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技術 情報処理装置および情報処理方法

出願人 グローリー株式会社
発明者 森下遥城浦泰典
出願日 2020年3月23日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2020-050833
公開日 2021年9月27日 (4ヶ月経過) 公開番号 2021-149763
状態 未査定
技術分野 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード 年齢層向け インフルエンサ 店頭商品 ECシステム 仮想ショッピング アイトラッカー 準リアルタイム 在庫数情報
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2021年9月27日)のものです。
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図面 (17)

課題

仮想店舗におけるユーザの購買意欲を高めることができる情報処理装置及び情報処理方法を提供する。

解決手段

複数の端末装置2と、販売管理システム3と、仮想店舗サーバ4とを備える仮想ショッピングステム1において、情報処理装置である仮想店舗サーバ4は、仮想店舗を表す仮想店舗表示画面を表示部に表示させる表示制御部454と、仮想店舗で扱われている商品に関連付けられた音を音出力部に出力させる音出力制御部455と、仮想店舗におけるユーザの現在位置および向きのうち少なくとも一方を検出するユーザ状態検出部453と、を備える。音出力制御部455は、ユーザ状態検出部453で検出されたユーザの現在位置および向きのうち少なくとも一方に基づいて、音を出力する商品を特定する。

概要

背景

従来、オンラインショッピングにおいて、実際に店舗買い物をしているような感覚でユーザが買い物をすることができる技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。

特許文献1の電子ショッピングシステムに関する技術では、仮想店舗内映像として、実際の店舗内を撮影した映像を用いている。ユーザは、仮想店舗内の映像から商品を選択して購入する。特許文献2の仮想店舗に関する技術では、撮影装置で商品の全周撮影を行い、この撮影した画像を仮想店舗に表示させる。ユーザは、仮想店舗の商品の画像を選択して、当該商品を購入する。特許文献3の店頭商品ECシステムに関する技術では、店舗に設置されたWebカメラにより陳列棚を撮影する。ユーザは、Webカメラにより準リアルタイムで撮影された陳列棚の画像を通して商品を選択して購入する。

概要

仮想店舗におけるユーザの購買意欲を高めることができる情報処理装置及び情報処理方法を提供する。複数の端末装置2と、販売管理システム3と、仮想店舗サーバ4とを備える仮想ショッピングステム1において、情報処理装置である仮想店舗サーバ4は、仮想店舗を表す仮想店舗表示画面を表示部に表示させる表示制御部454と、仮想店舗で扱われている商品に関連付けられた音を音出力部に出力させる音出力制御部455と、仮想店舗におけるユーザの現在位置および向きのうち少なくとも一方を検出するユーザ状態検出部453と、を備える。音出力制御部455は、ユーザ状態検出部453で検出されたユーザの現在位置および向きのうち少なくとも一方に基づいて、音を出力する商品を特定する。

目的

本発明は、仮想店舗におけるユーザの購買意欲を高めることができる情報処理装置および情報処理方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

仮想店舗を表す仮想店舗表示画面を表示部に表示させる表示制御部と、前記仮想店舗で扱われている商品に関連付けられた音を音出力部に出力させる音出力制御部と、を備える、情報処理装置

請求項2

前記仮想店舗におけるユーザの現在位置および向きのうち少なくとも一方を検出するユーザ状態検出部をさらに備え、前記音出力制御部は、前記ユーザ状態検出部で検出された前記ユーザの現在位置および向きのうち少なくとも一方に基づいて、音を出力する商品を特定する、請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記音出力制御部は、前記仮想店舗表示画面に表示中の商品の中から、音を出力する商品を特定する、請求項2に記載の情報処理装置。

請求項4

前記音出力制御部は、音を出力する商品として特定した商品が複数存在する場合、当該複数の商品のそれぞれに対して設定された優先度に基づいて、前記複数の商品に関連付けられた音の出力形態を制御する、請求項2または3に記載の情報処理装置。

請求項5

前記音出力制御部は、前記ユーザ状態検出部で検出されたユーザの現在位置および向きのうち少なくとも一方に関係なく、予め定められた特定の商品に関連付けられた音を、前記音出力部に出力させる、請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項6

前記音出力制御部は、前記ユーザ状態検出部で検出されたユーザの現在位置および向きのうち少なくとも一方と、商品と、の位置関係に基づいて、前記商品に関連付けられた音の出力形態を制御する、請求項2から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項7

前記音出力制御部は、前記仮想店舗のユーザの属性に基づいて、商品に関連付けられた音の出力形態を制御する、請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項8

前記音出力制御部は、前記仮想店舗のユーザの購入履歴に基づいて、商品に関連付けられた音の出力形態を制御する、請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項9

前記音出力制御部は、音を出力する商品の在庫に基づいて、商品に関連付けられた音の出力形態を制御する、請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項10

前記表示制御部は、前記音出力制御部の制御によって音を出力させる商品の前記仮想店舗表示画面における第1の表示形態と、音を出力させない商品の前記仮想店舗表示画面における第2の表示形態とを異ならせる、請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項11

前記第1の表示形態は、音を出力させる商品に関する商品関連情報ポップアップ表示、音を出力させない商品に前記商品関連情報を重ねる表示、音を出力させる商品を音を出力させない商品よりも強調する表示のうち、少なくともいずれか1つの形態である、請求項10に記載の情報処理装置。

請求項12

コンピュータが、仮想店舗を表す仮想店舗表示画面を表示部に表示させる表示制御ステップと、前記仮想店舗で扱われている商品に関連付けられた音を音出力部に出力させる音出力制御ステップと、を実行する、情報処理方法

請求項13

仮想店舗のユーザを認証するユーザ認証部と、前記ユーザの予算残額を算出する残額算出部と、前記残額に基づいて、前記仮想店舗を表す仮想店舗表示画面における商品の表示形態を制御する表示制御部と、を備える、情報処理装置。

請求項14

前記表示制御部は、前記残額で購入可能な商品を前記残額で購入不可能な商品よりも強調して表示させる、請求項13に記載の情報処理装置。

請求項15

前記表示制御部は、前記残額で購入可能な商品であることを示す購入可能情報、および、前記残額で購入不可能な商品であることを示す購入不可能情報のうち少なくとも一方を前記仮想店舗表示画面に表示させる、請求項13または14に記載の情報処理装置。

請求項16

前記表示制御部は、前記残額で購入可能な商品を前記仮想店舗表示画面に表示させるとともに、前記残額で購入不可能な商品を前記仮想店舗表示画面に表示させない、請求項13に記載の情報処理装置。

請求項17

前記表示制御部は、前記残額で購入不可能な商品のうち、予め定められた特定の商品を前記仮想店舗表示画面に表示させる、請求項16に記載の情報処理装置。

請求項18

前記残額算出部は、購入候補として選択された商品の価格を残額から減じた金額を残額として算出し、所定の商品に対する購入候補としての選択が解除された場合、残額を再算出し、前記表示制御部は、再算出された残額に基づいて、前記仮想店舗を表す仮想店舗表示画面における商品の表示形態を制御する、請求項13から17のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項19

前記仮想店舗の予算の設定を受け付ける予算設定受付部をさらに備える、請求項13から18のいずれか一項に記載の情報処理装置。

請求項20

前記予算設定受付部は、1回の買い物ごと、および、商品のカテゴリごとのうち少なくともいずれか一方の条件で予算を受け付ける、請求項19に記載の情報処理装置。

請求項21

コンピュータが、仮想店舗のユーザを認証するユーザ認証ステップと、前記ユーザの予算の残額を算出する残額算出ステップと、前記残額に基づいて、前記仮想店舗を表す仮想店舗表示画面における商品の表示形態を制御する表示制御ステップと、を実行する、情報処理方法。

請求項22

仮想店舗のユーザを認証するユーザ認証部と、前記ユーザに関連付けられた商品を特定する関連商品情報に基づいて、前記仮想店舗を表す仮想店舗表示画面における商品の表示内容を制御する表示制御部と、を備える、情報処理装置。

請求項23

コンピュータが、仮想店舗のユーザを認証するユーザ認証ステップと、前記ユーザに関連付けられた商品を特定する関連商品情報に基づいて、前記仮想店舗を表す仮想店舗表示画面における商品の表示内容を制御する表示制御ステップと、を実行する、情報処理方法。

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関する。

背景技術

0002

従来、オンラインショッピングにおいて、実際に店舗買い物をしているような感覚でユーザが買い物をすることができる技術が知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。

0003

特許文献1の電子ショッピングシステムに関する技術では、仮想店舗内映像として、実際の店舗内を撮影した映像を用いている。ユーザは、仮想店舗内の映像から商品を選択して購入する。特許文献2の仮想店舗に関する技術では、撮影装置で商品の全周撮影を行い、この撮影した画像を仮想店舗に表示させる。ユーザは、仮想店舗の商品の画像を選択して、当該商品を購入する。特許文献3の店頭商品ECシステムに関する技術では、店舗に設置されたWebカメラにより陳列棚を撮影する。ユーザは、Webカメラにより準リアルタイムで撮影された陳列棚の画像を通して商品を選択して購入する。

先行技術

0004

特許第5798673号公報
特開2009−211671号公報
特開2018−092455号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1〜3のような技術では、仮想店舗における買い物中に音楽が流れていない。このため、ユーザは静かな環境の中で淡々と買い物をせざるをえず、ユーザの購買意欲が高まりにくかった。

0006

本発明は、仮想店舗におけるユーザの購買意欲を高めることができる情報処理装置および情報処理方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するために、本発明の第1の情報処理装置は、仮想店舗を表す仮想店舗表示画面を表示部に表示させる表示制御部と、前記仮想店舗で扱われている商品に関連付けられた音を音出力部に出力させる音出力制御部と、を備える。

0008

本発明の第2の情報処理装置は、仮想店舗のユーザを認証するユーザ認証部と、前記ユーザの予算残額を算出する残額算出部と、前記残額に基づいて、前記仮想店舗を表す仮想店舗表示画面における商品の表示形態を制御する表示制御部と、を備える。

0009

本発明の第3の情報処理装置は、仮想店舗のユーザを認証するユーザ認証部と、前記ユーザに関連付けられた商品を特定する関連商品情報に基づいて、前記仮想店舗を表す仮想店舗表示画面における商品の表示内容を制御する表示制御部と、を備える。

0010

(1)本発明の第3の情報処理装置において、前記仮想店舗における所定の商品が購入候補として選択されたことを認識する購入候補認識部をさらに備え、前記関連商品情報は、複数の商品を特定する内容を含み、前記表示制御部は、前記購入候補認識部における認識結果に基づいて、前記関連商品情報で特定される第1の商品が購入候補として選択されたと判定した場合、前記関連商品情報で特定される第2の商品を表示させる、ことが好ましい。
(2)上記(1)の情報処理装置において、前記仮想店舗におけるユーザの現在位置および向きのうち少なくとも一方を検出するユーザ状態検出部をさらに備え、前記表示制御部は、前記第1の商品が購入候補として選択されたと判定し、かつ、前記現在位置検出部における検出結果に基づいて、前記第2の商品のカテゴリ商品棚に前記ユーザが移動したと判定した場合、当該商品棚に前記第2の商品を表示させる、ことが好ましい。
(3)上記(1)または(2)の情報処理装置において、前記関連商品情報は、前記ユーザが好きな複数の商品を特定する嗜好商品情報を含む、ことが好ましい。
(4)上記(1)または(2)の情報処理装置において、前記関連商品情報は、前記ユーザが過去に一緒に購入した複数の商品を特定する購入履歴情報を含む、ことが好ましい。
(5)本発明の第3の情報処理装置において、前記仮想店舗における所定の商品が購入候補として選択されたことを認識する購入候補認識部をさらに備え、前記関連商品情報は、前記ユーザが好きな複数の商品を特定する嗜好商品情報と、前記ユーザが過去に一緒に購入した複数の商品を特定する購入履歴情報と、を含み、前記表示制御部は、前記購入候補認識部における認識結果に基づいて、前記嗜好商品情報で特定される第3の商品が購入候補として選択されたと判定し、かつ、前記第3の商品および前記嗜好商品情報で特定される第4の商品が前記購入履歴情報で特定されていると判定した場合、前記第4の商品を表示させる、ことが好ましい。
(6)上記(5)の情報処理装置において、前記購入履歴情報よりも前記嗜好商品情報を優先する設定を認識する優先度認識部をさらに備え、前記表示制御部は、前記第3の商品が購入候補として選択されたと判定し、かつ、前記第4の商品が前記購入履歴情報で特定されていないと判定した場合、前記優先度認識部における認識結果に基づいて、前記第4の商品を表示させる、ことが好ましい。
(7)本発明の第3の情報処理装置において、前記関連商品情報は、前記ユーザが過去に購入した商品および当該商品の購入間隔を特定する購入履歴情報を含み、前記表示制御部は、前記ユーザの購入履歴情報で特定される第5の商品が前記ユーザによって最後に購入されてからの経過期間の長さが前記購入間隔以上であると判定した場合、前記第5の商品を表示させる、ことが好ましい。
(8)上記(7)の情報処理装置において、前記仮想店舗における所定の商品が購入候補として選択されたことを認識する購入候補認識部をさらに備え、前記表示制御部は、前記経過期間の長さが前記購入間隔以上であると判定し、かつ、前記購入候補認識部における認識結果に基づいて、前記第5の商品と同じカテゴリの商品が前記ユーザによって購入候補として選択されたと判定した場合、前記第5の商品を表示させる、ことが好ましい。
(9)上記(7)または(8)の情報処理装置において、前記関連商品情報は、前記ユーザが購入を予定している商品を特定する購入予定情報をさらに含み、前記表示制御部は、前記経過期間の長さが前記購入間隔以上であると判定し、かつ、前記第5の商品が前記ユーザに対応する購入予定情報で特定されていると判定した場合、前記第5の商品を表示させる、ことが好ましい。
(10)本発明の第3の情報処理装置において、前記関連商品情報は、前記ユーザが好きな商品を特定する嗜好商品情報を含み、前記表示制御部は、前記ユーザに対応する嗜好商品情報で特定される第6の商品が他のユーザに対応する嗜好商品情報で特定され、かつ、前記他のユーザによって前記第6の商品がネットワークを介して紹介されたと判定した場合、前記第6の商品を表示させる、ことが好ましい。
(11)上記(10)の情報処理装置において、前記仮想店舗における所定の商品が購入候補として選択されたことを認識する購入候補認識部をさらに備え、前記表示制御部は、前記第6の商品が前記他のユーザに対応する嗜好商品情報で特定され、かつ、前記他のユーザによって前記第6の商品が前記ネットワークを介して紹介され、かつ、前記ユーザによって前記第6の商品と同じカテゴリの商品が購入候補として選択されたと判定した場合、前記第6の商品を表示させる、ことが好ましい。

0011

本発明の第1の情報処理方法は、コンピュータが、仮想店舗を表す仮想店舗表示画面を表示部に表示させる表示制御ステップと、前記仮想店舗で扱われている商品に関連付けられた音を音出力部に出力させる音出力制御ステップと、を実行する。

0012

本発明の第2の情報処理方法は、コンピュータが、仮想店舗のユーザを認証するユーザ認証ステップと、前記ユーザの予算の残額を算出する残額算出ステップと、前記残額に基づいて、前記仮想店舗を表す仮想店舗表示画面における商品の表示形態を制御する表示制御ステップと、を実行する。

0013

本発明の第3の情報処理方法は、コンピュータが、仮想店舗のユーザを認証するユーザ認証ステップと、前記ユーザに関連付けられた商品を特定する関連商品情報に基づいて、前記仮想店舗を表す仮想店舗表示画面における商品の表示内容を制御する表示制御ステップと、を実行する。

発明の効果

0014

本発明の情報処理装置および情報処理方法によれば、仮想店舗におけるユーザの購買意欲を高めることができる。

図面の簡単な説明

0015

本発明の第1の実施の形態に係る仮想ショッピングステム概略構成を示すブロック図である。
本発明の第1,第2の実施の形態に係る顧客データベース登録された情報を示す模式図である。
本発明の第1〜第3の実施の形態に係る商品データベースに登録された情報を示す模式図である。
本発明の第1,第3の実施の形態に係るユーザ情報記憶部に記憶された情報を示す模式図である。
本発明の第1の実施の形態に係る出力情報記憶部に記憶された情報を示す模式図である。
本発明の第1の実施の形態に係る商品の購入処理フローチャートである。
本発明の第1の実施の形態に係る仮想店舗表示画面の表示および音の出力の制御処理のフローチャートである。
本発明の第1の実施の形態に係る仮想店舗表示画面を示す模式図である。
本発明の第2の実施の形態に係る仮想ショッピングシステムの概略構成を示すブロック図である。
本発明の第2の実施の形態に係るユーザ情報記憶部に記憶された情報を示す模式図である。
本発明の第2,第3の実施の形態に係る表示情報記憶部に記憶された情報を示す模式図である。
本発明の第2の実施の形態に係る商品の購入処理のフローチャートである。
本発明の第2の実施の形態に係る仮想店舗表示画面の一例を示す模式図である。
本発明の第2の実施の形態に係る仮想店舗表示画面の他の例を示す模式図である。
本発明の第3の実施の形態に係る仮想ショッピングシステムの概略構成を示すブロック図である。
本発明の第3の実施の形態に係る顧客データベースに登録された情報を示す模式図である。

実施例

0016

[実施の形態]
〔第1の実施の形態〕
まず、本発明の第1の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。

0017

<仮想ショッピングシステムの構成>
まず、仮想ショッピングシステムの構成について説明する。仮想店舗とは、コンピューターネットワーク上の仮想的な空間に存在する店舗を意味する。仮想ショッピングシステムとは、ユーザが有する端末装置を用いてインターネット上で買い物をすることができるシステムであり、いわゆるオンラインショッピングシステム一種である。図1は、仮想ショッピングシステムの概略構成を示すブロック図である。図2Aは、顧客データベースに登録された情報を示す模式図である。図2Bは、商品データベースに登録された情報を示す模式図である。図3Aは、ユーザ情報記憶部に記憶された情報を示す模式図である。図3Bは、出力情報記憶部に記憶された情報を示す模式図である。

0018

図1に示す仮想ショッピングシステム1は、実店舗を模した仮想店舗を介して、商品を購入できるシステムである。仮想ショッピングシステム1は、複数の端末装置2と、販売管理システム3と、仮想店舗サーバ4と、を備える。複数の端末装置2は、互いに異なるユーザにより管理されている。ユーザは、端末装置2を操作することで、仮想店舗サーバ4を介して、販売管理システム3が管理する商品を購入することができる。つまり、ユーザは、端末装置2を操作することで、仮想店舗から商品を購入することができる。

0019

ここで、図示はしないが、例えば異なる種類の商品を扱う複数の販売管理システム3が、仮想店舗サーバ4との間で各種データを送受信可能に構成されている。このような構成によって、ユーザは、様々な商品を購入することができる。仮想ショッピングシステム1が取り扱う商品としては、食品飲料品衣類電化製品など、通常の仮想ショッピングシステムで取り扱われている様々な商品を対象にすることができる。なお、仮想ショッピングシステム1としては、1つの販売管理システム3と、1台の仮想店舗サーバ4、または、複数台の仮想店舗サーバ4から構成される仮想店舗サーバ群と、が接続された構成であってもよいし、複数の販売管理システム3と、1台の仮想店舗サーバ4または仮想店舗サーバ群と、が接続された構成であってもよい。

0020

端末装置2は、通信部21と、入力部22と、表示部23と、音出力部24と、を備える。通信部21は、図示しないネットワークを介して、仮想店舗サーバ4との間で各種データを送受信する。入力部22は、キーボードマウスなどのインターフェースで構成されている。なお、入力部22を表示部23に設けられたタッチパネルで構成してもよい。表示部23としては、液晶パネル有機ELパネルヘッドマウントディスプレイなどのVR(Virtual Reality)機器が例示できる。音出力部24は、スピーカで構成されている。音出力部24は、端末装置2に内蔵されていてもよいし、端末装置2に接続可能な別のデバイスで構成されていてもよい。端末装置2としては、パーソナルコンピュータタブレット端末スマートフォン携帯電話などのコンピュータが例示できる。

0021

販売管理システム3は、通信部31と、顧客データベース(顧客DB)32と、商品データベース(商品DB)33と、商品管理制御部34と、を備える。

0022

通信部31は、ネットワークを介して、仮想店舗サーバ4との間で各種データを送受信する。

0023

顧客DB32には、図2Aに示すように、複数の顧客情報320が登録されている。顧客情報320は、会員情報321と、購入履歴情報322と、を含む。

0024

会員情報321は、販売管理システム3に登録されたユーザに関する内容を含む。会員情報321に含まれる内容としては、ユーザの氏名、性別年齢住所職業趣味会員ステータスなどが例示できる。

0025

購入履歴情報322は、ユーザが購入した商品の名称個数、購入日などの購入履歴に関する内容を含む。

0026

商品DB33には、図2Bに示すように、複数の商品情報330が登録されている。商品情報330は、商品基本情報331と、商品管理情報332と、を含む。

0027

商品基本情報331は、商品の名称、説明、カテゴリ、広告キャンペーン割引販売期間、価格、サイズ、製造年月日消費期限などに関する内容を含む。

0028

商品管理情報332は、商品の在庫数販売数などに関する内容を含む。

0029

図1戻り説明を続ける。商品管理制御部34は、プロセッサを有するマイクロコンピュータが図示しないメモリに記憶されたプログラムを実行することによって実現される機能部である。商品管理制御部34は、通信部31を介して、仮想店舗サーバ4から送信される各種情報に基づいて、各種処理を行う。例えば、商品管理制御部34は、所定の商品情報330を送信する旨の要求情報を、仮想店舗サーバ4から取得すると、この要求情報に応じた商品情報330を仮想店舗サーバ4に送信する。商品管理制御部34は、所定の商品の購入が確定したことを示す購入確定情報を仮想店舗サーバ4から取得すると、この所定の商品の商品管理情報332に含まれる販売数を増やすとともに在庫数を減らす。そして、商品管理制御部34は、減った後の在庫数を示す在庫数情報を仮想店舗サーバ4に送信する。

0030

仮想店舗サーバ4は、通信部41と、地図データベース(地図DB)42と、ユーザ情報記憶部43と、出力情報記憶部44と、情報処理装置45と、を備える。

0031

通信部41は、ネットワークを介して、端末装置2との間および販売管理システム3との間で各種データを送受信する。

0032

地図DB42には、仮想店舗のフロア内装を表示するための店舗画像データが登録されている。仮想店舗の全てのフロアの内装を表示するために、互いに異なる位置の内装を表示するための複数の店舗画像データが、地図DB42に登録されている。なお、店舗画像データは、実際の内装の撮像画像であってもよいし、CG(Computer Graphics)などで作成された画像であってもよいし、内装をデフォルメしたりイラストにした画像であってもよい。また、地図DB42には、店舗画像データ、商品棚を示す画像データ440(図3B参照)、および、商品を示す商品画像データ442(図3B参照)のそれぞれの表示位置を示す座標データが登録されている。一般的に、1つの商品棚には、複数種類の商品が陳列されるが、1種類の商品のみが陳列されるように、座標データが構成されていてもよい。

0033

ユーザ情報記憶部43には、図3Aに示すように、複数のユーザ情報430が記憶されている。ユーザ情報430は、ユーザ属性情報431と、ログイン情報432と、表示設定情報433と、を含む。

0034

ユーザ属性情報431は、仮想店舗サーバ4に登録されたユーザの属性に関する内容を含む。ユーザ属性情報431に含まれる内容としては、ユーザの氏名、性別、年齢、住所、職業、趣味など、販売管理システム3に登録された顧客情報320と同様の内容が例示できる。

0035

ログイン情報432は、仮想ショッピングシステム1にログインするためのIDやパスワードに関する内容を含む。

0036

表示設定情報433は、ユーザの端末装置2に表示される仮想店舗表示画面20(図6参照)の表示設定に関する内容を含む。なお、表示設定は、ユーザの属性(例えば、性別、年齢、住所)や仮想ショッピングシステム1の使用状況などに応じて、仮想店舗サーバ4が自動的に行ってもよい。

0037

出力情報記憶部44には、図3Bに示すように、複数の棚画像データ440と、複数の商品出力データ441と、が記憶されている。

0038

棚画像データ440は、商品棚を示す。棚画像データ440は、実際の商品棚の撮像画像であってもよいし、CGなどで作成された画像であってもよいし、商品棚をデフォルメしたりイラストにした画像であってもよい。

0039

商品出力データ441は、仮想店舗表示画面20を端末装置2の表示部23に表示させたり、商品に関連付けられた音を音出力部24から出力させるために利用される。音の出力対象である商品の商品出力データ441は、商品画像データ442と、音データ443と、音範囲情報444と、優先度情報445と、商品識別情報446と、を含む。音の出力対象でない商品出力データ441は、商品画像データ442と、商品識別情報446と、を含む。なお、以下において、音の出力対象の商品を「音出力対象商品」という場合がある。

0040

商品画像データ442は、商品を示す。商品画像データ442は、実際の商品の撮像画像データであってもよいし、CGなどで作成された画像データであってもよいし、商品をデフォルメしたりイラストにした画像であってもよい。なお、商品画像データ442は、商品を二次元で示すデータであってもよいが、ユーザが商品を立体的に把握できるように三次元で示すデータであることが好ましい。商品画像データ442が商品を三次元で示すデータの場合、VR機器の利用により臨場感があるように見えるデータであってもよい。棚画像データ440も、商品画像データ442と同様に、商品棚を二次元または三次元で示すデータであってもよい。

0041

音データ443は、商品に関連付けられた音のデータである。音データ443によって出力される音としては、商品の購買意欲を高めるような軽快な音楽、実店舗で出されている店員の呼び込みの音声が例示できるが、これらに限られない。

0042

音範囲情報444は、音データ443に基づく音を出力させる判断の基準となる範囲を示す。なお、以下において、音範囲情報444が示す範囲を「閾範囲」という場合がある。閾範囲は、商品を基準とした範囲である。ユーザの現在位置が所定の商品の閾範囲内の位置の場合、当該商品に関連付けられた音が出力され、閾範囲外の位置の場合、当該商品に関連付けられた音が出力されない。なお、以下において、「仮想店舗におけるユーザの現在位置」を、単に「ユーザの現在位置」という場合がある。つまり、以下で説明する「ユーザの現在位置」は、「仮想店舗におけるユーザの現在位置」を意味し、「実世界におけるユーザの現在位置」を意味するものではない。音範囲情報444の閾範囲は、商品を中心とした真円、楕円半円多角形などの範囲で設定されていてもよいし、商品からの直線距離で設定されていてもよい。音範囲情報444の閾範囲は、商品ごとに異なっていてもよいし、全ての商品で同じであってもよい。

0043

優先度情報445は、音データ443の音を出力する優先度を示す。優先度情報445は、優先度が高い順に、例えば、「A」、「B」、「C」で表される。

0044

商品識別情報446は、商品名、商品のカテゴリなど、商品を識別する内容を含む。

0045

図1に戻り説明を続ける。情報処理装置45は、プロセッサを有するマイクロコンピュータが図示しないメモリに記憶された情報処理プログラムを実行することによって実現される機能部である。情報処理装置45は、操作受付部451と、ユーザ認証部452と、ユーザ状態検出部453と、表示制御部454と、音出力制御部455と、購入処理部456と、を備える。

0046

操作受付部451は、端末装置2の操作を受け付ける。

0047

ユーザ認証部452は、仮想ショッピングシステム1(仮想店舗)のユーザを認証する。

0048

ユーザ状態検出部453は、操作受付部451で受け付けた端末装置2の操作に基づいて、ユーザの現在位置および向きを検出する。

0049

表示制御部454は、棚画像データ440および商品画像データ442を仮想店舗表示画面20に表示させる。表示制御部454は、音出力対象商品に関する商品関連情報200(図6参照)を仮想店舗表示画面20に表示させる。

0050

音出力制御部455は、音出力対象商品を選定し、音データ443に基づいて、音出力対象商品に関連付けられた音を、端末装置2の音出力部24に出力させる。

0051

購入処理部456は、仮想ショッピングシステム1における商品の購入に関する処理を行う。

0052

なお、情報処理装置45の詳細な処理については後述する。

0053

<仮想ショッピングシステムの動作>
次に、仮想ショッピングシステム1の動作について説明する。図4は、商品の購入処理のフローチャートである。図5は、仮想店舗表示画面の表示および音の出力の制御処理のフローチャートである。図6は、仮想店舗表示画面を示す模式図である。

0054

仮想店舗サーバ4を構成する情報処理装置45のユーザ認証部452は、操作受付部451でユーザによるIDおよびパスワードの入力操作を受け付けると、このIDおよびパスワードを含むログイン情報432をユーザ情報記憶部43から検索する。図4に示すように、ユーザ認証部452は、操作受付部451で受け付けたIDおよびパスワードを含むログイン情報432を検索できたら、ユーザの認証成功と見なす(ステップS1)。また、ユーザ認証部452は、当該ユーザのユーザ情報430を取得する。

0055

次に、表示制御部454は、ユーザの現在位置の画像をユーザの端末装置2に表示させる。例えば、表示制御部454は、地図DB42の店舗画像データと、座標データとに基づいて、ログイン時のデフォルトの現在位置として、仮想店舗の入口の画像をユーザの端末装置2に表示させる。このとき、表示制御部454は、実店舗においてユーザが視認する状況と同じように、入口を表示させる。なお、ログイン時のデフォルトの現在位置は、仮想店舗の入口ではなく、前回ログアウト時の位置であってもよいし、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。

0056

ユーザ状態検出部453は、操作受付部451で受け付けた端末装置2の操作に基づいて、ユーザの現在位置および向きを検出する。表示制御部454および音出力制御部455は、ユーザ状態検出部453における検出結果に基づいて、ユーザの現在位置および向きが所定の商品棚が見える状況になったと判定すると、仮想店舗表示画面20の表示および音の出力の制御処理を行う(ステップS2)。

0057

仮想店舗表示画面20の表示および音の出力の制御処理において、表示制御部454は、図5に示すように、ユーザの現在位置および向きと、地図DB42の座標データと、などに基づいて、仮想店舗表示画面20に表示する商品(表示対象商品)を特定する(ステップS11)。

0058

音出力制御部455は、ユーザの現在位置に基づいて、音出力対象商品があるか否かを判定する(ステップS12)。音出力制御部455は、音に関するデータ(音データ443、音範囲情報444、優先度情報445)を含む商品出力データ441を、出力情報記憶部44から検索する。音出力制御部455は、検索した商品出力データ441の中に、ユーザの現在位置が音範囲情報444に基づく閾範囲内である商品出力データ441があるか否かを判定する。音出力制御部455は、ユーザの現在位置が、閾範囲内である商品出力データ441があると判定した場合、音出力対象商品があると判定し、閾範囲内である商品出力データ441がないと判定した場合、音出力対象商品がないと判定する。なお、音出力対象商品があるか否かの判定の際に、表示対象商品であることを前提としていないため、仮想店舗表示画面20に表示されていない商品の音が、音出力部24から出力される場合がある。

0059

音出力制御部455が音出力対象商品がないと判定した場合(ステップS12:NO)、表示制御部454は、図6に示すような、棚画像データ440および表示対象商品の商品画像データ442が表示された仮想店舗表示画面20を生成し、当該仮想店舗表示画面20を端末装置2の表示部23で表示させる(ステップS13)。なお、図6には、商品関連情報200が図示されているが、ステップS13の処理で生成される仮想店舗表示画面20には商品関連情報200は含まれない。

0060

音出力制御部455は、図5に示すように、音出力対象商品があると判定した場合(ステップS12:YES)、音出力対象商品が複数あるか否か(ユーザの現在位置が閾範囲内である商品出力データ441が複数あるか否か)を判定する(ステップS14)。音出力制御部455は、音出力対象商品が複数あると判定した場合(ステップS14:YES)、優先度情報445に基づいて、優先度が最も高い音出力対象商品を選定する(ステップS15)。音出力制御部455は、優先度が同じ複数の音出力対象商品がある場合、当該複数の音出力対象商品を選定する。

0061

音出力制御部455は、音出力対象商品が複数ないと判定した場合(ステップS14:NO)、または、ステップS15の処理を行った場合、音出力対象商品の中に表示対象商品があるか否かを判定する(ステップS16)。音出力制御部455が音出力対象商品の中に表示対象商品がないと判定した場合(ステップS16:NO)、表示制御部454は、ステップS13と同様の処理によって、棚画像データ440および表示対象商品の商品画像データ442が表示された仮想店舗表示画面20を端末装置2の表示部23で表示させる(ステップS17)。なお、ステップS17の処理で生成される仮想店舗表示画面20にも、商品関連情報200は含まれない。

0062

音出力制御部455は、音出力対象商品に対応する商品出力データ441の音データ443に基づいて、音出力対象商品に関連付けられた音を音出力部24で出力させる(ステップS18)。優先度が最も高い音出力対象商品が複数ある場合、音出力制御部455は、それぞれの音出力対象商品に関連付けられた音を順番に出力させることが好ましいが、同時に出力させてもよい。優先度が最も高い複数の音出力対象商品の音を順番に出力させる場合、ユーザの現在位置から近いまたは遠い順、価格が安いまたは高い順、ユーザの過去の購入数が多いまたは少ない順、これらを組み合わせて決定した順、任意の順に出力させてもよい。ステップS17の処理の後にステップS18の処理が行われる場合、仮想店舗表示画面20に表示されていない商品のみに関連付けられた音が出力される。

0063

音出力制御部455が音出力対象商品の中に表示対象商品があると判定した場合(ステップS16:YES)、表示制御部454は、表示対象商品でもある音出力対象商品の商品関連情報200を生成する(ステップS19)。例えば、表示制御部454は、通信部41を制御して、表示対象商品の商品情報330を送信する旨の要求情報を、販売管理システム3に送信する。表示制御部454は、販売管理システム3から送信された商品情報330の商品基本情報331に基づいて、商品関連情報200を生成する。商品関連情報200としては、商品の説明、広告、キャンペーン、割引、販売期間が例示できる。

0064

表示制御部454は、図6に示すような、棚画像データ440、表示対象商品の商品画像データ442および音出力対象商品の商品関連情報200が表示された仮想店舗表示画面20を生成し、当該仮想店舗表示画面20を端末装置2の表示部23で表示させる(ステップS20)。このとき、表示制御部454は、ユーザのユーザ情報430の表示設定情報433に基づいて、商品関連情報200の表示形態を設定する。表示制御部454は、例えば、図6に示すように、商品関連情報200を、音出力対象商品を示す商品画像データ442Cの近くにポップアップ表示させてもよいし、音出力対象商品でない商品画像データ442Dに重ねて表示させてもよい。表示制御部454は、商品関連情報200を音出力対象商品でない商品画像データ442Dに重ねて表示させる場合、ユーザの移動に合わせて(端末装置2の操作に合わせて)商品関連情報200を移動させてもよいし、移動させなくてもよい。その後、音出力制御部455は、ステップS18の処理を行う。ステップS20の処理の後にステップS18の処理が行われる場合、仮想店舗表示画面20に表示されている商品に関連付けられた音が出力される。また、仮想店舗表示画面20に表示されていない商品に関連付けられた音が出力されることもある。以上により、仮想店舗表示画面20の表示および音の出力の制御処理が終了する。

0065

仮想店舗表示画面20の表示および音の出力の制御処理が終了すると、図4に示すように、購入処理部456は、操作受付部451で受け付けた操作に基づいて、ユーザが仮想店舗内を移動したか否かを判定する(ステップS3)。購入処理部456によりユーザが移動したと判定された場合(ステップS3:YES)、表示制御部454および音出力制御部455は、ステップS2の仮想店舗表示画面20の表示および音の出力の制御処理を行う。

0066

購入処理部456は、ユーザが移動していないと判定した場合(ステップS3:NO)、商品の購入確定操作を操作受付部451で受け付けたか否かを判定する(ステップS4)。なお、購入確定操作としては、商品画像データ442を選択することで端末装置2に表示される購入画面の購入数量入力欄に購入数量を入力して、購入確定ボタンを押す操作が例示できる。購入処理部456は、購入確定操作が受け付けられたと判定した場合(ステップS4:YES)、購入確定処理を行う(ステップS5)。購入処理部456は、購入が確定した商品に関する購入確定情報を販売管理システム3に送信し、商品管理制御部34に当該商品の販売数の増加処理と、在庫数の減少処理と、を行わせる。また、購入処理部456は、支払い方法送付先を確定させる周知の確定処理を行う。

0067

購入処理部456は、購入確定操作が受け付けられていないと判定した場合(ステップS4:NO)、または、ステップS5の処理を行った場合、ユーザによるログアウト操作を操作受付部451で受け付けたか否かを判定する(ステップS6)。購入処理部456は、ログアウト操作が受け付けられていないと判定した場合(ステップS6:NO)、ステップS3の処理を行い、ログアウト操作が受け付けられたと判定した場合(ステップS6:YES)、ログアウト処理を行う。

0068

<第1の実施の形態の作用効果
仮想店舗サーバ4の情報処理装置45は、仮想店舗表示画面20を端末装置2の表示部23に表示させるとともに、仮想店舗で扱われている商品に関連付けられた音を端末装置2の音出力部24に出力させる。このため、情報処理装置45は、商品に関連する音をユーザに聞かせながら買い物をさせることができ、ユーザの購買意欲を高めることができる。

0069

情報処理装置45は、ユーザの現在位置が所定の商品に対して設定された閾範囲内か否かに基づいて、つまり、ユーザの現在位置に基づいて、音出力対象商品を特定する。このため、情報処理装置45は、ユーザの現在位置に近い商品の音を出力させることができ、当該商品に対するユーザの購買意欲を高めることができる。情報処理装置45は、ユーザの向きを考慮に入れずに、現在位置のみに基づいて音出力対象商品を特定しているため、ユーザの後ろの商品棚に陳列されているために仮想店舗表示画面20に表示されない商品の音も出力させることができる。したがって、情報処理装置45は、より多くの商品に対するユーザの購買意欲を高めることができる。

0070

情報処理装置45は、複数の音出力対象商品が存在する場合、各音出力対象商品に対して設定された優先度が高い商品の音を出力させる。このため、仮想店舗側が売りたい商品の優先度を高く設定することによって、情報処理装置45は、当該売りたい商品に対するユーザの購買意欲を高めることができる。

0071

情報処理装置45は、音出力対象商品の商品関連情報200を仮想店舗表示画面20に表示させ、音出力対象商品以外の商品の商品関連情報200を仮想店舗表示画面20に表示させない。つまり、情報処理装置45は、音出力対象商品の仮想店舗表示画面20における第1の表示形態と、音出力対象商品以外の商品の仮想店舗表示画面20における第2の表示形態と、を異ならせる。このため、情報処理装置45は、ユーザに聴覚に加えて視覚でも音出力対象商品に対する注意を引かせることができ、ユーザの購買意欲をより高めることができる。

0072

<第1の実施の形態の変形例>
情報処理装置45は、仮想店舗においてユーザの向きのみに基づいて、例えば、ユーザが向いている方向にある全ての商品、つまりユーザの目の前にある商品棚だけではなく、当該商品棚の奥にある商品棚の商品を音出力対象商品として特定してもよい。この場合、商品出力データ441に音範囲情報444を含めなくてもよい。情報処理装置45は、仮想店舗においてユーザの現在位置および向きの両方に基づいて、例えば、ユーザが向いている方向にあり、かつ、ユーザから一番近い商品棚の商品を音出力対象商品として特定してもよい。

0073

情報処理装置45は、表示対象商品の中からのみ音出力対象商品を特定してもよい。

0074

情報処理装置45は、音出力対象商品が複数ある場合、優先度が高い音出力対象商品を選定せずに、当該複数の音出力対象商品の音を出力させてもよい。このような構成にすれば、商品出力データ441に優先度情報445を含める必要がなくなる。また、情報処理装置45は、商品出力データ441に優先度情報445を含めた構成において、音出力対象商品が複数ある場合、当該複数の音出力対象商品の音を優先度が高い順序で出力させてもよい。この場合、情報処理装置45は、優先度に加えて、ユーザの現在位置から音出力対象商品までの距離、音出力対象商品の価格、ユーザの過去の購入数などを、さらに考慮に入れて、音を出力させる順序を決定してもよい。

0075

情報処理装置45は、音出力対象商品が複数ある場合、1つの音出力対象商品のみを選定してもよい。このような構成を実現するために、優先度を4段階以上に設定できるようにしてもよいし、ユーザ属性情報431に基づくユーザの属性や、購入履歴情報322に基づくユーザの購入履歴をさらに考慮に入れて、1つの音出力対象商品のみを選定してもよい。

0076

情報処理装置45は、仮想店舗側が販売を促進したい商品を、ユーザの現在位置に関係なく音出力対象商品にしてもよい。例えば、優先度情報445に、「A」よりも優先度が高い「S」の優先度を設定できるようにして、ユーザが仮想店舗のどの位置にいても、情報処理装置45に、優先度が「S」の音出力対象商品の音を出力させるようにしてもよい。

0077

情報処理装置45は、ユーザの現在位置および向きのうち少なくとも一方と、音出力対象商品と、の位置関係(ユーザの動き(移動する、向きを変える))に基づいて、音の出力形態を制御してもよい。例えば、情報処理装置45は、ユーザが音出力対象商品に近づくほど、音を大きくしたり、購買意欲をより高める音を出力させるようにしてもよい。

0078

情報処理装置45は、ユーザ属性情報431のユーザの属性、例えば性別、年齢、住所、職業、趣味に基づいて、音出力対象商品の音の出力形態を制御してもよい。例えば、情報処理装置45は、所定の年齢層向けに音出力対象商品の音を出力させる場合、当該所定の年齢層のユーザに対する音を、当該所定の年齢層以外のユーザに対する音よりも、購買意欲を高めるような音にしてもよい。具体的には、ユーザが高齢者の場合、聞き取りやすさを鑑みて、店員の呼び込みの声をゆっくりさせたり、はっきりさせたり、少し大きめの声にさせたりしてもよい。

0079

情報処理装置45は、購入履歴情報322のユーザの購入履歴に基づいて、音出力対象商品の音の出力形態を制御してもよい。例えば、情報処理装置45は、ユーザが過去に購入したことがある商品の音を、購入したことがない商品の音よりも、購買意欲を高めるような音にしてもよい。具体的には、ユーザが過去に購入したことがある商品の音を大きくしたり、当該商品を想起させる音楽(当該商品のCM(コマーシャル)で使われている音楽など)を流したりしてもよい。さらに、音を1回だけ流すのではなく、所定の回数ぶん繰り返して流してもよい。

0080

情報処理装置45は、商品管理情報332の商品の在庫数や販売数に基づいて、音出力対象商品の音の出力形態を制御してもよい。例えば、情報処理装置45は、在庫数が多かったり販売数が少ない商品の音を、在庫数が少なかったり販売数が多い商品の音よりも、購買意欲を高めるような音にしてもよいし、在庫数が少なかったり販売数が多い商品の音を、在庫数が多かったり販売数が少ない商品の音よりも、購買意欲を高めるような音にしてもよい。具体的には、在庫が多かったり販売数が少ない商品の音を大きくしたり、当該商品を想起させる音楽(当該商品のCMで使われている音楽など)を流したりしてもよい。さらに、音を1回だけ流すのではなく、所定の回数ぶん繰り返して流してもよい。

0081

情報処理装置45は、音出力対象商品の商品関連情報200を仮想店舗表示画面20に表示させなくてもよい。この場合、情報処理装置45は、音出力対象商品が飛び出すような表示をさせてもよいし、音出力対象商品の商品画像データ442Cにエフェクトを付加してもよい。エフェクトとしては、星形の画像や、音出力対象商品を中心として放射状に延びる線や光が例示できる。情報処理装置45は、音出力対象商品の表示形態と、音出力対象商品以外の商品の表示形態と、を異ならせなくてもよい。

0082

情報処理装置45をVRやAR(Augmented Reality;拡張現実)を利用したサービスに適用してもよい。例えば、VR機器を介して、音出力対象商品に関する視覚的な効果を与えるようにしてもよいし、ARのアプリケーションを介して、音出力対象商品に関する聴覚的な効果や視覚的な効果を与えるようにしてもよい。

0083

〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、第1の実施の形態と同様の構成や処理については、同一名称および同一符号を付し、説明を簡略にしたり、省略したりする。

0084

<仮想ショッピングシステムの構成>
まず、仮想ショッピングシステムの構成について説明する。図7は、仮想ショッピングシステムを示すブロック図である。図8Aは、ユーザ情報記憶部に記憶された情報を示す模式図である。図8Bは、表示情報記憶部に記憶された情報を示す模式図である。

0085

図7に示す仮想ショッピングシステム1Aは、仮想店舗サーバ4の代わりに仮想店舗サーバ4Aを備える点が、第1の実施の形態の仮想ショッピングシステム1と異なる。仮想店舗サーバ4Aは、通信部41と、地図DB42と、ユーザ情報記憶部43Aと、表示情報記憶部44Aと、情報処理装置45Aと、を備える。

0086

ユーザ情報記憶部43Aには、図8Aに示すように、複数のユーザ情報430Aが記憶されている。ユーザ情報430Aは、ユーザ属性情報431と、ログイン情報432と、表示設定情報433と、予算情報434Aと、を含む。

0087

予算情報434Aは、ユーザの買い物の予算を表す。なお、予算は、ユーザの属性(例えば、性別、年齢)や仮想ショッピングシステム1Aの使用状況などに応じて、仮想店舗サーバ4Aが自動的に設定してもよいし、デフォルトで設定されてもよい。

0088

表示情報記憶部44Aには、図8Bに示すように、複数の棚画像データ440と、複数の商品表示データ441Aと、が記憶されている。

0089

商品表示データ441Aは、商品画像データ442と、商品識別情報446と、を含む。

0090

情報処理装置45Aは、操作受付部451と、ユーザ認証部452と、予算設定受付部457Aと、残額算出部458Aと、ユーザ状態検出部453と、表示制御部454Aと、購入処理部456と、を備える。

0091

予算設定受付部457Aは、端末装置2の操作に基づいて、ユーザの予算の設定を受け付ける。

0092

残額算出部458Aは、ユーザの買い物中に、予算の残額を算出する。

0093

表示制御部454Aは、棚画像データ440および商品画像データ442を仮想店舗表示画面20Aに表示させる。表示制御部454Aは、予算の残額に基づいて、商品画像データ442で表される商品の表示形態を制御する。

0094

なお、情報処理装置45Aの詳細な処理については後述する。

0095

<仮想ショッピングシステムの動作>
次に、仮想ショッピングシステム1Aの動作について説明する。図9は、商品の購入処理のフローチャートである。図10Aは、仮想店舗表示画面の一例を示す模式図である。図10Bは、仮想店舗表示画面の他の例を示す模式図である。

0096

仮想店舗サーバ4Aを構成する情報処理装置45Aは、図9に示すように、ステップS1の処理を行う。予算設定受付部457Aは、操作受付部451でユーザによる予算の入力操作を受け付けると、当該ユーザに対応するユーザ情報430Aに、当該予算を予算情報434Aとして記録する。つまり、予算設定受付部457Aは、ユーザの予算を設定する(ステップS31)。予算は、1回の買い物ごとの予算であってもよいし、所定期間の買い物の予算であってもよいし、商品のカテゴリごとの予算であってもよい。

0097

表示制御部454Aは、ユーザの現在位置および向きが所定の商品棚が見える状況になったと判定すると、表示対象商品を特定する(ステップS11)。

0098

残額算出部458Aは、ユーザによって購入候補として選択された(仮想店舗のショッピングカート買い物かご)に入れられた)商品の合計金額に基づいて、予算の残額を算出する(ステップS32)。なお、ステップS11の処理の次にステップS32の処理が行われる場合、または、購入候補として選択された商品が0個の状態においてステップS32の処理が行われる場合、予算の残額は、ステップS31で設定した予算と同じ金額になる。

0099

表示制御部454Aは、予算の残額と、ユーザのユーザ情報430Aの表示設定情報433と、に基づいて、仮想店舗表示画面20Aにおける表示対象商品の表示形態を設定する(ステップS33)。表示制御部454Aは、通信部41を制御して、各表示対象商品の商品情報330を送信する旨の要求情報を、販売管理システム3に送信する。表示制御部454Aは、販売管理システム3から送信された商品情報330の商品基本情報331に基づいて、各表示対象商品の価格を認識する。表示制御部454Aは、ステップS32で算出された残額で購入可能な表示対象商品(購入可能商品)と、購入不可能な表示対象商品(購入不可能商品)と、を識別できるように、各表示対象商品の表示形態を設定する。

0100

例えば、表示制御部454Aは、図10Aに示すように、購入不可能商品の商品画像データ442Eに、購入不可能商品であることを示す購入不可能情報201を重ねて表示させ、購入可能商品の商品画像データ442Fに、購入不可能情報201を重ねて表示させないように、各表示対象商品の表示形態を設定してもよい。図10Aでは、購入不可能情報201として、ばつ印を例示しているが、購入不可能商品であることを示す他の図形、記号文字などを購入不可能情報201として適用してもよい。例えば、表示制御部454Aは、図10Bに示すように、購入不可能商品の商品画像データ442Eを表示させずに、購入可能商品の商品画像データ442Fのみを表示させるように、各表示対象商品の表示形態を設定してもよい。なお、図10Bでは、商品画像データ442Eが表示されないことを二点鎖線で示している。

0101

表示制御部454Aは、図10Aまたは図10Bに示すような仮想店舗表示画面20Aを生成し、当該仮想店舗表示画面20Aを端末装置2の表示部23で表示させる(ステップS34)。

0102

例えば、表示制御部454Aは、操作受付部451で仮想店舗表示画面20Aにおける所定の購入可能商品の商品画像データ442Fの選択操作を受け付けると、商品情報330の商品基本情報331に基づいて、当該購入可能商品に関する情報(価格、サイズなど)と、購入数量入力欄と、購入候補設定ボタンと、などを含む画面を、仮想店舗表示画面20Aの少なくとも一部と重なるように、または、仮想店舗表示画面20Aと全く重ならないように、端末装置2の表示部23に表示させる。

0103

購入処理部456は、仮想店舗表示画面20Aに表示された購入可能商品のうち、所定の購入可能商品を購入候補として選択する旨の購入候補選択操作を、操作受付部451で受け付けたか否か、つまり所定の購入可能商品が購入候補として選択されたか否かを判定する(ステップS35)。なお、購入候補選択操作としては、購入数量入力欄に購入数量を入力して、購入候補設定ボタンを押す操作が例示できる。

0104

購入処理部456において所定の購入可能商品が購入候補として選択されたと判定した場合(ステップS35:YES)、残額算出部458Aは、ステップS32の処理を行う。ステップS35の処理の次にステップS32の処理が行われる場合、残額算出部458Aは、購入候補として選択された購入可能商品の合計金額を残額から減じた金額を、新たな残額として算出する。この場合、残額が減るため、その後に表示制御部454Aが行うステップS33,S34の処理によって、仮想店舗表示画面20Aに表示される購入可能商品が減る可能性がある。

0105

購入処理部456は、例えば所定時間内に、所定の購入可能商品が購入候補として選択されなかったと判定した場合(ステップS35:NO)、所定の購入可能商品を購入候補から削除する(仮想店舗のショッピングカート(買い物かご)に入っている所定の購入可能商品を削除する)旨の購入候補削除操作を、操作受付部451で受け付けたか否か、つまり所定の購入可能商品が購入候補から削除されたか否かを判定する(ステップS36)。なお、購入候補削除操作としては、例えば、購入候補として選択された購入可能商品の一覧表示画面から、所定の購入可能商品に関する内容を削除する操作が例示できる。

0106

購入処理部456において所定の購入可能商品が購入候補から削除されたと判定された場合(ステップS36:YES)、残額算出部458Aは、ステップS32の処理を行う。ステップS36の処理の次にステップS32の処理が行われる場合、残額算出部458Aは、購入候補から削除された購入可能商品の合計金額を残額に加えた金額を、新たな残額として算出する。この場合、残額が増えるため、その後に表示制御部454Aが行うステップS33,S34の処理によって、仮想店舗表示画面20Aに表示される購入可能商品が増える可能性がある。

0107

購入処理部456は、例えば所定時間内に、所定の購入可能商品が購入候補から削除されなかったと判定した場合(ステップS36:NO)、ユーザが仮想店舗内を移動したか否かを判定する(ステップS3)。購入処理部456によりユーザが移動したと判定された場合(ステップS3:YES)、表示制御部454Aは、ステップS11の処理を行う。

0108

購入処理部456は、ユーザが移動していないと判定した場合(ステップS3:NO)、商品の購入確定操作を操作受付部451で受け付けたか否かを判定する(ステップS4)。なお、購入確定操作としては、表示制御部454Aの制御によって表示部23に表示された購入確定ボタンを押す操作が例示できる。購入処理部456は、購入確定操作が受け付けられていないと判定した場合(ステップS4:NO)、ステップS35の処理を行う。

0109

購入確定操作が受け付けられたと判定した場合(ステップS4:YES)、購入確定処理を行う(ステップS5)。購入処理部456は、ユーザによるログアウト操作を操作受付部451で受け付けたか否かを判定する(ステップS6)。購入処理部456は、ログアウト操作が受け付けられていないと判定した場合(ステップS6:NO)、ステップS11の処理を行い、ログアウト操作が受け付けられたと判定した場合(ステップS6:YES)、ログアウト処理を行う。

0110

<第2の実施の形態の作用効果>
上記特許文献1〜3のような技術では、ユーザが予算内で購入できる商品と購入できない商品とを識別するためには、予算の残高を把握しておく必要がある。第2の実施の形態の情報処理装置45Aは、ユーザの予算の残額に基づいて、仮想店舗表示画面20Aにおける表示対象商品の表示形態を制御する。このため、ユーザに、予算の残高を把握させることなく、予算内で購入できる商品と購入できない商品とを視覚的に識別させることができ、情報処理装置45Aの利便性が向上する。

0111

情報処理装置45Aは、購入不可能商品の商品画像データ442Eに購入不可能情報201を重ねて表示させる。このため、ユーザは、予算内で購入できない商品を容易に識別できる。

0112

情報処理装置45Aは、購入不可能商品の商品画像データ442Eを表示させずに、購入可能商品の商品画像データ442Fを表示させる。このため、ユーザは、予算内で購入できる商品を容易に識別できる。

0113

情報処理装置45Aは、購入可能商品が購入候補として選択された場合、または、購入候補から削除された場合、残額を再算出する。このため、情報処理装置45Aは、ユーザによって購入候補の購入可能商品が変更されても、予算内で購入できる商品と購入できない商品とをユーザに適切に識別させることができる。

0114

情報処理装置45Aは、ユーザによる予算の設定を受け付ける機能を有する。このため、ユーザごとに個別に予算を設定させることができ、情報処理装置45Aの利便性が向上する。

0115

<第2の実施の形態の変形例>
情報処理装置45Aは、購入不可能商品の商品画像データ442Eを、購入可能商品の商品画像データ442Fよりも濃い色で表示させてもよい。情報処理装置45Aは、購入不可能商品の商品画像データ442Eをぼかして表示させ、購入可能商品の商品画像データ442Fよりもぼかさないで表示させてもよい。情報処理装置45Aは、購入可能商品が飛び出すような表示をさせてもよいし、購入可能商品にエフェクトを付加してもよい。エフェクトとしては、星形の画像や、購入可能商品を中心として放射状に延びる線や光が例示できる。

0116

情報処理装置45Aは、購入可能商品の商品画像データ442Fに、購入できることを示す購入可能情報を重ねて表示させてもよい。購入可能情報としては、丸印、多角形、図形、記号、文字が例示できる。

0117

表示対象商品の表示形態は、デフォルトで設定されていてもよいし、ユーザの属性(例えば、性別、年齢、住所)や仮想ショッピングシステム1Aの使用状況などに応じて、情報処理装置45Aが自動的に設定してもよい。

0118

情報処理装置45Aは、仮想店舗側が販売を促進したい特定の商品が残額で購入できない場合でも、残額で購入できないが販売を促進したい商品であることを示す表示形態で、当該特定の商品の商品画像データ442を表示させてもよい。この場合、情報処理装置45Aは、購入候補として選択された購入可能商品のうち、どの購入可能商品を購入候補から削除すれば、特定の商品を購入できるかを表示させてもよい。このような構成にすれば、ユーザは、所定の購入可能商品を購入候補から削除して残額を増やすことによって、当該特定の商品を購入できる。

0119

情報処理装置45Aは、仮想店舗表示画面20Aに残額を表示させてもよい。情報処理装置45Aは、表示対象の商品棚に購入不可能商品が所定個数以上ある場合、当該商品棚および当該商品棚に陳列された商品の代わりに、購入不可能商品が前記所定個数未満の商品棚および当該商品棚に陳列された商品を表示させてもよい。

0120

情報処理装置45AをVRやAR(Augmented Reality;拡張現実)を利用したサービスに適用してもよい。例えば、VR機器を介して、表示対象商品に関する視覚的な効果を与えるようにしてもよいし、ARのアプリケーションを介して、表示対象商品に関する視覚的な効果を与えるようにしてもよい。

0121

情報処理装置45Aが有するユーザの予算の残額に基づいて、仮想店舗表示画面20Aにおける表示対象商品の表示形態を制御する機能を、第1の実施の形態の情報処理装置45に設けてもよい。

0122

〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、第1,第2の実施の形態と同様の構成や処理については、同一名称および同一符号を付し、説明を簡略にしたり、省略したりする。

0123

<仮想ショッピングシステムの構成>
まず、仮想ショッピングシステムの構成について説明する。図11は、仮想ショッピングシステムの概略構成を示すブロック図である。図12は、顧客データベースに登録された情報を示す模式図である。

0124

図11に示す仮想ショッピングシステム1Bは、販売管理システム3の顧客DB32Bに記憶された顧客情報320Bの内容と、仮想店舗サーバ4の代わりに仮想店舗サーバ4Bを備える点と、が、第1の実施の形態の仮想ショッピングシステム1Aと異なる。

0125

顧客DB32Bには、図12に示すように、複数の顧客情報320Bが登録されている。顧客情報320Bは、会員情報321と、購入履歴情報322と、嗜好商品情報323Bと、購入予定情報324Bと、を含む。購入履歴情報322、嗜好商品情報323Bおよび購入予定情報324Bは、ユーザに関連付けられた商品を特定する関連商品情報325Bを構成する。

0126

購入履歴情報322は、上述のように、ユーザが購入した商品の名称、個数、購入日などの購入履歴に関する内容を含む。つまり、購入履歴情報322は、ユーザが過去に一緒に購入した複数の商品、ユーザが過去に購入した商品の購入間隔に関する内容を含む。嗜好商品情報323Bは、ユーザが好きな複数の商品に関する内容を含む。購入予定情報324Bは、ユーザが購入予定の商品に関する内容を含む。

0127

仮想店舗サーバ4Bは、通信部41と、地図DB42と、ユーザ情報記憶部43と、表示情報記憶部44Aと、情報処理装置45Bと、を備える。

0128

情報処理装置45Bは、操作受付部451と、ユーザ認証部452と、ユーザ状態検出部453と、表示制御部454Bと、購入処理部456と、を備える。情報処理装置45Bは、ユーザに関連付けられた商品を特定する関連商品情報325Bに基づいて、第1の実施の形態の仮想店舗表示画面20と同様に、仮想店舗表示画面における商品の表示内容を制御する。上記特許文献1〜3のような技術では、ユーザに関連付けられた商品、例えばユーザが好きな商品や、購入したことがある商品を仮想店舗表示画面に表示させる場合、各商品の商品棚に移動する必要がある。第3の実施の形態の情報処理装置45Bは、ユーザに関連付けられた関連商品情報325Bに基づいて、仮想店舗表示画面における商品の表示内容を制御する。このため、ユーザは、仮想店舗内を多く移動することなく、当該ユーザに関連付けられた商品を仮想店舗表示画面に表示させることができる。

0129

以下において、仮想ショッピングシステム1Bを構成する情報処理装置45Bを用いたいくつかの具体的な実施例について説明する。なお、第3の実施の形態の特徴は、商品の表示制御処理であり、その他の処理は第1,第2の実施の形態と同様である。このため、表示制御処理以外の処理については、説明を簡略にしたり、省略したりする。また、各実施例で共通の処理あるいは類似の処理についても、説明を簡略にしたり、省略したりする。

0130

<仮想ショッピングシステムの動作>
{第1の実施例}
第1の実施例では、以下の事項を前提とした処理を行う。なお、第1〜第2の実施例では、顧客情報320Bに、購入履歴情報322および購入予定情報324Bが含まれなくてもよい。
・前提事項1−1:嗜好商品情報323Bに、ログインしたユーザの好きな商品として、りんごバナナが登録されている。
・前提事項1−2:りんごとバナナが違う商品棚に陳列されている。

0131

表示制御部454Bは、ユーザ認証部452でユーザが認証された後、当該ユーザの嗜好商品情報323Bに基づいて、当該ユーザが好きな商品を特定する。表示制御部454Bは、りんごが陳列された商品棚が見える位置にユーザがいると判定すると、当該商品棚を含む仮想店舗表示画面を端末装置2の表示部23に表示させる。表示制御部454Bは、購入処理部456(購入候補認識部)によってりんごが購入候補として選択されたと認識されると、嗜好商品情報323Bに基づいて、バナナを仮想店舗表示画面に表示させる。このとき、表示制御部454Bがバナナを表示させる商品棚としては、以下の商品棚が例示できる。
・第1の商品棚:りんごと同じ商品棚
・第2の商品棚:りんごの商品棚の隣の商品棚
・第3の商品棚:りんごの商品棚と異なる商品棚であって、ユーザの視線に沿った方向に配置された商品棚
・第4の商品棚:りんごが商品棚の列の端部(コーナ)に配置されている場合における、当該コーナを曲がって最初に見える商品棚

0132

なお、表示制御部454Bが、ユーザの視線を認識する方法としては、以下の方法を用いることができる。
(第1の方法)端末装置2の表示部23がVR機器の場合における当該VR機器の視線追跡機能を用いる方法
(第2の方法)端末装置2に取り付けられた視線追跡機能を有する機器(一般的に「アイトラッカー(視線トラッカー)」と呼ばれる機器)を用いる方法
(第3の方法)端末装置2に内蔵されたカメラでユーザの目を撮影し、撮影画像を処理して視線を検出する方法

0133

第1の実施例によれば、ユーザは、りんご(第1の商品)を購入候補として選択した後に、バナナ(第2の商品)が陳列されている商品棚まで移動しなくても、好きなバナナを仮想店舗表示画面に表示させることができる。

0134

{第2の実施例}
第2の実施例では、以下の事項を前提とした処理を行う。
・前提事項2−1:嗜好商品情報323Bに、ログインしたユーザの好きな商品として、りんごと鶏肉が登録されている。
・前提事項2−2:りんごと鶏肉が違う商品棚に陳列されている。
・前提事項2−3:ユーザが、りんごを購入候補として選択してから精肉コーナに移動したときに、最初に仮想店舗表示画面に表示される商品棚に鶏肉が陳列されておらず、他の商品棚に鶏肉が陳列されている。

0135

表示制御部454Bは、りんごおよび鶏肉のそれぞれの商品基本情報331に基づいて、りんごのカテゴリが果物であり、鶏肉のカテゴリが精肉であることを認識する。表示制御部454Bは、りんごが購入候補として選択されたと認識された後、ユーザが精肉コーナに移動すると、嗜好商品情報323Bに基づいて、精肉コーナにおける本来鶏肉が陳列されていない商品棚に鶏肉を表示させる。このため、第1の実施例と同様の効果を期待できる。

0136

{第3の実施例}
第3の実施例では、以下の事項を前提とした処理を行う。なお、第3〜第4の実施例では、顧客情報320Bに、嗜好商品情報323Bおよび購入予定情報324Bが含まれなくてもよい。
・前提事項3−1:購入履歴情報322に、ログインしたユーザがりんごを購入した後に(りんごと一緒に)、バナナを購入する傾向があることが登録されている。
・前提事項3−2:りんごとバナナが違う商品棚に陳列されている。

0137

表示制御部454Bは、りんごが購入候補として選択されたと認識されると、購入履歴情報322に基づいて、バナナを仮想店舗表示画面に表示させる。このとき、表示制御部454Bがバナナを表示させる商品棚としては、第1の実施例で説明した第1〜第4の商品棚が例示できる。

0138

第3の実施例によれば、ユーザは、りんご(第1の商品)を購入候補として選択した後に、バナナ(第2の商品)が陳列されている商品棚まで移動しなくても、りんごと一緒に購入する傾向があるバナナを仮想店舗表示画面に表示させることができる。

0139

{第4の実施例}
第4の実施例では、以下の事項を前提とした処理を行う。
・前提事項4−1:購入履歴情報322に、ログインしたユーザがりんごを購入した後に、鶏肉を購入する傾向があることが登録されている。
・前提事項4−2:りんごと鶏肉が違う商品棚に陳列されている。
・前提事項4−3:ユーザが、りんごを購入候補として選択してから精肉コーナに移動したときに、最初に仮想店舗表示画面に表示される商品棚に鶏肉が陳列されておらず、他の商品棚に鶏肉が陳列されている。

0140

表示制御部454Bは、りんごが購入候補として選択されたと認識された後、ユーザが精肉コーナに移動すると、購入履歴情報322に基づいて、精肉コーナにおける本来鶏肉が陳列されていない商品棚に鶏肉を表示させる。このため、第3の実施例と同様の効果を期待できる。

0141

{第5の実施例}
第5の実施例では、以下の事項を前提とした処理を行う。なお、第5〜第7の実施例では、顧客情報320Bに、購入予定情報324Bが含まれなくてもよい。
・前提事項5−1:嗜好商品情報323Bに、ログインしたユーザの好きな商品として、りんごとバナナが登録されている。
・前提事項5−2:購入履歴情報322に、ログインしたユーザがりんごを購入した後に(りんごと一緒に)、バナナを購入する傾向があることが登録されている。
・前提事項5−3:りんごとバナナが違う商品棚に陳列されている。

0142

表示制御部454Bは、りんごが購入候補として選択されたと認識されると、嗜好商品情報323Bおよび購入履歴情報322に基づいて、ユーザがりんごとともに好きなバナナが、りんごと一緒に購入される傾向があるか否かを判定する。第5の実施例では、バナナがりんごと一緒に購入される傾向があるため、表示制御部454Bは、バナナを仮想店舗表示画面に表示させる。このとき、表示制御部454Bがバナナを表示させる商品棚としては、第1の実施例で示した第1〜第4の商品棚が例示できる。

0143

第5の実施例によれば、ユーザは、りんご(第3の商品)を購入候補として選択した後に、バナナ(第4の商品)が陳列されている商品棚まで移動しなくても、好きであり、かつ、りんごと一緒に購入する傾向があるバナナを仮想店舗表示画面に表示させることができる。

0144

{第6の実施例}
第6の実施例では、以下の事項を前提とした処理を行う。
・前提事項6−1:嗜好商品情報323Bに、ログインしたユーザの好きな商品として、りんごとバナナが登録されている。
・前提事項6−2:購入履歴情報322に、ログインしたユーザがりんごを購入した後に(りんごと一緒に)、アボカドを購入する傾向があることが登録されている。
・前提事項6−3:購入履歴情報322よりも嗜好商品情報323Bを優先することが設定されている。
・前提事項6−4:りんごとバナナが違う商品棚に陳列されている。

0145

表示制御部454Bは、りんごが購入候補として選択されたと認識されると、嗜好商品情報323Bおよび購入履歴情報322に基づいて、ユーザがりんごとともに好きなバナナが、りんごと一緒に購入される傾向があるか否かを判定する。第6の実施例では、バナナがりんごと一緒に購入される傾向がないが、購入履歴情報322よりも嗜好商品情報323Bを優先することが設定されているため、表示制御部454Bは、バナナを仮想店舗表示画面に表示させる。このとき、表示制御部454Bがバナナを表示させる商品棚としては、第1の実施例で示した第1〜第4の商品棚が例示できる。

0146

第6の実施例によれば、ユーザは、りんご(第3の商品)を購入候補として選択した後に、バナナ(第4の商品)が陳列されている商品棚まで移動しなくても、りんごと一緒に購入する傾向はないが、好きなバナナを仮想店舗表示画面に表示させることができる。

0147

{第7の実施例}
第7の実施例では、以下の事項を前提とした処理を行う。
・前提事項7−1:嗜好商品情報323Bに、ログインしたユーザの好きな商品として、品種Aのりんごが登録されている。
・前提事項7−2:購入履歴情報322に、ログインしたユーザが価格が最も安いりんごを購入する傾向があることが登録されている。

0148

表示制御部454Bは、ユーザ認証部452でユーザが認証された後、当該ユーザの嗜好商品情報323Bに基づいて、当該ユーザが好きな商品が品種Aのりんごであることを認識する。表示制御部454Bは、商品情報330の商品基本情報331に基づいて、りんごの中で、品種Aのりんごが最も安いと判定した場合、品種Aのりんごを仮想店舗表示画面の商品棚に表示させる。表示制御部454Bは、品種Aのりんごが最も安くないと判定した場合、最も価格が安い品種のりんごを商品棚に表示させる。なお、商品基本情報331の割引に関する情報が登録されている場合、割引を考慮に入れて商品の価格を認識することが好ましい。

0149

第7の実施例によれば、ユーザは、仮想店舗内を多く移動することなく、好きであり、かつ、価格が最も安い品種のりんごを仮想店舗表示画面に表示させることができる。

0150

{第8の実施例}
第8の実施例では、以下の事項を前提とした処理を行う。なお、第8〜第9の実施例では、顧客情報320Bに、嗜好商品情報323Bおよび購入予定情報324Bが含まれなくてもよい。
・前提事項8−1:購入履歴情報322に、ログインしたユーザが2ヶ月ごとにティッシュペーパを購入する傾向があることが登録されている。

0151

表示制御部454Bは、ユーザ認証部452でユーザが認証された後、当該ユーザの購入履歴情報322に基づいて、ティッシュペーパの購入間隔を認識する。表示制御部454Bは、ユーザが最後にティッシュペーパの購入してからの経過期間の長さが、上記購入期間以上か否かを判定する。表示制御部454Bは、上記経過期間の長さが上記購入期間以上であると判定した場合、ティッシュペーパを仮想店舗表示画面の商品棚に表示させ、上記経過期間の長さが上記購入期間以上でないと判定した場合、ティッシュペーパを商品棚に表示させない。ティッシュペーパを表示させる商品棚としては、以下の商品棚が例示できる。
・第5の商品棚:仮想店舗の入口にある商品棚
・第6の商品棚:前回のログアウト時の位置から見える商品棚
・第7の商品棚:本来ティッシュペーパが陳列されていない商品棚であって、ユーザの視線に沿った方向に配置された商品棚

0152

第8の実施例によれば、ユーザは、仮想店舗内を多く移動することなく、定期的に購入しているティッシュペーパ(第5の商品)を仮想店舗表示画面に表示させることができる。

0153

{第9の実施例}
第9の実施例では、以下の事項を前提とした処理を行う。
・前提事項9−1:購入履歴情報322に、ログインしたユーザが2ヶ月ごとにティッシュペーパを購入する傾向があることが登録されている。
・前提事項9−2:ティッシュペーパとトイレットペーパのカテゴリが同じである。
・前提事項9−3:ティッシュペーパとトイレットペーパが違う商品棚に陳列されている。

0154

表示制御部454Bは、ユーザが最後にティッシュペーパの購入してからの経過期間の長さが、購入履歴情報322に基づく購入期間以上であると判定した後に、当該ユーザによってティッシュペーパと同じカテゴリの商品が購入候補として選択されたか否かを判定する。表示制御部454Bは、ティッシュペーパと同じカテゴリのトイレットペーパが購入候補として選択されたと判定した場合、トイレットペーパの商品棚にティッシュペーパを表示させる。表示制御部454Bは、ティッシュペーパと同じカテゴリのトイレットペーパが購入候補として選択されなかったと判定した場合、ティッシュペーパの購入を促す旨の通知をユーザに対して行う。当該通知としては、以下の通知が例示できる。
・第1の通知:購入確定操作が行われたときに、ポップアップ表示する。
・第2の通知:購入処理後、所定時間内に「買い忘れはありませんか?」などの文章を記載したメールを端末装置2に送信する。
・第3の通知:ログアウト後、再ログイン時に、ポップアップ表示する。

0155

なお、第1〜第3の通知を行うか否かや行う頻度は、商品棚に表示されたティッシュペーパをユーザが見た頻度に応じて決定されてもよい。ユーザがティッシュペーパを見たことを認識する方法としては、第1の実施例で示した第1〜第3の方法が例示できる。

0156

第9の実施例によれば、ユーザは、定期的に購入しているティッシュペーパ(第5の商品)と同じカテゴリの商品を購入候補として選択するだけで、仮想店舗内を多く移動することなく、ティッシュペーパを仮想店舗表示画面に表示させることができる。

0157

{第10の実施例}
第10の実施例では、以下の事項を前提とした処理を行う。なお、第10の実施例では、顧客情報320Bに、嗜好商品情報323Bが含まれなくてもよい。
・前提事項10−1:購入履歴情報322に、ログインしたユーザが2ヶ月ごとにティッシュペーパを購入する傾向があることが登録されている。
・前提事項10−2:購入予定情報324Bに、ティッシュペーパを購入する予定があることが登録されている。

0158

表示制御部454Bは、ユーザが最後にティッシュペーパを購入してからの経過期間の長さが、購入履歴情報322に基づく購入期間以上であると判定した後に、購入予定情報324Bに基づいて、ティッシュペーパの購入予定があるか否かを判定する。表示制御部454Bは、購入予定があると判定した場合、ティッシュペーパと同じカテゴリの商品棚(以下、第10の実施例において「第8の商品棚」という)であって、ティッシュペーパが陳列されていない第8の商品棚が見える位置に移動したか否かを判定する。表示制御部454Bは、ユーザが第8の商品棚に移動したと判定した場合、第8の商品棚の商品が購入候補として選択されたか否かに関係なく、第8の商品棚にティッシュペーパを表示させる。なお、表示制御部454Bは、ユーザが第8の商品棚に移動したと判定した場合、第8の商品棚の商品が購入候補として選択されたか否かに関係なく、第8の商品棚と異なる第9の商品棚であって、ティッシュペーパと同じカテゴリの第9の商品棚に、ティッシュペーパを表示させてもよい。

0159

第10の実施例によれば、ユーザは、定期的に購入しているティッシュペーパ(第5の商品)を購入する予定があることを事前に登録し、かつ、ティッシュペーパと同じカテゴリの商品棚に移動するだけで、仮想店舗内を多く移動することなく、ティッシュペーパを仮想店舗表示画面に表示させることができる。

0160

{第11の実施例}
第11の実施例では、以下の事項を前提とした処理を行う。なお、第11〜第12の実施例では、顧客情報320Bに、購入履歴情報322および購入予定情報324Bが含まれなくてもよい。
・前提事項11−1:嗜好商品情報323Bに、ログインしたユーザの好きな商品として、りんごが登録されている。

0161

情報処理装置45Bは、所定のユーザ(例えば、インフルエンサ(世間に与える影響力が大きい行動を行う人))によって、ネットワークを介して(例えば、SNS(Social Networking Service)を利用して)紹介された商品(当該所定のユーザが購入した商品であってもよい)に関する情報を収集する。表示制御部454Bは、ログインしたユーザの嗜好商品情報323Bに基づいて、ユーザが好きなりんごがネットワークを介して紹介されていると判定した場合、当該りんごを仮想店舗表示画面の商品棚に表示させる。りんごを表示させる商品棚としては、第8の実施例で示した第5〜第6の商品棚が例示できる。また、本来りんごが陳列されていない商品棚であって、ユーザの視線に沿った方向に配置された商品棚に表示させてもよい。

0162

第11の実施例によれば、ユーザは、仮想店舗内を多く移動することなく、所定のユーザによってネットワークを介して紹介され、かつ、好きなりんご(第6の商品)を仮想店舗表示画面に表示させることができる。

0163

{第12の実施例}
第12の実施例では、第11の実施例と同じ事項を前提とした処理を行う。

0164

情報処理装置45Bは、所定のユーザによって、ネットワークを介して紹介された商品に関する情報を収集する。表示制御部454Bは、ログインしたユーザの嗜好商品情報323Bに基づいて、ユーザが好きなりんごがネットワークを介して紹介されていると判定した場合、当該ユーザによってりんごと同じカテゴリの商品が購入候補として選択されたか否かを判定する。表示制御部454Bは、りんごと同じカテゴリの商品が購入候補として選択されたと判定した場合、購入候補として選択された商品の商品棚であって、ユーザが好きなりんごが陳列されていない商品棚に、ユーザが好きなりんごを表示させる。表示制御部454Bは、りんごと同じカテゴリの商品が購入候補として選択されなかったと判定した場合、ユーザが好きなりんごの購入を促す旨の通知をユーザに対して行う。当該通知としては、第9の実施例で示した第1〜第3の通知が例示できる。

0165

第12の実施例によれば、ユーザは、好きなりんご(第6の商品)と同じカテゴリの商品を購入候補として選択するだけで、仮想店舗内を多く移動することなく、所定のユーザによってネットワークを介して紹介され、かつ、好きなりんごを仮想店舗表示画面に表示させることができる。

0166

<第3の実施の形態の変形例>
情報処理装置45BをVRやARを利用したサービスに適用してもよい。

0167

本発明は、情報処理装置および情報処理方法に適用できる。

0168

1,1A,1B仮想ショッピングシステム
2端末装置
3販売管理システム
4,4A,4B仮想店舗サーバ
20,20A仮想店舗表示画面
21通信部
22 入力部
23 表示部
24音出力部
31 通信部
32,32B顧客データベース(顧客DB)
33商品データベース(商品DB)
34商品管理制御部
41 通信部
42地図データベース(地図DB)
43,43Aユーザ情報記憶部
44出力情報記憶部
44A表示情報記憶部
45,45A,45B情報処理装置
200商品関連情報
201購入不可能情報
320,320B顧客情報
321会員情報
322購入履歴情報
323B嗜好商品情報
324B購入予定情報
325B関連商品情報
330 商品情報
331商品基本情報
332商品管理情報
430,430A ユーザ情報
431ユーザ属性情報
432ログイン情報
433表示設定情報
434A予算情報
440棚画像データ
441 商品出力データ
441A商品表示データ
442,442C,442D,442E,442F商品画像データ
443 音データ
444音範囲情報
445優先度情報
446商品識別情報
451操作受付部
452ユーザ認証部
453ユーザ状態検出部
454,454A,454B表示制御部
455音出力制御部
456購入処理部
457A予算設定受付部
458A残額算出部

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