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技術 端末装置、基地局装置、通信方法、および、集積回路

出願人 シャープ株式会社
発明者 横枕一成相羽立志鈴木翔一高橋宏樹今村公彦
出願日 2015年7月29日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2016-538384
公開日 2017年4月27日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 WO2016-017672
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 補償ファクタ 洗濯機器 キッチン機器 生活機器 発見信号 ゼロ出力 デバイスディスカバリ 発見手順
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年4月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題・解決手段

第1の情報の送信のための第1のリソースを設定し、第2の情報の送信のための第2のリソースを設定し、第1の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第3の情報の送信のための、第3のリソースを設定し、第2の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第4の情報の送信のための、第4のリソースを設定し、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信のそれぞれに対する送信電力は、前記上位層において設定される第3のパラメータであって、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信に対して共通の1つの前記第3のパラメータを用いることによって与えられる。

概要

背景

セルラ(cellular)移動通信無線アクセス方式(Evolved Universal Terrestrial Radio Access : EUTRA)および無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network: EUTRAN)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project: 3GPP)において検討されている。EUTRAおよびEUTRANをLTE(Long Term Evolution)とも称する。LTEでは、基地局装置をeNodeB(evolved NodeB)、端末装置をUE(User Equipment)とも称する。LTEは、基地局装置がカバーするエリアセル状に複数配置するセルラ通信システムである。単一の基地局装置は複数のセルを管理してもよい。

3GPPにおいて、ProSe(Proximity based Services)の検討が行われている。ProSeは、ProSe発見(discovery)とProSe通信(communication)とを含む。ProSe発見は、端末装置がEUTRAを用いて他の端末装置と近接している(in proximity)ことを特定するプロセスである。ProSe通信は、2つの端末装置間確立されたEUTRAN通信路(communication path)を用いる近接している該2つの端末間の通信である。例えば、該通信路は端末装置間において直接確立されてもよい。

ProSe発見およびProSe通信のそれぞれを、D2D(Device to Device)発見およびD2D通信とも称する。ProSe発見およびProSe通信を総称して、ProSeとも称する。D2D発見(デバイスディスカバリ)およびD2D通信(デバイスミュミケーション)を総称して、D2Dとも称する。ここで、通信路をリンク(link)とも称する。

非特許文献1において、リソースブロックサブセットがD2Dのためにリザーブされること、ネットワークがD2Dリソースのセットを設定すること、および、端末装置は該設定されたリソースにおいてD2D信号の送信を許可されることが記載されている。

概要

第1の情報の送信のための第1のリソースを設定し、第2の情報の送信のための第2のリソースを設定し、第1の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第3の情報の送信のための、第3のリソースを設定し、第2の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第4の情報の送信のための、第4のリソースを設定し、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信のそれぞれに対する送信電力は、前記上位層において設定される第3のパラメータであって、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信に対して共通の1つの前記第3のパラメータを用いることによって与えられる。

目的

本発明は、効率的にD2Dを行うことができる端末装置、該端末装置を制御する基地局装置、該端末装置に実装される集積回路、該基地局装置に用いられる基地局装置、該端末装置に用いられる通信方法、および、該基地局装置に用いられる通信方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

物理チャネルスケジューリングに対して用いられる第1の情報の送信のための第1のリソースを設定し、ここで、前記物理チャネルは、端末装置から他の端末装置への第2の情報を送信するために用いられ、前記第2の情報の送信のための第2のリソースを設定し、第1の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第3の情報の送信のための、第3のリソースを設定し、第2の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第4の情報の送信のための、第4のリソースを設定し、前記第1の情報の送信に対する送信電力は、上位層において設定される第1のパラメータを用いることによって与えられ、前記第2の情報の送信に対する送信電力は、前記上位層において設定される第2のパラメータを用いることによって与えられ、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信のそれぞれに対する送信電力は、前記上位層において設定される第3のパラメータであって、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信に対して共通の1つの前記第3のパラメータを用いることによって与えられる端末装置。

請求項2

前記第1の情報、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信は、前記他の端末装置によって受信される請求項1に記載の端末装置。

請求項3

前記第3のリソースは、前記上位層における第4のパラメータに基づき、前記第4のリソースは、前記上位層における第5のパラメータに基づく請求項1または請求項2に記載の端末装置。

請求項4

物理チャネルのスケジューリングに対して用いられる第1の情報の送信のための第1のリソースを設定し、ここで、前記物理チャネルは、端末装置から他の端末装置への第2の情報を送信するために用いられ、前記第2の情報の送信のための第2のリソースを設定し、第1の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第3の情報の送信のための、第3のリソースを設定し、第2の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第4の情報の送信のための、第4のリソースを設定し、前記第1の情報の送信に対する送信電力は、上位層において設定される第1のパラメータを用いることによって与えられ、前記第2の情報の送信に対する送信電力は、前記上位層において設定される第2のパラメータを用いることによって与えられ、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信のそれぞれに対する送信電力は、前記上位層において設定される第3のパラメータであって、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信に対して共通の1つの前記第3のパラメータを用いることによって与えられる端末装置の通信方法

請求項5

前記第1の情報、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信は、前記他の端末装置によって受信される請求項4に記載の端末装置の通信方法。

請求項6

前記第3のリソースは、前記上位層における第4のパラメータに基づき、前記第4のリソースは、前記上位層における第5のパラメータに基づく請求項4または請求項5に記載の端末装置の通信方法。

請求項7

物理チャネルのスケジューリングに対して用いられる第1の情報の送信のための第1のリソースを設定し、ここで、前記物理チャネルは、端末装置から他の端末装置への第2の情報を送信するために用いられ、前記第2の情報の送信のための第2のリソースを設定し、第1の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第3の情報の送信のための、第3のリソースを設定し、第2の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第4の情報の送信のための、第4のリソースを設定する、機能を端末装置へ発揮させ、前記第1の情報の送信に対する送信電力は、上位層において設定される第1のパラメータを用いることによって与えられ、前記第2の情報の送信に対する送信電力は、前記上位層において設定される第2のパラメータを用いることによって与えられ、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信のそれぞれに対する送信電力は、前記上位層において設定される第3のパラメータであって、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信に対して共通の1つの前記第3のパラメータを用いることによって与えられる端末装置に搭載される集積回路

請求項8

前記第1の情報、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信は、前記他の端末装置によって受信される請求項7に記載の端末装置に搭載される集積回路。

請求項9

前記第3のリソースは、前記上位層における第4のパラメータに基づき、前記第4のリソースは、前記上位層における第5のパラメータに基づく請求項7または請求項8に記載の端末装置に搭載される集積回路。

技術分野

0001

本発明は、端末装置基地局装置通信方法、および、集積回路に関する。
本願は、2014年7月29日に、日本に出願された特願2014−153640号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。

背景技術

0002

セルラ(cellular)移動通信無線アクセス方式(Evolved Universal Terrestrial Radio Access : EUTRA)および無線アクセスネットワーク(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network: EUTRAN)が、第三世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project: 3GPP)において検討されている。EUTRAおよびEUTRANをLTE(Long Term Evolution)とも称する。LTEでは、基地局装置をeNodeB(evolved NodeB)、端末装置をUE(User Equipment)とも称する。LTEは、基地局装置がカバーするエリアセル状に複数配置するセルラ通信システムである。単一の基地局装置は複数のセルを管理してもよい。

0003

3GPPにおいて、ProSe(Proximity based Services)の検討が行われている。ProSeは、ProSe発見(discovery)とProSe通信(communication)とを含む。ProSe発見は、端末装置がEUTRAを用いて他の端末装置と近接している(in proximity)ことを特定するプロセスである。ProSe通信は、2つの端末装置間確立されたEUTRAN通信路(communication path)を用いる近接している該2つの端末間の通信である。例えば、該通信路は端末装置間において直接確立されてもよい。

0004

ProSe発見およびProSe通信のそれぞれを、D2D(Device to Device)発見およびD2D通信とも称する。ProSe発見およびProSe通信を総称して、ProSeとも称する。D2D発見(デバイスディスカバリ)およびD2D通信(デバイスミュミケーション)を総称して、D2Dとも称する。ここで、通信路をリンク(link)とも称する。

0005

非特許文献1において、リソースブロックサブセットがD2Dのためにリザーブされること、ネットワークがD2Dリソースのセットを設定すること、および、端末装置は該設定されたリソースにおいてD2D信号の送信を許可されることが記載されている。

先行技術

0006

"D2DforLTEProximity Services: Overview", R1-132028, 3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #73, 20 - 24 May 2013.

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、端末装置がD2D通信を行う際の処理については十分に検討されていない。本発明は、効率的にD2Dを行うことができる端末装置、該端末装置を制御する基地局装置、該端末装置に実装される集積回路、該基地局装置に用いられる基地局装置、該端末装置に用いられる通信方法、および、該基地局装置に用いられる通信方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

(1)本発明の一実施形態に係る端末装置は、物理チャネルスケジューリングに対して用いられる第1の情報の送信のための第1のリソースを設定し、ここで、前記物理チャネルは、端末装置から他の端末装置への第2の情報を送信するために用いられ、前記第2の情報の送信のための第2のリソースを設定し、第1の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第3の情報の送信のための、第3のリソースを設定し、第2の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第4の情報の送信のための、第4のリソースを設定し、前記第1の情報の送信に対する送信電力は、上位層において設定される第1のパラメータを用いることによって与えられ、前記第2の情報の送信に対する送信電力は、前記上位層において設定される第2のパラメータを用いることによって与えられ、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信のそれぞれに対する送信電力は、前記上位層において設定される第3のパラメータであって、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信に対して共通の1つの前記第3のパラメータを用いることによって与えられる。

0009

(2)また、本発明の他の実施形態に係る端末装置において、前記第1の情報、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信は、前記他の端末装置によって受信される。

0010

(3)また、本発明の他の実施形態に係る端末装置において、前記第3のリソースは、前記上位層における第4のパラメータに基づき、前記第4のリソースは、前記上位層における第5のパラメータに基づく。

0011

(4)また、本発明の他の実施形態に係る通信方法は、物理チャネルのスケジューリングに対して用いられる第1の情報の送信のための第1のリソースを設定し、ここで、前記物理チャネルは、端末装置から他の端末装置への第2の情報を送信するために用いられ、前記第2の情報の送信のための第2のリソースを設定し、第1の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第3の情報の送信のための、第3のリソースを設定し、第2の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第4の情報の送信のための、第4のリソースを設定し、前記第1の情報の送信に対する送信電力は、上位層において設定される第1のパラメータを用いることによって与えられ、前記第2の情報の送信に対する送信電力は、前記上位層において設定される第2のパラメータを用いることによって与えられ、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信のそれぞれに対する送信電力は、前記上位層において設定される第3のパラメータであって、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信に対して共通の1つの前記第3のパラメータを用いることによって与えられる。

0012

(5)また、本発明の他の実施形態に係る通信方法において、前記第1の情報、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信は、前記他の端末装置によって受信される。

0013

(6)また、本発明の他の実施形態に係る通信方法において、前記第3のリソースは、前記上位層における第4のパラメータに基づき、前記第4のリソースは、前記上位層における第5のパラメータに基づく。

0014

(7)また、本発明の他の実施形態に係る集積回路は、物理チャネルのスケジューリングに対して用いられる第1の情報の送信のための第1のリソースを設定し、ここで、前記物理チャネルは、端末装置から他の端末装置への第2の情報を送信するために用いられ、前記第2の情報の送信のための第2のリソースを設定し、第1の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第3の情報の送信のための、第3のリソースを設定し、第2の同期信号の送信、および、フレーム番号を示すための第4の情報の送信のための、第4のリソースを設定する、機能を端末装置へ発揮させ、前記第1の情報の送信に対する送信電力は、上位層において設定される第1のパラメータを用いることによって与えられ、前記第2の情報の送信に対する送信電力は、前記上位層において設定される第2のパラメータを用いることによって与えられ、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信のそれぞれに対する送信電力は、前記上位層において設定される第3のパラメータであって、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信に対して共通の1つの前記第3のパラメータを用いることによって与えられる。

0015

(8)また、本発明の他の実施形態に係る集積回路において、前記第1の情報、前記第1の同期信号の送信、前記第3の情報の送信、前記第2の同期信号の送信、および、前記第4の情報の送信は、前記他の端末装置によって受信される。

0016

(9)また、本発明の他の実施形態に係る集積回路において、前記第3のリソースは、前記上位層における第4のパラメータに基づき、前記第4のリソースは、前記上位層における第5のパラメータに基づく。

発明の効果

0017

この発明によれば、端末装置は効率的にD2Dを行うことができる。

図面の簡単な説明

0018

本実施形態の無線通信システム概念図である。
本実施形態の無線フレーム概略構成を示す図である。
本実施形態のスロットの構成を示す図である。
本実施形態のD2Dリソースを示す図である。
本実施形態におけるD2DSS/PD2DSCHの送信方法を示す図である。
本実施形態の端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。
本実施形態の基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。

実施例

0019

以下、本発明の実施形態について説明する。

0020

本実施形態では、端末装置は、1つまたは複数のセルが設定される。端末装置が複数のセルを介して通信する技術をセルアグリゲーション、またはキャリアアグリゲーションと称する。端末装置に対して設定される複数のセルのそれぞれにおいて、本発明が適用されてもよい。また、設定された複数のセルの一部において、本発明が適用されてもよい。端末装置に設定されるセルを、サービングセルと称する。サービングセルは、EUTRANの通信のために用いられる。D2Dのために設定されるセルを、D2Dセルと称する。D2Dセルはサービングセルであってもよい。また、D2Dセルはサービングセル以外のセルであってもよい。

0021

設定された複数のサービングセルは、1つのプライマリーセルと1つまたは複数のセカンダリーセルとを含む。プライマリーセルは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャが行なわれたサービングセル、コネクション再確立(connection re-establishment)プロシージャを開始したサービングセル、または、ハンドオーバプロシージャにおいてプライマリーセルと指示されたセルである。RRC(Radio Resource Control)コネクションが確立された時点、または、後に、セカンダリーセルが設定されてもよい。

0022

セルアグリゲーションの場合には、複数のセルの全てに対してTDD(Time Division Duplex)方式またはFDD(Frequency Division Duplex)方式が適用されてもよい。また、TDD方式が適用されるセルとFDD方式が適用されるセルが集約されてもよい。

0023

図1は、本実施形態の無線通信システムの概念図である。図1において、無線通信システムは、端末装置1A〜1C、および、基地局装置3を具備する。端末装置1A〜1Cを端末装置1という。サービングセル4は、基地局装置3(LTE、EUTRAN)がカバーするエリア(範囲)を示す。ここで、端末装置1Aは、EUTRANの範囲内(in-coverage)である。また、端末装置1Bおよび端末装置1Cは、EUTRANの範囲外(out-of-coverage)である。

0024

上りリンク5は、端末装置1から基地局装置3へのリンクである。尚、上りリンク5において、リピータを介さずに、端末装置1から基地局装置3へ直接信号が送信されてもよい。下りリンク7は、基地局装置3から端末装置1へのリンクである。また、上りリンク5と下りリンク7とをセルラリンク、または、セルラ通信路とも称する。また、端末装置1と基地局装置3の通信をセルラ通信、または、EUTRANとの通信とも称する。

0025

D2Dリンク9は、端末装置1間のリンクである。尚、D2Dリンク9をD2D通信路、ProSeリンク、または、ProSe通信路とも称する。D2Dリンク9において、D2D発見およびD2D通信が行われる。D2D発見は、端末装置1がEUTRAを用いて他の端末装置1と近接している(in proximity)ことを特定するプロセス/手順である。D2D通信は、複数の端末装置1間で確立されたEUTRAN通信路を用いる、近接している複数の該端末装置1間の通信である。例えば、該通信路は端末装置1間に直接確立されてもよい。

0026

本実施形態の物理チャネルおよび物理信号について説明する。

0027

下りリンク物理チャネルおよび下りリンク物理信号を総称して、下りリンク信号と称する。上りリンク物理チャネルおよび上りリンク物理信号を総称して、上りリンク信号と称する。D2D物理チャネルおよびD2D物理信号を総称して、D2D信号と称する。物理チャネルは、上位層から出力された情報を送信するために使用される。物理信号は、上位層から出力された情報を送信するために使用されないが、物理層によって使用される。

0028

図1において、端末装置1間のD2Dリンク9の無線通信では、以下のD2D物理チャネルが用いられる。
・PD2DSCH(Physical Device to Device Synchronization Channel)
・PD2DDCH(Physical Device to Device Data Channel)

0029

PD2DSCHは、同期に関する情報を送信するために用いられる。例えば、同期に関する情報は、D2Dフレーム番号、または、SFN(System Frame Number)を示す情報などを含む。

0030

PD2DDCHは、D2Dデータ(ProSe communication Shared Channel: PSCH)およびD2DSA(Device to Device Scheduling Assignment)を送信するために用いられる。D2DデータおよびD2DSAは同じPD2DSCHにマップされない。D2DSAは、D2Dデータの送信のために用いられるPD2DSCHのスケジューリングのために用いられる。例えば、D2DSAは、D2Dデータの送信のために用いられるPD2DSCHのリソースを示す情報、宛先識別子(destination identity)を示す情報、ソース識別子(source identity)を示す情報などを含む。ここで、D2D発見に対応するD2DデータおよびD2DSAを発見信号(discovery signal)と称する。また、D2D通信に対応するD2DデータおよびD2DSAを通信信号(communication signal)と称する。

0031

PD2DSCHは、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)であってもよい。すなわち、D2DデータおよびD2DSAの送信のためにPUSCHが使用されてもよい。本実施形態では、D2Dのために使用されるPUSCHをPD2DSCHと称する。本実施形態では、EUTRANとの通信に用いられるPUSCHを、単にPUSCHと記載する。PUSCHの詳細については後述する。

0032

図1において、D2Dの無線通信では、以下のD2D物理信号が用いられる。
・D2D同期信号(D2D Synchronization Signal: D2DSS)
・D2D参照信号(D2D Reference Signal: D2DRS)

0033

D2DSSは、D2Dリンクにおける同期をとるために用いられる。D2DSSは、PD2DSS(Primary D2D Synchronization Signal)およびSD2DSS(Secondary D2D synchronization Signal)を含む。D2DSSは、PD2DSCHの送信に関連する。D2DSSは、PD2DSCHと時間多重されてもよい。端末装置1は、PD2DSCHの伝搬路補正を行なうためにD2DSSを使用してもよい。

0034

ここで、D2DSSは、基地局装置によって設定された周期、あるいは、予め設定された周期を用いて、周期的な時間で(周期的に)送信されてもよい。また、D2DSSは、基地局装置によって設定されたリソース(例えば、基地局装置によって設定されたリソースプール先頭サブフレーム(または、先頭のサブフレームの一部)など)、あるいは、予め設定されたリソース(例えば、予め設定されたリソースプールの先頭のサブフレーム(または、先頭のサブフレームの一部)など)で送信されてもよい。

0035

また、端末装置1は、該端末装置1が同期ソースとなるときにだけ、D2DSSを送信してもよい。すなわち、端末装置1は、同期ソースになることができる。なお、端末装置1は、基地局装置3によって指示された場合に、同期ソースになってもよい。また、端末装置1は、該端末装置1の周辺に同期ソースが存在しない場合(存在しないと判断した場合に)に、同期ソースとなってもよい。また、端末装置1は、同期ソースになっていたい端末装置は、同期ソースからのD2DSSの受信タイミングに合わせてD2D信号を送信することができる。

0036

D2DRSは、PD2DSCHまたはPD2DDCHの送信に関連する。D2DRSは、PUSCHまたはPUCCHと時間多重されてもよい。端末装置1は、PD2DSCHの伝搬路補正を行なうためにD2DRSを使用してもよい。

0037

送信する端末装置1の観点から、端末装置1は、D2D通信のリソース割り当てに対する2つのモード(モード1、モード2)で動作できる。

0038

モード1において、EUTRAN(基地局装置3)は、通信信号(D2DデータおよびD2DSA)の送信のために端末装置1によって使用される正確なリソースをスケジュールする。すなわち、モード1において、端末装置1は、通信信号(D2DデータおよびD2DSA)の送信のためのリソースをEUTRAN(基地局装置3)によってスケジュールされる。

0039

モード2において、端末装置1は、通信信号(D2DデータおよびD2DSA)の送信のためにリソースプールからリソースを選択する。すなわち、モード2において、通信信号(D2DデータおよびD2DSA)の送信のためのリソースは、端末装置1によって選択される。リソースプールは、リソースのセットである。モード2に対するリソースプールは、EUTRAN(基地局装置3)によって準静的(semi-static)に設定/制限されてもよい。または、モード2に対するリソースプールは予め設定(pre-configured)されていてもよい。

0040

D2D通信の能力を持つ、EUTRANの範囲内(in-coverage)の端末装置1は、モード1およびモード2をサポートしてもよい。D2D通信の能力を持つ、EUTRANの範囲外(out-of-coverage)の端末装置1は、モード2のみをサポートしてもよい。基地局装置3は、端末装置1に対して、モード1で動作するか、モード2で動作するかを指示してもよい。例えば、基地局装置3は、端末装置1に対して、モード1で動作するか、モード2で動作するかを指示するための情報(パラメータ)を上位層の信号に含めて送信してもよい。

0041

また、D2D発見手順として2つのタイプ(タイプ1、タイプ2)が定義される。

0042

タイプ1のD2D発見手順は、発見信号に対するリソースが端末装置1に対して個別に割り当てられないD2D発見手順である。すなわち、タイプ1のD2D発見手順において、発見信号に対するリソースは全ての端末装置1または端末装置1のグループに対して割り当てられてもよい。

0043

タイプ2のD2D発見手順は、発見信号に対するリソースが端末装置1に対して個別に割り当てられるD2D発見手順である。リソースが発見信号の個別の送信インスタンス(instance)のそれぞれに対して割り当てられる発見手順を、タイプ2A発見手順と称する。リソースが発見信号の送信のために準永続的(semi-persistently)に割り当てられるタイプ2の発見手順を、タイプ2B発見手順と称する。

0044

図1において、上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理チャネルが用いられる。
・PUCCH(Physical Uplink Control Channel)
・PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)
・PRACH(Physical Random Access Channel)

0045

PUCCHは、上りリンク制御情報(Uplink Control Information: UCI)を送信するために用いられる物理チャネルである。

0046

PUSCHは、上りリンクデータ(Uplink-Shared Channel: UL-SCH)および/またはHARQACKおよび/またはチャネル状態情報を送信するために用いられる物理チャネルである。

0047

PRACHは、ランダムアクセスプリアンブルを送信するために用いられる物理チャネルである。PRACHは、初期コネクション確立(initial connection establishment)プロシージャ、ハンドオーバプロシージャ、コネクション再確立(connection re-establishment)プロシージャにおいて用いられる。

0048

図1において、上りリンクの無線通信では、以下の上りリンク物理信号が用いられる。
・上りリンク参照信号(Uplink Reference Signal: UL RS)

0049

本実施形態において、以下の2つのタイプの上りリンク参照信号が用いられる。
DMRS(Demodulation Reference Signal)
SRS(Sounding Reference Signal)

0050

DMRSは、PUSCHまたはPUCCHの送信に関連する。DMRSは、PUSCHまたはPUCCHと時間多重される。基地局装置3は、PUSCHまたはPUCCHの伝搬路補正を行なうためにDMRSを使用する。SRSは、PUSCHまたはPUCCHの送信に関連しない。基地局装置3は、上りリンクのチャネル状態を測定するためにSRSを使用する。

0051

図1において、下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理チャネルが用いられる。
・PBCH(Physical Broadcast Channel)
・PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)
・PHICH(Physical Hybrid automatic repeat request Indicator Channel)
・PDCCH(Physical Downlink Control Channel)
・EPDCCH(Enhanced Physical Downlink Control Channel)
PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)
・PMCH(Physical Multicast Channel)

0052

PBCHは、端末装置1で共通に用いられるマスターインフォメーションブロック(Master Information Block:MIB, Broadcast Channel: BCH)を報知するために用いられる。例えば、MIBは、SFNを示す情報を含む。SFN(system frame number)は無線フレームの番号である。MIBはシステム情報である。

0053

PCFICHは、PDCCHの送信に用いられる領域(OFDMシンボル)を指示する情報を送信するために用いられる。

0054

PHICHは、基地局装置3が受信した上りリンクデータ(Uplink Shared Channel: UL-SCH)に対するACK(ACKnowledgement)またはNACK(Negative ACKnowledgement)を示すHARQインディケータを送信するために用いられる。

0055

PDCCHおよびEPDCCHは、下りリンク制御情報(Downlink Control Information: DCI)を送信するために用いられる。下りリンク制御情報を、DCIフォーマットとも称する。下りリンク制御情報は、下りリンクグラント(downlink grant)、上りリンクグラント(uplink grant)、および、D2Dグラント(D2D grant)を含む。下りリンクグラントは、下りリンクアサインメント(downlink assignment)または下りリンク割り当て(downlink allocation)とも称する。

0056

上りリンクグラントは、単一のセル内の単一のPUSCHのスケジューリングに用いられる。上りリンクグラントは、あるサブフレーム内の単一のPUSCHのスケジューリングに用いられる。下りリンクグラントは、単一のセル内の単一のPDSCHのスケジューリングに用いられる。下りリンクグラントは、該下りリンクグラントが送信されたサブフレームと同じサブフレーム内のPDSCHのスケジューリングに用いられる。

0057

D2Dグラントは、D2D通信のモード1に関連するPD2DDCHのスケジューリングに用いられる。すなわち、D2Dグラントは、モード1で動作する端末装置1に対して、PD2DDCHをスケジューリングするために用いられる。

0058

DCIフォーマットには、CRC(Cyclic Redundancy Check)パリティビットが付加される。CRCパリティビットは、C−RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identifier)、SPSC−RNTI(Semi Persistent Scheduling Cell-Radio Network Temporary Identifier)、または、D2D−RNTI(D2D-Radio Network Temporary Identifier)によってスクランブルされる。ここで、C−RNTI、SPS C−RNTI、および、D2D−RNTIは、セル内において端末装置1を識別するための識別子である。C−RNTIは、単一のサブフレームにおけるPDSCHのリソースまたはPUSCHのリソースを制御するために用いられる。SPS C−RNTIは、PDSCHまたはPUSCHのリソースを周期的に割り当てるために用いられる。D2D−RNTIは、D2Dグラントの送信のために用いられる。すなわち、D2D−RNTIは、モード1のD2D通信のためのPD2DSCHのスケジューリングに用いられる。

0059

PDSCHは、下りリンクデータ(Downlink Shared Channel: DL-SCH)を送信するために用いられる。

0060

PMCHは、マルチキャストデータ(Multicast Channel: MCH)を送信するために用いられる。

0061

図1において、下りリンクの無線通信では、以下の下りリンク物理信号が用いられる。
・同期信号(Synchronization signal:SS)
・下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal: DL RS)

0062

同期信号は、端末装置1が下りリンクの周波数領域および時間領域の同期をとるために用いられる。FDD方式において、同期信号は無線フレーム内のサブフレーム0と5に配置される。

0063

下りリンク参照信号は、端末装置1が下りリンク物理チャネルの伝搬路補正を行なうために用いられる。下りリンク参照信号は、端末装置1が下りリンクのチャネル状態情報を算出するために用いられる。下りリンク参照信号は、端末装置1が自装置の地理的な位置を測定するために用いられる。

0064

本実施形態において、以下の5つのタイプの下りリンク参照信号が用いられる。
・CRS(Cell-specific Reference Signal)
・PDSCHに関連するURS(UE-specific Reference Signal)
・EPDCCHに関連するDMRS(Demodulation Reference Signal)
・NZP CSI−RS(Non-Zero Power Chanel State Information - Reference Signal)
・ZP CSI−RS(Zero Power Chanel State Information - Reference Signal)
・MBSFNRS(Multimedia Broadcast and Multicast Service over Single Frequency Network Reference signal)

0065

CRSは、サブフレームの全帯域で送信される。CRSは、PBCH/PDCCH/PHICH/PCFICH/PDSCHの復調を行なうために用いられる。CRSは、端末装置1が下りリンクのチャネル状態情報を算出するために用いられてもよい。PBCH/PDCCH/PHICH/PCFICHは、CRSの送信に用いられるアンテナポートで送信される。

0066

PDSCHに関連するURSは、URSが関連するPDSCHの送信に用いられるサブフレームおよび帯域で送信される。URSは、URSが関連するPDSCHの復調を行なうために用いられる。PDSCHは、CRSの送信に用いられるアンテナポートまたはURSの送信に用いられるアンテナポートで送信される。

0067

EPDCCHに関連するDMRSは、DMRSが関連するEPDCCHの送信に用いられるサブフレームおよび帯域で送信される。DMRSは、DMRSが関連するEPDCCHの復調を行なうために用いられる。EPDCCHは、DMRSの送信に用いられるアンテナポートで送信される。

0068

NZP CSI−RSは、設定されたサブフレームで送信される。NZP CSI−RSが送信されるリソースは、基地局装置3が設定する。NZP CSI−RSは、端末装置1が下りリンクのチャネル状態情報を算出するために用いられる。端末装置1は、NZP CSI−RSを用いて信号測定チャネル測定)を行なう。

0069

ZP CSI−RSのリソースは、基地局装置3が設定する。基地局装置3は、ZP CSI−RSをゼロ出力で送信する。つまり、基地局装置3は、ZP CSI−RSを送信しない。基地局装置3は、ZP CSI−RSの設定したリソースにおいて、PDSCHおよびEPDCCHを送信しない。例えば、あるセルにおいてNZP CSI−RSが対応するリソースにおいて、端末装置1は、干渉を測定することができる。

0070

MBSFNRSは、PMCHの送信に用いられるサブフレームの全帯域で送信される。MBSFN RSは、PMCHの復調を行なうために用いられる。PMCHは、MBSFN RSの送信用いられるアンテナポートで送信される。

0071

PSCH、BCH、MCH、UL−SCHおよびDL−SCHは、トランスポートチャネルである。媒体アクセス制御(Medium Access Control: MAC)層で用いられるチャネルをトランスポートチャネルと称する。MAC層で用いられるトランスポートチャネルにおけるデータの単位を、トランスポートブロック(transport block: TB)またはMACPDU(Protocol Data Unit)とも称する。MAC層においてトランスポートブロック毎にHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の制御が行なわれる。トランスポートブロックは、MAC層が物理層に渡す(deliver)データの単位である。物理層において、トランスポートブロックはコードワードにマップされ、コードワード毎に符号化処理が行なわれる。

0072

本実施形態の無線フレーム(radio frame)の構造(structure)について説明する。

0073

LTEでは、2つの無線フレーム構造がサポートされる。2つの無線フレーム構造は、フレーム構造タイプ1とフレーム構造タイプ2である。フレーム構造タイプ1はFDDに適用可能である。フレーム構造タイプ2はTDDに適用可能である。

0074

図2は、本実施形態の無線フレームの概略構成を示す図である。図2において、横軸時間軸である。また、タイプ1およびタイプ2の無線フレームのそれぞれは、10ms長であり、10のサブフレームによって定義される。サブフレームのそれぞれは、1ms長であり、2つの連続するスロットによって定義される。スロットのそれぞれは、0.5ms長である。無線フレーム内のi番目のサブフレームは、(2×i)番目のスロットと(2×i+1)番目のスロットとから構成される。

0075

フレーム構造タイプ2に対して、以下の3つのタイプのサブフレームが定義される。
下りリンクサブフレーム
上りリンクサブフレーム
・スペシャルサブフレーム

0076

下りリンクサブフレームは下りリンク送信のためにリザーブされるサブフレームである。上りリンクサブフレームは上りリンク送信のためにリザーブされるサブフレームである。スペシャルサブフレームは3つのフィールドから構成される。該3つのフィールドは、DwPTS(Downlink Pilot Time Slot)、GP(Guard Period)、およびUpPTS(Uplink Pilot Time Slot)である。DwPTS、GP、およびUpPTSの合計の長さは1msである。DwPTSは下りリンク送信のためにリザーブされるフィールドである。UpPTSは上りリンク送信のためにリザーブされるフィールドである。GPは下りリンク送信および上りリンク送信が行なわれないフィールドである。尚、スペシャルサブフレームは、DwPTSおよびGPのみによって構成されてもよいし、GPおよびUpPTSのみによって構成されてもよい。

0077

フレーム構造タイプ2の無線フレームは、少なくとも下りリンクサブフレーム、上りリンクサブフレーム、およびスペシャルサブフレームから構成される。

0078

本実施形態のスロットの構成について説明する。

0079

図3は、本実施形態のスロットの構成を示す図である。図3において、OFDMシンボルまたはSC−FDMAシンボルに対してノーマルCP(Cyclic Prefix)が適用される。スロットのそれぞれにおいて送信される物理信号または物理チャネルは、リソースグリッドによって表現される。図3において、横軸は時間軸であり、縦軸周波数軸である。下りリンクにおいて、リソースグリッドは複数のサブキャリアと複数のOFDMシンボルによって定義される。上りリンクにおいて、リソースグリッドは複数のサブキャリアと複数のSC−FDMAシンボルによって定義される。例えば、D2Dリンクにおいて、リソースグリッドは複数のサブキャリアと複数のSC−FDMAシンボルによって定義されてもよい。1つのスロットを構成するサブキャリアの数は、セルの帯域幅に依存する。1つのスロットを構成するOFDMシンボルまたはSC−FDMAシンボルの数は7である。リソースグリッド内のエレメントのそれぞれをリソースエレメントと称する。リソースエレメントは、サブキャリアの番号とOFDMシンボルまたはSC−FDMAシンボルの番号とを用いて識別する。

0080

リソースブロックは、ある物理チャネル(PDSCHまたはPUSCHなど)のリソースエレメントへのマッピングを表現するために用いられる。リソースブロックは、仮想リソースブロック物理リソースブロックが定義される。ある物理チャネルは、まず仮想リソースブロックにマップされる。その後、仮想リソースブロックは、物理リソースブロックにマップされる。1つの物理リソースブロックは、時間領域において7個の連続するOFDMシンボルまたはSC−FDMAシンボルと周波数領域において12個の連続するサブキャリアとから定義される。ゆえに、1つの物理リソースブロックは(7×12)個のリソースエレメントから構成される。また、1つの物理リソースブロックは、時間領域において1つのスロットに対応し、周波数領域において180kHzに対応する。物理リソースブロックは周波数領域において0から番号が付けられる。

0081

尚、OFDMシンボルまたはSC−FDMAシンボルに対して拡張(extended)CPが適用されてもよい。拡張CPの場合、1つのスロットを構成するOFDMシンボルまたはSC−FDMAシンボルの数は7である。

0082

本実施形態の物理チャネルおよび物理信号の配置について説明する。

0083

図4は、本実施形態のD2Dリソースを示す図である。D2Dのためにリザーブされるリソースを、D2Dリソースと称する。図4において、横軸は時間軸であり、縦軸は周波数軸である。図4において、Dは下りリンクサブフレームを示し、Sはスペシャルサブフレームを示し、Uは上りリンクサブフレームを示す。1つのFDDセルは、1つの下りリンクキャリアおよび1つの上りリンクキャリアに対応する。1つのTDDセルは1つのTDDキャリアに対応する。

0084

FDDセルにおいて、セルラ通信に対して用いられる下りリンク信号は下りリンクキャリアのサブフレームに配置され、セルラ通信に対して用いられる上りリンク信号は上りリンクキャリアのサブフレームに配置され、D2Dに対して用いられるD2D信号は上りリンクキャリアのサブフレームに配置される。下りリンクにおいてセルに対応するキャリアを下りリンクコンポーネントキャリアと称する。また、上りリンクにおいてセルに対応するキャリアを上りリンクコンポーネントキャリアと称する。TDDキャリアは、下りリンクコンポーネントキャリアであり、かつ、上りリンクコンポーネントキャリアである。

0085

TDDセルにおいて、セルラ通信に対して用いられる下りリンク信号は下りリンクサブフレームおよびDwPTSに配置され、セルラ通信に対して用いられる上りリンク信号は上りリンクサブフレームおよびUpPTSに配置され、D2Dに対して用いられるD2D信号は上りリンクサブフレームおよびUpPTSに配置される。

0086

基地局装置3は、D2DのためにリザーブされるD2Dリソースを制御する。基地局装置3は、FDDセルの上りリンクキャリアのリソースの一部をD2Dリソースとしてリザーブする。基地局装置3は、TDDセルの上りリンクサブフレームおよびUpPTSのリソースの一部をD2Dリソースとしてリザーブする。

0087

基地局装置3は、セルのそれぞれにおいてリザーブされたD2Dリソースのセット(プール)を示す情報を含む上位層の信号を、端末装置1に送信してもよい。端末装置1は、セルのそれぞれにおいてリザーブされたD2Dリソースを示すパラメータD2D-ResourceConfigを、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいてセットする。すなわち、基地局装置3は、セルのそれぞれにおいてリザーブされたD2Dリソースを示すパラメータD2D-ResourceConfigを、上位層の信号を介して端末装置1にセットする。

0088

PD2DSCHおよびD2DSSは、上りリンクコンポーネントキャリアの中心周波数周りの62サブキャリアを用いて送信されてもよい。

0089

基地局装置3は、D2Dのためにリザーブされるリソースの1つまたは複数のセットを示す1つまたは複数のパラメータを、上位層の信号を介して端末装置1にセットしてもよい。

0090

PD2DSCHおよびD2DSSのためのリソースのセットと、PD2DDCHのためにリザーブされるリソースのセットは、個別に設定されてもよい。

0091

D2D発見のタイプ1、D2D発見のタイプ2、D2D通信のモード1、および、D2D通信のモード2のそれぞれのためのリソースのセットは、個別に設定されてもよい。

0092

D2Dの送信および受信のためのリソースのセットは、個別に設定されてもよい。

0093

さらに、D2Dデータの送信に関するPD2DDCHのためのリソースのセットと、D2DSAの送信に関するPD2DDCHのためのリソースのセットは、個別に設定されてもよい。

0094

端末装置1の観点から、上述したリソースのセットのうち一部のリソースのセットは、透過的(transparent)であってもよい。例えば、D2D通信のD2DデータのためのPD2DDCHは、D2DSAによってスケジュールされるため、端末装置1は、D2D通信のD2Dデータに関するPD2DDCHの受信/モニタのためのリソースのセットを設定しなくてもよい。

0095

3GPPにおいて、D2Dは、PS(Public Safety)のために用いられることが検討されている。基地局装置3は、D2DリソースのセットのそれぞれがPSのためのリソースのセットであるかどうかを、端末装置1に通知してもよい。また、端末装置1は、EUTRANを介して、PSのためのD2Dが認証されてもよい。すなわち、PSのためのD2Dが認証されていない端末装置1は、PSのためのリソースのセットでD2Dを行うことができない。

0096

以下、CP長設定方法について説明する。

0097

基地局装置3は、上りリンクおよび下りリンクのCP長を制御する。基地局装置3は、サービングセル毎に上りリンクおよび下りリンクのCP長を個別に制御してもよい。

0098

端末装置1は、サービングセルに対する同期信号および/またはPBCHに基づいて、PMCHおよびMBSFNRSを除く、サービングセルに対する下りリンク信号のCP長を検出する。PMCHおよびMBSFN RSに対して常に拡張CPが適用される。

0099

基地局装置3は、サービングセルにおける上りリンク信号のCP長を示す情報を含む上位層の信号を、端末装置1に送信する。端末装置1は、サービングセルにおける上りリンクのCP長を示すパラメータUL-CyclicPrefixLengthを、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいてセットする。すなわち、基地局装置3は、サービングセルにおける上りリンクのCP長を示すパラメータUL-CyclicPrefixLengthを、上位層の信号を介して端末装置1にセットする。

0100

基地局装置3は、D2Dに対するCP長を示す情報を含む上位層の信号を、端末装置1に送信してもよい。端末装置1は、D2Dに対するCP長を示すパラメータD2D-CyclicPrefixLengthを、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいてセットしてもよい。すなわち、基地局装置3は、D2Dに対するCP長を示すパラメータD2D-CyclicPrefixLengthを、上位層の信号を介して端末装置1にセットしてもよい。

0101

PD2DSCHおよびD2DSSのCP長と、PD2DDCHのCP長は、個別に設定されてもよい。

0102

D2D発見のタイプ1、D2D発見のタイプ2、D2D通信のモード1、および、D2D通信のモード2のそれぞれのためのCP長は、個別に設定されてもよい。

0103

D2Dデータの送信に関するPD2DDCHのためのCP長と、D2DSAの送信に関するPD2DDCHのCP長は、個別に設定されてもよい。

0104

PD2DSCHおよびD2DSSのCP長は、予め仕様などで定義され、固定であってもよい。D2DSAの送信に関するPD2DDCHのCP長は、予め仕様などで定義され、固定であってもよい。

0105

図5に、D2DSS/PD2DSCHの送信方法の例を示す。ここで、D2DSS/PD2DSCHは、D2DSSおよび/またはPD2DSCHを示す。例えば、D2DSS/PD2DSCHは、基地局装置3によって設定されたサブフレームにおいて、周期的に送信される。

0106

図5(a)は、設定された周期的なリソースプール内の先頭のサブフレーム(先頭のサブフレームの一部でもよい)において、D2DSS/PD2DSCHが周期的に送信される例を示している。ここで、図5(a)において、設定される周期的なリソースプールは、D2D発見に対して設定されてもよい。例えば、図5(a)に示すように、D2DSS/PD2DSCHは、D2D発見に対して設定された周期的(20サブフレーム間隔)なリソースプール内の先頭のサブフレームにおいて送信されてもよい。すなわち、D2DSS/PD2DSCHの送信に対するサブフレームは、D2D発見に対するリソースプールに関連して設定されてもよい。また、D2D発見に対するリソースプールに関連して設定されたサブフレームにおいて送信されるD2DSS/PD2DSCHは、D2D発見に対するD2DSS/PD2DSCHであってもよい。

0107

ここで、図5(a)において、D2DSS/PD2DSCHは、設定された周期的なリソースプール内の先頭のサブフレームのみにおいて送信されているが、先頭のサブフレーム以外のサブフレームにおいて送信されてもよい。また、D2DSS/PD2DSCHは、設定された周期的なリソースプール内の1つのリソースプールにおいて周期的に送信されてもよい。例えば、D2DSS/PD2DSCHの送信に対して周期(例えば、5サブフレーム間隔)が設定され、D2DSS/PD2DSCHが、設定された周期に基づいて、1つのリソースプールにおいて周期的に送信されてもよい。また、D2DSS/PD2DSCHは、D2D発見に対して設定された周期的(例えば、20サブフレーム間隔)なリソースプール内の1つのリソースプールにおいて周期的(例えば、5サブフレーム間隔)に送信されてもよい。

0108

ここで、この際、D2DSS/PD2DSCHの送信に対する周期は、セルラ通信に用いられるリソース(サブフレーム)を含んで設定されてもよい。また、この際、D2DSS/PD2DSCHの送信に対する周期は、1つのリソースプール内のサブフレームのみを考慮して設定されてもよい。

0109

以下、図5(a)を用いて説明したように、送信されるD2DSS/PD2DSCH(例えば、D2D発見に対して設定された周期的なリソースプール内の先頭のサブフレームにおいて送信されるD2DSS/PD2DSCH)を、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHとも記載する。例えば、基地局装置3は、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信を、上位層の信号に含まれる第1の情報(第1のパラメータ)を用いて制御してもよい。

0110

図5(b)は、設定された周期的なリソースプール内のサブフレームにおいて、D2DSS/PD2DSCHが周期的に送信される例を示している。ここで、図5(b)において、設定される周期的なリソースプールは、D2D通信に対して設定されてもよい。例えば、図5(b)に示すように、D2DSS/PD2DSCHは、D2D通信に対して設定された周期的(10サブフレーム間隔)なリソースプール内のサブフレームにおいて送信されてもよい。すなわち、D2DSS/PD2DSCHの送信に対するサブフレームは、D2D通信に対するリソースプールに関連して設定されてもよい。また、D2D通信に対するリソースプールに関連して設定されたサブフレームにおいて送信されるD2DSS/PD2DSCHは、D2D通信に対するD2DSS/PD2DSCHであってもよい。

0111

以下、図5(b)を用いて説明したように送信されるD2DSS/PD2DSCH(例えば、D2D通信に対して設定された周期的なリソースプール内のサブフレームにおいて送信されるD2DSS/PD2DSCH)を、第2のD2DSS/第2のPD2DSCHとも記載する。例えば、基地局装置3は、第2のD2DSS/第2のPD2DSCHの送信を、上位層の信号に含まれる第2の情報(第2のパラメータ)を用いて制御してもよい。例えば、基地局装置3は、D2DSS/PD2DSCHの送信に対する周期および/またはオフセットを設定することによって、D2D通信に対して設定した周期的なリソースプール内の、何れのサブフレームにおいてD2DSS/PD2DSCHを送信するのか指示してもよい。また、以下に記載するように、第2のD2DSS/第2のPD2DSCHの送信は、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に含まれてもよい。

0112

図5(c)は、設定された周期的なサブフレームにおいて、D2DSS/PD2DSCHが周期的に送信される例を示している。すなわち、図5(c)は、リソースプール(D2D発見に対するリソースプールおよび/またはD2D通信に対するリソースプール)に関連なく、D2DSS/PD2DSCHの送信に対するサブフレームが設定される例を示している。例えば、図5(c)に示すように、D2DSS/PD2DSCHは、設定された周期的(5サブフレーム間隔)なサブフレームにおいて送信されてもよい。ここで、リソースプール(D2D発見に対するリソースプールおよび/またはD2D通信に対するリソースプール)に関連なく、設定されたサブフレームにおいて送信されるD2DSS/PD2DSCHは、D2D通信に対するD2DSS/PD2DSCHであってもよい。

0113

以下、図5(c)を用いて説明したように送信されるD2DSS/PD2DSCH(例えば、設定された周期的なサブフレームにおいて送信されるD2DSS/PD2DSCH)を、第3のD2DSS/第3のPD2DSCHとも記載する。例えば、基地局装置3は、第3のD2DSS/第3のPD2DSCHの送信を、上位層の信号に含まれる第3の情報(第3のパラメータ)を用いて制御してもよい。例えば、基地局装置3は、D2DSS/PD2DSCHの送信に対する周期および/またはオフセットを設定することによって、D2DSS/PD2DSCHの周期的な送信に対するサブフレームを指示してもよい。また、端末装置1は、基地局装置3によって指示されたサブフレームが、D2D通信に対して設定されたリソースプール内のサブフレームであるならば、D2DSS/PD2DSCHを送信してもよい。ここで、以下に記載するように、第3のD2DSS/第3のPD2DSCHの送信は、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に含まれてもよい。

0114

以下の記載において、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信は、少なくとも、第2のD2DSS/第2のPD2DSCHの送信、または、第3のD2DSS/第3のPD2DSCHの送信のいずれか一方を含む。例えば、基地局装置3は、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信を、上位層の信号に含まれる第4の情報(第4のパラメータ)を用いて制御してもよい。すなわち、第4の情報(第4のパラメータ)は、少なくとも、第2の情報(第2のパラメータ)、または、第3の情報(第3のパラメータ)のいずれか一方を含む。

0115

上述のように、D2DSS/PD2DSCHは、図5(a)、図5(b)、および/または、図5(c)を用いて説明したように送信されてもよい。例えば、基地局装置3は、図5(a)を用いて説明したような送信方法、および、図5(b)を用いて説明したような送信方法で、D2DSS/PD2DSCHを送信するよう設定してもよい。また、基地局装置3は、図5(a)を用いて説明したような送信方法、および、図5(c)を用いて説明したような送信方法で、D2DSS/PD2DSCHを送信するよう設定してもよい。ここで、D2D発見およびD2D通信に対して、1つのD2DSS/PD2DSCHが送信されてもよい。

0116

以下、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して、1つの共通のCP長が設定される第1の例を記載する。

0117

例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して、1つのCP長(CP長に関するパラメータ)が定義されてもよい。すなわち、基地局装置3は、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して、1つのCP長を設定してもよい。また、端末装置1は、設定された1つの共通のCP長を用いて、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHを送信してもよい。

0118

ここで、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して設定される1つのCP長として、D2D発見に対して設定されるCP長が用いられてもよい。例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に対するCP長、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対するCP長の設定に、D2D発見に対して設定されるCP長に関するパラメータが用いられてもよい。

0119

また、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して設定される1つのCP長として、D2D通信に対するCP長が用いられてもよい。例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に対するCP長、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対するCP長の設定に、D2D通信に対するCP長に関するパラメータが用いられてもよい。

0120

また、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して設定される1つのCP長として、D2D発見に対して設定されるCP長とD2D通信に対して設定されるCP長のうち、CP長が長い方(大きい方)が用いられてもよい。すなわち、端末装置1は、D2D発見に対して設定されるCP長と、D2D通信に対して設定されるCP長と、を比較し、長い方のCP長を用いて、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHを送信してもよい。例えば、D2D発見に対するCP長に関するパラメータによって設定されたCP長と、D2D通信に対するCP長に関するパラメータによって設定されたCP長と、を比較し、長い方のCP長が、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられてもよい。

0121

ここで、D2D発見に対して設定されるCP長とD2D通信に対して設定されるCP長が、同一の長さの場合には、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、該CP長を用いて送信されてもよい。また、D2D発見に対して設定されるCP長とD2D通信に対して設定されるCP長が、異なる長さの場合には、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、D2D発見に対して設定されるCP長と、D2D通信に対して設定されるCP長と、を比較し、長い方のCP長を用いて送信されてもよい。

0122

ここで、上述において、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられるCP長として、D2D発見に対して設定されるCP長とD2D通信に対して設定されるCP長を比較して、CP長が長い方を用いることを記載したが、CP長が短い方を用いてもよいことは勿論である。例えば、CP長が長い方、CP長が短い方の、何れを用いるのかは、仕様書などによって規定される。

0123

以下、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信のそれぞれに対して、個別にCP長が設定される第2の例を記載する。

0124

例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信のそれぞれに対して、個別のCP長(CP長に関するパラメータ)が定義されてもよい。すなわち、基地局装置3は、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信のそれぞれに対して、個別にCP長を設定してもよい。また、端末装置1は、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に対して設定されたCP長を用いて第1のD2DSS/第1のPD2DSCHを送信し、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHに対して設定されたCP長を用いて第4のD2DSS/第4のPD2DSCHを送信してもよい。

0125

ここで、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に対して、D2D発見に対して設定されるCP長が用いられてもよい。また、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して、D2D通信に対して設定されるCP長が用いられてもよい。例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に対するCP長に、D2D発見に対して設定されるCP長に関するパラメータが用いられてもよい。また、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対するCP長の設定に、D2D通信に対して設定されるCP長に関するパラメータが用いられてもよい。

0126

ここで、第1の例として記載したCP長の設定方法と、第2の例として記載したCP長の設定方法は、基地局装置3によって切り替えられてもよい。例えば、基地局装置3は、第1の例として記載したCP長の設定方法、または、第2の例として記載したCP長の設定方法のいずれか一方を指示するための情報を、上位層の信号に含めて送信してもよい。

0127

ここで、第1の例および/または第2の例において、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHは、D2D発見のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長を用いて送信されてもよい。例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHは、D2D発見のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長に関するパラメータに基づいて、設定された周期的なリソースプール内の先頭のサブフレーム(D2D発見の送信に対して設定されたリソースプール内の任意のサブフレームでもよい)において送信されてもよい。

0128

また、第1の例および/または第2の例において、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長を用いて送信されてもよい。また、第1の例および/または第2の例において、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、D2D通信のためのD2DSAでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長を用いて送信されてもよい。ここで、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)、および、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)のそれぞれに対して、個別にCP長が設定されてもよい。

0129

また、第1の例および/または第2の例において、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長、および、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長が、同一の長さの場合には、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、該CP長を用いて送信されてもよい。また、第1の例および/または第2の例において、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長、および、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長が、異なる長さの場合には、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長と、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長と、を比較し、CP長が長い方(大きい方)、または、CP長が短い方(小さい方)のCP長を用いて送信されてもよい。

0130

すなわち、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長に関するパラメータ、および/または、D2D通信のためのD2DSAでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定されるCP長に関するパラメータに基づいて、設定されたサブフレーム(D2D通信の送信に対して設定されたリソースプールの任意のサブフレームでもよい)において周期的に送信されてもよい。

0131

上述では、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられるCP長の設定の例として、D2D発見に対して設定されるCP長とD2D通信に対して設定されるCP長を比較して、CP長が長い方を用いることを記載した。以下、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられるCP長を、D2D通信のモードおよび/またはD2D発見のタイプに対する優先度に基づいて設定する例を記載する。

0132

以下では、一例として、D2D発見タイプ1、D2D発見タイプ2(タイプ2Aおよび/またはタイプ2B)、D2D通信モード1、および、D2D通信モード2のそれぞれに対してCP長が個別に設定され、優先度に基づいて、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられるCP長が設定される例を記載する。ここで、以下の記載は一例であり、本実施形態は同様の内容であれば、その全てを含むことは勿論である。例えば、優先度は、仕様書などによって事前に規定される。

0133

例えば、優先度として、
・D2D通信モード1はD2D発見タイプ2よりも優先度が高い
・D2D発見タイプ2はD2D通信モード2よりも優先度が高い
・D2D通信モード2はD2D発見タイプ1よりも優先度が高い
と規定された場合、D2D通信のモードとしてモード1が、D2D発見のタイプとしてタイプ2が設定されたならば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信には、D2D通信モード1に対して設定されるCP長が用いられる。また、D2D通信のモードとしてモード2が、D2D発見のタイプとしてタイプ2が設定されたならば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信には、D2D発見タイプ2に対して設定されるCP長が用いられる。

0134

すなわち、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられるCP長は、予め規定される、D2D通信のモードおよび/またはD2D発見のタイプの優先度に基づいて設定されてもよい。

0135

ここで、D2D通信のモードおよび/またはD2D発見のタイプの優先度は、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信と第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信が衝突した場合に、何れのD2DSS/PD2DSCHを送信するのかを決定するために用いられてもよい。すなわち、同一のサブフレームにおいて、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信と第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信が生じた場合、優先度に基づいて、何れか1つのD2DSS/PD2DSCHが送信されてもよい。

0136

例えば、上述した優先度が規定された場合、D2D通信のモードとしてモード1が、D2D発見のタイプとしてタイプ2が設定され、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信と第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信が同一サブフレームで生じたならば、該サブフレームにおいて、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHのみが送信されてもよい。ここで、該サブフレームにおける第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられるCP長は、優先度に基づいて、D2D通信モード1に対して設定されたCPであってもよい。

0137

すなわち、優先度に基づいて、D2D通信に対応する第4のD2DSS/第4のPD2DSCH(D2D通信に対して設定された第4のD2DSS/第4のPD2DSCH)のみが送信されてもよい。すなわち、D2D発見に対応する第1のD2DSS/第1のPD2DSCH(D2D発見に対して設定された第1のD2DSS/第1のPD2DSCH)はドロップされる(第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信はドロップされる)。

0138

また、例えば、上述した優先度が規定された場合、D2D通信のモードとしてモード2が、D2D発見のタイプとしてタイプ2が設定され、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信と第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信が同一サブフレームで生じたならば、該サブフレームにおいて、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHのみが送信されてもよい。ここで、該サブフレームにおける第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に用いられるCP長は、優先度に基づいて、D2D発見タイプ2に対して設定されたCPであってもよい。

0139

すなわち、優先度に基づいて、D2D発見に対応する第1のD2DSS/第1のPD2DSCH(D2D発見に対して設定された第1のD2DSS/第1のPD2DSCH)のみが送信されてもよい。すなわち、D2D通信に対応する第4のD2DSS/第4のPD2DSCH(D2D通信に対して設定された第4のD2DSS/第4のPD2DSCH)はドロップされる(第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信はドロップされる)。

0140

以下、送信電力の設定方法について説明する。

0141

ここで、少なくともカバレッジ内の端末装置1Aに対して、D2DSAおよびPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して、次式で示されるような送信電力制御が適用されてもよい。すなわち、D2DSAおよびPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して、数式1に基づいて算出される送信電力(送信電力の値)が用いられてもよい。

0142

0143

ここで、PD2D(i)は、サブフレームiにおける、端末装置1によるD2DSAおよびPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対する送信電力(送信電力の値)である。また、PCMAX,cは、サービングセルcにおける最大送信電力である。また、MD2D(i)は、D2DSAおよびPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対してスケジュールされたリソースブロック数である。また、PO_D2Dは、セル固有に設定可能な名目上に目標電力端末装置固有電力オフセットを加えた電力である。また、αD2Dは、フラクショナルTPCにおけるパスロス補償ファクタである。また、PLcは、サービングセルcにおける基地局装置3と端末装置1の間のパスロスである。また、fD2D(i)は、PDCCHを介して送信されるTPCコマンドに基づく。

0144

ここで、PO_D2Dは、セル固有に設定可能な名目上に目標電力でもよい。また、PLcは、D2Dリンクのパスロス(端末装置1間のパスロス)であってもよい。また、PLcは、D2DSSを送信する同期ソースからのパスロスであってもよい。上述したように、同期ソースは、基地局装置、または、端末装置1である。

0145

以下、PO_D2Dおよび/またはαD2Dを、送信電力に関するパラメータとも記載する。

0146

ここで、D2D発見に対する送信電力に関するパラメータ、および、D2D通信に対する送信電力に関するパラメータのそれぞれは、個別に設定されてもよい。また、D2D発見タイプ1に対する送信電力に関するパラメータ、D2D発見タイプ2に対する送信電力に関するパラメータ、D2D通信モード1に対する送信電力に関するパラメータ、および、D2D通信モード2に対する送信電力に関するパラメータのそれぞれは、個別に設定されてもよい。

0147

また、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対する送信電力に関するパラメータ、および、D2D通信のためのD2DSAでの送信(PD2DDCHでの送信)に対する送信電力に関するパラメータとして、1つの共通の送信電力に関するパラメータが設定されてもよい。また、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対する送信電力に関するパラメータと、D2D通信のためのD2DSAでの送信(PD2DDCHでの送信)に対する送信電力に関するパラメータは、個別に設定されてもよい。

0148

また、PD2DSCHおよびD2DSSに対する送信電力に関するパラメータと、PD2DDCHに対する送信電力に関するパラメータは、個別に設定されてもよい。

0149

例えば、基地局装置3は、上述したような送信電力に関するパラメータ(送信電力に関するパラメータを設定するための情報)を、上位層の信号に含めて送信してもよい。

0150

以下、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して、1つの共通の送信電力が設定される第3の例を記載する。

0151

例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して、1つの送信電力(送信電力に関するパラメータ)が定義されてもよい。すなわち、基地局装置3は、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して、1つの送信電力を設定してもよい。また、端末装置1は、設定された1つの共通の送信電力を用いて、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHを送信してもよい。

0152

ここで、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して設定される1つのCP長として、D2D発見に対して設定される送信電力が用いられてもよい。例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に対する送信電力、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対する送信電力の設定に、D2D発見に対して設定される送信電力に関するパラメータが用いられてもよい。

0153

また、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して設定される1つの送信電力として、D2D通信に対する送信電力が用いられてもよい。例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に対する送信電力、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対する送信電力の設定に、D2D通信に対する送信電力に関するパラメータが用いられてもよい。

0154

また、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して設定される1つの送信電力として、D2D発見に対して設定される送信電力とD2D通信に対して設定される送信電力のうち、送信電力が高い方(大きい方)が用いられてもよい。すなわち、端末装置1は、D2D発見に対して設定される送信電力と、D2D通信に対して設定される送信電力と、を比較し、送信電力が高い方を用いて、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHを送信してもよい。例えば、D2D発見に対する送信電力に関するパラメータを用いて設定された送信電力と、D2D通信に対する送信電力に関するパラメータを用いて設定された送信電力と、を比較し、送信電力が高い方を、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられてもよい。

0155

例えば、端末装置1は、D2D発見に対して設定された送信電力に関するパラメータから算出されるリソースブロックあたりの送信電力と、D2D通信に対して設定された送信電力に関するパラメータから算出されるリソースブロックあたりの送信電力と、を比較し、送信電力(リソースブロックあたりの送信電力)が高い方を用いて、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHを送信してもよい。

0156

ここで、D2D発見に対して設定される送信電力の算出、および、D2D通信に対して設定される送信電力の算出には、1つの共通のパスロス(パスロスの推定値)が用いられる。例えば、D2D発見に対して設定される送信電力の算出、および、D2D通信に対して設定される送信電力の算出に対する1つの共通のパスロス(パスロスの推定値)として、基地局装置3と端末装置1との間のパスロス(パスロスの推定値)が用いられてもよい。例えば、D2D通信のモードとしてモード1が設定された場合、D2D発見に対して設定される送信電力の算出、および、D2D通信に対して設定される送信電力の算出に対する1つの共通のパスロス(パスロスの推定値)として、基地局装置3と端末装置1との間のパスロス(パスロスの推定値)が用いられてもよい。

0157

また、D2D発見に対して設定される送信電力の算出、および、D2D通信に対して設定される送信電力の算出に対する1つの共通のパスロス(パスロスの推定値)として、端末装置1間のパスロス(パスロスの推定値)が用いられてもよい。例えば、D2D通信のモードとしてモード2が設定された場合、D2D発見に対して設定される送信電力の算出、および、D2D通信に対して設定される送信電力の算出に対する1つの共通のパスロス(パスロスの推定値)として、端末装置1間のパスロス(パスロスの推定値)が用いられてもよい。

0158

ここで、D2D発見に対して設定される送信電力とD2D通信に対して設定される送信電力が、同一の値の場合には、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、該送信電力(送信電力の値)を用いて送信されてもよい。また、D2D発見に対して設定される送信電力とD2D通信に対して設定される送信電力が、異なる値の場合には、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、D2D発見に対して設定される送信電力と、D2D通信に対して設定される送信電力と、を比較し、送信電力が高い方を用いて送信されてもよい。

0159

ここで、上述において、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられる送信電力として、D2D発見に対して設定される送信電力とD2D通信に対して設定される送信電力を比較して、送信電力が高い方を用いることを記載したが、送信電力が低い方を用いてもよいことは勿論である。例えば、送信電力が高い方、送信電力が低い方の、何れを用いるのかは、仕様書などによって規定される。

0160

以下、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信のそれぞれに対して、個別に送信電力が設定される第4の例を記載する。

0161

例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信のそれぞれに対して、個別の送信電力(送信電力に関するパラメータ)が定義されてもよい。すなわち、基地局装置3は、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信のそれぞれに対して、個別に送信電力を設定してもよい。また、端末装置1は、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に対して設定された送信電力を用いて第1のD2DSS/第1のPD2DSCHを送信し、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHに対して設定された送信電力を用いて第4のD2DSS/第4のPD2DSCHを送信してもよい。

0162

ここで、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に対して、D2D発見に対して設定される送信電力が用いられてもよい。また、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対して、D2D通信に対して設定される送信電力が用いられてもよい。例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に対する送信電力に、D2D発見に対して設定される送信電力に関するパラメータが用いられてもよい。また、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に対する送信電力の設定に、D2D通信に対して設定される送信電力に関するパラメータが用いられてもよい。

0163

ここで、上述したように、D2D発見に対して設定される送信電力の算出、および、D2D通信に対して設定される送信電力の算出には、1つの共通のパスロス(パスロスの推定値)が用いられる。例えば、D2D発見に対して設定される送信電力の算出、および、D2D通信に対して設定される送信電力の算出に対する1つの共通のパスロス(パスロスの推定値)として、基地局装置3と端末装置1との間のパスロス(パスロスの推定値)が用いられてもよい。また、D2D発見に対して設定される送信電力の算出、および、D2D通信に対して設定される送信電力の算出に対する1つの共通のパスロス(パスロスの推定値)として、端末装置1間のパスロス(パスロスの推定値)が用いられてもよい。

0164

ここで、第3の例として記載した送信電力の設定方法と、第4の例として記載した送信電力の設定方法は、基地局装置3によって切り替えられてもよい。例えば、基地局装置3は、第3の例として記載した送信電力の設定方法、または、第4の例として記載した送信電力の設定方法のいずれか一方を指示するための情報を、上位層の信号に含めて送信してもよい。

0165

ここで、第3の例および/または第4の例において、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHは、D2D発見のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力を用いて送信されてもよい。例えば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHは、D2D発見のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力に関するパラメータに基づいて、設定された周期的なリソースプール内の先頭のサブフレーム(D2D発見の送信に対して設定されたリソースプール内の任意のサブフレームでもよい)において送信されてもよい。

0166

また、第3の例および/または第4の例において、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力を用いて送信されてもよい。また、第3の例および/または第4の例において、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、D2D通信のためのD2DSAでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力を用いて送信されてもよい。ここで、上述したように、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)、および、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)のそれぞれに対して、個別に送信電力が設定されてもよい。

0167

また、第3の例および/または第4の例において、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力、および、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力が、同一の値の場合には、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、該送信電力(送信電力の値)を用いて送信されてもよい。また、第3の例および/または第4の例において、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力、および、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力が、異なる値の場合には、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力と、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力と、を比較し、送信電力が高い方(大きい方)、または、CP長が低い方(小さい方)の送信電力を用いて送信されてもよい。

0168

すなわち、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHは、D2D通信のためのPSCHでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力に関するパラメータ、および/または、D2D通信のためのD2DSAでの送信(PD2DDCHでの送信)に対して設定される送信電力に関するパラメータに基づいて、設定されたサブフレーム(D2D通信の送信に対して設定されたリソースプールの任意のサブフレームでもよい)において周期的に送信されてもよい。

0169

上述では、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられる送信電力の設定の例として、D2D発見に対して設定される送信電力とD2D通信に対して設定される送信電力を比較して、送信電力が高い方を用いることを記載した。以下、第1のD2DSS/第1のPD2DSCH、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられる送信電力を、D2D通信のモードおよび/またはD2D発見のタイプに対する優先度に基づいて設定する例を記載する。

0170

以下では、一例として、D2D発見タイプ1、D2D発見タイプ2(タイプ2Aおよび/またはタイプ2B)、D2D通信モード1、および、D2D通信モード2のそれぞれに対して送信電力が個別に設定され、優先度に基づいて、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられる送信電力が設定される例を記載する。ここで、以下の記載は一例であり、本実施形態は同様の内容であれば、その全てを含むことは勿論である。例えば、優先度は、仕様書などによって事前に規定される。

0171

例えば、優先度として、
・D2D通信モード1はD2D発見タイプ2よりも優先度が高い
・D2D発見タイプ2はD2D通信モード2よりも優先度が高い
・D2D通信モード2はD2D発見タイプ1よりも優先度が高い
と規定された場合、D2D通信のモードとしてモード1が、D2D発見のタイプとしてタイプ2が設定されたならば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信には、D2D通信モード1に対して設定される送信電力が用いられる。また、D2D通信のモードとしてモード2が、D2D発見のタイプとしてタイプ2が設定されたならば、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信には、D2D発見タイプ2に対して設定される送信電力が用いられる。

0172

すなわち、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信、および、第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられる送信電力は、予め規定される、D2D通信のモードおよび/またはD2D発見のタイプの優先度に基づいて設定されてもよい。

0173

ここで、上述したように、D2D通信のモードおよび/またはD2D発見のタイプの優先度は、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信と第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信が衝突した場合に、何れのD2DSS/PD2DSCHを送信するのかを決定するために用いられてもよい。

0174

例えば、上述した優先度が規定された場合、D2D通信のモードとしてモード1が、D2D発見のタイプとしてタイプ2が設定され、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信と第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信が同一サブフレームで生じたならば、該サブフレームにおける第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信に用いられる送信電力は、優先度に基づいて、D2D通信モード1に対して設定された送信電力であってもよい。

0175

また、例えば、上述した優先度が規定された場合、D2D通信のモードとしてモード2が、D2D発見のタイプとしてタイプ2が設定され、第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信と第4のD2DSS/第4のPD2DSCHの送信が同一サブフレームで生じたならば、該サブフレームにおける第1のD2DSS/第1のPD2DSCHの送信に用いられる送信電力は、優先度に基づいて、D2D発見タイプ2に対して設定された送信電力であってもよい。

0176

以下、本実施形態における装置の構成について説明する。

0177

図6は、本実施形態の端末装置1の構成を示す概略ブロック図である。図示するように、端末装置1は、上位層処理部101、制御部103、受信部105、送信部107と送受信アンテナ部109を含んで構成される。また、上位層処理部101は、無線リソース制御部1011、スケジューリング情報解釈部1013、および、D2D制御部1015を含んで構成される。また、受信部105は、復号化部1051、復調部1053、多重分離部1055、無線受信部1057とチャネル測定部1059を含んで構成される。また、送信部107は、符号化部1071、変調部1073、多重部1075、無線送信部1077と上りリンク参照信号生成部1079を含んで構成される。

0178

上位層処理部101は、ユーザの操作等により生成された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を、送信部107に出力する。また、上位層処理部101は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)層の処理を行なう。

0179

上位層処理部101が備える無線リソース制御部1011は、自装置の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御部1011は、基地局装置3から受信した上位層の信号に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。すなわち、無線リソース制御部1011は、基地局装置3から受信した各種設定情報/パラメータを示す情報に基づいて各種設定情報/パラメータをセットする。また、無線リソース制御部1011は、上りリンクの各チャネルに配置される情報を生成し、送信部107に出力する。

0180

上位層処理部101が備えるスケジューリング情報解釈部1013は、受信部105を介して受信したDCIフォーマット(スケジューリング情報)の解釈をし、前記DCIフォーマットを解釈した結果に基づき、受信部105、および送信部107の制御を行なうために制御情報を生成し、制御部103に出力する。

0181

上位層処理部101が備えるD2D制御部1015は、無線リソース制御部1011によって管理されている各種設定情報/パラメータに基づいて、D2D発見、D2D通信、および/または、ProSe−assisted WLANダイレクト通信の制御を行う。なお、D2D制御部1015は、少なくとも1つの端末装置1に対してD2DSS/PD2DSCHを送信するかどうかを制御してもよい。また、D2D制御部1015は、D2DSS/PD2DSCHの送信に用いられるCP長の制御を行う。また、D2D制御部1015は、D2DSS/PD2DSCHの送信に用いられる送信電力の制御を行う。D2D制御部1015は、他の端末装置1またはEUTRAN(基地局装置3)に送信する、D2Dに関連する情報を生成してもよい。

0182

制御部103は、上位層処理部101からの制御情報に基づいて、受信部105、および送信部107の制御を行なう制御信号を生成する。制御部103は、生成した制御信号を受信部105、および送信部107に出力して受信部105、および送信部107の制御を行なう。

0183

受信部105は、制御部103から入力された制御信号に従って、送受信アンテナ部109を介して基地局装置3から受信した受信信号を、分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部101に出力する。

0184

無線受信部1057は、送受信アンテナ部109を介して受信した下りリンクの信号を、直交復調によりベースバンド信号に変換し(ダウンコンバート: down covert)、不要な周波数成分を除去し、信号レベルが適切に維持されるように増幅レベルを制御し、受信した信号の同相成分および直交成分に基づいて、直交復調し、直交復調されたアナログ信号ディジタル信号に変換する。無線受信部1057は、変換したディジタル信号からCP(Cyclic Prefix)に相当する部分を除去し、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出する。

0185

多重分離部1055は、抽出した信号をPHICH、PDCCH、EPDCCH、PDSCH、および下りリンク参照信号に、それぞれ分離する。また、多重分離部1055は、チャネル測定部1059から入力された伝搬路の推定値から、PHICH、PDCCH、EPDCCH、およびPDSCHの伝搬路の補償を行なう。また、多重分離部1055は、分離した下りリンク参照信号をチャネル測定部1059に出力する。

0186

復調部1053は、PHICHに対して対応する符号を乗算して合成し、合成した信号に対してBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調方式の復調を行ない、復号化部1051へ出力する。復号化部1051は、自装置宛てのPHICHを復号し、復号したHARQインディケータを上位層処理部101に出力する。復調部1053は、PDCCHおよび/またはEPDCCHに対して、QPSK変調方式の復調を行ない、復号化部1051へ出力する。復号化部1051は、PDCCHおよび/またはEPDCCHの復号を試み、復号に成功した場合、復号した下りリンク制御情報と下りリンク制御情報が対応するRNTIとを上位層処理部101に出力する。

0187

復調部1053は、PDSCHに対して、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAM等の下りリンクグラントで通知された変調方式の復調を行ない、復号化部1051へ出力する。復号化部1051は、下りリンク制御情報で通知された符号化率に関する情報に基づいて復号を行い、復号した下りリンクデータ(トランスポートブロック)を上位層処理部101へ出力する。

0188

チャネル測定部1059は、多重分離部1055から入力された下りリンク参照信号から下りリンクのパスロスやチャネルの状態を測定し、測定したパスロスやチャネルの状態を上位層処理部101へ出力する。また、チャネル測定部1059は、下りリンク参照信号から下りリンクの伝搬路の推定値を算出し、多重分離部1055へ出力する。チャネル測定部1059は、CQIの算出のために、チャネル測定、および/または、干渉測定を行なう。

0189

送信部107は、制御部103から入力された制御信号に従って、上りリンク参照信号を生成し、上位層処理部101から入力された上りリンクデータ(トランスポートブロック)を符号化および変調し、PUCCH、PUSCH、および生成した上りリンク参照信号を多重し、送受信アンテナ部109を介して基地局装置3に送信する。

0190

符号化部1071は、上位層処理部101から入力された上りリンク制御情報を畳込み符号化、ブロック符号化等の符号化を行う。また、符号化部1071は、PUSCHのスケジューリングに用いられる情報に基づきターボ符号化を行なう。

0191

変調部1073は、符号化部1071から入力された符号化ビットをBPSK、QPSK、16QAM、64QAM等の下りリンク制御情報で通知された変調方式または、チャネル毎に予め定められた変調方式で変調する。変調部1073は、PUSCHのスケジューリングに用いられる情報に基づき、空間多重されるデータの系列の数を決定し、MIMO(Multiple Input Multiple Output)SM(Spatial Multiplexing)を用いることにより同一のPUSCHで送信される複数の上りリンクデータを、複数の系列にマッピングし、この系列に対してプレコーディング(precoding)を行なう。

0192

上りリンク参照信号生成部1079は、基地局装置3を識別するための物理レイヤセル識別子(physical layer cell identity:PCI、Cell IDなどと称する。)、上りリンク参照信号を配置する帯域幅、上りリンクグラントで通知されたサイクリックシフト、DMRSシーケンスの生成に対するパラメータの値などを基に、予め定められた規則(式)で求まる系列を生成する。多重部1075は、制御部103から入力された制御信号に従って、PUSCHの変調シンボル並列並び替えてから離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform:DFT)する。また、多重部1075は、PUCCHとPUSCHの信号と生成した上りリンク参照信号を送信アンテナポート毎に多重する。つまり、多重部1075は、PUCCHとPUSCHの信号と生成した上りリンク参照信号を送信アンテナポート毎にリソースエレメントに配置する。

0193

無線送信部1077は、多重された信号を逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform:IFFT)して、SC−FDMAシンボルを生成し、生成されたSC−FDMAシンボルにCPを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換し、ローパスフィルタを用いて余分な周波数成分を除去し、搬送波周波数アップコンバート(up convert)し、電力増幅し、送受信アンテナ部109に出力して送信する。

0194

図7は、本実施形態の基地局装置3の構成を示す概略ブロック図である。図示するように、基地局装置3は、上位層処理部301、制御部303、受信部305、送信部307、および、送受信アンテナ部309、を含んで構成される。また、上位層処理部301は、無線リソース制御部3011、スケジューリング部3013、および、D2D制御部3015を含んで構成される。また、受信部305は、復号化部3051、復調部3053、多重分離部3055、無線受信部3057とチャネル測定部3059を含んで構成される。また、送信部307は、符号化部3071、変調部3073、多重部3075、無線送信部3077と下りリンク参照信号生成部3079を含んで構成される。

0195

上位層処理部301は、媒体アクセス制御(MAC: Medium Access Control)層、パケットデータ統合プロトコル(Packet Data Convergence Protocol: PDCP)層、無線リンク制御(Radio Link Control: RLC)層、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)層の処理を行なう。また、上位層処理部301は、受信部305、および送信部307の制御を行なうために制御情報を生成し、制御部303に出力する。

0196

上位層処理部301が備える無線リソース制御部3011は、下りリンクのPDSCHに配置される下りリンクデータ(トランスポートブロック)、システムインフォメーションRRCメッセージ、MAC CE(Control Element)などを生成し、又は上位ノードから取得し、送信部307に出力する。また、無線リソース制御部3011は、端末装置1各々の各種設定情報/パラメータの管理をする。無線リソース制御部1011は、上位層の信号を介して端末装置1各々に対して各種設定情報/パラメータをセットしてもよい。すなわち、無線リソース制御部1011は、各種設定情報/パラメータを示す情報を送信/報知する。

0197

上位層処理部301が備えるスケジューリング部3013は、受信したチャネル状態情報およびチャネル測定部3059から入力された伝搬路の推定値やチャネルの品質などから、物理チャネル(PDSCHおよびPUSCH)を割り当てる周波数およびサブフレーム、物理チャネル(PDSCHおよびPUSCH)の符号化率および変調方式および送信電力などを決定する。スケジューリング部3013は、スケジューリング結果に基づき、受信部305、および送信部307の制御を行なうために制御情報(例えば、DCIフォーマット)を生成し、制御部303に出力する。スケジューリング部3013は、さらに、送信処理および受信処理を行うタイミングを決定する。

0198

上位層処理部301が備えるD2D制御部3015は、無線リソース制御部3011によって管理されている各種設定情報/パラメータに基づいて、セルラリンクを用いて通信している端末装置1におけるD2D発見、D2D通信、および/または、ProSe−assisted WLANダイレクト通信の制御を行う。D2D制御部3015は、他の基地局装置3または端末装置1に送信する、D2Dに関連する情報を生成してもよい。また、D2D制御部3015は、D2DSS/PD2DSCHの送信に用いられるCP長の制御を行う。また、D2D制御部3015は、D2DSS/PD2DSCHの送信に用いられる送信電力の制御を行う。

0199

制御部303は、上位層処理部301からの制御情報に基づいて、受信部305、および送信部307の制御を行なう制御信号を生成する。制御部303は、生成した制御信号を受信部305、および送信部307に出力して受信部305、および送信部307の制御を行なう。

0200

受信部305は、制御部303から入力された制御信号に従って、送受信アンテナ部309を介して端末装置1から受信した受信信号を分離、復調、復号し、復号した情報を上位層処理部301に出力する。無線受信部3057は、送受信アンテナ部309を介して受信された上りリンクの信号を、直交復調によりベースバンド信号に変換し(ダウンコンバート: down covert)、不要な周波数成分を除去し、信号レベルが適切に維持されるように増幅レベルを制御し、受信された信号の同相成分および直交成分に基づいて、直交復調し、直交復調されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。

0201

無線受信部3057は、変換したディジタル信号からCP(Cyclic Prefix)に相当する部分を除去する。無線受信部3057は、CPを除去した信号に対して高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)を行い、周波数領域の信号を抽出し多重分離部3055に出力する。

0202

多重分離部1055は、無線受信部3057から入力された信号をPUCCH、PUSCH、上りリンク参照信号などの信号に分離する。尚、この分離は、予め基地局装置3が無線リソース制御部3011で決定し、各端末装置1に通知した上りリンクグラントに含まれる無線リソースの割り当て情報に基づいて行なわれる。また、多重分離部3055は、チャネル測定部3059から入力された伝搬路の推定値から、PUCCHとPUSCHの伝搬路の補償を行なう。また、多重分離部3055は、分離した上りリンク参照信号をチャネル測定部3059に出力する。

0203

復調部3053は、PUSCHを逆離散フーリエ変換(Inverse Discrete Fourier Transform: IDFT)し、変調シンボルを取得し、PUCCHとPUSCHの変調シンボルそれぞれに対して、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK、16QAM、64QAM等の予め定められた、または自装置が端末装置1各々に上りリンクグラントで予め通知した変調方式を用いて受信信号の復調を行なう。復調部3053は、端末装置1各々に上りリンクグラントで予め通知した空間多重される系列の数と、この系列に対して行なうプリコーディングを指示する情報に基づいて、MIMOSMを用いることにより同一のPUSCHで送信された複数の上りリンクデータの変調シンボルを分離する。

0204

復号化部3051は、復調されたPUCCHとPUSCHの符号化ビットを、予め定められた符号化方式の、予め定められた、又は自装置が端末装置1に上りリンクグラントで予め通知した符号化率で復号を行ない、復号した上りリンクデータと、上りリンク制御情報を上位層処理部101へ出力する。PUSCHが再送信の場合は、復号化部3051は、上位層処理部301から入力されるHARQバッファに保持している符号化ビットと、復調された符号化ビットを用いて復号を行なう。チャネル測定部309は、多重分離部3055から入力された上りリンク参照信号から伝搬路の推定値、チャネルの品質などを測定し、多重分離部3055および上位層処理部301に出力する。

0205

送信部307は、制御部303から入力された制御信号に従って、下りリンク参照信号を生成し、上位層処理部301から入力されたHARQインディケータ、下りリンク制御情報、下りリンクデータを符号化、および変調し、PHICH、PDCCH、EPDCCH、PDSCH、および下りリンク参照信号を多重して、送受信アンテナ部309を介して端末装置1に信号を送信する。

0206

符号化部3071は、上位層処理部301から入力されたHARQインディケータ、下りリンク制御情報、および下りリンクデータを、ブロック符号化、畳込み符号化、ターボ符号化等の予め定められた符号化方式を用いて符号化を行なう、または無線リソース制御部3011が決定した符号化方式を用いて符号化を行なう。変調部3073は、符号化部3071から入力された符号化ビットをBPSK、QPSK、16QAM、64QAM等の予め定められた、または無線リソース制御部3011が決定した変調方式で変調する。

0207

下りリンク参照信号生成部3079は、基地局装置3を識別するための物理レイヤセル識別子(PCI)などを基に予め定められた規則で求まる、端末装置1が既知の系列を下りリンク参照信号として生成する。多重部3075は、変調された各チャネルの変調シンボルと生成された下りリンク参照信号を多重する。つまり、多重部3075は、変調された各チャネルの変調シンボルと生成された下りリンク参照信号をリソースエレメントに配置する。

0208

無線送信部3077は、多重された変調シンボルなどを逆高速フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform:IFFT)して、OFDMシンボルを生成し、生成したOFDMシンボルにCPを付加し、ベースバンドのディジタル信号を生成し、ベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換し、ローパスフィルタにより余分な周波数成分を除去し、搬送波周波数にアップコンバート(up convert)し、電力増幅し、送受信アンテナ部309に出力して送信する。

0209

本実施形態の端末装置1は、他の端末装置および基地局装置と通信する端末装置1において、D2D発見に対して設定される送信電力に関する第1のパラメータと、前記基地局装置と前記端末装置とにおけるパスロスの推定値を用いて算出される送信電力と、D2D通信に対して設定される送信電力に関する第2のパラメータと、前記パスロスの推定値を用いて算出される送信電力と、を比較し、大きい方の送信電力を用いて、D2DSSおよび/またはPD2DSCHを送信する送信部107を備える。

0210

また、本実施形態の端末装置1は、他の端末装置および基地局装置と通信する端末装置1において、D2D発見に対して設定される送信電力に関する第1のパラメータと、前記基地局装置と前記端末装置におけるパスロスの推定値に基づいて算出される送信電力を用いて、第1のD2DSSおよび/または第1のPD2DSCHを送信し、D2D通信に対して設定される送信電力に関する第2のパラメータと、前記パスロスの推定値に基づいて算出される送信電力を用いて、第2のD2DSSおよび/または第2のPD2DSCHを送信する送信部107を備え、前記第1のD2DSSおよび/または前記第1のPD2DSCHは、上位層の信号に含まれる第1の情報を用いて設定されたD2D発見に対するリソースプールの先頭のサブフレームにおいて周期的に送信され、前記第2のD2DSSおよび/または前記第2のPD2DSCHは、上位層の信号に含まれる第2の情報を用いて設定されたサブフレームにおいて周期的に送信される。

0211

また、本実施形態の基地局装置3は、他の端末装置と通信する端末装置1を制御する基地局装置3において、D2D発見に対する送信電力を設定するための第1のパラメータ、D2D通信に対する送信電力を設定するための第2のパラメータを送信する送信部307を備え、D2DSSおよび/またはPD2DSCHは、前記第1のパラメータと、前記基地局装置と前記端末装置とにおけるパスロスの推定値を用いて算出される送信電力と、前記第2のパラメータと、前記パスロスの推定値を用いて算出される送信電力と、を比較し、大きい方の送信電力を用いて送信される。

0212

また、本実施形態の基地局装置3は、他の端末装置と通信する端末装置1を制御する基地局装置3において、D2D発見に対する送信電力を設定するための第1のパラメータ、D2D通信に対する送信電力を設定するための第2のパラメータ、第1の情報、および、第2の情報を送信する送信部307を備え、第1のD2DSSおよび/または第1のPD2DSCHは、前記第1のパラメータと、前記基地局装置と前記端末装置におけるパスロスの推定値に基づいて算出される送信電力を用いて送信され、第2のD2DSSおよび/または第2のPD2DSCHは、前記第2のパラメータと、前記パスロスの推定値に基づいて算出される送信電力を用いて送信され、前記第1のD2DSSおよび/または前記第1のPD2DSCHは、前記第1の情報を用いて設定されたD2D発見に対するリソースプールの先頭のサブフレームにおいて周期的に送信され、前記第2のD2DSSおよび/または前記第2のPD2DSCHは、前記第2の情報を用いて設定されたサブフレームにおいて周期的に送信される。

0213

また、本実施形態の端末装置1は、他の端末装置および基地局装置と通信する端末装置1において、D2D発見に対して設定される第1のCP長と、D2D通信に対して設定される第2のCP長と、を比較し、CP長が長い方を用いて、D2DSSおよび/またはPD2DSCHを送信する送信部107を備える。

0214

また、本実施形態の端末装置1は、他の端末装置および基地局装置と通信する端末装置1において、D2D発見に対して設定される第1のCP長を用いて、第1のD2DSSおよび/または第1のPD2DSCHを送信し、D2D通信に対して設定される第2のCP長を用いて、第2のD2DSSおよび第2のPD2DSCHを送信する送信部107を備え、前記第1のD2DSSおよび前記第1のPD2DSCHは、上位層の信号に含まれる第1の情報を用いて設定されたD2D発見に対するリソースプールの先頭のサブフレームにおいて周期的に送信され、前記第2のD2DSSおよび前記第2のPD2DSCHは、上位層の信号に含まれる第2の情報を用いて設定されたサブフレームにおいて周期的に送信される。

0215

また、本実施形態の基地局装置3は、他の端末装置と通信する端末装置1を制御する基地局装置3において、D2D発見に対する第1のCP長を設定するための第1のパラメータ、D2D通信に対する第2のCP長を設定するための第2のパラメータを送信する送信部307を備え、D2DSSおよび/またはPD2DSCHは、第1のCP長と、第2のCP長と、を比較し、CP長が長い方を用いて送信される。

0216

また、本実施形態の基地局装置3は、他の端末装置と通信する端末装置1を制御する基地局装置3において、D2D発見に対する第1のCP長を設定するための第1のパラメータ、D2D通信に対する第2のCP長を設定するための第2のパラメータ、第1の情報、および、第2の情報を送信する送信部307を備え、第1のD2DSSおよび/または第1のPD2DSCHは、第1のCP長を用いて送信され、第2のD2DSSおよび/または第2のPD2DSCHは、第2のCP長を用いて送信され、前記第1のD2DSSおよび前記第1のPD2DSCHは、前記第1の情報を用いて設定されたD2D発見に対するリソースプールの先頭のサブフレームにおいて周期的に送信され、第2のD2DSSおよび第2のPD2DSCHは、前記第2の情報を用いて設定されたサブフレームにおいて周期的に送信される。

0217

これにより、端末装置1間で効率的にD2Dを行うことができる。例えば、効率的にD2Dに対するCP長を制御することができる。また、例えば、効率的にD2Dに対する送信電力を制御することができる。

0218

本発明に関わる基地局装置3、および端末装置1で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU(Central Processing Unit)等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であっても良い。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、Flash ROM(Read Only Memory)などの各種ROMやHDD(Hard Disk Drive)に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し修正・書き込みが行われる。

0219

尚、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。

0220

尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、端末装置1、又は基地局装置3に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。

0221

さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。

0222

また、上述した実施形態における基地局装置3は、複数の装置から構成される集合体(装置グループ)として実現することもできる。装置グループを構成する装置の各々は、上述した実施形態に関わる基地局装置3の各機能または各機能ブロックの一部、または、全部を備えてもよい。装置グループとして、基地局装置3の一通りの各機能または各機能ブロックを有していればよい。また、上述した実施形態に関わる端末装置1は、集合体としての基地局装置と通信することも可能である。

0223

また、上述した実施形態における基地局装置3は、EUTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)であってもよい。また、上述した実施形態における基地局装置3は、eNodeBに対する上位ノードの機能の一部または全部を有してもよい。

0224

また、上述した実施形態における端末装置1、基地局装置3の一部、又は全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよいし、チップセットとして実現してもよい。端末装置1、基地局装置3の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。

0225

また、上述した実施形態では、通信装置の一例として端末装置を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型電子機器、たとえば、AV機器キッチン機器掃除洗濯機器空調機器オフィス機器自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置にも適用出来る。

0226

以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。

0227

本発明は、端末装置、基地局装置を含む通信装置その他の電子機器の分野で利用が可能である。

0228

1(1A、1B、1C)端末装置
3基地局装置
101 上位層処理部
103 制御部
105 受信部
107 送信部
109送受信アンテナ部
301 上位層処理部
303 制御部
305 受信部
307 送信部
309 送受信アンテナ部
1011無線リソース制御部
1013スケジューリング情報解釈部
1015D2D制御部
3011 無線リソース制御部
3013スケジューリング部
3015 D2D制御部

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