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技術 橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法及び変換システム

出願人 株式会社三井E&Sマシナリー
発明者 松本巧
出願日 2020年3月24日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2020-052731
公開日 2021年9月30日 (4ヶ月経過) 公開番号 2021-152270
状態 特許登録済
技術分野 イメージ生成 橋または陸橋 CAD
主要キーワード 付帯構造 方ウェブ 付帯構造物 確認箇所 読み取り間違い 検査路 線形図 関係業者
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2021年9月30日)のものです。
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図面 (12)

課題

マイクロフィルムで残された竣工図から、容易かつ正確に橋梁の3次元データを起こす変換方法

解決手段

竣工図が記録されたマイクロフィルムを読取手段で読み取ることでデジタル画像データを取得し、当該デジタル画像データを構造名に関連付けて記録する工程と、デジタル画像データ化された線形図から格点を検出すると共に、格点に記された座標データを読み取り、これらを関連付けて記録する工程と、検出した格点毎に前記座標データを与えて空間座標系投影する工程と、座標データが隣接位置となる格点同士を結ぶラインを空間座標系に配置する工程と、を有することを特徴とする。

概要

背景

橋梁竣工図書は、発注者受注者マイクロフィルム保管しているが、新設工事補修工事のたびに作成されることから溜まる一方である。さらに、必ずしも多くの機関保存状態が良いとは言えず、フィルム自体がビネガーシンドロームを引き起こして再生不可能に至ることがある。こうしたマイクロフィルムをデジタルデータ化する技術については、例えば特許文献1に開示されているようなものが知られている。すなわち、マイクロフィルムをデジタルカメラ撮影し、デジタル画像データとして記録するというものである。

概要

マイクロフィルムで残された竣工から、容易かつ正確に橋梁の3次元データを起こす変換方法。竣工が記録されたマイクロフィルムを読取手段で読み取ることでデジタル画像データを取得し、当該デジタル画像データを構造名に関連付けて記録する工程と、デジタル画像データ化された線形から格点を検出すると共に、格点に記された座標データを読み取り、これらを関連付けて記録する工程と、検出した格点毎に前記座標データを与えて空間座標系投影する工程と、座標データが隣接位置となる格点同士を結ぶラインを空間座標系に配置する工程と、を有することを特徴とする。

目的

本発明では、マイクロフィルムで残された竣工図から、容易かつ正確に橋梁の3次元データを起こす変換方法、及びこれを実現するためのシステムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

竣工図が記録されたマイクロフィルムを読取手段で読み取ることでデジタル画像データを取得し、取得したデジタル画像データを構造名に関連付けて記録する工程と、デジタル画像データ化された竣工図のうちの線形図から格点を検出すると共に、前記格点に記された座標データを読み取り、前記格点と前記座標データとを関連付けて記録する工程と、検出した前記格点毎に、関連付けられている前記座標データを与えて、空間座標系投影する工程と、前記座標データが隣接位置となる格点同士を結ぶラインを前記空間座標系に配置する工程と、を有することを特徴とする橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法

請求項2

デジタル画像データ化された構成部材には、それぞれ属性が関連づけて記憶され、構成部材の鋼材材質板厚塗装は、前記属性により定めることを特徴とする請求項1に記載の橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法。

請求項3

付帯構造物は、デジタル画像データ化された竣工図に含まれる平面図や断面図に基づいて3次元データモデルを作成し、空間座標に投影された主桁に組み合わせる処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法。

請求項4

前記付帯構造物は床版であり、前記平面図や前記断面図から鉄筋の構造を取得すると共に、コンクリートで覆われた床版の3次元データモデルを作成し、作成した3次元データモデルを前記主桁に組み合わせる処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法。

請求項5

前記付帯構造物は支承であり、前記平面図や前記断面図から支承の3次元データモデルを作成し、作成した3次元データモデルを前記主桁に組み合わせる処理を行うことを特徴とする請求項3または4に記載の橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法。

請求項6

竣工図が記録されたマイクロフィルムを読み取りデジタル画像データを取得する読取手段と、前記読取手段を介して取得したデジタル画像データを構造名に関連付けて記録する記憶部と、前記デジタル画像データ化された竣工図のうちの線形図から格点を検出すると共に、前記格点に記された座標データを読み取り、前記格点と前記座標データとを関連付けて前記記憶部に記録し、検出した前記格点毎に、関連付けられている前記座標データを与えて、空間座標系に投影すると共に、前記空間座標系に対して、前記座標データが隣接位置となる格点同士を結ぶラインを配置する処理を行う演算部と、を有する3次元処理手段と、を有することを特徴とする橋梁の竣工図から3次元データへの変換システム

技術分野

0001

本発明は、橋梁工事係り、特に竣工した橋梁の図面をデジタルデータとして残すための技術に関する。

背景技術

0002

橋梁の竣工図書は、発注者受注者マイクロフィルム保管しているが、新設工事補修工事のたびに作成されることから溜まる一方である。さらに、必ずしも多くの機関保存状態が良いとは言えず、フィルム自体がビネガーシンドロームを引き起こして再生不可能に至ることがある。こうしたマイクロフィルムをデジタルデータ化する技術については、例えば特許文献1に開示されているようなものが知られている。すなわち、マイクロフィルムをデジタルカメラ撮影し、デジタル画像データとして記録するというものである。

先行技術

0003

特開2009−130514号公報

発明が解決しようとする課題

0004

確かに、上記技術を用いれば、フィルムの劣化により再生が不可能となることを避けることができると考えられる。

0005

一方、橋梁自身について言えば、長期間の供用により、損傷部を中心にした補修工事、耐震補強工事等で、新設時とは姿が変わった橋梁も少なくない。橋梁の維持活動は、今後も長期に亘って継続されることから、発注者、受注者が共通したデータを閲覧して更新するシステム構築されることが望ましい。今後は、CIM活動が本格化することから、橋梁を3次元情報で管理することが計画されており、既存の2次元橋梁データを3次元化することが急務になっている。

0006

現在の技術では、2次元データが設計用のCADデータであれば、これを3次元化することは容易である。しかしながら上記のように、マイクロフィルムを撮影して得られたデジタルデータは画像データであり、設計用のCADデータとしてそのまま用いる事はできない。

0007

そこで本発明では、マイクロフィルムで残された竣工図から、容易かつ正確に橋梁の3次元データを起こす変換方法、及びこれを実現するためのシステムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するための本発明に係る橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法は、竣工図が記録されたマイクロフィルムを読取手段で読み取ることでデジタル画像データを取得し、取得したデジタル画像データを構造名に関連付けて記録する工程と、デジタル画像データ化された竣工図のうちの線形図から格点を検出すると共に、前記格点に記された座標データを読み取り、前記格点と前記座標データとを関連付けて記録する工程と、検出した前記格点毎に、関連付けられている前記座標データを与えて、空間座標系投影する工程と、前記座標データが隣接位置となる格点同士を結ぶラインを前記空間座標系に配置する工程と、を有することを特徴とする。

0009

また、上記のような特徴を有する橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法においてデジタル画像データ化された構成部材には、それぞれ属性が関連づけて記憶され、構成部材の鋼材材質板厚塗装は、前記属性により定めるようにすると良い。このような特徴を有する事によれば、二次部材など板厚の表示が不要な箇所などについては、板厚部分のモデル化が不要となる。よって、3次元データモデル化が容易となる。

0010

また、上記のような特徴を有する橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法において付帯構造物は、デジタル画像データ化された竣工図に含まれる平面図や断面図に基づいて3次元データモデルを作成し、空間座標に投影された主桁に組み合わせる処理を行うようにすると良い。このような特徴を有することによれば、主桁を中心として橋梁の3次元データの作成を行うことができる。

0011

また、上記のような特徴を有する橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法において前記付帯構造物は床版であり、前記平面図や前記断面図から鉄筋の構造を取得すると共に、コンクリートで覆われた床版の3次元データモデルを作成し、作成した3次元データモデルを前記主桁に組み合わせる処理を行うようにすると良い。このような特徴を有する事によれば、橋梁の主構造忠実再現する事が可能となる。

0012

さらに、上記のような特徴を有する橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法において前記付帯構造物は支承であり、前記平面図や前記断面図から支承の3次元データモデルを作成し、作成した3次元データモデルを前記主桁に組み合わせる処理を行うことを特徴とする。

0013

また、上記目的を達成するための本発明に係る橋梁の竣工図から3次元データへの変換システムは、竣工図が記録されたマイクロフィルムを読み取りデジタル画像データを取得する読取手段と、前記読取手段を介して取得したデジタル画像データを構造名に関連付けて記録する記憶部と、前記デジタル画像データ化された竣工図のうちの線形図から格点を検出すると共に、前記格点に記された座標データを読み取り、前記格点と前記座標データとを関連付けて前記記憶部に記録し、検出した前記格点毎に、関連付けられている前記座標データを与えて、空間座標系に投影すると共に、前記空間座標系に対して、前記座標データが隣接位置となる格点同士を結ぶラインを配置する処理を行う演算部と、を有する3次元処理手段と、を有することを特徴とする。

発明の効果

0014

上記のような特徴を有する橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法、及びシステムによれば、マイクロフィルムで残された竣工図から、容易かつ正確に橋梁の3次元データを起こすことが可能となる。

図面の簡単な説明

0015

実施形態に係る変換システムの概略構成を示す図である。
デジタル画像データ化された橋梁の線形図のイメージを示す図である。
線形図から検出された格点を空間座標系に投影した様子を示す図である。
空間座標系に投影した格点同士を線で結び、空間座標系に線形図を投影した様子を示す図である。
マイクロフィルムに記された竣工図から3次元データへの変換についての方法を説明するためのフロー図である。
主桁の3次元データモデルを示す図である。
主桁の3次元データモデルを空間座標系に投影した線形図に対して位置合わせした様子を示す図である。
3次元データモデルに対する板厚の付与についての説明を行うための図である。
床版を構成するための鉄筋構造の3次元データモデルの一部を示す図である。
支承の3次元データモデルを示す図である。
主桁に対する支承の配置構造を示す図である。

実施例

0016

以下、本発明の橋梁の竣工図から3次元データへの変換方法、及びシステムに係る実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態は、本発明を実施する上での好適な形態の一部であり、その効果を奏する限りにおいて、構成や方法の一部に変更を加えたとしても、本発明の一部とみなす事ができる。

0017

[構成]
まず、図1を参照して、本実施形態に係る橋梁の竣工図から3次元データへの変換システム(以下、単に変換システム10と称す)の構成例について説明する。本実施形態に係る変換システム10は、読取手段12と、3次元処理手段14とを基本として構成し、入力手段16、及び表示手段18を付帯させている。

0018

読取手段12は、橋梁の竣工図を記録しているマイクロフィルム20をデジタル画像データに変換するための要素である。読取手段12の具体的な構成は問わないが、一般的なマイクロフィルムスキャナーや、画角を定めたデジタルカメラなどによれば良い。

0019

3次元処理手段14は、読取手段12を介して読み取られた竣工図のデジタル画像データに基づいて、3次元データを作成するための要素である。実施形態に係る3次元処理手段14は、少なくとも記憶部と、演算部とを有する(いずれも不図示)。記憶部は、読取手段12を介して取得したデジタル画像データを構造名に関連付けて記録する他、各種処理に必要なプログラム等を記録しておくための要素である。ここで、構造名は、竣工図のデジタル画像データから、文字を読み取るプログラム等を介して読み取るようにする他、詳細を後述する入力手段16を介して入力されるものであれば良い。なお、構造名とは、一般図や線形図、主桁、対傾構横桁横構、支承、排水装置伸縮装置落橋防止装置検査路等各図や構造に定められた名称であれば良い。また、本実施形態では、各図に示される構造名に加え、各構成部材に対応した属性も記録するようにしている。なお、ここでいう属性とは、例えば鋼材の材質、板厚、塗装系を示す。

0020

演算部は、記憶部に記録されているプログラムを展開し、デジタル画像データから3次元データを作成する処理を行うための要素である。実施形態に係る演算部では、まず、デジタル画像データ化された竣工図のうちの、図2に示すような線形図から格点を検出する(なお、図2において、格点の座標を示す具体的な数値は省略している)。次に、検出した線形図の格点に記された座標データを読み取り、格点と座標データとを関連付け、記憶部に記録する処理を行う。

0021

また、演算部は、座標データを関連付けた格点について、図3に示すような空間座標系に投影する処理を行う。なお、図3中に白丸で示す点が、図2に示す線形図から検出された格点の3次元座標を示す位置である。さらに演算部は、デジタル画像データ化された線形図に従って、座標データが隣接位置となる格点同士を結ぶラインを空間座標系に配置する処理を行う事で、図4に示すように、空間座標系に線形図を投影する。

0022

次に演算部は、構造名に従った付帯構造について、平面図や断面図に基づいて個別の3次元データモデルを作成し、これを空間座標系に投影されている線形図に組み合わせる処理を行う。付帯構造の3次元データモデル化、及び空間座標系への投影は、主桁から行い、主桁を基点として、対傾構、横桁、横構、床版や支承を組み合わせるように処理を進める。

0023

各構成要素は線により形成し、板厚は、構成部材に対応した属性によって定めるようにする。このため、記憶部には、橋梁を構成する構成部材の属性毎に、その板厚が記録されている。また、板厚等を定める事ができない伸縮装置や落橋防止装置、排水装置等の付帯構造は、単にその形状を3次元データモデル化し、空間座標系において指定される部位へ投影すれば良い。

0024

入力手段16は、マイクロフィルム20に記されている竣工図の構造についての名称(構造名)など、デジタル画像データを記録する際の補足情報を必要に応じて入力するための要素である。

0025

表示手段18は、入力手段16により入力されたデータや、読取手段12によって取得されたデジタル画像データ、及び3次元処理手段14を介して変換された3次元データ等を視認可能に表示するための要素である。

0026

三次元データ作成方法
次に、上記のような構成の変換システムによる橋梁の竣工図から3次元データへの変換について、図5を参照しつつ説明する。まず、読取手段12に竣工図が記録されたマイクロフィルム20をセットし、アナログデータからデジタル画像データへ変換し、竣工図のデジタル画像データを取得する(ステップ10:デジタル画像データの取得)。

0027

次に、3次元処理手段14により、デジタル画像データ化された竣工図の中から、構造名に基づいて線形図が選定され、線形図に記された格点の検出が行われる。格点の検出は、座標データが記された点を検出する事で成され、検出された格点には、デジタル画像データに記された座標データが関連付けられた上で記憶部に記録される。ここで、デジタル画像データに記された文字や数字(座標データ等)の読み取りは、一般的な画像処理プログラムにより行うようにすれば良い。また、格点と座標データの対応関係は、読み取られた文字や数値の対応関係の一致または不一致を判定するプログラムにより、“一致”と判定された場合に、格点に対応する座標と認定し、関連付けを行うようにすれば良い。具体的には、図2における平面図、断面図のそれぞれに、引き出し線により示されるL1に対応した格点が、座標データを示す表のL1に対応し、それぞれ橋梁の一端から一端を示すA1からA2まで、X,Y,Zに対応した座標を持つ事に関し、判定と認定を繰り返し、関連付けを行うようにすれば良い(ステップ20:格点の検出)。

0028

格点の検出、及び座標データの関連付けを成した後、検出した格点毎に関連づけられている座標データを与えて空間座標系に投影する(図3参照)。格点を空間座標系に投影した後、線形図に基づいて、隣接位置となる格点同士を結ぶラインを空間座標系に配置することで、空間座標系への線形図の投影(図4参照)を完了させる(ステップ30:空間座標系に対する線形図の投影)。

0029

線形図を空間座標系に投影した後、付帯構造の投影を行う。付帯構造は、橋梁の要部となる主桁の投影を行った後、対傾構、横桁、横構、床版、支承、排水装置、伸縮装置、落橋装置、検査路等をそれぞれ投影する手順とすれば良い。

0030

付帯構造は、まず、デジタル画像データ化された平面図や断面図に基づいて3次元データモデルを作成する。図6に示すように主桁の3次元データモデルを作成した場合、空間座標系に投影した線形図を基準として、平面図や断面図に基づいて位置合わせを行い、図7に示すように、空間座標系への投影を行えば良い。ここで、デジタル画像データ化された構成部材には、それぞれ属性が関連付けられている。このため、各構成部材は、線図により3次元データモデル化された後、関連づけられた属性に応じた厚みやシフト量が付与されることとなる。例えば図8に示すような主桁の構成部材であるI桁の場合、当初の3次元データモデルは、図中実線で示す線図である。これに対し、属性に基づく厚みを付与すると、図8中に破線で示す外観モデルが形成される。

0031

ここで、線図によるモデルは、図面中における寸法の基準となる部位であり、板厚は、この寸法を維持する方向に付与される。例えば、I桁の上下に位置するフランジの場合、板厚は、対向するフランジ側(内側)に付与される。一方ウェブの厚みの場合には、線図を基準としてウェブの両側面に均等に厚みを付与する構成としている。また、添接板のように重なりを持つ構成部材の場合には、ウェブの厚み(厚みの1/2)に対応したシフト量を持たせた上で、属性に応じた厚みが付与されることとなる。

0032

次に、床版の場合、平面図や断面図に基づいて、鉄筋の構造を取得し、図9に示すような3次元データモデルを作成する。鉄筋を再現した3次元データモデルに対してコンクリート構造の3次元データモデルを付加し(不図示)、これを空間座標系に投影する。空間座標系への投影は、既に空間座標系に投影されている主桁の3次元データモデルを基準として行うようにすれば良い。

0033

また、支承の場合も同様に、平面図や断面図に基づいて、図10に示すような支承の3次元データモデルを作成する。作成した3次元データモデルの空間座標系への投影は、主桁の3次元データモデルを基準として行うようにすれば良い。具体的には、図11に示すように、主桁の下フランジの下部に設けられたソールプレートの直下に配置するようにすれば良い。なお、位置合わせに関しては、平面図や断面図に記載されている数値に基づくようにすれば良い。

0034

さらに、図示しないが、排水装置や、伸縮装置、落橋防止装置、及び検査路等についても、床版や支承と同様に、個別に3次元データモデルを作成した後、順次空間座標系へ投影するようにすれば良い。また、追加工事や別工事などにより付加された構造についても同様に、3次元データモデル化を行った上で空間座標系へ投影し、3次元データに反映させるようにする(ステップ40:空間座標系に対する付帯構造の投影)。

0035

[効果]
上記のような構成の変換システム10を用いた3次元データへの変換方法によれば、マイクロフィルム20で残された竣工図から、容易かつ正確に橋梁の3次元データを起こすことが可能となる。また、追加工事等のデータも3次元データとして反映させることができるため、橋梁の現状を3次元データとして得る事ができ、発注者(管理者)や工事関係業者共有することが可能となる。

0036

なお、3次元データモデルを空間座標系へ投影する上で、モデル同士が干渉する箇所が生じるような場合には、要確認箇所として、3次元データの色を変えて表示する等の処理を行うようにすると良い。要確認箇所について、数値の読み取り間違いが生じている場合には、入力手段を介して正しい数値を入力する必要が生じるからである。また、実際に設計上のミスである場合、現場合わせなどが行われている可能性もあるため、要確認箇所を明示することで、現場確認を行った際、これをフィードバックすることが容易となる。

0037

本発明では、もっぱら橋梁に関して、マイクロフィルム20に記録された竣工図を3次元データへ変換する旨記載しているが、他の構造物の竣工図であっても応用する事は可能である。

0038

10………変換システム、12………読取手段、14………3次元処理手段、16………入力手段、18………表示手段、20………マイクロフィルム。

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