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技術 建材パネルおよびその建材パネルを用いて構築された構造体

出願人 株式会社茨城県南木造住宅センター
発明者 中村公子鈴木英一
出願日 2019年9月4日 (1年11ヶ月経過) 出願番号 2019-161336
公開日 2021年3月11日 (5ヶ月経過) 公開番号 2021-038590
状態 未査定
技術分野 建築構造の接合一般 建築構造用パネル
主要キーワード 圧着連結 フラットプレート 金属製プレート 建材パネル 等辺山形鋼 壁構造体 断面サイズ コーチスクリュー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2021年3月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

使用する部材の削減を図りながら建築構造物の壁等の構造体を効率的に構築することができる建材パネルおよびその建材パネルを使用した構造体を提案する。

解決手段

木質系角材を少なくとも2本重ね合わせるとともに、それらを相互に圧着して一体化させた圧着連結体からなるもので構成する。圧着連結体には、金属製プレートの一端側を挿し入れ、該金属製プレートのもう一端側を該圧着連結体に隣接配置される他の圧着連結体、柱材梁材および土台の少なくとも一つに形成された溝部に差し入れることによりそれらを相互につなぎ合わせる1または2以上の溝部を形成する。

概要

背景

一般木造住宅等の建築構造物においては、例えば、特許文献1に見られるように、外壁内壁、床、天井屋根等を構築するに際しては、土台柱材間柱、貫、筋交い、梁などの多種多様な部材が使用されており、また、その組み付け作業熟練を要することから、建築構造物の効率的な構築は困難でありコストの上昇も避けられない状況にあった。

概要

使用する部材の削減をりながら建築構造物の壁等の構造体を効率的に構築することができる建材パネルおよびその建材パネルを使用した構造体を提案する。木質系角材を少なくとも2本重ね合わせるとともに、それらを相互に圧着して一体化させた圧着連結体からなるもので構成する。圧着連結体には、金属製プレートの一端側を挿し入れ、該金属製プレートのもう一端側を該圧着連結体に隣接配置される他の圧着連結体、柱材、梁材および土台の少なくとも一つに形成された溝部に差し入れることによりそれらを相互につなぎ合わせる1または2以上の溝部を形成する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

建築構造物外壁内壁、床、天井および屋根の少なくとも1つを構築するのに使用される建材パネルであって、木質系角材を少なくとも2本重ね合わせるとともに、それらを相互に圧着して一体化させた圧着連結体からなり、該圧着連結体は、金属製プレートの一端側を挿し入れ、該金属製プレートのもう一端側を該圧着連結体に隣接配置される他の圧着連結体、柱材梁材および土台の少なくとも1つに形成された溝部に差し入れることによりそれらを相互につなぎ合わせる1または2以上の溝部を有することを特徴とする建材パネル。

請求項2

前記溝部は、連続的に伸延するか、または間隔をあけて断続的に伸延するものである、ことを特徴とする請求項1に記載した建材パネル。

請求項3

請求項1または2に記載の建材パネルにより構築された構造体であって、前記圧着連結体の溝部に金属製プレートの一端側を差し入れ、該金属製プレートのもう一端側を該圧着連結体に隣接配置される他の圧着連結体、柱材、梁材および土台の少なくとも1つに形成された溝部に差し入れることによりそれらを相互に連結してなることを特徴とする建材パネルを用いて構築された構造体。

技術分野

0001

本発明は、建築構造物外壁内壁、床、天井あるいは屋根等の構造体構築するのに好適な建材パネルおよびその建材パネルを使用して構築された壁構造体に関するものである。

背景技術

0002

一般木造住宅等の建築構造物においては、例えば、特許文献1に見られるように、外壁や内壁、床、天井、屋根等を構築するに際しては、土台柱材間柱、貫、筋交い、梁などの多種多様な部材が使用されており、また、その組み付け作業熟練を要することから、建築構造物の効率的な構築は困難でありコストの上昇も避けられない状況にあった。

先行技術

0003

特開2010−285853号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、使用する部材の削減を図りながら建築構造物の壁等の構造体を効率的に構築することができる建材パネルおよびその建材パネルを使用した構造体を提案するところにある。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、建築構造物の外壁、内壁、床、天井および屋根の少なくとも1つを構築するのに使用される建材パネルであって、木質系角材を少なくとも2本重ね合わせるとともに、それらを相互に圧着して一体化させた圧着連結体からなり、該圧着連結体は、金属製プレートの一端側を挿し入れ、該金属製プレートのもう一端側を該圧着連結体に隣接配置される他の圧着連結体、柱材、梁材および土台の少なくとも1つに形成された溝部に差し入れることによりそれらを相互につなぎ合わせる1または2以上の溝部を有することを特徴とする建材パネルである。

0006

上記の構成からなる建材パネルにおいて、溝部は、連続的に伸延するか、または間隔をあけて断続的に伸延するものが好ましい。

0007

また、本発明は、上記の建材パネルにより構築された壁構造体であって、前記圧着連結体の溝部に金属製プレートの一端側を差し入れ、該金属製プレートのもう一端側を該圧着連結体に隣接配置される他の圧着連結体、柱材、梁材および土台の少なくとも1つに形成された溝部に差し入れることによりそれらを相互に連結してなることを特徴とする建材パネルを用いて構築された構造体である。

発明の効果

0008

本発明によれば、圧着連結体に形成された溝部に金属製プレートの一端側を差し入れ、該金属製プレートのもう一端側を該圧着連結体に隣接配置される他の圧着連結体、柱材、梁材および土台の少なくとも1つに形成された溝部に差し入れてそれらを相互につなぎ合わせることで建築構造物の壁や床、天井、屋根等の構造体を構築することが可能であり、使用する部材が少なくてすみ、また、建築構造物の壁や床、天井等を効率的に構築することができる。

図面の簡単な説明

0009

本発明にしたがう建材パネルの外観斜視図である。
本発明にしたがう建材パネルを用いて柱部材の両側に壁を構築した状態を模式的に示した図である。
本発明にしたがう建材パネルのつなぎ合わせ状況を要部について示した図である。
本発明にしたがう建材パネルを使用して、床、壁、天井を構築した例を一部分について示した図である。
本発明にしたがう建材パネルのつなぎ合わせ状況をその要部について示した図である。
(a)(b)は、本発明にしたがう建材パネルを運搬するのに好適な吊り金具を示した図である。

実施例

0010

以下、図面を参照して本願をより具体的に説明する。
図1は、壁や天井、床等の構造体を構築するのに好適な、本発明にしたがう建材パネルの外観斜視図である。建材パネルは、含水率が18%以下の木質系角材1aを少なくとも2本、この例では、6本を重ね合わせ、かつ、それらを相互に圧着して一体化させた矩形形状をなす圧着連結体から構成されている。

0011

木質系角材1aを圧着するに際しては、プレス機等が使用され、圧着面には接着剤が塗布される。建材パネルとしては、木質系角材1aを重ね合わせるだけでなく、建材パネルそのものの強度を高める観点からそれらを束ねて圧着させることにより構成された圧着連結体を用いてもよい。木質系角材としては、具体的に断面サイズが90×90mm〜120×120mmで長さが3〜10m程度の杉材檜材等を用いることができるが、素材に関してはとくに限定されない。建材パネルとしては面積にして一枚当り0.25m2以下とするのがよく、これにより建材パネルの重量を100kg以内にすることができ、取扱いが容易になる。

0012

また、符号2は、建材パネルの周縁部に設けられた溝部、3は、溝部2に差し込み可能な短冊状の金属製プレートである。金属製プレート3は、実継手として機能するものである。溝部2は、溝幅が5〜8mm程度、溝深さが15〜25mm程度とするのが好ましく、金属製プレート3としては、厚さが4〜7mm程度、幅寸法が30〜50mm程度のものを用いるのが好ましい。

0013

金属製プレート3を用いることにより、建材パネル同士、建材パネルと柱材、梁材、土台等とを簡単かつ迅速につなぎ合わせることができる(位置決めが容易)とともに、湿度の変化による部材の収縮地震揺れに対しても容易に追従することができる。

0014

溝部2は、建材パネルの周縁部に設けた場合について図示したが、建材パネルの前面あるいは背面の任意の位置に適宜形成することが可能で、連続的に伸延するもの、あるいは間隔をあけて断続的に伸延するものを適用することができる。溝部2は、一本でもよいし、2本あるいはそれ以上設けてもよい。

0015

上記の構成からなる建材パネルを用いて柱材4の両側に壁を構築するべく、建材パネルと柱部材4とをつなぎ合わせるには、図2に示すように、建材パネルに設けられた溝部2に金属製プレート3の一端側3aを差し入れ、該金属製プレート3のもう一端側3bを柱材4に設けられた溝部に差し入れればよい。

0016

金属製プレート3の幅寸法あるいは溝部2の深さを適宜調整して建材パネルとその建材パネルに隣接配置される他の建材パネルとの相互間、建材パネルと柱材4、梁材、土台、床材との相互間に図3に示すように隙間mを形成しておくことが可能であり、この隙間mを利用してコンセントや各スイッチ類配線施設することができる。

0017

図4は、本発明にしたがう建材パネルを使用して、床、壁、天井を構築した例を一部分について示した図であり、図4における符号5は屋根材、6は梁材、7は土台である。この場合も、建材パネルの溝部2と梁材6の溝部6a、土台7の溝部7aの相互間に金属製プレート3を介在させることでそれらのつなぎ合わせが可能となる。

0018

図5は、本発明にしたがう建材パネルをつなぎ合わせた状況をその要部について示した図である。溝部2を間隔をおいて平行に2本設け、溝部2の深さあるいは金属製プレート3の幅寸法を適宜調整することにより建材パネルの相互間に建材パネルの端面と金属製プレート3によって取り囲まれた、閉じられた空間Mを形成することができる。かかる空間Mは、コンセントや各スイッチの配線等を施設する空間として利用することが可能で、配線等が外部へと露出することがないため構造体の美観を保つことができる。なお、溝部2を3本以上設け、そこに金属製プレート3を配置して複数の空間Mを形成してもよく、これにより空間Mの用途の拡大を図り得る。

0019

建材パネル同士を固定する場合や建材パネルを床材、土台等へ固定する場合には、フラットプレートホールダウン金物等を用いればよい。なお、本発明では、建材パネルを構成する木質系角材1aが縦向きになるよう建材パネルを縦置きにして構造体を構成する例を示したが、木質系角材1aが横向きになるように建材パネルを横置きにして構造体を構成してもよい。

0020

図6(a)(b)は、本発明にしたがう建材パネルを吊り上げて運搬するのに好適な吊り金具である。図6(a)は、建材パネルの両面を視認することができる場合に用いる吊り金具であり、図6(b)は、建材パネルの片面を視認することができる場合に用いる吊り金具である。

0021

いずれも吊り金具も、等辺山形鋼アングル)を用いて構成することができ、吊り金具に予め形成された孔8にコーチスクリュー(例えば、直径9mm程度のもの)をねじ込んで吊り金具を建材パネルに固定したのち、孔9にロープ等を通して建材パネルを吊り上げることにより所定の場所まで移動させることが可能であり、かかる吊り金具によれば、建材パネルの取り扱いが容易になる。なお、吊り金具は、建材パネルを所定の場所に設置し、仮筋交いで固定したのち取り外される。

0022

通常、建坪が25程度になる一般的な平屋住宅在来工法を適用して構築する場合には、90日程度の工期が必要であったのに対して、本発明にしたがう建材パネルを用いて構築した場合には、45日程度で完成させることが可能であることが確認された。

0023

本発明によれば、使用する部材の削減を図りながら建築構造物の壁等の構造体を効率的に構築可能な建材パネルおよびその建材パネルを使用した構造体が提供できる。

0024

1a木質系角材
2 溝部
3金属製プレート
4柱材
5屋根材
6梁材
6a 梁材の溝部
7土台
7a 土台の溝部
8 孔
9 孔

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