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技術 情報処理装置、ウェブサーバ及びコンピュータプログラム

出願人 株式会社マーズフラッグ
発明者 武井信也中津利秋草間海人大竹貴秀芦原薫
出願日 2013年12月27日 (6年10ヶ月経過) 出願番号 2015-554313
公開日 2017年3月23日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 WO2015-097729
状態 特許登録済
技術分野 計算機間の情報転送 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード オーバレイ領域 製品シリーズ シングルクリック操作 リザルト 表示リンク 選択リンク 対応リンク クエリストリング
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題・解決手段

情報処理装置であって、通信手段と、表示手段と、ユーザからの操作を検知する検知手段とを備え、検知手段がリンク元ページファイルに含まれる複数のリンクのうちのいずれかに対するフレーム表示操作を検知した場合に、通信手段がウェブサーバからリンク先ページファイルを受信し、表示手段がリンク元ページファイルの表示に重畳された第1のフレーム内でリンク先のページファイルをフレーム表示し、表示手段がリンク先のページファイルをフレーム内で重畳表示している間に検知手段が複数のリンクのうちの未操作の他のリンクに対するフレーム表示操作を検知した場合、通信手段がウェブサーバから他のリンク先のページファイルを受信し、表示手段が第1のフレームの表示を維持しつつ、リンク元ページファイルの表示に重畳された第1のフレームとは異なる第2のフレーム内で他のリンク先のページファイルをフレーム表示する。

概要

背景

近年はインターネットが急速に普及し、膨大な情報がインターネットを介して入手可能となっている。当該情報は、HTTPプロトコルに従ってウェブページと呼ばれるHTML形式ファイル情報として提供され、ブラウザと呼ばれるアプリケーションにより閲覧が可能である。当該ウェブページには様々なリンク情報が挿入されており、当該ウェブページからリンク先の他のページクリック操作1つで直ちに表示を切り替えることができる。しかし、リンク先の他のページの内容は、クリックして画面表示を切り替えなければ確認できないのが一般的である。

これに対して特許文献1は、ウェブサーバから情報処理装置が受信したページ(ページA)に含まれる他のページ(ページB)に関する情報を事前プレビューする発明を提案している。具体的に、特許文献1では、解析装置が事前にページBをウェブサーバから取得して内容を解析し、得られた情報を情報処理装置からの要求に応じて提供する。情報処理装置は、解析装置から受信した情報を用い、ユーザの操作に応じてプレビュー表示を行う。

概要

情報処理装置であって、通信手段と、表示手段と、ユーザからの操作を検知する検知手段とを備え、検知手段がリンク元ページファイルに含まれる複数のリンクのうちのいずれかに対するフレーム表示操作を検知した場合に、通信手段がウェブサーバからリンク先のページファイルを受信し、表示手段がリンク元ページファイルの表示に重畳された第1のフレーム内でリンク先のページファイルをフレーム表示し、表示手段がリンク先のページファイルをフレーム内で重畳表示している間に検知手段が複数のリンクのうちの未操作の他のリンクに対するフレーム表示操作を検知した場合、通信手段がウェブサーバから他のリンク先のページファイルを受信し、表示手段が第1のフレームの表示を維持しつつ、リンク元ページファイルの表示に重畳された第1のフレームとは異なる第2のフレーム内で他のリンク先のページファイルをフレーム表示する。

目的

具体的に、特許文献1では、解析装置が事前にページBをウェブサーバから取得して内容を解析し、得られた情報を情報処理装置からの要求に応じて提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

ウェブサーバから複数のリンクを含むリンク元ページファイルを受信して表示する情報処理装置であって、前記ウェブサーバと通信する通信手段と、前記ウェブサーバから受信した前記リンク元ページファイルを表示する表示手段と、前記表示手段が表示する前記リンク元ページファイルに対する前記情報処理装置のユーザからの操作を検知する検知手段と、を備え、前記検知手段が前記リンク元ページファイルに含まれる前記複数のリンクのうちのいずれかに対するフレーム表示操作を検知した場合に、前記通信手段が前記ウェブサーバから操作されたリンク先ページファイルを受信し、前記表示手段が前記リンク元ページファイルの表示に重畳された第1のフレーム内で前記リンク先のページファイルをフレーム表示し、前記表示手段が前記リンク先のページファイルを前記フレーム内で重畳表示している場合に、前記検知手段が前記複数のリンクのうちの未操作の他のリンクに対するフレーム表示操作を検知した場合に、前記通信手段が前記ウェブサーバから操作された他のリンク先のページファイルを受信し、前記表示手段が、前記第1のフレームの表示を維持しつつ、前記リンク元ページファイルの表示に重畳された前記第1のフレームとは異なる第2のフレーム内で前記他のリンク先のページファイルをフレーム表示することを特徴とする情報処理装置。

請求項2

前記表示手段は、前記リンク元のページファイルの表示に重畳してフレーム表示を行う場合、表示対象のリンク先のページファイルの一部の情報のみを表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記一部の情報は前記リンク元のページファイルにおけるリンク情報に含まれるパラメータに基づいて絞り込まれ、前記パラメータにはページファイル内のサブツリーを絞り込むための情報が含まれ、前記表示手段は、前記リンク元のページファイルのうち前記サブツリーを絞り込むための情報により絞り込まれたサブツリーの情報のみを表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。

請求項4

ウェブサーバから複数のリンクを含むリンク元ページファイルを受信して表示する情報処理装置であって、前記ウェブサーバと通信する通信手段と、前記ウェブサーバから受信した前記リンク元ページファイルを表示する表示手段と、前記表示手段が表示する前記リンク元ページファイルに対する前記情報処理装置のユーザからの操作を検知する検知手段と、を備え、前記検知手段が前記リンク元ページファイルに含まれる前記複数のリンクのうちのいずれかに対するフレーム表示操作を検知した場合に、前記通信手段が前記ウェブサーバから操作されたリンク先のページファイルを受信し、前記表示手段が、前記リンク元のページファイルにおけるリンク情報に含まれるページファイル内のサブツリーを絞り込むための情報に基づいて絞り込まれた前記リンク先のページファイル内のサブツリーの情報のみを、前記リンク元ページファイルの表示に重畳されたフレーム内でフレーム表示することを特徴とする情報処理装置。

請求項5

前記サブツリーを絞り込むための情報には、少なくともHTMLのタグ名、タグのID、クラス名及び属性、及び、タグ内のテキストのいずれかを指定する情報が更に含まれることを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。

請求項6

前記表示手段は、複数のフレームを表示する場合、各フレームに対応するリンク先のページファイルに共通する項目の情報を前記一部の情報として表示することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。

請求項7

前記表示手段は、前記リンク元のページファイルの表示に重畳してフレーム表示する場合、前記リンク元のページファイルをグレーアウト表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。

請求項8

前記表示手段は、前記リンク元のページファイルをグレーアウト表示する場合に、前記リンク元のページファイルが含む前記複数のリンクをグレーアウト表示から除外し、かつ、選択可能に表示することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。

請求項9

前記表示手段は、前記複数のリンクをグレーアウト表示から除外し、かつ、選択可能に表示する場合に、前記フレーム表示操作が既に行われたリンクと、未操作のリンクとを識別可能に表示することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。

請求項10

前記リンク元のページファイルの表示に重畳して表示されるフレームの数が所定数に限定されており、かつ、前記表示手段が前記所定数のフレームを表示している場合、前記表示手段は、前記複数のリンクを含めて前記リンク元のページファイルをグレーアウト表示することを特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置。

請求項11

前記所定数のフレームのうち、少なくとも1つが閉じられた場合に、前記表示手段は前記複数のリンクをグレーアウト表示から再度除外することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。

請求項12

前記表示手段が、前記リンク元のページファイルをグレーアウト表示している場合に、前記検知手段が前記フレーム表示されているリンク先のページファイルに対応するリンクに対するページ遷移操作を検知した場合、前記通信手段が前記ウェブサーバからリンク先のページファイルを受信し、前記表示手段が前記リンク元ページファイル及び前記フレームと切り替えて前記操作がなされたリンク先のページファイルを表示することを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。

請求項13

前記リンク元のページファイルの表示に重畳して表示されるフレームの数が所定数に限定されており、かつ、前記表示手段が前記所定数のフレームを表示している場合に、前記検知手段が前記複数のリンクのうちの未操作の他のリンクに対するフレーム表示操作を更に検知した場合、前記表示手段は、表示されているフレームのいずれかを閉じ、かつ、前記更に検知されたフレーム表示操作に対応する他のリンクのページファイルをフレーム表示することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。

請求項14

前記表示手段が、前記リンク元のページファイルの表示に重畳してフレームを表示している場合に、前記検知手段が前記フレーム内のページファイルに含まれるリンクに対する操作を検知した場合、前記通信手段が前記ウェブサーバからリンク先のページファイルを受信し、前記表示手段が前記リンク元ページファイル及び前記フレームと切り替えて前記操作がなされたリンク先のページファイルを表示することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。

請求項15

請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置からのページファイルの要求を受信し、要求されたページファイルを送信するウェブサーバであって、複数のリンクを含むページファイルを管理する管理手段と、前記情報処理装置と通信し、要求されたページファイルを送信する通信手段とを備え、前記管理手段は、前記ページファイルに含まれる前記複数のリンクのリンク先のページファイルが前記情報処理装置においてフレーム表示される場合にフレーム内での表示情報を絞り込むためのパラメータを該ページファイル内のリンク情報に付加し、前記リンク先のページファイルに、前記パラメータに基づくフレーム内での表示内容の絞り込みを前記情報処理装置に行わせるためのスクリプトを関連づけることを特徴とするウェブサーバ。

請求項16

コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置の前記処理手段として機能させるためのコンピュータプログラム

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置ウェブサーバ及びコンピュータプログラムに関する。

背景技術

0002

近年はインターネットが急速に普及し、膨大な情報がインターネットを介して入手可能となっている。当該情報は、HTTPプロトコルに従ってウェブページと呼ばれるHTML形式ファイル情報として提供され、ブラウザと呼ばれるアプリケーションにより閲覧が可能である。当該ウェブページには様々なリンク情報が挿入されており、当該ウェブページからリンク先の他のページクリック操作1つで直ちに表示を切り替えることができる。しかし、リンク先の他のページの内容は、クリックして画面表示を切り替えなければ確認できないのが一般的である。

0003

これに対して特許文献1は、ウェブサーバから情報処理装置が受信したページ(ページA)に含まれる他のページ(ページB)に関する情報を事前プレビューする発明を提案している。具体的に、特許文献1では、解析装置が事前にページBをウェブサーバから取得して内容を解析し、得られた情報を情報処理装置からの要求に応じて提供する。情報処理装置は、解析装置から受信した情報を用い、ユーザの操作に応じてプレビュー表示を行う。

先行技術

0004

特開2010−205180号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記提案発明では、処理対象ページ情報データマイニング等の技術により事前に解析装置が解析し、情報処理装置で表示するための情報を解析装置から該情報処理装置に提供する必要があり、処理が煩雑である。また、1つのリンク先の情報について、複数の詳細度で情報を提示することは可能であるが、1つの画面内で同時に複数のリンク先のページ情報を提供することはできない。

0006

本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、ページを受信した情報処理装置側の処理によりリンク先のページをプレビュー表示する処理を可能とすると共に、1つの画面内で複数のリンク先のページ情報を提供可能とすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するための実施形態に対応する情報処理装置の発明は、ウェブサーバから複数のリンクを含むリンク元ページファイルを受信して表示する情報処理装置であって、
前記ウェブサーバと通信する通信手段と、
前記ウェブサーバから受信した前記リンク元ページファイルを表示する表示手段と、
前記表示手段が表示する前記リンク元ページファイルに対する前記情報処理装置のユーザからの操作を検知する検知手段と、
を備え、
前記検知手段が前記リンク元ページファイルに含まれる前記複数のリンクのうちのいずれかに対するフレーム表示操作を検知した場合に、前記通信手段が前記ウェブサーバから操作されたリンク先のページファイルを受信し、前記表示手段が前記リンク元ページファイルの表示に重畳された第1のフレーム内で前記リンク先のページファイルをフレーム表示し、
前記表示手段が前記リンク先のページファイルを前記フレーム内で重畳表示している場合に、前記検知手段が前記複数のリンクのうちの未操作の他のリンクに対するフレーム表示操作を検知した場合に、前記通信手段が前記ウェブサーバから操作された他のリンク先のページファイルを受信し、前記表示手段が、前記第1のフレームの表示を維持しつつ、前記リンク元ページファイルの表示に重畳された前記第1のフレームとは異なる第2のフレーム内で前記他のリンク先のページファイルをフレーム表示することを特徴とする。

0008

また、上記課題を解決するための他の実施形態に対応する情報処理装置の発明は、ウェブサーバから複数のリンクを含むリンク元ページファイルを受信して表示する情報処理装置であって、
前記ウェブサーバと通信する通信手段と、
前記ウェブサーバから受信した前記リンク元ページファイルを表示する表示手段と、
前記表示手段が表示する前記リンク元ページファイルに対する前記情報処理装置のユーザからの操作を検知する検知手段とを備え、
前記検知手段が前記リンク元ページファイルに含まれる前記複数のリンクのうちのいずれかに対するフレーム表示操作を検知した場合に、前記通信手段が前記ウェブサーバから操作されたリンク先のページファイルを受信し、
前記表示手段が、前記リンク元のページファイルにおけるリンク情報に含まれるページファイル内のサブツリー絞り込むための情報に基づいて絞り込まれた前記リンク先のページファイル内のサブツリーの情報のみを、前記リンク元ページファイルの表示に重畳されたフレーム内でフレーム表示することを特徴とする。

0009

さらに、上記課題を解決するための実施形態に対応するウェブサーバの発明は、情報処理装置からのページファイルの要求を受信し、要求されたページファイルを送信するウェブサーバであって、
複数のリンクを含むページファイルを管理する管理手段と、
前記情報処理装置と通信し、要求されたページファイルを送信する通信手段とを備え、
前記管理手段は、前記ページファイルに含まれる前記複数のリンクのリンク先のページファイルが前記情報処理装置においてフレーム表示される場合にフレーム内での表示情報を絞り込むためのパラメータを該ページファイル内のリンク情報に付加し、
前記リンク先のページファイルに、前記パラメータに基づくフレーム内での表示内容の絞り込みを前記情報処理装置に行わせるためのスクリプトを関連づけることを特徴とする。

発明の効果

0010

本発明によれば、ページを受信した情報処理装置側の処理によりリンク先のページをプレビュー表示する処理を可能とすると共に、1つの画面内で複数のリンク先のページ情報を提供可能となる。

0011

本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。

図面の簡単な説明

0012

添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
発明の実施形態に対応する、インターネット上のウェブサイトDRF表示システムの全体構成を示すブロック図である。
発明の実施形態に対応する、クライアント101のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
発明の実施形態に対応する、ウェブサーバ103の機器構成を示すブロック図である。
発明の実施形態に対応する、ウェブサーバ103におけるDRF表示用データを生成する処理の一例を示すフローチャートである。
発明の実施形態に対応するDRF表示処理の一例を示すフローチャートである。
発明の実施形態に対応するDRF表示処理におけるクライアント101の初期状態での処理の例を示すフローチャートである。
発明の実施形態に対応するDRF表示処理におけるクライアント101のページ画面表示状態での処理の例を示すフローチャートである。
発明の実施形態に対応するDRF表示処理におけるクライアント101の操作待ち状態での処理の例を示すフローチャートである。
発明の実施形態に対応するDRF表示処理におけるクライアント101のリンク先のページ情報のDRF処理の例を示すフローチャートである。
発明の実施形態に対応するDRF処理におけるウェブサーバ103の要求待ち状態での処理の例を示すフローチャートである。
発明の実施形態に対応する、リンク元ページのウィンドウ表示の一例を示す図である。
発明の実施形態に対応する、リンク先ページのウィンドウ表示の一例を示す図である。
発明の実施形態に対応する、DRF表示の一例を示す図である。
発明の実施形態に対応する、DRF表示の他の一例を示す図である。
発明の実施形態に対応する、DRF表示の他の一例を示す図である。
発明の実施形態に対応する、DRF表示の他の一例を示す図である。
発明の実施形態に対応する、複数のDRF表示を行う場合の表示の一例を示す図である。
発明の実施形態に対応する、複数のDRF表示を行う場合の表示の他の一例を示す図である。
発明の実施形態に対応する、リンク元のページ情報のウィンドウ表示の一例を示す図である。
発明の実施形態に対応する、共通項目を有するリンク先のうちの1つのページ情報のウィンドウ表示の一例を示す図である。
発明の実施形態に対応する、共通項目を有するリンク先のページ情報を表示項目を絞ってDRF表示する一例を示す図である。
発明の実施形態に対応する、共通項目を有するリンク先のページ情報を表示項目を絞らずDRF表示する一例を示す図である。

実施例

0013

以下に、添付する図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。

0014

システム構成
図1は、本実施形態に対応するシステムの全体構成を示すブロック図である。ユーザが操作してインターネット上で取得可能な文書ファイルを取得するクライアント101a、101b、101c(以下、これらを総称して「クライアント101」という。)、ウェブサイトの情報を提供するウェブサーバ103が、それぞれインターネット102に接続されている。ウェブサーバ103にはサイト情報データベース104が接続されている。

0015

クライアント101は、ユーザが操作して、ウェブサーバ103がインターネット上で公開するウェブサイト情報を閲覧可能な情報処理装置であり、ノートパソコンデスクトップパソコン携帯情報端末携帯電話スマートフォンタブレット端末等を含む。クライアント101には、所謂インターネット・ブラウザのソフトウェアインストールされているものとする。クライアント101は、イーサネット登録商標)等のネットワークケーブルを含むアクセス手段であるLANによってインターネット102に接続されている。尚、ネットワーク102へのアクセス手段はイーサネット(登録商標)ケーブルに限定されるものではなく、無線LAN等の無線通信手段によって構成されていてもよい。後述するウェブサーバ103も同様のアクセス手段を備えているものとする。インターネット102は、世界中のネットワークが互いに接続されたネットワークであるが、例えば、イントラネットのように特定の組織内においてのみ接続可能なネットワークであってもよい。

0016

ウェブサーバ103はサイト情報データベース104に格納されている情報を管理している。ウェブサーバ103は、サイト情報データベース104が保存する文書ファイルにおけるリンク先の情報をクライアント101が発明の実施形態に対応するダイレクトリザルト・フレーム(以下、DRFと略す)形式表示可能な形式に編集し、クライアント101へ提供する。本実施形態におけるDRF(表示)とは、ディスプレイ207に現在表示中のページに含まれるいずれかのリンク先のページを、インラインフレームを用いて現在表示中のページに重畳してプレビュー可能に表示する形態を言う。ウェブサーバ103は、例えば、LANによって、サイト情報データベース104に接続される。サイト情報データベース104は、所定のデータベース・ソフトウェアがインストールされた情報処理装置であり、各種データの管理を行う。

0017

サイト情報データベース104は、ウェブサイトをインターネット102に公開するための文書ファイルの情報を管理する。文書ファイルには、HTMLファイルPDFファイルの他、特定アプリケーションで利用されるファイル(例えば、MSワードなど)が含まれる。これらの文書ファイルには、ウェブサイトのオーナー及びオーナーが提供する商品などに関する情報を含むことができる。例えば、ウェブサイトが法人のホームページの場合、会社概要投資家向け情報等の他に、法人が製造・販売している製品の情報や、その他法人が提供するあらゆるサービスに関する情報がサイト情報データベース104に格納される。例えば、法人が提供するサービスがブログ提供サービスの場合、当該サービスの提供を受けるユーザが作成したブログ情報等も含まれる。サイト情報データベース104は、随時更新され最新の情報が格納される。

0018

尚、本明細書では、便宜上、ウェブサーバ103及びサイト情報データベース104は、それぞれ物理的に独立した情報処理装置によって実現されるものとして説明するが、本発明の実施形態はこれに限られるものではない。例えば、これらが単一の情報処理装置によって実現されてもよい。その一方で、ウェブサーバ103が複数台の情報処理装置により冗長構成、或いは分散構成されても良い。また、サイト情報データベース104は、ウェブサーバ103とLAN等によって接続されているものとして説明するが、例えば、インターネット102や非図示のイントラネット経由でウェブサーバ103と通信可能な形態をとってもよい。なお、ウェブサイトとは、ひとまとまりに公開されているウェブページ群のことを言う。ウェブサイトには、例えば、法人や個人のホームページ等がある。

0019

<情報処理装置の構成>
次に、本実施形態に対応するDRF表示システムを構成する情報処理装置の概略について説明する。図2は、クライアント101のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。上述した情報処理装置としてのサイト情報データベース104も、同様或いは同等のハードウェア構成として構成しても良い。

0020

図2において、CPU200は、ハードディスク装置(以下、HDと呼ぶ)205に格納されているアプリケーションプログラムオペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。なお、後述する図5Aから図5Fにおける処理もCPU200が対応する処理プログラムを実行することにより装置全体を制御して実現される。

0021

ROM201は、内部に基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。RAM202は各種データを一時記憶し、CPU200の主メモリワークエリア等として機能する。

0022

外部記憶ドライブ203は、記録媒体へのアクセスを実現するための外部記憶ドライブであり、メディア(記録媒体)204に記憶されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。尚、メディア204は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクFD)、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、Blu−ray、ICメモリカード、MO、メモリスティック等を利用することができる。

0023

外部記憶装置205は、本実施形態では大容量メモリとして機能するHD(ハードディスク)を用いている。HD205には、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等が格納される。なお、ハードディスクの代わりに、フラッシュ(登録商標)メモリ等の不揮発性記憶装置を用いても良い。

0024

指示入力装置206は、キーボードポインティングデバイスマウス等)、タッチパネル等がこれに相当する。指示入力装置206を用いて、ユーザは、クライアント101に対して、装置を制御するコマンド等を入力指示する。ディスプレイ207は、指示入力装置206から入力したコマンドや、それに対するクライアント101の応答出力等を表示したりするものである。システムバス209は、情報処理装置内のデータの流れを司る。インタフェース(以下、I/Fという)208は、外部装置とのデータのやり取りを仲介する役割を果たす。

0025

尚、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置代替として構成することもできる。

0026

本実施形態に対応する処理を実行するために対応するプログラムを動作させる度に、既にプログラムがインストールされているHD205からRAM202にロードするようにしてもよい。また、本実施形態に係るプログラムをROM201に記録しておき、これをメモリマップの一部をなすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。さらに、メディア204から対応プログラム及び関連データを直接RAM202にロードして実行させることもできる。

0027

図3は、ウェブサーバ103の機器構成を示すブロック図である。CPU200、ROM201、RAM202、外部記憶ドライブ203、メディア204、HD205、指示入力装置206、ディスプレイ207、I/F208、システムバス209の機能及び用途、更には、これらの関係は、図2を用いて説明したものと同様或いは同等である。図3では、データベース310がシステムバス209に接続されていることに留意する。ここで、データベース310は、サイト情報データベース104を表す。

0028

<DRF表示用データの生成>
次に、発明の実施形態に対応するサイト情報に基づくDRF表示用データの生成処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。図4は、発明の実施形態に対応する、ウェブサーバ104におけるDRF表示用データを生成する処理の一例を示すフローチャートである。図4に対応する処理は、ウェブサーバ103がHD305やデータベース310に保持する処理プログラムをCPU300で実行することで実現される。また、処理の実行主体はウェブサーバ103以外の他のDRF表示用データ生成サーバであってもよい。その場合、当該サーバがサイト情報データベース104に記憶されたサイト情報に基づきDRF表示用データを生成し、ウェブサーバ103経由でサイト情報データベース104に保存してもよい。

0029

図4において、ステップS401では、ウェブサーバ103からサイト情報データベース104に格納されている処理対象のデータであるページ情報を取得する。ここで取得されるページ情報は、HTML形式のページデータである。

0030

続くステップS402では取得したページ情報に、当該ページ内に含まれるリンク先のページをDRF表示するための第1のスクリプト(スクリプト1)を埋め込む、或いは、関連づける。当該スクリプト1は、クライアント101で実行されるスクリプトであって、ページ内の<a>タグ内のリンク先のURL情報に基づいて、DRF表示用のインラインフレーム(iframe)及びオーバレイ領域を生成する処理を行う。なお、スクリプト1の埋め込みは、ページ内に直接スクリプトを記述してもよいし、或いは、当該スクリプト1を取得するためのURL情報を記述する形でもよい。

0031

次にステップS403ではページ内のリンク情報を取得し、S404で当該リンク先に関するDRFパラメータを選定する。DRFパラメータとは、当該リンク先のページにおいて特定の情報だけをDRF表示するために用いるパラメータである。DRFパラメータはフラグメント識別子として「#〜」をURLへ付加しても良いし、クエリストリングとして「?〜」をURLへ付加しても良い。HTML形式のページデータは一般的にタグを利用したツリー構造となっているが、DRFパラメータは、HTML形式のページデータに含まれるサブツリーを絞り込むための情報として、例えば、タグ名、タグのID、クラス名、属性及びタグ内のテキスト等の少なくともいずれかが含まれる。

0032

具体的に、例えば<div id="aa1" class="bbb" xxx="yyy">...</div> というタグ記述で構成されるサブツリー1があった場合、当該サブツリー1を絞り込むためのタグの情報は、タグ名: div、ID: aa1、クラス名: bbb、属性: 属性名 xxx に対する属性値が yyy、となる。また、<span id="aa2" class="bbb" xxx="zzz">...</span>というタグ記述で構成されるサブツリー2があった場合、サブツリー2を絞り込むためのタグの情報は、タグ名: span、ID: aa2、クラス名: bbb、属性: 属性名 xxx に対する属性値が zzz、となる。

0033

なお上記において、idやclassも属性の一種であるが、以下の違いがある。まず、idに設定するIDはページ内での識別子として使われるため、複数のタグに同じ値を設定することが許されていない。また、classは複数のクラス名を空白切りで並べることができる(例「class="xxx yyy"」)。

0034

CSSやjQueryではこれらの情報を以下の書式で指定してタグを絞り込むことができる。

「<タグ名>」「#<ID>」「.<クラス名>」「[<属性名>=<属性値>]」

例えば、上記のサブツリー1及び2は、以下のようにタグの情報を指定することで絞り込みが可能となる。

0035

1.「#aa1 」とすると、 IDがaa1のタグを根とするサブツリーとなるのでサブツリー1に絞り込まれる。
2.「.bbb」とすると、クラス名にbbbが設定されたタグを根とするサブツリーとなるので、サブツリー1及び2の両方に絞り込まれる。
3.「span.bbb」とすると、タグ名がspanで、クラス名にbbbが設定されたタグを根とするサブツリーとなるので、サブツリー2に絞り込まれる。
4.「div[xxx=yyy]」とすると、タグ名がdivで、属性名xxxの属性値がyyyであるタグを根とするサブツリーとなるのでサブツリー1に絞り込まれる。

0036

またDRFパラメータについて更に以下のような値を含むことができる。
・絞り込んだサブツリーのうちから順番を指定するための値。例えば、クラス名sectionが設定された2番目のタグを指定する場合は、「.section:eq(2)」。これにより、クラス名にsectionが設定された2番目のタグを根とするサブツリーに絞り込める。

0037

・絞り込んだサブツリーの中で特定のキーワード又はテキストを含むサブツリーに絞り込むための値。例えば、キーワードが「露出制御」の場合は、「.section:contains(露出制御)」。これにより、クラス名に「section」が設定されたタグで、かつ、サブツリー内に「露出制御」というテキストが含まれるようなタグのツリーに絞り込める。

0038

・絞り込まれたサブツリーのうち、さらに特定のタグがサブツリー内に含まれることを条件として絞り込むための値。例えば、「露出制御」が特定のサブツリー内に含まれるサブツリーであれば、「.section:has(h2:contains(露出制御))」。これにより、クラス名「section」が設定されたタグであって、ツリーの子要素にh2タグが含まれ、かつ、そのh2タグのツリーの子要素に「露出制御」というテキストが含まれるようなタグのツリーに絞り込める。

0039

なお、上記はあくまで一例であって、上記の絞り込み方法の他に、属性値の前方一致後方一致、タグの親子関係や兄弟関係などを用いてサブツリーを絞り込むことも可能である。その場合でもタグ名、ID、クラス名、属性を利用してサブツリーを絞り込むことになる。

0040

上記のDRFパラメータはリンク先のページ情報をDRF表示する際に表示される情報を選択するためのパラメータであるから、元のページとリンク先のページとの関係で決定することができる。また、情報を選別せず、リンク先の全てのページを選択することもできる。その場合には、DRFパラメータはからにする。

0041

次にS405では、選定したDRFパラメータに従い、S401で取得したページ内のリンク情報に、例えばdrf属性を挿入し、当該DRFパラメータを追加する。例えば、<a href="XXX">..</a> というリンクがあった場合に、クラス名「section」をdrf属性として挿入する場合、<a href="XXX" drf=".section">..</a>となる。なお、属性名は drf に限定されず、他の名称を用いてもよい。また、特別な属性を使用せずに href属性を利用して<a href="XXX#.section">..</a>等としてもよい。

0042

次に、S406では当該リンク情報のURLに対応するリンク先のページ情報を取得する。続くS407では取得したリンク先のページ情報に第2のスクリプト(スクリプト2)を埋め込む、或いは、関連づける。当該スクリプト2は、クライアント101がDRFを表示する際に実行されるスクリプトであって、実行によりリンク先のページのURL情報から得られるDRFパラメータに基づきDRF内に表示する情報が選択される。なお、スクリプト2の埋め込みは、ページ内に直接スクリプトを記述してもよいし、或いは、当該スクリプト2を取得するためのURL情報を記述する形でもよい。

0043

次にS408では、S401におけるページ情報の選択に基づく上記の処理が全てのページについて実行されたか否かを判定し、未選択のページがある場合にはS401に戻って他のページを処理する。

0044

次に、図1乃至図4に示した構成に基づいて、本発明のDRF表示システムで実行される処理の詳細を説明する。

0045

図5Aから図5Fは、発明の実施形態に対応するDRF表示処理の一例をSDL(Specification and Description Language) の記述法に従って示す状態遷移図である。図5Aから図5Fに対応する処理は、クライアント101及びウェブサーバ103がそれぞれ保持する処理プログラムを各々が実行することにより実現される。また、クライアント101及びウェブサーバ103間の通信は、クライアント101において実行されるウェブブラウザ通信機能、或いは、ウェブブラウザのプラグイン(拡張プログラム)の通信機能を利用して実現することができる。例えばJava(登録商標)Scriptを用いたHTTPプロトコルに従って実現することができる。その他に、Flash等を使ってもよいし、HTTPではない別のプロトコルに従った通信でもよい。

0046

まず、図5Aは、クライアント101及びウェブサーバ103の状態遷移を示す図である。図5Aにおいて、クライアント101は、ステップS510からステップS530までの状態を取り、それぞれの状態において図5B乃至図5Eに示す処理が行われる。また、ウェブサーバ103はクライアント101からの要求待ち状態にあり、クライアント101から受信した要求に応じて、後述する図5Fに示すような処理を実行する。

0047

まず、クライアント101は、ステップS510において初期状態にある。この初期状態では、クライアント101のディスプレイ207には画面が表示されておらず、図5Bに示すように、ステップS711においてウェブサーバ103に対して例えば所定のウェブページのページ情報要求を送信する。その後、ステップS520のページ画面表示状態に移行する。

0048

ステップS520のページ画面表示状態では、図5Cに示すように、クライアント101は、ステップS521においてウェブサーバ103からページ情報を受信する。次に、S522に進み、受信したページ情報をディスプレイ207に表示し、ステップS530における操作待ち状態に移行する。

0049

このときの表示画面の一例は図6Aに示す通りである。図6Aにおいて画面600には、複数のリンク表示601から605が表示されている。なお、これらのリンク情報をクリックした場合には、ページ情報に含まれるリンク先のページが画面600に表示される。その表示画面の一例は図6Bに示すとおりである。ここでは、URL:http//abc.com/maindocument.htmlというページを表示した例を示している。なお、本実施形態ではDRF属性の値に応じたDRF表示形態の違いを説明するため、例示的にリンク先のページはリンク表示601から605について同一としている。

0050

次に、ステップS530の操作待ち状態では、図5Dに示すように、クライアント101はステップS531において図6Aに示すようなページの表示状態においてリンク表示601から605のいずれかに対する操作を検出した場合、当該操作がリンク先のページを現在の表示ページと切り替えて表示させる、或いは、リンク先のページを別ウィンドウで表示させるためのページ遷移操作であればS536へ、リンク先のページをDRF表示させるためのDRF表示操作であればS532へ移行する。

0051

ページ遷移操作とDRF表示操作の方法としては、例えばページ遷移操作をユーザのマウス等を用いたクリック操作として受け付けることができ、DRF表示操作をマウスオーバー操作として受け付けることができる。なお、マウスオーバー操作とは、ディスプレイ207上に表示されたマウスカーソルをリンク表示上に重ねる操作を言う。また、1回のクリック(シングルクリック)操作をDRF表示操作、連続的な2回のクリック(ダブルクリック)操作をページ遷移操作として受け付けることができる。なお、シングルクリック操作でページ遷移操作を受け付け、ダブルクリック操作でDRF表示操作を受け付けてもよい。更に、指示入力装置206としてタッチパネルが用いられる場合、シングルタップ操作をDRF表示操作、ダブルタップ操作をページ遷移操作、或いはその逆に割り当ててもよい。また、DRF表示操作とページ遷移操作とを異なるものとしなくてもよく、例えば、同一の操作であっても、DRF表示が成されていない表示リンクに対する操作はDRF表示操作と解釈し、既にDRF表示済みの表示リンクについてはページ遷移操作と解釈してもよい。

0052

まず、S532では、当該DRF表示操作が検出されたリンク表示のリンク情報にdrf属性が設定されているか否かを判定する。もし設定されていなければ当該リンク表示はDRF表示操作によるDRF表示の対象ではないので、S531に戻って処理を継続する。一方、drf属性が設定されていた場合、ページ内に埋め込まれているスクリプト1が実行され、処理はS533に移行する。なお、本実施形態では、リンク表示601にはdrf属性が設定されておらず、リンク表示602から605にはdrf属性が設定されているものとする。

0053

S533では、当該リンク情報に従いウェブサーバ103にリンク先のページ情報を要求する。具体的に、スクリプト1はページ情報内のリンク情報のhrefとdrf属性の値に従い、インラインフレームを生成するためのiframe要素のsrc属性値へ設定するURLを生成する。例えば、リンク情報が<a href="XXX" drf="section">..</a>であった場合、DRF表示用のタグは<iframe src="XXX#.section"></iframe>となる。

0054

次にS534では、当該要求に応じてウェブサーバ103から送信されたリンク先のページ情報を受信する。次にS535では、drf属性で設定された値に従い、スクリプト1とリンク先のページ情報内に埋め込まれたスクリプト2を実行して当該ページ情報を画面600内でDRF表示し、S530の操作待ち状態に移行する。

0055

次に、S536では、ページ遷移操作されたリンク表示のリンク情報に従いウェブサーバ103にリンク先のページ情報を要求する。ここでは、ページ情報内のリンク情報のhrefの値に従ったURLに基づきページ情報を要求する。次にS537では、当該要求に応じてウェブサーバ103から送信されたリンク先のページ情報を受信する。次にS538では、受信したリンク先のページ情報を画面600内で元のページと切り替えて通常表示し、S530の操作待ち状態に移行する。その際、元のページを表示するウィンドウ同一ウィンドウでページを切り替えて表示してもよいし、別ウィンドウで表示してもよい。

0056

続いて、上記のS535におけるDRF表示処理の詳細を図5Eを参照して説明する。当該処理は、リンク元のページ及びリンク先のページにそれぞれ埋め込まれた(又は、ページ内で指定された取得URLに従って取得した)スクリプト1及びスクリプト2を実行することにより実現される処理である。

0057

まず、S5350では、スクリプト1を実行して現在表示中のページ上に表示する、ダイレクトリザルトフレーム(DRF)に相当するインラインフレーム(iframe)と、DRF以外の領域であるオーバレイ領域とを設定する。本実施形態ではオーバレイ領域はグレーアウトされる。グレーアウト処理は、ページ全体と同一サイズ背景色が例えば灰色、且つ半透明であるレイヤーを作成し、ページ全体を覆うように配置の後、z-index を高く指定することで実現できる。なお、複数のDRF表示を許可する設定がなされていない場合には、グレーアウトを行いわないか、DRFのフレームが表示されている領域以外のリンク元のページを全てグレーアウトするようにオーバレイ領域が設定される。一方、複数のDRF表示が許可されている場合は、リンク元のページの内、リンク表示以外をグレーアウト表示するようにオーバレイ領域が設定される。当該設定に関しては、例えば複数のリンクを含むページについてユーザが所定の設定画面を用いて複数のDRF表示を許可するか否かを予め設定しておくことができる。或いは、ページ情報に埋め込まれるスクリプト1において、複数のDRF表示を許可するか否かを予め設定しておくこともできる。

0058

以下具体的に、インラインフレームを使ったDRF表示処理を説明する。これ以降のDRF表示処理は、DRF表示されるリンク先のページに埋め込まれたスクリプト2を実行することで実現される。まず、S5351では、リンク先のページ情報自体のURLを取得する。当該URLは、S533でページ要求に使用したものを使ってもよい。次にS5352では、ページURL内DRFパラメータを取得する。DRFパラメータはフラグメント識別子から取得してもよいし、クエリストリングから取得する形態でもよい。さらにS5353では、リンク先のページ情報の本文(<body>タグで挟まれている領域)の中から取得したDRFパラメータに対応する領域を選択する。具体的に、DRFパラメータで示される条件を満たす領域を<div>タグが付された領域の中から特定する。例えば、DRFパラメータが「.section:has(h2:contains(露出制御))」の場合、クラス名「section」が設定されたタグであって、ツリーの子要素にh2タグが含まれ、かつ、そのh2タグのツリーの子要素に「露出制御」が含まれる領域が選択される。

0059

次にS5354では、選択された領域の情報を本文とするリンク先のページ情報を、インラインフレーム内でリンク元ページの表示に重畳してDRF表示を行う。このときの表示例を図6Cから図6Fまでに示す。図6Cは、リンク表示602が選択された場合のDRF表示例であって、drf属性の値がブランクの場合を示し、この場合はページ内の全ての情報がフレーム620内でDRF表示される。なお、ボタン606は、DRF表示されているフレーム620を閉じるためのボタンである。当該ボタン606のクリックによりスクリプト1が停止され、フレーム620が閉じられ、グレーアウト表示が終了し図6Aの画面に戻る。図6Dは、リンク表示603が選択された場合のDRF表示例であって、製品「ABC−1DX」の情報のみが選択されてフレーム630内で表示された場合を示す。このときのDRFパラメータは、例えば「.col2Float:first」であり、クラス名col2Floatが設定された最初のタグを指定しており、対応するABC−1DXに関する領域の記載は例えば、以下のようになっている。

0060

<div class="col2Float">
<h3><span class="txt">ABC-1D X</span></h3>
<ul>
<li><a href="http:xxx>使用説明書></a>[13MB]</li>
<li><a href="http:xxxx>クイックスタートガイド></a>[2MB]</li>
<li><a href="http:xxxxx>ポケットガイド></a>[1MB]</li>
<li><a href="http:xxxxxx>有線LAN使用説明書></a>[2MB]</li>
</ul>
</div>

0061

次に、図6Eは、リンク表示604が選択された場合のDRF表示例であって、製品シリーズABC Mシリーズがフレーム640内で表示された場合を示す。このときのDRFパラメータは、例えば「.linkList4:has(h2:contains(ABC Mシリーズ))」であり、クラス名linkList4が設定されたタグであって、ツリーの子要素にh2タグが含まれ、かつ、そのh2タグのツリーの子要素に「ABC Mシリーズ」を含むタグを指定している。対応する領域の記載は、例えば以下のようになる。

0062

<div class="linkList4">
<h2><span class="txt">ABC Mシリーズ</span></h2>
<a name="eos_m">
<div class="col2">
<div class="col2Float">
<h3><span class="txt">ABC M2</span></h3>
<ul>
<li><a href="http:nnn>使用説明書></a>[10MB]</li>
<li><a href="http:nnnn>クイックスタートガイド></a>[2.4MB]</li>
<li><a href="http:nnnnn>ポケットガイド></a>[1MB]</li>
<li><a href="http:nnnnnn>WiFi使用説明書></a>[3MB]</li>
</ul>
</div>
<div class="col2Float">
<h3><span class="txt">ABC M</span></h3>
<ul>
<li><a href="http:mmm>使用説明書></a>[5MB]</li>
<li><a href="http:mmmm>ポケットガイド></a>[1MB]</li>
</ul>
</div></div></div>

0063

次に、図6Fは、リンク表示605が選択された場合のDRF表示例であって、製品シリーズABC Xシリーズがフレーム650内で表示された場合を示す。このときのDRFパラメータは、例えば「.linkList4:has(h2:contains(ABC Xシリーズ))」であり、クラス名linkList4が設定されたタグであって、ツリーの子要素にh2タグが含まれ、かつ、そのh2タグのツリーの子要素に「ABC Xシリーズ」を含むタグを指定している。対応する領域の記載は、上記ABC Mシリーズと同様であるので省略する。

0064

図5E戻り、続くS5355では、複数のDRF表示が許可されているか否かを判定する。複数DRFの表示が許可されている場合にはS5356に移行する。一方、許可されていない場合にはS5357に移行する。なお、図6Cから図6Fに示す表示形態は複数DRFの表示が許可されていない場合に相当し、複数DRFの表示が許可されている場合、図7A図7Bに示すようにリンク元のページの内、リンク表示以外がグレーアウト表示される。図7Aでは、リンク表示603のみが選択され、フレーム630内にDRF表示された場合を示している。その際、未選択(未操作)であるリンク表示601、602、604及び605はグレーアウトされずさらに選択が可能となっている。但し、選択済みのリンク表示603はグレーアウトされる。或いは、リンク表示はグレーアウトせず、選択済みと未選択のDRF対応リンク識別可能に表示し、選択済みリンクに対するページ遷移操作に応じてページ遷移しても良い。例えば、選択済みのリンクは通常表示とする一方、未選択のDRF対応リンクをハイライトしてもよい。なお、リンク表示603のアイコンはDRF表示のフレーム630と共に表示してもよい。或いは、フレーム630をリンク表示603と部分的に重ね合わせて表示したり、吹き出し表示したりするなどして、両者を関連づけてもよい。

0065

次にS5356においてグレーアウトされていないリンク元ページの他のリンクへのDRF表示操作が検知されたかどうかを判定する。もし、DRF表示操作が検知された場合、S533に戻って処理を継続する。図7Bは、更なるリンクが選択された場合の表示の一例を示す。図7Bでは、リンク表示603に追加してリンク表示604が選択され、フレーム640が追加的にDRF表示された場合を示している。この場合、リンク表示604がグレーアウトされ、未選択であるリンク表示601、602及び605はグレーアウトされずさらに選択が可能となっている。なお、上記の例では、DRF表示するフレーム数に制限を設けていないが、所定数(例えば3フレーム)に限定してもよい。その場合には、該当するフレーム数に到達した場合に全てのリンクをグレーアウトしてもよい。但し、その後ボタン606が操作されていずれかのフレームが閉じられた場合には、リンクのグレーアウトが解除され、DRF表示されていないリンクのリンク表示が選択可能となる。或いは、未選択のリンク表示はグレーアウトせず、上限に達した状態で他のリンク表示に対してDRF表示操作がなされた場合、表示済みのDRFのフレームのいずれか(例えば、最初に表示されたフレーム)を閉じて、更に操作されたリンク表示に対応するページをDRF表示してもよい。

0066

S5356でDRF表示操作が検知されない場合はS5357に進み、DRF表示を全て終了するか否かを判定する。DRF表示の終了は、表示されているDRF表示のフレームのボタン606が選択され、全てのフレームが閉じられたかどうかに基づき判定する。もし、1つでもフレームが残っている場合にはS5356による処理に戻る(なお、複数DRF表示が不可の場合でもS5356で「NO」が選択されるだけなので問題はない)。S5357で全てのDRF表示を終了すると判定された場合には、S5358でDRF表示及びグレーアウト表示を終了し、図6Aの画面に戻り、再びS530の操作待ち状態に移行する。

0067

なお、上記の実施形態では図7Aのような未選択リンクをグレーアウトから除外する表示形態を、複数のDRF表示が許可されている場合に限定したが、許可されていない場合であっても当該表示を可能としてもよい。その場合、新しいリンクが選択された場合には、表示対象が新たに選択されたリンク先のページ情報に切り替えられることとなる。即ち、DRF表示用のフレームは常に1つのみ表示されているが、リンク先を順次選択することによりフレーム内に表示するページを切り替えることが可能となる。

0068

また、上記では、ボタン606を操作することによってDRF表示を終了することができたが、DRF表示の終了はボタン操作以外の条件により行ってもよい。例えば、所定の表示時間を設定しておき当該時間が経過した場合にDRF表示を終了することができる。或いは、DRF表示を行うフレーム以外の領域に対して所定の操作(例えばクリック操作や)や所定のキー入力(例えばescキーの入力等)が行われた場合に終了してもよい。

0069

更に、上記の実施形態において、DRF表示のインラインフレームの表示位置はユーザの操作に応じて変更することができ、フレーム内では、リンクのクリックやページのスクロールが可能である。フレーム内のリンクがクリックされた場合には通常のページ遷移操作として受け付けられ(S531で「ページ遷移」)、例えば別ウィンドウでリンク先のページが表示されてもよい。また、表示サイズも通常のウィンドウと同様にフレームの辺や角を利用して変更することができる。

0070

次にウェブサーバ103側の処理を説明する。図5FのステップS700において、ウェブサーバ103は当初要求待ち状態に置かれている。この要求待ち状態においてウェブサーバ103は、クライアント101からステップS511で送信されたページ情報要求、ステップS533又はS536で送信されたリンク先のページ情報の要求のいずれかを受信する。まずステップS501においてページ情報要求を受信すると、ステップS502において要求されたページ情報をサイト情報データベース104から取得しクライアント101へ送信する。その後、ステップS500の要求待ち状態に戻る。さらに、ステップS503においてリンク先のページ情報要求を受信すると、ステップS504に移行して要求されたリンク先のページ情報をサイト情報データベース104から取得し、クライアント101へ送信して、ステップS500の要求待ち状態に戻る。

0071

以上の実施形態によれば、所定のページをブラウザ表示した際に、当該ページに含まれるリンク先のページの情報及び内容をクリックにより画面を切り替えることなくインラインフレームを使ったDRF表示により確認することができる。また、DRF表示が可能なフレーム数は1つに限定されないので、複数のフレームを同時に表示してリンク先の情報を比較することが可能となる。当該リンク先の情報は全てを表示することもできるし、或いは、特定の情報を選択して表示することもできる。

0072

例えば、あるメーカーの製品紹介のページを比較したい場合、製品紹介のページは一般的には比較が可能なように同じ項目に基づいて作成されていることが多い。よって、リンク先をDRF表示する際には同一の項目をリンク先のdrf属性に設定することにより、複数のリンク先ページの特定項目の情報を容易に比較することが可能となる。図8A乃至図8Cを参照して当該効果について説明する。

0073

図8Aは、商品一覧のページであり、プレミアムシリーズという括りで5種類のカメラを示すアイコンが表示されている。各カメラの詳細は対応するアイコンをクリックすることにより表示されるが本発明のDRFを使用することでクリックすることなく複数のカメラの情報を対比することが可能となる。例えば、リンク801をクリックした場合に表示される画面の一例を図8Bに示す。図8Bには、PDC−1というカメラについて詳細な情報が表示される。このとき商品紹介の項目として「概要」、「基本情報」、「主な特徴」といった大項目と、各大項目に属する中項目が存在し、これらの項目は基本的にプレミアムシリーズの商品紹介においては共通しているものとする。この場合、図8Aの5つのリンク先のdrf属性を共通にすれば、複数のDRF表示において共通の項目に関する情報を比較することができる。例えば「主な特徴」を選択した場合(このときのdrf属性は「.section:has(h2:contains(主な特徴))」にできる)、図8Cに示すようにPDC−1とPDC−16の2つのカメラにつき、2つのDRF表示803及び804により「主な特徴」を比較することができる。

0074

また、図8Cでは、特定の項目に絞り込んでDRF表示を行ったが、図8Dに示すようにリンク先の全てのページ情報をDRF表示してもよく、その場合ユーザは各DRFのフレーム内の情報をスクロールバー805を使用してスクロールして任意の項目について比較を行うことができる。

0075

以上の処理(例えば上記図4図5A乃至図5Fに示したフローチャートに従った処理等)をコンピュータプログラムを所定の記憶媒体に記憶させ、この記憶媒体に記憶されているプログラムをコンピュータに読み込ませる(インストール、もしくはコピーさせる)ことで、このコンピュータは以上の処理を行うことができる。よって、コンピュータプログラム及び記憶媒体も本発明の範疇にあることは明白である。また、本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。

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