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技術 固形洗浄剤

出願人 ケビンオーチャードカンパニーリミテッド
発明者 カン,ソンジャジョン,デハン
出願日 2019年12月10日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-222579
公開日 2021年6月17日 (4ヶ月経過) 公開番号 2021-091775
状態 未査定
技術分野 洗浄性組成物
主要キーワード 内部キャップ 環境親和性 外部キャップ 維持力 炭酸水素ナトリウム粉末 安全キャップ 背中部位 洗浄器具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2021年6月17日)のものです。
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図面 (6)

課題

環境親和性に優れていながらも、崩解性および洗浄力が向上した固形洗浄剤を提供する。

解決手段

ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末20〜40重量%;糖粉末50〜70重量%;および炭酸水素ナトリウム粉末1〜10重量%;を含む混合物錠剤形態打錠された、固形洗浄剤。

概要

背景

界面活性剤は、液体界面張力を低下させることができる疎水性基親水性基とを有しているので、油および水の両方によく混ざり溶けて、石鹸合成洗剤、または化粧品を作るのに必須成分として含まれている。界面活性剤は、天然界面活性剤合成界面活性剤とがあり、合成界面活性剤は、価格が安くて、洗浄力が強力であるという長所を有しているので、日常生活での大部分で合成界面活性剤を使用している。

しかしながら、合成界面活性剤は、強い洗浄力で汚染物質だけでなく、皮膚脂質弱化させて皮膚障壁機能を低下させる。そのため、皮膚中異物浸透が容易になり、皮膚中の水分が容易に蒸発されて、皮膚乾燥症およびシワ生成が促進されることによって、老化が早く進行され得る。

また、各種皮アレルギー皮膚炎などを誘発させる原因物質として提起されており、合成界面活性剤を利用して作った洗浄剤の機能を高めるために添加するビルダー保存剤人工香料などは、安定性が検証されていないので、潜在的な有害性露出されやすい。すなわち、合成界面活性剤を含む製品は、汚染物質を除去する機能に重点を置いただけであり、皮膚健康と環境保護という側面は、全く考慮されていない。

このように合成界面活性剤の短所を改善するために、最近では、天然界面活性剤を含む製品が要求され開発されている。ただし、天然界面活性剤は、外部環境に影響を多く受けてしまうため、保管が難しく、合成界面活性剤に比べてコストが高く、泡量が少ないので、ユーザー購買力を刺激しにくいことがある。

一方、台所用洗浄剤は、一般的に液体形態で使用されるが、台所用液体洗浄剤は、重さ感および重量感が大きいため、携帯および保管が容易でない。また、このような台所用液体洗浄剤は、一般的に、本格的な洗浄作業に先立って、洗浄器具または洗浄対象に一回に投与されるが、この際、加えられた洗浄剤のうち大部分が洗浄作業の初期消尽されて、洗浄作業の全区間で洗浄力が持続されにくい問題があり、洗浄力を持続するために洗浄作業中に洗浄剤の投与回数を増やす場合、必要以上の洗浄剤を使用することになる。よって、経済性および環境親和性の側面において不利である。

また、台所用洗浄剤は、使用中にユーザーの皮膚に直接触れるので、使用後皮膚に残留して皮膚疾患を誘発してしまい、食器に残留する場合には、このような洗剤成分がユーザーの経口で直接投与されて、保健衛生に悪影響を及ぼすことがある。

これに伴い、固体タイプの台所用洗浄剤を開発したが、固体タイプの場合、使用後に消耗されるまで外部環境に露出されるので、細菌繁殖が容易になり得、衛生的管理が難しいことがある。また、使用によって固体タイプの台所用洗浄剤の大きさが減少することによって、ユーザーが泡を出す過程で不便さを感じることがある。

したがって、天然界面活性剤を含んでいて、環境親和性に優れていながらも、崩解性および洗浄力が向上した固形洗浄剤の開発が要求されている。

概要

環境親和性に優れていながらも、崩解性および洗浄力が向上した固形洗浄剤を提供する。ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末20〜40重量%;糖粉末50〜70重量%;および炭酸水素ナトリウム粉末1〜10重量%;を含む混合物錠剤形態打錠された、固形洗浄剤。

目的

本発明は、前述した従来技術の問題点を解決するためのものであって、その目的は、環境親和性に優れていながらも、崩解性および洗浄力が向上した固形洗浄剤を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末20〜40重量%;糖粉末50〜70重量%;および炭酸水素ナトリウム粉末1〜10重量%;を含む混合物錠剤形態打錠された、固形洗浄剤

請求項2

前記糖粉末は、デキストロースおよびスクロース粉末の少なくとも一方を含む、請求項1に記載の固形洗浄剤。

請求項3

前記混合物の含水率は、6重量%以下である、請求項1または2に記載の固形洗浄剤。

請求項4

前記糖粉末のうち前記スクロース粉末の含有量は、20〜80重量%である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の固形洗浄剤。

請求項5

前記スクロース粉末は、多孔性粒子である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の固形洗浄剤。

請求項6

前記多孔性粒子の空隙率は、20〜80体積%である、請求項5に記載の固形洗浄剤。

請求項7

前記混合物の見かけ密度は、0.5〜1.5g/ccであり、前記固形洗浄剤の見かけ密度は、1.51〜3.0g/ccである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の固形洗浄剤。

請求項8

前記固形洗浄剤の直径は、7〜30mmである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の固形洗浄剤。

技術分野

0001

本発明は、環境親和性に優れ、崩解性および洗浄力が向上した固形洗浄剤に関する。

背景技術

0002

界面活性剤は、液体界面張力を低下させることができる疎水性基親水性基とを有しているので、油および水の両方によく混ざり溶けて、石鹸合成洗剤、または化粧品を作るのに必須成分として含まれている。界面活性剤は、天然界面活性剤合成界面活性剤とがあり、合成界面活性剤は、価格が安くて、洗浄力が強力であるという長所を有しているので、日常生活での大部分で合成界面活性剤を使用している。

0003

しかしながら、合成界面活性剤は、強い洗浄力で汚染物質だけでなく、皮膚脂質弱化させて皮膚障壁機能を低下させる。そのため、皮膚中異物浸透が容易になり、皮膚中の水分が容易に蒸発されて、皮膚乾燥症およびシワ生成が促進されることによって、老化が早く進行され得る。

0004

また、各種皮アレルギー皮膚炎などを誘発させる原因物質として提起されており、合成界面活性剤を利用して作った洗浄剤の機能を高めるために添加するビルダー保存剤人工香料などは、安定性が検証されていないので、潜在的な有害性露出されやすい。すなわち、合成界面活性剤を含む製品は、汚染物質を除去する機能に重点を置いただけであり、皮膚健康と環境保護という側面は、全く考慮されていない。

0005

このように合成界面活性剤の短所を改善するために、最近では、天然界面活性剤を含む製品が要求され開発されている。ただし、天然界面活性剤は、外部環境に影響を多く受けてしまうため、保管が難しく、合成界面活性剤に比べてコストが高く、泡量が少ないので、ユーザー購買力を刺激しにくいことがある。

0006

一方、台所用洗浄剤は、一般的に液体形態で使用されるが、台所用液体洗浄剤は、重さ感および重量感が大きいため、携帯および保管が容易でない。また、このような台所用液体洗浄剤は、一般的に、本格的な洗浄作業に先立って、洗浄器具または洗浄対象に一回に投与されるが、この際、加えられた洗浄剤のうち大部分が洗浄作業の初期消尽されて、洗浄作業の全区間で洗浄力が持続されにくい問題があり、洗浄力を持続するために洗浄作業中に洗浄剤の投与回数を増やす場合、必要以上の洗浄剤を使用することになる。よって、経済性および環境親和性の側面において不利である。

0007

また、台所用洗浄剤は、使用中にユーザーの皮膚に直接触れるので、使用後皮膚に残留して皮膚疾患を誘発してしまい、食器に残留する場合には、このような洗剤成分がユーザーの経口で直接投与されて、保健衛生に悪影響を及ぼすことがある。

0008

これに伴い、固体タイプの台所用洗浄剤を開発したが、固体タイプの場合、使用後に消耗されるまで外部環境に露出されるので、細菌繁殖が容易になり得、衛生的管理が難しいことがある。また、使用によって固体タイプの台所用洗浄剤の大きさが減少することによって、ユーザーが泡を出す過程で不便さを感じることがある。

0009

したがって、天然界面活性剤を含んでいて、環境親和性に優れていながらも、崩解性および洗浄力が向上した固形洗浄剤の開発が要求されている。

発明が解決しようとする課題

0010

本発明は、前述した従来技術の問題点を解決するためのものであって、その目的は、環境親和性に優れていながらも、崩解性および洗浄力が向上した固形洗浄剤を提供することにある。

課題を解決するための手段

0011

本発明の一態様は、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末20〜40重量%;糖粉末50〜70重量%;および炭酸水素ナトリウム粉末1〜10重量%;を含む混合物錠剤形態打錠された、固形洗浄剤を提供する。

0012

一実施例において、前記混合物の含水率は、6重量%以下であり得る。

0013

一実施例において、前記糖粉末は、デキストロースdextrose)粉末を含むことができる。

0014

一実施例において、前記糖粉末は、スクロース(sucrose)粉末をさらに含むことができる。

0015

一実施例において、前記糖粉末のうち前記スクロース粉末含有量は、20〜80重量%であり得る。

0016

一実施例において、前記スクロース粉末は、多孔性粒子であり得る。

0017

一実施例において、前記多孔性粒子の空隙率は、20〜80体積%であり得る。

0018

一実施例において、前記混合物の見かけ密度は、0.5〜1.5g/ccであり、前記固形洗浄剤の見かけ密度は、1.51〜3.0g/ccであり得る。

0019

一実施例において、前記固形洗浄剤の直径は、7〜30mmであり得る。

発明の効果

0020

本発明の一態様による固形洗浄剤は、天然界面活性剤に糖粉末を含んでいて、環境親和性を高めると共に、洗浄力が向上することができる。特に、粉末状態で混合された混合物がバインダーなしに錠剤形態に打錠され得るので、洗浄時に崩解性およびバブル発生が容易になって、洗浄力が向上し得る。

0021

また、前記固形洗浄剤は、錠剤形態に打錠されて保管が容易であり、液状タイプの洗浄剤に比べて過度な使用を防止することができるので、環境保護および経済的効果を具現することができる。

0022

本発明の効果は、上記した効果に限定されるものではなく、本発明の詳細な説明または請求範囲に記載された発明の構成から推論可能なすべての効果を含むものと理解すべきである。

図面の簡単な説明

0023

本発明の一実施例によるラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末の粒度分布曲線である。
本発明の一実施例によるデキストロース粉末の粒度分布曲線である。
本発明の一実施例による炭酸水素ナトリウム粉末の粒度分布曲線である。
本発明の一実施例による粉末混合物の見かけ密度の測定結果である。
本発明の一実施例による固形洗浄剤の見かけ密度の測定結果である。

0024

以下では、添付の図面を参照して本発明を詳細に説明することとする。しかしながら、本発明は、様々な異なる形態で具現され得、したがって、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。

0025

また、明細書全体において、任意の部分が或る構成要素を「含む」というとき、これは、特に反対される記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに具備することができることを意味する。

0026

本発明の一態様は、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末20〜40重量%;糖粉末50〜70重量%;および炭酸水素ナトリウム粉末1〜10重量%;を含む混合物が錠剤形態に打錠された、固形洗浄剤を提供する。

0027

一般的に、洗浄剤は、界面活性剤を含んでいて、水に溶解することによって、油汚れを除去する役割を担うことができる。界面は、気体と液体、液体と液体、液体と固体が互いに触れる境界面を意味するが、界面活性剤は、分子の一の側に親水性基を有し、他の側に疎水性基を同時に有しているので、界面の表面張力を低減し、これに伴い、界面の境界を緩和させる役割を担うことができる。

0028

洗浄時に界面活性剤の分子が一定の濃度以上になると、疎水性基は内側に、親水性基は外側にかたまった集合体であるミセル(micelle)を形成することができる。前記ミセル内に集合されている疎水性基は、洗浄対象に汚染された油汚れをミセルの中に引き込むことができ、すすぎ洗い時に水により油汚れが除去され得る。

0029

従来の洗浄剤は、価格が安くて、洗浄力に優れた合成界面活性剤を含むが、代表的には、ラウリル硫酸ナトリウム(Sodium Lauryl Sulfate)、ラウレス硫酸ナトリウム(Sodium Laureth Sulfate)、ラウリル硫酸アンモニウム(Ammonium Lauryl Sulfate)、およびラウレス硫酸アンモニウム(Ammonium Laureth Sulfate)等のサルフェート系が広く使用されている。

0030

サルフェート系の界面活性剤は、価格が安くて、外部環境に大きな影響を受けず、洗浄力に優れている。ただし、サルフェート系の製品を長期的に使用する場合、体内で1,4−ダイオキシンに変形されて、発ガン物質として蓄積され得、これに伴い、各種皮膚病および機能障害が発生し得る。

0031

したがって、前記固形洗浄剤は、天然界面活性剤を含んでいて、環境親和性および皮膚保護効果を具現し、糖粉末および炭酸水素ナトリウム粉末を含んでいて、洗浄力を向上させることができる。

0032

前記固形洗浄剤は、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末を含むことができる。前記ラウリルスルホ酢酸ナトリウム(Sodium Lauryl Sulfoacetate)は、ココナッツ由来陰イオン性天然界面活性剤であって、皮膚刺激が少なく、バブルが豊富であり、洗浄力に優れているので、バブル入浴剤シャンプークレンジング製品などに使用される。

0033

特に、EWG等級によるスキンディープスコア(Skin Deep Score)が1と評価されて、皮膚安定性に非常に優れている。また、他の界面活性剤と配合時に安定した剤形を維持することができ、多様な製品に適用され得る。

0034

本明細書で使用される用語「EWG等級」は、EWG(Environmental Working Group)という米国の非営利環境市民団体で発表する化粧品成分有害等級であって、詳細には、EWGは、化粧品成分の有害性に対して綿密な調査を進めて、成分有害度を1等級から10等級まで区分しており、1等級および2等級を安全等級に分類している。

0035

一方、前記ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末の含有量は、前記固形洗浄剤の総重量を基準として20〜40重量%であり得る。前記ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末の含有量が20重量%未満であると、洗浄力が低下することがあり、40重量%超であると、保湿力が低下することがある。

0036

前記固形洗浄剤は糖粉末を含むことができる。前記糖粉末は、単糖類(monosaccharide)、二糖類(disaccharide)およびこれらの組合せからなるより選択される少なくとも一つであってもよく、好ましくはグルコース(glucose)粉末であり、さらに好ましくはデキストロース(dextrose)粉末であってもよい。

0037

前記単糖類は、酸、塩基酵素などでこれ以上加水分解されない一つの糖からなる炭水化物の基本的な単位であり、無色の結晶水溶性であり、エーテルエタノールには溶けない。また、前記単糖類は、炭素数によってその種類が分けられることになるが、自然状態で最も多く存在する単糖類は、六炭糖であり、その種類としてはグルコース、フラクトース、およびガラクトースがある。

0038

前記二糖類は、二つの単糖類が結合されたものであり、その種類としては、スクロース、マルトース、およびラクトースがある。前記これらの混合物、すなわち多糖類(polysaccharide)は、動物や植物でエネルギー貯蔵したり、構造を形成するときに作られたりする形態であって、多くの単糖類が結合して形成され得る。前記多糖類は、消化性である澱粉およびグリコーゲン難消化性であるセルロースとに区分され得る。

0039

前記糖粉末の含有量は、前記固形洗浄剤の総重量を基準として50〜70重量%であり得る。前記糖粉末の含有量が50重量%未満であると、洗浄力が低下することがあり、70重量%超であると、必要以上に含まれて、それ以上の効果を具現することができない。

0040

一方、前記糖粉末は、洗浄時に水に溶解して、糖分子が汚染物質を付着および除去して前記ラウリルスルホ酢酸ナトリウムと相乗効果を具現して、洗浄力を最大化させることができる。また、前記糖粉末は、洗浄後に微生物により分解され得るので、環境親和性に優れ、ユーザーの皮膚保護効果を具現することができる。前記糖粉末は、単糖類であるとき、溶解性および反応性が高いので、前記糖粉末は、単糖類、好ましくはグルコース粉末であり得る。

0041

前記グルコースは、とうもろこしデンプンを熱、酸、および酵素により加水分解して生成したものであり、一般的に葡萄糖として知られており、アルデヒド基を有する六員環の形状に存在する。前記グルコースは、D型およびL型である2種の光学異性体が存在するが、自然状態では、D−グルコースが大部分であり、L−グルコースは、自然状態で存在せず、製造方法が非常に複合されているので、L−グルコースを洗浄剤に適用時に製造コストが上昇しうる。したがって、前記糖粉末は、D−グルコース粉末、すなわちデキストロース(dextrose)粉末であり得る。

0042

前記固形洗浄剤は炭酸水素ナトリウム粉末を含むことができる。前記炭酸水素ナトリウムは、前記固形洗浄剤のpHを7.0〜8.0の範囲に調整して、洗浄対象の再汚染を防止すると同時に、ユーザーの皮膚保護効果を具現することができ、前記ラウリルスルホ酢酸ナトリウムおよび前記糖粉末と共に洗浄力を向上させることができる。また、前記炭酸水素ナトリウムは、前記固形洗浄剤を製造するための粉末の混合および打錠過程で他の粉末、例えば、糖粉末に含まれた水分を吸収して、これらを相互に結合させることによって、前記固形洗浄剤の構造的、形態的な安定性を向上させることができ、洗浄対象に必要な水準の光沢を付与して、ユーザーに視覚的満足感を提供することができる。

0043

前記炭酸水素ナトリウムの含有量は、前記固形洗浄剤の総重量を基準として1〜10重量%であり得る。前記炭酸水素ナトリウムの含有量が1重量%未満であると、洗浄力が低下することがあり、10重量%超であると、ユーザーの皮膚を損傷しうる。

0044

前記固形洗浄剤は、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末、糖粉末、および炭酸水素ナトリウム粉末を含む混合物が錠剤形態に打錠され得、前記混合物の含水率は、6重量%以下、好ましくは0重量%超6重量%以下であり得る。本明細書に使用された用語「含水率」は、水分を含有する特定物質の全体重量に対する水分の重量を百分率で示したものである。例えば、水分を含有する混合物の含水率は、混合物の全体重量に対する水分の重量の百分率を意味する。なお、含水率0重量%の形態は本発明に含まれない。

0045

前記混合物の含水率が6重量%超であると、前記混合物の加工性および前記固形洗浄剤の構造的、形態的な安定性が低下することがあり、前記混合物が水分を実質的に含まない場合、粉末間の摩擦により前記混合物が一定の形態を有する固形洗浄剤に打錠されにくい。

0046

従来、固形洗浄剤の場合、粉末間の結合力を向上させるためのバインダーを別に使用したが、このようなバインダーは、固形洗浄剤の崩解性を低下させる共に、本質的に水不溶性であるので、少量だけが使用されても、洗浄力が低下することがあり、環境親和性の側面においても不利である。

0047

前記固形洗浄剤を構成する粉末、例えば、糖粉末は、一定量の水分を含むことができ、これに伴い、前記固形洗浄剤の含水率も、一定の範囲に調節され得る。前述したように、前記炭酸水素ナトリウム粉末は、前記固形洗浄剤を製造するための粉末の混合および打錠過程で前記水分を吸収して、これらを相互に結合させることによって、前記固形洗浄剤の構造的、形態的な安定性を向上させることができる。

0048

図1図3は、それぞれ、本発明の一実施例によるラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末、デキストロース粉末、および炭酸水素ナトリウム粉末のそれぞれの粒度分布曲線である。

0049

各粉末の粒度は、前記含水率と共に前記粉末の加工、すなわち打錠に重要な因子である。前記粉末の粒度が過度に大きくなると、崩解速度が低下して、気泡発生および洗浄力が低下することがあり、粉末の粒度が過度に小さくなると、粉末間の不要な凝集が発生して加工性が低下することがある。

0050

図1を参照すると、前記ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末の平均粒径は、40〜80μmであり得る。前記ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末の平均粒径が40μm未満であると、加工性が低下することがあり、80μm超であると、崩解性および洗浄力が低下することがある。

0051

図2を参照すると、前記グルコース粉末の平均粒径は、70〜130μmであり得る。前記グルコース粉末の平均粒径が70μm未満であると、加工性が低下することがあり、130μm超であると、崩解性および洗浄力が低下することがある。

0052

図3を参照すると、前記炭酸水素ナトリウム粉末の平均粒径は、60〜120μmであり得る。前記炭酸水素ナトリウム粉末の平均粒径が60μm未満であると、加工性が低下することがあり、120μm超であると、崩解性および洗浄力が低下することがある。

0053

一方、前記糖粉末は、スクロース(sucrose)粉末をさらに含むことができる。前記スクロースは、グルコースおよびフルクトースが結合されたものであって、ショ糖砂糖とも言う。前記スクロースは、サトウキビテンサイから得られた原糖を精製して作った天然甘味料である。詳細には、サトウキビのまたはテンサイの根から液状の糖分を抽出し、その糖液を沸かして濾過させて不純物をなくし、結晶化して製造することができる。

0054

前記スクロース粉末は、前記デキストロース粉末と作用効果が実質的に同一であるので、そのうち一部、例えば、前記デキストロース粉末のうち20重量%以上、好ましくは50重量%以上を代替して前記固形洗浄剤の環境親和性を向上させることができる。好ましくは、前記糖粉末のうち前記スクロース粉末の含有量は20〜80重量%であり得る。前記スクロース粉末の含有量が20重量%未満であると、バブル形成および洗浄力が低下することがあり、80重量%超であると、固形洗浄剤の耐久性が低下することがある。

0055

前記スクロース粉末は、洗浄時に水に溶解してスクロース分子が汚染物質を付着および除去して、前記ラウリルスルホ酢酸ナトリウムと相乗効果を具現して洗浄力を最大化させることができる。また、前記スクロース粉末は、洗浄後に微生物により分解され得るので、環境親和性に優れ、ユーザーの皮膚保護効果を具現することができる。

0056

前記スクロース粉末は、多孔性粒子であり得る。前記スクロース粉末の気孔は、気泡の形成を誘導して、バブルを豊富に形成させることによって、前記固形洗浄剤の洗浄力を向上させることができる。

0057

前記多孔性粒子の空隙率は、20〜80体積%であり得る。前記多孔性粒子の空隙率が20体積%未満であると、バブル形成および洗浄力が低下することがあり、80体積%超であると、固形洗浄剤の耐久性が低下することがある。

0058

一方、前記混合物の見かけ密度は、0.5〜1.5g/ccであり、前記固形洗浄剤の見かけ密度は、1.51〜3.0g/ccであり得る。

0059

本明細書に使用された用語「見かけ密度」は、粒子および粒子間の空間を含んで計算された密度を意味する。例えば、打錠された固形洗浄剤の見かけ密度が大きければ大きいほど空間がなく、稠密にかたまったことを意味する。すなわち、見かけ密度が大きいほど各成分が強く結合されていることを意味する。

0060

本発明において前記混合物は、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末、糖粉末、および炭酸水素ナトリウム粉末が混合されている形態であり、前記固形洗浄剤は、前記混合物が打錠機により打錠されたものであって、粉末間の結合力を上昇させることができる。すなわち、前記混合物が打錠過程を経ることによって、見かけ密度が上昇しうる。

0061

前記混合物の見かけ密度が0.5g/cc未満であると、固形洗浄剤の耐久性が低下することがあり、1.5g/cc超であると、洗浄力が低下することがある。また、前記固形洗浄剤の見かけ密度が1.51g/cc未満であると、固形洗浄剤の耐久性が低下することがあり、3.0g/cc超であると、洗浄力が低下することがある。

0062

一方、前記固形洗浄剤は、必要に応じて植物エッセンスオイルをさらに含むことができる。前記植物エッセンスオイルは、植物から出た幹、葉花、根などから抽出して濃縮された液体であり、前記固形洗浄剤に添加されて香り発散し、種類によってその効果が異なるので、本発明では、得ようとする香りおよび効果によって前記植物エッセンスオイルの種類を選択することができる。

0063

具体的には、前記植物エッセンスオイルは、ユーカリプタス(Eucalyptus)、ペパーミント(Peppermint)、レモングラス(Lemongrass)、パルマローザ(Palmarosa)、ラベンダー(Lavender)、カモミール(Chamomile)、ティーツリー(tea tree)およびこれらのうち2以上の混合物からなる群より選択される少なくとも一つであってもよいが、これらに限定されるものではない。

0064

前記固形洗浄剤は、円筒形コイン型に製造され得る。この際、前記固形洗浄剤の直径は、7〜30mmの範囲に調節されて、個別包装され得る。前記固形洗浄剤の直径が7mm未満であると、洗浄剤の大きさが過度に小さいため、加工性および洗浄持続性が低下することがあり、30mm超であると、バブル発生および洗浄力が低下することがある。

0065

前記の範囲に調節された固形洗浄剤は、1回以上の洗浄に必要な分量を含むことができるので、携帯および保管が便利であり、外部に露出される時間が少なくなって、衛生的に管理され得る。

0066

また、前記個別包装は、内部キャップおよび外部キャップを含む安全キャップで形成されて、一定の外力により簡便に開封され得るが、乳児または子供の力では開封されにくいため、安全性に優れている。

0067

以下、本発明の実施例について詳細に説明することとする。

0068

実施例1
平均粒径が約61.18μmであるラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末35重量%、平均粒径が約113.11μmである含水デキストロース粉末60重量%、および平均粒径が約109.86μmである炭酸水素ナトリウム粉末5重量%を混合して、含水率が5重量%に調節された混合物を製造した。前記混合物を、打錠機を利用して10tonの圧力で打錠して、直径30mm、高さ5mmのコイン型固形洗浄剤を製造した。

0069

実施例2
各粉末の含有量をラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末40重量%、含水デキストロース粉末50重量%、および炭酸水素ナトリウム粉末10重量%に調節して、含水率4重量%の混合物を製造したことを除いては、実施例1と同様の方法で固形洗浄剤を製造した。

0070

実施例3
各粉末の含有量をラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末27重量%、含水デキストロース粉末70重量%、および炭酸水素ナトリウム粉末3重量%に調節して、含水率6重量%の混合物を製造したことを除いては、実施例1と同様の方法で固形洗浄剤を製造した。

0071

実施例4
含水デキストロース粉末の総重量に対して空隙率50体積%であるスクロース粉末50重量%をさらに含んで、含水率3重量%の混合物を製造したことを除いては、実施例1と同様の方法で固形洗浄剤を製造した。

0072

比較例1
各粉末の含有量をラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末45重量%、含水デキストロース粉末45重量%、および炭酸水素ナトリウム粉末10重量%に調節して、含水率3.8重量%の混合物を製造したことを除いては、実施例1と同様の方法で固形洗浄剤を製造した。

0073

比較例2
各粉末の含有量をラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末20重量%、含水デキストロース粉末75重量%、および炭酸水素ナトリウム粉末5重量%に調節して、含水率7重量%の混合物を製造したことを除いては、実施例1と同じ方法で固形洗浄剤を製造した。

0074

比較例3
含水デキストロース粉末の代わりに、無水デキストロース粉末60重量%を含んで、含水率0重量%の混合物を製造したことを除いては、実施例1と同様の方法で固形洗浄剤を製造した。

0075

比較例4
各粉末の含有量をラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末39.5重量%、含水デキストロース粉末60重量%、および炭酸水素ナトリウム粉末0.5重量%に調節して、含水率5重量%の混合物を製造したことを除いては、実施例1と同様の方法で固形洗浄剤を製造した。

0076

比較例5
各粉末の含有量をラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末29重量%、含水デキストロース粉末60重量%、および炭酸水素ナトリウム粉末11重量%に調節して、含水率5重量%の混合物を製造したことを除いては、実施例1と同様の方法で固形洗浄剤を製造した。

0077

実験例1:洗浄剤の見かけ密度
図4および図5は、それぞれ、実施例1による粉末混合物と固形洗浄剤の見かけ密度の測定結果である。図4および図5を参照すると、実施例1による粉末混合物と固形洗浄剤の見かけ密度を5回にかけて測定した平均値は、それぞれ、1.4936g/ccおよび1.5182g/ccと示され、打錠により粉末が相互に結合されると同時に、粉末間空隙の体積が減少して、見かけ密度が上昇したことが示され、特に、1.5g/ccの見かけ密度を境界としてそれ以上の値で固形洗浄剤の構造、形態が安定的に具現され得ることが分かる。

0078

実験例2:洗浄剤の性能評価

0079

0080

前記表1を参照すると、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム粉末、含水デキストロース粉末、および炭酸水素ナトリウム粉末を含む含水率5重量%の混合物で製造された固形洗浄剤の場合(実施例1)、すべての性能評価(バブル発生程度、崩解性、洗浄力、耐久性、使用性)において優れているものと示された。

0081

また、含水デキストロース粉末の含有量を調節して、含水率がそれぞれ4重量%および6重量%に調節された混合物で製造された固形洗浄剤の場合(実施例2、3)、微差はあるが、すべての性能評価において優秀または良好なものと示され、スクロース粉末を追加に含んで製造された固形洗浄剤の場合(実施例4)、実施例1と同じくすべての性能評価において優れており、特に、他の粉末との相乗効果により固形洗浄剤の優れた洗浄力を期待できるものと予想される。

0082

一方、含水デキストロース粉末を少なく含むか、過度に含む固形洗浄剤の場合(比較例1、2)、固形洗浄剤の構造的、形態的安定性が低下して、最終的に耐久性および使用性が低下し、特に、含水率が7重量%である混合物で製造された固形洗浄剤は、容易にもろくなることによって、持続的なバブル発生および維持が難しいため、耐久性および使用性が不良であった。

0083

また、糖粉末として無水デキストロース粉末を含んで含水率0重量%の混合物で製造された固形洗浄剤の場合(比較例3)、各粉末間の結合および結合維持力が低下して、すべての性能評価において不良であった。

0084

一方、炭酸水素ナトリウム粉末の含有量があまり少ないか、過度に含む場合(比較例4、5)、各粉末の相互結合力が低下することがあるので、すべての性能評価が低下し、特に、耐久性および使用性が不良であった。

0085

実験例3:洗浄剤の皮膚保護性能の評価
実施例による固形洗浄剤の皮膚保護性能を次のように評価した。

0086

皮膚損傷関与する界面活性剤による固形洗浄剤の皮膚保護性能を評価するために、実験群として実施例1と対照群として従来サルフェート系界面活性剤を含む固形洗浄剤を実験に使用した。

0087

実験のために、動物(Rabbit)10匹を実験対象として定め、実験に導入前まですべての個体の健康状態に対する外観検査を実施し、8日間検疫および純化期間を経て健康な個体を実験に使用した。

0088

実験対象10匹の背中部位除毛した後、処理直前にそれぞれ2.5cm×2.5cm広さの処理区2個と対照区2個をそれぞれ擦過部位と非擦過部位に区分し、擦過部位は、表皮だけが損傷され、真皮は損傷されない程度の擦過傷を負わせた。

0089

実験対象10匹に対して処理区(擦過部位1、非擦過部位1)には、実施例1による固形洗浄剤0.5mLをガーゼに濡らして付着し、実験対象10匹に対して対照区(擦過部位1、非擦過部位1)には、サルフェート系固形洗浄剤0.5mLをガーゼに濡らして付着し、ガーゼが除去されないように非刺激性テープ弾力包帯を利用して固定させた。24時間後、ガーゼを除去し、皮膚に残っている物質を洗浄した。

0090

実験対象に対して72時間後に紅斑浮腫皮膚刺激指数(P.I.I,Primary irritation index)を評価した。この際、評価基準と評価結果をそれぞれ下記表2および表3に示した。

0091

0092

0093

前記表3を参照すると、天然界面活性剤であるラウリルスルホ酢酸ナトリウムを含む場合(実施例1)、紅斑および浮腫が形成されず、皮膚刺激指数も0.3と示され、皮膚保護効果に優れているものと示された。これに対し、合成界面活性剤であるサルフェート系洗浄剤の場合、紅斑および浮腫が形成され、皮膚刺激指数が4.2を示して、皮膚の中等度刺激性を誘発した。

0094

前述した本発明の説明は、例示のためのものであり、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想や必須の特徴を変更することなく、他の具体的な形態で容易に変形が可能であることを理解することができる。したがって、以上で記述した実施例は、すべての面において例示的なものであり、限定的でないものと理解すべきである。例えば、単一型と説明されている各構成要素は、分散して実施されてもよく、同様に、分散したものと説明されている構成要素も、結合された形態で実施されてもよい。

実施例

0095

本発明の範囲は、後述する請求範囲によって示され、請求範囲の意味および範囲そしてその均等概念から導き出されるすべての変更または変形された形態が本発明の範囲に含まれるものと解すべきである。

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