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技術 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム

出願人 ソニー株式会社
発明者 百谷将佑望月大介佐藤徳彦
出願日 2016年2月3日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2017-509342
公開日 2018年1月25日 (3年0ヶ月経過) 公開番号 WO2016-158003
状態 特許登録済
技術分野 計算機間の情報転送
主要キーワード ウェアラブルデバイス タブレット型携帯端末 ウェアラブル機器 クラスメイト 頭部動作 ポータブルオーディオプレーヤ 方位磁針 半導体記憶メディア
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2018年1月25日)のものです。
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図面 (20)

課題

ユーザの状況に関する情報を共有しようとする相手との関係性に基づいて、プライバシを確保しながらユーザの状況に関する情報を容易に相手と共有することが可能な、情報処理装置を提供する。

解決手段

第1のユーザの状況に関する状況情報を取得し、第2のユーザに提示する前記状況情報の粒度を、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の関係性に基づいて変化させる制御部を備える、情報処理装置が提供される。

概要

背景

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)等で、ユーザが他のユーザと情報を共有するための技術が数多く提案されている(例えば特許文献1〜3等参照)。ユーザが他のユーザと情報を共有する際には、どのユーザにどこまで情報を提示するかについて予め設定が行われる。

概要

ユーザの状況に関する情報を共有しようとする相手との関係性に基づいて、プライバシを確保しながらユーザの状況に関する情報を容易に相手と共有することが可能な、情報処理装置を提供する。第1のユーザの状況に関する状況情報を取得し、第2のユーザに提示する前記状況情報の粒度を、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの間の関係性に基づいて変化させる制御部を備える、情報処理装置が提供される。

目的

以上説明したように本開示によれば、ユーザの状況に関する情報を共有しようとする相手との関係性に基づいて、プライバシを確保しながらユーザの状況に関する情報を容易に相手と共有することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1のユーザと、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザとの関係性を示す関係情報を取得する取得部と、前記関係情報に基づいて、前記第1のユーザの状況を示す状況情報に基づき第2のユーザに提示される提示情報の詳細さの度合いを変化させる制御部と、を備える、情報処理装置

請求項2

前記関係性は、社交上の関係性である、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記制御部は、前記関係性及び前記第1のユーザの位置情報に基づいて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項4

前記制御部は、前記関係性、前記第1のユーザの位置情報及び前記第2のユーザの位置情報に基づいて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、請求項3に記載の情報処理装置。

請求項5

前記制御部は、前記関係性及び前記第1のユーザの状況に基づいて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項6

前記制御部は、前記第1のユーザの状況として前記第1のユーザが特定の行動を行ったことに応じて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、請求項5に記載の情報処理装置。

請求項7

前記制御部は、前記第1のユーザの状況として前記第1のユーザが特定の場所に位置したことに応じて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、請求項5に記載の情報処理装置。

請求項8

前記制御部は、前記第1のユーザの状況として前記第1のユーザにより特定の操作が行われたことに応じて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、請求項5に記載の情報処理装置。

請求項9

前記制御部は、前記第1のユーザの状況として自装置が特定の状態になったことに応じて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、請求項5に記載の情報処理装置。

請求項10

前記制御部は、前記第1のユーザの状況として特定の時間になると前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、請求項5に記載の情報処理装置。

請求項11

前記制御部は、前記第2のユーザの状況を用いて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項12

前記制御部は、前記関係性を、前記第2のユーザが前記第1のユーザに対して設定した関係性に基づいて自動的に設定する、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項13

前記制御部は、前記関係性に基づいた前記提示情報の詳細さの度合いを前記第1のユーザに設定させる画面を表示する情報を生成する、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項14

前記制御部は、前記提示情報として前記第1のユーザの周囲音を前記第2のユーザに提示する、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項15

前記制御部は、前記提示情報として前記第1のユーザの周囲の画像を前記第2のユーザに提示する、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項16

前記制御部は、前記提示情報として前記第1のユーザの行動の切り替わりを前記第2のユーザに提示する、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項17

前記制御部は、前記第2のユーザを含むグループに提示する前記提示情報の詳細さの度合いを、前記第1のユーザと前記グループとの間の関係性に基づいて変化させる、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項18

第1のユーザと、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザとの関係性を示す関係情報をコンピュータが取得することと、前記関係情報に基づいて、前記第1のユーザの状況を示す状況情報に基づき第2のユーザに提示される提示情報の詳細さの度合いをコンピュータが変化させることと、を含む、情報処理方法

請求項19

コンピュータに、第1のユーザと、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザとの関係性を示す関係情報を取得することと、前記関係情報に基づいて、前記第1のユーザの状況を示す状況情報に基づき第2のユーザに提示される提示情報の詳細さの度合いを変化させることと、を実行させる、コンピュータプログラム

技術分野

0001

本開示は、情報処理装置情報処理方法及びコンピュータプログラムに関する。

背景技術

0002

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)等で、ユーザが他のユーザと情報を共有するための技術が数多く提案されている(例えば特許文献1〜3等参照)。ユーザが他のユーザと情報を共有する際には、どのユーザにどこまで情報を提示するかについて予め設定が行われる。

先行技術

0003

国際公開第2014/136466号
国際公開第2014/203597号
特開2015−36836号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ユーザが使用する機器によって得られる情報を他のユーザと共有する際に、ユーザが一つ一つ情報の提示について設定するのは手間が掛かる。また、ユーザが使用する機器によって得られる情報を他のユーザと共有する際に、共有の設定が適切になされていなければ、相手に知られたくない情報まで知られてしまい、ユーザがプライバシ守りたいと思っていても守られなくなる恐れがある。

0005

そこで本開示では、ユーザの状況に関する情報を共有しようとする相手との関係性に基づいて、プライバシを確保しながらユーザの状況に関する情報を容易に相手と共有することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラムを提案する。

課題を解決するための手段

0006

本開示によれば、第1のユーザと、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザとの関係性を示す関係情報を取得する取得部と、前記関係情報に基づいて、前記第1のユーザの状況を示す状況情報に基づき第2のユーザに提示される提示情報の詳細さの度合いを変化させる制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。

0007

また本開示によれば、第1のユーザと、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザとの関係性を示す関係情報をコンピュータが取得することと、前記関係情報に基づいて、前記第1のユーザの状況を示す状況情報に基づき第2のユーザに提示される提示情報の詳細さの度合いをコンピュータが変化させることと、を含む、情報処理方法が提供される。

0008

また本開示によれば、コンピュータに、第1のユーザと、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザとの関係性を示す関係情報を取得することと、前記関係情報に基づいて、前記第1のユーザの状況を示す状況情報に基づき第2のユーザに提示される提示情報の詳細さの度合いを変化させることと、を実行させる、コンピュータプログラムが提供される。

発明の効果

0009

以上説明したように本開示によれば、ユーザの状況に関する情報を共有しようとする相手との関係性に基づいて、プライバシを確保しながらユーザの状況に関する情報を容易に相手と共有することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラムを提供することが出来る。

0010

なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。

図面の簡単な説明

0011

本開示の一実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す説明図である。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例を示す説明図である。
ヘッドセット部110の機能構成例を示す説明図である。
本体部130の機能構成例を示す説明図である。
演算装置136の機能構成例を示す説明図である。
ディスプレイ部160の機能構成例を示す説明図である。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置100の動作例を示す流れ図である。
プレゼンス情報粒度が変化する例を示す説明図である。
プレゼンス情報の粒度が変化する例を示す説明図である。
プレゼンス情報がフィルタリングされる例を示す説明図である。
情報処理装置100による他のユーザのプレゼンス情報の表示例を示す説明図である。
情報処理装置100に通知される、他のユーザのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。
情報処理装置100に通知される、他のユーザのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。
情報処理装置100に通知される、他のユーザのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。
情報処理装置100に通知される、他のユーザのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。
情報処理装置100に通知される他の複数のユーザのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。
情報処理装置100に通知される他の複数のユーザのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。
情報処理装置100に通知される他の複数のユーザのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。
情報処理装置100が出力するGUIの例を示す説明図である。
情報処理装置100が出力するGUIの例を示す説明図である。
情報処理装置100が出力するGUIの例を示す説明図である。
情報処理装置100が出力するGUIの例を示す説明図である。
情報処理装置100が出力するGUIの例を示す説明図である。
他者に公開するプレゼンス情報の粒度や公開条件を設定させるGUIの例を示す説明図である。
プレゼンス情報の量を変化させる設定をユーザに入力させるGUIの例を示す説明図である。
プレゼンス情報の量を変化させる設定をユーザに入力させるGUIの例を示す説明図である。
受信側のユーザがプレゼンス情報の公開を依頼する際のGUIの例を示す説明図である。
プレゼンス情報の公開依頼を受諾するかどうかを送信側のユーザに設定させるGUIの例を示す説明図である。
ハードウェア構成例を示す説明図である。

実施例

0012

以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。

0013

なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態
1.1.背景
1.2.機能構成例
1.3.動作例
2.ハードウェア構成例
3.まとめ

0014

<1.本開示の一実施形態>
[1.1.背景]
まず、本開示の実施の形態について詳細に説明する前に、本開示の実施の形態の背景について説明する。

0015

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)等で、ユーザが他のユーザと情報を共有するための技術が数多く提案されている。ユーザが他のユーザと共有する情報としては、例えば文章静止画像動画像音楽などのコンテンツがある。既存のSNSでは、ユーザが他のユーザと情報を共有する際には、予めどのユーザまたはグループと情報を共有するかを決定した上で、写真や文章をSNSに投稿することが一般的に行われていた。すなわち、既存のSNSでは、ユーザが他のユーザと情報を共有する際には、ある情報については全てのユーザに公開し、別の情報については友人として設定したユーザにだけ公開する、という設定が、情報の共有の度に行われていた。もちろん、予め共有設定を行っておき、全ての情報をその共有設定に基づいて共有する場合もあるが、ある情報について全てのユーザに公開したいと考えた場合は、その情報に対する共有設定を改めて行う必要があった。

0016

今後は、ユーザが身体に装着して使用することを目的とした機器、いわゆるウェアラブルデバイスの普及が想定される。ウェアラブルデバイスには、例えば眼鏡型、腕時計型等様々な形態があるが、共通しているのは、ウェアラブルデバイスは総じて画面が小さかったり、また画面がそもそも存在しなかったりする。例えば、そのウェアラブルデバイスによって得られる情報を他のユーザと共有する際に、ユーザが一つ一つ情報の提示について設定するのは手間が掛かる。特にウェアラブルデバイスは上述したように、ディスプレイの画面サイズが小さい、またはディスプレイが存在しないものが多いため、情報を共有しようとする際に、ユーザが設定を入力することが困難であったり、また入力が出来なかったりすることが想定される。

0017

また、ウェアラブルデバイスによって得られる情報を他のユーザと共有する際に、共有の設定が適切になされていなければ、相手に知られたくない情報まで知られてしまい、ユーザがプライバシを守りたいと思っていても守られなくなる恐れがある。例えば、ウェアラブルデバイスで取得した現在位置の情報を、家族には知らせたいが友人には知られなく無いとユーザが思っていても、共有の設定が適切になされていなければ、現在位置の情報が友人にまで知られてしまう恐れがある。

0018

そこで本件開示者は、上述した背景に鑑み、プライバシを確保しながらユーザの状況に関する情報を容易に相手と共有することが可能な技術について鋭意検討を行った。その結果、本件開示者は、以下で説明するように、ユーザの状況に関する情報を共有しようとする相手との関係性に基づいて、プライバシを確保しながらユーザの状況に関する情報を容易に相手と共有することが可能な技術を考案するに至った。

0019

以上、本開示の実施の形態の背景について説明した。続いて、本開示の実施の形態について詳細に説明する。

0020

[1.2.構成例]
まず、本開示の一実施形態に係る情報処理システムの構成例について説明する。図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す説明図である。

0021

図1に示した情報処理システム1は、ネットワークサービス10を介して、複数のユーザ同士でユーザの状況に関する情報(以下本実施形態ではユーザの状況に関する情報のことを「プレゼンス情報」とも称する)を共有することを可能にするシステムである。プレゼンス情報の内容については後述するが、プレゼンス情報には、例えば、ユーザの現在位置、ユーザの現在の行動、ユーザと一緒にいる他のユーザの情報などが含まれうる。図1に示したように、本開示の一実施形態に係る情報処理システム1は、複数の情報処理装置100a、100b、100c、100d、・・・を含んで構成される。情報処理装置100a、100b、100c、100d、・・・は、ネットワークサービス10に対して無線または有線による通信を行うことで、ネットワークサービス10を介した情報の授受を行っている。

0022

以下の説明では、情報処理装置100aは、プレゼンス情報を他のユーザに提示して共有したいと思っているユーザが使用する装置であり、他の情報処理装置100b、100c、100d、・・・は、上記他のユーザが使用する装置であり、情報処理装置100aからプレゼンス情報を受信して出力する装置であるとして説明する。もちろん、ネットワークサービス10を介してプレゼンス情報をやり取りする情報処理装置の数は図1に示したものに限定されるものではない。また、以下の説明では、区別する必要が無い場合は情報処理装置100a、100b、100c、100d、・・・を総称して単に情報処理装置100とする。

0023

情報処理装置100aは、100b、100c、100d、・・・は、例えば、携帯電話スマートフォン高機能携帯電話)、タブレット型携帯端末パーソナルコンピュータポータブルオーディオプレーヤゲーム機、ウェアラブルデバイスなどの、デジタルデータを扱う電子機器である。ウェアラブルデバイスには、メガネ型、腕時計型、頭部装着型などの様々な形態が考えられるが、本開示は特定の形態のウェアラブルデバイスに限定する物ではない。本実施形態では、情報処理装置100aはウェアラブルデバイスを含んだ装置として説明する。もちろんプレゼンス情報を他のユーザに提示して共有したいと思っているユーザが使用する情報処理装置100aはウェアラブルデバイスに限られない。

0024

情報処理装置100aは、装着されているユーザに関する様々な情報をセンサ等で取得して、その情報をプレゼンス情報に加工する。例えば、情報処理装置100aは、センサによってユーザの現在地緯度及び経度を取得し、その緯度及び経度の情報から、「新宿」「なんば」等の地名に変換することで、ユーザの現在の場所をプレゼンス情報とすることが出来る。

0025

そして情報処理装置100aは、他の情報処理装置100b、100c、100d、・・・へプレゼンス情報を送信する際に、相手方のユーザとの関係性、とりわけ、社交上の関係性や社会的な関係性、職業上の関係性等に基づいて、プレゼンス情報の詳細さの度合いを決定する。本実施形態では、この詳細さの度合いのことを「粒度」とも称する。上述したような関係性には、例えば親子、友人、親友、同僚、上司と部下、クラスメイト先生生徒恋人、赤の他人(関係なし)などがある。なお、上述したような関係性における友人には、現実の世界の友人と、例えばSNS等の仮想的な世界における友人と、の双方が含まれうる。また、ここでいうプレゼンス情報の粒度とは、プレゼンス情報の精度とも言える。すなわち、ユーザが新宿にいて、情報処理装置100aがプレゼンス情報としてユーザの場所を他のユーザに提示する場合、情報処理装置100aは、ユーザの場所を「新宿駅」と詳細に他のユーザに知らせるならばプレゼンス情報の粒度を細かくして、ユーザの場所を「新宿区」や「東京都」などと曖昧に他のユーザに知らせるならばプレゼンス情報の粒度を粗くする。

0026

本実施形態では、他のユーザと共有することが出来るプレゼンス情報として以下のようなものを例示するが、他のユーザと共有することが出来るプレゼンス情報は以下で示したようなものに限定されるものでは無い。

0027

他のユーザと共有することが出来るプレゼンス情報には、ユーザの行動やユーザの行動の切り替わり、ユーザの活動性、ユーザの緊張度、ユーザの周囲音や周囲音の種別、ユーザの周囲の騒音度、ユーザの場所や位置、他のユーザとの間の相対的な位置(距離や方角)、カメラ撮像されたユーザの周囲の光景、ユーザの行動の内容や行動の切り替わり、ユーザの仕草ジェスチャ、一緒にいるユーザ、情報処理装置100の状態、等が含まれうる。情報処理装置100の状態には、電源オンオフの状態、ディスプレイの操作中、イヤホンの装着中、音楽の再生中、などの様々な状態が考えられる。

0028

情報処理装置100aは、他の情報処理装置100b、100c、100d、・・・へプレゼンス情報を送信する際に、相手方のユーザとの関係性に基づいて、プレゼンス情報の粒度を決定することで、ユーザが一つ一つプレゼンス情報の共有を設定すること無く、相手方のユーザに安心してプレゼンス情報を提示することが出来る。

0029

以上、図1を用いて本開示の一実施形態に係る情報処理システム1の構成例について説明した。続いて、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例について説明する。

0030

図2は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例を示す説明図である。図2に示した情報処理装置100は、複数のデバイスで1つの装置として機能するウェアラブルデバイスであるとして説明する。以下、図2を用いて本開示の一実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例について説明する。

0031

図2に示したように、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100は、ヘッドセット部110と、本体部130と、ディスプレイ部160と、を含んで構成される。

0032

ヘッドセット部110は、ユーザの頭部に装着されることを目的とした機器である。ヘッドセット部110の機能構成例については後述するが、例えばユーザの頭部の動きセンシングするセンサ、ユーザの視界を撮像するカメラ、ユーザの発話や周囲音を集音するマイクロホン等で構成される。

0033

本体部130は、情報処理装置100の本体機能を担う装置である。本体部130の機能構成例については後述するが、例えば位置情報を取得するセンサ、他の装置との情報の授受を担うネットワークインタフェース、プレゼンス情報を生成する演算装置等で構成される。

0034

ディスプレイ部160は、ユーザに対して各種情報を提示するディスプレイを備えた装置である。ディスプレイ部160の機能構成例については詳述するが、情報を表示するディスプレイ、ディスプレイに対する接触を検知するタッチパネル、情報を提示するLEDデバイス等で構成される。

0035

以上、図2を用いて本開示の一実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例について説明した。続いて本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成するヘッドセット部110の機能構成例について説明する。

0036

図3は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成するヘッドセット部110の機能構成例を示す説明図である。以下、図3を用いて本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成するヘッドセット部110の機能構成例について説明する。

0037

図3に示したように、ヘッドセット部110は、加速度センサ111と、ジャイロセンサ112と、発話集音マイク113と、周囲音集音マイク114と、スピーカ115と、心拍センサ116と、を含んで構成される。

0038

加速度センサ111と、ヘッドセット部110の加速度を検出するセンサである。またジャイロセンサ112は、ヘッドセット部110の角度や角速度を検出するセンサである。加速度センサ111及びジャイロセンサ112は加速度、角度、角速度の変化をそれぞれセンシングデータとして、図示しないインターフェースを通じて本体部130に出力する。加速度センサ111及びジャイロセンサ112が、ヘッドセット部110の加速度、角度、角速度を検出することで、本体部130は、ヘッドセット部110がどのような動きをしているか、すなわちヘッドセット部110を装着したユーザの頭部がどのような動きをしているかを推測することが可能となる。

0039

発話集音マイク113は、ユーザの発話内容を集音するためのマイクであり、例えばヘッドセット部110がユーザに装着された際にユーザの口の近くに位置するよう設けられる。また周囲音集音マイク114は、ヘッドセット部110の周囲の音を集音するためのマイクであり、例えばヘッドセット部110がユーザに装着された際にユーザのの近くに位置するよう設けられる。周囲音集音マイク114で集音された音はバイノーラル録音されてもよい。

0040

本実施形態では、ヘッドセット部110は、ユーザの発話内容と、ヘッドセット部110の周囲の音とを区別して集音するために、発話集音マイク113及び周囲音集音マイク114の2種類のマイクを備えているが、もちろん本開示は係る例に限定されるものでは無く、ヘッドセット部110はマイクを1つだけ備えるようにしても良い。

0041

スピーカ115は、所定の音を出力するためのスピーカであり、例えば他の情報処理装置100から送信された他のユーザの発話内容や、ユーザに通知するための通知音、本体部130等に保存されている楽曲等が出力される。スピーカ115は、ユーザの耳に装着されるイヤホンの形態で提供されても良い。

0042

心拍センサ116は、ヘッドセット部110を装着したユーザの心拍数を検出するセンサである。心拍センサ116は、例えばヘッドセット部110のスピーカ115の近傍に備えられていても良い。心拍センサ116がユーザの心拍数を検出することで、本体部130は、ユーザの心拍数を取得して、ユーザの心拍数から、後述する緊張度を判定することが出来る。

0043

以上、図3を用いて本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成するヘッドセット部110の機能構成例について説明した。続いて本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成する本体部130の機能構成例について説明する。

0044

図4は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成する本体部130の機能構成例を示す説明図である。以下、図4を用いて本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成する本体部130の機能構成例について説明する。

0045

図4に示したように、本体部130は、GPSセンサ131と、ネットワークI/F132と、振動デバイス133と、心電センサ134と、地磁気センサ135と、演算装置136と、記憶部137と、を含んで構成される。

0046

GPSセンサ131は、本体部130の現在位置を検出するセンサである。なお本実施形態では現在位置を取得するセンサとしてGPSセンサが用いられているが、GPSセンサの他に、例えばGLONASS(Global Navigation Satellite System)、BDS(BeiDou Navigation Satellite System)、iBeacon等の現在位置を取得するセンサが用いられても良い。

0047

ネットワークI/F132は、他の装置との間で情報の送受信仲介するインターフェースである。本実施形態では、ネットワークI/F132は、ネットワークサービス10を介した他の情報処理装置100との間の情報の送受信を仲介する。

0048

振動デバイス133は、振動によりユーザに通知することを目的としたデバイスである。振動デバイス133は、振動によって例えばユーザに対して電話着信、メールの着信、SNSにおける返信、他の情報処理装置100からのプレゼンス情報の送信、等を通知することが出来る。

0049

心電センサ134は、情報処理装置100を装着しているユーザの心電波形を検出するセンサである。心電センサ134がユーザの心電波形を検出することで、本体部130は、ユーザの活動状況を推測することができる。

0050

地磁気センサ135は、本体部130の方角を検出するためのセンサである。地磁気センサ135が本体部130の方角を検出することで、本体部130は、情報処理装置100のユーザがどの方向を向いているかを検出したり、他の情報処理装置100のユーザとの位置関係を判定したりすることができる。

0051

演算装置136は、例えばCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成され、情報処理装置100を構成しているヘッドセット部110、本体部130及びディスプレイ部160の動作を制御する。また演算装置136は、各センサから送られるセンシングデータを用いてユーザの状況を推測して、ユーザのプレゼンス情報を生成する。また演算装置136は、生成したプレゼンス情報を他の情報処理装置100へ送信する際に、当該他の情報処理装置100のユーザとの間の関係性を記憶部137から取得し、取得した関係性を用いてプレゼンス情報の粒度を決定する。従って、演算装置136は本開示の取得部及び制御部の一例として機能しうる。

0052

記憶部137は、例えばROM、RAMなどで構成され、演算装置136で読み出されて実行されるコンピュータプログラムや各種設定情報、ヘッドセット部110やディスプレイ部160で出力されるコンテンツなどを記憶する。例えば、記憶部137は、演算装置136でプレゼンス情報の粒度を決定する際に用いられる、他のユーザとの間の関係性の情報を記憶する。

0053

以上、図4を用いて本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成する本体部130の機能構成例について説明した。続いて、図4に示した本体部130に含まれる演算装置136の機能構成例について説明する。

0054

図5は、演算装置136の機能構成例を示す説明図である。以下、図5を用いて演算装置136の機能構成例について説明する。

0055

図5に示したように、演算装置136は、行動判定部141と、活動強度判定部142と、緊張度判定部143と、騒音度判定部144と、周囲音種別判定部145と、場所・位置検出部146と、発話検出部147と、頭部動作検出部148と、ディスプレイ注視検出部149と、表示制御部150と、発光制御部151と、音再生制御部152と、情報送受信制御部153と、粒度決定部154と、を含んで構成される。

0056

行動判定部141は、情報処理装置100のユーザの行動内容を判定する。行動判定部141は、ユーザの行動内容として、行動と、その行動への切り替わりを判定する。すなわち行動判定部141は、情報処理装置100のユーザが何をしているか、または、情報処理装置100のユーザが何をし始めたか、を判定する。

0057

行動判定部141は、加速度センサ111やジャイロセンサ112から出力された値を基に、例えば情報処理装置100のユーザが歩いている、座っている、立っている、電車に乗っている、等の行動を行っていることを判定することが出来る。行動判定部141は、人間の歩く速度で移動していることが加速度センサ111から出力された値から解れば、情報処理装置100のユーザは歩いていると判定することが出来る。行動判定部141は、情報処理装置100の行動の判定の際には、加速度センサ111やジャイロセンサ112の値と、行動のパターンとが紐付けられたデータベースを参照してよい。

0058

また行動判定部141は、ユーザのスケジュール情報を参照することで、情報処理装置100のユーザの行動内容を判定してもよい。例えば、ユーザがいつも決まった曜日時間帯アルバイトをしており、そのことをスケジュール情報に登録していれば、行動判定部141は、スケジュール情報の参照によってアルバイト中か否かを判定することができる。なおユーザのスケジュール情報は、情報処理装置100の内部に保持されていてもよく、外部のサーバ装置の中に保持されていてもよい。

0059

活動強度判定部142は、情報処理装置100のユーザの活動強度を判定する。活動強度判定部142は、ユーザの活動強度として、ユーザの動きの程度を判定する。活動強度判定部142は、加速度センサ111やジャイロセンサ112から出力された値を基に、例えばユーザが歩いてればその歩いている速度を活動強度とする。

0060

緊張度判定部143は、情報処理装置100のユーザの緊張度を判定する。緊張度判定部143は、心拍センサ116から心拍数を検出し、行動判定部141や活動強度判定部142の判定結果と合わせることでユーザの緊張度を判定する。例えば、ユーザの活動強度が強い状態で心拍数が高ければ、ユーザは運動をしている可能性が高いので、緊張度判定部143は、ユーザはあまり緊張していないと判定することが出来る。また例えば、ユーザの活動強度が強くないのに状態で心拍数が高ければ、緊張度判定部143は、ユーザは緊張していると判定することが出来る。

0061

騒音度判定部144は、情報処理装置100のユーザの周囲の騒音度を判定する。騒音度判定部144は、周囲音集音マイク114が集音した音に対して、例えばFFT(Fast Fourier Transform;高速フーリエ変換)等を行って、周波数成分を解析することで、情報処理装置100のユーザの周囲の騒音度を判定する。

0062

周囲音種別判定部145は、情報処理装置100のユーザの周囲でどのような音が存在しているかを判定する。周囲音種別判定部145は、周囲音集音マイク114が集音した音に対して、例えばFFT等を行って、周波数成分を解析し、その周波数成分から音の種別を判定する。例えば、周囲音種別判定部145は、周囲音集音マイク114が集音した音を解析して、自動車走行している、音楽が流れている、周囲で人の声がする、雑踏の中にいる、等の周囲音を判定する。

0063

場所・位置検出部146と、情報処理装置100のユーザの現在位置や場所、すなわち本体部130の現在位置や場所を検出する。場所・位置検出部146は、例えばGPSセンサ131から位置情報を取得して現在位置を検出する。また場所・位置検出部146は、可能であれば、後述のディスプレイ部160に含まれるカメラ164から画像を取得して、具体的な場所(店名など)や位置(店先、店内など)を特定してもよい。

0064

場所・位置検出部146は、現在位置や場所に加え、プレゼンス情報を共有する他のユーザの相対位置や方向を検出しても良い。方向は地磁気センサ135によって検出することが出来るので、場所・位置検出部146は、自装置の地磁気センサ135及び他のユーザの情報処理装置100の地磁気センサ135が検出した方向の情報を用いて、他のユーザの相対的な方向を検出することができる。

0065

発話検出部147は、情報処理装置100のユーザが発話したことを検出する。発話検出部147は、発話集音マイク113により集音された音を解析することで、情報処理装置100のユーザが発話したことを検出する。なお発話検出部147は、発話集音マイク113により集音された音だけでなく、周囲音集音マイク114によりされた音を解析することで、情報処理装置100のユーザによる発話なのかどうかを、発話集音マイク113により集音された音だけを解析した場合と比較してより正確に検出することが出来る。

0066

頭部動作検出部148は、情報処理装置100のユーザの頭部の動きを検出する。頭部動作検出部148は、加速度センサ111やジャイロセンサ112によるセンシングデータに基づいて、情報処理装置100のユーザの頭部の動きを検出する。頭部動作検出部148は、ユーザの頭部の動きとして、例えば首をかしげる、空を見上げるなどの動作を検出することが出来る。

0067

ディスプレイ注視検出部149は、情報処理装置100のユーザの、ディスプレイ部160への注視度合いを検出する。ディスプレイ注視検出部149は、後述のディスプレイ部160に含まれるカメラ164から画像を取得して、情報処理装置100のユーザがディスプレイ部160を見ているかどうかを検出する。

0068

表示制御部150は、ディスプレイ部160に設けられるディスプレイに対する表示の制御を行う。発光制御部151は、ディスプレイ部160に設けられるLEDデバイスの発光を制御する。音再生制御部152は、ヘッドセット部110に設けられるスピーカ115に対する音の出力制御を行う。情報送受信制御部153は、ネットワークI/F132を通じた情報の送受信の制御を行う。

0069

粒度決定部154は、他のユーザにプレゼンス情報を提示する際に、そのプレゼンス情報の粒度を決定する。粒度決定部154は、プレゼンス情報の粒度を決定する際に、情報処理装置100のユーザと、他のユーザとの間の関係性を用いる。粒度決定部154は、プレゼンス情報の粒度を決定する際に、上記関係性を用いることで、ユーザが他のユーザにプレゼンス情報を提示する際に一つ一つ粒度の設定を行わずに済み、他のユーザへ手軽に、かつプライバシを守ってプレゼンス情報を提示することができる。また粒度決定部154は、プレゼンス情報の粒度を決定する際に、関係性の情報に加え、情報処理装置100の状況や、情報処理装置100を使用するユーザの情報を参照しても良い。また粒度決定部154は、プレゼンス情報の粒度を決定する際に、関係性の情報に加え、現在の情報処理装置100の位置情報を用いてもよく、プレゼンス情報を提示しようとする相手の現在の位置情報を用いても良い。粒度決定部154によるプレゼンス情報の粒度決定処理については後に詳述する。

0070

以上、図5を用いて演算装置136の機能構成例について説明した。続いて、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成するディスプレイ部160の機能構成例について説明する。

0071

図6は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成するディスプレイ部160の機能構成例を示す説明図である。以下、図6を用いて本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成するディスプレイ部160の機能構成例について説明する。

0072

図6に示したように、ディスプレイ部160は、ディスプレイ161と、LEDデバイス162と、タッチパネル163と、カメラ164と、センサ部165と、を含んで構成される。

0073

ディスプレイ161は、情報を表示するディスプレイであり、例えば液晶ディスプレイ有機ELディスプレイなどで構成される。ディスプレイ161への表示は、上述した表示制御部150によって制御される。ディスプレイ161にはタッチパネル163が設けられている。ユーザは、タッチパネル163に対して操作することでディスプレイ161が提示するグラフィカルユーザインターフェース(GUI)に対する操作を行うことができる。

0074

LEDデバイス162は、発光によりユーザへ通知するためのデバイスである。LEDデバイス162は、上述した発光制御部151により発光が制御される。

0075

カメラ164は、ディスプレイ部160の周囲を撮像するためのカメラであり、撮像素子としてCCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサなどを備えたカメラである。本体部130は、カメラ164が撮像した画像を解析することで、ユーザの周囲の光景や、ユーザのディスプレイ161の注視状態などを検出することが出来る。

0076

以上、図6を用いて本開示の一実施形態に係る情報処理装置100を構成するディスプレイ部160の機能構成例について説明した。

0077

本開示の一実施形態に係る情報処理装置100は、上述したような構成を有することで、ユーザが他のユーザにプレゼンス情報を提示する際に一つ一つ粒度の設定を行わずに済み、他のユーザへ手軽に、かつプライバシを守ってプレゼンス情報を提示することができる。

0078

なお、上述した各センサは、例示したものとは別の装置に設けられても良い。例えば、GPSセンサ131や地磁気センサ135は本体部130ではなくヘッドセット部110に設けられてもよい。

0079

[1.3.動作例]
続いて、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100の動作例を説明する。図7は本開示の一実施形態に係る情報処理装置100の動作例を示す流れ図である。図7に示したのは、他の情報処理装置100へ提示するプレゼンス情報の粒度を決定して、当該他の情報処理装置100へプレゼンス情報を送信する際の、情報処理装置100の動作例である。以下、図7を用いて本開示の一実施形態に係る情報処理装置100の動作例について説明する。

0080

他の情報処理装置100へプレゼンス情報を送信する場合、まず情報処理装置100は、送信しようとするプレゼンス情報を生成する(ステップS101)。ステップS101のプレゼンス情報の生成は、演算装置136が実行する。演算装置136は、情報処理装置100が備えている各種センサなどの情報から、ユーザのプレゼンス情報を生成する。

0081

情報処理装置100は、上記ステップS101でプレゼンス情報を生成すると、続いて、プレゼンス情報を提示しようとする共有相手の情報を取得する(ステップS102)。ステップS102の共有相手の関係性の情報の取得は、演算装置136が実行する。共有相手の関係性の情報は、例えば記憶部137に記憶されている。

0082

情報処理装置100は、上記ステップS102で、プレゼンス情報を提示しようとする共有相手の関係性の情報を取得すると、続いて、その共有相手の関係性に基づいて、共有相手に提示するプレゼンス情報の粒度を決定する(ステップS103)。ステップS103のプレゼンス情報の粒度の決定は、演算装置136が、具体的には粒度決定部154が実行する。ステップS103のプレゼンス情報の粒度の決定処理については後に詳述する。

0083

情報処理装置100は、上記ステップS103で、共有相手に提示するプレゼンス情報の粒度を決定すると、続いて、決定した粒度のプレゼンス情報を、共有相手の情報処理装置100へ送信する(ステップS104)。ステップS104のプレゼンス情報の送信は、演算装置136が、具体的には情報送受信制御部153が実行する。

0084

情報処理装置100は、図7に示したような動作を実行することで、ユーザが他のユーザにプレゼンス情報を提示する際に一つ一つ粒度の設定を行わずに済み、他のユーザへ手軽に、かつプライバシを守ってプレゼンス情報を提示することができる。

0085

続いて、上記ステップS103でのプレゼンス情報の粒度の決定処理について詳細に説明する。本実施形態では、情報処理装置100は、上述したように共有相手との間の関係性に基づいて、共有相手の情報処理装置100へ送信するプレゼンス情報の粒度を決定している。

0086

共有相手との間の関係性には、例えば親、兄弟・姉妹、夫または、子供、祖母、孫、恋人、親友、友人、地元の友達知人、会社の同僚、サークル仲間、などが考えられる。以下では、ここで列挙した関係性のそれぞれについて、共有相手に公開するプレゼンス情報や、そのプレゼンス情報の粒度について例示する。

0087

(相手が親の場合)
例えば、プレゼンス情報としてGPSセンサ131が取得した緯度及び経度の情報から得られる現在位置の情報を親に提示する場合、情報処理装置100は、GPSセンサ131が取得した緯度及び経度の情報から得られる詳細な位置情報ではなく、GPSセンサ131が取得した緯度及び経度の情報から「学校」や「アルバイト先」などの情報に変換したプレゼンス情報を提示する。

0088

(相手が兄弟や姉妹の場合)
例えば、プレゼンス情報として一緒にいる人物の情報を兄弟や姉妹に提示する場合、情報処理装置100は、具体的な個人名ではなく、一緒にいる人物の関係に留めた粒度でプレゼンス情報を提示する。

0089

(相手が妻や夫の場合)
例えば、プレゼンス情報として行動判定部141が判定した行動や行動の切り替わりの情報を妻や夫に提示する場合、情報処理装置100は、退社時に会社を出たこと、電車に乗ったこと、電車を降りたこと、最寄り駅から家までのどこを歩いているかの細かな位置情報、だけを提示する。

0090

(相手が子供や孫の場合)
例えば、プレゼンス情報としてGPSセンサ131が取得した緯度及び経度の情報から得られる現在位置の情報を子供や孫に提示する場合、情報処理装置100は、詳細な位置情報ではなく「家にいる」や「外にいる」などの粒度でプレゼンス情報を提示する。

0091

(相手が恋人の場合)
例えば、プレゼンス情報を恋人に提示する場合、情報処理装置100は、全てのプレゼンス情報について詳細に(最も細かい粒度で)提示する。例えばプレゼンス情報として行動の情報を提示する場合、情報処理装置100は、現在の行動をただ相手のディスプレイで表示させるだけではなく、起きた時、電車に乗った時、など行動の変わり目を音や振動の通知で知らせるような粒度でプレゼンス情報を提示する。

0092

(相手が親友の場合)
例えば、プレゼンス情報として周囲音種別判定部145が判定した周囲音を親友に提示する場合、情報処理装置100は、親友には、カフェショップなどで音楽が流れている時にその音楽だけを共有し、親友以外の相手には周囲音そのものを提示しないようにする。

0093

(相手が友人の場合)
例えば、プレゼンス情報として行動判定部141が判定した行動の情報を友人に提示する場合、情報処理装置100は、移動中、授業中、アルバイト中、サークル活動中といった粒度でプレゼンス情報を提示する。

0094

(相手が地元の友達の場合)
例えば、プレゼンス情報としてGPSセンサ131が取得した緯度及び経度の情報から得られる現在位置の情報を地元の友達に提示する場合、情報処理装置100は、ユーザが普段地元を離れている期間では「東京都」などの粗い粒度でプレゼンス情報を提示するが、休暇等で地元に帰った時だけ、詳細に「○○ショッピングセンター」などの粒度でプレゼンス情報を提示する。

0095

(相手が知人の場合)
例えば、相手がそれほど親しくない、顔見知り程度の知人である場合は、情報処理装置100は、電源のオン、オフ状態のみ提示して、その他のプレゼンス情報は一切提示しない。

0096

(相手が会社の同僚の場合)
例えば、プレゼンス情報としてGPSセンサ131が取得した緯度及び経度の情報から得られる現在位置の情報を会社の同僚に提示する場合、情報処理装置100は、ユーザが会社の中にいる場合は、詳細に「自席」、「○階」、「会議室○○」等の細かい粒度で提示し、ユーザが会社の外にいる場合は「自宅」、「外」程度の粗い粒度で提示する。

0097

(相手がサークル仲間の場合)
例えば、プレゼンス情報として行動判定部141が判定した行動の状態をサークル仲間に提示する場合、情報処理装置100は、例えば「ジョギング中」と「ジョギング中以外」の粗い粒度で提示する。

0098

本開示の一実施形態に係る情報処理装置100は、このように共有相手との間の関係性に応じて、ユーザのプレゼンス情報の粒度を決定し、適切な形態でユーザのプレゼンス情報を共有相手に公開することが出来る。従って本開示の一実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザがプレゼンス情報を他人に提示する度に粒度の設定をする必要が無く、またユーザのプライバシを担保したユーザのプレゼンス情報の提示を可能にする。

0099

図8及び図9は、共有相手との間の関係性によって、その共有相手に公開されるプレゼンス情報及びその公開されるプレゼンス情報の粒度が変化する例を示す説明図である。

0100

図8には、ある情報処理装置100のユーザの行動が時系列で示されており、それぞれの行動について、その情報処理装置100がプレゼンス情報を相手にどのように提示するかの例が示されている。

0101

ユーザが午前7時に起床し、情報処理装置100が、ユーザの起床を検知すると、情報処理装置100は、恋人には起床したことを通知するが、親友、知人、サークル仲間には、家にいるという程度の粒度で通知する。なお、ユーザの起床は、例えばユーザが情報処理装置100を操作した等のトリガが発生したことによって検知されうる。一方、情報処理装置100は、一緒に生活している両親や兄弟には、ユーザが家にいることは分かっているので、ユーザの起床によっても何も通知はしない。

0102

ユーザが午前7時30分に朝食をとり、情報処理装置100が、ユーザが朝食中であることを検知すると、情報処理装置100は、恋人には食事中であるとともに食事中の映像を提示するが、親友には、食事中であることだけを提示し、知人、サークル仲間には、家にいるという程度の粒度で通知する。なお、ユーザが食事中であるかどうかは、例えばユーザによる情報処理装置100の操作等のトリガが発生したことによって検知されうる。一方、情報処理装置100は、一緒に生活している両親や兄弟には、ユーザが家にいることは分かっているので、ユーザの起床によっても何も通知はしない。

0103

ユーザが午前8時に家を出て自宅の最寄り駅に向かっている間は、情報処理装置100が、ユーザが家を出て自宅の最寄り駅に向かっていることを検知する。この場合、情報処理装置100は、両親には歩いているという行動に加えて詳細な場所を提示する。また情報処理装置100は、兄弟、親友、サークル仲間には移動中であるという粒度で提示する。また情報処理装置100は、恋人には歩いているという行動に加えて集音した周囲音を提示する。また情報処理装置100は、知人には単に家の外にいるという粒度で提示する。

0104

ユーザが午前8時半に電車に乗り、学校に向かっている間は、情報処理装置100が、ユーザが電車に乗り、学校に向かっていることを検知する。この場合、情報処理装置100は、両親には電車に乗っているという行動に加えて詳細な場所を提示する。また情報処理装置100は、兄弟、親友、サークル仲間には移動中であるという粒度で提示する。また情報処理装置100は、恋人には電車に乗っているという行動に加えて恋人との相対的な位置を提示する。また情報処理装置100は、知人には単に家の外にいるという粒度で提示する。

0105

ユーザが午前9時から授業を受けている間は、情報処理装置100が、ユーザが授業を受けていることを検知する。この場合、情報処理装置100は、両親及び兄弟には学校にいるという粒度で提示する。また情報処理装置100は、親友、サークル仲間には授業中であるという粒度で提示する。また情報処理装置100は、恋人と近くにいることが考えられるので、恋人には特に通知はしない。また情報処理装置100は、知人には単に家の外にいるという粒度で提示する。

0106

ユーザが正午から昼食を食べている間は、情報処理装置100が、ユーザが昼食を食べていることを検知する。この場合、情報処理装置100は、両親及び兄弟には学校にいるという粒度で提示し、兄弟にはさらに恋人と一緒にいるということを提示する。また情報処理装置100は、親友には食事中であること提示するとともに、一緒にいる恋人の名前も提示する。また情報処理装置100は、恋人と近くにいることが考えられるので、恋人には特に通知はしない。また情報処理装置100は、知人には単に家の外にいるという粒度で提示する。また情報処理装置100は、サークル仲間には何も提示しない。

0107

ユーザが午後4時からサークル活動中の間は、情報処理装置100が、ユーザがサークル活動中であることを検知する。なお、サークル活動中であるかどうかは、情報処理装置100がユーザのスケジュール情報を参照することによって検知されうる。この場合、情報処理装置100は、両親及び兄弟には学校にいるという粒度で提示し、兄弟にはさらに友人と一緒にいるということを提示する。また情報処理装置100は、恋人と親友には部室でサークル活動中であることを提示するとともに、一緒にいる人物の名前を提示する。また情報処理装置100は、サークル仲間には部室にいることを提示する。また情報処理装置100は、知人には単に家の外にいるという粒度で提示する。

0108

ユーザが午後6時からアルバイト中の間は、情報処理装置100が、ユーザがアルバイト中であることを検知する。なお、アルバイト中であるかどうかは、情報処理装置100がユーザのスケジュール情報を参照することによって検知されうる。この場合、情報処理装置100は、両親、兄弟、恋人、親友には、アルバイト中であることを提示するとともに店の名前も提示する。また情報処理装置100は、知人及びサークル仲間には、外にいるという程度の粒度で提示する。

0109

このように、ユーザが時間とともに様々な状況をとりうる場合、情報処理装置100は、そのユーザの行動の内容を検知し、提示しようとする相手との関係性や、そのユーザの行動の内容に応じて適切な形態でプレゼンス情報を提示することができる。

0110

情報処理装置100は、相手との関係性に応じてどのような粒度でプレゼンス情報を公開するかをユーザに一括して設定させることができる。例えば、情報処理装置100は、ユーザが事細かにプレゼンス情報を提示したいかどうかの要求に応じて設定を一括して変更しても良い。ユーザからの上記要求は、例えばユーザの行動性の度合いの違いに起因するものであってもよい。例えば、ユーザが非常に活動的であったり、行動的であったりすることを他のユーザに公開したいので、プレゼンス情報を小さな粒度で、すなわち事細かに提示する設定に一括して変更することをユーザが情報処理装置100へ指示すると、情報処理装置100は、プレゼンス情報を事細かに提示する設定に一括して変更しても良い。一方、例えば、ユーザが活動的であったり、行動的であったりすることを他のユーザに公開したくないので、プレゼンス情報を大きな粒度で提示する設定に一括して変更することをユーザが情報処理装置100へ指示すると、情報処理装置100は、プレゼンス情報を大きな粒度で提示する設定に一括して変更しても良い。

0111

図9には、ある情報処理装置100のユーザの行動が時系列で示されており、それぞれの行動について、その情報処理装置100がプレゼンス情報を相手にどのように提示するかの例が示されている。そして、図9には、ユーザの活動性に関する設定によって、知人とサークル仲間に対するプレゼンス情報の公開の粒度が、図8に示したものから一括して変化したことが示されている。

0112

すなわち図9に示した例では、情報処理装置100は、知人とサークル仲間には、プレゼンス情報を事細かに提示する設定となっている。このように情報処理装置100は、設定に応じて提示するプレゼンス情報の粒度を一括して変化させることができる。

0113

あるユーザ(例えばユーザAとする)のプレゼンス情報が別のユーザ(例えばユーザBやユーザCとする)へ到達するまでには、様々な場所でフィルタリングが行われても良い。図10は、プレゼンス情報が様々な場所でフィルタリングされる例を示す説明図である。

0114

例えばユーザAのプレゼンス情報が、図10に示したように、センシングによって5種類生成された場合、その5種類のプレゼンス情報は、送信者の状況によってフィルタリングされうる。図10に示した例では、送信者の状況によって2つのプレゼンス情報がカットされている。送信者の状況によってプレゼンス情報がフィルタリングされることについては後に詳述する。

0115

送信者の状況によってフィルタリングされたプレゼンス情報は、さらに、相手との関係性によってフィルタリングされうる。図10に示した例では、相手との関係性によってそれぞれ異なるプレゼンス情報がカットされている。

0116

相手との関係性によってフィルタリングされたプレゼンス情報は、さらに、相手(受信者)の状況によってフィルタリングされうる。図10に示した例では、受信者の状況によってそれぞれ1つのプレゼンス情報がカットされている。受信者の状況によってプレゼンス情報がフィルタリングされることについては後に詳述する。受信側の情報処理装置100でのプレゼンス情報のフィルタリングは、例えば表示制御部150が行っても良い。

0117

最終的には、送信相手にはそれぞれ異なるプレゼンス情報が送られる。図10に示した例では、ユーザBにはプレゼンス情報Aが、ユーザCにはプレゼンス情報Bが、それぞれ送られて、それぞれのユーザの情報処理装置100で提示される。

0118

続いて、情報処理装置100が他の情報処理装置100へ提示するプレゼンス情報が、当該他の情報処理装置100でどのように表示されるかについて説明する。

0119

図11は、情報処理装置100による他のユーザのプレゼンス情報の表示例を示す説明図であり、ディスプレイ部160に他のユーザのプレゼンス情報が表示されている状態の例を示す説明図である。

0120

図11には、ディスプレイ部160にある他のユーザのプレゼンス情報が表示されており、情報処理装置100のユーザは例えばタッチパネル163を操作して、別のユーザのプレゼンス情報の表示に切り替えることが出来る。また情報処理装置100は、ユーザの操作に基づき、一人のユーザだけでなく、複数人のユーザをまとめたグループのプレゼンス情報をディスプレイ部160に表示させても良い。

0121

また情報処理装置100は、ユーザの操作に基づき、プレゼンス情報の公開について設定する設定画面を表示させても良い。この設定画面は、自分のプレゼンス情報が相手でどう表示されているかを確認したり、プレゼンス情報に含まれる様々な情報の公開の可否や公開の粒度をユーザに設定させたりするための画面である。

0122

図12は、情報処理装置100に通知される、他のユーザのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。図12には、情報処理装置100のディスプレイ部160に、他のユーザのプレゼンス情報が出力される場合が示されている。

0123

情報処理装置100は、他のユーザのプレゼンス情報を出力する場合、例えば、そのユーザの名前を示す名称情報200をディスプレイ部160のディスプレイ161に表示する。

0124

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザの行動とその切り替わりを提示する場合、情報処理装置100は、行動によって動きが変化するアバター201をディスプレイ部160のディスプレイ161に表示する。情報処理装置100は、他のユーザの行動が切り替わったことを、例えば音声や振動でユーザに通知してもよい。

0125

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザの活動強度を提示する場合、情報処理装置100は、アバター201の動きのスピードを変化させてディスプレイ部160のディスプレイ161に表示する。

0126

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザの緊張度を提示する場合、情報処理装置100は、アバター201の顔の周囲に、のようなイラスト202を、緊張度の度合いに応じた数でディスプレイ部160のディスプレイ161に表示する。当該ユーザが全く緊張していなければ、情報処理装置100はイラスト202をディスプレイ部160に全く表示しない。

0127

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザの周囲音を提示する場合、情報処理装置100は、例えば当該ユーザが聞いている音をスピーカ115から出力する。また、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザの周囲音の種類を提示する場合、音符のイラスト203が背景中を流れたり、自動車のイラスト204が通過したりするようなアニメーションなどをディスプレイ部160のディスプレイ161に表示してもよい。

0128

図13は、情報処理装置100に通知される、他のユーザのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。他のユーザの周囲で音楽が流れている場合、情報処理装置100は、例えば図13に示したように、他のユーザのアバター201の背景を音符マークが流れていくようにディスプレイ161に表示してもよい。この音符マークは、音楽の音量によって数が増減したり、大きさが変化したりしてもよく、音楽のテンポによって流れる速度が変化したり、揺れ方が変化したりしても良い。

0129

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザの周囲の騒音度(周囲音の大きさ)を提示する場合、情報処理装置100は、その騒音度を、例えばディスプレイ部160のディスプレイ161に表示する吹き出しのイラスト205が流れる頻度や大きさで表現しても良い。

0130

図14は、情報処理装置100に通知される、他のユーザのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。他のユーザの周囲が騒音で騒がしい場合、情報処理装置100は、例えば図14に示したように、他のユーザのアバター201の背景にマークが現れるようにディスプレイ161に表示してもよい。この雷マークは、騒音の音量によって数が増減したり、大きさが変化したりしてもよい。

0131

図15は、情報処理装置100に通知される、他のユーザのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。他のユーザの周囲に人が複数人いるような場合、情報処理装置100は、例えば図15に示したように、他のユーザのアバター201の背景に別の小さなアバターが複数個現れるようにディスプレイ161に表示してもよい。この小さなアバターは、会話の音量によって数が増減したり、動きの活発さが変化したりしてもよい。

0132

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザの場所や位置を提示する場合、情報処理装置100は、その場所や位置をアバター201の背景としてディスプレイ161に表示したり、その場所をテキスト206としてディスプレイ161に表示したりしてもよい。

0133

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザの相対的な位置(距離や方角)を提示する場合、情報処理装置100は、当該ユーザまでの距離情報207をディスプレイ161に表示したり、相対的な方角を方位磁針208でディスプレイ161に表示したりしてもよい。

0134

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザの周囲の画像(静止画像または動画像)を提示する場合、情報処理装置100は、その画像をアバター201の背景としてディスプレイ161に表示してもよい。

0135

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザが発話中であることを提示する場合、情報処理装置100は、アバター201の口元の位置に吹き出しのイラスト205をディスプレイ161に表示してもよい。

0136

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザの仕草やジェスチャを提示する場合、情報処理装置100は、その仕草やジェスチャをアニメーションとしてアバター201の動きに反映してディスプレイ161に表示してもよい。当該ユーザが相槌を打つと、情報処理装置100は、その相槌のたびにLEDデバイス162を発光させてもよく、また当該ユーザが首をかしげると、情報処理装置100は、その動作に応じてLEDデバイス162を明滅させてもよい。

0137

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザと一緒にいる人物の情報を提示する場合、情報処理装置100は、アバター201のそばに一回り小さなアバター209をディスプレイ161に表示してもよい。

0138

例えば、他のユーザのプレゼンス情報として、当該ユーザが使用する情報処理装置100の状態を提示する場合、情報処理装置100は、電源のオン、オフの状態をディスプレイ161に表示してもよい。また当該ユーザの情報処理装置100の電源がオフの場合は、名称情報200以外は何もディスプレイ161に表示しないようにしてもよい。

0139

また当該ユーザが、情報処理装置100のディスプレイ部160を操作中である場合は、情報処理装置100は、アバター201が身に着けているデバイス210を変化させてディスプレイ161に表示してもよい。

0140

また当該ユーザが、情報処理装置100にイヤホンを付けてそのイヤホンを装着している場合は、情報処理装置100は、アバター201にイヤホンのイラスト211を付与してディスプレイ161に表示してもよい。

0141

また当該ユーザが、イヤホンで音楽を聴いている場合は、情報処理装置100は、アバター201にイヤホンのイラスト211を付与した上で、イヤホンのイラスト211に音符のマークを重ねてディスプレイ161に表示してもよい。

0142

このように、情報処理装置100は、他のユーザのプレゼンス情報を出力する際に、アバターやイラストをディスプレイ161に表示したり、LEDデバイス162を発光させたりすることで、他のユーザのプレゼンス情報をユーザにわかりやすく提示することができる。

0143

情報処理装置100は、複数人のユーザからなるグループのプレゼンス情報を同時に出力してもよい。図16図18は、情報処理装置100に通知される、複数人の他のユーザからなるグループのプレゼンス情報の出力例を示す説明図である。図16には、情報処理装置100が4人のユーザからなるグループのプレゼンス情報を出力する際に、画面の表示を4分割して出力する際の出力例が示されている。また図17には、情報処理装置100が4人のユーザからなるグループのプレゼンス情報を出力する際に、一緒にいる人は纏めて出力する際の出力例が示されている。また図17には、情報処理装置100が4人のユーザからなるグループのプレゼンス情報を出力する際に、殆どのユーザを一緒にいる場合はそれらのユーザを纏めて出力し、その場にいないユーザを別枠で出力する際の出力例が示されている。

0144

このように、情報処理装置100は、一人だけで無く複数人のプレゼンス情報を同時に出力してもよく、その複数人のプレゼンス情報の出力形態は様々なものを選択することが出来る。

0145

情報処理装置100は、ユーザのプレゼンス情報を、特定の行動をしている時だけ他のユーザに送信してもよく、逆に、特定の行動をしている時だけ他のユーザに送信しないようにしてもよい。

0146

例えば、ユーザがSNSで相手の情報に触れている間だけ、情報処理装置100は、その相手に行動の情報を共有するようにしてもよい。また例えば、ユーザが現実の世界で誰かと会話している間は、情報処理装置100は、周囲音は共有しないようにしてもよい。また例えば、ユーザがジョギングしている間だけ、情報処理装置100は、現在位置を詳細に公開するようにしてもよい。また例えば、ユーザが相手の名前を口にした時だけ、情報処理装置100は、その相手に、誰と一緒にいるかを共有するようにしてもよい。また例えば、ユーザが恋人と一緒にいる時は、全てのプレゼンス情報を共有しないようにしてもよい。また例えば、ユーザが情報処理装置100を利用して音声通話している間だけは、情報処理装置100はうなずきや首をかしげる等のジェスチャを相手と共有するようにしてもよい。

0147

情報処理装置100は、ユーザのプレゼンス情報を、特定の場所にいる時だけ他のユーザに送信してもよく、逆に、特定の場所にいる時だけ他のユーザに送信しないようにしてもよい。

0148

例えば、ユーザが共有相手と所定の範囲内にいる時だけ、情報処理装置100は、その相手に周囲音を共有するようにしてもよい。また例えば、ユーザが家にいる時は、情報処理装置100は、行動の情報を他のユーザに公開しないようにしてもよい。

0149

情報処理装置100は、ユーザのプレゼンス情報を、ユーザが特定の操作を行った時だけ他のユーザに送信してもよく、逆に、特定の操作を行った時だけ他のユーザに送信しないようにしてもよい。

0150

例えば、ユーザが情報処理装置100で音楽を再生している間は、情報処理装置100は、プレゼンス情報を他のユーザに一切公開しないようにしてもよい。

0151

情報処理装置100は、ユーザのプレゼンス情報を、情報処理装置100が特定の状態になった時だけ他のユーザに送信してもよく、逆に、情報処理装置100が特定の状態になった時だけ他のユーザに送信しないようにしてもよい。

0152

例えば、通信回線が不安定になった時は、情報処理装置100は、活動強度の共有をしないようにしてもよい。また例えば、バッテリの残量が少なくなってきたら、情報処理装置100は、周囲音の共有をしないようにしてもよい。

0153

情報処理装置100は、ユーザのプレゼンス情報を、特定の時間帯だけ他のユーザに送信してもよく、逆に、特定の時間帯だけ他のユーザに送信しないようにしてもよい。例えば夜間は、情報処理装置100は、一緒にいる人の情報を公開しないようにしてもよい。

0154

逆に、プレゼンス情報を受け入れる側の情報処理装置100は、プレゼンス情報を受け入れる側のユーザや情報処理装置100の状況に応じて、プレゼンス情報の粒度や出力形態を変化させても良い。

0155

例えば、情報処理装置100は、普段は何も他人のプレゼンス情報を表示しないが、ユーザがSNSで相手の情報に触れている間だけ、その人の全てのプレゼンス情報を受け入れて、プレゼンス情報を出力しても良い。また例えば、情報処理装置100は、ユーザが現実の世界で誰かと会話している時は、ディスプレイ161とLEDデバイス162の発光をオフにしてもよい。また例えば、情報処理装置100は、ユーザがジョギング中の時だけ、音楽種別の周囲音だけを他の情報処理装置100から受信して再生してもよい。また例えば、情報処理装置100は、ユーザが相手の名前を口にした時だけ、その相手の活動強度を出力してもよい。また例えば、情報処理装置100は、ユーザが恋人といる時は、全てのプレゼンス情報を受信しないようにしてもよい。また例えば、情報処理装置100は、ユーザが情報処理装置100を利用して音声通話している間だけ、うなずき、首をかしげる等のジェスチャを出力してもよい。また例えば、情報処理装置100は、ユーザが空を見上げるようなジェスチャをすると、その時だけ、相手の周囲音を出力するようにしても良い。

0156

情報処理装置100は、他のユーザのプレゼンス情報を、特定の場所にいる時だけ出力してもよく、逆に、特定の場所にいる時だけ出力しないようにしてもよい。

0157

例えば、ユーザが共有相手と所定の範囲内にいる時だけ、情報処理装置100は、その相手との相対位置の情報を出力するようにしてもよい。また例えば、ユーザの周囲がうるさい場合は、情報処理装置100は、音声による通知をしないようにしてもよい。

0158

情報処理装置100は、他のユーザのプレゼンス情報を、特定の操作を行った時だけ出力してもよく、逆に、特定の操作を行った時だけ出力しないようにしてもよい。

0159

例えば、情報処理装置100は、ユーザが情報処理装置100を手に取った時だけ、他のユーザの行動や活動強度を出力するようにしても良い。また例えば、情報処理装置100は、ディスプレイ161に表示するターゲットのユーザを変更した直後だけ、そのユーザの全てのプレゼンス情報を出力するようにしても良い。また例えば、情報処理装置100は、ユーザが情報処理装置100を首からぶら下げている時は、LEDデバイス162の発光のみを行うようにしても良い。また例えば、情報処理装置100は、複数人のプレゼンス情報を出力するモードの時は、位置の情報は表示しないようにしてもよい。

0160

情報処理装置100は、他のユーザのプレゼンス情報を、情報処理装置100が特定の状態になった時だけ出力してもよく、逆に、情報処理装置100が特定の状態になった時だけ出力しないようにしてもよい。

0161

例えば、情報処理装置100は、通信回線が不安定になったら、相手の情報処理装置100の電源のオン・オフの状態のみ出力するようにしてもよい。また例えば、情報処理装置100は、バッテリの残量が少なくなってきたら、情報処理装置100は、位置情報だけを出力するようにしてもよい。

0162

情報処理装置100は、他のユーザのプレゼンス情報を、特定の時間帯になった時だけ出力してもよく、逆に、特定の時間帯になった時だけ出力しないようにしてもよい。例えば情報処理装置100は、夜間だけ他のユーザのプレゼンス情報を出力するようにしてもよい。

0163

なお上述したものはあくまで一例であり、どのような状態でどのプレゼンス情報を出力するかは、情報処理装置100の設定によって様々に決定される。

0164

続いて、プレゼンス情報を公開しようとするユーザの関係性をユーザに設定させる際のGUIの例を示す。図19は、情報処理装置100が出力するGUIの例を示す説明図であり、プレゼンス情報を公開しようとするユーザの関係性をユーザに設定させる際のGUIの例を示す説明図である。図19に示したGUI220は、プレゼンス情報を公開しようとするユーザの関係性を、プルダウンメニューによって選択させるものである。

0165

図20は、情報処理装置100が出力するGUIの例を示す説明図であり、プレゼンス情報を公開しようとするユーザの関係性をユーザに設定させる際のGUIの例を示す説明図である。図20に示したGUIは、プレゼンス情報を公開しようとするユーザの関係性を、ユーザのドラッグアンドドロップ操作によって選択させるものである。

0166

なお、これらのGUIは、情報処理装置100と連携した他の装置、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどの比較的画面サイズが大きい機器で表示されても良い。

0167

図21は、情報処理装置100が出力するGUIの例を示す説明図であり、プレゼンス情報を公開しようとするユーザの関係性をユーザに設定させる際のGUIの例を示す説明図である。図21に示したGUIは、プレゼンス情報を公開しようとするユーザの関係性を、ユーザの画面に対する上下方向や左右方向のスワイプ操作等によって選択させるものである。図21に示したGUIは、例えば腕時計型の端末などの比較的画面サイズが小さい機器で表示されることを目的としてデザインされたものである。

0168

ユーザにとって、相手のユーザのそれぞれに対して、自分との関係性を個別に設定するのは煩雑である。従って、情報処理装置100は、SNS上の設定、通話の頻度、互いの位置情報、メッセージサービス上のやり取りの内容などから、関係性の推定を行い、ユーザには確認や修正作業のみを促すようにしてもよい。また例えば、情報処理装置100は、相手のユーザの設定内容に基づいて関係性を自動的に設定しても良い。例えば、あるユーザAAがユーザBBのことを「親」と設定したら、ユーザBBにとってユーザAAは間違いなく「子」であるので、情報処理装置100は、ユーザBBから見たユーザAAの関係性を「子」と自動的に設定しても良い。また例えば、あるユーザCCがユーザDDのことを「親友」と設定したら、ユーザDDにとってもユーザCCは「親友」である可能性が高いので、情報処理装置100は、ユーザDDから見たユーザCCの関係性を「親友」と自動的に設定しても良い。

0169

続いて、相手との関係性に応じて、その相手の情報処理装置100へ公開したり表示させたりするプレゼンス情報の量を変化させる設定をユーザに入力させるGUIの例を示す。図22、23は、情報処理装置100が出力するGUIの例を示す説明図であり、相手との関係性に応じて、その相手の情報処理装置100へ公開したり表示させたりするプレゼンス情報の量を変化させる設定をユーザに入力させるGUIの例を示す説明図である。

0170

図22に示したGUIは、親友に公開するプレゼンス情報の設定をユーザに入力させるGUIである。例えば、一緒にいるユーザを親友に提示したくない場合は、ユーザに小さなアバターを操作して非表示または半透明にする。小さなアバターを非表示または半透明にする方法は様々なものがあるが、例えば小さなアバターにタッチさせてもよく、スワイプ操作によって画面外に移動させてもよい。情報処理装置100は、図22に示したようなGUIをユーザに操作させることで、親友に公開するプレゼンス情報の量を設定することが出来る。

0171

また情報処理装置100は、図23に示したようなGUIに対するユーザの操作で、親友に公開するプレゼンス情報の粒度を設定しても良い。図23に示したGUIは、提示するプレゼンス情報の粒度や、プレゼンス情報の公開の可否の条件をユーザに設定させるGUIである。

0172

情報処理装置100と連携した他の装置にGUIを表示させて、相手との関係性に応じて、その相手の情報処理装置100へ公開したり表示させたりするプレゼンス情報の量を変化させる設定をユーザにその装置へ入力させてもよい。図24は、リスト表示によって他者に公開するプレゼンス情報の粒度や公開条件を設定させるGUIの例を示す説明図である。図24に示したようなGUIは、リスト表示することで、他者に公開するプレゼンス情報の粒度や公開条件をユーザにより容易に設定させることが出来る。

0173

続いて、プレゼンス情報の種別に応じて、他のユーザの情報処理装置100へ公開したり表示させたりするプレゼンス情報の量を変化させる設定をユーザに入力させるGUIの例を示す。図25は、プレゼンス情報の種別に応じて、他のユーザの情報処理装置100へ公開したり表示させたりするプレゼンス情報の量を変化させる設定をユーザに入力させるGUIの例を示す説明図である。

0174

図25に示したGUIは、例えばプレゼンス情報として行動を他のユーザの情報処理装置100へ公開しようとする際に、ユーザに公開の設定を入力させるGUIの例である。図25には、友人や会社の同僚には行動を公開するが、兄弟や親友には行動を公開しないような設定がなされた状態が示されている。この図25に示したGUIは、行動を公開しない状態では、例えば顔のアイコンに目隠しがされていたり、顔のアイコンが半透明になっていたりしてもよい。また、各グループについてユーザが長押しなどの所定の操作を行うと、設定画面の表示が、例えば図23に示したような、提示するプレゼンス情報の粒度や、プレゼンス情報の公開の可否の条件をユーザに設定させるGUIに移行してもよい。

0175

情報処理装置100と連携した他の装置にGUIを表示させて、プレゼンス情報の種別に応じて、他のユーザの情報処理装置100へ公開したり表示させたりするプレゼンス情報の量を変化させる設定をユーザにその装置へ入力させてもよい。図26は、リスト表示によってプレゼンス情報の種別に応じて、他のユーザの情報処理装置100へ公開したり表示させたりするプレゼンス情報の量を変化させる設定をユーザに入力させるGUIの例を示す説明図である。

0176

このように、本開示の一実施形態に係る情報処理装置100は、他のユーザに公開するプレゼンス情報の内容やその粒度を、GUIによってユーザに設定させることが出来るが、他のユーザに公開するプレゼンス情報の内容やその粒度を送信側のユーザに設定させるだけではなく、受信側のユーザからプレゼンス情報の公開について要求されるケースが考えられる。以下では、受信側のユーザがプレゼンス情報の公開を要求する際のGUIの例を示す。

0177

図27は、受信側のユーザがプレゼンス情報の公開を依頼する際のGUIの例を示す説明図である。図27に示したGUIは、プレゼンス情報の送信者側に対し、どの種類のプレゼンス情報をどの粒度で公開して欲しいかの依頼を、受信側のユーザに入力させるGUIの例である。図27では、プレゼンス情報の送信者側に対し、行動は全て公開し、場所は「最寄駅」のレベルで公開して欲しい旨を依頼する設定がなされている例が示されている。

0178

このように受信側のユーザがプレゼンス情報の公開を依頼すると、送信側のユーザは、その依頼に対して受諾するか、または拒否するかを、GUIによってユーザに設定させてもよい。

0179

図28は、受信側のユーザから要求されたプレゼンス情報の公開依頼を受諾するかどうかを送信側のユーザに設定させるGUIの例を示す説明図である。図28に示したGUIは、図27に示したGUIのように受信側のユーザが公開依頼を設定した際に、その公開依頼を受諾するか拒否するかを、送信側のユーザに設定させるGUIの例である。

0180

情報処理装置100は、図27、28に示したようなGUIを送信側及び受信側のユーザに提示することで、受信側のユーザはプレゼンス情報の公開内容や公開粒度を送信側のユーザに依頼し、送信側のユーザは、その依頼に対して受諾または拒否することが出来る。

0181

なお、上述したそれぞれのGUIは、例えば表示制御部150による制御によりディスプレイ161に表示されうる。

0182

<2.ハードウェア構成例>
次に、図29を参照して、本開示の一実施形態にかかる情報処理装置100のハードウェア構成について説明する。図29は、本開示の実施形態にかかる情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。上記の各アルゴリズムは、例えば、図29に示す情報処理装置のハードウェア構成を用いて実行することが可能である。つまり、当該各アルゴリズムの処理は、コンピュータプログラムを用いて図29に示すハードウェアを制御することにより実現される。

0183

なお、この図29に示したハードウェアの形態は任意であり、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、PHS、PDA等の携帯情報端末、ゲーム機、接触式又は非接触式ICチップ、接触式又は非接触式のICカード、スピーカ、テレビモニタウェアラブル機器、又は種々の情報家電がこれに含まれる。但し、上記のPHSは、Personal Handy−phone Systemの略である。また、上記のPDAは、Personal Digital Assistantの略である。

0184

図29に示すように、このハードウェアは、主に、CPU902と、ROM904と、RAM906と、ホストバス908と、ブリッジ910と、を有する。さらに、このハードウェアは、外部バス912と、インターフェース914と、入力部916と、出力部918と、記憶部920と、ドライブ922と、接続ポート924と、通信部926と、を有する。但し、上記のCPUは、Central Processing Unitの略である。また、上記のROMは、Read Only Memoryの略である。そして、上記のRAMは、Random Access Memoryの略である。

0185

CPU902は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM904、RAM906、記憶部920、又はリムーバブル記録媒体928に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。ROM904は、CPU902に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する手段である。RAM906には、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等が一時的又は永続的に格納される。

0186

これらの構成要素は、例えば、高速データ伝送が可能なホストバス908を介して相互に接続される。一方、ホストバス908は、例えば、ブリッジ910を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス912に接続される。また、入力部916としては、例えば、マウスキーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、及びレバー等が用いられる。さらに、入力部916としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。

0187

出力部918としては、例えば、CRT、LCD、PDP、又はELD等のディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。但し、上記のCRTは、Cathode Ray Tubeの略である。また、上記のLCDは、Liquid Crystal Displayの略である。そして、上記のPDPは、Plasma DisplayPanelの略である。さらに、上記のELDは、Electro−Luminescence Displayの略である。

0188

記憶部920は、各種のデータを格納するための装置である。記憶部920としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)等の磁気記憶デバイス半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等が用いられる。但し、上記のHDDは、Hard Disk Driveの略である。

0189

ドライブ922は、例えば、磁気ディスク光ディスク光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体928に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体928に情報を書き込む装置である。リムーバブル記録媒体928は、例えば、DVDメディア、Blu−rayメディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディア等である。もちろん、リムーバブル記録媒体928は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、又は電子機器等であってもよい。但し、上記のICは、IntegratedCircuitの略である。

0190

接続ポート924は、例えば、USBポートIEEE1394ポートSCSI、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器930を接続するためのポートである。外部接続機器930は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤデジタルカメラデジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。但し、上記のUSBは、Universal Serial Busの略である。また、上記のSCSIは、Small Computer System Interfaceの略である。

0191

通信部926は、ネットワーク932に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB用の通信カード光通信用ルータ、ADSL用のルータ、又は接触又は非接触通信用のデバイス等である。また、通信部926に接続されるネットワーク932は、有線又は無線により接続されたネットワークにより構成され、例えば、インターネット家庭内LAN、赤外線通信可視光通信放送、又は衛星通信等である。但し、上記のLANは、Local Area Networkの略である。また、上記のWUSBは、Wireless USBの略である。そして、上記のADSLは、Asymmetric Digital Subscriber Lineの略である。

0192

<3.まとめ>
以上説明したように本開示の一実施形態によれば、ユーザのプレゼンス情報を他のユーザに公開する際に、公開相手との間の関係性に基づいて、公開するプレゼンス情報の種別や、公開の際のプレゼンス情報の粒度を決定する情報処理装置100が提供される。

0193

本開示の一実施形態に係る情報処理は、このように公開相手との間の関係性に基づいて、公開するプレゼンス情報の種別や、公開の際のプレゼンス情報の粒度を決定することで、プレゼンス情報を公開しようとするユーザのプライバシを守った上で、手軽にプレゼンス情報を公開することが可能になる。

0194

本明細書の各装置が実行する処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図またはフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、各装置が実行する処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。

0195

また、各装置に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した各装置の構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供されることが可能である。また、機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックをハードウェアまたはハードウェア回路で構成することで、一連の処理をハードウェアまたはハードウェア回路で実現することもできる。

0196

また上述の説明で用いた機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックの一部又は全部は、たとえばインターネット等のネットワークを介して接続されるサーバ装置で実現されてもよい。また上述の説明で用いた機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックの構成は、単独の装置で実現されてもよく、複数の装置が連携するシステムで実現されても良い。複数の装置が連携するシステムには、例えば複数のサーバ装置の組み合わせ、サーバ装置と端末装置との組み合わせ等が含まれ得る。

0197

以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。

0198

また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。

0199

なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
第1のユーザと、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザとの関係性を示す関係情報を取得する取得部と、
前記関係情報に基づいて、前記第1のユーザの状況を示す状況情報に基づき第2のユーザに提示される提示情報の詳細さの度合いを変化させる制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記関係性は、社交上の関係性である、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記制御部は、前記関係性及び前記第1のユーザの位置情報に基づいて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記制御部は、前記関係性、前記第1のユーザの位置情報及び前記第2のユーザの位置情報に基づいて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記制御部は、前記関係性及び前記第1のユーザの状況に基づいて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(6)
前記制御部は、前記第1のユーザの状況として前記第1のユーザが特定の行動を行ったことに応じて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記制御部は、前記第1のユーザの状況として前記第1のユーザが特定の場所に位置したことに応じて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、前記(5)に記載の情報処理装置。
(8)
前記制御部は、前記第1のユーザの状況として前記第1のユーザにより特定の操作が行われたことに応じて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、前記(5)に記載の情報処理装置。
(9)
前記制御部は、前記第1のユーザの状況として自装置が特定の状態になったことに応じて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、前記(5)に記載の情報処理装置。
(10)
前記制御部は、前記第1のユーザの状況として特定の時間になると前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、前記(5)に記載の情報処理装置。
(11)
前記制御部は、前記第2のユーザの状況を用いて前記提示情報の詳細さの度合いを変化させる、前記(1)〜(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12)
前記制御部は、前記関係性を、前記第2のユーザが前記第1のユーザに対して設定した関係性に基づいて自動的に設定する、前記(1)〜(11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(13)
前記制御部は、前記関係性に基づいた前記提示情報の詳細さの度合いを前記第1のユーザに設定させる画面を表示する情報を生成する、前記(1)〜(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14)
前記制御部は、前記提示情報として前記第1のユーザの周囲音を前記第2のユーザに提示する、前記(1)〜(13)のいずれかに記載の情報処理装置。
(15)
前記制御部は、前記提示情報として前記第1のユーザの周囲の画像を前記第2のユーザに提示する、前記(1)〜(14)のいずれかに記載の情報処理装置。
(16)
前記制御部は、前記提示情報として前記第1のユーザの行動の切り替わりを前記第2のユーザに提示する、前記(1)〜(15)のいずれかに記載の情報処理装置。
(17)
前記制御部は、前記第2のユーザを含むグループに提示する前記提示情報の詳細さの度合いを、前記第1のユーザと前記グループとの間の関係性に基づいて変化させる、前記(1)〜(16)のいずれかに記載の情報処理装置。
(18)
第1のユーザと、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザとの関係性を示す関係情報をコンピュータが取得することと、
前記関係情報に基づいて、前記第1のユーザの状況を示す状況情報に基づき第2のユーザに提示される提示情報の詳細さの度合いをコンピュータが変化させることと、
を含む、情報処理方法。
(19)
コンピュータに、
第1のユーザと、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザとの関係性を示す関係情報を取得することと、
前記関係情報に基づいて、前記第1のユーザの状況を示す状況情報に基づき第2のユーザに提示される提示情報の詳細さの度合いを変化させることと、
を実行させる、コンピュータプログラム。

0200

1 :情報処理システム
10 :ネットワークサービス
100 :情報処理装置
100a :情報処理装置
100b :情報処理装置
100c :情報処理装置
100d :情報処理装置
110 :ヘッドセット部
111 :加速度センサ
112 :ジャイロセンサ
113 :発話集音マイク
114 :周囲音集音マイク
115 :スピーカ
116 :心拍センサ
130 :本体部
131 :GPSセンサ
132 :ネットワークI/F
133 :振動デバイス
134 :心電センサ
135 :地磁気センサ
136 :演算装置
137 :記憶部
141 :行動判定部
142 :活動強度判定部
143 :緊張度判定部
144 :騒音度判定部
145 :周囲音種別判定部
146 :位置検出部
147 :発話検出部
148 :頭部動作検出部
149 :ディスプレイ注視検出部
150 :表示制御部
151 :発光制御部
152 :音再生制御部
153 :情報送受信制御部
154 :粒度決定部
160 :ディスプレイ部
161 :ディスプレイ
162 :LEDデバイス
163 :タッチパネル
164 :カメラ
165 :センサ部

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