図面 (/)

技術 自己免疫疾患の治療薬及び治療方法

出願人 学校法人東京理科大学
発明者 岩倉洋一郎村山正承
出願日 2014年11月14日 (5年3ヶ月経過) 出願番号 2015-547807
公開日 2017年3月16日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 WO2015-072544
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 理科大 安全指針 例示的実施 下顎頭 副経路 レジェンド マンナン類 評価スコア
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年3月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題・解決手段

新規CTRP3を含有する自己免疫疾患治療薬、及び、CTRP3を含有する自己免疫疾患の治療薬を、自己免疫疾患の治療を必要とする対象に投与することを含む新規な自己免疫疾患の治療方法を提供する。

概要

背景

関節リウマチ(RA)は、関節局所における炎症や関節の変形および骨破壊が特徴的な自己免疫疾患である。IL−1、IL−6、TNF−α、およびIL−17などの炎症性サイトカインがRAの発生に重要な役割を果たし、これらのサイトカインに対する抗体及び阻害剤がRAの治療に使用されている。高力価自己抗体がRA患者血清中に検出されるので、B細胞に対する抗体もRAの治療に有用である。これらのアプローチによってRA治療の有効性が大いに改善された。しかしながら、これらの治療では効果が無い、またはこれらの治療の間に効果が無くなる患者もいるため、新しい治療法の開発が未だに待たれている。

発明者らは以前に2つのRAモデルを作製した。一方はI型ヒトT細胞白血病ウイルスHTLV−I)遺伝子導入(Tg)マウスであり、他方はIL−1受容体アンタゴニスト(IL−1Ra)欠損(KO)マウスであり、両者とも自己免疫性関節炎自然発症する。複数の遺伝子が自己免疫疾患の発生に関係するとされているので、発明者らはDNAマイクロアレイ技術を用いて新しい疾患関連遺伝子を探索した。発明者らは、RAモデルマウス野生型(WT)マウスとの間の網羅的遺伝子発現解析の結果として、野生型マウスと比較して両方のRAモデルで有意に発現変動していた554の遺伝子を同定した(N.Fujikado et al., Arthritis Res Ther 8 (2006) R100)。C1qtnf3遺伝子はそれらの遺伝子のうちの1つであり、CTRP3(C1q/TNF−related protein 3、CORS−26、カートデュシンおよびカートネクチンとも呼ばれる)をコードし、両方のモデルにおいてよく発現している。

CTRP3は短いN末端可変領域、コラーゲンドメインおよびC末端補体C1qドメインからなる可溶性分泌タンパク質である(R. Ghai et al., Immunobiology 212 (2007) pp253-266)。CTRP3はC1q/TNF−related protein(CTRP)ファミリーメンバーに属し(L.Shapiro et al., Curr Biol 8 (1998) pp335-338)、TNFおよび補体C1qに似た結晶構造を有する(J.R. Dunkelberger et al., Cell Res 20 (2010) pp34-50)。補体C1qのC1qドメインが抗原結合IgMまたはIgGの認識、およびC1q受容体(C1qR)への結合に重要であり、また、アディポネクチンのC1qドメインがアディポネクチン受容体(adipoR1およびadipoR2)への結合に重要であることが以前の報告により示された。CTRPファミリーメンバー宿主防御、炎症およびグルコース代謝関与する(R. Ghai et al., Immunobiology 212 (2007) pp253-266)。CTRP3は増殖因子として同定され、軟骨形成前駆細胞軟骨細胞の増殖を促進する(T. Maeda et al., J Cell Physiol 206 (2006) pp537-544.)。近年、CTRP3がインビトロヒト脂肪細胞単球および線維芽細胞からの炎症性サイトカインの分泌を減少させることが報告された(A. Kopp et al., Endocrinology 151 (2010) pp5267-5278、J. Weigert et al., FEBSLett 579 (2005) pp5565-5570、C. Hofmann et al., Inflamm Bowel Dis 17 (2011) pp2462-2471)。

概要

新規なCTRP3を含有する自己免疫疾患の治療薬、及び、CTRP3を含有する自己免疫疾患の治療薬を、自己免疫疾患の治療を必要とする対象に投与することを含む新規な自己免疫疾患の治療方法を提供する。

目的

本発明によれば、新規な自己免疫疾患の治療薬、新規な自己免疫疾患の治療方法、及び、新規な自己免疫疾患モデル動物などを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
- 件
牽制数
- 件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

該当するデータがありません

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

CTRP3を含有する、自己免疫疾患治療薬

請求項2

前記自己免疫疾患関節リウマチ又は多発性硬化症である、請求項1に記載の自己免疫疾患治療薬。

請求項3

CTRP3を含有する自己免疫疾患治療薬を、自己免疫疾患の治療を必要とする対象に投与すること、を含む自己免疫疾患を治療する方法。

請求項4

自己免疫疾患が関節リウマチ又は多発性硬化症である、請求項3に記載の自己免疫疾患を治療する方法。

技術分野

0001

本発明は、C1q/TNF−related protein 3(CTRP3)を含有する、自己免疫疾患治療薬に関する。

背景技術

0002

関節リウマチ(RA)は、関節局所における炎症や関節の変形および骨破壊が特徴的な自己免疫疾患である。IL−1、IL−6、TNF−α、およびIL−17などの炎症性サイトカインがRAの発生に重要な役割を果たし、これらのサイトカインに対する抗体及び阻害剤がRAの治療に使用されている。高力価自己抗体がRA患者血清中に検出されるので、B細胞に対する抗体もRAの治療に有用である。これらのアプローチによってRA治療の有効性が大いに改善された。しかしながら、これらの治療では効果が無い、またはこれらの治療の間に効果が無くなる患者もいるため、新しい治療法の開発が未だに待たれている。

0003

発明者らは以前に2つのRAモデルを作製した。一方はI型ヒトT細胞白血病ウイルスHTLV−I)遺伝子導入(Tg)マウスであり、他方はIL−1受容体アンタゴニスト(IL−1Ra)欠損(KO)マウスであり、両者とも自己免疫性関節炎自然発症する。複数の遺伝子が自己免疫疾患の発生に関係するとされているので、発明者らはDNAマイクロアレイ技術を用いて新しい疾患関連遺伝子を探索した。発明者らは、RAモデルマウス野生型(WT)マウスとの間の網羅的遺伝子発現解析の結果として、野生型マウスと比較して両方のRAモデルで有意に発現変動していた554の遺伝子を同定した(N.Fujikado et al., Arthritis Res Ther 8 (2006) R100)。C1qtnf3遺伝子はそれらの遺伝子のうちの1つであり、CTRP3(C1q/TNF−related protein 3、CORS−26、カートデュシンおよびカートネクチンとも呼ばれる)をコードし、両方のモデルにおいてよく発現している。

0004

CTRP3は短いN末端可変領域、コラーゲンドメインおよびC末端補体C1qドメインからなる可溶性分泌タンパク質である(R. Ghai et al., Immunobiology 212 (2007) pp253-266)。CTRP3はC1q/TNF−related protein(CTRP)ファミリーメンバーに属し(L.Shapiro et al., Curr Biol 8 (1998) pp335-338)、TNFおよび補体C1qに似た結晶構造を有する(J.R. Dunkelberger et al., Cell Res 20 (2010) pp34-50)。補体C1qのC1qドメインが抗原結合IgMまたはIgGの認識、およびC1q受容体(C1qR)への結合に重要であり、また、アディポネクチンのC1qドメインがアディポネクチン受容体(adipoR1およびadipoR2)への結合に重要であることが以前の報告により示された。CTRPファミリーメンバー宿主防御、炎症およびグルコース代謝関与する(R. Ghai et al., Immunobiology 212 (2007) pp253-266)。CTRP3は増殖因子として同定され、軟骨形成前駆細胞軟骨細胞の増殖を促進する(T. Maeda et al., J Cell Physiol 206 (2006) pp537-544.)。近年、CTRP3がインビトロヒト脂肪細胞単球および線維芽細胞からの炎症性サイトカインの分泌を減少させることが報告された(A. Kopp et al., Endocrinology 151 (2010) pp5267-5278、J. Weigert et al., FEBSLett 579 (2005) pp5565-5570、C. Hofmann et al., Inflamm Bowel Dis 17 (2011) pp2462-2471)。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、インビボでのCTRP3の生理学的役割は未だに解明されずにきた。当然に、RA等の自己免疫疾患におけるCTRP3の役割も不明であった。本発明の課題の1つは、新規な自己免疫疾患の治療薬を提供することである。

0006

発明者らは、CTRP3をコードする遺伝子であるC1qtnf3をノックアウトしたマウス(C1qtnf3−/−マウス)を作製し、自己免疫性関節炎発症におけるCTRP3の影響を調べた。さらに、疾患モデル動物にCTRP3を投与してその効果を確認した。

課題を解決するための手段

0007

本発明は以下の態様を含む。
<1>CTRP3を含有する、自己免疫疾患治療薬
<2> 前記自己免疫疾患が関節リウマチ又は多発性硬化症である、<1>に記載の自己免疫疾患治療薬。
<3> CTRP3を含有する自己免疫疾患治療薬を、自己免疫疾患の治療を必要とする対象に投与すること、を含む自己免疫疾患を治療する方法。
<4> 前記自己免疫疾患が関節リウマチ又は多発性硬化症である、<3>に記載の自己免疫疾患を治療する方法。
<5> <1>または<2>に記載の自己免疫疾患治療薬としてのCTRP3の使用。
<6> <1>または<2>に記載の自己免疫疾患治療薬の製造におけるCTRP3の使用。
<7> C1qtnf3遺伝子を欠損していることを特徴とする、関節リウマチ又は多発性硬化症のモデル動物

発明の効果

0008

本発明によれば、新規な自己免疫疾患の治療薬、新規な自己免疫疾患の治療方法、及び、新規な自己免疫疾患モデル動物などを提供することができる。

図面の簡単な説明

0009

C1qtnf3−/−マウスについて説明する図である。(A)野生型マウス(WT)、HTLV−ITgマウス(Tg)、およびIL−1RaKOマウス(KO)の足首の関節におけるC1qtnf3mRNAの発現を定量的RTPCRにより測定した(野生型:n=6、HTLV−I Tg:n=6、およびIL−1Ra KO:n=7)。平均値標準誤差が示されている。*P<0.01、**P<0.001。(B)マウスC1qtnf3遺伝子座野生型アレル)、C1qtnf3ターゲティングコンストラクトターゲティングベクター)、および予想される変異C1qtnf3遺伝子(MTアレル)の構造。エクソン黒色ボックスで表されている。ネガティブ選択のためにジフテリア毒素遺伝子(DT)がそのゲノム断片の5’末端に取り付けられた。SacII(S)を線状化のために使用した。(C)C1qtnf3遺伝子座の相同組換えは、EcoRI(E)またはHindIII(H)で消化されたゲノムでそれぞれ5’プローブ上段)または3’プローブ(下段)を使用してサザンブロットハイブリダイゼーションにより調査された。(D)C1qtnf3転写物欠如は図B中のプライマー(→←)を使用してRT−PCRにより確認された。
C1qtnf3−/−マウスではコラーゲン誘導関節炎(Collagen-induced arthritis:CIA)が悪化することを示す図である。(A)はCIAの発症率を示し、(B)は重症度を示す。これらのデータは2つの独立した実験から組み合わされた(野生型:n=16およびC1qtnf3−/−:n=17)。(C)は関節炎誘導後の42日目における足首の関節の病理組織診断の結果を示す。代表的な組織診断のうちの1つが(C)に示されている。H&E染色。脛骨距骨および舟状骨がそれぞれTib、Tal、およびNavと表されている。スケールバー:300μm(左)、100μm(中央)、および30μm(右)。(D)は組織学スコア(野生型、C1qtnf3−/−:それぞれn=5)を示す。*P<0.05、***P<0.001。平均値と標準誤差が示されている。
C1qtnf3−/−マウスにおいて炎症が増大することを示す図である。(A、B)関節炎誘導後の7日目における血漿中の補体C3aレベル(A)とC5aレベル(B)をELISAにより測定した(野生型、C1qtnf3−/−:それぞれn=6)。ここで、「関節炎誘導後の7日目」は、最初のIICの皮内注射を行った日を0日としたときの7日目を指す。(C)古典経路(CP)、レクチン経路(LP)および第二経路(AP)の補体活性化をC3b沈着により測定した(野生型、C1qtnf3−/−:それぞれn=8)。類似の結果を有する別の独立した実験においてデータが再現された。平均値と標準誤差が示されている。(D)関節炎誘導後の42日目における足首の関節におけるTNF−α、IL−1b、IL−6及びIL−10のメッセンジャーRNA発現を半定量的PCRにより測定した(野生型、C1qtnf3−/−:それぞれn=9)。(E)1ng/mlのCTRP3が存在しない、または存在する状態でのIL−1α(0〜10pg/ml)刺激後の滑膜細胞からのIL−6産生をELISAにより測定した(野生型、C1qtnf3−/−:それぞれn=3)。類似の結果を有する別の独立した実験において全てのデータが再現された。*P<0.05、**P<0.01。平均値と標準誤差が示されている。
II型コラーゲン(IIC)特異的抗体産生がC1qtnf3−/−マウスにおいて増強されたことを示す図である。(A、B)関節炎誘導後の42日目にCD4特異的抗体、B220特異的抗体およびCD11c特異的抗体を使用して鼠径部LNにおいて数(A)と細胞集団の割合(B)をフローサイトメトリーにより分析した(野生型:n=9、C1qtnf3−/−:n=11)。類似の結果が別の独立した実験において得られた。(C、D)関節炎誘導後の7日目に鼠径部LN細胞を取り出し、IIC(0、100、200μg/ml)と共に培養した。次に、IIC特異的増殖応答を[3H]TdRの取込みにより測定した(C)。培養上清におけるIFN−γの濃度を測定した(野生型、C1qtnf3−/−:それぞれn=4)(D)。類似の結果が別の独立した実験において得られた。
IIC特異的抗体産生がC1qtnf3−/−マウスにおいて増強されたことを示す図である。(E)関節炎誘導後の42日目において血清採取し、IIC特異的IgGレベルをELISAにより測定した。2つの独立した実験のデータが組み合わされ、示されている(野生型:n=16およびC1qtnf3−/−:n=17)。(F)B細胞を抗IgMAb(0〜10μg/ml)およびCTRP3(0、10、100ng/ml)と共に培養した。次に、増殖応答を[3H]TdRの取込みにより測定した(野生型、C1qtnf3−/−:n=3)。(G)CTRP3(0〜500ng/ml)が存在する状態でのC5a刺激(0〜1ng/ml)の後の好中球からのIL−1β産生をELISAにより測定した(野生型、C1qtnf3−/−:それぞれn=3)。別の独立した実験において全てのデータが再現可能であった。*P<0.05、**P<0.01。平均値と標準誤差が示されている。
C1qtnf3−/−マウスでは実験的免疫性脳脊髄炎(Experimental autoimmune encephalomyelitis:EAE)が悪化することを示す図である。 (A)はEAEの発症率を示し、(B)は重症度を示す。これらのデータは2つの独立した実験から組み合わされた(野生型:n=18およびC1qtnf3−/−:n=18)。
CTRP3投与の治療効果を示す図である。(A)は関節炎の発症率を示し、(B)は重症度を示す。

0010

CTRP3の受容体ならびにその受容体発現する細胞は未だに同定されていないため、CTRP3の正確な役割を解明することは困難であった。それにもかかわらず、発明者らは、C1qtnf3−/−マウスを作製し、自己免疫性関節炎の発症に対するCTRP3の効果を調査した。発明者らは自己免疫性関節炎のモデル動物にCTRP3を投与し、自己免疫性関節炎の発症率及び重症度が改善することを見出し、CTRP3が自己免疫性関節炎の発症及び重症度を軽減することが明確に示された。CTRP3が、新たな機序により作用する関節リウマチ(RA)などの自己免疫疾患の治療のための医薬として有用であることを示している。

0011

本明細書において「工程」との語は、独立した工程だけではなく、他の工程と明確に区別できない場合であってもその工程の所期の目的が達成されれば、本用語に含まれる。
また本明細書において「〜」を用いて示された数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値および最大値として含む範囲を示す。
さらに本明細書において組成物中の各成分の量は、組成物中に各成分に該当する物質が複数存在する場合、特に断らない限り、組成物中に存在する当該複数の物質の合計量を意味する。
以下、本発明の態様について説明する。

0012

自己免疫疾患は、自己の免疫系が、自己の細胞/組織攻撃し細胞/組織の炎症及び損傷を引き起こす疾患である。自己免疫疾患としては、関節リウマチ、多発性硬化症、全身性エリテマトーデスループス)、クローン病炎症性大腸炎等の炎症性腸疾患及びベーチェット病、等が挙げられる。本発明に係る自己免疫疾患治療薬又は自己免疫疾患の治療方法が適用される自己免疫疾患としては、関節リウマチ又は多発性硬化症であることが特に好ましい。

0013

関節リウマチは自己免疫疾患であり、サイトカイン、ケモカインメタロプロテアーゼ等によって仲介される組織障害を引き起こす。関節リウマチでは、関節に炎症を起こし関節構造進行性破壊をしばしば生じる。

0014

多発性硬化症(Multiple Sclerosis:MS)は、脳、脊髄視神経などに炎症が起こり、運動麻痺感覚障害などの神経症状の悪化を繰り返す、中枢神経髄鞘抗原を標的にした自己免疫疾患である。MSの治療にはリツキシマブが有効と報告されており、MSの病態にはB細胞が関与すると考えられている。

0015

CTRP3は、ヒトCTRP3の場合246アミノ酸残基で構成され、その典型的なアミノ酸配列及び核酸配列は以下に示す通りである。NCBIのGenebankには、ヒトCTRP3のアミノ酸配列として、アクセッション番号:AAI12926及びQ9BXJ4など、ヒトCTRP3をコードする核酸配列として、アクセッション番号:BC112925、EU399231、EU399232などが登録されている。ヒト以外の生物由来するCTRP3を用いてもよく、ヒト以外の生物のCTRP3のアミノ酸配列及び遺伝子配列もGenebankデータベースなどのデータベースもしくは既報の論文等から入手することができる。

0016

<ヒトCTRP3のアミノ酸配列(配列番号1)>
LWRQLIYWQLLLFFLPFCLCQDEYMESPQTGGLPPDCSKCCHGDSFRGYQGPPGPPGPPGIPGNHGNNGNNGATGHEGAGEKGDKGDLGPRGERGQHGPKGEKGYPGIPPELQIAFMASLATHFSNQNSGIIFSSVETNIGNFFDVMTGRFGAPVSGVYFFTFSMMKHEVEEVYVYLMHNGNTVFSMYSYEMGKSTSSHAVLKLAKGDEVWLRMGNGALHGDHQRFSTFAGFLLFETK

0017

<ヒトCTRP3の核酸配列(配列番号2)>
TGCTTTGGAGGCAGCCATTATTGGCAACTGCTGGCTTTGTTTTTCCTCCCTTTTTGCCTGTGTCAAGATGAATACATGGAGTCTCCACAAACCGGAGGACTACCCCCAGACTGCAGTAAGTGTTGTCATGGAGACTACAGCTTTCGAGGCTACCAAGGCCCCCCTGGGCCACCGGGCCCTCCTGGCATTCCAGGAAACCATGGAAACAATGGCAACAATGGAGCCACTGGTCATGAAGGAGCCAAAGGTGAGAAGGGCGACAAAGGTGACCTGGGGCCTCGAGGGGAGCGGGGGCAGCATGGCCCCAAAGGAGAGAAGGGCTACCCGGGGATTCCACCAGAACTTCAGATTGCATTCATGGCTTCTCTGGCAACCCACTTCAGCAATCAGAACAGTGGGATTATCTTCAGCAGTGTTGAGACCAACATTGGAAACTTCTTTGATGTCATGACTGGTAGATTTGGGGCCCCAGTATCAGGTGTGTATTTCTTCACCTTCAGCATGATGAAGCATGAGGATGTTGAGGAAGTGTATGTGTACCTTATGCACAATGGCAACACAGTCTTCAGCATGTACAGCTATGAAATGAAGGGCAAATCAGATACATCCAGCAATCATGCTGTGCTGAAGCTAGCCAAAGGGGATGAGGTTTGGCTGCGAATGGGCAATGGCGCTCTCCATGGGGACCACCAACGCTTCTCCACCTTTGCAGGATTCCTGCTCTTTGAAACTAAGTAA

0018

本発明の1つの態様は、CTRP3を含有する自己免疫疾患治療薬である。CTRP3の製造方法は特に制限はなく、既知のアミノ酸配列又はポリヌクレオチド配列に基づいて、例えば、遺伝子組換え法、合成法等により得てもよく、市販品を用いてもよい。

0019

遺伝子組換え法によりCTRP3を製造する場合、例えば、発現ベクターを用いて大腸菌酵母などの微生物植物細胞昆虫細胞、又は動物細胞にCTRP3をコードする遺伝子を導入しCTRP3を発現させればよい。ヒトCTRP3を製造する場合、立体構造の保持及び翻訳後修飾の観点から、哺乳動物細胞が特に好ましく用いられる。CTRP3の化学合成法による製造は、液相法固相法、Boc法、Fmoc法等を単独であるいは組み合わせて行えばよい。市販品としては、例えば、組換えヒトCTRP3(Avisceraバイオサイエンス社、USA)が挙げられる。

0020

CTRP3は、その生理学的機能が損なわれない範囲で、既知のアミノ酸配列に一部のアミノ酸残基が付加、置換又は欠失した変異型CTRP3であってもよく、既知のポリヌクレオチド配列に1以上の塩基が付加、置換又は欠失した変異型CTRP3であってもよい。CTRP3は、CTRP3の誘導体であってもよい。CTRP3の誘導体としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。CTRP3の誘導体としては、例えば、CTRP3に、糖鎖オリゴヌクレオチドポリヌクレオチドポリエチレングリコール、その他の医薬品として許容される添加剤又は処理剤を結合したもの等が挙げられる。

0021

本発明に係る自己免疫疾患治療薬の投与方法は特に限定されず、非経口投与及び経口投与のいずれであってもよい。非経口的に関節内注射筋肉内注射静脈内注射、又は皮下注射により投与する場合には、等張化剤として食塩グルコース等の溶質製剤用添加物として加えた無菌溶液を調製して投与することが好ましい。非経口投与に適した医薬組成物としては、例えば、注射剤点滴剤吸入剤経皮吸収剤経粘膜吸収剤等が挙げられる。本発明に係る自己免疫疾患治療薬は、注射剤として関節内注射又は静脈内注射によって投与することが好ましいが、これらに限定はされない。注射剤に適した剤型としては、水性注射剤非水性注射剤、懸濁性注射剤、乳濁性注射剤、凍結乾燥注射剤、粉末注射剤充填済注射剤及びカートリッジ剤等が挙げられる。
経口投与に適した剤型としては、例えば、錠剤カプセル剤粉剤顆粒剤液剤エリキシル剤等が挙げられる。

0022

本発明に係る自己免疫疾患治療薬の投与量は、自己免疫疾患治療薬として有効な量であればよい。例えば、CTRP3の投与量として0.1μg/kg〜10mg/kg/日とすればよい。投与量は、年齢、病態、症状等により適宜増減することが好ましい。また、複数回投与してもよい。複数回投与する場合には、投与間隔は病態、症状等により適宜増減することが好ましい。

0023

本発明に係る自己免疫疾患治療薬は、他の薬剤と組み合わせて投与してもよい。例えば、ステロイド剤高分子ヒアルロン、又は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)と組み合わせて、合剤又はキットの形態としてもよい。

0024

本発明に係る自己免疫疾患治療薬の製剤用添加物としては、例えば、水、生理食塩液デキストロース又は類似の糖溶液等の液状媒体エチレングリコールプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレンリコール等のグリコール類亜硫酸塩等の抗酸化剤クエン酸ナトリウム酢酸ナトリウムリン酸ナトリウム等のpH調節剤及び緩衝剤ピロ亜硫酸ナトリウムEDTAチオグリコール酸チオ乳酸等の安定化剤塩化ナトリウムブドウ糖等の等張化剤;塩酸プロカイン塩酸リドカイン等の局所麻酔剤ジメチルスルホキシドDMSO)等の界面活性剤などが挙げられる。また、これらの他にも剤型に合わせて公知の添加物を含有することができる。

0025

投与対象となる動物種としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ヒト、サルブタウシヒツジヤギイヌネコ、マウス、ラットモルモットウサギトリ等が挙げられる。投与対象となる動物種と、自己免疫疾患に含有されるCTRP3が由来する動物種は一致することが望ましいが、限定はされない。例えば、投与対象がヒトである場合には、薬剤としての効果が高いこと及び免疫反応等の副作用が少ないという観点から、ヒトCTRP3若しくはヒトCTRP3に由来する変異型CTRP3、又はこれらの誘導体を用いることが好ましい。しかし、ヒトを対象とした自己免疫疾患治療薬に他の動物由来のCTRP3を用いてもよい。

0026

本発明の1つの態様は、CTRP3を含む薬剤を、自己免疫疾患の治療を必要とする対象に投与することを含む、自己免疫疾患を治療するための方法を包含する。投与対象となる動物種としては特に制限はなく、必要に応じて適宜選択すればよい。ヒトを投与対象としてもよいし、サルなどの霊長類、ブタ、ウシ、ヒツジ、ヤギ、イヌ、ネコ、マウス、ラット、モルモット及びウサギなどの哺乳類、トリなどの鳥類を含む非ヒト動物を投与対象としてもよい。自己免疫疾患は、関節リウマチ又は多発性硬化症であることが好ましい。

0027

本発明の1つの態様は、C1qtnf3遺伝子を欠損していることを特徴とする、関節リウマリなどの自己免疫疾患のモデル動物を包含する。自己免疫疾患のモデル動物は、C1qtnf3遺伝子をホモで欠損していてもヘテロで欠損していてもよいが、ホモで欠損していることが好ましい。対象となる動物種は特に限定されないが、マウス又はラットが好ましく用いられる。CTRP3と自己免疫疾患との関連は知られておらず、新たな自己免疫疾患モデル動物を提供することができる。特に、関節リウマチ又は多発性硬化症のモデル動物として適している。

0028

C1qtnf3遺伝子の配列は前述の通り公知である。C1qtnf3遺伝子を欠損させたモデル動物を作製する方法は公知であり、既存の方法を使用することができる。例えば、胚性幹細胞のC1qtnf3遺伝子を相同組換え法により欠損させ、これをマウス胚盤胞に注入してキメラマウスを作成し、遺伝子を欠損した生殖細胞を有するキメラマウスの交配する方法、などを例示することができる。

0029

以下、本発明を実施例にて詳細に説明する。しかしながら、本発明はそれらに何ら限定されるものではない。
なお、特に記載がない場合には、統計解析スチューデントの両側t検定により行われた。

0030

[実施例1]C1qtnf3−/−マウスの作製
発明者らは以前に、2つのRAモデルであるHTLV−ITgマウスとIL−1RaKOマウスのDNAマイクロアレイを用いる網羅的遺伝子発現解析に基づいて、C1qtnf3を自己免疫関連遺伝子の候補として特定した。qPCR技術を用いてRAモデルマウス(HTLV−I Tgマウス及びIL−1Ra KOマウス)の関節局所におけるC1qtnf3の発現の亢進を確認した(図1A)。C1qtnf3の発現は、HTLV−I TgマウスIl及びIL−1Ra−/−マウスの他に、K/BxNマウスの関節において非常に亢進されることが報告されている(参考文献22)。C1qtnf3−/−マウスを作製し、CIAの発症におけるCTRP3の影響を調べた。

0031

C1qtnf3遺伝子を含むゲノムDNAをC57BL/6に由来するEGR−101ES細胞から単離した(参考文献14)。ターゲティングベクターは、loxP配列に挟み込まれたホスホグリセリン酸キナーゼ(PGK)1プロモーター下のネオマイシン耐性遺伝子(Ned)を含む1.7KbのDNA断片でC1qドメインをコードするC1qtnf3遺伝子のエクソン4を含む170bpのゲノム断片を置き換えることによって構築された。ターゲティングされたESクローンのネガティブ選択のためにMC1プロモーター下のジフテリア毒素(DT)A遺伝子をターゲティングベクターの3’末端にライゲーションした。そのターゲティングベクターを電気穿孔法によりES細胞に導入し、G418耐性クローンを選択した(ナカライテスク株式会社、日本)。PCRとサザンブロッティング図1C)により相同組換えESクローンをスクリーニングした。PCRには次のプライマーを使用した:5’−GCAGTAACAATGGCAACAGCAG−3’(配列番号3)、5’−GCTCGGTACCCATCAAGCTTAT−3(配列番号4)。また、5’プローブは次のプライマーで増幅したDNA断片を使用した:5’−TGAAGAAAGGGCTTGGGCATCTTT−3’ (配列番号5)、5’−AAGAAACCTGCTCCCAGCTCCAA−3’ (配列番号6)。 3’プローブとしては、次のプライマーで増幅したDNA断片を使用した:5’−GATATGAAGGATGTTGAAGTCGGG−3’ (配列番号7)、5’−TCTATGCAAATGCATCCTTTGAGG−3’ (配列番号8)。ターゲティングされたESクローンの核型分析の後に凝集法によりキメラマウスを作製した(参考文献15)。次のPCRプライマーを使用してC1qtnf3欠損マウス遺伝型解析を実施した:プライマー1、5’‐GATGCAGAGCAATATCACACAG‐3’(配列番号9);プライマー2、5’‐GTTGATTCTTGCATCTCACCTG‐3’(配列番号10);プライマー3、5’‐GCTCGGTACCCATCAAGCTTAT‐3’(配列番号11)。プライマー1と2は野生型アレル(336bp)を検出するために使用され、プライマー1と3は変異体アレル(195bp)を検出するために使用された。また、C1qtnf3転写物の欠如をRT−PCRにより確認した(図1D)。C1qtnf3−/−マウスは稔性があり、予想されるメンデル比で産まれ、1年齢の前には明確な異常を示さなかった。

0032

CTRP3が軟骨形成前駆細胞と軟骨細胞の増殖をインビトロで促進することが報告されており(参考文献10、23)、CTRP3が軟骨形成に関係することが示唆されている。また、下顎頭軟骨の発生における関与も示唆されている(参考文献23)。しかしながら、C1qtnf3−/−マウスにおいて明確な骨格異常は検出されなかった。また、C1qtnf3−/−マウスは稔性があり、予想されるメンデル比で産まれ、明らかな骨格変形は全く無かった。アディポネクチンなどの他のCTRPファミリーメンバーも軟骨形成の調節に関与しているので(参考文献24)、CTRP3欠損の効果が他のCTRPファミリーメンバーによって補償されている可能性はある。

0033

[実施例2]C1qtnf3−/−マウスにおけるコラーゲン誘導性関節炎(CIA)の発症率及び重症度
1.コラーゲン誘導性関節炎(CIA)の誘導
自己免疫性関節炎の発生におけるCTRP3の役割を評価するために、C1qtnf3−/−マウスを用いてCIAを実施した。
完全フロイントアジュバント(CFA)で乳化した100μlの2mg/mlのII型コラーゲン(IIC)(シグマ社、米国)を用いてメスの野生型マウス又はC1qtnf3−/−マウスに免疫した。CFAは不完全フロイントアジュバントサーモ・サイエンティフィック社、米国)と1.65mg/mlの加熱殺菌した結核菌(Mycobacterium tuberculosis)(H37Ra;Difco社、米国)から成り、0日目に尾の基部近くの3か所に皮内注射された。21日目にマウスに同量のIIC/CFAを以前の注射部位の近くの皮内にブースター注射した。

0034

2.コラーゲン誘導性関節炎(CIA)の発生の臨床スコアによる評価
肉眼による評価により関節炎の発生を判定した。それぞれの足における関節炎の発生を次のように等級付けした:0=変化無し;1=軽度の腫脹;2=明確な関節の腫脹;3=重度の関節の腫脹と強直性変化(個々のマウスについて最大で12ポイント)(参考文献19、20)。CIAの発症率をカイ二乗検定により評価した。
図2Aに示されているように、野生型マウスと比較してC1qtnf3−/−マウスにおける関節炎の発生率が上昇し、C1qtnf3−/−マウスの関節炎の臨床スコアが顕著に増加した(図2B)。臨床スコアはマンホイットニーU検定により評価した。

0035

3.コラーゲン誘導性関節炎(CIA)の発生の病理組織診断による評価
エーテル麻酔下でマウスを殺処理し、病理組織診断のために後肢の足首の関節を取り出し、固定し、脱灰化し、パラフィン包埋した。距骨全体の2〜3μm厚の連続切片矢状に作製し、光学顕微鏡法による検査のためにH&Eで染色した。踵骨と足首の関節の前方と後方滑膜組織を含んで病変病理組織学的に評価した。各関節を0〜3の尺度で等級付けした。その等級付けでは0=正常、1=わずかな炎症細胞浸潤を有する肥厚化滑膜表層の増殖、2=第1等級の変化と滑膜下層組織における肉芽腫病変、および3=第2等級の変化とパンヌス形成と骨破壊である。足首の関節の関節炎インデックスを各マウスの距骨、および脛骨と踵骨を含む周りの骨の等級の平均から推定した(参考文献20)。

0036

最初のIIC/CFA免疫後42日目における野生型マウスの足首の関節の組織に軽度の病理的変化が認められた。対照的に、C1qtnf3−/−マウスの足首の関節の組織学的調査により、滑膜表層細胞の増殖、炎症性細胞浸潤、およびパンヌス形成を伴う骨破壊を含む、野生型マウスと比較して重症の変化が認められた(図2Cおよび2D)。

0037

CIAがC1qtnf3−/−マウスにおいて大いに増悪化されることが示された。これらの結果より、CTRP3がCIAの発症を抑制することが示された。

0038

[実施例3]CTRP3のRAにおける役割の解析
1.補体系における役割
CTRP3は補体C1qドメインを有するので、補体系がCTRP3機能に関与する可能性を調査した。最初のIIC/CFA免疫後7日目におけるマウスから血漿を採取し、ELISAにより補体活性産物C3aおよびC5aのレベルを測定した。血漿中のC3aとC5aレベルを、捕捉抗体被覆プレートとC3aまたはC5aに対する検出抗体(BDファーミンジェン社、米国)を使用するサンドイッチELISAにより、メスのマウス(8〜10週齢)に由来する10mMのEDTAでキレートした血漿を使用して測定した。その結果、C1qtnf3−/−マウスにおけるC3aとC5aのレベルはC1qtnf3+/+マウスにおけるものと同様であることを示した(図3Aおよび3B)。

0039

さらに、インビトロ補体活性化アッセイにより、CTRP3の補体活性化への影響を調べた。
プレート(Nunc社、デンマーク)を古典的経路(CP)、レクチン経路(LP)および副経路(AP)の補体活性化のアッセイのためにそれぞれOVA/抗OVA免疫複合体(OVA:シグマ社、米国、および抗OVA Ab:ミリポア社、ドイツ)、50μg/mlのマンナン類(シグマ社、米国)、または200μg/mlのLPS(シグマ社、米国)で被覆した(参考文献16、17、18)。オスのマウスから血清を得て、CP活性LP活性のアッセイのためにはGVB++緩衝液希釈し、AP活性のためにはGVB/Mg2+EGTA緩衝液で希釈した。希釈したマウス血清(10%)をプレート上に37℃で1時間保温し、冷20mMEDTA/PBSにより反応を停止させた。マウスC3に対するラットモノクローナル抗体(Abcam社、英国)によりC3bの沈着を検出した。その結果、CTRP3欠損はインビトロでは補体活性化に影響しないことを発見した(図3C)。

0040

CTRPファミリーの1つであるアディポネクチンはC1qの活性化による補体古典的経路の調節(参考文献25)、および補体H因子との共同作業による副経路の調節(参考文献26)に関与することが報告されている。よって、補体系の調節におけるCTRPファミリーメンバーの関与も示唆される。しかし、C1qtnf3−/−マウスにおいて補体系の異常は検出されなかった。このことは、CTRP3が補体系の調節に関与していないことを示唆する。また、C3aとC5aのレベル及びインビトロ補体活性化アッセイの結果は、CTRP3が補体調節因子ではないことを示している。

0041

2.サイトカイン産生における役割
野生型マウス又はC1qtnf3−/−マウスへの最初のIIC/CFA免疫後42日目における関節局所でのサイトカインの発現を調査した。足首の関節におけるTNF−α、IL−1b、IL−6及びIL−10のメッセンジャーRNA発現を定法に従い半定量的PCRにより測定した。その結果、関節炎を生じた関節局所におけるTNF−α、IL−1b、IL−6及びIL−10の発現量は、野生型マウスよりもC1qtnf3−/−マウスにおいて増加することが示された(図3D)。

0042

これらのサイトカインは、滑膜細胞から放出されることが知られているので、CTRP3欠損が滑膜細胞からの炎症性サイトカイン産生に影響するか調査した。初代滑膜細胞を野生型マウス又はC1qtnf3−/−マウスの膝頭と足首の滑膜から回収し、10%FBSと1%ペニシリンストレプトマイシンを含むDMEM培地(Gibco社)中で培養した。96ウェルプレート上で1ng/mlのヒト組換えCTRP3(アディポバイオサイエンス社、米国)が存在しない、または存在する状態で1×104個の細胞をIL−1α(0、1、5および10pg/ml)で24時間刺激した。次に、24時間後の培養上清中のIL−6レベルをマウスIL−6ELISAMAX(商標)Standard(バイオレジェンド社、米国)を用いて測定した。

0043

その結果、C1qtnf3−/−マウスの滑膜細胞に由来するIL−6は野生型マウスのものと同様であり、外来性のCTRP3は滑膜細胞からのIL−6の放出を抑制しないことが示された(図3E)。

0044

これらの観察結果より、滑膜細胞ではなく、関節に浸潤した免疫細胞がC1qtnf3−/−マウスにおける炎症の抑制の原因であることが示唆される。
CTRP3がヒト単球における炎症性サイトカインの放出を抑制することが報告されている(参考文献12)。しかし、CTRP3は関節炎の関節の滑膜細胞のサイトカイン産生を抑制しなかった。

0045

3.IICに対する免疫応答における役割
滑膜表層と関節周囲領域へのT細胞とB細胞の浸潤はRA患者ならびにRAモデルにおいて共通して観察される。そこで、最初のIIC/CFA免疫後42日目の野生型マウス又はC1qtnf3−/−マウスの所属リンパ節から採取したリンパ節細胞の細胞組成をフローサイトメトリー解析で調べた。定法に従い、細胞をパシフィックブルー複合体化モノクローナル抗体、FITC複合体化モノクローナル抗体、およびAPC複合体化モノクローナル抗体(mAb)で染色した(参考文献21)。マウスCD3とB220に対するハムスターmAb(145−2C11)またはラットmAb(RA3−6B2)をバイオレジェンド社(米国)から、CD11cに対するハムスターmAb(HL3)をBDファーミンジェン社(米国)から購入し、標準的な技術に従って細胞を染色し、FACSCanto IIサイトメーターとCellQuestソフトウェアベクトンディッキンソン社、米国)かFlowJoソフトウェア(ツリースター社、米国)により分析した。

0046

最初のIIC/CFA免疫後42日目において、C1qtnf3−/−マウスのリンパ節(LN)では野生型マウスのリンパ節よりもT細胞及びB細胞が増加する。しかし、その細胞集団はC1qtnf3−/−マウスと野生型マウスの間で同等であることを見いだした(図4−1Aおよび図4−1B)。

0047

続いて、IIC特異的リンパ節(LN)細胞の増殖応答について調べた。
IIC免疫後7日目の野生型マウス又はC1qtnf3−/−マウスの関節炎発症部位の所属リンパ節からLN細胞を回収した。100または200μg/mlの変性IICが存在しない、または存在する状態でLN細胞を72時間培養し、続いて[3H]チミジン(0.25μCi/ml)(アマーシャム社、英国)を6時間取り込ませた。次に、細胞をマイクロ96セルハーベスタースカトロン社、ノルウェー)で回収し、放射活性をマイクロ・ベータファルマシア・バイオテック社、米国)で測定した。72時間後の増殖アッセイの培養上清中のIFN‐γレベルをマウスIFN−ガンマDuoSet(R&Dシステムズ社、米国)で測定した。

0048

その結果、復帰細胞増殖応答はC1qtnf3−/−マウスと野生型マウスの間で同等であることを見い出した(図4−1C)。IIC再刺激後のIFN−γ産生もC1qtnf3−/−LN細胞培養物と野生型LN細胞培養物の間で同等であった(図4−1D)。これらの結果より、C1qtnf3−/−マウスにおけるT細胞プライミングは正常であることが示唆される。

0049

次に、C1qtnf3−/−マウスにおけるIIC特異的IgGの産生を調べた。最初のIIC/CFA免疫後42日目に血清を採取し、IIC特異的IgGレベルをELISA法により測定した。ELISA法は、20μg/mlのIICで被覆したプレートとアルカリホスファターゼ複合体化ポリクローナルウサギ抗マウスIgG抗体(Zymed社、米国)を使用して、IIC/CFA免疫後42日目のマウスに由来する血清におけるIIC特異的IgGレベルを測定した。

0050

その結果、C1qtnf3−/−マウスの血清中のIIC特異的IgGレベルは野生型マウスのものよりも有意に高いことが示された(図4−2E)。

0051

次に、B細胞増殖に対するCTRP3の効果をインビトロで調査した。脾臓B細胞を抗マウスB220ミクロビーズにより、製造業者ミルテニーバイオテク社、ドイツ)の指示に従って精製した。B220+細胞を抗マウスIgMF(ab)’2断片(0、1、5および10μg/ml)(ジャソンイムノリサーチ社、米国)と共に72時間培養し、続いて[3H]チミジン(0.25μCi/ml)(アマーシャム社、英国)を6時間取り込ませた。次に、回収した細胞における放射活性を測定した。

0052

C1qtnf3−/−マウスの血清中のIIC特異的IgGレベルは野生型マウスのものよりも有意に高かった。IICに対する抗体産生がCIAの誘導後にC1qtnf3−/−マウスにおいて顕著に増大することが示された。しかし、抗IgMにより誘導されるB細胞増殖はC1qtnf3−/−B細胞と野生型B細胞の間で同等であり、CTRP3はインビトロではB細胞増殖を抑制しなかった(図4−F)。

0053

IICに対する抗体産生は関節炎の発生に重要であるため、C1qtnf3の欠損はC1qtnf3−/−マウスにおけるCIA発症の原因であることが示唆される。しかし、B細胞増殖応答は抗IgMによる刺激後に正常であったので、B細胞に固有の機能も正常であった。また、C1qtnf3−/−マウスのT細胞におけるIICに対するリコール増殖応答には全く異常が検出されなかった。

0054

さらに、C1qtnf3が好中球において発現するので好中球活性化に対するCTRP3の効果を調べた(図4−2G)。骨髄に由来する好中球をC5aで刺激し、培養上清におけるIL−1βレベルをELISAにより測定した。好中球を抗マウスLy−6Gミクロビーズ(ミルテニーバイオテク社、ドイツ)により骨髄から精製した。好中球をC5a(0、0.1および1μg/ml)(R&Dシステムズ社、米国)と共に1時間培養した。次に、上清中のIL−1βレベルをマウスIL−1β ELISA MAX(商標)Standard(バイオレジェンド社、米国)により測定した。

0055

その結果、C1qtnf3−/−好中球のIL−1β産生は野生型マウスのものと類似しており、CTRP3はインビトロでは好中球からのIL−1βの放出を抑制しないことが示された(図4−2G)。補体成分C5aによる好中球活性化後のサイトカイン産生は正常であり、CTRP3産生細胞の1つである好中球はC1qtnf3−/−マウスの関節における炎症の増加の原因ではないと考えられた。

0056

以上の観察結果より、CTRP3は抗体産生を調節することにより自己免疫性関節炎の発生において重要な役割を果たすことが示唆される。C1qtnf3−/−マウスに見られるT細胞とB細胞の過剰増殖がC1qtnf3−/−マウスにおける抗体産生の上昇と関節炎の悪化の原因であると考えられる。

0057

[実施例4]CTRP3の多発性硬化症における役割
関節リウマチと同様に多発性硬化症も自己免疫疾患の1つであるため、多発性硬化症の誘導モデルである実験的自己免疫性脳脊髄炎(Experimental autoimmune encephalomyelitis;EAE)を誘導したマウスを用いて、多発性硬化症におけるCTRP3の影響を評価した。
完全フロイントアジュバント(CFA)で乳化した、ミエリンオリゴデンドロサイト糖蛋白質(MOG)の一部分であるMOG35−55ペプチド(MEVGWYRSPFRVVHLYRNGK) (配列番号12)(Scrun Japan社製)600μgを用いてメスの野生型マウス又はC1qtnf3−/−マウスに免疫した。CFAは不完全フロイントアジュバント(サーモ・サイエンティフィック社、米国)と5mg/mlの加熱殺菌した結核菌(Mycobacterium tuberculosis)(H37Ra;Difco社、米国)から成り、0日目に四肢近くの4か所に皮内注射された。21日目にマウスに同量のエマルジョンを以前の注射部位の近くの皮内にブースター注射した。

0058

肉眼による評価によりEAEの発症を判定した。重症度は以下の通りに等級付けした:0=変化無し;0.5=尾の軽度の麻痺;1=尾の麻痺;2=後ろ足の軽度の麻痺;2.5=後ろ足(片足)の麻痺;3=両後ろ足の麻痺;3.5=両後ろ足の麻痺および前足握力の低下;4=全身の麻痺。等級が0.5以上のときにEAEを発症したと判断した。EAEの発症率をカイ二乗検定により評価した(Nature protocols. 2006;1(4):1810-9)。図5Aに示されているように、野生型マウスと比較してC1qtnf3−/−マウスにおけるEAEの発症率が上昇し、C1qtnf3−/−マウスの重症度が顕著に増加した(図5B)。臨床スコアはマン・ホイットニーのU検定により評価した。
これらの結果から、EAE発症においてCTRP3は抑制的に機能していることが示された。

0059

[実施例5]CTRP3の関節炎に対する効果
DBA/1Jマウス(メス、6〜8週齢、n=6)を、フロインド完全アジュバントディフコ社、USA)と共にエマルジョンとした、2mg/mLのニワトリII型コラーゲン(シグマ社、USA)(IIC/CFA)を100μl用いて、0日目に尾の基部近くの3か所に皮内注射して免疫した。21日目に、マウスに同量のIIC/CFAを以前の注射部位の近くの皮内にブースター注射した。28日目からそれぞれのマウスに、左膝関節関節腔に30μLの組換えヒトCTRP3(300ng/日、Avisceraバイオサイエンス社、USA)(配列番号1)を、右膝関節の関節腔に対照としてPBS、を1日1回注射した。

0060

DBA/1Jマウスの関節炎の進行を、以下の基準に従って評価した。
・関節炎の評価基準(臨床スコア)
0:変化なし。
1:紅斑及び軽微な腫脹が足根関節に認められた。
2:紅斑及び軽微な腫脹が足根関節から足指に広がっていた。
3:紅斑及び中等度の腫脹が中足骨関節から広がっていた。
4:紅斑及び重度の腫脹が足首、足及び足指に広がっていたか、又は、四肢に強直があった。

0061

関節炎の評価スコアが1以上であったときに関節炎が発症したと判定した。関節炎の発生率を図6Aに、関節炎の評価スコアの平均値及び標準誤差を図6Bに示した。関節炎の発生率はカイ二乗検定、臨床スコアはマン・ホイットニーのU検定を用いて統計解析を行った。CTRP3の投与によって、関節炎の発生率及び臨床スコアが減少した。
CTRP3が自己免疫性関節炎の発生を軽減することが明確に示された。CTRP3がRAなどの自己免疫疾患の治療のための医薬として有用であることを示している。

0062

実施例5以外の実験では、8〜10週齢の同性のC57BL/6バックグランドマウスを使用した。マウスは、東京大医科学研究所システム疾患モデル研究センターと東京理科大学生命医科学研究所の実験動物施設内で特定病原体除去条件の下に飼育された。全ての実験は動物実験委員会により承認され、動物実験倫理指針遺伝子操作実験安全指針に従って実施された。

0063

参考文献
[1] M. Feldmann, S.R. Maini, Role of cytokines in rheumatoid arthritis: an education in pathophysiology and therapeutics, Immunol Rev 223 (2008) 7-19.
[2] T. Kishimoto,IL-6: from its discovery to clinical applications, Int Immunol 22 (2010) 347-352.
[3] J.C. Edwards, G. Cambridge, Sustained improvement in rheumatoid arthritis following a protocol designed to deplete B lymphocytes, Rheumatology (Oxford) 40 (2001) 205-211.
[4] Y. Iwakura, M. Tosu, E. Yoshida, M. Takiguchi, K. Sato, I. Kitajima, K. Nishioka, K. Yamamoto, T. Takeda, M. Hatanaka, et al., Induction of inflammatory arthropathy resembling rheumatoid arthritis in mice transgenic forHTLV-I, Science 253 (1991) 1026-1028.
[5] R. Horai, S. Saijo, H. Tanioka, S. Nakae, K. Sudo, A. Okahara, T. Ikuse, M. Asano, Y. Iwakura, Development of chronic inflammatory arthropathy resembling rheumatoid arthritis in interleukin 1 receptor antagonist-deficient mice, J Exp Med 191 (2000) 313-320.
[6] N. Fujikado, S. Saijo, Y. Iwakura, Identification of arthritis-related gene clusters by microarray analysis of two independent mouse models for rheumatoid arthritis, Arthritis Res Ther 8 (2006) R100.
[7] R. Ghai, P. Waters, L.T. Roumenina, M. Gadjeva, M.S. Kojouharova, K.B. Reid, R.B. Sim, U. Kishore, C1q and its growing family, Immunobiology 212 (2007) 253-266.
[8] L. Shapiro, P.E. Scherer, The crystal structure of a complement-1q family protein suggests an evolutionary link to tumor necrosis factor, Curr Biol 8 (1998) 335-338.
[9] J.R. Dunkelberger, W.C. Song, Complement and its role in innate and adaptive immune responses, Cell Res 20 (2010) 34-50.
[10] T. Maeda, A. Jikko, M. Abe, T. Yokohama-Tamaki, H. Akiyama, S. Furukawa, M. Takigawa, S. Wakisaka, Cartducin, a paralog of Acrp30/adiponectin, is induced during chondrogenic differentiation and promotes proliferation of chondrogenic precursors and chondrocytes, J Cell Physiol 206 (2006) 537-544.
[11] A. Kopp, M. Bala, C. Buechler, W. Falk, P. Gross, M. Neumeier, J. Scholmerich, A. Schaffler, C1q/TNF-related protein-3 represents a novel and endogenous lipopolysaccharide antagonist of the adipose tissue, Endocrinology 151 (2010) 5267-5278.
[12] J. Weigert, M. Neumeier, A. Schaffler, M. Fleck, J. Scholmerich, C. Schutz, C. Buechler, The adiponectin paralog CORS-26 has anti-inflammatory properties and is produced by human monocytic cells, FEBSLett 579 (2005) 5565-5570.
[13] C. Hofmann, N. Chen, F. Obermeier, G. Paul, C. Buchler, A. Kopp, W. Falk, A. Schaffler, C1q/TNF-related protein-3 (CTRP-3) is secreted by visceral adipose tissue and exerts antiinflammatory and antifibrotic effects in primary human colonic fibroblasts, Inflamm Bowel Dis 17 (2011) 2462-2471.
[14] Y. Fujihara, K. Kaseda, N. Inoue, M. Ikawa, M. Okabe, Production of mouse pups from germline transmission-failed knockout chimeras, Transgenic Res 22 (2013) 195-200.
[15] R. Horai, M. Asano, K. Sudo, H. Kanuka, M. Suzuki, M. Nishihara, M. Takahashi, Y. Iwakura, Production of mice deficient in genes for interleukin (IL)-1alpha, IL-1beta, IL-1alpha/beta, and IL-1 receptor antagonist shows that IL-1beta is crucial in turpentine-induced fever development and glucocorticoid secretion, J Exp Med 187 (1998) 1463-1475.
[16] P.J. Lachmann, Preparing serum for functional complement assays, J Immunol Methods 352 (2010) 195-197.
[17] M.A. Seelen, A. Roos, J. Wieslander, T.E. Mollnes, A.G. Sjoholm, R. Wurzner, M. Loos, F. Tedesco, R.B. Sim, P. Garred, E. Alexopoulos, M.W. Turner, M.R. Daha, Functional analysis of the classical, alternative, and MBLpathways of the complement system: standardization and validation of a simpleELISA, J Immunol Methods 296 (2005) 187-198.
[18] Y. Kimura, T. Miwa, L. Zhou, W.C. Song, Activator-specific requirement of properdin in the initiation and amplification of the alternative pathway complement, Blood 111 (2008) 732-740.
[19] D.E. Trentham, A.S. Townes, A.H. Kang, Autoimmunity to type II collagen an experimental model of arthritis, J Exp Med 146 (1977) 857-868.
[20] J.J. Inglis, E. Simelyte, F.E. McCann, G. Criado, R.O. Williams, Protocol for the induction of arthritis in C57BL/6 mice, Nat Protoc 3 (2008) 612-618.
[21] N. Fujikado, S. Saijo, T. Yonezawa, K. Shimamori, A. Ishii, S. Sugai, H. Kotaki, K. Sudo, M. Nose, Y. Iwakura, Dcir deficiency causes development of autoimmune diseases in mice due to excess expansion of dendritic cells, Nat Med 14 (2008) 176-180.
[22] S. Garcia, J. Forteza, C. Lopez-Otin, J.J. Gomez-Reino, A. Gonzalez, C. Conde, Matrix metalloproteinase-8 deficiency increases joint inflammation and bone erosion in the K/BxN serum-transfer arthritis model, Arthritis Res Ther 12 (2010) R224.
[23] T. Yokohama-Tamaki, T. Maeda, T.S. Tanaka, S. Shibata, Functional analysis of CTRP3/cartducin in Meckel's cartilage and developingcondylar cartilage in the fetal mouse mandible, J Anat 218 (2011) 517-533.
[24] K.M. Tong, C.P. Chen, K.C. Huang, D.C. Shieh, H.C. Cheng, C.Y. Tzeng, K.H. Chen, Y.C. Chiu, C.H. Tang, Adiponectin increases MMP-3 expression in human chondrocytes through AdipoR1 signaling pathway, J Cell Biochem 112 (2011) 1431-1440.
[25] P.W. Peake, Y. Shen, A. Walther, J.A. Charlesworth, Adiponectin binds C1q and activates the classical pathway of complement, Biochem Biophys Res Commun 367 (2008) 560-565.
[26] P. Peake, Y. Shen, Factor H binds to the N-terminus of adiponectin and modulates complement activation, Biochem Biophys Res Commun 397 (2010) 361-366.

実施例

0064

2013年11月15日に出願された米国仮特許出願61/904,540の開示はその全体が参照により本明細書に取り込まれる。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願、および技術規格は、個々の文献、特許出願、および技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
本発明に係る例示的実施形態についての以上の記載は例示および説明の目的でされたものであり、網羅的であることあるいは発明を開示されている形態そのものに限定することを意図するものではない。明らかなことではあるが、多くの改変あるいは変更が当業者には自明である。上記実施形態は発明の原理及び実用的応用を最もうまく説明し、想定される特定の用途に適するような種々の実施形態や種々の改変と共に他の当業者が発明を理解できるようにするために選択され、記載された。本発明に係る範囲の範囲は以下の請求項およびその均等物によって規定されることが意図されている。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

この 技術と関連性が強い技術

該当するデータがありません

この 技術と関連性が強い法人

該当するデータがありません

この 技術と関連性が強い人物

該当するデータがありません

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ