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技術 受信制御装置、受信装置、再生装置、受信制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体

出願人 パイオニア株式会社
発明者 越智淳也
出願日 2006年3月28日 (15年9ヶ月経過) 出願番号 2007-512758
公開日 2008年9月11日 (13年3ヶ月経過) 公開番号 WO2006-106684
状態 特許登録済
技術分野 双方向TV,動画像配信等 受信機の回路一般
主要キーワード 計時変化 移動支援装置 走行状態信号 移動状態検出 移動状態情報 各移動経路 案内誘導 特定放送局
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年9月11日)のものです。
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図面 (7)

課題・解決手段

受信レベル検波手段にて受信状態が所定の受信レベル以下となると、地図情報および現在位置に基づいて受信できる地域と判断しても、車両の走行状態を判断する。停車徐行している場合、渋滞などにより現在の車両の位置が局所的に受信障害を生じる地点や環境であると判断し、自動選局処理禁止する。渋滞の場合や一時的な受信障害の場合など、受信障害の状態を適切に判断でき、不用意に自動選局処理が実施することによる煩わしさや設定をし直す煩雑な入力操作の実施などを防止でき、適切に自動選局処理を実行させて受信部220で適切に放送波を受信でき、使い勝手を向上できる。

概要

背景

従来、ラジオ受信装置において、受信感度が低下した際に自動選局する構成が知られている。そして、この自動選局するラジオ受信装置において、自車位置に基づいて自動選局を制御する構成が知られている。(例えば、特許文献1参照)。

この特許文献1に記載のものは、走行中に、ラジオ受信装置の特定放送局周波数の受信感度が所定レベル以下に低下したとき、ナビゲーション装置読取装置記録媒体に記憶されている地図情報および各位置での受信エリアにおける受信可能な放送局情報を読み取る。そして、それまで受信していた放送局同一放送内容で、ナビゲーション装置で得られる現在位置情報における現在位置で受信可能な放送局周波数を選択して自動選局を実施する。また、トンネルなどの電波が届かない地点受信不可能となった場合、ナビゲーション装置の地図情報に基づいて、現在地がトンネル内などの電波の届かない地点であると判断した場合には、自動選局の動作を禁止し、無用な自動選局の動作を無くしている。

特許2928722号公報(第2頁)

概要

受信レベル検波手段にて受信状態が所定の受信レベル以下となると、地情報および現在位置に基づいて受信できる地域と判断しても、車両の走行状態を判断する。停車徐行している場合、渋滞などにより現在の車両の位置が局所的に受信障害を生じる地点や環境であると判断し、自動選局処理を禁止する。渋滞の場合や一時的な受信障害の場合など、受信障害の状態を適切に判断でき、不用意に自動選局処理が実施することによる煩わしさや設定をし直す煩雑な入力操作の実施などを防止でき、適切に自動選局処理を実行させて受信部220で適切に放送波を受信でき、使い勝手を向上できる。

目的

本発明は、このような実情などに鑑みて、受信部における良好な電波の受信が得られる受信制御装置受信装置再生装置受信制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体を提供することを1つの目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
3件

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請求項1

動体の現在位置における所定の周波数帯電波を受信する受信部と、前記電波の受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記電波の受信状態が悪化した際に異なる周波数帯で受信可能な電波を前記受信部で受信させる電波検索処理を実施する電波検索手段とを備え前記移動体に搭載される受信装置における前記電波の受信を制御する受信制御装置であって、前記移動体の移動状態に関する移動状態情報を取得する移動状態情報取得手段と、前記受信状態検出手段にて前記電波の受信状態の悪化を検出したことを認識すると、前記移動体の移動状態に基づいて前記電波検索手段にて前記電波検索処理の実施を規制する制御をする受信制御手段と、を具備したことを特徴とした受信制御装置。

請求項2

請求項1に記載の受信制御装置であって、前記受信制御手段は、前記移動状態情報に基づく前記移動体の移動状態が所定速度以下であることを認識すると、前記電波検索手段にて前記電波検索処理の実施を禁止する制御をすることを特徴とした受信制御装置。

請求項3

請求項1または請求項2に記載の受信制御装置であって、前記移動状態情報取得手段は、前記移動体の移動を支援する移動支援装置で検出する前記移動体の移動状態を前記移動状態情報として取得することを特徴とした受信制御装置。

請求項4

請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の受信制御装置であって、地図情報を取得する地図情報取得手段と、前記移動体の現在位置に関する現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段と、を具備し、前記受信制御手段は、前記受信状態検出手段にて前記電波の受信状態の悪化を検出したことを認識すると、前記地図情報に基づいて前記現在位置情報における現在位置が前記電波を受信できない地点であるか否かを判断し、前記現在位置が前記電波を受信できない地点であると判断した場合に前記電波検索手段にて前記電波検索処理の実施を禁止する制御をすることを特徴とした受信制御装置。

請求項5

請求項4に記載の受信制御装置であって、前記地図情報取得手段は、前記移動体の移動を地図情報に基づいて支援する移動支援装置から前記地図情報を取得し、前記現在位置情報取得手段は、前記移動支援装置で検出する前記移動体の現在位置を前記現在位置情報として取得することを特徴とした受信制御装置。

請求項6

移動体の現在位置における所定の周波数帯の電波を受信する受信部と、前記電波の受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記電波の受信状態の悪化を検出したことを認識した際に異なる周波数帯で受信可能な電波を前記受信部で受信させる電波検索処理を実施する電波検索手段と、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の受信制御装置と、を具備したことを特徴とした受信装置。

請求項7

移動体に搭載され、前記移動体の現在位置における所定の周波数帯の電波を受信する受信部と、前記受信部で受信する前記電波の受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記移動体の移動状態に関する移動状態情報を取得する移動状態情報取得手段と、前記電波の受信状態の悪化を検出したことを認識すると前記移動体の移動状態に基づいて他の周波数帯の電波を前記受信部にて受信させる制御をする受信制御手段と、を具備したことを特徴とした受信装置。

請求項8

請求項7に記載の受信装置であって、前記受信制御手段は、前記電波の受信状態の悪化を検出したことを認識した際、前記移動体の移動状態が所定速度以下である場合には前記受信部にて他の周波数帯の電波を受信させる制御を実行しないことを特徴とした受信装置。

請求項9

請求項7または請求項8に記載の受信装置であって、地図情報を取得する地図情報取得手段と、前記移動体の現在位置に関する現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段と、を具備し、前記受信制御手段は、前記電波の受信状態の悪化を検出したことを認識した際、前記地図情報に基づいて前記現在位置情報における現在位置が前記電波を受信できない地点であるか否かを判断し、前記現在位置が前記電波を受信できない地点であると判断した場合に、前記受信部にて他の周波数帯の電波を受信させる制御を実施しないことを特徴とした受信装置。

請求項10

請求項6ないし請求項9のいずれかに記載の受信装置であって、前記電波は、放送波であり、前記放送波を受信可能な地域に関する放送地域情報を有する地図情報を取得する地図情報取得手段を具備し、前記受信制御手段は、前記放送波の受信状態の悪化を検出したことを認識すると、前記受信部で受信していた前記放送波の放送内容と同一の放送内容で他の周波数帯の放送波を受信させることを特徴とした受信装置。

請求項11

請求項6ないし請求項10のいずれかに記載の受信装置と、この受信装置で受信した電波を処理して前記出力手段で出力させる出力制御手段と、を具備したことを特徴とした再生装置

請求項12

移動体の移動状態を検出して前記移動体の移動を支援する移動支援装置と、この移動支援装置で検出する前記移動体の移動状態に基づいて電波の受信を制御する請求項6ないし請求項10のいずれかに記載の受信装置と、を具備したことを特徴とした再生装置。

請求項13

移動体の現在位置における所定の周波数帯の電波を受信する受信部と、前記電波の受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記電波の受信状態が悪化した際に異なる周波数帯で受信可能な電波を前記受信部で受信させる電波検索処理を実施する電波検索手段とを備え前記移動体に搭載される受信装置における前記電波の受信を、演算手段により制御する受信制御方法であって、前記演算手段は、前記移動体の移動状態を認識し、前記受信状態検出手段にて前記電波の受信状態の悪化を検出したことを認識すると、前記移動体の移動状態に基づいて前記電波検索手段にて前記電波検索処理の実施を規制する制御をすることを特徴とする受信制御方法。

請求項14

移動体に搭載され前記移動体の現在位置における所定の周波数帯の電波を受信する受信部における前記電波の受信を、演算手段により制御する受信制御方法であって、前記受信部で受信する前記電波の受信状態を認識するとともに、前記移動体の移動状態を認識し、前記電波の受信状態の悪化を認識すると、前記移動体の移動状態に基づいて前記受信部で他の周波数帯の電波を受信させる制御をすることを特徴とする受信制御方法。

請求項15

請求項13または請求項14に記載の受信制御方法を演算手段に実行させることを特徴とした受信制御プログラム

請求項16

請求項15に記載の受信制御プログラムが演算手段で読取可能に記録されたことを特徴とした受信制御プログラムを記録した記録媒体

技術分野

0001

本発明は、移動体の現在位置における所定の周波数帯電波を受信する受信部の受信を制御する受信制御装置受信装置再生装置受信制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体に関する。

背景技術

0002

従来、ラジオ受信装置において、受信感度が低下した際に自動選局する構成が知られている。そして、この自動選局するラジオ受信装置において、自車位置に基づいて自動選局を制御する構成が知られている。(例えば、特許文献1参照)。

0003

この特許文献1に記載のものは、走行中に、ラジオ受信装置の特定放送局周波数の受信感度が所定レベル以下に低下したとき、ナビゲーション装置読取装置で記録媒体に記憶されている地図情報および各位置での受信エリアにおける受信可能な放送局情報を読み取る。そして、それまで受信していた放送局同一放送内容で、ナビゲーション装置で得られる現在位置情報における現在位置で受信可能な放送局周波数を選択して自動選局を実施する。また、トンネルなどの電波が届かない地点受信不可能となった場合、ナビゲーション装置の地図情報に基づいて、現在地がトンネル内などの電波の届かない地点であると判断した場合には、自動選局の動作を禁止し、無用な自動選局の動作を無くしている。

0004

特許2928722号公報(第2頁)

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、上述した特許文献1に記載のような地図情報と現在位置とに基づいて自動選局を禁止する構成では、例えば通常の走行時では受信不良を生じない場合でも、渋滞中ビルディングの影や渋滞する回りの大型トラックなどで受信できない状態や混信などのような受信不良を生じる場合では、同一放送内容の他の放送局周波数を検索する自動選局を実施することとなる。しかしながら、渋滞などの局所的な受信不良の場合、その地点では同一放送内容の他の放送局周波数は得られないので、結果的に自動選局できない状態となり、この地点を通過すると再びそれまで受信していた放送局を受信できので、利用者が元の放送局周波数を受信させる入力操作が必要となり、煩雑となるなどの問題点が一例として挙げられる。

0006

本発明は、このような実情などに鑑みて、受信部における良好な電波の受信が得られる受信制御装置、受信装置、再生装置、受信制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体を提供することを1つの目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の受信制御装置は、移動体の現在位置における所定の周波数帯の電波を受信する受信部と、前記電波の受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記電波の受信状態が悪化した際に異なる周波数帯で受信可能な電波を前記受信部で受信させる電波検索処理を実施する電波検索手段とを備え前記移動体に搭載される受信装置における前記電波の受信を制御する受信制御装置であって、前記移動体の移動状態に関する移動状態情報を取得する移動状態情報取得手段と、前記受信状態検出手段にて前記電波の受信状態の悪化を検出したことを認識すると、前記移動体の移動状態に基づいて前記電波検索手段にて前記電波検索処理の実施を規制する制御をする受信制御手段と、を具備したことを特徴とする。

0008

本発明の受信装置は、移動体の現在位置における所定の周波数帯の電波を受信する受信部と、前記電波の受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記電波の受信状態の悪化を検出したことを認識した際に異なる周波数帯で受信可能な電波を前記受信部で受信させる電波検索処理を実施する電波検索手段と、前述した本発明の受信制御装置と、を具備したことを特徴とする。

0009

本発明の受信装置は、移動体に搭載され、前記移動体の現在位置における所定の周波数帯の電波を受信する受信部と、前記受信部で受信する前記電波の受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記移動体の移動状態に関する移動状態情報を取得する移動状態情報取得手段と、前記電波の受信状態の悪化を検出したことを認識すると前記移動体の移動状態に基づいて他の周波数帯の電波を前記受信部にて受信させる制御をする受信制御手段と、を具備したことを特徴とする。

0010

本発明の再生装置は、前述した本発明の受信装置と、この受信装置で受信した電波を処理して前記出力手段で出力させる出力制御手段と、を具備したことを特徴とする。

0011

本発明の再生装置は、移動体の移動状態を検出して前記移動体の移動を支援する移動支援装置と、この移動支援装置で検出する前記移動体の移動状態に基づいて電波の受信を制御する前述した本発明の受信装置と、を具備したことを特徴とする。

0012

本発明の受信制御方法は、移動体の現在位置における所定の周波数帯の電波を受信する受信部と、前記電波の受信状態を検出する受信状態検出手段と、前記電波の受信状態が悪化した際に異なる周波数帯で受信可能な電波を前記受信部で受信させる電波検索処理を実施する電波検索手段とを備え前記移動体に搭載される受信装置における前記電波の受信を、演算手段により制御する受信制御方法であって、前記演算手段は、前記移動体の移動状態を認識し、前記受信状態検出手段にて前記電波の受信状態の悪化を検出したことを認識すると、前記移動体の移動状態に基づいて前記電波検索手段にて前記電波検索処理の実施を規制する制御をすることを特徴とする。

0013

本発明の受信制御方法は、移動体に搭載され前記移動体の現在位置における所定の周波数帯の電波を受信する受信部における前記電波の受信を、演算手段により制御する受信制御方法であって、前記受信部で受信する前記電波の受信状態を認識するとともに、前記移動体の移動状態を認識し、前記電波の受信状態の悪化を認識すると、前記移動体の移動状態に基づいて前記受信部で他の周波数帯の電波を受信させる制御をすることを特徴とする。

0014

本発明の受信制御プログラムは、前述した本発明の受信制御方法を演算手段に実行させることを特徴とする。

0015

本発明の受信制御プログラムを記録した記録媒体は、前述した本発明の受信制御プログラムが演算手段で読取可能に記録されたことを特徴とする。

図面の簡単な説明

0016

本発明における一実施の形態に係る再生ステム概略構成を示すブロックである。
前記実施の形態における再生システムを構成する受信装置の概略構成を示すブロック図である。
前記実施の形態における再生システムを構成する移動支援装置の概略構成を示すブロック図である。
前記実施の形態における再生システムを構成する受信制御装置の概略構成を示すブロック図である。
前記実施の形態における再生システムの案内誘導の処理をする動作を示すフローチャートである。
前記実施の形態における自動選局処理の動作を示すフローチャートである。
前記実施の形態における車両の移動状態と地図情報との関係を示す動作説明図である。

符号の説明

0017

100……再生装置としての再生システム
200……受信装置
220……受信部
241……受信状態検出手段としての受信レベル検波手段
242……電波検索手段としての受信周波数帯設定手段
243……出力制御手段
300……出力手段としてのスピーカ
400……出力手段としても機能し得る報知手段
420……出力手段としても機能し得る表示手段
500……移動状態検出手段としての移動状態情報取得手段としても機能するセンサ
600……移動支援装置
610……地図情報取得手段としても機能する記憶手段
621……現在位置情報取得手段、移動状態検出手段および移動状態情報取得手段としても機能し得るセンサ部
622……地図情報取得手段としても機能する通信手段
625B…現在位置情報取得手段としても機能する現在位置認識手段
625E…出力制御手段としても機能し得る報知制御手段
700……受信制御装置
710……移動状態情報取得手段である移動状態認識手段
720……現在位置情報取得手段
730……地図情報取得手段
740……受信制御手段

発明を実施するための最良の形態

0018

以下、本発明に係る一実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、本発明の受信制御装置を有する受信装置を備え移動体に搭載された出力手段で放送波を再生するとともに移動体の移動を支援する機能を有した再生装置としての再生システムを例示して説明する。なお、本発明は、このシステム構成に限らず、一体型装置構成などいずれの形態を対象とすることができる。また、出力手段や移動を支援する構成を備えない構成などとしてもよい。また、放送波のみならず、例えば通信用の電波など、各種用途の電波を対象とすることができる。

0019

〔再生システムの構成〕
図1は、本発明に係る一実施の形態における再生システムの概略構成を示すブロック図である。

0020

図1において、100は再生装置としての再生システムで、この再生システム100は、移動手段としての例えば車両に搭載され、放送局から出力される放送波を取得して再生させるとともに、移動体としての例えば車両の移動を支援する処理をするシステムである。この再生システム100は、受信装置200と、出力手段としてのスピーカ300と、出力手段としても機能し得る報知手段400と、移動状態検出手段としての移動状態情報取得手段としても機能するセンサ500と、移動支援装置600と、受信制御装置700と、を備えている。

0021

受信装置200は、電波を受信、すなわちテレビ放送ラジオ放送衛星放送などの各種放送波を受信し、この受信した放送波を適宜処理してスピーカ300から再生させる。この受信装置200は、受信制御装置700に各種情報送受信可能に接続され、例えば受信制御装置700と一体的に構成されて図示しない車両に配設されている。なお、受信装置200は、受信制御装置700との一体構成に限らず、別体の装置構成とするなどしてもよい。この受信装置200は、受信制御装置700から出力される制御信号に基づいて、受信する放送波の受信状況が適宜制御される。そして、受信装置200は、図2に示すように、受信操作手段210と、受信部220と、チャンネルメモリ230と、受信演算部240と、などを備えている。

0022

受信操作手段210は、例えば車両に搭乗する利用者により入力操作される図示しない各種操作ボタン操作つまみなどを有している。これら操作ボタンや操作つまみなどの入力操作の内容としては、例えば受信装置200の動作内容を設定するためなどの設定事項で、受信部220で受信する所定の周波数帯の設定、スピーカ300から出力させる出力状態の設定、自動選局である受信の自動あるいは手動の設定などが例示できる。

0023

受信部220は、受信アンテナ221を有している。この受信部220は、受信操作手段210で入力操作により設定された周波数帯や、入力操作により選択されたチャンネルメモリ230で記憶されている周波数帯、あるいは受信演算部240で設定された周波数帯で、受信アンテナ221から電波を受信して復調し、放送されている放送番組であるコンテンツデータを取得する。そして、受信部220は、取得したコンテンツデータを受信演算部240へ出力する。

0024

チャンネルメモリ230は、例えば出荷段階で設定された周波数帯である放送局を特定するチャンネルや、初期設定などの際に利用者が手動操作にて実施したスキャン処理により受信可能な周波数帯のチャンネル、あるいは手動操作にて入力された周波数帯のチャンネルなど、周波数帯とその周波数帯を特定するチャンネル番号や周波数の数値などの特定情報とが1つのデータ構造として関連付けたチャンネル情報を複数記憶するテーブル構造構築されている。このチャンネルメモリ230は、例えば半導体メモリや各種記録媒体読出可能に記憶するドライブドライバなどの各種構成が利用できる。そして、チャンネルメモリ230は、受信演算部240に接続され、受信演算部240でチャンネル情報を読出可能に記憶する。

0025

受信演算部240は、例えばCPU(Central Processing Unit)などを備え、受信装置200の全体の動作を制御する。この受信演算部240は、受信状態検出手段としての受信レベル検波手段241と、電波検索手段としての受信周波数帯設定手段242と、出力制御手段243と、などを備えている。

0026

受信レベル検波手段241は、再生システム100が利用される車両が位置する地域における受信アンテナ221で受信した電波の受信状態を検出する。すなわち、受信レベル検波手段241は、受信アンテナ221で受信する例えばFM(Frequency Modulation)放送やTV(Television)放送などで提供されるコンテンツの超短波などの電波の受信状態である受信レベル検知する。そして、受信レベル検波手段241は、検知した受信レベルの状態を受信周波数帯設定手段242へ出力する。なお、受信レベル検波手段241は、あらかじめ設定された閾値となる所定の受信レベル以下となったことを認識すると、その旨の信号を受信周波数帯設定手段242へ出力する構成としてもよい。

0027

受信周波数帯設定手段242は、受信レベル検波手段241で検知した受信レベルの状態を取得し、あらかじめ設定された閾値である所定の受信レベルを下回ったことを認識すると、例えばその旨の信号を出力してスピーカ300で音声ブザー音などにて報知したり、利用者により自動選局の設定がなされている場合には受信部220で所定の受信レベルとなる他の周波数帯の放送波を受信させたり、受信部220がそれまで受信していた放送内容である放送番組と同一の放送番組の異なる周波数帯の放送波を受信させたりするなどの電波検索処理である自動選局処理を実施したりする処理をする。また、受信周波数帯設定手段242は、受信制御装置700からの制御信号に基づいて、自動選局処理の実施を禁止する処理もする。すなわち、受信周波数帯設定手段242は、受信レベル検波手段241で検知した受信レベルが所定の受信レベルを下回ったことを認識すると、受信制御装置700からの制御信号に基づいて、自動選局処理を適宜実施する。

0028

出力制御手段243は、受信部220で取得され出力されるコンテンツデータにおける音データをアナログ信号に適宜変換し、受信操作手段210で設定入力された出力状態に対応してスピーカ300で音声にて出力させる制御をする。なお、受信装置200に表示装置などが設けられている場合、受信部220で受信している周波数帯を表示装置で画面表示させたり、放送波に重畳して配信される文字データやコンテンツデータに関する付帯情報などを画面表示させたりしてもよい。

0029

スピーカ300は、例えば車両にあらかじめ搭載されたものが利用され、図1に示すように、受信装置200に接続されている。そして、スピーカ300は、受信装置200から出力されるアナログ信号の音データを音声にて出力させる。なお、あらかじめ車両に搭載されたものを利用する構成に限らず、車両に別途搭載させる構成などとしてもよい。

0030

報知手段400は、図1に示すように、移動支援装置600に接続され、車両に搭載されている。この報知手段400は、移動支援装置600にて制御され、移動支援装置600から出力される報知信号を取得して音声出力や表示などにて、車両に搭乗する利用者に各種情報を報知する。この報知手段400は、付属スピーカ410と、出力手段としても機能し得る表示手段420と、を備えている。

0031

付属スピーカ410は、例えば移動支援装置600に一体的に設けられ、移動支援装置600から出力される音テータを音として出力して報知する。音データとしては、例えば車両の移動を支援するための音声データなどの他、スピーカ300と同様に、受信装置200で受信したTV音声データやドライブ装置などの外部装置で読み取った楽曲データなども対象とすることができる。表示手段420は、移動支援装置600から出力される画像データを画面表示して報知する。画像データとしては、例えば地図情報や車両の移動を支援するための画像データ、受信装置200で受信したTV画像データやドライブ装置などの外部装置で読み取った画像データなど、静止画像映像などの各種画像データが例示できる。この表示手段420としては、例えば液晶表示パネル有機EL(Electro Luminescence)パネル、PDP(Plasma Display Panel)、CRT(Cathode-Ray Tube)、FED(Field Emission Display)、電気泳動ディスプレイパネルなど、いずれの表示装置が利用できる。なお、付属スピーカ410および表示手段420は、別体の構成に限らず、例えば表示手段420に付属スピーカ410が一体に設けられた構成、さらには表示手段420が移動支援装置600に一体に設けられた構成など、いずれの形態とすることができる。

0032

センサ500は、車両に配設され、車両の移動の状態すなわち走行状態などを検出し、接続された移動支援装置600や受信制御装置700へ所定の検出信号を出力する。このセンサ500は、例えば、図示しない速度センサ方位角センサおよび加速度センサなどの各種センサなどにて構成されている。速度センサは、移動体である例えば車両に配設され、車両の移動速度である走行速度に対応して変動する信号に基づいて、車両の走行速度や実際の加速度を検出する。この速度センサは、例えば車軸車輪の回転により出力されるパルス信号電圧値などを読み取る。そして、速度センサは、読み取ったパルス信号や電圧値などの検出信号を出力する。方位角センサは、車両に配設され、図示しないいわゆるジャイロセンサを有し、車両の方位角すなわち車両が前進する走行方向を検出し、走行方向に関する検出信号を出力する。加速度センサは、車両に配設され、車両の走行方向における加速度を検出し、検出した加速度を例えばパルス電圧などによる検出信号であるセンサ出力値に変換して出力する。なお、センサ500としては、これらの構成に限られるものではなく、速度センサ、方位角センサおよび加速度センサのうちのいずれか1つのみ、あるいは適宜の組み合わせ、さらに他のセンサを用いるなど、車両の移動状態を検出可能ないずれの構成が適用できる。なお、これら各種センサは、移動支援装置600に搭載されてもよい。

0033

移動支援装置600は、車両に搭載され、車両の移動を支援するとともに、受信装置200で受信した音データや画像データを報知手段400から適宜再生可能となっている。この移動支援装置600は、図3に示すように、地図情報取得手段としても機能する記憶手段610と、ナビゲーション(以下、ナビと称す)本体部620と、を備えている。また、ナビ本体部620は、現在位置情報取得手段、移動状態検出手段および移動状態情報取得手段としても機能し得るセンサ部621と、地図情報取得手段としても機能する通信手段622と、操作手段623と、メモリ624と、ナビ演算部625と、などを備えている。

0034

記憶手段610は、ナビ本体部620に接続され、HD(Hard Disk)やFD(Flexible Disk)などの磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク光磁気ディスクメモリカードなどの記録媒体に、ナビ本体部620が適宜読み出し可能に地図情報などの各種情報を記憶する。この記憶手段610は、交通状況に関する交通情報や、放送局や飲食店などの各種地物に関する施設情報などの地図構成情報を有する地図情報を記憶する地図情報格納領域611を有している。この地図情報格納領域611は、例えば、いわゆるPOI(Point Of Interest)データである表示用データと、車両の移動状況や移動する経路の設定などに利用するマッチングデータと、地物構成情報と、などを備えた地図に関する情報が、所定の領域で複数分割されて記憶するテーブル構造に構成されている。また、記憶手段610は、受信装置200や外部装置などから取得したコンテンツデータである音データや画像データなどの各種情報も読出可能に記憶可能となっている。なお、記憶手段610は、着脱可能に装着される記録媒体を対象とする構成の他、HDのような記録媒体が固定のもの、さらには半導体メモリなどとしてもよい。さらには、複数のドライブを備えた構成や複数の記録媒体を装着可能な構成などとしてもよい。

0035

ナビ本体部620のセンサ部621は、車両の移動の状態すなわち現在位置や走行状況などを検出し、接続されたナビ演算部625へ所定の信号を出力する。このセンサ部621は、例えば図示しないGPS(Global Positioning System)受信部を備えている。GPS受信部は、図示しない人工衛星であるGPS衛星から出力される航法電波GPSアンテナ621Aにて受信する。そして、GPS受信部は、受信した航法電波に対応した信号に基づいて現在位置の擬似座標値を演算し、車両の移動状態に関する移動状態情報としてのGPSデータとしてナビ演算部625へ出力する。また、センサ部621にはセンサ500が接続され、センサ部621はセンサ500から出力される検出信号を取得し、車両の移動状態に関する移動状態情報としての移動状態信号としてナビ演算部625へ出力する。

0036

通信手段622は、図示しない通信アンテナを有し、この通信アンテナにより地図情報や地図情報を構成する地図構成情報などを取得する。具体的には、通信手段622は、例えばビーコンやFM多重放送、あるいは電話回線網インターネットなどのネットワークにより、交通情報や施設情報、施設の内容などに関する各種情報などを取得するとともに、サーバ装置などから地図情報をも取得可能となっている。そして、通信手段622は、取得した地図情報や地図構成情報を、接続されたナビ演算部625へ所定の信号として出力する。ここで、交通情報としては、渋滞、交通事故工事交通規制などで、地図上における位置情報が関連付けられた例えば日本国において開発されたVICS(Vehicle Information Communication System:道路交通情報通信システム)などの交通情報を提供するシステムからのデータなどである。そして、施設情報として、放送波を出力する放送局や、電波塔などの所定の周波数の電波を出力する施設などの位置、および出力される周波数や出力レベルなど、地図上における位置情報と、出力される電波に関する周波数情報となどが関連付けられた放送情報を有している。なお、通信手段622は、受信装置200のように、テレビ放送やラジオ放送、衛星放送などの各種放送波を受信し、コンテンツデータ、さらにはコンテンツに関する付帯情報や文字データ、電子番組表などの電子番組案内EPG:Electronic Program Guide)などの付帯情報も取得可能としてもよい。また、ネットワークとしては、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの汎用プロトコルに基づくインターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、電話回線などの通信回線網などが例示できる。さらに、通信手段622としては、例えば携帯電話などが着脱可能に接続され、携帯電話により通信回線網を利用して各種情報を取得する構成とするなどしてもよい。

0037

操作手段623は、例えば、受信操作手段210と同様に、車両に搭乗する利用者により入力操作される図示しない各種操作ボタンや操作つまみなどを有している。これら操作ボタンや操作つまみの入力操作の内容としては、例えば移動支援装置600の動作内容を設定するためなどの設定事項である。具体的には、車両が移動する先である目的地の設定、各種施設などの情報の検索、報知手段400における報知状態の設定などが例示できる。そして、操作手段623は、設定事項の入力操作により、所定の操作信号を接続されたナビ演算部625へ適宜出力して設定させる。なお、この操作手段623としては、操作ボタンや操作つまみなどの入力操作に限らず、例えば表示手段420に設けられたタッチパネルによる入力操作や、音声による入力操作、あるいは、リモートコントローラなどの無線媒体により出力される操作信号を受信する構成など、各種設定事項を設定入力可能ないずれの構成が適用できる。

0038

メモリ624は、ナビ演算部625に接続され、操作手段623で入力操作された設定事項や、地図情報および地図構成情報など、ナビ演算部625が適宜読出可能に記憶する。また、メモリ624は、ナビ演算部625における演算処理のための記憶領域などとしても利用可能となっている。また、メモリ624には、移動支援装置600全体の動作を制御するOS(Operating System)上に展開される各種プログラムなどを記憶している。このメモリ624としては、例えば停電などにより突然電源落ちた際にも記憶が保持される構成のメモリ、例えばCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)メモリなどを用いることが望ましい。なお、メモリ624としては、半導体メモリのみならず、記憶手段610と同様に、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカードなどの記録媒体に読み出し可能に記憶するドライブやドライバなどを備えた構成としてもよい。

0039

ナビ演算部625は、例えばCPUを備え、センサ部621や通信手段622、操作手段623、メモリ624、記憶手段610、受信制御装置700、報知手段400などと各種情報を送受信可能に接続する図示しない各種入出力ポートを有している。そして、ナビ演算部625は、各種プログラムとして、記憶制御手段625Aと、現在位置情報取得手段としても機能する現在位置認識手段625Bと、目的地認識手段625Cと、案内情報生成手段625Dと、出力制御手段としても機能し得る報知制御手段625Eと、経路処理手段625Fと、計時手段625Gと、などを備えている。

0040

記憶制御手段625Aは、通信手段622および記憶手段610を制御し、地図情報や地図構成情報、さらには適宜記憶した各種情報を読み出す読出処理および記憶する記憶処理をする。具体的には、記憶制御手段625Aは、通信手段622で取得した地図情報を記憶手段610の地図情報格納領域611に適宜記憶させたり、通信手段622や外部装置から取得したコンテンツデータなどの各種情報を、記憶手段610に適宜記憶させたりする記憶処理をする。また、記憶制御手段625Aは、記憶手段610に記憶された地図情報や各種情報を読み出し、受信制御装置700などへ出力する読出処理をする。

0041

現在位置認識手段625Bは、車両の現在位置を認識する。具体的には、センサ500からの検出信号を取得して処理したセンサ部621から出力される移動状態信号、例えば車両の速度データおよび方位角データに基づいて、車両の現在の擬似位置を複数算出する。さらに、現在位置認識手段625Bは、センサ部621のGPS受信部から出力される現在位置に関するGPSデータに基づいて、車両の現在の擬似座標値を認識する。そして、現在位置認識手段625Bは、算出した現在の擬似位置と、認識した現在の擬似座標値とを比較し、別途取得された地図情報上における車両の現在位置を算出し、現在位置を認識する。また、現在位置認識手段625Bは、センサ部621から出力される移動状態信号の加速度データに基づいて、走行する道路の傾斜や高低差を判断し、車両の現在の擬似位置を算出し、現在位置を認識する。すなわち、立体交差点高速道路など、平面上で重なる箇所でも、車両の現在位置を正確に認識できる。さらに、山道坂道を走行する際に、速度データや方位角データのみから得る移動距離と、実際の車両の走行距離との誤差を、検出した道路の傾斜を用いて補正するなどにより正確な現在位置を認識できる。なお、現在位置認識手段625Bは、現在位置として上述した車両の現在位置の他、操作手段623にて設定入力された起点となる出発地点などを、擬似現在位置として認識可能である。そして、現在位置認識手段625Bで得られた各種情報は、メモリ624に適宜出力されて記憶される。

0042

目的地認識手段625Cは、例えば操作手段623の入力操作により設定入力された目的地に関する目的地情報を取得し、目的地の位置を認識する。設定入力される目的地情報としては、例えば緯度経度などの座標住所電話番号など、場所を特定するための各種情報が利用可能である。そして、この目的地認識手段625Cで認識した目的地情報は、メモリ624に適宜記憶される。

0043

案内情報生成手段625Dは、地図情報格納領域611に記憶された地図情報や通信手段622にて受信した地図構成情報などに基づいて、報知手段400で各種案内を報知する案内情報を生成する。この報知する案内としては、例えば車両の移動状況や移動を支援するための誘導、交通情報、施設の内容などの情報などが例示できる。そして、案内情報生成手段625Dは、生成した案内情報を報知制御手段625Eへ出力する。

0044

報知制御手段625Eは、案内情報生成手段625Dから出力される案内情報を報知手段400やスピーカ300から出力して報知させる。この報知制御手段625Eは、発音報知制御手段625E1と、表示報知制御手段625E2と、を備えている。発音報知制御手段625E1は、案内情報における音データを付属スピーカ410やスピーカ300から音として出力させて報知する。表示報知制御手段625E2は、表示手段420を制御し、案内情報における画像データを表示手段420で画面表示させて報知させる。

0045

経路処理手段625Fは、利用者により設定入力される経路設定のための設定事項情報、および、記憶手段610に記憶された地図情報に基づいて、車両の移動経路を演算してルート探索する。なお、この経路処理手段625Fは、設定事項情報に基づいて、交通規制や渋滞、渋滞予測などの交通情報などを加味するか否か、最短距離最短時間などの各種ルート探索のための要求に基づいて移動経路を演算する。この経路設定のための設定事項情報は、例えば移動経路の設定要求に関する入力操作に応じた操作信号に基づいて、各種条件の設定入力を促す表示画面を報知制御手段625Eにより表示手段420で画面表示させ、画面表示に従った入力操作により取得する。この設定された移動経路は、メモリ624へ出力されて適宜記憶される。また、経路処理手段625Fは、地図情報の地図構成情報における施設情報に基づいて、設定した移動経路と、施設情報の施設から出力される電波である放送波の情報とに基づいて、移動経路を車両が移動した際に受信する周波数およびその受信レベルを認識する。そして、経路処理手段625Fは、移動経路で受信障害を生じない放送波の周波数帯とその放送波の受信障害を生じない移動区間とを認識可能となっている。

0046

計時手段625Gは、例えば内部クロックなどの基準パルスに基づいて現在時刻を認識する。そして、この計時手段625Gは、認識した現在時刻に関する時刻情報を適宜出力する。

0047

受信制御装置700は、車両に適宜配設され、受信装置200、移動支援装置600およびセンサ500に接続されて、車両の移動状態や現在位置に基づいて、受信装置200へ制御信号を適宜出力し、受信装置200での放送波の受信状態を制御する。この受信制御装置700は、図4に示すように、移動状態情報取得手段である移動状態認識手段710と、現在位置情報取得手段720と、地図情報取得手段730と、受信制御手段740と、などを備えている。

0048

移動状態認識手段710は、センサ500から出力される検出信号や、移動支援装置600のセンサ部621からナビ演算部625を介して出力される移動状態信号を取得し、車両の移動状態を認識する。例えば、速度データに基づいて、あらかじめ設定された閾値である走行速度を下回っているか否かを判断し、車両が走行しているか、徐行または停止しているかを判断する。また、移動状態認識手段710は、走行距離があらかじめ設定された閾値である走行距離を走行したか否かを判断する。そして、移動状態認識手段710は、車両の移動状態である走行状態、すなわち走行しているか否かに関する移動状態信号である走行状態信号、および、所定距離以上走行した旨の信号である走行状態信号を受信制御手段740へ出力する。

0049

現在位置情報取得手段720は、移動支援装置600における現在位置認識手段625Bで認識した現在位置に関する現在位置情報を取得する。この取得した現在位置情報は、受信制御手段740へ適宜出力される。

0050

地図情報取得手段730は、移動支援装置600の通信手段622で取得した地図情報、あるいは移動支援装置600の記憶手段610に記憶された地図情報を、ナビ演算部625を介して取得する。この取得した地図情報は、受信制御手段740へ適宜出力される。

0051

受信制御手段740は、移動状態認識手段710から出力される走行状態信号に基づいて、また現在位置情報取得手段720および地図情報取得手段730から出力される現在位置情報および地図情報に基づいて、受信装置200へ所定の制御信号を出力し、受信装置200における放送波の受信状態を制御する。この受信制御手段740は、受信エリア判断手段741と、受信状態判定手段742と、を有している。

0052

この受信エリア判断手段741は、地図情報取得手段730から取得した地図情報を用いて、現在位置情報取得手段720から取得した現在位置情報の現在位置に基づいて、現在の車両が位置する地点が受信障害を生じない地点か否か、すなわちトンネル内や建造物内駐車場内などの受信障害を生じる特定地点ではないか否かを判断する。そして、受信エリア判断手段741は、現在位置が受信障害を生じる特定地点であると判断すると、自動選局スキャン処理を禁止する旨の禁止信号を受信装置200へ出力する。また、受信エリア判断手段741は、現在の車両が位置する地点が放送波の配信がなされていない無配信地域となる受信障害地域か否かを判断する。そして、受信エリア判断手段741は、現在位置が受信障害を生じる受信障害地域であると判断すると、移動状態認識手段710から出力される走行状態信号、あるいはセンサ500から出力される検出信号に基づいて受信障害地域を通過する走行距離を走行したか否かを判断する。この走行距離の判断としては、取得した地図情報に基づいて、現在走行している道路における無配信地域となっている距離に基づいて認識したり、あらかじめ移動経路が設定されている場合には、その移動経路における受信障害を生じる受信障害地域の区間に基づく距離を認識したり、あらかじめ設定された移動距離に基づく一時的な受信障害地域を認識したりするなどが例示できる。そして、受信エリア判断手段741は、所定距離を走行したことを認識すると受信障害地域を通過したと判断し、受信装置200が受信障害を生じていることを認識すると、自動選局スキャン処理を実施させる実行信号を受信装置200へ出力する。

0053

受信状態判定手段742は、移動状態認識手段710から出力される走行状態信号に基づいて、走行していない、すなわち停車または徐行している旨を認識すると、自動選局スキャン処理を禁止する旨の禁止信号を受信装置200へ出力する。なお、受信状態判定手段742は、停車または徐行している旨を認識した場合、移動支援装置600から渋滞情報を取得し、現在位置情報と渋滞情報とに基づいて渋滞により停車または徐行していると判断した場合に禁止信号を出力する確認処理を実施してもよい。

0054

〔再生システムの動作〕
次に、上記再生システム100の動作として、受信制御装置700の制御により、車両の走行状態に応じて適宜自動選局を実施させる自動選局処理の動作を図面に基づいて説明する。なお、この自動選局処理として、移動経路に関する情報を利用して判断する構成について説明するが、この限りではなく、例えば移動経路を利用せず走行状態と現在位置および地図情報とに基づいて判断するなどしてもよい。図5は、再生システムの案内誘導の処理をする動作を示すフローチャートである。図6は、自動選局処理の動作を示すフローチャートである。図7は、車両の移動状態と地図情報との関係を示す動作説明図である。

0055

車両に搭乗した利用者である搭乗者が再生システム100の電源をオンして電力を供給すると、移動支援装置600のナビ演算部625は、報知制御手段625Eの表示報知制御手段625E2により報知手段400の表示手段420を制御してメインメニューを表示させる。すなわち、利用者に再生システム100に動作させる内容の設定入力を促す表示画面を表示手段420に表示させる。そして、図5に示すように、メインメニューから移動経路の設定を要求する旨の入力操作に応じた操作信号をナビ演算部625が認識すると(ステップS101)、ナビ演算部625は、報知制御手段625Eにより、移動経路の探索に必要な各種情報、例えば目的地、最短距離か最短時間かなどの設定事項情報などの設定入力を促す表示画面を報知手段400の表示手段420に画面表示させる。

0056

さらに、ナビ演算部625は、操作手段623の入力操作に基づく移動経路の探索に必要な各種情報を認識すると、まず現在位置認識手段625Bにて現在位置を認識する処理をするとともに(ステップS102)、目的地認識手段625Cにて設定入力された目的地を認識する処理をする(ステップS103)。さらに、ナビ演算部625は、表示報知制御手段625E2により、表示手段420を制御して移動経路の探索のための条件である設定事項の入力操作を促す表示をさせる。そして、利用者が表示された表示画面の指示に従って、操作手段623の入力操作により設定事項を設定入力すると、ナビ演算部625は設定入力された設定事項に関する設定事項情報、さらには通信手段622で取得した交通情報などの地図構成情報を取得する(ステップS104)。これら取得した現在位置情報、目的地情報、設定事項情報および地図構成情報は、メモリ624に適宜出力されて記憶される。

0057

この後、ナビ演算部625は、経路処理手段625Fにて、メモリ624に記憶された現在位置情報、目的地情報、設定事項情報および地図構成情報に基づいて、車両の現在位置から目的地までの移動経路を、記憶手段610の地図情報格納領域611に記憶された地図情報を用いて探索するルート探索処理をする(ステップS105)。そして、経路処理手段625Fは、設定事項情報に適合する複数、例えば5つの移動経路を検出するとともに、各移動経路における目的地までの所要時間を演算し、所要時間情報を生成する。そして、表示報知制御手段625E2は、経路処理手段625Fによる移動経路の検出および所要時間情報の生成を認識すると、移動経路に関する移動経路情報および所要時間情報を表示手段420に表示させるとともに、利用者による選択を要求する旨の表示をさせる。この後、利用者がいずれかの移動経路情報を選択する入力操作により、移動経路が設定される。

0058

この移動経路の設定により、ナビ演算部625の表示報知制御手段625E2は、地図情報格納領域611から所定の縮尺率の地図情報を取得するとともに、設定された移動経路および現在位置のアイコンを地図情報に重畳させて表示手段420に表示させる。なお、あらかじめ所定の交通情報や地物情報などの地図構成情報を重畳表示させる旨の入力設定がなされている場合には、その地図構成情報に基づき地図情報に重畳させて適宜表示させる。

0059

そして、ナビ演算部625は、センサ部621の速度センサ、方位角センサおよび加速度センサから出力されるデータと、GPS受信部から出力されるGPSデータとに基づいて、車両の移動状況を認識する。さらに、ナビ演算部625は、発音報知制御手段625E1および表示報知制御手段625E2により、認識した移動状況と、移動経路に関する移動経路情報に含まれる経路案内情報とに基づいて、車両の移動に関する案内情報を表示あるいは音声により報知手段400で報知させ、車両の移動を案内誘導する(ステップS106)。

0060

この車両の移動の際に、コンテンツの再生出力を要求する旨の操作手段623の入力操作に応じた操作信号をナビ演算部625が認識した場合、ナビ演算部625は受信制御装置700を介して受信装置200へ所定の周波数帯の放送波を受信させる旨の指令信号を出力する。また、受信操作手段210の入力操作に応じた操作信号を受信演算部240が認識した場合、また、上述したナビ演算部625から受信制御装置700を介して送信される指令信号を受信演算部240が認識した場合、受信演算部240の受信周波数帯設定手段242が設定された周波数帯の放送波を受信部220で受信させる。そして、受信した音データは、適宜処理されてスピーカ300から音声出力される。なお、TV放送波のように画像データを含む場合には、受信制御装置700を介して移動支援装置600へ画像データを送信し、報知制御手段625Eの表示報知制御手段625E2により報知手段400の表示手段420で適宜表示させる処理をする。

0061

そして、利用者が受信操作手段210や操作手段623で自動選局処理を実施可能とする設定があらかじめなされている場合、図6に示すように、受信演算部240の受信レベル検波手段241により、例えば所定時間周期で受信している放送波の受信状態を検出する。すなわち、受信レベル検波手段241は、受信レベルがあらかじめ設定された閾値となる所定の受信レベル以下か否かを判断する(ステップS201)。このステップS201で、受信レベルが所定の受信レベル以下となっていないと判断すると、良好に受信できていると判断し、ステップS201に戻って検波処理を継続する。

0062

一方、ステップS201で、受信レベルが所定の受信レベル以下であると判断すると、受信周波数帯設定手段242は、その旨の信号を受信制御装置700へ出力し、自動選局処理の待機状態となる。そして、受信制御装置700は、受信演算部240から出力される受信レベルが所定の受信レベル以下となった旨の信号を受信すると、受信障害が生じていると判断し、受信制御手段740により、地図情報取得手段730から取得した地図情報を用いて、現在位置情報取得手段720から取得した現在位置情報の現在位置に基づいて、現在の車両が位置する地点が受信障害を生じない地点か否か、すなわちトンネル内や建造物内の駐車場内などの受信障害を生じる特定地点ではないか否かを判断する(ステップS202)。

0063

そして、ステップS202で、受信障害地域であると判断すると、例えば図7中に示すように、車両がトンネル801内や建造物内の駐車場などの受信できない地点Aに位置すると判断し、ステップS201に戻って検波処理を継続する。すなわち、受信エリア判断手段741は、自動選局スキャン処理を禁止する旨の禁止信号を受信装置200へ出力する。この状態で、車両がある程度走行し、トンネル801内から脱出すると、ステップS201で受信レベルが復帰することとなり、放送波の再生が継続される。

0064

一方、ステップS202で、受信制御手段740は、受信障害地域でないと判断すると、移動状態認識手段710から出力される走行状態信号に基づいて、車両の走行状態を判断する。すなわち、走行しているか、停車または徐行しているかを判断する(ステップS203)。このステップS203において、受信制御手段740は、停車あるいは徐行していると判断すると、例えば図7中に示すように、車両の位置Bが、渋滞などにより、放送波を配信する地上局802がビルディング803の影や混信する地点に位置していたり、車両の周囲に大型トラックなどが位置していたりして、受信障害を生じている環境に位置すると判断し、ステップS201に戻って検波処理を継続する。すなわち、多少車両が移動するなどして、局所的に生じている受信障害地点を走行すると、ステップS201で受信レベルが復帰することとなり、放送波の再生が継続されることとなる。このため、受信エリア判断手段741は、自動選局スキャン処理を禁止する旨の禁止信号を受信装置200へ出力する。一方、ステップS203において、受信制御手段740は、走行していると判断すると、移動状態認識手段710から出力される走行状態信号やセンサ500から出力される検出信号に基づいて、車両が所定距離を走行したか否かを判断する。すなわち、受信障害を生じてから車両が走行した距離が、あらかじめ設定された閾値である距離以上か否かを判断する(ステップS204)。

0065

そして、ステップS204において、受信制御手段740は、車両が所定距離を走行していないと判断すると、例えば図7中に示すように、車両の位置Cが、例えば走行中の道路に沿って設けられた防音壁804や地上局802が山805の影となる地点に位置しているなどと判断し、ステップS201に戻って検波処理を継続する。すなわち、車両がある程度走行することで、局所的に生じている受信障害地点を通過すると、ステップS201で受信レベルが復帰することとなり、放送波の再生が継続されることとなる。このため、受信エリア判断手段741は、自動選局スキャン処理を禁止する旨の禁止信号を受信装置200へ出力する。一方、ステップS204において、受信制御手段740は、車両が所定距離を走行していると判断すると、所定距離を走行しても受信障害を生じているため、例えば図7中に示すように、車両の位置Dが、それまで設定している周波数帯の放送波が配信される受信可能エリアXではない、すなわち放送波が配信されていない受信可能地域外に位置すると判断する。このことにより、受信制御手段740は、受信装置200へ自動選局処理の実行許諾に関する信号を出力する。

0066

この自動選局処理の実行許諾に関する信号を受信した受信装置200の受信周波数帯設定手段242は、自動選局処理工程を実施する。例えば、受信周波数帯設定手段242は、チャンネルメモリ230から記憶されているチャンネル情報を読み取り(ステップS205)、各チャンネル情報の周波数帯の放送波を受信可能か否かを判断する(ステップS206)。すなわち、地図情報を利用して現在位置情報に基づいて、車両が現在位置する地点で受信できる放送波を配信している放送局があるか否かを判断する。そして、ステップS206で受信できる放送波があると判断すると、その放送波の周波数帯でチャンネル情報を生成し、チャンネルメモリ230に記憶させる(ステップS207)。そして、受信可能な否かの判断処理一巡、すなわち全てのチャンネル情報について判断したか否かを判断し(ステップS208)、一巡していない、すなわち受信可能か否かの判断処理が完了していないと判断し、ステップS206に戻って、処理を繰り返す。そして、ステップS208で受信可能な放送波の判断処理が完了したことを認識すると、受信周波数帯設定手段242は、受信部220を制御して受信する周波数帯を順次切り替えるスキャン処理を実施し、受信できる放送波を受信させる処理をする(ステップS209)。

0067

なお、この自動選局処理工程として、例えば、スキャン処理を実施して放送波を受信可能か否かを検波し、受信できる周波数帯を認識すると、その周波数帯のチャンネル情報を順次設定するなどしてもよい。また、あらかじめチャンネルメモリ230にプリセットされているチャンネルに順次切り替え、受信できる放送波があればそのチャンネルで設定し、仮にプリセットされているチャンネルの全てにおいて受信できないときに、スキャン処理を実施するようにしてもよい。

0068

そして、例えば受信操作手段210の入力操作にて自動選局処理の終了を要求する設定入力が実施されたか否かを判断する(ステップS210)。このステップS210で停止要求がなされていないと判断した場合には、新たに設定した周波数帯で受信させ、再び受信状態を判断するためにステップS201に戻る。一方、ステップS210で停止要求がなされたと判断すると、自動選局処理を終了する。

0069

〔再生システムの作用効果
上述したように、上記実施の形態では、車両の走行状態を判断し、受信レベル検波手段241にて受信状態が悪化、すなわち所定の受信レベル以下となったことを認識すると、車両の走行状態に基づいて自動選局処理を実施させたり禁止したりする処理をしている。このため、地図情報および車両の現在位置とにて受信障害の原因を判断する場合に比して、上述したように、渋滞の場合や走行しているが一時的な受信障害なのかを適切に判断でき、不用意に自動選局処理が実施することによる煩わしさや設定をし直す煩雑な入力操作の実施などを防止でき、適切に自動選局処理を実行させて受信部220で適切に放送波を受信でき、使い勝手を向上できる。

0070

具体的には、車両が所定速度以下、すなわち停車や徐行している場合には、渋滞などにより現在の車両の位置が局所的に受信障害を生じる地点や環境であると判断できる。このことにより、地図情報および車両の現在位置とにより判断する場合では受信可能領域と判断される地点でも、車両の走行状態に応じて自動選局処理を禁止することで、渋滞などにより一時的に生じていた受信障害による自動選局処理の実行による煩わしさや設定をし直す煩雑な入力操作の実施などを防止できる。

0071

さらに、走行している場合でも、防音壁などにより極めて短い距離で受信障害を生じる場合でも、移動距離を認識して、ある程度移動しても受信障害を生じるか否かを判断させることで、より受信障害の原因を防音壁などの一時的な受信障害であると詳細に判断することもでき、より適切に自動選局処理を実行させて適切に受信部220で放送波を受信させることができ、使い勝手を向上できる。

0072

そして、車両の移動状態として、移動支援装置600で検出する移動状態を利用している。このため、車両の移動状態を認識するための特別な構成を別途設ける必要がなく、移動状態情報の共有による構成の簡略化などが容易に得られる。

0073

さらに、地図情報および車両の現在位置とに基づいて受信障害の状態を判断している。このため、単に移動状態にて自動選局処理の実行を規制するのみならず、より詳細に受信障害の状態を判断でき、より適切に自動選局処理を実行させて適切に受信部220で放送波を受信させることができる。

0074

そして、これら地図情報および車両の現在位置についても移動支援装置600で車両の移動支援のために利用する地図情報および現在位置情報を利用しているので、より構成の簡略化などが容易に得られる。

0075

そして、受信制御装置700を例えばCPUなどを用いてプログラムとして構成しているので、プログラムをインストールすることで、例えば受信装置200に一体的に組み込む、すなわち受信演算部240にて機能させたりするなどの設計の自由度が向上し、利用の拡大が容易に図れる。さらには、そのプログラムを記録媒体に記録し、コンピュータなどに適宜読み取らせる構成とすることで、適切に自動選局処理を実行させて適切に受信部220で放送波を受信できる構成が得られるとともに、プログラムを容易に取り扱いでき、利用の拡大が容易にできる。なお、本発明における演算手段としては、1つのコンピュータに限らず、複数のコンピュータをネットワーク状に組み合わせた構成、上述したようなCPUやマイクロコンピュータなどの素子、あるいは複数の電子部品が搭載された回路基板などをも含む。

0076

〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。

0077

すなわち、受信装置200と、移動支援装置600と、受信制御装置700とを備えたシステム構成で説明したが、上述したように、一体型の装置構成としてもよい。そして、受信制御装置700の独立した装置構成として、受信装置200に接続するシステム構成、すなわち移動支援装置600を備えないシステム構成としてもよい。さらには、受信装置200に受信制御装置700が一体に組み込まれた装置構成とするなどしてもよい。

0078

そして、車両に搭載する構成に限らず、携帯用のドライブ装置やドライブ装置などを備えたノート型パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話などの携帯機器を受信装置200として、この受信装置200に受信制御装置700を接続して利用する構成や、携帯機器に一体的に組み込んだ構成としてもよい。すなわち、移動体としては、車両や飛行機船舶などに限らず、携帯する利用者の移動状態を認識して処理する構成としてもよい。

0079

また、放送波を対象としたが、携帯通信端末などの通信用電波など、放送コンテンツに限らず、いずれの用途の電波を対象とすることができる。

0080

そして、地図情報および現在位置情報に基づいて現在位置が受信できない地域であるか否かを判断して自動選局処理の実行を規制する構成を設けず、単に移動状態のみに基づいて自動選局処理の実行を規制してもよい。また、移動状態として、センサにて検出する検出信号に基づく場合に限らず、例えばGPS受信部にて受信する航法電波の受信状態にて移動状態を判断したり、GPS受信部で演算する擬似座標値に基づく現在位置の計時変化、例えば所定時間経過毎の現在位置の変更状態に基づいて移動状態を判断したりするなどしてもよい。

0081

その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。

0082

〔実施の形態の効果〕
上述したように、車両の走行状態を判断し、受信レベル検波手段241にて受信状態が悪化を認識すると、車両の走行状態に基づいて自動選局処理を実施させたり禁止したりする処理をしている。このため、地図情報および車両の現在位置にて受信障害の原因を判断する場合に比して、例えば、渋滞の場合や、走行しているが一時的な受信障害の場合などの受信障害の状態を適切に判断でき、不用意に自動選局処理が実施することによる煩わしさや設定をし直す煩雑な入力操作の実施などを防止でき、適切に自動選局処理を実行させて受信部220で適切に放送波を受信でき、使い勝手を向上できる。

0083

本発明は、移動体の現在位置における所定の周波数帯の電波を受信する受信部の受信を制御する受信制御装置、受信装置、再生装置、受信制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体に利用できる。

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