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技術 ワイヤレス内視鏡

出願人 オリンパス株式会社
発明者 春見誠
出願日 2016年4月28日 (1年6ヶ月経過) 出願番号 2016-569094
公開日 2017年8月17日 (3ヶ月経過) 公開番号 WO2017-029839
状態 特許登録済
技術分野 内視鏡 孔内観察装置
主要キーワード 再接続状態 時動作モード 蓄電部品 バッテリ接続 メカスイッチ 撮影フレームレート 省電力動作 バッテリ交換

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図面 (8)

課題・解決手段

ワイヤレス内視鏡は、被写体を撮像する撮像部と、電力を保持する蓄電部品と、前記撮像部及び蓄電部品を内蔵する内視鏡本体に着脱自在に取り付けられて内視鏡観察に必要な電力を発生するバッテリの前記内視鏡本体への接続状態検出する検出部と、前記検出部から前記バッテリの未接続状態の検出結果が与えられると、前記蓄電部品からの電力を前記内視鏡観察に必要な電力として用いると共に、前記バッテリからの電力によって前記内視鏡観察を行う通常時動作モードに比べて低い電力で前記内視鏡観察を行う交換時動作モードを設定する制御部とを具備する。

背景

従来、半導体技術の進歩によって、携帯電話スマートフォンタブレットPC等の種々の機器小型化、低消費電力化され、携帯可能に構成されるようになってきた。携帯機器バッテリを搭載し、バッテリを充電することで、継続的に使用可能に構成されることが多い。

医療分野においても、装置の小型化が促進されており、例えば、消費電力が比較的大きい内視鏡においても、充電式のバッテリを搭載したワイヤレス内視鏡が開発されている。ワイヤレス内視鏡は、例えば医療分野、工業分野等、様々な分野において用いられている。医療分野におけるワイヤレス内視鏡は、体腔内の臓器観察処置具を用いての治療処置内視鏡観察下における外科手術等に用いられる。なお、ワイヤレス内視鏡については、日本国特開2009−77875号公報に開示されており、この提案では、観察中の電池切れの防止と電池容量の効率的な利用とを両立させる技術が開示されている。

ワイヤレス内視鏡によって得た撮像画像は、画像処理を行うプロセッサ伝送される。プロセッサによって医療画像モニタへの表示や記録媒体への記録が行われる。ワイヤレス内視鏡は、撮像素子によって得た内視鏡画像をプロセッサに伝送するための無線通信部や被写体を照明するための光源装置等を内蔵してワイヤレスに構成することで、携帯性作業性に優れている。

しかしながら、携帯性を考慮すると、ワイヤレス内視鏡に搭載するバッテリの重量には制限があり、バッテリ容量も制限される。従って、ワイヤレス内視鏡に搭載された1つのバッテリだけで、内視鏡を用いる手技の全期間にワイヤレス内視鏡を駆動することができるとは限らない。このため、手技の途中でバッテリを交換することを考慮する必要がある。

バッテリを取り外すと、通信部や光源装置の動作停止することになり、被写体の照明や内視鏡画像の伝送が行われなくなり、被写体の画像確認ができなくなる。そこで、バッテリ取り外し前に、内視鏡の挿入部を体内から取り出しておいた方がよい。即ち、バッテリを交換する毎に、それまでの撮影時のベストアングル解除する必要があり、内視鏡を再挿入してベストアングルを得るために煩雑な作業が必要となる。

また、バッテリを再装着した後、電源投入操作や各種設定が必要な場合があり、被写体の撮影までに煩雑な作業が必要となる場合がある。特に、無線通信部において相手機器との通信の確立には比較的長時間を要することがあり、バッテリの交換の度に、手技の進行が長時間妨げられることがあるという問題があった。

本発明は、電力を保持する部品を内蔵すると共に、バッテリ交換時に省電力動作を可能にすることにより、バッテリ交換前後及び交換途中において円滑な内視鏡観察を可能にすることができるワイヤレス内視鏡を提供することを目的とする。

概要

ワイヤレス内視鏡は、被写体を撮像する撮像部と、電力を保持する蓄電部品と、前記撮像部及び蓄電部品を内蔵する内視鏡本体に着脱自在に取り付けられて内視鏡観察に必要な電力を発生するバッテリの前記内視鏡本体への接続状態検出する検出部と、前記検出部から前記バッテリの未接続状態の検出結果が与えられると、前記蓄電部品からの電力を前記内視鏡観察に必要な電力として用いると共に、前記バッテリからの電力によって前記内視鏡観察を行う通常時動作モードに比べて低い電力で前記内視鏡観察を行う交換時動作モードを設定する制御部とを具備する。

目的

本発明は、電力を保持する部品を内蔵すると共に、バッテリ交換時に省電力動作を可能にすることにより、バッテリ交換前後及び交換途中において円滑な内視鏡観察を可能にすることができるワイヤレス内視鏡を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

被写体を撮像する撮像部と、電力を保持する蓄電部品と、前記撮像部及び蓄電部品を内蔵する内視鏡本体に着脱自在に取り付けられて内視鏡観察に必要な電力を発生するバッテリの前記内視鏡本体への接続状態検出する検出部と、前記検出部から前記バッテリの未接続状態の検出結果が与えられると、前記蓄電部品からの電力を前記内視鏡観察に必要な電力として用いると共に、前記バッテリからの電力によって前記内視鏡観察を行う通常時動作モードに比べて低い電力で前記内視鏡観察を行う交換時動作モードを設定する制御部とを具備したことを特徴とするワイヤレス内視鏡。

請求項2

前記内視鏡本体に設けられ前記被写体を照明する照明部と、前記内視鏡本体に設けられ前記撮像部からの画像に対する画像処理を行う画像処理部と、前記内視鏡本体に設けられ前記画像処理後の画像を外部に送信する通信部と、前記制御部によって前記交換時動作モードが指定されると、前記通常時動作モードに比べて、前記照明部による照明光量の削減、前記撮像部の撮影フレームレートの低減、前記画像処理部による画像の高圧縮率化の少なくとも1つの低消費電力化を行う第2の制御部とを具備したことを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス内視鏡。

請求項3

前記第2の制御部は、前記交換時動作モードが指定されると、少なくとも前記照明部による照明光量の削減を実施することを特徴とする請求項2に記載のワイヤレス内視鏡。

請求項4

前記制御部は、前記通常時動作モードにおいて、前記バッテリからの電力によって前記蓄電部品を蓄電する蓄電路を導通させ、前記交換時動作モードにおいて、前記前記蓄電部品からの放電路を導通させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のワイヤレス内視鏡。

請求項5

前記制御部は、前記検出部から前記バッテリの前記内視鏡本体への再接続状態の検出結果が与えられると、前記交換時動作モードから前記通常時動作モードに復帰させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のワイヤレス内視鏡。

請求項6

前記蓄電部品は、キャパシタにより構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のワイヤレス内視鏡。

技術分野

0001

本発明は、バッテリにより駆動可能なワイヤレス内視鏡に関する。

背景技術

0002

従来、半導体技術の進歩によって、携帯電話スマートフォンタブレットPC等の種々の機器小型化、低消費電力化され、携帯可能に構成されるようになってきた。携帯機器はバッテリを搭載し、バッテリを充電することで、継続的に使用可能に構成されることが多い。

0003

医療分野においても、装置の小型化が促進されており、例えば、消費電力が比較的大きい内視鏡においても、充電式のバッテリを搭載したワイヤレス内視鏡が開発されている。ワイヤレス内視鏡は、例えば医療分野、工業分野等、様々な分野において用いられている。医療分野におけるワイヤレス内視鏡は、体腔内の臓器観察処置具を用いての治療処置内視鏡観察下における外科手術等に用いられる。なお、ワイヤレス内視鏡については、日本国特開2009−77875号公報に開示されており、この提案では、観察中の電池切れの防止と電池容量の効率的な利用とを両立させる技術が開示されている。

0004

ワイヤレス内視鏡によって得た撮像画像は、画像処理を行うプロセッサ伝送される。プロセッサによって医療画像モニタへの表示や記録媒体への記録が行われる。ワイヤレス内視鏡は、撮像素子によって得た内視鏡画像をプロセッサに伝送するための無線通信部や被写体を照明するための光源装置等を内蔵してワイヤレスに構成することで、携帯性作業性に優れている。

0005

しかしながら、携帯性を考慮すると、ワイヤレス内視鏡に搭載するバッテリの重量には制限があり、バッテリ容量も制限される。従って、ワイヤレス内視鏡に搭載された1つのバッテリだけで、内視鏡を用いる手技の全期間にワイヤレス内視鏡を駆動することができるとは限らない。このため、手技の途中でバッテリを交換することを考慮する必要がある。

0006

バッテリを取り外すと、通信部や光源装置の動作停止することになり、被写体の照明や内視鏡画像の伝送が行われなくなり、被写体の画像確認ができなくなる。そこで、バッテリ取り外し前に、内視鏡の挿入部を体内から取り出しておいた方がよい。即ち、バッテリを交換する毎に、それまでの撮影時のベストアングル解除する必要があり、内視鏡を再挿入してベストアングルを得るために煩雑な作業が必要となる。

0007

また、バッテリを再装着した後、電源投入操作や各種設定が必要な場合があり、被写体の撮影までに煩雑な作業が必要となる場合がある。特に、無線通信部において相手機器との通信の確立には比較的長時間を要することがあり、バッテリの交換の度に、手技の進行が長時間妨げられることがあるという問題があった。

0008

本発明は、電力を保持する部品を内蔵すると共に、バッテリ交換時に省電力動作を可能にすることにより、バッテリ交換前後及び交換途中において円滑な内視鏡観察を可能にすることができるワイヤレス内視鏡を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明の一態様によるワイヤレス内視鏡は、被写体を撮像する撮像部と、電力を保持する蓄電部品と、前記撮像部及び蓄電部品を内蔵する内視鏡本体に着脱自在に取り付けられて内視鏡観察に必要な電力を発生するバッテリの前記内視鏡本体への接続状態検出する検出部と、前記検出部から前記バッテリの未接続状態の検出結果が与えられると、前記蓄電部品からの電力を前記内視鏡観察に必要な電力として用いると共に、前記バッテリからの電力によって前記内視鏡観察を行う通常時動作モードに比べて低い電力で前記内視鏡観察を行う交換時動作モードを設定する制御部とを具備する。

図面の簡単な説明

0010

本発明の一実施の形態に係るワイヤレス内視鏡を示すブロック図。
図1のワイヤレス内視鏡の外観を示す説明図。
図1のワイヤレス内視鏡の外観を示す説明図。
手術室に配置される内視鏡システムの全体構成を示す説明図。
実施の形態の動作を説明するためのフローチャート
実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャート

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。

0012

図1は本発明の一実施の形態に係るワイヤレス内視鏡を示すブロック図である。また、図2及び図3図1のワイヤレス内視鏡の概要を示す説明図である。また、図4は手術室に配置される内視鏡システムの全体構成を示す説明図である。

0013

先ず、図2乃至図4を参照してワイヤレス内視鏡を用いた内視鏡システムの概略について説明する。図2はワイヤレス内視鏡1にバッテリ31を装着した状態を示し、図3はワイヤレス内視鏡1からバッテリ31を取り外した状態を示している。

0014

図4に示すように、内視鏡システムは、ワイヤレス内視鏡1、プロセッサ60及びモニタ70によって構成される。図4に示すように、手術室においては、カート75上に各種医療機器及びモニタ70が配置される。カート75上には、無線部60aが別体に構成されたプロセッサ60が載置される。無線部60aは図示しないコネクタによってプロセッサ60に接続される。なお、カート75上には、医療機器としては、例えば電気メス装置気腹装置ビデオレコーダ等の装置類や、二酸化炭素充填したガスボンベ等も載置される。

0015

ワイヤレス内視鏡1は、バッテリ31を装着することで通常の内視鏡観察のための撮影動作を行うことができるようになっており、プロセッサ60とは無線にて接続されるワイヤレス構成である。

0016

ワイヤレス内視鏡1は、先端側に挿入部11を有し、基端側に操作部21を有する内視鏡本体により構成される。挿入部11の先端部にはCCDやCMOSセンサ等によって構成される撮像素子を有する撮像部50(図2乃至図4では図示省略)が配設される。また、挿入部11には、被写体を照明するための照明光を発生する照明部49(図2乃至図4では図示省略)が設けられており、照明部49が発生した光は、挿入部11の先端のレンズ12を介して被写体に照明光15として照射されるようになっている。

0017

被写体からの戻り光は、挿入部11の先端のレンズ13を介して入射され、撮像部50の撮像面に結像するようになっている。撮像部50は光電変換によって被写体光学像に基づく撮像画像を得る。撮像部50は撮像画像を挿入部11内の図示しない信号線を介して操作部21内の基板22に伝送するようになっている。操作部21に設けられた基板22には、各種IC23a〜23cが搭載されている。これらのIC23a〜23c等によって、図1の各回路部が構成されている。

0018

なお、撮像部50及び照明部49は、挿入部11の先端に設けられているものとして説明したが、カメラヘッドのように撮像部が操作部21側に設けられていてもよく、また、光源操作部側等に設けて照明光をライトガイド等によって挿入部11の先端に導くものであってもよい。

0019

操作部21には、バッテリ31を装着するための図示しないバッテリ接続部が設けられており、このバッテリ接続部にバッテリ31を着脱自在に装着することができるようになっている。バッテリ接続部には、電源線26a,26bが接続されており、電源線26a,26bは、基板22上に搭載された電源部46にバッテリ31からの電力を供給することができるようになっている。

0020

本実施の形態においては、操作部21内には、電力を保持する蓄電部品であるキャパシタ24が設けられている。キャパシタ24は、後述する交換時動作モードにおいて内視鏡観察に必要な電力を発生することができるようになっている。キャパシタ24には、電源線25a,25bが接続されており、キャパシタ24は電源線25a,25bを介してバッテリ31により充電されるようになっている。また、電源線25a,25bは、基板22上に搭載された電源部46にキャパシタ24からの電力を供給することができるようになっている。

0021

なお、本実施の形態においては、バッテリ31によって充電可能なキャパシタ24を電力を保持する部品として採用していることから、キャパシタ24を操作部21から取り出すことなく、内視鏡観察に必要な電力を保持させることができる。なお、蓄電部品としては、バッテリ31の交換時に、ワイヤレス内視鏡1を駆動することが可能な電力を保持していればよく、充電可能なキャパシタや2次バッテリだけでなく、1次バッテリを採用してもよい。

0022

図1において、ワイヤレス内視鏡1には、制御部41が設けられている。制御部41は、図示しないCPU等のプロセッサによって構成することができ、メモリ記憶されたプログラムに従って各部を制御することができるようになっていてもよい。

0023

図1においては、太線によって、電力供給ラインを示している。電源部46は電源ライン46aを介して電力の供給を受けて、内視鏡観察に必要な電力を発生する。例えば、電源部46は、ワイヤレス内視鏡1の制御部41、画像処理及び制御部47、無線部48、照明部49及び撮像部50に供給する電力を発生する。照明部49は、電源部46から電力の供給を受け、画像処理及び制御部47に制御されて被写体を照明するための光を発生する。撮像部50は電源部46から電力の供給を受け、画像処理及び制御部47に駆動されて、被写体を撮像し、撮像画像を画像処理及び制御部47に出力する。

0024

画像処理及び制御部47は、電源部46から電力の供給を受け、撮像部50からの撮像画像に対して所定の画像処理を施した後、無線部48に出力する。例えば、画像処理及び制御部47は、画像処理として画像圧縮処理が可能である。通信部である無線部48は、電源部46から電力の供給を受け、画像処理及び制御部47に駆動されて、撮像画像を無線部60aを介してプロセッサ60等に無線送信する。本実施の形態においては、画像処理及び制御部47は、制御部41に制御されて、後述するように、通常時動作モード及び交換時動作モードの2つの動作モードで各部を制御するようになっている。

0025

バッテリ31はスイッチ部43及び電源ライン46aを介して電源部46に接続される。バッテリ31とスイッチ部43との間には、バッテリ31の取り外しが可能な状態になっているか否かを検出する検出部42が設けられている。検出部42は、例えば、バッテリ31を操作部21のバッテリ接続部に固定するロック機構を有するメカスイッチによって構成することができ、このメカスイッチをオフにすることでバッテリ31の取り外が可能となるようになっている。検出部42の検出結果、即ち、バッテリ31が取り外し可能な状態になっているか否かの検出結果は制御部41に供給されるようになっている。

0026

なお、検出部42は、バッテリ31の取り外しが可能な状態になっているか否かを検出するものとして説明したが、検出部42としては、バッテリ31の電気的な接続を検出するものであってもよく、バッテリ31がバッテリ接続部から電気的に取り外されたことを検出するものであってもよい。以下の説明においては、検出部42は、バッテリ31が取り外し可能な状態になっているか否かを検出するものとして説明するが、バッテリ31がバッテリ接続部に対して電気的未接続状態であるか否かを検出するものであっても、実施の形態を同様に適用可能である。

0027

キャパシタ24は、充電回路44及びスイッチ部43を介して電源ライン46aに接続されると共に、放電回路45、スイッチ部43及び電源ライン46aを介して電源部46に接続される。スイッチ部43は、バッテリ31と電源ライン46aとの接続を制御するスイッチa、充電回路44と電源ライン46aとの接続を制御するスイッチb、放電回路45と電源ライン46aとの接続を制御するスイッチcとによって構成される。充電回路44は、バッテリ31からの電力が電源ライン46a及びスイッチ部43を介して供給されると、キャパシタ24を充電することができるようになっている。放電回路45は、キャパシタ24から供給された電力をスイッチ部43及び電源ライン46aを介して電源部46に供給することができるようになっている。スイッチ部43は制御部41によって各スイッチa〜cがオンオフ制御されるようになっている。

0028

制御部41は、検出部42からの検出結果によってバッテリ31が取り外し可能な状態になっていないことが示されている場合には、通常時動作モードを設定して、スイッチ部43のスイッチa,bをオンにし、スイッチcをオフにする。この通常時動作モードでは、バッテリ31からの電力がスイッチ部43を介して電源ライン46aに供給され、電源部46はバッテリ31からの電力を用いて、各部に供給する電力を発生する。また、通常時動作モードでは、バッテリ31からスイッチaを介して電源ライン46aに供給された電力は、スイッチbを介して充電回路44にも供給される。充電回路44は、電源ライン46aに現れた電力を用いてキャパシタ24を充電する。

0029

次に、検出部42からの検出結果によってバッテリ31が取り外し可能な状態になっていることが示されるものとする。この場合には、制御部41は交換時動作モードを設定して、スイッチ部43のスイッチa,bをオフにし、スイッチcをオンにする。この交換時動作モードでは、キャパシタ24からの電力は放電回路45に与えられる。放電回路45が発生した電力はスイッチ部43を介して電源ライン46aに供給され、電源部46はキャパシタ24からの電力を用いて、各部に供給する電力を発生する。

0030

制御部41は、画像処理及び制御部47を制御して、通常時動作モードと交換時動作モードとで、異なる処理を実行させる。例えば、画像処理及び制御部47は、通常時動作モードに比べて、交換時動作モードにおける消費電力が低下するように、各部を駆動制御する。例えば、画像処理及び制御部47は、交換時動作モードにおける撮影フレームレートを通常時動作モードよりも低くするように撮像部50を制御するようにしてもよい。また例えば、画像処理及び制御部47は、交換時動作モードにおける画像圧縮率を通常時動作モードよりも高くなるように撮像画像に対する圧縮処理を行うようにしてもよい。また例えば、画像処理及び制御部47は、交換時動作モードにおける照明光量を通常時動作モードよりも低下させるように照明部49を制御するようにしてもよい。更に、画像処理及び制御部47は、無線部48を制御して、交換時動作モードでは通常時動作モードよりも消費電力が低減されるようなデータ伝送方法、例えば時分割伝送等を採用させるようにしてもよい。

0031

例えば、画像処理及び制御部47は、照明部49の照明光量については通常時動作モードよりも交換時動作モードにおいて必ず低下させ、画像圧縮率、撮像部50の撮影フレームレートについては、任意に調整可能にしてもよい。

0032

次に、このように構成された実施の形態の動作について図5乃至図7を参照して説明する。図5及び図6は実施の形態の動作を説明するためのフローチャートであり、図7は実施の形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。図5は制御部41の動作フローを示し、図6は画像処理及び制御部47の動作フローを示している。

0033

制御部41は、図5ステップS1において、検出部42の検出結果を取込み、バッテリ31が接続部から取り外し可能な状態になっているか否かを判定する(ステップS2)。いま、操作部21にバッテリ31が装着されている状態であるものとする。この場合には、制御部41は、検出部42の検出結果に基づいてスイッチ部43のスイッチa,bをオンにし、スイッチcをオフにする。これにより、バッテリ駆動が行われ(ステップS3)、バッテリ31からの電力は、スイッチ部43及び電源ライン46aを介して電源部46に供給される。電源部46は、供給された電力に基づいて、ワイヤレス内視鏡1の各部に供給する電力を発生する。

0034

制御部41は、ステップS4において画像処理及び制御部47に通常時動作モードを設定する。画像処理及び制御部47は、図6のステップS11において、交換時動作モードが設定されているか否かを判定する。画像処理及び制御部47は、通常時動作モードが設定されると、処理をステップS12に移行して、撮像部50の撮影フレームレート、照明部49の照明光量及び画像処理における圧縮率を設定する。図7では、バッテリ取外し前の期間、即ち、通常時動作モードにおいて、撮影フレームレートが60f/sに設定され、画像の圧縮率がαに設定され、照明光量が100%に設定されていることを示している。こうして、ワイヤレス内視鏡1の各部は通常の消費電力で駆動される。

0035

なお、通常時動作モードにおいては、電源ライン46aからの電力により、充電回路44はキャパシタ24を充電している。これにより、バッテリ31の装着時には、キャパシタ24は、ワイヤレス内視鏡1を動作させるために必要な電力を保持している。

0036

ここで、バッテリ31の容量不足等の理由から、バッテリ交換を行うものとする。術者は、バッテリ31を取り外すために、例えばメカスイッチ等の検出部42を操作する。これにより、制御部41は、ステップS2において、バッテリが取り外し可能となったものと判定する。

0037

この場合には、制御部41は、検出部42の検出結果に基づいてスイッチ部43のスイッチa,bをオフにし、スイッチcをオンにする。これにより、キャパシタ駆動が行われ(ステップS5)、キャパシタ24からの電力は、放電回路45に供給され、放電回路45からスイッチcを介して電源ライン46aに電力が供給される。こうして、電源部46はワイヤレス内視鏡1の動作に必要な電力を受けて、各部を駆動するための電力を発生する。

0038

制御部41は、ステップS6において画像処理及び制御部47に交換時動作モードを設定する(ステップS6)。画像処理及び制御部47は、図6のステップS11において、交換時動作モードが設定されているものと判定し、処理をステップS14に移行して、撮像部50の撮影フレームレート、照明部49の照明光量及び画像処理における圧縮率を再設定する。図7では、バッテリ取外し後の期間、即ち、交換時動作モードにおいて、撮影フレームレートが30f/sに設定され、画像の圧縮率がβ(>α)に設定され、照明光量が70%に設定されていることを示している。

0039

撮影フレームレートは低いほど撮像部50における消費電力を削減することができる。また、圧縮率は高い程、無線部48における伝送時の電力を小さくすることができる。また、照明光量は低い程、照明部49における消費電力を削減することができる。こうして、交換時動作モードでは、通常時動作モードよりも少ない消費電力での低消費電力駆動が行われる(ステップS15)。

0040

キャパシタ24の容量は、例えばワイヤレス内視鏡1を低消費電力での駆動ならば少なくとも数分程度駆動することができる容量に設定されており、バッテリ31の取り外しから数分以内に充電したバッテリ31を再装着することで、ワイヤレス内視鏡1による内視鏡観察を停止させることなく、バッテリ交換が可能である。

0041

バッテリ31が再度装着されると、制御部41は、検出部42の検出結果に基づいてスイッチ部43を制御してバッテリ駆動を行う(ステップS3)。電源部46は、電源ライン46aを介してバッテリ31から供給された電力に基づいて、ワイヤレス内視鏡1の各部に供給する電力を発生する。

0042

また、制御部41は、ステップS4において画像処理及び制御部47に通常時動作モードを設定し、画像処理及び制御部47は、処理をステップS12に移行して、撮像部50の撮影フレームレート、照明部49の照明光量及び画像処理における圧縮率を再設定する。こうして、図7に示すように、バッテリ取付け後の期間には、撮影フレームレートが60f/sに、画像の圧縮率がαに、照明光量が100%に戻される。こうして、ワイヤレス内視鏡1の各部は通常の消費電力での駆動に復帰する。

0043

このように本実施の形態においては、バッテリを交換する場合でも、キャパシタからの電力を利用することで、内視鏡の動作を継続させることができる。これにより、バッテリ交換前後及び交換途中においてベストアングルを解除することなく、被写体の撮影を継続することができ、バッテリ交換に伴って、ベストアングルを得るための煩雑な操作や電源の再投入や各種設定操作等を行う必要がなく、手技を円滑に進めることができる。また、交換時動作モードでは、通常時動作モードよりも低消費電力での動作が可能であり、比較的少ない容量のキャパシタを用いた場合でも、バッテリの交換に必要な十分な時間だけワイヤレス内視鏡を駆動することができる。従って、キャパシタとして、比較的軽量のものを採用することができ、操作性が悪化するはない。

0044

また、本発明は、上記各実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。

0045

本出願は、2015年8月18日に日本国に出願された特願2015−161136号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲に引用されるものとする。

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新着 最近公開された関連が強い技術

  • オリンパス株式会社の「内視鏡リプロセッサおよび故障検知方法」が公開されました。(2017/08/17)

    【課題・解決手段】本発明の内視鏡リプロセッサは、流体を供給する流体供給部と、前記流体供給部に連通しており大気開放された開口を有している流体供給管路と、前記流体供給管路に配置された第1弁と、前記流体供給 ... 詳細

  • オリンパス株式会社の「医療用シース及び医療機器」が公開されました。(2017/08/17)

    【課題・解決手段】医療用シースは、トラカールを介して被検体の体腔内に挿入可能な挿入部を有する医療用デバイスを用いて被検体の体腔内に存在する被検部位の処置を行う際に併用される医療用シースであって、トラカ ... 詳細

  • HOYA株式会社の「評価値計算装置及び電子内視鏡システム」が公開されました。(2017/08/10)

    【課題・解決手段】電子内視鏡システムを、複数の色成分を持つカラー画像を構成する各画素に対応する画素対応点を、該画素対応点の色成分に応じて、所定の色空間の原点と交差する第一の色平面内に配置する配置手段と ... 詳細

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この技術と関連する未来の課題

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