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技術 救命胴衣

出願人 東洋物産株式会社株式会社プロップ
発明者 小菅昭徳宮村信吾内田光也平野孝文
出願日 2019年8月28日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-155455
公開日 2021年3月1日 (4ヶ月経過) 公開番号 2021-030969
状態 未査定
技術分野 進水、水難救助、水中作業、探査
主要キーワード 取り付け材 カバー取付部材 雌型連結具 安全フック 縦ベルト フック取付部材 部取付部材 ランヤード
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2021年3月1日)のものです。
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図面 (14)

課題

フルハーネスを着用していても容易に着用できる救命胴衣を提供する。

解決手段

救命胴衣1は、首を通すための首穴10Hを有する部11A及び襟部11Aの下方に配置され、着用した場合にから胴の部分に位置し、左右方向の幅の長さW1が、襟部11Aの左右の幅の長さW2及び着用者別途着用するフルハーネスの一対の縦ベルトの間の長さより小さい胴部11Bを有するカバー10と、カバー10の内部に収納され、縦ベルトに連結する連結ベルト201、着用者の腰周り掛けまわされる腰ベルト、及び内部に空気を充填する充填部材を有する浮袋と、を備える。

概要

背景

工事などの作業を高所かつ下方に水面が広がっている場所において行う場合、作業者落下防止用のフルハーネスを着用し、さらに救命胴衣を着用する必要がある。この場合、作業者が着用する救命胴衣は作業の邪魔にならないようなものである必要がある。

この点に関し、上半身に装着し、平時には浮袋が折り畳まれ、水中に落下した場合にボンベの中の空気を浮袋に入れて膨らませる救命胴衣が従来用いられてきた(例えば、特許文献1及び特許文献2。)。

しかし、従来の技術では、フルハーネスとの物理干渉が考慮されておらず、フルハーネスを装着した状態では、救命胴衣を着用することができなかったり、困難であったりした。

概要

フルハーネスを着用していても容易に着用できる救命胴衣を提供する。救命胴衣1は、首を通すための首穴10Hを有する部11A及び襟部11Aの下方に配置され、着用した場合にから胴の部分に位置し、左右方向の幅の長さW1が、襟部11Aの左右の幅の長さW2及び着用者別途着用するフルハーネスの一対の縦ベルトの間の長さより小さい胴部11Bを有するカバー10と、カバー10の内部に収納され、縦ベルトに連結する連結ベルト201、着用者の腰周り掛けまわされる腰ベルト、及び内部に空気を充填する充填部材を有する浮袋と、を備える。

目的

本発明が解決しようとする課題は、フルハーネスを着用していても容易に着用できる救命胴衣を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

首を通すための首穴を有する部及び前記襟部の下方に配置され、着用した場合にから胴の部分に位置し、左右方向の幅の長さが、前記襟部の左右の幅の長さより小さい胴部を有するカバーと、前記カバーの内部に収納され、内部に空気を充填する充填部材を有する浮袋と、を備える救命胴衣

請求項2

前記胴部は、左右方向の中間部に前記首穴に接続し、下方に向かって延び、下端において開放する間隙部を有する請求項1に記載の救命胴衣。

請求項3

前記胴部は、左右の幅の長さが、着用者別途装着するフルハーネスの一対の縦ベルトの間の長さより小さい請求項1又は請求項2に記載の救命胴衣。

請求項4

前記カバーは、前記首穴の縁の左右及び上部に補強部材を有する請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の救命胴衣。

請求項5

前記カバーは、前記カバーに対して着脱可能な取付部材によって取り付けられるフックを有する請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の救命胴衣。

請求項6

前記浮袋は、着用者が別途装着するフルハーネスに連結する連結ベルトをさらに備える請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の救命胴衣。

技術分野

0001

本発明は、救命胴衣に関する。

背景技術

0002

工事などの作業を高所かつ下方に水面が広がっている場所において行う場合、作業者落下防止用のフルハーネスを着用し、さらに救命胴衣を着用する必要がある。この場合、作業者が着用する救命胴衣は作業の邪魔にならないようなものである必要がある。

0003

この点に関し、上半身に装着し、平時には浮袋が折り畳まれ、水中に落下した場合にボンベの中の空気を浮袋に入れて膨らませる救命胴衣が従来用いられてきた(例えば、特許文献1及び特許文献2。)。

0004

しかし、従来の技術では、フルハーネスとの物理干渉が考慮されておらず、フルハーネスを装着した状態では、救命胴衣を着用することができなかったり、困難であったりした。

先行技術

0005

特許第5107326号公報
特許第5401716号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明が解決しようとする課題は、フルハーネスを着用していても容易に着用できる救命胴衣を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

本発明が提供する救命胴衣は、首を通すための首穴を有する部及び前記襟部の下方に配置され、着用した場合にから胴の部分に位置し、左右方向の幅の長さが、前記襟部の左右の幅の長さより短い胴部を有するカバーと、前記カバーの内部に収納され、内部に空気を充填する充填部材を有する浮袋と、を備える救命胴衣である。

発明の効果

0008

本発明によれば、フルハーネスを着用していても容易に着用できる救命胴衣を提供することができる。

図面の簡単な説明

0009

第1の実施形態の救命胴衣の正面図。
第1の実施形態の救命胴衣の背面図。
第1の実施形態のカバーの分解斜視図。
第1の実施形態の膨脹前の浮袋の正面図。
第1の実施形態の膨脹前の浮袋の背面図。
フルハーネスを装着した着用者が、第1の実施形態の救命胴衣を着用した状態を示す正面図。
フルハーネスを装着した着用者が、第1の実施形態の救命胴衣1を着用した状態を示す背面図。
第1の実施形態の浮袋が膨らんだ状態を示す正面図。
第2の実施形態の救命胴衣の正面図。
第2の実施形態の救命胴衣の背面図。
第2の実施形態のカバーの分解斜視図。
第2の実施形態の膨脹前の浮袋の正面図。
第2の実施形態の膨脹前の浮袋の背面図。

実施例

0010

以下、本発明の救命胴衣の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。

0011

(第1の実施形態)
図1は本実施形態の救命胴衣1の正面図、図2は救命胴衣1の背面図である。また、図3はカバー10の分解斜視図、図4は膨脹前の浮袋20の正面図、図5は膨脹前の浮袋20の背面図である。

0012

図1から図3に示すように、救命胴衣1はカバー10と、カバー10の内部に折りたたまれて収納される浮袋20と、を備える。

0013

カバー10は、着用した場合に首の周りに配置される襟部11Aと、襟部11Aの下方に配置され、着用した場合に胸から胴の部分に配置される胴部11Bとを備える。

0014

襟部11Aは中心部分に首を通すための首穴10Hを有する。首穴10Hは、着用者の首を通すために必要かつ十分な大きさであり、着用者の頭部より大きく胴周りより小さい。

0015

襟部11Aは首穴10Hの縁の左右及び上部に補強部材101を有する。補強部材101は弾力性剛性を有し、合成繊維によって形成される。この補強部材101が取り付けられることにより、カバー10の破損を回避できるとともに、救命胴衣1を着用した場合に首周り装着感が改善される。

0016

胴部11Bは、左右方向の幅の長さW1が襟部11Aの左右方向の幅の長さW2より小さい。特に本実施形態の救命胴衣1は、胴部11Bの左右方向の幅の長さW1が、着用者が別途着用するフルハーネスの左右の縦ベルト30(図6参照。)の間の長さWGより小さい。

0017

従って、救命胴衣1は着用者が別途着用するフルハーネスに対して物理干渉を起こさず、着脱が容易となる。

0018

胴部11Bには反射材103が取り付けられる。

0019

浮袋20の連結ベルト201と胴ベルト202への連結部材202Aは、カバー10から引き出され、露出する。

0020

フック12は、カバー10から引き出され、露出する。

0021

図3に示すように、カバー10は、表材10Aと、裏材10Bと、を備える。

0022

表材10Aと裏材10Bとは同一形状をなす。また、表材10Aと、裏材10Bの縁には面ファスナーなどの着脱可能な縁部取付部材102が設けられる。裏材10Bには浮袋20のカバー取付部材204(図4参照。)と着脱可能に連結する取付ホック10Cが設けられる。

0023

表材10Aと裏材10Bとは、首穴10Hにおいて互いに縫い付けられ、さらに補強部材101が取り付けられる。

0024

裏材10Bの上端には、着脱可能な取り付け材によってフック12が取り付けられる。着脱可能な取り付け材としては、安全バックルや面ファスナーなどが挙げられるが、これらに限られない。安全バックルは、所定の荷重が加わると係合外れて二つに分離する取り付け材である。安全バックルを使用する場合には、一対のバックルのうち一方のバックルにベルトを通し、ベルトと裏材10Bを縫製する。他方のバックルはフック本体12Aにベルトを介して取り付けられる。安全バックルとしては、例えば株式会社マーゼンプロダクツ製のNPS−20等を使用することができる。

0025

面ファスナーを使用する場合、面ファスナーのフック面12Cが取り付けられ、このフック面12Cにフック12の面ファスナーのループ面12Bが取り付けられる。フック12のフック本体部12Aはカバー10から引き出されて露出する。

0026

フック12は着脱可能なフック取付部材(安全バックルやループ面12B及びフック面12Cを有する面ファスナー)によってカバー10に取り付けられているため、大きな力が加わったときにも安全に外れることができる。

0027

図4及び図5に示すように、浮袋20は、上端の辺が曲線をなす大略四角形の形状をなし、中心部分よりやや上方に首を通すための孔部20Hを有する。

0028

浮袋20は、互いに同形状の2枚の布を、内部の空気が漏れないように、例えばウレタンなどの熱可塑性樹脂シートを挟み、溶着される。浮袋20の表側には、反射材205と、カバー10の取付ホック10Cと着脱可能に連結するカバー取付部材204と、浮袋20内に空気を入れる充填部材206と、が取り付けられる。

0029

充填部材206には、口に咥えて息を吹き込む吹き込み口206Aや、圧縮ガス封入したボンベ206Bと水に濡れた場合や、引き紐206Dを引くなどして手動によって操作された場合にボンベからガスを浮袋20の内部に充填する充填機構206Cなどが含まれる。206Eは前記引き紐206Dの掴み玉である。

0030

浮袋20の下端部の両端には、装着者が別途着用するフルハーネスの縦ベルト30と浮袋20とを連結するための連結ベルト201が設けられる。

0031

連結ベルト201は、端部に雌型連結具が設けられる雌型ベルト201Aと、端部に雄型連結具が設けられる雄型ベルト201Bと、を備える。

0032

浮袋20の下端部には、着用者の胴周りに取り付けられる胴ベルト202と、浮袋20と胴ベルト202とを連結する連結部材202Aが設けられる。

0033

図6はフルハーネスを装着した着用者が救命胴衣1を着用した状態を示す正面図、図7はフルハーネスを装着した着用者が救命胴衣1を着用した状態を示す背面図である。

0034

ここで、フルハーネスについて説明する。フルハーネスは、装着者の背中に当たる部分に配置され、上部及び下部において二股に分かれる背ベルト31と、背ベルト31が上部において二股に分かれる部分に取り付けられるD環32と、背ベルト31が下部において二股に分かれる部分に取り付けられる腰ベルト34と、背ベルト31の下端部に取り付けられる一対の脚ベルト35と、を備える。

0035

上部において二股に分かれた背ベルト31は、装着者の前方から胸及び胴を経て腰ベルト34に連結し、さらに脚ベルト35に連結する一対の縦ベルト30を有する。

0036

救命胴衣1の着用者は、最初にフック本体部12AをD環32に取り付け、救命胴衣1の首穴10Hに首を通し、胴部11Bが胸から胴に掛けて位置するように救命胴衣1を着用する。

0037

さらに、左右の連結ベルト201をフルハーネスの左右それぞれの縦ベルト30に掛けまわして取り付ける。そして、胴ベルト202を胴の周りに掛けまわす。

0038

本実施形態の救命胴衣1は、胴部11Bの左右方向の幅の長さW1が、着用者が別途着用するフルハーネスの左右の縦ベルト30の間の長さWGより小さい。

0039

従って、救命胴衣1は縦ベルト30の上に被さらず、縦ベルト30に安全フック33Aを端部に有するランヤード33が接続された場合にも、ランヤード33とも物理干渉を起こさない。連結ベルト201を縦ベルト30に取り付ける場合にも、救命胴衣1をまくり上げることなどをせずに、迅速に取り付けることができる。

0040

またさらに、救命胴衣1は作業をする場合にも両腕に当たることがないため、作業の邪魔にならない。

0041

図8は、浮袋20が膨らんだ状態を示す正面図である。図8に示すように、浮袋20が膨らむと膨脹する力によってカバー10の表材10Aと裏材10Bとを接続していた縁部取付部材102は引きはがされる。さらに、着用者が落下してフルハーネスが吊り上げられ、着用者の首に大きな力が加わった場合にも、フック12は着脱可能なフック取付部材(安全バックルやループ面12B及びフック面12Cを有する面ファスナー)によってカバー10に取り付けられているため、フック12も外れ、首が締め付けられることもない。

0042

そして、カバー10は浮袋20とは縫い合わされておらず、カバー取付部材204は着脱可能であるため、カバー10は浮袋20から分離して外すことができる。

0043

なお、本実施形態の救命胴衣1は、従来の救命胴衣が有していた襟部の上端部から背中を経由して着用者の背後の胴ベルトに連結する背ベルトを有していない。

0044

従って、この点においても本実施形態の救命胴衣1は着用がさらに容易である。

0045

以上述べたように、本実施形態の救命胴衣1は、首を通すための首穴10Hを有する襟部11A及び襟部11Aの下方に配置され、着用した場合に胸から胴の部分に位置し、左右方向の幅の長さW1が、着用者が別途着用するフルハーネスの一対の縦ベルト30の間の長さWGより小さい胴部11Bを有するカバー10と、カバー10の内部に収納され、縦ベルト30に連結する連結ベルト201、着用者の腰周りに掛けまわされる腰ベルト34、及び内部に空気を充填する充填部材206を有する浮袋20と、を備える。

0046

従って、本実施形態の救命胴衣1は、着用者が別途装着するフルハーネスの縦ベルト30と物理干渉を起こさず、フルハーネスを着用していても容易に着用できるという効果がある。

0047

(第2の実施形態)
本実施形態の救命胴衣2は、第1の実施形態の救命胴衣1の胴部11Bが一つであるのに対し、胴部11Bに間隙部11Cがある点において異なる。この相違点のため、本実施形態のカバー40の形状は第1の実施形態のカバー10の形状と異なる。

0048

図9は本実施形態の救命胴衣2の正面図、図10は救命胴衣2の背面図である。また、図11はカバー40の分解斜視図、図12は膨脹前の浮袋50の正面図、図13は膨脹前の浮袋50の背面図である。

0049

図9から図13までの図に示すように、救命胴衣2はカバー40と、カバー40の内部に折りたたまれて収納される浮袋50と、を備える。

0050

カバー40は、着用した場合に首の周りに配置される襟部11Aと、襟部11Aの下方に配置され、着用した場合に胸から胴の部分に配置される胴部11Bとを備える。

0051

襟部11Aは中心部分に首を通すための首穴10Hを有する。首穴10Hは、着用者の首を通すために必要かつ十分な大きさであり、着用者の胴周りより小さい。

0052

襟部11Aは首穴10Hの縁の左右及び上部に補強部材101を有する。補強部材101は弾力性と剛性を有し、合成繊維によって形成される。この補強部材101が取り付けられることにより、カバー40の破損を回避できるとともに、救命胴衣2を着用した場合に首周りの装着感が改善される。

0053

胴部11Bは、胴部11Bの左右方向の中間部に首穴10Hに接続し、下方に向かって上下方向に延び、胴部11Bの下端において開放する間隙部11Cを有する。

0054

本実施形態の救命胴衣2は間隙部11Cがあるため、より容易に着用できる。

0055

胴部11Bは、左右方向の幅の長さW3が襟部11Aの左右方向の幅の長さW4より小さい。特に本実施形態の救命胴衣1は、胴部11Bの左右方向の幅の長さW3が、着用者が別途着用するフルハーネスの左右の縦ベルト30の間の長さWGより小さい。

0056

従って、救命胴衣2は着用者が別途着用するフルハーネスに対して物理干渉を起こさず、着脱が容易となる。

0057

胴部11Bには反射材103が取り付けられる。

0058

浮袋50の連結ベルト201と胴ベルト202への連結部材202Aは、カバー40から引き出され、露出する。

0059

フック12は、カバー40から引き出され、露出する。

0060

図11に示すように、カバー40は、表材40Aと、裏材40Bと、を備える。

0061

表材40Aと裏材40Bとは同一形状をなす。また、表材40Aと、裏材40Bの縁には面ファスナーなどの着脱可能な縁部取付部材102が設けられる。裏材40Bには浮袋20のカバー取付部材204(図12参照。)と着脱可能に連結する取付ホック40Cが設けられる。

0062

表材40Aと裏材40Bとは、首穴10H及び間隙部11Cにおいて互いに縫い付けられ、さらに補強部材101が取り付けられる。

0063

裏材40Bの上端には、着脱可能な取り付け材によってフック12が取り付けられる。着脱可能な取り付け材としては、安全バックルや面ファスナーなどが挙げられるが、これらに限られない。安全バックルは、所定の荷重が加わると係合が外れて二つに分離する取り付け材である。安全バックルを使用する場合には、一対のバックルのうち一方のバックルにベルトを通し、ベルトと裏材40Bを縫製する。他方のバックルはフック本体12Aにベルトを介して取り付けられる。安全バックルとしては、例えば株式会社マーゼンプロダクツ製のNPS−20等を使用することができる。

0064

面ファスナーを使用する場合、面ファスナーのフック面12Cが取り付けられ、このフック面12Cにフック12の面ファスナーのループ面12Bが取り付けられる。フック12のフック本体部12Aはカバー40から引き出されて露出する。

0065

フック12は着脱可能なフック取付部材(安全バックルやループ面12B及びフック面12Cを有する面ファスナー)によってカバー40に取り付けられているため、大きな力が加わったときにも安全に外れることができる。

0066

図12及び図13に示すように、浮袋50は、上端の辺が曲線をなすほぼ矩形の形状をなし、中心部分よりやや上方に首を通すための孔部20Hを有する。

0067

浮袋50は、浮袋50の左右方向の中間部に孔部20Hに接続し、下方に向かって上下方向に延び、浮袋50の下端において開放する浮袋間隙部50Cを有する。

0068

浮袋50は、互いに同形状の2枚の布を、内部の空気が漏れないように、例えばウレタンなどの熱可塑性樹脂のシートを挟み、溶着される。浮袋50の表側には、反射材205と、カバー40の取付ホック40Cと着脱可能に連結するカバー取付部材204と、浮袋50内に空気を入れる充填部材206と、が取り付けられる。

0069

充填部材206には、口に咥えて息を吹き込む吹き込み口206Aや、圧縮ガスを封入したボンベ206Bと水に濡れた場合や、引き紐206Dを引くなどして手動によって操作された場合にボンベからガスを浮袋50の内部に充填する充填機構206Cなどが含まれる。

0070

浮袋50の下端部の両端には、装着者が別途着用するフルハーネスの縦ベルト30と浮袋50とを連結するための連結ベルト201が設けられる。

0071

連結ベルト201は、端部に雌型連結具が設けられる雌型ベルト201Aと、端部に雄型連結具が設けられる雄型ベルト201Bと、を備える。

0072

浮袋50の下端部には、着用者の胴周りに取り付けられる胴ベルト202と、浮袋20と胴ベルト202とを連結する連結部材202Aが設けられる。

0073

フルハーネスを装着した着用者が救命胴衣2を着用した状態は、胴部11Bに間隙部11Cがある以外は図6及び図7に示す状態と同様である。

0074

救命胴衣2の着用者は、最初にフック本体部12AをD環32に取り付け、救命胴衣2の首穴10Hに首を通し、胴部11Bが胸から胴に掛けて位置するように救命胴衣2を着用する。

0075

さらに、左右の連結ベルト201をフルハーネスの左右それぞれの縦ベルト30に掛けまわして取り付ける。そして、胴ベルト202を胴の周りに掛けまわす。

0076

本実施形態の救命胴衣2は、胴部11Bの左右方向の幅の長さW3が、着用者が別途着用するフルハーネスの左右の縦ベルト30の間の長さWGより小さい。

0077

従って、救命胴衣2は縦ベルト30の上に被さらず、縦ベルト30に安全フック33Aを端部に有するランヤード33が接続された場合にも、ランヤード33とも物理干渉を起こさない。連結ベルト201を縦ベルト30に取り付ける場合にも、救命胴衣2をまくり上げることなどをせずに、迅速に取り付けることができる。

0078

またさらに、救命胴衣2は作業をする場合にも両腕に当たることがないため、作業の邪魔にならない。

0079

加えて、本実施形態の救命胴衣2は間隙部11Cが設けられているため、着用がさらに容易になる。

0080

浮袋50が膨らんだ状態は、浮袋間隙部50Cがある以外は、図8に示す状態と同様である。

0081

浮袋50が膨らむと膨脹する力によってカバー40の表材40Aと裏材40Bとを接続していた縁部取付部材102は引きはがされる。さらに、着用者が落下してフルハーネスが吊り上げられ、着用者の首に大きな力が加わった場合にも、フック12は着脱可能なフック取付部材(安全バックルやループ面12B及びフック面12Cを有する面ファスナー)によってカバー10に取り付けられているため、フック12も外れ、首が締め付けられることもない。

0082

そして、カバー40は浮袋50とは縫い合わされておらず、カバー取付部材204は着脱可能であるため、カバー40は浮袋50から分離して外すことができる。

0083

なお、本実施形態の救命胴衣2は、従来の救命胴衣が有していた襟部の上端部から背中を経由して着用者の背後の胴ベルトに連結する背ベルトを有していない。

0084

従って、この点においても本実施形態の救命胴衣2は着用がさらに容易である。

0085

以上述べたように、本実施形態の救命胴衣2は、首を通すための首穴10Hを有する襟部11A及び襟部11Aの下方に配置され、着用した場合に胸から胴の部分に位置し、左右方向の幅の長さW3が、着用者が別途着用するフルハーネスの左右の縦ベルト30の間の長さWGより小さいく、左右方向の中間部に首穴10Hに接続し、下方に向かって上下方向に延び、下端において開放する間隙部11Cを有する胴部11Bを有するカバー40と、カバー40の内部に収納され、中心部分よりやや上方に首を通すための孔部20H、左右方向の中間部に孔部20Hに接続し、下方に向かって上下方向に延び、下端において開放する浮袋間隙部50C、縦ベルト30に連結する連結ベルト201、着用者の腰周りに掛けまわされる腰ベルト34、及び内部に空気を充填する充填部材206を有する浮袋50と、を備える。

0086

従って、本実施形態の救命胴衣2は、着用者が別途装着するフルハーネスの縦ベルト30と物理干渉を起こさず、フルハーネスを着用していてもさらに容易に着用できるという効果がある。

0087

1救命胴衣
2 救命胴衣
10カバー
10A表材
10B裏材
10C取付ホック
10H首穴
11A襟部
11B胴部
11C間隙部
12フック
12A フック本体部
12Bループ面
12Cフック面
20浮袋
20H 孔部
30縦ベルト
31背ベルト
32リング
33ランヤード
33A安全フック
34腰ベルト
35 脚ベルト
40 カバー
40A 表材
40B 裏材
40C 取付ホック
50 浮袋
50C 浮袋間隙部
101補強部材
102 縁部取付部材
103反射材
201連結ベルト
201A雌型ベルト
201B雄型ベルト
202胴ベルト
202A連結部材
204カバー取付部材
205 反射材
206 充填部材

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  • 橋田 明良の「 回収用フロート」が 公開されました。( 2021/05/20)

    【課題】比較的小型かつ軽量で、被装着体や水中の障害物などに引っ掛かりにくく、被装着体の回収率を高めることができる回収用フロートを提供する。【解決手段】フロート本体11が、概ね球状を成し、水に浮くよう形... 詳細

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