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技術 部品供給装置、表面実装機、及び部品の供給方法

出願人 ヤマハ発動機株式会社
発明者 谷口謙本樫保佳
出願日 2015年6月2日 (4年3ヶ月経過) 出願番号 2017-521401
公開日 2018年3月8日 (1年6ヶ月経過) 公開番号 WO2016-194148
状態 特許登録済
技術分野
  • -
主要キーワード 前側モータ 後側モータ マシントラブル 送出経路 矯正部材 各支持フレーム 後方下側 取付態様
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (15)

課題・解決手段

部品が保持された部品供給テープ60を用いて部品を供給する部品供給装置であって、部品供給テープ60が巻回されたリールが支持されるリール支持部と、リールから引き回された部品供給テープ60を部品供給位置S1に向けて送出し、部品供給位置S1で部品が取り出された部品供給テープ60をテープ排出通路76に向けて送出するフィーダ50と、リール支持部とテープ排出通路76との間において部品供給テープ60の送出経路上に配され、部品供給テープ60の巻回された巻き癖矯正する矯正部材70と、を備える。

概要

背景

従来、電子部品プリント基板上に実装する表面実装機において電子部品を供給する部品供給装置の一例として、電子部品が保持された部品供給テープ送出するテープフィーダを備えるものが知られている。テープフィーダでは、部品供給テープが巻回されたリールから部品供給テープを引き回し、テープフィーダ上に設けられた部品供給位置に送出する。部品供給位置で電子部品が取り出された部品供給テープは、テープフィーダからテープシュータテープ排出通路)に送出され、テープシュータによって回収箱まで導かれる。

ところで、上記のようなテープフィーダによって送出される部品供給テープには、リールに巻回されていたことによる巻き癖がある。このため、テープフィーダからテープ排出通路に送出される部品供給テープは、この巻き癖によって湾曲した状態でテープシュータ内に入り込み、テープシュータ内で引っ掛かったり、絡まったりすることがある。部品供給テープがこのようにテープ排出通路内で引っ掛かった状態で後続の部品供給テープがテープシュータ内にさらに入り込むと、テープシュータ内で部品供給テープが詰まりマシントラブルに至ることがある。

そこで下記特許文献1には、テープシュータ内で部品供給テープが詰まることに起因するマシントラブルを回避可能な表面実装機が開示されている。この表面実装機では、テープシュータの入口付近回転駆動するローラが設けられている。このため、テープフィーダから送出された曲げ癖によって湾曲した部品供給テープは、このローラに衝突してローラによってテープシュータの奥の方へと強制的に送出されるようになっており、テープシュータ内で部品供給テープが詰まることを防ぐことが可能となっている。

概要

部品が保持された部品供給テープ60を用いて部品を供給する部品供給装置であって、部品供給テープ60が巻回されたリールが支持されるリール支持部と、リールから引き回された部品供給テープ60を部品供給位置S1に向けて送出し、部品供給位置S1で部品が取り出された部品供給テープ60をテープ排出通路76に向けて送出するフィーダ50と、リール支持部とテープ排出通路76との間において部品供給テープ60の送出経路上に配され、部品供給テープ60の巻回された巻き癖を矯正する矯正部材70と、を備える。

目的

本明細書で開示される技術は、上記の課題に鑑みて創作されたものであって、簡単な構成で、テープ排出通路内でのテープ詰まりを回避することが可能な部品供給装置、その部品供給装置を備える表面実装機、及びそのような部品の供給方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

部品が保持された部品供給テープを用いて前記部品を供給する部品供給装置であって、前記部品供給テープが巻回されたリールが回転可能に支持されるリール支持部と、前記リールから引き回された前記部品供給テープを部品供給位置に向けて送出し、前記部品供給位置で前記部品が取り出された前記部品供給テープをテープ排出通路に向けて送出するフィーダと、前記リール支持部と前記テープ排出通路との間において前記部品供給テープの送出経路上に配され、前記部品供給テープの前記巻回された巻き癖矯正する矯正部材と、を備える部品供給装置。

請求項2

前記部品供給テープは、一方に開口する部品収納部を有するとともに該部品収納部に前記部品が収納されたキャリアテープと、該キャリアテープの前記部品収納部の前記開口を閉止するトップテープと、を含み、前記フィーダには、前記トップテープの一部がカットされることで前記部品収納部に収納された前記部品が露出した状態の前記キャリアテープから前記部品が取り出される部品供給位置が設けられ、前記部品送出位置には、その一部がカットされた前記トップテープが前記キャリアテープと共に送出され、前記矯正部材は、前記部品供給位置よりも前記部品供給テープの送出方向の下流側に配されている、請求項1に記載の部品供給装置。

請求項3

前記矯正部材は、前記部品供給テープの一部を付勢するテープ付勢部を有する、請求項1または請求項2に記載の部品供給装置。

請求項4

前記テープ付勢部は、前記部品供給テープの前記巻き癖による湾曲とは反対側に湾曲した曲面で該部品供給テープを付勢する、請求項3に記載の部品供給装置。

請求項5

前記テープ付勢部は、前記部品供給テープをその幅方向に湾曲又は屈曲させるように該部品供給テープを付勢する、請求項3に記載の部品供給装置。

請求項6

前記矯正部材が前記フィーダに着脱可能とされている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の部品供給装置。

請求項7

前記フィーダは、前記部品供給テープの幅方向を左右方向として該部品供給テープを該フィーダの後方側から前方側に向けて送出し、前記矯正部材は、前記フィーダの前端部に配され、該フィーダの前端部から前記テープ排出通路に送出される前記部品供給テープがその自重によって上下方向に直線状に伸びるように該部品供給テープの前記巻き癖を矯正する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の部品供給装置。

請求項8

請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の部品供給装置と、前記テープ排出通路が設けられた基台と、前記部品供給位置から供給される前記部品を前記基台上の部品実装位置基板上に実装する部品実装装置と、前記基板を前記部品実装位置まで搬送する搬送装置と、を備える表面実装機

請求項9

部品が保持された部品供給テープが巻回されたリールから該部品供給テープを引き回して部品供給位置まで送出し、該部品供給位置で前記部品を供給するとともに、該部品供給位置で前記部品が取り出された前記部品供給テープをテープ排出通路に向けて送出する部品の供給方法であって、前記部品供給テープが前記リールから引き回されてから前記テープ排出通路に到達するまでの間に該部品供給テープの前記巻回された巻き癖を矯正する矯正工程を備える部品の供給方法。

技術分野

0001

本明細書で開示される技術は、部品供給装置、その部品供給装置を備える表面実装機、及び部品供給方法に関する。

背景技術

0002

従来、電子部品プリント基板上に実装する表面実装機において電子部品を供給する部品供給装置の一例として、電子部品が保持された部品供給テープ送出するテープフィーダを備えるものが知られている。テープフィーダでは、部品供給テープが巻回されたリールから部品供給テープを引き回し、テープフィーダ上に設けられた部品供給位置に送出する。部品供給位置で電子部品が取り出された部品供給テープは、テープフィーダからテープシュータテープ排出通路)に送出され、テープシュータによって回収箱まで導かれる。

0003

ところで、上記のようなテープフィーダによって送出される部品供給テープには、リールに巻回されていたことによる巻き癖がある。このため、テープフィーダからテープ排出通路に送出される部品供給テープは、この巻き癖によって湾曲した状態でテープシュータ内に入り込み、テープシュータ内で引っ掛かったり、絡まったりすることがある。部品供給テープがこのようにテープ排出通路内で引っ掛かった状態で後続の部品供給テープがテープシュータ内にさらに入り込むと、テープシュータ内で部品供給テープが詰まりマシントラブルに至ることがある。

0004

そこで下記特許文献1には、テープシュータ内で部品供給テープが詰まることに起因するマシントラブルを回避可能な表面実装機が開示されている。この表面実装機では、テープシュータの入口付近回転駆動するローラが設けられている。このため、テープフィーダから送出された曲げ癖によって湾曲した部品供給テープは、このローラに衝突してローラによってテープシュータの奥の方へと強制的に送出されるようになっており、テープシュータ内で部品供給テープが詰まることを防ぐことが可能となっている。

先行技術

0005

特開2009−117447号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記特許文献1に開示される表面実装機は、テープシュータの入口付近に回転駆動するローラを設けることで、装置の大型化が懸念される。また、ローラを回転駆動するための駆動機構を設けることが必要となり、装置の複雑化が懸念される。

0007

本明細書で開示される技術は、上記の課題に鑑みて創作されたものであって、簡単な構成で、テープ排出通路内でのテープ詰まりを回避することが可能な部品供給装置、その部品供給装置を備える表面実装機、及びそのような部品の供給方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本明細書で開示される技術は、部品が保持された部品供給テープを用いて前記部品を供給する部品供給装置であって、前記部品供給テープが巻回されたリールが支持されるリール支持部と、前記リールから引き回された前記部品供給テープを部品供給位置に向けて送出し、前記部品供給位置で前記部品が取り出された前記部品供給テープをテープ排出通路に向けて送出するフィーダと、前記リール支持部と前記テープ排出通路との間において前記部品供給テープの送出経路上に配され、前記部品供給テープの前記巻回された巻き癖を矯正する矯正部材と、を備える部品供給装置に関する。

0009

上記の部品供給装置では、リール支持部とテープ排出通路との間において部品供給テープの送出経路上に上記矯正部材が配されていることで、部品供給テープがテープ排出経路に到達するまでの間に部品供給テープの巻き癖が矯正部材によって矯正される。その結果、巻き癖が矯正された部品供給テープがテープ排出経路に到達するため、部品供給テープの巻き癖に起因して当該部品供給テープがテープ排出通路内で引っ掛かってしまうことを抑制することができる。このように上記の部品供給装置では、簡単な構成で、テープ排出通路内でのテープ詰まりを回避することができる。

0010

上記の部品供給装置において、前記部品供給テープは、一方に開口する部品収納部を有するとともに該部品収納部に前記部品が収納されたキャリアテープと、該キャリアテープの前記部品収納部の前記開口を閉止するトップテープと、を含み、前記フィーダには、前記トップテープの一部がカットされることで前記部品収納部に収納された前記部品が露出した状態の前記キャリアテープから前記部品が取り出される部品供給位置が設けられ、前記部品送出位置には、その一部がカットされた前記トップテープが前記キャリアテープと共に送出され、前記矯正部材は、前記部品供給位置よりも前記部品供給テープの送出方向の下流側に配されていてもよい。

0011

この構成によると、矯正部材を通過する部品供給テープはキャリアテープにトップテープが付いた状態であるため、矯正部材では、キャリアテープの巻き癖がトップテープの巻き癖と共に矯正される。このため、例えばトップテープが完全に剥離されたキャリアテープが部品供給位置に送出されてキャリアテープの曲げ癖のみが矯正部材によって矯正される構成と比べて、矯正部材によって矯正される部品供給テープの剛性が大きく、部品供給テープの曲げ癖を矯正部材によって矯正され易くすることができる。

0012

上記の部品供給装置において、前記矯正部材は、前記部品供給テープの一部を付勢するテープ付勢部を有してもよい。

0013

この構成によると、矯正部材のテープ付勢部によって部品供給テープの一部が付勢されることで、部品供給テープの一部が変形するため、部品供給テープの巻き癖を矯正することができる。

0014

上記の部品供給装置において、前記テープ付勢部は、前記部品供給テープの前記巻き癖による湾曲とは反対側に湾曲した曲面で該部品供給テープを付勢してもよい。

0015

この構成によると、テープ付勢部の曲面によって巻き癖による部品供給テープの湾曲が反対側に湾曲するように部品供給テープを付勢させることで、部品供給テープの巻き癖を矯正することができる。このように、部品供給テープの巻き癖を矯正するための矯正部材の具体的な構成を提供することができる。

0016

上記の部品供給装置において、前記テープ付勢部は、前記部品供給テープをその幅方向に湾曲又は屈曲させる形で該部品供給テープを付勢してもよい。

0017

この構成によると、テープ付勢部によって部品供給テープをその幅方向に湾曲又は屈曲させることで、部品供給テープの巻き癖を矯正することができる。このように、部品供給テープの巻き癖を矯正するための矯正部材の具体的な構成を提供することができる。

0018

上記の部品供給装置において、前記矯正部材が前記フィーダに着脱可能とされていてもよい。

0019

この構成よると、矯正部材を備えていないフィーダに対して矯正部材を容易に取り付けることができ、また、矯正部材が不要な場合に矯正部材をフィーダから容易に取り外すことができ、矯正部材の利便性を高めることができる。

0020

上記の部品供給装置において、前記フィーダは、前記部品供給テープの幅方向を左右方向として該部品供給テープを該フィーダの後方側から前方側に向けて送出し、前記矯正部材は、前記フィーダの前端部に配され、該フィーダの前端部から前記テープ排出通路に送出される前記部品供給テープがその自重によって上下方向に直線状に伸びるように該部品供給テープの前記巻き癖を矯正してもよい。

0021

この構成によると、矯正部材によって巻き癖が矯正された部品供給テープが、上下方向に直線状に伸びるようにフィーダの前端部からテープ排出通路に送出される。このため、テープ排出通路を部品供給テープの伸びる方向に沿った直線状とすることができ、さらに、その通路幅を狭くすることができる。その結果、テープ排出通路について省スペース化を図ることができる。

0022

本明細書で開示される他の技術は、上記の部品供給装置と、前記テープ排出通路が設けられた基台と、前記部品供給位置から供給される前記部品を前記基台上の部品実装位置基板上に実装する部品実装装置と、前記基板を前記部品実装位置まで搬送する搬送装置と、を備える表面実装機に関する。

0023

本明細書で開示される他の技術は、部品が保持された部品供給テープが巻回されたリールから該部品供給テープを引き回して部品供給位置まで送出し、該部品供給位置で前記部品を供給するとともに、該部品供給位置で前記部品が取り出された前記部品供給テープをテープ排出通路に向けて送出する部品の供給方法であって、前記部品供給テープが前記リールから引き回されてから前記テープ排出通路に到達するまでの間に該部品供給テープの前記巻回された巻き癖を矯正する矯正工程を備える部品の供給方法に関する。

発明の効果

0024

本明細書で開示される技術によれば、簡単な構成で、テープ排出通路内でのテープ詰まりを回避することが可能な部品供給装置、その部品供給装置を備える表面実装機、及びそのような部品の供給方法を提供することができる。

図面の簡単な説明

0025

表面実装機の平面図
フィーダ型供給装置の側面を模式的に示す側面図
フィーダにおける前側送出部の近傍を側面から視た拡大側面図
部品供給テープのトップテープのカット態様を示す斜視図
表面実装機の電気的構成を示すブロック図
電子部品の供給方法(1)を示す拡大側面図
電子部品の供給方法(2)を示す拡大側面図
電子部品の供給方法(3)を示す拡大側面図
電子部品の供給方法(4)を示す拡大側面図
実施形態2に係るフィーダにおける前側送出部の近傍を側面から視た拡大側面図
図10におけるXI−XI断面の断面構成であって、矯正部材の断面図
部品供給テープの巻き癖が矯正される途中の状態を示す図11に対応する断面図
実施形態3に係るフィーダにおける前側送出部の近傍を側面から視た拡大側面図
部品供給テープの巻き癖が矯正される途中の状態を示す拡大側面図

実施例

0026

<実施形態1>
(表面実装機の全体構成)
図1から図9を参照して実施形態1を説明する。本実施形態では、図1に示す表面実装機1及び表面実装機1が備えるフィーダ型供給装置(部品供給装置の一例)40について例示する。本実施形態に係る表面実装機1は、基台10と、プリント基板(基板の一例)P1を搬送する搬送コンベア(搬送装置の一例)20と、プリント基板P1上に電子部品(部品の一例)E1を実装する部品実装装置30と、部品実装装置30に電子部品E1(図4参照)を供給するフィーダ型供給装置40等とを備えている。

0027

基台10は、平面視長方形状をなすとともに上面が平坦とされる。また、基台10における搬送コンベア20の下方には、プリント基板P1上に電子部品E1を実装する際にそのプリント基板P1をバックアップするための図示しないバックアッププレート等が設けられている。以下の説明では、基台10の長辺方向(図1の左右方向)及び搬送コンベア20の搬送方向をX軸方向とし、基台10の短辺方向(図1の上下方向)をY軸方向とし、基台10の上下方向(図2の上下方向)をZ軸方向とする。

0028

搬送コンベア20は、Y軸方向における基台10の略中央位置に配置され、プリント基板P1を搬送方向(X軸方向)に沿って搬送する。搬送コンベア20は、搬送方向に循環駆動する一対のコンベアベルト22を備えている。プリント基板P1は、両コンベアベルト22に架設する形でセットされる。プリント基板P1は、搬送方向の一方側(図1で示す右側)からコンベアベルト22に沿って基台10上の作業位置(図1二点鎖線で囲まれる位置)に搬入され、作業位置で停止して電子部品E1の実装作業がされた後、コンベアベルト22に沿って他方側(図1で示す左側)に搬出される。

0029

部品実装装置30は、基台10及び後述するフィーダ型供給装置40等の上方に設けられる一対の支持フレーム31と、ヘッドユニット32と、ヘッドユニット32を駆動するヘッドユニット駆動機構とから構成される。各支持フレーム31は、それぞれX軸方向における基台10の両側に位置しており、Y軸方向に延びている。支持フレーム31には、ヘッドユニット駆動機構を構成するX軸サーボ機構及びY軸サーボ機構が設けられている。ヘッドユニット32は、X軸サーボ機構及びY軸サーボ機構によって、一定の可動領域内でX軸方向及びY軸方向に移動可能とされている。

0030

Y軸サーボ機構は、Y軸ガイドレール33Yと、図示しないボールナット螺合されたY軸ボールねじ34Yと、Y軸サーボモータ35Yとを有している。各Y軸ガイドレール33Yには、ボールナットに固定されたヘッド支持体36が取り付けられている。Y軸サーボモータ35Yが通電制御されると、Y軸ボールねじ34Yに沿ってボールナットが進退し、その結果、ボールナットに固定されたヘッド支持体36、及び次述するヘッドユニット32がY軸ガイドレール33Yに沿ってY軸方向に移動する。

0031

X軸サーボ機構は、X軸ガイドレール(不図示)と、図示しないボールナットが螺合されたX軸ボールねじ34Xと、X軸サーボモータ35X(図5参照)とを有している。X軸ガイドレール33Xには、その軸方向に沿ってヘッドユニット32が移動自在に取り付けられている。X軸サーボモータ35Xが通電制御されると、X軸ボールねじ34Xに沿ってボールナットが進退し、その結果、ボールナットに固定されたヘッドユニット32がX軸ガイドレール33Xに沿ってX軸方向に移動する。

0032

ヘッドユニット32は、後述するフィーダ型供給装置40によって供給される電子部品E1を取り出してプリント基板P1上に実装する。ヘッドユニット32には、電子部品E1の実装動作を行う実装ヘッド37が列状をなして複数個搭載されている。各実装ヘッド37は、ヘッドユニット32から下方に突出しており、その先端には電子部品E1を負圧によって吸着する吸着ノズル(不図示)がそれぞれ設けられている。各実装ヘッド37は、R軸サーボモータ35R(図5参照)等によって軸周り回転動作が可能とされ、Z軸サーボモータ35Z(図5参照)等の駆動によってヘッドユニット32に対して上下方向に昇降可能とされている。

0033

なお、ヘッドユニット32には、基板認識カメラC1(図5参照)が設けられている。基板認識カメラC1は、ヘッドユニット32とともに一体的に移動することで、作業位置に停止したプリント基板P1上の任意の位置の画像を撮像する。また、基台10上における作業位置の近傍には、部品認識カメラC2(図1参照)が固定されている。部品認識カメラC2は、実装ヘッド37によって部品供給位置S1から取り出された電子部品E1の画像を撮像する。

0034

(フィーダ型供給装置の構成)
次に、フィーダ型供給装置40の構成について説明する。フィーダ型供給装置40は、搬送コンベア20の両側(図1の上下両側)においてX軸方向に並んで2箇所ずつ、計4箇所に配されている。フィーダ型供給装置40は、図1及び図2に示すように、フィーダ取付部42と、リール支持部44とを備え、後述する部品供給テープ60をリール支持部44から送出する。

0035

なお、以下の説明では、フィーダ型供給装置40において、電子部品E1を供給する側(搬送コンベア20に向けられる側、図2図3図6から図9における左側)を前側とし、それとは反対側を後側とする。また、フィーダ50の前後方向(Y軸方向)及び上下方向(Z軸方向)の両者と直交する方向をフィーダ50の幅方向(X軸方向、本体部51の幅方向、部品供給テープの幅方向)とする。

0036

フィーダ取付部42には、図1に示すように、複数のフィーダ50が横並び上に整列して取り付けられている。各フィーダ50は、電子部品E1が保持された部品供給テープ60をフィーダ50の後側からフィーダ50の前側に設けられた部品供給位置S1(図2参照)に向けて送出する。

0037

リール支持部44は、図2に示すように、フィーダ取付部42の後方下側に設けられている。リール支持部44には、後述する部品供給テープ60が巻回されたリールR1が回転可能に支持される。部品供給テープ60は、図2及び図3に示す方向から視ると、リールR1に対して時計周りに巻回されている。

0038

フィーダ50は、図2に示すように、前後方向(Y軸方向)に長い形状をなす本体部51と、本体部51の前側部分に設けられた前側送出部52と、本体部51の後側部分に設けられた後側送出部54と、本体部51内に設けられたテープ通路56と、テープガイド57と、フィーダ制御部59(図5参照)と、本体部51の前端部に設けられた矯正部材70とを備えている。

0039

各フィーダ50によって送出される部品供給テープ60は、図3に示すように、一方向に長いシート状をなしており、例えば合成樹脂製とされ、キャリアテープ62と、キャリアテープ62に貼着されるトップテープ64とから構成される。キャリアテープ62は、上方に開口した空洞状の部品収納部62Aを一定間隔で有している。各部品収納部62Aには、トップテープ64によって閉止された状態で電子部品E1が収納され、保持されている。また、キャリアテープ62の一辺側には、その縁部に沿って上下に貫通する係合孔62Bが一定間隔で設けられている。

0040

フィーダ50の前側送出部52は、前側モータ52Aと、複数枚ギヤからなる前側ギヤ群52Bと、本体部51の前端上部に配された前側スプロケット53とから構成される。前側ギヤ群52Bは、前側モータ52Aの動力を伝達して前側スプロケット53を回転させる。前側スプロケット53の外周には、部品供給テープ60の係合孔62Bに係合される歯が等間隔で形成されている。前側送出部52は、前側スプロケット53の歯が部品供給テープ60の係合孔62Bに係合した状態で前側スプロケット53を回転させることで、当該部品供給テープ60を前側送出部52の前方に送出する。

0041

フィーダ50の後側送出部54は、後側モータ54Aと、複数枚のギヤからなる後側ギヤ群54Bと、本体部51の後端上部に配された後側スプロケット55とから構成される。後側ギヤ群54Bは、後側モータ54Aの動力を伝達して後側スプロケット55を回転させる。後側スプロケット55の外周には、部品供給テープ60の係合孔62Bに係合される歯が等間隔で形成されている。後側送出部54は、後側スプロケット55の歯が部品供給テープ60の係合孔62Bに係合した状態で後側スプロケット55を回転させることで、当該部品供給テープ60を後側送出部54の前方に送出する。

0042

テープ通路56は、部品供給テープ60を通すための通路である。テープ通路56は、本体部51の略後側部分を前後方向に貫通しており、本体部51の後端部から本体部51の前側に向かって斜め上方に延びる形で設けられている。各フィーダ50では、リールR1から引き回された部品供給テープ60が本体部51の後端部からテープ通路56に入り、本体部51の前側においてテープ通路56から抜け、本体部51の上面に露出するようになっている。

0043

テープガイド57は、前後に細長い形状をなし、本体部51の上面前部に設けられている。テープガイド57は、テープ通路56を通過して本体部51の上面に露出した部品供給テープ60を、その姿勢を保持しながら前側スプロケット53までガイドする。テープガイド57の内壁のうち部品供給位置S1よりも後方側の部位には、トップテープ64の一部をカットするための図示しないカット機構が設けられている。本実施形態では、カット機構によってその一部がカットされたトップテープ64は、図4に示すように、キャリアテープ62の幅方向の一方側に折り返されるようになっており、これにより、部品収納部62Aに収納された電子部品E1が露出する。

0044

このようにトップテープ64の一部がカットされた部品供給テープ60は、電子部品E1が露出した状態で部品供給位置S1に送出される。従って、部品供給位置S1には、その一部がカットされたトップテープ64がキャリアテープ62と共に送出される。そして、電子部品E1が部品供給位置S1に送出されるタイミングに合わせて実装ヘッド37が部品供給位置S1まで移動され、キャリアテープ62の部品収納部62Aから電子部品E1が取り出されるようになっている。電子部品E1が取り出された後のキャリアテープ62は、トップテープ64と共にフィーダ50の前方に送出され、後述するテープシュータ(テープ排出通路の一例)76に排出される。

0045

矯正部材70は、略S字状に湾曲された金属製の板バネにより構成されており、リールR1に巻回されていたことによる部品供給テープ60の曲げ癖を矯正するための部材である。一方、本体部51の前端部51Aの上面は矯正部材70の形状に倣った形状となっている。矯正部材70は、図3に示すように、本体部51の前端部51Aの上面(部品供給テープ60が送出される部分)の上方に、トップテープ64がカットされた状態の部品供給テープ60が通過可能なわずかな隙間G1を空けて取り付けられている。本体部51の前端部51Aの先端位置と矯正部材70の先端位置は一致している。

0046

フィーダ50の前方には、図3に示すように、本体部51の前端部の近傍に配置されたテープシュータ76が設けられている。このテープシュータ76は、フィーダ50毎に配置されており、表面実装機1の基台10に取り付けられている。テープシュータ76は、上下方向に直線状に伸びる略角筒状ダクトからなり、その上方の開口76Aが本体部51の前端部の先端位置に近接している。テープシュータ76の下方の開口(不図示)は、テープシュータ76の下方に配置された図示しない回収箱に向けて開放されている。

0047

本実施形態のフィーダ50では、部品供給位置S1で電子部品E1が取り出された空の部品供給テープ60は、前側送出部52によってフィーダ50のさらに前方に送出されて本体部51の前端部51Aに設けられた隙間G1内を通過し、本体部51の前端部51Aの先端からフィーダ50の外部に送出される。そして、フィーダ50の外部に送出された空の部品供給テープ60は、テープシュータ76の上方の開口76Aからテープシュータ76内へ入り込み、テープシュータ76の下方の開口から回収箱に排出される。

0048

なお、矯正部材70は、略S字状に湾曲されることで、図3に示す側面図では、その後側部分(図3における右側部分)が左斜め上方に湾曲した曲面となっており、その前側部分が右斜め下方に湾曲した曲面(テープ付勢部の一例)70Aとなっている。一方、部品供給位置S1で電子部品E1が取り出されて隙間G1内に入り込むときの空の部品供給テープ60は、図2及び図3の側面図においてリールR1に対して時計周りに巻回されていたことによって、図3に示す側面図では、左斜め上方に湾曲する巻き癖がついている。従って、矯正部材70の前側部分は、部品供給テープ60の巻き癖による湾曲とは反対側に湾曲した曲面70Aとなっている。

0049

(表面実装機の電気的構成)
次に、表面実装機1の電気的構成について、図5を参照して説明する。表面実装機1の本体は、制御部80によってその全体が制御統括されている。制御部80は、CPU等により構成される演算制御部81を備えている。演算制御部81には、モータ制御部82と、記憶部83と、画像処理部84と、外部入出力部85と、フィーダ通信部86と、表示部88と、入力部89と、がそれぞれ接続されている。

0050

モータ制御部82は、後述する実装プログラム83Aに従ってヘッドユニット32のX軸サーボモータ35X及びY軸サーボモータ35Yを駆動させるとともに、各実装ヘッド32のZ軸サーボモータ35Z及びR軸サーボモータ35Rを駆動させる。また、モータ制御部82は、実装プログラム83Aに従って搬送コンベア20を駆動させる。

0051

記憶部83は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等から構成され、実装プログラム83A及び各種データ83Bが記憶されている。記憶部83に記憶される実装プログラム83Aには、実装対象となるプリント基板P1の生産台数に関する基板情報、プリント基板P1に実装される電子部品E1の個数や種類等を含む部品情報等が含まれている。記憶部83に記憶される各種データ83Bには、フィーダ型供給装置40に取り付けられた各フィーダ50に保持された電子部品E1の数や種類に関するデータ等が含まれている。

0052

画像処理部84には、基板認識カメラC1及び部品認識カメラC2から出力される撮像信号がそれぞれ取り込まれる。画像処理部84では、取り込まれた各カメラC1,C2からの撮像信号に基づいて、部品画像解析基板画像の解析等が行われるようになっている。

0053

外部入出力部85は、いわゆるインターフェースであって、表面実装機1の本体に設けられる各種センサ類85Aから出力される検出信号が取り込まれるように構成されている。また、外部入出力部85は、演算処理部81から出力される制御信号に基づいて、表面実装機1の本体に設けられる各種アクチュエータ類85Bに対する動作制御を行うように構成されている。

0054

フィーダ通信部86は、フィーダ型供給装置40に取り付けられた各フィーダ50のフィーダ制御部59と接続されており、各フィーダ50を統括して制御する。フィーダ制御部59は、フィーダ50内の前側モータ52A及び後側モータ54Aの駆動を制御する。

0055

表示部88は、表示画面を有する液晶表示装置等から構成され、表面実装機1の状態等を表示画面上に表示する。入力部89は、キーボード等から構成され、手動による操作によって外部からの入力を受け付けるようになっている。フィーダ制御部59は、実装プログラム73Aに従った制御によって前側モータ52A及び後側モータ54Aを駆動するのに加え、作業者によって入力部89に駆動指示が入力されることで前側モータ52A及び後側モータ54Aを駆動する。

0056

以上のような構成とされた表面実装機1では、自動運転中において、搬送コンベア20によるプリント基板P1の搬送作業を行う搬送状態と、基台10上の作業位置に搬入されたプリント基板P1上への電子部品E1の実装作業を行う実装状態と、が交互に実行される。次述する部品供給テープ60の曲げ癖の矯正は、上記実装作業と共に行われる。

0057

(電子部品の供給方法)
本実施形態に係る表面実装機1及びフィーダ型供給装置40は以上のような構成であって、次に、図6から図9を参照して、上記実装作業において電子部品E1を供給しながら部品供給テープ60の曲げ癖を矯正する電子部品E1の供給方法について説明する。部品供給テープ60の曲げ癖の矯正は、部品供給位置S1で電子部品E1が取り出された部品供給テープ60が上記隙間G1を通過する際に行われる。

0058

電子部品E1の実装作業において、部品供給位置S1で電子部品E1が取り出された部品供給テープ60は、前側送出部52によってフィーダ50のさらに前方に送出されることで、図6に示すように、本体部51の前端部51Aに設けられた隙間G1の入口から隙間G1内に入り込む。

0059

隙間G1内に入り込んだ部品供給テープ60は、図7に示すように、隙間G1内の後側部分を通過して隙間G1内の前側部分に入り込む。隙間G1内の前側部分に入り込んだ部品供給テープ60は、隙間G1内を通過しながら、右斜め下方に湾曲した矯正部材70の前側部分の曲面70Aによって右斜め下方に付勢される。その結果、部品供給テープ60の一部が変形し、隙間G1内に入り込むときに図3において左斜め上方に湾曲するようについていた部品供給テープ60の巻き癖が矯正される(矯正工程の一例)。

0060

隙間G1の前側部分で巻き癖が矯正された部品供給テープ60は、図8に示すように、隙間G1の出口から真っすぐに送出され、さらに前方に送出されることで、図9に示すように、その自重によって上下方向に直線状に伸びるような形でテープシュータ76の上方の開口76Aからテープシュータ76内に入り込む。テープシュータ76内に入り込んだ部品供給テープ60は、テープシュータ76の下方の開口から回収箱に排出される。

0061

(実施形態1の効果)
以上説明したように本実施形態では、フィーダ型供給装置40において、部品供給テープ60の送出経路上、具体的には、フィーダ50の本体部51の前端部51Aに板バネが屈曲されてなる上記矯正部材70が配されている。このため、部品供給テープ60が本体部51の前端部51Aと矯正部材70との間の隙間G1を通過する間に、部品供給テープ60の曲げ癖による湾曲とは反対側に湾曲する曲面70Aによって部品供給テープ60の一部が付勢されて変形し、当該部品供給テープ60がテープシュータ76に到達するまでの間に部品供給テープ60の巻き癖が矯正部材70によって矯正される。

0062

その結果、巻き癖が矯正された部品供給テープ60がテープシュータ76に到達するため、部品供給テープ60の巻き癖に起因して当該部品供給テープ60がテープシュータ76内で引っ掛かってしまうことを抑制することができる。このように本実施形態のフィーダ型供給装置40では、部品供給テープ60の送出経路上に駆動機構等を必要としない上記矯正部材70を設けるのみの簡単な構成で、テープシュータ76内でのテープ詰まりを回避することができる。

0063

また、本実施形態では、その一部がカットされてキャリアテープ62の幅方向の一方側に折り返されたトップテープ64が、キャリアテープ62と共に部品送出位置S1に送出される。そして、フィーダ50の本体部51では、矯正部材70が部品供給位置S1の前方に配されている。

0064

このような構成とされていることで、矯正部材70を通過する部品供給テープ60はキャリアテープ62にトップテープ64が付いた状態であるため、矯正部材70では、キャリアテープ62の巻き癖がトップテープ64の巻き癖と共に矯正される。このため、例えばトップテープ64が完全に剥離されたキャリアテープ62が部品供給位置S1に送出されてキャリアテープ62の曲げ癖のみが矯正部材70によって矯正される構成と比べて、矯正部材70によって矯正される部品供給テープ60の剛性が大きく、部品供給テープ60の曲げ癖を矯正部材70によって矯正され易くすることができる。

0065

また、本実施形態では、フィーダ50の本体部51の前端部51Aからテープシュータ76に送出される部品供給テープ60がその自重によって上下方向に直線状に伸びるように、矯正部材70によって部品供給テープ60の巻き癖が矯正される。このため、図9に示すように、テープシュータ76を上下方向に直線状に設けることができ、さらに、その通路幅を狭くすることができる。その結果、テープシュータ76について省スペース化を図ることができ、表面実装機1の小型化を図ることができる。

0066

<実施形態2>
図10から図12を参照して実施形態2を説明する。実施形態2に係るフィーダ型供給装置は、部品供給テープ60の送出経路上に配された矯正部材170の構成が実施形態1のものと異なっている。フィーダ型供給装置におけるその他の構成、及び表面実装機の構成については実施形態1のものと同様であるため説明を省略する。本実施形態のフィーダ150では、実施形態1と同様に、本体部151の前端部151Aに矯正部材170が取り付けられている。

0067

本実施形態の矯正部材170は、図10に示すように、本体部151の前端部151Aとの間に隙間を空けて当該前端部151Aに取り付けられた支持部172によって回転自在に支持された金属製のボールにより構成されている。本体部151の前端部51Aの先端位置と支持部172の先端位置は一致している。一方、本体部151の前端部151Aの上面のうち矯正部材170と対向する部位は、図11に示すように、矯正部材170との間にトップテープがカットされた状態の部品供給テープ60が通過可能なわずかな隙間G2を空けて、矯正部材170の外周面(テープ付勢部の一例)170Aに沿って下方に凹んでいる。

0068

本体部151の前端部151Aがこのような構成とされていることで、電子部品E1の実装作業において、部品供給位置S1で電子部品E1が取り出された部品供給テープ60は、前側送出部52によってフィーダ150のさらに前方に送出されることで本体部151の前端部151Aと矯正部材170との間の隙間G2に入り込む。

0069

隙間G2内に入り込んだ部品供給テープ60は、図12に示すように、隙間G2内を通過しながら、矯正部材170の外周面170Aによってその幅方向の略中央部が下方に付勢されて湾曲される。その結果、部品供給テープ60の一部が変形し、部品供給テープ60の巻き癖が矯正される(矯正工程の一例)。矯正部材170によって巻き癖が矯正された部品供給テープ60は、巻き癖が矯正された姿勢でテープシュータ76内に入り込んで回収箱に排出される。

0070

このように本実施形態では、矯正部材170の外周面170Aによって部品供給テープ60がその幅方向に湾曲されるように付勢され、部品供給テープ60の巻き癖が矯正部材170によって矯正される。その結果、部品供給テープ60がテープシュータ76内で引っ掛かってしまうことを抑制することができ、簡単な構成で、テープシュータ76内でのテープ詰まりを回避することができる。

0071

<実施形態3>
図13及び図14を参照して実施形態3を説明する。実施形態3に係るフィーダ供給装置は、部品供給テープ60の送出経路上に配された矯正部材270の構成及び取付態様が実施形態1及び実施形態2のものと異なっている。フィーダ型供給装置におけるその他の構成、及び表面実装機の構成については実施形態1のものと同様であるため説明を省略する。

0072

本実施形態の矯正部材270は、フィーダ250の本体部251に対して脱着可能となっている。詳しくは、矯正部材270は、図13に示すように、その後側部分に設けられた支持軸270Aと、その前側部分の上面に設けられた平坦な平面部270Bと、を有している。そして、矯正部材270は、その平面部270Bがフィーダ250の本体部251の前端部251Aの下側に位置するように、左右方向を軸方向としてその支持軸270Aが本体部251に軸支されることで、当該本体部251に取り付けられる。

0073

また、矯正部材270は、図13に示すように、その平面部270Bが後方側から前方側にかけて下方にやや傾いた姿勢で本体部251に取り付けられる。矯正部材270が本体部に対してこのように取り付けられることで、電子部品E1の実装作業において、部品供給位置S1で電子部品E1が取り出された部品供給テープ60は、前側送出部52によって本体部251の前端部251Aから本体部251の外部へと送出される。

0074

本体部251の外部へと送出された部品供給テープは、図14に示すように、本体部251の前端部251Aの下方に配された矯正部材270の平面部270Bに衝突し、前方側に屈曲される。部品供給テープ60がこのように矯正部材270の平面部270Bに衝突して屈曲されることで、部品供給テープ60の一部が変形し、部品供給テープ60の巻き癖が矯正される(矯正工程の一例)。

0075

矯正部材270によって巻き癖が矯正された部品供給テープ60は、矯正部材270の平面部270Bが上述したように傾いていることから、当該平面部270Bによってテープシュータ76の上方の開口76Aへと導かれ、テープシュータ76内に入り込んで回収箱に排出される。このように本実施形態では、部品供給テープ60の巻き癖が矯正部材270の平面部270Bによって矯正されるので、簡単な構成で、テープシュータ76内でのテープ詰まりを回避することができる。

0076

また、本実施形態では、矯正部材270がフィーダ250の本体部251に対して脱着可能となっている。このため、矯正部材270を備えていないフィーダ250に対して矯正部材270を容易に取り付けることができ、また、矯正部材270が不要な場合に矯正部材270をフィーダ250から容易に取り外すことができ、矯正部材270の利便性を高めることができる。

0077

<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記既述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記の各実施形態では、屈曲された板バネにより構成される矯正部材によって部品供給テープの曲げ癖による湾曲とは反対側に湾曲する曲面で当該部品供給テープの一部を付勢することで、また、ボールにより構成される矯正部材によって部品供給テープを幅方向に湾曲させることで、また、部品供給テープを矯正部材の平面部に衝突させて屈曲させることで、当該部品供給テープの曲げ癖を矯正する構成をそれぞれ例示したが、部品供給テープの曲げ癖を矯正するための矯正部材の構成及び矯正する方法はこれらに限定されない。例えば、矯正部材によって、部品供給テープに前後方向をねじれ軸方向とするねじれを生じさせる形で当該部品供給テープを付勢することで、部品供給テープの曲げ癖を矯正する構成であってもよい。

0078

(2)上記の各実施形態では、矯正部材がフィーダの本体部の前端部に配された構成を例示したが、矯正部材はリール支持部とテープシュータとの間に配されればよく、例えば矯正部材が本体部の後側に配されてもよい。この場合、部品供給テープは、電子部品が保持された状態でその曲げ癖が矯正部材によって矯正される。

0079

(3)上記の各実施形態以外にも、フィーダ型供給装置、及び表面実装機の構成については、適宜に変更可能である。

0080

以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。

0081

1…表面実装機
10…基台
20…搬送コンベア(搬送装置)
30…部品実装装置
32…ヘッドユニット
40…フィーダ型供給装置(部品供給装置)
42…フィーダ取付部
44…リール支持部
50、150、250…フィーダ
51、151、251…本体部
51A、151A、251A…前端部
52…前側送出部
53…前側スプロケット
54…後側送出部
56…テープ通路
59…フィーダ制御部
60…部品供給テープ
62…キャリアテープ
62A…部品収納部
64…トップテープ
70、170、270…矯正部材
70A…矯正部材の曲面(テープ付勢部)
170A…矯正部材の外周面(テープ付勢部)
270A…支持軸
270B…平面部
76…テープシュータ(テープ排出通路)
E1…電子部品(部品)
G1、G2…隙間
P1プリント基板(基板)
R1…リール
S1…部品供給位置

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