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技術 点灯装置及び照明器具

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 石塚哲也山下浩司
出願日 2019年12月16日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-226730
公開日 2021年6月24日 (4ヶ月経過) 公開番号 2021-096938
状態 未査定
技術分野
  • -
主要キーワード 交換要否 階段通路 カバーエンド 電波式センサ 人検知信号 自己点検 常用光源 点検動作
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (3)

課題

点検作業の作業性の向上を図る。

解決手段

点灯装置1は、常用光源20を点灯させる常用点灯回路10と、蓄電池22を充電する充電回路15と、常用電源3の停電時に蓄電池22から供給される電力非常用光源21を点灯させる非常用点灯回路16とを備える。点灯装置1は、点検動作を開始するためのトリガ信号の入力を受け付け入力受付部17と、外部から信号を受信する受信回路12と、人の存在を検知するセンサユニット13と、制御回路11とを備える。制御回路11は、入力受付部17がトリガ信号を受け付けた場合、点検動作を実行する。制御回路11は、点検動作の実行中に常用光源20の光量を所定の基準値に固定させるように常用点灯回路10を制御する。

概要

背景

従来例として特許文献1記載の照明装置階段通路誘導灯)を例示する。特許文献1記載の照明装置(以下、従来例という。)は、発光部材と、交流電源電力で発光部材を発光させる常用点灯ユニット点灯装置)とを備える。従来例は、蓄電池と、交流電源の電力で蓄電池を充電し、かつ、交流電源の停電時に蓄電池で発光部材を発光させる非常灯ユニットと、誘導灯用信号装置端子台と、センサユニットと、を更に備える。

常用点灯ユニットは、調光減光)機能を有している。常用点灯ユニットは、誘導灯用信号装置の火災信号の火災信号(火災発生時に出力される信号)を誘導灯用信号装置用端子台で受けていない場合に発光部材を調光させる。常用点灯ユニットは、誘導灯用信号装置用端子台で火災信号を受けると、発光部材を全点灯定格点灯)させる。

センサユニットは、検知領域における人を検知する人感センサを有している。センサユニットは、人感センサで人を検知した場合の発光部材の照度を、人感センサで人を検知しない場合の発光部材の照度より高くするように常用点灯ユニットに指示する。

概要

点検作業の作業性の向上をる。点灯装置1は、常用光源20を点灯させる常用点灯回路10と、蓄電池22を充電する充電回路15と、常用電源3の停電時に蓄電池22から供給される電力で非常用光源21を点灯させる非常用点灯回路16とを備える。点灯装置1は、点検動作を開始するためのトリガ信号の入力を受け付け入力受付部17と、外部から信号を受信する受信回路12と、人の存在を検知するセンサユニット13と、制御回路11とを備える。制御回路11は、入力受付部17がトリガ信号を受け付けた場合、点検動作を実行する。制御回路11は、点検動作の実行中に常用光源20の光量を所定の基準値に固定させるように常用点灯回路10を制御する。

目的

本開示の目的は、点検作業の作業性の向上を図ることが可能な点灯装置及び照明器具を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

常用電源から供給される電力で第1光源点灯させる第1点灯回路と、前記常用電源から供給される電力で蓄電池充電する充電回路と、前記常用電源の停電時に前記蓄電池から供給される電力で第2光源を点灯させる第2点灯回路と、点検動作を開始するためのトリガ信号の入力を受け付け入力受付部と、外部から信号を受信する受信回路と、人の存在を検知する人感センサと、前記第1点灯回路及び前記第2点灯回路を制御する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記受信回路で受信する前記信号及び前記人感センサの検知結果に応じて、前記第1光源の光量を調光するように前記第1点灯回路を制御し、前記制御回路は、更に、前記入力受付部が前記トリガ信号を受け付けた場合、前記充電回路を停止し、かつ、前記第2点灯回路を動作させて前記第2光源を点灯させる、点検動作を実行し、前記制御回路は、前記点検動作の実行中に前記第1光源の光量を所定の基準値に固定させるように前記第1点灯回路を制御する、点灯装置

請求項2

前記入力受付部は、前記基準値を指示する指示信号の入力を更に受け付け、前記制御回路は、前記入力受付部が受け付ける前記指示信号に応じて前記基準値を調整する、請求項1記載の点灯装置。

請求項3

前記制御回路は、前記基準値を時間的に変化させる、請求項1又は2記載の点灯装置。

請求項4

前記制御回路は、前記点検動作の実行中に前記第2光源の光量を変化させるように前記第2点灯回路を制御する、請求項1−3のいずれか1項に記載の点灯装置。

請求項5

請求項1−4のいずれかの点灯装置と、少なくとも前記第1光源及び前記第2光源を支持する器具本体と、を備える、照明器具

技術分野

0001

本開示は、点灯装置及び照明器具に関し、より詳細には、外部から入力する信号に応じて照明負荷点灯状態を変更する点灯装置、及び当該点灯装置を備える照明器具に関する。

背景技術

0002

従来例として特許文献1記載の照明装置階段通路誘導灯)を例示する。特許文献1記載の照明装置(以下、従来例という。)は、発光部材と、交流電源電力で発光部材を発光させる常用点灯ユニット(点灯装置)とを備える。従来例は、蓄電池と、交流電源の電力で蓄電池を充電し、かつ、交流電源の停電時に蓄電池で発光部材を発光させる非常灯ユニットと、誘導灯用信号装置端子台と、センサユニットと、を更に備える。

0003

常用点灯ユニットは、調光減光)機能を有している。常用点灯ユニットは、誘導灯用信号装置の火災信号の火災信号(火災発生時に出力される信号)を誘導灯用信号装置用端子台で受けていない場合に発光部材を調光させる。常用点灯ユニットは、誘導灯用信号装置用端子台で火災信号を受けると、発光部材を全点灯定格点灯)させる。

0004

センサユニットは、検知領域における人を検知する人感センサを有している。センサユニットは、人感センサで人を検知した場合の発光部材の照度を、人感センサで人を検知しない場合の発光部材の照度より高くするように常用点灯ユニットに指示する。

先行技術

0005

特開2018−113232号公報

発明が解決しようとする課題

0006

ところで、階段通路誘導灯を含む非常用照明器具は、定期的な点検を行うことが義務づけられている。例えば、階段通路誘導灯の点検においては、蓄電池の充電を停止した状態で非常用点灯ユニットに発光部材を所定時間(例えば、30分又は60分)だけ発光させ、所定時間内における照度を計測する必要がある。しかしながら、点検中に人感センサが人を検知した場合及び誘導灯用信号装置用端子台に火災信号が入力された場合、発光部材の光量が変化してしまうと点検が正常に実施できない可能性がある。

0007

本開示の目的は、点検作業の作業性の向上を図ることが可能な点灯装置及び照明器具を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

本開示の一態様に係る点灯装置は、常用電源から供給される電力で第1光源を点灯させる第1点灯回路と、前記常用電源から供給される電力で蓄電池を充電する充電回路とを備える。前記点灯装置は、前記常用電源の停電時に前記蓄電池から供給される電力で第2光源を点灯させる第2点灯回路と、点検動作を開始するためのトリガ信号の入力を受け付け入力受付部とを備える。前記点灯装置は、外部から信号を受信する受信回路と、人の存在を検知する人感センサと、前記第1点灯回路及び前記第2点灯回路を制御する制御回路とを備える。前記制御回路は、前記受信回路で受信する前記信号及び前記人感センサの検知結果に応じて、前記第1光源の光量を調光するように前記第1点灯回路を制御する。前記制御回路は、更に、前記入力受付部が前記トリガ信号を受け付けた場合、前記充電回路を停止し、かつ、前記第2点灯回路を動作させて前記第2光源を点灯させる、点検動作を実行する。前記制御回路は、前記点検動作の実行中に前記第1光源の光量を所定の基準値に固定させるように前記第1点灯回路を制御する。

0009

本開示の一態様に係る照明器具は、前記点灯装置と、少なくとも前記第1光源及び前記第2光源を支持する器具本体とを備える。

発明の効果

0010

本開示の点灯装置及び照明器具は、点検作業の作業性の向上を図ることができるという効果がある。

図面の簡単な説明

0011

図1は、本開示の実施形態に係る点灯装置の回路ブロック図である。
図2は、本開示の実施形態に係る照明器具の斜視図である。

実施例

0012

本開示の実施形態に係る点灯装置及び照明器具について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さのそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。

0013

(1.照明器具の概略構成
実施形態に係る照明器具6(以下、照明器具6と略す。)は、建物避難経路となる階段踊り場の壁に設置される、いわゆる階段通路誘導灯である。ただし、照明器具6は階段通路誘導灯に限定されず、非常灯などの非常用照明器具であってもよい。

0014

照明器具6は、実施形態に係る点灯装置1と、常用光源(第1光源)20と、非常用光源(第2光源)21と、蓄電池22とを備えている(図1参照)。常用光源20は、複数(図示例では2個)のLED(Light Emitting Diode)を有している。また、非常用光源21も複数(図示例では2個)のLEDを有している。蓄電池22は、例えば、複数のニッケル水素蓄電池又はリチウムイオン二次電池で構成されている。

0015

照明器具6は、常用電源3(商用の電力系統など)から供給される電力で常用光源20を点灯させつつ蓄電池22を充電し、常用電源3の停電時に、蓄電池22から供給される電力で非常用光源21を点灯させる。

0016

(2.点灯装置の構成)
実施形態に係る点灯装置1(以下、点灯装置1と略す。)は、常用点灯回路(第1点灯回路)10、制御回路11、受信回路12、センサユニット13、報知部14、充電回路15、非常用点灯回路(第2点灯回路)16及び入力受付部17を備えている(図1参照)。

0017

(2−1.常用点灯回路)
常用点灯回路10は、系統電源などの常用電源3から供給される交流電力直流電力電力変換し、当該直流電力を常用光源20に供給して常用光源20を点灯させる。常用点灯回路10は、例えば、昇圧チョッパ回路のような力率改善回路と、降圧チョッパ回路とを有することが好ましい。力率改善回路は、常用電源3から入力する交流電流波形交流電圧の波形(正弦波)に近付けるように動作する。降圧チョッパ回路は、力率改善回路から出力される直流電圧を、常用光源20の定格電圧以下の電圧降圧する。また、降圧チョッパ回路は、出力電流を調整することによって常用光源20の光量を定格の光量から減少させる(調光する)ことができる。ただし、上述した常用点灯回路10の構成は一例であり、昇圧チョッパ回路と降圧チョッパ回路の組合せに限定されない。

0018

(2−2.充電回路)
充電回路15は、常用電源3から供給される交流電力を直流電力に電力変換し、電力変換した直流電力で蓄電池22を充電する。ただし、充電回路15は、常用点灯回路10の力率改善回路から出力される直流電力を電力変換して蓄電池22を充電してもかまわない。

0019

(2−3.非常用点灯回路)
非常用点灯回路16は、蓄電池22の電池電圧を昇圧し、かつ、蓄電池22から非常用光源21に流れる電流定電流化するように構成されている。

0020

(2−4.センサユニット)
センサユニット13は、ドップラー効果を利用した電波式センサを有する。センサユニット13は、送信アンテナからマイクロ波帯(24GHz帯)の無変調連続波電波送信波)を送信し、物体反射した電波(反射波)を受信アンテナで受信する。送信波が人のように移動する物体(移動体)で反射した場合、ドップラー効果によって送信波と反射波の間に移動体の移動速度に応じた周波数差が生じる。センサユニット13は、前記周波数差に基づいて移動体(人)の存在を検知し、移動体(人)を検知しているときに人検知信号(検知結果)を出力する。つまり、センサユニット13は、検知領域内の人の存在を検知する人感センサとして機能する。

0021

(2−5.受信回路)
受信回路12は、一対の電線50を介して信号装置5から制御信号を受信する。信号装置5は、自火報設備自動火災報知設備)4から移報信号火災の発生を報知するための信号)を受信し、移報信号を受信したときに制御信号を送信する。信号装置5は、一対の電線50の線間電圧を第1電圧(例えば、実効値100Vの交流電圧)と第2電圧(例えば、0V)に択一的に切り替えることによって制御信号を送信する。受信回路12は、一対の電線50の線間電圧を監視し、例えば、線間電圧が第1電圧から第2電圧に切り替わったことを検知して制御信号を受信する。受信回路12は、制御信号を受信したときに切替信号を出力する。

0022

(2−6.入力受付部)
入力受付部17は、押しボタンスイッチと赤外線受光素子を有している。押しボタンスイッチは、例えば、押しボタン押操作されているときに接点を閉じ、押しボタンが押操作されていないときに接点を開くように構成されている。入力受付部17は、押しボタンスイッチの接点が閉じることでトリガ信号を受け付ける。また、赤外線受光素子は、赤外線通信媒体とする無線信号を受信(受光)し、受信した無線信号から送信フレーム復調するように構成されている。この無線信号は、点検作業を行う作業者に操作されるリモートコントローラから送信される。入力受付部17は、赤外線受光素子で制御信号を受信することによってトリガ信号を受け付ける。

0023

(2−7.報知部)
報知部14は、例えば、緑色のLED又は赤色のLEDなどの表示素子と、表示素子を駆動して発光させるLED駆動回路とを有する。報知部14は、圧電ブザーなどの発音部と、発音部を駆動して報知音又は報知メッセージなどを発音させる駆動回路とを有してもよい。なお、報知部14は、表示素子に代えて、液晶ディスプレイなどの2次元表示デバイスを有してもよい。

0024

(2−8.制御回路)
制御回路11は、主構成要素としてマイクロコントローラを備えている。したがって、以下に説明する制御回路11の動作及び機能は、マイクロコントローラのCPU(Central Processing Unit)に種々のプログラムを実行させることによって実現される。

0025

制御回路11は、常用点灯回路10に入力する電圧(交流電圧)を二つの抵抗器R1、R2からなる分圧回路分圧した検出電圧に基づいて、常用電源3の停電の有無を判定する。制御回路11は、常用電源3が停電していないと判定すれば、充電回路15を動作させて蓄電池22を充電させ、かつ、常用点灯回路10を動作させて常用光源20を点灯させる。制御回路11は、常用電源3が停電していると判定すれば、充電回路15を停止して蓄電池22の充電を中止し、かつ、非常用点灯回路16を動作させて非常用光源21を点灯させる。なお、常用電源3が停電すると、常用点灯回路10が停止して常用光源20が消灯する。

0026

また、制御回路11は、受信回路12が切替信号を受け取っておらず、かつ、センサユニット13が人検知信号を出力していない場合、常用光源20の光量を定格点灯時の光量(第1の光量)よりも少ない光量(第2の光量)とするように常用点灯回路10を制御する。なお、第2の光量は、例えば、第1の光量を100%として50%から0%(消灯)の任意の光量であることが好ましい。

0027

一方、制御回路11は、受信回路12が制御信号を受信した場合(自火報設備4から信号装置5に移報信号が送信された場合)、常用光源20の光量を第1の光量とするように常用点灯回路10を制御する。

0028

さらに、制御回路11は、センサユニット13が人検知信号を出力している場合、常用光源20の光量を第2の光量よりも多い光量、例えば、第1の光量とするように常用点灯回路10を制御する。

0029

また、制御回路11は、入力受付部17がトリガ信号を受け付けた場合に点検動作(自己点検)を開始する。点検動作は、蓄電池22の交換の要否を判断するために行われる。制御回路11は、点検動作を開始すると、充電回路15を停止して蓄電池22の充電を中止し、かつ、非常用点灯回路16を動作させて非常用光源21を点灯させる。制御回路11は、非常用光源21を点灯させてから所定時間(例えば、30分又は60分)が経過した時点の蓄電池22の電池電圧を計測する。制御回路11は、所定時間の経過時点における蓄電池22の電池電圧がしきい値以上であれば蓄電池22の交換を不要と判断し、蓄電池22の電池電圧がしきい値未満であれば蓄電池22の交換を必要と判断する。制御回路11は、蓄電池22の交換要否の判断結果を、例えば、報知部14に報知させることが好ましい。制御回路11は、蓄電池22の交換要否の判断結果を報知することで点検動作を終了する。

0030

(3.点灯装置の特徴)
ところで、従来技術で説明したように、定期的な点検では、所定時間内における照度(非常用光源21から放射される光の床面照度)を計測し、当該照度が規定値以上であることを確認する作業が必要である。しかしながら、点検作業中にセンサユニット13が人を検知した場合及び受信回路12が制御信号を受信した場合、常用光源20の光量が変化すると照度の計測に支障が生じる可能性が高い。

0031

そこで、実施形態に係る点灯装置1では、点検動作の実行中に常用光源20の光量を所定の基準値に固定させるように制御回路11が常用点灯回路10を制御する。例えば、制御回路11は、点検動作の実行中、常用光源20の光量を第2の光量(例えば、0%)に固定するように常用点灯回路10を制御する。つまり、制御回路11は、点検動作中に人検知信号及び制御信号のいずれの信号が入力されたとしても常用光源20の光量を第1の光量に変更しない。ただし、基準値は、第2の光量及び0%に限定されない。

0032

しかして、点検作業を行う作業者は、常用光源20が消灯している状況で非常用光源21の光量(床面照度)を計測することができる。ゆえに、点灯装置1は、点検動作の実行中に常用光源20の光量が変化する場合に比べて、点検作業の作業性の向上を図ることができる。

0033

ここで、点灯装置1では、常用光源20の光量の基準値を調整可能とすることが好ましい。例えば、入力受付部17が基準値を指示する指示信号の入力を受け付け、制御回路11が指示信号に応じて基準値を調整することが好ましい。なお、指示信号は、例えば、点検作業の作業者が操作するリモートコントローラから送信される無線信号であってもよいし、入力受付部17が有するディップスイッチから入力される電気信号などであってもよい。このように点灯装置1は、常用光源20の光量の基準値を調整可能とすることにより、点検作業の作業性の更なる向上を図ることができる。

0034

(4.点灯装置の変形例)
ところで、常用光源20の光量の基準値が0%でない場合、作業者は、非常用光源21が点灯しているときの照度と、非常用光源21が点灯していないときの照度の差を計算することで非常用光源21の照度を算出することが好ましい。

0035

そこで、変形例1の点灯装置1では、制御回路11が基準値を時間的に変化させることが好ましい。例えば、制御回路11は、点検動作の実行開始直後の所定期間(例えば、1分間)だけ、常用光源20の光量の基準値を0%とする。作業者は、当該所定期間に照度を計測する。制御回路11は、所定期間が経過したら常用光源20の光量の基準値を0%よりも大きい値(例えば、100%)に変化させる。したがって、作業者は、所定期間の照度を計測することによって、非常用光源21のみによる照度を計測することができる。

0036

上述のように変形例1の点灯装置1は、常用光源20の光量の基準値を時間的に変化させることにより、点検作業の作業性の更なる向上を図ることができる。

0037

あるいは、変形例2の点灯装置1では、制御回路11が、点検動作の実行中に非常用光源21の光量を変化させるように非常用点灯回路16を制御することが好ましい。例えば、制御回路11は、点検動作の実行開始直後の所定期間(例えば、1分間)だけ、常用光源20の光量を基準値とし、かつ、非常用光源21を消灯させる。作業者は、当該所定期間に照度を計測する(第1の計測値)。制御回路11は、所定期間が経過したら非常用光源21を点灯させる。そして、作業者は、常用光源20と非常用光源21の両方が点灯しているときに照度を計測する(第2の計測値)。したがって、後者の照度(第2の計測値)から前者の照度(第1の計測値)を減算することにより、非常用光源21のみによる照度を演算することができる。

0038

上述のように変形例1の点灯装置1は、点検動作の実行中に非常用光源21の光量を変化させることにより、点検作業の作業性の更なる向上を図ることができる。

0039

(5.照明器具の具体構成)
照明器具6は、既に説明したように、建物の避難経路となる階段の踊り場の壁に設置される、いわゆる階段通路誘導灯である。なお、以下の説明では、特に断りのない限り、図2に矢印で示す向きにおいて照明器具6の前後、上下、左右の各方向を規定する。すなわち、鉛直方向を照明器具6の上下方向とし、壁の法線方向を照明器具6の前後方向とし、壁に正対したときの左右方向を照明器具6の左右方向とする。

0040

照明器具6は、図2に示すように、器具本体60と、カバー61と、一対のカバーエンド62とを備える。

0041

器具本体60は、金属製の板材により、前面が開口した長尺の箱状に形成されている。そして、器具本体60の内部に、点灯装置1、常用光源20、非常用光源21、蓄電池22が収容されている。常用光源20は、器具本体60の前面の開口から器具本体60の前方へ光を照射するように配置されている。器具本体60の下面における長手方向(左右方向)の中央に、長方形状の第1開口部600が設けられている。ただし、第1開口部600は、透光性を有するパネル601で塞がれている。パネル601は、透光性を有する不燃材料、例えば、石英ガラス又はケイ酸塩ガラスなどの無機ガラスによって長方形平板状に形成されている。非常用光源21から放射される光は、器具本体60の第1開口部600及びパネル601を通して器具本体60の外に放射される。

0042

また、器具本体60の下面における長手方向の一端(左端)に、長方形状の第2開口部602が設けられている。入力受付部17の押しボタンスイッチの押しボタンは、第2開口部602を通して押操作可能である。また、報知部14の表示素子の光及び圧電ブザーが発音する音が第2開口部602を通して器具本体60の外に放出される。

0043

(6.まとめ)
本開示の第1の態様に係る点灯装置(1)は、常用電源(3)から供給される電力で第1光源(常用光源20)を点灯させる第1点灯回路(常用点灯回路10)と、常用電源(3)から供給される電力で蓄電池(22)を充電する充電回路(15)とを備える。第1の態様に係る点灯装置(1)は、常用電源(3)の停電時に蓄電池(22)から供給される電力で第2光源(非常用光源21)を点灯させる第2点灯回路(非常用点灯回路16)と、点検動作を開始するためのトリガ信号の入力を受け付ける入力受付部(17)とを備える。第1の態様に係る点灯装置(1)は、外部から信号を受信する受信回路(12)と、人の存在を検知する人感センサ(センサユニット13)と、第1点灯回路及び第2点灯回路を制御する制御回路(11)とを備える。制御回路(11)は、受信回路(12)で受信する信号及び人感センサの検知結果に応じて、第1光源の光量を調光するように第1点灯回路を制御する。制御回路(11)は、更に、入力受付部(17)がトリガ信号を受け付けた場合、充電回路(15)を停止し、かつ、第2点灯回路を動作させて第2光源を点灯させる、点検動作を実行する。制御回路(11)は、点検動作の実行中に第1光源の光量を所定の基準値に固定させるように第1点灯回路を制御する。

0044

第1の態様に係る点灯装置(1)は、点検動作の実行中に第1光源の光量が変化する場合に比べて、点検作業の作業性の向上を図ることができる。

0045

本開示の第2の態様に係る点灯装置(1)は、第1の態様との組合せにより実現され得る。第2の態様に係る点灯装置(1)において、入力受付部(17)は、基準値を指示する指示信号の入力を更に受け付けることが好ましい。制御回路(11)は、入力受付部(17)が受け付ける指示信号に応じて基準値を調整することが好ましい。

0046

第2の態様に係る点灯装置(1)は、第1光源の光量の基準値を調整可能とすることにより、点検作業の作業性の更なる向上を図ることができる。

0047

本開示の第3の態様に係る点灯装置(1)は、第1又は第2の態様との組合せにより実現され得る。第3の態様に係る点灯装置(1)において、制御回路(11)は、基準値を時間的に変化させることが好ましい。

0048

第3の態様に係る点灯装置(1)は、常用光源(20)の光量の基準値を時間的に変化させることにより、点検作業の作業性の更なる向上を図ることができる。

0049

本開示の第4の態様に係る点灯装置(1)は、第1−第3の態様のいずれかとの組合せにより実現され得る。第4の態様に係る点灯装置(1)において、制御回路(11)は、点検動作の実行中に第2光源の光量を変化させるように第2点灯回路を制御することが好ましい。

0050

第4の態様に係る点灯装置(1)は、点検動作の実行中に第2光源の光量を変化させることにより、点検作業の作業性の更なる向上を図ることができる。

0051

本開示の第5の態様に係る照明器具(6)は、第1−第4の態様のいずれかの点灯装置(1)と、少なくとも第1光源及び第2光源を支持する器具本体(60)とを備える。

0052

第5の態様に係る照明器具(6)は、点検作業の作業性の向上を図ることができる。

0053

1点灯装置
3常用電源
6照明器具
10常用点灯回路(第1点灯回路)
11制御回路
12受信回路
13センサユニット(人感センサ)
15充電回路
16非常用点灯回路(第2点灯回路)
17入力受付部
20常用光源(第1光源)
21非常用光源(第2光源)
22蓄電池
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