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技術 送風装置、室外機及び冷凍サイクル装置

出願人 三菱電機株式会社
発明者 河野惇司中島誠治
出願日 2015年10月6日 (4年2ヶ月経過) 出願番号 2017-544101
公開日 2018年3月29日 (1年8ヶ月経過) 公開番号 WO2017-060973
状態 特許登録済
技術分野 非容積形ポンプの構造 その他の空気調和方式
主要キーワード 外周点 翼半径 吹出面積 騒音悪化 ベルマウス内 送風動作 送風室 最小外径
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (15)

課題・解決手段

第1拡大部を通る断面であってプロペラファン回転中心CLに直交する断面において、回転中心CLの方向に沿って投影的に見た場合、第1拡大部の拡大開始位置P0における外径と同じ半径位置における点PXと、翼の外周端P1とを結ぶ直線L1は、点PXと、回転中心CLとを通る直線L2に対して、回転方向Rと逆方向に傾いている。

概要

背景

冷媒回路を構成して、冷媒循環させて対象空間等の加熱、冷却等を行う冷凍サイクル装置では、室内機室外機とに分けて構成することが多い。そして、このような室外機(室外ユニット)では、プロペラ)を有するプロペラファンを回転させて空気の流れを発生させ、送風(冷却、排熱等)を行っている。

従来のプロペラファンに関する装置のなかには、例えば特許文献1に開示されているように、プロペラファンの後縁側の周囲にベルマウスが配置されている構成の装置がある。この装置では、翼の外周縁における前縁側最外周点からベルマウスの吸込側の端部における翼外周縁までの範囲の翼半径を、前縁側最外周点から連続的に増加させ、且つ、ベルマウス上流端からベルマウス内部のラップ部の中央点までの範囲の翼半径を、連続的に減少させ、且つ、ラップ部の中央点から後縁側最外周点までの範囲の翼半径を、連続的に増加させている。

概要

第1拡大部を通る断面であってプロペラファンの回転中心CLに直交する断面において、回転中心CLの方向に沿って投影的に見た場合、第1拡大部の拡大開始位置P0における翼の外径と同じ半径位置における点PXと、翼の外周端P1とを結ぶ直線L1は、点PXと、回転中心CLとを通る直線L2に対して、回転方向Rと逆方向に傾いている。

目的

本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、プロペラファンの後縁側における翼半径の拡大部において渦を発生させることなく、且つ、吹出面積の拡大により風速を低減して低騒音化を図ることができる、室外機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

を有するプロペラファンと、前記プロペラファンの外周を囲むベルマウスとを備え、前記プロペラファンは、側方から見たときに、前記翼と前記ベルマウスとがオーバーラップする範囲に、下流に向かって前記翼の外径が拡大する第1拡大部を含み、前記第1拡大部を通る断面であって前記プロペラファンの回転中心CLに直交する断面において、前記回転中心CLの方向に沿って投影的に見た場合、前記第1拡大部の拡大開始位置P0における前記翼の外径と同じ半径位置における点PXと、前記翼の外周端P1とを結ぶ直線L1は、前記点PXと、前記回転中心CLとを通る直線L2に対して、回転方向Rと逆方向に傾いている、送風装置

請求項2

前記ベルマウスは、第2拡大部と、第3拡大部とを含んでおり、前記第2拡大部は、前記第1拡大部の径方向外側に位置しており、前記第3拡大部は、前記翼の後縁の外周端より下流側に位置しており、前記第3拡大部の拡大率は、前記第2拡大部の拡大率より大きい、請求項1の送風装置。

請求項3

前記ベルマウスの入口部の上流端B1と、前記第1拡大部の上流端と前記回転中心CLの延びる方向でみた位置が同じである前記ベルマウスの部分B2とは、直管部で接続されている、請求項1又は請求項2の送風装置。

請求項4

前記翼の後縁の外周端と前記回転中心CLの延びる方向でみた位置が同じである前記ベルマウスの部分の内径ID1は、前記ベルマウスの上流端の内径ID2より小さい、請求項1〜3の何れか一項の送風装置。

請求項5

前記プロペラファンは、前記ベルマウスの最小内径の部分より上流側に、上流に向かって前記翼の外径が拡大する第4拡大部を含み、前記プロペラファンは、側方から見たときに、前記翼と前記ベルマウスとがオーバーラップする範囲内に、前記翼の外径が最小となる点Miを含む、請求項1〜4の何れか一項の送風装置。

請求項6

前記プロペラファンは、ボスを含んでおり、前記ボスは、前記第1拡大部と同じ軸方向位置において下流に向かって一定の拡大率で拡大する第5拡大部を含んでおり、前記第5拡大部の拡大率は、前記第1拡大部の拡大率よりも小さい、請求項1〜5の何れか一項の送風装置。

請求項7

請求項1〜6の何れか一項の送風装置と、熱交換器とを備えた、室外機

請求項8

請求項1〜6の何れか一項の送風装置と、圧縮機と、室外側熱交換器と、絞り装置と、負荷側熱交換器とを備えた、冷凍サイクル装置

技術分野

0001

本発明は、送風装置室外機及び冷凍サイクル装置に関するものである。

背景技術

0002

冷媒回路を構成して、冷媒循環させて対象空間等の加熱、冷却等を行う冷凍サイクル装置では、室内機と室外機とに分けて構成することが多い。そして、このような室外機(室外ユニット)では、プロペラ)を有するプロペラファンを回転させて空気の流れを発生させ、送風(冷却、排熱等)を行っている。

0003

従来のプロペラファンに関する装置のなかには、例えば特許文献1に開示されているように、プロペラファンの後縁側の周囲にベルマウスが配置されている構成の装置がある。この装置では、翼の外周縁における前縁側最外周点からベルマウスの吸込側の端部における翼外周縁までの範囲の翼半径を、前縁側最外周点から連続的に増加させ、且つ、ベルマウス上流端からベルマウス内部のラップ部の中央点までの範囲の翼半径を、連続的に減少させ、且つ、ラップ部の中央点から後縁側最外周点までの範囲の翼半径を、連続的に増加させている。

先行技術

0004

特開2001−227497号公報(第10図)

発明が解決しようとする課題

0005

室外機では、気流は、室外機の筐体の背面と側面とから筐体内に流入し、熱交換器を通過し、さらにプロペラファンとベルマウスとを通過し、筐体の外に流出することとなる。このとき、プロペラファンの下流側では、プロペラファンの後流グリルとの干渉により騒音が発生する可能性が有る。これに関しては、プロペラファン外周側においては、吹出風速が最も高くなるため、外周側の風速を低減することが騒音低減に最も有効である。

0006

ここで、上述した特許文献1に開示の構成を、室外機に適用した場合、プロペラファンとベルマウスとのラップ部の中央点から後縁に従って、翼外径が拡大するため、流れが翼に沿って拡大した場合には、吹出面積が拡大し、風速が低減されるため、騒音低減が可能になる。しかしながら、気流が翼に沿わない場合には、拡大部において渦が発生し、騒音悪化の原因となる。

0007

本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、プロペラファンの後縁側における翼半径の拡大部において渦を発生させることなく、且つ、吹出面積の拡大により風速を低減して低騒音化を図ることができる、室外機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上述した目的を達成するため、本発明の送風装置は、複数の翼を有するプロペラファンと、前記プロペラファンの外周を囲むベルマウスとを備え、前記プロペラファンは、前記ベルマウスとのオーバーラップ部に、下流側翼外径拡大部を含み、前記下流側翼外径拡大部を通る断面であって前記プロペラファンの回転中心CLに直交する断面において、前記回転中心CLの方向に沿って投影的に見た場合、前記下流側翼外径拡大部の開始位置P0における翼外径と同じ半径位置における点PXと、前記プロペラファンの外周端P1とを結ぶ直線L1は、前記点PXと、前記回転中心CLとを通る径方向直線L2に対して、回転方向Rと逆方向に傾いている。

発明の効果

0009

本発明によれば、プロペラファンの後縁側における翼半径の拡大部において渦を発生させることなく、且つ、吹出口面積の拡大により風速を低減して低騒音化を図ることができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の実施の形態1に関し、室外機を示す斜視図である。
本発明の実施の形態1に関し、室外機の構成を説明するための図である。
本発明の実施の形態1に関し、ファングリルを外した構成図である。
本発明の実施の形態1に関し、前面パネル等を取り外した構成図である。
本発明の実施の形態1に関し、プロペラファンを側方から示す図である。
本発明の実施の形態1に関し、プロペラファンの翼の断面を示す図である。
図6のプロペラファンに関する斜視図である。
本発明の実施の形態2に関し、ベルマウスを説明するための図である。
本発明の実施の形態3に関し、ベルマウスを説明するための図である。
本発明の実施の形態4に関し、ベルマウスを説明するための図である。
本発明の実施の形態5に関し、プロペラファンを説明するための図である。
図11のプロペラファンに関する斜視図である。
本発明の実施の形態6に関し、プロペラファンを説明するための図である。
本発明の実施の形態7に関し、空気調和装置の構成図である。

実施例

0011

以下、本発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。

0012

実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に関し、室外機を示す斜視図であり、吹出口から見た図である。また、図2は、上面側から室外機の構成を説明するための図である。図3は、本発明の実施の形態1に関し、プロペラファングリルを外した構成図である。図4は、本発明の実施の形態1に関し、前面パネル等を取り外した構成図である。

0013

図1図4に示すように、室外機50の本体1は、2つの側面1a及び1c、前面1b、背面1d、上面1e並びに底面1fを有する筐体で構成されている。側面1a及び背面1dは外部から空気を吸込むために開口部分を有している。また、前面1bは外部に空気を吹出す吹出口3となる開口部分を有する前面パネル2で構成している。そして、吹出口3は、プロペラファン8との接触を防止して安全をはかるためにプロペラファングリル4で覆われている。プロペラファングリル4は前面パネル2に取り付けられている。

0014

本体1内には、回転軸12を中心に回転して気体の流れを発生させるプロペラファン8が設置されている。プロペラファン8は、ボス9の周囲に複数(例えば3枚)の翼10を有する。プロペラファン8は、背面側にあるプロペラファンモータ11で回転駆動される。そして、本体1の内部は仕切板5によってプロペラファン8が設置されている送風室6と圧縮機606等が設置されている機械室7に分けられている。側面1aと背面1dの内側には略L字状の熱交換器18が設けられている。

0015

上述したように、熱交換器18、前面パネル2等で囲まれた送風室6には、プロペラファン8が設置されている。プロペラファン8の径方向外側には、翼10の回転方向に沿って、翼10の外周端より外側に、吹出口3の外周を囲むように円環状のベルマウス13が前面パネル2と一体または別体として取り付けられる。このベルマウス13は吸込側と吹出側とを区切って吹出口3近傍の風路を構成するものである。また、ベルマウス13は、プロペラファン8の外周を囲むように翼の回転方向に沿って壁面を形成し、プロペラファンによる気体の流れを整流する。

0016

一方、プロペラファン8の吸込み側には、熱交換器18が側面1aと背面1dにかけてL字状に設けられている。この熱交換器18は、板状の面が平行になるように並設された複数のフィンと、その並設方向に各フィンを貫通する伝熱管で構成される。そして伝熱管内には、冷媒回路を循環する冷媒が循環する。本実施の形態の熱交換器18は、伝熱管が本体1の側面1aと背面1dにかけてL字状に延び、高さ方向に複数段の伝熱管がフィンを貫通するように構成される。また、熱交換器18は、配管15等を介して圧縮機606と接続し、空気調和装置の冷媒回路を構成する。そして、基板箱16内の制御基板17により室外機内に搭載された機器を制御する。

0017

図5は、実施の形態1に関し、プロペラファンを側方から示す図、図6は、実施の形態1に関し、プロペラファンの翼の断面を示す図である。なお、図5に示す矢印は本体1内を通過する気体の流れを示しており、熱交換器18側(図5の左側)を上流、ベルマウス13側(図5の右側)を下流として以下説明をする。また、図5において、プロペラファン8の回転中心CLと直交する方向(図5の上下方向)を径方向とし、回転中心CLに近づく方向を径方向内側、回転中心CLから離れる方向を径方向外側として以下説明する。さらに、図6に示す翼10の断面は、プロペラファン8の回転中心CLに直交する向きに切断したときの断面である。

0018

図5に示すように、ベルマウス13は、上流に向けて径が拡大する入口部13cと、入口部13cの下流側から連続して下流に向けて径が拡大する拡大部を有する。プロペラファン8は、翼10とベルマウス13とがオーバーラップするオーバーラップ部19の範囲において、下流に向かって翼10の外径が拡大する第1拡大部としての下流側翼外径拡大部10aを持つ。下流側翼外径拡大部10aは、ベルマウス13の入口部13cより下流側から始まり、吹出口3の上流側まで設ける。図5では、一例として、下流側翼外径拡大部10aの拡大率が、下流側に向かって一定である態様を示しているが、順次、拡大率が大きくなる曲面(例えば、プロペラファン中央側に凸となる曲面)でもよい。なお、オーバーラップ部19の範囲において、下流側翼外径拡大部10aの外周端とベルマウス13の内径との隙間は一定となっている。

0019

図6および図7に示すように、下流側翼外径拡大部10aは、下流側翼外径拡大部を通る断面であってプロペラファン8の回転中心CLに直交する断面において回転中心CLの方向に沿って投影的に見た場合、下流側翼外径拡大部10aの拡大開始位置P0における翼10の外径と同じ半径位置における点PXと、翼10の外周端P1とを結ぶ直線L1が、当該点PXと、プロペラファン8の回転中心CLとを通る直線L2に対して、回転方向Rと逆方向に傾いて構成される。

0020

次に、本実施の形態の室外機50における送風動作について図に基づいて説明する。室外機50において、プロペラファン8が回転すると、本体1の外部から空気を吸い込む。これにより、側面1aおよび背面1dから、熱交換器18に空気が流入して熱交換がなされる。その後、プロペラファン8、さらにベルマウス13を通過して、吹出口3から室外に空気が吹き出される。このとき、図2等に示すように、吹出口3から室外に導かれる気流Aが発生する。

0021

さらに、図5および図6に基づいて、プロペラファン8を通過する気流の流れについて説明する。図5に示すように、熱交換器18を通過し送風室6の内部に流入した気流は、プロペラファン8とベルマウス13を通過した後、送風室6の外部へ流出する。下流側翼外径拡大部10aにおいては、図6に示すように空気が翼10から受ける力Fの方向がプロペラファン8の回転方向Rよりも径方向外向きのため、気流が径方向に広がりやすく、ベルマウス13に沿った流れになる。

0022

以上のように、実施の形態1の冷凍サイクル装置の室外機50によれば、プロペラファン8のオーバーラップ部19の下流側翼外径拡大部10aにおいて、渦を発生させることなく、吹出口3の面積を拡大でき、吹出風速の低減による低騒音化を図ることができる。

0023

実施の形態2.
次に、図8を用いて、本発明の実施の形態2を説明する。図8は、本実施の形態2に関する、図5と同態様の図である。なお、本実施の形態2は、以下に説明または限定する部分を除いては、上述した実施の形態1と同様であるものとする。

0024

本実施の形態2においては、ベルマウス113は、第2拡大部である、第1のベルマウス径拡大部113aと、第3拡大部である、第2のベルマウス径拡大部113bとを含んでいる。第1のベルマウス径拡大部113aは、プロペラファン8の下流側翼外径拡大部10aの径方向外側に位置している。また、第1のベルマウス径拡大部113aは、ベルマウス113の内径が下流に向かって拡大する部分である。第2のベルマウス径拡大部113bは、第1のベルマウス径拡大部113aの下流側に位置する部分であり、すなわち、プロペラファン8の後縁の外周端より下流側に位置する部分である。また、第2のベルマウス径拡大部113bも、ベルマウス113の内径が下流に向かって拡大する部分である。第2のベルマウス径拡大部13bの拡大率は、第1のベルマウス径拡大部13aの拡大率より大きい。

0025

本実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様な利点が得られることに加え、次のような利点が得られる。プロペラファン8の後縁から吹出された気流が、さらに径方向に広がった場合に、ベルマウス113の壁面に気流が衝突することなく、吹出口3から吹出され、さらに吹出面積が拡大されるため、吹出風速が低減され、低騒音化を図ることができる。

0026

実施の形態3.
次に、図9を用いて、本発明の実施の形態3を説明する。図9は、本実施の形態3に関する、図5と同態様の図である。なお、本実施の形態3は、以下に説明または限定する部分を除いては、上述した実施の形態1または2と同様であるものとする。なお、図9は、以下に説明または限定する部分を除いて、上述した実施の形態2と同様である場合を例示している。

0027

本実施の形態3においては、ベルマウス213は、上流側から下流側に向かって内径が一定となる直管部213dを含んでいる。直管部213dは、ベルマウス213の入口部の下流端B1と第1のベルマウス径拡大部113aの上流端B2とを接続している。第1のベルマウス径拡大部113aの上流端B2は、プロペラファン8の下流側翼外径拡大部10aの上流端の径方向外側に位置している。また、ベルマウス213の入口部の下流端B1の径方向内側に位置する部分の翼10の外径と、プロペラファン8の下流側翼外径拡大部10aの上流端における翼10の外径とは等しい。それ以外については、プロペラファン8の下流側翼外径拡大部10aは、上述した下流側翼外径拡大部10aと同じである。

0028

本実施の形態3によれば、上記実施の形態1または2と同様な利点が得られることに加え、次のような利点が得られる。ベルマウス213の入口部で気流が流入したあと、均一の風路断面積の直管部213dを通過するため、直管部213dで気流を安定させてから下流側翼外径拡大部10aに流入させることができる。直管部213dで気流が安定するため、ベルマウス13の表面で気流がはく離を生じにくく、はく離による渦が生じにくいため、さらに低騒音化を図ることができる。

0029

実施の形態4.
次に、図10を用いて、本発明の実施の形態4を説明する。図10は、本実施の形態4に関する、図5と同態様の図である。なお、本実施の形態4は、以下に説明または限定する部分を除いては、上述した実施の形態1〜3の何れかと同様であるものとする。図10は、以下に説明または限定する部分を除いて、上述した実施の形態3と同様である場合を例示している。

0030

本実施の形態4においては、プロペラファン8の後縁の外周端(下流側翼外径拡大部10aの下流端)の径方向外側に位置するベルマウス213の部分の内径ID1が、ベルマウス213の入口部の上流端の内径ID2より小さい。

0031

本実施の形態4によれば、上記実施の形態1〜3と同様な利点が得られることに加え、次のような利点が得られる。プロペラファン8の最小外径は、ベルマウス213の入口部の上流端の内径ID2により決まり、ベルマウス213の入口部の上流端の内径ID2は、室外機50の筐体寸法によって決定される。上記構成とすることで、ベルマウス213の入口部の上流端の外径を最大限大きくできるため、それに伴い、プロペラファン8の最小外径を最大にとることができる。そのため、ベルマウス213の通過風速を低減でき、さらに低騒音化を図ることができる。

0032

実施の形態5.
次に、図11および図12を用いて、本発明の実施の形態5を説明する。図11は、本実施の形態5に関する、図5と同態様の図である。なお、本実施の形態5は、以下に説明または限定する部分を除いては、上述した実施の形態1〜4の何れかと同様であるものとする。なお、図11は、以下に説明または限定する部分を除いて、上述した実施の形態3と同様である場合を例示している。

0033

以下の説明は、上記の実施の形態3のベルマウス213に、本実施の形態5の特徴を適用した場合の例である。本実施の形態5においては、プロペラファン408は、ベルマウス213の最小内径の部分より上流側に、上流に向かって翼10の外径が拡大する、第4拡大部としての上流側翼外径拡大部10bを含み、オーバーラップ部19の範囲内に翼10の外径が最小となる点Miを含む。より詳細には、プロペラファン408は、ベルマウス213の最小内径の部分(ベルマウス213では直管部213dの上流端)より上流側に、下流に向かって翼外径が縮小する縮小部10cを含む。

0034

本実施の形態5によれば、ベルマウス213の最小内径位置より上流側において翼10の外径が拡大されるため、プロペラファン408の仕事が増加し、プロペラファン408の回転数を小さくすることができる。そのため、さらに低騒音化を図ることができる。

0035

ここで、ベルマウスの最小内径の部分より上流側のプロペラファンの翼の外径と、ベルマウスの最小内径の部分より下流側のプロペラファンの翼の外径とが、ベルマウスの最小内径より大きい場合、ベルマウスは、少なくとも2つ以上の部品から構成され、周方向に分割した部品で組み立てられる構成とする。このようなベルマウスは、室外機の筐体と別部品で構成され、例えば、樹脂製の上下2分割の構成とし、プロペラファンを配置後に2分割されていた部品を合体させ、ベルマウスを筐体に固定する。

0036

実施の形態6.
次に、図13を用いて、本発明の実施の形態6を説明する。図13は、本実施の形態6に関する、図5と同態様の図である。なお、本実施の形態6は、以下に説明または限定する部分を除いては、上述した実施の形態1〜5の何れかと同様であるものとする。なお、図13は、以下に説明または限定する部分を除いて、上述した実施の形態3と同様である場合を例示している。

0037

以下の説明は、上記の実施の形態3のベルマウス213に、本実施の形態6の特徴を適用した場合の例である。本実施の形態6においては、プロペラファン508は、中央部に円筒状のボス9を含んでおり、ボス9は、下流側翼外径拡大部10aと同じ軸方向位置において下流に向かって一定の拡大率で拡大する、第5拡大部としてのボス径拡大部9aを含み、ボス径拡大部9aの拡大率は、下流側翼外径拡大部10aの拡大率よりも小さい。

0038

本実施の形態6によれば、プロペラファン508の吹出流れが径方向に広がる流れであっても、ボス9の外周面における気流のはく離を抑制することができる。さらに、ボス径拡大部9aの拡大率を、下流側翼外径拡大部10aの拡大率よりも小さくすることで、ボス9の外径と翼10の外周端との間の風路は拡大風路となり、吹出面積が拡大されるため、吹出風速を小さくすることができ、それによっても、低騒音化を図ることができる。

0039

実施の形態7.
次に、図14を用いて、本発明の実施の形態7について説明する。本実施の形態7は、上述した実施の形態1〜6の何れかの室外機を有する冷凍サイクル装置であり、そのような冷凍サイクル装置の一例として、具体的には、空気調和装置を説明する。図14は、本発明の実施の形態7に関し、空気調和装置の構成図である。

0040

空気調和装置600は、室外機50と、室内機52とを備えている。これら室外機50および室内機52は冷媒配管で連結されており、それにより構成された冷媒回路に冷媒が循環される。冷媒配管のうち、気体の冷媒(ガス冷媒)が流れる配管をガス配管602とし、液体の冷媒(液冷媒気液二相冷媒の場合もある)が流れる配管を液配管604とする。室外機50は、上述した実施の形態1〜6の何れかの室外機である。

0041

室外機50は、本実施の形態においては、圧縮機606、四方弁608、室外側熱交換器610、室外側送風部612、絞り装置膨張弁)614で構成する。

0042

圧縮機606は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、圧縮機606は、インバータ装置等を備え、運転周波数を任意に変化させることにより、圧縮機606の容量(単位時間あたりの冷媒を送り出す量)を細かく変化させることができるものとする。四方弁608は、制御装置(図示せず)からの指示に基づいて冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流れを切り換える。

0043

また、室外側熱交換器610は、冷媒と空気(室外の空気)との熱交換を行う。例えば、暖房運転時においては蒸発器として機能し、液配管604から流入した低圧の冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を蒸発させ、気化させる。また、冷房運転時においては凝縮器として機能し、四方弁608側から流入した圧縮機606において圧縮された冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を凝縮して液化させる。室外側熱交換器610は、上述した実施の形態1〜6の何れかの熱交換器18である。

0044

室外側熱交換器610には、冷媒と空気との熱交換を効率よく行うため、室外側送風部612が設けられており、すなわち、この室外側送風部612は、上述した実施の形態1〜6の何れかのプロペラファンである。なお、図14においては、上述した実施の形態1〜6において室外機における、熱交換器およびプロペラファン、以外の構成の図示は省略している。

0045

室外側送風部612についても、インバータ装置によりプロペラファンモータ11(図2に図示)の運転周波数を任意に変化させてプロペラファンの回転速度を細かく変化させるようにしてもよい。絞り装置614は、開度を変化させることで、冷媒の圧力等を調整するために設ける。

0046

一方、室内機52は、負荷側熱交換器616及び負荷側送風部618で構成される。負荷側熱交換器616は、冷媒と空気との熱交換を行う。例えば、暖房運転時においては凝縮器として機能し、ガス配管602から流入した冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒を凝縮させて液化(又は気液二相化)させ、液配管604側に流出させる。一方、冷房運転時においては蒸発器として機能し、例えば絞り装置614により低圧状態にされた冷媒と空気との熱交換を行い、冷媒に空気の熱を奪わせて蒸発させて気化させ、ガス配管602側に流出させる。また、室内機52には、熱交換を行う空気の流れを調整するための負荷側送風部618が設けられている。この負荷側送風部618の運転速度は、例えば利用者の設定により決定される。特に限定するものではないが、負荷側送風部618としても、上述した実施の形態1〜6の何れかのプロペラファンを用いることができる。

0047

以上のように実施の形態7の空気調和装置では、実施の形態1〜6において説明したプロペラファンを含む室外機を用いることで、風量低下、騒音の抑制等を実現することができる。

0048

以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。

0049

本発明の送風装置は、プロペラファンと、ベルマウスとを備えた装置として広く実施することができる。上述した実施の形態は、本発明の送風装置を、空気調和装置の室外機として実施した場合に過ぎない。空気調和装置は、冷凍サイクル装置の一例であり、他の例を挙げるならば、給湯器を挙げることができる。よって、本発明は、給湯器の室外機として実施することも可能である。

0050

8、408、508プロペラファン、9aボス径拡大部、10翼、10a下流側翼外径拡大部、10b上流側翼外径拡大部、10c縮小部、13、113ベルマウス、18熱交換器、50室外機、52室内機、113a 第1のベルマウス径拡大部、113b 第2のベルマウス径拡大部、600空気調和装置、602ガス配管、604液配管、606圧縮機、610室外側熱交換器、614絞り装置(膨張弁)、616負荷側熱交換器。

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