図面 (/)

技術 発酵組成物及びその製造方法、並びにその用途

出願人 万田発酵株式会社
発明者 松浦新吾郎
出願日 1997年7月8日 (23年4ヶ月経過) 出願番号 1998-505059
公開日 1998年11月4日 (22年0ヶ月経過) 公開番号 WO1998-001042
状態 特許登録済
技術分野 食品の着色及び栄養改善 農薬・動植物の保存 飼料(2)(一般) 穀類誘導製品3(麺類)
主要キーワード 使用対象物 転換期 農薬散布作業 グリーン芝 加工水産物 食肉軟化剤 じょうろ 海苔本来
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年11月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (1)

課題・解決手段

果実類に属するリンゴバナナパイアップル、アケビマタタビイチジク、野いちご、山ぶどう、山、梅と、かんきつ類に属するネーブルハッサク温州みかん夏みかん伊予柑、きんかん、ゆず、カボス、ザボンポンカンレモンと、根菜類に属するゴボウニンジンニンニクレンコン、ゆり根と、穀類に属する玄米もち米白米、きび、とうもろこし、小麦大麦、あわと、豆・ゴマ類に属する大豆黒豆黒ゴマ、白ゴマ、くるみと、海草類に属するコンブワカメヒジキあおのり、かわのりと、糖類に属する黒糖果糖ぶどう糖と、はちみつ澱粉キューリ、シソセロリとを、発酵熟成させたものを、食品用品質改良剤生育促進剤として用いる。

概要

背景

概要

果実類に属するリンゴバナナパイアップル、アケビマタタビイチジク、野いちご、山ぶどう、山、梅と、かんきつ類に属するネーブルハッサク温州みかん夏みかん伊予柑、きんかん、ゆず、カボス、ザボンポンカンレモンと、根菜類に属するゴボウニンジンニンニクレンコン、ゆり根と、穀類に属する玄米もち米白米、きび、とうもろこし、小麦大麦、あわと、豆・ゴマ類に属する大豆黒豆黒ゴマ、白ゴマ、くるみと、海草類に属するコンブワカメヒジキあおのり、かわのりと、糖類に属する黒糖果糖ぶどう糖と、はちみつ澱粉キューリ、シソセロリとを、発酵熟成させたものを、食品用品質改良剤生育促進剤として用いる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
4件
牽制数
15件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

果実類に属するリンゴバナナパイアップル、アケビマタタビイチジク、野いちご、いちご、山ぶどう、ぶどう、山挑、もも、梅、ブルーベリーラズベリーから選ばれる1種または2種以上のものと、かんきつ類に属するネーブルハッサク温州みかん夏みかん、オレンジ伊予柑、きんかん、ゆず、カボス、ザボンポンカンレモンライムから選ばれる1種または2種以上のものと、根菜類に属するゴボウニンジンニンニクレンコン、ゆり根から選ばれる1種または2種以上のものと、穀類に属する玄米もち米白米、きび、とうもろこし、小麦大麦、あわ、ひえから選ばれる1種または2種以上のものと、豆・ゴマ類に属する大豆黒豆黒ゴマ、白ゴマ、あずき、くるみから選ばれる1種または2種以上のものと、海草類に属するコンブワカメヒジキあおのり、かわのりから選ばれる1種または2種以上のものと、糖類に属する黒糖果糖ぶどう糖から選ばれる1種または2種以上のものと、はちみつ澱粉、きゅうり、しそ、セロリから選ばれる1種または2種以上のものとを、発酵熟成させることで得られ、次の成分及びアミノ酸組成からなる、発酵組成物

請求項100

g当たり、水分:5.0g〜50.0g、タンパク質:0.5g〜10.0g、脂質:0.05g〜10.00g、炭水化物糖質):30.0g〜75.0g、炭水化物(繊維):0.1g〜5.0g、灰分:0.5g〜5.0g、β−カロチン:10μg〜150μg、ビタミンA効力:10IU〜100IU、ビタミンB1:0.01mg〜0.50mg、ビタミンB2:0.01mg〜0.50mg、ビタミンB6:0.01mg〜0.50mg、ビタミンE:10.0mg以下、ナイアシン:0.1mg〜6.0mg、カルシウム:50mg〜900mg、リン:200mg以下、鉄:1.0mg〜5.0mg、ナトリウム:20mg〜300mg、カリウム:300mg〜1000mg、マグネシウム:40mg〜200mg、食塩当量:0.05g〜1.00g、銅:7.0ppm以下。

請求項100

g中、イソロイシン:30〜200mg、ロイシン:50〜400mg、リジン:20〜200mg、メチオニン:10〜150mg、シスチン:10〜100mg、フェニルアラニン:30〜250mg、チロシン:20〜200mg、スレオニン:40〜200mg、トリプトファン:1〜100mg、バリン:30〜300mg、ヒスチジン:10〜200mg、アルギニン:40〜400mg、アラニン:50〜300mg、アスパラキン酸:100〜600mg、グルタミン酸:100〜1200mg、グリシン:30〜300mg、プロリン:40〜400mg、セリン:30〜300mg。

請求項2

果実類に属するリンゴ、柿、バナナ、パインアップル、アケビ、マタタビ、イチジク、野いちご、いちご、山ぶどう、ぶどう、山、もも、梅、ブルーベリー、ラズベリーから選ばれる1種または2種以上のものと、かんきつ類に属するネーブル、ハッサク、温州みかん、夏みかん、オレンジ、伊予柑、きんかん、ゆず、カボス、ザボン、ポンカン、レモン、ライムから選ばれる1種または2種以上のものと、根菜類に属するゴボウ、ニンジン、ニンニク、レンコン、ゆり根から選ばれる1種または2種以上のものと、穀類に属する玄米、もち米、白米、きび、とうもろこし、小麦、大麦、あわ、ひえから選ばれる1種または2種以上のものと、豆・ゴマ類に属する大豆、黒豆、黒ゴマ、白ゴマ、あずき、くるみから選ばれる1種または2種以上のものと、海草類に属するコンブ、ワカメ、ヒジキ、あおのり、かわのりから選ばれる1種または2種以上のものと、糖類に属する黒糖、果糖、ぶどう糖から選ばれる1種または2種以上のものと、はちみつ、澱粉、きゅうり、しそ、セロリから選ばれる1種または2種以上のものとを、発酵、熟成させることで、次の成分及びアミノ酸組成を有する発酵組成物を製造する、発酵組成物の製造方法。

請求項100

g当たり、水分:5.0g〜50.0g、タンパク質:0.5g〜10.0g、脂質:0.05g〜10.00g、炭水化物(糖質):30.0g〜75.0g、炭水化物(繊維):0.1g〜5.0g、灰分:0.5g〜5.0g、β−カロチン:10μg〜150μg、ビタミンA効力:10IU〜100IU、ビタミンB1:0.01mg〜0.50mg、ビタミンB2:0.01mg〜0.50mg、ビタミンB6:0.01mg〜0.50mg、ビタミンE:10.0mg以下、ナイアシン:0.1mg〜6.0mg、カルシウム:50mg〜900mg、リン:200mg以下、鉄:1.0mg〜5.0mg、ナトリウム:20mg〜300mg、カリウム:300mg〜1000mg、マグネシウム:40mg〜200mg、食塩相当量:0.05g〜1.00g、銅:7.0ppm以下。

請求項100

g中、イソロイシン:30〜200mg、ロイシン:50〜400mg、リジン:20〜200mg、メチオニン:10〜150mg、シスチン:10〜100mg、フェニルアラニン:30〜250mg、チロシン:20〜200mg、スレオニン:40〜200mg、トリプトファン:1〜100mg、バリン:30〜300mg、ヒスチジン:10〜200mg、アルギニン:40〜400mg、アラニン:50〜300mg、アスパラギン酸:100〜600mg、グルタミン酸:100〜1200mg、グリシン:30〜300mg、プロリン:40〜400mg、セリン:30〜300mg。

請求項3

請求項1に記載の発酵組成物を有効成分として含有する、食品用品質改良剤

請求項4

請求項1に記載の発酵組成物を有効成分として含有する、生育促進剤

請求項5

請求項1に記載の発酵組成物を添加物として用いて製造された、飲食物

請求項6

請求項1に記載の発酵組成物を添加物として用いた、飲食物の製造方法。

請求項7

請求項1に記載の発酵組成物を添加物として用いた、麺類の製造方法。

0001

1.技術分野
本発明は、発酵組成物及びその製造方法、並びにその用途に関する。

0002

また、本発明に係る発酵組成物は、各種動植物生育促進剤として利用でき、
詳細には、稲類、果樹類畑作物類、花き類、樹木類等の植物類、
鶏等の動物類、等の魚介類にも使用可能なものである。
2.背景技術

0003

従来より、健康食品用の発酵組成物として各種のものが知られている。

0004

しかしながら、人類が発酵組成物に寄せる期待は大きく、より効果的な発酵
成物が望まれていた。

0005

一方、従来、植物類、動物類、魚介類等の動植物の生育促進剤に類するものと
しては、各々の生物に対応した栄養素等を有効成分としたものが知られているが
、必ずしも安心して使用できるものではなかった。

0006

従って、安心して使用できる生育促進剤が求められている。
3.発明の開示

0007

本発明の課題を解決するための手段は、次のとおりである。

0008

第1に、果実類に属するリンゴバナナパイアップル、アケビ、マタ
タビイチジク、野いちご、いちご、山ぶどう、ぶどう、山もも、梅、ブル
ーベリー、ラズベリーから選ばれる1種または2種以上のものと、かんきつ類に
属するネーブルハッサク温州みかん夏みかん、オレンジ伊予柑、きんか
ん、ゆず、カボス、ザボンポンカンレモンライムから選ばれる1種または
2種以上のものと、根菜類に属するゴボウニンジンニンニクレンコン、ゆ
り根から選ばれる1種または2種以上のものと、穀類に属する玄米もち米、白
米、きび、とうもろこし、小麦大麦、あわ、ひえから選ばれる1種または2種
以上のものと、豆・ゴマ類に属する大豆黒豆黒ゴマ、白ゴマ、あずき、くる
みから選ばれる1種または2種以上のものと、海草類に属するコンブワカメ
ヒジキあおのり、かわのりから選ばれる1種または2種以上のものと、糖類に
属する黒糖果糖ぶどう糖から選ばれる1種または2種以上のものと、はち
つ、澱粉、きゅうり、しそ、セロリから選ばれる1種または2種以上のものとを
、発酵、熟成させることで得られ、次の成分及びアミノ酸組成からなる、発酵組
成物。
主成分について、100g当たり、

0009

水分:5.0g〜50.0g、

0010

タンパク質:0.5g〜10.0g、

0011

脂質:0.05g〜10.00g、

0012

炭水化物糖質):30.0g〜75.0g、

0013

炭水化物(繊維):0.1g〜5.0g、

0014

灰分:0.5g〜5.0g、

0015

β−カロチン:10μg〜150μg、

0016

ビタミンA効力:10IU〜100IU、

0017

ビタミンB1:0.01mg〜0.50mg、

0018

ビタミンB2:0.01g〜0.50mg、

0019

ビタミンB6:0.01mg〜0.50mg、

0020

ビタミンE:10.0mg以下、

0021

ナイアシン:0.1mg〜6.0mg、

0022

カルシウム:50mg〜900mg、

0023

リン:200mg以下、

0024

鉄:1.0mg〜5.0mg、

0025

ナトリウム:20mg〜300mg、

0026

カリウム:300mg〜1000mg、

0027

マグネシウム:40mg〜200mg、

0028

食塩当量:0.05g〜1.00g、

0029

銅:7.0ppm以下。
アミノ酸組成について、100g中、

0030

イソロイシン:30〜200mg、

0031

ロイシン:50〜400mg、

0032

リジン:20〜200mg、

0033

メチオニン:10〜150mg、

0034

シスチン:10〜100mg、

0035

フェニルアラニン:30〜250mg、

0036

チロシン:20〜200mg、

0037

スレオニン:40〜200mg、

0038

トリプトファン:1〜100mg、

0039

バリン:30〜300mg、

0040

ヒスチジン:10〜200mg、

0041

アルギニン:40〜400mg、

0042

アラニン:50〜300mg、

0043

アスパラギン酸:100〜600mg、

0044

グルタミン酸:100〜1200mg、

0045

グリシン:30〜300mg、

0046

プロリン:40〜400mg、

0047

セリン:30〜300mg。

0048

第2に、果実類に属するリンゴ、柿、バナナ、パインアップル、アケビ、マタ
タビ、イチジク、野いちご、いちご、山ぶどう、ぶどう、山桃、もも、梅、ブル
ーベリー、ラズベリーから選ばれる1種または2種以上のものと、かんきつ類に
属するネーブル、ハッサク、温州みかん、夏みかん、オレンジ、伊予柑、きんか
ん、ゆず、カボス、ザボン、ポンカン、レモン、ライムから選ばれる1種または
2種以上のものと、根菜類に属するゴボウ、ニンジン、ニンニク、レンコン、ゆ
り根から選ばれる1種または2種以上のものと、穀類に属する玄米、もち米、白
米、きび、とうもろこし、小麦、大麦、あわ、ひえから選ばれる1種または2種
以上のものと、豆・ゴマ類に属する大豆、黒豆、黒ゴマ、白ゴマ、あずき、くる
みから選ばれる1種または2種以上のものと、海草類に属するコンブ、ワカメ、
ヒジキ、あおのり、かわのりから選ばれる1種または2種以上のものと、糖類に
属する黒糖、果糖、ぶどう糖から選ばれる1種または2種以上のものと、はちみ
つ、澱粉、きゅうり、しそ、セロリから選ばれる1種または2種以上のものとを
、発酵、熟成させることで、次の成分及びアミノ酸組成を有する発酵組成物を製
造する、発酵組成物の製造方法。
主成分について、100g当たり、

0049

水分:5.0g〜50.0g、

0050

タンパク質:0.5g〜10.0g、

0051

脂質:0.05g〜10.00g、

0052

炭水化物(糖質):30.0g〜75.0g、

0053

炭水化物(繊維):0.1g〜5.0g、

0054

灰分:0.5g〜5.0g、

0055

β−カロチン:10μg〜150μg、

0056

ビタミンA効力:10IU〜100IU、

0057

ビタミンB1:0.01mg〜0.50mg、

0058

ビタミンB2:0.01mg〜0.50mg、

0059

ビタミンB6:0.01mg〜0.50mg、

0060

ビタミンE:10.0mg以下、

0061

ナイアシン:0.1mg〜6.0mg、

0062

カルシウム:50mg〜900mg、

0063

リン:200mg以下、

0064

鉄:1.0mg〜5.0mg、

0065

ナトリウム:20mg〜300mg、

0066

カリウム:300mg〜1000mg、

0067

マグネシウム:40mg〜200mg、

0068

食塩相当量:0.05g〜1.00g、

0069

銅:7.0ppm以下。
アミノ酸組成について、100g中、

0070

イソロイシン:30〜200mg、

0071

ロイシン:50〜400mg、

0072

リジン:20〜200mg、

0073

メチオニン:10〜150mg、

0074

シスチン:10〜100mg、

0075

フェニルアラニン:30〜250mg、

0076

チロシン:20〜200mg、

0077

スレオニン:40〜200mg、

0078

トリプトファン:1〜100mg、

0079

バリン:30〜300mg、

0080

ヒスチジン:10〜200mg、

0081

アルギニン:40〜400mg、

0082

アラニン:50〜300mg、

0083

アスパラギン酸:100〜600mg、

0084

グルタミン酸:100〜1200mg、

0085

グリシン:30〜300mg、

0086

プロリン:40〜400mg、

0087

セリン:30〜300mg。

0088

また、本発明は、上記記載の発酵組成物を有効成分として含有するものである

0089

具体的なものとしては、食品用品質改良剤、生育促進剤、飼料肥料飲食物
が例示できる。

0090

さらに、本発明は、上記記載の発酵組成物を添加物として用いた、麺類等の飲
食物の製造方法に関する。

0091

ここで、製造対象である飲食物は、直接的に食する一般の食料品の他にも、間
接的に食することになる醤油やみそ等の調味料類も含み、要は、人間が直接的に
又は間接的に食する全てのものを対象とし、ベビーフード等も含まれる。

0092

なお、上記課題を解決するための手段や、特許請求の範囲に記載した具体的な
数値については、本発明の権利解釈するに当たり、該数値のみに限定的に解釈
されることなく、測定対象物測定方法測定誤差等によって値が相違する場合
であっても、本発明に係るものと同様の効果を有する場合は、実質的に本発明の
権利内であると解釈される。

0093

本発明に係る発酵組成物は、次のように製造する。

0094

まず、ミカン、柚、マタタビ、イチジク、バナナ、ゴボウ、ニンジン、パイン
アップル、ぶどう、アケビ、山ぶどう、野いちご、夏みかん、ハッサク、リンゴ
、山挑、ネーブル、ニンニク、キンカン等を水洗した後、粗砕したものを、混合
する。

0095

混合した後で黒砂糖を添加し、−4℃〜40℃、好ましくは−3℃〜30℃、
さらに好ましくは−2℃〜20℃の温度条件下で時々攪拌しながら発酵させた後
に、麦、はちみつ、とうもろこし、きび、れんこん、くるみ、ゆり根、大豆、玄
米、コーンスターチ、米、梅、柿、昆布、ヒジキ、海苔、ごま、もち米その他を
混合する。

0096

さらに、−4℃〜40℃、好ましくは−3℃〜30℃、さらに好ましくは−2
℃〜20℃の温度条件下で時々攪拌しながら、発酵、熟成させることで得られた
ものを濾過することで、発酵組成物を製造する。

0097

ここで、得られた発酵組成物は、そのまま食することができる他にも、該発酵
組成物を有効成分とする食品用品質改良剤として利用することもできる。

0098

上記条件下で製造した発酵組成物を分析した結果は、次のとおりであった。

0099

すなわち、水分が33.8g/100g、タンパク質が2.1g/100g、脂質が0.
1g/100g、炭水化物(糖質)が61.4g/100g、炭水化物(繊維)が0.8g
/100g、灰分が1.8g/100g、β−カロチンが95μg/100g、ビタミンA効力
が55IU/100g、ビタミンB1が0.02mg/100g、ビタミンB2が0.07m
g/100g、ビタミンB6が0.36mg/100g、ビタミンEが1.2mg/100g、ナ
アシンが1.54mg/100g、カルシウムが120mg/100g、リンが43mg
/100g、鉄が2.4mg/100g、ナトリウムが57mg/100g、カリウムが670

g/100g、マグネシウムが70mg/100g、食塩相当量が0.1g/100g、銅が1
.0ppmであった。

0100

また、アミノ酸組成について、100g中、イソロイシンが74mg、ロイシ
ンが130mg、リジンが77mg、メチオニンが35mg、シスチンが24m
g、フェニルアラニンが85mg、チロシンが55mg、スレオニンが67mg
、トリプトファンが19mg、バリンが95mg、ヒスチジンが45mg、アル
ギニンが85mg、アラニンが85mg、アスパラギン酸が240mg、グル
ミン酸が300mg、グリシンが65mg、プロリンが110mg、セリンが8
2mgであった。

0101

該発酵組成物をそのまま食した場合、食後に体が温まり、活力が生じることが
確認された。

0102

また、上記で得られた発酵組成物を、飲食物の製造工程中に添加することで、
各種の飲食物の風味等が改良される。

0103

なお、飲食物の製造工程中に発酵組成物を添加するのは、直接的に食するもの
である冷凍麺天ぷらフライ等の揚物等の飲食物の製造工程における任意の工
程で、発酵組成物を混入することで実施できる他に、間接的に食するものである
食品素材調味料・水等に発酵組成物の有効成分を添加して使用することで、実
施することもできる。

0104

上記で得られた発酵組成物を有効成分とする食品用品質改良剤は、各種の食品
調理する際に使用することで食品の品質を改良できる。

0105

また、飲食物の製造の際に使用する各種の食品素材・調味料・水に、本発明に
係る発酵組成物の有効成分を含有させることで、食品の品質を改良することもで
きる。

0106

本発明に係る食品用品質改良剤の使用対象や、本発明に係る製造対象の飲食物
及び発酵組成物の有効成分を添加した食品素材・調味料としては、例えば、お菓
子、麺類、豆腐類天ぷら粉ドレッシングミートソースナポリタンソース
、酢、果実野菜サラダ等の他にも、食品を調理する際の材料や、食品を食す
る際に使用される調味料類等も含み、さらに、清涼飲料果実飲料ビール、酒
、たばこ等も含まれ、具体的には、次のものが例示される。

0107

牛肉鶏肉豚肉等の食肉

0108

赤貝あさり、あゆ、あわび、いか、いくら、いわし、うに、えび、かき、か
ずのこ、かに、かれい、キャビア、鯨、こい、さけ、ざりがに、さんま、食用
える、すじこ、すずき、すっぽん、たい、たこ、たら、たらこ、にしん、はまぐ
り、ぶり、まぐろ、ムール貝等の食用魚介類

0109

かす漬け肉、乾燥肉ソーセージ、肉の缶詰、肉のつくだに、肉の瓶詰め、ハ
ム、ベーコン等の肉製品

0110

かす漬け魚介類、かまぼこ、くんせい魚介類、塩辛魚介類、塩干し魚介類、水
産物の缶詰、水産物のつくだに、水産物の瓶詰、素干し魚介類、ちくわ煮干
魚介類、はんぺん、フィッシュソーセージ等の加工水産物

0112

果実の缶詰及び瓶詰め、果実の漬物乾燥果実乾燥野菜ジャム調理用
ジュースチョコレートスプレッドピーナッツバターひき割りアーモンド
マーマレード、めんま、野菜の缶詰及び瓶詰め、野菜の漬物等の加工野菜及び
加工果実

0113

乾燥卵凍結卵等の加工卵

0118

即席カレー、即席シチュー即席スープ、即席みそ等のカレー・シチュー又
スープのもと。

0119

きんざんじみそ、たいみそ等のなめ物。

0120

漬けのり、ふりかけ。

0121

油揚げ凍り豆腐、こんにゃく、豆乳豆腐納豆

0122

コーヒー代用コーヒー、ミルクコーヒーココアチョコレート飲料ミル
クココアなどのコーヒー及びココアやコーヒー豆

0123

ウーロン茶紅茶、昆布茶、麦茶緑茶等の茶。

0124

みそ、ウースターソースケチャップソースしょうゆ、食酢、酢の素、そば
つゆ、ドレッシング、ホワイトソースマヨネーズソース焼肉のたれ、角砂糖
、果糖、氷砂糖、砂糖、麦芽糖、はちみつ、ぶどう糖、粉末あめ、水あめ、ごま
塩、食塩、すりごま、セロリーソルト化学調味料香辛料食品香料

0125

米、脱穀済みの大麦、くず粉、小麦粉米粉、コーンスターチ、サゴ、さつま
いも粉、じゃがいも粉、そば粉タピオカ、とうもろこし粉、豆粉麦粉等の食
用粉類や食用グルテン

0126

うどんのめん、オートフレークオートミール、乾燥飯、強化米、ぎょうざの
皮、コーンフレーク、さらしあん、人造米スパゲティのめん、そうめんのめん
、即席うどんのめん、即席そばのめん、即席中華そばのめん、そばのめん、中華
そばのめん、春雨パン粉、ビーフン、ふ、米飯の缶詰、マカロニ、もち等の穀
物の加工品

0127

サンドイッチ、すし、ピザ、べんとう、ミートパイ、ラビオリ。

0128

甘納豆、あめ、あられ、あんころ、いり栗、いり豆、おこし、かりん
う、求肥、錦玉糖、氷砂糖、砂糖漬け汁粉、汁粉のもと、ぜんざい、ぜんざい
のもと、せんべい、だんご、練り切り、水あめ、みつまめ、蒸し菓子、もち菓子
、もなか、もなかの皮、ゆで小豆、ようかん、らくがん、しょうが湯、きんかん
湯、あめ湯等の和菓子

0130

あんぱん、クリームパン、ジャムパン、食パンバンズ等のパン。

0131

ゼリーのもと、ドーナツのもと、プリンのもと、ホットケーキのもと、水よう
かんのもと等の即席菓子のもと。

0132

アイスクリームのもと、シャーベットのもと、アーモンドペーストイースト
パウダーこうじ酵母ベーキングパウダー、アイスクリーム用凝固剤家庭
食肉軟化剤ホイップクリーム用安定剤、酒かす

0133

アーモンド、いちご、オレンジ、かき、カシュウナッツ、くり、くるみ、コー
ラナッツ、ココナッツ、すいか、なし、バナナ、びわ、ぶどう、ヘーゼルナッツ
の実、みかん、メロン、挑、りんご、レモン等の果実。

0134

枝豆、かぼちゃ、キャベツ、きゅうり、ごぼう、さつまいも、さやいんげん、
さんしょう、しいたけ、しそ、じゃがいも、しょうが、ぜんまい、だいこん、た
けのこ、ちしゃ、とうがらし、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、パセ
リ、ふき、ほうれんそう、まつたけ、もやし、わさび、わらび等の野菜や、茶の
葉。

0135

ガラナ飲料、鉱泉水、コーヒーシロップコーラ飲料サイダーシャーベッ
ト水、シロップ、ジンジャーエール、清涼飲料のもと、炭酸水ラムネ、レモン
水、レモンスカッシュオレンジジュースグレープジューストマトジュース
、パインジュース、りんごジュース、飲料用野菜ジュース乳清飲料。

0136

泡盛、合成清酒、しょうちゅう、白酒、清酒、直し、みりん、ウイスキー、ウ
ォッカ、ジン、ビタース、ブランデー、ラム、リキュール、いちご酒、なし酒、
ぶどう酒、りんご酒、中国酒。

0137

梅酒、虎骨酒、にんじんきなてつぶどう酒、はちみつ酒、保命酒、松葉酒、ま
むし酒等の薬味酒

0138

本発明の発酵組成物に係る生育促進剤は、農業園芸の対象となる植物類、飼
育対象の動物類、養殖対象の魚介類等の各種生物の生育の促進剤として有効であ
る。

0139

本発明の発酵組成物に係る生育促進剤は、例えば、稲、日本茶、紅茶、コーヒ
ー、梨、メロン、イチゴスモモモモスイカサクランボ、イチジク、ミカ
ン、リンゴ、ブドウハスカップカーネーションカサブランカ等のユリ、バ
ラ、洋ランヒマワリハーブキュウリタマネギ、キャベツ、カリフラワー
アスパラガス、トマト、大根、ニンジン、ピーマンモロヘイヤ里芋ジャ

イモサツマイモネギホウレンソウモヤシ、レンコン、ハクサイ、カボチ
ャ、インゲンマメエダマメソラマメ、大豆等の豆類スギマツ等の植林
苗木栽培接ぎ木挿し木カルダモン等の香辛料、カルバム、牧草、海苔、
鶏、豚、牛、馬、羊等の動物類の飼育ブリハマチ、ウナギ、貝等の魚介類の
養殖等に使用可能な他にも、ゴルフ場グリーン芝育成管理等にも使用可能で
ある。

0140

また、本発明の発酵組成物に係る生育促進剤により育成した植物類や魚介類等
から得られた米ぬか魚かす等は、堆肥としても極めて有効である。

0141

また、本発明の発酵組成物に係る生育促進剤は、畑作等に有機肥料等と併せて
使用することで、土壌蘇生、即ち、土地の改良を行うことができる。

0142

本発明の発酵組成物に係る生育促進剤を、稲の栽培に使用する際には、苗床
段階では、使用濃度5000倍液を3回葉面散布し、更に移植3日前に使用濃度
1万倍液で灌水し、本田においては、使用濃度5000倍液で4回葉面散布を行
う。

0143

また、本発明の発酵組成物に係る生育促進剤をトマトに使用する際には、使用
濃度5000倍〜2万倍位で使用することが好ましく、特に約7000倍程度で
使用することが好ましい。

0144

本発明の発酵組成物に係る生育促進剤を植物に使用する場合には、特に、野菜
果樹ハウス園芸においては生育期水不足にならないように注意する。

0145

また、生育期の窒素不足に注意し、有機肥料は多めにやるようにし、本発明の
発酵組成物に係る生育促進剤を使用対象物に合った濃度で使用する。

0146

そして、本発明の発酵組成物に係る生育促進剤を希釈する際には、きれいな水
を使うようにし、好ましくは、地下水を1日溜め置きした水を使用する。

0147

本発明の発酵組成物に係る生育促進剤の使用は、ストレスの大きい作物ほど効
果的に作用し、特に稲に対して有効である。

0148

本発明の発酵組成物に係る生育促進剤の散布方法としては、植物の気孔が一般
的に葉の裏側に多くあり、生育促進剤の希釈液もそこから吸収されるので、葉面
散布を基本とする。

0149

更に、本発明の発酵組成物に係る生育促進剤を稲に使用する場合について、時
期別に具体的に説明すると、種子浸漬の際には、種子を予め消毒したあと、使用
濃度1000倍液に4時間以上浸漬する。

0150

このようにすると、発が促進され、芽がいっせいに揃って発芽するようにな
る。

0151

次に、育苗期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度5000倍液を1平方
メートル当たりリットル目安に、じょうろで灌水か葉面散布する。

0152

このようにすると、活着(根づき)がよく、また、根が多く、の太いが育
つようになる。

0153

田植えは、稚苗期が普通であるが、本発明の発酵組成物に係る生育促進剤を使
用すると、播種後10日以内の乳苗でも根が充分に張っているので、乳苗の段階
であっても、田植えが可能である。

0154

このように乳苗の段階で田植えをした場合には、芽が出たらできるだけ早く
田に移植する。

0155

そして、分けつ期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度5000倍液を用
い、10アール当たり150リットルを目安に、7〜10日間隔で散布する。

0156

このようにすると、稲の根張りが良くなり、生育速度の向上と収穫量が増加し
病虫害を防ぐことが可能となる。

0157

次に、幼穂形成期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度5000倍液を用
い、10アール当たり150リットル、7〜10日間隔で散布する。

0158

このようにすると、退化籾がなく、穂数が多くなり、米の収量が増え、色、味
香りが向上する。

0159

登熟期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度5000倍液を用い、10ア
ール当たり150リットル、7〜10日間隔で散布し、最後に、刈り取り前10
日ぐらいのときに、使用濃度3000倍液を用い、さっと散布する。

0160

このようにすると、更に、高品質、美味の米ができる。

0161

以下に、本発明に係る生育促進剤を植物一般に使用する場合について説明する

0162

本発明に係る生育促進剤の希釈溶液の濃度が濃ければ濃いほど、植物の生命
動を活発にする傾向にあり、そのため、肥料の吸収力も高まるが、生育の初期
はこのことがかえってマイナスとなるとも考えられるので、1万倍前後の薄い濃
度で使用し、生育の後半には5000倍前後の濃度で使用するのが好ましい。

0163

また、その他の資材農薬を除く)と併用する際には、資材の働きが高められ
ることを考慮し、本発明に係る生育促進剤を薄めの濃度で使用する。

0164

一般に、生育促進剤の使用時期は、種子浸漬、育苗、生育の各段階においてで
あるが、特に、移植定植日照不足、温度不足などの環境変化がある際や、定植
前後、開花前後、結実前後、障害回復後等の作物の転換期等に使用すると、より
効果的である。

0165

本発明に係る生育促進剤の使用に際し、葉面散布や灌水は、高温時を避けて行
う。

0166

散布の際に極力こまかい霧で作物を包み込むようにすると、展着剤は不要とな
る。

0167

なお、果樹などは、本発明に係る生育促進剤を収穫後に数回散布すると、樹勢
回復して翌年の収穫に役立つ。

0168

また、葉が震い枯れそうになった樹木に対して生育促進剤を散布することで、
樹勢を回復させることもできる。

0169

次に、本発明に係る生育促進剤の各作物に対する好ましい使用量は、1万倍に
希釈し、月3回使用する場合、次のとおりである。

0170

蔬菜類は、1回に100リットル/10アール程度の使用量を基準とし、1作
に5〜6回程度散布する。

0171

果菜類は、1回に150リットル/10アール程度の使用量を基準とし、1作
に12〜20回程度散布する。

0172

果樹類は、1回に250リットル/10アール程度の使用量を基準とし、1作
に12〜15回程度散布する。

0173

水稲は、1回に150リットル/10アール程度の使用量を基準とし、1作に
8回程度散布する。

0174

なお、本発明に係る生育促進剤を作物に散布すると、結果的に作物の周囲の雑
草等にも散布されることになるが、雑草はストレスがないので、雑草自体の生育
は促進されにくい。

0175

この点について、生育対象の作物は、品種改良、時期はずれ、栄養過多(肥料
過多)等によるストレスが大きいので、生育促進剤の効果が発揮される。

0176

本発明に係る生育促進剤を使用して植物を栽培すると、植物自体が強くなるの
で、農薬散布作業害虫駆除作業を減らすことが可能となり、環境を汚染せず、
農業作業者自身の健康にもよい。

0177

また、一般に除草剤害虫駆除剤の散布の際は、農薬に触れないようにする必
要があるので、重装備が必要となるが、本発明に係る生育促進剤は無毒であって
人体無害であるため、重装備の必要がなく、散布作業を楽に行うことができる

0178

さらに、本発明に係る生育促進剤をスモモやサクランボ等のハウス栽培の際に
使用すると、ハウスの中にミツバチが飛び回るようになるので、人工交配の手間
が省ける。

0179

本発明の発酵組成物を使用して飲食物を製造すると、製造した飲食物のコク
甘み増し、良好な風味を提供することができる。

0180

また、本発明の発酵組成物を使用して食肉素材を用いた食品を製造すると、肉
が柔らかくなり、骨から肉が外れやすくなり、食べやすくなる。

0181

特に、本発明の発酵組成物を使用して麺類を製造した場合には、製造した麺の
コシが強くなる。

0182

また、本発明の発酵組成物に係る生育促進剤は、対象生物生体内バランス
を調整し、ストレス解消を図るものなので、生物自体が極めて健康になり、安心
して使用できる。

0183

例えば、本発明の発酵組成物に係る生育促進剤を植物の栽培に使用した場合に
は、植物そのものが極めて健康に育ち、根の張りが良くなり、養分吸収能が高め
られる。

0184

そのため、日照不足や天候不順による環境変化による病害や、雑草、害虫に対
する抵抗力が強まり、枯れにくくなり、生育期間が短縮し、コストダウンが図れ
る上に収穫量が増え、高品質の作物が得られ、生育のバラツキが少なくなる。

0185

また、特に、本発明の発酵組成物に係る生育促進剤を使用して稲作を行う場合
には、稲が固く太く夫に育つので、害虫がつかず、稲熱病等の病気冷害にも
強くなり、20〜50%の増収が可能であり、しかも、収穫した米は酸化しにく
く、日持ちが良く、長期間にわたって品質変化がなく、味が良好である。

0186

さらに、本発明の発酵組成物に係る生育促進剤を、果実や野菜類に使用すると
、一般にアクがない味となり、具体的には、リンゴ、梨、ブドウ、モモは渋み
なくなり、ピーマン、ネギ、ホウレンソウは青くささ、苦みがなくなり、また、
ジャガイモエグ味がなくなり、タマネギ、ピーマンは辛味がなくなる。

0187

さらにまた、本発明の発酵組成物に係る生育促進剤を、果実類に使用すると実
のしまりがよく、糖度がアップし、味が良くなり、花き類に使用すると花の色が
鮮やかになり、またリンゴ等の果樹の栽培に使用すると葉っぱが硬くなるので、
葉取り作業が容易になる。

0188

なお、特に、本発明に係る生育促進剤を使用して桃を栽培する場合には、桃の
木の樹勢が強くなり、木肌が赤く光る。

0189

本発明の発酵組成物に係る生育促進剤を苗木の栽培、接ぎ木、挿し木、移植時
に使用すると、活着率が向上する。

0190

本発明の発酵組成物に係る生育促進剤を、牛、豚等の飼育の際に使用すると、
腸内細菌の異常発酵を正常に戻して健康に保つため、牛、豚等が病気にかかりに
くくなる。

0191

従って、従来のように、抗生物質を多量に使用する必要がなくなり、より健康
で安全な食肉を提供することができる。

0192

本発明の発酵組成物を使用することで、魚の色揚げも良好になり、錦鯉等の養
殖、飼育に有効である。
4.発明を実施するための最良の形態

0193

本実施例1において、本発明に係る発酵組成物の製造方法の一例を説明するが
、本実施例における発酵組成物は、日本国広島県因島市における環境条件下で製
造された。

0194

まず、ミカン、柚、マタタビ、イチジク、バナナ、ゴボウ、ニンジン、パイン
アップル、ぶどう、アケビ、山ぶどう、野いちご、夏みかん、ハッサク、リンゴ
、山桃、ネーブル、ニンニク、キンカン等を水洗した後、粗砕したものを、混合
する。

0195

混合した後で黒砂糖を添加し、−2℃〜20℃の温度条件下で時々攪拌しなが
ら発酵させた後に、麦、はちみつ、とうもろこし、きび、れんこん、くるみ、ゆ
り根、大豆、玄米、コーンスターチ、米、梅、柿、昆布、ヒジキ、海苔、ごま、
もち米その他を混合する。

0196

さらに、−2℃〜20℃の温度条件下で時々攪拌しながら、発酵、熟成するこ
とで得られたものを濾過することで、発酵組成物を製造する。

0197

上記条件下で製造した発酵組成物を分析した結果は、次のとおりであった。

0198

すなわち、水分が33.8g/100g、タンパク質が2.1g/100g、脂質が0.
1g/100g、炭水化物(糖質)が61.4g/100g、炭水化物(繊維)が0.8g
/100g、灰分が1.8g/100g、β−カロチンが95μg/100g、ビタミンA効力
が55IU/100g、ビタミンB1が0.02mg/100g、ビタミンB2が0.07m
g/100g、ビタミンB6が0.36mg/100g、ビタミンEが1.2mg/100g、ナ
イアシンが1.54mg/100g、カルシウムが120mg/100g、リンが43mg
/100g、鉄が2.4mg/100g、ナトリウムが57mg/100g、カリウムが670
mg/100g、マグネシウムが70mg/100g、食塩相当量が0.1g/100g、銅が
1.0ppmであった。

0199

また、アミノ酸組成について、100g中、イソロイシンが74mg、ロイシ
ンが130mg、リジンが77mg、メチオニンが35mg、シスチンが24m
g、フェニルアラニンが85mg、チロシンが55mg、スレオニンが67mg
、トリプトファンが19mg、バリンが95mg、ヒスチジンが45mg、アル
ギニンが85mg、アラニンが85mg、アスパラギン酸が240mg、グルタ
ミン酸が300mg、グリシンが65mg、プロリンが110mg、セリンが8
2mgであった。

0200

なお、水分の分析は常圧加熱乾燥法により、タンパク質の分析はケルダール法
により、脂質の分析はエーテル柚出法により、炭水化物(繊維)の分析はヘンネ
ベルストーマ改良法により、灰分の分析は灰化法により行った。

0201

上記で得られた発酵組成物は、1997年4月1日時点で日本国において万田
発酵株式会社より、商品名「万田酵素」として販売されている。

0202

該発酵組成物をそのまま食した場合、食後に体が温まり、活力が生じることが
確認された。
冷凍焼きうどん

0203

まず、上記実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物0.01
2kgの他に、小麦粉1000kg、食塩3.04kg、水34.96kgを配
合したものを混練し、さらに、うち粉澱粉0.30kg、麺サバキ用の植物性油
脂2.86kgを加えてうどん用の麺を製造した。

0204

次に、上記うどん用の麺を熱湯に入れて茹うどんとし、該茹うどんを調味料、
味付豚肉、野菜等と炒めることで、焼きうどんを製造した。

0205

そして、製造した焼きうどんを、急速冷凍し、冷凍焼きうどんとした。

0206

なお、対照のために、発酵組成物を使用しない以外は、上記と同様の条件及び
手順により、対照区の冷凍焼きうどんを製造した。

0207

本発明に係る食品用品質改良剤を使用して製造した本発明区の冷凍焼きうどん
と、対照区の冷凍焼きうどんとを、共に熱湯中に10分間入れて解凍した。

0208

得られた両区の焼きうどんを、10名のパネラーが食し、コシについて評価し
たところ、次のような結果が得られた。

0209

本発明区のものが対照区のものよりもコシが強いと判断したのが7名であり、
変わらないと判断したものが1名、弱いと判断したものが2名であった。

0210

この結果より、本発明区は、冷凍焼きうどんについて、コシの改良効果を有す
ることが確認された。
(醤油)

0211

上記実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物3gと、(株)ロ
イヤルマーゴの蔵づくり醤油(濃口)100gとを混合攪拌し、10分間静置
たものの上清採取し、本発明区の醤油とした。

0212

対照区として、(株)ロイヤルマーゴの蔵づくり醤油(濃口)をそのまま用いた

0213

両区の醤油を豆腐にかけて食し、醤油自体の風味について調べたところ、本発
明区の醤油は、塩辛さが和らぎ、まろやかなものとなっていた。
(天ぷら)

0214

上記実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物1重量部と、天
ぷら粉を水に溶いて作った種5000重量部とを混合したものに、エビ等を付け
て揚げ、天ぷらを製造した。

0215

得られた天ぷらは、発酵組成物を使用しないものと比較して、パリッと揚がっ
ていた。
手羽肉

0216

手羽肉1kgを、タレ0.5合に上記実施例1で製造した食品用品質改良剤と
しての発酵組成物を少々入れたものに30分漬け込んだ後、該漬け込み後の手羽
肉に、タレをハケ塗りながら遠赤外線で焼いた。

0217

得られたものは、発酵組成物を使用しないものと比較して、肉が柔らかくなり
、味がまろやかで良くなる上に、肉が骨より取れ易くなり、また、色がきれいに
ついていた。
リブステーキ

0218

リブステーキ用の食肉に、上記実施例1で製造した食品用品質改良剤としての
発酵組成物1重量部と、水500重量部とを混合したものを、霧吹きで食肉がビ
シャビシャになる程度吹き付けて30分〜1時間程度放置した後に焼き、焼肉を
製造した。

0219

得られた焼肉は、発酵組成物を使用しないものと比較して、肉が柔らかくなり

また、肉に味がのっており、好ましいものであった。
コーンスープ

0220

クリーム状のコーン1ホールコーン2缶、ミルク1リットル、及び調味料
を加えたコーンスーブ5000重量部に、上記実施例1で製造した食品用品質改
良剤としての発酵組成物1重量部を入れて、コーンスープを製造した。

0221

得られたコーンスープは、発酵組成物を入れないものと比較して、味、コクが
良好なものであった。
(ミルク)

0222

上記実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物1重量部と、ミ
ルク3000重量部とを混合した。

0223

得られたミルクは、発酵組成物を入れないものと比較して、甘みが感じられた

煮込み

0224

上記実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物1重量部を、熱
湯10000重量部に入れて大根を茹でた。

0225

そして、水5000重量部と、上記実施例1で得られた発酵組成物による食品
品質改良剤1重量部と、少々の醤油、酒、みりんとを混合したものに、牛すじ
と茹でた大根を入れ、3時間程度煮込むことで、煮込みを製造した。

0226

得られた煮込みは、発酵組成物を使用しないものと比較して、すじが柔らかく
、また、大根に味が良くしみこんでいた。
カニクリームコロッケ

0227

上記実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物1重量部を、ホ
イトソース3000重量部、カニ500g、タマネギ2個、タマゴ黄身2個と
を混合したソースに入れ、衣を付けて油で揚げ、カニクリームコロッケを製造し
た。

0228

得られたカニクリームコロッケは、発酵組成物を使用しないものと比較して、
甘みがあり、コクがあった。
御飯

0229

水5000重量部に対し、上記実施例1で製造した食品用品質改良剤としての
発酵組成物1重量部の割合で混合した水を用いて、御飯を炊いた。

0230

炊きあがった御飯は、発酵組成物を使用しない御飯と比較して、甘みがあり、
特に、寿司飯として好ましいものであった。

0231

また、炊きあがった御飯を、発酵組成物を使用しない御飯と共に冷蔵庫で3日
保管した後に、電子レンジで暖めて食したところ、発酵組成物を使用したもの
は、炊き立てと同様の味がした。
(サラダ)

0232

上記実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物1重量部と、水
10000重量部とを混合したものに、レタス、キュウリを30分間浸漬し、サ
ラダを製造した。

0233

得られたサラダを食したところ、発酵組成物を混合しない水に30分間浸漬し
たものと比較して、パリッとしていた。

0234

また、キュウリを輪切りにしたところ、発酵組成物を用いたものは、使用しな
いものと比較して、切り口の色が変わりにくいものであった。
ニラ

0235

ニラを畦間40〜45cm、株間約25cmで定植した。

0236

施肥は、牛糞堆肥15t/10aの他に、化成肥料としてN成分25kg/10a、
P成分30kg/10a、K成分20kg/10aを用いた。

0237

そして、生育期に、日本国において万田発酵株式会社から商品名「万田31号」
として販売されている生育促進剤を水で10000倍に薄め、750リットル/
10aの量で株元灌水した。

0238

また、上記生育促進剤を使用した本発明区に対する対照区として、生育促進剤
の希釈液を使用せず、殺菌剤としてベンレート、バシタック殺虫剤としてスプ
サイドダイアジノンを使用する他は同様の条件でニラを栽培した。

0239

両区を比較すると、本発明区は以下の特徴が見られた。

0240

下葉の枯れが少ない。

0241

ブルーム粉)の発生が多い(免疫力が高まった)。

0242

対照区に比べ2割増収した。

0243

土壌消毒をしていないのに、アブラムシの発生が殆どない。
(キャベツ)

0244

播種、移植後のキャベツを、畝幅130cm、株間約50cm、条間60cm
×2条(千鳥)、3000株/10aの条件で定植した。

0245

施肥は、元肥10a当たり、N成分24kg、P成分20kg、K成分22kgを用
い、追肥としてN成分4kg/10aを用いた。

0246

そして、生育期に日本国において万田発酵株式会社から商品名「万田31号」
として販売されている生育促進剤を水で10000倍に薄め、150リットル/
10aの量を、10日毎に計14回散布した。

0247

また、上記生育促進剤を使用した本発明区に対する対照区として、生育促進剤
の希釈液を使用しない他は同様の条件でキャベツを栽培した。

0248

各区で栽培したキャベツについて、無作為に12株選んで球重を計量したとこ
ろ、対照区の平均球重が1343gであったのに対し、本発明区の平均球重は1
563gあった。
ダイコン

0249

ダイコンを、畝幅130cm、株間約30cm、条間40cm×2条(千鳥)
、5100株/10aの条件で定植した。

0250

施肥は、元肥10a当たり、N成分12kg、P成分10kg、K成分11kgを用
い、追肥としてN成分4kg/10aを用いた。

0251

そして、生育期に日本国において万田発酵株式会社から商品名「万田31号」
として販売されている生育促進剤を水で10000倍に薄め、150リットル/
10aの量を、10日毎に計9回散布した。

0252

また、上記生育促進剤を使用した本発明区に対する対照区として、生育促進剤
の希釈液を使用しない他は同様の条件でダイコンを栽培した。

0253

各区で栽培したダイコンについて、無作為に20株選んで重さを調べたところ
、対照区の平均根重が1068gであったのに対し、本発明区の平均根重は13
41gあった。
コシヒカリ

0254

本実施例では、日本国において万田発酵株式会社から商品名「万田31号」と
して販売されている生育促進剤を用いた稲作について説明する。

0255

本発明に係る生育促進剤を稲作(コシヒカリ)に使用する場合について、時期
別に具体的に説明すると、種子浸漬の際には、種子を予め消毒したあと、使用濃
度2000倍液に12時間浸漬した。

0256

次に、育苗期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度5000倍液を1平方
メートル当たり1リットルを目安に、じょうろで7日間隔で3回葉面散布した。

0257

そして、分けつ期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度5000倍液〜1
0000倍液のものを用い、10アール当たり150リットルを目安に、葉面散
布を1回した。

0258

次に、幼穂形成期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度5000倍液〜1
0000倍液のものを用い、10アール当たり150リットルを目安に、葉面散
布を1〜2回した。

0259

登熟期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度5000倍液を用い、10ア
ール当たり150リットルを目安に、葉面散布を1回した。

0260

なお、上記栽培の際には、元肥として「ようりんケイカル」、「化成241」
、「有機61%(6106)」を用いると共に、追肥として微量要素と「有機2
6%」を用いた。

0261

ここで、「ようりんケイカル」はP成分が6.0kg/10aのもので10a当
たり200kg使用し、「化成241」はN成分が2.4kg/10a、P成分が
2.8kg/10a、K成分が2.2kg/10aのもので、10a当たり20kg
使用した。

0262

また、「有機61%」はN成分が4.8kg/10a、P成分が8.0kg/10
a、K成分が4.8kg/10aのもので、10a当たり80kg使用し、「有機
26%」はN成分が3.0kg/10a、P成分が1.2kg/10a、K成分が3
.0kg/10aのもので、10a当たり34kg使用した。

0263

上記栽培によると、米がおおきく、セルロース(米ぬか)が薄くなり精米の歩
留まりが向上すると共に、屑米が少ないので従来より増収した。

0264

さらに、得られた米は糖度が高く甘味が増した。
(コシヒカリ、どんとこい)

0265

本実施例では、日本国において万田発酵株式会社から商品名「万田31号」と
して販売されている生育促進剤を用いた稲作について説明する。

0266

本発明に係る生育促進剤を稲作(コシヒカリ、どんとこい)に使用する場合に
ついて、時期別に具体的に説明すると、種子浸漬の際には、種子を予め消毒した
あと、使用濃度2000倍液に24時間浸漬する。

0267

次に、育苗期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度10000倍液を、育
苗器から苗出し後散布し、約8日間経過後と約15日経過後にも苗床に散布した

0268

そして、田植えの際には、1平米当たり18〜20株植えた。

0269

幼穂形成期〜減数分裂期出穂開始期出穂期、登熟期には、本発明
に係る生育促進剤を使用濃度8000倍液としたものを用い、10アール当たり
120リットルを目安に、葉面散布を各々1回した後に収穫した。

0270

上記栽培によると、穂軸に活力があり完全米が多く、屑米が少ないので従来よ
り増収した。
(ヒノヒカリ

0271

本実施例では、日本国において万田発酵株式会社から商品名「万田31号」と
して販売されている生育促進剤を用いた稲作について説明する。

0272

本発明に係る生育促進剤を稲作(ヒノヒカリ)に使用する場合について、時期
別に具体的に説明すると、種子浸漬の際には、種子を予め消毒したあと、使用濃
度2000倍液に24時間浸漬する。

0273

次に、育苗期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度5000倍液を散布し
た。

0274

田植期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度10000倍液を散布した。

0275

そして、分けつ期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度10000倍液の
ものを用い、10アール当たり20ccを目安に、葉面散布を2回した。

0276

次に、幼穂形成期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度10000倍液の
ものを用い、10アール当たり27ccを目安に、葉面散布を2回した。

0277

その後、まさ土1、もみがら2の割合に対し、本発明に係る生育促進剤の使用
濃度5000倍液100リットルに、りんご2〜3個をむいたものを混合し、5
0℃以上に上げないように1日2〜3回切り返した肥料を、ぼかし4〜5/1
0a追肥した。

0278

そして、出穂期には、本発明に係る生育促進剤を使用濃度10000倍液とし
たものを、100cc点滴した。

0279

上記栽培によると、が太くて堅く、また、粒が大きく揃いがよかった。

0280

さらに、得られた米は、甘味、香り、炊き上がりがよいものであった。
(コシヒカリ2)

0281

本実施例では、日本国において万田発酵株式会社から商品名「万田31号」と
して販売されている生育促進剤を用いた稲作について説明する。

0282

本発明に係る生育促進剤を稲作(コシヒカリ)に使用する場合について、時期
別に具体的に説明すると、種子浸漬の際には、種子を予め消毒したあと、使用濃
度5000倍液に浸漬した後、ジョロ灌水する。

0283

次に、育苗期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度7500倍液を用い、
ジョロ灌水を前期2回、後期4回行った後に、使用濃度1000倍液を用い、2
回点滴した。

0284

そして、分けつ期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度10000倍液の
ものを用い、葉面散布を1回した。

0285

次に、幼穂分化期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度10000倍液の
ものを用い、葉面散布を2回した。

0286

また、幼穂形成期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度5000倍液のも
のを用い、葉面散布を2回した。

0287

最後に、登熟期には、本発明に係る生育促進剤の使用濃度3000倍液を用い
、葉面散布を1回した。

0288

上記栽培によると、種子浸漬により発芽揃いが良い上に、苗の葉の幅が広くな
り、根の張りも良かった。

0289

そのため、移植後の活着が促進され、の数が多く、収穫したら屑米が少なか
った。

0290

また、食味値が平均80でAランクであった。
フルーツトマト

0291

本実施例では、20aの土地にトマトの栽培をする際に、日本国において万田
発酵株式会社から商品名「万田31号」として販売されている生育促進剤を用い
、5000倍、8000倍、10000倍に希釈したものを用いた。

0292

まず、台木播種の段階では、10000倍希釈液50リットルを、灌水/20
0穴トレーの条件で用いた。

0293

発芽揃いの段階では、10000倍希釈液50リットルを、灌水した。

0294

穂木播種の段階では、10000倍希釈液50リットルを、灌水/288穴ト
レーの条件で用いた。

0295

その後の発芽揃いの段階では、10000倍希釈液50リットルを、灌水した

0296

台木には7日毎3回、10000倍希釈液50リットルを灌水し、穂木にも7
日毎3回、10000倍希釈液50リットルを灌水した。

0297

接木後7日目には、10000倍希釈液20リットルを葉面散布した。

0298

接木後14日目には、8000倍希釈液20リットルを葉面散布した。

0299

接木後21日目には、9cmポットに移植し、移植後、10000倍希釈液1
00リットルを灌水した。

0300

さらに、移植後、10日毎3回、10000倍希釈液100リットルを、動力
噴霧器で葉面散布した。

0301

苗出荷5日前には、8000倍希釈液150リットルを葉面散布した。

0302

定植4日前には、8000倍希釈液80〜100リットルを葉面散布/灌水し
た。

0303

さらに、定植後、10日毎に、8000倍希釈液100〜150リットルを葉
面散布した。

0304

玉太りの段階は、5000倍希釈液150リットルを葉面散布した。

0305

その結果、得られたトマトは、生育促進剤を使用しないものと比較して、トマ
ト本来の香りが残り、糖度が3度増加していた。

0306

また、玉の肥大の促進と着色の促進が見られ、裂果が極めて少なく出荷率が向
上した。
(ニンジン)

0307

品種本紅金時人参を、真砂土の土壌に、株間約10〜15cm、畝幅1mの1
条播きとし、1区4mを2反復した。

0308

施肥は、元肥として、10a当たり、N成分12kg、P成分12kg、K成分1
2kgのファーメン5・5・5を240kgと、ハイグリーン100kgと、トヨ
ケルプ120kg、テンポロン40kgを用いた。

0309

また、待ち肥として、10a当たり、N成分15kg、P成分15kg、K成分1
5kgのファーメン5・5・5を300kgを用いた。

0310

さらに、追肥として、10a当たり、N成分6kg、P成分6kg、K成分6kgの
ファーメン5・5・5を120kgを、約2ヶ月後に用いた。

0311

ここで、使用した種子は、日本国において万田発酵株式会社から商品名「万田
31号」として販売されている生育促進剤を水で1000倍に薄めたものに一昼
夜浸漬したものを本発明区1とし、10000倍に薄めたものに一昼夜浸漬した
ものを本発明区2とした。

0312

発芽後は、各区について、7日おきに、水で10000倍に薄めたものを葉面
散布した。

0313

また、上記生育促進剤を使用した本発明区に対する対照区として、生育促進剤
を使用しない他は同様の条件でニンジンを栽培した。

0314

収穫後、各区で栽培したニンジンを計量して平均を求めたところ、対照区は、
全長82.4cm、根長40.0cm、全重378.5g、根重293.6g、
根径46.6mm、10a当たりの収量1.95t、糖度9.5,正品率81.
3%であった。

0315

これに対し、本発明区1(1000倍浸漬)は、全長87.2cm、根長37
.1cm、全重445.6g、根重344.3g、根径49.1mm、10a当
たりの収量2.48t、糖度11.2,正品率91.7%であった。

0316

また、本発明区2(10000倍浸漬)は、全長88.0cm、根長36.8
cm、全重476.0g、根重359.9g、根径51.4mm、10a当たり
の収量2.67t、糖度9.1,正品率95.7%であった。

0317

従って、本発明区はいずれも、対照区よりも収量が増収し、正品率も向上する
事が確認でき、さらに、目視によると、対照区に比べ細根発達していることが
確認された。

0318

なお、根長については本発明区が対照区よりもやや短いが、これは、収穫の際
に、本発明区のニンジンが根が深く張っていたので先端を切ってしまったためと
思われる。
(ジャガイモ)

0319

品種出島を、真砂土の土壌に、畝幅60cm、株間約38cm、10a当たり
4385本定植した。

0320

施肥は、元肥としてハイグリーン150kg/10aと、テンポロン500kg
/10aを用いた。

0321

また、追肥として、10a当たり、N成分10kgのジャガイモ配合肥料を用
いた。

0322

ここで、使用した種子は、日本国において万田発酵株式会社から商品名「万田
31号」として販売されている生育促進剤を水で1000倍に薄めたものに60
分浸漬したものを本発明区1とし、2000倍に薄めたものに60分浸漬したも
のを本発明区2とし、5000倍に薄めたものに60分浸漬したものを本発明区
3とし、10000倍に薄めたものに60分浸漬したものを本発明区4とし、2
0000倍に薄めたものに60分浸漬したものを本発明区5とした。

0323

発芽後は、各区について、7日〜10日おきに、水で10000倍に薄めたも
のを葉面散布した。

0324

また、上記生育促進剤を使用した本発明区に対する対照区として、生育促進剤
を使用しない他は同様の条件でジャガイモを栽培した。

0325

収穫後、各区で栽培したジャガイモの個数を調べたところ、本発明区1は22
804個、本発明区2は24557個、本発明区3は28065個、本発明区4
は24557個、本発明区5は24557個、対照区は24120個であった。

0326

また、各区について10a当たりの総収量(g)を求めたところ、本発明区1
は2769.2g、本発明区2は2761.3g、本発明区3は2786.2g
、本発明区4は3104.6、本発明区5は2948.4、対照区は2828.
3であった。

0327

また、各区についての正品割合は、本発明区1が73.4%、本発明区2が7
0.0%、本発明区3が66.5%、本発明区4が70.9%、本発明区5が5
9.8%、対照区が67.0%であった。

0328

従って、総合的に見て10000倍液への浸漬(本発明区4)がより効果的で
あることが確認できた。
(ホウレンソウ)

0329

品種トライを、真砂土の土壌に、畝幅100cm、最終株間5〜8cmの条件
で栽培した。

0330

施肥は、元肥として、10a当たり、N成分12kg、P成分12kg、K成分1
2kgのファーメン5・5・5を240kg(正味6.7kg)と、ハイグリーン
100kg/10a(正味16.2kg)と、テンポロン500kg/10a(正味
33.8kg)、アズミン50kg/10a(正味3.3kg)、クン炭450リ
トル/10a(正味30リットル)を用いた。

0331

また、追肥として、播種から38日後にくみあい1号の500倍希釈液を20
リットル灌水し、播種から44日後にゾンネ10号の500倍希釈液を20リッ
トル灌水した。

0332

ここで、使用した種子は、日本国において万田発酵株式会社から商品名「万田
31号」として販売されている生育促進剤を水で2000倍に薄めたものに2時
間浸漬後、流水に4時間浸漬したものを用いた。

0333

そして、発芽後7日おきに、生育促進剤を水で30000倍に希釈し、1平米
当たり1リットル灌水したものを本発明区1とした。

0334

また、発芽後7日おきに、生育促進剤を水で5000〜10000倍に希釈し
たものを葉面散布したものを本発明区2とした。

0335

さらに、発芽後7日おきに、生育促進剤を水で10000〜30000倍に希
釈したものを葉面散布したものを本発明区3とした。

0336

他方、上記生育促進剤を使用した本発明区に対する対照区として、水に6時間
浸漬した種子を用い、発芽後も生育促進剤を使用せずに栽培する他は同様の条件
でホウレンソウを栽培した。

0337

収穫後、各区で栽培したホウレンソウの葉重を計測し、平均値を求めたところ

本発明区1は15.9g、本発明区2は20.8g、本発明区3は24.1g、
対照区は16.3gであった。

0338

従って、葉面散布を行った本発明区2及び本発明区3では、収量が増えること
が確認できた。

0339

なお、灌水による本発明区1は、対照区より葉重が軽いが、これは、本発明区
1は冬場に灌水を行ったので地温が下がっていたためであると思われる。
(醤油2)

0340

実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物15gと、濃口醤油
500gとを混合攪拌し、約2ヶ月間冷蔵保存したものの上清を採取し、本発明
区の醤油とした。

0341

対照区として、濃口醤油を、約2ヶ月間冷蔵保存したものを用いた。

0342

両区の醤油を、12名のパネラーが豆腐にかけて食し、醤油自体の風味につい
て調べ、良好なものについて最高点を5点、最低点を1点として、5段階の数値
で評価した。

0343

その結果、まろやかさの平均値は、本発明区が3.5であったのに対し、対照
区は2.8であった。

0344

また、旨味の平均値は、本発明区が3.4であったのに対し、対照区は2.8
であった。

0345

従って、2ヶ月間冷蔵保存した醤油について、本発明区がまろやかさ、旨味に
ついて優れていることが確認できた。
充てん豆腐)

0346

実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物を、水に溶いて豆乳
に混合した。

0347

そして、該豆乳を用いて1丁が約300gの充てん豆腐を製造し、本発明区と
した。

0348

なお、1丁あたりの発酵組成物の添加量は、0.2gとなる。

0349

これに対し、発酵組成物を使用せず、本発明区より1丁当たり水分量が約1c
c少なくなる他は同様の条件で充てん豆腐を製造し、対照区とした。

0350

両区の豆腐を10名のパネラーが醤油をつけて食し、豆腐の風味について調べ
、良好なものについて最高点を5点、最低点を1点として、5段階の数値で評価
した。

0351

その結果、醤油を付けた際の味の平均値は、本発明区が3.3であったのに対
し、対照区は3.0であり、醤油を付けた際の味について本発明区が優れている
ことが確認できた。

0352

また、外観についての平均値は、本発明区が3.7であったのに対し、対照区
は3.0であった。
絹ごし豆腐

0353

実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物を豆乳に混合した。

0354

そして、該豆乳を用いて1丁が約380gの絹ごし豆腐を製造し、本発明区と
した。

0355

なお、1丁あたりの発酵組成物の添加量は、0.15gとなる。

0356

これに対し、発酵組成物を使用しない他は同様の条件で絹ごし豆腐を製造し、
対照区とした。

0357

両区の豆腐を1日後に、12名のパネラーが何もつけず、そのまま食し、豆腐
の風味について調べ、良好なものについて最高点を5点、最低点を1点として、
5段階の数値で評価した。

0358

その結果、味の平均値は、本発明区が3.7であったのに対し、対照区は3.
2であり、絹ごし豆腐の味について本発明区が優れていることが確認できた。
木綿豆腐

0359

実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物を豆乳に混合した。

0360

そして、該豆乳を用いて1丁が約580gの木綿豆腐を製造し、本発明区とし
た。

0361

なお、1丁あたりの発酵組成物の添加量は、0.19〜0.29gとなる。

0362

これに対し、発酵組成物を使用しない他は同様の条件で木綿豆腐を製造し、対
照区とした。

0363

両区の豆腐を、12名のパネラーが何もつけず、そのまま食し、豆腐の風味に
ついて調べ、良好なものについて最高点を5点、最低点を1点として、5段階の
数値で評価した。

0364

その結果、食感・硬さについてのの平均値は、本発明区が3.6であったのに
対し、対照区は3.1であり、木綿豆腐の食感・硬さについて本発明区が優れて
いることが確認できた。
(うどん)

0365

小麦粉250gに、水道水120gと食塩7.5gと、実施例1で得られる発
酵組成物0.2gとを加えて調製した希釈水を、全量加え、20分間練って生地
を調製した。

0366

その後約3時間冷蔵保存し、めん棒で厚さ約3mmに延ばし、包丁を使用して幅
約5mmに切断し、該切断したうどんを約12分間ゆで、水洗してぬめりを取って
本発明区とした。

0367

これに対し、発酵組成物を使用しない他は同様の条件でうどんをゆで、対照区
とした。

0368

両区のうどんを、7名のパネラーがそのまま食し、コシについて調べ、良好な
ものについて最高点を5点、最低点を1点として、5段階の数値で評価した。

0369

その結果、コシについての平均値は、本発明区が4.1であったのに対し、対
照区は3.7であり、本発明区のうどんがコシがあることが確認された。
辛子明太子

0370

辛子明太子の製造に用いる漬け込み液(タレ)に、実施例1で得られた発酵組
成物を3000倍の希釈濃度で混合した。

0371

該発酵組成物を混合した漬け込み液を用いる他は、通常の製法によって辛子
太子を製造し、本発明区とした。

0372

これに対し、発酵組成物を混合しない従来の漬け込み液を用いる他は、本発明
区と同様の条件で辛子明太子を製造し、対照区とした。

0373

両区の辛子明太子について、製造後冷凍したものについて、解凍2日後、4日
後、8日後、16日後において、におい・生臭さや微生物について検査した。

0374

におい・生臭さの検査の際には、各区の辛子明太子を切り開き、皮の部分を取
り除き、中の粒のみを集め、全体を均一化した調製品を用いた。

0375

そして、該調製品を10名のパネラーがにおいを嗅ぎ、良好なものについて最
高点を5点、最低点を1点として、5段階の数値で評価した。

0376

その結果、2日後のにおい・生臭さについての平均値は、本発明区が3.6で
あったのに対し、対照区は3.1であった。

0377

従って、本発明区の辛子明太子は、におい・生臭さについての抑制効果がある
ことが確認された。

0378

また、特に保存性について調べるために、4日後、8日後、16日後における
各区の辛子明太子のにおい・生臭さを調べた。

0379

その結果、4日後及び8日後では、両区に大きな相違は見られなかった。

0380

16日後では、本発明区について「少し臭う」とした者が4名、「きつく臭う
」とした者が1名であったのに対し、対照区については「少し臭う」とした者が
5名、「臭う」とした者が2名、「非常にきつく臭う」とした者が1名いた。

0381

他方、微生物の検査は、試験日における各区の辛子明太子の半ハラすべてをス
トマッカーでホモジナイズし、一定量採取した。

0382

そして、滅菌希釈水で10倍希釈したものを試料とし、通常の微生物検査と同
様の方法により、一般生菌好塩細菌菌数を求めた。

0383

なお、検体海産物であることを考慮し、滅菌希釈水は生理食塩水に0.1%
の割合でペプトンを添加したものを用い、好塩細菌の検査では標準寒天培地に3
%の割合でNaClを添加した培地を用いた。

0384

その結果、一般生菌の数(コロニー数/辛子明太子1g)は、2日後は本発明
区が4.6×103,対照区が5.0×103、4日後は本発明区が6.8×103
,対照区が6.6×103、8日後は本発明区が3.7×103,対照区が9.0×
103、16日後は本発明区が2.0×104,対照区が1.0×105であった。

0385

また、好塩細菌の数(コロニー数/辛子明太子1g)は、2日後は本発明区が
4.6×103,対照区が5.9×103、4日後は本発明区が7.3×103,対
照区が7.7×103、8日後は本発明区が4.3×103,対照区が1.0×1
04、16日後は本発明区が2.6×104,対照区が6.5×106であった。

0386

以上の結果より、本発明区の辛子明太子は、対照区より保存性に優れているこ
とが確認できる。
(絹ごし豆腐2)

0387

実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物0.36gを豆乳3
00mlに混合した。

0388

そして、該豆乳と苦汁9.6mlを用いて絹ごし豆腐を製造し、本発明区1と
した。

0389

同様に、実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物0.72g
を豆乳300mlに混合した。

0390

そして、該豆乳と苦汁9.6mlを用いて絹ごし豆腐を製造し、本発明区2と
した。

0391

これに対し、発酵組成物を使用せずに、豆乳300mlと苦汁9.6mlを用
いて、本発明区と同様の条件で絹ごし豆腐を製造し、対照区とした。

0392

各区の豆腐を12名のパネラーが何もつけずにそのまま食し、豆腐の風味につ
いて調べ、豆の味が弱まる程良好なものとし、最高点を5点、最低点を1点とし
て、5段階の数値で評価した。

0393

その結果、本発明区1の平均値は3.3、本発明区2の平均値は3.5であっ
たのに対し、対照区は2.9であった。

0394

すなわち、本発明区の豆腐は、豆の味が弱まり、豆臭さが抑えられ、やわらか
な味のものになることが確認できた。
白玉団子

0395

実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物0.1gを、水70
gに溶かし、白玉粉100gと混合し、約10gの大きさの団子に分けた。

0396

該団子を約5分間ゆで、本発明区の白玉団子を製造した。

0397

これに対し、発酵組成物を使用せずに、水70gと白玉粉100gを混合し、
約10gの大きさの団子に分け、約5分間ゆでたものを、対照区の白玉団子とし
た。

0398

各区の白玉団子を11名のパネラーが何もつけずにそのまま食し、団子のねば
りについて調べ、良好なものの最高点を5点、最低点を1点として、5段階の数
値で評価した。

0399

その結果、本発明区の平均値は3.7であったのに対し、対照区は3.4であ
った。
(パン)

0400

実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物0.2g、強力粉
00g、ドライイースト5g、塩6g、砂糖15g、バター15g、スキムミル
ク6g、湯(約40℃)210gを原料とし、直ごね法により、本発明区のパン
を製造した。

0401

これに対し、発酵組成物を使用しない他は同様の原料を用い、本発明区と同様
の方法により、対照区のパンを製造した。

0402

両区のパンを14名のパネラーが何もつけずにそのまま食し、食感としてのふ
んわり感を調べ、良好なものの最高点を5点、最低点を1点として、5段階の数
値で評価した。

0403

その結果、本発明区の合計値は47であったのに対し、対照区の合計値は43
であった。
ヨーグルト

0404

実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成物0.5g、牛乳48
0ml(497g)、ヨーグルト(スターター)10gを原料とし、通常の方法
により、本発明区のヨーグルトを製造した。

0405

これに対し、発酵組成物を使用しない他は本発明区と同様の条件により、対照
区のヨーグルトを製造した。

0406

両区のヨーグルトを11名のパネラーが何もつけずにそのまま食し、さっぱり
感、牛乳臭さ、後味、全体的な味について調べ、良好なものの最高点を5点、最
低点を1点として、5段階の数値で評価した。

0407

その結果、さっぱり感について、本発明区の合計値は35であったのに対し、
対照区の合計値は33であり、牛乳臭さについて、本発明区の合計値は42であ
ったのに対し、対照区の合計値は38であった。

0408

また、後味について、本発明区の合計値は34であったのに対し、対照区の合
計値は32であり、全体的な味について、本発明区の合計値は34であったのに
対し、対照区の合計値は32であった。
(パン2)

0409

小麦粉8kgに対し、実施例1で製造した食品用品質改良剤としての発酵組成
物5gを用いた。該発酵組成物は仕込み水に希釈して、小麦粉に添加した。

0410

そして、発酵組成物を添加した仕込み水を用いる他は、通常と同様の製法によ
り、本発明区のパンを製造した。

0411

これに対し、発酵組成物を使用しない他は本発明区と同様の製法により、対照
区のパンを製造した。

0412

両区のパンを11名のパネラーが何もつけずにそのまま食したり、パンに触る
ことで、触感としてのやわらかさや、食感としてのふんわり感を調べ、良好なも
のの最高点を5点、最低点を1点として、5段階の数値で評価した。

0413

その結果、食感としてのふんわり感は、本発明区の合計値が43であったのに
対し、対照区の合計値は38であった。

0414

また、触感としてのやわらかさは、本発明区の合計値が42であったのに対し
、対照区の合計値は35であった。
養鶏

0415

本発明区として、実施例1で製造した生育促進剤としての発酵組成物を、適量
の水に溶かし、配合飼料にかけて鶏に給餌した。

0416

発酵組成物の使用量は、鶏1羽について1日あたり20mgとした。

0417

そして、適量の水に羽数分の所定量の発酵組成物を溶かして使用した。

0418

これに対し、対照区として、発酵組成物を使用しない他は本発明区と同様の条
件により、鶏に給餌した。

0419

両区について、得られた卵を目視で調べたところ、本発明区の方が、黄身の色
が濃く、濃厚卵白盛り上がりハウユニット)がしっかりしていた。

0420

さらに、各区で得られた卵を5個取り出し、各卵について、マルチテスタEM
T−5000でハウユニットを測定したところ、本発明区の平均値は93.7で
あったのに対し、対照区の平均値は82.6であり、具体的な数値により、本発
明区の方が濃厚卵白の盛り上がりがしっかりしていることが確認できた。

0421

ここで、濃厚卵白とは、鶏卵鮮度指標となるもので、卵黄の張り、盛り
がりに関与する卵白である。

0422

なお、卵は、鮮度が下がると濃厚卵白の量が減少し、水っぽい水溶性卵白の量
が増加することによって、卵黄の張りがなくなることが知られている。

0423

また、両区の卵について、卵殻、卵黄の重量を調べたところ、本発明区の方が
、卵殻の重量割合が増加し、卵黄の重量割合も増加していた。

0424

すなわち、本発明区では卵殻が12.33%、卵黄が28.25%、卵白が5
9.42%であるのに対し、対照区は卵殻が11.94%、卵黄が26.69%
、卵白が61.37%であった。

0425

さらに、各区における卵の大きさを調べたところ、本発明区は最も経済性に優
れるMサイズの個数が、対照区より多かった。

0426

上記の結果をまとめて考察すると、本発明区の方が、対照区より品質の良い鶏
卵が生産できることが確認された。
肉牛

0427

赤牛を育てる際に、実施例1で製造した生育促進剤としての発酵組成物を牛1
頭について1日あたり2g、へらの先につけて牛に直接舐めさせた。

0428

このように発酵組成物を出荷前2〜3ヶ月投与してから出荷した牛は、例年A
−2,A−3の等級しかつかないものが、3頭中2頭がA−4,1頭がA−3で
出荷された。

0429

さらに、飼育当初は牛の後脚付け根の部分に、ビタミン欠乏症と見られる腫
瘍があったが、投与中に改善された。

0430

また、黒毛牛を育てる際に、実施例1で製造した生育促進剤としての発酵組成
物を牛1頭について1日あたり10g、へらの先につけて牛に直接舐めさせた。

0431

このように発酵組成物を出荷前3ヶ月投与してから出荷した牛は、最高ランク
のA−5の等級が付き、さらに、毛並み(色、つや)の向上も認められた。

0432

以上の結果から、生育促進剤としての発酵組成物を投与することで、黒毛牛、
赤牛などの種類を問わず、等級を向上させることができることが確認された。
(鮎)

0433

鮎を養殖する際に、実施例1で製造した生育促進剤としての発酵組成物を混ぜ
固形配合飼料を与えた。

0434

すなわち、固形配合飼料に対して1/2500の量の発酵組成物を少量の水に
溶いてからフィードオイルの中に混合し、良く攪拌して分散させた後に、該フィ
ードオイルを固形配合飼料にまんべんなくしみ込ませた。

0435

この固形配合飼料を鮎に与えたところ、餌食いが良くなり、短期間で立派に成
長した。
(ハマチ)

0436

モジャコ(ハマチ稚魚)を育てる際に、実施例1で製造した生育促進剤として
の発酵組成物を染み込ませたドライペレットを与えた。

0437

すなわち、の量に対して1/800倍〜1/1500倍の発酵組成物を少量
の水に溶いてから、ドライペットにまんべんなくしみ込ませた。

0438

このドライペットをモジャコの入荷時から約2ヶ月間毎日与え、その後は、1
週間に1度与えたところ、魚の色や状態も良く、体表のぬめりが強く、サイズも
ばらつきが少なく揃っており、他の小割が平均120g/匹程度であるのに、平
均180g/匹と立派に育っていた。
トラフグ

0439

魚体重が300g〜500gの2年目の魚を育てる際に、実施例1で製造した
生育促進剤としての発酵組成物を少量の水に溶かしてから飼料(生餌ミンチ)に
混合し、該飼料を魚に与えた。

0440

ここで、発酵組成物は、飼料10kgに対して1gの割合で使用した。

0441

その結果、従来、2年目の魚は餌に含有される脂肪分の影響で内臓脂肪がた
まり、死亡魚が多くなるのに対し、本発明区は、投与期間中に死亡魚がほとんど
見られず、また、内臓に脂肪がたまることなく綺麗であった。
アコヤ貝

0442

アコヤ貝の養殖について、5月〜7月の間に行われる挿核の段階で貝の口を開
けて核を挿入する前に、1000倍〜10000倍に海水で希釈した実施例1で
製造した生育促進剤としての発酵組成物の希釈液を、噴霧器にて貝の中に噴霧
た。

0443

挿核後のアコヤ貝は、海水に発酵組成物を5000倍〜100000倍に溶か
した水槽中に30分〜1時間浸漬してから海に戻し、通常通り養殖を行った。

0444

さらに、1ヶ月〜2ヶ月に1度のペースでアコヤ貝を上、又は上に引き上
げ、上記の要領で浸漬を行った。

0445

その結果、餌となるプランクトンの取り込みが良くなり、成長が促進され、劣
悪な養殖環境においても斃死率を少なくすることができた。
(海苔)

0446

海苔の養殖について、1000倍〜10000倍に海水で希釈した実施例1で
製造した生育促進剤としての発酵組成物の希釈液に、育苗時の海苔網を浸漬する
か、又は、海苔網に希釈液を散布した。

0447

育苗期間中は、これを1回〜3回行った。

0448

次に、1000倍〜10000倍に海水で希釈した実施例1で製造した生育促
進剤としての発酵組成物の希釈液に、育苗終了後の種網を浸漬し、脱水した後、
該種網を冷凍庫に入れた。

0449

そして、1000倍〜10000倍に海水で希釈した実施例1で製造した生育
促進剤としての発酵組成物の希釈液に、冷凍庫から出庫した種網を浸漬した後、
海面に張り出すことで本張りを行った。

0450

本張り(生産養殖)に入り、1週間から10日の間隔で摘採を行った。

0451

この本張り中にも、1000倍〜10000倍に海水で希釈した実施例1で製
造した生育促進剤としての発酵組成物の希釈液に、摘採後の海苔網を浸漬するか
、又は、海苔網に希釈液を散布した。

0452

その結果、海苔の葉体に厚みが出て、結果的に製品(板状にして乾燥させたも
の)にしたときに色が黒くなり、表面の照りもあり、品質が向上した。

0453

さらに、バリカン症等の病気に対しても強く健全な海苔が生産できることが確
認された。

0454

その後、生産した海苔を味付け海苔に加工する際に、出し汁に0.5重量%の
万田酵素を添加したものを用い、味付け海苔を製造した。

0455

得られた味付け海苔は、グルタミン酸ナトリウム等の化学調味料やステビア
甘味料の添加物を使用しなくても、海苔本来の味と香りが強く残っており、ま
ろやかで後味がさっぱりしていた。
(錦鯉)

0456

錦鯉を飼育する際に、実施例1で製造した生育促進剤としての発酵組成物を混
ぜた配合飼料を与えたものを本発明区とした。

0457

これに対し、発酵組成物を使用しない他は同様の条件で錦鯉を飼育するものを
対照区とした。

0458

両区共に、試験水槽として60cm(約60リットル容量)ガラス製水槽を使
用し、上部フィルターにて循環濾過を行い、水温はオートヒーターを使用し常に
25℃になるように設定した。

0459

そして、飼育水濾過フィルター設備のある井戸水を使用し、錦鯉を飼育する
前日から予め循環濾過しておき、試験魚として、全長12〜16.8cm、体重
21.3〜64.3gの当魚(生後1年未満の錦鯉)を使用した。

0460

飼料は、市販されている浮上性胚芽ベースの錦鯉のえさを使用し、本発明区の
方は、飼料重量の0.2%の発酵組成物を、水で50倍に薄めてから配合飼料全
体に染み込ませ、30〜60分間常温で乾燥させたものを用いた。

0461

試験は、予め試験魚の全長と体重を測定し、平均値がなるべく等しくなるよう
に11匹づつ2つの水槽に分け、一方を本発明区として、発酵組成物を染み込ま
せた配合飼料を与え、他方を対照区として、通常の配合飼料を与えた。

0462

給餌は、両区共に、魚体重の0.5%を午前中1回だけ与え、投与後15分経
過した時点で食べ残しをすべて取り除き、食べ残した量から実際の摂取量を算出
した。

0463

また、給餌した飼料を時間内に完食した場合には、投与してから完食するまで
の時間を記録した。

0464

その結果、投与初日から投与8回目までの全ての回について、本発明区では完
食し、餌への食いつきも良かった。

0465

また、本発明区では完食までに、初回(投与初日)が10分、2回目が14分
、3回目が10分、4回目が5分、5〜7回目がいずれも7分、8回目が6分か
かり、平均も8分15秒と非常に短かった。

0466

これに対し、対照区では、完食できたのは、5回目、7回目、8回目の3回だ
けであり、5回目は14分、7回目も14分、8回目は10分要し、平均も12
分40秒と長くかかった。

0467

また、対照区における完食できない場合の摂取量(g/匹)は、1回目が0.
09、2回目が0.07、3回目が0.15、4回目が0.15、6回目が0.
16であった。

0468

両区共に、試験期間中に投与した飼料の合計量は1.52gと等しかったが、
実際の摂取量は、本発明区が1.52gであるのに対し、対照区は1.19gで
あった。

0469

すなわち、本発明区は対照区よりも、27%も多く餌を食べており、生育促進
剤としての効果を有することが確認された。

0470

なお、今回使用した錦鯉は、袋詰めにして宅配便にて郵送されたものである。

0471

一般に、輸送して新しい水槽に入れる場合は、輸送時のストレスや水槽への慣
れの影響で、特に最初の方は餌食いが悪くなる傾向が見られ、対照区では実際に
、1回目、2回目の摂取量が低かった。

0472

この点について、本発明区では給餌初日から摂餌が活発であったことから、輸
送時のストレスや新たな環境へ適応するためのストレスを解消し、摂餌促進剤と
しての効果も有することが確認された。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ