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技術 車内案内表示制御システム

出願人 三菱電機株式会社
発明者 新沼大樹
出願日 2016年2月3日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2016-553911
公開日 2018年2月8日 (2年10ヶ月経過) 公開番号 WO2017-134775
状態 特許登録済
技術分野 鉄道車両の細部 表示装置の制御、回路 陰極線管以外の表示装置の制御
主要キーワード 地上無線局 車両情報管理装置 配信情報テーブル 表示部間 乗降ドア 地上情報 人身事故 部分画面
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題・解決手段

提供する情報に応じて複数の表示部を同期させて効果的な情報の表示を行うことが可能な車内案内表示装置を得ることを目的とし、複数の表示部(22a,22b)を制御する車内案内表示装置であって、複数の表示部(22a,22b)に表示する車内案内情報に応じて、複数の表示部(22a,22b)に表示する表示画面の一部又は全部を同期させるか否かの表示実行処理判定結果を出力する表示実行処理判定部(211)と、この表示実行処理判定結果を受け取って複数の表示部(22a,22b)に表示する表示画面をこの表示実行処理判定結果に従って同期させ又は同期させずに表示データを生成する表示データ生成部(214)とを含む車内案内表示制御部を備える。

概要

背景

従来の列車では、行先、停車駅、現在走行中の位置及び遅延情報といった運行情報をはじめとする車内案内情報表示装置に表示することで乗客に提供するサービスが行われている。

特許文献1には、複数の表示装置を備える列車に対して「画面を分割して表示したり、それぞれの表示部で違う内容を表示したりすること」を目的として、「移動体内に配置された移動体内情報サーバと、移動体内の所定の場所に配置された複数の表示装置を有し、上記移動体内情報サーバは、上記複数の表示装置に表示する配信情報を記憶する記録サーバと上記記録サーバを制御する第1の制御部を有し、上記複数の表示装置の各々は、表示部と該表示部を制御する第2の制御部を有し、上記記録サーバには、上記複数の表示部に表示情報を表示するための制御情報と表示データを有する配信情報テーブルを記憶し、上記配信情報テーブルに基づいて上記表示データを上記表示部に1画面表示あるいは複数画面表示するように構成される」移動体内情報配信システムが開示されている。

概要

提供する情報に応じて複数の表示部を同期させて効果的な情報の表示を行うことが可能な車内案内表示装置を得ることを目的とし、複数の表示部(22a,22b)を制御する車内案内表示装置であって、複数の表示部(22a,22b)に表示する車内案内情報に応じて、複数の表示部(22a,22b)に表示する表示画面の一部又は全部を同期させるか否かの表示実行処理判定結果を出力する表示実行処理判定部(211)と、この表示実行処理判定結果を受け取って複数の表示部(22a,22b)に表示する表示画面をこの表示実行処理判定結果に従って同期させ又は同期させずに表示データを生成する表示データ生成部(214)とを含む車内案内表示制御部を備える。

目的

従来の列車では、行先、停車駅、現在走行中の位置及び遅延情報といった運行情報をはじめとする車内案内情報を表示装置に表示することで乗客に提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の表示部を制御する車内案内表示装置であって、前記複数の表示部に表示する車内案内情報に応じて、前記複数の表示部に表示する表示画面の一部又は全部を同期させるか否かの表示実行処理判定結果を出力する表示実行処理判定部と、前記表示実行処理判定結果を受け取って前記複数の表示部に表示する表示画面を前記表示実行処理判定結果に従って同期させ又は同期させずに表示データを生成する表示データ生成部とを含む車内案内表示制御部を備えることを特徴とする車内案内表示装置。

請求項2

前記複数の表示部が並んで配置されており、前記表示実行処理判定結果に従って前記複数の表示部を同期することで、前記複数の表示部には1つの表示画面が形成されることを特徴とする請求項1に記載の車内案内表示装置。

請求項3

複数の表示部を制御する車内案内表示制御装置であって、前記複数の表示部に表示する車内案内情報に応じて、前記複数の表示部に表示する表示画面の一部又は全部を同期させるか否かの表示実行処理判定結果を出力する表示実行処理判定部と、前記表示実行処理判定結果を受け取って前記複数の表示部に表示する表示画面を前記表示実行処理判定結果に従って同期させ又は同期させずに表示データを生成する表示データ生成部とを備えることを特徴とする車内案内表示制御装置。

請求項4

前記複数の表示部が並んで配置されており、前記表示実行処理判定結果に従って前記複数の表示部を同期することで、前記複数の表示部には1つの表示画面が形成されることを特徴とする請求項3に記載の車内案内表示制御装置。

請求項5

複数の表示部の車内案内表示を制御する車内案内表示制御システムであって、前記複数の表示部に表示する車内案内情報に応じて、前記複数の表示部に表示する表示画面の一部又は全部を同期させるか否かの表示実行処理判定結果を出力する中継装置と、前記表示実行処理判定結果を受け取って前記複数の表示部に表示する表示画面を前記表示実行処理判定結果に従って同期させ又は同期させずに表示データを生成する車内案内表示装置を備えることを特徴とする車内案内表示制御システム。

請求項6

前記複数の表示部が並んで配置されており、前記表示実行処理判定結果に従って前記複数の表示部を同期することで、前記複数の表示部には1つの表示画面が形成されることを特徴とする請求項5に記載の車内案内表示制御システム。

請求項7

複数の表示部の車内案内表示を制御する車内案内表示制御方法であって、非同期用表示データを生成して前記複数の表示部に表示するステップと、前記複数の表示部に表示する表示画面の一部又は全部を同期させるか非同期とするかの判定を行うステップと、前記表示画面の一部又は全部を同期させる場合には、前記表示画面の一部又は全部を同期させる同期用表示データを生成して前記複数の表示部に表示するステップと、前記同期用表示データの表示が終了すると、前記複数の表示部に表示する表示画面の一部又は全部を非同期とするステップと、を含むことを特徴とする車内案内表示制御方法。

技術分野

0001

本発明は、列車乗客に対して車内案内情報を提供する車内案内表示装置、車内案内表示制御装置、車内案内表示制御システム及び車内案内表示制御方法に関するものである。

背景技術

0002

従来の列車では、行先、停車駅、現在走行中の位置及び遅延情報といった運行情報をはじめとする車内案内情報を表示装置に表示することで乗客に提供するサービスが行われている。

0003

特許文献1には、複数の表示装置を備える列車に対して「画面を分割して表示したり、それぞれの表示部で違う内容を表示したりすること」を目的として、「移動体内に配置された移動体内情報サーバと、移動体内の所定の場所に配置された複数の表示装置を有し、上記移動体内情報サーバは、上記複数の表示装置に表示する配信情報を記憶する記録サーバと上記記録サーバを制御する第1の制御部を有し、上記複数の表示装置の各々は、表示部と該表示部を制御する第2の制御部を有し、上記記録サーバには、上記複数の表示部に表示情報を表示するための制御情報と表示データを有する配信情報テーブルを記憶し、上記配信情報テーブルに基づいて上記表示データを上記表示部に1画面表示あるいは複数画面表示するように構成される」移動体内情報配信システムが開示されている。

先行技術

0004

特開2008−160204号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記従来の技術によれば、複数の表示装置の各々に異なる情報を表示することは可能であるものの、複数の表示装置を組み合わせて1つの表示画面を形成する表示を行うことができない。そのため、提供する情報に応じて効果的な情報の表示を行うことができない、という問題があった。

0006

本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、提供する情報に応じて複数の表示部を同期させて情報の表示を効果的に行うことが可能な車内案内表示装置を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の表示部を制御する車内案内表示装置であって、複数の表示部に表示する車内案内情報に応じて、複数の表示部に表示する表示画面の一部又は全部を同期させるか否かの表示実行処理判定結果を出力する表示実行処理判定部と、表示実行処理判定結果を受け取って複数の表示部に表示する表示画面を表示実行処理判定結果に従って同期させ又は同期させずに表示データを生成する表示データ生成部とを含む車内案内表示制御部を備えることを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明によれば、提供する情報に応じて複数の表示部を同期させて情報の表示を効果的に行うことができる、という効果を奏する。

図面の簡単な説明

0009

実施の形態1に係る車内案内表示装置を含む車内案内表示制御システムの一構成例を示す図
実施の形態1に係る車内案内表示装置の車内案内表示制御部の一動作例を示すフローチャート
実施の形態1に係る車内案内表示装置の車内案内表示制御部を実現するハードウエアの一般的な構成の一例を示す図
実施の形態1における表示画面例を示す図
実施の形態1における表示画面の具体例を示す図
実施の形態1における表示画面の具体例を示す図
実施の形態1における表示画面の遷移の一例を示す図
実施の形態2に係る車内案内表示装置の車内案内表示制御部の一動作例を示すフローチャート
実施の形態2における表示画面例を示す図
実施の形態2における表示画面の具体例を示す図
実施の形態3に係る車内案内表示制御システムの一構成例を示す図
実施の形態3に係る車内案内表示制御システムの一構成例を示す図
実施の形態3に係る車内案内表示制御装置を含む車内案内表示制御システムの一構成例を示す図

実施例

0010

以下に、本発明の実施の形態に係る車内案内表示装置、車内案内表示制御装置、車内案内表示制御システム及び車内案内表示制御方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。

0011

実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係る車内案内表示装置20を含む車内案内表示制御システム10の一構成例を示す図である。図1に示す車内案内表示制御システム10は、車両情報管理装置11と、中継装置12と、車内案内表示装置20とを備える。

0012

車両情報管理装置11は、車内案内表示制御システム10が搭載された列車の車両情報を取得し、この車両情報から車内案内表示装置20に表示する情報である車内案内情報を生成し、この車内案内情報を中継装置12に送信する。ここで、車両情報には、車内案内情報の生成に用いられる情報である車内案内表示制御システム10が搭載された列車のキロ程及び速度が含まれる。

0013

中継装置12は、車両情報管理装置11から送信された車内案内情報を受信し、車内案内情報からモニタ信号を生成し、このモニタ信号を車内案内表示装置20に送信する。なお、中継装置12は、他の中継装置にも車内案内情報を送信する。

0014

車内案内表示装置20は、車内案内表示制御部21と、表示部22a,22bとを備える。車内案内表示制御部21は、モニタ信号受信部210と、表示実行処理判定部211と、同期非同期判定部212と、表示内容記憶部213と、表示データ生成部214と、表示信号出力部215とを備える。

0015

モニタ信号受信部210は、中継装置12からモニタ信号を受信し、表示実行処理判定部211に出力する。

0016

表示実行処理判定部211は、モニタ信号受信部210から受け取ったモニタ信号をもとに車内案内情報から実行すべき処理内容の判定を行い、同期非同期判定部212に対して同期表示を行うか、又は非同期表示を行うのかについての判定を要求し、表示実行処理判定結果を表示データ生成部214に出力する。

0017

同期非同期判定部212は、表示実行処理判定部211からの要求により、車内案内情報から同期表示を行うか、又は非同期表示を行うのかについての判定を行い、表示の切替タイミングの制御情報を出力する。

0018

表示内容記憶部213は、表示内容がリスト化されたプレイリストを記憶している。

0019

表示データ生成部214は、表示実行処理判定部211から受け取った表示実行処理判定結果と、表示内容記憶部213に記憶された表示内容とをもとに表示データを生成し、この表示データを表示信号出力部215に出力する。

0020

表示信号出力部215は、表示データ生成部214から受け取った表示データをもとに表示信号を生成し、表示部22a,22bに出力する。

0021

表示部22a,22bは、表示信号出力部215から受け取った表示信号をもとに車内案内表示を行う。なお、表示部22a,22bの設置位置には、列車の乗降ドア上部、窓上部、貫通扉上部及び中吊り部を例示することができる。

0022

図2は、実施の形態1に係る車内案内表示装置20の車内案内表示制御部21の一動作例を示すフローチャートである。まず、処理をスタートすると、表示実行処理判定部211は、車両情報管理装置11が送信した車内案内情報から生成されたモニタ信号を受信し(S11)、表示実行処理内容の判定を行って表示実行処理判定結果を表示データ生成部214に出力する。

0023

次に、表示データ生成部214は、非同期用表示データを生成する(S12)。そして、表示信号出力部215は、この非同期用表示データを用いて表示信号を生成して表示部22a,22bに出力し、表示部22a,22bが非同期表示を行う(S13)。なお、ここで、非同期表示とは、表示部22aと表示部22bが同期をとることなく行う表示をいう。

0024

その後、表示実行処理判定部211は、表示部22aと表示部22bとの間の同期が必要か否か判定する(S14)。表示部22aと表示部22bとの間の同期が不要である場合には(S14:No)、再びS11に戻り、モニタ信号を受信して車両情報管理装置の情報確認を行う。すなわち、表示部22aと表示部22bとの間の同期が必要となるまでこれらの処理が繰り返される。表示部22aと表示部22bとの間の同期が必要である場合には(S14:Yes)、表示データ生成部214は全画面同期用表示データを生成し(S15)、表示部22a,22bはこの全画面同期用表示データから生成された表示信号を用いて全画面同期表示を行う(S16)。その後、表示実行処理判定部211は、全画面同期表示が終了したか否か判定する(S17)。なお、ここで、全画面同期表示とは、表示部22a,22bの全体が1つの表示画面を形成するように行う表示をいう。

0025

また、表示実行処理判定部211は、S15からS17の処理と並行して車両情報管理装置11のモニタ信号を受信する(S18)ことで情報確認を行い、表示データ生成部214は非同期用表示データを生成する(S19)。全画面同期表示が終了していない場合には(S17:No)、S16に戻り、全画面同期表示が繰り返される。全画面同期表示が終了した場合には(S17:Yes)、表示部22a,22bはS19にて生成した非同期用表示データを用いて非同期表示を行い(S20)、S14に戻る。

0026

なお、全画面同期表示を行う際に表示部22aと表示部22bとの間の同期が必要な情報には、広域路線案内、近傍路線案内、始発時及び終着時の謝礼案内、設備案内、開扉方向案内、車体揺れ予告案内を例示することができる。または、広告表示において全画面同期表示を行ってもよい。広域路線案内は、列車の現在位置からその後の停車駅について、次駅のみならず、少なくとも次駅の次の停車駅までの路線を表す案内である。近傍路線案内は、列車の現在位置から次の停車駅までの路線を表す案内である。始発時及び終着時の謝礼案内は、始発駅出発直後及び終着駅への到着直前に表示する、当該列車への乗車に対する乗客への謝礼を表す案内である。駅設備案内は、次の停車駅への到着前に当該停車駅における階段エレベータ又は改札の位置をはじめとする駅設備に関する情報を表す案内である。開扉方向案内は、次の停車駅において開く扉の方向を示す案内である。車体揺れ予告案内は、列車の現在位置の進行方向に車体揺れが生じやすい場所が存在する場合に、乗客に対して注意を促す案内である。

0027

なお、上記した表示部間の同期が必要な情報の案内は、列車のキロ程又は列車の速度をはじめとする車両情報をトリガーとして開始してもよいし、地上無線局から随時送信される地上情報をトリガーとして開始してもよい。

0028

なお、S19における非同期用表示データの生成は一定間隔で行い、生成した非同期用表示データはS20において非同期表示を行う際に用いられる。すなわち、S18及びS19の処理は、非同期表示を全画面同期表示終了時に即座に行うことを可能とするために行われる処理である。

0029

以上説明した実施の形態1において、車内案内表示制御部21は、少なくともプロセッサと、メモリと、受信部と、出力部とを備え、各装置の動作はソフトウエアにより実現することができる。

0030

図3は、実施の形態1に係る車内案内表示装置の車内案内表示制御部21を実現するハードウエアの一般的な構成の一例を示す図である。図3に示す車内案内表示制御部21は、プロセッサ301、メモリ302、受信部303及び出力部304を備え、プロセッサ301は受信したデータを用いてソフトウエアによる演算及び制御を行い、メモリ302は受信したデータ又はプロセッサ301が演算及び制御を行うに際して必要なデータ及びソフトウエアの記憶を行う。また、メモリ302は表示内容記憶部213を実現する。受信部303は、モニタ信号受信部210に相当し、中継装置12から送信されるモニタ信号を受信する。出力部304は、表示信号出力部215に相当し、表示部22a,22bに対して表示信号を出力する。なお、プロセッサ301、メモリ302、受信部303及び出力部304は、各々複数設けられていてもよい。

0031

図4は、実施の形態1における表示画面例を示す図である。図4に示すように、表示部22aには同期表示画面Aが表示され、表示部22bには同期表示画面Bが表示され、同期表示画面Aと同期表示画面Bとは1つの画面を形成する。

0032

図5は、実施の形態1における表示画面の具体例を示す図である。図5には、始発駅を出発した列車が各停A駅、各停B駅及び各停C駅を通過して急行A駅に停車し、各停D駅を通過して急行B駅に停車し、各停E駅、各停F駅、各停G駅及び各停H駅を通過して急行C駅に停車することを示す広域路線案内の路線図が示されている。図5に示すように、1つの表示部のみでは路線図には急行A駅までしか示すことができないが、複数の表示部で同期表示を行うと、急行C駅までの路線図を示すことが可能となる。

0033

図6は、実施の形態1における表示画面の具体例を示す図である。図6には、緊急地震速報を受信した旨が示されている。図6に示すように、複数の表示部で同期表示を行うことで、緊急性の高い重要な情報を表示画面から遠い乗客にも報知することが可能となる。

0034

図7は、実施の形態1における表示画面の遷移の一例を示す図である。図7においては、同期表示画面から非同期表示画面に切り替わり、その後再び同期表示画面に切り替わる。図7において、同期表示画面A1,B1の表示開始時刻をt=0秒とする。t=0秒において、表示部22aには同期表示画面A1が表示され、表示部22bには同期表示画面B1が表示されている。同期表示画面A1と同期表示画面B1とは1つの画面を形成している。そして、t=12秒において、表示部22aの表示画面は同期表示画面A1から非同期表示画面A2に切り替わり、表示部22bの表示画面は同期表示画面B1から非同期表示画面B2に切り替わる。その後、t=24秒において、表示部22aの表示画面は非同期表示画面A2から非同期表示画面A3に切り替わるが、表示部22bの表示画面はこのタイミングでは切り替わらず、t=27秒において、非同期表示画面B2から非同期表示画面B3に切り替わる。その後、表示部22aの表示画面はt=36秒において非同期表示画面A3から非同期表示画面A4に切り替わり、表示部22bの表示画面はt=42秒において非同期表示画面B3から非同期表示画面B4に切り替わる。

0035

このように、表示部22aの表示画面は12秒間隔で切り替わり、表示部22bの表示画面は15秒間隔で切り替わる。換言すると、非同期表示画面A2,A3,A4は12秒の表示データであるが、非同期表示画面B2,B3は15秒の表示データである。そして、t=48秒において、表示部22aの表示画面は非同期表示画面A4から同期表示画面A5に切り替わり、表示部22bの表示画面は非同期表示画面B4から同期表示画面B5に切り替わるので、表示部22bの非同期表示画面B4に15秒の表示データを配することができない。そのため、表示データ生成部214は、非同期表示画面B4として表示することが可能な6秒の表示データを表示内容記憶部213のプレイリストから選択して表示データを生成する。実施の形態1においては、このように、同期表示画面の表示タイミングに応じて表示画面を変更することで、タイミングを外すことなく同期表示を行うことが可能となる。

0036

なお、実施の形態1においては2つの表示部を備える構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3つ以上の表示部を備えていてもよい。すなわち、本発明の表示部は複数であればよい。

0037

すなわち、実施の形態1にて説明した構成は、複数の表示部22a,22bを制御する車内案内表示装置であって、複数の表示部22a,22bに表示する車内案内情報に応じて、複数の表示部22a,22bに表示する表示画面の全部を同期させるか否かの表示実行処理判定結果を出力する表示実行処理判定部211と、この表示実行処理判定結果を受け取って複数の表示部22a,22bに表示する表示画面をこの表示実行処理判定結果に従って同期させ又は同期させずに表示データを生成する表示データ生成部214とを含む車内案内表示制御部21を備える。

0038

また、実施の形態1にて説明した車内案内表示制御方法は、複数の表示部22a,22bの車内案内表示を制御する車内案内表示制御方法であって、非同期用表示データを生成して複数の表示部22a,22bに表示するステップと、複数の表示部22a,22bに表示する表示画面の全部を同期させるか非同期とするかの判定を行うステップと、表示画面の全部を同期させる場合には、表示画面の全部を同期させる全画面同期用表示データを生成して複数の表示部22a,22bに表示するステップと、全画面同期用表示データの表示が終了すると、複数の表示部22a,22bに表示する表示画面の全部を非同期とするステップと、を含む。なお、これらのステップはすべて車内案内表示制御部21が行う。

0039

なお、実施の形態1において表示部は2つ以上の複数であればよいが、各表示部が独立した表示パネルである形態に限定されるものではない。1枚の表示パネルが区分けされることで複数の表示部が形成されていてもよい。

0040

以上説明したように、実施の形態1によれば、提供する情報に応じて複数の表示部を同期させて効果的な情報の表示を行うことができる。

0041

実施の形態2. 実施の形態1においては、同期表示を行う際に2つの表示部の全体を同期する形態について説明したが本発明はこれに限定されるものではない。本実施の形態においては、複数の表示部の一部のみを部分的に同期させる形態について説明する。なお、本実施の形態に係る車内案内表示制御システムの構成は、実施の形態1の図1に示す構成と同様である。

0042

図8は、実施の形態2に係る車内案内表示装置の車内案内表示制御部21の一動作例を示すフローチャートである。図8においては、複数の表示部の一部のみを同期させて、同期させた部分に運行情報の表示を行う形態について説明する。ここで、運行情報には、列車の路線上における人身事故発生情報を例示することができるが、これに限定されるものではない。

0043

まず、処理をスタートすると、表示実行処理判定部211は、車両情報管理装置11が送信した車内案内情報から生成されたモニタ信号を受信し(S31)、情報確認を行う。すなわち、表示実行処理判定部211は、車両情報管理装置11が送信した車内案内情報から生成されたモニタ信号をもとに表示実行処理内容の判定を行い、表示実行処理判定結果を表示データ生成部214に出力する。

0044

次に、表示データ生成部214は、非同期用表示データを生成する(S32)。そして、表示信号出力部215は、この非同期用表示データを用いて表示信号を生成して表示部22a,22bに出力し、表示部22a,22bが非同期表示を行う(S33)。

0045

次に、表示実行処理判定部211は、この非同期用表示データを用いて表示信号を生成して表示部22a,22bに運行情報の表示が必要か否か判定する(S34)。運行情報の表示が不要である場合には(S34:No)、再びS31に戻り、モニタ信号を受信して車両情報管理装置11の情報確認を行う。すなわち、運行情報の表示が必要となるまでこれらの処理が繰り返される。運行情報の表示が必要である場合には(S34:Yes)、表示データ生成部214は、運行情報を表示するために部分同期用表示データを生成し(S35)、表示部22a,22bに部分同期表示を行う(S36)。その後、表示実行処理判定部211は、運行情報の表示が終了したか否か判定する(S37)。なお、ここで、部分同期表示とは、表示部22a,22bの一部が1つの表示画面を形成するように行う表示をいう。

0046

また、表示実行処理判定部211は、S35からS37の処理と並行して車両情報管理装置11のモニタ信号を受信する(S38)ことで情報確認を行い、表示データ生成部214は非同期用表示データを生成する(S39)。運行情報の表示が終了していない場合には(S37:No)、表示部22a,22bへの部分同期表示(S36)を行い続ける。運行情報の表示が終了した場合には(S37:Yes)、表示部22a,22bは部分同期表示を消去し(S40)、S39にて生成した非同期用表示データを用いて部分同期表示を行っていた領域にも非同期表示を行い(S41)、S34に戻る。

0047

なお、部分画面同期表示を行う際の表示部22aと表示部22bとの間の同期が必要な情報には、図8に例示した運行情報のみならず、遅延情報、PR(Public Relations)文章ニュースを例示することができる。遅延情報には、列車に生じている遅延及び列車の路線上にて生じている遅延に関する情報が含まれる。PR文章には、マナー啓発する文章及び列車の運行会社が取り組んでいる社会奉仕活動に関する情報を例示することができる。

0048

なお、上記した表示部間の同期が必要な情報の案内は、地上無線局から随時送信される地上情報をトリガーとして開始する。ただし、これに限定されるものではなく、上記した表示部間の同期が必要な情報の案内は、列車のキロ程又は列車の速度をはじめとする車両情報をトリガーとして開始してもよい。

0049

なお、S39における非同期用表示データの生成は一定間隔で行い、生成した非同期用表示データはS40において部分同期表示を行っていた領域にも非同期表示を行う際に用いられる。

0050

図9は、実施の形態2における表示画面例を示す図である。図9に示すように、表示部22aの下部には同期表示画面Aが表示され、表示部22bの下部には同期表示画面Bが表示され、同期表示画面Aと同期表示画面Bとは1つの画面を形成している。そして、表示部22aの同期表示画面A以外の領域には非同期表示画面Aが表示され、表示部22bの同期表示画面B以外の領域には非同期表示画面Bが表示されている。

0051

図10は、実施の形態2における表示画面の具体例を示す図である。図10の同期表示画面A及び同期表示画面Bには、XY線が人身事故により運転を見合わせている旨が1つの画面として表示され、非同期表示画面Aには、列車が急行列車であり、行き先がA駅であることが示され、非同期表示画面Bには、次の停車駅がB駅であることが示されている。図10に示すように、複数の表示部の一部で同期表示を行うことで、運行情報を表示しつつ非同期表示による情報提供も行うことができる。このように、実施の形態2によれば、提供すべき情報に応じて表示画面のレイアウトを実施の形態1よりも高い自由度で設定することができる。

0052

上実施の形態2にて説明した構成は、複数の表示部22a,22bを制御する車内案内表示装置であって、複数の表示部22a,22bに表示する車内案内情報に応じて、複数の表示部22a,22bに表示する表示画面の一部を同期させるか否かの表示実行処理判定結果を出力する表示実行処理判定部211と、この表示実行処理判定結果を受け取って複数の表示部22a,22bに表示する表示画面をこの表示実行処理判定結果に従って同期させ又は同期させずに表示データを生成する表示データ生成部214とを含む車内案内表示制御部21を備える。

0053

また、実施の形態2にて説明した車内案内表示制御方法は、複数の表示部22a,22bの車内案内表示を制御する車内案内表示制御方法であって、非同期用表示データを生成して複数の表示部22a,22bに表示するステップと、複数の表示部22a,22bに表示する表示画面の一部を同期させるか非同期とするかの判定を行うステップと、表示画面の一部を同期させる場合には、表示画面の一部を同期させる同期用表示データを生成して複数の表示部22a,22bに表示するステップと、同期用表示データの表示が終了すると、複数の表示部22a,22bに表示する表示画面の一部を非同期とするステップと、を含む。

0054

実施の形態3. 実施の形態1,2においては、車内案内表示装置20が車内案内表示制御部21を備える構成としたが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施の形態においては、車内案内表示制御部21を備える構成が実施の形態1,2とは異なる形態について説明する。

0055

図11は、本発明の実施の形態3に係る車内案内表示制御システム10aの一構成例を示す図である。図11に示す車内案内表示制御システム10aは、車両情報管理装置11と、車内案内表示制御部21を備える中継装置12aと、表示部22a,22bを備える車内案内表示装置20aとを備える。

0056

図12は、本発明の実施の形態3に係る車内案内表示制御システム10bの一構成例を示す図である。図12に示す車内案内表示制御システム10bは、車両情報管理装置11と、表示実行処理判定部211及び同期非同期判定部212を備える中継装置12bと、表示内容記憶部213、表示データ生成部214、表示信号出力部215及び表示部22a,22bを備える車内案内表示装置20bとを備える。

0057

すなわち、図12に示す構成は、複数の表示部22a,22bの車内案内表示を制御する車内案内表示制御システムであって、複数の表示部22a,22bに表示する車内案内情報に応じて、複数の表示部22a,22bに表示する表示画面の一部又は全部を同期させるか否かの表示実行処理判定結果を出力する中継装置12bと、この表示実行処理判定結果を受け取って複数の表示部22a,22bに表示する表示画面を表示実行処理判定結果に従って同期させ又は同期させずに表示データを生成する車内案内表示装置20bとを備える。

0058

図13は、本発明の実施の形態3に係る車内案内表示制御装置400を含む車内案内表示制御システム10cの一構成例を示す図である。図13に示す車内案内表示制御システム10cは、車両情報管理装置11と、中継装置12と、車内案内表示制御部21を備える車内案内表示制御装置400と、表示部22a,22bを備える車内案内表示装置20aとを備える。すなわち、図13に示す車内案内表示制御装置400は、複数の表示部22a,22bを制御する車内案内表示制御装置であって、複数の表示部22a,22bに表示する車内案内情報に応じて、複数の表示部22a,22bに表示する表示画面の一部又は全部を同期させるか否かの表示実行処理判定結果を出力する表示実行処理判定部211と、表示実行処理判定結果を受け取って複数の表示部22a,22bに表示する表示画面を表示実行処理判定結果に従って同期させ又は同期させずに表示データを生成する表示データ生成部214とを備える。

0059

以上実施の形態3にて説明したように、車内案内表示制御部を備える構成は車内案内表示装置に限定されるものではない。

0060

以上の実施の形態1から3に示した構成では、複数の表示部22a,22bが並んで配置され、表示実行処理判定部211の表示実行処理判定結果に従って複数の表示部22a,22bが同期されることで、複数の表示部22a,22bに1つの表示画面を形成することが可能である。このように1つの表示画面を形成するように複数の表示部を同期させることで、提供する情報に応じて効果的な情報の表示を行うことが可能である。

0061

以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。

0062

10,10a,10b,10c 車内案内表示制御システム、11車両情報管理装置、12,12a,12b中継装置、20,20a,20b車内案内表示装置、21 車内案内表示制御部、22a,22b 表示部、210モニタ信号受信部、211表示実行処理判定部、212 同期非同期判定部、213表示内容記憶部、214 表示データ生成部、215表示信号出力部、301プロセッサ、302メモリ、303 受信部、304 出力部、400 車内案内表示制御装置。

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