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技術 通信装置及び通信方法

出願人 パナソニックインテレクチュアルプロパティコーポレーションオブアメリカ
発明者 山岡勝松本通弘大平智亮大西聡明坂田毅
出願日 2011年12月27日 (9年0ヶ月経過) 出願番号 2012-534451
公開日 2014年6月5日 (6年6ヶ月経過) 公開番号 WO2012-090494
状態 特許登録済
技術分野 伝送の細部、特殊媒体伝送方式 記録担体の読み取り 電話機の機能 近接電磁界伝送方式
主要キーワード アンテナ位置情報 請求事項 画像スケール 点灯間隔 ガイドパターン IT機器 型番号 通信装置識別情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2014年6月5日)のものです。
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図面 (18)

課題・解決手段

通信装置に内蔵されているアンテナの位置をユーザに案内することができ、通信装置のアンテナと外部機器のアンテナとの位置合わせを容易に行うことができる通信装置及び通信方法を提供する。携帯機器(1)は、近接無線通信を行うためのループアンテナ(11)と、ループアンテナ(11)の指向方向とは反対の面に設けられた表示部(12)と、ループアンテナ(11)の携帯機器(1)における位置を表すアンテナ位置情報を記憶するアンテナ位置情報記憶部(142)とを備え、表示部(12)は、アンテナ位置情報記憶部(142)に記憶されているアンテナ位置情報に基づいて、ループアンテナ(11)の位置を表示する。

概要

背景

従来、RFID(Radio Frequency IDentification)などを用いて機器間近接無線通信を行う技術が提案されている。このような近接無線通信は、通信距離が短く、通信を行う2つの無線通信機器アンテナ同士を接近させる必要がある。無線通信機器のアンテナが実装されている面には、アンテナの位置を表すマークが付されており、ユーザは2つの無線通信機器のマーク同士を接近させて、2つの無線通信機器間で通信を行わせる。

アンテナの位置を示すマークは、2つの無線通信機器を近接させることで、無線通信機器の陰に隠れてしまう。したがって、ユーザは、2つの無線通信機器間で通信を行わせるときに、互いのアンテナを正確に接近させることが困難であった。特に、携帯電話機に内蔵されるRFIDはアンテナの出力を上げることができないため、数mm単位でのアンテナ同士の位置合わせが必要であり、互いのアンテナを正確に接近させることが困難である。

そこで、例えば、特許文献1では、携帯通信端末が、ケースに内蔵された近距離無線通信用のアンテナの位置を表示装置補助表示させることが開示されている。また、例えば、特許文献2では、無線通信装置が、相手無線通信装置のアンテナの位置を自身のアンテナの位置に合わせるためのガイドを、撮像部で撮像しているリアルタイムな画像に合成させて表示部に表示させることが開示されている。

しかしながら、上記の特許文献1及び特許文献2では、アンテナの位置を表示することについて開示されているが、アンテナの位置を表す情報を記憶することについては開示されていない。

通常、通信装置に内蔵されるアンテナの位置は、通信装置の種類毎に異なる。そのため、通信装置は、自身のアンテナの位置を表す情報を記憶しておく必要があり、アンテナの位置を表す情報を記憶していない場合、通信装置に内蔵されているアンテナの位置をユーザに案内することができない。

概要

通信装置に内蔵されているアンテナの位置をユーザに案内することができ、通信装置のアンテナと外部機器のアンテナとの位置合わせを容易に行うことができる通信装置及び通信方法を提供する。携帯機器(1)は、近接無線通信を行うためのループアンテナ(11)と、ループアンテナ(11)の指向方向とは反対の面に設けられた表示部(12)と、ループアンテナ(11)の携帯機器(1)における位置を表すアンテナ位置情報を記憶するアンテナ位置情報記憶部(142)とを備え、表示部(12)は、アンテナ位置情報記憶部(142)に記憶されているアンテナ位置情報に基づいて、ループアンテナ(11)の位置を表示する。

目的

本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、通信装置に内蔵されているアンテナの位置をユーザに案内することができ、通信装置のアンテナと外部機器のアンテナとの位置合わせを容易に行うことができる通信装置及び通信方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
7件

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請求項1

近接無線通信を利用して外部機器通信する通信装置であって、近接無線通信を行うためのループアンテナと、前記ループアンテナの指向方向とは反対の面に設けられた表示部と、前記ループアンテナの前記通信装置における位置を表すアンテナ位置情報を記憶する位置情報記憶部とを備え、前記表示部は、前記位置情報記憶部に記憶されている前記アンテナ位置情報に基づいて、前記ループアンテナの位置を表示することを特徴とする通信装置。

請求項2

前記通信装置を識別するための通信装置識別情報を記憶する通信装置識別情報記憶部と、前記通信装置識別情報記憶部に記憶されている前記通信装置識別情報をネットワークを介して接続されたサーバへ送信し、前記サーバから前記通信装置識別情報に対応する前記アンテナ位置情報を取得する位置情報取得部とをさらに備え、前記位置情報記憶部は、前記位置情報取得部によって取得された前記アンテナ位置情報を記憶することを特徴とする請求項1記載の通信装置。

請求項3

前記ループアンテナの指向方向の画像を取得する画像取得部をさらに備え、前記表示部は、前記画像取得部によって取得された画像に、前記ループアンテナの位置を表すガイド画像重畳して表示することを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。

請求項4

前記画像取得部は、前記ループアンテナに囲まれた範囲に配置されていることを特徴とする請求項3記載の通信装置。

請求項5

前記位置情報取得部は、前記アンテナ位置情報を取得すると共に、前記画像取得部の前記通信装置における位置を表す画像取得位置情報を取得し、前記表示部は、前記アンテナ位置情報と前記画像取得位置情報とに応じて、前記画像取得部によって取得された画像に、前記ガイド画像を重畳して表示することを特徴とする請求項3記載の通信装置。

請求項6

前記表示部は、前記通信装置と前記外部機器との間の距離に応じて前記ガイド画像を表示することを特徴とする請求項3記載の通信装置。

請求項7

前記外部機器は、近接無線通信を行うアンテナの位置を表すガイドパターンを有し、前記表示部は、前記画像取得部によって取得される画像に含まれる前記ガイドパターンの大きさに応じて前記ガイド画像を表示することを特徴とする請求項3記載の通信装置。

請求項8

前記外部機器は、近接無線通信を行うアンテナの位置を表すガイドパターンを有し、前記外部機器の選択を受け付け選択受付部と、前記選択受付部によって選択された前記外部機器を識別するための外部機器識別情報を前記サーバへ送信し、前記外部機器識別情報に対応する前記ガイドパターンを取得するガイドパターン取得部とをさらに備え、前記表示部は、前記ガイドパターン取得部によって取得された前記ガイドパターンを、前記ループアンテナの位置として表示することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の通信装置。

請求項9

近接無線通信を利用して外部機器と通信するための通信方法であって、近接無線通信を行うためのループアンテナの前記通信装置における位置を表すアンテナ位置情報を位置情報記憶部に記憶する位置情報記憶ステップと、前記ループアンテナの指向方向とは反対の面に設けられた表示部に、前記位置情報記憶部に記憶されている前記アンテナ位置情報に基づいて、前記ループアンテナの位置を表示する表示ステップとを含むことを特徴とする通信方法。

技術分野

0001

本発明は、近接無線通信を利用して外部機器通信する通信装置及び通信方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、RFID(Radio Frequency IDentification)などを用いて機器間で近接無線通信を行う技術が提案されている。このような近接無線通信は、通信距離が短く、通信を行う2つの無線通信機器アンテナ同士を接近させる必要がある。無線通信機器のアンテナが実装されている面には、アンテナの位置を表すマークが付されており、ユーザは2つの無線通信機器のマーク同士を接近させて、2つの無線通信機器間で通信を行わせる。

0003

アンテナの位置を示すマークは、2つの無線通信機器を近接させることで、無線通信機器の陰に隠れてしまう。したがって、ユーザは、2つの無線通信機器間で通信を行わせるときに、互いのアンテナを正確に接近させることが困難であった。特に、携帯電話機に内蔵されるRFIDはアンテナの出力を上げることができないため、数mm単位でのアンテナ同士の位置合わせが必要であり、互いのアンテナを正確に接近させることが困難である。

0004

そこで、例えば、特許文献1では、携帯通信端末が、ケースに内蔵された近距離無線通信用のアンテナの位置を表示装置補助表示させることが開示されている。また、例えば、特許文献2では、無線通信装置が、相手無線通信装置のアンテナの位置を自身のアンテナの位置に合わせるためのガイドを、撮像部で撮像しているリアルタイムな画像に合成させて表示部に表示させることが開示されている。

0005

しかしながら、上記の特許文献1及び特許文献2では、アンテナの位置を表示することについて開示されているが、アンテナの位置を表す情報を記憶することについては開示されていない。

0006

通常、通信装置に内蔵されるアンテナの位置は、通信装置の種類毎に異なる。そのため、通信装置は、自身のアンテナの位置を表す情報を記憶しておく必要があり、アンテナの位置を表す情報を記憶していない場合、通信装置に内蔵されているアンテナの位置をユーザに案内することができない。

先行技術

0007

特開2009−33590号公報
特開2010−109594号公報

0008

本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、通信装置に内蔵されているアンテナの位置をユーザに案内することができ、通信装置のアンテナと外部機器のアンテナとの位置合わせを容易に行うことができる通信装置及び通信方法を提供することを目的とするものである。

0009

本発明の一局面に係る通信装置は、近接無線通信を利用して外部機器と通信する通信装置であって、近接無線通信を行うためのループアンテナと、前記ループアンテナの指向方向とは反対の面に設けられた表示部と、前記ループアンテナの前記通信装置における位置を表すアンテナ位置情報を記憶する位置情報記憶部とを備え、前記表示部は、前記位置情報記憶部に記憶されている前記アンテナ位置情報に基づいて、前記ループアンテナの位置を表示する。

0010

この構成によれば、表示部は、近接無線通信を行うためのループアンテナの指向方向とは反対の面に設けられ、位置情報記憶部は、ループアンテナの通信装置における位置を表すアンテナ位置情報を記憶する。そして、表示部は、位置情報記憶部に記憶されているアンテナ位置情報に基づいて、ループアンテナの位置を表示する。

0011

本発明によれば、位置情報記憶部に記憶されているアンテナ位置情報に基づいて、ループアンテナの位置が表示されるので、通信装置に内蔵されているアンテナの位置をユーザに案内することができ、通信装置のアンテナと外部機器のアンテナとの位置合わせを容易に行うことができる。

0012

本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の実施の形態1における通信システムの構成を示す図である。
(A)は、本発明の実施の形態1における携帯機器の表面側から透視した裏面側を示す図であり、(B)は、本発明の実施の形態1における携帯機器の表面を示す図であり、(C)は、本発明の実施の形態1における携帯機器の側面を示す図である。
本発明の実施の形態1における携帯機器の内部構成を示す図である。
本発明の実施の形態1における通信システムの動作について説明するための第1のフローチャートである。
本発明の実施の形態1における通信システムの動作について説明するための第2のフローチャートである。
携帯機器を端末機器に近接させる動作について説明するための図である。
本発明の実施の形態2における携帯機器の内部構成を示す図である。
ガイドパターン情報記憶部に記憶されるガイドパターン情報テーブルの一例を示す図である。
本発明の実施の形態2における通信システムの動作について説明するための第1のフローチャートである。
本発明の実施の形態2における通信システムの動作について説明するための第2のフローチャートである。
表示部に表示される端末機器選択画面の一例を示す図である。
本発明の実施の形態3における携帯機器の内部構成を示す図である。
(A)は、本発明の実施の形態3における携帯機器の表面側から透視した裏面側を示す図であり、(B)は、本発明の実施の形態3における携帯機器の表面を示す図であり、(C)は、本発明の実施の形態3における携帯機器の側面を示す図である。
本発明の実施の形態3における通信システムの動作について説明するための第1のフローチャートである。
本発明の実施の形態3における通信システムの動作について説明するための第2のフローチャートである。
本発明の実施の形態3における通信システムの動作について説明するための第3のフローチャートである。
(A)は、本発明の実施の形態3の変形例における携帯機器の表面側から透視した裏面側を示す図であり、(B)は、本発明の実施の形態3の変形例における携帯機器の表面を示す図である。

実施例

0014

以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。

0015

(実施の形態1)
本実施の形態1では、例えばRFIDリーダライタを備える携帯機器を、RFIDを備える端末機器に近接させて、端末機器からID等を含む端末機器の情報を表す端末機器情報を読み出し、携帯機器では読み出した端末機器情報に自身の携帯機器情報を付加してサーバへ送信する。これにより、例えば、端末機器情報を携帯機器情報に対応付けて、サーバ上のデータベース登録することができる。

0016

従来、サーバへのメールアドレスの登録や、製造番号の登録といったユーザ登録作業は、ユーザが直接入力することにより行われていた。そのため、入力処理作業の複雑さから、サーバに登録される端末機器の数が低迷していた。これに対し、本実施の形態1における携帯機器では、容易に端末機器に関する情報をサーバのデータベースに登録することができるため、IT機器精通していないユーザであっても、より簡単に、より早く、より直感的にユーザ登録作業を行うことができる。これにより、データベースに登録される端末機器の増加が見込まれる。

0017

図1は、本発明の実施の形態1における通信システムの構成を示す図である。図1に示す通信システムは、携帯機器1と、端末機器2と、サーバ3とを備える。

0018

携帯機器1は、例えば携帯電話機などの通信装置から構成され、ループアンテナ11を介して近接無線通信を利用して端末機器2と通信するとともに、ネットワーク4を介してサーバ3と通信可能に接続されている。携帯機器1は、端末機器2のRFID又はNFC(Near Field Communication)と通信可能なリーダ/ライタを備える機器であればどのような機器であってもよいが、可搬性のある機器がより好ましい。

0019

端末機器2は、例えばテレビ冷蔵庫洗濯機及び電子レンジなどの家電機器から構成され、近接無線通信により携帯機器1と通信可能に接続される。なお、端末機器2は、家電機器だけでなく、住設機器住環境を測定及び検知するセンサなども含めた、家庭内で使用される電化製品であり、パッシブアクティブRFID又はNFCによってリーダ/ライタと通信可能な機器であればどのような機器であってもよい。端末機器2は、コントローラ201、メインメモリ202、近接無線通信部203及びループアンテナ204を備える。

0020

コントローラ201は、CPU(中央演算処理装置)等から構成され、近接無線通信部203の動作を制御するとともに、近接無線通信部203を介して受信した情報等に応じてメインメモリ202の動作を制御する。

0021

メインメモリ202には、端末機器2を識別するための端末機器識別情報、例えば端末機器2の型番号及びシリアルナンバー等が製造時等に予め記憶される。また、メインメモリ202には、端末機器2の使用履歴及び不具合情報などの内部情報が記憶される。なお、メインメモリ202は、端末機器をサーバのデータベースに登録するために、端末機器のメーカが特定できる情報、製造日が特定できる情報、及び製造工程が特定できる情報などを含むことが好ましい。また、メインメモリ202は、端末機器2の製造メーカ毎に異なるサーバにアクセスするためのサーバ特定情報(例えばURL(Uniform Resource Identifier))を含むことが好ましい。これにより、携帯機器1からサーバ3へ容易にアクセスすることが可能となる。また、URLを端末装置2のメインメモリ202に保持することによって、携帯電話1は、どのような機種であっても、端末機器2に固有のサーバへ、アクセスすることが可能となる。

0022

近接無線通信部203は、ループアンテナ204を介して無線方式により双方向で種々の情報を携帯機器1と送信及び受信する。

0023

ループアンテナ204は、近接無線通信を行うためのアンテナである。本実施の形態では、近接無線通信として、13.56MHz帯を用いるHF帯域のRFID又はNFCを想定しているが、この周波数帯に限定されることはない。近接無線通信の周波数帯は、90MHz〜1GHzのUHF帯であってもよく、2GHz帯を越える周波数帯であってもよい。

0024

サーバ3は、公知のサーバコンピュータ等から構成され、ネットワーク4を介して携帯機器1と通信可能に接続されている。サーバ3は、携帯機器1を識別するための携帯機器識別情報と、端末機器2を識別するための端末機器識別情報とを携帯機器1から受信し、受信した携帯機器識別情報と端末機器識別情報とを対応付けて記憶する。

0025

図2は、本発明の実施の形態1における携帯機器の外観構成を示す図である。図2(A)は、本発明の実施の形態1における携帯機器の表面側から透視した裏面側を示す図である。図2(B)は、本発明の実施の形態1における携帯機器の表面を示す図である。図2(C)は、本発明の実施の形態1における携帯機器の側面を示す図である。

0026

図2(A)〜図2(C)に示すように、携帯機器1にはループアンテナ11が内蔵されている。携帯機器1の表面には、表示部12が設けられている。表示部12は、携帯機器1内におけるループアンテナ11の位置を示すガイドライン121を表示する。ループアンテナ11の指向方向は、表面から裏面に向かう方向であり、表示部12とは反対の方向を向いている。言い換えるならば、ループアンテナ11の指向方向とは反対の面が表面である。

0027

図3は、本発明の実施の形態1における携帯機器の内部構成を示す図である。図3に示す携帯機器1は、ループアンテナ11、表示部12、システム制御部13、メモリ部14、近接無線通信部15、操作部16、ガイド表示制御部17、姿勢検出部18、移動網通信部19及びアンテナ20を備える。

0028

ループアンテナ11は、近接無線通信を行うためのアンテナであり、携帯機器1に内蔵されている。ループアンテナ11は、携帯機器1の種類毎に異なる位置に配置される。

0029

表示部12は、ループアンテナ11の指向方向とは反対の面に設けられ、種々の情報を表示する。なお、ループアンテナ11は、表示部12の表示範囲内に配置される。

0030

システム制御部13は、携帯機器1の全体を制御する。システム制御部13は、操作部16によって入力された操作に基づいて、メモリ部14、近接無線通信部15、ガイド表示制御部17及び移動網通信部19を制御する。

0031

メモリ部14は、携帯機器識別情報記憶部141及びアンテナ位置情報記憶部142を備える。携帯機器識別情報記憶部141は、携帯機器1を識別するための携帯機器識別情報を記憶する。携帯機器識別情報は、例えば携帯機器1の製造番号又はシリアル番号であり、製造時等に予め記憶される。アンテナ位置情報記憶部142は、ループアンテナ11の携帯機器1における位置を表すアンテナ位置情報を記憶する。アンテナ位置情報は、サーバ3から取得され、アンテナ位置情報記憶部142に記憶される。アンテナ位置情報記憶部142は、ループアンテナ11の位置に対応する、携帯機器1の表示部12上の座標位置をアンテナ位置情報として記憶する。座標位置は、例えば、表示部12の画素位置である。アンテナ位置情報は、表示部12の位置とループアンテナ11の位置とから計算される情報であってもよい。

0032

近接無線通信部15は、ループアンテナ11を介して近接無線通信を利用して端末機器2と通信する。

0033

操作部16は、例えばタッチパネル又は操作キーなどで構成され、ユーザによる入力操作受け付ける。

0034

ガイド表示制御部17は、アンテナ位置情報記憶部142に記憶されているアンテナ位置情報に基づいて、ループアンテナ11の位置を表示するように表示部12を制御する。

0035

姿勢検出部18は、加速度センサ181及び角速度センサ182を備える。加速度センサ181は、携帯機器1の加速度を検出し、角速度センサ182は、携帯機器の角速度を検出する。加速度センサ181によって検出される加速度と、角速度センサ182によって検出される角速度とに基づいて、携帯機器1の姿勢を特定することができる。ガイド表示制御部17は、加速度センサ181によって検出される加速度と、角速度センサ182によって検出される角速度とに基づいて、表示部12に表示されるガイドライン121の傾きを変化させる。

0036

アンテナ20は、ネットワーク4に接続するためのアンテナである。移動網通信部19は、ネットワーク4を介してサーバ3と通信する。なお、ネットワーク4は、例えば移動体通信網である。移動網通信部19は、携帯機器識別情報記憶部141に記憶されている携帯機器識別情報をネットワーク4を介して接続されたサーバ3へ送信し、サーバ3から携帯機器識別情報に対応するアンテナ位置情報を取得する。アンテナ位置情報記憶部142は、移動網通信部19によって取得されたアンテナ位置情報を記憶する。

0037

次に、本発明の実施の形態1における通信システムの動作について説明する。図4及び図5は、本発明の実施の形態1における通信システムの動作について説明するためのフローチャートである。

0038

まず、ステップS1において、携帯機器1のシステム制御部13は、ループアンテナ11の位置を表示部12に表示するためのアプリケーション起動する。このとき、操作部16は、ユーザによる当該アプリケーションの起動指示を受け付ける。システム制御部13は、受け付けられた起動指示に基づいてアプリケーションを起動する。

0039

次に、ステップS2において、システム制御部13は、アンテナ位置情報記憶部142にアンテナ位置情報を記憶しているか否かを判断する。ここで、アンテナ位置情報を記憶していると判断された場合(ステップS2でYES)、ステップS9の処理へ移行する。

0040

一方、アンテナ位置情報を記憶していないと判断された場合(ステップS2でNO)、ステップS3において、移動網通信部19は、携帯機器識別情報記憶部141から読み出した携帯機器識別情報を含む、アンテナ位置情報を要求するためのアンテナ位置情報要求をサーバ3へ送信する。

0041

次に、ステップS4において、サーバ3の通信部は、携帯機器1によって送信されたアンテナ位置情報要求を受信する。

0042

次に、ステップS5において、サーバ3の制御部は、アンテナ位置情報要求に含まれる携帯機器識別情報に対応するアンテナ位置情報をアンテナ位置情報管理データベースから取得する。サーバ3が備えるアンテナ位置情報管理データベースには、携帯機器識別情報に対応するアンテナ位置情報が記憶されている。アンテナ位置情報管理データベースは、携帯機器の種別毎にアンテナ位置情報を記憶している。

0043

次に、ステップS6において、サーバ3の通信部は、アンテナ位置情報管理データベースから取得したアンテナ位置情報を携帯機器1へ送信する。

0044

次に、ステップS7において、携帯機器1の移動網通信部19は、サーバ3によって送信されたアンテナ位置情報を受信する。

0045

次に、ステップS8において、移動網通信部19は、受信したアンテナ位置情報をアンテナ位置情報記憶部142に記憶する。アンテナ位置情報記憶部142は、移動網通信部19によって受信されたアンテナ位置情報を記憶する。

0046

次に、ステップS9において、ガイド表示制御部17は、アンテナ位置情報記憶部142からアンテナ位置情報を読み出し、読み出したアンテナ位置情報を、表示部12に表示するための座標値に変換する。ガイド表示制御部17は、アンテナ位置情報に含まれる携帯機器1上の座標位置を、画面の左上の画素を原点とするX−Y軸座標系の座標値に変換する。

0047

次に、ステップS10において、ガイド表示制御部17は、アンテナ位置情報記憶部142に記憶されているアンテナ位置情報に基づいて、ループアンテナ11の位置を表すガイドライン121を表示するよう表示部12を制御する。表示部12は、ガイド表示制御部17の制御に基づいて、表示画面上にガイドライン121を表示する。ガイドライン121は、例えば、2つの直線で表される。当該2つの直線の交点がループアンテナ11の位置を表す。当該2つの直線は、互いに直交する。

0048

ここで、携帯機器1を端末機器2に近接させる動作について説明する。図6は、携帯機器1を端末機器2に近接させる動作について説明するための図である。

0049

図6に示すように、端末機器2の表面には、ループアンテナ204の位置を表すガイドパターン210が形成されている。ガイドパターン210は、例えば+形状である。なお、本実施の形態では、ガイドパターン210は、点灯表示されるが、本発明はこれに限定されず、表面に印刷されてもよい。また、ガイドパターン210は、端末機器2の内部状態に応じて、色又は点灯間隔を変化させてもよい。例えば、携帯機器1と通信していない通常状態では、ガイドパターン210が常時点灯され、携帯機器1と通信している状態では、ガイドパターン210が点滅される。

0050

ユーザは、携帯機器1の表示部12に表示されるガイドライン121を見ながら、携帯機器1の裏面を端末機器2のガイドパターン210に近接させる。ユーザは、携帯機器1の裏面のガイドライン121の交点部分に対応する位置をガイドパターン210に近接させる。これにより、携帯機器1と端末機器2とが通信可能に接続される。

0051

図5に戻って、次に、ステップS11において、近接無線通信部15は、ループアンテナ11を介してポーリング信号を端末機器2へ送信する。

0052

次に、ステップS12において、端末機器2の近接無線通信部203は、ループアンテナ204を介してポーリング信号を携帯機器1から受信する。

0053

次に、ステップS13において、近接無線通信部203は、ループアンテナ204を介してポーリング応答を携帯機器1へ送信する。

0054

次に、ステップS14において、携帯機器1の近接無線通信部15は、ループアンテナ11を介してポーリング応答を端末機器2から受信する。

0055

次に、ステップS15において、近接無線通信部15は、ループアンテナ11を介して、端末機器2を識別するための端末機器識別情報を要求するための端末機器識別情報要求を端末機器2へ送信する。

0056

次に、ステップS16において、端末機器2の近接無線通信部203は、ループアンテナ204を介して、端末機器識別情報要求を携帯機器1から受信する。

0057

次に、ステップS17において、コントローラ201は、メインメモリ202から端末機器識別情報を取得し、取得した端末機器識別情報を近接無線通信部203へ出力する。端末機器識別情報は、例えば端末機器2のシリアル番号である。なお、端末機器識別情報は、シリアル番号だけでなく、端末機器2の種類あるいは製品名を含んでもよい。

0058

次に、ステップS18において、近接無線通信部203は、ループアンテナ204を介して、コントローラ201によって取得された端末機器識別情報を携帯機器1へ送信する。

0059

次に、ステップS19において、携帯機器1の近接無線通信部15は、ループアンテナ11を介して、端末機器2によって送信された端末機器識別情報を受信する。

0060

次に、ステップS20において、システム制御部13は、近接無線通信部15によって受信された端末機器識別情報と、携帯機器識別情報記憶部141に記憶されている携帯機器識別情報とを対応付けたDB(データベース)登録情報を作成する。システム制御部13は、携帯機器識別情報だけでなく、携帯機器1のメールアドレス、携帯機器1の電話番号、携帯機器1の所有者名前、あるいはSIM(Subscriber Identity Module)カードに記憶されている契約者番号などと、端末機器識別情報とを対応付けたDB登録情報を作成してもよい。

0061

次に、ステップS21において、移動網通信部19は、アンテナ20を介して、システム制御部13によって作成されたDB登録情報をサーバ3へ送信する。

0062

次に、ステップS22において、サーバ3の通信部は、携帯機器1によって送信されたDB登録情報を受信する。

0063

次に、ステップS23において、サーバ3の制御部は、携帯機器1によって送信されたDB登録情報を保有機器管理データベースに登録する。サーバ3が備える保有機器管理データベースには、携帯機器識別情報に端末機器識別情報が対応付けられて記憶されている。携帯機器識別情報は、使用者識別情報として利用される。よって、保有機器管理データベースには、使用者が保有する端末機器のリストが管理されることになる。

0064

このように、アンテナ位置情報記憶部142に記憶されているアンテナ位置情報に基づいて、ループアンテナ11の位置が表示される。これにより、携帯機器1に内蔵されているループアンテナの位置をユーザに案内することができ、携帯機器1のアンテナと端末機器2のアンテナとの位置合わせを容易に行うことができる。

0065

また、サーバ3から携帯機器識別情報に対応するアンテナ位置情報が取得されるので、出荷時にアンテナ位置情報が記憶されていない携帯機器1であっても、後からアンテナ位置情報を取得することができる。また、ループアンテナ11の位置は、携帯機器の種類毎に異なるが、携帯機器1に応じたアンテナ位置情報を取得することができる。

0066

通常、携帯機器の機種に応じて、近接無線通信のためのループアンテナ11の取付け位置は異なる。本実施の形態の発明によれば、携帯機器の機種毎のループアンテナ位置情報を取得して記憶し、表示部12にループアンテナ位置を表示することができる。これにより、ユーザが使用する携帯機器の機種を変更した場合においても、機種に応じたループアンテナ位置を表示部に表示できるので、携帯機器の機種を変更する前と同様の使用感を提供することができる。

0067

(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における通信システムについて説明する。実施の形態2では、端末機器に実装されたループアンテナの位置を表すガイドパターンと同じ形状のガイドパターン画像を、携帯機器に実装されたループアンテナの位置に表示する。

0068

図7は、本発明の実施の形態2における携帯機器の内部構成を示す図である。なお、本発明の実施の形態2における通信システムの構成は、実施の形態1における通信システムの構成と同じであるので説明を省略する。

0069

図7に示す携帯機器1は、ループアンテナ11、表示部12、システム制御部13、メモリ部14、近接無線通信部15、操作部16、ガイド表示制御部17、姿勢検出部18、移動網通信部19及びアンテナ20を備える。メモリ部14は、携帯機器識別情報記憶部141、アンテナ位置情報記憶部142及びガイドパターン情報記憶部143を備える。なお、実施の形態2の携帯機器において、実施の形態1の携帯機器と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。

0070

実施の形態2における携帯機器は、実施の形態1における携帯機器とは異なり、メモリ部14がガイドパターン情報記憶部143を備えている。

0071

ガイドパターン情報記憶部143は、端末機器毎に異なるガイドパターンを、端末機器識別情報に対応付けて記憶する。ガイドパターン情報記憶部143は、端末機器識別情報とガイドパターンとを対応付けたガイドパターン情報テーブルを記憶する。

0072

図8は、ガイドパターン情報記憶部143に記憶されるガイドパターン情報テーブルの一例を示す図である。図8に示すように、ガイドパターン情報テーブル400は、シリアル番号(端末機器識別情報)と、ガイドパターンとを対応付けて記憶している。例えば、シリアル番号“AAAA”には、+形状のガイドパターンが対応付けられている。シリアル番号“BBBB”には、二重丸形状のガイドパターンが対応付けられている。シリアル番号“CCCC”には、星形状のガイドパターンが対応付けられている。シリアル番号“DDDD”には、四角形状のガイドパターンが対応付けられている。これらのガイドパターンは、端末機器2の表面に形成されるガイドパターンの形状と同じであり、端末機器毎に異なる。

0073

操作部16は、近接無線通信を行う端末機器の選択を受け付ける。移動網通信部19は、操作部16によって選択された端末機器を識別するための端末機器識別情報をサーバ3へ送信し、端末機器識別情報に対応するガイドパターンを取得する。

0074

表示部12は、移動網通信部19によって取得されたガイドパターンを、ループアンテナの位置として表示する。

0075

次に、本発明の実施の形態2における通信システムの動作について説明する。図9及び図10は、本発明の実施の形態2における通信システムの動作について説明するためのフローチャートである。

0076

まず、ステップS31において、携帯機器1のシステム制御部13は、ループアンテナ11の位置を表示部12に表示するためのアプリケーションを起動する。このとき、操作部16は、ユーザによる当該アプリケーションの起動指示を受け付ける。システム制御部13は、受け付けられた起動指示に基づいてアプリケーションを起動する。

0077

次に、ステップS32において、移動網通信部19は、ユーザが保有している端末機器を表す保有機器リストを要求するための保有機器リスト要求をサーバ3へ送信する。なお、保有機器リスト要求は、携帯機器1を識別するための携帯機器識別情報を含む。

0078

次に、ステップS33において、サーバ3の通信部は、携帯機器1によって送信された保有機器リスト要求を受信する。

0079

次に、ステップS34において、サーバ3の制御部は、保有機器リスト要求に含まれる携帯機器識別情報に対応する端末機器識別情報を保有機器管理データベースから抽出し、抽出した端末機器識別情報を保有機器リストとして作成する。保有機器管理データベースには、端末機器識別情報と携帯機器識別情報とが対応付けられて記憶されている。

0080

次に、ステップS35において、サーバ3の通信部は、制御部によって作成された保有機器リストを携帯機器1へ送信する。

0081

次に、ステップS36において、携帯機器1の移動網通信部19は、サーバ3によって送信された保有機器リストを受信する。

0082

次に、ステップS37において、ガイド表示制御部17は、移動網通信部19によって受信された保有機器リストの中から、1つの端末機器を選択するための端末機器選択画面を表示するよう表示部12を制御する。表示部12は、ガイド表示制御部17によって制御されることにより、端末機器選択画面を表示する。

0083

図11は、表示部に表示される端末機器選択画面の一例を示す図である。端末機器選択画面には、端末機器の種類名及びシリアル番号が選択可能に表示される。図11の端末機器選択画面では、選択可能な端末機器を表す4つの選択項目122が表示される。各選択項目122は、例えば、“テレビシリアル番号:AAAA”、“冷蔵庫シリアル番号:BBBB”、“洗濯機シリアル番号:CCCC”及び“炊飯器シリアル番号:DDDD”である。

0084

次に、ステップS38において、操作部16は、端末機器選択画面に表示された端末機器の中から、近接無線通信を行う端末機器の選択を受け付ける。

0085

ユーザは、表示部12に表示される選択項目122の中から、近接無線通信を行う端末機器を選択する。操作部16は、ユーザによる端末機器の選択操作を受け付ける。なお、表示部12がタッチパネルであれば、表示画面がタッチされることにより、所望の選択項目が選択される。また、表示部12がタッチパネルではない場合、携帯機器1に設けられた操作部材が操作されることにより、所望の選択項目が選択される。

0086

次に、ステップS39において、システム制御部13は、ガイドパターン情報記憶部143にユーザによって選択された端末機器のガイドパターン情報を記憶しているか否かを判断する。ここで、ガイドパターン情報を記憶していると判断された場合(ステップS39でYES)、ステップS46の処理へ移行する。

0087

一方、ガイドパターン情報を記憶していないと判断された場合(ステップS39でNO)、ステップS40において、移動網通信部19は、ユーザによって選択された端末機器の端末機器識別情報を含む、サーバ3にガイドパターン情報を要求するためのガイドパターン情報要求を送信する。端末機器識別情報には、端末機器の種別(型式)が含まれてもよい。

0088

次に、ステップS41において、サーバ3の通信部は、携帯機器1によって送信されたガイドパターン情報要求を受信する。

0089

次に、ステップS42において、サーバ3の制御部は、ガイドパターン情報要求に含まれる端末機器識別情報に対応するガイドパターン情報をガイドパターン情報管理データベースから取得する。サーバ3が備えるガイドパターン情報管理データベースには、端末機器識別情報に対応するガイドパターン情報が記憶されている。ガイドパターン情報管理データベースは、端末機器のシリアル番号毎にガイドパターン情報を記憶している。ガイドパターン情報管理データベースは、端末機器の種別(型式)毎にガイドパターン情報を記憶していてもよい。

0090

次に、ステップS43において、サーバ3の通信部は、ガイドパターン情報管理データベースから取得したガイドパターン情報を携帯機器1へ送信する。

0091

次に、ステップS44において、携帯機器1の移動網通信部19は、サーバ3によって送信されたガイドパターン情報を受信する。

0092

次に、ステップS45において、移動網通信部19は、受信したガイドパターン情報をガイドパターン情報記憶部143に記憶する。ガイドパターン情報記憶部143は、移動網通信部19によって受信されたガイドパターン情報を記憶する。なお、ガイドパターン情報記憶部143は、携帯機器1の製造時にガイドパターン情報を予め記憶してもよい。

0093

なお、ステップS46〜S53の処理は、図4のステップS2〜S9の処理と同じであるので、説明を省略する。

0094

次に、ステップS54において、ガイド表示制御部17は、ガイドパターン情報記憶部143に記憶されているガイドパターンを表すガイドパターン画像を、ループアンテナ11の位置に表示するよう表示部12を制御する。ガイド表示制御部17は、ガイドパターン情報記憶部143からユーザによって選択された端末機器2に対応するガイドパターン画像を読み出す。そして、ガイド表示制御部17は、読み出したガイドパターン画像を、アンテナ位置情報により特定されるループアンテナ11の位置に表示するよう表示部12を制御する。表示部12は、ガイド表示制御部17の制御に基づいて、表示画面上にガイドパターン画像を表示する。ガイドパターン画像は、ループアンテナ11の位置を表す。

0095

なお、ステップS55以降の処理は、図5のステップS11〜S23の処理と同じであるので、説明を省略する。

0096

このように、移動網通信部19によって取得されたガイドパターンが、ループアンテナ11の位置として表示されるので、ユーザは、携帯機器1の表示部12に表示されているガイドパターンを確認することにより、端末機器2が有するガイドパターンを探すことができ、携帯機器1のアンテナと端末機器2のアンテナとの位置合わせを容易に行うことができる。

0097

通常、端末機器は、端末機器の種類毎に、表面に形成可能なパターンは異なる。例えば、冷蔵庫のように平面が多い端末機器であれば、十字型のガイドパターンを形成することができる。一方、炊飯器のように曲面が多い端末機器では、十字型よりも、円形のパターンが適している。円形のパターンは、曲面の影響が出にくいからである。

0098

本実施の形態の発明によれば、端末機器の表面形状や色に応じて、それぞれ適したガイドパターンが形成されていても、近接させる端末機器毎に固有のガイドパターンをサーバから取得することによって、それぞれの端末機器に応じたガイドパターンを表示部12に表示することができる。

0099

(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3における通信システムについて説明する。実施の形態3では、撮像されたループアンテナの指向方向の画像に、ループアンテナの位置を重畳して表示する。

0100

図12は、本発明の実施の形態3における携帯機器の内部構成を示す図である。なお、本発明の実施の形態3における通信システムの構成は、実施の形態1における通信システムの構成と同じであるので説明を省略する。

0101

図12に示す携帯機器1は、ループアンテナ11、表示部12、システム制御部13、メモリ部14、近接無線通信部15、操作部16、ガイド表示制御部17、姿勢検出部18、移動網通信部19、アンテナ20、画像取得部21及びパターン識別部22を備える。メモリ部14は、携帯機器識別情報記憶部141、アンテナ位置情報記憶部142、ガイドパターン情報記憶部143及びカメラ位置情報記憶部144を備える。なお、実施の形態3の携帯機器において、実施の形態1及び実施の形態2の携帯機器と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。

0102

実施の形態3における携帯機器は、実施の形態2における携帯機器とは異なり、携帯機器1が画像取得部21及びパターン識別部22を備え、メモリ部14がカメラ位置情報記憶部144を備えている。

0103

画像取得部21は、例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラで構成され、ループアンテナ11の指向方向の画像を取得する。画像取得部21は、携帯機器1の種類毎に異なる位置に配置される。

0104

パターン識別部22は、画像取得部21によって取得された画像の中から、ガイドパターン情報記憶部143に記憶されているガイドパターンに一致する図形を識別する。

0105

カメラ位置情報記憶部144は、画像取得部21の携帯機器1における位置を表すカメラ位置情報を記憶する。カメラ位置情報記憶部144は、画像取得部21の位置に対応する、携帯機器1上の座標位置をカメラ位置情報として記憶する。なお、カメラ位置情報を表す座標位置の座標系と、アンテナ位置情報を表す座標位置の座標系とは同じである。移動網通信部19は、アンテナ位置情報を取得すると共に、カメラ位置情報を取得する。

0106

表示部12は、画像取得部21によって取得された画像に、ループアンテナ11の位置を重畳して表示する。また、表示部12は、アンテナ位置情報とカメラ位置情報とに応じてループアンテナ11の位置を表示する。さらに、表示部12は、携帯機器1と端末機器2との間の距離に応じてループアンテナ11の位置を表示する。さらにまた、表示部12は、画像取得部21によって取得される画像に含まれるガイドパターンの大きさに応じてループアンテナ11の位置を表示する。

0107

図13は、本発明の実施の形態3における携帯機器の外観構成を示す図である。図13(A)は、本発明の実施の形態3における携帯機器の表面側から透視した裏面側を示す図である。図13(B)は、本発明の実施の形態3における携帯機器の表面を示す図である。図13(C)は、本発明の実施の形態3における携帯機器の側面を示す図である。

0108

図13(A)〜図13(C)に示すように、携帯機器1の表面には、表示部12が設けられている。携帯機器1にはループアンテナ11が内蔵されている。実施の形態1では、ループアンテナ11は、表示部12の表示範囲内に配置されることとしたが、本発明の実施の形態3では、これに限らず、表示部12の表示範囲外に配置されてもよい。

0109

携帯機器1の裏面には、画像取得部21が配置されている。なお、本実施の形態3では、画像取得部21は、携帯機器1の表面側から見て左上端部に配置されているが、本発明は特にこれに限定されない。ループアンテナ11の指向方向は、表面から裏面に向かう方向であり、表示部とは反対の方向を向いている。ループアンテナ11の指向方向と、画像取得部21の撮像方向とは、一致している。

0110

表示部12は、画像取得部21によって取得された画像に、携帯機器1内におけるループアンテナ11の位置を示すガイドライン121を重畳して表示する。また、表示部12は、携帯機器1と端末機器2とが接近した場合、画像取得部21によって取得された画像に替えて、端末機器2の表面に形成されているガイドパターンと同じ図形であるガイドパターン画像123を表示する。

0111

次に、本発明の実施の形態3における通信システムの動作について説明する。図14図15及び図16は、本発明の実施の形態3における通信システムの動作について説明するためのフローチャートである。

0112

ここで、ステップS61〜S68の処理は、図4のステップS1〜S8の処理と同じであるので、説明を省略する。

0113

ステップS69において、システム制御部13は、カメラ位置情報記憶部144にカメラ位置情報を記憶しているか否かを判断する。ここで、カメラ位置情報を記憶していると判断された場合(ステップS69でYES)、ステップS76の処理へ移行する。

0114

一方、カメラ位置情報を記憶していないと判断された場合(ステップS69でNO)、ステップS70において、移動網通信部19は、携帯機器識別情報記憶部141から読み出した携帯機器識別情報を含む、サーバ3にカメラ位置情報を要求するためのカメラ位置情報要求を送信する。

0115

次に、ステップS71において、サーバ3の通信部は、携帯機器1によって送信されたカメラ位置情報要求を受信する。

0116

次に、ステップS72において、サーバ3の制御部は、カメラ位置情報要求に含まれる携帯機器識別情報に対応するカメラ位置情報をカメラ位置情報管理データベースから取得する。サーバ3が備えるカメラ位置情報管理データベースには、携帯機器識別情報に対応するカメラ位置情報が記憶されている。カメラ位置情報管理データベースは、携帯機器の種別毎にカメラ位置情報を記憶している。

0117

次に、ステップS73において、サーバ3の通信部は、カメラ位置情報管理データベースから取得したカメラ位置情報を携帯機器1へ送信する。

0118

次に、ステップS74において、携帯機器1の移動網通信部19は、サーバ3によって送信されたカメラ位置情報を受信する。

0119

次に、ステップS75において、移動網通信部19は、受信したカメラ位置情報をカメラ位置情報記憶部144に記憶する。カメラ位置情報記憶部144は、移動網通信部19によって受信されたカメラ位置情報を記憶する。なお、カメラ位置情報記憶部144は、携帯機器1の製造時において予めカメラ位置情報を記憶してもよい。

0120

次に、ステップS76において、システム制御部13は、画像取得部21を起動し、画像取得部21は、画像の取得(撮像)を開始する。画像取得部21は、取得した画像をパターン識別部22へ出力する。

0121

次に、ステップS77において、近接無線通信部15は、ループアンテナ11を介してポーリング信号を端末機器2へ送信する。なお、このとき、携帯機器1を端末機器2に近接させていないので、直ちにポーリング応答が返信されることはない。近接無線通信部15は、ポーリング応答を受信するまで継続的にポーリング信号を送信する。

0122

次に、ステップS78において、ガイド表示制御部17は、アンテナ位置情報記憶部142に記憶されているアンテナ位置情報とカメラ位置情報記憶部144に記憶されているカメラ位置情報とに基づいて、ループアンテナ11の位置を表すガイドライン121を、画像取得部21によって取得された画像に重畳して表示するよう表示部12を制御する。

0123

アンテナ位置情報を表す座標位置の座標系と、カメラ位置情報を表す座標位置の座標系とは同じである。そのため、ループアンテナ11と画像取得部21との携帯機器1上における位置関係を特定することができ、ループアンテナ11と画像取得部21と間の距離を特定することができる。ガイド表示制御部17は、ループアンテナ11と画像取得部21と間の携帯機器1上の距離を、表示部12の表示画面上の距離に換算し、ループアンテナ11の位置を表すガイドライン121を、画像取得部21によって取得された画像に重畳して表示するよう表示部12を制御する。

0124

表示部12は、ガイド表示制御部17の制御に基づいて、表示画面上にガイドライン121を、画像取得部21によって取得された画像に重畳して表示する。ガイドライン121は、例えば、2つの直線で表される。当該2つの直線は互いに直交する。当該2つの直線の交点がループアンテナ11の位置を表す。

0125

次に、ステップS79において、ガイド表示制御部17は、端末機器2の表面に形成されているガイドパターンまでの焦点距離に応じて、ループアンテナ11の位置を表すガイドライン121の表示位置を変更する。ガイド表示制御部17は、撮像された端末機器2の表面に形成されているガイドパターンの大きさに応じて、ループアンテナ11の位置を表すガイドライン121の表示位置を変更する。

0126

携帯機器1が端末機器2に近づくにつれて、焦点距離が短くなるとともに、撮像されたガイドパターンが大きくなる。そこで、ガイド表示制御部17は、端末機器2の表面に形成されているガイドパターンまでの焦点距離を算出し、算出した焦点距離に応じて、ループアンテナ11の位置を表すガイドライン121の表示位置を変更する。また、パターン識別部22は、画像取得部21によって取得された画像の中から、ガイドパターン情報記憶部143に記憶されているガイドパターンに一致する図形を識別する。そして、ガイド表示制御部17は、パターン識別部22によって識別されたガイドパターンの大きさに基づいて、ガイドライン121の表示位置を変更する。

0127

次に、ステップS80において、ガイド表示制御部17は、焦点距離が閾値よりも短いか否か又はピンぼけが検出されたか否かを判断する。ここで、焦点距離が閾値よりも短くない又はピンぼけが検出されていないと判断された場合(ステップS80でNO)、ステップS84の処理へ移行する。なお、ピンぼけは、画像取得部21によって取得される画像の境界部分(輪郭部分)の信号の尖鋭度に基づいて検出される。

0128

一方、焦点距離が閾値よりも短い又はピンぼけが検出されたと判断された場合(ステップS80でYES)、ステップS81において、ガイド表示制御部17は、ガイドパターン情報記憶部143に記憶されているガイドパターン画像を読み出し、読み出したガイドパターン画像を表示部12に表示させる。

0129

携帯機器1が端末機器2に近づくにつれて、撮像される画像への焦点が合わなくなり、画像がぼやけて表示される。そして、携帯機器1が端末機器2に接触すると、画像取得部21によって取得された画像は暗くなり、ガイドパターンを表示できなくなる。そこで、ガイド表示制御部17は、ピンぼけする距離まで携帯機器1が端末機器2に近づいた場合に、表示部12に表示される画像を、画像取得部21によって取得された画像から、ガイドパターン情報記憶部143に記憶されているガイドパターン画像へ切り替える。これにより、表示部12にガイドパターンが表示されなくなることを防止することができる。

0130

次に、ステップS84において、近接無線通信部15は、ループアンテナ11を介してポーリング応答を端末機器2から受信したか否かを判断する。ポーリング信号は、継続的に送信されている。そのため、端末機器2の近接無線通信部203は、ループアンテナ204を介してポーリング信号を携帯機器1から受信し(ステップS82)、ループアンテナ204を介してポーリング応答を携帯機器1へ送信する(ステップS83)。ここで、ポーリング応答を端末機器2から受信していないと判断された場合(ステップS84でNO)、ステップS78の処理へ戻る。

0131

一方、ポーリング応答を端末機器2から受信したと判断された場合(ステップS84でYES)、近接無線通信部15は、ループアンテナ11を介して、端末機器2を識別するための端末機器識別情報を要求するための端末機器識別情報要求を端末機器2へ送信する。

0132

なお、ステップS86〜S93の処理は、図5に示すステップS16〜S23の処理と同じであるので説明を省略する。

0133

このように、画像取得部21によって取得された画像に、ループアンテナ11の位置を表すガイド画像(ガイドライン121)が重畳して表示されるので、携帯機器1を端末機器2に近接させたとしても、ユーザは、画像取得部21によって取得された画像を見ながら、携帯機器1のアンテナと端末機器2のアンテナとの位置合わせを行うことができる。

0134

また、アンテナ位置情報とカメラ位置情報とに応じて、画像取得部によって取得された画像に、ガイド画像(ガイドライン121)が重畳して表示されるので、ループアンテナ11と画像取得部21とが携帯機器1内の異なる位置に配置されている場合であっても、画像取得部21によって取得された画像に、ガイド画像を正確に重畳して表示することができる。

0135

また、携帯機器1と端末機器2との間の距離に応じてガイド画像(ガイドライン121)が表示されるので、携帯機器1と端末機器2との間の距離が短くなるにつれて、ガイド画像の表示位置を変更することができる。

0136

さらに、画像取得部21によって取得される画像に含まれるガイドパターンの大きさに応じてガイド画像(ガイドライン121)が表示されるので、画像取得部21によって取得される画像に含まれるガイドパターンが大きくなるにつれて、ガイド画像の表示位置を変更することができる。

0137

次に、本発明の実施の形態3の変形例について説明する。図17は、本発明の実施の形態3の変形例における携帯機器の外観構成を示す図である。図17(A)は、本発明の実施の形態3の変形例における携帯機器の表面側から透視した裏面側を示す図である。図17(B)は、本発明の実施の形態3の変形例における携帯機器の表面を示す図である。

0138

上記の実施の形態3における携帯機器では、ループアンテナ11と画像取得部21とは異なる位置に配置されている。これに対し、実施の形態3の変形例における携帯機器では、画像取得部21は、ループアンテナ11に囲まれた範囲に配置される。

0139

図17(A)に示すように、画像取得部21は、ループアンテナ11に囲まれた範囲に配置されており、ループアンテナ11に囲まれた範囲の中心部分に画像取得部21が配置されることがより好ましい。この場合、図17(B)に示すように、ループアンテナ11の位置を表すガイドライン121の交点が表示画面の中心部分に表示される。

0140

これにより、表示部12に表示される撮影画像の中心部分がループアンテナ11の位置に相当するため、撮影画像を補正することなく、ループアンテナ11の位置を表示画面の中央付近に表示することができる。

0141

さらに、画像取得部21とループアンテナ11との位置関係は、端末機器2と携帯機器1とが近接無線通信可能な最大距離において、画像取得部21の撮影画像の中に端末機器2のループアンテナ実装部(ガイドパターン)が写る範囲内にすることが望ましい。

0142

例えば、近接無線通信可能な最大距離が1cmであるならば、画像取得部21とループアンテナ11との間の距離は、携帯機器1の画像取得部21が撮像方向と垂直な平面を1cm離れた位置から撮影している場合に、撮影画像の中心に写る点から端に写る点までの距離より短いことが望ましい。この場合、携帯機器1と端末機器2とが近接無線通信により接続されるまで、表示部12に端末機器2側のループアンテナ位置を表示できる。これにより、携帯機器1と端末機器2との近接無線通信を容易に確立できるようにガイド表示を行うことができる。

0143

また、携帯機器1の画像取得部21が、予め広角レンズを備えている場合には、フォーカス位置に応じて広角レンズに切り替えることで、端末機器2のループアンテナ位置を撮影しやすくすることも有効である。

0144

また、図16のステップS80において、ガイド表示制御部17は、焦点距離が閾値より短いか否か、あるいはピンぼけの検出の判定をする代わりに、端末機器2を撮影して得られるガイドパターンの大きさを画像認識等で認識して判断しても同様の効果を得ることができる。端末機器2側のループアンテナ実装部には、携帯機器1を近接させる位置を明確にするためにガイドパターンが形成される。したがって、ガイド表示制御部17は、画像取得部21で取得するガイドパターンの大きさを、携帯機器1と端末機器2との距離を示す情報として利用可能であり、焦点距離と同様の情報として利用することができる。携帯機器1と端末機器2との距離が短くなりすぎると、画像取得部21で取得するガイドパターンが、表示部12いっぱいに表示されてしまったり、ピンぼけしてしまったりする。本実施の形態では、ガイド表示制御部17は、このような場合においても、携帯機器1と端末機器2との近接無線通信を容易に確立できるようにガイドパターンを表示させることができる。

0145

また、本実施の形態では、ガイド表示制御部17は、フォーカス位置に応じて、表示部12に表示するガイド位置を変更する。携帯機器1の画像取得部21の取付け位置とループアンテナ11の取付け位置とが離れている場合、表示部12に表示されている画像スケールがフォーカス位置によって異なる。このため、ガイド表示制御部17は、フォーカス位置に基づいて画像スケールを判定して、ガイドを表示する位置を補正する。具体的には、画像取得部21と端末機器2との距離が離れている場合には広い範囲(例えば10cm)を撮影可能であるが、画像取得部21と端末機器2との距離が近い場合には狭い範囲(例えば2cm)しか撮影できない。一方、携帯機器1の画像取得部21とループアンテナ11との距離は、携帯機器1に応じて決まっている(例えば1cm)。ガイド表示制御部17は、表示部12で表示している画像のスケールをフォーカス位置に応じて判定して、ループアンテナ位置として表示するガイド位置を変更する。これにより、ユーザは、ガイド表示にしたがって、簡単に、携帯機器1と端末機器2との近接無線通信を容易に確立させることができるように、ガイド表示を行うことが可能となる。

0146

なお、本実施の形態1〜3では、ループアンテナ11の位置は、ガイドライン121の交点の位置で表しているが、本発明は特にこれに限定されない。ループアンテナ11の位置を他の表示態様で表示してもよく、例えば、ループアンテナ11の位置を表すマークを表示してもよい。

0147

また、本実施の形態1〜3において、コンピュータが、近接無線通信を利用して外部機器と通信するための通信プログラムを実行することにより、システム制御部13、ガイド表示制御部17、携帯機器識別情報記憶部141、アンテナ位置情報記憶部142、ガイドパターン情報記憶部143及びカメラ位置情報記憶部144として機能させてもよい。

0148

なお、上述した具体的実施形態には以下の構成を有する発明が主に含まれている。

0149

本発明の一局面に係る通信装置は、近接無線通信を利用して外部機器と通信する通信装置であって、近接無線通信を行うためのループアンテナと、前記ループアンテナの指向方向とは反対の面に設けられた表示部と、前記ループアンテナの前記通信装置における位置を表すアンテナ位置情報を記憶する位置情報記憶部とを備え、前記表示部は、前記位置情報記憶部に記憶されている前記アンテナ位置情報に基づいて、前記ループアンテナの位置を表示する。

0150

この構成によれば、表示部は、近接無線通信を行うためのループアンテナの指向方向とは反対の面に設けられ、位置情報記憶部は、ループアンテナの通信装置における位置を表すアンテナ位置情報を記憶する。そして、表示部は、位置情報記憶部に記憶されているアンテナ位置情報に基づいて、ループアンテナの位置を表示する。

0151

したがって、位置情報記憶部に記憶されているアンテナ位置情報に基づいて、ループアンテナの位置が表示されるので、通信装置に内蔵されているアンテナの位置をユーザに案内することができ、通信装置のアンテナと外部機器のアンテナとの位置合わせを容易に行うことができる。

0152

また、上記の通信装置において、前記通信装置を識別するための通信装置識別情報を記憶する通信装置識別情報記憶部と、前記通信装置識別情報記憶部に記憶されている前記通信装置識別情報をネットワークを介して接続されたサーバへ送信し、前記サーバから前記通信装置識別情報に対応する前記アンテナ位置情報を取得する位置情報取得部とをさらに備え、前記位置情報記憶部は、前記位置情報取得部によって取得された前記アンテナ位置情報を記憶するが好ましい。

0153

この構成によれば、通信装置識別情報記憶部は、通信装置を識別するための通信装置識別情報を記憶し、位置情報取得部は、通信装置識別情報記憶部に記憶されている通信装置識別情報をネットワークを介して接続されたサーバへ送信し、サーバから通信装置識別情報に対応するアンテナ位置情報を取得する。そして、位置情報記憶部は、位置情報取得部によって取得されたアンテナ位置情報を記憶する。

0154

したがって、サーバから通信装置識別情報に対応するアンテナ位置情報が取得されるので、出荷時にアンテナ位置情報が記憶されていない通信装置であっても、後からアンテナ位置情報を取得することができる。また、ループアンテナの位置は、通信装置の種類毎に異なるが、通信装置に応じたアンテナ位置情報を取得することができる。

0155

また、上記の通信装置において、前記ループアンテナの指向方向の画像を取得する画像取得部をさらに備え、前記表示部は、前記画像取得部によって取得された画像に、前記ループアンテナの位置を表すガイド画像を重畳して表示することが好ましい。

0156

この構成によれば、画像取得部は、ループアンテナの指向方向の画像を取得し、表示部は、画像取得部によって取得された画像に、ループアンテナの位置を表すガイド画像を重畳して表示する。したがって、画像取得部によって取得された画像に、ループアンテナの位置を表すガイド画像が重畳して表示されるので、通信装置を外部機器に近接させたとしても、ユーザは、画像取得部によって取得された画像を見ながら、通信装置のアンテナと外部機器のアンテナとの位置合わせを行うことができる。

0157

また、上記の通信装置において、前記画像取得部は、前記ループアンテナに囲まれた範囲に配置されていることが好ましい。この構成によれば、画像取得部によって取得された画像の中心部分がループアンテナの位置に相当するため、画像取得部によって取得された画像を補正することなく、ループアンテナの位置を表示画面の中央付近に表示することができる。

0158

また、上記の通信装置において、前記位置情報取得部は、前記アンテナ位置情報を取得すると共に、前記画像取得部の前記通信装置における位置を表す画像取得位置情報を取得し、前記表示部は、前記アンテナ位置情報と前記画像取得位置情報とに応じて、前記画像取得部によって取得された画像に、前記ガイド画像を重畳して表示することが好ましい。

0159

この構成によれば、位置情報取得部は、アンテナ位置情報を取得すると共に、画像取得部の通信装置における位置を表す画像取得位置情報を取得する。そして、表示部は、アンテナ位置情報と画像取得位置情報とに応じて、画像取得部によって取得された画像に、ガイド画像を重畳して表示する。

0160

したがって、アンテナ位置情報と画像取得位置情報とに応じて、画像取得部によって取得された画像に、ガイド画像が重畳して表示されるので、ループアンテナと画像取得部とが通信装置内の異なる位置に配置されている場合であっても、画像取得部によって取得された画像に、ガイド画像を正確に重畳して表示することができる。

0161

また、上記の通信装置において、前記表示部は、前記通信装置と前記外部機器との間の距離に応じて前記ガイド画像を表示することが好ましい。

0162

この構成によれば、通信装置と外部機器との間の距離に応じてガイド画像が表示されるので、通信装置と外部機器との間の距離が短くなるにつれて、ガイド画像の表示位置を変更することができる。

0163

また、上記の通信装置において、前記外部機器は、近接無線通信を行うアンテナの位置を表すガイドパターンを有し、前記表示部は、前記画像取得部によって取得される画像に含まれる前記ガイドパターンの大きさに応じて前記ガイド画像を表示することが好ましい。

0164

この構成によれば、外部機器は、近接無線通信を行うアンテナの位置を表すガイドパターンを有している。そして、表示部は、画像取得部によって取得される画像に含まれるガイドパターンの大きさに応じてガイド画像を表示する。

0165

したがって、画像取得部によって取得される画像に含まれるガイドパターンの大きさに応じてガイド画像が表示されるので、画像取得部によって取得される画像に含まれるガイドパターンが大きくなるにつれて、ガイド画像の表示位置を変更することができる。

0166

また、上記の通信装置において、前記外部機器は、近接無線通信を行うアンテナの位置を表すガイドパターンを有し、前記外部機器の選択を受け付ける選択受付部と、前記選択受付部によって選択された前記外部機器を識別するための外部機器識別情報を前記サーバへ送信し、前記外部機器識別情報に対応する前記ガイドパターンを取得するガイドパターン取得部とをさらに備え、前記表示部は、前記ガイドパターン取得部によって取得された前記ガイドパターンを、前記ループアンテナの位置として表示することが好ましい。

0167

この構成によれば、外部機器は、近接無線通信を行うアンテナの位置を表すガイドパターンを有している。選択受付部は、外部機器の選択を受け付ける。ガイドパターン取得部は、選択受付部によって選択された外部機器を識別するための外部機器識別情報をサーバへ送信し、外部機器識別情報に対応するガイドパターンを取得する。そして、表示部は、ガイドパターン取得部によって取得されたガイドパターンを、ループアンテナの位置として表示する。

0168

したがって、ガイドパターン取得部によって取得されたガイドパターンが、ループアンテナの位置として表示されるので、ユーザは、通信装置の表示部に表示されているガイドパターンを確認することにより、外部機器が有するガイドパターンを探すことができ、通信装置のアンテナと外部機器のアンテナとの位置合わせを容易に行うことができる。

0169

本発明の他の局面に係る通信方法は、近接無線通信を利用して外部機器と通信するための通信方法であって、近接無線通信を行うためのループアンテナの前記通信装置における位置を表すアンテナ位置情報を位置情報記憶部に記憶する位置情報記憶ステップと、前記ループアンテナの指向方向とは反対の面に設けられた表示部に、前記位置情報記憶部に記憶されている前記アンテナ位置情報に基づいて、前記ループアンテナの位置を表示する表示ステップとを含む。

0170

この構成によれば、位置情報記憶ステップにおいて、近接無線通信を行うためのループアンテナの通信装置における位置を表すアンテナ位置情報が位置情報記憶部に記憶される。表示ステップにおいて、ループアンテナの指向方向とは反対の面に設けられた表示部に、位置情報記憶部に記憶されているアンテナ位置情報に基づいて、ループアンテナの位置が表示される。

0171

したがって、位置情報記憶部に記憶されているアンテナ位置情報に基づいて、ループアンテナの位置が表示されるので、通信装置に内蔵されているアンテナの位置をユーザに案内することができ、通信装置のアンテナと外部機器のアンテナとの位置合わせを容易に行うことができる。

0172

なお、発明を実施するための形態の項においてなされた具体的な実施態様または実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、本発明の精神と特許請求事項との範囲内で、種々変更して実施することができるものである。

0173

本発明に係る通信装置及び通信方法は、通信装置に内蔵されているアンテナの位置をユーザに案内することができ、通信装置のアンテナと外部機器のアンテナとの位置合わせを容易に行うことができ、近接無線通信を利用して外部機器と通信する通信装置及び通信方法に有用である。

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