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技術 アスパラガス属植物の擬葉組織の乾燥粉末

出願人 国立大学法人北海道大学株式会社エス・ネット
発明者 鈴木卓猪野毛知一
出願日 2005年8月25日 (14年8ヶ月経過) 出願番号 2006-532588
公開日 2008年5月8日 (11年11ヶ月経過) 公開番号 WO2006-022338
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 平均乾燥重量 作付面積 伸び出し 苦み成分 利用対象 通風乾燥機 ルチン含有量 乾燥重
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課題・解決手段

本発明は、ルチン及び1g乾燥重量あたり少なくとも100mgの糖類を含む、アスパラガス(As−paragus)属植物擬葉組織乾燥粉末、特にアスパラガス(Asparagus)属植物の擬葉組織をマイクロ波減圧乾燥遠赤外線減圧乾燥または真空凍結)乾燥して得られる粉末である乾燥粉末を提供する。この粉末は淡いアスパラガスの香りと適度の甘味を呈する嗜好性に優れた飲食品として、あるいはかかる嗜好性とルチン補給能を付与する飲食品用素材として、利用可能である。

概要

背景

ルチン(C27H30O16、分子量610.51)は生理活性フラボノイドの一つであり、式Iの構造を有する、グリコシル化ケルセチン(Quercetin−3−rutinoside)である。

ルチンは腸においてケルセチンに分解、吸収され、種々の生理活性を示すことが報告されている。例えば、ルチンは老人患者心臓病に因る死亡率の減少させ(ハートグら、ランセット(Lancet)、1993年、第342巻、第1007−1011頁)、あるいは蛋白浮腫(High protein edema)を治療し(米国特許第5,096,887号明細書)、さらには抗癌および抗ウイルス作用(特開平4−234320号公報)を有するなどの報告がある。また、ルチンは血中コレステロール濃度を著しく減少させ、高脂血症動脈硬化症狭心症、脳卒中および肝疾患のような高血中脂質濃度に因る疾患を抑制するだけでなく、これらを治療する効果を有するという報告もある。一方で、ルチンは大量に摂取された場合でも生体に対してほとんど毒性を示さず、肝機能に対する副作用も示さないことなどから、近年特に注目を集めている機能性栄養素である。

ルチンは、有機合成的手法によって(Zemplen,Bognar in Ber.,1043(1943)およびSeka,Prosche,Monatsh.,69,284(1936))、また代表的にはソバ(普通蕎麦、学名 Fagopyrum esculentum)あるいはダッタンソバ(学名 Fagopyrum tataricum)などから適切な溶媒を用いて調製することができる。最も簡便にルチンの付加価値を享受するには、ソバ等の植物をそのまま飲食品として摂取することである(特開2003−235507号公報、特開2003−299462号公報、特開平11−75743号公報)。

また、アスパラガス利用法の一つに、アスパラガスのと葉を焙煎することによって得られる粉末茶が報告されている(特許出願公告平4—57313号)。

米国特許第5,096,887号明細書特開平4−234320号公報特開2003−235507号公報特開2003−299462号公報特開平11−75743号公報特許出願公告平4—57313号ハートグら、ランセット(Lancet)、1993年、第342巻、第1007−1011頁Zemplen,Bognar in Ber.,1043(1943)Seka,Prosche,Monatsh.,69,284(1936)

概要

本発明は、ルチン及び1g乾燥重量あたり少なくとも100mgの糖類を含む、アスパラガス(As−paragus)属植物擬葉組織乾燥粉末、特にアスパラガス(Asparagus)属植物の擬葉組織をマイクロ波減圧乾燥遠赤外線減圧乾燥または真空凍結)乾燥して得られる粉末である乾燥粉末を提供する。この粉末は淡いアスパラガスの香りと適度の甘味を呈する嗜好性に優れた飲食品として、あるいはかかる嗜好性とルチン補給能を付与する飲食品用素材として、利用可能である。

目的

本発明は、ルチンを多量に含有し、かつソバのようなアレルギー苦味といった問題を伴わない、ダッタンソバを含むソバに代わり得る天然素材原料としたルチン補給剤を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

ルチン及び1g乾燥重量あたり少なくとも100mgの糖類を含む、アスパラガス(Asparagus)属植物擬葉組織乾燥粉末

請求項2

アスパラガス(Asparagus)属植物の擬葉組織をマイクロ波減圧乾燥遠赤外線減圧乾燥または真空凍結)乾燥して得られる粉末である、請求項1に記載の乾燥粉末。

請求項3

アスパラガス属植物がアスパラガスオフィシナリス(Asparagusofficinalis)である、請求項1または2に記載の乾燥粉末。

請求項4

請求項1〜3のいずれかに記載の乾燥粉末を含む、ルチン補給剤またはルチン補給用飲食品

技術分野

0001

本発明は、天然素材であるアスパラガス属植物の擬葉組織乾燥粉末ならびに該粉末を含むルチン補給用飲食品に関する。

背景技術

0002

ルチン(C27H30O16、分子量610.51)は生理活性フラボノイドの一つであり、式Iの構造を有する、グリコシル化ケルセチン(Quercetin−3−rutinoside)である。

0003

0004

ルチンは腸においてケルセチンに分解、吸収され、種々の生理活性を示すことが報告されている。例えば、ルチンは老人患者心臓病に因る死亡率の減少させ(ハートグら、ランセット(Lancet)、1993年、第342巻、第1007−1011頁)、あるいは蛋白浮腫(High protein edema)を治療し(米国特許第5,096,887号明細書)、さらには抗癌および抗ウイルス作用(特開平4−234320号公報)を有するなどの報告がある。また、ルチンは血中コレステロール濃度を著しく減少させ、高脂血症動脈硬化症狭心症、脳卒中および肝疾患のような高血中脂質濃度に因る疾患を抑制するだけでなく、これらを治療する効果を有するという報告もある。一方で、ルチンは大量に摂取された場合でも生体に対してほとんど毒性を示さず、肝機能に対する副作用も示さないことなどから、近年特に注目を集めている機能性栄養素である。

0005

ルチンは、有機合成的手法によって(Zemplen,Bognar in Ber.,1043(1943)およびSeka,Prosche,Monatsh.,69,284(1936))、また代表的にはソバ(普通蕎麦、学名 Fagopyrum esculentum)あるいはダッタンソバ(学名 Fagopyrum tataricum)などから適切な溶媒を用いて調製することができる。最も簡便にルチンの付加価値を享受するには、ソバ等の植物をそのまま飲食品として摂取することである(特開2003−235507号公報、特開2003−299462号公報、特開平11−75743号公報)。

0006

また、アスパラガス利用法の一つに、アスパラガスのと葉を焙煎することによって得られる粉末茶が報告されている(特許出願公告平4—57313号)。

0007

米国特許第5,096,887号明細書特開平4−234320号公報特開2003−235507号公報特開2003−299462号公報特開平11−75743号公報特許出願公告平4—57313号ハートグら、ランセット(Lancet)、1993年、第342巻、第1007−1011頁Zemplen,Bognar in Ber.,1043(1943)Seka,Prosche,Monatsh.,69,284(1936)

発明が解決しようとする課題

0008

しかし、ソバはこれを摂取した者に対して重篤アレルギー反応、いわゆるソバアレルギー惹起することがあり、万人に安全に利用できる食品であるとは言い難い。また、このソバアレルギー問題への対策としてソバアレルゲンの少ないダッタンソバの利用が提唱されているが、ダッタンソバは「苦蕎麦」とも呼ばれるほど苦み成分含有量が極めて多く、そのままでは食用に適しているとはいえない。また、ダッタンソバにはルチン分解酵素も存在しており、これを不活性化するために水蒸気等を用いた湿熱処理を行なわねばならない。さらには、ソバアレルゲンも完全に解消されているものでもない。

0009

本発明は、ルチンを多量に含有し、かつソバのようなアレルギー苦味といった問題を伴わない、ダッタンソバを含むソバに代わり得る天然素材を原料としたルチン補給剤を提供するものである。

課題を解決するための手段

0010

本発明者らは、従来食用としては顧みられることのなかったアスパラガス属植物の擬葉組織を穏和な条件下で乾燥粉末へと加工することによって、ソバに比べてより安全かつ容易にルチン補給剤を提供することが可能であることなどを見いだし、以下の各発明を完成した。

0011

1)ルチン及び1g乾燥重量あたり少なくとも100mgの糖類を含む、アスパラガス(Asparagus)属植物の擬葉組織の乾燥粉末。

0012

2)アスパラガス(Asparagus)属植物の擬葉組織をマイクロ波減圧乾燥遠赤外線減圧乾燥または真空凍結)乾燥して得られる粉末である、1)に記載の乾燥粉末。

0013

3)アスパラガス属植物がアスパラガスオフィシナリス(Asparagus officinalis)である、1)または2)に記載の乾燥粉末。

0014

4)1)〜3)のいずれかに記載の乾燥粉末を含む、ルチン補給用飲食品。

発明を実施するための最良の形態

0015

アスパラガス属植物は、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなど広く分布しているユリ科の植物である。一般に「アスパラガス」と称され、食用として利用されているものは、アスパラガスオフィシナリス(Asparagus officinalis、和名オランダキジカクシ)であるが、その他にもA.asparagoides(クサナギズラ)、A.cochinchinensis(クサスギカズラ)、A.densiflorus cv.Sprenger(スギノハカズラ)、A.falcatus、A.myriocladus(タチボウキ)、A.plumosus(シノブボウキ)、A.schoberioides(キジクシ)等が、食用、観葉、漢方などに利用されている。

0016

一般に食用アスパラガスとして消費されているのは、土から出現したと、これから伸び出したばかりの若い茎と、いわゆる「はかま」と称される先端の組織学的には葉に相当する)とからなる、Asparagus officinalisの成長初期のアスパラガスである。

0017

成長初期のアスパラガスの穂および若茎に若干のルチンが含まれていることは知られているが、本発明での利用対象はこの食用とされている成長初期のアスパラガスではなく、これを刈り取らずにさらに成長させることによって出現する、先端が松葉のような形をした、擬葉と呼ばれる組織である。

0018

擬葉は、組織学的には葉ではなく茎が変形したものであるが、葉緑素を有し、従って葉と同様に光合成を行う器官である。擬葉は、アスパラガス属植物にとって、次の出芽に向けての養分を合成し貯蔵根に蓄える上で重要な器官であるが、これを食用として利用する試みはなされて来なかった。

0019

本発明者らは、マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析法(MALDI−TOF MS)を用いて植物体中のフラボノイド分析を行う過程において、アスパラガス属植物の擬葉組織にルチンが多量に含まれていることを見いだした。例えば、食用とされている成長初期のアスパラガス全体には平均乾燥重量あたり1.31mg以下のルチンが含まれているが、擬葉組織には1g乾燥重量あたりおよそ12.88mgのルチンが含まれており、食用とされている成長初期のアスパラガス全体に比べて実に9.8倍強の含有量であることが確認された。

0020

また、このルチンを多量に含む擬葉組織は、これを比較的穏和な条件下で乾燥粉末とすることにより、ダッタンソバのような苦味を持たず、かつ淡いアスパラガス様風味と適度な甘味を有する経口的に摂取が容易な飲食品として利用可能であることが確認された。また、アスパラガス属植物の擬葉組織を凍結乾燥したルチン補給剤では、これに水を加えて室温に20分間置いても、100℃の水で5分間煮沸しても、pH1.5の酢酸を加えて100℃の水で5分間煮沸しても、ルチンの分解は確認されなかった。従って、ダッタン種のそば種子で生じるようなルチンの分解は本発明のルチン補給剤では認められず、ルチンを安定に保つことができる。

0021

本発明において使用可能なアスパラガス属植物には、アスパラガスオフィシナリス(Asparagus officinalis)の他、A.schoberioidesなどを挙げることができる。作付面積栽培技術蓄積などの点から、アスパラガス オフィシナリス(Asparagus officinalis)の擬葉の利用が好ましいが、国あるいは地方においてそれぞれに適した種のアスパラガス植物の擬葉組織を用いても良い。

0022

アスパラガス属植物の擬葉組織は、アスパラガス属植物の栽培業者に広く知られている栽培手法によって同植物を生長させ、発生してくる擬葉を回収すればよく、擬葉の回収のみを目的とした特別な工夫を必要としない。従って、典型的には、食用アスパラガスの収穫を目的としてアスパラガス属植物の栽培を行う方法により、あるいはその様な栽培を現に行っている農業関係者等から入手することができる。

0023

回収した擬葉は、凍結乾燥、マイクロ波減圧乾燥、あるいは遠赤外線減圧乾燥などの穏和な方法によって乾燥され、粉砕機または乳鉢などで粉砕して粉末の形態へと加工される。この様な乾燥処理は、例えば共和真空技術(株)製の凍結乾燥機、日本製鋼所社製のマイクロ波減圧乾燥装置、あるいは新日本製鐵(株)製の遠赤外線減圧乾燥装置などを用いて行うことができる。なお、乾燥方法基本原理を同じくする限り、上記に例示した以外の機器も利用可能である。

0024

この様な穏和な方法により乾燥させた擬葉組織の乾燥粉末は、ルチンと共に1g乾燥重量あたり100mgを超える糖類を含んでいる。そのため、本発明の乾燥粉末は、淡いアスパラガスの香りと適度の甘味を呈する嗜好性に優れた飲食品として、あるいはその様な嗜好性とルチン補給能を付与する飲食品用素材として、利用可能である。

0025

例えば、アスパラガス属植物の擬葉組織の乾燥粉末は、これに適当な賦形剤を加えて、また必要に応じてさらに他の有効成分を加えて、錠剤カプセルその他の剤型へと調製することもできる。賦形剤の例としては、ラクトースデキストローススクロースソルビトールマンニトールスターチアラビアゴムアルギン酸塩ゼラチンリン酸カルシウムケイ酸カルシウムセルロースメチルセルロース微晶質セルロースポリビニルピロリドン、水、ヒドロキシ安息香酸メチル、ヒドロキシ安息香酸プロピルタルクステアリン酸マグネシウムおよびミネラル油その他、さらには充填剤抗凝集剤潤滑剤、湿潤剤香料乳化剤防腐剤などを含むことができる。

0026

また、菓子パン麺類その他の食品の原料にアスパラガス属植物の擬葉組織の乾燥粉末を加えて菓子等の食品を製造し、それらをルチン補給剤として利用してもよい。食品の例としては、チョコレートスナック類菓子類ピザ、パン、ケーキ、クラッカークッキービスケット、麺類、チューインガム類牛乳アイスクリームチーズヨーグルトなどの乳製品スープケチャップソースまたはビタミン等のサプリメントなどを挙げることができる。これらの食品には、消費者嗜好に合わせて香料その他の食品添加物を利用することもできる。

0027

以下、実施例をあげてさらに本発明を説明する。

0028

年生のアスパラガスオフィシナリス(Asparagus officinalis)を夏季まで土壌栽培することにより発生させた擬葉を収穫し、液体窒素投入して急速凍結させ、凍結乾燥機を用いて乾燥させた。凍結乾燥は、共和真空技術(株)製凍結乾燥機を用いて、予備凍結温度:約−40℃、乾燥時加熱温度:30℃、仕込量:1484g、乾燥時間:約48時間の条件で行ない、乾燥後重量350gの乾燥品が得られた。さらに乾燥品を乳鉢と乳棒すりつぶして、擬葉組織の乾燥粉末(乾物量91.40%)を得た。

0029

7年生のアスパラガスオフィシナリス(Asparagus officinalis)を夏季まで土壌栽培することにより発生させた擬葉を収穫し、マイクロ波減圧乾燥装置(日本製鋼所社製)を用いて、圧力:160torr、出力:1kW、仕込量:1004g、乾燥時間:約1時間、乾燥時品温:約60℃(最大70℃)の条件で乾燥し、乾燥後重量220gの乾燥品を得た。これを乳鉢と乳棒ですりつぶして、擬葉組織の乾燥粉末(乾物量94.50%)を得た。

0030

7年生のアスパラガスオフィシナリス(Asparagus officinalis)を夏季まで土壌栽培することにより発生させた擬葉を収穫し、遠赤外線減圧乾燥装置(新日本製鐵(株)製)を用いて、圧力:40torr、ヒーター温度:80℃、仕込量:998g、乾燥時間:約17時間、乾燥時品温:約45℃(最大60℃)の条件で乾燥し、乾燥後重量216gの乾燥品を得た。これを乳鉢と乳棒ですりつぶして、擬葉組織の乾燥粉末(99.70%)を得た。

0031

比較例
7年生のアスパラガスオフィシナリス(Asparagus officinalis)を夏季まで土壌栽培することにより発生させた擬葉を収穫し、通風乾燥機(TabaiMFG社製)を用いて、乾燥温度:62℃〜64℃、乾燥時間24時間の条件で乾燥後、90℃〜120℃、10秒〜15秒間の条件で焙煎して、擬葉組織の乾燥粉末(94.60%)を得た。

0032

試験例1
実施例1で調製した粉末品50mgに、内部標準物質として100%エタノールに溶解したIsorhamnetin−3−glucoside(IRG)の絶対量0.25mgを添加した。ここに100%メタノール1mlを加えて振とう後、遠心分離して上清を回収する抽出作業を3回繰り返し、抽出液約3mlをエバポレーターを用いて100μlに濃縮して、分析試料とした。

0033

マトリクスとして2’,4’,6’−trihydroxyacetophenone monohydrate(THAP)を用い、分析試料:THAP(100%アセトン飽和):水を10:10:2の比率で混合した溶液を、MALDI−TOF質量分析用プローブに0.7μづつ上層風乾して分析に供した。分析にはProflex III(Brucker社製)を用い、検出はリニアーで行った。また、比較対象に、7年生のアスパラガスオフィシナリス(Asparagus officinalis)を土壌栽培して収穫された食用アスパラガス(若茎)の先端部、中央部、基部、同アスパラガスの主茎の全体、表皮、ならびに貯蔵根のルチン含有量も、上記と同様の操作により測定した。その結果を表1に示す。

0034

0035

表1に明らかな様に、ルチンは、擬葉組織に最も多く含まれていた。

0036

試験例2
実施例1〜3ならびに比較例1で得た各粉末に含まれる糖類含有量を、Suzukiらの方法(Journal of the Japanese Society for Horticultural Science、第73巻、第2号、第119−127頁)によって測定した。その結果を表2に示す。

0037

0038

実施例1〜3に記載の方法で得られた乾燥粉末は、いずれも糖類を100mg/g乾燥重量以上含んでいた。また、これらの粉末をそのまま口に含むとアスパラガス様の味と甘味が感じられ、食用として直接利用することが可能な優れた風味を有することが確認された。一方、比較例の粉末は、本発明の乾燥粉末に比べて甘味に欠け、やや青臭さの強いものであった。

0039

本発明の乾燥粉末は、ソバアレルギーを有する者も安全に摂取することができ、かつ摂取に望ましくない風味がなく、むしろ淡いアスパラガスの香りと適度の甘味を呈する嗜好性に優れた飲食品として、あるいはかかる嗜好性とルチン補給能を付与する飲食品用素材として、利用可能である。

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