)年齢確認処理
次に、年齢確認処理(図8のステップS10又はステップS12)について説明する。

0096

管理システム3は、図8のステップS9にて、リストに酒類が有る、と判断された場合、つまり購入に際して店員の許諾を必要とする特定商品(本実施形態では酒類)を複数の商品9が含む場合に、操作端末61に要求信号を送信する。同様に、管理システム3は、図8のステップS11にて、煙草の購入有り、が選択された場合、つまり購入に際して店員の許諾を必要とする特定商品(本実施形態では煙草)が複数の商品9と共に購入される場合に、操作端末61に要求信号を送信する。いずれの場合でも、操作端末61は、要求信号を受信した後、所定の操作を受けると、管理システム3に許諾信号を送信する。

0097

すなわち、顧客が特定商品(本実施形態では酒類又は煙草)を購入する場合には、管理システム3から操作端末61に対して、店員に年齢確認を要求するための要求信号が送信される。そして、店員が、年齢確認を行った結果、許諾する場合には、操作端末61に対して所定の操作を行うことで、操作端末61から管理システム3に、特定商品の購入を許諾するための許諾信号が送信される。一方、店員が、年齢確認を行った結果、許諾しない場合には、操作端末61に対して所定の操作を行うことで、操作端末61から管理システム3に、特定商品の購入を拒否するための許否信号が送信される。

0098

管理システム3は、操作端末61から許諾信号を受信しなければ、精算処理システム5に特定商品についての精算処理を開始させない。管理システム3は、操作端末61から許諾信号を受信すると、精算処理システム5に特定商品についての精算処理を開始させる。すなわち、顧客が特定商品(本実施形態では酒類又は煙草)を購入する場合、精算処理システム5は、管理システム3が操作端末61から許諾信号を受信するまでは、精算処理を開始せず待機状態となる。管理システム3は、操作端末61から拒否信号を受信した場合には、精算処理システム5に精算処理を開始させず、「年齢確認ができませんでした。」等のメッセージを表示装置65に表示させる。

0099

また、本実施形態では、管理システム3は、撮像装置62で撮像された画像データを、要求信号に含めて操作端末61に送信する。操作端末61は、要求信号を受信すると、要求信号に含まれている画像データを用いて、画像表示部611にて表示を行う。つまり、顧客がカウンタ台7の正面に立っている状態では、撮像装置62は、この顧客の顔を含む顧客の画像を撮像する。よって、操作端末61の画像表示部611には、顧客の画像が表示されることになる。店員は、画像表示部611に表示された顧客の画像を見て、年齢確認を行うことができる。

0100

(3.4)重量判定処理
次に、管理システム3にて、かご本体21に収容されている複数の商品9と、精算処理の対象とが一致しているか否かを、重量によって判定するための、重量判定処理について説明する。重量判定処理は、図8のステップS7からステップS14までのいずれかのタイミングで行われ、本実施形態では一例として、図8のステップS8におけるリスト作成時に行われる。この場合、図8のステップS8では、リストの作成と、重量判定処理との2つの処理が実行されることになる。

0101

すなわち、管理システム3は、判定部39にて、複数の商品情報に対応する少なくとも1つの重量データから複数の商品9の総重量を求めている。このとき、判定部39は、複数の商品情報への返信として、価格データ取得部33が精算処理システム5から取得した価格データに基づいて、複数の商品9の総重量を算出する。判定部39は、このように算出した複数の商品9の総重量を、計測装置63で計測された重量(計測装置63の計測値)と比較する。

0102

このとき、判定部39は、総重量が所定範囲に収まっていなければ、精算処理システム5に複数の商品9についての精算処理を開始させない。管理システム3は、総重量が所定範囲に収まっていれば、精算処理システム5に複数の商品9についての精算処理を開始させる。図8のステップS8のタイミングで重量判定処理が実行される場合には、総重量が所定範囲に収まるまでは、制御部37の処理が図8のステップS9に進まないことで、結果的に、複数の商品9についての精算処理が開始されない。ここでいう「所定範囲」は、計測装置63の計測値を基準とする数値範囲であって、例えば、計測装置63の計測値から買物かご2の重量を差し引いた値を中心とする、所定幅を持つ範囲である。つまり、計測装置63の計測値は、複数の商品9をかご本体21に収容した買物かご2の重量であるので、判定部39は、計測装置63の計測値から買物かご2の重量を差し引いた値と、複数の商品情報から算出した総重量とを比較する。

0103

このような重量判定処理を採用したことにより、管理システム3では、かご本体21に実際に収容されている複数の商品9と、精算処理の対象とが一致しているか否かを判定できる。したがって、例えば商品情報取得部22で商品情報の読み取りを失敗した場合などに、誤った複数の商品情報に基づいて、精算処理システム5にて精算処理が行われることが防止される。

0104

(3.5)指定商品販売処理
次に、管理システム3にて、1種類以上の指定商品を購入するための、指定商品販売処理について説明する。指定商品販売処理は、図8のステップS7からステップS14までのいずれかのタイミングで行われ、本実施形態では一例として、図8のステップS14の直前に行われる。この場合、煙草販売処理(ステップS13)が終了するか、又は煙草の購入無しが選択されると(ステップS11:No)、指定商品販売処理が開始することになる。

0105

制御部37は、指定商品販売処理が開始すると、指定商品の購入の有無を確認する確認画面を、表示装置65に表示させる。この確認画面において、指定商品の購入有り、が選択されると、制御部37は、指定商品販売処理に移行する。

0106

指定商品販売処理においては、制御部37は、表示制御部371にて、1種類以上の指定商品を選択するためのメニュー画面を、表示装置65に表示させる。このメニュー画面は、階層構造であって、例えば、種別(おでん、揚げ物等)又は価格帯などによって絞り込みが可能である。メニュー画面において、特定の指定商品が選択されると、制御部37は、特定の指定商品の商品情報を、精算処理システム5に送信する。顧客への指定商品の提供は、店員が行ってもよいし、顧客が自ら指定商品を取ってもよい。また、制御部37は、精算処理システム5から指定商品の価格データを取得し、ステップS8で作成したリストに追加する。

0107

ところで、1種類以上の指定商品の在庫数については、在庫管理部30にて常時監視されている。すなわち、在庫管理部30は、店員が什器に追加(補充)した指定商品の個数と、指定商品の販売履歴とに基づいて、現在、什器にストックされている指定商品の在庫数を常時監視している。什器に追加された指定商品の個数については、例えば店員が操作端末61にて入力する。

0108

表示制御部371は、指定商品販売処理にて表示装置65に表示させるメニュー画面の内容を、在庫管理部30の監視結果に基づいて変化させる。例えば、表示制御部371は、在庫切れ(在庫数が0)の指定商品についてはメニュー画面に表示させないようにすることで、在庫切れの指定商品について誤って購入の操作がされることを回避する。また、表示制御部371は、在庫管理部30で監視されている指定商品の在庫数を、メニュー画面上に表示させてもよい。

0109

(4)変形例
上記実施形態は本発明の一例に過ぎず、本発明は、上記実施形態に限定されることはなく、上記実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。

0110

(4.1)第1変形例
上記実施形態の第1変形例に係る買物支援システム1Aは、図10に示すように、供給ユニット64A、撮像装置62A、及び表示装置65A等の構成が上記実施形態とは相違する。以下、上記実施形態と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略することもある。

0111

すなわち、第1変形例に係る買物支援システム1Aでは、表示装置65Aは、タッチパネルディスプレイではなく、例えば、プロジェクションマッピング技術により、対象物に対して映像を投影する構成である。図10の例では、供給ユニット64Aは、カウンタ台7Aの上方に位置するように、天井に吊り下げられている。表示装置65Aは、供給ユニット64Aの下面に固定されている。ここでは、表示装置65Aは、カウンタ台7Aの上面71Aのうち、カウンタ台7Aを正面から見て凹所72Aの右側の領域に映像を投影する。つまり、カウンタ台7Aの上面71Aのうち凹所72Aの右側の領域が、表示装置65Aのスクリーンとなる。

0112

撮像装置62Aは、カウンタ台7Aの上面71A上であって、カウンタ台7Aを正面から見てスクリーンの奥に設置されている。撮像装置62Aには、例えば、顧客の音声入力を受け付ける音声入力部(マイク)、及びジェスチャ検出等により顧客の操作を受け付ける入力装置が一体に設けられている。これにより、表示装置65Aは、入力装置と共に、顧客のジェスチャを操作入力として受け付ける、いわゆるIPS(Interactive Projection System)を構成する。さらに、撮像装置62Aには、音声出力部651Aが一体に設けられている。

0113

ただし、映像が投影される対象物は、カウンタ台7Aの上面71Aなどの平面に限らず、立体形状を有する物体であってもよい。例えば、人の上半身を模したマネキンが対象物であれば、表示装置65Aは、プロジェクションマッピング技術により、対象物を様々な人物のように見せることができる。

0114

また、管理システム3A及び荷詰装置4Aは、カウンタ台7Aに設けられている。精算処理システム5(図2参照)の本体は、カウンタ台7Aに内蔵されており、現金ユニット52Aは、カウンタ台7Aの上面71Aから露出するように設けられている。カウンタ台7Aを正面から見て凹所72Aの奥には、買物かご2を回収する回収装置74Aが配置されている。

0115

(4.2)第2変形例
上記実施形態の第2変形例に係る買物支援システム1は、図11A及び図11Bに示すように、買物かご2Aの構成が上記実施形態とは相違する。図11Bは、図11AのX1−X1線断面図である。以下、上記実施形態と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略することもある。

0116

すなわち、第2変形例に係る買物かご2Aのかご本体21Aは、ボディ213Aと、底板214Aとを備えている。

0117

ボディ213Aは、上開口部211A及び下開口部212Aが形成され、複数の商品9(図2参照)を収容可能に構成されている。底板214Aは、下開口部212Aを開閉可能にボディ213Aに取り付けられている。

0118

本変形例では、底板214Aは一枚板状である。底板214Aは、下開口部212Aの短手方向にスライド可能に、ボディ213Aにて保持されている。つまり、図11A及び図11Bに示すように、底板214Aが閉位置に位置していれば、ボディ213Aの下開口部212Aは底板214Aによって閉じられている。この状態から、下開口部212Aの短手方向に沿って、図11Bに矢印A1で示す向きに底板214Aがスライドすることで、底板214Aが開位置に移動し、下開口部212Aは開放される。底板214Aが開位置にある状態では、底板214Aはボディ213Aの側壁からボディ213Aの側方に突出する。

0119

本変形例においても、上記実施形態と同様に、底板214Aを移動させるためのピンが、カウンタ台7の凹所72の底面から突出している。荷詰装置4は、このピンを移動させることにより、底板214Aを閉位置と開位置との間で移動させる。

0120

以下、第1変形例及び第2変形例以外の変形例を列挙する。

0121

買物かご2のメモリ24は買物支援システム1に必須の構成ではなく、メモリ24は適宜省略されていてもよい。この場合、例えば送信部23は、商品情報取得部22が商品情報を取得する度に、商品情報を管理システム3に送信し、管理システム3において複数の商品情報が記憶されてもよい。

0122

また、管理システム3の検知部32は買物支援システム1に必須の構成ではなく、検知部32は適宜省略されていてもよい。

0123

また、買物かご2のキャンセル部25は買物支援システム1に必須の構成ではなく、キャンセル部25は適宜省略されていてもよい。

0124

また、管理システム3の価格データ取得部33及びリスト作成部34は、買物支援システム1に必須の構成ではなく、価格データ取得部33及びリスト作成部34は適宜省略されていてもよい。

0125

また、荷詰装置4が、精算処理が完了後に複数の商品9をかご本体21から容器(袋体8)に移す荷詰処理を完了することは、買物支援システム1に必須の構成ではなく、荷詰装置4は、精算処理の完了前に荷詰処理を完了してもよい。この場合、買物に掛かる時間をより一層短縮できる、という利点がある。

0126

また、荷詰装置4が、複数の商品9の収容先となる容器(袋体8)を、複数種類の容器(袋体8)から選択することは、買物支援システム1に必須の構成ではなく、容器(袋体8)は1種類のみであってもよい。

0127

また、荷詰装置4が、支持部41とガイド部42とを含む本体機構部43、及び駆動部44を備える構成は、買物支援システム1に必須の構成ではなく、荷詰装置4の構成は適宜変更可能である。例えば、駆動部44は、支持部41ではなくガイド部42を移動させて、本体機構部43の状態を、第1状態から、第2状態へ変化させる構成であってもよい。

0128

また、かご本体21がボディ213と底板214とを備える構成は、買物支援システム1に必須の構成ではなく、かご本体21の構成は適宜変更可能である。例えば、かご本体21は、かご本体21の全体が傾けられることにより、かご本体21内の複数の商品9を排出する構成であってもよい。さらに、底板214は一枚だけであってもよく、この場合、一枚の底板214がボディ213の下面に沿ってスライドすることで、閉位置と開位置との間を移動する。

0129

また、管理システム3のデータ送信部35と、買物かご2のデータ受信部26及び表示部27は、買物支援システム1に必須の構成ではなく、データ送信部35、データ受信部26及び表示部27は適宜省略されていてもよい。

0130

また、買物かご2の個別送信部231、及び管理システム3の個別受信部311は、買物支援システム1に必須の構成ではなく、個別送信部231及び個別受信部311は適宜省略されていてもよい。

0131

また、買物かご2の顧客情報取得部28は、買物支援システム1に必須の構成ではなく、顧客情報取得部28は適宜省略されていてもよい。

0132

また、操作端末61は、買物支援システム1に必須の構成ではなく、操作端末61は適宜省略されていてもよい。管理システム3が、購入に際して店員の許諾を必要とする特定商品が購入される際、操作端末61に要求信号を送信する構成についても、買物支援システム1に必須の構成ではなく、適宜省略されていてもよい。

0133

また、撮像装置62は買物支援システム1に必須の構成ではなく、撮像装置62は適宜省略されていてもよい。操作端末61の画像表示部611についても、管理システム3が、撮像装置62で撮像された画像データを、要求信号に含めて送信する構成についても、買物支援システム1に必須の構成ではなく、適宜省略されていてもよい。この場合、操作端末61に要求信号が送信された場合、店員は、顧客の顔を直接確認するなどして、年齢確認処理等を行う。

0134

また、管理システム3が許諾信号を受信しなければ精算処理システム5に特定商品についての精算処理を開始させない構成は、買物支援システム1に必須の構成ではなく、適宜省略されていてもよい。

0135

また、計測装置63は買物支援システム1に必須の構成ではなく、計測装置63は適宜省略されていてもよい。管理システム3の判定部39についても、買物支援システム1に必須の構成ではなく、判定部39は適宜省略されていてもよい。例えば、管理システム3は、判定部39に代えて、又は判定部39に加えて、画像認識により、かご本体21に実際に収容されている複数の商品9と、商品情報取得部22にて商品情報が取得された複数の商品9とが、一致するか否かを判定してもよい。この場合、管理システム3は、かご本体21内を撮像するイメージセンサで撮像された画像に画像認識処理を施し、かご本体21に実際に収容されている複数の商品9を特定する。

0136

また、総重量が計測装置63の計測値を基準とする所定範囲に収まっていなければ、精算処理システム5に複数の商品9についての精算処理を開始させない構成は、買物支援システム1に必須の構成ではなく、適宜省略されていてもよい。

0137

また、管理システム3が精算処理システム5と通信可能であることは、買物支援システム1に必須の構成ではなく、管理システム3が精算処理システム5と通信可能でなくてもよい。例えば、管理システム3自体に、複数の商品情報に基づいて複数の商品9についての精算処理を行う機能があってもよい。

0138

また、管理システム3の表示制御部371及び在庫管理部30は、買物支援システム1に必須の構成ではなく、表示制御部371及び在庫管理部30は適宜省略されていてもよい。

0139

また、操作端末61は、上記実施形態のように定位置(カウンタ台7)に設置される構成に限らず、例えば、店員が携帯可能な携帯端末ハンディターミナル)であってもよい。操作端末61が携帯端末である場合、「(3.3)年齢確認処理」の欄で説明したように、管理システム3からの要求信号に含まれる画像データを用いて、顧客の画像が画像表示部611に表示されることが、とくに好ましい。これにより、店員は、カウンタ台7の正面に立つ顧客の顔を、カウンタ台7から離れた位置、又はカウンタ台7の死角からでも、画像表示部611に表示される画像によって確認することができる。

0140

また、表示部27が、かご本体21に商品9を投入する顧客に関連する情報を表示する場合に、上記実施形態では、顧客情報と表示データとの対応付けは管理システム3にて行われているが、この構成に限らない。例えば、顧客情報と表示データとの対応付けは買物かご2にて行われてもよい。この場合、データ受信部26は、データ送信部35から送信される表示データの中から、顧客情報取得部28で取得された顧客情報に対応する表示データのみを選択的に受信すればよい。

0141

また、買物かご2は、顧客が手に持つことができる構成に限らず、例えばカートと一体化されたかご本体21を有していてもよい。

0142

また、キャンセル部25でのキャンセル操作は、キャンセルボタンが押されてから一定時間以内、又はキャンセルボタンが押されている間に、商品情報取得部22に商品情報を読み取らせる操作に限らない。例えば、商品情報取得部22に含まれるイメージセンサにて商品情報が取得される場合には、かご本体21から商品9が出たことを画像から自動認識することができるので、キャンセル操作は、単にかご本体21から商品9を取り出す操作であってもよい。また、買物かご2において、JANコード等の商品識別コードだけでなく、例えば商品名等が認識されている場合には、キャンセル操作は、表示部27に商品名の一覧(リスト)の中から削除する商品名を選択する操作であってもよい。

0143

また、検知部32は、管理システム3に限らず、買物かご2に設けられていてもよい。買物かご2に検知部が設けられる場合、送信部23は、かご本体21が規定位置に置かれたことを検知部が検知すると、この検知結果を直接的にトリガとして複数の商品情報を送信する。この場合、検知部は、例えばかご本体21に設けられた複数のスイッチ(例えばプッシュスイッチ又はマグネットスイッチ等)のオン/オフによって、かご本体21が規定位置に置かれたか否かを検知する。

0144

また、荷詰装置4は、袋体8の底部82を載置面411に保持する保持機構をさらに有することが好ましい。保持機構は、例えば粘着又は真空吸着等により、袋体8の底部82を載置面411に保持する機構である。この構成によれば、商品9が比較的小さい場合又は軽い場合でも、支持部41がガイド部42に対して相対的に下方に移動する際に、載置面411からの底部82の浮きを抑制しつつ、袋体8をガイド部42の内側に引き込むことができる。

0145

また、送信部23及び受信部31間の通信方式は、光を媒体とする光無線通信に限らず、例えば、電波を媒体とする無線通信、又は有線通信等であってもよい。また、個別送信部231及び個別受信部311間の通信方式は、電波を媒体とする無線通信に限らず、例えば、光を媒体とする光無線通信等であってもよい。そして、個別送信部231の通信方式が、複数の商品情報を一括して送信するときの送信部23の通信方式と同じであれば、管理システム3との間で双方向に通信を行う1つの通信モジュールが、送信部23と個別送信部231とに兼用可能である。同様に、買物かご2との間で双方向に通信を行う1つの通信モジュールが、受信部31ご個別受信部311とに兼用可能である。また、データ受信部26及びデータ送信部35間の通信方式は、電波を媒体とする無線通信に限らず、例えば、光を媒体とする光無線通信等であってもよい。

0146

また、例えば煙草販売処理での煙草の選択、及び指定商品販売処理での指定商品の選択など、管理システム3に対する顧客の入力手段は、タッチパネルディスプレイからなる表示装置65へのタッチ操作に限らない。例えば、音声入力部66を用いた音声入力、又はメカニカルスイッチ押操作が、管理システム3に対する顧客の入力手段の少なくとも一部に採用されてもよい。

0147

また、煙草販売処理、及び指定商品販売処理などの処理は、上記実施形態のように図8のステップS8におけるリスト作成後に限らず、リスト作成前(つまりステップS8の前)に行われてもよい。

0148

また、例えば管理システム3と荷詰装置4とが1つの筐体(カウンタ台7)内に集約されていることは買物支援システム1に必須の構成ではなく、買物支援システム1の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、管理システム3、及び精算処理システム5の各々についても、1つの筐体内に集約されていることは買物支援システム1に必須の構成ではなく、管理システム3、及び精算処理システム5の各々の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。

0149

なお、上述した種々の変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。

0150

(5)効果
以上説明したように、本発明の第1の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、買物かご(2,2A)、管理システム(3,3A)、及び、荷詰装置(4,4A)、を備える。買物かご(2,2A)は、かご本体(21,21A)と、商品情報取得部(22)と、送信部(23)とを有する。かご本体(21,21A)は、複数の商品(9)を収容可能である。商品情報取得部(22)は、複数の商品(9)の各々から商品情報を読み取って、複数の商品(9)についての複数の商品情報を取得する。送信部(23)は、商品情報取得部(22)で取得された複数の商品情報を送信する。管理システム(3,3A)は、送信部(23)から送信された複数の商品情報を受信する受信部(31)を有する。荷詰装置(4,4A)は、かご本体(21,21A)に収容された複数の商品(9)を一括してかご本体(21,21A)から容器に移す。

0151

この構成によれば、複数の商品(9)を収容可能な買物かご(2,2A)にて複数の商品についての複数の商品情報が取得され、これら複数の商品情報が管理システム(3,3A)に送信される。また、荷詰装置(4,4A)では、買物かご(2,2A)に収容された複数の商品(9)を一括してかご本体(21,21A)から容器に移すことができる。すなわち、買物支援システム(1,1A)では、買物かご(2,2A)に収納された複数の商品(9)をばらすことなく、複数の商品(9)の複数の商品情報については管理システム(3,3A)に出力して精算処理等に用いることができる。しかも、複数の商品(9)については一括して容器に移すことができる。したがって、買物に掛かる時間を短縮できる、という利点がある。

0152

本発明の第2の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1の態様において、買物かご(2,2A)は、複数の商品情報を記憶するメモリ(24)を更に有する。

0153

この構成によれば、買物かご(2,2A)は、メモリ(24)に記憶した複数の商品情報を一括して管理システム(3,3A)に送信可能である。

0154

本発明の第3の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第2の態様において、買物かご(2,2A)又は管理システム(3,3A)は、かご本体(21,21A)が規定位置に置かれたか否かを検知する検知部(32)を更に有する。送信部(23)は、かご本体(21,21A)が規定位置に置かれたことを検知部(32)が検知したときに、複数の商品情報を送信するように構成されている。

0155

この構成によれば、かご本体(21,21A)が規定位置に置かれると、自動的に、買物かご(2,2A)から管理システム(3,3A)に複数の商品情報が送信されることになり、買物かご(2,2A)に複数の商品情報を送信させるための操作が不要になる。

0156

本発明の第4の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第2又は3の態様において、買物かご(2,2A)は、キャンセル操作を受け付けるキャンセル部(25)を更に有する。キャンセル部(25)は、メモリ(24)に記憶された複数の商品情報のうちの少なくとも1つの商品情報を削除するキャンセル操作を受け付ける。

0157

この構成によれば、商品情報取得部(22)で取得されて、一旦、メモリ(24)に記憶された商品情報であっても、キャンセル操作によってメモリ(24)から削除可能となる。

0158

本発明の第5の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1〜4のいずれかの態様において、管理システム(3,3A)は、価格データ取得部(33)と、リスト作成部(34)とを更に有する。価格データ取得部(33)は、複数の商品情報に基づいて複数の商品(9)の価格を表す価格データを、管理システム(3,3A)の外部から取得する。リスト作成部(34)は、価格データ取得部にて取得される価格データを用いてリストを作成する。

0159

この構成によれば、管理システム(3,3A)は、管理システム(3,3A)の外部から取得する価格データを用いて、複数の商品(9)の価格を一覧にしたリストを作成することができる。

0160

本発明の第6の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1〜5のいずれかの態様において、荷詰装置(4,4A)は、複数の商品(9)についての精算処理が完了後に、複数の商品(9)をかご本体(21,21A)から容器に移す荷詰処理を完了するように構成されている。

0161

この構成によれば、精算処理が完了するまでは、荷詰処理は完了しないので、精算処理の完了前に、複数の商品(9)が容器ごと持ち去られることを防止できる。

0162

本発明の第7の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1〜6のいずれかの態様において、荷詰装置(4,4A)は、複数の商品(9)の収容先となる容器を、複数の商品情報に基づいて、複数種類の容器から選択するように構成されている。

0163

この構成によれば、荷詰装置(4,4A)は、例えば複数の商品(9)に適した形状、大きさ及び色等の容器に、複数の商品(9)を収容することができる。

0164

本発明の第8の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1〜7のいずれかの態様において、荷詰装置(4,4A)は、本体機構部(43)、及び、駆動部(44)、を備える。本体機構部(43)は、複数の商品(9)を載せる載置面(411)が形成された支持部(41)と、載置面(411)の外周縁に沿って支持部(41)の周囲に配置されるガイド部(42)とを含む。駆動部(44)は、支持部(41)とガイド部(42)との少なくとも一方を移動させて、本体機構部(43)の状態を、第1状態から、第2状態へ変化させる。第2状態は、ガイド部(42)に対する支持部(41)の相対的な位置が第1状態よりも下方になる状態である。本体機構部(43)は、第1状態において、袋口(81)を下方に向けた状態の容器としての袋体(8)が支持部(41)及びガイド部(42)に上方から被せられ、袋体(8)の底部(82)を載置面(411)にて支持する。本体機構部(43)は、本体機構部(43)の状態が第1状態から第2状態へと変化することにより、袋体(8)の側周部(83)をガイド部(42)にて底部(82)から上方に立ち上げる。袋体(8)の側周部(83)は、袋体(8)の底部(82)に連続する。これにより、本体機構部(43)は、袋体(8)に複数の商品(9)を収容するように構成されている。

0165

この構成によれば、支持部(41)及びガイド部(42)に被せられた袋体(8)は、支持部(41)がガイド部(42)に対して相対的に下方に移動することで、ガイド部(42)の内側に引き込まれることになる。このとき、袋体(8)の側周部(83)は、支持部(41)の周囲にあるガイド部(42)によって立ち上げられるため、載置面(411)に載せられた複数の商品(9)は、袋体(8)に収容されることになる。したがって、複数の商品(9)に加わる衝撃を緩和することができる。

0166

本発明の第9の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1〜8のいずれかの態様において、かご本体(21,21A)は、ボディ(213,213A)と、底板(214,214A)と、を備える。ボディ(213,213A)は、上開口部(211,211A)及び下開口部(212,212A)が形成され、複数の商品(9)を収容可能である。底板(214,214A)は、下開口部(212,212A)を開閉可能にボディ(213,213A)に取り付けられる。下開口部(212,212A)は複数の商品(9)が通過可能に形成される。底板(214,214A)が下開口部(212,212A)を閉じると、ボディ(213,213A)と底板(214,214A)とで囲まれた内部空間に複数の商品(9)が収容可能となる。底板(214,214A)が下開口部(212,212A)を開放すると、下開口部(212,212A)を通して内部空間から複数の商品(9)を取り出し可能に構成されている。

0167

この構成によれば、下開口部(212,212A)を開放することができるため、複数の商品(9)をかご本体(21,21A)から容器に移すときに、かご本体(21,21A)の上開口部(211,211A)から商品を1つずつ持ち上げて取り出す必要がない。

0168

本発明の第10の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1〜9のいずれかの態様において、管理システム(3,3A)は、買物かご(2,2A)に表示データを送信するデータ送信部(35)を更に有する。買物かご(2,2A)は、データ送信部(35)から送信された表示データを受信するデータ受信部(26)と、データ受信部(26)で受信された表示データを用いて表示を行う表示部(27)とを更に有する。

0169

この構成によれば、買物かご(2,2A)の表示部(27)に、管理システム(3,3A)から送信される表示データが表示されるので、買物かご(2,2A)を持つ顧客に対して、買物かご(2,2A)から情報を提示することができる。

0170

本発明の第11の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第10の態様において、送信部(23)は、複数の商品情報を個別に送信する個別送信部(231)を含む。受信部(31)は、複数の商品情報を個別に受信する個別受信部(311)を含む。データ送信部(35)は、複数の商品情報のうち個別受信部(311)で受信された商品情報に対応する表示データを、送信するように構成されている。

0171

この構成によれば、買物かご(2,2A)の表示部(27)には、商品情報に対応する表示データが表示されるので、買物かご(2,2A)を持つ顧客に対して、商品(9)に対応した情報を提示することができる。

0172

本発明の第12の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第10又は11の態様において、買物かご(2,2A)は、かご本体(21,21A)に商品(9)を投入する顧客の顧客情報を取得する顧客情報取得部(28)を更に有する。データ受信部(26)は、顧客情報取得部(28)で取得された顧客情報に対応する表示データを、受信するように構成されている。

0173

この構成によれば、買物かご(2,2A)の表示部(27)には、顧客情報に対応する表示データが表示されるので、買物かご(2,2A)を持つ顧客に対して、顧客に適した情報のみを提示することができる。

0174

本発明の第13の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1〜12のいずれかの態様において、店員の操作を受け付ける操作端末(61)を更に備える。管理システム(3,3A)は、購入に際して店員の許諾を必要とする特定商品が複数の商品(9)と共に購入される場合に、操作端末(61)に要求信号を送信するように構成されている。操作端末(61)は、要求信号を受信した後、所定の操作を受けると、管理システム(3,3A)に許諾信号を送信するように構成されている。

0175

この構成によれば、購入に際して店員の許諾を必要とする特定商品が複数の商品(9)と共に購入される場合、操作端末(61)に要求信号が送信され、店員に年齢確認処理等の必要な処理を実行させ、店員の許諾を求めることができる。

0176

本発明の第14の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1〜12のいずれかの態様において、店員の操作を受け付ける操作端末(61)を更に備える。管理システム(3,3A)は、購入に際して店員の許諾を必要とする特定商品を複数の商品(9)が含む場合に、操作端末(61)に要求信号を送信するように構成されている。操作端末(61)は、要求信号を受信した後、所定の操作を受けると、管理システム(3,3A)に許諾信号を送信するように構成されている。

0177

この構成によれば、購入に際して店員の許諾を必要とする特定商品を、かご本体(21,21A)に収容された複数の商品(9)が含む場合、操作端末61に要求信号が送信され、店員に年齢確認処理等の必要な処理を実行させ、店員の許諾を求めることができる。

0178

本発明の第15の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第13又は14の態様において、顧客を撮像する撮像装置(62,62A)を更に備える。管理システム(3,3A)は、撮像装置(62,62A)で撮像された画像データを、要求信号に含めて送信するように構成されている。操作端末(61)は、要求信号を受信すると、画像データを用いて表示を行う画像表示部(611)を有する。

0179

この構成によれば、店員は、顧客の画像を、顧客から離れた位置、又は顧客の死角からでも、画像表示部(611)にて確認することができる。また、顧客にとっては撮像装置(62,62A)で撮像されることで、心理的防犯効果も期待できる。

0180

本発明の第16の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第13〜15のいずれかの態様において、管理システム(3,3A)は、複数の商品情報に基づいて複数の商品(9)についての精算処理を行う精算処理システム(5)と通信可能である。管理システム(3,3A)は、操作端末(61)から許諾信号を受信しなければ、精算処理システム(5)に特定商品についての精算処理を開始させない。管理システム(3,3A)は、操作端末(61)から許諾信号を受信すると、精算処理システム(5)に特定商品についての精算処理を開始させるように構成されている。

0181

この構成によれば、顧客が、購入に際して店員の許諾を必要とする特定商品を購入する場合、店員が許諾して操作端末(61)にて所定の操作が行われるまでは、精算処理システム(5)での精算処理を禁止することができる。

0182

本発明の第17の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1〜16のいずれかの態様において、複数の商品(9)をかご本体(21,21A)に収容した状態の買物かご(2,2A)の重量を計測する計測装置(63)を更に備える。管理システム(3,3A)は、複数の商品情報に対応する少なくとも1つの重量データから複数の商品(9)の総重量を求め、総重量を計測装置(63)の計測値と比較する判定部(39)を更に有する。

0183

この構成によれば、管理システム(3,3A)では、かご本体(21,21A)に実際に収容されている複数の商品(9)と、商品情報取得部(22)にて商品情報が取得された複数の商品(9)とが、一致しているか否かを重量によって判定できる。

0184

本発明の第18の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第17の態様において、判定部(39)は、複数の商品情報に基づいて複数の商品(9)についての精算処理を行う精算処理システム(5)と通信可能である。判定部(39)は、総重量が計測装置(63)の計測値を基準とする所定範囲に収まっていなければ、精算処理システム(5)に複数の商品(9)についての精算処理を開始させない。判定部(39)は、総重量が所定範囲に収まっていれば、精算処理システム(5)に複数の商品(9)についての精算処理を開始させるように構成されている。

0185

この構成によれば、かご本体(21,21A)に実際に収容されている複数の商品(9)と、商品情報取得部(22)にて商品情報が取得された複数の商品(9)とが、一致すると判定される場合にのみ、精算処理システム(5)に精算処理を行わせることができる。

0186

本発明の第19の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1〜12のいずれかの態様において、管理システム(3,3A)は、複数の商品情報に基づいて複数の商品(9)についての精算処理を行う精算処理システム(5)と通信可能である。管理システム(3,3A)は、少なくとも受信部(31)で受信した複数の商品情報を、精算処理システム(5)に送信するように構成されている。

0187

この構成によれば、管理システム(3,3A)が受信部(31)で受信した複数の商品情報を、精算処理システム(5)での精算処理に利用することができる。

0188

本発明の第20の態様に係る買物支援システム(1,1A)は、第1〜9のいずれかの態様において、管理システム(3,3A)は、表示制御部(371)と、在庫管理部(30)とを更に有する。表示制御部(371)は、1種類以上の指定商品を選択するためのメニュー画面を表示装置(65,65A)に表示させる。在庫管理部(30)は、1種類以上の指定商品の販売履歴から1種類以上の指定商品の在庫数を監視する。表示制御部(371)は、在庫管理部(30)の監視結果に基づいて、メニュー画面の内容を変化させるように構成されている。

0189

この構成によれば、表示制御部(371)は、例えば在庫切れの指定商品についてはメニュー画面に表示させないようにすることで、在庫切れの指定商品について誤って購入の操作がされることを回避できる。

0190

1,1A買物支援システム
2,2A買物かご
3,3A 管理システム
4,4A 荷詰装置
5精算処理システム
8袋体(容器)
9商品
21,21Aかご本体
22商品情報取得部
23 送信部
24メモリ
25キャンセル部
26データ受信部
27 表示部
28顧客情報取得部
30在庫管理部
31 受信部
32 検知部
33価格データ取得部
34リスト作成部
35データ送信部
39 判定部
41 支持部
42ガイド部
43本体機構部
44 駆動部
61操作端末
62,62A撮像装置
63計測装置
65,65A表示装置
81袋口
82 底部
83側周部
211,211A上開口部
212,212A 下開口部
213,213A ボディ
214,214A底板
231 個別送信部
311個別受信部
371表示制御部
411 載置面
611画像表示部

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