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技術 塗布棒包装体

出願人 リバテープ製薬株式会社
発明者 力武史朗山川晋市
出願日 2019年8月26日 (2年2ヶ月経過) 出願番号 2019-153577
公開日 2021年3月1日 (8ヶ月経過) 公開番号 2021-031131
状態 未査定
技術分野 包装体 媒体導出入付与装置
主要キーワード 塗布棒 シール接着 シール巾 薬品耐性 開封片 クロルヘキシジングルコン酸塩 分離帯 塗布部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2021年3月1日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

開封時に塗布棒の落下や薬液漏出を防ぐように、シール本体を引き剥がす範囲を適正化し得る塗布棒包装体を提供する。

解決手段

塗布棒2を内封する塗布棒収納部3と、分離帯4を介して塗布棒収納部3と分離され且つ薬液5を内封する薬液収納部6とを備えるカバー本体7と、カバー本体7の上面7aを覆うシール本体8と、カバー本体7とシール本体8とをシールするシール接着部12を備え、シール接着部12は、塗布棒収納部3側から薬液収納部6側の中間位置に、シールの切り替わるシール巾切り替え部13を設けられ、シール巾切り替え部13の塗布棒収納部3側におけるシール巾Waが、シール巾切り替え部13の薬液収納部6側におけるシール巾Wbと比べて狭くなるように形成される。

概要

背景

一般に、使用時に薬液塗布棒塗布部材含浸させる使い捨ての塗布棒では、塗布棒と薬液とを分離帯を介して隣接するよう塗布棒包装体に内封したものが知られている。

この種の塗布棒包装体は、塗布部材を軸部に備えた塗布棒を内封する塗布棒収納部と、塗布棒の塗布部材に隣接するよう分離帯を介して薬液を内封する薬液収納部とを備えるカバー本体と、カバー本体における塗布棒収納部及び薬液収納部を分離帯を介して分離された状態でそれぞれ密封されるようにシールするシール本体により形成されている。

斯かる塗布棒包装体には、未開封の状態で薬液収納部内の圧力を高めることによりシールが剥がれ得るようにした破裂部を分離帯に設けてあり、塗布棒包装体を未開封の状態で、薬液収納部を外側から押圧することで、薬液収納部内の圧力により分離帯の破裂部を連通させ、塗布棒収納部に流入させた薬液を塗布部材に含浸させるようにしてある。

そして、薬液を塗布棒の塗布部材に含浸させた後に、塗布棒包装体を塗布棒の端部のうち塗布部材とは反対側の端部から開封し、塗布棒を取り出し、薬液を塗布するようにしてある。

塗布棒包装体は、例えば薬液として消毒液が用いられるとともに塗布棒として消毒用綿棒が用いられ、未開封時携帯しやすく、開封後は使い捨てにされるため衛生的である。

尚、この種の塗布棒包装体に関連する先行技術文献情報としては、下記の特許文献1等がある。

概要

開封時に塗布棒の落下や薬液の漏出を防ぐように、シール本体を引き剥がす範囲を適正化し得る塗布棒包装体を提供する。塗布棒2を内封する塗布棒収納部3と、分離帯4を介して塗布棒収納部3と分離され且つ薬液5を内封する薬液収納部6とを備えるカバー本体7と、カバー本体7の上面7aを覆うシール本体8と、カバー本体7とシール本体8とをシールするシール接着部12を備え、シール接着部12は、塗布棒収納部3側から薬液収納部6側の中間位置に、シールの切り替わるシール巾切り替え部13を設けられ、シール巾切り替え部13の塗布棒収納部3側におけるシール巾Waが、シール巾切り替え部13の薬液収納部6側におけるシール巾Wbと比べて狭くなるように形成される。

目的

本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、開封時に塗布棒の落下や薬液の漏出を防ぐように、シール本体の引き剥がされる範囲を適正化し得る塗布棒包装体を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

上面に開口部を有し且つ塗布部材を軸部に備えた塗布棒を内封する塗布棒収納部と、上面に開口部を有し且つ前記塗布部材に分離帯を介して隣接するよう薬液を内封する薬液収納部とを備えるカバー本体と、該カバー本体の上面を覆うシール本体と、前記カバー本体の上面と前記シール本体の裏面とをシールするシール接着部とを備え、前記カバー本体は、前記塗布棒収納部の開口部及び前記薬液収納部の開口部が前記分離帯を介して分離された状態でそれぞれ密封されるように前記シール接着部により前記シール本体とシールされ、前記シール接着部は、塗布棒収納部側から薬液収納部側の中間位置に、シールの切り替わるシール巾切り替え部を設けられ、前記シール接着部は、前記シール巾切り替え部の塗布棒収納部側におけるシール巾が、前記シール巾切り替え部の薬液収納部側におけるシール巾と比べて狭くなるように形成されたことを特徴とする塗布棒包装体

請求項2

前記カバー本体は、塗布棒収納部側のカバー本体端部から前記塗布棒収納部の開口部までの間に、上面側に向けて凸となるように形成される凸部を備え、前記シール接着部は、前記カバー本体の前記凸部よりも薬液収納部側で前記カバー本体の上面を前記シール本体の裏面とシールすることを特徴とする請求項1に記載の塗布棒包装体。

請求項3

前記シール本体は、表面における、前記シール巾切り替え部よりも塗布棒収納部側のシール本体端部側の位置に、前記シール本体を引き剥がす範囲を使用者に指示する表示を付されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布棒包装体。

請求項4

前記表示は、平面視における塗布部材側から薬液収納部側へ向かう方向に対して直交する方向に延びる線分であることを特徴とする請求項3に記載の塗布棒包装体。

技術分野

0001

本発明は、塗布棒包装体に関するものである。

背景技術

0002

一般に、使用時に薬液を塗布棒の塗布部材含浸させる使い捨ての塗布棒では、塗布棒と薬液とを分離帯を介して隣接するよう塗布棒包装体に内封したものが知られている。

0003

この種の塗布棒包装体は、塗布部材を軸部に備えた塗布棒を内封する塗布棒収納部と、塗布棒の塗布部材に隣接するよう分離帯を介して薬液を内封する薬液収納部とを備えるカバー本体と、カバー本体における塗布棒収納部及び薬液収納部を分離帯を介して分離された状態でそれぞれ密封されるようにシールするシール本体により形成されている。

0004

斯かる塗布棒包装体には、未開封の状態で薬液収納部内の圧力を高めることによりシールが剥がれ得るようにした破裂部を分離帯に設けてあり、塗布棒包装体を未開封の状態で、薬液収納部を外側から押圧することで、薬液収納部内の圧力により分離帯の破裂部を連通させ、塗布棒収納部に流入させた薬液を塗布部材に含浸させるようにしてある。

0005

そして、薬液を塗布棒の塗布部材に含浸させた後に、塗布棒包装体を塗布棒の端部のうち塗布部材とは反対側の端部から開封し、塗布棒を取り出し、薬液を塗布するようにしてある。

0006

塗布棒包装体は、例えば薬液として消毒液が用いられるとともに塗布棒として消毒用綿棒が用いられ、未開封時携帯しやすく、開封後は使い捨てにされるため衛生的である。

0007

尚、この種の塗布棒包装体に関連する先行技術文献情報としては、下記の特許文献1等がある。

先行技術

0008

特開2003−292041号公報

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、前述の如き使い捨ての塗布棒包装体においては、開封時に使用者が塗布棒の取り出しやすい位置且つ薬液の漏れない位置を超えてシール本体を引き剥がしてしまい、塗布棒が落下したり、薬液が垂れたりする虞があった。

0010

本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、開封時に塗布棒の落下や薬液の漏出を防ぐように、シール本体の引き剥がされる範囲を適正化し得る塗布棒包装体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

本発明は、上面に開口部を有し且つ塗布部材を軸部に備えた塗布棒を内封する塗布棒収納部と、上面に開口部を有し且つ前記塗布部材に分離帯を介して隣接するよう薬液を内封する薬液収納部とを備えるカバー本体と、該カバー本体の上面を覆うシール本体と、前記カバー本体の上面と前記シール本体の裏面とをシールするシール接着部とを備え、前記カバー本体は、前記塗布棒収納部の開口部及び前記薬液収納部の開口部が前記分離帯を介して分離された状態でそれぞれ密封されるように前記シール接着部により前記シール本体とシールされ、前記シール接着部は、塗布棒収納部側から薬液収納部側の中間位置に、シールの切り替わるシール巾切り替え部を設けられ、前記シール接着部は、前記シール巾切り替え部の塗布棒収納部側におけるシール巾が、前記シール巾切り替え部の薬液収納部側におけるシール巾と比べて狭くなるように形成されたことを特徴とする塗布棒包装体にかかるものである。

0012

而して、このようにシール接着部を形成すると、シール本体を塗布棒収納部側のシール本体端部からシール巾切り替え部に向かって引き剥がす際に、シール巾切り替え部でシールの巾が広くなるため、シール巾切り替え部でシール本体の引き剥がしに対する抵抗が増加し、それ以上のシール本体の引き剥がしを止めることを使用者に意識させることができ、シール本体を剥がし過ぎて、塗布棒が落下したり、薬液が垂れたりするような事態を未然に回避することが可能となる。

0013

本発明において、前記カバー本体は、塗布棒収納部側のカバー本体端部から前記塗布棒収納部の開口部までの間に、上面側に向けて凸となるように形成される凸部を備え、前記シール接着部は、前記カバー本体の前記凸部よりも薬液収納部側で前記カバー本体の上面を前記シール本体の裏面とシールすることが好ましい。

0014

このようにすれば、塗布棒収納部側のシール本体端部が塗布棒収納部側のカバー本体端部から浮いた状態になるため、塗布棒収納部側のシール本体端部を摘みやすくなり、開封時にシール本体を引き剥がしやすくすることが可能となる。

0015

本発明において、前記シール本体は、表面における前記シール巾切り替え部よりも塗布棒収納部側のシール本体端部側の位置に、前記シール本体を引き剥がす範囲を使用者に指示する表示を付されることが好ましく、このようにすれば、シール巾切り替え部よりも手前でシール本体の引き剥がしを止めれば良いことを使用者に認識させることができ、シール本体を剥がし過ぎて、塗布棒が落下したり、薬液が垂れたりするような事態を未然に回避することが可能となる。

0016

本発明において、前記表示は、平面視における塗布部材側から薬液収納部側へ向かう方向に対して直交する方向に延びる線分であることが好ましく、このようにすれば、線分の位置でシール本体の引き剥がしを止めれば良いことを使用者に認識させることが可能となる。

発明の効果

0017

本発明の塗布棒包装体によれば、開封時に塗布棒の落下や薬液の漏出を防ぐように、シール本体の引き剥がされる範囲を適正化し得るという優れた効果を奏し得る。

図面の簡単な説明

0018

本発明を実施する形態の一例を示す透視図である。
図1のII−II矢視の断面図である。
図1のIII−III矢視の側面図である。
図1のシール本体を示す平面図である。
本発明を実施する形態の一例を示す斜視図である。
図1の破裂部を連通させた様子を示す透視図である。
図5のシール本体を開封した様子を示す斜視図である。

実施例

0019

以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。

0020

図1図7は本発明を実施する形態の一例を示している。塗布棒包装体1は、塗布部材2aを軸部2bに備えた塗布棒2を内封する塗布棒収納部3と、前記塗布棒2の塗布部材2aに隣接するよう分離帯4を介して薬液5を内封する薬液収納部6とを備えるカバー本体7と、該カバー本体7の上面7aを覆うシール本体8と、前記カバー本体7の上面7aと前記シール本体8の裏面8cをシールするシール接着部12とを備えている。ここで、前記塗布部材2aは綿が好ましいが、他の材質でも良い。前記薬液5は、ポビドンヨードクロルヘキシジングルコン酸塩液でも良いし、他の成分でも良い。

0021

前記カバー本体7は、薬品耐性があり、前記薬液5が漏れないように密閉でき、柔軟で変形可能であるといった条件を満たす樹脂により形成され且つ平面視で上面7aの外形長方形状に形成されている。尚、前記薬液5が蒸散し易い薬剤の場合は、前記カバー本体7の厚さを厚くすることにより前記薬液5の蒸散を防止しても良い。

0022

平面視で前記カバー本体7の長手方向は、前記塗布棒収納部3の長手方向、前記塗布棒2の長手方向、塗布棒収納部3側から薬液収納部6側へ向かう方向に一致するようにしてある。

0023

前記カバー本体7は、前記カバー本体7の上面7aに開口部3aを有するように前記塗布棒収納部3を設けられるとともに、前記カバー本体7の上面7aに開口部6aを有するように前記薬液収納部6を設けられ、更に、未開封時に前記シール本体8を載置される凸部9を備えている。

0024

前記塗布棒収納部3は、前記塗布棒2を前記カバー本体7の長手方向に向けて収納し得る大きさで前記カバー本体7の上面7aに開口部3aを有するとともに前記カバー本体7の深さ方向(図2では上下方向の下向き)に凹むように設けられている。

0025

前記塗布棒収納部3は、前記塗布部材2aの収納される塗布部材収納部3bの深さが前記軸部2bの収納される軸部収納部3cの深さよりも深くなるよう形成されている。

0026

前記分離帯4は、平面視で前記カバー本体7の上面7aにおける前記塗布棒収納部3及び前記薬液収納部6の間に配置され、前記カバー本体7の短手方向(塗布部材2a側から薬液収納部6側へ向かう方向に対して直交する方向)に前記カバー本体7の上面7aの外縁部7bまで延びるとともに、前記カバー本体7の短手方向の中間位置に、塗布部材2a側から薬液収納部6側に向かってるV字型に形成される破裂部4aを設けられる。ここで、V字型は他の向きに形成されても良い。また、前記破裂部4aにおけるV字型の先端部4bの角度は特に制限されるものでなく、前記先端部4bを湾曲して形成されても良い。更に、V字型は他の曲面や形状を備えても良い。

0027

前記薬液収納部6は、前記カバー本体7の上面7aに開口部6aを有するとともに所定の液量の前記薬液5を収納し得るように前記カバー本体7の深さ方向に凹むように設けられ、前記塗布棒2の塗布部材2aに隣接するよう前記分離帯4を介して配置されている。

0028

前記薬液収納部6の開口部6aにおける塗布部材2a側の端辺6b、即ち前記薬液収納部6の側面のうち、塗布部材2a側の側面6cにおける上側の端辺6bは、湾曲して形成されても良いし、薬液収納部6側から塗布部材2a側に向かって尖るよう形成されても良い。尚、図1では前記端辺6bが尖るように形成されたものを示す。

0029

前記薬液収納部6の側面のうち、前記カバー本体7の短手方向外側に位置する2つの側面6d、6e(塗布棒収納部3側から薬液収納部6側へ向かう方向に沿う2つの側面)は、前記カバー本体7の長手方向に沿って平行に形成されている。尚、前記側面6d、6eは、平面視における塗布部材2a側と薬液収納部6側の中間位置に近づくにつれて徐々に互いに近づくような曲面形状に形成しても良い。前記側面6d、6eを曲面形状に形成すれば、前記薬液収納部6を平面視における短手方向外側から押圧しやすくなるとともに、前記側面6d、6eの深さ方向への変形は抑制される。

0030

前記薬液収納部6の前記塗布部材2aから遠い側の側面6fは、前記薬液収納部6の深さ方向に沿って2分割するように延びる溝を設けても良い。前記側面6fに前記溝を設ければ、前記薬液収納部6を平面視における短手方向外側から押圧した際に、前記側面6fは前記溝に沿って折れるように変形し、それに伴い、前記薬液収納部6の底面6gも平面視における短手方向の中間位置で、長手方向に沿って折れるように変形することになる。

0031

前記凸部9は、塗布棒収納部3側のカバー本体端部7cから前記塗布棒収納部3の開口部3aまでの間に、前記カバー本体7の上面7a側に向けて凸となるように形成されている。前記凸部9は、成形時に前記カバー本体7の下面7d側から上面7a側に向けて凹むようにエンボス加工を施されることにより形成されることが好ましい。尚、凸部9は、前記カバー本体7の上面7aにおける塗布棒収納部3側のカバー本体端部7cから前記塗布棒収納部3の開口部3aまでの間に、突起物を付加することにより形成しても良い。

0032

前記シール本体8は、薬品耐性があり、前記薬液5が漏れないように密閉でき且つ前記塗布棒2が外気に触れないように密閉できるとともに、柔軟で変形可能であるといった条件を満たす樹脂により形成されている。

0033

前記シール本体8は、平面視で長方形状をなすシート状に形成されるとともに、前記シール本体8の長手方向が前記カバー本体7の長手方向に一致するようにしてある。

0034

前記シール本体8は、前記シール本体8の表面8aにおける前記薬液収納部6に対応する範囲に、平面視における前記シール本体8の短手方向の中間位置で、平面視における前記シール本体8の長手方向に延び且つ前記表面8aを2分割する線分10aを付されるとともに、前記シール本体8及び前記薬液収納部6を、前記線分10aを稜線として山折りにするよう使用者に指示をする表示10を付されている。尚、図4では前記線分10aを破線としたものを示す。

0035

前記シール本体8は、前記塗布棒収納部3に対応する範囲の長手方向(平面視における塗布棒収納部3側から薬液収納部6側)の中間位置に、前記シール本体8を引き剥がす範囲を使用者に指示する表示11を付されている。

0036

該表示11は、前記シール本体8の短手方向(平面視における塗布部材2a側から薬液収納部6側へ向かう方向に対して直交する方向)に延びる線分11aであることが好ましい。前記表示11は、図形、文字記号でも良い。尚、図4では、該線分11aを一点鎖線としたものを示す。前記線分11aは、実線や破線といった一点鎖線以外の線種でも良いし、曲線でも良い。

0037

尚、前記表示11(前記線分11a)は、前記シール本体8の長手方向の長さに対する比率が塗布棒収納部3側のシール本体端部8b側から35%以上45%以下となる位置に配置されることが好ましい。

0038

前記シール接着部12は、前記塗布棒収納部3の開口部3a及び前記薬液収納部6の開口部6aが前記分離帯4を介して分離された状態でそれぞれ密封されるように、前記カバー本体7と前記シール本体8とをシールしている。

0039

前記シール接着部12は、前記カバー本体7の上面7aにおける、前記凸部9と前記塗布棒収納部3の開口部3aの間に形成され且つ塗布棒収納部3側のカバー本体端部7c側に向かって凸となるよう張り出す角部7eと、該角部7eから薬液収納部6側のカバー本体端部7fまでの前記カバー本体7の外縁部7bと、前記分離帯4とを連続するように形成されている。

0040

前記シール接着部12は、前記塗布棒収納部3に対応する範囲の長手方向(平面視における塗布棒収納部3側から薬液収納部6側)の中間位置であり且つ前記表示11(前記線分11a)よりも薬液収納部6側のシール本体端部8d側に、シールの巾が切り替わるシール巾切り替え部13を備えている。

0041

即ち、前記線分11a(前記表示11)は、前記シール巾切り替え部13よりも塗布棒収納部3側のシール本体端部8b側且つ前記シール巾切り替え部13寄りの位置に付されるようになっている。

0042

尚、前記シール巾切り替え部13は、前記シール本体8の長手方向の長さに対する比率が塗布棒収納部3側のシール本体端部8b側から40%以上50%以下となる位置であり且つ前記表示11(前記線分11a)よりも薬液収納部6側のシール本体端部8d側に配置されることが好ましい。

0043

前記シール接着部12は、前記シール巾切り替え部13の塗布棒収納部3側におけるシール巾Waが、前記シール巾切り替え部13の薬液収納部6側におけるシール巾Wbと比べて狭くなるように形成されている。尚、前記シール巾Waは、前記シール巾Wbに対して15%以上35%以下となるように形成されることが好ましい。

0044

前記シール本体8は、未開封時に前記カバー本体7の上面7aを覆うとともに、前記カバー本体7の前記凸部9よりも薬液収納部6側で、前記塗布棒収納部3の開口部3a及び前記薬液収納部6の開口部6aが前記分離帯4を介して分離された状態でそれぞれ密封されるように前記シール接着部12により前記カバー本体7とシールされ、開封時に塗布棒収納部3側のシール本体端部8bから前記シール巾切り替え部13側に向かって引き剥がし得るよう構成されている。

0045

前記分離帯4よりも塗布棒収納部3側の前記カバー本体7の外縁部7bは、前記カバー本体7及び前記シール本体8よりも熱融着を弱くするシール剤を塗布した状態でシールされることが好ましい。

0046

前記破裂部4aは、破裂部4a以外のシールされた部位より弱くシールされることが好ましい。

0047

前記シール本体8は、塗布棒収納部3側のシール本体端部8bから前記角部7eまでの範囲に、前記シール本体8を引き剥がす際の始端となる開封片8eが形成されている。該開封片8eは、未開封時に前記凸部9に載置されている。

0048

前記開封片8eは、前記シール本体8の裏面8c側に向けて凸となるような凸部を形成されても良い。

0049

前記カバー本体7の上面7aと前記シール本体8の裏面8cの間且つ前記分離帯4から前記薬液収納部6の開口部6aの塗布部材2a側の端辺6bまでの間には、前記カバー本体7と前記シール本体8がシールされた状態で、前記薬液収納部6と連続する誘導部6hが形成されている。

0050

以下、塗布棒包装体1の使用及び作用を説明する。

0051

前記シール本体8を開封する前に、図5に示す如く、前記塗布部材2aを前記塗布棒包装体1の外側から押さえた状態で、前記表示10の前記線分10aに沿って前記シール本体8が山折りになるよう前記薬液収納部6を平面視における短手方向外側から押圧する。

0052

前記薬液収納部6内の前記薬液5は、図6に示す如く、前記薬液収納部6が押圧されると、前記薬液収納部6と連続する前記誘導部6hに押し出され、前記薬液収納部6内の圧力を前記破裂部4aの2つの斜辺に対して伝える。

0053

前記破裂部4aは、前記薬液収納部6の押圧時に前記薬液収納部6内の圧力によりV字型の先端部4b側からシールが剥がされ、前記薬液収納部6と前記塗布棒収納部3とを連通するようになっている。

0054

前記塗布部材2aには、前記薬液収納部6から連通した前記破裂部4aを通り前記塗布棒収納部3に浸入した前記薬液5が含浸される。

0055

前記薬液5を前記塗布部材2aに含浸させた後で、前記凸部9により前記カバー本体端部7cから浮いた状態の前記シール本体8の前記開封片8eを摘まみ、図7に示す如く、前記シール本体8を塗布棒収納部3側のシール本体端部8bから前記シール巾切り替え部13側に向かって引き剥がし、前記塗布部材2aを前記塗布棒包装体1から取り出す。

0056

ここで、前記塗布棒包装体1を前記薬液収納部6が下側になるように斜め又は立てた状態で作業を行えば、前記薬液5を前記塗布部材2aに含浸させる際に、前記塗布棒2の軸部2bに前記薬液5が付着するのを防ぐことができ、また、前記シール本体8を前記カバー本体7から引き剥がす際には、前記薬液5が外部に漏れるのを防ぐことができる。

0057

上記のように塗布棒包装体1を構成すれば、前記シール本体8を塗布棒収納部3側の前記シール本体端部8bから前記シール巾切り替え部13に向かって引き剥がす際に、前記シール巾切り替え部13でシール接着部12の巾が広くなるため、シール巾切り替え部13でシール本体8の引き剥がしに対する抵抗が増加し、それ以上の前記シール本体8の引き剥がしを止めることを使用者に意識させることができ、前記シール本体8を剥がし過ぎて、前記塗布棒2が落下したり、前記薬液5が垂れたりするような事態を未然に回避することが可能となる。

0058

また、上記実施例の塗布棒包装体1において、前記カバー本体7は、塗布棒収納部3側のカバー本体端部7cから前記塗布棒収納部3の開口部3aまでの間に、上面7a側に向けて凸となるように形成される凸部9を備え、前記シール接着部12は、前記カバー本体7の前記凸部9よりも薬液収納部6側で前記カバー本体7の上面7aを前記シール本体8の裏面8cとシールするので、塗布棒収納部3側のシール本体端部8bが塗布棒収納部3側のカバー本体端部7cから浮いた状態になるため、塗布棒収納部3側のシール本体端部8bを摘みやすくなり、開封時にシール本体8を引き剥がしやすくすることが可能となる

0059

更に、上記実施例の塗布棒包装体1において、前記シール本体8は、表面8aにおける前記シール巾切り替え部13よりも塗布棒収納部3側のシール本体端部8b側の位置に、前記シール本体8を引き剥がす範囲を使用者に指示する表示11を付されるので、シール巾切り替え部13よりも手前でシール本体8の引き剥がしを止めれば良いことを使用者に認識させることが可能となる。

0060

更にまた、上記実施例の塗布棒包装体1において、前記表示11は、平面視における塗布部材2a側から薬液収納部6側へ向かう方向に対して直交する方向に延びる線分11aであるので、線分11aの位置でシール本体8の引き剥がしを止めれば良いことを使用者に認識させることが可能となる。

0061

このように、上記実施例の塗布棒包装体1によれば、開封時に塗布棒2の落下や薬液5の漏出を防ぐように、シール本体8の引き剥がされる範囲を適正化し得る。

0062

尚、本発明の塗布棒包装体は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

0063

1塗布棒包装体
2 塗布棒
2a塗布部材
2b 軸部
3 塗布棒収納部
3a 開口部
4分離帯
5薬液
6 薬液収納部
6a 開口部
7カバー本体
7a 上面
7c カバー本体端部
8シール本体
8a 表面
8b シール本体端部
8c 裏面
8d シール本体端部
9 凸部
11 表示
11a線分
12シール接着部
13シール巾切り替え部
Wa シール巾
Wb シール巾

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