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技術 機器管理システムと装置と方法並びにプログラム

出願人 日本電気株式会社
発明者 小島有紀子森祐輔
出願日 2016年9月15日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2017-539985
公開日 2018年7月5日 (5ヶ月経過) 公開番号 WO2017-047721
状態 未査定
技術分野 給配電網の遠方監視・制御
主要キーワード 電流波形パターン ドア開閉器 セットリングタイム 稼働率情報 修理交換 評価対象機器 所定時間区間 宅内コンセント
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題・解決手段

本発明は、機器の不良・故障が発生する前に、優先度にしたがって当該機器の修理交換を行うことを可能とする。機器の消費電力電流波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価し、前記劣化状況から修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度を設定する。

概要

背景

コンビニエンスストア(以下、「コンビニ」と略記する)やスーパーマーケット(以下、「スーパー」と略記する)等の店舗に設置される照明設備加熱器空調設備冷凍冷蔵設備等の各機器(「電気機器」ともいう)は、例えば経年変化や機器の劣化等に応じて不良や故障が発生する。営業活動等への影響を回避するには、機器が故障する前に、当該機器の修理交換等を行うことが好ましい。

広範な地域に店舗展開するコンビニチェーンやスーパーチェーンの各店舗に設置される機器の修理、交換等は、一般に、店舗を統括する本部で一元管理される。例えば店舗の機器の交換は、通常、本部の管理のもとで行われる。その際、本部(管理センタ)は、店舗から機器不良等に関する連絡通報)を受けると、例えば委託先保守サービス事業者ファシリティ管理会社)等を通じて、保守要員を当該店舗に派遣し、不良機器の修理、交換等を行う。

なお、店舗、住宅、商業ビル等において、電力使用量可視化節電のための機器制御等を行うエネルギー管理システム(Energy Management System:EMS)が製品化されている。例えば住宅向けEMSはHEMS(Home EMS)、商用ビル向けEMSはBEMS(Building EMS)とも称せられている。

店舗等のエネルギー管理に関連して、例えば特許文献1には、店舗の消費電力を効率的に抑制する電力管理サーバが開示されている。この電力管理サーバは、店舗の消費電力又は設置された電気機器の消費電力を取得する消費電力取得手段と、取得した消費電力情報に基づいて消費電力低減を目的とした報知、或いは電気機器の運転制御を行う管理手段とを備え、店舗でのPOS(Point Of Sale)情報を取得する情報取得手段と、POS情報及び消費電力情報を互いに関連付けして記憶する記憶装置とを備え、該記憶装置に記憶されている過去のPOS情報と消費電力情報の関連性に基づき、逐次取得されるPOS情報から店舗での以後の消費電力を予想する消費電力予測手段を備えている。

また、特許文献2には、階段状の変化や瞬間的な高電力波形等、電力波形の特徴的な変化を利用して電気機器の状態を判別することで、電力測定装置を備えていない電気機器についても、動作していない期間や消費電力の少ない期間を判別することが記載されている。

非特許文献1、2には、分電盤主幹に流れる電流波形を測定してクラウドサーバ転送し、観測し、クラウドサーバ上で機械学習等によって学習した分離器等により機器毎に波形を分離し、機器毎の消費電力量や機器毎のオンオフ推定する機器分離技術が開示されている。

非特許文献3には、店舗設備の異常や故障の兆候を各センサカメラ等で検知し、遠隔地オフィスアラーム通知し、店内設備稼働状況見える化し、迅速な修理対応を可能とした事例が開示されている。

非特許文献4には、冷凍機気温と消費電力の関係(プロファイリング)の例として、気温に応じて電力急増する場合(低効率)は、機器の老朽化室外機環境の悪化等が挙げられ、気温の変化に対して電力一定の場合(常にフル稼働状態)、冷凍機の容量不足、室外機環境の悪化等が挙げられている。

概要

本発明は、機器の不良・故障が発生する前に、優先度にしたがって当該機器の修理交換を行うことを可能とする。機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価し、前記劣化状況から修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度を設定する。

目的

この電力管理サーバは、店舗の消費電力又は設置された電気機器の消費電力を取得する消費電力取得手段と、取得した消費電力情報に基づいて消費電力低減を目的とした

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

機器消費電力電流波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価する第1の手段と、前記劣化状況に基づき、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換優先度を設定する第2の手段と、を備えた、ことを特徴とする機器管理装置

請求項2

前記第1の手段は、少なくとも一つの店舗配備された1つ又は複数の機器に対して劣化状況を評価し、前記第2の手段は、前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率、及び、前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、の少なくとも一方に基づき、前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする請求項1記載の機器管理装置。

請求項3

前記第2の手段は、前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率とに基づき、前記店舗内での前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする請求項2記載の機器管理装置。

請求項4

前記第1の手段は、複数の店舗にそれぞれ配備された複数の機器に対して各々の劣化状況を評価し、前記第2の手段は、前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、若しくは、前記機器の劣化状況と前記機器の稼働率と、に基づき、複数の店舗間における前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の機器管理装置。

請求項5

前記店舗の情報は、前記店舗の売上高又はその予測を含む、ことを特徴とする請求項2又は4記載の機器管理装置。

請求項6

前記第2の手段は、さらに、消費電力に基づいて設定された機器の分類に基づいて、前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の機器管理装置。

請求項7

前記第1の手段は、同一グループに分類される店舗のうち、少なくとも一つの他の店舗に配備される対応機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方との比較に基づき、前記機器の劣化状況を導出する、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の機器管理装置。

請求項8

前記修理又は交換対象となる機器を前記優先度とともに、前記店舗を統括する本部に送信する第3の手段をさらに備えた、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の機器管理装置。

請求項9

請求項1乃至8のいずれか1項に記載の機器管理装置を備え、前記機器を設置する店舗の通信装置通信接続するサーバ装置

請求項10

店舗の通信装置と通信接続するサーバを備え、前記店舗の通信装置は、前記店舗の機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方を前記サーバに送信し、前記サーバは、前記店舗の通信装置から送信された前記店舗の機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価する第1の手段と、前記劣化状況に基づき、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度を設定する第2の手段と、を備えた、ことを特徴とする機器管理システム

請求項11

前記第2の手段は、前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率、及び、前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、の少なくとも一方に基づき、前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする請求項10記載の機器管理システム。

請求項12

前記第2の手段は、前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率とに基づき、前記店舗内での前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする請求項11記載の機器管理システム。

請求項13

前記第2の手段は、前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、若しくは、前記機器の劣化状況と前記機器の稼働率と、に基づき、複数の店舗間における前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の機器管理システム。

請求項14

前記店舗の情報は、前記店舗の売上高又はその予測を含む、ことを特徴とする請求項11記載の機器管理システム。

請求項15

前記第2の手段は、消費電力に基づいて設定された機器の分類に基づいて、前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする請求項10記載の機器管理システム。

請求項16

前記第2の手段は、同一グループに分類される店舗のうち、少なくとも一つの他の店舗に配備される対応機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方との比較に基づき、前記機器の劣化状況を導出する、ことを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載の機器管理システム。

請求項17

前記サーバは、前記修理又は交換対象となる機器を前記優先度とともに、前記店舗を統括する本部に送信する第3の手段を備えた、ことを特徴とする請求項10乃至16のいずれか1項に記載の機器管理システム。

請求項18

店舗の通信装置と通信接続するサーバが、前記通信装置から送信された、前記店舗の機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方を取得し、前記機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価し、前記劣化状況から、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする機器管理方法

請求項19

機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方の情報に基づき、前記機器の劣化状況を評価する第1の処理と、前記劣化状況から、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度を設定する第2の処理と、をコンピュータに実行させるプログラム

技術分野

0001

(関連出願についての記載)
本発明は、日本国特許出願:特願2015−182561号(2015年9月16日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、機器の管理に好適なシステム、装置と方法並びにプログラムに関する。

背景技術

0002

コンビニエンスストア(以下、「コンビニ」と略記する)やスーパーマーケット(以下、「スーパー」と略記する)等の店舗に設置される照明設備加熱器空調設備冷凍冷蔵設備等の各機器(「電気機器」ともいう)は、例えば経年変化や機器の劣化等に応じて不良や故障が発生する。営業活動等への影響を回避するには、機器が故障する前に、当該機器の修理交換等を行うことが好ましい。

0003

広範な地域に店舗展開するコンビニチェーンやスーパーチェーンの各店舗に設置される機器の修理、交換等は、一般に、店舗を統括する本部で一元管理される。例えば店舗の機器の交換は、通常、本部の管理のもとで行われる。その際、本部(管理センタ)は、店舗から機器不良等に関する連絡通報)を受けると、例えば委託先保守サービス事業者ファシリティ管理会社)等を通じて、保守要員を当該店舗に派遣し、不良機器の修理、交換等を行う。

0004

なお、店舗、住宅、商業ビル等において、電力使用量可視化節電のための機器制御等を行うエネルギー管理システム(Energy Management System:EMS)が製品化されている。例えば住宅向けEMSはHEMS(Home EMS)、商用ビル向けEMSはBEMS(Building EMS)とも称せられている。

0005

店舗等のエネルギー管理に関連して、例えば特許文献1には、店舗の消費電力を効率的に抑制する電力管理サーバが開示されている。この電力管理サーバは、店舗の消費電力又は設置された電気機器の消費電力を取得する消費電力取得手段と、取得した消費電力情報に基づいて消費電力低減を目的とした報知、或いは電気機器の運転制御を行う管理手段とを備え、店舗でのPOS(Point Of Sale)情報を取得する情報取得手段と、POS情報及び消費電力情報を互いに関連付けして記憶する記憶装置とを備え、該記憶装置に記憶されている過去のPOS情報と消費電力情報の関連性に基づき、逐次取得されるPOS情報から店舗での以後の消費電力を予想する消費電力予測手段を備えている。

0006

また、特許文献2には、階段状の変化や瞬間的な高電力波形等、電力波形の特徴的な変化を利用して電気機器の状態を判別することで、電力測定装置を備えていない電気機器についても、動作していない期間や消費電力の少ない期間を判別することが記載されている。

0007

非特許文献1、2には、分電盤主幹に流れる電流波形を測定してクラウドサーバ転送し、観測し、クラウドサーバ上で機械学習等によって学習した分離器等により機器毎に波形を分離し、機器毎の消費電力量や機器毎のオンオフ推定する機器分離技術が開示されている。

0008

非特許文献3には、店舗設備の異常や故障の兆候を各センサカメラ等で検知し、遠隔地オフィスアラーム通知し、店内設備稼働状況見える化し、迅速な修理対応を可能とした事例が開示されている。

0009

非特許文献4には、冷凍機気温と消費電力の関係(プロファイリング)の例として、気温に応じて電力急増する場合(低効率)は、機器の老朽化室外機環境の悪化等が挙げられ、気温の変化に対して電力一定の場合(常にフル稼働状態)、冷凍機の容量不足、室外機環境の悪化等が挙げられている。

0010

特開2012−168675号公報
国際公開第2011/067988号

先行技術

0011

“機器分離技術を活用したサービスの東京電力との共同実証について”、インフォティス株式会社、[平成27年8月24日検索インターネット(URL:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000012366.html)
“圧倒的低コスト家電機器ごとの電力見える化を実現する新型HEMSホーム分電盤を発売”、日東工業株式会社、平成26年12月25日、[平成27年8月24日検索]インターネット(URL:http://www.nito.co.jp/IR/pdf/z1412-5.pdf)
“コンビニ最大手ICTで節電強化”、[平成27年8月24日検索] インターネット(URL:http://jpn.nec.com/energy/features/31/contents2.html)
スマートコンビニのためのネットワークシステムの開発と店舗実装セブンイレブンジャパン、産総研)”、(独)産業技術総合研究所本 淳、[平成27年8月24日検索]インターネット(URL:http://www.nmems.or.jp/gsnpj/progress/20150226/2-1.pdf)

発明が解決しようとする課題

0012

各店舗に設置される機器の保守、交換等の管理を、多数の店舗を統括する本部で実施する場合、店舗ごとに設置される機器が多数であることや、多数の店舗を管理する必要があることから、ある店舗で機器不良等が発生したとき、ただちに当該機器の修理、交換等を行うことができない、という事態が生じ得る。また、本部で、複数の店舗から同時あるいは同日に機器不良、故障等の通知を受けた場合において、当該複数の店舗に対して、一度に、機器の交換や修理等を行うことができないという事態も起こり得る。店舗における突然の機器の不良・故障は、営業上の損害となるが、不良機器の修理、交換の遅延(機器の復旧の遅延)は、さらなる損失を与える場合もある。

0013

したがって、店舗等では、機器の不良、故障等が発生する前に、該当する機器を適確に修理、交換の対象とすることが好ましい。さらに、不良、故障等の機器に対して、どの機器を優先して修理、交換等を行うかに関する情報等を提供することも望まれる。

0014

本発明は、上記課題に鑑みて創案されたものであって、その目的の一つは、機器の不良・故障が発生する前に、当該機器の修理、交換を適確に行うことを可能とした機器管理システム、装置、方法、及びプログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0015

本発明の一つの側面によれば、機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価する第1の手段と、前記劣化状況から、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度を設定する第2の手段と、を備えた機器管理装置が提供される。

0016

本発明の別の側面によれば、店舗の通信装置通信接続するサーバを備え、前記店舗の通信装置は、前記店舗の機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方を前記サーバに送信し、前記サーバは、前記店舗の通信装置から送信された前記店舗の機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価する第1の手段と、前記劣化状況から、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度を設定する第2の手段と、を備えた機器管理システムが提供される。

0017

本発明の一つの側面によれば、店舗の通信装置と通信接続するサーバが、前記通信装置から送信された、前記店舗の機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方を取得し、
前記機器の消費電力と電力波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価し、前記劣化状況から、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度を設定する機器管理方法が提供される。

0018

本発明の一つの側面によれば、機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方の情報に基づき、前記機器の劣化状況を評価する第1の処理と、
前記劣化状況から、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度を設定する第2の処理と、をコンピュータに実行させるプログラムが提供される。

0019

本発明によれば、上記プログラムを記録したコンピュータ読み出し可能な記録媒体半導体メモリ磁気記録媒体、CD(Compact Disc)−ROM(Read Only Memory)等)が提供される。

発明の効果

0020

本発明によれば、機器の不良・故障が発生する前に、当該機器の修理、交換を適確に行うことを可能としている。

図面の簡単な説明

0021

本発明の例示的な実施形態のシステム構成を例示する図である。
(A)は本発明の例示的な一実施形態の店舗の一例を例示する図である。(B)乃至(E)は機器分離技術を説明する図である。
(A)は本発明の例示的な別の実施形態の店舗を例示する図である。(B)は本発明の例示的なさらに別の実施形態の店舗を例示する図である。
本発明の例示的な一実施形態のサーバを例示する図である。
(A)、(B)は本発明の例示的な一実施形態のサーバの構成の一例と別の例を例示する図である。
本発明の例示的な実施形態のサーバの記憶部の情報の一例を例示する図である。
本発明の例示的な第1の実施形態のサーバの処理を例示する図である。
図7の劣化状況評価の処理を例示する図である。
本発明の基本概念を例示する図である。

実施例

0022

以下では、本発明の基本概念を説明し、つづいて例示的な実施形態について説明する。図9は、本発明の基本概念を例示する図である。図9を参照すると、機器管理装置100は、機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価する評価部(第1の手段)101と、前記劣化状況から、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度を設定する優先度設定部(第2の手段)102と、を備えている。本発明によれば、機器の不良・故障が発生する前に、機器に設定された修理又は交換の優先度にしたがって、当該機器の修理、交換を適確に行うことを可能としている。

0023

以下の例示的な実施形態では、機器管理装置100を、エネルギー管理システム(EMS)のサーバ等に実装した例について説明するが、機器管理装置100の実装は、サーバに限定されるものでないことは勿論である。

0024

図1は、本発明の例示的な一実施形態のシステムを模式的に例示する図である。図1を参照すると、コンビニやスーパー等の店舗20に設置される通信装置21は、例えばインターネット等のネットワークを介してサーバ10に接続される。なお、図1において、サーバ10はEMS(Energy Management System)クラウドサービスを提供することから、以下では、EMSクラウドサーバ10と称する。ただし、本発明において、サーバ10は、クラウドサービスを提供するサーバにのみ制限されるものでないことは勿論である。EMSクラウドサーバ10が、図9の機器管理装置100を備えることで、コンビニやスーパー等の店舗に設置される機器の不良・故障が発生する前に、優先度にしたがって当該機器の修理、交換を行うことを可能としている。

0025

店舗20の通信装置21は、ゲートウェイあるいはHEMSコントローラ(あるいはHEMS端末)等を備えた構成としてもよい。

0026

本実施形態において、店舗20の通信装置21をHEMSコントローラで構成し、該HEMSコントローラが不図示のモバイルネットワークを介してインターネット上のEMSクラウドサーバ10に接続するようにしてもよい。この場合、通信装置21とEMSクラウドサーバ10間は、例えばIPsec(Security Architecture for Internet Protocol)を利用したVPN(Virtual Private Network)で接続するようにしてもよい。通信装置21は、店舗20の消費電力又は電流波形を、EMSクラウドサーバ10に送信する。

0027

本実施形態において、店舗20の通信装置21を、例えばSMA(Smart Meter Application)認証取得済みのHEMSコントローラで構成し、スマートメータ31の検針データ(消費電力量等)をBルートから取得するようにしてもよい。なお、通信装置21とスマートメータ31間のBルートとして、例えば920MHz(Mega Herz)帯のWi−SUN(Wireless Smart Utility Network)等の無線伝送を用いてもよい。通信装置21は、スマートメータ31からBルートを介してリアルタイム(例えば30秒毎)で検針データ(消費電力量等)を取得可能である。スマートメータ31からBルートを介して通信装置21に送信される検針データは、店舗20全体の消費電力(電力使用量)を含む。

0028

また、店舗20内の分電盤や機器(不図示)等が、自装置での消費電力、電流を検出する検出機能と、Wi−SUN等の通信機能を備えている場合、通信装置21は、無線LAN(Local Area Network)ブロードバンドルータ等を備えた構成としてもよい。例えば分電盤の複数の分岐ブレーカについて分岐ブレーカ毎に、電流検出装置電流センサ)を備え、電流検出装置から、通信装置21に無線伝送で電流波形データを送信する構成としてもよい。あるいは、電流検出装置を分電盤の主幹ブレーカに設置され、分電盤の主幹に流れる電流を検出するようにしてもよい。

0029

本実施形態において、EMSクラウドサーバ10は、それぞれの店舗20の通信装置21から、当該店舗20での消費電力又は電流波形のデータを取得し、機器毎の消費電力又は電流波形データから機器の劣化状況を評価し、劣化状況にある機器を推定するようにしてもよい。

0030

EMSクラウドサーバ10は、劣化状況にあると判断した機器に関して、その交換・修理を、例えば、店舗20内での、当該機器の稼働率、あるいは、売上高又はその予測値等の店舗情報等に基づき、優先度を設定するようにしてもよい。

0031

コンビニ又はスーパーチェーンの本部40(管理センタ)の通信装置(不図示)は、EMSクラウドサーバ10から交換・修理対象機器の情報の提供を受ける。本部40(管理センタ)では、交換・修理対象機器の優先度情報等に基づき、修理、交換を行う機器を備えた店舗20を選択し、保守サービス業者50に、対象店舗での機器の修理、交換作業依頼するようにしてもよい。なお、本部40では、複数の店舗20の消費電力を一元管理し、電力供給事業主30に、各店舗20の電気料金支払うようにしてもよい。

0032

(例1)
図2(A)は、図1の店舗20の構成の一例を模式的に例示する図である。図2(A)を参照すると、店舗20において、通信装置21をHEMSコントローラで構成し、スマートメータ31の検針データ(消費電力等)をBルートから取得する。HEMSコントローラがスマートメータ31からBルートで取得する検針データ(消費電力等)は、店舗20全体の消費電力に関する情報を含む。また、分電盤22の主幹又は少なくとも1つの分岐ブレーカ(不図示)に、主幹又は分岐ブレーカに流れる電源電流を検出する電流センサ(CT:Current Transformer)23を備え、電流センサ23から、通信装置21に無線伝送で電流波形データを送信するようにしてもよい。電流センサ23は、零相変流器(Zero−phase−sequence Current Transformer:ZCT)や、ホール素子等で構成してもよい。電流センサ23は、不図示のアナログデジタル変換器で電流波形(アナログ信号)をサンプリングしてデジタル信号に変換し、不図示の符号化器圧縮符号化した上で、通信装置21に対して、Wi−SUN等により、無線伝送するようにしてもよい。なお、図2では、単に図面作成都合で、分電盤22の1つの分岐に、機器24A〜24Cが接続し、当該分岐に電流センサ23を1つ接続した構成が図示されているが、複数の分岐ブレーカに複数の電流センサ23をそれぞれ接続してもよいことは勿論である。

0033

図2(B)は、図2(A)の分電盤22の不図示の主幹又は分岐ブレーカに接続された電流センサ23で取得された電流波形(電源電流波形)を例示する図である。EMSクラウドサーバ10は、図2(B)の電流波形データから、分電盤の分岐ブレーカに接続する各機器24Aから24Cの電流波形(図2(C)〜図2(E))に分離する。EMSクラウドサーバ10では、機器毎の電流波形の分離にあたり、例えば非特許文献1、2等に記載された機器分離技術等を用いてもよい。

0034

(例2)
図3(A)は、図1の店舗20の別の構成例を例示する図である。図3(A)の例では、各機器24A〜24Cは、それぞれスマートタップ25A〜25Cに接続されている。スマートタップ25A〜25Cは、機器24A〜24Cと、不図示の宅内コンセント間に配置され、電流、電圧を検知して消費電力を計算し、無線通信にて通信装置21に送信する。なお、通信装置21をHEMSコントローラで構成し、スマートメータ31の検針データ(消費電力等)をBルートから取得する構成としてもよい。HEMSコントローラがスマートメータ31からBルートで取得する検針データ(消費電力量等)は、店舗20全体の消費電力量に関する情報を含む。

0035

通信装置21は、スマートメータ31から取得した店舗20全体の消費電力量、各スマートタップ25A〜25Cから取得した消費電力量、電流波形を、EMSクラウドサーバ10に送信するようにしてもよい。

0036

EMSクラウドサーバ10では、図2(A)の構成のように、全体の電流波形(図2(B))から、店舗20における各機器24A〜24Cの電流波形に分離することは不要とされる。

0037

(例3)
図3(B)は、図1の店舗20の別の構成例を例示する図である。図3(B)の例では、各機器26A〜26Cは、それぞれ電力計測機能及び通信機能付きの機器とされている。機器26A〜26Cは、各機器における電流、電圧を検知し消費電力(瞬時電力又は有効電力)を計算し、電流波形、消費電力を無線通信にて通信装置21に送信する。なお、通信装置21をHEMSコントローラで構成し、スマートメータ31の検針データ(消費電力等)をBルートから取得する構成としてもよい。HEMSコントローラがスマートメータ31からBルートで取得する検針データ(消費電力等)は、店舗20全体の消費電力量に関する情報を含む。

0038

この例の場合も、EMSクラウドサーバ10では、図2(A)の構成のように、全体の電流波形(図2(B))から、店舗20における各機器24A〜24Cの電流波形に分離することは不要とされる。なお、店舗20内において、例1、例2、例3の機器が混在する構成としてもよい。例えば、分電盤の分岐ブレーカに接続する機器が、図2(A)の機器と、図3(A)の機器(スマートタップを介して接続する機器)、図3(B)の機器(電力計測機能、通信機能付きの機器)を含む構成としてもよい。

0039

図4は、EMSクラウドサーバ10の構成例を模式的に例示する図である。図4を参照すると、EMSクラウドサーバ10は、情報取得部11、評価部12、優先度設定部13、結果報告部14、記憶部15、記憶管理部16、通信部17、制御部18を備えている。

0040

通信部17は、複数の店舗20の通信装置(図1の21)及び本部40の通信装置(不図示)とインターネット60等のネットワークを介して通信接続する。

0041

情報取得部11は、通信装置21から送信された消費電力、電流波形データを取得する。情報取得部11は、店舗20における機器の稼働状態等の情報を、通信装置21から取得するようにしてもよい。

0042

評価部12は、店舗20の通信装置21から送信された消費電力、電流波形データから、店舗20に設置された機器の劣化状況を評価する。

0043

優先度設定部13は、店舗20の機器の劣化状況から、劣化が進み、交換・修理が必要と評価された機器について、当該機器の修理、交換の優先度を、例えば、
・当該機器の稼働率、
・店舗20の情報(例えば店舗20の売上高の予想データ又は売上高(実測値))、
の少なくとも一つに基づき、設定するようにしてもよい。

0044

結果報告部14は、修理、交換対象の機器とその優先度の情報(修理交換情報)を店舗ごとに作成し、通信部17を介して、本部40(管理センタ)に報告する。

0045

記憶部15は、例えばHDD(Hard Disk Drive)装置あるいは一括消去型の電気的に書き換え可能なROM(Read Only Memory)からなるSSD(Solid State Drive)等の半導体メモリを備えている。特に制限されないが、記憶部15は、各部11〜14で取得又は生成した情報:例えば、
・店舗情報、
・店舗の消費電力、電流波形、
機器情報
劣化情報
・機器の修理、交換情報(優先度)
等を記憶保持する。

0046

記憶部15において、店舗情報は、クラウドサービスのクライアントである本部40から、情報の一部を取得するようにしてもよい。なお、店舗の消費電力、電流波形は、店舗20の通信装置21から送信された情報を通信部17で受信し、情報取得部11で取得する。機器情報は、店舗20に設置される機器を管理するための情報であり、本部40から取得するようにしてもよい。劣化情報は、評価部12の出力をそのまま用いるようにしてよい。機器の修理、交換情報の優先度は、優先度設定部13で、修理、交換対象の機器に設定された優先度である。

0047

記憶管理部16は、記憶部15に対するデータの書き込み、記憶部15からのデータの読み出し(READ)を制御する。

0048

制御部18は、情報取得部11、評価部12、結果報告部14の動作を制御する。図4において、情報取得部11〜結果報告部14、記憶管理部16、制御部18、通信部17の一部は、EMSクラウドサーバ10を構成する不図示のプロセッサ上で実行されるプログラムによりその機能を実現するようにしてもよい。この場合、当該プログラムを記憶部15に記憶し、プロセッサが不図示の主メモリに該プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。

0049

図5(A)は、図4のEMSクラウドサーバ10の構成の一例を模式的に例示する図である。なお、図5(A)は、図4の詳細な一例を例示した図であり、図4と同一、同等の要素には同一の参照符号が付されている。以下では、図5(A)を参照して、図4との相違点について説明する。情報取得部11は、店舗20の通信装置21から送信される電流波形を取得する電流波形取得部111を備えている。評価部12は、機器分離部121、劣化状況評価部122と、稼働率取得部123を備えている。

0050

電流波形取得部111は、店舗20の通信装置21から、例えば周期的に所定時間区間(time interval)の消費電力、電流波形を取得するようにしてもよい。あるいは24時間営業の店舗20の場合、例えば、、午前、昼、午後、夕方、夜間のそれぞれについて予め定められた一定時刻に、店舗20の通信装置21からの所定時間区間の消費電力、電流波形を取得するようにしてもよい。店舗20の通信装置21側からの起動で、EMSクラウドサーバ10側に、取得した消費電力、電流波形を送信するようにしてもよい。あるいは、逆に、EMSクラウドサーバ10側からの起動で、店舗20の通信装置21は、消費電力、電流波形をEMSクラウドサーバ10に送信するようにしてもよい。例えば電流波形取得部111から店舗20の通信装置21に対して、消費電力、電流波形の要求を送信し、該要求を受けた店舗20の通信装置21が、通信装置21で記憶保持している消費電力、電流波形をEMSクラウドサーバ10に送信するようにしてもよい。あるいは、該要求を受けた店舗20の通信装置21が、電流センサ23等(図2(A))に電流波形の測定を要求し、測定された電流波形をEMSクラウドサーバ10に送信するようにしてもよい。

0051

機器分離部121は、店舗20の通信装置21から送信される店舗20の全体の電流波形から、例えば非特許文献1、2等に開示されている機器分離技術等により、機器毎の電流波形に分離するようにしてもよい。なお、図3(A)、図3(B)のように、店舗20の通信装置21が、個々の機器の電流波形を取得し、EMSクラウドサーバ10に送信する構成の場合、機器分離部121による電流波形の分離は不要である。

0052

劣化状況評価部122は、機器分離部121で分離された機器毎の電流波形、あるいは、通信装置21から送信された機器毎の電流波形に基づき、機器の劣化状況を推定する。例えば空調・冷凍機器等では、コンプレッサ等において不良・経年劣化等により、冷媒ガス圧縮効率が低下すると、設定温度に到るまでの高速運転時間が長くなり、消費電力が増大する。また、空調・冷凍機器等において、設定温度を維持するための低速運転の時間が稼働時間のほとんどを占めることから、低速運転の効率が悪くなると、消費電力は著しく増大する。このように、評価対象機器消費電力パターン分布が、標準から大きく外れている場合、機器の劣化が進んでいることがわかる。劣化状況評価部122は、評価対象機器の消費電力の標準からのズレ度合数値化して劣化状況を表すようにしてもよい。

0053

劣化状況評価部122は、機器の動作切り替え時等の電流波形パターンの特徴的な変化を利用して、機器の故障、不良状態を推定するようにしてもよい。劣化状況評価部122は、電流波形パターンの標準からのズレの程度(例えばセットリングタイムが大幅に遅れる等)を、グループ分け又は数値化して劣化状況を表すようにしてもよい。

0054

劣化状況評価部122は、
・機器の経年変化と消費電力の関係、
・気温と機器の消費電力の対応、
来客数
・店舗規模
・売上高、
等に基づき、機器毎の劣化の程度を評価するようにしてもよい。

0055

上記機器の経年変化と消費電力に関して、劣化状況評価部122は、機器の消費電力の実測値から、機器の経年変化による消費電力の増大を考慮して機器の劣化の状況を評価するようにしてもよい。例えばエアコン等の空調設備では経年変化により消費電流は5年で例えば20%程度、10年で例えば50%程度増加するともいわれている。したがって、評価対象の機器がエアコン等の空調設備の場合、その消費電力の実測値が、経年変化による消費電力の標準的な変動範囲内にあれば、劣化状況評価部122は、経年変化による劣化と判断し、標準的な変動範囲から顕著に外れている場合には(例えば統計的に他の値から大きく外れた値の場合)、経年変化による劣化以外に、不良又は故障があるものと判断する。あるいは、評価対象の機器が冷凍機の場合、劣化状況評価部122は、前述した非特許文献4に記載された、気温と冷凍機の消費電力の関係(消費電力増大率)等に基づき、機器(例えば冷凍機)の劣化状況を評価するようにしてもよい。また、評価対象の機器がドア開閉器である場合、消費電力の解析に来客数を変数としてもよい。すなわち、来客数が他の店舗と比べて多い店舗では、ドア開閉器の開閉回数が多くなり消費電力(累算値)も増大する。したがって、劣化状況評価部122では、来客数等を考慮してドア開閉器の消費電力から劣化状況を評価するようにしてもよい。

0056

また、劣化状況評価部122は、機器の劣化の有無について、統計的な検定を行うようにしてもよい。

0057

あるいは、店舗規模、立地、売上高、来客数のほぼ同じ店舗同士(似たもの同士)を、同一のグループクラスタ)に類別するようにしてもよい。この場合、劣化状況評価部122は、劣化状況の評価対象の機器が設置された店舗について、評価対象の機器の消費電力を、例えば、当該店舗が属するグループと同一グループに属する店舗における対応機器同一時間帯での消費電力を基準として比較することで、当該機器の消費電力の異常、劣化状況を評価するようにしてもよい。この場合、劣化状況評価部122は、評価対象の機器の消費電力の所定時間区間の時系列データを、当該評価対象の機器が設置された店舗と同一グループに属する店舗における対応機器の同一時間帯での消費電力の時系列データと比較するようにしてもよい。劣化状況評価部122は、評価対象の機器の消費電力の統計値(平均、分散)と、評価対象の機器が設置された店舗と同一グループに属する複数の店舗における対応機器の同一時間帯での消費電力の統計値(平均、分散)を比較するようにしてもよい。

0058

劣化状況評価部122は、劣化が進んだ状況にあると評価された機器を、交換対象、修理対象機器として選択する。なお、照明器具等は機器の交換となるが、空調機器等は、空調機器全体の交換ではなく、例えばコンプレッサ又は室外機の修理又は部品交換となる場合がある。劣化状況評価部122は、機器の劣化の状況を、例えば1段階から5段階というように、数値で表すようにしてもよい。

0059

稼働率取得部123は、店舗20の通信装置21から送信された機器毎の稼働率情報に基づき、機器の稼働率を取得するようにしてもよい。例えば、店舗20の機器が、図3(A)のスマートタップ25A〜25Cを介して宅内コンセントに接続する構成、又は図3(B)の電力計測機能及び通信機能付きの機器26A〜26Cの場合、スマートタップ25A〜25C又は機器26A〜26Cから、それぞれの機器の稼働率(例えば動作時間の割合)を通信装置21に送信し、通信装置21から、EMSクラウドサーバ10に送信するようにしてもよい。

0060

あるいは、稼働率取得部123は、例えば機器分離技術で分離された機器毎の電流波形データの特徴的な波形等に基づき、機器の動作、停止等を推定し、稼働率を取得するようにしてもよい。

0061

優先度設定部13は、劣化状況評価部122で評価された機器の劣化状況と、稼働率取得部123で取得された当該機器の稼働率に基づき、修理、交換の優先度を設定する。優先度の高い機器から、修理、交換が行われる。なお、優先度は、数値であってもよいし、Aランク、Bランク等のランク付けカテゴリ分けであってもよい。優先度設定部13は、修理、交換対象の機器を、優先度だけではなく、ランク付けやカテゴリごとに分類してもよい。

0062

優先度設定部13は、1つの店舗の中での機器の稼働率に基づいて修理、交換の優先度を設定するようにしてもよい。例えば、1つの店舗内の互いに異なる種別の機器(各一台)についてそれぞれの稼働率に応じて優先度を付与してもよい。あるいは、1つの店舗内に設置される同一又は同一種類の複数の機器についてそれぞれの稼働率に応じて優先度を付与するようにしてもよい。

0063

あるいは、優先度設定部13は、複数の店舗の中での稼働率に基づいて修理、交換の優先度を設定するようにしてもよい。この場合、複数の店舗にそれぞれ設置される同一又は同一種類の機器についてそれぞれの稼働率に応じて優先度を付与するようにしてもよい。例えばある店舗Aでのコーヒーメーカーコーヒーマシン)の稼働率が、別の店舗Bでのコーヒーメーカーの稼働率よりも高い場合、店舗Aのコーヒーメーカー(コーヒーマシン)の修理、交換の優先度を高くしてもよい。あるいは、複数の店舗にそれぞれ設置される異なる種別の複数の機器についてそれぞれの稼働率に応じて優先度を付与するようにしてもよい。

0064

優先度設定部13は、例えば機器の劣化が進んでおり(機器の劣化の状況が4又は5段階)、当該機器の稼働率が高い場合、当該機器の修理、交換の優先度を高くしてもよい。

0065

あるいは、優先度設定部13は、機器の劣化が進んでいなくても、店舗内での機器の稼働率が高い機器ほど、修理、交換の優先度を高くしてもよい。

0066

あるいは、優先度設定部13は、稼働率が低い機器に対して、優先度を高く設定し、稼働率が低い機器から、優先的に修理、交換するようにしてもよい。これは、機器が動作していない期間を選択して当該機器の修理、交換を行うように誘導するものである。

0067

本実施形態では、優先度設定部13の変形例として、機器の稼働率のかわりに、店舗間売上予測情報等に基づき、機器の修理、交換の優先度を設定するようにしてもよい。すなわち、図5(B)に示すように、評価部12は、機器分離部121、劣化状況評価部122と、売上予測部124を備えている。

0068

優先度設定部13は、劣化状況評価部122からの機器の劣化状況と、売上予測部124で取得された店舗の売上予測情報に基づき、機器の修理、交換の優先度を設定する。

0069

売上予測部124では、EMSクラウドサーバ10がそれまでに取得した当該店舗20の売上情報から、回帰分析近似曲線カーブフィッティング)等の手法により、今後の売上を予測するようにしてもよい。あるいは、売上予測部124は、クラウドサービスのクライアントである本部40(図1)から店舗間の売上予測を、情報取得部11を介して取得するようにしてもよい。売上予測部124は、複数の店舗20の売上予測情報を取得し、優先度設定部13は、売上予測部124で取得された複数の店舗20の売上予測情報に基づき、機器の修理、交換の優先度を設定するようにしてもよい。なお、この場合も、優先度は数値であってもよいしランク付けやカテゴリ分けであってもよい。優先度設定部13は、修理、交換対象の機器を、優先度だけではなく、ランク付けやカテゴリごとに分類してもよい。

0070

あるいは、図5(B)において、売上予測部124は、例えば店舗20のPOS情報を収集することで売上高の実測値を取得し、優先度設定部13は、売上高の実測値に基づき、機器の修理、交換の優先度を設定するようにしてもよい。

0071

優先度設定部13は、機器の劣化状況が進んでいなくても、売上高の増加が予測される店舗について、当該店舗の機器の修理、交換の優先度を高くするようにしてもよい。

0072

優先度設定部13のさらなる変形例として、機器の劣化状況と、機器の稼働率と、店舗間の売上予測に基づき、機器の修理、交換の優先度を設定するようにしてもよい。

0073

あるいは、優先度設定部13は、劣化した機器の分類が何であるかに応じて、機器の修理、交換の優先度を設定するようにしてもよい。例えば、空調設備や、冷凍・冷蔵設備は、店舗20での消費電力の大半を占めることが知られている。また、冷凍設備障害復旧の遅れ如何では、陳列商品冷凍食品等)を全てダメにしてしまう可能性もある。そこで、優先度設定部13は、冷凍・冷蔵設備、空調設備等の機器の修理、交換を、他の機器の修理、交換に対して優先して行うように、その優先度を設定してもよい。すなわち、優先度設定部13は、機器の分類に応じて優先度を設定するようにしてもよい。

0074

結果報告部14は、修理交換情報生成部141と修理交換情報送信部142を備えている。修理交換情報生成部141は、機器の修理交換情報を作成する。特に制限されるものではないが、機器の修理交換情報は、例えば修理、交換対象の機器が設置された店舗情報と、当該機器の情報、優先度を含む。修理交換情報送信部142は、機器の修理交換情報を、通信部17を介して、本部40に送信する。

0075

図6(A)は、図4又は図5(A)の記憶部15に記憶される店舗情報の一例を例示する図である。特に制限されないが、店舗情報は、識別情報(ID)、店舗名(名前)、住所、立地、売場面積駐車場、売上高、来客数、機器情報等を備えている。機器情報は、図6(B)に示すように、機器ID、分類、機器名、品番設置場所オプション)、履歴公称電力、稼働率、消費電力の欄を含む。なお、消費電力の欄は、実データのかわりに、消費電力の時系列データ又は電流波形データの配置場所レコードデータ又はファイル等)をポイントする構成としてもよい。なお、図6(A)の店舗情報の少なくとも1つの項目は、前述した店舗のグループ(クラスタ)への類別や売上予測に用いてもよい。

0076

図6(C)は、図5(A)の修理交換情報生成部141で作成された修理交換情報(修理交換対象機器と優先度と店舗)の一例を例示する図である。特に制限されないが、修理交換情報には、機器の修理交換が行われる店舗のID、店舗名、修理交換対象機器、機器ID、名前、品番、設置場所、修理交換の優先度が設定されている。A店の空調機器AC2の修理交換の優先度が高く設定されている。なお、優先度は、高、中、低の3段階以外に、例えば0〜10の範囲の数値であってもよい。図6(C)の修理交換情報が、図5(A)の修理交換情報送信部142によって図1の本部40に送信される。

0077

次に、本実施形態の動作を説明する。図7は、図5(A)を参照して説明した本実施形態におけるEMSクラウドサーバ10(電流波形に基づき機器分離を行う構成)の動作の一例を説明する流れ図である。

0078

EMSクラウドサーバ10は、店舗20の通信装置21から、分電盤の主幹又は分岐ブレーカの電流波形データを取得する(S11)。

0079

EMSクラウドサーバ10の機器分離部121は、機器分離技術により、各機器の電流波形に分離する(S12)。

0080

EMSクラウドサーバ10の劣化状況評価部122は、各機器の劣化状況を評価する(S13)。

0081

EMSクラウドサーバ10の優先度設定部13は、修理、交換の対象となる機器に対して、修理、交換の優先度を設定する(S14)。

0082

EMSクラウドサーバ10の修理交換情報生成部141は、機器の修理、交換情報の報告を作成する(S15)。

0083

EMSクラウドサーバ10の修理交換情報送信部142は、機器の修理、交換情報の報告(例えば図6(C))を本部40へ送信する(S16)。

0084

図8は、図7の劣化状況の評価(S13)の手順の一例を例示する流れ図である。

0085

EMSクラウドサーバ10の劣化状況評価部122は、例えば、店舗規模、立地、売上高、来客数についてほぼ同等(類似)の複数の店舗を同一のグループ(クラスタ)に類別する(S131)。あるいは、ステップS131の店舗のクラスタへの類別は、劣化状況評価部122で行う代わりに、EMSクラウドサーバ10において、事前に行っておき、記憶部15に記憶保持しておくようにしてもよい。あるいは、契約等で入手可能であれば、EMSクラウドサーバ10は、店舗20を統括する本部40から、店舗20をグループ(クラスタ)に類別した情報、又は関連情報を取得するようにしてもよい。

0086

劣化状況評価部122は、評価対象の機器が設置された店舗と同一のグループに属する少なくとも1つの店舗の対応機器の消費電力(例えば消費電力量へ換算した値)を取得する(S132)。

0087

EMSクラウドサーバ10の劣化状況評価部122は、劣化状況の評価対象の機器について、同一グループの店舗における対応機器の消費電力量等と比較する(S133)。

0088

EMSクラウドサーバ10の劣化状況評価部122は、評価対象の機器の消費電力量が、同一グループの対応機器の消費電力量よりも、例えば予め定められた所定比率大きい場合、評価対象の機器は劣化しているものと評価する(S134)。なお、劣化状況評価部122は、評価対象の機器の消費電力量を、同一グループの複数の店舗における複数の対応機器の消費電力量を平均した値と比較するようにしてもよい。劣化状況評価部122は、劣化の度合い(劣化の進行度)を、評価対象の機器の消費電力量W1の同一グループの対応機器の消費電力量Wrefの比率やその統計処理結果等に基づき算出するようにしてもよい。例えば、比率:W1/Wref×100が、110%、120%、130%、・・・等に応じて、劣化の状態が進んでいることを示す数値又はランクを設定するようにしてもよい。

0089

上記実施形態によれば、EMSクラウドサーバ10は、店舗20に設置される機器の劣化が進み故障が発生する前に、例えば劣化が進み修理又は交換を要する機器の情報を、修理又は交換の優先度情報を付与して本部40に提示することで、店舗等での営業活動状況等を考慮して、機器の適確な修理、交換を可能とし、突然の機器の故障等による営業損失の発生を回避可能としている。

0090

上記実施形態では、インターネット等に接続しクラウドサービスを提供するEMSクラウドサーバ10に機器管理装置を実装した例に即して説明したが、機器管理装置は、店舗の機器の消費電力、電流波形等を取得可能であるノードであれば、任意のネットワークノードに実装してもよい。

0091

上記実施形態では、通信装置21をHEMSコントローラで構成し、例えばスマートメータ31の検針データ(消費電力等)をBルート等からリアルタイムで取得するいくつかの例について説明したが、EMSクラウドサーバ10又は本部40は、電力供給事業主30が店舗20のスマートメータ31からAルート経由で取得した検針データ(消費電力等)を店舗20の消費電力として取得するようにしてもよい。例えばEMSクラウドサーバ10又は本部40は、電力供給事業主30の情報提供サイトアクセスし店舗20の消費電力(又はその推移情報等)を取得するようにしてもよい(ただし、リアルタイム情報ではなく、1時間前後の消費電力情報となる)。

0092

なお、上記の特許文献1、2、非特許文献1−4の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ乃至選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。

0093

上記した実施形態は以下のように付記される(ただし、以下に制限されない)。

0094

(付記1)
機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価する第1の手段と、
前記劣化状況に基づき、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度(数値以外に、例えばランク付け、カテゴリ分けも含み得る)を設定する第2の手段と、
を備えた、ことを特徴とする機器管理装置。

0095

(付記2)
前記第1の手段は、
少なくとも一つの店舗に配備された1つ又は複数の機器に対して劣化状況を評価し、
前記第2の手段は、
前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率、及び、
前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、
の少なくとも一方に基づき、
前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記1記載の機器管理装置。

0096

(付記3)
前記第2の手段は、
前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率とに基づき、
前記店舗内での前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記2記載の機器管理装置。

0097

(付記4)
前記第1の手段は、
複数の店舗にそれぞれ配備された複数の機器に対して各々の劣化状況を評価し、
前記第2の手段は、
前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、若しくは、
前記機器の劣化状況と前記機器の稼働率と、
に基づき、
複数の店舗間における前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか一に記載の機器管理装置。

0098

(付記5)
前記店舗の情報は、前記店舗の売上高又はその予測を含む、ことを特徴とする付記2又は4記載の機器管理装置。

0099

(付記6)
前記第2の手段は、さらに、消費電力に基づいて設定された機器の分類に基づいて、前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記1又は2記載の機器管理装置。

0100

(付記7)
前記第1の手段は、同一グループに分類される店舗のうち、少なくとも一つの他の店舗に配備される対応機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方との比較に基づき、前記機器の劣化状況を導出する、ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか一に記載の機器管理装置。

0101

(付記8)
前記修理又は交換対象となる機器を前記優先度とともに、前記店舗を統括する本部に送信する第3の手段をさらに備えた、ことを特徴とする付記1乃至7のいずれか一に記載の機器管理装置。

0102

(付記9)
付記1乃至8のいずれか一に記載の機器管理装置を備え、前記機器を設置する店舗の通信装置と通信接続するサーバ装置

0103

(付記10)
店舗の通信装置と通信接続するサーバを備え、
前記店舗の通信装置は、
前記店舗の機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方を前記サーバに送信し、
前記サーバは、
前記店舗の通信装置から送信された前記店舗の機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価する第1の手段と、
前記劣化状況に基づき、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度(数値以外に、例えばランク付け、カテゴリ分けも含み得る)を設定する第2の手段と、
を備えた、ことを特徴とする機器管理システム。

0104

(付記11)
前記第2の手段は、
前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率、及び、
前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、
の少なくとも一方に基づき、前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記10記載の機器管理システム。

0105

(付記12)
前記第2の手段は、
前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率とに基づき、
前記店舗内での前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記11記載の機器管理システム。

0106

(付記13)
前記第2の手段は、
前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、若しくは、
前記機器の劣化状況と前記機器の稼働率と、
に基づき、複数の店舗間における前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記10乃至12のいずれか一に記載の機器管理システム。

0107

(付記14)
前記店舗の情報は、前記店舗の売上高又はその予測を含む、ことを特徴とする付記11記載の機器管理システム。

0108

(付記15)
前記第2の手段は、消費電力に基づいて設定された機器の分類に基づいて、前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記10記載の機器管理システム。

0109

(付記16)
前記第2の手段は、同一グループに分類される店舗のうち、少なくとも一つの他の店舗に配備される対応機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方との比較に基づき、前記機器の劣化状況を導出する、ことを特徴とする付記10乃至15のいずれか一に記載の機器管理システム。

0110

(付記17)
前記サーバは、前記修理又は交換対象となる機器を前記優先度とともに、前記店舗を統括する本部に送信する第3の手段を備えた、ことを特徴とする付記10乃至16のいずれか一に記載の機器管理システム。

0111

(付記18)
店舗の通信装置と通信接続するサーバが、
前記通信装置から送信された、前記店舗の機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方を取得し、
前記機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方に基づき、前記機器の劣化状況を評価し、
前記劣化状況から、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度(数値以外に、例えばランク付け、カテゴリ分けも含み得る)を設定する、ことを特徴とする機器管理方法。

0112

(付記19)
前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率、及び、
前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、
の少なくとも一方に基づき、
前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記18記載の機器管理方法。

0113

(付記20)
前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率とに基づき、
前記店舗内での前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記19記載の機器管理方法。

0114

(付記21)
前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、若しくは、
前記機器の劣化状況と前記機器の稼働率、
に基づき、複数の店舗間における前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記18乃至20のいずれか一に記載の機器管理方法。

0115

(付記22)
前記店舗の情報は、前記店舗の売上高又はその予測を含む、ことを特徴とする付記19又は21記載の機器管理方法。

0116

(付記23)
消費電力に基づいて設定された機器の分類に基づいて、前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記18記載の機器管理方法。

0117

(付記24)
機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方の情報に基づき、前記機器の劣化状況を評価する第1の処理と、
前記劣化状況から、修理又は交換対象となる機器に対して、修理又は交換の優先度を設定する第2の処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。

0118

(付記25)
前記第1の処理は、
少なくとも一つの店舗に配備された1つ又は複数の機器に対して劣化状況を評価し、
前記第2の処理は、
前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率、及び、
前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、
の少なくとも一方に基づき、
前記機器の修理又は交換の優先度(数値以外に、例えばランク付け、カテゴリ分けも含み得る)を設定する、付記24記載のプログラム。

0119

(付記26)
前記第2の処理は、
前記機器の劣化状況と前記店舗での前記機器の稼働率とに基づき、
前記店舗内での前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、付記25記載のプログラム。

0120

(付記27)
前記第1の処理は、
複数の店舗にそれぞれ配備された複数の機器に対して各々の劣化状況を評価し、
前記第2の処理は、
前記機器の劣化状況と前記店舗の情報、若しくは、
前記機器の劣化状況と前記機器の稼働率と、
に基づき、
複数の店舗間における前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、付記24乃至26のいずれか一に記載のプログラム。

0121

(付記28)
前記店舗の情報は、前記店舗の売上高又はその予測を含む、付記25又は27記載のプログラム。

0122

(付記29)
前記第2の処理は、さらに、消費電力に基づいて設定された機器の分類に基づいて、前記機器の修理又は交換の優先度を設定する、ことを特徴とする付記24又は25記載のプログラム。

0123

(付記30)
前記第1の処理は、同一グループに分類される店舗のうち、少なくとも一つの他の店舗に配備される対応機器の消費電力と電流波形の少なくとも一方との比較に基づき、前記機器の劣化状況を導出する、付記24乃至29のいずれか一に記載のプログラム。

0124

(付記31)
前記修理又は交換対象となる機器を前記優先度とともに、前記店舗を統括する本部に送信する第3の処理を前記コンピュータに実行させる付記24乃至30のいずれか一に記載のプログラム。

0125

10サーバ(EMSクラウドサーバ)
11情報取得部
12 評価部
13優先度設定部
14結果報告部
15 記憶部
16記憶管理部
17通信部
18 制御部
20店舗
21通信装置
22分電盤
23電流センサ
24A〜24C機器
25A〜25Cスマートタップ
26A〜26C電力計測機能及び通信機能付き機器
30電力供給事業主
31メータ(スマートメータ)
40 本部(管理センタ)
50保守サービス業者
60インターネット(ネットワーク)
100機器管理装置
101 評価部
102 優先度設定部
111電流波形取得部
121 機器分離部
122劣化状況評価部
123稼働率取得部
124売上予測部
141修理交換情報生成部
142 修理交換情報送信部

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