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技術 一括表示子局

出願人 株式会社エニイワイヤ
発明者 錦戸憲治
出願日 2012年11月30日 (8年1ヶ月経過) 出願番号 2014-505446
公開日 2017年1月5日 (3年11ヶ月経過) 公開番号 WO2014-083697
状態 特許登録済
技術分野 小規模ネットワーク2:バス方式
主要キーワード 出力子 入力子 短絡情報 監視アドレス 共通データ信号線 断線情報 配線接続状態 伝送クロック信号
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2017年1月5日)のものです。
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図面 (9)

課題・解決手段

制御部に接続された親局と、複数の出力部、入力部、被制御装置に対応する複数の子局共通データ信号線で接続され、伝送同期方式によりデータの伝送が行われる制御・監視信号伝送システムにおいて、既存のシステムに変更を加えることなく、複数子局の動作状況の確認を子局の設置現場で容易に行うことを可能とする。制御参照アドレス記憶手段および監視参照アドレス記憶手段に記憶されたアドレス番号と一致するタイミング信号により、子局制御データおよび子局監視データを抽出し、これらデータの複数の内容に応じた出力を行う。

概要

背景

制御部と、複数の出力部と入力部、或いは複数の被制御装置を備える制御システムにおいて、配線の数を減らす、所謂省配線化が広く実施されている。そして、その省配線化の一般的な手法として、複数の出力部と入力部、或いは被制御装置から延出される信号線の各々を制御部に直接繋ぐパラレル接続に代えて、パラレル信号シリアル信号変換機能を備えた親局と複数の子局を、制御部と複数の出力部と入力部、或いは複数の被制御装置にそれぞれ接続し、親局と複数の子局との間で共通データ信号線を介してシリアル信号によりデータ授受を行う方式が広く採用されている。そして、このような制御システムでは、通常、複数の子局の動作状況は、制御部側一括表示されることになる。

また、子局の正常な動作だけではなく、子局の断線故障も制御部側で一括して把握する提案もなされている。例えば、本出願人は、子局および入力部と出力部の断線故障を、制御部側で特定するためのシステムとして、特開2011−114449号公報に開示されているリモート配線チェックシステムを提案している。このリモート配線チェックシステムでは、単一の制御部と複数の被制御装置を備えた制御・監視信号伝送システムにおいて、省配線化されたデータ信号線で接続されている親局と子局との間で双方向同時に伝送される制御データ(出力データ)と監視データ(入力データ)とで構成される制御・監視データ領域と異なる、配線状態を示す接続データを含む管理データ領域を設けている。そして、接続データにおいて、短絡情報断線情報および正常情報が識別されるものとなっている。そのため、信号の入力データ(監視データ)容量を減らすことなく、子局自体や子局と入力部或いは子局と出力部との間の配線接続状態を容易に確認することができる。

概要

制御部に接続された親局と、複数の出力部、入力部、被制御装置に対応する複数の子局が共通データ信号線で接続され、伝送同期方式によりデータの伝送が行われる制御・監視信号伝送システムにおいて、既存のシステムに変更を加えることなく、複数子局の動作状況の確認を子局の設置現場で容易に行うことを可能とする。制御参照アドレス記憶手段および監視参照アドレス記憶手段に記憶されたアドレス番号と一致するタイミング信号により、子局制御データおよび子局監視データを抽出し、これらデータの複数の内容に応じた出力を行う。

目的

本発明は、制御部に接続された親局と、複数の出力部、入力部、被制御装置に対応する複数の子局が共通データ信号線で接続され、伝送同期方式によりデータの伝送が行われる制御・監視信号伝送システムにおいて、既存のシステムに変更を加えることなく、複数子局の動作状況の確認を子局の設置現場で容易に行うことを可能とする一括表示子局を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

親局が接続された共通データ信号線に接続され、所定のアドレス番号を複数記憶する制御参照アドレス記憶手段および監視参照アドレス記憶手段と、前記制御参照アドレス記憶手段から順次引き渡された前記アドレス番号を出力する制御アドレス設定手段と、前記共通データ信号線に伝送される伝送信号の始まりを示すスタート信号を起点として、前記伝送信号のパルスカウントし、前記カウントの値が前記制御アドレス設定手段から引き渡されたアドレス番号と一致するタイミング信号を得る制御アドレス抽出手段と、前記監視参照アドレス記憶手段から順次引き渡された前記アドレス番号を出力する監視アドレス設定手段と、前記共通データ信号線に伝送される伝送信号の始まりを示すスタート信号を起点として、前記伝送信号のパルスをカウントし、前記カウント値が前記前記監視アドレス設定手段から引き渡されたアドレス番号と一致するタイミングを得る監視アドレス抽出手段と、前記タイミング信号により子局制御データを抽出し、出力する制御データ抽出手段と、前記タイミング信号により子局監視データを抽出し、出力する監視データ抽出手段と、前記制御データ抽出手段から出力された前記子局制御データの複数の内容に応じた出力を行う制御表示出力手段と、前記監視データ抽出手段から出力された前記子局監視データの複数の内容に応じた出力を行う監視表示出力手段を備えることを特徴とする一括表示子局。

請求項2

別体の端末器データ授受を行い、前記端末器から受けたデータを前記制御参照アドレス記憶手段と前記監視参照アドレス記憶手段に引き渡すHTインターフェース手段を備える請求項1に記載の一括表示子局。

請求項3

前記制御参照アドレス記憶手段と前記監視参照アドレス記憶手段は、予め設定されたアドレス番号を記憶している請求項1に記載の一括表示子局。

請求項4

前記制御参照アドレス記憶手段と前記監視参照アドレス記憶手段は、前記親局からのダウンロードで、予め設定されたアドレス番号を記憶している請求項1に記載の一括表示子局。

技術分野

0001

本発明は、制御部に接続された親局と複数の出力部および入力部、或いは複数の被制御装置に対応する複数の子局との間の信号線省配線化共通データ信号線で接続し、伝送クロックで同期させるなどの伝送同期方式によりデータの伝送を行う制御・監視信号伝送システムにおいて、子局の動作状況を、子局の設置現場において確認するための技術に関するものである。

背景技術

0002

制御部と、複数の出力部と入力部、或いは複数の被制御装置を備える制御システムにおいて、配線の数を減らす、所謂省配線化が広く実施されている。そして、その省配線化の一般的な手法として、複数の出力部と入力部、或いは被制御装置から延出される信号線の各々を制御部に直接繋ぐパラレル接続に代えて、パラレル信号シリアル信号変換機能を備えた親局と複数の子局を、制御部と複数の出力部と入力部、或いは複数の被制御装置にそれぞれ接続し、親局と複数の子局との間で共通データ信号線を介してシリアル信号によりデータ授受を行う方式が広く採用されている。そして、このような制御システムでは、通常、複数の子局の動作状況は、制御部側一括表示されることになる。

0003

また、子局の正常な動作だけではなく、子局の断線故障も制御部側で一括して把握する提案もなされている。例えば、本出願人は、子局および入力部と出力部の断線故障を、制御部側で特定するためのシステムとして、特開2011−114449号公報に開示されているリモート配線チェックシステムを提案している。このリモート配線チェックシステムでは、単一の制御部と複数の被制御装置を備えた制御・監視信号伝送システムにおいて、省配線化されたデータ信号線で接続されている親局と子局との間で双方向同時に伝送される制御データ(出力データ)と監視データ(入力データ)とで構成される制御・監視データ領域と異なる、配線状態を示す接続データを含む管理データ領域を設けている。そして、接続データにおいて、短絡情報断線情報および正常情報が識別されるものとなっている。そのため、信号の入力データ(監視データ)容量を減らすことなく、子局自体や子局と入力部或いは子局と出力部との間の配線接続状態を容易に確認することができる。

先行技術

0004

特開2011−114449号公報

発明が解決しようとする課題

0005

子局の断線故障を制御部側で一括して把握する試みは、制御部から遠く離れている出力部、入力部、或いは被制御装置を各々チェックして故障箇所を特定するために多くの工数を要するという実情を考慮したものである。しかしながら、システムの点検作業においては、断線していない正常な子局の動作状況を、子局の設置現場で確認する必要がある。そして、そのような場合においては、子局の動作状況を子局の設置現場から遠く離れた制御部側で一括把握できたとしても、その確認に却って手間や時間を要することになるという問題があった。また、子局の設置現場で子局の動作状況確認する必要がある場合は、一括表示する出力部を持つ子局を新たに設け、その子局を動作させるために、制御部側で所定の制御プログラムが必要となり、子局の設置現場で子局の動作状況確認を容易にシステム構築できないという問題があった。

0006

そこで、本発明は、制御部に接続された親局と、複数の出力部、入力部、被制御装置に対応する複数の子局が共通データ信号線で接続され、伝送同期方式によりデータの伝送が行われる制御・監視信号伝送システムにおいて、既存のシステムに変更を加えることなく、複数子局の動作状況の確認を子局の設置現場で容易に行うことを可能とする一括表示子局を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る一括表示子局は、親局と複数の子局が共通データ信号線で接続され、制御アドレス抽出手段と、制御データ抽出手段と、制御参照アドレス記憶手段と、制御アドレス設定手段と、監視アドレス抽出手段と、監視データ抽出手段と、監視参照アドレス記憶手段と、監視アドレス設定手段と、制御表示出力手段と、監視表示出力手段を備える。
制御参照アドレス記憶手段と監視参照アドレス記憶手段は、所定のアドレス番号を複数記憶する。
制御アドレス設定手段は、前記制御参照アドレス記憶手段から順次引き渡された前記アドレス番号を出力する。
制御アドレス抽出手段は、前記共通データ信号線に伝送される伝送信号の始まりを示すスタート信号を起点として、前記伝送信号のパルスカウントし、前記制御アドレス設定手段から引き渡されたアドレス番号と一致するタイミング信号を得る。
監視アドレス抽出手段は、前記共通データ信号線に伝送される伝送信号の始まりを示すスタート信号を起点として、前記伝送信号のパルスをカウントし、前記カウント値が前記監視アドレス設定手段から引き渡されたアドレス番号と一致するタイミングを得る。
制御データ抽出手段は、前記タイミング信号により子局制御データを抽出し、出力する。
監視データ抽出手段は、前記タイミング信号により子局監視データを抽出し、出力する。
制御表示出力手段は、制御データ抽出手段から出力された子局制御データの複数の内容に応じた出力を行う。
監視表示出力手段は、前記監視データ抽出手段から出力された前記子局監視データの複数の内容に応じた出力を行う。

0008

本発明に係る一括表示子局は、別体の端末器とデータ授受を行い、前記端末器から受けたデータを前記制御参照アドレス記憶手段と前記監視参照アドレス記憶手段に引き渡すHTインターフェース手段を備えるものであってもよい。

0009

前記制御参照アドレス記憶手段と前記監視参照アドレス記憶手段は、予め設定されたアドレス番号を記憶しているものであってもよい。

0010

前記制御参照アドレス記憶手段と前記監視参照アドレス記憶手段は、前記親局からのダウンロードで、予め設定されたアドレス番号を記憶しているものであってもよい。

0011

本発明に係る一括表示子局が適用される制御・監視信号伝送システムの伝送同期方式の同期手法としては、例えば、親局が有するタイミング発生手段で生成される伝送クロックを利用する手法が好適である。この場合、前記伝送クロックの制御下で、親局は、制御部から引き渡された制御データの値に応じて制御信号として一連パルス状信号を共通データ信号線に出力すると共に、一連のパルス状信号に複数の子局の各々からクロックの1周期毎に重畳された監視信号データ値を抽出し、これを前記制御部に引き渡す。一方、複数の子局の各々は、一連のパルス状信号の始まりを示すスタート信号を起点として、一連のパルス状信号のパルスをカウントし、カウントの値が自局アドレス番号と一致したとき、一連のパルス状信号から自局に対応するデータを抽出するとともに、自局に対応するデータを抽出したクロックと同じパルス周期に、監視信号を一連のパルス状信号に重畳し、または、カウントの値が自局アドレス番号と一致したとき、一連のパルス状信号から自局に対応するデータを抽出し、または、監視信号を一連のパルス状信号に重畳する。ただし、その同期手法に制限はなくシステム設計条件に適する手法を採用すればよい。

発明の効果

0012

本発明の一括表示子局は、共通データ信号線に伝送される伝送信号から、伝送信号における所定のアドレスのデータの複数を抽出し、これら複数のデータを、その各々の内容に応じた動作表示とするために出力する。従って、状態確認を必要とする他局である子局のアドレス番号を制御参照アドレス記憶手段と監視参照アドレス記憶手段に記憶させることにより、状態確認を必要とする子局の動作状態を動作表示とすることができ、一括表示子局が設置された現場において確認することができる。また、他の子局に関する情報を一括した動作表示として、容易に確認することができる。更に、制御部側において所定の制御プログラムが不要となり、子局の設置現場において、制御参照アドレス記憶手段と監視参照アドレス記憶手段にアドレス番号を記憶させる作業のみで、必要とする所定の子局の動作状況を把握することができる。なお、動作表示させるにあたり所望の表示形式をなす表示手段を適宜選べばよいが、動作表示の内容は、発光の有無(点灯消灯)など簡素なものとすれば感覚的に理解することができるため好ましい。

0013

また、別体の端末器とデータ授受を行い、端末器から受けたデータを制御参照アドレス記憶手段と監視参照アドレス記憶手段に引き渡すHTインターフェース手段を備えるものであれば、状態確認を必要とする子局のアドレス番号を、制御参照アドレス記憶手段と監視参照アドレス記憶手段に、端末器を介して容易に記憶させることができる。そのため、一括表示子局の設置場所が制限される現場において、作業者が直接手を触れて操作することが困難な場所に設置された場合でも制御参照アドレス記憶手段と監視参照アドレス記憶手段にアドレス番号を記憶させることができ、適用範囲を広げることができる。

0014

一方、状態確認を必要とする子局が決まっている場合は、制御参照アドレス記憶手段と監視参照アドレス記憶手段として、その子局のアドレス番号を予め記憶しているものを使用することにより、設置現場におけるアドレス番号入力操作が不要となるため、作業者が直接手を触れて操作することが困難な場所に設置しなければならない場合でも使用することができる。なお、制御参照アドレス記憶手段と監視参照アドレス記憶手段に子局のアドレス番号を予め記憶させる手法として、その子局のアドレス番号を親局側から予めダウンロードして記憶させることとしても良い。

図面の簡単な説明

0015

本発明に係る一括表示子局の実施例のシステム構成図である。
参照アドレス記憶手段の機能ブロック図である。
本発明に係る一括表示子局を採用した制御・監視信号伝送システムの概略構成を示すシステム構成図である。
親局のシステム構成図である。
親局と子局の間の伝送方式の模式図である。
端末器の正面図である。
端末器のシステム構成図である。
伝送クロック信号タイムチャート図である。

実施例

0016

図1〜8を参照しながら、本発明に係る一括表示子局を採用した制御・監視信号伝送システムの実施例を説明する。
図3に示すように、この制御・監視信号伝送システムは、制御部1および共通データ信号線DP、DN(以下、伝送ラインということがある)に接続された単一の親局2と、共通データ信号線DP、DNに接続された入出力子局4、出力子局6および入力子局7の複数と、共通データ信号線DP、DNに接続された単一の一括表示子局10とで構成される。なお、図3においては、図示の便宜上、入出力子局4、出力子局6および入力子局7が一つずつ示されているが、共通データ信号線DP、DNに接続される子局の種類や数に制限は無い。一括表示子局10も、状態確認を必要とする子局の数に応じて増やしてもよい。

0017

入出力子局4、出力子局6および入力子局7は、制御部1の出力指示に応じて動作する出力部8に対する信号出力処理と、制御部1への入力情報取り入れる入力部9からの入力信号処理のいずれかまたは双方を行うものである。なお、出力部8とは、例えば、アクチュエータ、(ステッピングモータソレノイド電磁弁リレーサイリスタランプ等であり、入力部9とは、例えば、リードスイッチ、マイクロスイッチ、押釦スイッチ光電スイッチ、各種センサ等である。入出力子局4は、出力部8と入力部9で構成される被制御装置5に接続され、出力子局6は出力部8のみに接続され、入力子局7は入力部9にのみ接続されている。また、出力子局6は出力部8を内包するもの(出力部一体型子局80)であってもよく、入力子局7は入力部9を内包するもの(入力部一体型子局90)であってもよい。

0018

制御部1は、例えばプログラマブルコントローラコンピュータ等であり、制御並列データ13を送出する出力ユニット11と、入出力子局4および入力子局7からの監視信号から抽出される監視データに基づき得られた監視並列データ15を受け取る入力ユニット12を有する。そして、これら出力ユニット11と入力ユニット12が親局2に接続されている。

0019

親局2は、図4に示すように、出力データ部21、タイミング発生部23、親局出力部24、親局入力部25、および入力データ部26を備える。そして、共通データ信号線DP、DNに接続され、本発明の伝送信号に相当する一連のパルス状信号である制御信号(以下、伝送クロック信号というものとする)を共通データ信号線DP、DNに送出するとともに、入出力子局4、出力子局6、または入力子局7(以下、これら全てを指す場合は「子局4、6、7」という)から送出された監視信号から抽出された監視並列データ15を制御部1の入力ユニット12へ送出する。

0020

出力データ部21は、制御部1の出力ユニット11からの制御並列データ13をシリアルデータとして親局出力部24へ引き渡す。

0021

タイミング発生部23は、発振回路(OSC)31とタイミング発生手段32からなり、OSC31を基にタイミング発生手段32が、このシステムのタイミングクロックを生成し親局出力部24および親局入力部25に引き渡す。

0022

親局出力部24は、制御データ発生手段33とラインドライバ34からなる。制御データ発生手段33が、出力データ部21から受けたデータと、タイミング発生部23から受けたタイミングクロックに基づき、ラインドライバ34を介して共通データ信号線DP、DNに一連のパルス状信号として伝送クロック信号を送出する。

0023

伝送クロック信号は、図5に示すように、スタート信号STに続く制御・監視データ領域を有するものとなっている。制御・監視データ領域は、親局2から送出される制御信号のデータ(以下、伝送制御データという)OUTn(nは整数)と子局4から送出される監視信号のデータ(以下、伝送監視データという)INn(nは整数)とで構成される。そして、伝送クロック信号のパルスは、図8に示すように、1周期の後半が高電位レベル(この実施例では+24V)と、前半が低電位レベル(この実施例では+12V)とされ、低電位レベルとなるパルス前半のパルス幅間隔が出力データ期間となり、同じく低電位レベルとなるパルス前半が入力データ期間ともなる。そして、低電位レベルのパルス幅間隔が制御信号のデータOUTnを、低電位レベルに重畳される電流の有無が監視信号のデータINnを表すものとなっている。この実施例では、伝送クロック信号の1周期をt0とした時、低電位レベルのパルス幅間隔は(1/4)t0から(3/4)t0まで拡張されるが、制御部1から入力される制御並列データ13の各データの値に応じたものであれば、その幅に制限はなく適宜に決めればよい。また、入力データ期間と出力データ期間も適宜に決めることができ、例えば、入力データ期間はこの実施例と同様にパルス前半(低電位レベル)とし、パルス後半(高電位レベル)のパルス幅間隔を出力データ期間としてもよく、逆に、出力データ期間をこの実施例と同様にパルス前半(低電位レベル)とし、パルス後半(高電位レベル)を入力データ期間としてもよい。更に、パルス後半(高電位レベル)を出力データ期間と入力データ期間を兼ねるものとしてもよい。伝送クロック信号の1周期の後半が低電位レベルとなる場合も同様である。なお、図4において、上段は制御データ(出力データ)期間を、下段は監視データ(入力データ)期間を示すものとなっている。

0024

スタート信号STは、伝送クロック信号の高電位レベルと同じ電位レベルであって、伝送クロック信号の1周期より長い信号となっている。

0025

親局入力部25は監視信号検出手段35と親局監視データ抽出手段36で構成される。監視信号検出手段35は、共通データ信号線DP、DNを経由して入出力子局4および入力子局7から送出された監視信号を検出する。監視信号のデータ値は、既述のように低電位レベルに重畳される電流の有無で表されており、スタート信号STが送信された後、入出力子局4および入力子局7の各々から順次監視信号を受け取るものとなっている。監視信号のデータは、タイミング発生手段32の信号に同期して親局監視データ抽出手段36で抽出される。そして、監視信号のデータが直列の入力データとして入力データ部26に送出される。

0026

入力データ部26は、親局入力部25から受け取った直列の入力データを並列パラレル)データに変換し、監視並列データ15として制御部1の入力ユニット12へ送出する。

0027

入出力子局4、出力子局6および入力子局7は、内部回路としてマイクロコンピュータコントロールユニットであるMCUを備えており、それぞれの子局入出力部40、子局出力部60および子局入力部70として機能するものとなっている。すなわち、制御部1の出力指示に応じて動作する出力部8に対する信号出力処理と、制御部1への入力情報を取り入れる入力部9からの入力信号処理のいずれかまたは双方を行うものとなっている。

0028

一括表示子局10は、図1に示すように、伝送受信手段41、制御アドレス抽出手段42、制御データ抽出手段43、監視アドレス抽出手段45、監視データ抽出手段46、HTインターフェース手段61、制御参照アドレス記憶手段62、制御アドレス設定手段63、監視参照アドレス記憶手段64、監視アドレス設定手段65を有する一括表示部100を備える。なお、この実施例の一括表示子局10も、子局4、6、7と同様に内部回路としてマイクロコンピュータ・コントロール・ユニットであるMCUを備えており、このMCUが一括表示部100として機能するものとなっている。処理において必要となる演算や記憶は、このMCUの備えるCPU、RAMおよびROMを使用して実行されるが、一括表示部100を構成する上記各手段のそれぞれの処理におけるCPU、RAMおよびROMとの関係は、説明の便宜上、図示を省略するものとする。

0029

一括表示子局10は、また、一括表示部100に接続された制御表示手段44と監視表示手段47を備えている。更に、制御表示手段44と監視表示手段47には、動作表示手段48が接続されている。

0030

伝送受信手段41は、共通データ信号線DP、DNに伝送される伝送クロック信号を受けて、これを制御アドレス抽出手段42および監視アドレス抽出手段45に引き渡す。制御アドレス抽出手段42は、伝送クロック信号の始まりを示すスタート信号STを起点としてパルスをカウントし、そのカウント値が制御アドレス設定手段63から引き渡されたアドレス番号データと一致するタイミングで制御データを制御データ抽出手段43に引き渡す。また、監視アドレス抽出手段45は、伝送クロック信号の始まりを示すスタート信号STを起点としてパルスをカウントし、そのカウント値が監視アドレス設定手段65から引き渡されたアドレス番号データと一致するタイミングで監視データを監視データ抽出手段46に引き渡す。

0031

制御アドレス設定手段63には、図2に示すように、制御参照アドレス記憶手段62から引き渡された複数のアドレス番号を、順次、アドレス番号データとして制御アドレス抽出手段42に引き渡す。監視アドレス設定手段65もまた同様に、監視参照アドレス記憶手段64から引き渡された複数のアドレス番号を、順次、アドレス番号データとして監視アドレス抽出手段45に引き渡す。

0032

制御データ抽出手段43は、制御アドレス抽出手段42から引き渡された制御データからデータ値(本発明の子局制御データ)を抽出し、その抽出データをタイミング信号と同時に制御表示手段44に引き渡す。また、監視データ抽出手段46は、監視アドレス抽出手段45から引き渡された制御データからデータ値(本発明の子局監視データ)を抽出し、その抽出データをタイミング信号と同時に監視表示手段47に引き渡す。

0033

HTインターフェース手段61は、投光手段66と、受光手段67を備え、別体の端末器50と非接触でデータの授受を行う。そして、端末器50から受けたアドレスデータを、制御参照アドレス記憶手段62と監視参照アドレス記憶手段64に引き渡す。なお、この実施例において、HTインターフェース手段61と端末器50とのデータ授受は無接触で行うものとされているが、データ授受の方式に制限はない。HTインターフェース手段61と端末器50をデータ信号線で接続し、データ授受を有接触(有線)で行うものとしてもよい。

0034

制御表示手段44は、図2に示すように、制御参照アドレス記憶手段62から引き渡された複数のアドレス番号の各々について、制御データ抽出手段43から引き渡されたデータを、タイミング信号に基づいて順次記憶する。記憶されたデータは、制御表示手段44に接続された動作表示手段48に出力され、そこで表示される。

0035

監視表示手段47もまた、図2に示すように、監視参照アドレス記憶手段64から引き渡された複数のアドレス番号の各々について、監視データ抽出手段46から引き渡されたデータを、タイミング信号に基づいて順次記憶する。記憶されたデータは、監視表示手段47に接続された動作表示手段48に出力され、そこで表示される。

0036

動作表示手段48は、制御参照アドレス記憶手段62および監視参照アドレス記憶手段64に記憶されているアドレス番号の数に対応するLED発光部を備えている。そして、LED発光部の各々が、制御参照アドレス記憶手段62および監視参照アドレス記憶手段64に記憶されているアドレス番号の各々に対応し、制御表示手段44および監視表示手段47に記憶されているデータの内容に応じて点灯消灯、あるいは点滅するものとなっている。なお、動作表示手段48の動作状態表示法としては、この実施例のように、発光の有無(点灯消灯)による簡素なものとすれば感覚的に理解することができるため好ましい。また、この実施例において、動作表示手段48は一括表示子局10に接続されているが、一括表示子局に内包させたもの(動作表示手段一体型子局110)としてもよい。

0037

図6図7で示す端末器50は、端末器送受信部51、端末器入力部52、端末器表示部53を備え、また、内部回路としてマイクロコンピュータ・コントロール・ユニットであるMCUを有している。これらは、いずれも公知の部品回路で構成することができるため詳細な説明は省略し、その機能の概略についてのみ簡単に説明する。投光素子受光素子を備えている端末器送受信部51は、一括表示子局10のHTインターフェース手段61に対し、動作確認を必要とする子局のアドレス番号のデータを発し、或は、HTインターフェース手段61から発せられた投光信号のデータを受信する。

0038

この一括表示子局10によれば、共通データ信号線DP、DNに伝送される伝送信号から、伝送信号における所定のアドレス(制御参照アドレス記憶手段62および監視参照アドレス記憶手段64に記憶されたアドレス)のデータの複数が抽出され、これら複数のデータの各々の内容が動作表示手段48に表示される。従って、状態確認を必要とする子局の動作状態を動作表示として、この一括表示子局10が設置された1箇所および複数個所の現場において確認することができる。また、他の子局に関する情報を一括した動作表示として、容易に確認することができる。更に、制御部側において所定の制御プログラムが不要となり、子局の設置現場において、制御参照アドレス記憶手段62と監視参照アドレス記憶手段64にアドレス番号を記憶させる作業のみで、必要とする所定の子局の動作状況を把握することができる。

0039

なお、この実施例では、制御表示手段44と監視表示手段47のデータは動作表示手段48に出力されているが、これらデータをHTインターフェース手段61に出力し、端末器50においてその内容を確認するものとしてもよい。

0040

1 制御部
2親局
4入出力子局
5被制御装置
6出力子局
7入力子局
8 出力部
9 入力部
10一括表示子局
11出力ユニット
12入力ユニット
13 制御並列データ
15監視並列データ
21 出力データ部
23タイミング発生部
24 親局出力部
25 親局入力部
26 入力データ部
31 OSC(発振回路)
32 タイミング発生手段
33 制御データ発生手段
34ラインドライバ
35監視信号検出手段
36 親局監視データ抽出手段
40 子局入出力部
41伝送受信手段
42制御アドレス抽出手段
43 制御データ抽出手段
44制御表示手段
45監視アドレス抽出手段
46 監視データ抽出手段
47監視表示手段
48動作表示手段
50端末器
51 端末器送受信部
52 端末器入力部
53 端末器表示部
60 子局出力部
61HTインターフェース手段
62 制御参照アドレス記憶手段
63 制御アドレス設定手段
64 監視参照アドレス記憶手段
65 監視アドレス設定手段
66投光手段
67受光手段
70 子局入力部
80 出力部一体型子局
90 入力部一体型子局
100 一括表示部
110 動作表示手段一体型子局

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