図面 (/)

技術 新規化合物及び該化合物を含有する香料組成物

出願人 高砂香料工業株式会社
発明者 山本憲一相田高
出願日 2015年3月9日 (4年4ヶ月経過) 出願番号 2016-514803
公開日 2017年4月13日 (2年3ヶ月経過) 公開番号 WO2015-163023
状態 特許登録済
技術分野 有機低分子化合物及びその製造 調味料 化粧料 洗浄性組成物 脂肪類、香料 繊維製品への有機化合物の付着処理
主要キーワード リムバー ウイロウ ローズ様 大環状ムスク 粉石鹸 排水管用 洗濯石鹸 合成石
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年4月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (1)

課題・解決手段

本発明は、一般式(1)で表される化合物を提供する。(式中、R1は、炭素数2乃至9のアルキル基、炭素数2乃至9のアルケニル基置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、置換基を有していてもよいフェニル基であり、R2は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R3乃至R5は、それぞれ独立して、水素原子、又は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R6は、炭素数1乃至5のアルキル基、炭素数2乃至5のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、炭素数1乃至5のアルコキシ基であり、nは、0又は1であり、波線は、シス体もしくはトランス体またはシス体とトランス体の混合物である。)

概要

背景

近年、各種香粧品保健衛生材料医薬品等製品多様化に伴い、香粧品及び保健衛生材料用香料、更には医薬品用香料において、拡散性が強く、独特香質で、嗜好性が高く、保留性が強く、安定性が良く、かつ安全性が高い香料物質の開発が従来にもまして要求されている。特に、天然ムスク香料は動物保護の観点から入手が困難であること、また変化する流行香気志向に合わせるため、これまで数多くのムスク香を有する化合物(例えば、合成香料化学商品知識<増補改定版>(印元一著)化学工業日報社 391〜419頁、2005年3月22日 増補改定版発行)が開発されている。
ムスク香を有する化合物としては、大環状ムスクムスコンシベトンエチレンブラシレートなど)、ニトロムスク(ムスクキシロース、ムスクアンブレット、ムスクケトンなど)、ポリサクリックムスク(テトラリンムスク、インダンムスク、イソクマリンムスクなど)、アリサイクリックムスク(例えば、特表2004−535412号公報、特開2004−285357号公報、特表2006−508153号公報、特表2006−508175号公報、特表2007−536285号公報、特開2011−37761号公報)等が今まで報告されている。
一方、シクロプロパン環を有する化合物の中には、調合香料原料として有用なものがあることが知られている。例えば、[(1S*,2R*)−1−メチル−2−[(R*)−5−メチル−4−ヘキセン−2−イルシクロプロピルメタノールローズ様フローラル調で、シトラスや3−メチル−5−フェニル−1−ペンタノールに似た香気を有する(国際特許公開第2012/160189号パンフレット)。また、1−メチル−2−[[(1R)−2,2,3−トリメチルシクロペンチル]メチル]シクロプロピル]メタノールは、ナチュラル感のあるサンダル様香気を有する(米国特許公開第2010/069508号明細書)。また、シクロプロパン環とベンゼン環を有する化合物として、(1S*,2S*)−2−((R*)−1−フェニルエチルシクロプロピルメタノールなどが知られているが、香気に関しての記載は無い(Synthesis(1999),No.6,pp.1063−1075)。

概要

本発明は、一般式(1)で表される化合物を提供する。(式中、R1は、炭素数2乃至9のアルキル基、炭素数2乃至9のアルケニル基置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、置換基を有していてもよいフェニル基であり、R2は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R3乃至R5は、それぞれ独立して、水素原子、又は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R6は、炭素数1乃至5のアルキル基、炭素数2乃至5のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、炭素数1乃至5のアルコキシ基であり、nは、0又は1であり、波線は、シス体もしくはトランス体またはシス体とトランス体の混合物である。)

目的

本発明の目的は、このような要求を満足する、香質に優れたムスク香を有する化合物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

一般式(1)で表される化合物。(式中、R1は、炭素数2乃至9のアルキル基、炭素数2乃至9のアルケニル基置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、置換基を有していてもよいフェニル基であり、R2は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R3乃至R5は、それぞれ独立して、水素原子、又は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R6は、炭素数1乃至5のアルキル基、炭素数2乃至5のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、炭素数1乃至5のアルコキシ基であり、nは、0又は1であり、波線は、シス体もしくはトランス体またはシス体とトランス体の混合物である。)

請求項2

請求項1記載の化合物を含有することを特徴とする香料組成物

請求項3

請求項2記載の香料組成物を配合してなることを特徴とする飲料、食品香粧品トイレタリー製品エアケア製品日用雑貨品、口腔用組成物ヘアケア製品スキンケア製品ボディケア製品衣料用洗剤衣料用柔軟仕上げ剤医薬部外品又は医薬品。

請求項4

香料香気を改善する方法であって、請求項1記載の化合物を香料に添加することを特徴とする方法。

技術分野

0001

本発明は、新規シクロプロパン環構造を有する化合物、該化合物を含有する香料組成物、該香料組成物を含有する飲料、食品香粧品トイレタリー製品エアケア製品日用雑貨品、口腔用組成物ヘアケア製品スキンケア製品ボディケア製品衣料用洗剤衣料用柔軟仕上げ剤医薬部外品又は医薬品、及び香料香気強化する方法に関する。

背景技術

0002

近年、各種香粧品、保健衛生材料、医薬品等製品多様化に伴い、香粧品及び保健衛生材料用香料、更には医薬品用香料において、拡散性が強く、独特香質で、嗜好性が高く、保留性が強く、安定性が良く、かつ安全性が高い香料物質の開発が従来にもまして要求されている。特に、天然ムスク香料は動物保護の観点から入手が困難であること、また変化する流行の香気志向に合わせるため、これまで数多くのムスク香を有する化合物(例えば、合成香料化学商品知識<増補改定版>(印元一著)化学工業日報社 391〜419頁、2005年3月22日 増補改定版発行)が開発されている。
ムスク香を有する化合物としては、大環状ムスクムスコンシベトンエチレンブラシレートなど)、ニトロムスク(ムスクキシロース、ムスクアンブレット、ムスクケトンなど)、ポリサクリックムスク(テトラリンムスク、インダンムスク、イソクマリンムスクなど)、アリサイクリックムスク(例えば、特表2004−535412号公報、特開2004−285357号公報、特表2006−508153号公報、特表2006−508175号公報、特表2007−536285号公報、特開2011−37761号公報)等が今まで報告されている。
一方、シクロプロパン環を有する化合物の中には、調合香料原料として有用なものがあることが知られている。例えば、[(1S*,2R*)−1−メチル−2−[(R*)−5−メチル−4−ヘキセン−2−イルシクロプロピルメタノールローズ様フローラル調で、シトラスや3−メチル−5−フェニル−1−ペンタノールに似た香気を有する(国際特許公開第2012/160189号パンフレット)。また、1−メチル−2−[[(1R)−2,2,3−トリメチルシクロペンチル]メチル]シクロプロピル]メタノールは、ナチュラル感のあるサンダル様香気を有する(米国特許公開第2010/069508号明細書)。また、シクロプロパン環とベンゼン環を有する化合物として、(1S*,2S*)−2−((R*)−1−フェニルエチルシクロプロピルメタノールなどが知られているが、香気に関しての記載は無い(Synthesis(1999),No.6,pp.1063−1075)。

0003

しかしながら、ムスク香を有する香料素材に関しては、このような要求を満足する香料素材が不足しており、従来公知の香料物質に加え、さらに上記特性を満たす新たな香料素材の開発が期待されている。
従って、本発明の目的は、このような要求を満足する、香質に優れたムスク香を有する化合物を提供することである。

0004

このよう実状において、本発明者らは鋭意研究を行った結果、シクロプロパン環を有するエステル化合物が、心地よい強いムスク香を有することを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は以下の[1]〜[4]の各発明を包含する。
[1]
一般式(1)で表される化合物。



(式中、R1は、炭素数2乃至9のアルキル基、炭素数2乃至9のアルケニル基置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、置換基を有していてもよいフェニル基であり、R2は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R3乃至R5は、それぞれ独立して、水素原子、又は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R6は、炭素数1乃至5のアルキル基、炭素数2乃至5のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、炭素数1乃至5のアルコキシ基であり、nは、0又は1であり、波線は、シス体もしくはトランス体またはシス体とトランス体の混合物である。

[2]
[1]記載の化合物を含有することを特徴とする香料組成物。
[3]
[2]記載の香料組成物を配合してなることを特徴とする飲料、食品、香粧品、トイレタリー製品、エアケア製品、日用・雑貨品、口腔用組成物、ヘアケア製品、スキンケア製品、ボディケア製品、衣料用洗剤、衣料用柔軟仕上げ剤、医薬部外品又は医薬品。
[4]
香料の香気を改善する方法であって、[1]記載の化合物を香料に添加することを特徴とする方法。

0005

本発明に係る化合物であるシクロプロパン環を有するエステル化合物は、心地よい強いムスク香を有し、拡散性・残香性に優れた非常に有用な香料素材である。これら本発明の化合物を配合することにより、嗜好性の高い香料組成物を提供することができる。

0006

以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の化合物は、下記一般式(1)で表されるシクロプロパン環を有するエステル化合物である。



(式中、R1は、炭素数2乃至9のアルキル基、炭素数2乃至9のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、置換基を有していてもよいフェニル基であり、R2は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R3乃至R5は、それぞれ独立して、水素原子、又は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R6は、炭素数1乃至5のアルキル基、炭素数2乃至5のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、炭素数1乃至5のアルコキシ基であり、nは、0又は1であり、波線は、シス体もしくはトランス体またはシス体とトランス体の混合物である。)

0007

一般式(1)のR1は、炭素数2乃至9のアルキル基、炭素数2乃至9のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、置換基を有していてもよいフェニル基である。
R1で表される炭素数2乃至9のアルキル基としては、例えば、エチル基、n−プロピル基イソプロピル基n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基オクチル基、ノニル基等を例示することができる。
R1で表される炭素数2乃至9のアルケニル基としては、例えば、ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、2−メチル−1−ブテニル基、3−メチル−1−ブテニル基、2−メチル−2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル基、3−メチル−3−ブテニル基、ペンテニル基ヘキセニル基、ヘプテニル基オクテニル基、ノネニル基等を例示することができる。
R1で表される置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基としては、例えば、シクロプロピル基シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロペンテニル基、シクロペンタジエニル基シクロヘキシル基シクロヘキセニル基シクロヘキサジエニル基シクロヘプチル基、シクロヘプテニル基、シクロヘプタジエニル基、シクロオクチル基、シクロオキテニル基、シクロオクタジエニル基、シクロノニル基、シクロノネニル基、シクロノネジエニル基、シクロデシル基、シクロデセニル基、シクロデカジエニル基等が挙げられる。
前記環状アルキル基及びフェニル基が有することができる置換基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基などの炭素数1乃至6のアルキル基、メトキシ基エトキシ基、n−プルポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、メチレンジオキシ基などの炭素数1乃至4のアルコキシ基等が挙げられる。
一般式(1)のR1は、好ましくは炭素数2乃至9のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、置換基を有していてもよいフェニル基であり、より好ましくは2−メチル−2−ブテニル基、シクロヘキシル基、又はフェニル基である。

0008

一般式(1)のR2は、炭素数1乃至3のアルキル基である。
R2で表される炭素数1乃至3のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基等を例示することができる。
一般式(1)のR2は、好ましくはメチル基である。
一般式(1)のR3乃至R5は、それぞれ独立して、水素原子、又は、炭素数1乃至3のアルキル基である。
R3乃至R5で表される炭素数1乃至3のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基等を例示することができる。
一般式(1)のR3は、好ましくは水素原子である。
一般式(1)のR4は、好ましくはメチル基である。
一般式(1)のR5は、好ましくは水素原子である。
一般式(1)のR6は、炭素数1乃至5のアルキル基、炭素数2乃至5のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、炭素数1乃至5のアルコキシ基である。
R6で表される炭素数1乃至5のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基等を例示することができる。
R6で表される炭素数2乃至5のアルケニル基としては、例えば、ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、イソプロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、2−メチル−1−ブテニル基、3−メチル−1−ブテニル基、2−メチル−2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル基、3−メチル−3−ブテニル基、ペンテニル基等を例示することができる。
R6で表される置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基としては、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、シクロノニル基及びシクロデシル基等が挙げられる。
R6で表される炭素数1乃至5のアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、n−ペントキシ基、イソペントキシ基、ネオペントキシ基等を例示することができる。
前記環状アルキル基が有することができる置換基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基及びペンチル基、又はヘキシル基などの炭素数1乃至6のアルキル基等が挙げられる。
一般式(1)のR6は、好ましくは炭素数1乃至5のアルキル基、炭素数2乃至5のアルケニル基、又は、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基であり、より好ましくはエチル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、ビニル基、又はイソプロペニル基である。
nは、好ましくは0である。

0009

本発明の一般式(1)で表されるシクロプロパン環を有するエステル化合物の好ましい具体例としては、以下の表1〜表9に示す化合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
表1〜表9中に使用する略記号はそれぞれ以下の意味を示すが、本明細書における以降に記載の各化合物で用いられている略記号についても同様な意味を示す。なお、数値は、フェニル基における置換基の位置を示す(例えば、4−Me−Phは、フェニル基の4位にメチル基を有するフェニル基、3,4−Me−Phは、フェニル基の3位及び4位に各々メチル基を有するフェニル基を意味する。)。

0010

0011

表1

0012

表2

0013

表3

0014

表4

0015

表5

0016

表6

0017

表7

0018

表8

0019

表9

0020

より好ましい一般式(1)で表されるシクロプロパン環を有するエステル化合物としては、プロピオン酸[1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(例示化合物32)、イソブタン酸[1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(例示化合物34)、アクリル酸[1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(例示化合物46)、メタアクリル酸[1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(例示化合物47)、シクロプロパンカルボン酸[1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(例示化合物53)、シクロブタンカルボン酸[1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(例示化合物54)、プロピオン酸[2−(1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチル(例示化合物152)、イソ酪酸[2−(1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチル(例示化合物154)、シクロプロパンカルボン酸[2−(1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチル(例示化合物157)、シクロブタンカルボン酸[2−(1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチル(例示化合物158)、プロピオン酸[1−メチル−2−(5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(例示化合物252)、イソ酪酸[1−メチル−2−(5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(例示化合物254)、シクロプロパンカルボン酸[1−メチル−2−(5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(例示化合物257)、シクロブタンカルボン酸[1−メチル−2−(5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(例示化合物258)等が挙げられる。

0021

本発明のシクロプロパン環を有するエステル化合物は、例えば、以下のスキーム1〜4で示される方法により合成される。しかし、その合成方法が以下のスキーム1〜4の方法に限定されるものではない。
式(1)において、R5が水素原子であり、n=0である化合物は、例えばスキーム1の示される方法により合成される。
(スキーム1)



(式中、R1は、炭素数2乃至9のアルキル基、炭素数2乃至9のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、置換基を有していてもよいフェニル基であり、R2は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R3及びR4は、それぞれ独立して、水素原子、又は、炭素数1乃至3のアルキル基であり、R6は、炭素数1乃至5のアルキル基、炭素数2乃至5のアルケニル基、置換基を有していてもよい炭素数3乃至10の環状アルキル基、又は、炭素数1乃至5のアルコキシ基であり、波線は、シス体もしくはトランス体またはシス体とトランス体の混合物である。)
a)Et2Zn,ICH2Cl
b)塩基、XCOR6:式中X=ハロゲン原子、例えば、塩素原子臭素原子又はヨウ素原子

0022

スキーム1においては、アリルアルコール(2a)にジエチル亜鉛クロヨードメタンから調製したカルベノイドを反応させることによりシクロプロパン環を有するアルコール化合物(3a)を合成する。シクロプロパン環を有するアルコール化合物は、下記に示した相対配置を有するジアステレオマー異性体の混合物として得られる。



(式中、R1,R2,R3,R4及び波線は、前記と同義である。)
ここで得られたシクロプロパン環を有するアルコール化合物(3a)をエステル化するころにより、シクロプロパン環を有するエステル化合物(1a)を得ることができる。

0023

式(1)において、R5が炭素数1乃至3のアルキル基であり、n=0である化合物は、例えばスキーム2の示される方法により合成される。
(スキーム2)



(式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6及び波線は、前記と同義である。)
a)TEMPO酸化
b)R5MgX:式中X=ハロゲン原子、例えば、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子
c)塩基、XCOR6:式中X=ハロゲン原子、例えば、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子

0024

スキーム2においては、スキーム1に記載の方法で得られたシクロプロパン環を有するアルコール化合物(3a)を酸化することにより、シクロプロパン環を有するアルデヒド化合物(4)を得、次いでグリニャール反応を行うことによりアルキル付加アルコール化合物(3b)を得ることができる。ここで、酸化反応の方法としては、一般に一級アルコールアルデヒドへ酸化する方法を用いることができ、例えば、テンポ酸化、植酸化、アルブライドゴールドマン酸化、向山酸化、レイグリフィス酸化、スワン酸化等の反応を使用することができる。
ここで得られたアルキル付加アルコール化合物(3b)をエステル化することにより、シクロプロパン環を有するエステル化合物(1b)を得ることができる。

0025

式(1)において、R5が水素原子であり、n=1である化合物は、例えばスキーム3の示される方法により合成される。
(スキーム3)



(式中、R1,R2,R3,R4,R6及び波線は、前記と同義である。)
a)(Ph)3P+CH2OCH3・Cl-,塩基
b)H+,H2O
c)NaBH4
d)塩基、XCOR6:式中X=ハロゲン原子、例えば、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子

0026

スキーム3においては、スキーム2に記載の方法で得られたシクロプロパン環を有するアルデヒド化合物(4)に、Witting反応を行うことによりエノールエーテル体(5)を得ることができる。当該エノールエーテル体を酸触媒の存在下で加水分解することにより、対応するシクロプロパン環を有する化合物(6)を容易に合成することができる。ここで用いられる酸としては、酢酸クエン酸塩酸硫酸等は挙げられる。
ここで得られたシクロプロパン環を有する化合物(6)のアルデヒド部位を還元し、対応するアルコール化合物(7)となし、ついで、エステル化することにより、シクロプロパン環を有するエステル化合物(1c)を得ることができる。

0027

式(1)において、R5が炭素数1乃至3のアルキル基であり、n=1である化合物は、例えばスキーム4の示される方法により合成される。
(スキーム4)



(式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6及び波線は、前記と同義である。)
a)R5MgX:式中X=ハロゲン原子、例えば、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子
b)塩基、XCOR6:式中X=ハロゲン原子、例えば、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子

0028

スキーム4においては、スキーム3に記載の方法で得られたシクロプロパン環を有するアルデヒド化合物(6)にグリニャール反応を行うことによりアルキル付加アルコール化合物(8)を得ることができる。次いでアルキル付加アルコール化合物(8)をエステル化することにより、シクロプロパン環を有するエステル化合物(1d)を得ることができる。

0029

このようにして得られた本発明の化合物は、必要に応じて、単離及び精製を行うことができる。単離及び精製の方法としては、例えばカラムクロマトグラフィー減圧蒸留結晶化等が挙げられ、これらを単独であるいは併用して行うことができる。
本発明の一般式(1)で表されるシクロプロパン環を有するエステル化合物は、ムスク香を有する。
なお、本発明の一般式(1)で表されるシクロプロパン環を有するエステル化合物は、下記に示した相対配置を有するジアステレオマーの異性体の混合物として得られる。



(式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6,n及び波線は、前記と同義である。)
これらジアステロマーの異性体において、一般式(1−1)で表されるシン体が強いムスク香を有しているのに対して、一般式(1−2)で表されるアンチ体の香気の強度は極めて低い。

0030

前記一般式(1)で表されるシクロプロパン環を有するエステル化合物を、通常使用されている香料成分を含む香料組成物に添加することができる。他の香料成分としては、各種の合成香料、天然精油合成精油柑橘油動物性香料などが挙げられる。例えば、下記文献に記載されているような広い範囲の香料成分を使用することができる。一般式(1)で表されるシクロプロパン環を有するエステル化合物の香料組成物への配合量は、特に限定されないが、香料組成物に対して0.001〜60重量%、特に0.01〜40重量%であることが好ましい。
代表的な香料成分としては、α−ピネンリモネン、シス−3−ヘキセノールフェニルエチルアルコールスチリルアセテートオイゲノール、ロ−ズオキサイドリナロールベンズアルデヒドジヒドロジヤスモン酸メチル、ムスコン、ムスクT(高砂香料工業株式会社)、テサロン(高砂香料工業株式会社)などがある。また、例えば、Arctander S. "Perfume and Flavor Chemicals" published By the author, Montclair, N. J. (U.S.A.) 1969年や「周知・慣用技術集(香料)第I部」(平成11年1月29日、特許発行)に記載されているような広範の種類の香料成分を挙げることができる。
前記一般式(1)で表されるシクロプロパン環を有するエステル化合物を、例えば、ベルガモツト油、ガルバナム油、レモン油ゼラニウム油ラベンダー油マンダリン油等の天然精油中に添加すると、天然精油が本来有する香気香味に加えて、マイルドこくがあり、新鮮な嗜好性の高い、且つ拡散性、保留性を高め持続的性のある新規な香料組成物を調製することができる。
本発明においては、前記一般式(1)で表されるシクロプロパン環を有するエステル化合物を含む香料組成物に、通常使用される他の香料保留剤の1種又は2種以上を配合しても良い。香料保留剤としては、例えば、エチレングリコールプロピレングリコールジプロピレングリコールグリセリン、ヘキシルグリコール、べンジルべンゾエート、トリエチルシトレートジエチルフタレート、ハーコリンアビエチン酸メチル)、中鎖脂肪酸トリグリセライド等が挙げられる。

0031

本発明の一般式(1)で表されるシクロプロパン環を有するエステル化合物を含む香料組成物を用いて賦香させることができる製品としては、とくに限定されないが、例えば、飲料、食品、香粧品、トイレタリー製品、エアケア製品、日用・雑貨品、口腔用組成物、ヘアケア製品、スキンケア製品、ボディケア製品、衣料用洗剤、衣料用柔軟仕上げ剤、医薬部外品、医薬品などが挙げられる。
前記、飲料または食品の具体例としては、何ら限定されるものではないが、果汁飲料類、果実酒類乳飲料類炭酸飲料清涼飲料ドリンク剤類の如き飲料類アイスクリーム類シャーベット類、アイスキャンディー類の如き冷菓類;ゼリープリンなどのデザート類;ケーキ、クッキーチョコレートチューインガムなどの洋菓子類饅頭羊羹ウイロウなどの和菓子類ジャム類キャンディー類パン類緑茶ウーロン茶紅茶葉茶カミツレクマザサ茶、桑茶ドクダミ茶、プアール茶マテ茶ルイボス茶ギムネマ茶、グアバ茶、コーヒーココアの如き茶飲料または嗜好飲料類;和風スープ洋風スープ、中華スープの如きスープ類風味調味料;各種インスタント飲料乃至食品類;各種スナック食品類;歯磨き、口腔洗浄料、マウスウオッシュトローチチューインガム類などの口腔用組成物などを挙げることができる。

0032

また、香粧品、トイレタリー製品、エアケア製品、日用・雑貨品、口腔用組成物、ヘアケア製品、スキンケア製品、ボディケア製品、衣料用洗剤、衣料用柔軟仕上げ剤、医薬部外品としては、例えば、フレグランス製品基礎化粧品仕上げ化粧品頭髪化粧品、日焼け化粧品、薬用化粧品、ヘアケア製品、石鹸身体洗浄剤浴用剤洗剤、柔軟仕上げ剤、洗浄剤台所用洗剤漂白剤エアゾール剤、消臭・芳香剤忌避剤、その他の雑貨類などを挙げることができる。
より具体的には、
・フレグランス製品としては、香水、オードパファム、オードトワレオーデコロンなど;
・基礎化粧品としては、洗顔クリームバニシングクリームクレンジングクリームコールドクリームマッサージクリーム乳液化粧水美容液パックメイク落としなど;
・仕上げ化粧品としては、ファンデーション粉おしろい固形おしろいタルカムパウダー口紅リップクリーム頬紅アイライナーマスカラアイシャドウ眉墨アイパック、ネイルエナメルエナメルリムバーなど;
・頭髪化粧品としては、ポマードブリランチン、セットロションヘアーステック、ヘアーソリッド、ヘアーオイル、ヘアートリートメントヘアークリームヘアートニック、ヘアーリキッドヘアースプレーバンドリン養毛剤染毛剤など;を挙げることができる。

0033

・日焼け化粧品としては、サンタン製品、サンスクリーン製品など;
・薬用化粧品としては、制汗剤アフターシェービングローションおよびジェルパーマネントウェーブ剤薬用石鹸薬用シャンプー薬用皮膚化粧料などを挙げることができ;
・ヘアケア製品としては、シャンプーリンスリンスインシャンプーコンディショナー、トリートメント、ヘアパックなど;
・石鹸としては、化粧石鹸浴用石鹸、香水石鹸、透明石鹸、合成石鹸など;
・身体洗浄剤としては、ボディソープボディシャンプーハンドソープなど;
・浴用剤としては、入浴剤バスソルトバスタブレット、バスリキッド等)、フォームバス(バブルバス等)、バスオイル(バスパフューム、バスカプセル等)、ミルクバス、バスジェリー、バスキューブなど;
・洗剤としては、衣料用重質洗剤、衣料用軽質洗剤液体洗剤洗濯石鹸コンパクト洗剤、粉石鹸など;を挙げることができる。
・柔軟仕上げ剤としては、ソフナー、ファーチアケアーなど;
・洗浄剤としては、クレンザーハウスクリーナートイレ洗浄剤浴室用洗浄剤ガラスクリーナーカビ取り剤排水管用洗浄剤など;
・台所用洗剤としては、台所用石鹸、台所用合成石鹸、食器用洗剤など;
・漂白剤としては、酸化型漂白剤塩素系漂白剤酸素系漂白剤等)、還元型漂白剤硫黄系漂白剤等)、光学的漂白剤など;
・エアゾール剤としては、スプレータイプパウダースプレーなど;
・消臭・芳香剤としては、固形状タイプ、ゲル状タイプ、リキッドタイプなど;
・雑貨としては、ティッシュペーパートイレットペーパーなど;
を挙げることができる。
前記医薬品の具体例としては、何ら限定されるものではないが、ハップ剤軟膏剤の如き皮膚外用剤内服剤などを挙げることができる。

0034

前記一般式(1)で表されるシクロプロパン環を有するエステル化合物を含む香料組成物を用いて賦香させることができる製品の剤形は、混合物自体の形状をとることができるが、その他の剤形としては、例えば、アルコール類、プロピレングリコール、グリセリン、ジプロピレングリコールなどの多価アルコール類、トリエチルシトレート、ベンジルベンゾエート、ジエチルフタレートなどのエステル類に溶解した液体状;アラビアガムトラガントガムなどの天然ガム質類;グリセリン脂肪酸エステルショ糖脂肪酸エステルなどの乳化剤乳化した乳化状;アラビアガム等の天然ガム質類、ゼラチンデキストリンなどの賦形剤を用いて被膜させた粉末状;界面活性剤、例えば非イオン界面活性剤アニオン界面活性剤カチオン界面活性剤両性界面活性剤などを用いて可溶化あるいは分散化した可溶化状或いは分散化状;又はカプセル化剤で処理して得られるマイクロカプセルなど;その目的に応じて任意の形状を選択して用いられている。
さらに、サイクロデキストリンなどの包接剤包接して、上記フレグランス組成物を安定化且つ徐放性にして用いることもある。これらは、最終製品の形態、例えば液体状、固体状、粉末状、ゲル状、ミス卜状、エアゾール状などに適したもので適宜に選択して用いられる。

0035

以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は、これらより何ら限定されるものではなく、また、本発明の範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えてもよい。なお、下記に記載する処方の単位は特に言及しない限り、“%”は“質量%”を意味し、組成比質量比を表すものとする。
なお、実施例中における物性の測定には、下記の装置を使用した。

0036

[合成例1]
[1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル]メタノールの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置滴下ロート温度計のついた200mlフラスコに、ジエチル亜鉛のトルエン溶液(濃度15重量%、37.9g、0.046mol)を入れ、−20℃に冷却した。滴下ロートにクロロヨードメタン(16.22g、0.092mol)を入れ、−15〜−20℃を保つように滴下した。滴下終了後、−10〜−15℃で30分撹拌した後、−25℃に冷却し、(E)−2−メチル−4−フェニルペンタ−2−エン−1−オール(4.11g、0.0233mol)を−20〜−25℃の範囲内で60分かけて滴下した。滴下終了後、−15〜−25℃で60分撹拌を続けた。次に、20%硫酸水溶液(17.0ml)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(20ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒回収濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィーヘキサン酢酸エチル=8:2)にて精製を行い、メインの異性体として[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル]メタノール(1.85g、0.00974mol、収率42%)、マイナーの異性体として[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル]メタノール(0.55g、0.0029mol、収率12%)を得た。メインの異性体とマイナーの異性体の相対配置はNOESYを測定することにより決定した。

0037

メインの異性体
GC/MS(m/e):
190(M+,<1),172(1),159(7),146(9),131(17),118(80),117(100),106(60),105(80),91(45),77(20)
1H(500MHz、CDCl3):
7.31(ddm,J=8.3,7.1,2H),7.27(dm,J=8.3,2H), 7.20(tm,J=7.1,1H),3.41(d,J=11.0,1H),3.35(d,J=11.0,1H),2.31(dq,J=10.6,7.0,1H),1.34(d,J=7.0,3H),1.28(s,3H),0.87(ddd,J=10.6,8.8,5.7,1H),0.52(dd,J=8.8,4.9,1H),0.12(dd,J=5.7,4.9,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.2(s),128.3(d),126.0(d),126.0(d),72.4(t),39.8(d),29.7(d),23.6(s),22.6(q),16.6(t),15.3(q)

0038

マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
190(M+,<1),172(1),159(7),146(5),131(17),118(80),117(100),106(60),105(80),91(45),77(20)
1H(500MHz、CDCl3):
7.29(ddm,J=8.3,7.1,2H),7.26(dm,J=8.3,2H), 7.18(tm,J=7.1,1H),3.33(d,J=10.4,1H),3.27(d,J=10.4,1H),2.34(dq,J=10.5,7.0,1H),1.35(d,J=7.0,3H),1.06(s,3H),0.97(ddd,J=10.5,8.9,5.5,1H),0.70(dd,J=8.9,4.7,1H),0.18(dd,J=5.5,4.7,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.7(s),128.4(d),126.6(d),125.9(d),72.2(t),40.0(d),29.2(d),23.4(s),23.3(q),16.5(t),15.7(q)

0039

[合成例2]
[1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル]メタノールの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた100mlフラスコに、ジエチル亜鉛のトルエン溶液(濃度15重量%、69.8g、0.0848mol)を入れ、−20℃に冷却した。滴下ロートにクロロヨードメタン(29.9g、0.1696mol)を入れ、−15〜−20℃を保つように滴下した。滴下終了後、−10〜−15℃で30分撹拌した後−25℃に冷却し、(Z)−2−メチル−4−フェニルペンタ−2−エン−1−オール(7.59g、0.0424mol)を−20〜−25℃の範囲内で60分かけて滴下した。滴下終了後、−15〜−25℃で60分撹拌を続けた。次に、20%硫酸水溶液(31.3ml)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(30ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=8:2)にて精製を行い、メインの異性体として[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル]メタノール(4.93g、0.0259mol、収率61%)、マイナーの異性体として[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル]メタノール(0.61g、0.0032mol、収率7.5%)を得た。メインの異性体とマイナーの異性体の相対配置はNOESYを測定することにより決定した。

0040

メインの異性体
GC/MS(m/e):
172(M+−H2O,1),157(5),146(20),131(27),118(72),117(100),106(65),105(75),91(53),77(25)
1H(500MHz、CDCl3):
7.30(ddm,J=7.9,7.2,2H),7.25(dm,J=7.9,2H), 7.19(tm,J=7.2,1H),3.70(m,2H),2.35(dq,J=10.6,7.0,1H),1.38(d,J=7.0,3H),1.30(m,OH),1.21(s,3H),0.94(ddd,J=10.6,8.4,5.9,1H),0.45(dd,J=8.4,4.8,1H),0.21(dd,J=5.9,4.8,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.3(s),128.3(d),126.9(d),125.9(d),67.1(t),40.0(d),33.3(d),23.5(s),23.0(q),22.9(q),17.3(t)

0041

マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
190(M+,<1),172(4),157(10),143(7),131(17),118(72),117(100),106(65),105(67),91(44),77(20)
1H(500MHz、CDCl3):
7.32(ddm,J=8.3,7.1,2H),7.28(dm,J=8.3,2H), 7.21(tm,J=7.1,1H),3.52(dd,J=11.6,9.1,1H),3.33(d,J=11.6,1H),2.34(dq,J=10.6,6.9,1H),1.34(d,J=6.9,3H),1.13(s,3H),1.06(ddd,J=10.6,8.3,5.5,1H),0.66(dd,J=8.3,4.6,1H),0.40(m,OH),0.27(dd,J=5.5,4.6,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.7(s),128.8(d),126.4(d),126.4(d),67.3(t),40.9(d),31.9(d),24.1(q),23.1(s),22.6(q),17.8(t)

0042

[合成例3]
(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロパン−1−カルボアルデヒドの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた100mlフラスコに、[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル]メタノール(1.02g、0.00537mol)とカリウムブロマイド(0.36g)、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン1−オキシルフリーラジカル(0.085g)及びトルエン(10ml)を入れ、0℃に冷却した。滴下ロートに次亜塩素酸ナトリウム水溶液(濃度約13.5%、5.0g、0.0091mol)を入れ、0℃を保つように滴下した。滴下終了後、18℃まで60分かけて昇温した。その後水層を分液し、有機層を10%チオ硫酸ナトリウム水溶液と水で洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣(1S*,2S*)−1−メチル−2−[(R*)−1−フェニルエチル]シクロプロパン−1−カルボアルデヒド(0.91g、0.0048mol、収率89%)を得た。
GC/MS(m/e):
188(M+,5),159(7),141(5),128(20),118(82),117(100),115(45),105(43),91(60),83(60)77(44)
1H(500MHz、CDCl3):
9.37(s,1H)、7.34(ddm,J=8.3,7.2,2H),7.28(dm,J=8.3,2H), 7.24(tm,J=7.2,1H),2.71(dq,J=10.4,7.0,1H),1.51−1.42(m,2H),1.32(s,3H),1.30(d,J=7.0,3H),1.09(dd,J=7.5,4.6,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
202.7(d),145.6(s),128.5(d),126.7(d),126.5(d),40.1(d),38.8(d),32.9(s),22.5(t),21.9(q),18.4(q)

0043

[合成例4]
1−[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル]エタノールの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた100mlフラスコに、メチルマグネシウムブロマイド(0.97mol/L、テトラヒドロフラン溶液、8.5ml、0.00825mol)を入れ、−10℃に冷却した。滴下ロートに(1S*,2S*)−1−メチル−2−[(R*)−1−フェニルエチル]シクロプロパンカルボアルデヒド(1.03g、0.0055mol)を入れ、−10℃を保つようにして5分で滴下した。滴下終了後、60分攪拌後、20%硫酸水溶液(4.5g)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(10ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1)にて精製を行い、メインの異性体として(R*)−1−[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル]エタノール(0.75g、0.00368mol、収率67%)、マイナーの異性体として(S*)−1−[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル]エタノール(0.205g、0.001mol、収率18%)を得た。メインの異性体とマイナーの異性体の相対配置はNOESYを測定することにより決定した。

0044

メインの異性体
GC/MS(m/e):
186(M+−H2O,1),171(6),160(15),145(7),131(29),118(87),117(100),106(68),105(86),91(53),77(26)、72(30),70(30)
1H(500MHz、CDCl3):
7.29(ddm,J=8.3,7.2,2H),7.24(dm,J=8.3,2H), 7.19(tm,J=7.2,1H),3.60(q,J=6.4,1H),2.46(dq,J=10.4,6.9,1H),1.46(d,J=6.9,3H),1.31(d,6.4,3H),1.09(s,3H),0.92(ddd,J=10.4,8.5,5.9,1H),0.41(dd,J=8.5,4.9,1H),0.01(dd,J=5.9,4.9,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.7(s),128.3(d),127.0(d),125.9(d),70.5(d),39.0(d),34.5(d),26.5(s),23.6(q),20.5(q),18.4(q)、17.5(t)

0045

マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
186(M+−H2O,1),171(7),160(13),145(7),131(32),118(85),117(100),106(65),105(84),91(55),77(27)、72(21),70(29)
1H(500MHz、CDCl3):
7.30(ddm,J=8.3,7.2,2H),7.21(dm,J=8.3,2H), 7.19(tm,J=7.2,1H),3.58(q,J=6.4,1H),2.39(dq,J=10.5,6.9,1H),1.37(d,J=6.4,3H),1.36(d,6.9,3H),1.09(s,3H),0.95(ddd,J=10.5,8.6,5.7,1H),0.46(dd,J=8.6,4.6,1H),0.19(dd,J=5.7,4.6,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.5(s),128.3(d),126.9(d),126.0(d),70.8(d),39.1(d),34.1(d),27.5(s),23.6(q),20.4(q),18.9(t)、18.7(q)

0046

[合成例5]
[1,2−ジメチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル]メタノールの合成

0047

窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた100mlフラスコに、ジエチル亜鉛のトルエン溶液(濃度15重量%、10.9g、0.0132mol)を入れ、−15℃に冷却した。滴下ロートにクロロヨードメタン(4.68g、0.0265mol)を入れ、−15〜−20℃を保つように滴下した。滴下終了後、−15℃で30分撹拌した後−15℃に冷却し、−10〜−15℃で(Z)−2,3−ジメチル−4−フェニルペンタ−2−エン−1−オール(1.26g、0.00663mol)を20分かけて滴下した。滴下終了後、12℃で60分撹拌を続けた。次に、20%硫酸水溶液(4.8ml)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(10ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)にて精製を行い、メインの異性体として[(1S*,2S*)−1,2−ジメチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル]メタノール(0.47g、0.0023mol、収率35%)、マイナーの異性体として[(1S*,2S*)−1,2−ジメチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル]メタノール(0.45g、0.0022mol、収率33%)を得た。メインの異性体とマイナーの異性体の相対配置はNOESYを測定することにより決定した。

0048

メインの異性体
GC/MS(m/e):
204(M+,<1),186(3),171(25),149(45),132(39),131(79),117(86),115(36),106(44),105(100),99(37),91(60),77(31)
1H(500MHz、CDCl3):
7.32−7.27(m,4H), 7.20(m,1H),3.78(m,2H),2.68(q,7.2,1H),1.36(d,J=7.2,3H),1.35(OH),1.25(s,3H),0.92(s,3H),0.73(d,J=4.8,1H),0.22(d,J=4.8,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
145.1(s),128.0(d),127.9(d),125.9(d),68.2(t),42.3(d),30.2(s),26.7(s),25.5(t),18.3(q),16.8(q),14.7(q)

0049

マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
204(M+,<1),186(3),171(24),149(44),132(46),131(89),117(94),115(38),106(48),105(100),99(38),91(65),77(35)
1H(500MHz、CDCl3):
7.32(ddm,J=7.8,7.0,2H),7.28(dm,J=7.8,2H), 7.19(tm,J=7.0,1H),3.64(m,2H),2.64(q,7.1,1H),1.40(d,J=7.1,3H),1.24(s,3H),1.08(s,3H),0.90(t,J=6.7,OH),0.45(d,J=4.6,1H),0.29(d,J=4.6,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
145.3(s),128.4(d),127.5(d),126.0(d),68.3(t),42.5(d),29.3(s),28.5(s),25.1(t),18.9(q),18.2(q),15.6(q)

0050

[合成例6]
[1−メチル−2−(1−(4−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノールの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた100mlフラスコに、ジエチル亜鉛のトルエン溶液(濃度15重量%、5.3g、0.0064mol)を入れ、−20℃に冷却した。滴下ロートにクロロヨードメタン(2.26g、0.0128mol)を入れ、−15〜−20℃を保つように滴下した。滴下終了後、−10〜−15℃で10分撹拌した後−20℃に冷却し、同温で(E)−2−メチル−4−(4−メチルフェニル)ペンタ−2−エン−1−オール(0.60g、0.0032mol)を10分かけて滴下した。滴下終了後、−15〜−25℃で60分撹拌を続けた。次に、20%硫酸水溶液(2.5ml)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(10ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)にて精製を行い、メインの異性体として[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−(4−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.24g、0.00118mol、収率36%)、マイナーの異性体として[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−(4−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.013g、0.000064mol、収率2%)を得た。メインの異性体とマイナーの異性体の相対配置はNOESYを測定することにより決定した。

0051

メインの異性体
GC/MS(m/e):
186(M+−H2O,2),173(13),160(13),149(19),145(23),132(80),131(64),120(62),119(88),117(100),115(48),105(40),91(62),77(21)
1H(500MHz、CDCl3):
7.16(dm,J=8.2,2H),7.12(dm,J=8.2,2H), 3.41(d,J=11.0,1H),3.35(d,J=11.0,1H),2.33(s,3H)2.27(dq,J=10.6,7.0,1H),1.32(d,J=7.0,3H),1.28(s,3H),0.84(ddd,J=10.6,8.8,5.7,1H),0.52(dd,J=8.8,4.8,1H),0.11(dd,J=5.7,4.8,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
144.2(s),135.4(s),129.0(d),126.8(d),72.5(t),39.4(d),29.9(d),23.6(s),22.7(q),21.0(q),16.6(t),15.3(q)

0052

マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
204(M+,<1),186(7),173(16),157(8),149(23),145(20),132(98),131(84),120(66),119(100),117(96),115(53),105(42),91(64),77(24)
1H(500MHz、CDCl3):
7.14(dm,J=8.2,2H),7.10(dm,J=8.2,2H), 3.34(d,J=10.8,1H),3.27(d,J=10.8,1H),2.32(s,3H)2.31(dq,J=10.6,7.0,1H),1.33(d,J=7.0,3H),1.06(s,3H),0.95(ddd,J=10.6,8.9,5.6,1H),0.68(dd,J=8.9,4.7,1H),0.18(dd,J=5.6,4.7,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
144.6(s),135.2(s),129.1(d),126.4(d),72.3(t),39.6(d),29.3(d),23.36(q),23.35(s),20.9(q),16.5(t),15.7(q)

0053

[合成例7]
[1−メチル−2−(1−(4−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノールの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた100mlフラスコに、ジエチル亜鉛のトルエン溶液(濃度15重量%、9.4g、0.0114mol)を入れ、−15℃に冷却した。滴下ロートにクロロヨードメタン(4.02g、0.0228mol)を入れ、−15℃を保つように滴下した。滴下終了後、−10〜−15℃で20分撹拌した後−25℃に冷却し、−20〜−25℃で(Z)−2−メチル−4−(4−メチルフェニル)ペンタ−2−エン−1−オール(1.08g、0.0057mol)を20分かけて滴下した。滴下終了後、−15〜−25℃で60分撹拌を続けた。次に、20%硫酸水溶液(4.2ml)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(10ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)にて精製を行い、メインの異性体として[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−(4−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.79g、0.0038mol、収率68%)、マイナーの異性体として[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−(4−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.21g、0.0010mol、収率18%)を得た。メインの異性体とマイナーの異性体の相対配置はNOESYを測定することにより決定した。

0054

メインの異性体
GC/MS(m/e):
186(M+−H2O,1),173(9),171(7),160(18),149(16),145(25),132(76),131(66),120(65),119(82),117(100),115(47),105(46),91(56),77(19)
1H(500MHz、CDCl3):
7.14(dm,J=8.3,2H),7.12(dm,J=8.3,2H), 3.71(d,J=11.3,1H),3.69(d,J=11.3,1H),2.32(s,3H)2.32(dq,J=10.6,6.9,1H),1.36(d,J=6.9,3H),1.29(br.s,OH),1.20(s,3H),0.92(ddd,J=10.6,8.4,5.8,1H),0.44(dd,J=8.4,4.8,1H),0.20(dd,J=5.8,4.8,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
144.3(s),135.4(s),129.0(d),126.7(d),67.1(t),39.6(d),33.4(d),23.5(s),23.1(q),22.9(q),21.0(q),17.3(t)

0055

マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
186(M+−H2O,9),173(11),171(15),157(10),149(19),145(20),132(91),131(90),120(70),119(95),117(100),115(54),105(43),91(66),77(23)
1H(500MHz、CDCl3):
7.17(dm,J=8.2,2H),7.13(dm,J=8.2,2H), 3.54(dd,J=12.6,9.7,1H),3.33(dd,J=12.6,1.2,1H),2.31(s,3H)2.30(dq,J=10.6,6.9,1H),1.32(d,J=6.9,3H),1.13(s,3H),1.03(ddd,J=10.6,8.3,5.4,1H),0.64(dd,J=8.3,4.6,1H),0.39(br.d,J=9、7,OH),0.25(dd,J=5.4,4.6,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
144.7(s),135.9(s),129.5(d),126.3(d),67.4(t),40.5(d),32.0(d),24.2(q),23.1(s),22.6(q),21.0(q),17.9(t)

0056

[合成例8]
[1−メチル−2−(1−(3−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノールの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた100mlフラスコに、ジエチル亜鉛のトルエン溶液(濃度15重量%、6.92g、0.0084mol)を入れ、−25℃に冷却した。滴下ロートにクロロヨードメタン(2.96g、0.0168mol)を入れ、−20〜−25℃を保つように滴下した。滴下終了後、−10〜−20℃で15分撹拌した後−25℃に冷却し、同温で(E)−2−メチル−4−(3−メチルフェニル)ペンタ−2−エン−1−オール(0.80g、0.0042mol)を20分かけて滴下した。滴下終了後、−10〜−25℃で20分撹拌を続けた。次に、20%硫酸水溶液(3.1ml)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(10ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)にて精製を行い、メインの異性体として[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−(3−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.38g、0.0019mol、収率45%)、マイナーの異性体として[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−(3−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.014g、0.000069mol、収率1.6%)を得た。メインの異性体とマイナーの異性体の相対配置はNOESYを測定することにより決定した。

0057

メインの異性体
GC/MS(m/e):
186(M+−H2O,1),173(16),160(15),145(30),132(81),131(66),120(73),119(81),117(100),115(46),105(36),91(49),77(16)
1H(500MHz、CDCl3):
7.19(dd,J=8.0,7.4,1H),7.07(br.s,1H), 7.06(dm,8.0,1H),7.02(dm,7.4,1H),3.42(d,J=11.0,1H),3.36(d,J=11.0,1H),2.35(s,3H)2.26(dq,J=10.6,7.0,1H),1.33(d,J=7.0,3H),1.28(s,3H),0.86(ddd,J=10.6,8.8,5.7,1H),0.52(dd,J=8.8,4.8,1H),0.12(dd,J=5.7,4.8,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.2(s),137.8(s),128.2(d),127.7(d),126.7(d),124.0(d),72.4(t),39.7(d),29.7(d),23.6(s),22.7(q),21.5(q),16.6(t),15.3(q)

0058

マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
204(M+,<1),186(4),173(17),157(10),149(11),145(21),132(93),131(80),120(79),119(88),117(100),115(54),105(42),91(71),77(26)1H(500MHz、CDCl3):
7.18(ddm,J=8.4,7.4,1H),7.06(br.s,1H), 7.05(dm,8.4,1H),6.99(dm,7.4,1H),3.33(d,J=10.9,1H),3.27(d,J=10.9,1H),2.33(s,3H)2.30(dq,J=10.5,7.0,1H),1.34(d,J=7.0,3H),1.09(br.s,OH)1.06(s,3H),0.96(ddd,J=10.5,8.9,5.5,1H),0.68(dd,J=8.9,4.7,1H),0.17(dd,J=5.5,4.7,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.6(s),137.8(s),128.3(d),127.4(d),126.6(d),123.6(d),72.2(t),39.9(d),29.2(d),23.34(s),23.28(q),21.5(q),16.5(t),15.7(q)

0059

[合成例9]
[1−メチル−2−(1−(3−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノールの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた100mlフラスコに、ジエチル亜鉛のトルエン溶液(濃度15重量%、9.4g、0.0114mol)を入れ、−15℃に冷却した。滴下ロートにクロロヨードメタン(4.02g、0.0228mol)を入れ、−15〜−20℃を保つように滴下した。滴下終了後、−10〜−15℃で20分撹拌した後−25℃に冷却し、−20〜−25℃で(Z)−2−メチル−4−(3−メチルフェニル)ペンタ−2−エン−1−オール(1.09g、0.0057mol)を20分かけて滴下した。滴下終了後、−15〜−25℃で40分撹拌を続けた。次に、20%硫酸水溶液(4.2ml)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(10ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)にて精製を行い、メインの異性体として[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−(3−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.83g、0.0041mol、収率70%)、マイナーの異性体として[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−(3−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.20g、0.00099mol、収率17%)を得た。メインの異性体とマイナーの異性体の相対配置はNOESYを測定することにより決定した。

0060

メインの異性体
GC/MS(m/e):
186(M+−H2O,1),171(7),160(20),145(30),132(66),131(65),120(69),119(71),117(100),115(50),105(46),91(62),77(21)
1H(500MHz、CDCl3):
7.19(dt,J=0.9,7.4,1H),7.05(s,1H),7.04(dm,J=7.4,1H), 7.01(dm,J=7.4,1H),3.71(d,J=11.3,1H),3.68(d,J=11.3,1H),2.34(s,3H)2.32(dq,J=10.6,7.0,1H),1.36(d,J=7.0,3H),1.31(br.s,OH)1.20(s,3H),0.93(ddd,J=10.6,8.4,5.8,1H),0.44(dd,J=8.4,4.8,1H),0.21(dd,J=5.8,4.8,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.3(s),137.8(s),128.2(d),127.7(d),126.7(d),123.9(d),67.1(t),40.0(d),33.3(d),23.5(s),23.1(q),22.9(q),21.5(q),17.3(t)

0061

マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
186(M+−H2O,7),171(18),157(11),145(22),132(81),131(95),120(77),119(83),117(100),115(63),105(45),91(76),77(25)
1H(500MHz、CDCl3):
7.21(dd,J=8,7,1H),7.08(dm,J=7,1H),7.07(m,1H), 7.02(dm,J=8,1H),3.53(dd,J=11.7,10.0,1H),3.34(dd,J=11.7,2.8,1H),2.34(s,3H)2.30(dq,J=10.6,6.9,1H),1.33(d,J=6.9,3H),1.13(s,3H),1.04(ddd,J=10.6,8.3,5.4,1H),0.64(dd,J=8.3,4.6,1H),0.42(dd,J=10.0,2.8,OH)0.26(dd,J=5.4,4.6,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.7(s),138.4(s),128.7(d),127.3(d),127.2(d),123.4(d),67.4(t),40.8(d),31.9(d),24.1(q),23.1(s),22.6(q),21.5(q),17.9(t)

0062

[合成例10]
[1−メチル−2−(1−(2−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノールの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた100mlフラスコに、ジエチル亜鉛のトルエン溶液(濃度15重量%、6.92g、0.0084mol)を入れ、−20℃に冷却した。滴下ロートにクロロヨードメタン(2.96g、0.0168mol)を入れ、−15〜−20℃を保つように滴下した。滴下終了後、−5〜−15℃で10分撹拌した後−25℃に冷却し、−20〜−25℃で(E)−2−メチル−4−(2−メチルフェニル)ペンタ−2−エン−1−オール(0.80g、0.0042mol)を20分かけて滴下した。滴下終了後、−15〜−25℃で60分撹拌を続けた。次に、20%硫酸水溶液(3.1ml)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(10ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)にて精製を行い、メインの異性体として[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−(2−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.32g、0.0016mol、収率37%)、マイナーの異性体として[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−(2−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.025g、0.00012mol、収率3%)を得た。メインの異性体とマイナーの異性体の相対配置はNOESYを測定することにより決定した。

0063

メインの異性体
GC/MS(m/e):
204(M+,<1),186(5),171(13),157(10),149(10),145(15),143(20),132(64),131(63),120(74),119(87),117(100),115(53),105(35),91(56),77(18)
1H(500MHz、CDCl3):
7.36(dd,J=7.7,1.0,1H),7.19(tm,J=7.7,1H),7.13(dm,J=7.7,1H), 7.09(dt,J=1.4,7.7,1H),3.45(d,J=11.0,1H),3.38(d,J=11.0,1H),2.62(dq,J=10.5,6.9,1H),2.31(s,3H),1.30(s,3H),1.27(d,J=6.9,3H),0.99(ddd,J=10.5,8.9,5.8,1H),0.51(dd,J=8.9,4.9,1H),0.02(dd,J=5.8,4.9,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
145.6(s),134.7(s),130.2(d),126.2(d),126.1(d),125.6(d),72.5(t),34.6(d),29.1(d),23.6(s),22.9(q),19.6(q),16.5(t),15.5(q)

0064

マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
186(M+−H2O,6),173(17),171(15),157(14),149(17),143(25),132(62),131(70),129(30),128(40),120(52),119(72),117(100),115(66),105(32),91(60),77(23)
1H(500MHz、CDCl3):
7.33(dd,J=7.5,0.8,1H),7.19(dt,J=2.0,7.5,1H),7.11(dm,J=7.5,1H), 7.08(dt,J=1.4,7.5,1H),3.35(d,J=10.8,1H),3.31(d,J=10.8,1H),2.48(dq,J=10.4,6.9,1H),2.29(s,3H),1.27(d,J=6.9,3H),1.15(ddd,J=10.4,8.8,5.4,1H),1.09(br.s),0.90(s,3H),0.74(dd,J=8.8,4.6,1H),0.22(dd,J=5.4,4.6,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
146.2(s),134.4(s),130.2(d),126.3(d),125.6(d),125.2(d),72.2(t),36.3(d),28.5(d),23.0(s),22.9(q),19.2(q),17.3(t),15.5(q)

0065

[合成例11]
[1−メチル−2−(1−(2−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノールの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた100mlフラスコに、ジエチル亜鉛のトルエン溶液(濃度15重量%、5.4g、0.0066mol)を入れ、−20℃に冷却した。滴下ロートにクロロヨードメタン(2.33g、0.0132mol)を入れ、−15〜−20℃を保つように滴下した。滴下終了後、−5〜−15℃で20分撹拌した後−25℃に冷却し、−20〜−25℃で(Z)−2−メチル−4−(2−メチルフェニル)ペンタ−2−エン−1−オール(0.62g、0.0033mol)を15分かけて滴下した。滴下終了後、−15〜−25℃で20分撹拌を続けた。次に、20%硫酸水溶液(2.5ml)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(10ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)にて精製を行い、メインの異性体として[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−(2−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.47g、0.0023mol、収率70%)、マイナーの異性体として[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−(2−メチルフェニル)エチル)シクロプロピル]メタノール(0.12g、0.00059mol、収率17%)を得た。メインの異性体とマイナーの異性体の相対配置はNOESYを測定することにより決定した。

0066

メインの異性体
GC/MS(m/e):
186(M+−H2O,<1),173(4),171(6),160(8),149(9),145(18),143(15),132(55),131(62),120(76),119(77),117(100),115(56),105(38),91(59),77(19)
1H(500MHz、CDCl3):
7.35(dd,J=7,1.1,1H),7.19(dt,J=1.8,7,1H),7.12(dd,J=7,1.8,1H), 7.08(dt,J=1.3,7,1H),3.725(d,J=11.5,1H),3.715(d,J=11.5,1H),2.67(dq,J=10.5,6.9,1H),2.29(s,3H)1.32(d,J=6.9,3H),1.23(s,3H),1.06(ddd,J=10.5,8.4,5.9,1H),0.43(dd,J=8.4,4.8,1H),0.11(dd,J=5.9,4.8,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
145.8(s),134.7(s),130.2(d),126.2(d),126.1(d),125.6(d),67.3(t),34.8(d),32.6(d),23.5(s),23.2(q),23.0(q),19.6(q),17.1(t)

0067

マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
186(M+−H2O,2),173(12),171(8),157(8),149(14),145(14),143(17),132(69),131(73),120(64),119(67),117(100),115(64),105(36),91(73),77(22)
1H(500MHz、CDCl3):
7.41(dd,J=7,0.9,1H),7.22(dt,J=2.2,7,1H),7.13(dm,J=7,1H), 7.11(dt,J=1.3,7,1H),3.47(dd,J=11.7,9,1H),3.17(d,J=11.7,1H),2.52(dq,J=10.4,6.8,1H),2.30(s,3H)1.28(d,J=6.8,3H),1.18(ddd,J=10.4,8.2,5.4,1H),1.15(s,3H),0.70(dd,J=8.2,4.2,1H),0.29(dd,J=5.4,4.2,1H),0.17(br.d,J=9,OH)
13C(125MHz,CDCl3)
145.8(s),134.6(s),130.6(d),126.7(d),126.2(d),125.4(d),67.6(t),37.0(d),31.5(d),22.91(s),22.88(q),22.5(q),19.1(q),18.6(t)

0068

[合成例12]
2−[(1R*,2S*)−1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル]アセトアルデヒドの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた200mlフラスコに、塩化メトキシメチルトリフェニルホスホニウム(5.0g、0.0146mol)、テトラヒドロフラン(20ml)を入れ、−40℃に冷却した。滴下ロートにカリウムt−ブトキシド(1.63g、0.146mol)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を入れ、−35〜−40℃を保つように滴下した。滴下終了後、同温度のまま5分撹拌した後、(1S*,2S*)−1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロパンカルボアルデヒド(1.5g、0.0080mol、2成分のジアステレオマーで成分比1:2の混合物)を5分かけて滴下した。滴下終了後、−20℃に温度を上げ、2時間撹拌を続けた。次に、飽和塩アンモニウム水溶液(20ml)とヘキサン(30ml)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(10ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収した。析出した白色の固体をろ過し、残渣を得た。次に、窒素雰囲気下、撹拌装置、還流管、温度計の付いた100mlフラスコに、上記で得られた残渣(1.33g)とアセトニトリル(6ml)と5%硫酸水溶液(2ml)を入れ、55℃で1時間撹拌した。その後、トルエン(10ml)を加え水層を分液し、有機層を水洗し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=8:2)にて精製を行い、2−[(1R*,2S*)−1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル]アセトアルデヒド(2成分のジアステレオマーの混合物、0.56g、0.0028mol、収率35%)を得た。

0069

メインの異性体
GC/MS(m/e):
202(M+,<1),187(<1),169(1),158(9),143(14),128(11),118(100),117(85),105(90),97(56),91(36),77(22)
マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
202(M+,<1),187(<1),169(1),158(9),143(16),128(11),118(99),117(76),105(100),97(51),91(39),77(23)
13C(125MHz,CDCl3):混合物のデータ
203.5(d),203.1(d),146.9(s),146.8(s),128.5(d),128.4(d),126.9(d),126.6(d),126.1(d),48.0(t),47.9(t),41.4(d),40.6(d),31.7(d),30.6(d),25.5(q),25.2(q),23.8(q),22.5(q),18.6(t),18.3(t),17.1(s),16.7(s)

0070

[合成例13]
2−[(1R*,2S*)−1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル]エタノールの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、2−[(1R*,2S*)−1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル]アセトアルデヒド(2成分のジアステレオマーで、成分比1:2の混合物、0.20g、0.00099mol)、シクロペンチルメチルエーテル(4ml)と水素化ホウ素ナトリウム(0.05g、0.0013mol)を入れ、20℃で攪拌下メタノール(0.05g)を加え、同温度のまま60分撹拌した。次に5%硫酸水溶液(1.3g)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(2ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=8:2)にて精製を行い、2−[(1R*,2S*)−1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル]エタノール(2成分のジアステレオマーで、成分比1:2の混合物、0.19g、0.00093mol、収率94%)を得た。

0071

メインの異性体
GC/MS(m/e):
204(M+,<1),189(<1),171(1),159(7),143(6),131(23),118(100),117(51),105(87),91(28),77(15)
マイナーの異性体
GC/MS(m/e):
204(M+,<1),189(<1),171(2),159(10),143(8),131(27),118(92),117(47),105(100),91(30),77(16)
13C(125MHz,CDCl3):混合物のデータ
147.7(s),147.5(s),128.29(d),128.26(d),126.9(d),126.7(d),125.9(d),125.8(d),61.7(t),61.5(t),40.5(d),40.1(d),36.6(t),36.4(t),32.6(d),31.3(d),25.1(q),24.7(q),23.8(q),22.6(q),18.5(t),18.33(t),18.30(s),18.0(s)

0072

[合成例14]
1−[(1R*,2S*)−1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル]プロパン−2−オールの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、メチルマグネシウムブロマイド(0.97mol/Lテトラヒドロフラン溶液、3.0ml、0.0029mol)を入れ、滴下ロートに2−[(1R*,2S*)−1−メチル−2−(1−フェニルエチル)シクロプロピル]アセトアルデヒド(2成分のジアステレオマーで、成分比1:2の混合物、0.20g、0.00099mol)とテトラヒドロフラン(1ml)を入れ、20℃を保つようにして5分でこれを滴下し、同温で30分攪拌した。次に5%硫酸水溶液(2.9g)を加えて10分間撹拌した後、水層を分液した。有機層を水(2ml)で2回洗浄し、減圧下で溶媒を回収し濃縮残渣を得た。濃縮残渣はGC分析の結果、4異性体混合物であることを確認した。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=8:2)にて精製を行い、GC分析で最も保持時間の長い一成分(0.016g、0.00007mol、収率7%)を得た。濃縮残渣を用いて嗅ぎガスクロを行った結果、得られた成分は4成分中で最も閾値の低い成分であった。

0073

GC/MS(m/e):
218(M+,<1),200(1),185(3),171(4),157(8),143(16),131(13),118(100),117(50),105(90),91(35),77(14)、69(18)
1H(500MHz、CDCl3):
7.29(ddm,J=7.5,7.2,2H),7.25(dm,J=7.5,2H), 7.19(tm,J=7.2,1H),4.09(m,1H),2.29(dq,J=10.5,6.9,1H),2.03(ddd,J=13.6,5.9,1.3,1H),1.42(br.s,OH),1.33(d,J=6.9,3H),1.28(d,6.2,3H),1.27(dd,J=13.6,7.7,1H),1.11(s,3H),0.71(ddd,J=10.5,8.6,5.8,1H),0.44(ddd,J=8.6,4.7,1.3,1H),0.01(dd,J=5.8,4.7,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.6(s),128.3(d),127.0(d),125.8(d),67.6(d),42.7(t),40.0(d),32.9(d),25.7(q),23.5(q),22.5(q),18.95(s)、18.90(t)

0074

[合成例15]
2−[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)1−フェニルエチル)シクロプロピル]エタノールの合成



前記合成例3の方法において、原料を2−[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)1−フェニルエチル)シクロプロピル]メタノール(2.04g、0.0107mol)に変え、実施例3と同様の方法を行うことにより、(1R*,2S*)−1−メチル−2−[(R*)−1−フェニルエチル]シクロプロパンカルボアルデヒドを得、続いて、前記実施例12と同様の方法で、2−[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)1−フェニルエチル)シクロプロピル]アセトアルデヒド(1.26g、0.0062mol)を得た。さらに、前記合成例13と同様の方法で、2−[(1S*,2S*)−1−メチル−2−((R*)1−フェニルエチル)シクロプロピル]エタノール(1.21g、0.0059mol)を得た。トータル収率は55%であった。

0075

GC/MS(m/e):
204(M+,<1),189(<1),171(1),159(8),143(7),131(22),118(100),117(52),105(87),91(28),77(15)、
1H(500MHz、CDCl3):
7.30(ddm,J=8.3,7.1,2H),7.26(dm,J=8.3,2H), 7.19(tm,J=7.1,1H),3.80(m,2H),2.28(dq,J=10.7.0,1H),1.68(ddd,J=13.8,7.6,6.5,1H),1.42(ddd,J=,13.8,7.7,6.7,1H),1.34(d,J=7.0,3H),1.27(m,OH),1.20(s,3H),0.78(ddd,J=10.6,8.7,5.7,1H),0.45(dd,J=8.7,4.7,1H),0.06(dd,J=5.7,4.7,1H)
13C(125MHz,CDCl3)
147.4(s),128.3(d),126.9(d),125.9(d),61.4(t),44.2(t),40.1(d),31.4(d),22.6(q),19.0(t),18.1(s)、17.5(q)

0076

[合成例16]
プロピオン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(200mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、プロピオン酸クロリド(93mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、プロピオン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(243g、0.99mmol、収率94%)を得た。

0077

GC/MS(m/e):246(M+,2%),172(38),157(77),143(50),129(38),118(100),117(100),115(50),105(100),91(62),77(35),57(100)
1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 0.21(dd,J=5.7Hz,4.8Hz,1H),0.77(dd,J=8.9Hz,4.8Hz,1H),1.01(s,3H),1.08(t,J=7.6Hz,3H),1.08(m,1H),1.36(d,J=7.0Hz,3H),2.24(dq,J=2.6Hz,7.6Hz,2H),2.33(m,1H),3.80(d,J=11.1Hz,1H),3.86(d,J=11.1Hz,1H),7.17(m,1H),7.26(m,4H)
13C NMR(125MHz,CDCl3)δ 174.6(s),147.3(s),128.2(d),126.7(d),125.7(d),73.1(t),40.1(d),29.0(d),27.6(t),23.4(q),20.4(s),17.0(t),16.1(q),9.1(q)

0078

[合成例17]
プロピオン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(200mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、プロピオン酸クロリド(93mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、プロピオン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(241g、0.98mmol、収率93%)を得た。

0079

GC/MS(m/e):246(M+,<1%),172(21),157(42),143(28),129(18),118(100),117(64),105(75),91(32),77(15),57(69)
1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 0.16(dd,J=6.0Hz,5.0Hz,1H),0.60(dd,J=8.8Hz,5.0Hz,1H),0.95(ddd,J=10.6Hz,8.8Hz,6.0Hz,1H),1.17(t,J=7.6Hz,3H),1.26(s,3H),1.32(d,J=6.9Hz,3H),2.30(dq,J=10.6Hz,6.9Hz,1H),2.37(q,J=7.6Hz,2H),3.85(d,J=11.1Hz,1H),3.92(d,J=11.1Hz,1H),7.20(tm,J=7.2Hz,1H),7.26(dm,J=7.2Hz,2H),7.30(t,J=7.2Hz,2H)
13C NMR(125MHz,CDCl3)δ 174.7(s),147.0(s),128.3(d),126.9(d),126.0(d),73.3(t),39.8(d),30.0(d),27.7(t),22.4(q),20.4(s),17.1(t),15.8(q),9.3(q)

0080

[合成例18]
イソブタン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(200mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、2−メチルプロピオン酸クロリド(134mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、イソブタン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(257mg、0.99mmol、収率94%)を得た。

0081

GC/MS(m/e):260(M+,1%),190(1),172(16),157(36),143(20),129(9),118(100),105(52),91(14),71(64),43(27).
1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 0.21(dd,1H,J=5.2Hz,5.2Hz),0.75(dd,1H,J=4.8Hz,8.9Hz),1.02(s,3H),1.04−1.11(m,1H),1.08(dd,6H,J=7.0Hz,0.8Hz),1.35(d,3H,J=7.0Hz),2.28−2.37(m,1H),2.46(hept,1H,J=7.0Hz),3.72(d,1H,J=11.1Hz),3.92(d,1H,J=11.1Hz),7.14−7.20(m,1H),7.25−7.30(m,4H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 177.2(s),147.3(s),128.2(d),126.8(d),125.7(d),73.1(t),40.1(d),34.1(d),29.2(d),23.5(q),20.4(s),18.9(q),16.9(t),16.0(q).

0082

[合成例19]
イソブタン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(200mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、2−メチルプロピオン酸クロリド(134mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、イソブタン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(255mg、0.98mmol、収率93%)を得た。

0083

GC/MS(m/e):260(M+,1%),190(1),172(14),157(34),143(20),129(8),118(100),105(53),91(15),71(59),43(25).
1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 0.15(dd,1H,J=5.5Hz,5.5Hz),0.60(dd,1H,J=8.8Hz,5.0Hz),0.93−1.00(m,1H),1.20(dd,6H,J=7.0Hz,3.5Hz),1.26(s,3H),1.33(d,3H,J=6.9Hz),2.25−2.33(m,1H),2.59(quin,1H,J=7.0Hz),3.79(d,1H,J=11.1Hz),3.96(d,1H,J=11.1Hz),7.17−7.22(m,1H),7.24−7.33(m,4H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 177.2(s),147.0(s),128.3(d),126.9(d),126.0(d),73.2(t),39.8(d),34.2(d),30.1(d),22.5(q),20.5(s),19.1(q),19.0(q),17.0(t),15.8(d).

0084

[合成例20]
シクロプロパンカルボン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(200mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、シクロプロパンカルボン酸クロリド(132mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、シクロプロパンカルボン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(250mg、0.97mmol、収率92%)を得た。

0085

GC/MS(m/e):258(M+,0.2%),188(2),172(14),157(32),143(18),129(8),118(92),105(42),91(13),77(8),69(100),55(3),41(16);
1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 0.22(dd,1H,J=5.2Hz,5.2Hz),0.77(dd,1H,J=4.8Hz,8.9Hz),0.76−0.84(m,2H),0.87−0.95(m,2H),1.02(s,3H),1.03−1.10(m,1H),1.35(d,3H,J=7.0Hz),1.51−1.56(m,1H),2.27−2.38(m,1H),3.77(d,1H,J=11.1Hz),3.86(d,1H、J=11.1Hz),7.15−7.20(m,1H),7.24−7.31(m,4H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 175.0(s),147.3(s),128.2(d),126.7(d),125.7(d),73.2(t),40.1(d),28.9(d),23.5(q),20.3(s),17.0(t),16.1(q),13.0(d),8.2(t).

0086

[合成例21]
シクロプロパンカルボン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(200mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、シクロプロパンカルボン酸クロリド(132mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、シクロプロパンカルボン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(250mg、0.97mmol、収率92%)を得た。

0087

GC/MS(m/e):258(M+,0.2%),188(2),172(13),157(32),143(19),129(8),118(92),105(44),91(14),77(8),69(100),55(3),41(15);
1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 0.16(dd,1H,J=5.5Hz,5.5Hz),0.60(dd,1H,J=8.8Hz,5.0Hz),0.84−0.89(m,2H),0.92−0.99(m,1H),0.99−1.04(m,2H),1.26(s,3H),1.33(d,3H,J=7.0Hz),1.61−1.68(m,1H),2.26−2.34(m,1H),3.83(d,1H,J=11.1Hz),3.92(d,1H、J=11.1Hz),7.18−7.22(m,1H),7.24−7.33(m,4H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 175.0(s),147.0(s),128.3(d),126.9(d),126.0(d),73.4(t),39.8(d),30.0(d),22.5(q),20.4(s),17.0(t),15.8(q),13.0(d),8.3(t).

0088

[合成例22]
シクロブタンカルボン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(260mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(200mg、1.05mmol)およびシクロブタンカルボン酸(126mg、1.26mmol)を入れ1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールおよび0.2mlの酢酸を添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液をろ過後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、シクロブタンカルボン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(250mg、0.97mmol、収率92%)を得た。

0089

GC/MS(m/e):272(M+,0.4%),202(2),188(1),172(15),157(35),143(18),129(8),118(100),105(45),91(13),83(47),69(4),55(41),29(7);
1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 0.21(dd,1H,J=5.2Hz,5.2Hz),0.76(dd,1H,J=4.8Hz,8.9Hz),1.02(s,3H),1.04−1.12(m,1H),1.34(d,3H,J=7.0Hz),1.79−1.89(m,1H),1.89−1.98(m,1H),2.06−2.23(m,4H),2.28−2.36(m,1H),3.05(quint d,1H,J=8.6Hz,J=0.9Hz),3.75(d,1H,J=11.1Hz),3.90(d,1H、J=11.1Hz),7.15−7.19(m,1H),7.24−7.30(m,4H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 177.6(s),147.3(s),128.2(d),126.7(d),125.7(d),73.0(t),40.1(d),38.2(d),29.1(d),25.23(t),25.19(t),23.4(q),20.4(s),18.4(t),16.9(t),16.0(q).

0090

[合成例23]
シクロブタンカルボン酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(260mg、1.26mmol)、(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)メタノール(200mg、1.05mmol)およびシクロブタンカルボン酸(126mg、1.26mmol)を入れ1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールおよび0.2mlの酢酸を添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液をろ過後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)メチルシクロブチルカルボキシレート(250mg、0.97mmol、収率92%)を得た。

0091

GC/MS(m/e):272(M+,0.3%),202(2),172(13),157(34),143(19),129(7),118(100),105(46),91(13),83(44),69(4),55(40),29(7);
1H NMR(500MHz,CDCl3)δ 0.15(dd,1H,J=5.5Hz,5.5Hz),0.60(dd,1H,J=8.8Hz,5.0Hz),0.92−0.99(m,1H),1.25(s,3H),1.32(d,3H,J=7.0Hz),1.88−1.97(m,1H),1.93−2.04(m,1H),2.18−2.37(m,5H),3.17(quint d,1H,J=8.5Hz,J=0.9Hz),3.83(d,1H,J=11.1Hz),3.94(d,1H、J=11.1Hz),7.17−7.22(m,1H),7.24−7.33(m,4H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 175.6(s),147.0(s),128.3(d),126.9(d),126.0(d),73.1(t),39.8(d),38.3(d),30.0(d),25.4(t),25.3(t),22.4(q),20.5(s),18.5(t),17.0(t),15.8(q).

0092

[合成例24]
プロピオン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メタノール(191mg、1.05mmol)(国際特許公開第2012/160189号パンフレットに記載の方法で合成)を入れ、攪拌溶解した後、プロピオン酸クロリド(117mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、プロピオン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(236mg、0.99mmol、収率94%)を得た。

0093

GC/MS(m/e):238(M+,検出されず),182(1),169(1),164(8),149(6),135(1),121(24),109(5),107(4),95(73),81(8),69(15),67(13),57(100),55(14),41(19),29(24);
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.10(dd,1H,J=5.2Hz,5.2Hz),0.47−0.54(m,1H),0.60(dd,1H,J=8.8Hz,J=4.7Hz),0.93(d、3H,J=6.6Hz),1.00−1.08(m,1H),1.12(s,3H),1.15(t,3H,J=7.6Hz),1.60(s,3H),1.70(d,3H,J=1.0Hz),1.91−2.00(m,1H),2.07−2.15(m,1H),2.35(q,2H,J=7.6Hz),3.79(d,1H、J=11.1Hz),3.85(d,1H,J=11.1Hz),5.13−5.20(m,4H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 174.7(s),132.0(s),123.0(d),73.6(t),35.5(t),34.6(d),29.4(d),27.1(t),25.8(q),20.1(q),19.1(s),17.7(q),16.8(t),15.7(q),9.2(q).

0094

[合成例25]
プロピオン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メタノール(191mg、1.05mmol)(国際特許公開第2012/160189号パンフレットに記載の方法で合成)を入れ、攪拌溶解した後、プロピオン酸クロリド(117mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、プロピオン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(232mg、0.97mmol、収率92%)を得た。

0095

GC/MS(m/e):238(M+,0.1),182(1),169(5),164(13),149(6),135(2),121(21),109(12),95(100),81(10),79(6),69(24),67(24),57(82),41(17),29(28);
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.01(dd,1H,J=5.5Hz,4.5Hz),0.48−0.55(m,1H),0.58(dd,1H,J=9.0Hz,J=4.5Hz),0.96(d、3H,J=6.6Hz),1.03−1.10(m,1H),1.12(s,3H),1.15(t,3H,J=7.6Hz),1.60(s,3H),1.71(d,3H,J=0.9Hz),1.89−1.98(m,1H),2.01−2.09(m,1H),2.35(q,2H,J=7.6Hz),3.81(s,2H),5.14−5.21(m,4H).
13C NMR(CDCl3,500MHz)δ 174.7(s),131.8(s),123.0(d),73.5(t),35.7(t),34.2(d),29.5(d),27.7(t),25.8(q),20.0(s),19.9(q),17.7(q),16.2(d),16.1(t),9.2(q).

0096

[合成例26]
アクリル酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(260mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(200mg、1.05mmol)およびアクリル酸(91mg、1.26mmol)を入れ1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールおよび0.2mlの酢酸を添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液をろ過後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、アクリル酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(242mg、0.99mmol、収率94%)を得た。

0097

GC/MS(m/e):244(M+,0.3%),189(1),172(16),157(29),143(16),129(9),118(100),105(59),91(16),77(11),65(4),55(46),39(4),27(13);
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.24(dd,1H,J=5.3Hz,5.3Hz),0.80(dd,1H,J=8.9Hz,4.8Hz),1.03(s,3H),1.06−1.13(m,1H),1.35(d,3H,J=7.0Hz),2.30−2.38(m,1H),3.85(d,1H,J=11.1Hz),3.98(d,1H、J=11.1Hz),5.78(dd、1H,J=10.4Hz,1.5Hz),6.05(dd、1H,J=17.4Hz,10.4Hz),6.28(dd、1H,J=17.4Hz,1.45Hz),7.14−7.19(m,1H),7.24−7.28(m,4H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 166.3(s),147.3(s),130.4(t),128.6(d),128.2(d),126.7(d),125.7(d),73.4(t),40.1(d),29.0(d),23.5(q),20.3(s),17.1(t),16.1(q).

0098

[合成例27]
アクリル酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(260mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(200mg、1.05mmol)およびアクリル酸(91mg、1.26mmol)を入れ1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールおよび0.2mlの酢酸を添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液をろ過後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、アクリル酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(238mg、0.97mmol、収率93%)を得た。

0099

GC/MS(m/e):244(M+,0.2%),189(1),172(16),157(26),143(15),129(9),118(100),105(59),91(17),77(11),65(4),55(42),39(4),27(12);
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.18(dd,1H,J=5.5Hz,5.5Hz),0.63(dd,1H,J=8.9Hz,5.1Hz),0.94−1.02(m,1H),1.28(s,3H),1.33(d,3H,J=6.9Hz),2.26−2.35(m,1H),3.91(d,1H,J=11.2Hz),4.03(d,1H、J=11.2Hz),5.84(dd、1H,J=10.4Hz,1.5Hz),6.17(dd、1H,J=17.3Hz,10.5Hz),6.43(dd、1H,J=17.3Hz,1.5Hz),7.17−7.23(m,1H),7.24−7.33(m,4H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 166.4(s),147.0(s),130.5(t),128.7(d),128.3(d),126.9(d),126.0(d),73.5(t),39.8(d),30.1(d),22.4(q),20.4(s),17.11(t),15.80(q).

0100

[合成例28]
メタアクリル酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(260mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(200mg、1.05mmol)およびメタアクリル酸(108mg、1.26mmol)を入れ1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールおよび0.2mlの酢酸を添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液をろ過後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、メタアクリル酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(254mg、0.99mmol、収率94%)を得た。

0101

GC/MS(m/e):258(M+,0.4%),188(1),172(15),157(27),143(14),129(8),118(100),105(45),91(14),77(9),69(68),55(3),41(23),27(3);
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.23(dd,1H,J=5.3Hz,5.3Hz),0.78(dd,1H,J=8.9Hz,4.9Hz),1.05(s,3H),1.06−1.13(m,1H),1.35(d,3H,J=7.0Hz),1.86(s,3H),2.30−2.38(m,1H),3.74(d,1H,J=11.1Hz),4.04(d,1H、J=11.1Hz),5.49(t,J=1.6Hz),5.97(d、1H,J=0.6Hz),7.14−7.19(m,1H),7.24−7.28(m,4H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 167.6(s),147.3(s),136.4(s),128.2(d),126.7(d),125.7(d),125.2(t),73.6(t),40.2(d),29.2(d),23.4(q),20.3(s),18.2(q),16.9(t),16.1(q).

0102

[合成例29]
メタアクリル酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(260mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(200mg、1.05mmol)およびメタアクリル酸(108mg、1.26mmol)を入れ1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールおよび0.2mlの酢酸を添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液をろ過後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、メタアクリル酸[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メチル(253mg、0.98mmol、収率93%)を得た。

0103

GC/MS(m/e):258(M+,0.3%),188(1),172(14),157(26),143(15),129(8),118(100),105(48),91(15),77(9),69(67),41(22);
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.18(dd,1H,J=5.5Hz,5.5Hz),0.63(dd,1H,J=8.8Hz,5.1Hz),0.94−1.02(m,1H),1.29(s,3H),1.34(d,3H,J=6.9Hz),1.98(s,3H),2.26−2.35(m,1H),3.81(d,1H,J=11.1Hz),4.08(d,1H、J=11.1Hz),5.57(t、1H,J=1.6Hz),6.15(s、1H),7.17−7.23(m,1H),7.24−7.33(m,4H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 167.6(s),147.0(s),136.6(s),128.3(d),126.9(d),126.0(d),125.2(t),73.8(t),39.8(d),30.0(d),22.4(q),20.4(s),18.3(q),17.0(t),15.9(q).

0104

[合成例30]
イソ酪酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メタノール(191mg、1.05mmol)(国際特許公開第2012/160189号パンフレットに記載の方法で合成)を入れ、攪拌溶解した後、イソ酪酸クロリド(134mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、イソ酪酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(244mg、0.97mmol、収率92%)を得た。

0105

GC/MS(m/e):252(M+,0.1%),183(5),164(8),149(4),135(1),121(18),109(12),95(100),81(8),71(60),55(15),43(60),27(4).
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ −0.01−0.03(m,1H),0.49−0.56(m,1H),0.58(dd,1H,J=9.0Hz,4.3Hz),0.96(d,3H,J=6.6Hz),1.02−1.10(m,1H),1.13(s,3H),1.18(dd,6H,J=7.0Hz,J=1.7H),1.60(s,3H),1.71(d,3H,J=0.9Hz),1.87−1.97(m,1H),2.03−2.11(m,1H),2.57(h,1H,J=7.0Hz),3.77(d、1H,J=11.0Hz),3.84(d、1H,J=11.0Hz),5.14.−5.21(m,1H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 177.3(s),131.8(s),123.0(d),73.3(t),35.7(t),34.24(d),34.15(d),29.6(d),25.8(q),20.0(s),19.9(q),19.0(q),17.7(q),16.1(q),16.0(t).

0106

[合成例31]
イソ酪酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メタノール(191mg、1.05mmol)(国際特許公開第2012/160189号パンフレットに記載の方法で合成)を入れ、攪拌溶解した後、イソ酪酸クロリド(134mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、イソ酪酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(244mg、0.97mmol、収率92%)を得た。

0107

GC/MS(m/e):252(M+,0.3%),183(3),169(1),164(11),149(8),135(2),121(34),109(8),107(6),95(100),81(10),79(5),71(84),69(23),67(16),55(18),43(76),41(29),29(5),27(5).
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.09(dd,1H,J=5.2Hz,J=5.2Hz),0.47−0.55(m,1H),0.59(dd,1H,J=8.9Hz,4.7Hz),0.93(d,3H,J=6.6Hz),0.97−1.09(m,1H),1.12(s,3H),1.18(dd,6H,J=7.0Hz,J=2.3H),1.60(s,3H),1.70(d,3H,J=0.9Hz),1.91−2.22(m,1H),2.03−2.08(m,1H),2.56(h,1H,J=7.0Hz),3.74(d、1H,J=11.0Hz),3.88(d、1H,J=11.0Hz),5.13.−5.20(m,1H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 177.3(s),132.0(s),123.0(d),73.4(t),35.5(t),34.7(d),34.2(d),29.5(d),25.8(q),19.2(s),19.1(q),19.0(q),17.7(q),16.8(t),15.7(q).

0108

[合成例32]
シクロプロパンカルボン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メタノール(191mg、1.05mmol)(国際特許公開第2012/160189号パンフレットに記載の方法で合成)を入れ、攪拌溶解した後、シクロプロパンカルボン酸クロリド(132mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、シクロプロパンカルボン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(238mg、0.95mmol、収率91%)を得た。

0109

GC/MS(m/e):250(M+,0.04),181(6),164(8),149(4),135(1),121(13),109(10),107(4),95(63),81(6),79(4),69(100),55(8),41(22),29(4),27(2);
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.01(dd,1H,J=4.7Hz,4.5Hz),0.48−0.56(m,1H),0.58(dd,1H,J=9.0Hz,4.5Hz),0.82−0.87(m,2H),0.97(d,3H,J=6.6Hz),0.98−1.02(m,2H),1.02−1.11(m,1H),1.13(s,3H),1.61(s,3H),1.60−1.66(m,1H),1.71(d,3H,J=0.9Hz),1.90−1.98(m,1H),2.01−2.09(m,1H),3.79(d,1H、J=11.1Hz),3.82(d,1H,J=11.1Hz),5.15−5.22(m,1H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 175.1(s),131.8(s),123.0(d),73.6(t),35.7(t),34.2(d),29.6(d),25.8(q),20.0(s),19.9(q),17.8(q),16.2(q),16.1(t),13.0(d),8.3(t).

0110

[合成例33]
シクロプロパンカルボン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メタノール(191mg、1.05mmol)(国際特許公開第2012/160189号パンフレットに記載の方法で合成)を入れ、攪拌溶解した後、シクロプロパンカルボン酸クロリド(132mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、シクロプロパンカルボン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(239mg、0.95mmol、収率91%)を得た。

0111

GC/MS(m/e):250(M+,0.1),181(3),164(7),149(6),135(1),121(24),109(4),107(4),95(66),81(6),79(4),69(100),55(11),41(32),29(4),27(2);
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.10(dd,1H,J=5.2Hz,5.2Hz),0.47−0.54(m,1H),0.60(dd,1H,J=8.9Hz,4.7Hz),0.82−0.87(m,2H),0.93(d,3H,J=6.5Hz),0.97−1.02(m,2H),1.02−1.09(m,1H),1.13(s,3H),1.61(s,3H),1.59−1.66(m,1H),1.70(d,3H,J=0.9Hz),1.91−2.00(m,1H),2.07−2.15(m,1H),3.77(d,1H、J=11.0Hz),3.85(d,1H,J=11.0Hz),5.13−5.20(m,1H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 175.0(s),132.0(s),123.0(d),73.7(t),35.5(t),34.6(d),29.4(d),25.8(q),20.1(q),19.1(s),17.8(q),16.8(t),15.7(q),13.0(d),8.2(t).

0112

[合成例34]
シクロブタンカルボン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(260mg、1.26mmol)、[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メタノール(191mg、1.05mmol)(国際特許公開第2012/160189号パンフレットに記載の方法で合成)およびシクロブタンカルボン酸(126mg、1.26mmol)を入れ1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールおよび0.2mlの酢酸を添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液をろ過後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、シクロブタンカルボン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((S*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(270mg、1.02mmol、収率97%)を得た。

0113

GC/MS(m/e):264(M+,0.1%),195(6),164(8),149(5),135(2),121(19),109(14),95(100),83(46),69(17),67(13),55(87),41(20),29(9),27(5);
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ −0.01−0.03(m,1H),0.48−0.56(m,1H),0.58(dd,1H,J=9.0Hz,4.4Hz),0.96(d,3H,J=6.6Hz),1.02−1.10(m,1H),1.12(s,3H),1.60(s,3H),1.71(d,3H,J=0.9Hz),1.86−2.10(m,4H),2.16−2.25(m,2H),2.25−2.36(m,2H),3.19(dquin,1H,J=8.5Hz,J=1.1Hz),3.79(d,1H,J=11.1Hz),3.83(d,1H,J=11.1Hz),5.14.−5.21(m,1H).
13C NMR(CDCl3,500MHz)δ 175.7(s),131.8(s),123.0(d),73.4(t),38.3(d),35.7(t),34.2(d),29.6(d),25.8(q),25.4(t),25.3(t),20.1(s),19.9(q),18.5(t),17.8(q),16.12(q),16.10(t).

0114

[合成例35]
シクロブタンカルボン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(260mg、1.26mmol)、[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メタノール(191mg、1.05mmol)(国際特許公開第2012/160189号パンフレットに記載の方法で合成)およびシクロブタンカルボン酸(126mg、1.26mmol)を入れ1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後、0.2mlのメタノールおよび0.2mlの酢酸を添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液をろ過後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、シクロブタンカルボン酸[(1S*,2R*)−1−メチル−2−((R*)−5−メチルヘキサ−4−エン−2−イル)シクロプロピル)]メチル(263mg、0.99mmol、収率95%)を得た。

0115

GC/MS(m/e):264(M+,0.1%),195(3),181(1),164(10),149(8),135(2),121(35),109(7),107(6),95(89),83(61),69(18),67(13),55(100),41(21),29(10),27(5);
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.09(dd,1H,J=5.2Hz,J=5.2Hz),0.47−0.56(m,1H),0.60(dd,1H,J=8.9Hz,4.7Hz),0.93(d,3H,J=6.6Hz),0.98−1.09(m,1H),1.12(s,3H),1.60(s,3H),1.70(d,3H,J=0.8Hz),1.86−1.93(m,1H),1.92−2.03(m,2H),2.07−2.15(m、1H),2.16−2.25(m,2H),2.25−2.36(m,2H),3.15(dquin,1H,J=8.5Hz,J=0.8Hz),3.78(d,1H,J=11.0Hz),3.87(d,1H,J=11.0Hz),5.13.−5.20(m,1H).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 175.7(s),132.0(s),123.0(d),73.4(t),38.3(d),35.5(t),34.6(d),29.4(d),25.8(q),25.4(t),25.3(t),20.1(q),19.2(s),18.5(t),17.7(q),16.8(t),15.7(q).

0116

[合成例36]
[(1R*,2S*)2−((R*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メタノールの合成



100mlのオートクレーブ中に、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((S*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(1.20g、6.31mmol)、20%ルテニウム炭素触媒24mg、メタノール24mlを入れ、水素圧2.5MPa、油浴温140℃で水素化反応を行った。水素消費がなくなるまで3時間を要し、冷却後、溶媒をエバポレーターで留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル1:1)で精製し、[(1R*,2S*)2−((R*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メタノール(1.21g、6.16mmol、収率98%)を得た。

0117

GC/MS(m/e):196(M+,0.2),178(1),163(4),149(3),141(8),139(5),124(48),109(31),95(38),82(100),69(66),67(72),55(73),43(19),41(34),29(21),27(8).
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ −0.10−−0.06(m,1H),0.45−0.59(m,2H),0.93(d,3H,J=1.3Hz),0.86−1.05(m,2H),1.12(s,3H),1.05−1.30(m,6H),1.62−1.70(m,2H),1.70−1.80(m,3H),3.29(d,1H,J=10.9Hz),3.40(d,1H,J=10.9Hz).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 72.5(t),43.8(d),37.9(d),31.1(t),29.4(t),27.7(d),27.0(t),26.9(t),26.8(t),23.7(s),17.1(q),16.3(q),16.4(t).

0118

[合成例37]
[(1R*,2S*)2−((S*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メタノールの合成



100mlのオートクレーブ中に、[(1R*,2S*)−1−メチル−2−((R*)−1−フェニルエチル)シクロプロピル)]メタノール(1.20g、6.31mmol)、20%ルテニウム−炭素触媒24mg、メタノール24mlを入れ、水素圧2.5MPa、油浴温140℃で水素化反応を行った。水素の消費がなくなるまで3時間を要し、冷却後、溶媒をエバポレーターで留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル1:1)で精製し、[(1R*,2S*)2−((S*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メタノール(1.23g、6.16mmol、収率99%)を得た。

0119

GC/MS(m/e):196(M+,0.4),178(1),163(5),149(4),141(6),139(4),124(39),113(20),111(19),110(37),109(36),95(47),82(100),69(73),67(72),55(91),43(26),41(36),29(23),27(9).
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.06−0.11(m,1H),0.43−0.50(m,1H),0.55(dd,1H,J=8.8Hz,J=4.5Hz),0.89−0.93(m,3H),1.00−1.31(m,8H),1.14(s,3H),1.63−1.79(m,5H),3.23(dd,1H,J=10.8Hz,J=2.9Hz),3.37(dd,1H,J=10.8Hz,J=4.4Hz).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 72.9(t),43.9(d),38.8(d),31.1(t),29.8(t),27.0(d),26.91(t),26.85(t),26.84(t),21.3(q),17.7(s),17.2(t),15.3(q).

0120

[合成例38]
プロピオン酸[(1R*,2S*)−2−((R*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)2−((R*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メタノール(206mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、プロピオン酸クロリド(117mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、プロピオン酸[(1R*,2S*)−2−((R*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチル(245mg、0.97mmol、収率93%)を得た。

0121

GC/MS(m/e):252(M+,0.1),196(2),178(9),169(4),163(7),149(6),135(10),124(36),122(22),110(43),95(56),82(70),69(37),67(42),57(100),55(54),41(32),29(33).
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ −0.04(dd,1H,J=5.5Hz,J=4.4Hz),0.56(dd、1H,J=9.3Hz,J=4.3Hz),0.59−0.65(m、1H),0.87−1.07(m,3H),0.91−0.94(m、3H),1.10(s,3H),1.15(t,3H,J=7.6Hz),1.08−1.27(m,4H),1.62−1.79(m,5H),2.34(q,2H、J=7.6Hz),3.80(d,1H,J=11.0Hz),3.88(d,1H,J=11.0Hz).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 174.7(s),73.7(t),43.7(d),38.1(d),30.9(t),29.3(t),28.1(d),27.7(t),27.02(t),26.9(t),26.8(t),20.6(s),17.1(q),16.8(q),15.9(t),9.2(q).

0122

[合成例39]
プロピオン酸[(1R*,2S*)−2−((S*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)2−((S*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メタノール(206mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、プロピオン酸クロリド(117mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、プロピオン酸[(1R*,2S*)−2−((S*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチル(248mg、0.98mmol、収率94%)を得た。

0123

GC/MS(m/e):252(M+,0.1),196(2),178(9),169(3),163(7),149(5),135(9),129(7),124(32),122(20),110(42),95(56),82(64),81(59),69(36),67(37),57(100),55(52),41(29),29(32).1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.11(dd,1H,J=5.2Hz,J=5.2Hz),0.51−0.58(m、1H),0.63(dd、1H,J=8.8Hz,J=4.7Hz),0.83−0.92(m、1H),0.87−0.92(m,3H),0.96−1.09(m,2H),1.11(s,3H),1.15(t,3H,J=7.6Hz),1.12−1.30(m,4H),1.61−1.78(m,5H),2.34(q,2H、J=7.6Hz),3.79(d,1H,J=11.0Hz),3.86(d,1H,J=11.0Hz).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 174.7(s),73.8(t),43.9(d),38.8(d),31.0(t),29.9(t),27.7(t),27.3(d),26.9(t),26.8(t),18.2(s),17.7(t),17.5(q),15.7(q),9.2(q).

0124

[合成例40]
イソ酪酸[(1R*,2S*)−2−((R*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)2−((R*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メタノール(206mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、イソ酪酸クロリド(134mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、イソ酪酸[(1R*,2S*)−2−((R*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチル(271mg、1.01mmol、収率97%)を得た。

0125

GC/MS(m/e):266(M+,2),211(1),196(1),183(8),178(9),163(8),149(6),143(8),135(11),124(31),122(25),110(49),95(70),82(78),81(73),71(100),69(40),67(42),55(69),43(81),41(42),29(10),27(7).
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ −0.04(dd,1H,J=5.8Hz,J=4.5Hz),0.55(dd、1H,J=9.1Hz,J=4.5Hz),0.59−0.66(m、1H),0.87−0.95(m、1H),0.91−0.95(m,3H),0.95−1.17(m,2H),1.10(s,3H),1.18(d,6H,J=7.0Hz),1.18−1.27(m,4H),1.62−1.69(m,1H),1.69−1.78(m,4H),2.56(h,1H、J=7.0Hz),3.70(d,1H,J=11.0Hz),3.93(d,1H,J=11.0Hz).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 177.3(s),73.7(t),43.7(d),38.1(d),34.2(d),30.9(t),29.3(t),28.3(d),27.0(t),26.9(t),26.8(t),20.6(s),19.03(q),19.00(q),17.1(q),16.7(q),15.8(t).

0126

[合成例41]
イソ酪酸[(1R*,2S*)−2−((S*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)2−((S*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メタノール(206mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、イソ酪酸クロリド(134mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、イソ酪酸[(1R*,2S*)−2−((S*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチル(268mg、1.01mmol、収率96%)を得た。

0127

GC/MS(m/e):266(M+,2),211(1),196(1),183(7),178(9),163(7),149(6),143(7),135(10),124(29),122(24),110(52),95(72),82(69),81(65),71(100),69(40),67(39),55(60),43(81),41(40),29(8),27(6).
1H NMR(CDCl3,125MHz)δ 0.11(dd,1H,J=5.4Hz,J=4.6Hz),0.62(dd、1H,J=8.8Hz,J=4.6Hz),0.51−0.58(m、1H),0.82−0.92(m、1H),0.88−0.92(m,3H),0.91−1.09(m,2H),1.11(s,3H),1.18(dd,6H,J=7.0Hz,J=2.1Hz),1.14−1.29(m,4H),1.61−1.78(m,5H),2.56(h,1H、J=7.0Hz),3.73(d,1H,J=11.0Hz),3.90(d,1H,J=11.0Hz).
13C NMR(CDCl3,500MHz)δ 177.3(s),73.7(t),43.9(d),38.9(d),34.2(d),31.0(t),29.9(t),27.4(d),26.9(t),26.8(t),19.1(q),19.0(q),18.3(s),17.6(t),17.5(q),15.7(q).

0128

[合成例42]
シクロプロパンカルボン酸[(1R*,2S*)−2−((R*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)2−((R*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メタノール(206mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、シクロプロパンカルボン酸クロリド(132mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、シクロプロパンカルボン酸[(1R*,2S*)−2−((R*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチル(264mg、1.00mmol、収率95%)を得た。

0129

GC/MS(m/e):266(M+,0.1),181(6),178(5),163(4),149(3),141(5),135(6),124(13),122(14),110(25),95(35),82(33),81(35),69(100),55(35),41(35),29(5),27(2).
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ −0.04(dd,1H,J=5.6Hz,J=4.4Hz),0.56(dd、1H,J=9.1Hz,J=4.4Hz),0.59−0.66(m,1H),0.78−1.07(m,3H),0.82−0.87(m,2H),0.91−0.95(m,3H),0.98−1.02(m,2H),1.11(s,3H),1.14−1.28(m,4H),1.58−1.64(m,1H),1.62−1.79(m,5H),3.78(d,1H,J=11.1Hz),3.87(d,1H,J=11.1Hz).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 175.0(s),73.8(t),43.7(d),38.1(d),30.9(t),29.3(t),28.1(d),27.0(t),26.9(t),26.8(t),20.6(s),17.1(q),16.8(q),15.9(t),13.0(d),8.24(t),8.22(t).

0130

[合成例43]
シクロプロパンカルボン酸[(1R*,2S*)−2−((S*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチルの合成



窒素雰囲気下、撹拌装置、滴下ロート、温度計のついた30mlフラスコに、無水トルエン5ml、ジメチルアミノピリジン(154mg、1.26mmol)、[(1R*,2S*)2−((S*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メタノール(206mg、1.05mmol)を入れ、攪拌溶解した後、シクロプロパンカルボン酸クロリド(132mg、1.26mmol)を5分で滴下し、滴下後1時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーで原料の消失を確認した後0.2mlのメタノールを添加し、さらに30分攪拌した。反応溶液を水中にクエンチし、有機層を分離後、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過後、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、ヘキサン:酢酸エチル9:1)で精製し、シクロプロパンカルボン酸[(1R*,2S*)−2−((S*)−1−シクロヘキシルエチル)−1−メチルシクロプロピル)]メチル(263mg、0.99mmol、収率95%)を得た。

0131

GC/MS(m/e):266(M+,0.1),181(6),178(5),163(4),149(3),141(5),135(6),124(13),122(13),110(26),95(37),82(29),81(31),69(100),55(31),41(34),29(4),27(2).
1H NMR(CDCl3,500MHz)δ 0.11(dd,1H,J=5.3Hz,J=5.3Hz),0.51−0.58(m,1H),0.62(dd、1H,J=8.8Hz,J=4.7Hz),0.82−0.87(m,2H),0.85−0.91(m,1H),0.89−0.93(m,3H),0.97−1.02(m,2H),0.97−1.09(m,2H),1.12(s,3H),1.09−1.30(m,4H),1.59−1.66(m,1H),1.64−1.77(m,5H),3.76(d,1H,J=11.0Hz),3.86(d,1H,J=11.0Hz).
13C NMR(CDCl3,125MHz)δ 175.1(s),74.0(t),43.9(d),38.8(d),31.0(t),29.9(t),27.3(d),26.9(t),26.8(t),18.2(s),17.7(t),17.5(q),13.0(d),8.24(t),8.22(t).

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • アリアケジャパン株式会社の「 だしの素固形調味料及びその製造方法」が 公開されました。( 2019/05/30)

    【課題】食肉を主原料とし、イノシン酸を豊富に含み、かつ比較的短い時間で製造することのできるだしの素固形調味料及びその製造方法の提供。【解決手段】生の食肉(B)と、食肉(B)よりもイノシン酸の質量パーセ... 詳細

  • 株式会社資生堂の「 毛髪処理剤」が 公開されました。( 2019/05/30)

    【課題】 高い毛髪矯正効果を有しながら、従来よりも毛髪や頭皮に近い至適pHを有し、毛髪に過度の収斂を引き起こしにくく、頭皮に対して低刺激性で、使用感触に優れた毛髪処理剤を提供する。【解決手段】 (... 詳細

  • 株式会社伊勢半の「 睫毛化粧料」が 公開されました。( 2019/05/23)

    【課題】新規な睫毛化粧料を提供する。【解決手段】本発明の睫毛化粧料はポリウレタン及び極性溶媒を含有する。... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ