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技術 開閉器システム、及び分電盤

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 末富貴博松田啓史塩川明実生島剛
出願日 2019年12月20日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-230947
公開日 2021年7月1日 (3ヶ月経過) 公開番号 2021-099923
状態 未査定
技術分野 ブレーカ
主要キーワード 接合関係 露出孔 バイメタル板 配電方式 引き込み線 スイッチング要素 瞬時電力値 操作摘み
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

接点部の開極状態であっても処理部の動作を継続させる。

解決手段

開閉器ステム100は、外部電源200に接続される一次側端子101と、負荷B1に接続される二次側端子102と、一次側端子101と二次側端子102とをつなぐ電路L1に設けられる接点部C1と、電路L1のうちで一次側端子101と接点部C1との間の電源側電路L11に接続される電源部16と、電源部16で生成された動作電力により動作する処理部12と、通電により励磁されるトリップコイルA1を有し、処理部12からの制御信号S0に応じてトリップコイルA1が励磁されることで接点部C1を開極させる引き外し部14と、を備える。電源部16は、接点部C1の開閉にかかわらず一次側端子101と接続される。トリップコイルA1は、接点部C1の閉極状態においてのみ一次側端子101と接続される電路に設けられる。

概要

背景

特許文献1には、漏電遮断器が開示されている。この漏電遮断器は、開閉接点と、零相変流器と、漏電検出部と、引き外し装置と、整流回路と、定電圧回路と、を有している。

開閉接点は、交流電路開閉する。零相変流器には、交流電路を貫通させている。漏電検出部は、零相変流器の検出信号に基づいて漏電を検出する。引き外し装置は、漏電検出部の出力信号によりスイッチング要素を介して付勢される引き外しコイル、及び引き外しコイルの付勢時に開閉接点を開離駆動する引き外し機構を有している。整流回路は、交流電路において開閉接点よりも負荷側の電路に接続されている。整流回路は、交流電路から入力される交流電圧直流電圧に変換する。定電圧回路は、整流回路の出力を所定の直流電圧に変換し、漏電検出部及び引き外し装置に給電する。

概要

接点部の開極状態であっても処理部の動作を継続させる。開閉器ステム100は、外部電源200に接続される一次側端子101と、負荷B1に接続される二次側端子102と、一次側端子101と二次側端子102とをつなぐ電路L1に設けられる接点部C1と、電路L1のうちで一次側端子101と接点部C1との間の電源側電路L11に接続される電源部16と、電源部16で生成された動作電力により動作する処理部12と、通電により励磁されるトリップコイルA1を有し、処理部12からの制御信号S0に応じてトリップコイルA1が励磁されることで接点部C1を開極させる引き外し部14と、を備える。電源部16は、接点部C1の開閉にかかわらず一次側端子101と接続される。トリップコイルA1は、接点部C1の閉極状態においてのみ一次側端子101と接続される電路に設けられる。

目的

本開示は上記事由に鑑みてなされ、接点部の開極状態であっても処理部が動作を継続し得る開閉器システム、及びこの開閉器システムを備えた分電盤を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

外部電源負荷とをつなぐ電路に設けられる接点部と、前記電路のうちで前記外部電源と前記接点部との間の電源側電路に接続される電源部と、前記電源部で生成された動作電力により動作する処理部と、通電により励磁されるトリップコイルを有し、前記処理部からの制御信号に応じて前記トリップコイルが励磁されることで前記接点部を開極させる引き外し部と、を備え、前記電源部は、前記接点部の開閉にかかわらず前記外部電源と接続され、前記トリップコイルは、前記接点部の閉極状態においてのみ前記外部電源と接続される電路に、設けられる、開閉器ステム

請求項2

前記接点部としての第1接点部に加えて第2接点部を備え、前記第2接点部は、前記第1接点部の開極状態において開極し、前記第1接点部の閉極状態において閉極するよう構成され、前記トリップコイルは、前記第2接点部を介して前記電源側電路と接続される、請求項1に記載の開閉器システム。

請求項3

前記接点部が閉極状態であるか否かを判定するための電圧を検出する電圧検出部を更に備え、前記電圧検出部は、前記接点部の閉極状態においてのみ前記外部電源と接続される電路の電圧を、検出する、請求項1又は2に記載の開閉器システム。

請求項4

前記開閉器システムの動作に関する動作情報提示する提示部を更に備え、前記提示部は、前記電源部から供給される電力で動作する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の開閉器システム。

請求項5

前記提示部で提示される前記動作情報は、前記処理部の動作に関する情報を含む、請求項4に記載の開閉器システム。

請求項6

前記引き外し部としての第1引き外し部に加えて、第2引き外し部を備え、前記第2引き外し部は、前記接点部に異常電流が流れた場合に、前記外部電源と前記負荷とをつなぐ前記電路を前記制御信号によらずに遮断し、前記提示部で提示される前記動作情報は、前記第2引き外し部の動作に関する情報を含む、請求項4又は5に記載の開閉器システム。

請求項7

前記外部電源と前記負荷とをつなぐ前記電路に流れる電流を検出する電流検出部を更に備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の開閉器システム。

請求項8

前記外部電源と前記負荷とをつなぐ前記電路での漏電の発生を検出する漏電検出部を更に備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載の開閉器システム。

請求項9

外部システムと通信する通信部を更に備え、前記処理部は、前記外部システムから送信され前記通信部を介して受信した外部信号に基づいて、前記制御信号を制御する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の開閉器システム。

請求項10

請求項1〜9のいずれか1項に記載の開閉器システムと、前記開閉器システムを収容する分電盤用キャビネットと、を備える、分電盤

技術分野

0001

本開示は、一般に、開閉器ステム及び分電盤に関し、より詳細には、電源部で生成された動作電力により動作する処理部を備えた開閉器システム、及び開閉器システムを備えた分電盤に関する。

背景技術

0002

特許文献1には、漏電遮断器が開示されている。この漏電遮断器は、開閉接点と、零相変流器と、漏電検出部と、引き外し装置と、整流回路と、定電圧回路と、を有している。

0003

開閉接点は、交流電路開閉する。零相変流器には、交流電路を貫通させている。漏電検出部は、零相変流器の検出信号に基づいて漏電を検出する。引き外し装置は、漏電検出部の出力信号によりスイッチング要素を介して付勢される引き外しコイル、及び引き外しコイルの付勢時に開閉接点を開離駆動する引き外し機構を有している。整流回路は、交流電路において開閉接点よりも負荷側の電路に接続されている。整流回路は、交流電路から入力される交流電圧直流電圧に変換する。定電圧回路は、整流回路の出力を所定の直流電圧に変換し、漏電検出部及び引き外し装置に給電する。

先行技術

0004

特開2015−032420号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1に記載の漏電遮断器のような開閉器システムでは、開閉接点部のような接点部の開極により交流電路が遮断されると、漏電検出部のような処理部への給電が停止される。そのため、接点部の開極状態においては、処理部の動作が停止する。

0006

本開示は上記事由に鑑みてなされ、接点部の開極状態であっても処理部が動作を継続し得る開閉器システム、及びこの開閉器システムを備えた分電盤を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本開示の一態様に係る開閉器システムは、接点部と、電源部と、処理部と、引き外し部と、を備える。前記接点部は、外部電源と負荷とをつなぐ電路に設けられる。前記電源部は、前記電路のうちで前記外部電源と前記接点部との間の電源側電路に接続される。前記処理部は、前記電源部で生成された動作電力により動作する。前記引き外し部は、通電により励磁されるトリップコイルを有する。前記引き外し部は、前記処理部からの制御信号に応じて前記トリップコイルが励磁されることで、前記接点部を開極させる。前記電源部は、前記接点部の開閉にかかわらず前記外部電源と接続される。前記トリップコイルは、前記接点部の閉極状態においてのみ前記外部電源と接続される電路に、設けられる。

0008

本開示の一態様に係る分電盤は、前記開閉器システムと、前記開閉器システムを収容するする分電盤用キャビネットと、を備える。

発明の効果

0009

本開示によれば、接点部の開極状態であっても処理部が動作を継続し得る開閉器システム、及び分電盤を提供することができる、という利点がある。

図面の簡単な説明

0010

図1は、本開示の一実施形態に係る開閉器システムの概略構成を示す説明図である。
図2は、同上の開閉器システムを備えた分電盤の概略構成を示す説明図である。
図3は、同上の分電盤において蓋体が外された状態を正面から見た説明図である。
図4は、同上の開閉器システムの動作を説明するフローチャートである。
図5は、第1変形例に係る開閉器システムの概略構成を示す説明図である。
図6は、第2変形例に係る開閉器システムの概略構成を示す説明図である。

実施例

0011

(1)概要
以下の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。

0012

本実施形態に係る開閉器システム(回路遮断器)100は、分電盤9に設けられる分岐ブレーカ3として実現されている。

0013

開閉器システム100は、図1に示すように、一次側端子101と、二次側端子102と、接点部C1と、電源部16と、処理部12と、引き外し部14と、を備えている。

0014

一次側端子101は、外部電源200に接続される。二次側端子102は、負荷B1に接続される。接点部C1は、一次側端子101と二次側端子102とをつなぐ電路L1に設けられる。言い換えれば、接点部C1は、外部電源200と負荷B1とをつなぐ電路L1に設けられる。電源部16は、電路L1のうちで、一次側端子101(外部電源200)と接点部C1との間の電源側電路L11に接続される。処理部12は、電源部16で生成された動作電力により動作する。引き外し部14は、通電により励磁されるトリップコイルA1を有する。引き外し部14は、処理部12からの制御信号S0に応じてトリップコイルA1が励磁されることで、接点部C1を開極させる。

0015

電源部16は、電源側電路L11に接続されており、接点部C1の開閉にかかわらず一次側端子101(外部電源200)と接続される。トリップコイルA1は、接点部C1の閉極状態においてのみ一次側端子101(外部電源200)と接続される電路(後述の、副電路L2)に、設けられる。

0016

本実施形態の開閉器システム100では、電源部16は、接点部C1の開閉にかかわらず外部電源200と接続され、外部電源200から電力が供給され得る。そのため、処理部12は、接点部C1の開閉にかかわらず電源部16から動作電力が供給され得る。そのため、処理部12は、接点部C1が開極状態であっても動作が可能である。

0017

また、開閉器システム100では、トリップコイルA1は、接点部C1の閉極状態においてのみ外部電源200と接続される電路(副電路L2)に、設けられる。そのため、接点部C1の開極状態では、トリップコイルA1は通電されない。そのため、不用意にトリップコイルA1が通電される事態が防止され、トリップコイルA1の劣化等が抑制され得る。

0018

(2)詳細
以下、本実施形態の開閉器システム100及び開閉器システム100を備える分電盤9について、図1図4を参照して、より詳細に説明する。以下の説明では、特に断りがない限り、図3上下左右を分電盤9の上下左右と規定する。

0019

(2.1)分電盤
まず、分電盤9について図2図3を用いて説明する。分電盤9は、図2図3に示すように、主幹ブレーカ2と、複数の分岐ブレーカ3(開閉器システム100)と、計測アダプタ4と、検知部5と、これらを収容する分電盤用キャビネット(以下、「キャビネット」と略する)90と、を備えている。本実施形態では、分電盤9は、一例として戸建住宅に設置される場合を例示するが、この例に限らない。つまり、分電盤9は、設置可能な施設であれば、例えば集合住宅の各住戸事務所店舗工場、及び病院等の施設に設置されてもよい。

0020

図3に示すように、キャビネット90は、前面が開口した箱状のボディ91と、ボディ91の開口を塞ぐカバー92と、を備えている。キャビネット90は、造営材(例えば建物の壁)に取り付けられる。なお、キャビネット90は、壁に設けられた取付孔に一部又は全体が埋め込まれた状態で取り付けられてもよい。キャビネット90は、例えば、平均的な身長の子供では手が届かないような高さ位置であって、平均的な身長の大人であれば操作が可能なような高さ位置に設けられる。

0021

また、キャビネット90は、キャビネット90が壁に取り付けられた状態でカバー92の前面921を覆う蓋体93をさらに備える。蓋体93は、閉位置と開位置との間で移動可能な状態でカバー92に取り付けられる。閉位置は、カバー92の前面921を覆う位置である。開位置は、カバー92の前面921の少なくとも一部を覆わない位置(図3において二点鎖線で示す位置)である。なお、蓋体93は、ある方向からカバー92を見た場合にカバー92の前面921の一部を覆っていればよく、本実施形態では、閉位置にある蓋体93は、カバー92を前方から見た場合にカバー92の前面921のほぼ全体を覆っている。

0022

キャビネット90の内部には、主幹ブレーカ2、複数の分岐ブレーカ3、計測アダプタ4、及び検知部5が収容されている。主幹ブレーカ2、複数の分岐ブレーカ3、計測アダプタ4、及び検知部5は、ボディ91に直接又は取付用部品等を介して取り付けられている。なお、カバー92には、主幹ブレーカ2、複数の分岐ブレーカ3、及び計測アダプタ4の一部を露出する露出孔が設けられている。また、分電盤9は、キャビネット90内に収容されるバックアップ電源感震ブレーカ連系ブレーカ等を更に備えていてもよい。

0023

主幹ブレーカ2は、キャビネット90の内部に配置されている。主幹ブレーカ2は、一次側端子201と、二次側端子202とを備えている。本実施形態の分電盤9では配電方式として単相三線式を想定しているので、主幹ブレーカ2の一次側端子201には、外部電源200としての系統電源商用電源)の単相三線式の引き込み線電気的に接続される。また、主幹ブレーカ2の二次側端子202には、第1電圧極(L1相)の導電バー、第2電圧極(L2相)の導電バー、及び中性極N相)の導電バーが接続されている。

0024

複数の分岐ブレーカ3(開閉器システム100)は、中性極の導電バーの上側と下側とに分かれて、それぞれ複数個ずつ左右方向に並ぶように配置されている。各分岐ブレーカ3は、一対の一次側端子301と、一対の二次側端子302とを備えている。分岐ブレーカ3には100V用と200V用がある。100V用の分岐ブレーカ3が備える一対の一次側端子301は、第1電圧極の導電バー及び第2電圧極の導電バーのうちの一方と、中性極の導電バーとにそれぞれ電気的に接続される。200V用の分岐ブレーカ3が備える一対の一次側端子301は、第1電圧極の導電バーと、第2電圧極の導電バーとにそれぞれ電気的に接続される。また、分岐ブレーカ3の二次側端子302には、対応する配線が電気的に接続される。各分岐ブレーカ3の二次側端子302に接続された配線には、例えば照明器具空調機器テレビ受像器給湯設備等の機器、又は壁スイッチ等の配線器具が負荷B1として1つ以上接続される。

0025

検知部5は、複数の分岐ブレーカ3の各々に接続された負荷B1に流れる電流を検知するように構成されている。検知部5は、例えば、基板と、複数のコイル51と、を有している。基板は、左右方向に長い板状である。基板には、複数の孔が形成されている。複数の孔には、導電バーから延びて分岐ブレーカ3の一次側端子に接続される端子がそれぞれ挿入される。コイル51は、例えばロゴスキコイルであり、基板の孔の周りに形成されている。本実施形態では、検知部5は、複数のコイル51の各々に誘起される電流を計測することにより、複数の分岐ブレーカ3の各々に接続された負荷B1を流れる電流を検知する。

0026

計測アダプタ4は、キャビネット90の内部に配置されている。計測アダプタ4は、分電盤9内の主幹ブレーカ2及び分岐ブレーカ3の少なくとも一方を通過する電力を計測する計測機能、及びキャビネット90の外部に配置された機器と通信する通信機能を有している。

0027

より詳しくは、本実施形態の計測アダプタ4は、主幹検知部及び検知部5と、電気的に接続されている。ここに、主幹検知部は、例えばカレントトランス(CT)からなる電流センサを備えており、主幹ブレーカ2に流れる電流を計測する。そして、計測アダプタ4は、検知部5及び主幹検知部が計測した電流の値のそれぞれを電力値に変換する機能(計測機能)を有している。

0028

また、計測アダプタ4は、例えばスマートフォン等の情報端末61との間で通信する機能(通信機能)を有している。情報端末61は、スマートフォンの他に、例えばデスクトップ型又はラップトップ型のパーソナルコンピュータタブレット端末、又はスマートスピーカなどを含み得る。

0029

また、計測アダプタ4は、コントローラ62との間で通信する機能(通信機能)を有している。コントローラ62は、HEMS(Home Energy Management System)に対応する機器(以下、HEMS対応機器という)の制御を行うように構成されている。ここに、HEMS対応機器は、例えばスマートメータ太陽光発電装置蓄電装置燃料電池電気自動車エアコン、照明器具、給湯装置冷蔵庫、又はテレビ受像機等を含む。なお、HEMS対応機器は、これらの機器に限定されない。

0030

計測アダプタ4とコントローラ62(又は情報端末61)との間の通信方式は、例えば920MHz帯特定小電力無線局免許を要しない無線局)、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の通信規格準拠した、電波媒体とした無線通信であってもよい。また、計測アダプタ4とコントローラ62(又は情報端末61)との間の通信方式は、有線LAN(Local Area Network)等の通信規格に準拠した有線通信であってもよい。また、計測アダプタ4とコントローラ62(又は情報端末61)との間の通信における通信プロトコルは、例えばEthernet(登録商標)、ECHONET Lite(登録商標)等を用いてもよい。本実施形態では、計測アダプタ4と情報端末61との間の通信方式は、例えばインターネット等のネットワークN1を介した無線通信である。

0031

本実施形態の分電盤9では、計測アダプタ4は、検知部5が計測した複数の負荷B1の各々の電流値を検知部5から受け取る。さらに、計測アダプタ4は、主幹検知部が計測した電流値を主幹検知部から受け取る。計測アダプタ4は、検知部5及び主幹検知部が計測した電流値のそれぞれを電力値(瞬時電力値)に変換する。計測アダプタ4は、収集した瞬時電力のデータを所定時間に亘って積算した電力量のデータを演算する機能を有している。したがって、計測アダプタ4と通信するコントローラ62は、複数の負荷B1の各々での瞬時電力や電力量に基づいてHEMS対応機器を制御することができる。

0032

また、計測アダプタ4は、太陽光発電装置、蓄電装置、及び電気自動車に電気的に接続される電力変換装置パワーコンディショナ)のうちの少なくとも1つとの間で通信する機能(通信機能)を有している。なお、電力変換装置は、分電盤9から電気自動車への単方向充電を行うための電力変換の他、双方向に電力変換を行うことで電気自動車の蓄電池の充電と放電との両方に用いられる構成であってもよい。計測アダプタ4と太陽光発電装置、蓄電装置、及び電力変換装置との間の通信方式は、例えばRS−485等の通信規格に準拠した有線通信である。

0033

(2.2)開閉器システム
次に、開閉器システム100(分岐ブレーカ3)の構成について、図1を用いて説明する。

0034

開閉器システム100は、図1に示すように、一対の一次側端子101,101と、一対の二次側端子102,102と、一対の接点部(以下、「第1接点部」ともいう)C1,C1と、第2接点部C2と、開閉機構11と、操作ハンドル111と、を備えている。また、開閉器システム100は、電源部16と、処理部12と、電圧検出部13と、電流検出部15と、引き外し部(以下、「第1引き外し部」ともいう)14と、第2引き外し部17と、提示部18と、通信部19と、を備えている。第1引き外し部14は、スイッチSW0と、トリップコイルA1と、を含んでいる。開閉器システム100の各構成要素は、ここでは、分岐ブレーカ3の筐体の内部に設けられる。

0035

また、開閉器システム100は、一対の一次側端子101,101と一対の二次側端子102,102とをそれぞれ接続する一対の電路(以下、「主電路」ともいう)L1,L1と、一対の主電路L1,L1間に跨がって設けられる副電路L2と、を備えている。なお、本開示において、「一次側端子」等の「端子」は、電線を接続するための部品(端子)でなくてもよく、例えば、電子部品リード回路基板に含まれる導体の一部、又は電線の一部であってもよい。

0036

本実施形態では、開閉器システム100(分岐ブレーカ3)は100V用であって、一対の一次側端子101,101のうちの一方(図1の左側)が電圧極(第1電圧極又は第2電圧極)の導電バーに接続され、他方(図1の右側)が中性極の導電バーに接続されている、と想定する。以下、一対の主電路L1,L1を区別する場合、電圧極の導電バーに接続される一次側端子101と接続されている主電路L1を「主電路L101」、中性極の導電バーに接続される一次側端子101と接続されている主電路L1を「主電路L102」ともいう。なお、開閉器システム100(分岐ブレーカ3)は、200V用であってもよい。

0037

一対の主電路L1,L1には、一対の第1接点部C1,C1がそれぞれ設けられている。一対の主電路L1,L1の各々は、一次側端子101と第1接点部C1とをつなぐ電源側電路L11と、第1接点部C1と二次側端子102とをつなぐ負荷側電路L12と、を含む。つまり、電源側電路L11は、外部電源200と第1接点部C1とをつなぐ。また、負荷側電路L12は、第1接点部C1と負荷B1とをつなぐ。

0038

各第1接点部C1は、固定接点と、固定接点に対して接触又は離間する可動接点と、を有している。各第1接点部C1は、可動接触子に固定された可動接点が物理的に移動することで、可動接点が固定接点に接触した閉極(オン)状態と、可動接点が固定接点から離間した開極(オフ)状態と、の間で切り換えられる。一対の第1接点部C1,C1の可動接触子は、共通であってもよいし別々であってもよい。なお、以下では、一対の第1接点部C1,C1の少なくとも一方が閉極状態から開極状態へ変化することを、「開閉器システム100が遮断される」或いは「主電路L1が遮断される」ともいう。

0039

副電路L2は、一方の主電路L1(L101)の電源側電路L11と、他方の主電路L1(L102)の電源側電路L11と、の間に接続されている。すなわち、副電路L2は、一方の主電路L101の電源側電路L11との接続点P1と、他方の主電路L102の電源側電路L11との接続点P2と、の間に、跨がって設けられている。副電路L2には、スイッチSW0と、トリップコイルA1と、第2接点部C2と、が設けられている。言い換えれば、スイッチSW0と、トリップコイルA1と、第2接点部C2と、の直列回路が、一対の主電路L1,L1の電源側電路L11,L11間に接続されている。ここでは、上記直列回路のうちのスイッチSW0が、主電路L101の電源側電路L11に接続されている。また、上記直列回路のうちの第2接点部C2が、主電路L102の電源側電路L11に接続されている。

0040

スイッチSW0は、ここではa接点(常開接点)であって、例えばサイリスタ等の半導体素子である。スイッチSW0のオンオフは、処理部12によって制御される。ここでは、スイッチSW0は、処理部12からスイッチSW0の制御端子へ制御信号S0が送信されると、オンする。

0041

第2接点部C2は、固定接点と、固定接点に対して接触又は離間する可動接点と、を有している。第2接点部C2は、可動接触子に固定された可動接点が物理的に移動することで、可動接点が固定接点に接触した閉極(オン)状態と、可動接点が固定接点から離間した開極(オフ)状態と、の間で切り換えられる。

0042

トリップコイルA1は、ここでは、副電路L2において、スイッチSW0と第2接点部C2との間に接続されている。トリップコイルA1は、第2接点部C2を介して、主電路L1(L102)における電源側電路L11と接続されている。

0043

トリップコイルA1は、スイッチSW0がオンされかつ第2接点部C2が閉極状態の場合にのみ、一対の一次側端子101,101と接続され、外部電源200からの電力により通電され得る。つまり、トリップコイルA1は、第2接点部C2が閉極状態でなければ、処理部12がスイッチSW0に制御信号S0を送信してスイッチSW0をオンしたとしても、通電されない。後述するように、第2接点部C2は、第1接点部C1の開極状態において開極し、第1接点部C1の閉極状態において閉極するよう構成されている。そのため、トリップコイルA1は、第1接点部C1の閉極状態においてのみ、通電され得る。言い換えれば、トリップコイルA1は、第1接点部C1の閉極状態においてのみ外部電源200と接続され得る電路(副電路L2)に、設けられている。

0044

操作ハンドル111は、使用者が一対の第1接点部C1,C1を開極又は閉極させるための操作部である。操作ハンドル111は、使用者の操作を受け付ける。操作ハンドル111は、使用者が操作可能なレバー(操作摘み)を筐体の外部に突出させた状態で、筐体に回転可能に支持される。操作ハンドル111は、一対の第1接点部C1,C1を閉極させるオン位置と、一対の第1接点部C1,C1を開極させるオフ位置との間で回転可能となっている。

0045

開閉機構11は、操作ハンドル111への開操作オフ操作)又は閉操作オン操作)に応じて、一対の第1接点部C1,C1の両方を一緒に、開極又は閉極させる。開閉機構11は、複数のリンク部材を含んでいる。複数のリンク部材は、操作ハンドル111と一対の第1接点部C1,C1の可動接触子とを連結し、操作ハンドル111の回転動作に伴って可動接触子を移動させる。

0046

また、開閉機構11は、操作ハンドル111への開操作(オフ操作)又は閉操作(オン操作)に応じて、第2接点部C2も、一対の第1接点部C1,C1と一緒に開極又は閉極させる。つまり、開閉機構11の複数のリンク部材は、操作ハンドル111と第2接点部C2の可動接触子とを連結し、操作ハンドル111の回転動作に伴って可動接触子を移動させる。すなわち、第2接点部C2は、第1接点部C1の開極状態において開極し、第1接点部C1の閉極状態において閉極するよう構成されている。

0047

また、開閉機構11は、トリップコイルA1が通電により励磁されると、一対の第1接点部C1,C1及び第2接点部C2を開極させるよう構成されている。開閉機構11は、例えば、トリップコイルA1の励磁により生じる磁束によって動かされる可動鉄心を備えている。開閉機構11は、可動鉄心の移動に応じて一対の第1接点部C1,C1及び第2接点部C2それぞれの可動接触子を移動させて、一対の第1接点部C1,C1及び第2接点部C2を開極させる。

0048

このように、本実施形態の開閉器システム100では、処理部12からの制御信号S0に応じて第1接点部C1を開極させる引き外し部(第1引き外し部)14は、トリップコイルA1とスイッチSW0とを含んでいる。引き外し部(第1引き外し部)14は、開閉機構11を含んでいてもよい。

0049

なお、開閉機構11の具体的な構造は、周知の構成を採用できるので、詳細な説明は省略する。

0050

主電路L1(L101)には、第2引き外し部17が設けられている。第2引き外し部17は、第1接点部C1に異常電流が流れた場合に、制御信号S0によらずに主電路L1(L101)を遮断する(遮断動作)。異常電流は、例えば、過負荷による過電流短絡電流等を含み得る。

0051

第2引き外し部17は、ここでは熱動式引き外し装置を備えている。熱動式引き外し装置は、バイメタル板171を備えている。

0052

バイメタル板171は、例えば過負荷による過電流(異常電流)が流れると、バイメタル板171の温度が上昇し、その一端が曲がるように変形する。バイメタル板171の一端が変形すると、その変形した部分が開閉機構11におけるリンク機構を押すことによって、一対の第1接点部C1,C1の可動接触子が移動する。これにより、一対の第1接点部C1,C1が開極する。また、これと同時に、開閉機構11を介して第2接点部C2の可動接触子が動かされることによって、第2接点部C2も開極される。過負荷による過電流が停止すると、バイメタル板171の温度が低下して、バイメタル板171は元の形状に復帰する。

0053

このように、本実施形態の開閉器システム100では、第1接点部C1に異常電流が流れた場合に制御信号S0によらずに主電路L1を遮断する第2引き外し部17は、バイメタル板171を含んでいる。第2引き外し部17は、開閉機構11を含んでいてもよい。

0054

電源部16は、一方の主電路L1(L101)の電源側電路L11と他方の主電路L1(L102)の電源側電路L11との間に、に接続されている。つまり、電源部16は、スイッチSW0とトリップコイルA1と第2接点部C2との直列回路と、並列に接続されている。電源部16は、例えばAC/DCコンバータ、又は三端子レギュレータ等の適宜の回路を備えており、一対の一次側端子101,101を介して外部電源200から供給される電力を所定の電力に変換することで、動作電力を生成する。

0055

電源部16は、一対の第1接点部C1,C1の開閉にかかわらず、一対の一次側端子101,101と接続される。言い換えれば、電源部16は、一対の第1接点部C1,C1のうちの一方又は両方が開極状態であった、すなわち、開閉器システム100が遮断されていたとしても、外部電源200から電力の供給を受けて動作電力の生成が可能である。電源部16で生成された動作電力は、処理部12、提示部18、通信部19等に供給される。

0056

電圧検出部13は、第1接点部C1が閉極状態であるか否かを判定するための電圧を検出する。具体的には、電圧検出部13は一対の入力端子を備えている。電圧検出部13における一方の入力端子は、主電路L1(L101)の電源側電路L11に接続され、他方の入力端子は、副電路L2における第2接点部C2とトリップコイルA1との接続点に接続されている。すなわち、電圧検出部13の一対の入力端子は、外部電源200(一対の一次側端子101,101)と第2接点部C2との直列回路の両端間に接続されている。そして、電圧検出部13は、この直列回路に印加される電圧を検出する。電圧検出部13は、検出した電圧値が所定の閾値以上であれば、電圧検出信号S1を処理部12に送信する。

0057

上述のように、第2接点部C2は、第1接点部C1の閉極状態において閉極される。そのため、第1接点部C1が閉極状態であれば、上記直列回路の両端間には外部電源200からの電圧が印加され、その一方、第1接点部C1が開極状態であれば、上記直列回路の両端間には電圧が印加されない。そのため、上記直列回路に電圧が印加されているか否かを電圧検出部13が検出することで、第1接点部C1が閉極状態であるか否かを判定することができる。このように、電圧検出部13は、第1接点部C1の閉極状態においてのみ外部電源200と接続される電路の電圧を、検出している。また、電圧検出部13は、第1接点部C1が設けられている主電路L1ではなく、主電路L1に電流が流れる場合にのみ外部電源200から電圧が印加される電路(副電路L2)の電圧を、検出している。

0058

電流検出部15は、外部電源200と負荷B1とをつなぐ電路(主電路L1)に流れる電流を検出する。電流検出部15は、一対の主電路L1,L1のうちの一方の主電路L1(L101)に流れる電流を検出する。電流検出部15は、例えばロゴスキコイル、カレントトランス、磁気抵抗MR素子ホール素子等を備えた適宜の電流センサを備え、主電路L1を流れる電流を検出する。電流検出部15は、検出した電流の大きさに対応する電流信号S2を、処理部12へ送信する。

0059

通信部19は、計測アダプタ4と通信する機能を有している。通信部19と計測アダプタ4との通信方式は、例えば有線LAN(Local Area Network)等の通信規格に準拠した有線通信である。通信部19は、外部システム8としての計測アダプタ4から送信される外部信号を、受信する。また、通信部19は、計測アダプタ4を中継器として、外部システム8としての情報端末61又はコントローラ62から送信される外部信号を受信する。また、通信部19は、計測アダプタ4と通信することにより、計測アダプタ4が有する情報(例えば、電力値など)を取得する。また、通信部19は、計測アダプタ4を中継器としてコントローラ62と通信することにより、コントローラ62が有する情報(例えば、HEMS対応機器の使用状況など)を取得する。通信部19は、例えば無線通信機能によって、外部システム8としての情報端末61又はコントローラ62から送信される外部信号を直接受信してもよい。

0060

処理部12は、電源部16で生成された動作電力により動作する。上述のように、電源部16は、一対の第1接点部C1,C1の開閉にかかわらず、動作電力の生成が可能である。そのため、処理部12も、一対の第1接点部C1,C1の開閉にかかわらず、電源部16から動作電力の供給を受けて動作が可能である。

0061

処理部12は、通信制御部121、開閉制御部122、異常検出部123、状態判定部124、原因特定部125、及び提示制御部126を備えている。なお、通信制御部121、開閉制御部122、異常検出部123、状態判定部124、原因特定部125、及び提示制御部126は、必ずしも実体のある構成を示しているわけではなく、処理部12によって実現される機能を示している。

0062

処理部12は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが処理部12として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。

0063

通信制御部121は、通信部19の動作を制御する。通信制御部121は、通信部19を制御して、外部システム8からの外部信号を受信させる。

0064

開閉制御部122は、スイッチSW0のオンオフを制御する。具体的には、開閉制御部122は、スイッチSW0の制御端子へ制御信号S0を送信することで、スイッチSW0をオンさせる。

0065

開閉制御部122は、所定の条件が満たされた場合に、制御信号S0をスイッチSW0へ送信する。

0066

開閉制御部122は、例えば、異常検出部123によって、開閉器システム100に関する異常の発生が検出された場合に、制御信号S0を送信する。また、開閉制御部122は、例えば、通信部19で受信した外部信号が、主電路L1を遮断する指令を含む場合に、制御信号S0を送信する。すなわち、開閉制御部122(処理部12)は、外部システム8から送信され通信部19を介して受信した外部信号に基づいて、制御信号S0を制御する。

0067

異常検出部123は、開閉器システム100に関する異常の発生を検出する。

0068

異常検出部123で検出される異常は、主電路L1に過電流(短絡電流、過負荷電流等)が流れることを含む。すなわち、異常検出部123は、開閉器システム100に関する異常として、主電路L1に流れる過電流(短絡電流、過負荷電流等)を検出する。異常検出部123は、例えば、電流検出部15からの電流信号S2で示される電流値と閾値とを比較することで、主電路L1に流れる過電流を検出する。

0069

また、異常検出部123で検出される異常は、一対の二次側端子102,102と負荷Bとの間に接続されている配線でアークが発生することを含む。すなわち、異常検出部123は、開閉器システム100に関する異常として、一対の二次側端子102,102に接続されている配線で発生するアークを検出する。異常検出部123は、例えば、アーク短絡保護遮断器AFCI:Arc FaultCircuit Interrupter)と同様の技術により、配線でアークが発生しているか否かを判定する。アーク短絡保護遮断器では、電子回路を使用して、配線で発生するアークに特有電流特性及び電圧特性を認識し、配線で発生するアークを検知できる。これと同様の原理により、処理部12は、配線でアークが発生しているか否かを判定する。

0070

開閉制御部122は、異常検出部123によって開閉器システム100に関する異常の発生が検出されると、スイッチSW0へ制御信号S0を送信して、スイッチSW0をオンさせる。一対の第1接点部C1,C1が閉極状態(すなわち、第2接点部C2が閉極状態)の場合、スイッチSW0がオンされると、トリップコイルA1に外部電源200からの電力が供給され、トリップコイルA1が励磁される。これにより、開閉機構11が一対の第1接点部C1,C1を開極させ、主電路L1が遮断される。すなわち、処理部12の開閉制御部122は、一対の第1接点部C1,C1の閉極状態において、開閉器システム100に関する異常の発生を検出すると、一対の第1接点部C1,C1を開極させて主電路L1,L1を遮断する。

0071

状態判定部124は、第1接点部C1の状態(開極状態又は閉極状態)を判定する。

0072

状態判定部124は、電圧検出部13の検出結果に基づいて、第1接点部C1の状態を判定する。具体的には、状態判定部124は、電圧検出部13から電圧検出信号S1を受信している間は、第2接点部C2が閉極状態である、すなわち一対の第1接点部C1,C1が閉極状態である、と判定する。状態判定部124は、電圧検出部13から電圧検出信号S1を受信していない場合は、第2接点部C2が開極状態である、すなわち一対の第1接点部C1,C1が開極状態である、と判定する。処理部12は、状態判定部124の判定結果(電圧検出信号S1の有無)に基づいて、一対の第1接点部C1,C1が閉極状態から開極状態へと変化したこと、言い換えれば開閉器システム100が遮断されたことを、検出可能である。

0073

原因特定部125は、開閉器システム100が遮断されたことが検出された場合に、その原因を特定する。原因特定部125は、少なくとも、開閉器システム100の遮断の原因が、処理部12自身(開閉制御部122)であるか否かを判定する。

0074

例えば、処理部12(開閉制御部122)が制御信号S0を送信してから所定の判定期間内(例えば、数秒以内)に、開閉器システム100が遮断されたことが検出されたとする。この場合、原因特定部125は、開閉器システム100の遮断の原因が、処理部12自身が行った遮断制御(具体的には、開閉制御部122が制御信号S0を送信してスイッチSW0をオンすること)である、と特定する。処理部12自身による遮断制御が原因であると特定した場合、原因特定部125は、遮断制御を実行した原因を更に特定する。処理部12が遮断制御を実行する原因の候補としては、例えば、外部システム8からの外部信号の受信、主電路L1に過電流が流れたこと、主電路L1に接続されている配線でのアークの発生、等が挙げられる。原因特定部125は、これらの候補のうちから、処理部12が遮断制御を実行した原因を特定する。

0075

一方、原因特定部125は、上記の判定期間以外のタイミングで、開閉器システム100が遮断されたことが検出された場合、その原因は、処理部12以外の外的要因である、と特定する。処理部12以外の外的要因の例としては、使用者による操作ハンドル111の開操作、第2引き外し部17による主電路L1の遮断動作等が挙げられる。

0076

原因特定部125は、処理部12以外の外的要因が原因であると判定した場合、その原因を更に詳細に特定してもよい。例えば、バイメタル板171の温度を測定する温度センサが設けられている場合において、開閉器システム100が遮断されたときのバイメタル板171の温度が、所定の閾値温度以上であったとする。この場合、原因特定部125は、外的要因は第2引き外し部17による遮断動作である、と特定してもよい。逆に、バイメタル板171の温度を測定する温度センサが設けられている場合において、開閉器システム100が遮断されたときのバイメタル板171の温度が、所定の閾値温度未満であったとする。この場合、原因特定部125は、外的要因は使用者による操作ハンドル111の開操作である、と特定してもよい。

0077

提示制御部126は、提示部18の動作を制御する。提示部18は、開閉器システム10の動作に関する動作情報を提示する。

0078

ここで、提示部18は、例えば、複数のLEDを備えている。提示部18における複数のLEDは、分岐ブレーカ3の筐体において、キャビネット90のカバー92の露出孔から露出する位置に設けられている。すなわち、提示部18は、使用者が蓋体93を開けて分電盤9を正面から見たときに、視認可能な位置にある。

0079

複数のLEDは、例えば、一対の第1接点部C1,C1の状態(開極状態又は閉極状態)を提示するための、第1LEDを含む。提示制御部126は、例えば、電圧検出部13から電圧検出信号S1を受信している場合、一対の第1接点部C1,C1が閉極状態であると判定して、第1LEDを点灯させる。一方、電圧検出部13から電圧検出信号S1を受信していない場合、提示制御部126は、一対の第1接点部C1,C1が開極状態であると判定して、第1LEDを消灯させる。

0080

また、複数のLEDは、例えば、原因特定部125で特定される複数の原因に対応して、複数の第2LEDを含んでいる。提示制御部126は、例えば、開閉器システム100が遮断され、その原因が原因特定部125で特定された場合には、複数の第2LEDのうち原因特定部125で特定された原因に対応づけられているLEDを点灯させる。

0081

上述のように、原因特定部125で特定され得る原因の一つは、処理部12の遮断制御であり得る。そのため、提示部18で提示される動作情報は、処理部12の動作に関する情報を含んでいる、と言える。また、原因特定部125で特定され得る原因の一つは、第2引き外し部17の遮断動作であり得る。そのため、提示部18で提示される動作情報は、第2引き外し部17の動作に関する情報を含んでいる、と言える。

0082

ここで、複数のLEDの各々の点灯用の電力は、電源部16から供給される。すなわち、提示部18は、電源部16から供給される電力により動作する。そのため、提示部18も、処理部12と同様、一対の第1接点部C1,C1の開閉にかかわらず、動作(点灯)が可能である。

0083

(3)動作
以下、本実施形態の開閉器システム100の処理部12の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。

0084

開閉器システム100の一対の一次側端子101,101が外部電源200に接続されると、電源部16は、外部電源200からの電力を用いて動作電力を生成し、動作電力を処理部12へ供給する。処理部12は、電源部16から供給される動作電力により起動し(ST1)、動作を開始する。上述のように、電源部16は、主電路L1における電源側電路L11に接続されているため、一対の第1接点部C1,C1が開極状態であるか閉極状態であるかにかかわらず動作電力の生成が可能である。そのため、処理部12は、一対の第1接点部C1,C1が開極状態であるか閉極状態であるかにかかわらず、起動される。

0085

処理部12は、起動されると、電圧検出部13から電圧検出信号S1を受信しているか否かを判定する(ST2)。

0086

電圧検出信号S1がない場合(ST2:No)、処理部12(状態判定部124)は、一対の第1接点部C1,C1が開極されていると判定する。そして、処理部12(提示制御部126)は、提示部18における第1LEDを消灯させ(消灯を維持し)、一対の第1接点部C1,C1が開極されていることを提示させる(ST3)。処理部12は、電圧検出信号S1「」を検出するまで、動作を継続する。

0087

電圧検出信号S1がある場合(ST2:Yes)、処理部12(状態判定部124)は、一対の第1接点部C1,C1が閉極されていると判定する。そして、処理部12(提示制御部126)は、提示部18における第1LEDを点灯させ、一対の第1接点部C1,C1が閉極されていることを提示させる(ST4)。

0088

一対の第1接点部C1,C1が閉極されている場合、開閉器システム100の一対の主電路L1,L1には、外部電源200からの電流が流れている。この状態で、処理部12(異常検出部123)は、開閉器システム100に異常があるか否かを判定する(ST5)。ここでは、処理部12(異常検出部123)は、上述のように、電流検出部15からの電流信号に基づいて、開閉器システム100に異常(過電流、配線のアーク等)があるか否かを判定する。

0089

異常検出部123により異常が検出されると(ST5:Yes)、処理部12(開閉制御部122)は、制御信号S0を送信して第1引き外し部14を動作させて、開閉器システム100を遮断する(ST6)。

0090

制御信号S0を送信することで開閉器システム100を遮断した場合、処理部12(原因特定部125)は、遮断の原因の特定を行う(ST7)。この場合、処理部12による遮断制御が、開閉器システム100の遮断の原因であるため、処理部12(原因特定部125)は、原因を遮断制御(制御信号S0の送信)と特定する(ST8)。また、処理部12(原因特定部125)は、遮断制御を行うこととなった開閉器システム100の異常の原因(例えば、過電流か、配線のアークか)を、更に特定する。そして、処理部12(提示制御部126)は、特定された原因に対応する第2LEDを点灯させて、原因を提示する(ST9)。

0091

一方、工程ST5において異常が検出されない場合(ST5:No)、処理部12(通信制御部121)は、主電路L1を遮断する指令を含む外部信号を通信部19が受信したか否かを判定する(ST10)。主電路L1を遮断する指令を含む外部信号を受信した場合(ST10:Yes)、処理部12(開閉制御部122)は、制御信号S0を送信して第1引き外し部14を動作させて、開閉器システム100を遮断する(ST6)。また、処理部12(原因特定部125)は、遮断の原因を遮断制御と特定し(ST7,ST8)、その原因が外部信号の受信であったことを更に特定する。そして、処理部12(提示制御部126)は、特定された原因に対応する第2LEDを点灯させて、原因を提示する(ST9)。

0092

工程ST10において、主電路L1を遮断する指令を含む外部信号を通信部19が受信していない場合(ST10:No)、処理部12(状態判定部124)は、電圧検出部13から電圧検出信号S1を受信しているか(受信し続けているか)否かを判定する(ST11)。

0093

工程ST11において、電圧検出信号S1がある場合(ST11:Yes)、処理部12(状態判定部124)は、一対の第1接点部C1,C1の閉極が維持されていると判定する。そして、処理部12(提示制御部126)は、提示部18における第1LEDを点灯させ(点灯を維持し)、一対の第1接点部C1,C1が閉極されていることを提示させる(ST4)。

0094

工程ST11において、電圧検出信号S1がない場合(ST11:No)、処理部12(状態判定部124)は、一対の第1接点部C1,C1が開極された、すなわち開閉器システム100が遮断されたと判定する。そして、処理部12(原因特定部125)は、遮断の原因の特定を行う(ST12)。この場合、処理部12(開閉制御部122)は制御信号S0を送信しておらず、処理部12による遮断制御が開閉器システム100の遮断の原因ではない。そのため、処理部12(原因特定部125)は、原因を外的要因(操作ハンドル111の開操作、又は第2引き外し部17の遮断動作)と特定する(ST13)。そして、処理部12(提示制御部126)は、特定された原因に対応する第2LEDを点灯させて、原因を提示する(ST9)。

0095

このように、本実施形態の開閉器システム100では、電源部16が、主電路L1のうちで、一次側端子101と第1接点部C1との間の電源側電路L11に接続されている。そして、処理部12は、電源部16で生成された動作電力により動作する。そのため、処理部12は、第1接点部C1の開極状態においても動作が可能となり、例えば開閉器システム100の遮断状態を提示部18に提示させることが可能となる。

0096

また、開閉器システム100では、提示部18及び通信部19も、電源部16から供給される電力により動作する。そのため、提示部18及び通信部19も、処理部12と同様、一対の第1接点部C1,C1の開閉にかかわらず、動作が可能である。

0097

ここで、電源部16が負荷側電路L12に接続されている比較例の開閉器システムにおいては、一対の第1接点部C1,C1が開極されると、電源部16が動作電力を生成できず、処理部12及び提示部18等の動作も停止する。そのため、比較例の開閉器システムにおいては、開閉器システムの遮断の原因等を提示部18で提示することはできない。これに対し、本実施形態の開閉器システム100では、電源部16及び提示部18は、一対の第1接点部C1,C1の開閉にかかわらず動作可能であるため、例えば開閉器システム100の遮断の原因等を提示部18で提示することも可能となる。

0098

(3)変形例
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、上記実施形態に係る処理部12と同様の機能は、開閉器システム100の制御方法コンピュータプログラム、又はコンピュータプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化されてもよい。

0099

以下、上記実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。

0100

本開示における開閉器システム100の処理部12は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における処理部12としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスクハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積度合いによって呼び方が異なっており、システムLSIVLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップ集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。

0101

また、開閉器システム100における複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることは開閉器システム100に必須の構成ではなく、開閉器システム100の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。例えば、提示部18等は、開閉器システム100の筐体とは別に設けられた筐体に、設けられていてもよい。さらに、開閉器システム100の少なくとも一部の機能、例えば、処理部12の一部の機能がクラウドクラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。反対に、開閉器システム100の複数の機能が1つの筐体内に集約されていてもよい。

0102

(3.1)第1変形例
第1変形例の開閉器システム100について、図5を参照して説明する。本変形例の開閉器システム100は、電流検出部15に変えて、外部電源200と負荷B1とをつなぐ電路(主電路L1)での漏電の発生を検出する漏電検出部を備えている。漏電検出部は、ここでは、零相変流器ZCT1を備えている。本変形例の開閉器システム100の処理部12(異常検出部123)は、開閉器システム100で発生する異常として、主電路L1,L1での漏電の発生を検出する。その他の構成は、実施形態の開閉器システム100と同じであるため、説明は省略する。

0103

本変形例の開閉器システム100においても、第1接点部C1の開極状態であっても処理部12が動作を継続することが可能である。

0104

なお、開閉器システム100は、電流検出部15と漏電検出部の両方を備えていてもよい。

0105

(3.2)第2変形例
第2変形例の開閉器システム100について、図6を参照して説明する。本変形例の開閉器システム100は、第2接点部C2を備えておらず、トリップコイルA1が、主電路L1(L102)の負荷側電路L12に接続されている。つまり、副電路L2は、一方の主電路L101の電源側電路L11との接続点P1と、他方の主電路L102の負荷側電路L12との接続点P3と、の間に跨がって設けられている。そして、電圧検出部13は、一方の主電路L1(L101)の電源側電路L11と他方の主電路L1(L102)の負荷側電路L12との間に跨がって接続され、外部電源200と第1接点部C1との直列回路の両端間の電圧を、検出する。その他の構成は、実施形態の開閉器システム100と同じであるため、説明は省略する。

0106

本変形例の開閉器システム100においても、第1接点部C1の開極状態であっても処理部12が動作を継続することが可能である。

0107

(3.3)その他の変形例
一変形例において、第2引き外し部17は、電磁式引き外し装置を備えていてもよい。電磁式引き外し装置は、例えば、主電路L1に設けられる主回路コイルと、主回路コイルで発生する磁束の大きさが閾値を超えたときに移動して、開閉機構11を介して接点部C1を開極させるピンと、を備えていてもよい。

0108

一変形例において、提示部18は、文字列及び/又は画像を表示可能な表示装置を備えていてもよい。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ有機ELディスプレイ等を備えていてもよい。この場合、提示制御部126は、原因特定部125で特定された原因に関する文字列及び/又は画像を、表示装置に表示させてもよい。

0109

一変形例において、提示部18は、スピーカ等の音情報出力可能音出力装置を備えていてもよい。この場合、提示制御部126は、原因特定部125で特定された原因に関する音声情報を、音出力装置から出力させてもよい。

0110

一変形例において、開閉器システム100は、分岐ブレーカ3でなくてもよい。開閉器システム100は、例えば主幹ブレーカ2として実現されてもよい。

0111

一変形例において、開閉器システム100は、副電路L2に設けられる保護素子を備えていてもよい。保護素子は、例えばバリスタであってもよい。

0112

一変形例において、処理部12は、計測アダプタ4から電流信号を受信してもよい。

0113

(4)まとめ
以上説明したように、第1の態様に係る開閉器システム(100)は、接点部(C1)と、電源部(16)と、処理部(12)と、引き外し部(14)と、を備える。接点部(C1)は、外部電源(200)と負荷(B1)とをつなぐ電路(L1)に設けられる。電源部(16)は、電路(L1)のうちで外部電源(200)と接点部(C1)との間の電源側電路(L11)に接続される。処理部(12)は、電源部(16)で生成された動作電力により動作する。引き外し部(14)は、通電により励磁されるトリップコイル(A1)を有する。引き外し部(14)は、処理部(12)からの制御信号(S0)に応じてトリップコイル(A1)が励磁されることで、接点部(C1)を開極させる。電源部(16)は、接点部(C1)の開閉にかかわらず外部電源(200)と接続される。トリップコイル(A1)は、接点部(C1)の閉極状態においてのみ外部電源(200)と接続される電路(副電路L2)に設けられる。

0114

この態様によれば、処理部(12)は、接点部(C1)の開閉にかかわらず電源部(16)から動作電力が供給されるため、接点部(C1)が開極状態であっても動作が可能である。また、接点部(C1)の開極状態では、トリップコイル(A1)は通電されないため、不用意にトリップコイル(A1)が通電される事態が防止され、トリップコイル(A1)の劣化等が抑制される。

0115

第2の態様の開閉器システム(100)は、第1の態様において、接点部(C1)としての第1接点部(C1)に加えて、第2接点部(C2)を備える。第2接点部(C2)は、第1接点部(C1)の開極状態において開極し、第1接点部(C1)の閉極状態において閉極するよう構成される。トリップコイル(A1)は、第2接点部(C2)を介して電源側電路(L11)と接続される。

0116

この態様によれば、第1接点部(C1)の開極状態では、トリップコイル(A1)は通電されないため、不用意にトリップコイル(A1)が通電される事態が防止され、トリップコイル(A1)の劣化等が抑制される。

0117

第3の態様の開閉器システム(100)は、第1又は第2の態様において、接点部(C1)が閉極状態であるか否かを判定するための電圧を検出する電圧検出部(13)を更に備える。電圧検出部(13)は、接点部(C1)の閉極状態においてのみ外部電源(200)と接続される電路の電圧を、検出する。

0118

この態様によれば、第1接点部(C1)の開極状態では、電圧検出部(13)に電圧が印加されないため、不用意に電圧検出部(13)に電圧が印加される事態が防止され、電圧検出部(13)の劣化等が抑制される。この態様において、電圧検出部(13)は、第2接点部(C2)を介して電源側電路(L11)と接続されることが好ましい。

0119

第4の態様の開閉器システム(100)は、第1〜第3のいずれか1つの態様において、開閉器システム(100)の動作に関する動作情報を提示する提示部(18)を更に備える。提示部(18)は、電源部(16)から供給される電力で動作する。

0120

この態様によれば、接点部(C1)の状態(閉極状態又は開極状態)にかかわらず、提示部(18)により動作情報を提示することが、可能となる。

0121

第5の態様の開閉器システム(100)は、第4の態様において、提示部(18)で提示される動作情報は、処理部(12)の動作に関する情報を含む。

0122

この態様によれば、接点部(C1)の状態(閉極状態又は開極状態)にかかわらず、提示部(18)により、処理部(12)の動作に関する情報を提示することが可能となる。

0123

第6の態様の開閉器システム(100)は、第4又は第5の態様において、引き外し部(14)としての第1引き外し部(14)に加えて、第2引き外し部(17)を備える。第2引き外し部(17)は、接点部(C1)に異常電流が流れた場合に、外部電源(200)と負荷(B1)とをつなぐ電路(L1)を制御信号(S0)によらずに遮断する。提示部(18)で提示される動作情報は、第2引き外し部(17)の動作に関する情報を含む。

0124

この態様によれば、接点部(C1)の状態(閉極状態又は開極状態)にかかわらず、提示部(18)により、第2引き外し部(17)の動作に関する情報を提示することが可能となる。

0125

第7の態様の開閉器システム(100)は、第1〜第6のいずれか1つの態様において、外部電源(200)と負荷(B1)とをつなぐ電路(L1)に流れる電流を検出する電流検出部(15)を更に備える。

0126

この態様によれば、処理部(12)は、電路(L1)の電流に関する情報を参照することが可能となる。

0127

第8の態様の開閉器システム(100)は、第1〜第7のいずれか1つの態様において、外部電源(200)と負荷(B1)とをつなぐ電路(L1)での漏電の発生を検出する漏電検出部(零相変流器ZCT1)を更に備える。

0128

この態様によれば、処理部(12)は、電路(L1)での漏電に関する情報を参照することが可能となる。

0129

第9の態様の開閉器システム(100)は、第1〜第8のいずれか1つの態様において、外部システム(8)と通信する通信部(19)を更に備える。処理部(12)は、外部システム(8)から送信され通信部(19)を介して受信した外部信号に基づいて、制御信号(S0)を制御する。

0130

この態様によれば、外部信号に基づいて、引き外し部(14)を動作させることが可能となる。

0131

第10の態様の分電盤(9)は、第1〜第9のいずれか1つの態様の開閉器システム(100)と、開閉器システム(100)を収容する分電盤用キャビネット(90)と、を備える。

0132

この態様によれば、開閉器システム(100)を備えた分電盤(9)を提供できる。

0133

第2〜9の態様に係る構成については、開閉器システム(100)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。

0134

100開閉器システム
12 処理部
13電圧検出部
14 引き外し部(第1引き外し部)
15電流検出部
16電源部
17 第2引き外し部
18提示部
19通信部
A1トリップコイル
C1接点部(第1接点部)
C2 第2接点部
L1電路(主電路)
L11 電源側電路
L2 副電路
S0制御信号
ZCT1零相変流器
200外部電源
B1負荷
9分電盤
90 分電盤用キャビネット

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