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技術 画像形成装置

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 岡本季明
出願日 2020年3月16日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2020-045404
公開日 2021年9月27日 (3ヶ月経過) 公開番号 2021-148828
状態 未査定
技術分野 電子写真における制御・管理・保安 ベルト、ローラ以外の手段による供給
主要キーワード シャッター体 吸引空間 臭気センサー 冷却用エア 臭気レベル 排出ファン シート通過領域 両面情報
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

装置の大型化を招くことなく、シートとともに排出される臭気を低減し、かつ画像形成部で発生する臭気を除去することができる画像形成装置を提供する。

解決手段

画像形成装置100は、搬送部11、画像形成部14、定着部15、筐体10、ファン20、及び脱臭フィルター21を備える。筐体10は、通気孔V10を有する。ファン20は、第1気流F1及び第2気流F2を発生する。脱臭フィルター21は、第1気流F1及び第2気流F2から臭気を捕集する。搬送部11は、下流側搬送部11Bを含む。下流側搬送部11Bは、シートPの搬送方向D1に対して定着部15よりも下流側に位置する。下流側搬送部11Bは、貫通孔TH1,TH2を有する搬送ガイド部材112Aを有する。第1気流F1は、貫通孔TH1,TH2から通気孔V10へ向かう気流である。第2気流F2は、画像形成部14の周囲空間から通気孔V10へ向かう気流である。

概要

背景

特許文献1には、電子写真方式画像形成装置が開示されている。特許文献1に開示の画像形成装置は、熱定着装置から発生する臭気だけでなく、排出トレイ上の出力シートから発生する臭気をも除去する。出力シートは、画像が形成されたシートである。熱定着装置及び出力シートから発生する臭気は、揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)を含む。

具体的に、特許文献1に開示の画像形成装置は、画像形成部と、熱定着装置と、第1吸引ファンと、第1通風路と、第2吸引ファンと、第2通風路と、排出ファンと、第3通風路と、フィルターとを備える。画像形成部は、感光体ドラム、及び帯電ローラーを含む。熱定着装置は、シートに画像を熱定着する。第1吸引ファンは、排出トレイ上のシートの周囲空間からエアを吸引する。第1通風路は、第1吸引ファンにより吸引したエアを熱定着装置に導く。第2吸引ファンは、機外空間から冷却用エアを吸引する。第2通風路は、第2吸引ファンにより吸引したエアを熱定着装置に導く。排出ファンは、第1吸引ファン及び第2吸引ファンから供給されるエアを、第1通風路及び第2通風路を経由して熱定着装置に導いた後、装置外部に排出する。第3通風路は、熱定着装置を経由したエアをフィルターに導く。フィルターは、熱定着装置から発生する臭気を除去する。

概要

装置の大型化を招くことなく、シートとともに排出される臭気を低減し、かつ画像形成部で発生する臭気を除去することができる画像形成装置を提供する。画像形成装置100は、搬送部11、画像形成部14、定着部15、筐体10、ファン20、及び脱臭フィルター21を備える。筐体10は、通気孔V10を有する。ファン20は、第1気流F1及び第2気流F2を発生する。脱臭フィルター21は、第1気流F1及び第2気流F2から臭気を捕集する。搬送部11は、下流側搬送部11Bを含む。下流側搬送部11Bは、シートPの搬送方向D1に対して定着部15よりも下流側に位置する。下流側搬送部11Bは、貫通孔TH1,TH2を有する搬送ガイド部材112Aを有する。第1気流F1は、貫通孔TH1,TH2から通気孔V10へ向かう気流である。第2気流F2は、画像形成部14の周囲空間から通気孔V10へ向かう気流である。

目的

本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、装置の大型化を招くことなく、シートとともに排出される臭気を低減し、かつ画像形成部で発生する臭気を除去することができる画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シートを搬送する搬送部と、前記シートに画像を形成する画像形成部と、前記シートの搬送方向に対して前記画像形成部よりも下流に配置され、前記シートに前記画像を定着させる定着部と、通気孔を有し、前記搬送部、前記画像形成部、及び前記定着部を収容する筐体と、第1気流及び第2気流を発生するファンと、前記第1気流及び前記第2気流から臭気捕集する脱臭フィルターとを備え、前記搬送部は、前記シートの搬送方向に対して前記定着部よりも下流側に位置する下流側搬送部を含み、前記下流側搬送部は、搬送される前記シートに対して前記ファン側に位置し、前記シートの搬送を案内する搬送ガイド部材を有し、前記搬送ガイド部材は、貫通孔を有し、前記第1気流は、前記貫通孔から前記通気孔へ向かう気流であり、前記第2気流は、前記画像形成部の周囲空間から前記通気孔へ向かう気流である、画像形成装置

請求項2

前記下流側搬送部は、搬送ローラー対を有し、前記貫通孔は、前記搬送ローラー対に対向している、請求項1に記載の画像形成装置。

請求項3

前記貫通孔を開放及び閉塞可能なシャッター部と、前記搬送部、前記画像形成部、前記定着部、前記ファン、及び前記シャッター部を制御する制御部とを備える、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。

請求項4

前記制御部は、前記下流側搬送部が前記シートを搬送している場合、前記シャッター部に前記貫通孔を開放させ、前記下流側搬送部が前記シートを搬送していない場合、前記シャッター部に前記貫通孔を閉塞させる、請求項3に記載の画像形成装置。

請求項5

前記シートを収容するカセットと、前記カセットに収容された前記シートを前記搬送部に給送する給送部と、排出トレイを有し、前記シートを前記排出トレイに排出する排出部とを備え、前記下流側搬送部は、前記排出部へ前記シートを搬送し、前記制御部は、前記カセットに収容された前記シートが前記給送部によって前記搬送部に給送されてから前記排出トレイに排出されるまで、前記ファンを駆動させる、請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。

請求項6

前記制御部は、前記シートが前記排出トレイに排出されてから所定時間が経過するまで、前記ファンを駆動させる、請求項5に記載の画像形成装置。

請求項7

第1臭気レベルを検出する第1臭気検出部を備え、前記下流側搬送部は、前記シートが通過するシート通過領域を含み、前記第1臭気検出部は、前記シート通過領域内に配置され、前記制御部は、前記第1臭気検出部の出力に基づいて、前記第1臭気レベルが第1所定値以上であるか否かを判定し、前記第1臭気レベルが前記第1所定値以上であると判定した場合、前記シャッター部に前記貫通孔を開放させるとともに、前記ファンを駆動させる、請求項3に記載の画像形成装置。

請求項8

前記制御部は、前記第1臭気レベルが前記第1所定値以上でないと判定した場合、前記シャッター部に前記貫通孔を閉塞させる、請求項7に記載の画像形成装置。

請求項9

前記画像形成部から発生する臭気を検出可能な位置に配置され、第2臭気レベルを検出する第2臭気検出部を備え、前記制御部は、前記第2臭気検出部の出力に基づいて、前記第2臭気レベルが第2所定値以上であるか否かを判定し、前記第2臭気レベルが前記第2所定値以上であると判定した場合、前記ファンを駆動させる、請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置。

請求項10

前記制御部は、前記第1臭気レベルが前記第1所定値以上でないと判定し、かつ前記第2臭気レベルが前記第2所定値以上でないと判定した場合、前記ファンの駆動を停止させる、請求項9に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、画像形成装置に関する。

背景技術

0002

特許文献1には、電子写真方式の画像形成装置が開示されている。特許文献1に開示の画像形成装置は、熱定着装置から発生する臭気だけでなく、排出トレイ上の出力シートから発生する臭気をも除去する。出力シートは、画像が形成されたシートである。熱定着装置及び出力シートから発生する臭気は、揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)を含む。

0003

具体的に、特許文献1に開示の画像形成装置は、画像形成部と、熱定着装置と、第1吸引ファンと、第1通風路と、第2吸引ファンと、第2通風路と、排出ファンと、第3通風路と、フィルターとを備える。画像形成部は、感光体ドラム、及び帯電ローラーを含む。熱定着装置は、シートに画像を熱定着する。第1吸引ファンは、排出トレイ上のシートの周囲空間からエアを吸引する。第1通風路は、第1吸引ファンにより吸引したエアを熱定着装置に導く。第2吸引ファンは、機外空間から冷却用エアを吸引する。第2通風路は、第2吸引ファンにより吸引したエアを熱定着装置に導く。排出ファンは、第1吸引ファン及び第2吸引ファンから供給されるエアを、第1通風路及び第2通風路を経由して熱定着装置に導いた後、装置外部に排出する。第3通風路は、熱定着装置を経由したエアをフィルターに導く。フィルターは、熱定着装置から発生する臭気を除去する。

先行技術

0004

特開2007−264077公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、特許文献1に開示の画像形成装置は、第1吸引ファン及び第1通風路を備えるが必要となり、装置の大型化を招くおそれがある。また、特許文献1に開示の画像形成装置は、帯電ローラーで発生する臭気を除去する構成を備えていない。帯電ローラーで発生する臭気は、オゾンを含む。そのため、特許文献1に開示の画像形成装置では、画像形成部で発生する臭気が、装置外部に排出されるおそれがある。

0006

本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、装置の大型化を招くことなく、シートとともに排出される臭気を低減し、かつ画像形成部で発生する臭気を除去することができる画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る画像形成装置は、搬送部と、画像形成部と、定着部と、筐体と、ファンと、脱臭フィルターとを備える。前記搬送部は、シートを搬送する。前記画像形成部は、前記シートに画像を形成する。前記定着部は、前記シートの搬送方向に対して前記画像形成部よりも下流に配置される。前記定着部は、前記シートに前記画像を定着させる。前記筐体は、通気孔を有する。前記筐体は、前記搬送部、前記画像形成部、及び前記定着部を収容する。前記ファンは、第1気流及び第2気流を発生する。前記脱臭フィルターは、前記第1気流及び前記第2気流から臭気を捕集する。前記搬送部は、下流側搬送部を含む。前記下流側搬送部は、前記シートの搬送方向に対して前記定着部よりも下流側に位置する。前記下流側搬送部は、搬送ガイド部材を有する。前記搬送ガイド部材は、搬送される前記シートに対して前記ファン側に位置する。前記搬送ガイド部材は、前記シートの搬送を案内する。前記搬送ガイド部材は、貫通孔を有する。前記第1気流は、前記貫通孔から前記通気孔へ向かう気流である。前記第2気流は、前記画像形成部の周囲空間から前記通気孔へ向かう気流である。

発明の効果

0008

本発明の画像形成装置によれば、装置の大型化を招くことなく、シートとともに排出される臭気を低減し、かつ画像形成部で発生する臭気を除去することができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明の実施形態1に係る画像形成装置の構成を示す図である。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置の外観を示す斜視図である。
図2切断線IIIで切断した画像形成装置の断面図である。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置の構成を示す図である。
図4の方向D4から観た下流側搬送部の正面図である。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置の構成を示す図である。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置の構成を示す図である。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置の第1脱臭処理を示すフローチャートである。
本発明の実施形態2に係る画像形成装置の第2脱臭処理を示すフローチャートである。
本発明の実施形態2に係る画像形成装置の第2脱臭処理を示すフローチャートである。

実施例

0010

以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。

0011

[実施形態1]
図1を参照して、実施形態1に係る画像形成装置100について説明する。図1は、実施形態1に係る画像形成装置100の構成を示す図である。なお、図1中、第1シャッター部41及び第2シャッター部42は省略されている。

0012

画像形成装置100は、印刷処理を実行して、シートPに画像を印刷する。図1に示すように、画像形成装置100は、例えば、電子写真方式のプリンターである。

0013

図1に示すように、画像形成装置100は、筐体10と、搬送部11と、カセット12と、給送部13と、画像形成部14と、定着部15と、排出部16とを備える。

0014

筐体10は、搬送部11、カセット12、給送部13、画像形成部14、定着部15、及び排出部16を収容する。

0015

搬送部11は、搬送経路を有する。搬送経路は、給送部13から排出部16まで延在している。搬送部11は、搬送経路に沿って、シートPを搬送する。

0016

搬送部11は、上流側搬送部11Aと、下流側搬送部11Bとを有する。上流側搬送部11Aは、シートPの搬送方向D1に対して定着部15よりも上流側に位置する。上流側搬送部11Aは、給送部13から定着部15へシートPを搬送する。上流側搬送部11Aは、複数の搬送ローラー対111を有する。下流側搬送部11Bは、シートPの搬送方向D1に対して定着部15よりも下流側に位置する。下流側搬送部11Bは、定着部15から排出部16へシートPを搬送する。下流側搬送部11Bの構成の詳細については、図4及び図5を参照して後述する。

0017

カセット12は、複数のシートPを収容する。カセット12は、筐体10に開閉可能に装着されている。

0018

給送部13は、カセット12に収容されたシートPを1枚ずつ搬送部11へ給送する。給送部13は、ピックアップローラー131、フィードローラー132、及びリタードローラー133を含む。

0019

画像形成部14は、トナーを用いて画像をシートPに形成する。画像形成部14は、感光体ドラム140、帯電装置141、光走査装置142、現像装置143、転写ローラー144、及びクリーニング装置145を有する。

0020

感光体ドラム140は、静電潜像、及びトナー像担持する。実施形態1において、感光体ドラム140は、回転軸140aを有する。感光体ドラム140は、回転軸140aを中心に周方向Rに回転する。感光体ドラム140は、例えば、OPC(Organic Photo Conductor)ドラムである。

0021

帯電装置141、現像装置143、転写ローラー144、及びクリーニング装置145は、感光体ドラム140の周方向Rに沿ってこの順で感光体ドラム140の周囲に配置される。

0022

帯電装置141は、感光体ドラム140を放電によって所定の電位帯電させる。帯電装置141は、感光体ドラム140の上方に配置される。

0023

光走査装置142は、画像データに基づいて感光体ドラム140にビーム光照射して、感光体ドラム140の周面に画像データに応じた静電潜像を形成する。

0024

現像装置143は、感光体ドラム140にトナーを供給して、感光体ドラム140に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する。

0025

転写ローラー144は、感光体ドラム140に形成されたトナー像をシートPに転写する。転写ローラー144は、感光体ドラム140に対向して配置されている。トナー像が転写されたシートPは、定着部15に搬送される。

0026

クリーニング装置145は、感光体ドラム140の周面に残留するトナーを除去する。

0027

定着部15は、画像をシートPに定着させる。これにより、シートPに画像が印刷される。定着部15は、シートPの搬送方向D1に対して画像形成部14よりも下流に配置されている。定着部15は、加熱ローラー151、及び加圧ローラー152を含む。

0028

排出部16は、シートPを筐体10の外部に排出する。排出部16は、排出ローラー対161及び排出トレイ162を有する。排出ローラー対161は、シートPを排出トレイ162に排出する。排出トレイ162には、筐体10の外部に排出されたシートPが積載される。

0029

次に、図1図3を参照して、画像形成装置100について更に説明する。図2は、実施形態1に係る画像形成装置100の外観を示す斜視図である。

0030

図2に示すように、画像形成装置100は、操作パネル50を更に備える。

0031

以下では、画像形成装置100のカセット12が配置される側を画像形成装置100の前側とし、その反対側を画像形成装置100の後側として実施形態1を説明する。また、画像形成装置100を前側から見たときの右側を画像形成装置100の右側とし、その反対側を画像形成装置100の左側として実施形態1を説明する。また、画像形成装置100の前後方向及び左右方向と直交する方向において、操作パネル50が配置される側を画像形成装置100の上側とし、その反対側を画像形成装置100の下側として実施形態1を説明する。

0032

操作パネル50は、タッチディスプレー51と、操作ボタン52とを有する。タッチディスプレー51は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)を備え、情報を表示する。タッチディスプレー51は、タッチセンサーを備え、ユーザーからの操作を受け付ける。操作ボタン52は、スタートボタン、矢印キー、及びテンキーを含む。

0033

筐体10は、略直方体形状の箱である。筐体10は、右壁10Aを有する。筐体10の右壁10Aは、画像形成装置100の右面を構成する。筐体10は、右壁10Aに、通気孔V10を有する。通気孔V10は、筐体10の内部と、筐体10の外部とを連通する。

0034

図3は、図2の切断線IIIで切断した画像形成装置100の断面図である。図3に示すように、画像形成装置100は、排出ファン20と、脱臭フィルター21とを更に備える。排出ファン20は、筐体10の内部で、かつ通気孔V10の近傍に位置する。脱臭フィルター21は、筐体10の内部で、かつ排出ファン20の近傍に位置する。詳しくは、右壁10A、排出ファン20、及び脱臭フィルター21は、筐体10の外部から順に、通気孔V10、排出ファン20、及び脱臭フィルター21の順となるように配置されている。

0035

図1に示すように、筐体10は、内部空間Sを有する。内部空間Sは、吸引空間S1と、配置空間S2とを含む。吸引空間S1には、画像形成部14が配置されている。配置空間S2には、搬送部11、カセット12、給送部13、画像形成部14、及び定着部15が配置されている。画像形成装置100は、第1仕切壁22、及び第2仕切壁23を有する。筐体10、下流側搬送部11B、第1仕切壁22、及び第2仕切壁23は、内部空間Sを、吸引空間S1と配置空間S2とに仕切っている。

0036

図3に示すように、排出ファン20は、駆動すると、筐体10の内部から通気孔V10を介して筐体10の外部に向かう気流を発生させる。排出ファン20は、吸引空間S1内に配置されている。吸引空間S1は、排出ファン20が駆動すると、ダクトとして機能する。排出ファン20が発生させる気流については、図7及び図8を参照して後述する。

0037

脱臭フィルター21は、排出ファン20の駆動により発生する気流から臭気を捕集する。臭気は、揮発性有機化合物、及びオゾンを含む。脱臭フィルター21は、脱臭フィルター21を通過する気流から臭気を捕集する。脱臭フィルター21は、活性炭フィルターを含む。

0038

次に、図1図4を参照して、下流側搬送部11Bについて説明する。図4は、実施形態1に係る画像形成装置100の構成を示す図である。詳しくは、図4は、下流側搬送部11B付近の画像形成装置100を示す。

0039

図4に示すように、下流側搬送部11Bは、搬送ローラー対111と、前側搬送ガイド部材112Aと、後側搬送ガイド部材112Bとを有する。前側搬送ガイド部材112Aは、搬送されるシートPに対して排出ファン20側に位置する。後側搬送ガイド部材112Bは、搬送されるシートPに対して前側搬送ガイド部材112Aとは反対側に位置する。前側搬送ガイド部材112A及び後側搬送ガイド部材112Bは、前後方向において、対向して配置されている。前側搬送ガイド部材112Aは、搬送ガイド部材の一例である。

0040

下流側搬送部11Bは、シート通過領域S3を含む。シート通過領域S3は、シートPが通過する空間を示す。実施形態1では、シート通過領域S3は、前側搬送ガイド部材112Aと後側搬送ガイド部材112Bとの間に形成された空間である。

0041

前側搬送ガイド部材112A及び後側搬送ガイド部材112Bの各々は、搬送経路に沿って湾曲した板状部材である。前側搬送ガイド部材112Aは、第1貫通孔TH1と、第2貫通孔TH2とを有する。第1貫通孔TH1及び第2貫通孔TH2の各々は、シート通過領域S3と、吸引空間S1とを連通する。第1貫通孔TH1は、搬送ローラー対111に対向して形成されている。第2貫通孔TH2は、排出ローラー対161に対向して形成されている。

0042

次に、図1図5を参照して、画像形成装置100について更に説明する。

0043

図4に示すように、画像形成装置100は、第1臭気検出部31と、第1シャッター部41と、第2シャッター部42とを備える。

0044

第1臭気検出部31は、第1臭気レベルを検出する。第1臭気検出部31は、臭気の強弱に応じて、第1臭気レベルを変化させる。第1臭気レベルは、臭気が強いほど高い数値を示す。第1臭気検出部31は、シート通過領域S3内に配置されている。定着部15が画像をシートPに定着させた直後において、シートPから臭気が発生しやすい。シートPから発生する臭気は、主として、揮発性有機化合物を含む。第1臭気検出部31は、主として、定着部15によって画像をシートPに定着させた後にシートPから発生する臭気の第1臭気レベルを検出する。第1臭気検出部31は、半導体臭気センサー、又は水晶振動式臭気センサーを含む。

0045

第1シャッター部41は、第1貫通孔TH1を開放及び閉塞可能である。第1シャッター部41は、筐体10の吸引空間S1内で、かつ第1貫通孔TH1の近傍に位置する。第1シャッター部41は、第1シャッター体411と、第1ギア412と、第1駆動源とを有する。第1シャッター体411は、第1貫通孔TH1を閉塞可能である。第1シャッター体411は、板状物である。第1シャッター体411は、第1ラック部411Sを有する。第1ラック部411Sは、複数の第1歯を有する。第1ギア412は、第1移動方向D2に沿って第1シャッター体411を移動させる。第1ギア412は、第1ラック部411Sの複数の第1歯と噛み合う歯を有する。第1駆動源は、第1ギア412を反時計回り又は時計回りに回転させる。第1駆動源が第1ギア412を反時計回りに回転させると、第1シャッター体411は、第1移動方向D2に沿って、下側に直線移動する。また、第1駆動源が第1ギア412を時計回りに回転させると、第1シャッター体411は、第1移動方向D2に沿って、上側に直線移動する。このように第1駆動源が駆動することで、第1シャッター部41は、第1貫通孔TH1を第1シャッター体411に開放又は閉塞させる。第1駆動源は、例えば、モーターである。

0046

第2シャッター部42は、第2貫通孔TH2を開放及び閉塞可能である。第2シャッター部42は、筐体10の吸引空間S1内で、かつ第2貫通孔TH2の近傍に位置する。第2シャッター部42は、第2シャッター体421と、第2ギア422と、第2駆動源とを有する。第2シャッター体421は、第2貫通孔TH2を閉塞可能である。第2シャッター体421は、板状物である。第2シャッター体421は、第2ラック部421Sを有する。第2ラック部421Sは、複数の第2歯を有する。第2ギア422は、第2移動方向D3に沿って第2シャッター体421を移動させる。第2ギア422は、第2ラック部421Sの複数の第2歯と噛み合う歯を有する。第2駆動源は、第2ギア422を反時計回り又は時計回りに回転させる。第2駆動源が第2ギア422を反時計回りに回転させると、第2シャッター体421は、第2移動方向D3に沿って、前側に直線移動する。また、第2駆動源が第2ギア422を時計回りに回転させると、第2シャッター体421は、第2移動方向D3に沿って、後側に直線移動する。このように第2駆動源が駆動することで、第2シャッター部42は、第2貫通孔TH2を第2シャッター体421に開放又は閉塞させる。第2駆動源は、例えば、モーターである。

0047

図5は、図4の方向D4から観た下流側搬送部11Bの正面図である。図5に示すように、左右方向に沿って、複数の第1貫通孔TH1が並設されている。複数の第1貫通孔TH1の各々は、搬送ローラー対111と対向している。

0048

複数の第2貫通孔TH2も、複数の第1貫通孔TH1と同様に、左右方向に沿って、並設されている。複数の第2貫通孔TH2の各々は、排出ローラー対161と対向している。

0049

図1に示すように、画像形成装置100は、第2臭気検出部32を更に備える。第2臭気検出部32は、第2臭気レベルを検出する。第2臭気検出部32は、臭気の強弱に応じて、第2臭気レベルを変化させる。第2臭気レベルは、臭気が強いほど高い数値を示す。第2臭気検出部32は、吸引空間S1内に配置されている。画像形成部14が画像をシートPに形成している際、画像形成部14から臭気が発生しやすい。画像形成部14から発生する臭気は、主として、帯電装置141から発生するオゾンを含む。第2臭気検出部32は、主として、画像形成部14が画像をシートPに形成している際に、帯電装置141から発生する臭気の第2臭気レベルを検出する。第2臭気検出部32は、半導体式臭気センサー、又は水晶振動式臭気センサーを含む。

0050

続いて、図1図6を参照して、画像形成装置100の構成について詳細に説明する。図6は、実施形態1に係る画像形成装置100の構成を示すブロック図である。

0051

図6に示すように、画像形成装置100は、制御部17と、通信部18と、記憶部19とを更に備える。

0052

通信部18は、ネットワークを介して外部端末と通信する。通信部18は、外部端末から送信された画像形成ジョブを受信する。画像形成ジョブは、画像データ及び設定情報を示す。設定情報は、部数情報、片面/両面情報、及び白黒カラー情報を含む。部数情報は、部数を示す。片面/両面情報は、シートPの片面に画像を形成するのか、シートPの両面に画像を形成するのかを示す。白黒/カラー情報は、白黒画像を形成するのか、カラー画像を形成するのかを示す。通信部18は、通信インターフェイスである。外部端末は、例えば、デスクトップ型パーソナルコンピューター、ノート型パーソナルコンピュータータブレット端末、又はスマートフォンである。

0053

記憶部19は、HDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)によって構成される。記憶部19は、画像形成装置100の各部の動作を制御するための制御プログラムを記憶する。記憶部19は、通信部18が受信した画像形成ジョブを記憶する。

0054

制御部17は、ハードウェア回路である。ハードウェア回路は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。制御部17は、記憶部19に格納された制御プログラムを実行することにより、搬送部11、給送部13、画像形成部14、定着部15、排出部16、通信部18、記憶部19、排出ファン20、及び操作パネル50を制御する。

0055

実施形態1では、制御部17は、第1脱臭処理を実行する。第1脱臭処理は、下流側搬送部11BがシートPを搬送している間、シート通過領域S3内の空気及び画像形成部14近傍の空気を脱臭可能な処理を示す。第1脱臭処理の詳細については、図9を参照して後述する。

0056

図1図8を参照して、排出ファン20の駆動によって発生する気流の流れについて説明する。図7は、実施形態1に係る画像形成装置100の構成を示す図である。詳しくは、図7は、第1シャッター部41が第1貫通孔TH1を開放し、かつ第2シャッター部42が第2貫通孔TH2を開放している状態の画像形成装置100を示す。なお、図7中、第1シャッター部41の第1ギア412及び第2シャッター部42の第2ギア422は、省略されている。

0057

図7に示すように、排出ファン20が駆動すると、第1貫通孔TH1及び第2貫通孔TH2が開放状態であるため、第1気流F1及び第2気流F2を発生させる。第1気流F1は、第1貫通孔TH1及び第2貫通孔TH2から通気孔V10(図3参照)へ向かう気流である。つまり、第1気流F1は、シート通過領域S3内の空気を、図3に示すように、脱臭フィルター21及び通気孔V10を介して、筐体10の外部に排出する。図7に示すように、第2気流F2は、画像形成部14の周囲空間から通気孔V10(図3参照)へ向かう気流である。つまり、吸引空間S1内の画像形成部14近傍の空気、特に帯電装置141近傍の空気を、図3に示すように、脱臭フィルター21及び通気孔V10を介して、筐体10の外部に排出する。

0058

図8は、実施形態1に係る画像形成装置100の構成を示す図である。詳しくは、図8は、第1シャッター部41が第1貫通孔TH1を閉塞し、かつ第2シャッター部42が第2貫通孔TH2を閉塞している状態の画像形成装置100を示す。なお、図8中、第1シャッター部41の第1ギア412及び第2シャッター部42の第2ギア422は、省略されている。

0059

図8に示すように、排出ファン20が駆動すると、第1貫通孔TH1及び第2貫通孔TH2が閉塞状態であるため、第2気流F2を発生させ、第1気流F1を発生させない。

0060

次に、図9を参照して、制御部17が実行する第1脱臭処理について説明する。図9は、実施形態1に係る画像形成装置100の第1脱臭処理を示すフローチャートである。

0061

図9に示す第1脱臭処理は、実行する画像形成ジョブが選択され、スタートボタンが押下されたことに応じて、スタートする。第1脱臭処理のスタート時において、第1シャッター部41は、第1貫通孔TH1を閉塞しており、第2シャッター部42は、第2貫通孔TH2を閉塞している。また、第1脱臭処理のスタート時において、排出ファン20は駆動していない。

0062

テップS110:図9に示すように、制御部17は、排出ファン20を制御して、排出ファン20を駆動させる。処理は、ステップS120へ進む。

0063

ステップS120:制御部17は、給送部13がシートPを搬送部11へ給送した時点から経過した第1時間を計測し、計測した第1時間が第1所定時間を経過したか否かを判定する。第1所定時間は、画像形成装置100がシートPを給送部13から下流側搬送部11Bに搬送するのに要する時間を示す。記憶部19は、第1所定時間を記憶している。

0064

計測した第1時間が第1所定時間を経過したと制御部17が判定した場合(ステップS120;Yes)、つまり下流側搬送部11BがシートPを搬送していると制御部17が判定した場合、処理は、ステップS130へ進む。計測した第1時間が第1所定時間を経過していないと制御部17が判定した場合(ステップS120;No)、つまり下流側搬送部11BがシートPを搬送していないと制御部17が判定した場合、処理は、ステップS120へ戻る。

0065

ステップS130:制御部17は、第1シャッター部41を制御して、第1貫通孔TH1を開放させる。制御部17は、第2シャッター部42を制御して、第2貫通孔TH2を開放させる。処理は、ステップS140へ進む。

0066

ステップS140:制御部17は、実行する画像形成ジョブのすべてが終了したか否かを判定する。実行する画像形成ジョブのすべてが終了したと制御部17が判定した場合(ステップS140;Yes)、処理は、ステップS150へ進む。実行する画像形成ジョブのすべてが終了していないと制御部17が判定した場合(ステップS140;No)、処理は、ステップS140へ戻る。

0067

ステップS150:制御部17は、第1シャッター部41を制御して、第1貫通孔TH1を閉塞させる。制御部17は、第2シャッター部42を制御して、第2貫通孔TH2を閉塞させる。処理は、ステップS160へ進む。

0068

ステップS160:制御部17は、実行している画像形成ジョブにおける最終のシートPが排出トレイ162に排出された時点から経過した第2時間を計測し、計測した第2時間が第2所定時間を経過したか否かを判定する。以下、実行している画像形成ジョブにおける最終のシートPを「最終シート」と記載する。第2所定時間は、画像形成装置100の構成等に応じて、適宜調整される。記憶部19は、第2所定時間を記憶している。第2所定時間は、所定時間の一例である。

0069

また、制御部17は、給送部13が最終シートを給送した時点から経過した時間を計測し、計測した第3時間が第3所定時間となった時点を最終シートが排出トレイ162に排出された時点と判定する。第3所定時間は、画像形成装置100がシートPを給送部13から排出トレイ162までに搬送するのに要する時間を示す。記憶部19は、第3所定時間を記憶している。

0070

計測した第2時間が第2所定時間を経過したと制御部17が判定した場合(ステップS160;Yes)、処理は、ステップS170へ進む。計測した第2時間が第2所定時間を経過していないと制御部17が判定した場合(ステップS160;No)、処理は、ステップS160へ戻る。

0071

ステップS170:制御部17は、制御部17は、排出ファン20を制御して、排出ファン20の駆動を停止させる。処理は、終了する。

0072

図1図9を参照して説明したように、実施形態1では、画像形成装置100は、搬送部11と、画像形成部14と、定着部15と、筐体10と、排出ファン20と、脱臭フィルター21とを備える。筐体10は、通気孔V10を有する。排出ファン20は、第1気流F1及び第2気流F2を発生させる。脱臭フィルター21は、第1気流F1及び第2気流F2から臭気を捕集する。搬送部11は、下流側搬送部11Bを含む。下流側搬送部11Bは、前側搬送ガイド部材112Aを有する。前側搬送ガイド部材112Aは、第1貫通孔TH1及び第2貫通孔TH2を有する。第1気流F1は、第1貫通孔TH1及び第2貫通孔TH2から通気孔V10へ向かう気流である。第2気流F2は、画像形成部14の周囲空間から通気孔V10へ向かう気流である。これにより、画像形成装置100は、吸引ファンを備えていなくとも、定着後のシートPから発生する臭気を排出ファン20によって吸引し、脱臭フィルター21によって除去する。吸引ファンは、排出トレイ162上のシートPの周囲空間から空気を吸引する。そのため、画像形成装置100は、装置の大型化を招くことはなく、シートPとともに排出される臭気を低減する。更に、画像形成装置100は、画像形成部14から発生する臭気を排出ファン20によって吸引し、脱臭フィルター21によって除去する。その結果、画像形成装置100は、装置の大型化を招くことなく、シートPとともに排出される臭気を低減し、かつ画像形成部14で発生する臭気を除去することができる。

0073

図1図9を参照して説明したように、実施形態1では、下流側搬送部11Bは、搬送ローラー対111を有する。第1貫通孔TH1は、搬送ローラー対111に対向している。第1貫通孔TH1が開放状態において排出ファン20が駆動すると、シート通過領域S3における第1貫通孔TH1近傍の空気は、減圧状態となる。そのため、第1気流F1は、下流側搬送部11BのよるシートPの搬送に影響を与えるおそれがある。これに対し、実施形態1では、第1貫通孔TH1は、搬送ローラー対111に対向している。搬送ローラー対111は、搬送ローラー対111の間にシートPを挟むようにして、シートPを搬送する。そのため、搬送ローラー対111に搬送されているシートPは、姿勢を維持しやすい。その結果、画像形成装置100は、第1気流F1によるシートPの搬送に対する影響を抑制することができる。

0074

図1図9を参照して説明したように、実施形態1では、画像形成装置100は、第1シャッター部41と、第2シャッター部42と、制御部17とを備える。これにより、画像形成装置100は、第1貫通孔TH1及び第2貫通孔TH2の各々を、開放及び閉塞させることができる。

0075

図1図9を参照して説明したように、実施形態1では、制御部17は、下流側搬送部11BがシートPを搬送している場合、第1シャッター部41に第1貫通孔TH1を開放させるとともに第2シャッター部42に第2貫通孔TH2を開放させる。制御部17は、下流側搬送部11BがシートPを搬送していない場合、第1シャッター部41に第1貫通孔TH1を閉塞させるとともに、第2シャッター部42に第2貫通孔TH2を閉塞させる。つまり、画像形成装置100は、下流側搬送部11BがシートPを搬送している場合、第1気流F1及び第2気流F2を発生させる。また、画像形成装置100は、下流側搬送部11BがシートPを搬送していない場合、第2気流F2を発生させ、第1気流F1を発生させない。下流側搬送部11BがシートPを搬送していない場合、シート通過領域S3において、シートPから発生する臭気は、下流側搬送部11BがシートPを搬送している場合よりも低い。そのため、画像形成装置100は、画像形成部14から発生する臭気を効率的に除去することができる。

0076

図1図9を参照して説明したように、実施形態1では、画像形成装置100は、カセット12と、給送部13と、排出部16とを備える。排出部16は、排出トレイ162を有する。下流側搬送部11Bは、排出部16へシートPを搬送する。制御部17は、カセット12に収容されたシートPが給送部13によって搬送部11に給送されてから排出トレイ162に排出されるまで、排出ファン20を駆動させる。これにより、画像形成装置100は、効率的に、シートPから発生する臭気を除去することができる。

0077

図1図9を参照して説明したように、実施形態1では、制御部17は、シートPが排出トレイ162に排出されてから第2所定時間が経過するまで、排出ファン20を駆動させる。これにより、画像形成装置100は、カセット12に収容されたシートPが給送部13によって搬送部11に給送されてから排出トレイ162に排出されるまで、排出ファン20を駆動させる場合よりも効率的に、シートPから発生する臭気を除去することができる。

0078

[実施形態2]
図1図8図10及び図11を参照して、実施形態2に係る画像形成装置100について説明する。実施形態2は、制御部17が実行する脱臭処理が実施形態1と異なる。以下、実施形態2について、実施形態1と異なる事項について説明し、実施形態1と重複する部分についての説明は割愛する。

0079

図1図8に示すように、実施形態2に係る画像形成装置100は、筐体10と、搬送部11と、カセット12と、給送部13と、画像形成部14と、定着部15と、排出部16と、制御部17と、通信部18と、記憶部19と、排出ファン20と、脱臭フィルター21と、第1臭気検出部31と、第2臭気検出部32と、第1シャッター部41と、第2シャッター部42と、操作パネル50とを備える。

0080

実施形態2では、制御部17は、第2脱臭処理を実行する。第2脱臭処理は、第1臭気検出部31及び第2臭気検出部32の出力に基づいて、排出ファン20、第1シャッター部41、及び第2シャッター部42の各々の駆動を制御する処理を示す。第2脱臭処理の詳細については、図10及び図11を参照して後述する。

0081

次に、図1図8図10及び図11を参照して、制御部17が実行する第2脱臭処理について説明する。図10は、実施形態2に係る画像形成装置100の第2脱臭処理を示すフローチャートである。

0082

図10及び図11に示す第2脱臭処理は、実行する画像形成ジョブが選択され、スタートボタンが押下されたことに応じて、スタートする。第2脱臭処理のスタート時において、第1シャッター部41は、第1貫通孔TH1を閉塞しており、第2シャッター部42は、第2貫通孔TH2を閉塞している。また、第2脱臭処理のスタート時において、排出ファン20は駆動していない。

0083

ステップS210:図10に示すように、制御部17は、排出ファン20を制御して、排出ファン20を駆動させる。処理は、ステップS220へ進む。

0084

ステップS220:制御部17は、開閉処理を実行する。処理は、ステップS230へ進む。開閉処理については、図11を参照して後述する。

0085

ステップS230:制御部17は、第2臭気検出部32の出力に基づいて、第2臭気レベルが第2所定値以上であるか否かを判定する。第2所定値は、画像形成装置100の構成等に応じて、適宜調整される。記憶部19は、第2所定値を記憶している。

0086

第2臭気レベルが第2所定値以上であると制御部17が判定した場合(ステップS230;Yes)、処理は、ステップS240へ進む。第2臭気レベルが第2所定値以上でないと制御部17が判定した場合(ステップS230;No)、処理は、ステップS250へ進む。

0087

ステップS240:制御部17は、排出ファン20を制御して、排出ファン20の駆動を停止させる。処理は、ステップS250へ進む。

0088

ステップS250:制御部17は、排出ファン20の駆動が停止しているか否かを判定する。排出ファン20の駆動が停止していると制御部17が判定した場合(ステップS250;Yes)、処理は終了する。排出ファン20の駆動が停止していないと制御部17が判定した場合(ステップS250;No)、処理は、ステップS220へ戻る。

0089

次に、図11を参照して、制御部17が実行する開閉処理(図10のステップS220)について説明する。図11は、実施形態2に係る画像形成装置100の開閉処理を示すフローチャートである。

0090

ステップS221:図11に示すように、制御部17は、第1臭気検出部31の出力に基づいて、第1臭気レベルが第1所定値以上であるか否かを判定する。第1所定値は、画像形成装置100の構成等に応じて、適宜調整される。記憶部19は、第1所定値を記憶している。

0091

シート通過領域S3内の臭気レベルは、下流側搬送部11Bが定着後のシートPが搬送している間は高く、下流側搬送部11Bが定着後のシートPが搬送していない間は低い。実施形態2では、第1所定値は、下流側搬送部11Bが定着後のシートPを搬送している際のシート通過領域S3内の臭気レベルよりも低く、下流側搬送部11Bが定着後のシートPを搬送していない際のシート通過領域S3内の臭気レベルよりも高くなるように設定されている。つまり、実施形態2では、制御部17は、下流側搬送部11Bが定着後のシートPを搬送している場合に第1臭気レベルが第1所定値以上であると制御部17が判定する。一方、制御部17は、下流側搬送部11Bが定着後のシートPを搬送していない場合に第1臭気レベルが第1所定値以上でないと制御部17が判定する。

0092

第1臭気レベルが第1所定値以上であると制御部17が判定した場合(ステップS221;Yes)、処理は、ステップS222へ進む。第1臭気レベルが第1所定値以上でないと制御部17が判定した場合(ステップS221;No)、処理は、図10に示すステップS230へ進む。

0093

ステップS222:制御部17は、第1シャッター部41を制御して、第1貫通孔TH1を開放させる。制御部17は、第2シャッター部42を制御して、第2貫通孔TH2を開放させる。処理は、ステップS223へ進む。

0094

ステップS223:制御部17は、第1臭気検出部31の出力に基づいて、第1臭気レベルが第1所定値未満であるか否かを判定する。第1臭気レベルが第1所定値未満であると制御部17が判定した場合(ステップS223;Yes)、処理は、ステップS224へ進む。第1臭気レベルが第1所定値未満でないと制御部17が判定した場合(ステップS223;No)、処理は、ステップS223へ戻る。

0095

ステップS224:制御部17は、第1シャッター部41を制御して、第1貫通孔TH1を閉塞させる。制御部17は、第2シャッター部42を制御して、第2貫通孔TH2を閉塞させる。処理は、図10に示すステップS230へ進む。

0096

図1図8図10及び図11を参照して説明したように、実施形態2では、画像形成装置100は、搬送部11と、画像形成部14と、定着部15と、筐体10と、排出ファン20と、脱臭フィルター21とを備える。筐体10は、通気孔V10を有する。排出ファン20は、第1気流F1及び第2気流F2を発生させる。脱臭フィルター21は、第1気流F1及び第2気流F2から臭気を捕集する。搬送部11は、下流側搬送部11Bを含む。下流側搬送部11Bは、前側搬送ガイド部材112Aを有する。前側搬送ガイド部材112Aは、第1貫通孔TH1及び第2貫通孔TH2を有する。第1気流F1は、第1貫通孔TH1及び第2貫通孔TH2から通気孔V10へ向かう気流である。第2気流F2は、画像形成部14の周囲空間から通気孔V10へ向かう気流である。これにより、画像形成装置100は、装置の大型化を招くことなく、シートPとともに排出される臭気を低減し、かつ画像形成部14で発生する臭気を除去することができる。

0097

図1図8図10及び図11を参照して説明したように、実施形態2では、画像形成装置100は、第1臭気検出部31を備える。下流側搬送部11Bは、シート通過領域S3を含む。第1臭気検出部31は、シート通過領域S3内に配置されている。制御部17は、第1臭気検出部31の出力に基づいて、第1臭気レベルが第1所定値以上であるか否かを判定する。制御部17は、第1臭気レベルが前記第1所定値以上であると判定した場合、第1シャッター部41に第1貫通孔TH1を開放させ、第2シャッター部42に第2貫通孔TH2を開放させ、排出ファン20を駆動させる。これにより、画像形成装置100は、シートPとともに排出される臭気をより効率的に低減し、かつ画像形成部14で発生する臭気をより効率的に除去することができる。

0098

図1図8図10及び図11を参照して説明したように、実施形態2では、制御部17は、第1臭気レベルが第1所定値以上でないと判定した場合、第1シャッター部41に第1貫通孔TH1を閉塞させるとともに、第2シャッター部42に第2貫通孔TH2を閉塞させる。これにより、画像形成装置100は、画像形成部14から発生する臭気を更に効率的に除去することができる。

0099

図1図8図10及び図11を参照して説明したように、実施形態2では、画像形成装置100は、第2臭気検出部32を備える。第2臭気検出部32は、吸引空間S1内に配置されている。制御部17は、第2臭気検出部32の出力に基づいて、第2臭気レベルが第2所定値以上であるか否かを判定する。制御部17は、第2臭気レベルが第2所定値以上であると判定した場合、排出ファン20を駆動させる。これにより、画像形成装置100は、画像形成部14から発生する臭気を除去するために、効率的に排出ファン20を駆動させることができる。

0100

図1図8図10及び図11を参照して説明したように、実施形態2では、制御部17は、第1臭気レベルが第1所定値以上でないと判定し、かつ第2臭気レベルが第2所定値以上でないと判定した場合、排出ファン20の駆動を停止させる。これにより、画像形成装置100は、より効率的に排出ファン20を駆動させることができる。

0101

以上、図1図11を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(4))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。

0102

(1)図1図11を参照して説明したように、実施形態1及び実施形態2では、第1貫通孔TH1は、搬送ローラー対111に対向しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1貫通孔TH1は、搬送ローラー対111に対向していなくてもよい。具体的に、第1貫通孔TH1は、左右方向において、搬送ローラー対111と対向しない位置に設けられてもよい。

0103

(2)図1図11を参照して説明したように、実施形態1及び実施形態2では、画像形成装置100は、第1シャッター部41及び第2シャッター部42を備えるが、本発明はこれに限定されない。画像形成装置100は、第1シャッター部41及び第2シャッター部42を備えていなくてもよい。

0104

(3)図1図9を参照して説明したように、実施形態1では、制御部17は、カセット12に収容されたシートPが給送部13によって搬送部11に給送されてから排出トレイ162に排出されるまで、排出ファン20を駆動させるが、本発明はこれに限定されない。例えば、制御部17は、画像形成ジョブが選択され、スタートボタンが押下されたことに応じて排出ファン20を駆動させ、排出ファン20の駆動停止の指示を操作パネル50が受け付けた時点で、排出ファン20の駆動を停止させてもよい。

0105

(4)図1図9を参照して説明したように、実施形態1では、画像形成装置100は、第1臭気検出部31及び第2臭気検出部32を備えるが、本発明はこれに限定されない。実施形態1に係る画像形成装置100は、第1臭気検出部31及び第2臭気検出部32を備えていなくてもよい。

0106

本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。

0107

100画像形成装置
10筐体
11 搬送部
11B 下流側搬送部
112A 前側搬送ガイド部材
14画像形成部
15定着部
20ファン
21脱臭フィルター
Pシート
D1 シートの搬送方向
V10通気孔
F1 第1気流
F2 第2気流
TH1 第1貫通孔
TH2 第2貫通孔

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