図面 (/)

技術 シート材載置装置及び画像形成装置

出願人 株式会社リコー
発明者 田中瑞来
出願日 2019年7月25日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-136662
公開日 2021年2月18日 (3ヶ月経過) 公開番号 2021-020750
状態 未査定
技術分野 ベルト、ローラ以外の手段による供給 電子写真における紙送り シート、マガジン及び分離
主要キーワード 端面エッジ フェンス部材 摺動関係 突出基端 記載置部材 取り付き カシメ結合 クリック爪
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2021年2月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

フェンス部材位置変更に当たっての操作性を従来に比して向上させることができるシート材置装置を提供する。

解決手段

載置するシート材の端面位置規制するフェンス部材10aを位置変更可能に備えたシート材載置装置において、フェンス部材10aは、位置変更時に載置装置本体の底面1aの上を摺動する摺動面部を有し、摺動面部の摺動方向端部は底面1aから離れるように曲がる曲げ形状19を有する。底面1aより上方にシート材を載置する載置部材2を有し、摺動面部は載置部材2と底面1aとの間に位置し、曲げ形状19の面の底面1aとなす角が鋭角である。

概要

背景

従来、載置するシート材端面位置規制するフェンス部材位置変更可能に備えたシート材載置装置が知られている。
例えば特許文献1には、用紙(シート材)の端面位置を規制する垂直に起立した側板と、側板の下端から水平に延びる水平板部とを有する形状の左右一対設けられたサイドカーソル(フェンス部材)を左右方向で同量だけ移動可能に備えた給紙カセット(シート材載置装置)が開示されている。サイドカーソルは水平板部の一部でカセットの底面部に摺動可能に支持されている。

概要

フェンス部材の位置変更に当たっての操作性を従来に比して向上させることができるシート材載置装置を提供する。載置するシート材の端面位置を規制するフェンス部材10aを位置変更可能に備えたシート材載置装置において、フェンス部材10aは、位置変更時に載置装置本体の底面1aの上を摺動する摺動面部を有し、摺動面部の摺動方向端部は底面1aから離れるように曲がる曲げ形状19を有する。底面1aより上方にシート材を載置する載置部材2を有し、摺動面部は載置部材2と底面1aとの間に位置し、曲げ形状19の面の底面1aとなす角が鋭角である。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

載置するシート材端面位置規制するフェンス部材位置変更可能に備えたシート材載置装置において、前記フェンス部材は、位置変更時に載置装置本体の底面の上を摺動する摺動面部を有し、前記摺動面部の摺動方向端部は前記底面から離れるように曲がる曲げ形状を有することを特徴とするシート材載置装置。

請求項2

前記底面より上方にシート材を載置する載置部材を有し、前記摺動面部は前記載置部材と前記底面との間に位置し、前記曲げ形状の面の前記底面となす角が鋭角であることを特徴とする請求項1のシート材載置装置。

請求項3

摺動方向に直交する方向の前記摺動面部の幅よりも狭い幅を有して前記摺動面部に接触する前記底面の摺動部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート材載置装置。

請求項4

前記フェンス部材は摺動方向に直交する幅方向における所定の範囲に亘って前記底面と対向する対向部分を有し、前記曲げ形状の面を有する部分は前記対向部分の幅方向の一部からシート材中央側に突出するように形成され、前記曲げ形状の曲がりは突出基端よりも先端側から開始することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載のシート材載置装置。

請求項5

前記フェンス部材は板金で形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載のシート材載置装置。

請求項6

前記底面は樹脂材により形成されていることを特徴とする請求項5に記載のシート材載置装置。

請求項7

前記フェンス部材は前記シート材の幅方向の両側の端面位置を規制するように一対設けられたサイドフェンス部材である請求項1乃至6の何れか一に記載のシート材載置装置。

請求項8

請求項1乃至7の何れか一に記載のシート材載置装置と、前記シート材載置装置からシート材を給送する給送装置と、シート材に画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置

技術分野

0001

本発明は、シート材置装置及び画像形成装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、載置するシート材の端面位置規制するフェンス部材位置変更可能に備えたシート材載置装置が知られている。
例えば特許文献1には、用紙(シート材)の端面位置を規制する垂直に起立した側板と、側板の下端から水平に延びる水平板部とを有する形状の左右一対設けられたサイドカーソル(フェンス部材)を左右方向で同量だけ移動可能に備えた給紙カセット(シート材載置装置)が開示されている。サイドカーソルは水平板部の一部でカセットの底面部に摺動可能に支持されている。

発明が解決しようとする課題

0003

従来の装置ではフェンス部材の位置変更に当たっての操作性に関し改善の余地が残っていた。

課題を解決するための手段

0004

上述した課題を解決するために、本発明は、載置するシート材の端面位置を規制するフェンス部材を位置変更可能に備えたシート材載置装置において、前記フェンス部材は、位置変更時に載置装置本体の底面の上を摺動する摺動面部を有し、前記摺動面部の摺動方向端部は前記底面から離れるように曲がる曲げ形状を有することを特徴とするものである。

発明の効果

0005

本発明によれば、フェンス部材の位置変更に当たっての操作性を従来に比して向上させることができる。

図面の簡単な説明

0006

実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図。
給紙トレイの斜視図。
画像形成装置本体に収納された状態での給紙トレイの断面図。
サイドフェンスにより用紙側面を規制した状態の説明図。
一方のサイドフェンスの斜視図。
サイドフェンスの連動機構の説明図。
サイドフェンスレバーが設けられたサイドフェンスの斜視図。
図7示すX−X線による断面図。
サイドフェンス板金部の摺動によるガイド構造を示す拡大斜視図。
図7におけるY−Y線による断面図。
図10(a)中の矢印C方向からみた拡大図。
サイドフェンス板金部と給紙トレイ本体とが摺動する箇所の拡大斜視図。
曲げ角度αの説明図。
曲げ位置の説明図。

実施例

0007

以下の説明で「画像形成装置」とは、紙、OHPシート、糸、繊維、布帛皮革、金属、プラスチックガラス、木材、セラミックス等の媒体現像剤やインクを付着させて画像形成を行う装置を意味する。また「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与することをも意味する。また、「シート材」とは紙(用紙)に限らず、OHPシート、布帛なども含み、現像剤やインクを付着させることができる媒体の意味であり、被記録媒体記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものも含む。以下の実施形態ではシート材を「用紙」として説明し、また各構成部品の説明にある寸法、材質、形状、その相対配置などは例示であって、特に特定的な記載がない限りこの発明の範囲をそれらに限定する趣旨ではない。

0008

本発明を電子写真方式の画像形成装置としての複写機のシート材載置装置としての給紙カセットに適用した実施形態について説明する。インクジェット方式などの電子写真方式以外の画像形成装置にも適用可能である。また、給紙カセット以外の手差し給紙カセット原稿給送装置なでにも適用可能である。

0009

図1は、本発明を適用可能な画像形成装置100の概略構成を示す図である。
同図に示すように、画像形成装置100は、自動原稿送り装置110、読取装置120、作像装置130、定着装置140、給紙装置150、排紙装置160及び再給紙装置170を備えている。これらが、画像形成部を構成している。

0010

自動原稿送り装置110は、この実施形態は、シートスルー読み取りに対応した原稿送り機構を有する。読取装置120は、自動原稿送り装置110によって読み取り位置まで送られてきた原稿を搬送している状態で読み取る公知のものである。

0011

作像装置130は、感光体帯電チャージャ光書き込みユニット現像ユニット転写ユニットクリーニングユニット除電ユニットなどを備えた公知のものである。すなわち、作像装置130は、帯電チャージャにより電位を付与した感光体に、光書き込みユニットにより潜像を形成し、この潜像を現像ユニットにより顕像化されたトナー像を、転写ユニットにより記録紙上に転写する。また、転写されずに残ったトナーは、クリーニングユニットによりクリーニングされ、また、感光体表面に残った電位は、徐電ユニットにより零電位に戻される。

0012

定着装置140は、加圧ローラ140bと熱ローラ140aを対とする定着ローラ対を備えている。給紙装置150は、シート材載置装置としての給紙トレイ1に集積された記録紙を1枚ずつ引き出し、作像装置130の転写ユニット側に送り出す。排紙装置160は、定着装置140から搬送される記録紙を排紙トレイ163へ排紙する一方で、再給紙装置170側へスイッチバックさせることができる。すなわち、排紙装置160は、一対の排紙ローラ161a,161bを備え、排紙センサ162により、記録紙が排紙ローラ161a,161bに端部が挟まれたニップ状態を検出したら、排紙ローラ161a,161bを逆転させて、再給紙装置170に供給する。

0013

再給紙装置170は、作像装置130により作像されて排紙装置160の排紙ローラ161a,161bにニップ状態となった記録紙を、点線にて示すスイッチバック経路171を経てその裏面に転写可能な向きとして、作像装置130に供給する。なお、一対の排紙ローラ161a,161bは、外歯歯車を噛み合わせるなどして、回転入力に対し、両者が逆回転する構造となっている。

0014

図2は給紙トレイ1の斜視図である。給紙トレイ1には載置部材としての昇降可能な昇降底板2、用紙の幅方向に移動可能(位置変更可能)で、用紙の側面を規制し幅方向の位置を決めるためのサイドフェンス部材であるサイドフェンス4a、4b、フリクションパッド7が設けられている。以上の部品は給紙トレイ本体1aに設けられている。また、この給紙トレイ1は給紙トレイ本体1aと連結し伸縮可能である後トレイ5を備えている。この後トレイ5には用紙の搬送方向に移動可能で用紙後端を規制するためのエンドフェンス6が設けられている。給紙トレイ1の前方には、給紙トレイ1と連結し、画像形成装置本体に出し入れ可能とするための取っ手3が設けられている。

0015

図3は画像形成装置本体に収納された状態での給紙トレイの断面図である。給紙トレイ1を画像形成装置本体へ入れると、昇降底板2は給紙スプリング9に押圧された状態で給紙トレイ1に設けられている回動軸を中心に上昇する。本体側に回転可能に軸支された給紙コロ8に昇降底板2は当接し、給紙コロ8に駆動がかかると昇降底板2にのせた用紙が搬送される。このとき、サイドフェンス4a、4bが用紙の側面(側方の端面)に隙間無く当接して位置を規制し、用紙の斜行や幅方向の位置ズレの発生を防止する。

0016

図4はサイドフェンス4a、4bにより用紙側面を規制した状態の説明図である。サイドフェンス4a、4bは、樹脂で構成されているものが一般的には採用されている。樹脂製の場合、図4に示すように用紙Pに当接させたときにサイドフェンス4a、4bが変形することで、上方の間隔が矢印Aで示すように開いてしまい、用紙の位置精度が悪くなるという欠点がある。また、サイドフェンス4a、4bを移動させるときにユーザーが変形させてしまい、スムーズに操作できなくなる(操作性が悪い)というデメリットがある。本実施形態では、これらの課題を解消するためにサイドフェンス4a、4bを板金で構成している。そして、後述するように板金で構成したことによって新たに発生した課題を解決する構成も採用している。

0017

図5は一方のサイドフェンス4aの斜視図である。サイドフェンス4aは板金で構成されたサイドフェンス板金部10aを備えている。このサイドフェンス板金部10aは鉛直方向に起立した垂直部とその下端から水平に延びた水平部と有する形状である。このサイドフェンス板金部10aに取り付き、垂直部のシート材側の面をカバーする樹脂性のサイドフェンスカバー11aも備えてる。また、サイドフェンス板金部10の水平部とカシメ結合された板金製のラック12aも備えている。サイドフェンス板金部10aの垂直部のシート材とは反対の面側には給紙トレイ1に対してロックされた状態からユーザー操作により解除するためのサイドフェンスレバー13も備えている(図7参照)。

0018

図6はサイドフェンス4a、4bの連動機構の説明図である。昇降底板2の取り外して上方からみ見た図である。サイドフェンス板金部10a、10b、サイドフェンスカバー11a、11bは左右のサイドフェンス4a、4bで互いに略対称の形状である。図6の左側を10a、11a、右側を10b、11bというように、添え字として左側はa、右側はbの英文字を付している。ラック12a、12bは左右で共通の部品を使用している。

0019

サイドフェンス板金部10a、10bはともに給紙トレイ1に摺動によってガイドされ、図6の左右方向にそれぞれ移動可能となっている。この摺動によるガイドのための構造については後に詳述する。左右のラック12a、12bの歯面は互いに対向しており、それぞれピニオンギヤ14の歯とかみ合っている。ピニオンギヤ14はその中心が給紙トレイ1に軸支され、回転可能な状態で抜け止めとして中心にネジ締結している。

0020

サイドフェンス板金部10aを動かすとピニオンギヤ14を介してサイドフェンス板金部10bも連動する。これにより、サイドフェンスレバー13が設けられた側(サイドフェンス4a)を操作して用紙端面にサイドフェンスカバー11aの位置を合わせると、反対側(サイドフェンス4b)も連動して動作してサイドフェンスカバー11bの位置も用紙端面に合うことになる。

0021

図7はサイドフェンスレバー13が設けられたサイドフェンス4aのシート材とは反対の面(用紙当接面に対して裏側の面)側を示す斜視図である。図8図7示すX−X線による断面図であり、サイドフェンス4a、4bのロック機構の説明図である。サイドフェンス4a、4bは種々のサイズに対応して用紙位置を規制するので、任意の位置でロックできる必要がある。図7において、サイドフェンスカバー11aはサイドフェンス板金部10aの垂直部に勘合する。具体的にはこの垂直部に形成された貫通穴30を取付時に追加したサイドフェンスカバー11aと一体の嵌合爪31が貫通穴30の下方の部分に引っ掛かる形で勘合している。

0022

また、サイドフェンスカバー11aには、サイドフェンスレバー13、ロック爪15、クリック爪17を保持するための部分も一体に形成されており、同様にサイドフェンス板金部10aの垂直部に形成された貫通穴を介してシート材とは反対の面側に露出している。サイドフェンスレバー13は回動可能に軸支され、ロック爪15、クリック爪17はそれぞれ上下方向にスライド可能にガイドされ、ロック爪スプリング16、およびクリック爪スプリング18にて下方へ付勢されている。

0023

図8(a)はロック状態図8(b)はロック解除状態を示す。ロック爪15は、下面がラッチ形状になっており、給紙トレイ1に設けられたラッチ形状部32に係合可能となっている。ロック爪15はサイドフェンスレバー13の回動に連動して、上下に動作できるように引っ掛けが設けられている。ユーザーが操作しないときは、ロック爪スプリング16によって図8(a)に示すようにラッチが係合し、図の左方向へは移動できなくなり、ロック状態になる。

0024

ユーザーがサイドフェンスレバー13を押すと図8(b)に示すようにロック爪15が引き上げられ、給紙トレイ1のラッチ形状部32との係合が外れ、サイドフェンスは移動可能な状態となる。一方、図7のクリック爪17はサイドフェンス移動時に給紙トレイ1の定型サイズ位置に設けられた溝にてクリック感を出すことで、ユーザーに定型サイズ位置を認識させ、サイドフェンスの微小なセット位置のずれを防止する目的で設けている。

0025

図9はサイドフェンス板金部10a、10bの衝動によるガイド構造を示す拡大斜視図である。本実施形態では板金で構成したことによって新たに発生した課題を解決する構成として、曲げ形状の面を有する部分としてのサイドフェンス板金部10aにおける曲げ部19を形成している。

0026

サイドフェンス4a、4bを移動させるときは、サイドフェンス板金部10aの下面と給紙トレイ本体1aの底面とが摺動する構成となっている。図10図7におけるY−Y線による断面図であり、図10(a)は摺動関係にある箇所の説明図、図10(b)は矢印Bで示す向きの移動中の説明図である。図11図10(a)中の矢印C方向からみた拡大図である。

0027

サイドフェンス板金部10aは給紙トレイ1本体1aの底面にガイドされて移動可能となっているが、スムーズに操作するためには構成上、上下方向にはガタを設けざるを得ない。よって、図10(b)に示すように移動方向にやや倒れた形になってしまう。また、サイドフェンス板金部10aはユーザーが触ることが可能なので、プレス加工時のバリが上面に発生しないように抜き方向を設定する必要があり、必然的に下面にバリが発生してしまう。以上より、サイドフェンス操作時には、サイドフェンス板金部10aの下面エッジ19eが給紙トレイ本体1aの摺動面を削ってしまうことで、操作性の悪化やキズの発生に繋がってしまう。特にこの摺擦面が樹脂材で構成されている場合には削れ易い。

0028

これを解消するために、本実施形態では図9に示すように、サイドフェンス板金部10aに曲げ部19を設けている。サイドフェンス板金部10aには前後2ヶ所に曲げ部19を設け、給紙トレイ本体1aには曲げ部19に相当する摺動部にリブ20を設けている。これにより、図10(a)に示すように、曲げ先端の下面エッジ19eを、給紙トレイ本体1aのリブ20から離間させることができ、操作時のエッジの接触を防止できる。また、図10(b)に示すように、サイドフェンス移動時に傾きがあったとしても、その傾きに対して、曲げの高さを適切に設定しておけば曲げ先端の下面エッジ19eのリブ20への接触を防止できる。また、図11に示すように、リブ20で構成した摺動部の幅はサイドフェンスの曲げ部19の幅より十分狭く、この曲げ部19の幅内にリブ20が位置するように位置関係を設定しているので直交するエッジ33(図9図11参照)が摺動部であるリブ20と接触してしまって操作性を悪化させるのを防止できる。

0029

図12はサイドフェンス板金部10aの下面と給紙トレイ本体1aの底面とが摺動する箇所の拡大斜視図である。サイドフェンス板金部10aの摺動部は昇降底板2より下方に位置しているので、小サイズ紙をセットするときは図12のようにサイドフェンス板金部10aの曲げ部19が昇降底板2の下に潜り込む場合がある。昇降底板2は用紙積載に耐えうるための強度が必要なので、その外周には補強のためのフランジ21が設けられている。これに接触せずに潜り込むためには曲げ部19の高さはより小さく設定しなければいけない。曲げの角度が直角だと、加工上必要な曲げの長さが確保できず、プレス加工が出来ない。この観点から、図13に示す曲げ角度α(曲げ形状の面の底面となす角)を90度よりも小さい鋭角に設定することが好ましい。これによれば、加工性を確保することができるので、高さ方向の省スペース化を実現できる。

0030

サイドフェンス板金部10aの曲げ部19以外のエッジ、例えば図14(a)に示す端面エッジ22eはサイドフェンス4a、4bの倒れがあった場合は前述と同様、給紙トレイ本体1aの摺動部(リブ20)に接触してしまう可能性がある。そこで、曲げ部19以外でサイドフェンス移動方向と直交する端面エッジ22eについては、曲げ位置19rよりも、凹となる位置(先端ではなく後端側の位置)に退避させる。これにより、図14(b)及び(c)に示すように、給紙トレイ本体1aの摺動部との接触を回避可能となる。

0031

なお、曲げ部19以外でサイドフェンス移動方向と直交する端面エッジ22eが生じるのは、次の場合である。すなわち、サイドフェンス板金部10aが摺動方向に直交する幅方向における所定の範囲に亘って給紙トレイ本体1aの底面と対向する対向部分を有し、曲げ部19がこの対向部分の幅方向の一部からシート材中央側に突出するように形成されている場合である。そして、この場合、「曲げ部19以外でサイドフェンス移動方向と直交する端面エッジ22e」の位置は、この突出の基端の位置である。よって、「端面エッジ22eにつき、曲げ位置19rよりも、凹となる位置(先端ではなく後端側の位置)に退避させる」ということは、前記曲げ形状の曲がり開始の位置を突出基端の位置よりも先端側にすることと言い換えれる。

0032

図14(c)は図10(b)と同様にサイドフェンス移動時に倒れが発生した場合の図である。図14(b)に示すように、端面エッジ22eは曲げ位置19rよりも図中左(先端ではなく後端側の位置)に位置しており、移動方向である図の右方向に対して退避した位置にある。これにより、図14(c)に示すように、サイドフェンスに倒れが発生した場合でも、曲げ位置19rを支点にして上昇し、リブ20に対して端面エッジ22eは離間する方向なので、操作負荷が増大や削れが発生することは無い。

0033

以上に説明したものは一例であり、種々の変形が可能であり、また、他の種々の装置に適用可能である。例えば、以上の例は、フェンス部材が金属で摺動の相手の摺動面部が樹脂であるというように相手の摺動面部を削り易く、最も不具合が生じ易い態様であるが、これに限られない。硬度が逆の関係であったり、硬度が同程度あったりした場合にも適用できる。何れも、エッジ部の接触による操作性の悪化を軽減できる。

0034

また、以上の例は板金のバリが残るエッジによる相手の摺動面部分の削れに着目したが、樹脂成型品パーティングラインに生じる異形状部分による相手の摺動面部分の削れを避けるのにも有効である。

0035

1 :給紙トレイ
1a :給紙トレイ本体
2 :昇降底板
3 :取っ手
4a :サイドフェンス
4b :サイドフェンス
5 :後トレイ
6 :エンドフェンス
7 :フリクションパッド
8 :給紙コロ
9 :給紙スプリング
10 :サイドフェンス板金部
10a :板金部
10b :サイドフェンス板金部
11a :サイドフェンスカバー
11b :サイドフェンスカバー
12a :ラック
12b :ラック
13 :サイドフェンスレバー
14 :ピニオンギヤ
15 :ロック爪
16 :ロック爪スプリング
17 :クリック爪
18 :クリック爪スプリング
19 :曲げ部
19e :下面エッジ
19r :曲げ位置
20 :リブ
21 :フランジ
22e :端面エッジ
30 :貫通穴
31 :嵌合爪
32 :ラッチ形状部
33 :エッジ
P :用紙
α :曲げ角度

先行技術

0036

特開2009−137701号公報

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • サンエンヂニアリング株式会社の「 シート材搬送装置」が 公開されました。( 2021/04/01)

    【課題】箱用シート材を検査する所定搬送速度の搬送部を有する場合でも、箱用シート材を確実に略等間隔に整列させて、所定枚数の計数と取り出し及び箱詰め作業を効率化するシート材搬送装置を提供する。【解決手段】... 詳細

  • 富士ゼロックス株式会社の「 記録材搬送システム、記録材搬送装置、および、画像形成装置」が 公開されました。( 2021/04/01)

    【課題】複数の搬送装置を跨った状態で停止された記録材の処置についての情報を1つの画面に表示してこの処置の方法を通知する場合に比べ、複数の搬送装置を跨った状態で停止された記録材の処置を作業者が行う際の作... 詳細

  • 富士ゼロックス株式会社の「 画像形成装置」が 公開されました。( 2021/04/01)

    【課題】省スペース化を図る。【解決手段】画像形成装置は、画像が形成される記録媒体を支持する胴と、前記胴の軸方向端部に配置された回転体と、を有する画像形成部と、前記回転体に張架され、該回転体の回転に伴っ... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ