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技術 イオン発生装置

出願人 シャープ株式会社
発明者 高笠原稔久片岡康孝山本明
出願日 2015年9月3日 (3年11ヶ月経過) 出願番号 2016-556416
公開日 2017年4月27日 (2年3ヶ月経過) 公開番号 WO2016-067743
状態 特許登録済
技術分野 スパークプラグ 換気1
主要キーワード 保護アーム プラズマクラスタ 部品配置図 空気吸入側 静電気抑制効果 プラズマクラスターイオン イオン発生ユニット 森林浴
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題・解決手段

コンパクトイオン発生装置を提供する。回転軸方向に沿った第1方向から吸引した空気を径方向外側に送風するファン(33)を回転させるモータ(31)を中心にして、制御基板(30)とイオン発生部(41)とを重なりを避けて同心円状に配置する。また、ファン(33)から送風された空気を径方向に導風する第1風路部(52)と、第1風路部(52)に導風された空気の流れ方向を径方向よりも第1方向側に変化させる第2風路部(53)とを有するファンカバー(50)を備え、イオン発生部(41)を第1風路部(52)の壁面の一部を形成するように配置する。

概要

背景

従来、森林浴効果を得るためにマイナスイオンを放出させるマイナスイオン発生装置や、除菌脱臭効果を得るためにマイナスイオンとプラスイオンとを放出させるプラズマクラスター(登録商標イオン発生装置などの各種のイオン発生装置が知られている。

例えば、特許文献1には、マイナスイオン発生装置を備えた照明装置が開示されている。

概要

コンパクトなイオン発生装置を提供する。回転軸方向に沿った第1方向から吸引した空気を径方向外側に送風するファン(33)を回転させるモータ(31)を中心にして、制御基板(30)とイオン発生部(41)とを重なりを避けて同心円状に配置する。また、ファン(33)から送風された空気を径方向に導風する第1風路部(52)と、第1風路部(52)に導風された空気の流れ方向を径方向よりも第1方向側に変化させる第2風路部(53)とを有するファンカバー(50)を備え、イオン発生部(41)を第1風路部(52)の壁面の一部を形成するように配置する。

目的

本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、厚さが薄いコンパクトなイオン発生装置を提供する

効果

実績

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牽制数
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請求項1

吸引した空気を送風するファンと、上記ファンによって送風される空気中にイオンを発生させるイオン発生部と、上記ファンを回転させるモータと、を備えたイオン発生装置であって、少なくとも上記ファンを回転させるモータと、上記イオン発生部と、を制御する制御基板を備え、上記モータを中心として、上記制御基板と、上記イオン発生部と、を上記ファンの径方向に重なりを避けて同心円状に配置していることを特徴とするイオン発生装置。

請求項2

上記ファンの回転軸方向に沿った第1方向から吸引した空気を径方向外側に導風する第1風路部と、上記第1風路部に導風された空気の流れ方向を上記第1方向側に変化させる第2風路部と、を有するファンカバーを備え、上記イオン発生部は、上記第1風路部における上記第1方向の反対側である第2方向側の面の一部を形成していることを特徴とする請求項1に記載のイオン発生装置。

請求項3

複数の上記イオン発生部が一体化されたイオン発生ユニットを備え、上記イオン発生ユニットは上記ファンカバーに対して上記イオン発生部が一体化された状態で着脱可能であることを特徴とする請求項2に記載のイオン発生装置。

請求項4

上記ファンカバーを収容する筐体部を備え、上記ファンカバーは上記筐体部に対して着脱可能であり、上記ファンカバーは上記イオン発生ユニットが装着された状態で上記筐体部に対して着脱されることを特徴とする請求項3に記載のイオン発生装置。

請求項5

上記ファンカバーは、上記第1方向側に上記ファンに対して対向する位置に外気取り入れるための吸込口を有しており、上記ファンカバーの上記第1方向側に取り付けられた、上記吸込口に対応する形状の開口部を有する下部カバーと、上記開口部を覆うように配置されるフィルターと、上記下部カバーの上記第1方向側の位置に、底板部とを備え、上記底板部は、上記下部カバーとの間に外気を取り入れるための隙間が形成された状態で取り付けられ、上記底板部は、上記フィルターよりも外径が大きく、上記下部カバー、上記フィルター、および上記底板部が上記ファンカバーに対して一体的に着脱可能であることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のイオン発生装置。

請求項6

上記ファンよりも上方の上記第2方向側の位置に、当該イオン発生装置を配線ダクトに接続するためのダクトプラグを備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のイオン発生装置。

技術分野

0001

本発明は、大気中で放電してイオンを発生させ室内に拡散させるイオン発生装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、森林浴効果を得るためにマイナスイオンを放出させるマイナスイオン発生装置や、除菌脱臭効果を得るためにマイナスイオンとプラスイオンとを放出させるプラズマクラスター(登録商標)イオン発生装置などの各種のイオン発生装置が知られている。

0003

例えば、特許文献1には、マイナスイオン発生装置を備えた照明装置が開示されている。

先行技術

0004

日本国公開特許公報「特開2004−22195号公報(2004年1月22日公開)」

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記特許文献1の技術では、軸流ファンを用いるとともに、軸流ファンに対して軸方向に対向する位置にマイナスイオン発生装置を設けているので、軸方向についての装置サイズが大きくなるという問題がある。このため、例えば天井等に設置する場合に、天井面に垂直な方向のサイズが大きくなって周囲の人に圧迫感を与えたり、空間の利用効率が低下したりしてしまう。

0006

本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、厚さが薄いコンパクトなイオン発生装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の一態様にかかるイオン発生装置は、回転軸方向に沿った第1方向から吸引した空気を径方向外側に送風するファンと、上記ファンを回転させるモータと、上記ファンによって送風される空気中にイオンを発生させるイオン発生部とを備えたイオン発生装置であって、上記第1方向から見ると、上記モータ、上記イオン発生部、および、少なくとも上記ファンを駆動するモータと上記イオン発生部を制御する制御基板とを、上記モータの回転軸を中心にして同心円状に重なりを避けて配置されることを特徴としている。

0008

また、本発明の一態様にかかるイオン発生装置は、上記ファンから送風された空気を径方向に導風する第1風路部と、上記第1風路部に導風された空気の流れ方向を上記第1方向側に変化させる第2風路部と、を有するファンカバーを備え、上記イオン発生部は、上記第1風路部における上記第1方向の反対側である第2方向側の面の一部を形成していることを特徴としている。

0009

また、本発明の一態様にかかるイオン発生装置は、複数のイオン発生部を備えてイオン発生ユニットを構成し、上記ファンカバーに対して上記イオン発生ユニットが一体で着脱可能であることを特徴としている。

0010

また、本発明の一態様にかかるイオン発生装置は、上記ファンカバーを収容する筐体部を備え、上記ファンカバーは上記筐体部に対して着脱可能であり、上記ファンカバーは上記イオン発生ユニットが装着された状態で上記筐体部に対して着脱可能であることを特徴としている。

0011

また、本発明の一態様にかかるイオン発生装置は、上記ファンカバーの上記第1方向側に、上記ファンに対して対向する位置に外気取り入れるための吸込口を有しており、上記ファンカバーの上記第1方向側に取り付けられた上記吸込口に対応する形状の開口部を有する下部カバーと、上記開口部を覆うように配置されるフィルターと、上記下部カバーの上記第1方向側の位置に、底板部とを備え、上記下部カバー、上記フィルター、および上記底板部が上記ファンカバーに対して一体的に着脱可能であることを特徴としている。

0012

また、本発明の一態様にかかるイオン発生装置は、上記ファンよりも上方の上記第2方向側の位置に、当該イオン発生装置を配線ダクトに接続するためのダクトプラグを備えていることを特徴としている。

発明の効果

0013

上記の構成によれば、ファンを駆動するモータの回転軸を中心として制御基板とイオン発生部が重なりを避けて同心円状に配置されるので、イオン発生装置の厚さを薄くすることができ、イオン発生装置をコンパクト化することができる。

0014

また、上記の構成によれば、最も重量があるモータを中心として制御基板とイオン発生部が同心円状に配置されるので、イオン発生装置の前後方向および左右方向の重量バランスが取り易くなる。

0015

また、上記の構成によれば、最も重量があるモータを吊り下げ部であるダクトプラグに接近して配置することが出来て、イオン発生装置が吊り下げられた状態で左右に振動した場合にも、ダクトプラグに大きなトルクが掛かりにくくなり振動に強い構造となる。

0016

また、上記の構成によれば、イオン発生部は、ファンを取り囲むファンカバーにおいて、ファンから送風された空気を当該ファンの径方向に導風する第1風路部における、ファンの空気吸入側(第1方向側)とは反対側の面の一部を形成している。これにより、ファンに対して軸方向に対向する位置にイオン発生装置を設ける場合に比べて、風路を短く設定することが出来てイオン発生装置をコンパクト化することができる。

0017

また、上記の構成によれば、ファンカバーに対して、イオン発生部をイオン発生ユニットとして一体で取り外すことが出来、イオン発生部の清掃交換などのメンテナンス性が向上する。

0018

また、上記の構成によれば、ファンカバーを覆う筐体部を備え、上記イオン発生ユニットと一体でファンカバーを上記筐体部から取り外すことが出来て清掃などのメンテナンス性が向上する。

0019

また、上記の構成によれば、上記ファンカバーの吸込口に対応する下部カバー、フィルター、および底板部が上記ファンカバーに対して一体的に着脱可能でありメンテナンス性が向上する。

図面の簡単な説明

0020

本発明の実施形態1にかかるイオン発生装置の外観を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は斜視図である。
図1に示したイオン発生装置の内部構造を示す断面図である。
図1に示したイオン発生装置の分解斜視図である。
図1に示したイオン発生装置を第1方向から見た内部部品配置を示す図である。
(a)は図1に示したイオン発生装置が接続される配線ダクトの構成を示す説明図であり、(b)は(a)の配線ダクトに図1に示したイオン発生装置を接続した状態を示す説明図である。
図1に示したイオン発生装置の一部を示す説明図である。
(a)は図1に示したイオン発生装置におけるファンから吐出される空気の風路とイオン発生部との関係を示す説明図であり、(b)および(c)はその変形例を示す説明図である。
本発明の実施形態2にかかるイオン発生装置の断面図である。
(a)は本発明の実施形態3にかかるイオン発生装置に備えられる底板部の構成を示す説明図であり、(b)および(c)はその変形例を示す説明図である。
本発明の実施形態4にかかるイオン発生装置におけるファンカバーと下部カバーとの当接部の構成を示す説明図である。
本発明の実施形態5にかかるイオン発生装置を配線ダクトに取り付けた状態を示す説明図である。
図1に示したイオン発生装置に備えられるイオン発生部の構成を示す斜視図である。

実施例

0021

〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について図に基づいて説明する。

0022

図1は、本実施形態にかかるイオン発生装置1の外観を示す図であり、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は斜視図である。また、図2はイオン発生装置1の断面図であり、図3はイオン発生装置1の分解斜視図である。図4はイオン発生装置1の内部を第1方向から見た部品配置図で、ファンを取り外した状態で部品の配置を示す図である。

0023

これら各図に示すように、イオン発生装置1は、上部カバー(筐体部)10、ダクトプラグ20、制御基板30、モータ(ファン駆動部)31、基板収容部32、ファン(遠心ファン)33、PCIユニット(イオン発生ユニット)40、イオン発生部41、ファンカバー50、フィルター60、下部カバー70、および底板部80を備えている。

0024

上部カバー10は、イオン発生装置1の上面および側面の外殻を構成する部材であり、略円板状の第1天面部10aと、第1天面部10aの周端部から下方に延伸する円環状の第1周面部10bと、第1周面部10bの下端から略水平方向に延伸する円環状の第2天面部10cと、第2天面部10cの周端部から下方に延伸する円環状の第2周面部10dとを備えている。第1天面部10a、第1周面部10b、第2天面部10c、および第2周面部10dは板状の部材からなり、これら各部に囲まれる空間は空洞になっている。なお、上部カバー10の各部の材質は特に限定されるものではなく、例えば、樹脂であってもよく、金属であってもよい。

0025

ダクトプラグ20は、上部カバー10における第1天面部10aに、当該第1天面部10aの中心部から上方へ突出するように取り付けられている。また、ダクトプラグ20の先端には、図2に示すように、上方へ突出した突出部20aと、突出部20aの一部から水平方向へ突出した円板状の係合部20bとが設けられている。

0026

図5の(a)は、天井に取り付けられる配線ダクト110の概略構成を示す説明図である。この図に示すように、配線ダクト110は、所定方向に延伸する形状を有しており、ダクトプラグ20の突出部20aおよび係合部20bに応じた形状の溝部110aおよび110bを備えている。これにより、配線ダクト110の溝部110a,110bにダクトプラグ20の突出部20a,係合部20bが挿入され、図5の(b)に示すように、イオン発生装置1が配線ダクト110に吊り下げられて支持された状態で配線ダクト110の延伸方向に沿って移動可能に支持される。

0027

また、配線ダクト110およびダクトプラグ20には、電気接点(図示せず)が設けられており、ダクトプラグ20が配線ダクト110に挿入されたときに両者の電気接点が接触し、外部電源(例えば商用電源等)から配線ダクト110を介してイオン発生装置1に電力が供給されるようになっている。配線ダクト110およびダクトプラグ20は、いずれも一般に使用されるものであるので詳細な説明は省く。

0028

基板収容部32は、中空の略円盤状の形状からなり、上部カバー10における第1天面部10aおよび第1周面部10bに囲まれた空間に収容され、上部カバー10に固定される。

0029

基板収容部32の内部には、イオン発生装置1の各部の動作を制御する制御部(図示せず)を有する制御基板30とモータ31とが収容されている。

0030

モータ31は、制御基板30の中心部に設けられた貫通孔に配置されており、下方に突出するモータ軸31aを備えている。また、モータ軸31aには、ファン33が取り付けられている。これにより、モータ31が上記制御部の指示に応じてモータ軸31aを回転させることで、ファン33がモータ軸31aを回転軸として回転する。

0031

ファン33はターボファン(遠心ファン)であり、下方(回転軸方向に沿った第1方向)から吸引した空気を径方向外側に送風する。ファン33は遠心ファンに限らず、下方から吸引した空気を径方向に送出できるファンであればよい。

0032

PCIユニット40は、略ドーナツ型円筒形状を有しており、基板収容部32の外周面と上部カバー10における第1周面部10bの内周面との間の空間に配置される。また、PCIユニット40には、複数(本実施形態では4個)のイオン発生部41が周方向に沿って等間隔に設けられている。

0033

図12は、イオン発生部41の構成を示す斜視図である。この図に示すように、イオン発生部41は、電極部放電電極、放電部)41aと、保護アーム41bと、本体部41cとを備えており、電極部41aおよび保護アーム41bがPCIユニット40の下端面から突出するように設けられている。電極部41aは針状の先端を有する突起であって、電極部41aに高電圧印可することによって先端部からイオンが発生する。

0034

PCIユニット40は、その内径がファン33の直径よりも大きく設定されている。ファン33は吸い込んだ空気を径方向外側に押し出すので、イオン発生部41の電極部41aは、ファン33の外周部よりも風下に配置される。このようにすることで、ファン33を取り外さずにPCIユニット40を取り外すことが出来、イオン発生部41の清掃などのメンテナンス性の向上を図っている。また、イオン発生部41の電極部41a がファン33よりも風下にあることで、電極部41a で発生したイオンが気流に乗って送出される。

0035

PCIユニット40は、イオン発生部41を支持して収納するものであり、イオン発生部41の清掃や交換を助ける構造体であるが、必ずしも必要ではなくイオン発生部41を直接ファンカバー50に取り付ける構造であってもよい。

0036

イオン発生部41は、放電によりプラズマクラスター(登録商標)イオンと称するプラスイオンH+(H2O)m(mは任意の自然数)およびマイナスイオンO2−(H2O)n(nは任意の自然数)を空気中に放出する。プラズマクラスターイオンは、除菌効果、脱臭効果、ウイルス作用抑制効果、および静電気抑制効果を有していることが知られている。なお、イオン発生部41は、空気中にプラズマクラスターイオン、あるいはマイナスイオンを放出することができるものであれば特に限定されるものではなく、従来から公知の構成を用いることができる。

0037

また、イオン発生部41に替えて、帯電した微細水滴を発生させる静電霧化装置を使用することも可能である。

0038

ファンカバー50は、略円盤形状中空部材であり、内部にファン33を収容してファン33を保護するとともに、ファン33によって送風される空気を径方向外側へ導き、イオン発生装置1の径方向の端部近傍から下方へ吐出させる。

0039

ファンカバー50は、外径が上部カバー10における第1周面部10bの内径と略同程度である円環状の上面部50aと、上面部50aの周端部から下方(第1方向)側に傾斜した側面部50bと、上面部50aに対して所定の間隔を隔てて対向した底面部50cとを備えている。また、側面部50bの下端部における外径は上部カバー10の第2周面部10dの内径と略同程度であり、ファンカバー50は第2周面部10dに囲まれた空間に収容される。

0040

ファンカバー50の上面部50aおよび底面部50cは、ファン33を挟んでファン33の径方向と略平行に対向配置され、ファン33が送出する空気の圧力を高める圧力容器として機能する。ファンカバー50の上面部50aには、イオン発生部41の電極部41aおよび保護アーム40bをファンカバー50の内部に露出させるための開口部52aが設けられ、この開口部52aはイオン発生部41の本体部41cによってファンカバー50の上面部50aの内表面と面一になるように埋められる。

0041

また、ファンカバー50の上面部50aの一部には、PCIユニット40を装着するための複数の係合部(図示せず)が設けられており、PCIユニット40における上記各係合部に対応する位置には、それら各係合部と係合する被係合部(図示せず)が設けられている。これにより、PCIユニット40はファンカバー50の上面部50aに着脱可能に装着されて一体化され、イオン発生部41が上面部50aの一部を構成するようになっている。

0042

また、上部カバー10の一部には、ファンカバー50を装着するための複数の装着部(図示せず)が設けられており、ファンカバー50における上記各装着部に対応する位置にはそれら各装着部に装着される被装着部(図示せず)が設けられている。これにより、図6に示すように、一体化されたPCIユニット40およびファンカバー50が上部カバー10の内側に装着される。また、PCIユニット40およびファンカバー50を上部カバー10から取り外すときにも、PCIユニット40とファンカバー50とが一体化された状態で上部カバー10から取り外される。

0043

なお、上記係合部および上記被係合部の構成は、PCIユニット40をファンカバー50に装着することができる構成であればよく、例えば、爪状の部材を引掛ける構成、オス部とメス部とを嵌め合わせる構成、ネジで止める構成など、従来から公知の構成を用いることができる。同様に、上記装着部および上記被装着部の構成は、一体化されたPCIユニット40とファンカバー50とを上部カバー10に装着することができる構成であればよい。

0044

また、ファンカバー50の底面部50cの中央部には外気をファンカバー50内に導入するための吸込口51が設けられており、ファンカバー50の底面部50cと側面部50bとの間には周方向に沿って等間隔に設けられた複数(本実施形態では4つ)の吐出口54(開口部)が設けられている。なお、吸込口51には、図6に示したように、多数の開口部を有する格子構造網目構造)が形成されている。

0045

本実施形態では、イオン発生部41の数は吐出口54の数と同じにしてあり、各イオン発生部41は吸込口51の中心と吐出口54とを接続する仮想直線上に配置されるようにPCIユニット40に嵌め込まれてファンカバー50の上面部50aに設置され、イオン発生部41で発生したイオンが周囲の部材に付着してイオン量が減少することを抑制する構造になっている。

0046

これにより、ファン33から吐出される空気は、ファンカバー50の上面部50aと底面部50cとの間の第1風路部52によってファン33の径方向外側へ導風される。また、第1風路部52を通った空気は側面部50bと底面部50cとの間の第2風路部53によって流れ方向が下方(第1方向側)に変換されて吐出口54から送出される。なお、側面部50bは、空気の流れ方向を下方かつ各吐出口54の方向へ導風するように、ファン33の周方向に沿って捩れながらファン33の径方向に対して下方に傾斜した形状になっている。

0047

図7の(a)は、ファン33から吐出される空気の風路を示す説明図である。図中白抜き矢印が空気の流れを示す。この図に示すように、ファンカバー50の上面部50aと底面部50cとの間にファン33から送風された空気を径方向外側に導風する第1風路部52が形成される。側面部50bと底面部50cとの間に第1風路部52で導風された空気の流れ方向をファン33の径方向よりも下方(第1方向)側に変化させる第2風路部53が形成される。第2風路部53で流れ方向が下方に向かう方向に変化した空気が側面部50bの下端と底面部50cとの間の吐出口54を介してイオン発生装置1の下方に吐出される。また、上面部50aにはPCIユニット40が装着されており、PCIユニット40に備えられるイオン発生部41が上面部50aの一部を構成するとともに、第1風路部52の一部を構成している。

0048

本実施形態では、イオン発生部41をファンカバー50の上面部50aに設けたので、ファン33を機能させるために必要な最小限の領域を確保すればよく、従来のように吐出口54とファン部分とを接続するための長い送風路を設ける必要がなくなる。

0049

また、本実施形態では、図7の(a)に示したように、イオン発生部41は、先端がった針状の電極部41aを備えており、電極部41aの先端が下方、つまり、ファン33の回転軸方向に略平行な方向を向くように配置されている。また、電極部41aの先端が上面部50aから第1風路部52内に突出するように配置されている。これにより、ファン33から吐出される気流にイオンを混合して送出することができる。

0050

本実施形態のようにファン33の外周部近傍にイオン発生部41を設けると、イオン発生部41の電極部41aには、ファン33から吐出口54に向かって送出される気流のほかに、ファン33の周縁部に付着するようにファン33の回転方向に沿って流れる気流がファン33の回転方向に当たる。このために、電極部41aで発生したイオンが大量に搬送され、吐出口54から送出されるイオン量も増加する。

0051

なお、図7の(a)に示した構成では、イオン発生部41を上面部50aにおける内径側(基板収容部32の近傍)の位置に配置しているが、これに限るものではなく、例えば、図7の(b)に示すように上面部50aにおける外径側(側面部50bの近傍)の位置に配置してもよく、上面部50aにおける径方向の中央部に配置してもよい。また、図7の(a)に示した構成では、電極部41aの先端が上面部50aから第1風路部52内に突出するように配置されているが、これに限らず、図7の(c)に示すように電極部41aの先端がイオン発生部41内の上面部50aよりも上方の位置に配置されていてもよい。また、イオン発生部41の構成は、先端が尖った電極部41aを備えた構成に限るものではなく、プラズマクラスターイオンあるいはマイナスイオンを放出できる構成であればよい。

0052

下部カバー70は、略円環状の部材であり、上面側から下面側へ窪んだ周縁部73と、周縁部73の内径側に配置されて下面側から上面側に窪んだ略円形の凹部71と、凹部71の中心に設けられた開口部72とを有している。開口部72は、ファンカバー50の吸込口51に応じた形状で吸込口51と連通する位置に設けられている。

0053

底板部80は、外径が下部カバー70の凹部71の外径よりもわずかに小さく、開口部72およびフィルター60の外径よりも大きい略円板状の部材であり、凹部71の周端部を規定する側壁部71aおよび凹部71の底面71bとの間に所定の隙間を隔てた状態で下部カバー70に装着される。装着方法は特に限定されるものではなく、例えば、爪部を引掛ける構成であってもよく、オス部とメス部とを嵌め合わせる構成であってもよく、ネジ止め等であってもよい。

0054

また、下部カバー70は、開口部72を覆うようにフィルター60が取り付けられた状態でファンカバー50に装着される。装着方法は特に限定されるものではなく、例えば、爪部を引掛ける構成であってもよく、オス部とメス部とを嵌め合わせる構成であってもよく、ネジ止めであってもよい。

0055

これにより、ファン33が回転すると、ファン33の吸引力によって底板部80と下部カバー70との間の隙間から空気が吸引され、吸引された空気は下部カバー70の開口部72、フィルター60、およびファンカバー50の吸込口51を通ってファン33に吸い込まれる。気流の流れを図2において黒矢印で示した。また、ファン33に吸い込まれた空気はファン33から径方向外側に吐出され、第1風路部52および第2風路部53を通って吐出口54から下方へ吐出される。この際、ファン33と吐出口54との間に配置された第1風路部52にイオン発生部41が設けられているので、吐出口54からはイオン発生部41によって生成されたイオンを含む空気が吐出される。

0056

また、底板部80には通常設けられる空気吸い込み用の開口部が無いため、フィルター60の下面に溜まった埃が重さや振動で剥がれ落ちた場合でも、室内に直接落下することを防止できる。さらに、底板部80の周縁部から吸い込まれた気流は底板部80の中心方向へ向かっているため、フィルター60から剥がれ落ちた埃が底板部80の周縁部から室内へ落下することも防止できる。

0057

以上のように、本実施形態にかかるイオン発生装置1は、ファン33から送風される空気をファン33の径方向外側に導風する第1風路部52と、第1風路部52に導風された空気の流れ方向を上記径方向よりも下方側に変化させる第2風路部53とを有するファンカバー50を備えており、イオン発生部41が第1風路部52の上面側、即ちファンカバー50の上面部50aの一部を構成するように配置されている。

0058

これにより、ファンに対して軸方向に対向する位置にイオン発生部を設ける場合に比べて、イオン発生装置のファンの軸方向についての厚さを薄くして小型化を図ることができる。また、イオン発生部41を有するPCIユニット40自体が風路の一部を構成するので、風路設計を効率よく行うことができ、損失の少ない風路を設計することができる。また、風路を構成する部材とPCIユニット40とを別々に形成する場合に比べて部品点数を低減することができる。

0059

また、本実施形態では、複数のイオン発生部41がPCIユニット40に一体化して形成されている。これにより、清掃やメンテナンス等のためにイオン発生部41をイオン発生装置1から取り外す際、一体化された状態のPCIユニット40を取り外せばよいので、各イオン発生部41を1つずつ個別に取り外す必要がなく、各イオン発生部41をイオン発生装置1から安全かつ容易に取り外すことができる。

0060

また、本実施形態では、制御基板30、およびイオン発生部41を、ファン33の径方向に平行な方向に沿って配置している。これにより、イオン発生装置1におけるファンの回転軸方向についての厚さをさらに薄くすることができ、イオン発生装置1をよりコンパクト化することができる。

0061

本実施形態のイオン発生装置1における、制御基板30、モータ31、PCIユニット40、イオン発生部41の位置関係図4に示す。内部構造が分かるようにイオン発生装置1の第1の方向から見た図である。図は、ファン33、フィルター60、下部カバー70、底板部80が取り外された状態であり、さらに基板収容部32は透明になっている。なお、制御基板30とイオン発生部41との配置は、ファン33の径方向で入れ替えてもよい。

0062

また、本実施形態では、イオン発生部41を有するPCIユニット40をファンカバー50と一体化させた状態で、ファンカバー50およびPCIユニット40を上部カバー10に対して一括して着脱するようになっている。これにより、清掃やメンテナンス等の際に、PCIユニット40およびファンカバー50をイオン発生装置1から安全かつ容易に取り外すことができる。

0063

また、本実施形態では、下部カバー70、フィルター60、および底板部80がファンカバー50に対して一体的に着脱可能になっており、底板部80の外径がフィルター60の外径よりも大きくなっている。これにより、下部カバー70、フィルター60、および底板部80をファンカバー50から取り外す時にフィルター60に付着した埃等が周囲に落ちることを抑制できる。

0064

〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1と同じ機能を有する部材については同じ符号を付し、その説明を省略する。

0065

図8は、本実施形態にかかるイオン発生装置1の断面図である。この図に示すように、本実施形態にかかるイオン発生装置1は、実施形態1のイオン発生装置1の構成に加えて、イオン発生装置1の下方の領域に向けて照明光出射する照明部材90を備えている。照明部材90は発光機能を有するものであればよく、例えば、電球LED、有機EL、蛍光灯などを用いることができる。

0066

なお、本実施形態では、下部カバー70および底板部80として光透過性を有する材料を用い、イオン発生装置1を下方から見たときに下部カバー70または底板部80の裏面になる位置に複数の照明部材90を配置している。ただし、照明部材90の配置個数や配置位置は特に限定されるものではない。例えば、照明部材90がイオン発生装置1の外部に露出していてもよい。

0067

これにより、イオン発生装置1にイオン放出機能と照明機能とを兼ねさせることができる。

0068

〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した実施形態と同じ機能を有する部材については同じ符号を付し、その説明を省略する。

0069

図9の(a)は本実施形態にかかるイオン発生装置1に備えられる底板部80の断面図である。実施形態1では略円板形状の底板部80を用いていたのに対して、本実施形態では周縁部81が上方に屈曲した形状の底板部80を用いる。これにより、フィルター60に付着した埃等が周囲に落ちることを効果的に抑制することができる。

0070

なお、底板部80における周縁部81の屈曲角度は特に限定されるものではなく、図9の(a)のように略垂直な方向に屈曲させてもよく、(b)のように水平方向および垂直方向に対して傾斜した方向に屈曲させてもよい。また、周縁部81を屈曲させる構成に限らず、例えば図9の(c)に示すように、底板部80の周縁部81を上方に湾曲させてもよい。

0071

〔実施形態4〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した実施形態と同じ機能を有する部材については同じ符号を付し、その説明を省略する。

0072

図10の(a)〜(c)は、本実施形態にかかるイオン発生装置1におけるファンカバー50と下部カバー70との当接部分の構成を示す説明図である。図10に示すように、下部カバー70にはファンカバー50に取り付けられたときに鉛直方向に平行に配置される被ガイド面74が設けられており、ファンカバー50における被ガイド面74に対応する位置には、下部カバー70をファンカバー50に対して着脱する際に下部カバー70の移動方向を鉛直方向に沿った方向に規制するガイド部材50dが設けられている。

0073

これにより、下部カバー70、フィルター60、および底板部80をファンカバー50に対して一体的に着脱する際に、ユーザが意図しなくても下部カバー70、フィルター60、および底板部80を鉛直方向に沿って真っ直ぐに移動させることができるため、フィルター60に付着した埃等が周囲に落ちることを効果的に抑制することができる。

0074

なお、図10では、被ガイド面74を下部カバー70の外縁部近傍に設けているが、被ガイド面74の設置位置はこれに限るものではなく、下部カバー70の移動方向を規制できる位置であればよい。

0075

〔実施形態5〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した実施形態と同じ機能を有する部材については同じ符号を付し、その説明を省略する。

0076

図11は、本実施形態にかかるイオン発生装置1を配線ダクト110に接続した状態を示す説明図である。この図に示すように、本実施形態にかかるイオン発生装置1は、ダクトプラグ20に加えて、接続部21aを介して上部カバー10に取り付けられた2つのダミーダクトプラグ21を備えており、ダクトプラグ20およびダミーダクトプラグ21の合計3か所で配線ダクト110に取り付けられている。

0077

ダミーダクトプラグ21における配線ダクト110との接続部の形状は、ダクトプラグ20と同様、配線ダクト110の溝部110a,110bに応じた形状になっている。これにより、ダクトプラグ20のみで配線ダクト110に接続する場合と同様、イオン発生装置1を配線ダクト110の延伸方向に沿って移動させることができる。ただし、配線ダクト110を介したイオン発生装置1と外部電源との電気的接続はダクトプラグ20によって行われ、ダミーダクトプラグ21は配線ダクト110との電気的接続には寄与しない。

0078

これにより、イオン発生装置1を複数箇所で配線ダクト110に接続することができるので、1つのダクトプラグ20のみでイオン発生装置1を配線ダクト110に接続する場合よりも、イオン発生装置1を配線ダクト110に安定して支持させることができる。したがって、イオン発生装置1の横揺れ等に対する耐久性を向上させ、より確実な落下防止を図ることができる。

0079

また、ダミーダクトプラグ21はダクトプラグ20の電気接点を省略したものであるため、ダミーダクトプラグ21をダクトプラグ20と略同形状にすることができるので、ダミーダクトプラグ21を設けることによる外観上の違和感を低減できる。

0080

また、落下防止のためにイオン発生装置1を壁や天井などに螺子止めする等の対策を行う必要がないので、ユーザの利便性を低下させるたり、既存設備の外観を損なったりすることなく、落下防止を図ることができる。

0081

なお、接続部21aの材質や形状は特に限定されるものではなく、例えば、樹脂や金属等の部材であってもよく、あるいはワイヤー状の部材であってもよい。また、接続部21aは上部カバー10に対して固定されていてもよく、上部カバー10に対して着脱可能であってもよい。また、また、ダミーダクトプラグ21は接続部21aに対して固定されていてもよく、着脱可能であってもよい。

0082

また、本実施形態では、ダミーダクトプラグ21を2つ備えた構成について説明したが、ダミーダクトプラグ21の設置個数は特に限定されるものではない。

0083

〔まとめ〕
本発明の態様1にかかるイオン発生装置1は、回転軸方向に沿った第1方向から吸引した空気を径方向外側に送風するファン33と、ファン33によって送風される空気中にイオンを発生させるイオン発生部41とを備えたイオン発生装置1であって、上記第1方向側から内部構造を見るとファン33を回転駆動するモータ31を中心として、制御基板30とイオン発生部41とを同心円状に重なりを避けて配置していることを特徴としている。

0084

上記の構成によれば、モータ31を中心として、制御基板30とイオン発生部41とを同心円状に重なりを避けて配置しているのでイオン発生装置の厚さを薄くすることができ、イオン発生装置をコンパクト化することができる。

0085

本発明の態様1にかかるイオン発生装置1は、回転軸方向に沿った第1方向から吸引した空気を径方向外側に送風するファン33と、ファン33によって送風される空気中にイオンを発生させるイオン発生部41とを備えたイオン発生装置1であって、ファン33から送風された空気を径方向に導風する第1風路部52と、第1風路部52に導風された空気の流れ方向を第1方向側に変化させる第2風路部53とを有するファンカバー50を備え、イオン発生部41は、第1風路部52における第1方向の反対側である第2方向側の面(上面部50a)の一部を形成していることを特徴としている。

0086

上記の構成によれば、イオン発生部41は、ファン33から送風された空気をファン33の径方向に導風する第1風路部52における空気吸入側(第1方向側)とは反対側の面である上面部50aの一部に配置されている。これにより、ファンに対して軸方向に対向する位置にイオン発生部を設ける場合に比べて、イオン発生装置の厚さを薄くすることができ、イオン発生装置をコンパクト化することができる。

0087

本発明の態様2にかかるイオン発生装置1は、上記態様1において、イオン発生部41はファン33の周方向に沿って所定間隔毎に複数配置されている構成である。

0088

上記の構成によれば、質量の大きいモータ31を中心にしてイオン発生部41をファン33の周方向に沿って所定間隔毎に配置することにより、イオン発生装置1から吐出される空気中にイオンを均一に発生させることができる。また、イオン発生部41を所定間隔毎に配置することにより、モータ31を中心に重量バランスが取り易くなり、イオン発生装置1の重心を安定させることができる。

0089

本発明の態様3にかかるイオン発生装置1は、上記態様2において、複数の上記イオン発生部41が一体化されたイオン発生ユニット40を備え、上記イオン発生ユニット40はファンカバー50に対して、イオン発生部41が一体化された状態で着脱可能である構成である。

0090

上記の構成によれば、清掃やメンテナンス等の際に、イオン発生部41が一体化された状態のイオン発生ユニット40をファンカバー50から安全かつ容易に取り外すことができる。

0091

本発明の態様4にかかるイオン発生装置1は、上記態様3において、上記ファンカバー50を収容する筐体部(上部カバー10)を備え、上記ファンカバー50は上記筐体部(上部カバー10)に対して着脱可能であり、上記ファンカバー50は上記イオン発生ユニット40が装着された状態で上記筐体部(上部カバー10)に対して着脱される構成である。

0092

上記の構成によれば、清掃やメンテナンス等の際に、イオン発生部41が一体化されたイオン発生ユニット40が装着されているファンカバー50を、筐体部(上部カバー10)から安全かつ容易に取り外すことができる。

0093

本発明の態様5にかかるイオン発生装置1は、上記態様1から4のいずれかにおいて、上記第1方向側に光を出射する照明部材90を備えている構成である。

0094

上記の構成によれば、イオン発生装置1に照明装置としての機能を兼ねさせることができる。

0095

本発明の態様6にかかるイオン発生装置1は、上記態様1から5のいずれかにおいて、ファン33およびイオン発生部41の動作を制御するための制御部を有する制御基板30と、ファン33を駆動するモータ31とを備え、制御基板30は、ファン33に対して上記第2方向側の位置に配置されており、モータ31は制御基板30の中心部に設けられた貫通孔に取り付けられており、イオン発生部41は、制御基板30に対してファン33の径方向に平行な方向の位置に配置されている構成である。

0096

なお、イオン発生部41は、先端が尖った針状の電極部41aを備えており、電極部41aの先端がファン33の回転軸方向に略平行な方向を向くように配置されていてもよい。

0097

上記の構成によれば、制御基板30、モータ31、およびイオン発生部41を、ファン33の径方向に平行な方向に沿って同心円状に重なりを避けて配置することができる。これにより、イオン発生装置1におけるファン33の軸方向についての厚さをさらに薄くすることができ、イオン発生装置1をよりコンパクト化することができる。

0098

また、上記の構成によれば、最も重量があるモータを中心として制御基板、イオン発生部が同心円状に配置されるので、イオン発生装置の前後方向および左右方向の重量バランスが採り易くなる。また、モータが吊り下げ部であるダクトプラグ20に接近して配置されることで、イオン発生装置が左右方向に振動した場合でもダクトプラグ20の係合部20bに掛かるトルクを小さく出来て、振動にも強い構造とすることが出来る。

0099

また、上記の構成において、PCIユニット40の内径をファン33の外形よりも大きくすることで、イオン発生部41の清掃や交換などの際に、ファン33を取り外すことなく、PCIユニット40を安全かつ容易に取り外すことが出来る。

0100

本発明の態様7にかかるイオン発生装置1は、上記態様1から6のいずれかにおいて、ファンカバー50は、ファン33に対して第1方向側に対向する位置に外気を取り入れるための吸込口51を有しており、ファンカバー50の第1方向側に取り付けられた、吸込口51に対応する形状の開口部72を有する下部カバー70と、開口部72を覆うように配置されるフィルター60と、下部カバー70の第1方向側の位置に、下部カバー70との間に外気を取り入れるための隙間が形成された状態で取り付けられる底板部80とを備え、底板部80は、フィルター60よりも外径が大きく、下部カバー70、フィルター60、および底板部80がファンカバー50に対して一体的に着脱可能である構成である。

0101

上記の構成によれば、下部カバー70、フィルター60、および底板部80をファンカバー50に対して一体的に着脱することができ、また、フィルター60よりも下方にフィルター60よりも外径が大きい底板部80が備えられているので、着脱時にフィルターに付着した埃等が周囲に落ちることを抑制できる。

0102

本発明の態様8にかかるイオン発生装置1は、上記態様7において、底板部80の周縁部81が第1方向側に湾曲または屈曲している構成である。

0103

上記の構成によれば、上記底板部80の周縁部81が上記第1方向側に湾曲または屈曲しているので、フィルター60に付着した埃等が周囲に落ちることをより効果的に抑制することができる。

0104

本発明の態様9にかかるイオン発生装置1は、上記態様7または8において、ファンカバー50または下部カバー70の少なくとも一方に、下部カバー70、フィルター60、および底板部80をファンカバー50に着脱する際の下部カバー70、フィルター60、および底板部80の移動方向を規定するガイド部材50dが設けられている構成である。

0105

上記の構成によれば、下部カバー70、フィルター60、および底板部80をファンカバー50に着脱する際のこれら各部材の移動方向をガイド部材50dによって規定することができ、フィルター60に付着した埃等が周囲に落ちることをより効果的に抑制できる。

0106

本発明の態様10にかかるイオン発生装置1は、上記態様1から9のいずれかにおいて、ファン33よりも第2方向側の位置に、当該イオン発生装置1を配線ダクト110に接続するためのダクトプラグ20を備えている構成である。

0107

上記の構成によれば、ダクトプラグ20を用いてイオン発生装置1を配線ダクト110に接続することができる。

0108

本発明の態様11にかかるイオン発生装置1は、上記態様10において、ダクトプラグ20は、配線ダクト110に対して通電可能に接続され、配線ダクト110を介して当該イオン発生装置1の駆動電力受電するものであり、配線ダクト110に対して非通電状態で接続されるダミーダクトプラグ21をさらに備えている構成である。

0109

上記の構成によれば、ダミーダクトプラグ21を用いることで配線ダクト110とイオン発生装置1との接続状態をダクトプラグ20のみで接続する場合よりも安定させることができる。

0110

上記の構成によれば、ダミーダクトプラグ21を用いることで配線ダクト110とイオン発生装置1との係合状態をダクトプラグ20のみで接続する場合よりも吊下げ力を向上させることができる。これにより、イオン発生装置1が地震などで振動させられた場合でも、落下の危険性を低下することが出来る。

0111

本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することもできる。

0112

本発明は、イオン発生装置に適用することができる。

0113

1イオン発生装置
10 上部カバー(筐体部)
20ダクトプラグ
21ダミーダクトプラグ
30制御基板
31モータ(ファン駆動部)
32基板収容部
33ファン(遠心ファン)
40PCIユニット(イオン発生ユニット)
41イオン発生部
50ファンカバー
50a 上面部
50b 側面部
50c 底面部
50dガイド部材
51吸込口
52 第1風路部
53 第2風路部
54吐出口
60フィルター
70 下部カバー
72 開口部
73周縁部
74被ガイド面
80底板部
81 周縁部
90照明部材
110 配線ダクト

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