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技術 シートベルトの取付構造

出願人 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト
発明者 有藤康
出願日 2020年1月31日 (1年9ヶ月経過) 出願番号 2020-014253
公開日 2021年8月19日 (2ヶ月経過) 公開番号 2021-120261
状態 未査定
技術分野 車両用シートベルト 車両用座席
主要キーワード 集合部品 隣接シート ベルトアセンブリ 差し込み穴 マイクロバス 着座スペース 軸状部材 補助シート
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2021年8月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

シートベルト取付構造に関し、補助シート支持状態を安定させて乗員保護性能を改善する。

解決手段

車室内通路に設けられる折り畳み式の補助シート1を展開して乗員が着席する際に使用されるシートベルトの取付構造において、バックル固定部材10と突起部材16とを設ける。バックル固定部材10は、一端部にシートベルトのタングが挿入されるバックル11を有し、他端部に形のフック13を有するともに、補助シート1に対して回動自在に枢支される。突起部材16は、展開された補助シート1のバックル固定部材10に対向する位置で補助シート1に隣接するシート2に固定され、展開された補助シート1が載置されるとともに、シートベルトの使用時にフック13と係合する。

概要

背景

従来、車両の車室内通路に設けられる折り畳み式の補助シート補助席)に着座する乗員用シートベルトにおいて、シートベルトの端部を床面(フロア)に設置した構造が知られている。このような補助シートは、車室内通路に隣接する座席や車体に対して回動可能に支持される。補助シートの不使用時(通常時)には、乗員の通行阻害しないように折り畳まれた状態とされる。一方、補助シートに着座したい乗員が存在する場合には、折り畳まれた補助シートが車室内通路側へと展開されて使用される(特許文献1参照)。

概要

シートベルトの取付構造に関し、補助シートの支持状態を安定させて乗員保護性能を改善する。車室内通路に設けられる折り畳み式の補助シート1を展開して乗員が着席する際に使用されるシートベルトの取付構造において、バックル固定部材10と突起部材16とを設ける。バックル固定部材10は、一端部にシートベルトのタングが挿入されるバックル11を有し、他端部に形のフック13を有するともに、補助シート1に対して回動自在に枢支される。突起部材16は、展開された補助シート1のバックル固定部材10に対向する位置で補助シート1に隣接するシート2に固定され、展開された補助シート1が載置されるとともに、シートベルトの使用時にフック13と係合する。

目的

本発明は、このような課題に鑑みて創案されたものであり、補助シートの支持状態を安定させて乗員保護性能を改善することを目的の一つとする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車室内通路に設けられる折り畳み式の補助シート展開して乗員が着席する際に使用されるシートベルト取付構造であって、一端部に前記シートベルトのタングが挿入されるバックルを有し、他端部に形のフックを有するともに、前記補助シートに対して回動自在に枢支されるバックル固定部材と、展開された前記補助シートの前記バックル固定部材に対向する位置で前記補助シートに隣接するシートに固定され、展開された前記補助シートが載置されるとともに、前記シートベルトの使用時に前記フックと係合する突起部材と、を備えることを特徴とする、シートベルトの取付構造。

技術分野

0001

本発明は、折り畳み式の補助シートにおけるシートベルト取付構造に関する。

背景技術

0002

従来、車両の車室内通路に設けられる折り畳み式の補助シート(補助席)に着座する乗員用のシートベルトにおいて、シートベルトの端部を床面(フロア)に設置した構造が知られている。このような補助シートは、車室内通路に隣接する座席や車体に対して回動可能に支持される。補助シートの不使用時(通常時)には、乗員の通行阻害しないように折り畳まれた状態とされる。一方、補助シートに着座したい乗員が存在する場合には、折り畳まれた補助シートが車室内通路側へと展開されて使用される(特許文献1参照)。

先行技術

0003

特許第3107744号公報

発明が解決しようとする課題

0004

補助シートの使用時における支持状態は、いわゆる「片持ち支持左右両端部の片方のみが支持された状態)」になることが多い。そのため、補助シートの全体的な剛性を十分に高めておくことが望ましく、補強部材による重量増加部品点数の増加による生産性の低下を避けにくいという課題がある。一方、補強部材を安易に減らしてしまうと、補助シートの剛性が不十分となり、良好な乗員保護性能が得られにくいという課題もある。

0005

本発明は、このような課題に鑑みて創案されたものであり、補助シートの支持状態を安定させて乗員保護性能を改善することを目的の一つとする。本発明は、上記の課題の少なくとも一部を解決するものであり、以下の態様又は適用例として実現される。

課題を解決するための手段

0006

(1)車室内通路に設けられる折り畳み式の補助シートを展開して乗員が着席する際に使用されるシートベルトの取付構造であって、バックル固定部材突起部材とを備える。バックル固定部材は、一端部にシートベルトのタングが挿入されるバックルを有し、他端部に形のフックを有するともに、補助シートに対して回動自在に枢支される。突起部材は、展開された補助シートのバックル固定部材に対向する位置で補助シートに隣接するシートに固定され、展開された補助シートが載置されるとともに、シートベルトの使用時にフックと係合する。

0007

乗員が補助シートに着席すべく補助シートを展開させると、補助シートが突起部材に載置され、補助シートの荷重の一部が隣接するシートに負担される。これにより、補助シートの安定性が向上し、乗員の着座姿勢が安定しやすくなる。また、突起部材をバックル固定部材のフックに係合させることで、バックル固定部材が固定される。これにより、シートベルトに作用する荷重が補助シートと隣接するシートとの両方に負担され、シートベルトによる乗員の固定状態が安定する。さらに、補助シート側のフックと補助シートに隣接するシート側の突起部材とを係合させることで、補助シートの剛性確保が容易となる。

発明の効果

0008

本発明によれば、補助シートの剛性確保が容易となり、乗員保護性能を改善することができる。

図面の簡単な説明

0009

実施例としてのシートベルトの取付構造が適用された車両用シートの斜視図であり、(A)は補助シートの展開状態(展開時,使用時)を示す図、(B)は補助シートの格納状態(通常時,不使用時)を示す図である。
(A)は図1の車両用シートの上面図、(B)はその正面図である。
図1のシートベルトの取付構造を拡大して示す斜視図である。
図1に示す隣接シートに設けられた突起部材の斜視図である。
図1のシートベルトの取付構造の側面図である。

実施例

0010

図1図5を参照して、実施例としてのシートベルトの取付構造について説明する。図中の前後上下左右は、車両を基準にして定められる方向を表す。なお、以下に示す実施例はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施例で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施例の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。

0011

[1.構成]
本構造は、乗員が補助シート1に着座する際に使用されるシートベルトの取付構造であって、図1(A),(B)に示す車両用シートに適用される。図1(A)は補助シート1の展開状態(展開時,使用時)を示し、図1(B)は補助シート1の格納状態(通常時,不使用時)を示す。本構造が適用されうる車両は、少なくとも車室内通路4に折り畳み式の補助シート1が設けられた車両であり、例えばマイクロバスワゴン車などが挙げられる。

0012

この車両には、車幅方向に車室内通路4を挟むように配置される左右一対の座席(一般シート)と、車室内通路4を一時的に着座スペースとして活用するための補助シート1とが設けられる。図1(A),(B)に示すように、補助シート1の幅は、車室内通路4の幅寸法(車室内通路4の左側に位置する隣接シート2と支持シート3との間の寸法)に対応するように設定される。以下、車室内通路4の左側に配置される座席を隣接シート2と呼び、車室内通路4の右側に配置される座席を支持シート3と呼ぶ。補助シート1は、支持シート3の足元に固定される折り畳み装置8を介して回動可能に据え付けられる。

0013

展開状態の補助シート1は、図1(A)に示すように、隣接シート2と支持シート3との隙間を閉塞するように配置される。このように、補助シート1を展開することで、乗員が隣接シート2と支持シート3との間に着席できる状態になる。一方、格納状態の補助シート1は、図1(B)に示すように、コンパクトに折り畳まれた状態で支持シート3の左側方(車室内通路4の右側)に配置される。このように、補助シート1を折り畳むことで、隣接シート2と支持シート3との隙間が開放され、乗員が車室内通路4を通行できる状態になる。

0014

図1(A),(B)に示す補助シート1には、乗員の臀部を下方から支持する座面5(シートクッション)と、乗員の背中を後方から支持する背もたれ部7(シートバック)とが設けられる。座面5は、その右側下方に配置される折り畳み装置8を介して、支持シート3に枢着される。折り畳み装置8は、車長方向(前後方向)に延在する回転軸を中心として、座面5を回動させる機能を持つ。また、背もたれ部7は、例えば図1(A)に示す状態で車幅方向に延在する回転軸を持つヒンジを介して、座面5の後端部に枢着される。

0015

補助シート1に着席する乗員用のシートベルトは、補助シート1や支持シート3,車体などに内蔵される。例えば、シートベルトのベルトアセンブリ(例えばシートベルトのタング9やベルトリトラクタなどを含む集合部品)は、図1(A)に示すように、支持シート3のシートクッションに内蔵され、支持シート3の左側面から引き出されて使用される。あるいは、ベルトアセンブリが補助シート1の座面5に内蔵され、補助シート1の右側面から引き出されて使用される。ベルトアセンブリは、補助シート1の近傍の床面や天井面に内蔵させることも可能である。また、シートベルトの種類は、二点式であってもよいし三点式であってもよい。

0016

図3に示すように、補助シート1の座面5の左側端部には、座面5の上面と左側面とに挟まれた角部を内側に窪ませてなる凹部6が設けられる。凹部6には、例えば座面5の上面を下方に凹ませた面と、座面5の左側面を内側(右側)に凹ませた面とが設けられ、ほぼ立方体の空洞状に形成される。また、凹部6の内側にはバックル固定部材10が配置される。

0017

図3に示すように、バックル固定部材10には、バックル11と筒状部12とフック13とが設けられる。バックル11は、シートベルトのタング9が挿入される差し込み穴14が形成された部材であり、バックル固定部材10の一端部(前端部)に設けられる。筒状部12は、バックル11よりも後方でバックル11と一体に形成された筒状の部位であり、補助シート1の座面5に内蔵されるフレーム(不図示)に対して回動可能に枢支される。

0018

バックル固定部材10は、図3中に示すように、車幅方向に延在する回転軸Cを中心として手動揺動させることができるように設けられる。バックル固定部材10の揺動範囲は、図5実線で示す位置(バックル格納位置)から破線で示す位置(バックル使用位置)までの範囲である。また、筒状部12よりも後方には、筒状部12と一体に形成された鉤形のフック13が設けられる。このフック13には、バックル固定部材10がバックル使用位置にあるときに、後述する突起部材16と係合するピン受け部15が設けられる。

0019

図4に示すように、突起部材16は、隣接シート2に固定される部材である。突起部材16は、展開された補助シート1の座面5を下方から支持するとともに、バックル固定部材10の姿勢をバックル使用位置に固定する機能を持つ。突起部材16には、ピン部17とハンドル部18とが設けられる。ハンドル部18は、隣接シート2の側面から車室内通路4に向かって突設された一対の軸状部材とその先端を前後方向に接続する第二軸状部材とを有し、上面視でコ字状に形成される。

0020

ピン部17は、隣接シート2の側面と第二軸状部材との間を車幅方向に接続する軸状に形成される。ピン部17の軸径(直径)は、図5に示すように、ピン受け部15の内側に係合する大きさに設定される。ピン受け部15とピン部17との係合により、バックル固定部材10の意図しない揺動が阻止される。また、シートベルトのタング9がバックル11から引き抜かれる方向に荷重が作用したとしても、その荷重がピン受け部15及びピン部17を介して隣接シート2に伝達される。

0021

また、本実施例ではピン部17及びハンドル部18が一体に形成されており、上面視の形状がヨ字状となる。これらのピン部17及びハンドル部18の周面には、樹脂製のカバー19が被装される。突起部材16は、例えば補助シート1が使用されていない状況で、隣接シート2に着座している乗員が立ち上がるときに手をかける手すりとして利用されうる。

0022

[2.効果]
上記の実施例では、図2(B)に示すように、展開状態の補助シート1の下方右側が折り畳み装置8によって支持されるとともに、補助シート1の下方左側が突起部材16によって支持される。つまり、展開状態の補助シート1が突起部材16に載置され、補助シート1の荷重の一部が隣接シート2に負担される。これにより、いわゆる「片持ち支持」の構造と比較して補助シート1の安定性が向上し、乗員の着座姿勢が安定しやすくなる。

0023

また、突起部材16をバックル固定部材10のフック13に係合させることで、バックル固定部材10が安定的に固定される。これにより、シートベルトに作用する荷重が補助シート1と隣接シート2との両方に負担され、シートベルトによる乗員の固定状態が安定する。さらに、補助シート1側のフック13と隣接シート2側の突起部材16とを係合させることで、補助シート1の剛性確保が容易となる。したがって、上記の実施例によれば、補強部材による重量増加や部品点数の増加による生産性の低下を回避しつつ、乗員保護性能を改善することができる。また、補助シート1の構造を簡素化することも容易となり、補助シート1を軽量化することができる。

0024

1補助シート
2隣接シート
3支持シート
4車室内通路
5 座面
6 凹部
7背もたれ部
8 折り畳み装置
9タング
10バックル固定部材
11 バックル
12 筒状部
13フック
14差し込み穴
15ピン受け部
16突起部材
17ピン部
18ハンドル部
19カバー
C 回転軸

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