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技術 液体袋

出願人 久光製薬株式会社
発明者 城谷勇介栗山和樹徳本誠治
出願日 2016年12月1日 (2年8ヶ月経過) 出願番号 2017-555973
公開日 2018年8月30日 (11ヶ月経過) 公開番号 WO2017-104432
状態 特許登録済
技術分野 注入、注射、留置装置
主要キーワード 弾性袋 液体袋 ルアーキャップ 経皮投与装置 渦巻きの 三方バルブ ハロゲン化ポリオレフィン 注入ポート
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年8月30日)のものです。
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図面 (9)

課題・解決手段

一実施形態に係る液体袋は、経皮投与される活性成分を含む液体を収容する。この液体袋は、液体を収容し、該液体を注射針に向けて供給する袋本体を備える。袋本体は管状部を備える。管状部に液体が収容された状態において、該管状部の少なくとも一部が該管状部の軸方向に対して曲がる。

概要

背景

従来から、経皮投与のために用いられる液体袋が知られている。例えば、下記特許文献1には、薬液充填される弾性袋と、その弾性袋を収容するケースとを備え、弾性袋の押圧力で薬液を持続的に流出させる薬液持続注入器が記載されている。また、下記特許文献2には、液体を所定の圧力下で保持するための弾性袋を備える液体投与装置が記載されている。

概要

一実施形態に係る液体袋は、経皮投与される活性成分を含む液体を収容する。この液体袋は、液体を収容し、該液体を注射針に向けて供給する袋本体を備える。袋本体は管状部を備える。管状部に液体が収容された状態において、該管状部の少なくとも一部が該管状部の軸方向に対して曲がる。

目的

そこで、経皮投与に必要な量の活性成分を収容でき、かつ携帯性に優れた液体袋が望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

経皮投与される活性成分を含む液体を収容する液体袋であって、前記液体を収容し、該液体を注射針に向けて供給する袋本体を備え、前記袋本体が管状部を備え、前記管状部に前記液体が収容された状態において、該管状部の少なくとも一部が該管状部の軸方向に対して曲がった、液体袋。

請求項2

前記管状部の前記少なくとも一部が曲がった状態を維持する支持部をさらに備える請求項1に記載の液体袋。

請求項3

前記管状部の前記少なくとも一部が仮想面上で渦巻状または蛇行状に配された、請求項1または2に記載の液体袋。

請求項4

前記管状部の前記少なくとも一部が螺旋状に配された、請求項1または2に記載の液体袋。

請求項5

前記管状部が分岐部を含む、請求項1に記載の液体袋。

技術分野

0001

本発明の一側面は、経皮投与される活性成分を含む液体を収容する液体袋に関する。

背景技術

0002

従来から、経皮投与のために用いられる液体袋が知られている。例えば、下記特許文献1には、薬液充填される弾性袋と、その弾性袋を収容するケースとを備え、弾性袋の押圧力で薬液を持続的に流出させる薬液持続注入器が記載されている。また、下記特許文献2には、液体を所定の圧力下で保持するための弾性袋を備える液体投与装置が記載されている。

先行技術

0003

特開2001−104477号公報
米国特許第3993069号明細書

発明が解決しようとする課題

0004

経皮投与される必要な量の活性成分を特許文献1または2に記載の弾性袋に収容するためには、弾性袋の寸法をある程度大きくする必要がある。しかし、袋の寸法が大きくなると携帯性が損なわれてしまう。例えば、その袋を備える経皮投与装置生体に取り付けたまま活性成分を該生体に投与することが困難になる。そこで、経皮投与に必要な量の活性成分を収容でき、かつ携帯性に優れた液体袋が望まれている。

課題を解決するための手段

0005

本発明の一側面に係る液体袋は、経皮投与される活性成分を含む液体を収容する液体袋であって、液体を収容し、該液体を注射針に向けて供給する袋本体を備え、袋本体が管状部を備え、管状部に液体が収容された状態において、該管状部の少なくとも一部が該管状部の軸方向に対して曲がる。

0006

このような側面においては、液体を収容する管状部の少なくとも一部が曲がった状態にあるので、より長い距離の管状部を限られた領域の中に収めることができる。したがって、より多くの液体をその限られた領域内で収容することができる。このように袋本体を形成することで、袋本体が占める領域を狭めることができるので、液体袋の携帯性を高めつつ、経皮投与に必要な量の活性成分を該液体袋に収容することが可能になる。

発明の効果

0007

本発明の一側面によれば、経皮投与に必要な量の活性成分を収容でき、かつ携帯性に優れた液体袋を提供できる。

図面の簡単な説明

0008

実施形態に係る液体袋を備える投与装置の例を示す図である。
空の袋本体に液体を充填させた場合の袋本体の変化の例を示す図である。
袋本体の一例を示す図である。
図3に示す袋本体の六面図である。
袋本体の他の様々な例を示す図である。
液体袋のさらに別の例と、その液体袋の装着例とを示す図である。
投与装置の構成の一例を示すブロック図である。
投与装置の構成の他の例を示すブロック図である。

実施例

0009

以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一または同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。

0010

図1〜6を参照しながら、実施形態に係る液体袋の構成を説明する。液体袋は経皮投与のために用いられる物品であり、より具体的には、経皮投与される活性成分を含む液体(以下では単に「液体」という)を収容する物品である。液体袋から供される液体(活性成分)は注射針を通って生体内に投与される。実施形態に係る液体袋は全体として可撓性で且つ薄いという特徴を有し、そのため、携帯性に優れる。ここで、「薄い」とは、液体袋を生体に装着した時の液体袋の厚さが小さいことを意味する。液体袋の厚さは、生体に最も近い液体袋の部分(最下部)から、生体から最も離れた液体袋の部分(最上部)までの距離である。「携帯性」とは、注射針を皮膚に刺して活性成分の投与を受けている人(投与装置のユーザ)がその液体袋を携帯したまま行動できることの容易さを意味する。

0011

図1は、本実施形態に係る液体袋10を備える投与装置1の一例を示す。投与装置1は、活性成分を皮膚から生体内に投与するための(すなわち、活性成分を経皮投与するための)装置である。図1の例では、投与装置1は液体袋10と、注射針20と、液体袋10および注射針をつなぐ細長い管30と、管30の途中に設けられたクランプ40およびフィルタ50とを備える。もっとも、投与装置の構成はこの例に限定されない。例えばクランプ40およびフィルタ50は必須の構成要素ではないし、投与装置は他の部品を備えてもよい。

0012

液体袋10は、液体を収容するかまたは収容することができ、その液体を注射針20に向けて供給する袋本体100を備える。当然ながら、袋本体100は底101を有し、液体を注射針に向けて供給するための口102も有する。口102は、液体袋10の中に液体を入れるためにも用いられてもよく、この場合には、口102は液体の流出口および流入口の双方の役割を果たす。もっとも、流出口および流入口が別々に袋本体に形成されてもよい。

0013

袋本体100は管状部110を有する。管状部110とは、細長い管のような形状を呈する部分である。管状部110は袋本体100の一部または全体なので、管状部110は液体を収容する役割を持つ。したがって、管状部110は、一端から流入してきた液体を他端から排出する管(例えば、図1における管30)とは異なる。本実施形態では袋本体100の全体が管状部110であり、この場合には、液体袋10は管状の袋本体100を備えるということができる。

0014

袋本体100(管状部110)は可撓性を有する。そのため、袋本体100(管状部110)は、注入された液体の圧力によって膨張または伸長し、その液体を貯蔵(保持)する。袋本体100(管状部110)は自身の張力により収縮し、これによりその貯蔵された液体を口102から吐出することができる。このような性質を実現するための袋本体100(管状部110)の材料の例としてシリコーンゴム天然ゴム、および合成ゴムが挙げられるが、曲げやすい袋本体100(管状部110)を作製できるのであればその材料は何ら限定されない。袋本体100(管状部110)が可撓性を有することで、袋本体100に液体を収容した際に袋本体100(管状部110)が膨らむことがあり得る。図2に示すように、袋本体100に液体を充填することで管状部110の見かけの寸法(例えば外径および長さ)が大きくなってもよい。図2の例では、蛇行した袋本体100(管状部110)の複数の直線部(後述する、部分112)のそれぞれを固定すれば、袋本体100(管状部110)を膨張させた際に管状部110の径方向への広がりが抑制され、管状部110の軸方向に袋本体100(管状部110)を伸長させることができる。

0015

管状部110に液体が収容された状態において、管状部110の少なくとも一部は、管状部110の軸方向(長さ方向)に対して曲がった状態である。ここで、「管状部に液体が収容された状態」とは、管状部の少なくとも一部に液体が入った状態のことであり、管状部に液体が充填された状態を含む概念である。管状部がその軸方向(長さ方向)に対して曲がっているとは、管状部の軸方向に沿って延びる直線から該管状部の一部が逸れた状態をいう。管状部がその軸方向に対して曲がっているということは、液体の流路が曲がっているということである。管状部110は少なくとも一箇所で曲げられる。このように管状部110を曲げることで、ある程度の長さを有する管状部110を限定された範囲内または形態内に収めることが可能になり、このことは、液体袋10の携帯性の向上に貢献し得る。

0016

図1〜4は、管状部110が仮想面上で蛇行状に配される例を示す。この管状部110は、ほぼ180°曲げられたU字状の複数の湾曲部111を含み、湾曲部111以外の部分112は直線状に配される。図1〜4の例では蛇行が規則的な(秩序だった)ものであるが、蛇行の態様はこの例に限定されるものではなく、管状部はランダムに(無秩序に)蛇行してもよい。「管状部が仮想面上で配される」とは、図3に示すように、一つの仮想面200上において、管状部の複数の部分が重なり合うことなく管状部が配されることを意味する。ここで、仮想面は平面であってもよいし曲面であってもよい。図4図3に示す袋本体100の六面図であり、この図からも仮想面上で蛇行状に配される管状部110を把握できる。

0017

本実施形態では、液体袋10はその袋本体100を収容する平たい外袋120をさらに備える。この外袋120も可撓性を有する。外袋120の材料の例として、ポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)などのポリオレフィンと、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステルと、ポリ塩化ビニリレン(PVDC)などのハロゲン化ポリオレフィンとが挙げられるが、曲げやすい外袋120を作製できるのであればその材料は何ら限定されない。この外袋120は、管状部110の少なくとも一部が曲がった状態を維持する支持部として機能し、さらに、袋本体100を保護する役割も持つ。図1および2では外袋120を透明なものとして表現しているが、外袋120は半透明でもよいし不透明でもよい。袋本体を収容する筐体はこの外袋120に限定されず、他の種類の筐体であってもよい。

0018

管状部110の曲がりを維持できるのであれば支持部の構造は限定されない。例えば、図3に示すように、袋本体100(管状部110)が通る複数の孔131が形成されたホルダ130を支持部として用いてもよい。このホルダ130は直線状であるが、ホルダ130の外形はこれに限定されるものではない。ホルダ130は可撓性を有する。ホルダ130の材料としてシリコーンゴム、天然ゴム、および合成ゴムが挙げられるが、曲げやすいホルダ130を作製できるのであればその材料は何ら限定されない。あるいは、粘着層を有するシートまたはテープを支持部として用いてもよく、この場合には、その粘着層に袋本体または管状部が貼られることで、その袋本体または管状部が支持される。あるいは、近接する管同士を接着または結合させることで管状部の形状を固定または支持してもよい。あるいは、複数の構成要素が支持部として機能してもよく、例えば、外袋120およびホルダ130により管状部110の曲がりが維持されてもよい。

0019

管状部の曲げ方は図1〜4の例に限定されるものではなく、様々な態様が考えられる。管状部の曲がりの別の例を図5に示すが、これらの例はいずれも管状の袋本体である。

0020

袋本体100Aは底101A、口102A、および管状部110Aを有し、管状部110Aは仮想面上で略円形渦巻き状に配される。袋本体100Bは底101B、口102B、および管状部110Bを有し、管状部110Bは仮想面上で略矩形の渦巻き状に配される。渦巻きの形状はこれらの2例に限定されるものではなく、略三角形などの他の形であってもよい。袋本体100A,100Bでは、管状部110A,110Bの曲がりが、図3に示すものと同様のホルダ130で支持されているが、上述したように、他の種類の支持部が用いられてもよいし支持部が用いられなくてもよい。

0021

袋本体100Cは線状の底101C、口102C、および管状部110Cを有する。管状部110Cはその少なくとも一部が曲がっており、且つ仮想面上に配される。また、この例では、管状部110Cが複数の分岐部113を含む。分岐部の個数は限定されず、1でもよい。例えば、袋本体100Cにおける四つの部分114を省略して略矩形の流路を残した態様は、口102Cに最も近い一つの分岐部113のみを含む管状部であるといえる。袋本体100Cでは支持部が用いられていないが、上述したように、この袋本体100Cに対して任意の種類の支持部が用いられてもよい。

0022

管状部を仮想面上に配することは必須ではない。その一例が、底101D、口102D、および管状部110Dを有する袋本体100Dである。図5に示すように、管状部110Dを撚ることで、管状部110Dの一部と別の一部とを重ね合わせてもよい。袋本体100Dでは、管状部110Dの曲がりが、図3に示すものと同様のホルダ130で支持されているが、上述したように、他の種類の支持部が用いられてもよいし支持部が用いられなくてもよい。

0023

図1および2に示すように液体袋を平たくすることで、ユーザは投与装置を用いる際にその液体袋を生体上に容易に固定させることができ、その結果、液体袋の携帯性が高まる。このことは、図5に示す各種の袋本体を採用した場合でも実現し得る。ユーザは、投与装置を用いる際に液体袋を生体上に貼り付けてもよい。ここで、「液体袋を生体上に貼り付ける」とは、液体袋を皮膚上に貼り付ける態様と、着用している衣服の上に液体袋を貼り付ける態様との双方を含む概念である。生体上への貼付のために、液体袋はその任意の面に粘着層を備えてもよい。液体袋そのものが粘着層を備えない場合には、ユーザはテープなどを用いて液体袋を生体上に貼り付けてもよい。もちろん、ユーザは液体袋を生体上に貼り付けることなく投与装置を用いてもよい。

0024

全体として薄い液体袋は、液体袋そのものを平たくすること以外の手法でも実現し得る。例えば、図6に示す液体袋10Eは袋本体100Eを備え、その袋本体100Eは底101Eと、口102Eと、螺旋状に配された管状部110Eとを備える。この袋本体100Eもその全体が管状であるといえる。液体袋10Eはさらにホルダ130を備えるが、他の種類の支持部を用いてもよいし、支持部を用いなくてもよい。図6に示すように、ユーザは管状部110E(袋本体100E)を生体(例えば腕または脚)に巻きつけることで液体袋10Eを携帯することができる。

0025

管状部の配置方法については図1〜6の例に示すように様々な態様が考えられるが、その配置方法はこれらの例に限定されるものではない。例えば、図1〜6の例に示す複数の配置方法から任意に選択される2以上の方法を組み合わせてもよい。したがって、蛇行状の配置と分岐部との双方を含む管状部、螺旋状の配置と分岐部との双方を含む管状部、渦巻状の配置と螺旋状の配置との双方を含む管状部なども考えられる。管状部の曲げ方は、液体袋の作製の容易性および液体袋の寸法などの任意の観点から決めてよい。例えば、図1〜3に示すように管状部を規則的に蛇行させる場合には、液体の収容による管状部の膨張を想定して管状部間の距離を把握することが容易である。また、支持部としてホルダ130を用いる場合にはそのホルダ130の配置が容易である。もちろん、別の観点からみれば、図5または図6に示す態様の方が有利かもしれない。

0026

管状部の寸法(より具体的には内径、外径、総延長、および厚み)は、投与される活性成分または液体の量を考慮して定められてもよいし、液体袋または投与装置の携帯性を考慮して定められてもよい。例えば、外径を小さくする一方で総延長を大きくし、管状部の少なくとも一部をその軸方向に対して曲げて管状部の占める領域を所定の範囲内(例えば、図1および2に示す外袋120の寸法の範囲内)に抑えることで、携帯性の高い液体袋を提供することが可能になる。

0027

次に、図7および8を参照しながら、本実施形態に係る液体袋を備える投与装置の使用方法について説明する。図7および8はいずれも、液体袋を備える投与装置の構成を示すブロック図である。これら2図では、液体袋および注射針のそれぞれに、便宜的に符号10および20を付す。

0028

図7に示す投与装置2の使用方法は次の通りである。まず、ユーザは、ルアーロックルアーキャップを付け且つクランプを閉めた状態で注入ポートから所定量の液体を注入することで、液体袋10に液体を充填する。続いて、ユーザはルアーキャップを外して注射針20をルアーロックに取り付け、クランプを緩めて液体を注射針20まで通すことで管内の気泡を排除し、その後クランプを閉める。

0029

続いて、ユーザは投与装置2を生体に固定させ注射針20を皮膚に刺し、そしてクランプを開けることで、液体(活性成分)を生体内に投与する。投与が終わった際には、ユーザはクランプを閉めて注射針20を血管から抜き、投与装置2を生体から外す。

0030

図8に示す投与装置3の使用方法は次の通りである。まず、ユーザはルアーロックにルアーキャップを付け且つクランプを閉め、液体袋10と注入ポートとが連通するように三方バルブを操作する。そして、ユーザは注入ポートから所定量の液体を注入して液体袋10に液体を充填し、その後、三方バルブを操作して、注入ポートから液体袋10への流路を塞ぐ。続いて、ユーザはルアーキャップを外して注射針20をルアーロックに取り付け、クランプを緩めて液体を注射針20まで通すことで管内の気泡を排除し、その後クランプを閉める。

0031

続いて、ユーザは投与装置3を生体に固定させ注射針20を皮膚に刺し、そしてクランプを開けることで、液体(活性成分)を生体内に投与する。投与が終わった際には、ユーザはクランプを閉めて注射針20を血管から抜き、投与装置3を生体から外す。

0032

当然ながら、上記の投与装置2および3の構成はあくまでも例にすぎず、他の構成も考えられる。これに伴い、投与装置の使用方法も上記の例に限定されない。例えば、図1に示す投与装置1の使用方法は、投与装置2および3のものと異なり得る。

0033

以上説明したように、本発明の一側面に係る液体袋は、経皮投与される活性成分を含む液体を収容する液体袋であって、液体を収容し、該液体を注射針に向けて供給する袋本体を備え、袋本体が管状部を備え、管状部に液体が収容された状態において、該管状部の少なくとも一部が該管状部の軸方向に対して曲がる。

0034

このような側面においては、液体を収容する管状部の少なくとも一部が曲がった状態にあるので、より長い距離の管状部を限られた領域の中に収めることができる。したがって、より多くの液体をその限られた領域内で収容することができる。このように袋本体を形成することで、袋本体が占める領域を狭めることができるので、液体袋の携帯性を高めつつ、経皮投与に必要な量の活性成分を該液体袋に収容することが可能になる。例えば、ユーザは、投与装置を携帯して活性成分の投与を受けている間も楽に行動できる。

0035

他の側面に係る液体袋では、管状部の少なくとも一部が曲がった状態を維持する支持部をさらに備えてもよい。この場合には、管状部が限られた領域の中に納まった状態を維持することができる。また、内部に液体を注入して管状部を膨張させた後も該管状部の特定の曲がりを維持することができる。加えて、液体を生体に投与している際に管状部が徐々に収縮する段階においても、該管状部の特定の曲がりを維持することができる。

0036

他の側面に係る液体袋では、管状部の少なくとも一部が仮想面上で渦巻状または蛇行状に配されてもよい。この場合には、長い距離の管状部を限られた領域内に効率良く収めると共に、液体袋の厚みを抑えることができる。その結果、液体袋の携帯性がより高まる。

0037

他の側面に係る液体袋では、管状部の少なくとも一部が螺旋状に配されてもよい。この場合には、生体の一部(例えば腕または脚)に巻きつくように袋本体をその生体に装着させることができる。これも液体袋の携帯性を高める一つの手法である。

0038

他の側面に係る液体袋では、管状部が分岐部を含んでもよい。この場合には、限られた領域内における管状部の総延長を増やすことができ、したがって、より多くの液体をその限られた領域内に収容することができる。

0039

以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。

0040

上記実施形態では管状の袋本体を示したが、袋本体の一部のみが管状部であってもよく、この場合には、管状部ではない部分は、平板状、直方体状、球体状などの任意の形状を呈してよい。袋本体の一部のみが管状部である場合に、管状部は袋本体のどこに位置してもよく、例えば、底を含む部分、口を含む部分、あるいは、底も口も含まない中央部に位置してもよい。

0041

1〜3…投与装置、10,10E…液体袋、20…注射針、30…管、40…クランプ、50…フィルタ、100,100A〜100E…袋本体、110,110A〜110E…管状部、111…湾曲部、113…分岐部、120…外袋、130…ホルダ。

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