図面 (/)

技術 送信装置、送信方法、受信装置および受信方法

出願人 ソニー株式会社
発明者 北里直久
出願日 2015年7月9日 (5年4ヶ月経過) 出願番号 2016-532967
公開日 2017年4月27日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 WO2016-006659
状態 特許登録済
技術分野 双方向TV,動画像配信等 放送分配方式
主要キーワード デフォルトフラグ コンポーネント構造 合成コンポーネント 言語フラグ 統合コンポーネント コンポーネント構成 フォーマットフラグ シングルモ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年4月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題・解決手段

受信側におけるコンポーネント選択容易性を確保する。 所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、この所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的多重化された伝送ストリームを生成する。この伝送ストリームを、所定の伝送路を通じて送信する。第2の伝送パケットに、コンポーネント選択情報を挿入する。

概要

背景

現在の放送ステムでは、メディアトランスポート方式として、MPEG−2 TS(Moving Picture Experts Group-2 Transport Stream)方式やRTP(Real Time Protocol)方式が広く使用されている(例えば、特許文献1を参照)。次世代のデジタル放送方式として、MMT(MPEG Media Transport)方式(例えば、非特許文献1参照)が検討されている。

概要

受信側におけるコンポーネント選択容易性を確保する。 所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、この所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的多重化された伝送ストリームを生成する。この伝送ストリームを、所定の伝送路を通じて送信する。第2の伝送パケットに、コンポーネント選択情報を挿入する。

目的

特開2013−153291号公報




ISO/IECFDIS 23008-1:2013(E) Information technology-High efficiency coding and media delivery in heterogeneous environments-Part1:MPEG media transport(MMT)






本技術の目的は、例えば、放送・通信ハイブリッドシステムにおいて、受信側におけるコンポーネント選択の容易性を確保することにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、上記所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的多重化された伝送ストリームを生成する伝送ストリーム生成部と、上記伝送ストリームを所定の伝送路を通じて送信する送信部と、上記第2の伝送パケットに、コンポーネント選択情報を挿入する情報挿入部とを備える送信装置

請求項2

上記コンポーネント選択情報は、上位から、固定的な選択を行うセレクテブレイヤ情報、合成を行うコンポジットレイヤ情報および動的な切り替えを行うアダプティブレイヤ情報により構成される請求項1に記載の送信装置。

請求項3

上記アダプティブレイヤで選択し得る各コンポーネントの情報には、取得先を得るための情報が含まれている請求項2に記載の送信装置。

請求項4

上記伝送パケットは、MMTパケットであり、パッケージアクセスメッセージを含む上記第2の伝送パケットにおいて、該パッケージアクセスメッセージに、MMTパッケージテーブルと共に、上記コンポーネント選択情報を持つコンポーネント構造テーブルが配置される請求項1に記載の送信装置。

請求項5

上記コンポーネント構造テーブルのコンポーネントと、上記MMTパッケージテーブルのアセットとは、コンポーネントタグで関連付けが行われる請求項4に記載の送信装置。

請求項6

上記コンポーネント選択情報は、上位から、固定的な選択を行うセレクティブレイヤ情報、合成を行うコンポジットレイヤ情報および動的な切り替えを行うアダプティブレイヤ情報により構成され、上記コンポーネント構造テーブルは、コンポーネントのカテゴリ毎に、上位から、上記セレクティブレイヤ情報としてのインテグレーテド・コンポーネントの選択情報と、上記コンポジットレイヤ情報および上記アダプティブレイヤ情報としてのアトミック・コンポーネントの選択情報を含む請求項4に記載の送信装置。

請求項7

所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、上記所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的に多重化された伝送ストリームを生成する伝送ストリーム生成ステップと、送信部により、上記伝送ストリームを所定の伝送路を通じて送信する伝送ストリーム送信ステップと、上記第2の伝送パケットに、コンポーネント選択情報を挿入する情報挿入ステップとを有する送信方法

請求項8

所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、上記所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的に多重化された伝送ストリームを第1の伝送路を通じて受信する第1の受信部と、所定のコンポーネントを含む第3の伝送パケットが配置された伝送ストリームを第2の伝送路を通じて受信する第2の受信部とを備え、上記第2の伝送パケットには、コンポーネント選択情報が挿入されており、上記コンポーネント選択情報に基づいて提示すべきコンポーネントを選択するコンポーネント選択部をさらに備える受信装置

請求項9

上記コンポーネント選択部は、上記コンポ—ネント選択情報にユーザに選択させるべき特定の属性に関するバリエーションが存在する場合、画面上に選択のグラフィクスユーザインタフェースを表示する請求項8に記載の受信装置。

請求項10

上記コンポーネント選択情報は、上位から、固定的な選択を行うセレクティブレイヤ情報、合成を行うコンポジットレイヤ情報および動的な切り替えを行うアダプティブレイヤ情報により構成されている請求項8に記載の受信装置。

請求項11

上記アダプティブレイヤで選択し得る各コンポーネントの情報には、取得先を得るための情報が含まれている請求項10に記載の受信装置。

請求項12

上記第1の伝送路は放送伝送路であり、上記第2の伝送路はネットワーク伝送路である請求項8に記載の受信装置。

請求項13

第1の受信部により、所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、上記所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的に多重化された伝送ストリームを第1の伝送路を通じて受信する第1の受信ステップと、第2の受信部により、所定のコンポーネントを含む第3の伝送パケットが配置された伝送ストリームを第2の伝送路を通じて受信する第2の受信ステップとを有し、上記第2の伝送パケットには、コンポーネント選択情報が挿入されており、上記コンポーネント選択情報に基づいて提示すべきコンポーネントを選択するコンポーネント選択ステップをさらに有する受信方法

技術分野

0001

本技術は、送信装置送信方法受信装置および受信方法に関し、詳しくは、放送通信ハイブリッド伝送ステムに適用して好適な送信装置等に関する。

背景技術

0002

現在の放送システムでは、メディアトランスポート方式として、MPEG−2 TS(Moving Picture Experts Group-2 Transport Stream)方式やRTP(Real Time Protocol)方式が広く使用されている(例えば、特許文献1を参照)。次世代のデジタル放送方式として、MMT(MPEG Media Transport)方式(例えば、非特許文献1参照)が検討されている。

0003

特開2013−153291号公報

先行技術

0004

ISO/IECFDIS 23008-1:2013(E) Information technology-High efficiency coding and media delivery in heterogeneous environments-Part1:MPEG media transport(MMT)

発明が解決しようとする課題

0005

本技術の目的は、例えば、放送・通信のハイブリッドシステムにおいて、受信側におけるコンポーネント選択容易性を確保することにある。

課題を解決するための手段

0006

本技術の概念は、
所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、上記所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的多重化された伝送ストリームを生成する伝送ストリーム生成部と、
上記伝送ストリームを所定の伝送路を通じて送信する送信部と、
上記第2の伝送パケットに、コンポーネント選択情報を挿入する情報挿入部とを備える
送信装置にある。

0007

本技術において、伝送ストリーム生成部により、所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、この所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的に多重化された伝送ストリームが生成される。送信部により、この伝送ストリームが、所定の伝送路を通じて、受信側に送信される。

0008

情報挿入部により、第2の伝送パケットに、コンポーネント選択情報が挿入される。例えば、コンポーネント選択情報は、上位から、固定的な選択を行うセレクテブレイヤ情報、合成を行うコンポジットレイヤ情報および動的な切り替えを行うアダプティブレイヤ情報により構成される、ようにされてもよい。この場合、例えば、アダプティブレイヤで選択し得る各コンポーネントの情報には、取得先を得るための情報が含まれている、ようにされてもよい。

0009

このように本技術においては、第2の伝送パケットに、コンポーネント選択情報が挿入されるものである。そのため、例えば放送・通信のハイブリッドシステムにおいて、受信側におけるコンポーネント選択の容易性を確保することが可能となる。

0010

なお、本技術において、例えば、伝送パケットは、MMTパケットであり、パッケージアクセスメッセージを含む第2の伝送パケットにおいて、このパッケージアクセスメッセージに、MMTパッケージテーブルと共に、コンポーネント選択情報を持つコンポーネント構造テーブルが配置される、ようにされてもよい。この場合、例えば、コンポーネント構造テーブルのコンポーネントと、MMTパッケージテーブルのアセットとは、コンポーネントタグで関連付けが行われる、ようにされてもよい。

0011

また、本技術の他の概念は、
所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、上記所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的に多重化された伝送ストリームを第1の伝送路を通じて受信する第1の受信部と、
所定のコンポーネントを含む第3の伝送パケットを第2の伝送路を通じて受信する第2の受信部とを備え、
上記第2の伝送パケットには、コンポーネント選択情報が挿入されており、
上記コンポーネント選択情報に基づいて提示すべきコンポーネントを選択するコンポーネント選択部をさらに備える
受信装置にある。

0012

本技術において、第1の受信部により、第1の伝送路を通じて、伝送ストリームが受信される。この伝送ストリームには、所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、この所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的に多重化されている。また、第2の受信部により、第2の伝送路を通じて、所定のコンポーネントを含む第3の伝送パケットが受信される。例えば、第1の伝送路は放送伝送路であり、第2の伝送路はネットワーク伝送路である、ようにされてもよい。

0013

第2の伝送パケットには、コンポーネント選択情報が挿入されている。そして、コンポーネント選択部により、コンポーネント選択情報に基づいて提示すべきコンポーネントが選択される。例えば、コンポーネント選択部は、コンポ—ネント選択情報にユーザに選択させるべき特定の属性に関するバリエーションが存在する場合、画面上に選択のグラフィクスユーザインタフェースを表示する、ようにされてもよい。

0014

また、例えば、コンポーネント選択情報は、上位から、固定的な選択を行うセレクティブレイヤ情報、合成を行うコンポジットレイヤ情報および動的な切り替えを行うアダプティブレイヤ情報により構成されている、ようにされてもよい。この場合、例えば、アダプティブレイヤで選択し得る各コンポーネントの情報には、取得先を得るための情報が含まれている、ようにされてもよい。

0015

このように本技術においては、第2の伝送パケットに挿入されているコンポーネント選択情報に基づいて提示すべきコンポーネントが選択されるものである。そのため、例えば放送・通信のハイブリッドシステムにおいて、コンポーネント選択の容易性を確保することが可能となる。

発明の効果

0016

本技術によれば、例えば放送・通信のハイブリッドシステムにおいて、受信側におけるコンポーネント選択の容易性を確保できる。なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また付加的な効果があってもよい。

図面の簡単な説明

0017

実施の形態としての放送・通信ハイブリッドシステムの構成例を示すブロック図である。
放送・通信の信号構成例を示すスタックモデルを示す図である。
タイムドメディア(Timed Media)を伝送する場合におけるパケット構成例を示す図である。
ノンタイムドメディア(Non-Timed Media)を伝送する場合におけるパケット構成例を示す図である。
MMTパケットの構成例を示す図である。
MMTパケットの「payload data」のフィールドに配置されるMMTPペイロード(MMTP payload)の構成例(Syntax)を示す図である。
一つのGOPのビデオデータを送るときのMMTファイル(MMT file)とMMTPペイロード(MMTP payload)との対応関係の一例を示す図である。
二つのアイテムファイル)を送るときのMMTファイル(MMT file)とMMTPペイロード(MMTP payload)との対応関係の一例を示す図である。
受信機のハイブリッド配信における処理フローを示す図である。
コンポーネントレイヤモデルの一例を示す図である。
コンポーネントレイヤモデルにおけるアダプティブレイヤ、コンポジットレイヤ、アダプティブレイヤと、CSTにおけるインテグレーテド・コンポーネント、アトミック・コンポーネントの対応関係を示す図である。
放送・通信ハイブリッドシステムで想定される信号構成の一例を示す図である。
PAメッセージ(Package Access Message)およびMPテーブル(MPT:MMT Package Table)の構成例を概略的に示す図である。
PAメッセージの主要なパラメータの説明を示す図である。
MPテーブルの主要なパラメータの説明を示す図である。
PAメッセージの構造例(Syntax)を示す図である。
MPテーブル(MPT)の構造例(Syntax)を示す図である。
コンポーネント構造テーブル(CSテーブル)の構造例(1/3)を示す図である。
コンポーネント構造テーブル(CSテーブル)の構造例(2/3)を示す図である。
コンポーネント構造テーブル(CSテーブル)の構造例(3/3)を示す図である。
映像統合コンポーネント記述子の構造例(Syntax)を示す図である。
音声統合コンポーネント記述子の構造例(Syntax)を示す図である。
対象デバイス記述子の構造例(Syntax)を示す図である。
対象地域記述子の構造例(Syntax)を示す図である。
ビューポイント記述子の構造例(Syntax)を示す図である。
パレンタルレート記述子の構造例(Syntax)を示す図である。
適応スイッチ記述子の構造例(Syntax)(1/2)を示す図である。
適応スイッチ記述子の構造例(Syntax)(2/2)を示す図である。
合成コンポーネントタイプ記述子の構造例(Syntax)を示す図である。
MPTとCSTの関連付けの具体例を示す図である。
放送・通信ハイブリッドシステムを構成する放送送出システムの構成例を示すブロック図である。
放送・通信ハイブリッドシステムを構成する受信機の構成例を示すブロック図である。
コンポーネント選択GUIの一例を示す図である。
受信機におけるCST/MPTによるコンポーネント選択・取得プロセスユースケースマルチビュー)を説明するための図である。
マルチビューの例に対応したコンポーネントレイヤモデルを示す図である。
マルチビューの例に対応したコンポーネント構造テーブル(CST)の記述例を示す図である。
受信機におけるコンポーネント構造テーブル(CST)に基づく選択処理例について説明するための図である。

実施例

0018

以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」とする)について説明する。なお、説明を以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例

0019

<1.実施の形態>
[放送・通信ハイブリッドシステムの構成例]
図1は、放送・通信ハイブリッドシステム10の構成例を示している。放送・通信ハイブリッドシステム10において、送信側には放送送出システム110および配信サーバ120が配置され、受信側には受信機200が配置されている。

0020

放送送出システム110は、例えば、伝送メディア(コンポーネント)を含むIP(Internet Protocol)方式の放送信号を送信する。この伝送メディアには、タイムドメディア(Timed Media)と、ノンタイムドメディア(Non-Timed Media)が存在する。例えば、タイムドメディアは、ビデオ、オーディオ字幕等のストリームデータである。また、例えば、ノンタイムドメディアは、HTML文書データ、その他のデータなどのファイルデータである。

0021

配信サーバ120は、伝送メディア(コンポーネント)を含むIPパケットが連続的に配置された伝送ストリームを、例えば、受信側からの要求に応じ、通信ネットワーク300を通じて、受信側に配信する。

0022

受信機200は、放送送出システム110から送られてくるIP方式の放送信号を受信すると共に、配信サーバ120からIPパケットが連続的に配置された伝送ストリームを受信する。受信機200は、このような放送・通信のハイブリッド伝送による受信信号から、提示すべきビデオ、オーディオなどの伝送メディア(コンポーネント)を取得し、画像、音声などを提示する。

0023

図2は、放送・通信の信号構成例を示すスタックモデルを示している。放送(Broadcasting)に関しては、下位レイヤTLV(Type Length Value)の伝送パケットが存在する。このTLVの伝送パケットの上にIPパケットが載る。なお、伝送制御信号シグナリング(Signaling)情報として載ったTLV伝送パケットも存在する。また、通信(Broadband)に関しては、下位レイヤにIPパケットが存在する。

0024

IPパケットの上に、多重化トランスポートパケットが載る。この多重化トランスポートパケットには、MMT(MPEG Media Transport)パケットの他に、HTTP(HyperText Transfer Protocol)パケット、RTP(Real-time Transport Protocol)パケット、あるいはFLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport protocol)パケットなどがある。以下、この実施の形態では、多重化トランスポートパケットとして例えばMMTパケットを用いるものとして説明する。なお、IPパケットには、時刻情報を含むNTP(Network Time Protocol)パケットが載ったIPパケットも存在する。

0025

MMTパケットのペイロード部には、ビデオ、オーディオ、字幕などのストリームデータや、HTML文書データ、その他のデータ等のファイルデータが挿入される。また、MMTパケットのペイロード部には、シグナリングメッセージ(Signaling Message)も挿入される。

0026

図3は、タイムドメディア(Timed Media)を伝送する場合におけるパケット構成例を示している。図3(a)は、ビデオのエレメンタリストリーム(VideoES)を示している。このビデオのエレメンタリストリームは、所定の大きさの固まりに分割され、図3(b)に示すように、MFU(MMTFragment Unit)のペイロード部に配置される。

0027

図3(c)に示すように、MFUにMMTペイロードヘッダ(MMT payload header)が付加されてMMTPペイロード(MMTP payload)が構成される。そして、図3(d)に示すように、このMMTPペイロードにさらにMMTPヘッダ(MMT packet header)が付加されて、MMTパケット(MMT packet)が構成される。

0028

MMTパケットには、ペイロード部に、シグナリングメッセージ(Signaling Message)を含むMMTパケットも存在する。図3(e)に示すように、MMTパケットに、UDPヘッダおよびIPヘッダが付加されて、IPパケット(IP packet)が生成される。なお、図示は省略されているが、IPパケットとしては、さらに、オーディオ、字幕などのその他の伝送メディアのMMTパケットを含むIPパケットも存在する。

0029

図4は、ノンタイムドメディア(Non-Timed Media)を伝送する場合におけるパケット構成例を示している。図4(a)は、ファイル(File)を示している。F1,F2のそれぞれが1つのファイルを示している。例えば、F1はある番組で利用するファイルであり、F2は次の番組で利用するファイルである。

0030

F1のファイルは、ファイルサイズが小さいので、図4(b)に示すように、その全体がMFUのペイロードに配置される。一方、F2のファイルは、ファイルサイズが大きいので、図4(b)に示すように、複数個の固まり、つまりフラグメント(fragment)に分割され、それぞれがMFUのペイロードに配置される。

0031

図4(c)に示すように、MFUにMMTペイロードヘッダ(MMT payload header)が付加されてMMTPペイロード(MMTP payload)が構成される。この場合、F1のファイルデータを持つMFUはサイズが小さいので、1つのMMTPペイロードに配置される。一方、F2-1,F2-2,・・・の分割データを持つMFUは、それぞれ、1つのMMTPペイロードに配置される。そして、図4(d)に示すように、このMMTPペイロードにさらにMMTPヘッダ(MMT packet header)が付加されて、MMTパケット(MMT packet)が構成される。

0032

MMTパケットには、図4(d)に示すように、ペイロードに、シグナリングメッセージを含むMMTパケットも存在する。図4(e)に示すように、MMTパケットにUDPヘッダおよびIPヘッダが付加されてIPパケット(IP packet)が生成される。

0033

図5(a)は、MMTパケットの構成例を示している。MMTパケットは、MMTパケットヘッダ(MMTP header)と、MMTPペイロード(MMTP payload)とからなる。「V」の2ビットフィールドは、MMTプロトコルバージョンを示す。MMT規格第1版に従う場合、このフィールドは“00”とされる。「C」の1ビットフィールドは、パケットカウンタフラグ(packet_counter_flag)情報を示し、パケットカウンタフラグが存在する場合は“1”となる。「FEC」の2ビットフィールドは、FECタイプ(FEC_type)を示す。

0034

「X」の1ビットフィールドは、拡張ヘッダフラグ(extension_flag)情報を示し、MMTパケットのヘッダ拡張を行う場合は“1”とされる。この場合、後述する「header_extension」のフィールドが存在する。「R」の1ビットフィールドは、RAPフラグ(RAP_flag)情報を示し、このMMTパケットが伝送するMMTペイロードがランダムアクセスポイント先頭を含む場合は“1”とされる。

0035

「type」の6ビットフィールドは、ペイロードタイプ(payload_type)情報であり、MMTPペイロードのデータタイプを示す。例えば、「0x00」はペイロードがMPU(Media Processing Unit)であることを示し、「0x02」はペイロードがシグナリングメッセージ(Signaling message)であることを示す。

0036

「packet_id」の16ビットフィールドは、ペイロードのデータ種類識別するためのパケット識別子(packet_id)を示す。「timestamp」の32ビットフィールドは、伝送のためのタイプスタンプ、すなわちMMTパケットが送信側から出ていくときの時刻を示す。この時刻は、NTPショートフォーマット(NTP short format)で表される。「packet_sequence_number」の32ビットフィールドは、同一のパケット識別子(packet_id)を持つMMTパケットのシーケンス番号を示す。「packet_counter」の32ビットフィールドは、パケット識別子(packet_id)の値に関係なく、同一のIPデータフローにおけるMMTパケットの順序を示す。

0037

上述の「X」の1ビットフラグ情報が「1」であるとき、「packet_counter」の32ビットフィールドの後に、MMT拡張ヘッダである「header_extension」のフィールドが配置される。その後に、MMTPペイロード(MMTP payload)を構成する「payload data」のフィールドおよび「source_FEC_payload_ID」のフィールドが存在する。

0038

図5(b)は、MMT拡張ヘッダの構成例を示している。「type」の16ビットフィールドは、拡張ヘッダのタイプを示す。「length」の16ビットフィールドは、これ以降の拡張ヘッダのバイトサイズを示す。この拡張ヘッダのバイトサイズは、拡張ヘッダのタイプにより異なる。「header_extension_byte」のフィールドは、ヘッダ拡張のためのデータバイトを示す。

0039

図6(a)は、上述のMMTパケットの「payload data」のフィールドに配置されるMMTPペイロード(MMTP payload)の構成例(Syntax)を示している。なお、この例は、MMTヘッダの「type」が「0x00」であるMPUモードである場合を示している。最初にヘッダ情報が存在する。「length」の16ビットフィールドは、MMTPペイロード全体のバイトサイズを示す。“FT”の4ビットフィールドは、フィールドタイプを示す。 “0”は「MPU metadata」を含むことを示し、“1”は「Movie Fragment metadata」を含むことを示し、“2”は「MFU」を含むことを示す。

0040

ここで、MFU(MMTFragment Unit)は、MPUが細分化、すなわちフラグメント(Fragment)化されたものである。例えば、ビデオの場合、このMFUを一つのNALユニットに相当するように設定できる。また、例えば、通信ネットワーク伝送路で送る場合、このMFUを一つまたは複数のMTUサイズ(MTU size)で構成することもできる。

0041

また、MPUは、ランダムアクセスポイント(RAP:Random Access Pint)から始まるものであり、一つまたは複数のアクセスユニット(AU:Access Unit)を含むものである。具体的には、例えば、一つのGOP(Group Of Picture)のピクチャが、一つのMPUの構成となることがある。このMPUは、アセット別に定義されるものとなっている。したがって、ビデオのアセットからはビデオデータのみを含むビデオのMPUが作成され、オーディオのアセットからはオーディオデータのみを含むオーディオのMPUが作成される。

0042

「T」の1ビットフラグ情報は、タイムドメディア(Timed Media)を伝送するか、ノンタイムドメディア(Non-Timed Media)を伝送するかを示す。“1”はタイムドメディアを示し、“0”はノンタイムドメディアを示す。

0043

「f_i」の2ビットフィールドは、「DU payload」のフィールドに、整数個データユニット(DU:Data Unit)が入っているか、データユニットが断片化されて得られたフラグメント(Fragment)の最初(first)、中間、最後(last)のいずれが入っているかを示す。“0”は整数個のデータユニットが入っていることを示し、“1”は最初のフラグメントが入っていることを示し、“2”は中間のフラグメントが入っていることを示し、“3”は最後のフラグメントが入っていることを示す。

0044

「A」の1ビットフラグ情報は、「DU payload」のフィールドに、複数個のデータユニットが入っているか否かを示す。“1”は入っていることを示し、“0”は入っていないことを示す。「frag_counter」の8ビットフィールドは、「f_i」が1〜3であるとき、何番目のフラグメントであるかを示す。

0045

「MPU_sequence_number」の32ビットフィールドは、MPUの順番を示す番号であり、MPUを識別する情報である。例えば、1つのGOPが1つのMPUを構成する場合、あるGOPの「MPU_sequence_number」が「i」であるとき、次のGOPの「MPU_sequence_number」は「i+1」となる。

0046

この「MPU_sequence_number」のフィールドの後に、「DU_length」、「DU_header」、「DU_payload」の各フィールドが配置される。「DU_length」の16ビットフィールドは、上述の「A=0」である場合、つまり「DU payload」のフィールドに複数個のデータユニットが入っていない場合は存在しない。また、「DU_header」のフィールドは、“FT=0/1”である場合、つまり「MPU metadata」や「Movie Fragment metadata」を含む場合は存在しない。

0047

図6(b)は、「DU_header」の構成例(Syntax)を示している。なお、この例は、「T=1」の場合、つまりタイムドメディア(Timed Media)を伝送する場合を示している。「movie_fragment_sequence_number」の32ビットフィールドは、MFU単位でのシーケンス番号を示す。例えば、Iピクチャを分割したとき、その一つ一つがMFUとなる。「sample_number」の32ビットフィールドは、例えばビデオの場合はピクチャ単位の番号を示す。「offset」の32ビットフィールドは、例えばビデオの場合はピクチャの先頭からのオフセット値バイト値)を示す。

0048

図6(c)は、「DU_header」の構成例を示している。なお、この例は、「T=0」の場合、つまりノンタイムドメディア(Non-Timed Media)を伝送する場合を示している。「item_ID」の32ビットフィールドは、アイテム(ファイル)を識別するIDである。

0049

MMT方式では、ビデオなどの伝送メディアを、フラグメント化されたISOBMFF(ISO Base Media File Format)に基づいたコンテンツフォーマットで伝送する。図7は、一つのGOPのビデオデータを送るときのMMTファイル(MMT file)とMMTPペイロード(MMTP payload)との対応関係の一例を示している。

0050

MMTファイルの構成は、基本的には、MP4のファイル構成とほぼ同等である。最初に“ftyp”のボックス(Box)がある。続いて、MMT独自の“mmpu”のボックスがある。続いて、ファイル全体のメタデータとしての“moov”のボックスがある。

0051

続いて、ムービーフラグメント(Movie Fragment)がある。このムービーフラグメントは、制御情報が入る“moof”ボックスと、ビデオの符号化データが入る“mdat”ボックスからなる。ここでは、一つのGOPが一つのMPUの構成となることを想定しているので、ムービーフラグメントは一組だけ存在する。

0052

“ftyp”,“mmpu”,“moov”の各ボックスのメタデータは、「MPU metadata」として、一つのMMTパケットで伝送される。この場合、“FT=0”である。“moof”ボックスのメタデータは、「Movie Fragment metadata」として、一つのMMTパケットで伝送される。この場合、“FT=1”である。“mdat”ボックスに含まれるビデオの符号化データは、「MFU」に断片化され、それぞれが一つのMMTパケットで伝送される。この場合、“FT=2”である。

0053

図8は、二つのアイテム(ファイル)を送るときのMMTファイル(MMTfile)とMMTPペイロード(MMTP payload)との対応関係の一例を示している。

0054

MMTファイルの構成は、基本的には、MP4のファイル構成とほぼ同等である。最初に“ftyp”のボックス(Box)がある。続いて、MMT独自の“mmpu”のボックスがある。続いて、ファイル全体のメタデータとしての“moov”,“meta”のボックスがある。続いて、アイテム(ファイル)が入る“item #1”,“item #2”のボックスがある。

0055

“ftyp”, “mmpu”,“moov” ,“meta”の各ボックスのメタデータは、「MPU metadata」として、一つのMMTパケットで伝送される。この場合、“FT=0”である。“item #1”,“item #2”のボックスに含まれるアイテム(ファイル)のそれぞれが一つのMMTパケットで伝送される。この場合、“FT=2”である。

0056

図9は、受信機200の処理フロー、すなわちハイブリッド配信における処理フローを示している。受信機200は、ステップST1において、コンポーネントレイヤモデル(Component Layering Model)に沿って、提示すべきコンポーネントの選択をする。この場合、受信機200は、シグナリング情報として挿入されているコンポーネント選択情報(コンポーネントレイヤモデル)に基づいて、コンポーネント選択を行う。

0057

次に、受信機200は、ステップST2において、選択したコンポーネントのロケーション解決をすると共に、コンポーネントを取得する。この場合、受信機200は、シグナリング情報として挿入されているコンポーネントの取得先情報に基づいてコンポーネント取得を行う。そして、受信機200は、ステップST3において、選択したコンポーネントの同期再生を行う。

0058

コンポーネントレイヤモデルについて説明する。図10は、コンポーネントレイヤモデルの一例を示している。このコンポーネントレイヤモデルは、アダプティブレイヤ(Adaptive layer)、コンポジットレイヤ(Composite layer)、セレクティブレイヤ(Selective layer)の3つのレイヤ構造からコンポーネント選択を行うためのモデルである。

0059

アダプティブレイヤは、最下位に位置するレイヤであって、適応的にコンポーネントを切り替えるレイヤである。コンポジットレイヤは、真ん中に位置するレイヤであって、信号合成を行って別の信号にするレイヤである。セレクティブレイヤは、最上位に位置するレイヤであって、最終的に提示するコンポーネントを選択するレイヤである。各レイヤについてさらに説明する。

0060

セレクティブレイヤは、各コンポーネントカテゴリ(component category)において、複数のコンポーネント選択肢から、ユーザ選択、または端末自動選択により固定的にコンポーネントを選択するレイヤである。ここで、コンポーネントカテゴリとは、映像とか音声とかの選択する単位を意味する。図示の例では、映像、音声の2つのカテゴリが示されている。

0061

このセレクティブレイヤでは、例えば、以下のような利用が想定される。
(1)属性に基づいて、端末が自動選択するか、あるいは選択のためのGUI(graphical user interface)が表示されてユーザ選択させることにより、コンポーネントを選択する。
(2)コンポーネント選択肢が1つだけの場合には選択なしにその1つのコンポーネントを選択する。
(3)異なるコンポーネントカテゴリの組み合わせで選択するケースもある。
(4)複数のコンポーネントを選択した場合、映像、キャプション(字幕)の場合には複数画面表示とし、音声の場合にはミキシング出力とする。

0062

このセレクティブレイヤでは、例えば、以下のような属性が用いられる。
(1)コンビネーションタグ:1つのビューを構成する異なるコンポーネントカテゴリの組み合わせの識別子(ID)である。このコンビネーションタグが存在する場合はカテゴリ横断で選択がなされる。
(2)言語:言語は、言語コードで示される。
(3)映像パラメータ:映像パラメータは、解像度フレームレート、3D情報などである。
(4)音声パラメータ:音声パラメータは、マルチチャンネルモード、サンプリングレートなどである。
(5)対象地域:対象地域は、地域コードで示される。
(6)対象デバイス:対象デバイスは、デバイスタイプで示される。
(7)ビュータイトル:ビュータイトルは、ビューの選択用タイトルである。
(8)目的:目的は、例えばナレーションなどである。

0063

コンポジットレイヤは、各コンポーネントカテゴリにおいて複数のコンポーネントを合成して1つのコンポーネントとして機能させるレイヤである。このコンポジットレイヤの上にセレクティブレイヤがあるということは、合成した信号を1つの信号とみなしてセレクティブレイヤで選択する、ということを意味する。

0064

このコンポジットレイヤでは、例えば、以下のような利用が想定される。
(1)合成のタイプを示す属性と合成の位置づけを示す属性値に基づいて合成する。
(2)コンポーネントが一つだけの場合は、合成動作は不要とする。

0065

このコンポジットレイヤでは、例えば、以下のような、合成タイプと合成位置づけ情報が属性として用いられる。なお、以下の例は、位置づけが「位置づけ1」と「位置づけ2」の2つの場合を示している。
(1)合成タイプはスケーラブルである、合成位置づけ情報はベース(Base)、エクステンデッド(Extended)である。例えば、ベースではHD解像度の表示が可能であるが、ベースおよびエクステンデッドの両方で4K解像度の表示が可能となる。
(2)合成タイプは3Dであり、合成位置づけ情報は左(Left)、右(Right)である。
(3)合成タイプはタイルであり、合成位置づけ情報は“TileA1”,”TileA2”の画像タイリングの位置である。ここで、タイルは、画像を横とか縦に並べて視野の大きな画像を得ることを意味する。
(4)合成タイプはレイヤであり、合成位置づけ情報は“Layer1”,”Layer2”の重ね合わせの奥からの順位である。ここで、レイヤとは、画像を奥から順に重ね合わせていくことを意味する。
(5)合成タイプはミキシングであり、合成位置づけ情報はトラック1、トラック2である。

0066

アダプティブレイヤは、各コンポーネントカテゴリにおいて複数のコンポーネントを端末の適応的判断に基づきダイナミックに切り替えて1つのコンポーネントとして機能させるレイヤである。

0067

このアダプティブレイでは、例えば、以下のような利用が想定される。
(1)いわゆるアダプティブストリーミングとして、一定時間(例えば10秒)毎に最適なコンポーネントを端末が自動選択し切り替える。
(2)切り替え対象のコンポーネントが1つのみの場合には適応切り替え動作は不要で、そのコンポーネントを常に選択する。
(3)通信経路によるコンポーネントのみの場合には、通信路輻輳状況によって変化する端末の受信バッファ占有状況に応じて、適切なビットレートのコンポーネントを選択する。
(4)放送経路によるコンポーネントが含まれる場合にはそのビットレートにより通信コンポーネントとの選択を判断する。
(5)放送経路のコンポーネントが複数存在するケースとしては、物理的な受信信号強度(Robustness)に基づき、天気が良い時は高品質ノーマルロバストネス(Normal Robustness)な信号で伝送されるコンポーネントを選択し、悪天候においては低品質なハイロバストネス(High Robustness)な信号で伝送されるコンポーネントを選択するケースが考えられる。

0068

このアダプティブレイヤでは、例えば、以下のような属性が用いられる。
(1)経路:経路は、放送経路、通信経路などである。
(2)ビットレート
(3)ロバストネス(Robustness)指標:ノーマルロバストネス、ハイロバストネスなどである。
(4)映像パラメータ: 映像パラメータは、解像度、フレームレートなどである。
(5)音声パラメータ:音声パラメータは、マルチチャンネルモード、サンプリングレートなどである。

0069

図10に示すコンポーネントレイヤモデルは、映像(Video)と、音声(Audio)の各カテゴリにおけるコンポーネント選択情報を示している。セレクティブレイヤでは、カテゴリ毎に、1つまたは複数のコンポーネントの選択が可能であることが示されている。ここで、2つのカテゴリ間にコンビネーションタグで組み合わせられたコンポーネントが存在し、カテゴリ横断で選択すべきことが示されている。

0070

コンポジットレイヤでは、セレクティブレイヤで選択肢とされる各コンポーネントの合成処理を示している。合成対象のコンポーネントが一つだけの場合は、そのコンポーネントがそのままセレクティブレイヤで選択肢とされることが示されている。アダプティブレイヤでは、コンポジットレイヤで使用される各コンポーネントの適応切り替え処理を示している。切り替え対象のコンポーネントが1つのみの場合、そのコンポーネントが常に選択されることが示されている。

0071

上述したように、受信機200は、シグナリング情報として挿入されているコンポーネント選択情報(コンポーネントレイヤモデル)に基づいて、コンポーネント選択を行う。受信機200のコンポーネント選択の動作例を説明する。

0072

(1)受信機200は、コンポーネント選択情報を取得し、その選択肢の中で、まず選択すべきコンポーネントの数を踏まえた上で、コンポーネントの選択を行う。この場合、ユーザに選択させるべき場合には、最上位レイヤのセレクティブレイヤの各コンポーネントの属性情報を基に、選択用GUIを表示してユーザに選択させる。

0073

端末に自動選択させる場合には、最上位レイヤのセレクティブレイヤの各コンポーネントの属性情報と受信機200が有する個人情報端末能力情報に基づいて、受信機200が選択する。基本的にコンポーネントカテゴリ毎に上記の処理を行うが、コンビネーションタグが設定されている場合にはカテゴリを横断して選択を行う。

0074

(2)受信機200は、セレクティブレイヤで選択したコンポーネントに複数の要素がある場合には、指定されたコンポーネント合成(Composition)を行うべき、アダプティブレイヤで適応切り替えされた複数のコンポーネントを用いて合成提示を行う。

0075

(3)受信機200は、セレクティブレイヤで選択したコンポーネントに要素が1つだけの場合には、アダプティブレイヤで適応切り替えされたコンポーネントにより提示を行う。

0076

(4)受信機200は、上記(2)、(3)でアダプティブレイヤの切り替え対象コンポーネントが1つだけの場合には、切り替えを行わずにそのコンポーネントを提示する。

0077

この実施の形態において、放送送出システム110がコンポーネント選択情報(コンポーネントレイヤモデル)を受信機200に送信するために、コンポーネント構造テーブル(CST:Component Structure Table)を導入する。すなわち、この実施の形態では、シグナリングのPAメッセージ(Package Access message)に、MPT(MMTPackage Table)と共に新たにCSTを導入し、これにより放送・通信ハイブリッド多コンポーネント構成におけるコンポーネント選択の3レイヤモデルを実現する。

0078

CSTにおいて、各コンポーネントはコンポーネントタグ(component_tag)で識別され、MPTのアセット記述(コンポーネント記述)とリンクするようにされている。CSTは、映像、音声などのコンポーネントカテゴリ毎にセレクティブレイヤに相当するインテグレーテド・コンポーネント(Integrated Component)、さらにインテグレーテド・コンポーネント毎にコンポジット/アダプティブレイヤに相当するアトミック・コンポーネントというコンポーネント構成を記述し、かつ様々な記述子で各レイヤでの選択に必要なパラメータを提供する。

0079

CSTの各レイヤのパラメータ、記述子は、例えば、以下の通りである。
(A)全体
このレイヤのパラメータとして、デフォルト選択ポリシーのパラメータがある。このデフォルト選択ポリシーのパラメータは、例えば、アプリ選択レジデント自動選択、レジデントUI選択、無指定のいずれかを示す。

0080

(B)コンポーネントカテゴリ
このレイヤのパラメータとして、カテゴリータイプ、コンポーネント選択ポリシーのパラメータがある。カテゴリータイプのパラメータは、映像、音声、字幕などを示す。コンポーネント選択ポリシーのパラメータは、アプリ選択、レジデント自動選択、レジデントUI選択、無指定のいずれかを示す。

0081

(C)インテグレーテド・コンポーネント
このレイヤのパラメータとして、インテグレーテド・コンポーネント識別子、他コンポーネントカテゴリとのコンビネーション情報、アトミック・コンポーネントの構成情報のパラメータがある。アトミック・コンポーネントの構成情報のパラメータは、コンポジット/アダプティブ対象のアトミック・コンポーネントを含むか否かを示す。

0082

また、このレイヤのパラメータとして、デフォルト選択インテグレーテド・コンポーネント、緊急時の優先度の高いインテグレーテド・コンポーネント、CAタイプのパラメータがある。CAタイプのパラメータは、インテグレーテド・コンポーネントでの有料無料と暗号・非暗号の組み合わせ情報を示す。

0083

また、このレイヤの記述子として、統合映像コンポーネント記述子統合音声コンポーネント記述子、対象デバイス記述子、対象地域記述子、ビューポイント記述子、パレンタルレート記述子がある。統合映像コンポーネント記述子は、映像コンポーネントの選択情報、例えば解像度などを示す。統合音声コンポーネント記述子は、音声コンポーネントの選択情報、例えばチャンネル構成などを示す。

0084

対象デバイス記述子は、インテグレーテド・コンポーネントの提示対象デバイスを指定する。対象地域記述子は、インテグレーテド・コンポーネントの利用対象地域を指定する。ビューポイント記述子は、インテグレーテド・コンポーネントの視点識別を示す。パレンタルレート記述子は、レーティング情報を示す。

0085

(D)アトミック・コンポーネント
このレイヤのパラメータとして、アトミック・コンポーネント識別子、アトミック・コンポーネントタイプがある。アトミック・コンポーネント識別子のパラメータは、コンポーネントタグである。アトミック・コンポーネントタイプのパラメータは、アダプティブ、コンポジット、(アダプティブ+コンポジット)のいずれかを示す。

0086

また、このレイヤの記述子として、適応スイッチ記述子、合成コンポーネントタイプ記述子がある。適応スイッチ記述子は、適応切り替えに必要な情報、例えば、優先度、レートなどを示す。合成コンポーネントタイプ記述子は、合成コンポーネントタイプなどを示す。

0087

図11は、コンポーネントレイヤモデルにおけるアダプティブレイヤ、コンポジットレイヤ、アダプティブレイヤと、CSTにおけるインテグレーテド・コンポーネント、アトミック・コンポーネントの対応関係を示している。また、図11は、CSTのコンポーネントに、MPTのアセット記述(コンポーネント記述)が、コンポーネントタグにより、リンクされていることを示している。

0088

図12は、図1の放送・通信ハイブリッドシステム10で想定される信号構成の一例を示している。この図において、放送伝送では、MMTパケットを用いて、映像1(Video1)、音声1(Audio1)、音声2(Audio2)、キャプション(Caption)が伝送される共に、シグナリング(Signaling)が伝送される。このシグナリングの一つとして、PAメッセージ(PA message)が存在し、その中にMPT,CSTの各テーブルが挿入されている。また、この図において、通信伝送では、MMTパケットを用いて、映像2(Video2)、音声3(Audio3)が伝送されると共に、HTTPパケットを用いて、映像3(Video3)、音声4(Audio4
)が伝送される。

0089

次に、MPT(MMTPackage Table)について説明する。MMTパケットには、上述したように、ペイロードに、シグナリングメッセージ(Signaling message)を含むMMTパケットも存在する。このシグナリングメッセージの一つとして、MPTを含むPAメッセージ(Package Access Message)がある。MPTは、一つの放送サービスがどのようなコンポーネント(アセット)で構成されているかを示す。

0090

図13は、PAメッセージ(Package Access Message)およびMPテーブル(MPT:MMTPackage Table)の構成例を概略的に示している。また、図14は、PAメッセージの主要なパラメータの説明を示し、図15は、MPテーブルの主要なパラメータの説明を示している。

0091

「message_id」は、各種シグナリング情報において、PAメッセージを識別する固定値である。「version」は、PAメッセージのバージョンを示す8ビット整数値である。例えば、MPテーブルを構成する一部のパラメータでも更新した場合には、+1インクリメントされる。「length」は、このフィールドの直後からカウントされる、PAメッセージのサイズを示すバイト数である。

0092

「extension」のフィールドには、ペイロード(Payload)のフィールドに配置されるテーブルのインデックス情報が配置される。このフィールドには、「table_id」、「table_version」、「table_length」の各フィールドが、テーブル数だけ配置される。「table_id」は、テーブルを識別する固定値である。「table_version」は、テーブルのバージョンを示す。「table_length」は、テーブルのサイズを示すバイト数である。

0093

PAメッセージのペイロード(Payload)のフィールドには、MPテーブル(MPT)と、所定数のその他のテーブル(Other table)、ここでは少なくともCSテーブル(CST)が配置される。以下、MPテーブルの構成について説明する。

0094

「table_id」は、各種シグナリング情報において、MPテーブルを識別する固定値である。「version」は、MPテーブルのバージョンを示す8ビット整数値である。例えば、MPテーブルを構成する一部のパラメータでも更新した場合には、+1インクリメントされる。「length」は、このフィールドの直後からカウントされる、MPテーブルのサイズを示すバイト数である。

0095

「pack_id」は、放送信号で伝送される全ての信号、ファイルを構成要素とする全体のパッケージとしての識別情報である。この識別情報は、テキスト情報である。「pack_id_len」は、そのテキスト情報のサイズ(バイト数)を示す。「MPT_descripors」のフィールドは、パッケージ全体に関わる記述子の格納領域である。「MPT_dsc_len」は、そのフィールドのサイズ(バイト数)を示す。

0096

「num_of_asset」は、パッケージを構成する要素としてのアセット(信号、ファイル)の数を示す。この数分だけ、以下のアセットループが配置される。「asset_id」は、アセットをユニークに識別する情報(アセットID)である。この識別情報は、テキスト情報である。「asset_id_len」は、そのテキスト情報のサイズ(バイト数)を示す。「gen_loc_info」は、アセットの取得先のロケーションを示す情報である。「asset_descriptors」のフィールドは、アセットに関わる記述子の格納領域である。「asset_dsc_len」は、そのフィールドのサイズ(バイト数)を示す。

0097

なお、図16は、上述したPAメッセージの構造例(Syntax)を示している。また、図17は、上述したMPテーブル(MPT)の構造例(Syntax)を示している。

0098

次に、CSテーブル(CST)について説明する。図18図20は、CSテーブル(CST)の構造例(Syntax)を示している。「table_id」は、各種シグナリング情報において、CSテーブルを識別する固定値である。「version」は、CSテーブルのバージョンを示す8ビット整数値である。例えば、CSテーブルを構成する一部のパラメータでも更新した場合には、+1インクリメントされる。「length」は、このフィールドの直後からカウントされる、CSテーブルのサイズを示すバイト数である。

0099

「default_selection_policy」の4ビットフィールドは、デフォルト選択ポリシーを示す。すなわち、セレクティブレイヤに関するコンポーネント選択をどのように行うかを示す。例えば、“0”はHTML5のアプリで選択することを示し、“1”はGUIからユーザが選択することを示し、“2”は端末(受信機)が自動で選択することを示す。

0100

この場合、大きく分けて、アプリ選択とレジデント選択の2つとなる。アプリ選択とは、放送事業者が提供するアプリ(ソフトウェア)による選択を意味し、レジデント選択とは受信機固有のソフトウェアによる選択を意味する。レジデントで選択する場合、自動選択、つまり受信機が属性に応じて自動で選択する場合と、選択肢を表示してユーザに選択させる場合がある。アプリ選択でも、アプリが自動選択する場合と、選択肢を表示してユーザに選択させる場合の2通りあるが、ここでは、アプリで表現される範囲ということで、特に分けていない。

0101

「no_of_component_category」の8ビットフィールドは、コンポーネントカテゴリの数を示す。ここで、カテゴリとは、映像、音声などである。このフィールド以降がforループとなっており、コンポーネントカテゴリ毎の情報になっている。

0102

「category_type」の4ビットフィールドは、映像、音声などのカテゴリータイプを示す。「component_selection_policy」の4ビットフィールドは、コンポーネント選択ポリシーを示す。このフィールドにより、コンポーネントカテゴリ毎の選択ポリシーを設定できる。上述の「default_selection_policy」でよければ、「component_selection_policy」の値を同じ値とするか、オール“1”あるいはオール“0”として、「default_selection_policy」に従うことを示す。

0103

「no_of_integrated_component」の8ビットフィールドは、インテグレーテド・コンポーネント(統合コンポーネント)の数を示す。このフィールド以降がforループとなっており、インテグレーテド・コンポーネント毎の情報になっている。

0104

「integrated_component_id」の8ビットフィールドは、インテグレーテド・コンポーネントの識別子(ID)を示す。「combination_tag」の8ビットフィールドは、カテゴリ横断で選択される組み合わせの識別子であるコンビネーションタグを示す。「composite_flag」の1ビットフィールドは、合成フラグを示す。例えば、“1”は、アトミック・コンポーネントの合成を含むことを示す。「adaptive_flag」の1ビットフィールドは、適応切り替えフラグを示す。例えば、“1”は、アトミック・コンポーネントの適応切り替えを含むことを示す。

0105

「default_flag」の1ビットフィールドは、デフォルト選択対象であるか否かを占めすデフォルトフラグを示す。例えば、“1”は、デフォルトの選択対象であることを示す。「emergency_flag」の1ビットフィールドは、緊急用インテグレーテド・コンポーネントであるか否かを示す。例えば、“1”は、緊急用インテグレーテド・コンポーネントであることを示す。「conditional_access_type」の2ビットフィールドは、有料/無料、暗号/非暗号を示す限定受信フラグを示す。この場合、例えば、2ビットのうちの1ビットで有料/無料を示し、残りの1ビットで暗号/非暗号を示す。

0106

「integrated_comp_descriptors_byte」のフィールドは、インテグレーテド・コンポーネント用記述子領域である。「integrated_comp_descriptors_length」の16ビットフィールドは、インテグレーテド・コンポーネント用記述子領域のサイズを示す。インテグレーテド・コンポーネント用記述子領域には、インテグレーテド・コンポーネントのレベル、つまりセレクティブレイヤでの選択のために必要な種々のパラメータが記述子(descriptor)として埋め込まれる。

0107

「no_of_atomic_component」の8ビットフィールドは、インテグレーテド・コンポーネントの下に展開されるアトミック・コンポーネント(単位コンポーネント)の数を示す。例えば、上述の図10において、アダプティブレイヤに記載されている各コンポーネントがアトミック・コンポーネントである。このフィールド以降がforループとなっており、アトミック・コンポーネント毎の情報になっている。

0108

「component_tag」の16ビットフィールドは、コンポーネントタグを示す。このコンポーネントタグにより、アトミック・コンポーネントは、MPTのアセット記述(コンポーネント記述)とリンクするようにされている。「atomic_component_type」の2ビットフィールドは、アトミック・コンポーネントのタイプを示す。

0109

例えば、“00”は「single」タイプを示す。この「single」タイプは、アダプティブレイヤで適応切り替えがなく、コンポジットレイヤでは他のコンポーネントとの合成がなく、そのままインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントを意味する。例えば、図10のモデル例では、矢印aで示すコンポーネントがこのタイプに該当する。

0110

また、例えば、“01”は「composite」タイプを示す。この「composite」タイプは、アダプティブレイヤで適応切り替えがなく、コンポジットレイヤで他のコンポーネントと合成されてインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントを意味する。例えば、図10のモデル例では、矢印bで示すコンポーネントがこのタイプに該当する。

0111

また、例えば、“10”は「adaptive」タイプを示す。この「adaptive」タイプは、アダプティブレイヤの適応切り替えで選択された場合、コンポジットレイヤでは他のコンポーネントとの合成がなく、そのままインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントを意味する。例えば、図10のモデル例では、矢印cで示すコンポーネントがこのタイプに該当する。

0112

また、例えば、“11”は「composite + adaptive」タイプを示す。この「composite + adaptive」タイプは、アダプティブレイヤの適応切り替えで選択された場合、コンポジットレイヤで他のコンポーネントと合成されてインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントを意味する。例えば、図10のモデル例では、矢印dで示すコンポーネントがこのタイプに該当する。

0113

「atomic_comp_descriptors_byte」のフィールドは、アトミック・コンポーネント用記述子領域である。「atomic_comp_descriptors_length」の8ビットフィールドは、アトミック・コンポーネント用記述子領域のサイズを示す。アトミック・コンポーネント用記述子領域には、アトミック・コンポーネントのレベル、つまりアダプティブレイヤ、コンポジットレイヤでの選択・合成のために必要な種々のパラメータが記述子(descriptor)として埋め込まれる。

0114

次に、インテグレーテド・コンポーネント用記述子領域に埋め込まれる記述子、つまりインテグレーテド・コンポーネント用記述子を説明する。この実施の形態では、インテグレーテド・コンポーネント用記述子として、映像統合コンポーネント記述子、音声統合コンポーネント記述子、対象デバイス記述子、対象地域記述子、ビューポイント記述子およびパレンタルレート記述子を想定する。

0115

映像統合コンポーネント記述子は、解像度、フレームレート、3Dパラメータなど、映像に関わる選択情報が記述される記述子である。音声統合コンポーネント記述子は、マルチチャンネル、サンプリング周波数など、音声に関わる選択情報が記述される記述子である。対象デバイス記述子は、当該コンポーネントを再生する対象のデバイス情報が記述される記述子である。

0116

対象地域記述子は、当該コンポーネントを再生する対象の地域を示す情報が記述される記述子である。ビューポイント記述子は、映像のビューに関するメタ情報が記述される記述子である。パレンタルレート記述子は、当該コンポーネントのレーティング情報が記述される記述子である。

0117

図21は、映像統合コンポーネント記述子の構造例(Syntax)を示している。「descriptor_tag」の16ビットフィールドは、記述子タグを示す。ここでは、映像統合コンポーネント記述子であることを示す。「descriptor_length」の8ビットフィールドは、記述子長を示し、このフィールド以降のバイト数を示す。

0118

basic_format_flag」の1ビットフィールドは、基本フォーマットフラグであり、基本フォーマットの記述があるか否かを示す。例えば、“1”は、基本フォーマットの記述があることを示す。「3D_format_flag」の1ビットフィールドは、3Dフォーマットフラグであり、3Dフォーマットの記述があるか否かを示す。例えば、“1”は、3Dフォーマットの記述があることを示す。

0119

「language_code_flag」の1ビットフィールドは、言語フラグであり、言語の記述があるか否かを示す。例えば、“1”は、言語の記述があることを示す。「specific_video_flag」の1ビットフィールドは、特定映像フラグであり、特定映像タイプの記述があるか否かを示す。例えば、“1”は、特定映像タイプの記述があることを示す。

0120

「basic_format_flag」が“1”であるとき、以下の、基本フォーマットの記述が存在する。「video_resolution」の4ビットフィールドは、垂直方向の解像度を示す。例えば、“1”は「180」を示し、“2”は「240」を示し、“3”は「480」を示し、“4”は「720」を示し、“5”は「1080」を示し、“6”は「2160」を示し、“7”は「4320」を示す。

0121

「video_aspect_ratio」の4ビットフィールドは、アスペクト比を示す。例えば、“1”は「4:3」を示し、“2”は「PVパンベクター)有りの16:9」を示し、“3”は「PV(パンベクター)無しの16:9」を示し、“4”は「16:9以上」を示す。「video_scan_flag」の1ビットフィールドは、スキャンフラグを示す。例えば、“0”はインターレースを示し、“1”はプログレッシブを示す。

0122

「video_frame_rate」の5ビットフィールドは、フレームレートを示す。例えば、 “4”は「25フレーム」を示し、“5”は「30/1.001フレーム」を示し、“6”は「30フレーム」を示し、“7”は「50フレーム」を示し、“8”は「60/1.001フレーム」を示し、“9”は「60フレーム」を示す。

0123

「3D_format_flag」が“1”であるとき、3Dフォーマットタイプの記述が存在する。「3D_format_type」の8ビットフィールドは、3Dフォーマットタイプを示す。例えば、“1”は「ステレオ/サイドバイサイド方式」を示し、“2”は「ステレオ/トップアンドボトム方式」を示す。

0124

「language_code_flag」が“1”であるとき、言語コードの記述が存在する。「ISO_639_language_code」の24ビットフィールドは、言語コードを示す。「specific_video_flag」が“1”であるとき、特定映像タイプの記述が存在する。「specific_video_type」の8ビットフィールドは、特定映像タイプを示す。例えば、“1”は手話映像を示す。

0125

図22は、音声統合コンポーネント記述子の構造例(Syntax)を示している。「descriptor_tag」の16ビットフィールドは、記述子タグを示す。ここでは、音声統合コンポーネント記述子であることを示す。「descriptor_length」の8ビットフィールドは、記述子長を示し、このフィールド以降のバイト数を示す。

0126

「basic_format_flag」の1ビットフィールドは、基本フォーマットフラグであり、基本フォーマットの記述があるか否かを示す。例えば、“1”は、基本フォーマットの記述があることを示す。「language_code_flag」の1ビットフィールドは、言語フラグであり、言語の記述があるか否かを示す。例えば、“1”は、言語の記述があることを示す。「specific_audio_flag」の1ビットフィールドは、特定音声フラグであり、特定音声タイプの記述があるか否かを示す。例えば、“1”は、特定音声タイプの記述があることを示す。

0127

「ES_multi-lingual_flag」の1ビットフィールドは、ES多言語フラグを示す。例えば、“1”はデュアルモノ(dual mono)で2言語多重されている場合を示す。「robust_level」の1ビットフィールドは、ロバストネスのレベルを示す。例えば、“0”は通常を示し、“1”は高ロバストを示す。

0128

「basic_format_flag」が“1”であるとき、以下の、基本フォーマットの記述が存在する。「multichannnel_mode」の8ビットフィールドは、マルチチャンネルモードを示す。例えば、“1”は「シングルモノ(single mono)」を示し、“2”は「デュアルモノ(dual mono)」を示し、“17”は「22.2チャネル」を示す。

0129

「quality_indicator」の2ビットフィールドは、音質表示を示す。例えば、“1”は「モード1」を示し、“2”は「モード2」を示し、“3”は「モード3」を示す。「sampling_rate」の3ビットフィールドは、サンプリング周波数を示す。例えば、“1”は「16kHz」
を示し、“2”は「22.05kHz」を示し、“3”は「24kHz」を示し、“5”は「32kHz」を示し、“6”は「44.1kHz」を示し、“7”は「48kHz」を示す。

0130

「language_code_flag」が“1”であるとき、言語コードの記述が存在する。「ISO_639_language_code」の24ビットフィールドは、言語コードを示す。そして、「ES_multi-lingual_flag」が“1”であるとき、「ISO_639_language_code_2」の24ビットフィールドが存在し、言語コード2を示す。

0131

「specific_audio_flag」が“1”であるとき、特定音声タイプの記述が存在する。「specific_audio_type」の8ビットフィールドは、特定音声タイプを示す。例えば、“1”は「資格障害者向け」を示し、“2”は「聴覚障害者向け」を示す。

0132

図23は、対象デバイス記述子の構造例(Syntax)を示している。「descriptor_tag」の16ビットフィールドは、記述子タグを示す。ここでは、対象デバイス記述子であることを示す。「descriptor_length」の8ビットフィールドは、記述子長を示し、このフィールド以降のバイト数を示す。

0133

「number_of_taget_device」の8ビットフィールドは、対象デバイス数を示す。対象デバイス毎に、「target_device_type」の8ビットフィールドが存在し、対象デバイスタイプを示す。例えば、大きなスクリーンテレビを想定したものか、もう少し小さなスクリーンのタブレットを想定したものか、さらにはもっと小さなスクリーンのスマートフォンを想定したものか、などのタイプを示す。

0134

図24は、対象地域記述子の構造例(Syntax)を示している。「descriptor_tag」の16ビットフィールドは、記述子タグを示す。ここでは、対象地域記述子であることを示す。「descriptor_length」の8ビットフィールドは、記述子長を示し、このフィールド以降のバイト数を示す。

0135

「region_spec_type」の8ビットフィールドは、地域記述方式指定を示す。例えば、“1”は県域指定であることを示す。そして、「target_region_spec()」のフィールドに、指定された記述方式による地域指定子(地域指定データ)が記述される。

0136

図25は、ビューポイント記述子の構造例(Syntax)を示している。「descriptor_tag」の16ビットフィールドは、記述子タグを示す。ここでは、ビューポイント記述子であることを示す。「descriptor_length」の8ビットフィールドは、記述子長を示し、このフィールド以降のバイト数を示す。

0137

「view_tag」の8ビットフィールドは、映像内容の識別情報であるビュータグを示す。同じ映像内容だがレートが違うコーデックが違うなどということもある。ビュータグが同じであれば、同じ映像内容であることが示される。「view_name_byte」のフィールドには、映像内容の名称であるビュー名の文字列データが配される。

0138

図26は、パレンタルレート記述子の構造例(Syntax)を示している。「descriptor_tag」の16ビットフィールドは、記述子タグを示す。ここでは、パレンタルレート記述子であることを示す。「descriptor_length」の8ビットフィールドは、記述子長を示し、このフィールド以降のバイト数を示す。

0139

国毎に、レーティングの指定が可能となっている。「country_code」の24ビットフィールドは、国コードを示す。「rating」の8ビットフィールドは、レーティングを示す。この「レーティング+3」が最小年齢を示す。

0140

次に、アトミック・コンポーネント用記述子領域に埋め込まれる記述子、つまりアトミック・コンポーネント用記述子を説明する。この実施の形態では、アトミック・コンポーネント用記述子として、適応スイッチ記述子および合成コンポーネントタイプ記述子を想定する。適応スイッチ記述子は、アトミック・コンポーネントを適応的に切り替えるための選択情報が記述される記述子である。合成コンポーネントタイプ記述子は、アトミック・コンポーネントを複数組み合わせて合成する構成要素と合成のタイプを示す情報が記述される記述子である。

0141

図27図28は、適応スイッチ記述子の構造例(Syntax)を示している。「descriptor_tag」の16ビットフィールドは、記述子タグを示す。ここでは、適応スイッチ記述子であることを示す。「descriptor_length」の8ビットフィールドは、記述子長を示し、このフィールド以降のバイト数を示す。

0142

「path_type」の3ビットフィールドは、伝送経路タイプを示す。例えば、“0”は放送を示し、“1”は通信(MMT/IPマルチキャスト)を示し、“2”は通信(MMT/UDP/IP)を示し、“3”は通信(MMT/TCP/IP)を示し、“4”は通信(HTTP)を示す。「default_flag」の1ビットフィールドは、デフォルトフラグを示す。例えば、“1”は、当該アトミック・コンポーネントはデフォルト選択、つまり最初に選択するものであることを示す。

0143

「priority_indicator_flag」の1ビットフィールドは、優先度指定フラグを示す。例えば、“1”は、優先度指定記述があることを示す。「bitrate_flag」の1ビットフィールドは、ビットレートフラグを示す。例えば、“1”は、ビットレート記述があることを示す。

0144

「video_format_flag」の1ビットフィールドは、映像フォーマットフラグを示す。例えば、“1”は、映像フォーマット記述があることを示す。「audio_format_flag」の1ビットフィールドは、音声フォーマットフラグを示す。例えば、“1”は、音声フォーマット記述があることを示す。

0145

「priority_indicator_flag」が“1”であるとき、優先度指定の記述が存在する。「priority_indicator」の8ビットフィールドは、優先度指定を示す。この場合、大きい値が高い優先度を示す。優先度が高い方が高品質で広帯域を要することとする。「bitrate_flag」が“1”であるとき、ビットレートの記述が存在する。「bitrate」の16ビットレートは、ビットレートを、例えば10kbps単位で示す。

0146

「video_format_flag」が“1”であるとき、以下の、映像フォーマットの記述が存在する。「video_resolution」の4ビットフィールドは、解像度を示す。「video_aspect_ratio」の4ビットフィールドは、アスペクト比を示す。「video_scan_flag」の1ビットフィールドは、スキャンフラグを示す。「video_frame_rate」の5ビットフィールドは、フレームレートを示す。

0147

「audio_format_flag」が“1”であるとき、以下の、音声フォーマットの記述が存在する。「multichannnel_mode」の8ビットフィールドは、マルチチャンネルモードを示す。「quality_indicator」の2ビットフィールドは、品質表示を示す。「sampling_rate」の3ビットフィールドは、サンプリングレートを示す。「robust_level」の1ビットフィールドは、ロバストネスのレベルを示す。例えば、“0”は通常を示し、“1”は高ロバストを示す。

0148

図29は、合成コンポーネントタイプ記述子の構造例(Syntax)を示している。「descriptor_tag」の16ビットフィールドは、記述子タグを示す。ここでは、合成コンポーネントタイプ記述子であることを示す。「descriptor_length」の8ビットフィールドは、記述子長を示し、このフィールド以降のバイト数を示す。

0149

「composite_component_type」の8ビットフィールドは、合成コンポーネントタイプを示す。例えば、スケーラブル、3D、タイル、レイヤ、ミキシングなどのタイプを示す。「dependency_flag」の1ビットフィールドは、依存フラグを示す。例えば、“1”は、他のコンポーネントに依存するコンポーネントであることを示す。「dependency_flag」が“1”であるとき、「dependent_component_tag」の16ビットフィールドが存在する。このフィールドは、依存対象コンポーネントタグを示す。

0150

図30は、MPTとCSTの関連付けの具体例を示している。この例は、図12の信号構成に対応したものである。CSTには、ビデオ(Type=1)、オーディオ(Type=2)、キャプション(Type=3)の3つのコンポーネントカテゴリの選択情報が含まれている。

0151

ビデオに関して、3つのインテグレーテド・コンポーネントが存在している。各インテグレーテド・コンポーネントに関して、インテグレーテド・コンポーネント用記述子(I.Comp Descriptors)を含む種々の情報が存在し、さらに、このインテグレーテド・コンポーネントの下に展開されるアトミック・コンポーネントの、アトミック・コンポーネント用記述子(A.Comp Descriptors)を含む種々の情報が存在する。

0152

この例では、一つ目のインテグレーテド・コンポーネント(id=01)の下に展開されるアトミック・コンポーネントは、放送伝送されるビデオ1(Video1)である。また、二つ目のインテグレーテド・コンポーネント(id=02)の下に展開されるアトミック・コンポーネントは、通信伝送されるビデオ2(Video2)である。また、三つ目のインテグレーテド・コンポーネント(id=03)の下に展開されるアトミック・コンポーネントは、通信伝送されるビデオ3(Video3)である。

0153

また、オーディオに関して、3つのインテグレーテド・コンポーネントが存在している。各インテグレーテド・コンポーネントに関して、インテグレーテド・コンポーネント用記述子(I.Comp Descriptors)を含む種々の情報が存在し、さらに、このインテグレーテド・コンポーネントの下に展開されるアトミック・コンポーネントの、アトミック・コンポーネント用記述子(A.Comp Descriptors)を含む種々の情報が存在する。

0154

この例では、一つ目のインテグレーテド・コンポーネント(id=01)の下に展開されるアトミック・コンポーネントは、放送伝送されるオーディオ1(Audio1)、オーディオ2(Audio2)である。また、二つ目のインテグレーテド・コンポーネント(id=02)の下に展開されるアトミック・コンポーネントは、通信伝送されるオーディオ3(Audio3)である。また、三つ目のインテグレーテド・コンポーネント(id=03)の下に展開されるアトミック・コンポーネントは、通信伝送されるオーディオ4(Audio4)である。

0155

また、キャプションに関して、1つのインテグレーテド・コンポーネントが存在している。このインテグレーテド・コンポーネントに関して、インテグレーテド・コンポーネント用記述子(I.Comp Descriptors)を含む種々の情報が存在し、さらに、このインテグレーテド・コンポーネントの下に展開されるアトミック・コンポーネントの、アトミック・コンポーネント用記述子(A.Comp Descriptors)を含む種々の情報が存在する。この例では、このアトミック・コンポーネントは、放送伝送されるキャプション1(Caption1)である。

0156

MPTには、各アセット(コンポーネント)の記述が存在する。アセット毎に、「General_Location_info()」のフィールドに取得先のロケーションを示す情報が挿入されている。CSTの各アトミック・コンポーネントは、コンポーネントタグ(Component)により、MPTの対応するアセット記述と対応付けられている。これにより、各アトミック・コンポーネントを、MPTで取得先を認識して、取得することが可能である。

0157

[放送送出システムの構成]
図31は、放送送出システム110の構成例を示している。この放送送出システム110は、時計部111と、信号送出部112と、ビデオエンコーダ113と、オーディオエンコーダ114と、キャプションエンコーダ115と、シグナリング発生部116と、ファイルエンコーダ117を有している。また、この放送送出システム100は、TLVシグナリング発生部118と、N個のIPサービスマルチプレクサ119-1〜119-Nと、TLV・マルチプレクサ120と、変調/送信部121を有している。

0158

時計部111は、図示しないNTP(Network Time Protocol)サーバから取得された時刻情報に同期した時刻情報(NTP時刻情報)を生成し、この時刻情報を含むIPパケットをIPサービス・マルチプレクサ119-1に送る。信号送出部112は、例えば、TV局スタジオとか、VTR等の記録再生機であり、タイムドメディアであるビデオ、オーディオ、字幕等のストリームデータ、ノンタイムドメディアであるHTML文書データ等のファイル(ファイルデータ)を各エンコーダに送出する。

0159

ビデオエンコーダ113は、信号送出部112から送出されるビデオ信号を符号化し、さらにパケット化して、ビデオのMMTパケットを含むIPパケットをIPサービス・マルチプレクサ119-1に送る。オーディオエンコーダ114は、信号送出部112から送出されるオーディオ信号を符号化し、さらにパケット化して、オーディオのMMTパケットを含むIPパケットをIPサービス・マルチプレクサ119-1に送る。

0160

キャプションエンコーダ115は、信号送出部112から送出されるキャプション信号字幕信号)を符号化し、さらにパケット化して、キャプションのMMTパケットを含むIPパケットをIPサービス・マルチプレクサ119-1に送る。ファイルエンコーダ117は、信号送出部112から送出されるファイル(ファイルデータ)を、必要に応じて合成あるいは分割し、ファイルを含むMMTパケットを生成し、このMMTパケット含むIPパケットをIPサービス・マルチプレクサ119-1に送る。

0161

シグナリング発生部116は、シグナリングメッセージを発生し、ペイロード部にこのシグナリングメッセージが配置されたMMTパケットを含むIPパケットをIPサービス・マルチプレクサ119-1に送る。この場合、シグナリング発生部116は、PAメッセージに、MPテーブル(MPT)と共に、CSテーブル(CST)を配置する(図13図20参照)

0162

IPサービス・マルチプレクサ119-1は、各エンコーダ等から送られてくるIPパケットの時分割多重化を行う。この際、IPサービス・マルチプレクサ119-1は、各IPパケットにTLVヘッダを付加して、TLVパケットとする。

0163

IPサービス・マルチプレクサ119-1は、一つのトランスポンダの中にいれる一つのチャネル部分を構成する。IPサービス・マルチプレクサ119-2〜119-Nは、IPサービス・マルチプレクサ119-1と同様の機能を持ち、その1つのトランスポンダの中にいれる他のチャネル部分を構成する。

0164

TLVシグナリング発生部118は、シグナリング(Signaling)情報を発生し、このシグナリング(Signaling)情報をペイロード部に配置するTLVパケットを生成する。TLV・マルチプレクサ120は、IPサービス・マルチプレクサ119-1〜119-NおよびTLVシグナリング発生部118で生成されるTLVパケットを多重化して、放送ストリームを生成する。変調/送信部121は、TLV・マルチプレクサ120で生成される放送ストリームに対して、RF変調処理を行って、RF伝送路に送出する。

0165

図31に示す放送送出システム110の動作を簡単に説明する。時計部111では、NTPサーバから取得された時刻情報に同期した時刻情報が生成され、この時刻情報を含むIPパケットが生成される。このIPパケットは、IPサービス・マルチプレクサ119-1に送られる。

0166

信号送出部112から送出されるビデオ信号は、ビデオエンコーダ113に供給される。このビデオエンコーダ113では、ビデオ信号が符号化され、さらにパケット化されて、ビデオのMMTパケットを含むIPパケットが生成される。このIPパケットは、IPサービス・マルチプレクサ119-1に送られる。また、信号送出部112から送出されるオーディオ信号に対しても同様の処理が行われる。そして、オーディオエンコーダ114で生成されるオーディオのMMTパケットを含むIPパケットがIPサービス・マルチプレクサ119-1に送られる。

0167

また、信号送出部112から送出されるファイルは、ファイルエンコーダ117に供給される。ファイルエンコーダ117では、ファイルが、必要に応じて合成あるいは分割され、ファイルを含むMMTパケットが生成され、さらに、このMMTパケット含むIPパケットが生成される。このIPパケットは、IPサービス・マルチプレクサ119-1に送られる。

0168

また、信号送出部112から送出されるオーディオ信号、キャプション信号に対しても同様の処理が行われる。そして、オーディオエンコーダ114で生成されるオーディオのMMTパケットを含むIPパケットがIPサービス・マルチプレクサ119-1に送られ、キャプションエンコーダ115で生成されるキャプションのMMTパケットを含むIPパケットがIPサービス・マルチプレクサ119-1に送られる。

0169

また、シグナリング発生部116では、シグナリングメッセージが発生され、ペイロード部にこのシグナリングメッセージが配置されたMMTパケットを含むIPパケットが生成される。このIPパケットは、IPサービス・マルチプレクサ119-1に送られる。この際、PAメッセージに、MPテーブル(MPT)と共に、CSテーブル(CST)が配置される。

0170

IPサービス・マルチプレクサ119-1では、各エンコーダおよびシグナリング発生部116から送られてくるIPパケットの時分割多重化が行われる。この際、各IPパケットにTLVヘッダが付加されて、TLVパケットとされる。このIPサービス・マルチプレクサ119-1では、一つのトランスポンダの中にいれる1つのチャネル部分の処理が行われ、IPサービス・マルチプレクサ119-2〜119-Nでは、その一つのトランスポンダの中にいれる他のチャネル部分の処理が同様に行われる。

0171

IPサービス・マルチプレクサ119-1〜119-Nで得られるTLVパケットは、TLV・マルチプレクサ120に送られる。このTLV・マルチプレクサ120には、さらに、TLVシグナリング発生部118から、シグナリング(Signaling)情報をペイロード部に配置するTLVパケットも送られる。

0172

TLV・マルチプレクサ120では、IPサービス・マルチプレクサ119-1〜119-NおよびTLVシグナリング発生部118で生成されるTLVパケットが多重化されて、放送ストリームが生成される。この放送ストリームは、変調/送信部121に送られる。変調/送信部121では、この放送ストリームに対してRF変調処理を行われ、そのRF変調信号がRF伝送路に送出される。

0173

[受信機の構成]
図32は、受信機200の構成例を示している。この受信機200は、CPU201と、チューナ/復調部202と、ネットワークインタフェース部203と、デマルチプレクサ204と、システムクロック生成部205を有している。また、この受信機200は、ビデオデコーダ206と、オーディオデコーダ207と、キャプションデコーダ208と、アプリ表示データ生成部209と、合成部210を有している。

0174

CPU201は、制御部を構成し、受信機200の各部の動作を制御する。チューナ/復調部202は、RF変調信号を受信し、復調処理を行って、放送ストリームを得る。ネットワークインタフェース部203は、配信サーバ120から通信ネットワーク300を介して配信されるサービスの伝送ストリームを受信する。

0175

デマルチプレクサ204は、チューナ/復調部202で得られる放送ストリームおよびネットワークインタフェース部203で得られる伝送ストリームに対して、デマルチプレクス処理およびデパケット化処理を行って、NTP時刻情報、シグナリング情報、ビデオ、オーディオの符号化信号、さらには、ファイル(ファイルデータ)を出力する。ここで、例えば、ファイルは、データ放送コンテンツを構成する。

0176

システムクロック生成部205は、デマルチプレクサ204で得られるNTP時刻情報に基づき、この時刻情報に同期したシステムクロックSTCを発生する。ビデオデコーダ206は、デマルチプレクサ204で得られる符号化ビデオ信号の復号化を行ってベースバンドのビデオ信号を得る。オーディオデコーダ207は、デマルチプレクサ204で得られる符号化オーディオ信号の復号化を行ってベースバンドのオーディオ信号を得る。さらに、キャプションデコーダ208は、デマルチプレクサ204で得られる符号化キャプション信号の復号化を行って、キャプション(字幕)の表示信号を得る。

0177

アプリ表示データ生成部209は、CPU201の制御により、デマルチプレクサ204で得られるファイル(ファイルデータ)に基づくデータ放送の表示信号を得る。なお、放送ストリームでは、同一コンテンツのファイルが繰り返し送られてくる。CPU201は、デマルチプレクサ204におけるフィルタリング動作を制御し、このデマルチプレクサ204において必要なファイルのみが取得されるようにする。

0178

CPU201は、各デコーダにおけるデコードイミングをPTS(提示時刻情報)に基づいて制御し、ビデオ、オーディオの提示タイミングを調整する。合成部210は、ビデオデコーダ206で得られるベースバンドのビデオ信号に、キャプションの表示信号およびデータ放送の表示信号を合成し、映像表示用のビデオ信号を得る。なお、オーディオデコーダ207で得られるベースバンドのオーディオ信号は、音声出力用のオーディオ信号となる。

0179

図32に示す受信機200の動作を簡単に説明する。チューナ/復調部202では、RF伝送路を通じて送られてくるRF変調信号が受信され、復調処理が行われて、放送ストリームが得られる。この放送ストリームは、デマルチプレクサ204に送られる。また、ネットワークインタフェース部203では、配信サーバ120から通信ネットワーク300を介して配信されるサービスの伝送ストリームが受信され、デマルチプレクサ204に送られる。

0180

デマルチプレクサ204では、チューナ/復調部202からの放送ストリームやネットワークインタフェース部203からの伝送ストリームに対して、デマルチプレクス処理およびデパケット化処理が行われ、NTP時刻情報、シグナリング情報、ビデオ、オーディオの符号化信号、データ放送コンテンツを構成するファイル(ファイルデータ)等が抽出される。

0181

デマルチプレクサ204で抽出される各種のシグナリング情報はCPUバス211を介してCPU201に送られる。このシグナリング情報には、TLV−SI、MMT−SIが含まれる。上述したように、TLV−SIはTLVの伝送パケットの上に載る伝送制御信号(TLV−NIT/AMT)であり、MMT−SIはMMTパケットのペイロード部に含まれるシグナリング情報としてのシグナリングメッセージである(図2参照)。CPU201は、このシグナリング情報に基づいて、受信機200の各部の動作を制御する。

0182

デマルチプレクサ204で抽出されるNTP時刻情報は、システムクロック生成部205に送られる。このシステムクロック生成部205では、このNTP時刻情報に基づき、この時刻情報に同期したシステムクロックSTCが生成される。このシステムクロックSTCは、ビデオデコーダ206、オーディオデコーダ207、キャプションデコーダ208に供給される。

0183

デマルチプレクサ204で抽出される符号化ビデオ信号はビデオデコーダ206に送られて復号化され、ベースバンドのビデオ信号が得られる。また、デマルチプレクサ204で抽出される符号化キャプション信号はキャプションデコーダ208に送られて復号化され、キャプションの表示信号が得られる。

0184

また、デマルチプレクサ204で抽出されるファイルはCPUバス211を介してCPU201に送られる。CPU201は、このファイルを解析し、レイアウト処理およびレンダリング処理を行って、アプリ表示データ生成部209に対して、表示データ生成を指示する。アプリ表示データ生成部209では、この指示に基づいて、データ放送の表示信号が生成される。

0185

ビデオデコーダ206で得られるビデオ信号は合成部210に供給される。また、キャプションデコーダ208で得られるキャプションの表示信号は合成部210に供給される。さらに、アプリ表示データ生成部209で生成される表示信号は合成部210に供給される。合成部210では、これらの信号が合成され、映像表示用のビデオ信号が得られる。また、デマルチプレクサ204で抽出される符号化オーディオ信号はオーディオデコーダ206に送られて復号化され、音声出力用のベースバンドのオーディオ信号が得られる。

0186

受信機200は、放送信号に含まれているコンポーネント選択情報(コンポーネントレイヤモデル)、つまりPAメッセージに配置されたCST(CSテーブル:コンポーネント構造テーブル)に基づいて、放送・通信のハイブリッド伝送による受信信号から、提示すべきビデオ、オーディオなどの伝送メディア(コンポーネント)を選択的に取得し、画像、音声などを提示する。

0187

受信機200におけるCST/MPTによるコンポーネント選択・取得プロセスの概要を説明する。受信機200(CPU201)は、CSTを解析する。受信機200は、映像のコンポーネントカテゴリにおいて、インテグレーテド・コンポーネント(integrated component)を選択するために、インテグレーテド・コンポーネントの記述子(I.Comp Descriptors)等の情報に基づき、必要に応じてユーザ選択のGUIを表示して、ユーザに選択させる。

0188

図33(a)は、コンポーネント選択GUIの一例を示している。このGUIは、ユーザに、ビュー(View)選択、言語(language)選択、さらには、ハンディキャップ(Handicap)選択をさせるためのものである。図33(b)に示すように、GUI上のビューボタン401を操作すると、ビュー選択のためのドロップダウンメニューが表示され、ユーザは、「全ビュー表示」、「メイン」、「サブ1」、「サブ2」のいずれかを選択することが可能となる。

0189

図33(c)に示すように、GUI上の言語ボタン402を操作すると、言語選択のためのドロップダウンメニューが表示され、ユーザは、「日本語」、「英語」、「中国語」、「韓国語」のいずれかを選択することが可能となる。さらに、図33(d)に示すように、GUI上のハンディキャップボタン401を操作すると、ハンディキャップ選択のためのドロップダウンメニューが表示され、ユーザは、「視覚障害者」、「聴覚障害者」のいずれかを選択することが可能となる。

0190

さらに、受信機200は、能力や設定に従って自動的に一つまたは複数のインテグレーテド・コンポーネントを選択する。なお、選局時、電源オン時は、受信機200は、デフォルトのインテグレーテド・コンポーネントデフォルトコンポーネントを自動的に選択する。

0191

受信機200は、インテグレーテド・コンポーネント内に複数のアトミック・コンポーネント(Atomic Component)が存在する場合には、アトミック・コンポーネントの記述子(A.Comp Descriptors)等の情報に基づき、合成、適応切り替えの対象となるアトミック・コンポーネントを割り出す。

0192

受信機200は、アトミック・コンポーネントのコンポーネントタグ(Component tag)により、CSTからMPTを参照し、対応するコンポーネントタグを持つアセット(Asset)を割り出す。そして、受信機200は、MPTのアセット記述の「General location Info()」のフィールドにより、指定された取得先(放送・通信のMMTパケット、通信ネットワーク上のファイル)を認識し、信号データを取得し、再生する。

0193

上述は映像について説明したが、音声、字幕などについても同様のプロセスを実行する。

0194

受信機200におけるCST/MPTによるコンポーネント選択・取得プロセスのユースケースを説明する。このユースケースは、図34に示すように、マルチビューの例である。このマルチビューの例は、1つの番組が、メインビュー(Main View)/サブビュー1(Sub View1)/サブビュー2(Sub View2)の3つの“映像+音声”から構成されている。

0195

メインビュー映像は、デフォルトで選局時に表示する映像であり、3840*2160の解像度(4K)か1920*1080の解像度(2K)の映像を受信機の能力によって自動で選択する想定である。4Kの場合には、2K映像信号(base)と差分信号(extended)を合成するスケーラブル符号化が行われている。2K映像信号は放送で伝送されるが、差分信号はアダプティブストリーミングによりいくつかのレートを適応的に切り替えてネット配信される。

0196

メイン映像付随する音声は、22.2chかステレオを受信機の能力と接続環境により自動で選択する想定である。22.2chの場合にはステレオ信号(base)と差分信号(extended)を合成するスケーラブル符号化が行われている。ステレオ信号は、放送2系統と通信経路によるストリーミング1系統を放送受信環境に応じて適応的に切り替える想定である。差分信号はストリーミングによりネット配信される。

0197

サブビュー1は、は映像信号も音声信号もそれぞれ1系統でネット配信される。このサブビュー1において、映像信号は2K映像信号であり、音声信号はステレオ信号である。サブビュー2は、映像信号に関してはいくつかのレート・解像度の信号を適応的に切り替えるネット配信であり、音声信号は1系統のネット配信である。このサブビュー2において、映像信号は2K映像信号であり、音声信号はステレオ信号である。

0198

図35は、このマルチビューの例に対応したコンポーネントレイヤモデルを示している。コンポーネントカテゴリとしては、映像(Video)と音声(Audio)がある。映像のセレクティブレイヤでは、メインビューとして4K映像信号または2K映像信号の選択が可能であることが示され、さらに、サブ1ビュー、サブビュー2の選択が可能であることが示されている。

0199

また、映像のコンポジットレイヤおよびアダプティブレイヤでは、セレクティブレイヤでの選択肢であるメインビュー(4K映像信号)が、スケーラブル符号化されたものであり、放送伝送されるベース信号(2K映像信号)と、通信伝送される複数の信号が適応的に切り替えられて得られるエクステンド信号(差分信号)との合成信号であることが示されている。

0200

また、映像のコンポジットレイヤおよびアダプティブレイヤでは、セレクティブレイヤでの選択肢であるメインビュー(2K映像信号)が、放送伝送されるベース信号(2K映像信号)であることが示されている。また、映像のコンポジットレイヤおよびアダプティブレイヤでは、セレクティブレイヤでの選択肢であるサブビュー1が、通信伝送される映像信号であることが示されている。また、映像のコンポジットレイヤおよびアダプティブレイヤでは、セレクティブレイヤでの選択肢であるサブビュー2が、通信伝送される複数の映像信号が適応的に切り替えられて得られる映像信号であることが示されている。

0201

また、音声のセレクティブレイヤでは、メインビューとして22.2ch信号またはステレオ信号の選択が可能であることが示され、さらに、サブ1ビュー、サブビュー2の選択が可能であることが示されている。

0202

また、音声のコンポジットレイヤおよびアダプティブレイヤでは、セレクティブレイヤでの選択肢であるメインビュー(22.2ch信号)が、スケーラブル符号化されたものであり、放送2系統と通信1系統で伝送される信号が適応的に切り替えられて得られるステレオ信号と、通信伝送される差分信号との合成信号であることが示されている。

0203

また、音声のコンポジットレイヤおよびアダプティブレイヤでは、セレクティブレイヤでの選択肢であるメインビュー(ステレオ信号)が、スケーラブル符号化されたものであり、放送伝送されるステレオ信号であることが示されている。また、音声のコンポジットレイヤおよびアダプティブレイヤでは、セレクティブレイヤでの選択肢であるサブビュー1、サブビュー2が、それぞれ、通信伝送されるステレオ信号であることが示されている。

0204

また、映像、音声のセレクティブレイヤでは、各ビューがコンビネーションタグで組み合わせられており、カテゴリ横断で選択すべきことが示されている。すなわち、映像のメインビュー、サブビュー1、サブビュー2の選択に伴って、音声のメインビュー、サブビュー1、サブビュー2も選択すべきことが示されている。

0205

図36は、このマルチビューの例に対応したCST(コンポーネント構造テーブル)の記述例を示している。「default_selection_policy」が“1”とされ、デフォルト選択ポリシーは「GUIからユーザが選択する」であることが示されている。すなわち、ビュー選択は、GUIからユーザが選択することで行われることが示されている。

0206

このCSTには、ビデオ(Type=1)、オーディオ(Type=2)の2つのコンポーネントカテゴリの選択情報が含まれている。ビデオに関して、第1から第4の4つのインテグレーテド・コンポーネントが存在している。

0207

第1のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=1)は、メインビュー(4Kビデオ信号)に係るものである。「combination_tag」が“1”とされており、同じ「combination_tag」の値を持つ音声のインテグレーテド・コンポーネントとカテゴリ横断で選択されることが示されている。また、「composite_flag」が“1”とされており、アトミック・コンポーネントの合成を含むことが示されている。また、「adaptive_flag」が“1”とされており、アトミック・コンポーネントの適応切り替えを含むことが示されている。さらに、「default_flag」が“1”とされており、デフォルトの選択対象であることが示されている。

0208

また、第1のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、映像統合コンポーネント記述子(int_video_comp_descr)と、ビューポイント記述子(view_point_descr)が存在する。映像統合コンポーネント記述子において、例えば、「video_resolution」は“6”とされており、垂直方向の解像度が「2160」、つまり4Kであることが示されている。また、ビューポイント記述子において、「view_name_byte」にビュー名として“Main”の文字列データが記載されている。

0209

また、第1のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、その下に展開される複数のアトミック・コンポーネントが存在する。放送伝送されるベース信号(2K映像信号)を示すアトミック・コンポーネント(component_tag=101)に関しては、「atomic_component_type」が“1”とされ、アダプティブレイヤで適応切り替えがなく、コンポジットレイヤで他のコンポーネントと合成されてインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントであることが示されている。

0210

このアトミック・コンポーネントに関連して、合成コンポーネントタイプ記述子(composit_comp_decr)が存在する。この合成コンポーネントタイプ記述子において、例えば、「composite_component_type」が“1”とされており、スケーラブルのベースであることが示されている。

0211

また、通信伝送される複数の映像信号示すアトミック・コンポーネント(component_tag=111,112,・・・)に関しては、「atomic_component_type」が“3”とされ、アダプティブレイヤの適応切り替えで選択された場合、コンポジットレイヤで他のコンポーネントと合成されてインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントであることが示されている。

0212

これらアトミック・コンポーネントに関連して、合成コンポーネントタイプ記述子(composit_comp_descr)と、適応スイッチ記述子(adaptivw_swt_descr)が存在する。合成コンポーネントタイプ記述子において、「composite_component_type」は“2”とされており、スケーラブルのエクステンドであることが示されている。また、この合成コンポーネントタイプ記述子において、「dependent_component_tag」は「101」とされ、依存対象コンポーネントタグが示されている。また、適応スイッチ記述子には、「bitrate」のフィールドにビットレートが記述されている。

0213

第2のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=2)は、メインビュー(2Kビデオ信号)に係るものである。「combination_tag」が“1”とされており、同じ「combination_tag」の値を持つ音声のインテグレーテド・コンポーネントとカテゴリ横断で選択されることが示されている。また、「default_flag」が“1”とされており、デフォルトの選択対象であることが示されている。

0214

また、第2のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、映像統合コンポーネント記述子(int_video_comp_descr)と、ビューポイント記述子(view_point_descr)が存在する。映像統合コンポーネント記述子において、「video_resolution」が“5”とされており、垂直方向の解像度が「1080」、つまり2Kであることが示されている。また、ビューポイント記述子には、「view_name_byte」にビュー名として“Main”の文字列データが記載されている。

0215

また、第2のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、その下に展開される一つの、放送伝送される2K映像信号を示すアトミック・コンポーネント(component_tag=101)が存在する。このアトミック・コンポーネントに関しては、「atomic_component_type」が“0”とされ、アダプティブレイヤで適応切り替えがなく、コンポジットレイヤでは他のコンポーネントとの合成がなく、そのままインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントであることが示されている。

0216

第3のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=3)は、サブビュー1(2Kビデオ信号)に係るものである。「combination_tag」が“2”とされており、同じ「combination_tag」の値を持つ音声のインテグレーテド・コンポーネントとカテゴリ横断で選択されることが示されている。

0217

また、第3のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、映像統合コンポーネント記述子(int_video_comp_descr)と、ビューポイント記述子(view_point_descr)が存在する。映像統合コンポーネント記述子において、「video_resolution」は“5”とされており、垂直方向の解像度が「1080」、つまり2Kであることが示されている。また、ビューポイント記述子において、「view_name_byte」にビュー名として“Sub1”の文字列データが記載されている。

0218

また、第3のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、その下に展開される一つの、通信伝送される2K映像信号を示すアトミック・コンポーネント(component_tag=121)が存在する。このアトミック・コンポーネントに関しては、「atomic_component_type」が“0”とされ、アダプティブレイヤで適応切り替えがなく、コンポジットレイヤでは他のコンポーネントとの合成がなく、そのままインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントであることが示されている。

0219

第4のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=4)は、サブビュー2(2Kビデオ信号)に係るものである。「combination_tag」が“3”とされており、同じ「combination_tag」の値を持つ音声のインテグレーテド・コンポーネントとカテゴリ横断で選択されることが示されている。

0220

また、第4のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、映像統合コンポーネント記述子(int_video_comp_descr)と、ビューポイント記述子(view_point_descr)が存在する。映像統合コンポーネント記述子において、「video_resolution」が“5”とされており、垂直方向の解像度が「1080」、つまり2Kであることが示されている。また、ビューポイント記述子において、「view_name_byte」にビュー名として“Sub2
”の文字列データが記載されている。

0221

また、第4のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、その下に展開される複数の、通信伝送される2K映像信号を示すアトミック・コンポーネント(component_tag=131,132,・・・)が存在する。これらのアトミック・コンポーネントに関しては、「atomic_component_type」が“2”とされ、アダプティブレイヤの適応切り替えで選択された場合、コンポジットレイヤで他のコンポーネントとの合成がなく、そのままインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントであることが示されている。

0222

また、このCSTには、オーディオに関して、第1から第4の4つのインテグレーテド・コンポーネントが存在している。第1のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=11)は、メインビュー(22.2ch信号)に係るものである。「combination_tag」が“1”とされており、同じ「combination_tag」の値を持つ映像のインテグレーテド・コンポーネントとカテゴリ横断で選択されることが示されている。

0223

また、「composite_flag」が“1”とされており、アトミック・コンポーネントの合成を含むことが示されている。また、「adaptive_flag」が“1”とされており、アトミック・コンポーネントの適応切り替えを含むことが示されている。さらに、「default_flag」が“1”とされており、デフォルトの選択対象であることが示されている。

0224

また、第1のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、音声統合コンポーネント記述子(int_audio_comp_descr)が存在する。この音声統合コンポーネント記述子において、「multichannnel_mode」は“17”とされており、「22.2チャネル」であることが示されている。

0225

また、第1のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、その下に展開される複数のアトミック・コンポーネントが存在する。放送2系統と通信1系統で伝送される信号(ステレオ信号)を示すアトミック・コンポーネント(component_tag=201,201,203)に関しては、「atomic_component_type」が“3”とされ、アダプティブレイヤの適応切り替えで選択された場合、コンポジットレイヤで他のコンポーネントと合成されてインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントであることが示されている。

0226

これらのアトミック・コンポーネント(component_tag=201,201,203)に関連して、合成コンポーネントタイプ記述子(composit_comp_descr)と、適応スイッチ記述子(adaptivw_swt_descr)が存在する。合成コンポーネントタイプ記述子において、「composite_component_type」は“1”とされており、スケーラブルのベースであることが示されている。

0227

また、適応スイッチ記述子において、「bitrate」のフィールドにビットレートが記述されている。また、放送伝送される一方の信号を示すアトミック・コンポーネント(component_tag=201)に関連した適応スイッチ記述子において、「robust_level」は“1”とされ、ロバストネスが通常であることが示されている。図示は省略しているが、放送伝送される他方の信号を示すアトミック・コンポーネント(component_tag=202)に関連した適応スイッチ記述子において、「robust_level」は“1”とされ、高ロバストであることが示されている。

0228

また、通信伝送される信号(ステレオ信号)を示すアトミック・コンポーネント(component_tag=211)に関しては、「atomic_component_type」が“1”とされ、アダプティブレイヤで適応切り替えがなく、コンポジットレイヤで他のコンポーネントと合成されてインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントであることが示されている。

0229

このアトミック・コンポーネントに関連して、合成コンポーネントタイプ記述子(composit_comp_decr)が存在する。この合成コンポーネントタイプ記述子には、例えば、「composite_component_type」が“2”とされており、スケーラブルのエクステンドであることが示されている。

0230

また、この合成コンポーネントタイプ記述子には、「dependent_component_tag」が「201」とされ、依存対象コンポーネントタグが示されている。なお、実際には、依存対象のアトミック・コンポーネントは、このアトミック・コンポーネント(component_tag=201)を含めた複数のアトミック・コンポーネントから適応的に切り替えられた1つのアトミック・コンポーネントということになる。

0231

第2のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=12)は、メインビュー(ステレオ信号)に係るものである。「combination_tag」が“1”とされており、同じ「combination_tag」の値を持つ音声のインテグレーテド・コンポーネントとカテゴリ横断で選択されることが示されている。また、「default_flag」が“1”とされており、デフォルトの選択対象であることが示されている。

0232

また、第2のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、音声統合コンポーネント記述子(int_audio_comp_descr)が存在する。この音声統合コンポーネント記述子において、「multichannnel_mode」は“3”とされており、「ステレオ」であることが示されている。

0233

また、第2のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、その下に展開される一つの、放送伝送されるステレオ信号を示すアトミック・コンポーネント(component_tag=201)が存在する。このアトミック・コンポーネントに関しては、「atomic_component_type」が“0”とされ、アダプティブレイヤで適応切り替えがなく、コンポジットレイヤでは他のコンポーネントとの合成がなく、そのままインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントであることが示されている。

0234

第3のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=13)は、サブビュー1(ステレオ信号)に係るものである。「combination_tag」が“2”とされており、同じ「combination_tag」の値を持つ映像のインテグレーテド・コンポーネントとカテゴリ横断で選択されることが示されている。

0235

また、第3のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、音声統合コンポーネント記述子(int_audio_comp_descr)が存在する。この音声統合コンポーネント記述子において、「multichannnel_mode」は“3”とされており、「ステレオ」であることが示されている。

0236

また、第3のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、その下に展開される一つの、通信伝送されるステレオ信号を示すアトミック・コンポーネント(component_tag=221)が存在する。このアトミック・コンポーネントに関しては、「atomic_component_type」が“0”とされ、アダプティブレイヤで適応切り替えがなく、コンポジットレイヤでは他のコンポーネントとの合成がなく、そのままインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントであることが示されている。

0237

第4のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=14)は、サブビュー2(ステレオ信号)に係るものである。「combination_tag」が“3”とされており、同じ「combination_tag」の値を持つ映像のインテグレーテド・コンポーネントとカテゴリ横断で選択されることが示されている。

0238

また、第4のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、音声統合コンポーネント記述子(int_audio_comp_descr)が存在する。この音声統合コンポーネント記述子において、「multichannnel_mode」は“3”とされており、「ステレオ」であることが示されている。

0239

また、第4のインテグレーテド・コンポーネントに関連して、その下に展開される一つの、通信伝送されるステレオ信号を示すアトミック・コンポーネント(component_tag=231)が存在する。このアトミック・コンポーネントに関しては、「atomic_component_type」が“0”とされ、アダプティブレイヤで適応切り替えがなく、コンポジットレイヤでは他のコンポーネントとの合成がなく、そのままインテグレーテド・コンポーネントとなるアトミック・コンポーネントであることが示されている。

0240

次に、受信機200における、上述のCSTに基づく、選択処理例について説明する。ここでは、図37(a)→図37(b)→図37(c)に示す順に、表示内容が変化していく場合について説明する。

0241

図37(a)は、選局操作により番組再生開始されたときの状態を示している。この状態では、デフォルトのメインビューが表示されると共に、マルチビュー対応番組なので、ユーザ選択のためのGUI表示も現れる。以下、このときの処理の詳細を説明する。

0242

(a−1)
ユーザが当該放送サービスを選局操作する。
(a−2)
選局したサービスストリームからMPTとCSTを取得する。そして、映像(category_type=1)に含まれる4つのインテグレーテド・コンポーネントのうち「default_flag=1」となる第1のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_Component_id=1)と第2のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_Component_id=2)に絞る。そして、映像統合コンポーネント記述子(int_video_comp_descr)から4Kと2Kの違いを認識した上で、受信機200が4K対応であるため、4Kである第1のインテグレーテド・コンポーネントを選択する。

0243

(a−3)
第1のインテグレーテド・コンポーネントについて、「composite_flag=1」、「adaptive_flag=1」であることから、合成と適応切り替えの両方を含むことを認識する。そして、含まれるアトミック・コンポーネントの合成コンポーネントタイプ記述子(composite_comp_descr)において、合成コンポーネントタイプ(composite_comp_type)からスケーラブルベース(Scalable Base)を示す唯一のアトミック・コンポーネント(component_tag=101)を選択する。

0244

さらに、スケーラブルエクステンド(Scalable Extended)を示す複数のアトミック・コンポーネント(component_tag=111,112,・・・)から適応スイッチ記述子(adaptive_swt_descr)に基づいて、通信路の輻輳状況等に応じて時々刻々適切なアトミック・コンポーネントを選択してゆく。最終的に選択したアトミック・コンポーネントについて、コンポーネントタグ(component_tag)に基づきMPTを参照して、対応する映像ストリームデータを取得し、合成処理を行って、4K画像(メイン映像)を再生する。

0245

(a−4)
次に、音声(category_type=1)に含まれる4つのインテグレーテド・コンポーネントのうち、映像で最終的に選択した第1のインテグレーテド・コンポーネント(Integrated_component_id=1)と同じ「ombination_tag=1」を共有する第1のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=11)と、第2のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=12)に絞る。

0246

そして、音声統合コンポーネント記述子(int_video_comp_descr)から22.2chとステレオの違いを認識した上で、受信機200が22.2chに対応していないためステレオである第2のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=12)を選択する。

0247

(a−5)
第2のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=12)は1つのアトミック・コンポーネント(component_tag=201)のみを含むため、そのアトミック・コンポーネントを最終的に選択する。このアトミック・コンポーネントについて、コンポーネントタグに基づきMPTを参照して対応する音声ストリームデータを取得し、再生する。

0248

(a−6)
以上により、デフォルトであるメインビュー(Main View)の映像、音声が再生される。ここで、CSTの「default_selection_policy=1:GUI選択」であるため、ユーザによる選択対象となるインテグレーテド・コンポーネントのバリエーション確認し、ビュー選択のみユーザに委ねることを認識し、ビュー選択のGUIを表示する。

0249

図37(b)は、ユーザが「マルチビュー」の表示を選択したときの状態を示している。この状態では、メインビュー、サブビュー1、サブビュー2のマルチビュー表示となる。以下、このときの処理の詳細を説明する。

0250

(b−1)
ユーザが表示されたGUIを操作して、ビュー選択として「マルチビュー」の表示を選択する。
(b−2)
映像(category_type=1)に関し、現在表示中のメインビュー以外の残りのビューであるサブビュー1、サブビュー2に相当するインテグレーテド・コンポーネントとして、第3のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=3)、第4のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=4)を探し出す。

0251

(b−3)
第3のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=3)が1つのアトミック・コンポーネント(component_tag=121)のみを含むため、そのアトミック・コンポーネントを最終的に選択する。このアトミック・コンポーネントについて、コンポーネントタグに基づきMPTを参照して対応する映像ストリームデータを取得し、サブビュー1の映像とする。

0252

(b−4)
第4のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=4)について、「co「adaptive_flag=1」であることから、適応切り替えを含むことを認識する。そして、複数のアトミック・コンポーネント(component_tag=131,132,・・・)から適応スイッチ記述子(adaptive_swt_descr)に基づいて、通信路の輻輳状況等に応じて時々刻々適切なアトミック・コンポーネントを選択してゆく。最終的に選択したアトミック・コンポーネントについて、コンポーネントタグ(component_tag)に基づきMPTを参照して、対応する映像ストリームデータを取得し、サブビュー2の映像とする。

0253

(b−5)
表示中であったメインビューの映像を含め、取得したサブビュー1、サブビュー2の映像をデコードし、スクリーン上に3映像を表示する。3映像はGUIにより選択して1つのみ大画面表示し、かつ対応する音声を再生することとする。
(b−6)
選択した映像がメインビューのままであるので、図37(a)の状態と同じく、アトミック・コンポーネント(component_tag=201)の音声を提示継続する。

0254

図37(c)は、ユーザが「サブビュー1」の表示を選択したときの状態を示している。この状態では、サブビュー1の映像の全画面表示となる。以下、このときの処理の詳細を説明する。

0255

(c−1)
ユーザが表示されたGUIを操作して、ビュー選択として「サブビュー1」の表示を選択する。
(c−2)
映像(category type=1)に関し、サブビュー1に相当するインテグレーテド・コンポーネントとして、第3のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=3)を探し出す。

0256

(c−3)
図37(b)で表示中のサブビュー1の映像のみを全画面で表示し、それ以外のビューのコンポーネント取得を終了する。
(c−4)
映像の第3のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=3)と同じ「combination_tag=2」を有する音声のインテグレーテド・コンポーネントとして、第3のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=13)を探し出す。
(c−5)
第3のインテグレーテド・コンポーネント(integrated_component_id=13)は1つのアトミック・コンポーネント(component_tag=221)のみを含むため、そのアトミック・コンポーネントを最終的に選択する。このアトミック・コンポーネントについて、コンポーネントタグに基づきMPTを参照して対応する音声ストリームデータを取得し、再生する。

0257

上述したように、図1に示す放送・通信ハイブリッドシステム10においては、PAメッセージにMPテーブル(MPT)と共に、コンポーネント選択情報を含むCSテーブル(CST)が挿入されるものである。そのため、受信側200においては、このCSテーブルに基づいて、提示すべき映像、音声などのコンポーネント選択を容易に行い得るようになる。

0258

<2.変形例>
なお、上述実施の形態においては、PAメッセージにMPテーブル(MPT)と共に、コンポーネント選択情報を含むCSテーブル(CST)が挿入されるものである。しかし、同様のコンテンツ選択情報を、受信機200は、他の方法で取得してもよい。例えば、放送送出システム100に関連したネットワークサーバから通信により取得することも考えられる。

0259

また、本技術は、以下のような構成を取ることもできる。
(1)所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、上記所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的に多重化された伝送ストリームを生成する伝送ストリーム生成部と、
上記伝送ストリームを所定の伝送路を通じて送信する送信部と、
上記第2の伝送パケットに、コンポーネント選択情報を挿入する情報挿入部とを備える
送信装置。
(2)上記コンポーネント選択情報は、上位から、固定的な選択を行うセレクティブレイヤ情報、合成を行うコンポジットレイヤ情報および動的な切り替えを行うアダプティブレイヤ情報により構成される
前記(1)に記載の送信装置。
(3)上記アダプティブレイヤで選択し得る各コンポーネントの情報には、取得先を得るための情報が含まれている
前記(2)に記載の送信装置。
(4)上記伝送パケットは、MMTパケットであり、
パッケージアクセスメッセージを含む上記第2の伝送パケットにおいて、該パッケージアクセスメッセージに、MMTパッケージテーブルと共に、上記コンポーネント選択情報を持つコンポーネント構造テーブルが配置される
前記(1)から(3)のいずれかに記載の送信装置。
(5)上記コンポーネント構造テーブルのコンポーネントと、上記MMTパッケージテーブルのアセットとは、コンポーネントタグで関連付けが行われる
前記(4)に記載の送信装置。
(6)上記コンポーネント選択情報は、上位から、固定的な選択を行うセレクティブレイヤ情報、合成を行うコンポジットレイヤ情報および動的な切り替えを行うアダプティブレイヤ情報により構成され、
上記コンポーネント構造テーブルは、コンポーネントのカテゴリ毎に、上位から、上記セレクティブレイヤ情報としてのインテグレーテド・コンポーネントの選択情報と、上記コンポジットレイヤ情報および上記アダプティブレイヤ情報としてのアトミック・コンポーネントの選択情報を含む
前記(4)または(5)に記載の送信装置。
(7)所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、上記所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的に多重化された伝送ストリームを生成する伝送ストリーム生成ステップと、
送信部により、上記伝送ストリームを所定の伝送路を通じて送信する伝送ストリーム送信ステップと、
上記第2の伝送パケットに、コンポーネント選択情報を挿入する情報挿入ステップとを有する
送信方法。
(8)所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、上記所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的に多重化された伝送ストリームを第1の伝送路を通じて受信する第1の受信部と、
所定のコンポーネントを含む第3の伝送パケットが配置された伝送ストリームを第2の伝送路を通じて受信する第2の受信部とを備え、
上記第2の伝送パケットには、コンポーネント選択情報が挿入されており、
上記コンポーネント選択情報に基づいて提示すべきコンポーネントを選択するコンポーネント選択部をさらに備える
受信装置。
(9)上記コンポーネント選択部は、上記コンポ—ネント選択情報にユーザに選択させるべき特定の属性に関するバリエーションが存在する場合、画面上に選択のグラフィクスユーザインタフェースを表示する
前記(8)に記載の受信装置。
(10)上記コンポーネント選択情報は、上位から、固定的な選択を行うセレクティブレイヤ情報、合成を行うコンポジットレイヤ情報および動的な切り替えを行うアダプティブレイヤ情報により構成されている
前記(8)または(9)に記載の受信装置。
(11)上記アダプティブレイヤで選択し得る各コンポーネントの情報には、取得先を得るための情報が含まれている
前記(10)に記載の受信装置。
(12)上記第1の伝送路は放送伝送路であり、上記第2の伝送路はネットワーク伝送路である
前記(8)から(11)のいずれかに記載の受信装置。
(13)第1の受信部により、所定のコンポーネントを含む第1の伝送パケットと、上記所定のコンポーネントに関するシグナリング情報を含む第2の伝送パケットとが時分割的に多重化された伝送ストリームを第1の伝送路を通じて受信する第1の受信ステップと、
第2の受信部により、所定のコンポーネントを含む第3の伝送パケットが配置された伝送ストリームを第2の伝送路を通じて受信する第2の受信ステップとを有し、
上記第2の伝送パケットには、コンポーネント選択情報が挿入されており、
上記コンポーネント選択情報に基づいて提示すべきコンポーネントを選択するコンポーネント選択ステップをさらに有する
受信方法。

0260

10・・・放送・通信ハイブリッドシステム
110・・・放送送出システム
111・・・時計部
112・・・信号送出部
113・・・ビデオエンコーダ
114・・・オーディオエンコーダ
115・・・キャプションエンコーダ
116・・・シグナリング発生部
117・・・ファイルエンコーダ
118・・・TLVシグナリング発生部
119・・・IPサービス・マルチプレクサ
120・・・TLV・マルチプレクサ
121・・・変調/送信部
120・・・配信サーバ
200・・・受信機
201・・・CPU
202・・・チューナ/復調部
202・・・デマルチプレクサ
203・・・ネットワークインタフェース部
204・・・デマルチプレクサ
205・・・システムクロック生成部
206・・・ビデオデコーダ
207・・・オーディオデコーダ
208・・・キャプションデコーダ
209・・・アプリ表示データ生成部
210・・・合成部
211・・・CPUバス

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ