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図面 (9)

課題

プラテンカバーの上に載置された載置物の置き忘れを抑制する。

解決手段

画像読取装置(100)は、原稿台(10)と、読取部(20)と、プラテンカバー(30)と、載置物判定部(72)と、通知部(40)とを備える。原稿台(10)は、原稿を配置するための配置領域(R)を有する。読取部(20)は、光源(21)と、撮像部(24)とを有する。プラテンカバー(30)は、原稿台(10)に対して開閉し、透光部(32)を有する。載置物判定部(72)は、撮像部による透光部(32)の撮像結果に基づいて、プラテンカバー(30)の透光部(32)を覆うように載置された載置物の有無を判定する。通知部(40)は、載置物判定部(72)の判定結果に基づいて、載置物があることを通知する。

概要

背景

一般に、原稿を読み取るために原稿をセットする方法として、ユーザー原稿台に原稿を配置する方法と、自動原稿搬送装置(Auto Document Feeder:ADF)を利用する方法とが知られている。例えば、ユーザーが原稿台に原稿を配置する場合、ユーザーは、原稿台の所定位置に原稿を配置し、電荷結合素子等のイメージセンサーによって撮像して画像データを生成する。一方、ADFを利用する方法では、ADFによって搬送された原稿をイメージセンサーによって撮像して画像データを生成する。

ユーザーは、画像読取装置において原稿を読み取った後、原稿を画像読取装置に取り忘れることがある。このため読取動作の終了後に、原稿の取り忘れを防ぐことが検討されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の画像読取装置では、原稿画像を読み取った後、所定時間経過してから再度読み取り動作を行うことによって得られた原稿画像の端部の影の有無に応じて原稿の取り忘れを判定し、原稿の取り忘れを判定した場合にはアラームランプを点滅させる。

概要

プラテンカバーの上に載置された載置物の置き忘れを抑制する。画像読取装置(100)は、原稿台(10)と、読取部(20)と、プラテンカバー(30)と、載置物判定部(72)と、通知部(40)とを備える。原稿台(10)は、原稿を配置するための配置領域(R)を有する。読取部(20)は、光源(21)と、撮像部(24)とを有する。プラテンカバー(30)は、原稿台(10)に対して開閉し、透光部(32)を有する。載置物判定部(72)は、撮像部による透光部(32)の撮像結果に基づいて、プラテンカバー(30)の透光部(32)を覆うように載置された載置物の有無を判定する。通知部(40)は、載置物判定部(72)の判定結果に基づいて、載置物があることを通知する。

目的

本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、プラテンカバーの上に載置された載置物の置き忘れを抑制することが可能な画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

原稿配置領域を有する原稿台と、光源および撮像部を有する読取部と、前記原稿台に対して開閉し、透光部を有するプラテンカバーと、前記撮像部による前記透光部の撮像結果に基づいて、前記プラテンカバーの前記透光部を覆うように載置された載置物の有無を判定する載置物判定部と、前記載置物判定部の判定結果に基づいて、前記載置物があることを通知する通知部とを備える、画像読取装置。

請求項2

前記撮像部は、前記透光部において反射された光に基づいて撮像を行い、前記載置物判定部は、前記撮像部の撮像結果に基づいて、前記載置物の有無を判定する、請求項1に記載の画像読取装置。

請求項3

前記撮像部は、前記光の光量または波長を検出し、前記載置物判定部は、前記光の光量または波長に基づいて、前記載置物の有無を判定する、請求項2に記載の画像読取装置。

請求項4

走査方向に垂直な方向の副走査方向に往復移動可能なキャリッジと、前記キャリッジの動作を制御する制御部と、原稿枚数を示す原稿枚数を入力するための入力部と、前記読取部が読み取った前記原稿の枚数を示す読取枚数を計数する計数部と、前記原稿枚数と前記読取枚数とが一致したか否かを判定する枚数判定部とをさらに備え、前記制御部は、前記原稿枚数と前記読取枚数とが一致したと判定された場合に、前記キャリッジを前記原稿の後端位置で待機するように、前記キャリッジの動作を制御する、請求項3に記載の画像読取装置。

請求項5

前記プラテンカバーの開閉状態を検出する開閉検出部をさらに備え、前記撮像部は、前記プラテンカバーについて開状態から閉状態への変化が検出された場合に、前記光の光量又は波長を検出する、請求項4に記載の画像読取装置。

請求項6

搬送原稿読み取り位置まで搬送し、その後に前記搬送原稿を前記透光部まで搬送する搬送部をさらに備え、前記読取部は、前記読み取り位置まで搬送された前記搬送原稿を読み取って画像データを生成する、請求項4に記載の画像読取装置。

請求項7

原稿を読み取る処理を含む作業が終了したか否かを判定する終了判定部をさらに備え、前記通知部は、前記作業が終了されたと判定した場合に、前記載置物があることを通知する、請求項1〜6の何れか1項に記載の画像読取装置。

請求項8

人がいるか否かを検知する人感センサーをさらに備え、前記終了判定部は、前記人感センサーによって人が検知されなくなった場合に、前記作業が終了したと判定する、請求項7に記載の画像読取装置。

請求項9

前記載置物の読み取りに関する課金金額徴収し、釣銭の金額を払い戻す課金部をさらに備え、前記終了判定部は、前記課金部が課金を終了する場合に、前記作業が終了したと判定する、請求項7に記載の画像読取装置。

請求項10

請求項1〜9の何れか1項に記載の画像読取装置と、前記画像読取装置において生成された画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部とを備える、画像形成装置

請求項11

原稿台に対して開閉するプラテンカバーの透光部を撮像部で撮像するステップと、前記撮像部の撮像結果に基づいて、前記プラテンカバーの前記透光部を覆うように載置された載置物の有無を判定部において判定するステップと、前記判定部の判定結果に基づいて、前記載置物があることを通知するステップとを包含する、画像読取方法。

技術分野

0001

本発明は、画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法に関する。

背景技術

0002

一般に、原稿を読み取るために原稿をセットする方法として、ユーザー原稿台に原稿を配置する方法と、自動原稿搬送装置(Auto Document Feeder:ADF)を利用する方法とが知られている。例えば、ユーザーが原稿台に原稿を配置する場合、ユーザーは、原稿台の所定位置に原稿を配置し、電荷結合素子等のイメージセンサーによって撮像して画像データを生成する。一方、ADFを利用する方法では、ADFによって搬送された原稿をイメージセンサーによって撮像して画像データを生成する。

0003

ユーザーは、画像読取装置において原稿を読み取った後、原稿を画像読取装置に取り忘れることがある。このため読取動作の終了後に、原稿の取り忘れを防ぐことが検討されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の画像読取装置では、原稿画像を読み取った後、所定時間経過してから再度読み取り動作を行うことによって得られた原稿画像の端部の影の有無に応じて原稿の取り忘れを判定し、原稿の取り忘れを判定した場合にはアラームランプを点滅させる。

先行技術

0004

特開2013−93675号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1の画像読取装置は、読取終了後に、プラテンカバーの下に配置された原稿の取り忘れを抑制できる。一方で、原稿は、プラテンカバーの上に載置されて、置き忘れることもある。また、ユーザーは、画像読取装置の使用に際してプラテンカバーの上に原稿以外の載置物を一旦載置すると、画像読取装置の使用後に載置物を置き忘れこともある。しかしながら、特許文献1の画像読取装置では、プラテンカバーの上に載置された載置物の置き忘れを抑制できない。

0006

本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、プラテンカバーの上に載置された載置物の置き忘れを抑制することが可能な画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明による画像読取装置は、原稿台と、読取部と、プラテンカバーと、載置物判定部と、通知部とを備える。前記原稿台は、原稿配置領域を有する。前記読取部は、光源および撮像部を有する。前記プラテンカバーは、前記原稿台に対して開閉し、透光部を有する。前記載置物判定部は、前記撮像部による前記透光部の撮像結果に基づいて、前記プラテンカバーの前記透光部を覆うように載置された載置物の有無を判定する。前記通知部は、前記載置物判定部の判定結果に基づいて、前記載置物があることを通知する。

0008

本発明による画像形成装置は、上記に記載の画像読取装置と、画像形成部とを備える。前記画像形成部は、前記画像読取装置において生成された画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する。

0009

本発明による画像読取方法は、原稿台に対して開閉するプラテンカバーの透光部を撮像部で撮像するステップと、前記撮像部の撮像結果に基づいて、前記プラテンカバーの前記透光部を覆うように載置された載置物の有無を判定部において判定するステップと、前記判定部の判定結果に基づいて、前記載置物があることを通知するステップとを包含する。

発明の効果

0010

本発明によれば、プラテンカバーの上に載置された載置物の置き忘れを抑制できる。

図面の簡単な説明

0011

(a)は、本発明の第1実施形態に係る画像読取装置の模式的な斜視図であり、(b)は、(a)の画像読取装置の模式的な断面図である。
第1実施形態に係る画像読取装置のブロック図である。
第1実施形態に係る画像読取装置の模式的な側面図である。
第1実施形態に係る画像読取装置の模式的な平面図である。
第1実施形態に係る画像読取方法のフローチャートである。
本発明の第2実施形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の概略を示す斜視図である。
第2実施形態に係る画像形成装置のブロック図である。
第2実施形態に係る画像読取方法のフローチャートである。

実施例

0012

以下、図面を参照して、本発明に係る画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法の実施形態を説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。

0013

(第1実施形態)
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る画像読取装置100を説明する。図1(a)は、画像読取装置100の模式的な斜視図であり、図1(b)は、図1(a)の画像読取装置100の模式的な断面図である。

0014

画像読取装置100は、画像の形成された原稿を読み取る。本実施形態では、画像読取装置100は、ユーザーによって配置された原稿を読み取る。図1に示すように、画像読取装置100は、原稿台10と、読取部20と、プラテンカバー30とを備える。

0015

原稿台10は、略直方体形状である。原稿は、原稿台10に配置される。

0016

原稿台10は、コンタクトガラス11と、透光部12とを含む。原稿台10において、コンタクトガラス11と、透光部12とは互いに離れて位置する。

0017

コンタクトガラス11は、原稿台10の上面に配置される。コンタクトガラス11は、透光性を有する。コンタクトガラス11は、原稿を配置するための原稿配置領域Rを有する。原稿配置領域Rは、原稿のサイズに応じて変化する。ただし、典型的には、コンタクトガラス11の左後端が、原稿配置領域Rの一端を規定する。コンタクトガラス11の左右方向の長さは、コンタクトガラス11の前後方向の長さよりも大きい。

0018

透光部12は、原稿台10の上面に配置される。透光部12は、透光性を有する。透光部12は、透明であることが好ましい。透光部12は、コンタクトガラス11よりも後ろ側に配置される。透光部12の左右方向の長さは、透光部12の前後方向の長さよりも大きい。

0019

また、透光部12の左右方向の長さは、コンタクトガラス11の左右方向の長さとほぼ等しい。一方で、透光部12の前後方向の長さは、コンタクトガラス11の前後方向の長さよりも小さい。

0020

読取部20は、原稿を読み取って画像データを生成する。読取部20は、原稿台10に配置された原稿を読み取って画像データを生成する。読取部20は、原稿台10の内部に配置される。

0021

プラテンカバー30は、薄い略直方体形状を有する。プラテンカバー30は、原稿台10の上側に配置される。プラテンカバー30は、原稿台10に対して開閉可能である。本実施形態では、プラテンカバー30は、原稿台10の後側において原稿台10に取り付けられており、原稿台10の後端部に位置する回動軸を中心として自在に回動する。なお、プラテンカバー30は、原稿台10の左端部において原稿台10に取り付けられており、原稿台10の左端部に位置する回動軸を中心として自在に回動してもよい。

0022

プラテンカバー30は、原稿台10に対して開閉自在である。例えば、原稿台10および/又はプラテンカバー30に、プラテンカバー30の開閉を可能とする支持部材を設けてもよい。プラテンカバー30が「開状態」になると原稿台10の上面が露出する。一方、プラテンカバー30が「閉状態」になると、原稿台10の上面がプラテンカバー30によって覆われる。

0023

本実施形態において、プラテンカバー30は、遮光部31と、透光部32とを有する。遮光部31は光を遮る。遮光部31は、着色された樹脂から形成される。

0024

透光部32は透光性を有する。透光部32は、例えば、アクリル樹脂などの透光性の樹脂材料によって形成される。このため、透光部32の一方側から入射した光は、他方側から出射する。透光部32は、副走査方向(左右方向)に長い矩形状を有する。

0025

透光部32は、遮光部31に囲まれる。プラテンカバー30の一方の主面側から入射した光は、透光部32を介して、プラテンカバー30の他方の主面側まで選択的に通過する。

0026

本実施形態において、原稿台10に対してプラテンカバー30を閉じた場合に、透光部32は、原稿台10の透光部12と重なるように配置される。典型的には、透光部32の左右方向の長さおよび前後方向の長さは、透光部12の左右方向の長さおよび前後方向の長さとそれぞれほぼ等しい。

0027

原稿台10に対してプラテンカバー30を閉じた場合に、透光部32は、原稿台10の透光部12と重なるように配置される。このため、プラテンカバー30の透光部32を覆うように載置物が載置された場合、読取部20は、原稿台10の透光部12およびプラテンカバー30の透光部32を介してプラテンカバー30の上に載置物が載置されていることを検出できる。

0028

画像読取装置100は、入出力部40をさらに備える。入出力部40は、原稿台10の側部の前側に配置される。

0029

ユーザーは、入出力部40を介して指示を入力する。入出力部40は、ユーザーの指示を受け付ける。本実施形態では、ユーザーの指示は、ジョブの種類、および原稿の枚数を示す原稿枚数を含む。

0030

また、入出力部40は、ユーザーに情報を出力する。例えば、入出力部40は、ユーザーに必要な情報を通知する。

0031

例えば、ユーザーが、入出力部40を介してスキャンジョブを開始する指示を入力すると、読取部20は、原稿を読み取って、原稿の画像を示す画像データを生成する。なお、本明細書において、原稿を示す画像データを「原稿画像データ」と記載することがある。

0032

本実施形態では、入出力部40は、ユーザーに載置物の置き忘れを通知する。入出力部40は、ユーザーによる原稿のスキャン処理を含む作業が終了した場合に、載置物の置き忘れを通知してもよい。なお、入出力部40は、ユーザーに載置物の置き忘れを示す情報を表示してもよい。あるいは、入出力部40は、ユーザーに載置物の置き忘れを音声で警告してもよい。入出力部40は、「通知部」の一例である。本実施形態の画像読取装置100は、プラテンカバー30の上に載置された載置物の置き忘れを抑制できる。

0033

入出力部40は、表示部41と、入力部42とを含む。表示部41は、操作画面又は各種処理の結果を表示する。表示部41は、ディスプレーを有する。例えば、ディスプレーは液晶ディスプレーまたは有機ELディスプレーを含む。

0034

入力部42は、例えば、ジョブの種類およびジョブの内容を指示するための各種キーを含む。入力部42は、キーボードおよびマウスを含む。あるいは、入力部42は、タッチセンサーを含み得る。なお、表示部41および入力部42は、両者の一体化されたタッチパネルであってもよい。

0035

画像読取装置100は、開閉センサー52と、人感センサー54と、制御部70とをさらに備える。開閉センサー52および人感センサー54は、原稿台10に取り付けられる。

0036

開閉センサー52は、プラテンカバー30の開閉状態を検出する。開閉センサー52は、プラテンカバー30又は読取部20の一部に配設される。例えば、開閉センサー52は、原稿台10の上面のうちプラテンカバー30を閉じた際にプラテンカバー30と重なる領域に取り付けられる。本実施形態では、開閉センサー52は、コンタクトガラス11と同一の面に配設される。

0037

開閉センサー52は、プラテンカバー30の「開状態」又は「閉状態」を検出する。例えば、開閉センサー52は、発光部と受光部とを含む。発光部は、上方を向いている。プラテンカバー30が原稿台10に対して閉じられている場合、発光部から出射された光はプラテンカバー30によって反射されて受光部で受光される。開閉センサー52は、受光部で受光した光量に基づいて、プラテンカバー30の「開状態」又は「閉状態」を検出する。なお、開閉センサー52は、「開閉検出部」の一例である。

0038

開閉センサー52は、例えば、近接センサーである。開閉センサー52は、プラテンカバー30の開閉状態を示す検出信号を制御部70に出力する。例えば、検出信号は、プラテンカバー30が「開状態」であるか、「閉状態」であるかを示す。

0039

例えば、プラテンカバー30が原稿台10に対して大きい角度で開いている場合、開閉センサー52は、受光部で受光した光量が第1閾値より小さいか否かを判定する。受光部で受光した光量が第1閾値より小さいと判定した場合、開閉センサー52は、プラテンカバー30が「開状態」を示す検出信号を制御部70に出力する。

0040

また、プラテンカバー30が原稿台10に対して小さい角度で開いている場合、開閉センサー52は、受光部で受光した光量が第2閾値より大きいか否かを判定する。受光部で受光した光量が第2閾値より大きいと判定した場合、開閉センサー52は、プラテンカバー30が「閉状態」を示す検出信号を制御部70に出力する。なお、受光部における光量の判定において、第1閾値は第2閾値より小さい。

0041

人感センサー54は、人感センサー54に対して検知範囲に人がいるか否かを検知する。本実施形態では、人感センサー54により、検知範囲に人がいる状態から検知範囲に人がいない状態に変化したことを検知できる。

0042

本実施形態では、人感センサー54は、原稿台10の前面に配置される。さらに、人感センサー54は、検知範囲に人がいなくなったことを示す検知信号を生成する。人感センサー54は、検知信号を制御部70に送信する。例えば、人感センサー54は、焦電赤外線センサーであり、人体から放出されている遠赤外線輻射熱)を検知する。

0043

制御部70は、読取部20、入出力部40、開閉センサー52および人感センサー54を制御する。典型的には、制御部70は、原稿台10の内部に配置される。制御部70は、演算素子を含む。演算素子は、プロセッサーを含む。例えば、プロセッサーは、中央処理演算機(Central Processing Unit:CPU)を含む。プロセッサーは、特定用途集積回路(Application Specific IntegratedCircuit:ASIC)を含んでもよい。

0044

図1(b)に示すように、プラテンカバー30は、少なくとも載置物を載置させ得る載置領域30aを有する。例えば、載置領域30aには、読み取り前または読み取り後の原稿が載置される。あるいは、載置領域30aには、原稿以外の物(例えば、ユーザーの私物)が載置される。本実施形態では、プラテンカバー30の載置領域30aの一部に透光部32が設けられる。このため、載置領域30aに載置物が載置されると、載置物によって透光部32の少なくとも一部が覆われる。

0045

例えば、プラテンカバー30の載置領域30aを凹ませることで載置物が載置されてもよい。あるいは、プラテンカバー30の載置領域30aに対応させて、載置領域30aの全て又は一部を覆うストックカバー33が設けられてもよい。ユーザーは、載置領域30aに載置物を直接載置してもよく、ストックカバー33の内側に載置物を収納して載置物を載置領域30aに載置してもよい。

0046

読取部20は、光源21と、キャリッジ22と、光学系23と、撮像部24とを含む。撮像部24は、例えば、電荷結合素子(Charge−Coupled Device:CCD)イメージセンサーを含む。

0047

光源21は、キャリッジ22に支持される。キャリッジ22は、副走査方向SD(左右方向)に往復移動可能である。副走査方向は、主走査方向に対して垂直な方向である。

0048

光源21は、コンタクトガラス11を介してコンタクトガラス11の上方へ光を出射する。光源21は、副走査方向SDに移動しながら、コンタクトガラス11上に配置された原稿に対して光を照射する。例えば、光源21は、副走査方向SDに沿って左から右側に移動しながら、コンタクトガラス11上に配置された原稿に対して光を照射する。光学系23は、原稿から反射する光を撮像部24に導く。撮像部24は、光学系23によって導かれた光を電気信号に変換して出力する。

0049

また、プラテンカバー30が原稿台10に対して閉じている場合、光源21は、透光部12および透光部32を介してプラテンカバー30の上方に光を出射する。光源21は、副走査方向SDに移動しながら、プラテンカバー30の載置領域30a上に載置された載置物に対して光を照射する。例えば、光源21は、副走査方向SDに沿って右から左に移動しながら、載置領域30a上に配置された載置物に対して光を照射する。ただし、光源21は、同時に、副走査方向SDに沿って右から左に移動しながら、コンタクトガラス11上に配置された原稿に対しても光を照射してもよい。光学系23は、載置物によって反射された光を撮像部24に導く。撮像部24は、光学系23によって導かれた光を電気信号に変換して出力する。詳しくは、撮像部24は、読取画像データを示す信号を制御部70に出力する。

0050

なお、図1には図示していないが、画像読取装置100は、自動原稿搬送部を備えてもよい。この場合、原稿台10は、読取スリット13をさらに含んでもよい。読取スリット13は、原稿台10の上面に配置される。読取スリット13は、透光性を有する。読取スリット13は、コンタクトガラス11および透光部12に対して左側に配置される。

0051

読取スリット13は、自動原稿搬送装置によって搬送された原稿を読み取るために用いられる。すなわち、原稿が自動原稿搬送装置によって読取スリット13と対向する位置に搬送されると、読取部20によって、原稿の画像が読み取られる。

0052

次に、図1および図2を参照して、画像読取装置100を説明する。図2は、画像読取装置100のブロック図である。

0053

画像読取装置100は、記憶部80をさらに備える。制御部70は、記憶部80に記憶された制御プログラムを実行することによって、画像読取装置100の各構成部分の動作を制御する。具体的には、制御部70は、読取部20、入出力部40、開閉センサー52、人感センサー54および記憶部80を制御する。本実施形態では、制御部70は、キャリッジ22の動作を制御する。本実施形態では、制御部70は、原稿枚数と読取枚数とが一致したと判定された場合に、キャリッジ22の位置を原稿の後端位置で待機するように、キャリッジ22の動作を制御する。

0054

さらに、制御部70は、制御プログラムを実行することによって、制御プログラムが、画像処理部71と、載置物判定部72と、枚数判定部73と、終了判定部74と、計数部75との機能を実現する。

0055

画像処理部71は、撮像部24によって生成された読取画像データを処理する。例えば、画像処理部71は、撮像部24によって生成された読取画像データに基づいて、読取画像を分離するように読取画像データを処理する。例えば、画像処理部71は、原稿台10のコンタクトガラス11に対応する画像と、透光部12に対応する画像とを分離する。コンタクトガラス11に対応する画像は、原稿画像データとして用いられる。一方、透光部12に対応する画像は、載置物の判定に用いられる。

0056

撮像部24が透光部12を撮像する際に、撮像部24は、載置領域30aの一部における光を検出する。具体的には、撮像部24は、光源21から出射された光の反射光であって、透光部32を介して載置領域30aの一部において反射された反射光を検出する。本実施形態では、撮像部24は、反射光の光量又は波長を検出する。

0057

載置物判定部72は、撮像部24による透光部32の撮像結果に基づいて、載置領域30aにおける載置物の有無を判定する。例えば、載置物判定部72は、光源21から出射された後で載置物によって反射された反射光に基づいて、載置物の有無を判定する。本実施形態では、載置物判定部72は、撮像部24で撮像された反射光の光量又は波長に基づいて、載置領域30aにおける載置物の有無を判定する。なお、載置物判定部72は、プラテンカバー30について開状態から閉状態への変化が検出された場合に、載置領域30aにおける載置物の有無を判定してもよい。

0058

枚数判定部73は、入力部42に入力された原稿枚数と、計数部75で計数された読取枚数とが一致したか否かを判定する。

0059

終了判定部74は、スキャン処理を含む作業が終了したか否かを判定する。さらに、終了判定部74は、人が画像読取装置100から離れていくことが検知された場合に、作業が終了したと判定してもよい。

0060

計数部75は、読み取った原稿の枚数を示す読取枚数を計数する。

0061

記憶部80は、各種のデータ、制御プログラム、および各種のアプリケーションプログラムを記憶する。記憶部802は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、および/又はソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)によって構成される。記憶部802は、外部メモリーを含んでもよい。外部メモリーは、リムーバブルメディアである。記憶部802は、外部メモリーとして、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリー、および/又はSD(Secure Digital)カードを含んでもよい。

0062

記憶部80は、閾値を記憶してもよい。例えば、記憶部80は、載置物判定部72が判定する際に用いられる閾値を記憶する。閾値は、プラテンカバー30の上の載置物が載置されていない場合での透光部32から検出した光の光量を示す。なお、閾値は、画像読取装置100の駆動時または画像読取装置100のスリープモードからの復帰時に読取部20によって取得されることが好ましい。

0063

次に、図3および図4を参照して画像読取装置100の構成を説明する。図3は、画像読取装置100を示す模式的な側面図である。

0064

プラテンカバー30は、遮光部31と、透光部32と、ストックカバー33とを含む。ストックカバー33は、プラテンカバー30の上面に位置する載置領域30aを覆う。ストックカバー33の内側には、原稿が載置又は収納できる。

0065

図4は、画像読取装置100を示す模式的な平面図である。図4は、図面が複雑になることを避けるために、プラテンカバー30を省略するとともに光源21およびキャリッジ22を除く読取部20を省略して示している。また、図4は、キャリッジ22の読取基準位置HPと、キャリッジ22の後端位置BPとを示す。

0066

図4には、プラテンカバー30が「開状態」の場合の読取部20の平面図を示す。さらに、図4には、プラテンカバー30が「閉状態」の場合の透光部32の位置を破線で示している。図4に示すように、プラテンカバー30が「閉状態」の場合、光源21から入射した光は、透光部32を介して載置領域30aに出射する。

0067

読取基準位置HPは、キャリッジ22の基準位置を示す。原稿台10に配置された原稿を読み取る際に、キャリッジ22は、読取基準位置HPに位置する。その後、キャリッジ22は、読取基準位置HPから右方向に移動しながら原稿を読み取る。キャリッジ22は、原稿の左端から右端に向かって順番に原稿の画像を読み取る。キャリッジ22が原稿の右端を超えると、キャリッジ22の移動が停止する。

0068

後端位置BPは、載置領域30aの載置物の有無を検出する際の待機位置を示す。本実施形態では、後端位置BPは、原稿台10のコンタクトガラス11に配置された原稿配置領域Rの右側に位置するように規定されている。ここでは、原稿台10のコンタクトガラス11には、A3サイズの原稿が配置されている。

0069

次に、図1図5を参照して、本実施形態の画像読取方法を説明する。図5は、本実施形態の画像読取方法を示すフローチャートである。ステップS2〜ステップS16は、制御部70によって実行される。

0070

ステップS2において、入力部42は、ユーザーから、実行するジョブの種類、および原稿の枚数の指示を受け付ける。ユーザーが指示可能なジョブは、例えば、スキャンジョブである。処理は、ステップS4に進む。

0071

ステップS4において、読取部20は、ユーザーの操作により、コンタクトガラス11に載置された枚数分の原稿を読み取り、枚数分の原稿画像データを生成する。原稿画像データは、記憶部80に記憶される。さらに、制御部70は、スキャン処理で読み取った原稿の数を示す読取枚数を計数する。処理は、ステップS6に進む。

0072

ステップS6において、制御部70は、スキャン処理が終了したか否かを判定する。スキャン処理が終了したと制御部70が判定した場合(ステップS6でYes)、処理はステップS8に進む。スキャン処理が終了したと制御部70が判定しない場合(ステップS6でNo)、処理は、ステップS4に戻る。

0073

ステップS8において、スキャン処理が終了したと判定された場合、キャリッジ22を後端位置BPで待機させる。例えば、制御部70は、原稿枚数と読取枚数とが一致したと判定された場合に、キャリッジ22を後端位置BPで待機するように、キャリッジ22の動作を制御する。処理は、ステップS10に進む。

0074

ステップS10において、制御部70は、プラテンカバー30について「開状態」から「閉状態」への変化があるか否かを判定する。プラテンカバー30について「開状態」から「閉状態」への変化があると制御部70が判定した場合(ステップS10でYes)、処理はステップS12に進む。プラテンカバー30について「開状態」から「閉状態」への変化がないと制御部70が判定した場合(ステップS10でNo)、処理は、ステップS10に戻る。

0075

ステップS12において、制御部70は、キャリッジ22を読取基準位置HPに戻す動作時に、透光部32における光を検出する。処理は、ステップS14に進む。

0076

ステップS14において、制御部70は、透光部32から検出した光の光量が閾値より大きいか否かを判定する。典型的には、閾値は、プラテンカバー30の上の載置物が載置されていない場合での透光部32から検出した光の光量を示す。閾値は、記憶部80に記憶されていてもよい。

0077

透光部32から検出した光の光量が閾値より大きいと判定した場合(ステップS14でYes)、処理はステップS16に進む。透光部32から検出した光の光量が閾値より大きくないと制御部70が判定した場合(ステップS14でNo)、処理は終了する。

0078

ステップS16において、制御部70は、載置物の置き忘れを通知する。例えば、表示部41は、載置物の置き忘れを示す情報を表示する。以上のようにして、画像読取処理は終了する。

0079

以上のように、本実施形態の画像読取装置100によれば、プラテンカバー30の載置領域30aに載置された載置物の有無を判定し、載置領域30aに載置物があると判定された場合に、載置物の置き忘れを通知する。したがって、画像読取装置100は、載置領域30aにおける載置物の置き忘れを抑制することが可能となる。

0080

さらに、本実施形態の画像読取装置100によれば、光源21を備え、光源21から出射されて載置物によって反射された光に基づいて載置物の有無を判定する。このため、より高い確度で載置物の有無を判定できる。また、本実施形態の画像読取装置100によれば、反射光の光量又は波長に基づいて載置物の有無を判定するので、外乱に起因する誤判定を排除できる。

0081

また、本実施形態の画像読取装置100によれば、原稿枚数と読取枚数とが一致した場合に、キャリッジを原稿の後端位置で待機させるので、載置領域30aに載置された載置物の有無を判定するためのキャリッジの移動を最小限に抑えることができる。

0082

また、本実施形態の画像読取装置100によれば、プラテンカバー30について開状態から閉状態への変化が検出された場合に、反射光の光量又は波長を検出するので、光源21の光による眩しさを軽減することができる。

0083

また、本実施形態の画像読取装置100によれば、原稿を読み取る処理を含む作業が終了したか否かを判定し、作業が終了したと判定した場合に載置物の置き忘れを警告するので、不適切なタイミングで警告することを抑制することができる。

0084

また、本実施形態の画像読取装置100によれば、人が画像読取装置100から離れていくことが検知された場合、又は原稿の読み取りに関する課金釣銭金額が払い戻された場合に、作業が終了したと判定するので、より適切なタイミングで警告をすることができる。

0085

(第2実施形態)
次に、図6図8を参照して、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置200を説明する。第2実施形態において、画像形成装置200の画像読取装置100Aは、原稿搬送ユニット90を備え、原稿搬送ユニット90によって搬送された結果として原稿が載置領域30aに載置される点が第1実施形態と異なる。以下、第2実施形態について第1実施形態と異なる事項について説明し、第1実施形態と重複する部分についての説明は割愛する。

0086

図6は、第2実施形態に係る画像読取装置100Aを備える画像形成装置200の模式的な斜視図である。画像形成装置200は、例えば、プリンター機能スキャナー機能およびコピー機能を有する複合機である。画像形成装置200は、ファクシミリ機能を有してもよい。本実施形態では、画像形成装置200は電子写真方式によって画像を形成する。

0087

図6に示すように、本実施形態において、画像形成装置200は、画像読取装置100Aと、画像形成部110とを備える。ここでは、画像形成装置200は、コインベンダー300と接続されている。

0088

画像読取装置100Aは、原稿台10Aと、プラテンカバー30Aとに加えて、原稿搬送ユニット90を備える。原稿搬送ユニット90は、「搬送部」の一例である。

0089

原稿搬送ユニット90は、プラテンカバー30Aの上面に配設される。本実施形態では、原稿搬送ユニット90は、プラテンカバー30Aと一体的に構成される。原稿搬送ユニット90は、自動原稿搬送装置またはADF(Auto Document Feeder)とも呼ばれる。

0090

画像読取装置100Aは、原稿搬送ユニット90を利用して原稿を読み取る。原稿搬送ユニット90は、読み取り後の原稿を載置領域30aに搬送する。本明細書において、原稿搬送ユニット90によって搬送される原稿を搬送原稿と記載することがある。原稿搬送ユニット90によって搬送された搬送原稿は、載置領域30aに載置される。

0091

プラテンカバー30Aは、遮光部31Aおよび透光部32Aを含む。透光部32Aの位置は、原稿搬送ユニット90の配設位置に応じて決定される。

0092

コインベンダー300は、画像形成装置200の利用状況に応じて課金を管理する。例えば、原稿の枚数に応じたスキャン処理又はコピー処理の課金を管理する。

0093

図7は、画像形成装置200の構成を示すブロック図である。図7に示すように、画像形成装置200は、制御部70Aと、原稿搬送ユニット90と、画像形成部110とをさらに備える。

0094

原稿搬送ユニット90は、原稿搬送ユニット90の上部に載置された搬送原稿を、読取スリット13(図1)を介して載置領域30aまで搬送する。

0095

画像形成部110は、記録媒体に画像を形成する。画像形成部110は、画像読取装置100Aにおいて生成された画像データに基づいて記録媒体に画像を形成する。

0096

記録媒体は、例えば用紙である。本実施形態では、画像形成部110は、露光装置帯電装置感光体ドラム現像装置クリーニング装置転写装置、および定着装置を備える。

0097

制御部70Aは、課金部76をさらに含む。課金部76は、原稿の読み取りに関する課金の金額を徴収し、釣銭の金額を払い戻すように、コインベンダー300を制御する。

0098

なお、終了判定部74は、コインベンダー300において、釣銭の金額が払い戻された場合に、作業が終了したと判定してもよい。

0099

次に、図1図8を参照して、画像形成装置200による画像読取方法および画像形成方法を説明する。図8は、本実施形態の画像読取方法を示すフローチャートである。ステップS100〜ステップS120は、制御部70Aによって実行される。

0100

ステップS100において、入力部42は、ユーザーから、実行するジョブの種類、および原稿の枚数の指示を受け付ける。ユーザーが指示可能なジョブは、例えば、スキャンジョブおよびコピージョブである。処理は、ステップS102に進む。

0101

ステップS102において、読取部20は、受け付けた枚数分の原稿について、原稿搬送ユニット90を用いたスキャン処理を実行する。処理は、ステップS104に進む。

0102

ステップS104において、制御部70Aは、キャリッジ22を後端位置BPで待機するように、キャリッジ22の動作を制御する。処理は、ステップS106に進む。

0103

ステップS106において、制御部70Aは、コインベンダー300を介する課金を終了するか否かを判定する。例えば、入金がゼロになった場合、制御部70Aは、課金を終了すると判定する。あるいは、釣銭が出された場合、制御部70Aは、課金を終了すると判定する。あるいは、金額が不足となった場合、制御部70Aは、課金を終了すると判定する。

0104

課金を終了しないと制御部70Aが判定した場合(ステップS106でNo)、処理はステップS108に進む。課金を終了すると制御部70Aが判定した場合(ステップS106でYes)、処理はステップS110に進む。

0105

ステップS108において、制御部70Aは、コインベンダー300を介して課金を受け付ける。処理は、ステップS102に戻る。

0106

ステップS110において、制御部70Aは、ユーザーから受け付けたジョブの種類を判定する。ユーザーから受け付けたジョブがコピージョブであると制御部70Aが判定した場合(ステップS110においてYes)、処理はステップS112に進む。ユーザーから受け付けたジョブがスキャンジョブであると制御部70Aが判定した場合(ステップS110においてNo)、処理はステップS114に進む。

0107

ステップS112において、制御部70Aは、スキャン処理によって生成した原稿画像データに基づいて、画像形成処理を実行する。処理は、ステップS116に進む。

0108

ステップS114において、制御部70Aは、スキャン処理によって生成した原稿画像データを記憶部80に記憶する記憶処理を実行する。処理は、ステップS116に進む。

0109

ステップS116において、制御部70は、キャリッジ22が読取基準位置HPに戻る際に、透光部32Aにおける光を検出する。処理は、ステップS118に進む。

0110

ステップS118において、制御部70Aは、透光部32Aから検出した光の光量が閾値より大きいか否かを判定する。透光部32Aから検出した光の光量が閾値より大きいと制御部70Aが判定した場合(ステップS118でYes)、処理はステップS120に進む。透光部32Aから検出した光の光量が閾値より大きくないと制御部70Aが判定した場合(ステップS118でNo)、処理は終了する。

0111

ステップS120において、制御部70Aは、原稿の読取処理を含む作業が終了したか否かを判定する。例えば、人が画像読取装置100Aから離れていくことが検知された場合に、作業が終了したと判定する。作業が終了したと制御部70Aが判定した場合(ステップS120でYes)、処理はステップS122に進む。作業が終了したと制御部70Aが判定しない場合(ステップS120でNo)、処理は、ステップS120に戻る。

0112

ステップS122において、制御部70は、載置物の置き忘れを通知する。例えば、表示部41は、載置物の置き忘れを示す情報を表示する。以上のようにして、画像読取処理は終了する。

0113

以上のように、本実施形態の画像読取装置100Aを備える画像形成装置200によれば、原稿搬送ユニット90によって載置領域30aに載置された載置物の有無を判定する。さらに、画像読取装置100Aは、載置領域30aに載置物があると判定された場合に、載置物の置き忘れを通知する。したがって、原稿搬送ユニット90を有する画像形成装置200であっても、載置領域30aにおける載置物の置き忘れを抑制できる。

0114

以上、図面(図1図8)を参照して本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚さ、長さ、個数、間隔等は、図面作成都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。

0115

(1)本発明の実施形態では、画像読取装置を備える画像形成装置に限定されない。画像形成装置は、複写機プリンターファクシミリスキャナー、又はこれらの機能を兼ね備えた複合機であってもよい。

0116

(2)また、本発明は、本発明に係る画像読取装置の特徴的な構成手段をステップとする画像読取方法として実現したり、それらのステップを含む制御プログラムとして実現したりすることもできる。また、そのプログラムは、CD−ROM等の非一時的に記録したシート通信ネットワーク等の伝送媒体を介して流通させることもできる。

0117

(3)上述した実施形態では、原稿台10のコンタクトガラス11と透光部12とは互いに離れていたが、本実施形態はこれに限定されない。コンタクトガラス11と透光部12とは連続して設けられてもよい。ただし、透光部12は、コンタクトガラス11の原稿配置領域Rとは異なる位置に設けられることが好ましい。

0118

(4)上述した実施形態では、光源21および撮像部24は、原稿および載置物を撮像するために共通に用いられたが、本実施形態はこれに限定されない。光源21および撮像部24の少なくとも一方は、原稿および載置物に応じて別個に設けられてもよい。

0119

本発明は、画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法の分野に有用である。

0120

100、100A画像読取装置
20 読取部
30プラテンカバー
30a 載置領域
32、32A透光部
33ストックカバー
40入出力部
41 入力部
42 表示部
52開閉センサー
54人感センサー
70、70A 制御部
71画像処理部
72 載置物判定部
73枚数判定部
74終了判定部
75計数部
76課金部
80 記憶部
90原稿搬送ユニット
200画像形成装置
300 コインベンダー

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