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技術 画像処理装置およびプログラム

出願人 キヤノン株式会社
発明者 中村竜也名古屋美穂
出願日 2020年1月27日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2020-010983
公開日 2021年8月10日 (4ヶ月経過) 公開番号 2021-117761
状態 未査定
技術分野 スタジオ装置 カラー画像通信方式 画像処理
主要キーワード 外部音声出力装置 簡易検索 定型作業 仮想メディア ゼブラパターン 外部映像表示装置 ファイル管理ソフトウェア バックアップボタン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2021年8月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

撮影色域と異なる色域に変換した場合、撮影時色域と異なる信号の存在有無を簡便に判断することができる画像処理装置およびプログラムを提供する。

解決手段

画像処理装置は、撮像記録により取得された入力画像データを、選択された色空間の変換後画像データに変換する変換工程と、変換後画像データから、撮影時色域と異なる色領域の画素である撮影時色域差異画素を検出する検出工程と、検出手段で撮影時色域差異画素が検出された場合に、変換後画像データに撮影時色域差異画素が存在することを通知する通知工程を有する。

概要

背景

近年の画像処理装置で扱うことを要請される色域規格は、増加の一途をたどっている。エンドユーザーである視聴者にて視聴されることを想定した、HDの放送規格であるITU−RBT.709、UHD(Ultra HD)の放送規格であるITU−R BT.2020、デジタルシネマ上映システムの規格であるDCI−P3等が提案されている。また、最終的な放送上映に供する画像ではなく、撮影時や編集時の画像としては、できるだけ多くの情報を残しておくことが、編集の自由度を高める上で肝要である。その為の色域としては、なるべく広い色域であることが望ましい。例えば、AMPAS(Academy of Motion Picture Arts and Sciences)が提唱するACES(Academy Color Encoding System)がある。また、カメラメーカーが独自の色域を提唱する場合もある。

その時、入力画像データを色域変換した変換後画像データに正確な表示が行われない画素が存在する場合がある。その場合、そのような画素が存在することを高精度に通知する提案が為されている(例えば、特許文献1参照)。

概要

撮影時色域と異なる色域に変換した場合、撮影時色域と異なる信号の存在有無を簡便に判断することができる画像処理装置およびプログラムを提供する。画像処理装置は、撮像記録により取得された入力画像データを、選択された色空間の変換後画像データに変換する変換工程と、変換後画像データから、撮影時色域と異なる色領域の画素である撮影時色域差異画素を検出する検出工程と、検出手段で撮影時色域差異画素が検出された場合に、変換後画像データに撮影時色域差異画素が存在することを通知する通知工程を有する。

目的

撮影時色域と異なる色域に変換した場合であっても、撮影時色域と異なる色領域の信号の存在有無を簡便に判断することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

撮像記録により取得された入力画像データを、前記入力画像データとは異なる色空間の変換後画像データに変換する画像処理装置であって、撮像記録時に設定された色域である撮影時色域を取得する撮影時色域取得手段と、予め定められた複数の色空間のうちの1つを選択する選択手段と、入力画像データを、前記選択手段で選択された色空間の変換後画像データに変換する変換手段と、前記変換後画像データから、前記撮影時色域と異なる色領域の画素である撮影時色域差異画素を検出する検出手段と、前記検出手段で撮影時色域差異画素が検出された場合に、前記変換後画像データに撮影時色域差異画素が存在することをユーザー通知する通知手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。

請求項2

前記検出手段は、前記撮影時色域の外側の画素である撮影時色域外画素を検出することを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。

請求項3

前記入力画像データはRAW画像データであり、色空間が未設定であることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。

請求項4

前記撮影時色域は入力画像データと同時記録されるプロキシ画像データに設定される色域であることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。

請求項5

前記撮影時色域は入力画像データを撮影時にモニタ表示する画像に設定される色域であることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。

請求項6

前記撮影時色域は入力画像データにメタデータとして重畳記録されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。

請求項7

前記撮影時色域はプロキシ画像データにメタデータとして重畳記録されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。

請求項8

前記通知手段は、撮影時色域差異画素が存在する領域を所定の模様にて表示することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置。

請求項9

前記通知手段は、RAW現像処理終了時に通知を行うことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像処理装置。

請求項10

撮像記録時に設定された色域である撮影時色域を取得する撮影時色域取得工程と、予め定められた複数の色空間のうちの1つを選択する選択工程と、撮像記録により取得された入力画像データを、前記選択手段で選択された色空間の変換後画像データに変換する変換工程と、前記変換後画像データから、前記撮影時色域と異なる色領域の画素である撮影時色域差異画素を検出する検出工程と、前記検出手段で撮影時色域差異画素が検出された場合に、前記変換後画像データに撮影時色域差異画素が存在することを通知する通知工程と、を有することを特徴とする画像処理プログラム

技術分野

0001

本発明は画像処理装置およびプログラムに関し、特に、画像データに付随記録される撮影色域メタデータに応じて、色域変換後画像の撮影時色域と異なる信号を識別表示する、画像処理装置およびプログラムに関するものである。

背景技術

0002

近年の画像処理装置で扱うことを要請される色域規格は、増加の一途をたどっている。エンドユーザーである視聴者にて視聴されることを想定した、HDの放送規格であるITU−RBT.709、UHD(Ultra HD)の放送規格であるITU−R BT.2020、デジタルシネマ上映システムの規格であるDCI−P3等が提案されている。また、最終的な放送上映に供する画像ではなく、撮影時や編集時の画像としては、できるだけ多くの情報を残しておくことが、編集の自由度を高める上で肝要である。その為の色域としては、なるべく広い色域であることが望ましい。例えば、AMPAS(Academy of Motion Picture Arts and Sciences)が提唱するACES(Academy Color Encoding System)がある。また、カメラメーカーが独自の色域を提唱する場合もある。

0003

その時、入力画像データを色域変換した変換後画像データに正確な表示が行われない画素が存在する場合がある。その場合、そのような画素が存在することを高精度に通知する提案が為されている(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0004

特開2014−187594号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記従来例では、以下のような問題点があった。

0006

撮影時色域と異なる色域に変換した場合、撮影時色域と異なる色領域の信号の存在有無を簡便に判断することが困難な場合があった。

0007

撮像記録時は、カメラの設定をある所定の色域に設定し、撮像記録を行う。また、その設定された所定の色域にてモニタ等の表示手段にて撮像記録される画像を表示する。それにより、撮影者はカメラで設定された所定の色域にて撮像記録される画像内容を確認しながら、撮像記録作業を進めることができる。その時、撮像記録される色の確認においては、カメラで設定された所定の色域にて表現可能な範囲内において、確認することが可能である。

0008

一方、撮像記録後に画像データを編集する時、カメラにて撮像記録された画像データの色域を変換する場合がある。放送、上映、撮像記録、編集、保存等、様々な用途が想定された様々な色域規格が存在する。編集時に編集者は、それら用途を考慮しながら、色域の変換を行う場合がある。

0009

この時、編集者が、撮影時色域と異なる色域を選択して変換する場合がある。この時、その変換後画像データは、撮像記録時にモニタ等で確認した色と差異がある色表現になる場合がある。その差異は、撮像記録時に確認されていない。その為、編集者は、その差異を把握し、その差異に注意しながら編集作業を進める必要がある。撮影者と編集者は、撮影時の状況及び演出意図を共有しながら作業を進める場合がある。その場合、編集者が撮影内容に対して差異を加える時、その差異内容についても共有しながら作業を進める場合がある。そして、編集者は、撮影時の状況及び演出意図を理解しながら、色補正作業であるカラーコレクション作業および演出意図の付加であるカラーグレーディング作業を進める。しかし、その差異有無を簡便に把握することが困難な場合があった。

0010

本発明は上記のような点に鑑みて為されたものである。撮影時色域と異なる色域に変換した場合であっても、撮影時色域と異なる色領域の信号の存在有無を簡便に判断することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

上記目的を達成するため、本出願に係る第一の発明は、撮像記録により取得された入力画像データを、入力画像データとは異なる色空間の変換後画像データに変換する画像処理装置であって、撮像記録時に設定された色域である撮影時色域を取得する撮影時色域取得手段と、予め定められた複数の色空間のうちの1つを選択する選択手段と、入力画像データを、選択手段で選択された色空間の変換後画像データに変換する変換手段と、変換後画像データから、撮影時色域と異なる色領域の画素である撮影時色域差異画素を検出する検出手段と、検出手段で撮影時色域差異画素が検出された場合に、変換後画像データに撮影時色域差異画素が存在することを通知する通知手段と、を有することを特徴としている。

0012

上記目的を達成するため、本出願に係る第二の発明は、撮像記録時に設定された色域である撮影時色域を取得する撮影時色域取得工程と、予め定められた複数の色空間のうちの1つを選択する選択工程と、撮像記録により取得された入力画像データを、選択手段で選択された色空間の変換後画像データに変換する変換工程と、変換後画像データから、撮影時色域と異なる色領域の画素である撮影時色域差異画素を検出する検出工程と、検出手段で撮影時色域差異画素が検出された場合に、変換後画像データに撮影時色域差異画素が存在することを通知する通知工程と、を有することを特徴としている。

発明の効果

0013

以上説明したように、本発明によれば、撮影時色域と異なる色域に変換した場合であっても、撮影時色域と異なる色領域の信号の存在有無を簡便に判断することが出来る。

0014

特に、上述の通り、変換後画像データから、撮影時色域と異なる色領域の画素である撮影時色域差異画素を検出することで、変換後画像データに撮影時色域差異画素が存在することを通知することが可能となる。

0015

例えば、編集者は、その差異を把握し、その差異に注意しながら編集作業を進めることが可能となる。撮影者と編集者は、撮影時の状況及び演出意図を共有しながら作業を進める場合がある。その場合、編集者が撮影内容に対して差異を加える時、その差異内容についても共有しながら作業を進めることが容易となる。そして、編集者は、撮影時の状況及び演出意図を理解しながら、色補正作業であるカラーコレクション作業および演出意図の付加であるカラーグレーディング作業を進めることが可能となる。

図面の簡単な説明

0016

第1の実施形態における画像処理装置のハード構成図である。
(a)、(b)は第1の実施形態における画像処理装置のシステム構成図である。
第1の実施形態における画像処理装置のユーザーインターフェイス画面を説明する図である。
第1の実施形態における動画像クリップの構造を説明する図である。
第1の実施形態における画像データファイルファイル構造を説明する図である。
第1の実施形態における色域設定を説明する図である。
第1の実施形態における色域差異表示の手順を説明するフローチャートである。
第1の実施形態における色域差異表示を説明する図である。
第2の実施形態における色域差異表示の手順を説明するフローチャートである。

実施例

0017

以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。

0018

<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態による、画像処理装置100の構成を示すハード構成図である。

0019

システム制御マイコン101は、例えば、CPU(MPU)、メモリDRAM、SRAM)などからなり、各種処理(プログラム)を実行して画像処理装置100の各ブロックを制御したり、各ブロック間でのデータ送受信を制御したりする。またシステム制御マイコン101は、ユーザからの操作を受け付ける操作部102からの操作信号に応じて、画像処理装置100の各ブロックを制御する。

0020

操作部102は、電源タンキーボードマウスポインティングデバイスタッチパネル等で構成される。ユーザによりこれらのキーボードやマウスが操作されるとシステム制御マイコン101に操作信号を送信する。

0021

バス103は、各種データ、制御信号指示信号などを画像処理装置100の各ブロックに送るための汎用バスである。

0022

メモリ104は、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリであって、画像信号および音声信号、画像処理装置100の設定情報などを一時的に記憶する揮発性メモリ不揮発性メモリの双方が備わる。

0023

記録媒体105は、画像処理装置100に内蔵される記録媒体である。記録媒体105は、画像処理装置で扱う各種データなどを記録することができる。記録媒体105の例としては、例えばハードディスクSSD、光ディスク、フラッシュメモリなどがあげられる。本実施形態では、ハードディスク装置を例に説明する。

0024

外部記録媒体接続部106は、画像処理装置100に外部記録媒体を接続する為の接続部である。外部記録媒体は、画像処理装置で扱う各種データなどを記録することができる。外部記録媒体の例としては、例えばハードディスク、SSD、光ディスク、フラッシュメモリなどがあげられる。本実施形態では、外部記録媒体としては、いわゆるメモリカードと呼ばれる画像処理装置100に装着可能なフラッシュメモリ装置を例に説明する。

0025

通信部107は、画像処理装置100が外部画像処理装置と通信する為の通信部である。外部画像処理装置は、画像処理装置100と同様に、画像処理を行うことができる。外部画像処理装置の例としては、スマートフォンタブレット型コンピュータパーソナルコンピュータなどがあげられる。更には、撮像部および画像記録部も含むデジタルビデオカメラデジタルスチルカメラなどもあげられる。本実施形態では、デジタルビデオカメラを例に説明する。

0026

表示部108は、画像処理装置100に内蔵されるものである。記録媒体105や外部記録媒体接続部106を経由して接続された外部記録媒体に記録された画像データや、各種メニューなどのGUIを表示する。表示部108は例えば、液晶ディスプレイ有機ELディスプレイ等を用いることができる。

0027

音声出力部109は、画像処理装置100に内蔵されるものである。例えばスピーカおよびその駆動部からなり、記録媒体105や外部記録媒体に記録された音声信号にもとづき音声を出力する。

0028

映像外部出力部110は、外部映像表示装置を画像処理装置100に接続する為の出力部である。記録媒体105や外部記録媒体接続部106を経由して接続された外部記録媒体に記録された画像データや、各種メニューなどのGUIを外部映像表示装置に表示する。外部映像表示装置の例としては、テレビ、モニタなどがあげられる。本実施形態では、モニタを例に説明する。

0029

音声外部出力部111は、外部音声出力装置を画像処理装置100に接続する為の出力部である。記録媒体105や外部記録媒体に記録された音声信号にもとづき音声を出力する。外部音声出力装置の例としては、スピーカーヘッドフォンなどがあげられる。本実施形態では、スピーカーを例に説明する。

0030

図2は、本発明の第1の実施形態による、デジタルビデオカメラと組み合わせて画像処理装置100を使用する例を示すシステム構成図である。

0031

図2(a)は、メモリカード経由でデジタルビデオカメラと組み合わせて画像処理装置100を使用する例を示すシステム構成図である。

0032

デジタルビデオカメラ201は、レンズ202を含む撮像部にて、レンズ202を通して集めた光を光電変換素子にて電気信号に変換し、更には信号処理を施して画像データにする。オートマニュアルモード切り替えスイッチ203は、現像パラメータの設定をフルオートモードとマニュアルモードのどちらかに設定するためのスイッチである。ゲイン切り替えスイッチ211は、信号処理を行う非図示の信号処理部にて映像信号増幅処理を行う時の増幅率を切り替えるスイッチである。ゲイン切り替えスイッチ211はH、M、Lの3段階の切り替えが可能である。各段階には、それぞれ異なる増幅率が設定されている。ゲイン切り替えスイッチ211をHに設定した時、増幅率は12dBが設定される。ゲイン切り替えスイッチ211をMに設定した時、増幅率は6dBが設定される。ゲイン切り替えスイッチ211をLに設定した時、増幅率は0dBが設定される。

0033

カードスロット204は、メモリカード205を着脱可能である。デジタルビデオカメラ201にて撮像した結果となる画像データを記録する時、カードスロット204にメモリカード205を装着しておくことで、メモリカード205に画像データを記録する。また、画像データを他の装置、例えば画像処理装置100で利用したい場合、画像データ記録済みであるメモリカード205をカードスロット204から取り外す。

0034

画像処理装置100にはデジタルビデオカメラ201と同様にカードスロット206が備わっており、メモリカード205を着脱することができる。このカードスロット206は、外部記録媒体接続部106の一部分である。それにより、デジタルビデオカメラ201で撮像して画像データを記録したメモリカード205を、画像処理装置100のカードスロット206に装着することができる。それにより、デジタルビデオカメラ201で作成した画像データを画像処理装置100で利用することができる。

0035

また、画像処理装置100には、操作部102の一部分として、キーボード208とトラックパッド207を備える。キーボード208は、文字記号等の入力が可能である。トラックパッド207は、マウス等と同様にポインティングデバイスとして利用可能である。パネル209は表示部108の一部分であり、記録媒体105や外部記録媒体接続部106を経由して接続された外部記録媒体に記録された画像データや、各種メニューなどのGUIを表示する。

0036

以上述べたように、メモリカード205を介すことで、デジタルビデオカメラ201で生成した画像データを、画像処理装置100で利用することができる。

0037

デジタルビデオカメラ201で生成した画像データを画像処理装置100で利用する為に、メモリカード205を利用することのほかに、別の方法もある。

0038

図2(b)は、通信ケーブル経由でデジタルビデオカメラと組み合わせて画像処理装置100を使用する例を示すシステム構成図である。図2(a)との違いは、メモリカードではなく通信ケーブル210を介して、画像処理装置100は画像データを取得する点である。通信ケーブル210は画像処理装置100の通信部107に接続される。本実施形態では、通信ケーブル201を介してデジタルビデオカメラ201と画像処理装置100が通信する際の通信規格として、USB規格を例に説明する。

0039

デジタルビデオカメラ201は、通信ケーブル210を介して画像処理装置100の通信部108が接続されると、マスストレージクラス動作状態となる。それにより、画像処理装置100にて、デジタルビデオカメラ201のカードスロット204に装着された状態のメモリカード205に記録されている画像データを利用することができる。例えば、デジタルビデオカメラ201のカードスロット204に装着された状態のメモリカード205に記録されている画像データを、画像処理装置100の記録媒体105にコピーすることができる。

0040

図3は、本発明の第一の実施形態による、画像処理装置100のパネル209に表示されるインターフェイス画面である。インターフェイス画面301はパネル209の全画面に表示されるが、パネル209が複数ウインドウ表示可能な場合、そのうちの一つのウインドウとしてインターフェイス画面301が表示されても良い。

0041

メニュー302は、画像処理装置が実行可能な機能を選択して実行するためのメニューである。トラックパッド207にてメニュー302を選択すると、いわゆるプルダウンメニューとして、メニューの詳細が表示される。更に、それら詳細のメニューの中から、実行したいメニューを選択することで、所望の機能を実行することができる。メニューの項目としては、大項目として、ファイル操作に関連するファイルメニュー、編集操作に関連する編集メニュー表示操作に関連する表示メニュー、設定等に関連するツールメニュー、使用説明書を表示したりするヘルプメニュー等がある。

0042

メディア一覧リスト311は、画像処理装置100にて認識されるメディアの一覧を示すリストである。認識されるメディアの種類としては、メディア312と仮想メディア314とがある。メディア312は、画像処理装置100のカードスロット206にてメモリカード205の装着が認識された場合に表示される。また、メディア312は、通信210を介してマスストレージクラス動作状態にて接続されたデジタルビデオカメラ201のカードスロット204に接続されたメモリカード205の装着が認識された場合に表示される。また、それ以外の手段で外部記録媒体が認識された場合に表示されても良い。

0043

仮想メディア314は、画像処理装置100の記録媒体105にて階層構造にて各種データが記録されている場合、特定の階層のフォルダ仮想的なメディアとみなして画像処理装置100にて扱う為のものである。メディア312には、メディア名313を併せて表示することができる。メディア312は図3では1つのみ表示されているが、画像処理装置100にて複数のメディア312が認識された場合、メディア312を複数表示することが出来る。その際、それら複数のメディア312は、各メディアに対応するメディア名313にそれぞれ異なる名を設定することにより、それぞれを識別可能である。

0044

また、仮想メディア314には、仮想メディア名314を併せて表示することが出来る。仮想メディア314は図3では1つのみ表示されているが、画像処理装置100にて複数の仮想メディア314が認識された場合、仮想メディア314を複数表示することが出来る。その際、それら複数の仮想メディア314は、各仮想メディアに対応する仮想メディア名313にそれぞれ異なる名を設定することにより、それぞれを識別可能である。

0045

メディア選択枠316は、選択されているメディア312または仮想メディア314を示す。複数のメディア312または仮想メディア314を選択することも可能である。メディア選択枠316は、トラックパッド207またはキーボード208にて操作することができる。キーボード208にて操作する場合は、キーボード208に含まれる矢印キーの操作により、メディア選択枠316の位置を変更する。例えば、図3にて、仮想メディア314が選択されている状態で上向き矢印キーを操作することにより、メディア一覧リスト311にて1つ上側となるメディア312を選択する状態に変更することができる。

0046

仮想メディア作成ボタン317は、仮想メディア314を作成するためのボタンである。仮想メディア作成ボタン317を押下することにより、記録媒体105のあらかじめ設定した階層のフォルダ下に、仮想メディア314を作成する。その時に、非図示のサブウインドウ表示にて、仮想メディア名315を設定することもできる。

0047

仮想メディア削除ボタン318は、仮想メディア314を削除するためのボタンである。メディア選択枠316にて仮想メディア314が選択されている時に仮想メディア削除ボタン318を押下すると、その選択されている仮想メディア314が削除される。

0048

バックアップボタン319は、ユーザの操作に基づき画像データバックアップを実行する。メディア312がメディア選択枠316にて選択された状態でバックアップボタン319を押下することにより以下の操作を行う。まず、仮想メディア314を新たに作成する。次に、メディア312に記録されている画像データを、新たに作成された仮想メディア314にコピーする。バックアップボタン319は、仮想メディアの作成と、画像データのコピー、以上2つの操作が必要なバックアップを、バックアップボタン319の押下という1つの操作で実施することができる。それにより、ユーザの作業を効率化し、利便性を向上する。

0049

オートバックアップ動作モード表示部320は、オートバックアップ動作モードの状態を表示するための表示領域である。オートバックアップとは、メディア312の接続を認識した場合に、バックアップボタン319を押下しなくても、バックアップボタン319を押下した場合と同様の機能を実行する機能である。

0050

ユーザの使用状況により、オートバックアップを利用したい場合と利用したくない場合とがある。オートバックアップを利用したい場合とは、例えば、デジタルビデオカメラ201で撮影してメモリカード205に記録した画像データに対して、効率良くバックアップ作業を実施したい場合である。効率良くとは、ユーザが実行する操作手順が簡略化されることを示す。具体的には、バックアップボタン319の押下操作を省略できることを示す。特に業務用途の場合、複数の作業者による連携作業であり、不慣れな作業者が参加する場合も多い。また、特に業務用途の場合、作業の失敗は金銭的損失直結する為、作業の失敗を最も避けるべきこととして扱う場合がある。その様な場合、ボタン押下のひと手間と言えども、操作手順の簡略化により、作業者は作業失敗の回避という恩恵を受けることができる。更には、特に業務用途の場合、カメラを操作するカメラマン、データバックアップを担当するバックアップ作業者、バックアップ後のデータを編集等に利用する編集者等がチームを組み、連携して作業する。その中で、複数メンバが連携して実施する複数作業の流れをいわゆるルーチン作業として実施する場合がある。その様な定型作業を反復する場合、ボタン押下のひと手間といえども、操作手順の簡略化により、作業者は作業失敗の回避という恩恵を受けることができる。

0051

一方、オートバックアップを利用したくない場合がある。前述のルーチン作業が一通り終了し、メモリカード205に記録された画像データの内容を単に確認したい場合等である。その様な場合に、オートバックアップ機能を停止することが出来る。メニュー302にて非図示のサブダイアログを表示し、そのサブダイアログ上にて画像処理装置100の設定を行う。その様にしてオートバックアップ機能を非実施に設定することで、オートバックアップ機能を停止することが出来る。

0052

クリップ一覧リスト331は、メディア一覧リスト311で選択したメディア312または仮想メディア314に記録されている画像データの一覧を表示するリストである。ここで、画像データをクリップ呼称する。サムネイル画像332は、1つのクリップに対する代表画像である。同様にサムネイル画像333、サムネイル画像334は、それぞれ1つのクリップに対する代表画像である。つまり、図3は、クリップが3つ、クリップ一覧リストに表示されていることを示す。それと共に、メディア一覧リスト311で選択したメディア312または仮想メディア314に、クリップが3つ記録されていることを示す。

0053

クリップ一覧リスト331はまた、各クリップに対応するクリップ名及びメタデータ情報を表示する。クリップ名335は、サムネイル画像332に対応するクリップのクリップ名を表示する。クリップ名335は、クリップ名と共に、関連付けて記録されるメタデータを表示してもよい。同様に、クリップ名336はサムネイル画像333に対応するクリップ名およびメタデータ、クリップ名337はサムネイル画像334に対応するクリップ名およびメタデータを表示する。

0054

また、アイコン338は、サムネイル画像332にて特定するクリップに付随するメタデータをアイコン表示したものである。同様に、アイコン339、アイコン340は同様に、サムネイル画像333、サムネイル画像334にて特定するクリップに付随するメタデータをアイコン表示したものである。

0055

クリップ選択枠341は、クリップ一覧リスト331にて1つまたは複数表示されるクリップに対して、どのクリップが選択されたかを示す選択枠である。図3では、サムネイル画像334、クリップ名337、アイコン340にて特定されるクリップが選択されていることを示す。

0056

クリップ一覧サムネイル大モード表示ボタン342を押下することにより、クリップ一覧リスト331をサムネイル大モード表示する。サムネイル大モードとは、サムネイル小モードよりも大きなサムネイル画像を表示するモードである。クリップ一覧サムネイル小モード表示ボタン343を押下することにより、クリップ一覧リスト331をサムネイル小モード表示する。図3は、サムネイル小モード表示されている状態を示している。クリップ一覧情報付きサムネイルモード表示ボタン344を押下することにより、クリップ一覧リスト331を情報付きサムネイルモード表示する。情報付きサムネイルモードとは、サムネイル大モードおよびサムネイル小モードよりも、メタデータ表示項目を増やしたモードである。クリップ一覧詳細表示モード表示ボタン345を押下することにより、クリップ一覧リスト331を詳細表示モード表示する。詳細表示モードとは、サムネイル画像を非表示とし、クリップ名およびメタデータをリスト表示するモードである。

0057

簡易検索項目設定部346、簡易検索条件設定部347、全検索ボタン348、絞込み検索ボタン349、すべて表示ボタン350は、簡易検索機能にかかわる設定部およびボタンである。簡易検索とは、クリップ一覧リスト331に表示されるクリップに対して、検索条件を設定して検索を実行することにより、その検索条件に合致するクリップのみをクリップ一覧リストに表示させるようにする機能である。

0058

簡易検索項目設定部346は、簡易検索の検索条件とする項目を設定する。具体的には、クリップに付随記録されるメタデータ項目のうち、どのメタデータ項目を検索キーとするかを設定する。例えば、クリップ名、撮影日時、ステータス(OKマーク等)、クリップタイトル(任意の文字列)、撮影者(任意の文字列)、撮影場所(任意の文字列)、撮影内容(任意の文字列)等を設定することができる。

0059

簡易検索条件設定部347は、簡易検索項目設定部346にて選択し設定したメタデータ項目に応じて、そのメタデータ値がいくつの場合を検索条件とするかを更に設定する設定部である。具体的には、簡易検索項目設定部346にて、クリップ名、クリップタイトル、撮影者、撮影場所、撮影内容を選択した場合は、任意の文字列を検索条件として設定することが出来る。例えば、クリップ一覧リスト331にて、クリップ名として“AA0001”、“AB0001”、“AC0001”の3つのクリップがあるとする。簡易検索項目設定部346にてクリップ名を設定した場合、簡易検索条件設定部347にて文字列“AA”を設定することにより、簡易検索を実行した結果として、“AA0001”のクリップのみをクリップ一覧リストに表示する。

0060

全検索ボタン348は、簡易検索未実施の状態から検索を実行する為のボタンである。つまり、クリップ一覧リスト331が簡易検索実行済みの状態で表示されていた場合でも、全検索ボタン348を押下することにより、それまでの簡易検索結果を非反映として新たな検索を実行できる。

0061

それに対して、絞込み検索ボタン349は、クリップ一覧リスト331が簡易検索実行済みの状態で、簡易検索条件に合致したクリップのみ表示されている状態から、更に絞り込み検索を行う為のボタンである。例えば、簡易検索未実施の状態にて、クリップ一覧リスト331には、クリップ名“AA0001”、“AA0002”、“AB0001”が表示されているとする。クリップ名を検索項目、“AA”を検索条件として簡易検索を実行した結果として、クリップ名“AA0001”と“AA0002”のクリップが表示されているとする。その状態から更に、検索条件として“0001”を設定して絞込み検索を実施する。すると、クリップ名“AB0001”は表示されることなく、クリップ名“AA0001”のみ表示される。

0062

すべて表示ボタン350は、簡易検索実行結果を解除して、メディア選択リスト311にて選択されているメディア312または仮想メディア314に記録されているクリップを全てクリップ一覧リスト331に表示する為のボタンである。

0063

プレビュー画像361は、クリップ一覧リスト331にて表示されたクリップの再生画像を表示する領域である。タイムコード362は、プレビュー画像361に表示されているフレーム画像に対応するタイムコードを表示する。例えば、タイムコードが12時間34分56秒12フレームである時、“12:34:56:12”と表示する。デュレーション363は、クリップ一覧リスト331にて表示されたクリップの時間長を表示する。例えば、クリップの時間長が1時間23分45秒21フレームである時、“01:23:45:21”と表示する。

0064

スライダーバー364およびスライダーバー操作部365は、クリップの時間長に対する、現在の再生位置を示す。具体的には、スライダーバー364に対するスライダーバー操作部365の位置により、現在のクリップ再生の時間的位置を表示する。また、スライダーバー操作部365をトラックパッド207にて操作して移動することで、プレビュー画像361に表示されるフレーム画像を変更することができる。

0065

再生ボタン366は、トグル動作をするボタンである。トラックパッド207にて再生ボタン366を押下することにより、プレビュー画像361に対して通常再生正方向の1倍速再生)を行うことができる。通常再生中は再生ボタン366は非図示の停止ボタン表示となり、同ボタンを再び押下することにより、プレビュー画像361に対して再生停止を行うことができる。

0066

1フレーム戻すボタン367は、再生停止状態のプレビュー画像361に対して1フレームのみ再生位置を時間軸過去方向に変更する。1フレーム進めるボタン368は、再生停止状態のプレビュー画像361に対して1フレームのみ再生位置を時間軸将来方向に変更する。

0067

スタートへボタン369は、プレビュー画像361に表示されるフレーム画像をスタートタイムコードに相当するフレーム画像に変更する。エンドへボタン370は、プレビュー画像361に表示されるフレーム画像をエンドタイムコードに相当するフレーム画像に変更する。

0068

マークリストボタン381を押下することにより、非図示のマークリストダイアログが表示される。マークリストダイアログには、1つまたは複数のショットマークおよびイベントマークがリスト表示される。ショットマークとは、デジタルビデオカメラ201にてボタン操作等により付与された特定のタイムコードに対応するフレーム画像に対するメタデータである。イベントマークとは、デジタルビデオカメラ201の状態に応じて自動的に付与されるマークである。例えば、デジタルビデオカメラ201にて撮影中に顔認識が為された場合、その時点のタイムコードに対応するフレーム画像に対してメタデータが付与される。

0069

ショットマークは、デジタルビデオカメラ201にて付与可能であると同時に、ショットマークボタン388の押下によっても、押下時点のフレーム画像に対して付与可能である。

0070

ショットマーク表示382は、ショットマークが記録されている位置をスライダーバー364上で示す。前のショットマークへボタン384はスライダーバー操作部365より時間軸過去方向にショットマーク表示382が存在した場合、その位置にプレビュー画像361に表示するフレーム画像を変更する。次のショットマークへボタン385は、スライダーバー操作部365より時間軸将来方向にショットマーク表示382が存在した場合、その位置にプレビュー画像361に表示するフレーム画像を変更する。図3では、次のショットマークへボタン385を押下することにより、プレビュー画像361を、スライダーバー操作部365の現在位置に相当するフレーム画像から、ショットマーク表示382の位置に相当するフレーム画像へ変更できる。

0071

イベントマーク表示383は、イベントマークが記録されている位置をスライダーバー364上で示す。前のイベントマークへボタン386はスライダーバー操作部365より時間軸過去方向にイベントマーク表示383が存在した場合、その位置にプレビュー画像361に表示するフレーム画像を変更する。次のイベントマークへボタン387は、スライダーバー操作部365より時間軸将来方向にイベントマーク表示383が存在した場合、その位置にプレビュー画像361に表示するフレーム画像を変更する。図3では、次のイベントマークへボタン387を押下することにより、プレビュー画像361を、スライダーバー操作部365の現在位置に相当するフレーム画像から、イベントマーク表示383の位置に相当するフレーム画像へ変更できる。

0072

音声スライダーバー371および音声スライダーバー操作部372は、画像処理装置100の音声出力部109または音声外部出力部111にて再生する音声の音量を設定する設定部である。ミュートボタン373を押下することで、音声スライダーバー操作部の位置にかかわらず、音声を非出力とすることができる。チャンネル1ボタン374を押下することで、チャンネル1ボタンのみを音声非出力とすることができる。チャンネル2ボタン375を押下することで、チャンネル2ボタンのみを音声非出力とすることができる。

0073

UTボタン389を押下することで、プレビュー画像361に表示する表示画像ガンマ特性に対して、あらかじめ設定されたLUT(Lookup−Table)を適用することが出来る。例えば、Logガンマ特性で撮影されたクリップに対して、Logガンマ特性からBT709ガンマ特性へ変換するLUTを適用する。それにより、プレビュー画像361には、BT709ガンマ特性へ変換された画像を表示することができる。

0074

390は、ホワイトバランス調整スライダーバーである。391は、ホワイトバランス調整スライダーバー操作部である。392は、露出調整スライダーバーである。393は、露出調整スライダーバー操作部である。

0075

394は、撮影時色域表示エリアであり、クリップ選択枠341にて選択されプレビュー画像361にて表示されているクリップの撮影時に、デジタルビデオカメラ201にて設定されていた色域を表示する。例えば、BT.709等と表示する。395は色域設定プルダウンメニューであり、プレビュー画像361に表示する画像の色域を設定する。例えば、BT.709、DCI−P3、BT.2020等から選択して設定する。

0076

図4は、本発明の第1の実施形態による、動画像クリップの構造を説明する図である。
400は動画像クリップの全体を示す。動画像クリップ400の解像度は、例えば、横方向4096ピクセル縦方向2160ピクセルである。動画像データ400のフレームレートは、例えば、120fpsである。

0077

401、402、403、404、405、406、407、408、409、410、411、412、413、414、415、416、417は、それぞれが1フレームの画像データに対応する画像データファイルであることを示している。

0078

デジタルビデオカメラ201を用いて撮像記録を行い、動画像クリップ400を生成することができる。デジタルビデオカメラ201を操作して、記録開始操作をしてから記録終了操作をするまでの一続きの動画像が、1つの動画像クリップ400として記録される。そして動画像クリップ400を動画像として利用すると共に、特定フレームの画像データに対応するデータファイルを取り出して、静止画像として利用することができる。例えば、画像データファイル407のみを動画像データ400の中から取り出して、静止画像として利用することができる。

0079

1フレームの画像データを1つのデータファイルとして格納するデータファイルフォーマットにて撮像記録した場合、特定のデータファイルのみを取り出すことにより、特定フレームの画像データを取り出すことが可能となる。その場合、編集アプリケーションソフトウェアを用いる必要はなく、ファイル管理ソフトウェアのみを使うことで実現できる。その場合、動画像データ400は、17個の画像データファイルの集合となる。

0080

図5は、本発明の第1の実施形態による、画像データファイルのファイル構造を説明する図である。

0081

501は、画像データファイルである。502は、画像データである。503はヘッダーメタデータである。画像データファイル501は、画像データ502とヘッダーメタデータ503を含む。

0082

504は現像パラメータ設定モードメタデータである。505は現像パラメータ露出メタデータである。506は撮影時色域メタデータである。ヘッダーメタデータ503は、現像パラメータ設定モードメタデータ504と現像パラメータ露出メタデータ505と撮影時色域メタデータ506を含む。

0083

現像パラメータ設定モードメタデータ504の値は、デジタルビデオカメラ201で画像データ502を撮像記録する時の、オートマニュアルモード切り替えスイッチ203の設定状態を記録する。オートマニュアルモード切り替えスイッチ203の設定状態が「オート」である場合、現像パラメータ設定モードメタデータ504の値は「オート」となる。オートマニュアルモード切り替えスイッチ203の設定状態が「マニュアル」である場合、現像パラメータ設定モードメタデータ504の値は「マニュアル」となる。

0084

現像パラメータ露出メタデータ505の値は、デジタルビデオカメラ201で画像データ502を撮像記録する時の、ゲイン切り替えスイッチ211の設定状態を記録する。ゲイン切り替えスイッチ211の設定状態が「H」である場合、現像パラメータ露出メタデータ505の値は「H」となる。ゲイン切り替えスイッチ211の設定状態が「M」である場合、現像パラメータ露出メタデータ505の値は「M」となる。ゲイン切り替えスイッチ211の設定状態が「L」である場合、現像パラメータ露出メタデータ505の値は「L」となる。

0085

撮影時色域メタデータ506の値は、デジタルビデオカメラ201で画像データ502を撮像記録する時の、色域の設定状態を記録する。

0086

図6は、本発明の第一の実施形態による、色域設定を説明する図である。本実施例では、複数の色空間のそれぞれについて、その色空間の画像データを表示する際に、当該画像データに忠実な色を表示することのできる色域を定めている。図6は、各色空間の忠実色域を色度図上にプロットした図である。点線はカメラ独自色域である。カメラ独自色域とは、デジタルビデオカメラのメーカーにて、カメラの撮像性能を最も発揮できる様に、独自設定した色域である。1点鎖線はBT.2020色域である。実線はDCI−P3色域である。2点鎖線はBT.709色域である。デジタルビデオカメラ201の撮影時設定として、以上4種類の色域のいずれかを選択して設定可能である。また、インターフェイス画面301の色域設定プルダウンメニュー395にて、以上4種類の色域のいずれかを選択して設定可能である。

0087

図7は、本発明の第1の実施形態による、画像処理装置100のシステム制御マイコン114にて実施される色域差異表示の手順を説明するフローチャートである。

0088

テップS701は処理の開始を示す。ステップS702は、クリップ読み込み操作に応じて、クリップ読み込みを行う。クリップ読み込み操作は、メディア選択枠316を操作してメディア一覧リスト311に表示されるメディアまたは仮想メディアのいずれかから、所望のクリップが保存されているメディアまたは仮想メディアを選択する。そして、クリップ選択枠341を操作してクリップ一覧リスト331に表示されるクリップのいずれかを選択することによって実施する。ステップS703では、画像変換後の色域の選択操作に応じて、画像変換後の色域の設定を行う。画像変換後の色域の選択操作は、色域設定プルダウンメニュー395にて実施する。

0089

ステップS704では、プロキシクリップの読み込み操作に応じて、プロキシクリップの読み込みを行う。プロキシクリップ読み込み操作は、メディア選択枠316を操作してメディア一覧リスト311に表示されるメディアまたは仮想メディアのいずれかから、所望のプロキシクリップが保存されているメディアまたは仮想メディアを選択する。そして、クリップ選択枠341を操作してクリップ一覧リスト331に表示されるクリップのいずれかを選択することによって実施する。

0090

プロキシクリップとは、デジタルビデオカメラ201にて、クリップと共に同時記録される。プロキシクリップは、クリップよりも低ビットレートで記録されており、オフライン編集等に利用する。オフライン編集では、編集ソフトウェアタイムライン上でカット編集等を行う。その為、撮影内容が確認できる程度の画質が確保されていれば良い場合がある。ビットレートが高まる程、クリップまたはプロキシクリップのファイルサイズは大きくなり、ファイルコピー所要時間が増加したり、ファイルを保存する為に必要なストレージ容量が増大するなど、作業効率及びコストに影響が及ぶ場合がある。その為、カラーコレクションおよびカラーグレーディング等の画質を重視するオンライン編集作業では比較的高ビットレートのクリップを利用し、オフライン編集作業では前述のプロキシクリップを利用する場合がある。近年のデジタルビデオカメラ、特に業務用途においては、その様なクリップとプロキシクリップを同時記録できる場合がある。ステップS705では、プロキシクリップに記録された撮影時色域メタデータの読み込み処理を行う。

0091

ステップS706では、撮影時色域メタデータに記録された撮影時色域と設定された画像変換後の色域に応じて、画像変換処理を行う。特にクリップにてRAW形式として記録されている場合は、色域が拡大する方向へも画像変換が可能な場合がある。RAW形式ではデジタルビデオカメラ201の光電変換素子(いわゆるセンサ)から出力される電気信号を、できるだけ少ない後処理にて記録する。非RAW形式の場合、色域を設定した状態で画像データを記録する。その場合、設定された色域の外側の色情報欠落する場合がある。一方、RAW形式では色域を設定せずに記録する場合がある。その場合、記録された画像データは色情報の欠落が無い為、その色情報を用いて編集時に所望の色域を設定することが可能となる場合がある。その場合、撮影時色域表示エリア394は、非表示となる。または、RAW形式である旨を表示する場合もある。ステップS707では、ステップS706にて変換した変換後画像表示処理を行う。

0092

ステップS708では、撮影時色域より外側の信号の有無を判定する。変換後画像の各画素において、撮影時色域より外側の信号であるかどうかの判定を行う。各画素の情報は、8bit形式画像データであればコードバリューCV)が0から255までの256段階、10bit形式画像データであればCVが0から1023までの1024段階の表現が可能である。ある色域が設定されている時は、それらの段階で表現可能な範囲に、設定した色域で表現可能な範囲を対応させている。例えば、撮影時色域がBT.709設定にて、変換後画像がBT.2020設定にてG点(緑色)に位置する信号として画素が記録されているとする。この場合、図6に示す通り、BT.2020のG点(緑色)は、BT.709の色域よりも外側となる。この様に、各画素に対して、撮影時色域の外側かどうかの判定を行う。

0093

ステップS709では、ステップS708にて撮影時色域より外側の信号であると判定された画素領域に対して、ゼブラパターン重畳表示処理を行う。

0094

ステップS710は処理の終了を示す。

0095

図8は、本発明の第一の実施形態による、色域差異表示を説明する図である。

0096

現像後画像801は、プレビュー画像361にて表示されている。

0097

ゼブラパターン802にて、撮影時色域よりも外側の色情報を持つ画素の領域を表示している。

0098

本実施形態では、ゼブラパターンを利用しているが、その他の模様を持つパターンを利用しても良い。

0099

以上説明したように、本実施形態によれば、撮影時色域と異なる色域に変換した場合であっても、撮影時色域と異なる色領域の信号の存在有無を簡便に判断することが出来る。

0100

特に、上述の通り、RAW形式で記録されたクリップに対して適用した場合、RAW形式の特性を利用して色域を拡大する変換を行い、更には、撮影時色域より外側の色領域の信号の存在有無を簡便に判断することができる。

0101

また、プロキシクリップに記録された撮影時色域メタデータを利用することで、クリップがRAW形式で記録され色域未設定の場合であっても、本実施例の効果を享受することが可能となる。

0102

本実施形態を適用することで、RAW形式で記録された画像データの性質を効果的に活用しながら、編集時における作業効率を向上させる効果を奏する。

0103

<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態を、第1の実施形態に対する差異のみ説明する。

0104

図9は、本発明の第2の実施形態による、画像処理装置100のシステム制御マイコン114にて実施される色域差異表示の手順を説明するフローチャートである。

0105

図9では、図7に対して、ステップS704を削除している。図7において、ステップS704は、プロキシクリップの読み込み操作であった。第2の実施形態においては、プロキシクリップは利用しない。

0106

ステップS705では、ステップS702で読み込んだクリップに記録された撮影時色域メタデータの読み込み処理を行う。

0107

以上説明したように、本実施形態によれば、プロキシクリップを読み込む操作を不要とする為、より効率良く編集時作業を実施することが可能となる。

0108

近年、編集時に利用するパーソナルコンピューターの性能は向上を続けており、一方、RAW形式の画像データをより小さなファイルサイズで記録する提案も為されている。その様な状況では、プロキシクリップを利用しない場合がある。その様な場合であっても、本発明の効果を享受することが可能となる。

0109

本実施例は、画像処理装置について記載したが、パーソナルコンピュータ等で実行される画像処理プログラムとして実施されても良い。

0110

以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。

0111

100画像処理装置
101システム制御マイコン
102 操作部
103バス
104メモリ
105記録媒体
106外部記録媒体接続部
107通信部
108 表示部
109音声出力部
110映像外部出力部
111音声外部出力部

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