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技術 制御システム、通信端末、通信システム、制御方法、及びプログラム

出願人 株式会社リコー
発明者 井上赳
出願日 2016年1月12日 (3年6ヶ月経過) 出願番号 2016-569365
公開日 2017年11月24日 (1年8ヶ月経過) 公開番号 WO2016-114270
状態 特許登録済
技術分野 電話通信サービス 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード トルクヒンジ 左側壁面 ポート番 右側壁面 アラームランプ ミュート設定 インターネットリレーチャット 通信管理用
関連する未来課題
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図面 (16)

課題・解決手段

端末10aaと端末10dbとの間で相互に画像データ及び音データを送信するためのセッション確立されているときに、管理システム50の送受信部51は、着信メッセージに対する応答メッセージ又は終了メッセージを受信する。送受信部51は、受信したメッセージに基づいて、端末10dbから送られてくる画像データに基づく画像及び音データに基づく音の出力を開始又は停止させるための制御情報を端末10aaへ送信する。

概要

背景

近年、当事者の移動の経費や時間を削減する要請等に伴い、インターネット専用線等の通信ネットワークを介して通話や会議等を行う通信ステムが普及している。このような通信システムでは、通信端末間で通信を開始すると、画像データ及び音データ等のコンテンツデータの送受信が行われ、拠点間コミュニケーションを実現する。

コールセンターにおいて通信システムを利用する場合、テレビ電話からの接続要求に応じて、コールセンター装置が、現在着信可能なオペレータ端末を選択して、選択されたオペレータ端末とテレビ電話との間に映像及び音声通信チャネルを開設する方法が知られている(特許文献1参照)。

これにより、オペレータ端末は、あるテレビ電話との間の通信を終えて着信可能な状態となると、新たな通信チャネルに切り換えられることにより、新たなテレビ電話との間で通信を開始することができる。

概要

端末10aaと端末10dbとの間で相互に画像データ及び音データを送信するためのセッション確立されているときに、管理システム50の送受信部51は、着信メッセージに対する応答メッセージ又は終了メッセージを受信する。送受信部51は、受信したメッセージに基づいて、端末10dbから送られてくる画像データに基づく画像及び音データに基づく音の出力を開始又は停止させるための制御情報を端末10aaへ送信する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

第1の通信端末と第2の通信端末との間で相互にコンテンツデータを送信するためのセッション確立されているときに、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末との間の通話の開始又は終了に係る情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって前記通話の開始に係る情報が受信された場合には、前記第2の通信端末から送られてくるコンテンツデータに基づくコンテンツの出力を開始させるための制御情報を前記第1の通信端末へ送信し、前記受信手段によって前記通話の終了に係る情報が受信された場合には、前記第2の通信端末から送られてくるコンテンツデータに基づくコンテンツの出力を停止させるための制御情報を前記第1の通信端末へ送信する送信手段と、を有することを特徴とする制御システム

請求項2

前記コンテンツデータは、画像データ及び音データを含んでおり、前記送信手段は、前記受信手段によって前記通話の開始に係る情報が受信された場合には、前記第1の通信端末から送られてくる前記音データに基づく音の出力を開始させるための制御情報を前記第2の通信端末へ送信し、前記受信手段によって前記通話の終了に係る情報が受信された場合には、前記第1の通信端末から送られてくる前記音データに基づく音の出力を停止させるための制御情報を前記第2の通信端末へ送信することを特徴とする請求項1に記載の制御システム。

請求項3

前記第2の通信端末の状態を示す状態情報を管理する状態情報管理手段を有しており、前記送信手段は、前記状態情報管理手段において通話中を示す状態情報が管理されている場合には、前記第2の通信端末から送られてくるコンテンツデータに基づくコンテンツの出力を開始させるための制御情報を前記第1の通信端末へ送信しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の制御システム。

請求項4

前記通話の開始を待機している開始要求元側の通信端末の識別情報を管理する待機情報管理手段を有しており、前記受信手段によって前記通話の終了に係る情報が受信された場合に、前記送信手段は、前記待機情報管理手段において管理されている識別情報によって識別される通信端末へ、前記第2の通信端末から送られてくるコンテンツデータに基づくコンテンツの出力を開始させるための制御情報を送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の制御システム。

請求項5

他の通信端末によって送信されるコンテンツデータ、及び、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の制御システムによって送信される制御情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたコンテンツデータに基づくコンテンツの出力を、前記受信手段によって受信された前記制御情報に基づいて制御する出力制御手段と、を有することを特徴とする通信端末。

請求項6

請求項1乃至4のいずれか一項に記載の制御システムと、請求項5に記載の通信端末と、を備えたことを特徴とする通信システム。

請求項7

制御情報を送信する制御システムに、第1の通信端末と第2の通信端末との間で相互にコンテンツデータを送信するためのセッションが確立されているときに、前記第1の通信端末と前記第2の通信端末との間の通話の開始又は終了に係る情報を受信する受信処理と、前記受信処理によって前記通話の開始に係る情報が受信された場合には、前記第2の通信端末から送られてくるコンテンツデータに基づくコンテンツの出力を開始させるための制御情報を前記第1の通信端末へ送信し、前記受信処理によって前記通話の終了に係る情報が受信された場合には、前記第2の通信端末から送られてくるコンテンツデータに基づくコンテンツの出力を停止させるための制御情報を前記第1の通信端末へ送信する送信処理と、を実行させることを特徴とする制御方法

請求項8

通信端末に、他の通信端末によって送信されるコンテンツデータ、及び、前記制御システムによって送信される制御情報を受信する受信処理と、前記受信処理によって受信されたコンテンツデータに基づくコンテンツの出力を、前記受信処理によって受信された前記制御情報に基づいて制御する出力制御処理と、を実行させることを特徴とする請求項7に記載の制御方法。

請求項9

前記制御システムに、請求項7に記載の各処理を実行させることを特徴とするプログラム

請求項10

前記通信端末に、請求項8に記載の各処理を実行させることを特徴とするプログラム。

技術分野

0001

本発明は、制御システム通信端末通信システム、制御方法、及びプログラムに関する。

背景技術

0002

近年、当事者の移動の経費や時間を削減する要請等に伴い、インターネット専用線等の通信ネットワークを介して通話や会議等を行う通信システムが普及している。このような通信システムでは、通信端末間で通信を開始すると、画像データ及び音データ等のコンテンツデータの送受信が行われ、拠点間コミュニケーションを実現する。

0003

コールセンターにおいて通信システムを利用する場合、テレビ電話からの接続要求に応じて、コールセンター装置が、現在着信可能なオペレータ端末を選択して、選択されたオペレータ端末とテレビ電話との間に映像及び音声通信チャネルを開設する方法が知られている(特許文献1参照)。

0004

これにより、オペレータ端末は、あるテレビ電話との間の通信を終えて着信可能な状態となると、新たな通信チャネルに切り換えられることにより、新たなテレビ電話との間で通信を開始することができる。

先行技術

0005

特開2005−064860号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、従来の通信システムでは、通信端末間で新たなセッション確立させることにより、ユーザ間の新たな通話を実現していた。このため、通話の開始要求をしてから通話を開始可能な状態になるまで、少なくとも、セッションを確立するための時間を要するという課題が生じる。

課題を解決するための手段

0007

請求項1に記載の制御システムは、第1の通信端末と第2の通信端末との間で相互にコンテンツデータを送信するためのセッションが確立されているときに、前記第1の通信端末側と前記第2の通信端末側との間の通話の開始又は終了に係る情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって前記通話の開始に係る情報が受信された場合には、前記第2の通信端末から送られてくるコンテンツデータに基づくコンテンツの出力を開始させるための制御情報を前記第1の通信端末へ送信し、前記受信手段によって前記通話の終了に係る情報が受信された場合には、前記第2の通信端末から送られてくるコンテンツデータに基づくコンテンツの出力を停止させるための制御情報を前記第1の通信端末へ送信する送信手段と、を有することを特徴とする。

発明の効果

0008

以上説明したように本発明によれば、通話の開始要求をしてから通話を開始可能な状態になるまでの時間を短縮し得るという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0009

図1は、一実施形態に係る通信システムの概略図である。
図2は、一実施形態に係る端末外観図である。
図3は、一実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。
図4は、一実施形態に係る管理システム、中継装置プログラム提供システム、又はメンテナンスシステムのハードウェア構成図である。
図5は、一実施形態に係る端末のソフトウェア構成図である。
図6は、一実施形態に係る通信システムを構成する端末及び管理システムの機能ブロック図である。
図7Aは、管理システムにおいて管理される認証管理テーブルを示す概念図である。
図7Bは、管理システムにおいて管理される端末管理テーブルを示す概念図である。
図7Cは、管理システムにおいて管理される待機情報管理テーブルを示す概念図である。
図8は、端末間で通信を開始するまでの準備段階の処理を示したシーケンス図である。
図9は、通信を開始する処理を示したシーケンス図である。
図10は、強制ミュート解除する処理を示したシーケンス図である。
図11は、待機端末を管理する処理を示したシーケンス図である。
図12は、開始要求受付画面の一例を示す図である。
図13は、強制ミュートを設定及び解除する処理を示したシーケンス図である。

実施例

0010

以下、図面を用いて、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、以下では、「通信端末」は単に「端末」として表され、「通信管理システム」は単に「管理システム」として表されている。

0011

<<通信システム1の全体構成>>図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの概略図である。図1に示されているように、通信システム1は、複数の端末(10aa,10ab,…)、各端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d,30e)、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100によって構築されている。この通信システム1によって、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音データの通信が行われることで、遠隔地間テレビ会議等を実現することができる。なお、複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab)は、コンテンツデータの最適な経路の選択を行う。

0012

端末(10aa,10ab,10ac,・・・)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。端末(10ba,10bb,10bc,・・・)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されている。更に、LAN2a、LAN2b、及び専用線2abは、所定の地域X内で構築されている。なお、各装置は、必ずしも専用線によって接続されている必要はなく、例えば直接インターネット2iに接続されていてもよい。

0013

端末(10ca,10cb,10cc,・・・)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。LAN2cは、所定の地域Y内で構築されている。

0014

端末(10da,10db,10dc,・・・)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。LAN2dは、所定の地域Z内で構築されている。地域X、地域Y、及び地域Zは、同一国内であっても、異なる国であっても良い。

0015

地域X、地域Y、及び地域Zは、それぞれルータ(70ab,70c,70d)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。なお、地域Zには、コールセンターが設けられている。各端末10は、コールセンターの端末(10da,10db,10dc,・・・)と接続することで、レセプションサービスを受けることができる。

0016

なお、以下では、複数の端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末は、「端末10」と表され、複数のディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイは「ディスプレイ120」と表され、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d,30e)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表されている。また、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab)のうち任意のルータは、「ルータ70」と表されている。

0017

また、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、インターネット2iに接続されている。なお、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、地域(X,Y,Z)に設置されていても良いし、これら以外の地域に設置されていても良い。

0018

また、本実施形態では、LAN(2a,2b,2c,2d)、専用線2ab、及びインターネット2iによって、本実施形態の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)、携帯電話網等の無線による通信が行われる箇所があってもよい。

0019

また、図1において、各端末10、各中継装置30、管理システム50、各ルータ70、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレス簡易的に示している。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明している。

0020

また、各端末10は、後述のアプリケーション起動されると、音データ又は画像データを含むコンテンツデータの送受信により、ユーザ間の通話を可能にする。更に、端末10は、所定の通信方式(通話の宛先と接続又は切断をするための呼制御方式、及び通話データIPパケット化するための符号化方式)を利用して、通話データの送受信を行う。なお、以下、「アプリケーション」は「アプリ」と省略して説明する。

0021

また、上述の呼制御方式としては、(1)SIP(Session Initiation Protocol)、(2)H.323、(3)SIPを拡張したプロトコル、(4)インスタントメッセンジャーのプロトコル、(5)SIPのMESSAGEメソッドを利用したプロトコル、(6)インターネットリレーチャットのプロトコル(IRC(Internet Relay Chat))、(7)インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコル等が挙げられる。このうち、(4)インスタントメッセンジャーのプロトコルは、例えば、(4-1)XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)、又は(4-2)ICQ(登録商標)、AIM(登録商標)、若しくはSkype(登録商標)などで利用されるプロトコルである。また、(7)インスタントメッセンジャーのプロトコルを拡張したプロトコルは、例えば、Jingleである。

0022

<<実施形態のハードウェア構成>> 次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。図2は、一実施形態に係る端末10の外観図である。図2に示されているように、端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1120には、複数の吸気孔によって形成された吸気面1121が設けられており、筐体1100の後側壁面1110には、複数の排気孔が形成された排気面が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、吸気面1121を介して端末10の前方の外気を取り込み、排気面を介して端末10の後方排気することができる。筐体1100の右側壁面1130に収音用孔1131が形成されていることで、後述する内蔵型のマイク114は、音声、物音雑音等の音を収音可能となっている。

0023

筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられていると共に、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための接続口が設けられている。

0024

なお、以下では、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いて説明する。

0025

次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1
200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能になっている。図2は、チルト角θ1が90度の状態を示している。カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、ユーザ、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。カメラハウジング1300はアーム1200に対して、図2で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能になっている。

0026

なお、上記図2の外観図はあくまで一例であってこの外観に限定するものではない。他の例としては、端末10は、一般の汎用コンピュータあるいは携帯電話端末プロジェクタ電子ホワイトボード電子看板(デジタルサイネージ)等であってもよい(図1の端末(10ac,10cc)参照)。端末10として用いるコンピュータに、マイクやカメラが備わっていない場合には、外付けのマイクおよびカメラをコンピュータに接続させることができる。また、端末10が汎用コンピュータや携帯電話端末等である場合には、無線LANや携帯電話網などによる無線通信により、端末10とインターネット2iとを接続しても良い。また、端末10として汎用コンピュータを用いる場合には、当該コンピュータに後述する端末10の処理を実行するためのアプリケーションをインストールしておくことができる。

0027

なお、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、それぞれ一般のサーバコンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。

0028

図3は、一実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU101(Central Processing Unit)、IPL(Initial ProgramLoader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM102(Read Only Memory)、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM103(Random Access Memory)、端末10用のプログラム、画像データ、及び音データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD105(Solid State Drive)、フラッシュメモリやICカード(IntegratedCircuit Card)等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアI/F107、端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするためのネットワークI/F111(Interface)を備えている。

0029

また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、集音する内蔵型のマイク114、音を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音信号入出力を処理する音入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを伝送するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスデータバス等のバスライン110を備えている。

0030

ディスプレイ120は、被写体の画像等を表示する表示部である。ディスプレイ120の一例として液晶有機EL(Organic Electroluminescence)が挙げられる。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。

0031

カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。

0032

外部機器接続I/F118には、筐体1100の接続口1132に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。

0033

なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。

0034

図4は、一実施形態に係る管理システム50のハードウェア構成図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU201、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、管理システム50用のプログラム等の各種データを記憶するHD204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD205(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアI/F207、カーソルメニュー、ウィンドウ文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、通信ネットワーク2を利用してデータ通信するためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM213(Compact Disc Read Only Memory)に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。

0035

一方、中継装置30、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。

0036

図5は、一実施形態に係る端末10のソフトウェア構成図である。図5に示されているように、OS1020、テレビ会議アプリ1031、及びレセプションアプリ1032は、RAM103の作業領域1010上で動作する。OS1020、及び、これらのアプリは、端末10にインストールされている。

0037

また、これらのうち、OS1020は、基本的な機能を提供し、端末10全体を管理する基本ソフトウェアである。テレビ会議アプリ1031は、他の端末10と接続して、テレビ会議を行うためのアプリである。レセプションアプリ1032は、コールセンターの端末10と接続して、オペレータと通話するためのアプリである。

0038

なお、上記アプリは、一例であって、他のアプリがインストールされていてもよい。他のアプリがインストールされる場合は、プログラム提供システム90に他のアプリを保存しておき、端末10の要求に応じて他のアプリをダウンロードしてもよい。また、複数のテレビ会議アプリがインストールされる場合は、上記(1)〜(7)のように、異なるプロトコルのテレビ会議アプリがインストールされてもよい。

0039

<<実施形態の機能構成>> 次に、本実施形態の機能構成について説明する。図6は、一実施形態に係る通信システム1の一部を構成する端末10、及び管理システム50の機能ブロック図である。なお、図6では、端末10、及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。

0040

<通信端末の機能構成>端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、出力制御部13、及び記憶・読出部19を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開されたプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。

0041

また、端末10は、図3に示されているROM102、RAM103、フラッシュメモリ104によって構築される記憶部1000を有している。

0042

次に、端末10における各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10における各機能構成を説明するにあたって、図3に示されている各構成要素のうち、各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。

0043

送受信部11は、CPU101からの命令、及びネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して、通信相手の端末、各装置又はシステム等と各種データ(または情報)の送受信を行う。

0044

操作入力受付部12は、CPU101からの命令、並びに操作ボタン(108a、108b、108c、108d、108e)及び電源スイッチ109によって実現され、ユーザによる各種入力又は各種選択を受け付ける。

0045

出力制御部13は、CPU101からの命令、及びディスプレイI/F117によって実現され、通信相手の端末10から送られてきた画像データに基づく画像をディスプレイ120から出力するための制御を行う。また、出力制御部13は、CPU101からの命令、及び音入出力I/F116によって実現され、通信相手の端末10から送られてきた音データに基づく音をスピーカ115から出力するための制御を行う。

0046

記憶・読出部19は、CPU101からの命令及びSSD105によって実現され、又はCPU101からの命令によって実現され、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。

0047

<管理システムの機能構成> 管理システム50は、送受信部51、認証部52、管理部53、セッション制御部58、及び記憶・読出部59を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された管理システム50用のプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、管理システム50は、HD204により構築される記憶部5000を有している。この記憶部5000には、以下に示すような各テーブルによって構成されている各DBが構築される。

0048

(認証管理テーブル)図7Aは、認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図7Aに示されているような認証管理テーブルによって構成されている認証管理DB5001が構築されている。この認証管理テーブルでは、管理システム50によって管理される全ての端末10の各通信IDに対して、認証用パスワードが関連付けられて管理される。なお、通信IDは、通信システム1において通信先の端末10を識別するための情報である。通信IDとしては、通信先の端末10を特定可能な情報であれば特に
限定されないが、例えば、端末10を識別する情報、端末10のユーザを識別する情報等が含まれる。

0049

(端末管理テーブル)図7Bは、端末管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図7Bに示されているような端末管理テーブルによって構成されている端末管理DB5002が構築されている。この端末管理テーブルでは、各端末10の通信ID毎に、各端末10を宛先とした場合の宛先名(端末名)、各端末10の稼動状態、及び各端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。なお、稼働状態「OFFライン」は、端末10が、管理システム50と接続していない状態を示す。稼働状態「ONライン」は、端末10が、管理システム50と接続している状態を示す。稼働状態「ONライン(通話中)」は、端末10が、管理システム50と接続して、他の端末10と通信しており、かつ端末10のユーザ間で通話可能な状態となっていることを示す。

0050

(待機情報管理テーブル)図7Cは、待機情報管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図7Cに示されているような待機情報管理テーブルによって構成されている待機情報管理DB5012が構築されている。この待機情報管理テーブルでは、通話の開始要求先としてオペレータ側の端末10の通信IDに対して、このオペレータ側との通話の開始を待機している開始要求元としてカスタマー側の端末10の通信ID、及び開始要求の受付時刻が関連付けられて管理される。

0051

<管理システムの各機能構成> 次に、管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。

0052

送受信部51は、CPU201からの命令、及びネットワークI/F209によって実現され、通信ネットワーク2を介して各端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。

0053

認証部52は、CPU201からの命令によって実現され、送受信部51で受信された通信ID及びパスワードを検索キーとして、認証管理テーブルを検索し、この認証管理テーブルに同一の通信ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって端末10の認証を行う。

0054

管理部53は、CPU201からの命令によって実現され、端末管理テーブルにおいて、最新の稼働状態をさせるため、稼働状態を更新する処理を行う。

0055

セッション制御部58は、CPU201からの命令によって実現され、端末10間でコンテンツデータを送信するセッションを制御する。この制御としては、セッションを確立するための制御、確立されたセッションに端末10参加させる制御、セッションを切断する制御等が含まれる。

0056

記憶・読出部59は、CPU201からの命令及びHDD205によって実現され、又はCPU201からの命令によって実現され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。

0057

<<通信システム1の処理・動作>> 続いて、通信システム1における処理及び動作を説明する。

0058

まずは、図8を用いて、端末10間で通信を開始するまでの準備段階の処理を説明する。図8は、端末間で通信を開始するまでの準備段階の処理を示したシーケンス図である。

0059

まず、ユーザが、電源スイッチ109をONにすると、操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、端末10を起動させる(ステップS1)。送受信部11は、上記電源ONの受け付けを契機とし、通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログイン要求を行う(ステップS2)。これにより、管理システム50の送受信部51は、ログイン要求を受け付ける。このログイン要求には、ログイン要求元である端末10を識別するための通信ID及びパスワードが含まれている。これら通信ID及びパスワードは、記憶・読出部19を介して記憶部1000から読み出されて、送受信部11に送られたデータである。なお、これら通信ID及びパスワードは、ログイン要求元端末のユーザによって入力されてもよい。また、これら通信ID及びパスワードは、記録メディア106から読み出した情報であってもよい。端末10から管理システム50へログイン要求が送信されることで、受信側である管理システム50は、送信側である端末10のIPアドレスを取得することができる。

0060

次に、管理システム50の認証部52は、ログイン要求に含まれている通信ID及びパスワードを検索キーとして、記憶部5000の認証管理テーブル(図7A参照)を検索し、この認証管理テーブルに同一の通信ID及びパスワードが管理されているかを判断することによって認証を行う(ステップS3)。認証部52によって、正当利用権限を有する端末10からのログイン要求であると認証された場合には、管理部53は、端末管理テーブル(図7B参照)に、ログイン要求元の端末10の通信ID、稼働状態「ONライン」、及び端末10のIPアドレスを関連付けて記憶する(ステップS4)。

0061

そして、管理システム50の送受信部51は、上記認証部52によって得られた認証結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、上記ログイン要求元の端末10に送信する(ステップS5)。これにより、端末10の送受信部11は、認証結果情報を受信する。

0062

続いて、図9を用いて、端末10間で通信を開始する処理について説明する。図9は、端末10間で通信を開始する処理を示したシーケンス図である。なお、以下、端末(10aa,10ab)が端末10dbに対して開始要求する場合について説明する。なお、端末(10aa,10ab,10db)は、上記のログイン処理により管理システム50と接続している。

0063

端末10aaの操作入力受付部12は、ユーザによるレセプションアプリ1032の起動要求を受け付けると、レセプションアプリ1032を起動する。なお、以下の端末10側の処理は、レセプションアプリ1032によって実現される。送受信部11は、通信の開始要求元として自端末10aaの通信ID、及び、開始要求先として端末10dbの通信IDを含む開始要求情報を管理システム50へ送信する(ステップS21)。

0064

開始要求情報を受信した管理システム50では、セッション制御部58が、端末(10aa,10db)間で画像データ及び音データを中継する中継装置30を選択する(ステップS22)。中継装置30を選択する方法としては、各中継装置30の負荷に基づいて選択する方法、端末(10aa,10db)の位置情報に基づいて選択する方法等の公知の方法が用いられる。以下、ステップS22において中継装置30eが選択された場合について説明を続ける。

0065

管理システム50の送受信部51は、開始要求元の端末10aaへ、選択された中継装置30eへ接続するための中継装置接続情報を送信する(ステップS23)。この中継装置接続情報には、中継装置30eのIPアドレス、認証情報ポート番号、端末(10aa,10db)間でコンテンツデータを送信するためのセッションのセッションID等を含めることができる。

0066

また、管理システム50の送受信部51は、開始要求先の端末10dbへ、端末10aaから送られてきた開始要求情報と、中継装置30eへ接続するための中継装置接続情報とを送信する(ステップS24)。

0067

端末10aaの送受信部11は、中継装置接続情報を中継装置30eへ送信することで、中継装置30eと接続する(ステップS25)。端末10aaが中継装置30eと接続すると、自端末10aaのカメラ112で撮像した画像に基づく画像データ、及びマイク114で集音した音に基づく音データを中継装置30eへ送信するとともに、通信相手の端末10dbが送信した画像データ及び音データを要求する。

0068

端末10dbの送受信部11は、管理システム50から送られてきた中継装置接続情報を中継装置30eへ送信することで、中継装置30eと接続する(ステップS26)。端末10dbが中継装置30eと接続すると、自端末10dbのカメラ112で撮像した画像に基づく画像データ、及びマイク114で集音した音に基づく音データを中継装置30eへ送信するとともに、通信相手の端末10aaが送信した画像データ及び音データを要求する。

0069

端末(10aa,10db)が中継装置30eと接続すると、端末(10aa,10db)間のセッションが確立されて、中継装置30eは、一方の端末(10aa,10db)から送られてきた画像データ及び音データを、他方の端末(10db,10aa)へ送信する。これにより、端末(10aa,10db)間では、相互に画像データ及び音データを送信できるようになる。

0070

一実施形態において、端末10の出力制御部13による画像及び音の出力の制御は、画像ミュート又は音ミュートの設定処理又は解除処理によって実現される。以下、原則として端末10側の操作入力に基づいて解除できないミュートを強制ミュートと言う。

0071

カスタマー側の端末10aaの出力制御部13は、通信相手の端末10から送られてきた画像データに基づく画像、及び、通信相手の端末10から送られてきた音データに基づく音が出力されないように画像の強制ミュート及び音の強制ミュートを設定する(ステップS27)。これにより、カスタマー側の端末10aaでは、通信相手の端末10から送られてきた画像データに基づく画像、及び音データに基づく音が出力されないことになる。

0072

一方、オペレータ側の端末10dbの出力制御部13は、通信相手の端末10から送られてきた音データに基づく音が出力されないよう音の強制ミュートを設定する(ステップS28)。これにより、オペレータ側の端末10dbでは、通信相手の端末10から送られてきた画像データに基づく画像は出力される一方で、通信相手の端末10から送られてきた音データに基づく音は出力されないことになる。

0073

カスタマー側の他の端末10abにおいてレセプションアプリ1032が起動されると、送受信部11は、ステップS21の処理と同様にして、端末10dbとの通話の開始要求を示す開始要求情報を管理システム50へ送信する(ステップS31)。これに応じて、管理システム50の送受信部51は、ステップS23と同様にして開始要求元の端末10abへ、中継装置30eへ接続するための中継装置接続情報を送信する(ステップS32)。

0074

端末10abの送受信部11は、中継装置接続情報を中継装置30eへ送信することにより中継装置30eと接続する(ステップS33)。端末10abが中継装置30eと接続すると、端末(10aa,10ab,10db)間のセッションが確立される。これにより、端末(10aa,10ab,10db)間で、相互に画像データ及び音データを送信できるようになる。

0075

端末10abの各出力制御部13は、ステップS27の処理と同様にして、通信相手の端末10から送られてきた画像データ、及び、通信相手の端末10から送られてきた音データに基づく音が出力されないように画像の強制ミュート及び音の強制ミュートを設定する(ステップS34)。

0076

以上の処理により、端末(10aa,10ab)では、画像ミュート及び音ミュートが設定されているため、通信相手の端末(10db及び10ab,あるいは10db及び10aa)から送られてきた画像データに基づく画像、音データに基づく音が出力されない。

0077

端末10dbでは、音の強制ミュートが設定されているため、通信相手の端末(10aa及び10ab)から送られてきた音データに基づく音が出力されない一方で、画像データに基づく画像は出力される。

0078

すなわち、端末(10aa,10ab,10db)では
、それぞれ音の強制ミュートが設定されているため、相互に通話できない状態である。

0079

続いて、図10を用いて、端末10aaのユーザ(カスタマー)が端末10dbのユーザ(オペレータ)に対して通話開始要求するときの処理について説明する。図10は、強制ミュートを解除する処理を示したシーケンス図である。

0080

端末10aaのユーザの操作入力に応じて、操作入力受付部12が、オペレータ側との通話開始要求を受け付けると、送受信部11は、管理システム50へ、端末(10aa,10db)のユーザ間で通話可能とするために、自端末10aaにおける強制ミュートを解除するための強制ミュート解除要求を送信する(ステップS41)。

0081

管理システムの送受信部51は、上記の通話開始要求を契機とする強制ミュート解除要求を受信すると、端末10aaからの通話開始要求を示す着信メッセージを通話開始要求先の端末10dbへ送信する(ステップS42)。

0082

端末10dbの送受信部11が着信メッセージを受信すると、出力制御部13は、着信メッセージをディスプレイ120db又はスピーカ115から出力させる。端末10dbのユーザは、着信メッセージに対して応答する前に、端末10aaから送られてきた画像データに基づく画像を確認することで、応答の準備をすることができる。この準備としては、例えば、着信を受け付けたオペレータが、画像に移っているカスタマーに応じて、このカスタマーを担当するオペレータに変わること等が挙げられる。端末10dbのユーザ(オペレータ)が着信に対して応答する旨の操作入力を行うと、操作入力受付部12は、応答の入力を受け付ける(ステップS43)。続いて、端末10dbの送受信部51は、管理システム50へ、端末10aaによる通話開始要求に対して応答する旨の応答メッセージを送信する(ステップS44)。

0083

管理システム50の送受信部51は、応答メッセージを受信すると、中継装置30eへ、各端末(10aa,10db)の強制ミュートを解除するための強制ミュート解除情報を送信する(ステップS45)。この強制ミュート解除情報には、端末10aaにおいて、端末10dbから送られてきた画像データ及び音データに係る強制ミュートを解除するための制御情報が含まれている。更に、強制ミュートの解除情報には、端末10dbにおいて、端末10aaから送られてきた音データに係る強制ミュートを解除するための制御情報が含まれている。

0084

中継装置30eは、上記の強制ミュート解除情報を受信すると、端末10dbから送られてきた画像データ及び音データに係る強制ミュートを解除するための制御情報を端末10aaへ送信する(ステップS46)。更に、中継装置30eは、端末10aaから送られてきた音データに係る強制ミュートを解除するための制御情報を端末10dbへ送信する(ステップS47)。

0085

端末10aaの送受信部11が制御情報を受信すると、出力制御部13は、ディスプレイ120に会議画面を出力する。また、出力制御部13は、制御情報に基づいて、端末10dbから送られてきた画像データ及び音データに係る強制ミュートを解除する(ステップS48)。これにより、出力制御部13は、端末10dbから送られてきた画像データに基づく画像を会議画面に出力し、端末10dbから送られてきた音データに基づく音をスピーカ115から出力するように制御する。

0086

一方、端末10dbの送受信部11が制御情報を受信すると、出力制御部13は、制御情報に基づいて、端末10aaから送られてきた音データに係る強制ミュートを解除する(ステップS49)。これにより、出力制御部13は、端末10dbから送られてきた音データに基づく音をスピーカ115から出力するよう制御する。

0087

端末(10aa,10db)においてそれぞれ強制ミュートが解除されると、端末(10aa,10db)のユーザ間で通話開始できるようになる。

0088

管理システム50から中継装置30eへ強制ミュート解除情報が送信された後、管理部53は、端末管理テーブルにおいて端末(10aa,10db)の通信IDに関連付けられている稼働状態を「ONライン(通話中)」に更新する(ステップS50)。更新後の端末管理テーブルを表1に示す。

0089

0090

続いて、図11を用いて、端末(10aa,10db)のユーザ間で通話しているときに、端末10abのユーザ(カスタマー)がオペレータとの通話の開始要求をしたときの処理について説明する。図11は、待機端末を管理する処理を示したシーケンス図である。

0091

端末管理テーブルにおけるオペレータ側の端末10dbの稼働状態が「ONライン(通話中)」に更新されると、送受信部51は、端末10dbの通信ID、端末管理テーブルにおいてこの通信IDに関連付けられている端末名、及び稼働状態をカスタマー側の端末10abへ送信する(ステップS61)

0092

端末10abの送受信部11が上記の各情報を受信すると、出力制御部13は、端末10dbの稼働状態等を反映させた開始要求受付画面をディスプレイ120abへ出力する。図12は、開始要求受付画面の一例を示す図である。この開始要求受付画面には、稼働状態が反映されたアイコンIが表示されている。これにより、端末10abのユーザは、オペレータが通話中であることを把握することができる。

0093

端末10abのユーザの操作によりアイコンIが含まれた開始要求ボタンBが選択されると、操作入力受付部12は、端末10db側のオペレータとの通話の開始要求を受け付ける(ステップS62)。続いて、端末(10ab,10db)のユーザ間で通話可能とするために、送受信部11は、管理システム50へ、自端末10dbにおける強制ミュートを解除するための強制ミュート解除要求を送信する。

0094

管理システム50側で強制ミュート解除要求を受信すると、管理部53は、端末管理テーブル(表1参照)におけるオペレータ側の端末10dbの通信IDに関連付けられている稼働状態を参照する。ここで参照される稼働状態が「ONライン(通話中)」である場合には、記憶・読出部59は、開始要求先の端末10dbの通信ID、開始要求元の端末10abの通信ID、及び、端末10abから強制ミュート解除要求を受け付けた受付時刻を、待機情報管理テーブル(図7C参照)に記憶する(ステップS64)。

0095

なお、管理部53が、端末管理テーブルを参照したときに、オペレータ側の端末10dbの稼働状態が「ONライン」である場合には、開始要求元を待機させる必要はないため、ステップS42以降と同様の処理が実行されることとなる。

0096

続いて、管理システム50の送受信部51は、強制ミュートの解除を待機する旨を示す待機メッセージを、開始要求元の端末10abへ送信する(ステップS65)。端末10abの送受信部11が待機メッセージを受信すると、出力制御部13は、ディスプレイ120の表示を開始要求受付画面から、応答を待機している状態を示す待機画面に切り換える(ステップS66)。これにより、新たな開始要求を重複して受け付けることを防ぐことができる。

0097

続いて、図13を用いて、端末(10db,10aa)のユーザ間の通話が終了して、端末(10db,10ab)のユーザ間の通話が開始されるときの処理について説明する。図13は、強制ミュートを設定及び解除する処理を示したシーケンス図である。

0098

端末10dbの操作入力受付部12が、ユーザの操作入力に基づいて端末10aa側との通話の終了要求を受け付けると(ステップS81)、送受信部11は、端末10aa側との通話の終了を示す終了メッセージを管理システム50へ送信する(ステップS82)。

0099

管理システム50の送受信部51が終了メッセージを受信すると、セッション制御部58は、待機情報管理テーブル(図7C参照)における、端末10db側との通話の開始を待機している開始要求元側の端末10の通信IDを参照する(ステップS83)。待機情報管理テーブルにおいて、端末10db側との通話の開始を待機している開始要求元側の端末10の通信IDが複数管理されている場合には、セッション制御部58は、複数の開始要求元側の端末10の通信IDの中から一つの通信IDを選択する(ステップS84)。これにより、セッション制御部58は、通話の切換先、すなわち、端末10db側の次の通話相手となるユーザの端末10を選択する。切換先を選択する方法は特に限定されないが、待機情報管理テーブルにおいて通話の開始を待機している各開始要求元側の端末10の通信IDに関連付けられている各受付時刻に基づいて、待機時間の最も長い端末10を選択する方法が挙げられる。以下、切換先として端末10abが選択された場合について説明を続ける。切換先が決定されると、管理部53は、待機情報管理テーブルにおいて切換先の端末10の通信IDが記録されたレコードを削除する。

0100

送受信部51は、中継装置30eへ、端末(10aa,10db)において強制ミュートを設定するための強制ミュート設定情報を送信する(ステップS85)。この強制ミュート設定情報には、端末10aaにおいて、端末10dbから送られてきた画像データ及び音データに係る強制ミュートを設定するための制御情報が含まれている。更に、強制ミュート設定情報には、端末10dbにおいて、端末10aaから送られてきた音データに係る強制ミュートを設定するための制御情報が含まれている。

0101

また、ステップS85の処理の一環として、送受信部51は、中継装置30eへ、端末(10ab,10db)における強制ミュートを解除するための強制ミュート解除情報を送信する。この強制ミュート解除情報には、端末10dbにおいて、端末10abから送られてきた音データに係る強制ミュートを解除するための制御情報が含まれている。また、強制ミュート解除情報には、端末10abにおいて、端末10dbから送られてきた画像データ及び音データに係る強制ミュートを解除するための制御情報が含まれている。

0102

中継装置30eは、上記の強制ミュート設定情報及び強制ミュート解除情報を受信すると、これらの情報に含まれている制御情報を、この制御を実行する端末(10aa,10db,10ab)へ送信する。すなわち、中継装置30eは、端末10dbから送られてきた画像データ及び音データに係る強制ミュートを設定するための制御情報を端末10aaへ送信する(ステップS86)。また、中継装置30eは、端末10aaから送られてきた音データに係る強制ミュートを設定するための制御情報、及び端末10abから送られてきた音データに係る強制ミュートを解除するための制御情報を端末10dbへ送信する(ステップS87)。更に、中継装置30eは、端末10dbから送られてきた画像データ及び音データに係る強制ミュートを解除するための制御情報を端末10abへ送信する(ステップS88)。

0103

端末10aaの送受信部11が制御情報を受信すると、出力制御部13は、制御情報に基づいて、端末10dbから送られてきた画像データ及び音データに係る強制ミュートを設定する(ステップS89)。これにより、出力制御部13は、端末10dbから送られてきた画像データに基づく画像、及び、端末10dbから送られてきた音データに基づく音が出力されないように制御する。更に、出力制御部13は、ディスプレイ120の表示を会議画面から、開始要求受付画面に切り換える。これにより、端末10aaでは新たな通話の開始要求を受け付けることができる。

0104

端末10dbの送受信部51が制御情報を受信すると、出力制御部13は、制御情報に基づいて、端末10aaから送られてきた音データに係る強制ミュートを設定する一方で、端末
10abから送られてきた音データに係る強制ミュートを解除する(ステップS90)。これにより、出力制御部13は、端末10aaから送られてきた音データに基づく音が出力されないようにする一方で、端末10abから送られてきた音データに基づく音が出力されるように制御する。なお、端末10dbにおいて画像の強制ミュートは設定されていないため、切換前後において、端末(10aa,10ab)から送られてくる画像データに基づく画像は継続して出力される。

0105

端末10abの送受信部11が制御情報を受信すると、出力制御部13は、ディスプレイ120に会議画面を出力する。また、出力制御部13は、制御情報に基づいて、端末10dbから送られてきた画像データ及び音データに係る強制ミュートを解除する(ステップS91)。これにより、出力制御部13は、端末10dbから送られてきた画像データに基づく画像を会議画面に出力し、端末10dbから送られてきた音データに基づく音をスピーカ115から出力するように制御する。端末(10ab,10db)においてそれぞれ強制ミュートが解除されると、端末(10ab,10db)のユーザ間で通話開始できるようになる。

0106

管理システム50から中継装置30eへ強制ミュート設定情報、及び強制ミュート解除情報がそれぞれ送信された後、管理部53は、端末管理テーブルにおいて端末10aaの通信IDに関連付けられている稼働状態を「ONライン」に更新する一方で、端末10abの通信IDに関連付けられている稼働状態を「ONライン(通話中)」に更新する(ステップS92)。更新後の端末管理テーブルを表2に示す。

0107

0108

<<実施形態の効果>>端末10aa(第1の通信端末の一例)と端末10db(第2の通信端末の一例)との間で相互に画像データ及び音データ(コンテンツデータの一例)を送信するためのセッションが確立されているときに、管理システム50(制御システムの一例)の送受信部51(受信手段の一例)は、着信メッセージに対する応答メッセージ又は終了メッセージ(通話の開始又は終了に係る情報の一例)を受信する。

0109

送受信部51(送信手段の一例)は、応答メッセージを受信した場合には、端末10dbから送られてくる画像データに基づく画像及び音データに基づく音の出力を開始させるための制御情報を、中継装置30eを介して端末10aaへ送信する。また、送受信部51は、終了メッセージを受信した場合には、端末10dbから送られてくる画像データに基づく画像及び音データに基づく音の出力を停止させるための制御情報を、中継装置30eを介して端末10aaへ送信する。

0110

この方法によると、端末(10aa,10db)間のセッションが確立されている状態で、通話の開始に係る呼制御を行うことができるので、通話を開始要求してから通話を開始するまでに要する時間を、例えば、1秒程度に短縮することができる。

0111

送受信部51は、応答メッセージを受信した場合には、端末10aaから送られてくる音データに基づく音の出力を開始させるための制御情報を端末10dbへ送信する。また、送受信部51は、終了メッセージを受信した場合には、端末10aaから送られてくる音データに基づく音の出力を停止させるための制御情報を端末10dbへ送信する。これにより、端末10dbのユーザが、端末10aaのユーザとの通話を終えて他の端末10の他のユーザと通話するときに、端末10aa側の音が他の端末10側に伝わることを防ぐことができる。

0112

管理システム50の端末管理DB5002(状態情報管理手段の一例)は、端末10dbの稼働状態(状態情報の一例)を管理する。

0113

送受信部51は、端末管理DB5002において端末10dbの稼働状態「ONライン(通話中)」(通話中を示す状態情報の一例)が管理されている場合には、端末10へ、端末10dbから送られてくる画像データに基づく画像、及び音データに基づく音の出力を開始させるための制御情報を送信しない。

0114

これにより、複数の端末10が同じ端末10へ通話の開始要求を送信するときに、後に開始要求を送信した端末10側へ通話の開始を待機させることが可能となる。

0115

待機情報管理DB5012(待機情報管理手段の一例)は、通話の開始を待機している開始要求元側の端末10の通信IDを管理する。送受信部51は、終了メッセージを受信した場合に、待機情報管理DB5012において管理されている通信IDによって識別される端末10へ、端末10dbから送られてくるコンテンツデータに基づくコンテンツの出力を開始させるための制御情報を送信する。これにより、端末10db側では、終了メッセージを送信するだけで、通話相手を自動的に切り換えることができるので、操作の負荷が軽減される。

0116

<<実施形態の補足>> 上記各実施の形態における管理システム50は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。

0117

また、上記通信システム1の端末用プログラム、中継装置用プログラム、及び通信管理用プログラムが記憶された記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD204、及びこのHD204を備えたプログラム提供システム90は、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ、上記端末用プログラム、中継装置用プログラム、及び通信管理用プログラムがユーザ等に提供される場合に用いられる。

0118

通信システム1において、「テレビ会議」は、「ビデオ会議」と置き換え可能な用語として用いられている。

0119

また、上記通信システム1では、通信システム1の一例として、テレビ会議システムの場合について説明したが、これに限るものではない。通信システム1は、例えば、音会議システム、又はPC(Personal Computer)画面共有システムであっても良い。また、通信システム1は、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話携帯電話の通信システムであってもよい。この場合、例えば、端末10は携帯電話端末などの電話機に相当する。

0120

なお、各端末10は、複数の事業所間での通話や、同じ事業所内の異なる部屋間での通話だけでなく、同じ部屋内での通話や、屋外と屋内又は屋外と屋外での通話で使われてもよい。各端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話通信網等の無線による通信が行われる。また、上記実施形態では、通信システム1によってテレビ会議をする場合について説明したが、これに限るものではなく、打ち合わせ家族間友人間等の一般的な会話に使用されても構わない。

0121

国際特許出願は、2015年1月15日に出願した日本国特許出願第2015−006001号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2015−006001号の全内容を本願に援用する。

0122

10端末11送受信部12操作入力受付部13出力制御部19 記憶・読出部30中継装置50 管理システム51 送受信部52 認証部53管理部58セッション制御部59 記憶・読出部1000 記憶部5000 記憶部5001認証管理DB5002端末管理DB5012待機情報管理DB

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