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技術 トレー包装装置

出願人 茨木精機株式会社
発明者 川越五男
出願日 2019年9月22日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2019-172369
公開日 2021年4月1日 (7ヶ月経過) 公開番号 2021-050004
状態 未査定
技術分野 基本的包装技術IV(容器成形充填) ローラコンベヤ搬送用ローラ 基本的包装技術5(被包)
主要キーワード 算盤玉形状 折重なり テンションホイール 算盤玉状 折り込み代 下流側底面 サイドチェーン 吸入機構
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重要な関連分野

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図面 (10)

課題

被包装物充填されたトレーチューブ状フィルム被覆して包装する際、トレー裏面側に折り込まれた下流側の折込み代の包装不良をなくす。

解決手段

フィルム裁断機4で両端が裁断されたチューブ状フィルム8で被覆されたトレーTをサイドコンベア3で搬送する際、吸入機構6AによりトレーTより上流側の折込み代8Bを吸引して引き込み、トレーTの底面に折り込む第2フィルム折込み機構6を備え、吸入機構6Aの外周には、開口部63Dを有するすだれコンベア63が配置され、このすだれ状コンベア63は、前記開口部63Dを除き移送方向両側の一対をなすサイドチェーン63A間に多数のロッド63を等間隔で配置した構造とされ、このロッド63には多数の回転体63Cが遊転可能に軸支され、かつ、各ロッド63Bの多数の回転体63Cは、算盤玉形状や球状をなし、前後するロッド63Bの回転体63Cと互いに嵌り合う位置に設けている。

概要

背景

先ず、本発明のトレー包装装置の全体の構造と作用について説明をする。図7は、トレー包装装置1の全体正面図である。以下の説明において、トレー移送方向を基準としてトレーが搬送される方向を下流側(図の右方向)、逆の方向を上流側(図の左方向)として説明する。

前記トレー包装装置1は、搬送コンベア2により、被包装物収納したトレーを等間隔に載置して下流側に送り込む。搬送コンベア2の下流側の引き取りコンベア1Cで搬送されているトレーの上方から、チャックチェーン1Aにより帯状フィルム( 本実施例では、シュリンクフィルム)Fを被せて、この帯状フィルムFの両側縁を下方でセンターローラ1Bによって合掌状に重ね合わせ、帯状フィルムFの粘着性を利用してチューブ状フィルムとする。

前記引き取りコンベア1Cの下流側にサイドコンベア3が配置され、前記チューブ状フィルムで被覆されたトレーを下流に搬送する。前記サイドコンベア3の中ほどにフィルム裁断機4が設けられており、トレーが包み込まれたチューブ状フィルムを所定間隔裁断する。後述するように、前記フィルム裁断機4の上流側直近の下部に第1フィルム折込み機構5が配置され、裁断されたチューブ状フィルムの下流側の折込み代吸引してトレーの底面に折込む。

さらに、フィルム裁断機4の下流側に第2フィルム折込み機構6が配置され、チューブ状フィルムの上流側の折込み代を吸引して前記トレーの底面に折込む。第1と第2フィルム折込み機構5,6で両端部の折込み代が折込まれたトレーを押えコンベア1Eで押えヒータコンベア1Dで搬送しつつ底部のフィルムを収縮する。さらに、シュリンクトンネル1Fにより、トレーを被覆したチューブ状フィルムを全体的に収縮させる。

図8は特許文献1のトレー包装装置1の第1フィルム折込み機構5と、第2フィルム折込み機構6の正面断面図である。前記のように、トレー包装装置1は、被包装物を収納したトレーT、Tを搬送コンベア2で搬送しつつ、帯状フィルム8を製袋噐(図示せず)でチューブ状に成形し、そのチーブ状フィルム8内にトレーT、Tを挿入してチューブ状フィルム8で被覆する。

チューブ状フィルム8で覆われたトレーT、Tは、1点鎖線で示すサイドコンベア3で両側を挟むことによって、前記引き取りコンベア1C側から第2フィルム折込み機構6側に乗り移る。トレーT、Tはチューブ状フィルム8で被覆されると矢印Y方向へと順次送られ包装処理されていく。

図8に示す通り、トレーTを包むチューブ状フィルム8を切断するフィルム裁断機4は、下側の刃物4Bと上側の伏コ字状の刃物受け4Aとから構成され、このフィルム裁断機4の前後に、第1フィルム折込み機構5の吸入管5Aと、第2フィルム折込み機構6の吸引機構6Aが設けられている。

前記、吸入管5Aは、フィルム裁断機4より上流側に配置されている。前記吸入管5Aは、立方体形状をなし、図示しない真空吸引装置(VAC)と連通しており、下流側の折込み代8Aを上端から内部に吸引している。

フィルム裁断機4より下流側の吸入機構6Aは断面が函体をなし、内部はVACと連通している。前記函体の外周には、図8の手前と奧側に平行に間隔を隔てて一対の無端状のサイドチェーン63Aが掛け渡され、前記一対のサイドチェーン63A間に多数のロッド63Bを平行に架設した、すだれ状コンベア63が周回している。上記構成において、すだれ状コンベア63の移動速度V2は、トレーTを挟んで移送するサイドコンベア3の移送速度V1より速く設定されている。

前記フィルム裁断機4の刃物受け4Aが仮想線に示すように下降すると、各トレーT、T間のチューブ状フィルム8が切断される。前記の切断によりトレーTの下流側の折込み代8Aは切断後直ちに吸入管5A内に吸入され、サイドコンベア3によるトレーTの搬送力でトレーTの下流側裏面へ折り込まれていく。

一方、トレーTの上流側の折込み代8Bは、第2フィルム折込み機構6によってトレーTの上流側の底面に折り込まれる。即ち、すだれ状コンベア63は、コンベア走行方向に沿って、一か所だけ大きな開口部63Dが形成されており、フィルム裁断機4により裁断されたチューブ状フィルム8の上流側の折込み代8Bが開口部63D上に達するよう、タイミングが回転同期されている。

従って、切断されたチューブ状フィルム8の上流側の折込み代8Bは、直ちにすだれ状コンベア63の開口部63Dと、吸入機構6Aの吸入孔61A内に吸込まれ、次いで、すだれ状ベルト63の開口部63Dの上流側のロッド63Bに引っ掛けられ、すだれ状コンベア63が上記サイドベルト3より早く移動することによって、上流側の折込み代8BをトレーTの上流側の底面に折り込む。以上のようにして、上流側の折込み代8Bと、下流側の折込み代8AはトレーTの裏面の両側に折り込まれる。

概要

被包装物が充填されたトレーをチューブ状フィルムで被覆して包装する際、トレー裏面側に折り込まれた下流側の折込み代の包装不良をなくす。フィルム裁断機4で両端が裁断されたチューブ状フィルム8で被覆されたトレーTをサイドコンベア3で搬送する際、吸入機構6AによりトレーTより上流側の折込み代8Bを吸引して引き込み、トレーTの底面に折り込む第2フィルム折込み機構6を備え、吸入機構6Aの外周には、開口部63Dを有するすだれ状コンベア63が配置され、このすだれ状コンベア63は、前記開口部63Dを除き移送方向両側の一対をなすサイドチェーン63A間に多数のロッド63を等間隔で配置した構造とされ、このロッド63には多数の回転体63Cが遊転可能に軸支され、かつ、各ロッド63Bの多数の回転体63Cは、算盤玉形状や球状をなし、前後するロッド63Bの回転体63Cと互いに嵌り合う位置に設けている。

目的

本発明は、このような課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、チューブ状フィルム8の下流側の折込み代8Aに包装不良を引き起こすことが無いフィルム折込み機構を備えたトレー包装装置1を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

被包装物充填されたトレー一列状態に搬送する搬送コンベヤが配置され、前記搬送コンベヤの下流側の引き取りコンベアに載置されたトレーをチューブ状に成形されたフィルム被覆し、前記引き取りコンベアの下流に、前記チューブ状フィルムで被覆されたトレーを両側から挟んで搬送するサイドコンベアを配置し、前記サイドコンベアの途中に、前記トレー間のチューブ状フィルムを裁断するフィルム裁断機を配置し、前記裁断されたチューブ状フィルムのトレーより下流側の折込み代吸引して前記トレーの下流側底面折込む第1フィルム折込み機構を前記フィルム裁断機の上流側に配置し、前記トレーより上流側の折込み代をトレーの上流側底面に折込む第2フィルム折込み機構を前記フィルム裁断機の下流側に配置し、前記第2フィルム折込み機構は、フィルム裁断機で両端が裁断されて搬送されるチューブ状フィルムの搬送領域の下方部に、前記裁断されたチューブ状フィルムのトレーより上流側の折込み代を吸引して引き込む吸入孔を有する吸入機構と、前記吸入機構の外周部をサイドコンベアよりも早く周回するすだれコンベア機構とを備え、前記すだれ状コンベア機構は、前記トレーより上流側の折込み代を前記吸入機構の吸入孔より吸引して引き込むための開口部を除いて、搬送方向両側の一対をなすサイドチェーン間に多数のロッドを等間隔に架設し、前記ロッドに多数の回転体遊転可能に軸支されたことを、特徴とするトレー包装装置

請求項2

すだれ状コンベア機構のロッドに遊転可能に軸支された回転体は、算盤玉状又は球状又は円板状の何れか、又はこれらの組合せである請求項1に記載のトレー包装装置。

請求項3

ロッドに軸支された算盤玉状又は球状又は円板状の回転体の各列は、前後する回転体の列の凹部と凸部が互いにかみ合う位置に回転体の列が配列されていることを特徴とする請求項2に記載のトレー包装装置。

技術分野

0001

本発明は、被包装物トレー収納して、帯状フィルムによってチューブ状に包み込んだ後、前記チューブ状フィルムの両端部に折込み代を残して切断すると共に、前後の折込み代をトレーの底面に折込フィルム折込み機構を備えたトレー包装装置に関するものである。

背景技術

0002

先ず、本発明のトレー包装装置の全体の構造と作用について説明をする。図7は、トレー包装装置1の全体正面図である。以下の説明において、トレーの移送方向を基準としてトレーが搬送される方向を下流側(図の右方向)、逆の方向を上流側(図の左方向)として説明する。

0003

前記トレー包装装置1は、搬送コンベア2により、被包装物を収納したトレーを等間隔に載置して下流側に送り込む。搬送コンベア2の下流側の引き取りコンベア1Cで搬送されているトレーの上方から、チャックチェーン1Aにより帯状フィルム( 本実施例では、シュリンクフィルム)Fを被せて、この帯状フィルムFの両側縁を下方でセンターローラ1Bによって合掌状に重ね合わせ、帯状フィルムFの粘着性を利用してチューブ状フィルムとする。

0004

前記引き取りコンベア1Cの下流側にサイドコンベア3が配置され、前記チューブ状フィルムで被覆されたトレーを下流に搬送する。前記サイドコンベア3の中ほどにフィルム裁断機4が設けられており、トレーが包み込まれたチューブ状フィルムを所定間隔裁断する。後述するように、前記フィルム裁断機4の上流側直近の下部に第1フィルム折込み機構5が配置され、裁断されたチューブ状フィルムの下流側の折込み代を吸引してトレーの底面に折込む。

0005

さらに、フィルム裁断機4の下流側に第2フィルム折込み機構6が配置され、チューブ状フィルムの上流側の折込み代を吸引して前記トレーの底面に折込む。第1と第2フィルム折込み機構5,6で両端部の折込み代が折込まれたトレーを押えコンベア1Eで押えヒータコンベア1Dで搬送しつつ底部のフィルムを収縮する。さらに、シュリンクトンネル1Fにより、トレーを被覆したチューブ状フィルムを全体的に収縮させる。

0006

図8は特許文献1のトレー包装装置1の第1フィルム折込み機構5と、第2フィルム折込み機構6の正面断面図である。前記のように、トレー包装装置1は、被包装物を収納したトレーT、Tを搬送コンベア2で搬送しつつ、帯状フィルム8を製袋噐(図示せず)でチューブ状に成形し、そのチーブ状フィルム8内にトレーT、Tを挿入してチューブ状フィルム8で被覆する。

0007

チューブ状フィルム8で覆われたトレーT、Tは、1点鎖線で示すサイドコンベア3で両側を挟むことによって、前記引き取りコンベア1C側から第2フィルム折込み機構6側に乗り移る。トレーT、Tはチューブ状フィルム8で被覆されると矢印Y方向へと順次送られ包装処理されていく。

0008

図8に示す通り、トレーTを包むチューブ状フィルム8を切断するフィルム裁断機4は、下側の刃物4Bと上側の伏コ字状の刃物受け4Aとから構成され、このフィルム裁断機4の前後に、第1フィルム折込み機構5の吸入管5Aと、第2フィルム折込み機構6の吸引機構6Aが設けられている。

0009

前記、吸入管5Aは、フィルム裁断機4より上流側に配置されている。前記吸入管5Aは、立方体形状をなし、図示しない真空吸引装置(VAC)と連通しており、下流側の折込み代8Aを上端から内部に吸引している。

0010

フィルム裁断機4より下流側の吸入機構6Aは断面が函体をなし、内部はVACと連通している。前記函体の外周には、図8の手前と奧側に平行に間隔を隔てて一対の無端状のサイドチェーン63Aが掛け渡され、前記一対のサイドチェーン63A間に多数のロッド63Bを平行に架設した、すだれ状コンベア63が周回している。上記構成において、すだれ状コンベア63の移動速度V2は、トレーTを挟んで移送するサイドコンベア3の移送速度V1より速く設定されている。

0011

前記フィルム裁断機4の刃物受け4Aが仮想線に示すように下降すると、各トレーT、T間のチューブ状フィルム8が切断される。前記の切断によりトレーTの下流側の折込み代8Aは切断後直ちに吸入管5A内に吸入され、サイドコンベア3によるトレーTの搬送力でトレーTの下流側裏面へ折り込まれていく。

0012

一方、トレーTの上流側の折込み代8Bは、第2フィルム折込み機構6によってトレーTの上流側の底面に折り込まれる。即ち、すだれ状コンベア63は、コンベア走行方向に沿って、一か所だけ大きな開口部63Dが形成されており、フィルム裁断機4により裁断されたチューブ状フィルム8の上流側の折込み代8Bが開口部63D上に達するよう、タイミングが回転同期されている。

0013

従って、切断されたチューブ状フィルム8の上流側の折込み代8Bは、直ちにすだれ状コンベア63の開口部63Dと、吸入機構6Aの吸入孔61A内に吸込まれ、次いで、すだれ状ベルト63の開口部63Dの上流側のロッド63Bに引っ掛けられ、すだれ状コンベア63が上記サイドベルト3より早く移動することによって、上流側の折込み代8BをトレーTの上流側の底面に折り込む。以上のようにして、上流側の折込み代8Bと、下流側の折込み代8AはトレーTの裏面の両側に折り込まれる。

先行技術

0014

特開平3−212207号公報

発明が解決しようとする課題

0015

ところで、図8の従来のトレー包装装置1は、トレーTの裏側へ折り込まれた下流側の折り込み代8Aの端部に、トレーTより早く移動するロッド63Bが引っかかって、折込み代8Aの端部が捲れ上がって折重なり包装不良を起こすという問題があった。

0016

即ち、サイドコンベア3で搬送されているトレーTに対し、トレーTの底面に摺接するすだれ状ベルト63のロッド63Bが、トレーTより早く移動していくときに、トレーTの下流側の折込み代8Aの端部に引掛かかって、折込み代8Aの端部を捲り上げることがあり、その結果、図9に示すように、トレーTの裏面Tbにおける下流側の折り込み代8Aの端部が捲り上げられて折り重なって包装不良を引き起こす場合があった。

0017

このような問題に鑑み、ロッド63Bとロッド63Bの間の表面に凹部が生じないように、ロッド63Bとロッド63B間を平坦に形成することも考えられるが、ロッド63Bの表面と、下流側の折り込み代8Aに対する摺接によって、前記のような折り重なる包装不良が発生し、完全に包装不良をなくすまでには至っていない。

0018

本発明は、このような課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、チューブ状フィルム8の下流側の折込み代8Aに包装不良を引き起こすことが無いフィルム折込み機構を備えたトレー包装装置1を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0019

前記課題を達成し、所期の目的を達成するため、本発明に係るトレー包装装置は、被包装物が充填されたトレーを一列状態に搬送する搬送コンベヤが配置され、前記搬送コンベヤの下流側の引き取りコンベアに載置されたトレーをチューブ状に成形されたフィルムで被覆し、前記引き取りコンベアの下流に、前記チューブ状フィルムで被覆されたトレーを両側から挟んで搬送するサイドコンベアを配置し、前記サイドコンベアの途中に、前記トレー間のチューブ状フィルムを裁断するフィルム裁断機を配置し、前記裁断されたチューブ状フィルムのトレーより下流側の折込み代を吸引して前記トレーの下流側底面に折込む第1フィルム折込み機構を前記フィルム裁断機の上流側に配置し、前記トレーより上流側の折込み代をトレーの上流側底面に折込む第2フィルム折込み機構を前記フィルム裁断機の下流側に配置し、
前記第2フィルム折込み機構は、フィルム裁断機で両端が裁断されて搬送されるチューブ状フィルムの搬送領域の下方部に、前記裁断されたチューブ状フィルムのトレーより上流側の折込み代を吸引して引き込む吸入孔を有する吸入機構と、前記吸入機構の外周部をサイドコンベアよりも早く周回するすだれ状コンベア機構とを備え、
前記すだれ状コンベア機構は、前記トレーより上流側の折込み代を前記吸入機構の吸入孔より吸引して引き込むための開口部を除いて、搬送方向両側の一対をなすサイドチェーン間に多数のロッドを等間隔に架設し、前記ロッドに多数の回転体遊転可能に軸支されたことを、特徴とする。

0020

なお、前記においてすだれ状コンベア機構のロッドに遊転可能に軸支された回転体は、算盤玉状又は球状又は円板状の何れか、又はこれらの組合せであってもよい。

0021

さらに、ロッドに軸支された算盤玉状又は球状又は円板状の回転体の各列は、前後する回転体の列の凹部と凸部が互いにかみ合う位置に回転体の列が配列されていることを特徴とする。

発明の効果

0022

以上の構成によれば、前記第2フィルム折込み機構において、トレーの上流側の折り込み代をトレー裏面へと折り込む働きをする回転体が、トレーの裏面に折り込まれている下流側の折り込み代に接触することがあっても、ロッドに軸支された回転体が遊転状態回転接触するので、下流側の折り込み代が捲れ上がることがなく、下流側の折込み代の端部が折り重なるような包装不良を起こすことがなくなる。

図面の簡単な説明

0023

本発明のトレー包装装置の第2フィルム折込み機構の破断正面図
本発明の第2フィルム折込み機構ののすだれ状コンベアの展開平面図
図2の正面図
本発明のすだれ状コンベアの他の実施例の要部平面図
本発明のすだれ状コンベアのその他の実施例の要部平面図
実施例1の第1、第2フィルム折込み機構の動作説明図
トレー包装装置の全体正面図
特許文献1の第1、第2フィルム折込み機構の正面図
従来例のトレーTの包装状態を示す底面図

実施例

0024

次に、本発明に係るフィルム折込み機構を備えたトレー包装装置につき、図面を参照しながら実施例を挙げて以下に説明する。前記背景技術で説明したトレー包装装置1を構成する搬送コンベア2、サイドコンベア3、フィルム裁断機4、第1フィルム折込み機構5、第2フィルム折込み機構6等の基本構成は、同じであるので、以下において、同じ構成については図面の符号を同じくして、詳細な説明は省略する。

0025

(実施例1)
図1は本発明のトレー包装装置の第2フィルム折込み機構の破断正面図である。前記第2フィルム折込み機構6は、フィルム裁断機4で両端が裁断されて搬送されるチューブ状フィルム8の搬送領域の下方部に、裁断された前記チューブ状フィルム8のトレー7より上流側の折込み代8Bを吸引して引き込む吸入孔61Aを有する吸入機構6Aと、前記吸入機構6Aの外周部をサイドコンベア3よりも早く周回するすだれ状コンベア63を有するすだれ状コンベア機構6Bとを備えている。

0026

前記吸入機構6Aは、図1に示すように正面視において、上部は平らで下方が山形張り出した中空函形をなし、上流側の上部にトレーTより上流側の折込み代8Bを吸引して引き込む吸入孔61Aを有している。前記吸入機構6Aの内部は、図示しない真空吸引装置(VAC)と連通しており、この真空吸引装置により吸引されると、前記吸入機構6A内が負圧になり、吸入孔61Aから外気を吸い込むと共に、上流側の折込み代8Bを吸引して引き込む。なお、後述するように吸入孔61Aは、シャッター61Bにより開閉されている。

0027

前記すだれ状コンベア機構6Bは、吸入機構6Aの上部の左、右に配置された上流側と下流側チェーンホイール62A、62Bと、右下部に配置されたテンションホイール62Cと、左下部に配置された駆動ホイール62Dの四個のホイールを備えており、この四個のホイール62A−62Dに前記吸入機構6Aの外周囲を巡ってすだれ状コンベア63が巻回している。なお、この4体のホイール62A−62Dは、図1手前側と奥側に配置された一対のホイールがシャフトで連結されており、同時に回転する。

0028

また、駆動ホイール62Dの側方には別の従動ホイール62Eが軸支され、チェーン62Gを巻掛けることにより従動駆動されるように構成されている。なお、図中62Fは、チェーン62Gの張りを調整するテンションロールを示す。従動ホイール62Eにはカム62eが同軸に設けられ、このカム62eに接して上下に往復動するクランク機構61Cにより吸入機構6Aの吸入孔61の前記シャッター61Bが開閉駆動される。

0029

図2は、本発明の吸入機構6Aの周囲のホイール62A−62Dに巻掛けられるすだれ状コンベア63の展開平面図を示す。前記すだれ状コンベア63は、サイドチェーン63Aにロッド63Bが多数並列に架け渡されている。即ち、ロッド63Bの端部には、ロッド63Bを前記サイドチェーン63Aに固定するための連結ピン63Eを備え、この連結ピン63Eに軸穴63bが形成されており、サイドチェーン63Aに挿通された固定ピン63aが前記軸穴63bに挿通されてロッド63Bがサイドチェーン63Aに架設されている。

0030

すだれ状コンベア63は、トレーTを被覆するチューブ状フィルム8の上流側の折込み代8Bを吸引して引き込むための開口部63Dが設けられている。この開口部63Dは、所定の本数だけサイドチェーン63Aからロッド63Bが外されている。

0031

駆動ホイール62Dの回転により、すだれ状コンベアの開口部63Dが前記吸入孔61Aにさしかかった時、同時にシャッター61Bが開となり、真空吸引装置により負圧となった吸入機構6Aの吸入孔61A内に、トレーTの上流側の折込み代8Bが引き込まれる。

0032

なお、両端が裁断されたチューブ状フィルム8で被覆されたトレーTは、サイドコンベア3で挟まれ下流側に搬送されて行くが、その搬送速度V1は、すだれ状コンベア63の移動速度V2より遅いので、速度差によって、前記のように、吸入孔61A内に引き込まれたトレーTの上流側の折込み代8Bがすだれ状コンベアの開口部63Dのロッド63Bに係止されながら引きずられて、トレーTの底面に折込まれていく。

0033

前記各ロッド63Bには、多数の回転体63Cが遊転可能に軸支されている。図2図3に示す回転体63Cは、算盤玉と同じ形状をしており、円板の外周部をテーパ状に切削加工して中央部がって、平面視、側面視において菱形をしている。この回転体63Cは、算盤玉と同じように木製でもよいし、合成樹脂製あるいは金属製であってもよい。なお、各回転体63Cは独立しており、各々の回転体63Cが自由に遊転(右回りでも左回りでも自由に回転)することができる。

0034

さらに、前後のロッド63B上の回転体63C同士は、図2に明示すように、隣接する回転体63Cの凹部と凸部が互いに嵌り合うようピッチをずらされて軸支されている。このように、回転体66の嵌り合いによりロッド65間に直線状の隙間ができないようにされている。

0035

次に、図6により本発明のトレー包装装置の動作について説明する。すだれ状コンベア機構6Bの1サイクルは、すだれ状コンベア63の開口部63Dが図6(1)の左上角部の位置から、一周して同じ位置に戻るまでとする。この1サイクルの間に、チューブ状フィルム8で被覆されたトレーTはサイドコンベア3に挟持されて、図6(1)の位置P1よりすだれ状コンベア63から排出される位置P2まで搬送される。

0036

図6(1)では、すだれ状コンベア63がスタート位置にあり、トレーTは開口部63Dの下流側に位置する。この時、すだれ状コンベア63上のトレーTと上流側のトレーTとはチューブ状フィルム8で繋がっており、切り離されてはいない。

0037

図6(1)の直後、刃物受け4Aと刃物4Bでチューブ状フィルム8は裁断され、引き取りコンベア1C上のトレーTは、裁断されたチューブ状フィルム8の下流側の折込み代8Aが吸入管5Aへ吸引され、この折込み代8Aを折り込む準備に入る。同時に第2フィルム折込み機構6上のトレーTの上流側の折込み代8Bも、開口部63Dと吸引機構6Aの吸入孔61A位置が同期した位置で、吸引機構6A内に吸引される。

0038

サイドコンベア3によるトレーTの搬送速度V1がすだれ状コンベア63の移動速度V2より遅いので、図6(2)に示すように、上流側の折込み代8Bは開口部63Dの上流側のロッド63B上の回転体63Cに引っ掛かり、下流側に引っ張られながらトレーTの底面に折込まれていく。

0039

各々の回転体63Cが自由に遊転することにより、図6(1)〜(3)に示すように、複数列の回転体63Cは、トレーTの底面に折込まれた上流側と下流側の折込み代8B,8Aに接触しながら摺動する。複数列の回転体63Cは、下流側の折込み代8Aの折り込まれた方向とは逆の方向に摺動するが、各々の回転体63Cが自由に遊転することにより、図9に示すように、下流側の折込み代8Aを捲り上げてしまうおそれがない。

0040

さらに、ロッド63Bに軸支された算盤玉状の回転体63Cの各列は、前後の回転体63Cの列の凹部と凸部が互いに嵌り合う位置に配列され、隣接する回転体63C間の隙間がないように構成することにより、下流側の折込み代8Aが回転体63C間の隙間に嵌り込むことがない。このため、図9に示すように、下流側の折込み代8Aが捲れ上がって折り重なることが無くなり、トレーTの下流側の折込み代8Aに包装不良をなくすることができる。

0041

そして、すだれ状コンベア63の開口部63Dは、図6(3)に示すようにトレーTを追い越して移動し、次のトレーTを待機するため、図6(1)の位置へと高速で戻る。

0042

(実施例2)
前記実施例1において、すだれ状コンベア63のロッド63Bに軸支された回転体63Cが算盤玉状のものを示したが、図4に示すように円板状の回転体63Cであってもよい。この円板状の回転体63Cの場合、隣接する回転体63C間に隙間を開け、前後の列の回転体63Cが隙間に嵌り合うような配列にすれば、前記同じような効果が得られる。

0043

(実施例3)
さらには図5に示すように、回転体63Cは、球体状のものであってもよい。このような球体状の回転体63Cの場合も前後の回転体が隙間なく配列するのが好ましい。
なお、回転体63Cは、前後の列の回転体が隙間なく配列したが、必ずしも隙間を埋めるような配列に限定されるものではない。

0044

本発明は、前記トレーの両端部の折込み代をトレーの底面に折込むフィルム折込み機構を備えたトレー包装装置に有用である。

0045

1トレー包装装置
2搬送コンベア
3サイドコンベア
4フィルム裁断機
4A刃物受け
4B 刃物
5 第1フィルム折込み機構
5A吸入管
6 第2フィルム折込み機構
6A吸入機構
61A吸入孔
61Bシャッター
61Cクランク機構
6Bすだれ状コンベア機構
62A上流側チェーンホイール
62B 下流側チェーンホイール
62Cテンションホイール
62D駆動ホイール
62E従動ホイール
62eカム
62Fテンションロール
62Gチェーン
63 すだれ状コンベア
63Aサイドチェーン
63a固定ピン
63Bロッド
63b軸穴
63C回転体
63D 開口部
8チューブ状フィルム
8A 下流側の折込み代
8B 上流側の折込み代
T トレー

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