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技術 ユニットバス

出願人 西田憲正
発明者 西田憲正
出願日 2016年4月19日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2017-514143
公開日 2018年3月8日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 WO2016-171148
状態 特許登録済
技術分野 居住または事務用建築物 床の仕上げ 流し・廃水用設備
主要キーワード 床面部分 出入り口側 滑り止め作用 バスルーム内 囲い壁 耐腐食性金属 コンクリートスラブ床 横並び状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年3月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題・解決手段

高齢者身障者であっても安全にバスルームを使用することができるバリアフリー機能を備えたユニットバスを提供する。浴槽4と防水パン5とが横並び状となって一体に形成され、使用者がバスルーム6の出入り口3から出入りが可能なようにバスルーム6内に組み込まれる。防水パン5における出入り口3側の床面部分13bが他の床面部分13cよりも低くなるように傾斜状に形成され、出入り口3側の床面部分13bに排水口14bが形成され、排水口14bがバスルームのコンクリートスラブ床32の下方に配管された排水管31に連結される。

概要

背景

一般に、ユニットバス浴槽及び防水パンが一体となって形成されており、この状態でホテル等のバスルームに組み込まれた後、洗面台便器等が取り付けられることによりトイレ一体型となって使用される。このようなユニットバスでは、バスルームの外側への水の溢れ出、漏水を防止する必要性から効率の良い排水を行うための配慮が主になされている。

例えば、特許文献1では、両端が上下流の排水口に連通する排水路を防水パンにおける浴槽側に設け、この排水路における上流側排水傾斜を下流側排水傾斜よりも緩やかにしている。特許文献2では、凹溝状の溝部を防水パンの床面に多列状に形成して床面を複数に分割することにより水はけを向上させている。

概要

高齢者身障者であっても安全にバスルームを使用することができるバリアフリー機能を備えたユニットバスを提供する。浴槽4と防水パン5とが横並び状となって一体に形成され、使用者がバスルーム6の出入り口3から出入りが可能なようにバスルーム6内に組み込まれる。防水パン5における出入り口3側の床面部分13bが他の床面部分13cよりも低くなるように傾斜状に形成され、出入り口3側の床面部分13bに排水口14bが形成され、排水口14bがバスルームのコンクリートスラブ床32の下方に配管された排水管31に連結される。

目的

本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであって、高齢者や身障者においても安全にバスルームを使用することができるバリアフリー機能を備えたユニットバスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

浴槽防水パンとが横並び状となって一体に形成され、使用者バスルーム出入り口から出入りが可能なようにバスルーム内に組み込まれるユニットバスであって、前記防水パンにおける前記出入り口側床面部分が他の床面部分よりも低くなるように傾斜状に形成され、前記出入り口側の床面部分に排水口が形成され、前記排水口がバスルームのコンクリートスラブ床の下方に配管された排水管に連結されていることを特徴とするユニットバス。

請求項2

請求項1記載のユニットバスであって、前記防水パンの床面における前記出入り口側の端部に、防水パンの水をき止め可能な高さの堰き止め部が形成される一方、前記出入り口の外側のコンクリートスラブ床上に内装仕上げ床が敷設されることにより前記堰き止め部の高さの段差が小さくなっていることを特徴とするユニットバス。

請求項3

請求項1又は2記載のユニットバスであって、前記浴槽における防水パン側に位置する槽壁上端部に、湾曲状に低くなって凹む跨ぎ用凹部が形成されていることを特徴とするユニットバス。

技術分野

0001

本発明は、浴槽及び防水パンが一体となって形成されており、ホテルマンション等のバスルーム内に組み込まれて用いられるユニットバスに関し、特にバリアフリー機能を備えたユニットバスに関する。

背景技術

0002

一般に、ユニットバスは浴槽及び防水パンが一体となって形成されており、この状態でホテル等のバスルームに組み込まれた後、洗面台便器等が取り付けられることによりトイレ一体型となって使用される。このようなユニットバスでは、バスルームの外側への水の溢れ出、漏水を防止する必要性から効率の良い排水を行うための配慮が主になされている。

0003

例えば、特許文献1では、両端が上下流の排水口に連通する排水路を防水パンにおける浴槽側に設け、この排水路における上流側排水傾斜を下流側排水傾斜よりも緩やかにしている。特許文献2では、凹溝状の溝部を防水パンの床面に多列状に形成して床面を複数に分割することにより水はけを向上させている。

先行技術

0004

特開平11−256648号公報
特開2000−54449号公報

発明が解決しようとする課題

0005

従来のユニットバスでは、排水への配慮がなされているが、バスルームへの出入りに関しては配慮がなされていないのが実情であり、出入り口に比較的高い段差がある状態となっている。これは建造物コンクリートスラブ床の上にユニットバスからの水の排水管排水トラップを設置するため、コンクリートスラブ床とユニットバスの床面との間に空間が必要となり、ユニットバスの出入り口の高さがコンクリートスラブ床の床面よりも必然的に高くなることによる。このような構造では、通常、ユニットバスの出入り口の高さは、コンクリートスラブ床の床面から約170mm以上高くなる。このように出入り口が高い場合には、足腰が弱った高齢者や軽度の歩行障害のある身障者は、バスルームの出入りの際に足がつまずいたりすることが多く、危険性を伴った使用が余儀なくされている。

0006

本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであって、高齢者や身障者においても安全にバスルームを使用することができるバリアフリー機能を備えたユニットバスを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するためになされた、本発明のユニットバスは、浴槽と防水パンとが横並び状となって一体に形成され、使用者がバスルームの出入り口から出入りが可能なようにバスルーム内に組み込まれるユニットバスであって、前記防水パンにおける前記出入り口側床面部分が他の床面部分よりも低くなるように傾斜状に形成され、前記出入り口側の床面部分に排水口が形成され、前記排水口がバスルームのコンクリートスラブ床の下方に配管された排水管に連結されていることを特徴とする。

0008

この場合、前記防水パンの床面部分における前記出入り口側の端部に、防水パンの水をき止め可能な高さの堰き止め部が形成される一方、前記出入り口の外側のコンクリートスラブ床上に内装仕上げ床が敷設されることにより前記堰き止め部の高さの段差が小さくなっていることが好ましい。

0009

又、前記浴槽における防水パン側に位置する槽壁上端部に、湾曲状に低くなって凹む跨ぎ用凹部が形成されていることが好ましい。

発明の効果

0010

本発明によれば、防水パンにおける出入り口側の床面部分が他の床面部分よりも低くなっており、この床面部分に排水口が形成され、この排水口がコンクリートスラブ床の下方に配管された排水管に連結されているため、排水管の配管のための空間がコンクリートスラブ床とユニットバスの床面との間に必要なくなる。このため、防水パンの床面の段差が小さくなり、防水パンの床面の障壁がなくなる。従って、バリアフリー機能を備えたものとなり、高齢者や身障者であってもバスルームへの出入りの際につまずくことがなく、安全にバスルームに出入りすることができる。

0011

又、本発明によれば、浴槽の槽壁に湾曲状に低くなって凹む跨ぎ用凹部が形成されており、足を大きく上げる必要なく浴槽への出入りが可能であり、浴槽への出入りが容易且つ安全となる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の一実施形態のユニットバスの平面図である。
一実施形態のユニットバスの斜視図である。
一実施形態のユニットバスにおける防水パンを示す断面図である。
図3における要部の拡大断面図である。
一実施形態のユニットバスに用いられる浴槽の正面図である。

実施例

0013

図1図5は、本発明の一実施形態のユニットバス1を示す。ユニットバス1は浴槽4と防水パン5が一体となって形成された本体部2を備えている。

0014

図2に示すように、ユニットバス1の本体部2は横並び状となった浴槽4及び防水パン5によって形成されている。横並び状の浴槽4及び防水パン5は熱可塑性樹脂金型によって加熱加圧することにより一体に形成されて本体部2となる。一体成形された本体部2を図1に示すように、ホテル等の建造物のバスルーム6内に組み込んだ後、本体部2に洗面台7や便器8を組み付け、所定の配管を行うことによりホテル、マンション等のバスルームとして機能させることができる。バスルーム6は図1に示すようにルーム壁9によって周囲が囲まれているが、ルーム壁9の一部が出入り口3となって開口されており、この出入り口3にドア10が開閉可能に設けられている。使用者はドア10を開けた状態で出入り口3からバスルーム6に出入りする。

0015

本体部2の浴槽4は入浴のためのバスタブであり、4周辺が槽壁11によって囲まれている。符号12は4周辺の槽壁11における防水パン5側に位置する槽壁であり、この防水パン側の槽壁12を跨いで乗り越えることにより浴槽4への出入りが行われる。

0016

防水パン5は浴槽4よりも低い位置となった状態で浴槽4の横並び位置で連続している。防水パン5の床面13には、複数の排水口14が開口されている。排水口14は浴槽4側の排水溝14a及びバスルーム6の出入り口3(ドア10)側の排水口14bを備えている。それぞれの排水口14(14a、14b)には、グレーチング18が設けられて異物の配管への流入を防止している(図3参照)。又、防水パン5の床面13の上面には、排水溝15が縦横方向に沿って複数条形成されている。複数条の排水溝15は使用時における滑り止め作用を兼用している。浴槽4及び防水パン5を含む本体部2の周囲には、低い高さの囲い壁16が立ち上がるように形成されており、床面13上を流れる水の本体部2からの漏れ出を防止している。図2において、符号19は、便器8の排水を行うため、防水パン5に形成された便器用排水口である。

0017

この実施形態において、防水パン5の床面13は、浴槽4側の床面部分13a及び出入り口3(ドア10)側の床面部分13bが他の床面部分13cよりも低くなるように傾斜状に形成されるものである。

0018

すなわち図3に示すように、防水パン5の床面13は浴槽4と出入り口3との間に形成されるが、床面13における幅方向の略中央部分の他の床面部分13cが最も高く、他の床面部分は13cから離れるのにしたがって高さが徐々に低くなるように傾斜している。このように傾斜することにより、浴槽4側の床面部分13a及び出入り口3側の床面部分13bに向かって水が良好に流れるようになっている。浴槽4側の排水口14aはこの浴槽4側の床面部分13aに形成され、出入り口3側の排水口14bは出入り口3側の床面部分13bに形成されることにより流れてきた水を排出する。

0019

図3において、符号31は排水管である。この実施形態において、排水管31は建造物のコンクリートスラブ床32の下方に配管されており、排水口14a、14bがこの排水管31に連結されて排水が行われる。このように排水管31をコンクリートスラブ床32の下方に配管した構造では、従来のように排水管をコンクリートスラブ床32の上に配置する必要がなく、コンクリートスラブ床32とユニットバス1の床面13との間に排水管配置のための空間を形成する必要がなくなる。このため、ユニットバス1における防水パン5の床面13をコンクリートスラブ床32に極力接近させることができる。

0020

これにより、防水パン5の床面13における出入り口3側の床面部分13bの段差を小さくでき、バスルーム6の出入り口3の高さを小さくすることができる。例えば、従来では、出入り口の段差がコンクリートスラブ床32から約170mm必要であったのに対し、この実施形態では、コンクリートスラブ床から26.5mm程度の低い段差とすることができる。そして、バスルーム6外の床を磁器タイル等によって内装仕上げすることにより(図4参照)、段差を小さくし、フラットに近づけることができる。これによりバスルーム6への出入りに対しバリアフリー機能を備えたものとすることができ、高齢者や身障者であってもバスルーム6への出入りの際につまずくことがなく、安全にバスルーム6に出入りすることが可能となる。

0021

この実施形態では、図3及び図4に示すように、防水パン5の床面13における出入り口3(ドア10)側の端部に堰き止め部33が形成されている。堰き止め部33は床面13と一体に形成されることにより床面13(すなわち出入り口3側の床面部分13b)の一部を構成するものである。

0022

堰き止め部33は、出入り口3側の床面部分13bの端部よりも、さらに出入り口3側に位置するように形成される。堰き止め部33は防水パン5の水を堰き止め可能な高さに形成されるものであり、このため出入り口3側の床面部分13bと略同等の高さ(段差)となっている。このような堰き止め部33を形成することにより、水が出入り口3(ドア10)からバスルーム6の外側に洩れ出ることを防止することができる。

0023

この実施形態において、堰き止め部33に対応した出入り口3(ドア10)部分には、木下地材34が設けられる。木下地材34は堰き止め部33と略同等の高さを有した下地材が使用され、木下地材34と堰き止め部33とにかけて踏み板35が掛け渡されることにより、これらの上部が覆われている。踏み板35は例えば、アルミニウム等の耐腐食性金属薄板が使用される。踏み板35は堰き止め部33及び木下地材34を覆った状態で木下地材34に向けてビス38をねじ込むことにより固定される。なお、踏み板35としては、図4に示すように、両端部分に対して中央部分が幾分隆起した形状のものを用いることがバスルーム6への出入りの点から好ましい。

0024

以上に加えて、コンクリートスラブ床32における出入り口3(ドア10)の外側には、内装仕上げ材36が敷設される。内装仕上げ材36は磁器タイルかタイルカーペット等が使用される。内装仕上げ材36は接着剤37を介して出入り口3の外側部分のコンクリートスラブ床32上に固定される。タイルカーペットを使用する場合、接着剤37はタイルカーペットに予め塗布された製品を使用することにより簡単に脱着できる。この内装仕上げ材36の高さ(厚さ)の分、堰き止め部33や木下地材34の高さ(段差)が小さくなる。このためバスルーム6の出入り口3の段差を12.7mm(1/2インチ)以下としたり、段差のないフラットとすることが容易となる。これにより、さらに良好なバリアフリー機能を備えたものとすることができ、さらに安全にバスルーム6への出入りが可能となる。なお、内装仕上げ材36が磁器タイルの場合、内装仕上げ材36と踏み板35との間には、シール材39を介在させることが好ましい。

0025

この実施形態では、図2及び図5に示すように、浴槽4における防水パン5側の槽壁12に跨ぎ用凹部22が形成されている。跨ぎ用凹部22は防水パン5側の槽壁12の上端部21を湾曲状に低くすることにより形成されるものであり、浴槽4への出入りの際に足を大きく上げることなく防水パン5側の槽壁12を跨ぐことができる。このため浴槽4への出入りが容易且つ安全となる。又、跨ぎ用凹部22を湾曲状とすることにより、浴槽4に対するスムーズな出入りが可能となる。

0026

1ユニットバス
2 本体部
3出入り口
4浴槽
5防水パン
10ドア
13 床面
13b出入り口側の床面部分
14 排水口
14b 出入り口側の排水口
21上端部
22 跨ぎ用凹部
31排水管
32コンクリートスラブ床
33堰き止め部
34木下地材
35踏み板
36 内装仕上げ材

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