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技術 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム記憶媒体

出願人 ソニー株式会社
発明者 塚原翼山野郁男市川美和水沼宏之大木嘉人古賀康之
出願日 2013年12月16日 (4年10ヶ月経過) 出願番号 2014-554330
公開日 2017年1月12日 (1年9ヶ月経過) 公開番号 WO2014-103775
状態 特許登録済
技術分野 イメージ処理・作成 文字認識 位置入力装置 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 縦棒グラフ 整形対象 数字領域 バブルチャート タブレット端末装置 角度ヒストグラム 演算情報 ストローク数
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (16)

課題・解決手段

本技術は、図形作成時の作業効率を向上させることができるようにする情報処理装置情報処理方法、及び、プログラム記憶媒体に関する。手書き入力内容取得部は、タッチパネルに対する手書き入力の内容を取得し、表示制御部は、手書き入力内容取得部により取得された手書き入力の内容に応じて、その手書き入力から認識される図形を整形して得られる整形後の図形の表示を制御する。本技術は、例えば、タッチパネルを有するタブレット端末装置に適用することができる。

概要

背景

近年、タブレット端末装置に代表される、タッチパネル一体化された表示装置を備えた電子機器の普及に伴い、タッチパネルによって手書き入力された文字絵柄などを認識するための技術が種々開発、実用化されている。

手書き入力された文字を認識するための技術としては、例えば、あらかじめ用意された判定基準文字のうち、手書き入力された文字と類似度が最も高い判定基準文字を、入力された文字として認識するなどの手法が用いられる。

また、本出願人は、手書き入力された文字を認識するための技術として、特許文献1を開示している。特許文献1では、文字認識技術を用いて、入力筆跡ストローク数や判定基準文字の画数データを用いて、その認識精度を向上させることを提案している。

一方、グラフや表を作成する機能を備えた表計算ソフトウェアや、プレゼンテーション用のソフトウェアが広く普及している。この種のソフトウェアでは、ユーザがマウスキーボードを操作して、あらかじめ用意された枠内に数字を入力してグラフ作成の指示をし、さらにグラフに反映させる数字領域を指定することで、グラフが作成されるのが一般的である。

概要

本技術は、形作成時の作業効率を向上させることができるようにする情報処理装置情報処理方法、及び、プログラム記憶媒体に関する。手書き入力内容取得部は、タッチパネルに対する手書き入力の内容を取得し、表示制御部は、手書き入力内容取得部により取得された手書き入力の内容に応じて、その手書き入力から認識される形を整形して得られる整形後の形の表示を制御する。本技術は、例えば、タッチパネルを有するタブレット端末装置に適用することができる。

目的

コンピュータ300(CPU311)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア321に記録して提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

タッチパネルに対する手書き入力の内容を取得する取得部と、前記手書き入力の内容に応じて、前記手書き入力から認識される図形を整形して得られる整形後の図形の表示を制御する表示制御部とを備える情報処理装置

請求項2

前記表示制御部は、前記手書き入力されるパラメータに応じた整形後の図形を表示させる請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記表示制御部は、前記パラメータに基づき実行される所定の関数演算結果が反映された整形後の図形を表示させる請求項2に記載の情報処理装置。

請求項4

整形対象の図形と前記パラメータとは、前記手書き入力に用いられた線種によって関連付けられている請求項3に記載の情報処理装置。

請求項5

前記表示制御部は、前記手書き入力から認識される図形を、前記パラメータに応じて補完して得られる補完後の図形を表示させる請求項2に記載の情報処理装置。

請求項6

前記取得部は、前記タッチパネル上の手書き入力用画面に対する前記手書き入力の内容を取得する請求項1に記載の情報処理装置。

請求項7

前記表示制御部は、整形後の図形の表示を整形前の状態に戻すための指示がされた場合、整形前の前記手書き入力の内容を再度表示させる請求項1に記載の情報処理装置。

請求項8

前記手書き入力の内容を認識する認識部と、前記認識部の認識の結果に応じて、前記手書き入力から認識される図形を整形する整形部とをさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。

請求項9

情報処理装置の情報処理方法において、前記情報処理装置が、タッチパネルに対する手書き入力の内容を取得し、前記手書き入力の内容に応じて、前記手書き入力から認識される図形を整形して得られる整形後の図形の表示を制御するステップを含む情報処理方法。

請求項10

コンピュータを、タッチパネルに対する手書き入力の内容を取得する取得部と、前記手書き入力の内容に応じて、前記手書き入力から認識される図形を整形して得られる整形後の図形の表示を制御する表示制御部ととして機能させることを特徴とするプログラムを記憶したプログラム記憶媒体

技術分野

0001

本技術は、情報処理装置情報処理方法、及び、プログラム記憶媒体に関し、特に、図形作成時の作業効率を向上させることができるようにした情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム記憶媒体に関する。

背景技術

0002

近年、タブレット端末装置に代表される、タッチパネル一体化された表示装置を備えた電子機器の普及に伴い、タッチパネルによって手書き入力された文字絵柄などを認識するための技術が種々開発、実用化されている。

0003

手書き入力された文字を認識するための技術としては、例えば、あらかじめ用意された判定基準文字のうち、手書き入力された文字と類似度が最も高い判定基準文字を、入力された文字として認識するなどの手法が用いられる。

0004

また、本出願人は、手書き入力された文字を認識するための技術として、特許文献1を開示している。特許文献1では、文字認識技術を用いて、入力筆跡ストローク数や判定基準文字の画数データを用いて、その認識精度を向上させることを提案している。

0005

一方、グラフや表を作成する機能を備えた表計算ソフトウェアや、プレゼンテーション用のソフトウェアが広く普及している。この種のソフトウェアでは、ユーザがマウスキーボードを操作して、あらかじめ用意された枠内に数字を入力してグラフ作成の指示をし、さらにグラフに反映させる数字領域を指定することで、グラフが作成されるのが一般的である。

先行技術

0006

特開平9−50490号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところで、タブレット端末装置などにおいては、入力方法としてマウスやキーボードを用いるのではなく、ユーザの指やペン形状入力装置(以下、「タブレットペン」という)を用いることが多くなる。

0008

このような指やタブレット用ペンを用いて前述のようにグラフを作成する場合に、表示装置の画面上に表示されたソフトウェアキーボードアイコンを、指やタブレット用ペンを用いて操作していたのでは、操作の直観性と作業効率が著しく低下してしまう。

0009

特に、グラフを作成するという行為は、傾向分析などの複雑な思考を伴う作業であり、他者相談しながらの共同作業となることが多い。そういった作業においてタブレット端末装置などの操作性が悪いがゆえに作業効率が低下してしまうことは、作業の結果を左右しうることであるため、それを改善したいという要求があった。

0010

本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、タッチパネルと一体化された表示装置を備えた電子機器において、グラフなどの図形作成時の作業効率を向上させることができるようにするものである。

課題を解決するための手段

0011

本技術の一側面の情報処理装置は、タッチパネルに対する手書き入力の内容を取得する取得部と、前記手書き入力の内容に応じて、前記手書き入力から認識される図形を整形して得られる整形後の図形の表示を制御する表示制御部とを備える。

0012

前記表示制御部は、前記手書き入力されるパラメータに応じた整形後の図形を表示させる。

0013

前記表示制御部は、前記パラメータに基づき実行される所定の関数演算結果が反映された整形後の図形を表示させる。

0014

整形対象の図形と前記パラメータとは、前記手書き入力に用いられた線種によって関連付けられている。

0015

前記表示制御部は、前記手書き入力から認識される図形を、前記パラメータに応じて補完して得られる補完後の図形を表示させる。

0016

前記取得部は、前記タッチパネル上の手書き入力用の画面に対する前記手書き入力の内容を取得する。

0017

前記表示制御部は、整形後の図形の表示を整形前の状態に戻すための指示がされた場合、整形前の前記手書き入力の内容を再度表示させる。

0018

前記手書き入力の内容を認識する認識部と、前記認識部の認識の結果に応じて、前記手書き入力から認識される図形を整形する整形部とをさらに備える。

0019

情報処理装置は、独立した装置であってもよいし、1つの装置を構成している内部ブロックであってもよい。

0020

本技術の一側面の情報処理方法又はプログラム記憶媒体は、前述の本技術の一側面の情報処理装置に対応する情報処理方法又はプログラム記憶媒体である。

0021

本技術の一側面の情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム記憶媒体においては、タッチパネルに対する手書き入力の内容が取得され、前記手書き入力の内容に応じて、前記手書き入力から認識される図形を整形して得られる整形後の図形の表示が制御される。

発明の効果

0022

本技術の一側面によれば、図形作成時の作業効率を向上させることができる。

図面の簡単な説明

0023

本技術を適用したタブレット端末装置の外観を示す図である。
本技術を適用したタブレット端末装置の内部構成を示す図である。
制御部の機能的構成例を示す図である。
タブレット端末装置の使用例1を説明するための図である。
タブレット端末装置の使用例2を説明するための図である。
グラフの整形変換の具体例を示す図である。
グラフの整形変換の具体例を示す図である。
タブレット端末装置の使用例3を説明するための図である。
グラフの整形変換の具体例を示す図である。
グラフの整形変換の具体例を示す図である。
タブレット端末装置の使用例4を説明するための図である。
タブレット端末装置の使用例5を説明するための図である。
その他の使用例を説明するための図である。
手書き入力整形変換処理を説明するフローチャートである。
コンピュータの構成例を示す図である。

実施例

0024

以下、図面を参照しながら本技術の実施の形態について説明する。

0025

<タブレット端末装置の外観と構成>

0026

図1は、本技術を適用したタブレット端末装置の外観を示す図である。

0027

図1に示すように、タブレット端末装置10は、板状の筐体からなり、持ち運びがしやすいサイズであるため、場所を選ばずに使用することができる。

0028

また、タブレット端末装置10は、コンピュータ本体としての処理機能とともに、タッチセンサと表示部とが一体化されたタッチパネルを有している。このタッチパネルに対して、ユーザの指やタブレット用ペン20によって手書き入力が行われると、タブレット端末装置10では、当該手書き入力の内容に応じた各種の処理が行われる。

0029

図2は、本技術を適用したタブレット端末装置の内部構成を示す図である。

0030

図2に示すように、図1のタブレット端末装置10は、制御部101、メモリ部102、操作部103、タッチパネル104、スピーカ105、記録部106、通信部107、及び、電源部108から構成される。

0031

制御部101は、タブレット端末装置10の各部の動作を制御する。メモリ部102は、制御部101からの制御に従い、各種のデータを一時的に保持する。

0032

操作部103は、タブレット端末装置10に設けられたボタン等であり、ユーザの操作に応じて操作信号を制御部101に供給する。制御部101は、操作部103からの操作信号に応じて、各部の動作を制御する。

0033

タッチパネル104は、表示部151と、その画面上に重畳されるタッチセンサ152とから構成される。表示部151は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等で構成され、制御部101からの制御に従い、各種の情報を表示する。また、タッチセンサ152は、タブレット用ペン20などを用いてタッチパネル104に対して行われる手書き入力操作を、その操作が行われた場所のタッチパネル104上での位置とともに検出し、その検出信号を制御部101に供給する。

0034

ここで、タッチセンサ152によって検出される手書き入力操作には、例えば、タブレット用ペン20をタッチパネル104の表面に接触させる操作や、タブレット用ペン20をタッチパネル104の表面に接触させたまま移動させる操作、タブレット用ペン20をタッチパネル104の表面から離す操作などがある。

0035

なお、タッチパネル104では、例えば、静電容量方式電磁誘導方式などの各種の検出方式を採用することができる。

0036

スピーカ105は、制御部101からの制御に従い、音声を出力する。記録部106は、例えばHDD(Hard Disk Drive)等から構成される。記録部106は、制御部101からの制御に従い、各種のデータを記録する。

0037

通信部107は、制御部101からの制御に従い、ネットワークを介して各種のサーバ(不図示)と通信を行う。電源部108は、蓄電池又は外部電源から得られる電源電力を、制御部101を含む各部に供給する。

0038

タブレット端末装置10は、以上のように構成される。

0039

<制御部の機能的構成例>

0040

図3は、図2の制御部101の機能的構成例を示す図である。

0041

図3に示すように、制御部101は、手書き入力内容取得部171、手書き入力認識部172、演算処理部173、補完処理部174、整形変換処理部175、及び、表示制御部176から構成される。

0042

手書き入力内容取得部171は、タッチセンサ152からの検出信号に基づいて、タッチパネル104に対する手書き入力の内容を取得し、手書き入力認識部172に供給する。

0043

手書き入力認識部172は、手書き入力内容取得部171からの手書き入力の内容を認識し、その認識の結果を、演算処理部173、補完処理部174、及び、整形変換処理部175の各処理部に供給する。

0044

演算処理部173は、手書き入力認識部172からの認識の結果に基づいて、所定の演算処理を行い、その演算の結果を、整形変換処理部175又は表示制御部176に供給する。

0045

補完処理部174は、手書き入力認識部172からの認識の結果に基づいて、所定の補完処理を行い、その補完の結果を、整形変換処理部175に供給する。

0046

整形変換処理部175は、手書き入力認識部172からの認識の結果に基づいて、手書き入力から認識されるグラフを整形し、表示制御部176に供給する。また、整形変換処理部175は、手書き入力認識部172からの認識の結果のほか、演算処理部173からの演算の結果、又は、補完処理部174からの補完の結果の少なくとも一方が供給された場合、それらの結果に基づいて、手書き入力から認識されるグラフを整形する。

0047

表示制御部176は、整形変換処理部175からの整形後のグラフを、表示部151に表示させる。また、表示制御部176は、演算処理部173からの演算の結果を、表示部151に表示させる。

0048

制御部101は、以上のように構成される。

0049

<具体的な使用例>

0050

次に、図4乃至図13を参照して、タブレット端末装置10の使用方法について説明する。ここでは、その具体的な使用方法として、プレゼンテーションを行った後に、タブレット端末装置10を使用した質疑応答などが行われる場面を想定している。その際、タブレット端末装置10では、プレゼンテーションソフトウェア起動しており、プレゼンテーションで説明済みのグラフがタッチパネル104に表示されている。このような状況で、タッチパネル104に表示中のグラフに対する、タブレット用ペン20を用いた手書き入力が行われるものとする。

0051

(使用例1)
図4は、タブレット端末装置10の使用例1を説明するための図である。

0052

タブレット端末装置10では、プレゼンテーションソフトウェアが起動され、プレゼンテーションで説明済みのグラフが表示されている(S11)。この状態で、ユーザがタブレット用ペン20を用いて、円グラフを手書き入力すると、タッチパネル104上には、手書き入力に応じたグラフg1が表示される(S12)。

0053

このグラフg1は3つの扇形の領域からなるが、タブレット用ペン20によって手書き入力されたものであるため、完全な円とはならず、さらに各扇形の円弧の長さは入力された数値の割合に比例するものでもない。つまり、ここでは、1つ目の扇形の領域にはその割合として「40」が入力され、2つ目の扇形の領域にはその割合として「52」が入力され、残りの扇形の領域には数値が入力されていないが、他の領域に入力された数値との関係から、その割合として「8」が入力されるべきであることが推定される。また、手書き入力された扇形の円弧の長さは、それらの数値の割合に比例にしていない。

0054

ここで、タブレット端末装置10に対する所定の操作が行われると、タッチパネル104上には、手書き入力されたグラフの整形変換を指示するためのボタン211が表示される。ユーザは、タブレット用ペン20を用いて、タッチパネル104上のボタン211の操作を行う(S13)。

0055

ボタン211の操作が行われると、タブレット端末装置10では、手書き入力された数値やグラフなどの認識処理と、数値に応じた演算処理とが行われ、さらに手書き入力されたグラフg1が整形変換される。これにより、タッチパネル104には、手書き入力されたグラフg1を整形変換して得られるグラフg2が表示される(S14)。

0056

この整形変換後のグラフg2は、完全な円であって、各扇形の円弧の長さはその領域に入力された数値の割合に比例するものとなる。また、手書き入力されたグラフg1では、1つ目の扇形の領域に「40」、2つ目の扇形の領域に「52」がそれぞれ表示され、さらに残りの扇形の領域にも、「8」が補完されて表示される。

0057

このように、使用例1では、タッチパネル104上に円グラフを手書き入力することで、その円グラフを整形変換して得られる円グラフを表示させることが可能となる。また、パラメータとして入力された数値が不足している場合には、それを補完した上で整形変換された円グラフが表示される。すなわち、ユーザとしては大雑把なグラフさえ手書き入力すれば、タブレット端末装置10側で清書されたグラフを表示してくれるので、グラフ作成時の作業効率を向上させることができる。

0058

(使用例2)
図5は、タブレット端末装置10の使用例2を説明するための図である。

0059

図5の使用例2のS21,S22においては、図4の使用例1のS13,S14と同様に、グラフg1が手書き入力された後にボタン211が操作され(S21)、整形変換後のグラフg2が表示される(S22)。

0060

ここで、タブレット端末装置10に対する所定の操作が行われると、タッチパネル104上には、整形変換されたグラフを元の手書き入力の状態に戻すためのボタン221が表示される。ユーザは、タブレット用ペン20を用いて、タッチパネル104上のボタン221の操作を行う(S23)。

0061

ボタン221の操作が行われると、タブレット端末装置10では、グラフg2の代わりに、グラフg1が再度表示される(S24)。すなわち、手書き入力されたグラフg1のデータは、メモリ部102に一時的に保持されているので、ボタン221が操作された場合にはそこからデータが読み出され、タッチパネル104上に再表示されることになる。

0062

このように、使用例2では、ボタン221の操作によって、円グラフの表示状態を、整形変換後の状態から、手書き入力されたときの状態に戻すことが可能となる。すなわち、例えば、清書されたグラフg2を表示したあとに、グラフが間違っていたときや修正を加えたいときなどに、グラフg1を再表示して、再度手書き入力を加えることが可能となる。そして、修正後の円グラフを整形変換したい場合にはボタン211を再度操作すればよい。これにより、タブレット端末装置10におけるグラフ作成の精度を上げることができる。

0063

以上をまとめると図6に示すように、使用例1,2では、グラフg3を大雑把に手書き入力するだけで、清書されたグラフg4を表示させることができる。さらに、タッチパネル104の表示を、清書されたグラフg4から、手書き入力されたグラフg3に戻すことで、一度清書されたグラフg3に修正を加えたりすることもできる。

0064

特に、プレゼンテーションの現場では、複数人が話し合いをしながら、共同作業でグラフを作成することが想定される。そういった場面では、タブレット端末装置10の操作性が重要となるが、タブレット端末装置10では、使用例1,2に示したように、大雑把な手書き入力と簡単な操作で、清書された円グラフを表示させることができ、さらに清書された円グラフの修正も可能なことから、グラフ作成時の作業効率を向上させることができる。その結果、プレゼンテーションでのコミュニケーションを円滑にすることが可能となる。また、ソフトウェアキーボードやアイコンを操作するのではなく、タブレット用ペン20を用いてグラフを作成することができるので、操作の直感性を向上させることもできる。

0065

なお、使用例1,2の説明では、円グラフを例に説明したが、円グラフに限らず、他のグラフについても同様に整形変換することができる。すなわち、例えば、図7に示すように、タッチパネル104上に3本の棒グラフからなるグラフg5が手書き入力された場合には、ボタン211を操作することで、清書されたグラフg6を表示させることができる。また、前述の円グラフの場合と同様に、一度清書されたグラフg5に修正を加えることも可能である。

0066

(使用例3)
図8は、タブレット端末装置10の使用例3を説明するための図である。

0067

タブレット端末装置10では、プレゼンテーションソフトウェアが起動され、プレゼンテーションで説明済みのグラフが表示されている(S31)。

0068

この状態で、ユーザがタブレット用ペン20を用いて、タッチパネル104上に表示された8本の棒グラフのうち、左から2番目の棒グラフの上側の所定の領域に「×2」を手書き入力すると、タッチパネル104上には手書き入力に応じた演算情報f1が表示される(S32)。ここで、演算情報は、例えば、演算子等の関数とそのパラメータからなるものであるが、あらかじめ所定の関数を設定しておくことで、パラメータのみを指定することも可能である。

0069

ここで、タブレット端末装置10に対する所定の操作が行われると、タッチパネル104上には、グラフの整形変換を指示するためのボタン211が表示される。ユーザはタブレット用ペン20を用いて、タッチパネル104上のボタン211の操作を行う(S33)。

0070

ボタン211の操作が行われると、タブレット端末装置10では、手書き入力された演算情報に応じた演算処理が行われ、さらにその演算結果がグラフに反映される。具体的には、左から2番目の棒グラフの上側の領域に「×2」が手書き入力されたので、左から2番目の棒グラフの値を2倍にする演算が行われ、その演算結果に応じてグラフが整形変換される。これにより、タッチパネル104上には、演算結果の反映されたグラフg7が表示される(S34)。

0071

さらに、図9には、タッチパネル104上に表示された3本の棒グラフのうち、最も右側の棒グラフの上側の所定の領域に、「×2」が手書き入力された場合の具体例を示している。この場合には、演算情報f2に従い、最も右側の棒グラフの値を2倍する演算が行われ、その棒グラフの値が「25」から「50」に増加したグラフg8が表示される。

0072

このように、使用例3では、タッチパネル104上に、所望の演算結果を得るための演算情報(例えば、「×2」)を手書き入力するだけで、その演算結果が反映されたグラフを表示させることができるため、グラフ作成時の作業効率を向上させることができる。

0073

なお、前述の使用例3の説明では、あらかじめ用意されたグラフに対して演算結果を反映させるとして説明したが、手書き入力された棒グラフに対して演算結果を反映させるようにしてもよい。具体的には、図10に示すように、3本の棒グラフからなるグラフg9が手書き入力された場合に、最も右側の棒グラフに対応した所定の領域に、「×2」が手書き入力されたとき、演算情報f3に従い、最も右側の棒グラフの値を2倍にする演算が行われる。これにより、整形変換後のグラフg10では、その演算結果が反映され、最も右側のグラフの値が「25」から「50」に増加することになる。

0074

(使用例4)
図11は、タブレット端末装置10の使用例4を説明するための図である。

0075

タブレット端末装置10では、プレゼンテーションソフトウェアが起動され、プレゼンテーションで説明済みのグラフが表示されている(S41)。

0076

この状態で、ユーザがタブレット用ペン20を用いて、タッチパネル104上に表示された8本の棒グラフのうち、左から2番目の棒グラフの上側の所定の領域に第1の線種で「×2」を手書き入力すると、タッチパネル104上には手書き入力に応じた演算情報f4が表示される。また、8本の棒グラフのうち、左から7番目の棒グラフの上側の所定の領域に第2の線種で「×2」を手書き入力すると、タッチパネル104上には手書き入力に応じた演算情報f5が表示される(S42)。このとき、第1の線種には、例えば黒色の線が用いられ、第2の線種には、例えば赤色の線が用いられており、それぞれ異なる線種が用いられている。

0077

ここで、タブレット端末装置10に対する所定の操作が行われると、タッチパネル104上には、グラフの整形変換を指示するためのボタン211が表示される。ユーザはタブレット用ペン20を用いて、タッチパネル104上のボタン211の操作を行う(S43)。

0078

ボタン211の操作が行われると、タブレット端末装置10では、手書き入力された複数の演算情報のうち、特定の線種で手書き入力された演算情報に応じた演算処理が行われ、さらにその演算結果がグラフに反映される。具体的には、特定の線種として、赤色の線が設定されている場合に、左から7番目の棒グラフの所定の領域に赤色の線で「×2」が手書き入力されたので、演算情報f5に従い、左から7番目の棒グラフの値を2倍にする演算が行われ、その演算結果に応じてグラフが整形変換される。これにより、タッチパネル104上には、演算結果の反映されたグラフg11が表示される(S44)。

0079

なお、特定の線種は、色に限らず、例えば線の太さや、実線又は破線等の線の種類など、グラフと演算情報とを関連付けて、演算の対象を特定できるものであればよい。また、特定の線種は所定の設定画面により設定され、適宜変更することができる。

0080

このように、使用例4では、タッチパネル104上に、特定の線種(例えば赤色の線)で、所望の演算結果を得るための演算情報(例えば「×2」)を手書き入力するだけで、その演算結果が反映されたグラフを表示させることができるため、グラフ作成時の作業効率を向上させることができる。

0081

(使用例5)
図12は、タブレット端末装置10の使用例5を説明するための図である。

0082

タブレット端末装置10では、プレゼンテーションソフトウェアが起動され、プレゼンテーションで説明済みのグラフが表示されている(S51)。

0083

この状態で、ユーザがタッチパネル104上でフリック操作を行うと、手書き入力用のレイヤ231が表示される(S52)。ここで、手書き入力用のレイヤ231は半透明状で、プレゼンテーション用グラフの一部に重畳され、グラフなどを手書き入力することができる。なお、フリック操作とは、タッチパネル104上の所望の領域に指を載せて、その指を所定の方向にスライドさせるような操作をいう。図12の例では、タッチパネル104上の指を左方向にスライドさせているので、左フリック操作となる。

0084

そして、ユーザがタブレット用ペン20を用いて、レイヤ231に、X方向とY方向の軸に対する3本の棒グラフからなるグラフを手書き入力すると、タッチパネル104上には手書き入力に応じたグラフg12が表示される(S53)。

0085

ここで、タブレット端末装置10に対する所定の操作が行われると、タッチパネル104上には、グラフの整形変換を指示するためのボタン211が表示される。ユーザはタブレット用ペン20を用いて、タッチパネル104上のボタン211の操作を行う(S54)。

0086

ボタン211の操作が行われると、タブレット端末装置10では、手書き入力された数値やグラフなどの認識処理と、数値に応じた演算処理とが行われ、さらに手書き入力されたグラフg12が整形変換される。これにより、タッチパネル104には、手書き入力されたグラフg12を整形変換して得られるグラフg13がレイヤ231上に表示される。

0087

このように、使用例5では、タッチパネル104上に表示されたレイヤ231に、グラフを手書き入力することで、レイヤ231上に、整形変換されたグラフを表示させることが可能となる。すなわち、ユーザからすれば、新たなグラフを作成したい場合には、レイヤ231を表示させて、そのレイヤ231上に、大雑把なグラフさえ手書き入力すれば、タブレット端末装置10側で清書したものを表示してくれるので、グラフ作成時の作業効率を向上させることができる。また、タッチパネル104上にグラフを表示するためのスペースがない場合でも、レイヤ231上に手書き入力できるので、確実にグラフの手書き入力を行い、清書されたグラフを表示させることができる。

0088

なお、レイヤ231は、図12に示したように所定の透過率を有するようにしてもよいが、全く透過せずにレイヤ231の下位の階層に表示されるグラフを視認できないようにしてもよい。その場合、レイヤ231には、手書き入力されたグラフのみが表示されることになる。

0089

(その他の使用例)
前述の使用例では、整形変換の対象としてグラフを中心に説明したが、図13に示すように、所望の演算式が手書き入力された場合には、その演算結果が表示されるようにしてもよい。例えば、3×√2/2が手書き入力された場合には、その演算結果としての2.12・・・が、演算式とともに清書されて表示される。

0090

なお、前述の使用例では、タブレット端末装置10が実行するグラフ作成用のソフトウェアとして、プレゼンテーション用のソフトウェアを例に説明したが、表計算のソフトウェアなどのグラフを作成可能な他のソフトウェアであってもよい。

0091

<手書き入力整形変換処理>

0092

次に、図14のフローチャートを参照して、図3の制御部101によって実行される、手書き入力整形変換処理について説明する。

0093

テップS111において、手書き入力内容取得部171は、タッチセンサ152からの検出信号に基づいて、タッチパネル104に対するタブレット用ペン20による手書き入力が開始したか否かを判定する。ただし、図12の使用例5に示したように、手書き入力は、手書き入力用のレイヤ231に対して行われる場合もある。ここでは、手書き入力の開始を待って、処理がステップS112に進められる。

0094

ステップS112において、手書き入力内容取得部171は、タッチセンサ152からの検出信号に基づいて、手書き入力の内容を取得する。

0095

ステップS113において、手書き入力内容取得部171は、タッチセンサ152からの検出信号に基づいて、タッチパネル104に対するタブレット用ペン20による手書き入力が終了したか否かを判定する。

0096

ステップS113において、手書き入力が終了していないと判定された場合、処理はステップS112に戻され、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、手書き入力内容取得部171は、手書き入力が開始されてから終了するまでの間、手書き入力の内容を取得し続けることになる。そして、手書き入力が終了した場合、処理はステップS114に進められる。

0097

ステップS114において、制御部101は、タッチセンサ152からの検出信号に基づいて、手書き入力されたグラフの整形変換を指示するためのボタン211が操作されたか否かを判定する。

0098

ステップS114において、ボタン211が操作されていないと判定された場合、さらなる手書き入力が行われるので、処理は、ステップS111に戻され、それ以降の処理が繰り返される。なお、手書き入力内容取得部171により取得された手書き入力のデータは、図5の使用例2に示したように、ボタン221の操作によって手書き入力状態の再表示が指示されるのに備えて、メモリ部102に保持しておく。また、ステップS114において、ボタン211が操作されたと判定された場合、処理はステップS115に進められる。

0099

なお、ステップS114では、タッチパネル104上に表示されたボタン211の操作を判定条件としたが、ボタン211の操作に限らず、タブレット端末装置10に対する所定の操作に応じて、手書き入力されたグラフの整形変換の指示が行われるようにしてもよい。

0100

ステップS115において、手書き入力認識部172は、手書き入力内容取得部171により取得された手書き入力の内容を認識する。

0101

ここで、手書き入力の内容の認識処理では、例えば、文字とグラフを区別する処理、文字認識、個々の図形の認識、複数の図形からなる図の認識処理などが行われる。例えば、教師データとして与えておいた図形とユーザにより手書き入力された図形とを、共に特徴パラメータ空間にマッピングし、その空間上で手書き入力された図形に最も近い教師データの図形が認識結果として返されるようにする。この特徴量としては一般には、始点・終点での線の角度や始点と終点との距離、入力筆跡のストローク全長などが用いられる(例えば、下記の非特許文献1参照)。

0102

非特許文献1:RubineのアルゴリズムRubine,D. : Specifying Gestures by Example, In Proc. OfACMSIGGRAPH ’91 (1991), pp. 329-337.

0103

なお、手書き入力の内容の認識方法には、例えば、パターン認識による方法(例えば、特公平7−107708号公報参照)や、角度ヒストグラム分布を計算する方法(例えば、特許第3046472号公報参照)などがあり、これらの公知の技術を用いるようにしてもよい。

0104

ステップS116において、手書き入力認識部172は、ステップS115の認識の結果に基づいて、手書き入力の内容にグラフが含まれているか否かを判定する。ステップS116において、手書き入力の内容にグラフが含まれていると判定された場合、処理はステップS117に進められる。

0105

ステップS117において、演算処理部173は、ステップS115の認識の結果に基づいて、手書き入力の内容に演算情報が含まれているか否かを判定する。ステップS117において、関数とそのパラメータなどの演算情報(例えば、「×2」)が含まれていると判定された場合、処理はステップS118に進められる。

0106

ステップS118において、演算処理部173は、手書き入力された演算情報に基づいて、所定の演算処理を行う。例えば、図8の使用例3に示したように、タッチパネル104上の所定の領域に「×2」が入力された場合、対象の棒グラフの値を2倍にする演算が行われる。

0107

ただし、図4の使用例4に示したように、複数の線種により「×2」が手書き入力された場合には、あらかじめ設定される特定の線種(例えば赤色の線)による手書き入力のみが採用されることになる。

0108

ステップS118の演算処理が終了すると、処理はステップS119に進められる。また、ステップS117において、手書き入力の内容に演算情報が含まれていないと判定された場合、ステップS118の演算処理はスキップされ、処理はステップS119に進められる。

0109

ステップS119において、補完処理部174は、ステップS115の認識の結果に基づいて、手書き入力されたグラフの補完が可能であるか否かを判定する。ステップS119において、グラフの補完が可能であると判定された場合、処理はステップS120に進められる。

0110

ステップS120において、補完処理部174は、手書き入力されたグラフに対し、所定の補完処理を行う。例えば、図4の使用例1に示したように、手書き入力された円グラフの扇形の領域のうち、割合が入力されていない領域が存在する場合、その領域に入力されるべき割合を示す数値(例えば「8」)が補完される。

0111

ステップS120の補完処理が終了すると、処理はステップS121に進められる。また、ステップS119において、グラフの補完が不可能であると判定された場合、ステップS120の補完処理はスキップされ、処理は、ステップS121に進められる。

0112

ステップS121において、整形変換処理部175は、ステップS115の認識の結果に基づいて、手書き入力されたグラフの整形が可能であるか否かを判定する。ステップS121において、手書き入力されたグラフの整形が可能であると判定された場合、処理はステップS122に進められる。

0113

ステップS122において、整形変換処理部175は、手書き入力されたグラフに対し、所定の整形変換処理を行う。例えば、図4の使用例1に示したように、手書き入力された円グラフが完全な円とはならず、さらに各扇形の円弧の長さが入力された数値の割合に比例するものではない場合、完全な円であって、各扇形の円弧の長さがその領域に入力された数値の割合に比例する円グラフに整形変換される。

0114

ステップS122の整形変換処理が終了すると、処理はステップS123に進められる。また、ステップS121において、グラフの整形が不可能であると判定された場合、ステップS122の整形変換処理はスキップされ、処理はステップS123に進められる。

0115

ステップS123において、表示制御部176は、各種の処理が施されたグラフを表示部151に表示する。すなわち、表示部151に表示されるグラフは、ステップS118の演算処理、ステップS120の補完処理、及び、ステップS122の整形変換処理のうち少なくとも1つの処理が施されたグラフとなる。

0116

これにより、例えば、使用例1の整形変換後のグラフ(図4のS14)、使用例3の演算結果の反映されたグラフ(図8のS34)、使用例4の特定の線種で手書き入力された演算情報のみ演算結果の反映されたグラフ(図11のS44)、又は、使用例5の手書き入力用レイヤ231上の整形変換後のグラフ(図12のS55)などが、表示部151に表示されることになる。

0117

なお、図5の使用例2に示したように、整形変換処理等が施されたグラフを表示中に、グラフを元の手書き入力の状態に戻すためのボタン221が操作された場合、表示制御部176は、メモリ部102に保持された手書き入力のデータを読み出し、手書き入力状態のグラフを表示部151に再表示させる。

0118

また、ステップS116において、手書き入力の内容にグラフが含まれていないと判定された場合、処理はステップS124に進められる。ステップS124において、演算処理部173は、手書き入力の内容に演算情報が含まれるか否かを判定する。ステップS124において、手書き入力の内容に演算情報が含まれると判定された場合、処理は、ステップS125に進められる。

0119

ステップS125において、演算処理部173は、手書き入力された演算情報に基づいて、所定の演算処理を行う。ステップS125の演算処理が終了すると、処理はステップS123に進められる。

0120

ステップS123において、表示制御部176は、ステップS125の演算処理の結果を表示部151に表示する。これにより、図13に示すような、演算の結果がタッチパネル104上に表示されることになる。なお、ステップS124において、手書き入力の内容に演算情報が含まれていないと判定された場合、処理はステップS111に戻され、それ以降の処理が繰り返される。

0121

以上で、図14の手書き入力整形変換処理の説明を終了する。

0122

なお、制御部101により実行される処理のうち、手書き入力認識部172、演算処理部173、補完処理部174、及び、整形変換処理部175により実行される処理の少なくとも1つを、ネットワーク上の所定のサーバ(不図示)が実行するようにして、制御部101は、サーバによる処理結果のみをネットワークを介して取得するようにしてもよい。

0123

以上のように、手書き入力整形変換処理では、手書き入力が行われた場合に、ステップS118の演算処理、ステップS120の補完処理、及び、ステップS122の整形変換処理のうち少なくとも1つの処理が行われ、清書されたグラフが表示されるので、グラフ作成時の作業効率を向上させることができる。

0124

なお、前述の説明では、グラフとして、円グラフと、棒グラフを例に説明したが、それ以外にも、円柱円錐、若しくはピラミッド形状縦棒グラフ横棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、散布図ローソク足チャート、バブルチャート等高線グラフ、ドーナツチャート、レーダグラフなどを対象とすることができる。また、前述の説明では、グラフ等の図形を整形するためのパラメータとして数値や演算子を一例に説明したが、その他、例えば、文字若しくは記号、又はこれらの組み合わせからなるものが含まれるようにしてもよい。

0125

また、前述の説明では、タブレット端末装置を一例に説明したが、それに限らず、本技術は、例えば、携帯電話機スマートホンパーソナルコンピュータなどのタッチパネルを有する電子機器に適用することができる。

0126

<本技術を適用したコンピュータの説明>

0127

前述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。

0128

図15は、前述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。

0129

コンピュータ300において、CPU(Central Processing Unit)311,ROM(Read Only Memory)312,RAM(Random Access Memory)313は、バス314により相互に接続されている。

0130

バス314には、さらに、入出力インタフェース315が接続されている。入出力インタフェース315には、入力部316、出力部317、記録部318、通信部319、及びドライブ320が接続されている。

0131

入力部316は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部317は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記録部318は、ハードディスク不揮発性のメモリなどよりなる。通信部319は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ320は、磁気ディスク光ディスク光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア321を駆動する。

0132

以上のように構成されるコンピュータ300では、CPU311が、例えば、記録部318に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース315及びバス314を介して、RAM313にロードして実行することにより、前述した一連の処理が行われる。

0133

コンピュータ300(CPU311)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア321に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワークインターネットデジタル衛星放送といった、有線又は無線伝送媒体を介して提供することができる。

0134

コンピュータ300では、プログラムは、リムーバブルメディア321をドライブ320に装着することにより、入出力インタフェース315を介して、記録部318にインストールすることができる。また、プログラムは、有線又は無線の伝送媒体を介して、通信部319で受信し、記録部318にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM312や記録部318に、あらかじめインストールしておくことができる。

0135

なお、コンピュータ300が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。

0136

ここで、本明細書において、コンピュータ300に各種の処理を行わせるためのプログラムを記述する処理ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むものである。

0137

また、プログラムは、1のコンピュータにより処理されるものであってもよいし、複数のコンピュータによって分散処理されるものであってもよい。さらに、プログラムは、遠方のコンピュータに転送されて実行されるものであってもよい。

0138

さらに、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。

0139

なお、本技術の実施の形態は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。

0140

例えば、本技術は、1つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。

0141

また、前述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。

0142

さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。

0143

なお、本技術は、以下のような構成をとることができる。

0144

(1)
タッチパネルに対する手書き入力の内容を取得する取得部と、
前記手書き入力の内容に応じて、前記手書き入力から認識される図形を整形して得られる整形後の図形の表示を制御する表示制御部と
を備える情報処理装置。
(2)
前記表示制御部は、前記手書き入力されるパラメータに応じた整形後の図形を表示させる
(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記表示制御部は、前記パラメータに基づき実行される所定の関数の演算結果が反映された整形後の図形を表示させる
(2)に記載の情報処理装置。
(4)
整形対象の図形と前記パラメータとは、前記手書き入力に用いられた線種によって関連付けられている
(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記表示制御部は、前記手書き入力から認識される図形を、前記パラメータに応じて補完して得られる補完後の図形を表示させる
(2)に記載の情報処理装置。
(6)
前記取得部は、前記タッチパネル上の手書き入力用の画面に対する前記手書き入力の内容を取得する
(1)乃至(5)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(7)
前記表示制御部は、整形後の図形の表示を整形前の状態に戻すための指示がされた場合、整形前の前記手書き入力の内容を再度表示させる
(1)乃至(6)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(8)
前記手書き入力の内容を認識する認識部と、
前記認識部の認識の結果に応じて、前記手書き入力から認識される図形を整形する整形部と
をさらに備える(1)乃至(7)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(9)
情報処理装置の情報処理方法において、
前記情報処理装置が、
タッチパネルに対する手書き入力の内容を取得し、
前記手書き入力の内容に応じて、前記手書き入力から認識される図形を整形して得られる整形後の図形の表示を制御する
ステップを含む情報処理方法。
(10)
コンピュータを、
タッチパネルに対する手書き入力の内容を取得する取得部と、
前記手書き入力の内容に応じて、前記手書き入力から認識される図形を整形して得られる整形後の図形の表示を制御する表示制御部と
として機能させることを特徴とするプログラムを記憶したプログラム記憶媒体。

0145

10タブレット端末装置, 20タブレット用ペン, 101 制御部, 104タッチパネル, 151 表示部, 152タッチセンサ, 171手書き入力内容取得部, 172手書き入力認識部, 173演算処理部, 174補完処理部, 175 整形変換処理部, 176表示制御部, 300コンピュータ, 311 CPU

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