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技術 ユーザ装置及び通信方法

出願人 株式会社NTTドコモ
発明者 安川真平工藤理一ゾリーグアナラ丸小倫己
出願日 2017年9月29日 (3年7ヶ月経過) 出願番号 2017-190195
公開日 2021年1月28日 (3ヶ月経過) 公開番号 2021-010044
状態 未査定
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 機能区分 サイドリンク 発見信号 国境付近 送受信帯域幅 ワイヤレスユニット 複数要素 ドローン
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図面 (11)

課題

2Dに必要な通信パラメータが地域によって異なり得る場合、ユーザ装置間で通信パラメータを整合させ、相互接続性の確保又は性能劣化の回避を実現する。

解決手段

D2Dサポートする無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置は、D2Dに用いられる地域別の通信パラメータを記憶する通信パラメータ配信サーバから、当該ユーザ装置が位置する地域に対応する通信パラメータを受信する受信部と、前記受信した通信パラメータを設定する通信パラメータ設定部と、前記設定された通信パラメータに従って通信を行う通信処理部とを有する。

概要

背景

LTE(Long Term Evolution)及びLTEの後継システム(例えば、LTE−A(LTE−Advanced)、NR(New Radio)(5Gとも呼ぶ))では、ユーザ装置同士が無線基地局を介さないで直接通信を行うD2D(Device to Device)技術が検討されている。

D2Dは、ユーザ装置と基地局との間のトラフィックを軽減したり、災害時などに基地局が通信不能になった場合でもユーザ装置間の通信を可能とする。

D2Dは、通信可能な他のユーザ装置を見つけ出すためのD2Dディスカバリ(D2D discovery、D2D発見ともいう)と、ユーザ装置間で直接通信するためのD2Dコミュニケーション(D2D direct communication、D2D通信、端末間直接通信などともいう)と、に大別される。以下では、D2Dコミュニケーション、D2Dディスカバリなどを特に区別しないときは、単にD2Dと呼ぶ。また、D2Dで送受信される信号を、D2D信号と呼ぶ。

なお、3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、D2Dを「サイドリンク(sidelink)」と称しているが、本明細書では、より一般的な用語であるD2Dを使用する。ただし、後述する実施の形態の説明では必要に応じてsidelinkも使用している。

また、3GPPでは、上記のD2D機能を拡張することでV2X(Vehicle to Everything)を実現することが検討され、仕様化が進められている。ここで、V2Xとは、ITS(Intelligent Transport Systems)の一部であり、図1に示すように、自動車間で行われる通信形態を意味するV2V(Vehicle to Vehicle)、自動車道路脇に設置される路側機(RSU:Road−Side Unit)との間で行われる通信形態を意味するV2I(Vehicle to Infrastructure)、自動車とドライバーモバイル端末との間で行われる通信形態を意味するV2N(Vehicle to Nomadic device)、及び、自動車と歩行者のモバイル端末との間で行われる通信形態を意味するV2P(Vehicle to Pedestrian)の総称である。

LTEのRel−14において、V2Xの幾つかの機能に関する仕様化がなされている(例えば非特許文献1)。当該仕様では、ユーザ装置へのV2X通信用リソース割当に関してMode3とMode4が規定されている。Mode3では、基地局からユーザ装置に送られるDCI(Downlink Control Information)によりダイナミック送信リソース割り当てられる。また、Mode3ではSPS(Semi Persistent Scheduling)も可能である。Mode4では、ユーザ装置はリソースプールから自律的に送信リソースを選択する。

概要

2Dに必要な通信パラメータが地域によって異なり得る場合、ユーザ装置間で通信パラメータを整合させ、相互接続性の確保又は性能劣化の回避を実現する。D2Dをサポートする無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置は、D2Dに用いられる地域別の通信パラメータを記憶する通信パラメータ配信サーバから、当該ユーザ装置が位置する地域に対応する通信パラメータを受信する受信部と、前記受信した通信パラメータを設定する通信パラメータ設定部と、前記設定された通信パラメータに従って通信を行う通信処理部とを有する。

目的

本発明は上記の点に鑑みて、D2Dに必要な通信パラメータが地域によって異なり得る場合、ユーザ装置間で通信パラメータを整合させ、相互接続性の確保又は性能劣化の回避を実現することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

D2Dサポートする無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置であって、D2Dに用いられる地域別の通信パラメータを記憶する通信パラメータ配信サーバから、当該ユーザ装置が位置する地域に対応する通信パラメータを受信する受信部と、前記受信した通信パラメータを設定する通信パラメータ設定部と、前記設定された通信パラメータに従って通信を行う通信処理部と、を有するユーザ装置。

請求項2

前記通信パラメータ設定部は、当該ユーザ装置における特定のイベントに基づいて、前記通信パラメータ配信サーバに通信パラメータの配信を要求する、請求項1に記載のユーザ装置。

請求項3

前記通信パラメータ設定部は、前記ユーザ装置が対応可能な通信パラメータを示す情報を前記通信パラメータ配信サーバに送信し、前記通信パラメータ配信サーバから当該ユーザ装置が対応可能な通信パラメータを受信した場合、当該受信した通信パラメータを設定する、請求項1又は2に記載のユーザ装置。

請求項4

前記受信部は、前記通信パラメータ配信サーバから、有効期間が異なる複数の通信パラメータを受信し、前記通信パラメータ設定部は、当該ユーザ装置の現在時刻に基づいて有効な通信パラメータを設定する、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。

請求項5

前記設定された通信パラメータに従って通信を行うことができない場合、別の無線通信方式を選択する無線通信方式選択部を更に有する、請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のユーザ装置。

請求項6

D2Dをサポートする無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置における通信方法であって、D2Dに用いられる地域別の通信パラメータを記憶する通信パラメータ配信サーバから、当該ユーザ装置が位置する地域に対応する通信パラメータを受信するステップと、前記受信した通信パラメータを設定するステップと、前記設定された通信パラメータに従って通信を行うステップと、を有する通信方法。

技術分野

0001

本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置に関連する。

背景技術

0002

LTE(Long Term Evolution)及びLTEの後継システム(例えば、LTE−A(LTE−Advanced)、NR(New Radio)(5Gとも呼ぶ))では、ユーザ装置同士が無線基地局を介さないで直接通信を行うD2D(Device to Device)技術が検討されている。

0003

D2Dは、ユーザ装置と基地局との間のトラフィックを軽減したり、災害時などに基地局が通信不能になった場合でもユーザ装置間の通信を可能とする。

0004

D2Dは、通信可能な他のユーザ装置を見つけ出すためのD2Dディスカバリ(D2D discovery、D2D発見ともいう)と、ユーザ装置間で直接通信するためのD2Dコミュニケーション(D2D direct communication、D2D通信、端末間直接通信などともいう)と、に大別される。以下では、D2Dコミュニケーション、D2Dディスカバリなどを特に区別しないときは、単にD2Dと呼ぶ。また、D2Dで送受信される信号を、D2D信号と呼ぶ。

0005

なお、3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、D2Dを「サイドリンク(sidelink)」と称しているが、本明細書では、より一般的な用語であるD2Dを使用する。ただし、後述する実施の形態の説明では必要に応じてsidelinkも使用している。

0006

また、3GPPでは、上記のD2D機能を拡張することでV2X(Vehicle to Everything)を実現することが検討され、仕様化が進められている。ここで、V2Xとは、ITS(Intelligent Transport Systems)の一部であり、図1に示すように、自動車間で行われる通信形態を意味するV2V(Vehicle to Vehicle)、自動車道路脇に設置される路側機(RSU:Road−Side Unit)との間で行われる通信形態を意味するV2I(Vehicle to Infrastructure)、自動車とドライバーモバイル端末との間で行われる通信形態を意味するV2N(Vehicle to Nomadic device)、及び、自動車と歩行者のモバイル端末との間で行われる通信形態を意味するV2P(Vehicle to Pedestrian)の総称である。

0007

LTEのRel−14において、V2Xの幾つかの機能に関する仕様化がなされている(例えば非特許文献1)。当該仕様では、ユーザ装置へのV2X通信用リソース割当に関してMode3とMode4が規定されている。Mode3では、基地局からユーザ装置に送られるDCI(Downlink Control Information)によりダイナミック送信リソース割り当てられる。また、Mode3ではSPS(Semi Persistent Scheduling)も可能である。Mode4では、ユーザ装置はリソースプールから自律的に送信リソースを選択する。

先行技術

0008

3GPP TS 36.213 V14.2.0(2017−03)
3GPP TS 36.331 V14.2.2(2017−04)
3GPP TS 24.334 V14.0.0(2016−12)

発明が解決しようとする課題

0009

D2Dを実現するためには、ユーザ装置は、無線パラメータ及び認証情報などのD2Dに必要な通信パラメータを予め設定しておく必要がある。一般的には、このような通信パラメータは、ユーザ装置のメモリ又はSIM(Subscriber Identity Module)カード内に格納される(例えば非特許文献2及び3)。

0010

一方、D2Dに必要な通信パラメータは、地域によって異なる可能性がある。通信パラメータが地域によって異なる場合、ユーザ装置間でD2Dに必要な通信パラメータを整合させなければ、通信が成立しなくなったり、性能劣化が生じたりする可能性がある。例えば、ユーザ装置が自動車に搭載されることを想定すると、国毎のレギュレーションに対応した通信パラメータを用いなければ通信が成立しなくなる可能性がある。

0011

本発明は上記の点に鑑みて、D2Dに必要な通信パラメータが地域によって異なり得る場合、ユーザ装置間で通信パラメータを整合させ、相互接続性の確保又は性能劣化の回避を実現することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

開示の技術によれば、D2Dをサポートする無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置であって、
D2Dに用いられる地域別の通信パラメータを記憶する通信パラメータ配信サーバから、当該ユーザ装置が位置する地域に対応する通信パラメータを受信する受信部と、
前記受信した通信パラメータを設定する通信パラメータ設定部と、
前記設定された通信パラメータに従って通信を行う通信処理部と、
を有するユーザ装置が提供される。

発明の効果

0013

開示の技術によれば、D2Dに必要な通信パラメータが地域によって異なり得る場合、ユーザ装置間で通信パラメータを整合させ、相互接続性の確保又は性能劣化の回避を実現できる。

図面の簡単な説明

0014

V2Xを説明するための図である。
D2Dを説明するための図である。
D2Dを説明するための図である。
実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。
実施の形態に係る無線通信システムにおける動作例1を説明するための図である。
実施の形態に係る無線通信システムにおける動作例2を説明するための図である。
実施の形態に係るユーザ装置の機能構成の一例を示す図である。
実施の形態に係る通信パラメータ配信サーバの機能構成の一例を示す図である。
実施の形態に係る基地局の機能構成の一例を示す図である。
実施の形態に係るユーザ装置、通信パラメータ配信サーバ及びネットワーク装置ハードウェア構成の一例を示す図である。

実施例

0015

以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態に係る無線通信システムはLTEに準拠した方式のシステムを想定しているが、本発明はLTEに限定されるわけではなく、他の方式にも適用可能である。なお、本明細書及び請求の範囲において、「LTE」は、3GPPのリリース8、又は9に対応する通信方式のみならず、3GPPのリリース10、11、12、13、又はリリース14以降に対応する第5世代(5G、NR)の通信方式も含む広い意味で使用する。

0016

また、本実施の形態は、主にV2Xを含む通信を対象としているが、本実施の形態に係る技術は、V2Xに限らず、広くD2D全般に適用可能である。また、「D2D」はその意味としてV2Xを含む。また、「D2D」の用語は、LTEに限定されず、端末間通信全般を指す。また、本実施の形態に係る技術は、「D2Dコミュニケーション」及び「D2Dディスカバリ」の双方に適用可能である。

0017

また、特に断らない限り、「D2D信号」は、データ信号であってもよいし、SCIであってもよいし、ディスカバリ信号であってもよいし、SCIとデータ信号の組であってもよい。

0018

<D2Dの概要
本実施の形態では、D2Dを基本技術とすることから、まず、LTEで規定されているD2Dの概要について説明する。なお、V2Xにおいても、ここで説明するD2Dの技術を使用することは可能であり、本実施の形態におけるユーザ装置は、当該技術によるD2D信号の送受信を行うことができる。

0019

既に説明したように、D2Dには、大きく分けて「D2Dディスカバリ」と「D2Dコミュニケーション」がある。「D2Dディスカバリ」については、図2Aに示すように、Discovery period毎に、Discoveryメッセージ用のリソースプールが確保され、ユーザ装置はそのリソースプール内でDiscoveryメッセージ(発見信号)を送信する。より詳細にはType1、Type2bがある。Type1では、ユーザ装置が自律的にリソースプールから送信リソースを選択する。Type2bでは、上位レイヤシグナリング(例えばRRC信号)により準静的リソースが割り当てられる。

0020

「D2Dコミュニケーション」についても、図2Bに示すように、SCI(Sidelink Control Information)/データ送信用のリソースプールが周期的に確保される。送信側のユーザ装置はControlリソースプール(PSCCHリソースプール)から選択されたリソースでSCIによりデータ送信用リソース(PSSCHリソースプール)などを受信側に通知し、当該データ送信用リソースでデータを送信する。「D2Dコミュニケーション」について、より詳細には、Mode1とMode2がある。Mode1では、基地局からユーザ装置に送られる(E)PDCCHによりダイナミックにリソースが割り当てられる。Mode2では、ユーザ装置はリソースプールから自律的に送信リソースを選択する。リソースプールについては、SIBで通知されたり、予め定義されたリソースプールが使用される。

0021

また、既に説明したとおり、Rel−14では、Mode1とMode2に加えて、Mode3とMode4がある。Rel−14では、SCIとデータとを同時に(1サブフレームで)、周波数方向に隣接したリソースブロックで送信することが可能である。なお、SCIをSA(Scheduling Assignment)と呼んでもよい。

0022

LTEにおいて、「D2Dディスカバリ」に用いられるチャネルPSDCH(Physical Sidelink Discovery Channel)と称され、「D2Dコミュニケーション」におけるSCIなどの制御情報を送信するチャネルはPSCCH(Physical Sidelink Control Channel)と称され、データを送信するチャネルはPSSCH(Physical Sidelink Shared Channel)と称される。また、PSCCHとPSSCHはPUSCHベースの構造を有し、DMRS(Demodulation Reference Signal、復調参照信号)が挿入される構造になっている。

0023

システム構成
図3は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。図3に示すように、本実施の形態に係る無線通信システムは、基地局(eNBとも呼ばれる)10A及び10B、ユーザ装置(UEとも呼ばれる)20A〜20D、及び通信パラメータ配信サーバ30を有する。無線通信システムは、D2Dをサポートしており、ユーザ装置20A〜20Dは基地局10A又は10Bを経由せずに直接通信することができる。D2Dでは、ユーザ装置20A〜20Dのいずれかが送信側であり、他のいずれかが受信側であるが、ユーザ装置20A〜20Dはいずれも送信機能受信機能の両方を備える。以下、ユーザ装置20A〜20Dを特に区別しない場合、単に「ユーザ装置20」と記述する。同様に、基地局10A及び10Bを特に区別しない場合、単に「基地局10」と記述する。

0024

図3に示すユーザ装置20は、LTE(既存のLTEに加え、5G、NRを含む意味でのLTE、以下同様)におけるユーザ装置としてのセルラ通信の機能、及び、上述したチャネルでの信号送受信を含むD2D機能を有している。また、ユーザ装置20は、本実施の形態で説明する動作を実行する機能を有しており、D2Dに用いられる地域別の通信パラメータを設定し、設定された通信パラメータに従って通信することができる。

0025

V2Xの典型例では、ユーザ装置20は車両に搭載される車載端末であるが、ユーザ装置20は、歩行者などが携帯する端末でもよく、ドローン又は航空機などに搭載される端末でもよい。

0026

また、基地局10については、LTEにおける基地局10としてのセルラ通信の機能、及び、本実施の形態におけるユーザ装置20の通信を可能ならしめるための機能を有している。

0027

通信パラメータ配信サーバ30は、D2Dに用いられる地域別の通信パラメータを記憶している。例えば、地域別の通信パラメータは、通信パラメータ配信サーバ30に接続されたデータストレージに記憶されている。通信パラメータ配信サーバ30は、ユーザ装置20の位置情報を取得し、ユーザ装置20が位置する地域に対応する通信パラメータを、ユーザ装置20に配信する。なお、通信パラメータ配信サーバ30は、単一のサーバ集約されてもよく、複数のサーバに分散されてもよい。通信パラメータ配信サーバ30は、コア網内のノードであってもよいし、アプリケーションサーバであってもよい。

0028

本実施の形態における通信パラメータは、D2Dに用いられる無線通信パラメータと、その他の通信パラメータとを含む。D2Dに用いられる無線通信パラメータは、例えば、(1)送信及び/又は受信リソース設定、同期設定、(2)送受信帯域幅、(3)変調符号化方式(MCS)、送信モード、送信電力再送パラメータなどの送信パラメータ又は送信パラメータの候補、(4)送受信アンテナ数、(5)受信機種別などを示す最低受信性能のいずれか1つ以上を含んでもよい。また、D2D通信に用いられる無線通信パラメータは、優先度又はパケット種別毎の(1)〜(5)の無線通信パラメータを含んでもよい。その他の通信パラメータは、主にアプリケーションにおいて用いられ、(1)認証情報、(2)電子証明書、(3)上位レイヤプロトコルメッセージセット(例えば、V2Xなどのアプリケーションにおいてどの種類のメッセージセットが用いられるかを示す情報)のいずれか1つ以上を含んでもよい。上記の通信パラメータは、2次元エリア単位で設定されてもよく、3次元エリア単位で設定されてもよい。

0029

以下、本実施の形態の動作例について詳細に説明するが、ユーザ装置20及び通信パラメータ配信サーバ30は、本実施の形態の動作例を適用するか否かを、ユーザ装置20の契約情報又は認証情報に基づいて決定してもよく、ユーザ装置20の走行状態(例えば、走行中、停止中、エンジン動作中)などに基づいて決定してもよい。

0030

<動作例1>
まず、図4を参照して、ユーザ装置20が通信パラメータ配信サーバ30に対して通信パラメータの配信を要求し、通信パラメータ配信サーバ30から受信した通信パラメータを設定する例について説明する。図4は、実施の形態に係る無線通信システムにおける動作例1を説明するための図である。

0031

ユーザ装置20Aは、予め設定された通信パラメータ配信サーバ30に対して通信パラメータの配信を要求する(S102)。同様に、ユーザ装置20Bも、予め設定された通信パラメータ配信サーバ30に対して通信パラメータの配信を要求する(S104)。例えば、ユーザ装置20A及び20Bは、予め設定されたIPアドレス、電子証明書などを用いて通信パラメータ配信サーバ30に対して通信パラメータの配信を要求してもよい。なお、ユーザ装置20A及び20Bが接続する通信パラメータ配信サーバ30のIPアドレス、電子証明書などは、通信パラメータ配信サーバ30又は信頼する機関からの指示によって変更されてもよい。

0032

また、ユーザ装置20A及び20Bは、信頼性向上のため、通信パラメータの配信要求に用いる通信インタフェースを制限してもよい。例えば、ユーザ装置20A及び20Bは、特定の無線インタフェース(例えば、LTE)の特定のAPN(Access Point Name)経由でしか、通信パラメータの配信を要求しないとしてもよい。

0033

通信パラメータの配信要求は、ユーザ装置が位置する地域を特定するために、GPS(Global Positioning System)座標などの位置情報を含んでもよい。通信パラメータが3次元エリア単位で設定される場合には、気圧計測定値、地図上の高度情報などの高度を表す位置情報を更に含んでもよい。

0034

また、通信パラメータの配信要求は、ユーザ装置20A及び20Bにおける通信パラメータの設定の不整合を回避するために、ユーザ装置が対応可能な通信パラメータを示す情報(例えば、ユーザ装置の能力情報)を含んでもよい。なお、ユーザ装置の位置情報、ユーザ装置が対応可能な通信パラメータを示す情報は、通信パラメータの配信要求とは別に通信パラメータ配信サーバ30に送信されてもよい。

0035

ユーザ装置20A及び20Bは、それぞれユーザ装置20A及び20Bにおける特定のイベントに基づいて、通信パラメータ配信サーバ30に通信パラメータの配信を要求してもよい。例えば、ユーザ装置20A及び20Bは、ネットワーク負荷下げるために深夜時間帯のような予め設定された日時に通信パラメータの配信を要求してもよい。また、例えば、ユーザ装置20A及び20Bは、当該ユーザ装置20A及び20Bの起動時、アプリケーションの起動時などに通信パラメータの配信を要求してもよい。また、例えば、ユーザ装置20A及び20Bは、走行影響を回避するためにサイドブレーキが引かれている場合、エンジンが停止している場合などの特定の車両状態のときに通信パラメータの配信を要求してもよい。また、例えば、ユーザ装置20A及び20Bは、国によるパラメータの違いを反映するために、国境付近のような予め設定された場所を通過するときに通信パラメータの配信を要求してもよい。また、例えば、ユーザ装置20A及び20Bは、基地局からSIB(System Information Block)、CBS(Cell Broadcast Service)、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)などのブロードキャスト情報を受信したときに通信パラメータの配信を要求してもよい。ユーザ装置20A及び20Bは、基地局からのブロードキャスト情報に基づいて、特定のキャリアマルチキャストされている通信パラメータを受信するための受信設定を行ってもよい。また、例えば、ユーザ装置20A及び20Bは、基地局からのブロードキャスト情報によって、現在の通信パラメータを直ちに無効化する通知又はタイマ満了後に無効化する通知を受信してもよい。現在の通信パラメータが無効化された結果、ユーザ装置20A及び20Bは、通信パラメータ配信サーバ30に通信パラメータの配信を要求する。

0036

通信パラメータ配信サーバ30は、D2Dに用いられる地域別の通信パラメータを記憶している。通信パラメータ配信サーバ30は、ユーザ装置20A及び20Bの位置情報を取得し、それぞれユーザ装置20A及び20Bが位置する地域に対応する通信パラメータを、ユーザ装置20A及び20Bに配信する(S106、S108)。

0037

ユーザ装置20A及び20Bから通信パラメータ配信サーバ30への通信インタフェースの制限と同様に、通信パラメータ配信サーバ30も、特定の無線インタフェース(例えば、LTE)の特定のAPN経由でしか、通信パラメータの配信要求を受け付けないとしてもよい。

0038

通信パラメータ配信サーバ30は、ユーザ装置20A及び20Bの位置情報を必要とするが、ユーザ装置20A及び20Bの位置情報は、ステップS102及びS104における配信要求に明示的に含まれてもよく、配信要求とは別に受信してもよく、ユーザ装置20A及び20Bが接続する基地局の位置から判断してもよい。通信パラメータの配信は、ユニキャストによって行われてもよく、ブロードキャスト又はマルチキャストによって行われてもよい。なお、マルチキャストとは、複数のユーザ装置に同時に送信する方式であり、セルラ通信に限らない。また、ブロードキャストもマルチキャストの一形態と考えられてもよい。マルチキャストの例としては、3GPPにおいて規定されているMBMS(Multimedia Broadcast/Multicast Service)、CBS(Cell Broadcast Service)、ETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)又はSIB(System Information Block)、DVBにおいて規定されているDVB−IPDC(Digital Video Broadcasting−Internet Protocol Datacast)又はDVB−H(Digital Video Broadcasting−Handheld)、JCPにおいて規定されているJSR272、OMAにおいて規定されているBCAST(Browser and Content Broadcast)、ワンセグ規格であるISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting−Terrestrial)、又は携帯端末向けマルチメディア放送規格であるMediaFLOがある。

0039

通信パラメータの配信がマルチキャストによって行われる場合、通信パラメータを正しく受信できたユーザ装置は、その旨を通信パラメータ配信サーバ30に報告してもよい。通信パラメータ配信サーバ30は、一定期間内に報告がないユーザ装置に対して、ユニキャストで通信パラメータを配信することで信頼性を向上させることができる。

0040

また、通信パラメータ配信サーバ30は、地域毎に、通信パラメータを配信するか否か、通信パラメータを配信する頻度、通信パラメータを配信する時間などの配信条件を設定してもよい。通信パラメータ配信サーバ30は、設定された配信条件に合致する場合に、通信パラメータを配信してもよい。

0041

また、通信パラメータ配信サーバ30は、通信パラメータに有効期間を設定してもよく、有効期間が異なる複数のパラメータをユーザ装置20A及び20Bに送信してもよい。

0042

ユーザ装置20A及び20Bは、通信パラメータ配信サーバ30から、それぞれユーザ装置20A及び20Bが位置する地域に対応する通信パラメータを受信し、受信した通信パラメータを設定する(S110、S112)。ユーザ装置20A及び20Bは、当該ユーザ装置が対応可能な通信パラメータを受信した場合、当該受信した通信パラメータを設定し、当該ユーザ装置が対応不可能な通信パラメータを受信した場合、当該受信した通信パラメータを設定せずに破棄してもよい。また、ユーザ装置20A及び20Bは、有効期間が異なる複数の通信パラメータを受信した場合、当該ユーザ装置のGPS時刻などの現在時刻に基づいて有効な通信パラメータを設定してもよい。なお、有効な通信パラメータを設定するとは、現在時刻が有効期間内にある通信パラメータを有効化することを示す。

0043

ユーザ装置20A及び20Bは、設定された通信パラメータに従ってD2Dによる通信を行う(S114)。ただし、ユーザ装置20A又は20Bの能力不足である場合、有効な通信パラメータが設定されていない場合、又はユーザ装置20A及び20Bの間に障害物がある場合などのように、D2Dによる通信を行うことができない場合が存在する。このように、設定された通信パラメータに従って通信を行うことができない場合、ユーザ装置20A又は20Bは、別の無線通信方式を選択してもよい。別の無線通信方式とは、基地局経由の無線通信方式でもよく、D2Dと基地局経由の無線通信方式の併用でもよく、別の無線アクセス方式(RAT:Radio Access Technology)でもよい。また、別の無線通信方式を選択しても通信を行うことができない場合、さらに別の無線通信方式を選択してもよい。別の無線通信方式を選択した場合、ユーザ装置20A又は20Bは、通信パラメータ配信サーバ30又はネットワーク装置(例えば、基地局10、上位ノード、他のセルラ網に接続された装置)にその旨を通知してもよい。通信パラメータ配信サーバ30又はネットワーク装置は、別の無線通信方式を選択したユーザ装置20A又は20Bの周囲のユーザ装置に対して、対応する無線通信方式を選択するように指示することができる。この指示は、例えば、ブロードキャスト又はマルチキャストによって行われてもよい。

0044

また、ユーザ装置20A又は20Bが設定された通信パラメータに従ってD2Dによる通信を行うことができるようになった場合、ユーザ装置20A又は20Bは、通信パラメータ配信サーバ30又はネットワーク装置にその旨を通知してもよい。通信パラメータ配信サーバ30又はネットワーク装置は、ユーザ装置20A又は20Bの周囲のユーザ装置に対して、別の無線通信方式の選択を停止するように指示することができる。この指示は、例えば、ブロードキャスト又はマルチキャストによって行われてもよい。

0045

また、ユーザ装置20A又は20Bは、使用できる無線通信方式の能力、特定の無線通信方式への興味(すなわち、ユーザ装置20が優先的に使用したい無線通信方式)、D2Dによる通信の送信状態又は受信状態を通信パラメータ配信サーバ30又はネットワーク装置に報告してもよい。

0046

<動作例2>
次に、図5を参照して、ネットワーク装置(例えば、基地局10、上位ノード、他のセルラ網に接続された装置)が通信パラメータ配信サーバ30から通信パラメータを受信し、ユーザ装置20に送信する例について説明する。図5は、実施の形態に係る無線通信システムにおける動作例2を説明するための図である。以下、図4と異なる点について説明する。

0047

まず、ネットワーク装置は、事前に通信パラメータ配信サーバ30から通信パラメータを取得する(S201)。例えば、ネットワーク装置が通信パラメータ配信サーバ30に定期的に通信パラメータを問い合わせてもよく、通信パラメータ配信サーバ30が最新の通信パラメータを配信したり、更新有無を通知したりしてもよい。

0048

その後、ユーザ装置20A及び20Bは、ネットワーク装置に対して通信パラメータの配信を要求する(S202、S204)。本実施の形態においては、ユーザ装置20A及び20Bは、位置登録などのセルラ網での通信イベントに基づき、ネットワーク装置に対して通信パラメータの配信を要求してもよい。このように、ユーザ装置20A及び20Bが通信パラメータ配信サーバ30の代わりにネットワーク装置に対して通信パラメータの配信を要求することで、通信パラメータ配信サーバ30への問い合わせを削減でき、通信パラメータ配信サーバ30の負荷を軽減することができる。また、通信パラメータの配信要求を位置登録などの通信イベントに関連付けることで、シグナリング量を削減できる。

0049

ステップS202、S204の詳細については、通信パラメータの配信の要求先がネットワーク装置である点を除き、ステップS102、S104と同様である。

0050

その後、ネットワーク装置は、ユーザ装置20A及び20Bの位置情報を取得し、それぞれユーザ装置20A及び20Bが位置する地域に対応する通信パラメータを、ユーザ装置20A及び20Bに配信する(S206、S208)。

0051

ステップS206、S208の詳細については、通信パラメータの配信元がネットワーク装置である点を除き、ステップS106、S108と同様である。

0052

以下、ステップS110〜S114と同様に、ユーザ装置20A及び20Bは、通信パラメータを設定し(S210、S212)、設定された通信パラメータに従ってD2Dによる通信を行う(S214)。

0053

装置構成
次に、これまでに説明した処理動作を実行するユーザ装置20、通信パラメータ配信サーバ30及びネットワーク装置の機能構成例を説明する。ユーザ装置20及び通信パラメータ配信サーバ30は、動作例1及び動作例2で説明した全ての機能を備えてもよいし、いずれかの動作例の機能を備えてもよい。また、ネットワーク装置は、動作例2で説明した機能を備えてもよい。

0054

図6は、ユーザ装置20の機能構成の一例を示す図である。図6に示すように、ユーザ装置20は、アプリケーション部210と、通信処理部220と、データストレージ230と、通信パラメータ記憶部240とを有する。アプリケーション部210は、V2Xなどのサービスを提供するための機能部であり、送信パケット生成部212と、受信パケット処理部214と、通信パラメータ設定部216と、無線通信方式選択部218とを有する。通信処理部220は、D2D機能及びセルラ機能を含む無線通信を提供するための機能部であり、パケット整形部222と、送受信部224−1〜224−4(以下、送受信部224と呼ぶ)を有する。送受信部224の数は1つ以上の任意の数に設定することができる。データストレージ230は、アプリケーション部210が用いる情報(例えば、地図情報走行計画)、アプリケーション部210が出力したログ(例えば、運転ログ、通信ログ)などが格納される記憶装置である。通信パラメータ記憶部240は、通信パラメータを格納するための記憶装置(例えば、メモリ又はSIMカード)である。図6に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのような名称でもよい。

0055

送信パケット生成部212は、V2Xなどのサービスを実現するために他の装置に送信するパケットを生成し、生成したパケットを通信処理部220に出力する。通信パラメータの設定に関して、送信パケット生成部212は、通信パラメータの配信を要求するためのパケット、ユーザ装置20が対応可能な通信パラメータを通知するためのパケットなどを生成する。

0056

受信パケット処理部214は、他の装置から通信処理部220を経由して受信したパケットを処理する。通信パラメータの設定に関して、受信パケット処理部214は、通信パラメータ配信サーバ30又はネットワーク装置から通信パラメータを受信した場合、通信パラメータ設定部216に出力する。

0057

通信パラメータ設定部216は、受信した通信パラメータを通信パラメータ記憶部240に記憶し、有効な通信パラメータを設定する。

0058

無線通信方式選択部218は、設定された通信パラメータに従って通信を行うことができない場合、別の無線通信方式を選択する。

0059

パケット整形部222は、無線通信方式選択部218によって選択された無線通信方式に従ってパケットを整形する。

0060

送受信部224は、例えば、それぞれ異なるRATに対応しており、パケット整形部222から出力されたパケットから無線信号を生成して送信し、また、受信した無線信号からパケットを生成してパケット整形部222に出力する。なお、D2Dと基地局経由の通信とは、RATが同じ(例えば、LTEにおけるsidelinkとeNB経由の通信)であれば同じ送受信部によって実現されてもよく、異なる送受信部によって実現されてもよい。

0061

図7は、通信パラメータ配信サーバ30の機能構成の一例を示す図である。図7に示すように、通信パラメータ配信サーバ30は、送受信部310と、通信パラメータ通知部320と、データストレージ330とを有する。図7に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのような名称でもよい。

0062

送受信部310は、ユーザ装置20及びネットワーク装置宛のパケットを送信し、また、ユーザ装置20及びネットワーク装置からのパケットを受信する。

0063

通信パラメータ通知部320は、ユーザ装置20又はネットワーク装置から通信パラメータの配信の要求を受け付けた場合、データストレージ430から必要な通信パラメータを取得し、ユーザ装置20又はネットワーク装置に通知する。

0064

図8は、ネットワーク装置の機能構成の一例を示す図である。上記のように、ネットワーク装置は、例えば、基地局10、上位ノード、他のセルラ網に接続された装置である。図8に示すように、ネットワーク装置は、送受信部410と、通信パラメータ通知部420と、データストレージ430と、通信パラメータ取得部440とを有する。図8に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのような名称でもよい。

0065

送受信部410は、ユーザ装置20宛のパケットを送信し、また、ユーザ装置20からのパケットを受信する。

0066

通信パラメータ通知部420は、ユーザ装置20から通信パラメータの配信の要求を受け付けた場合、データストレージ430から必要な通信パラメータを取得し、ユーザ装置20に通知する。

0067

通信パラメータ取得部440は、通信パラメータ配信サーバ30から通信パラメータを取得し、データストレージ430に格納する。

0068

<ハードウェア構成>
上記実施の形態の説明に用いたブロック図(図6図8)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。

0069

また、例えば、本発明の一実施の形態におけるユーザ装置20、通信パラメータ配信サーバ30及びネットワーク装置はいずれも、本実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図9は、本実施の形態に係るユーザ装置20、通信パラメータ配信サーバ30及びネットワーク装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のユーザ装置20と通信パラメータ配信サーバ30とネットワーク装置はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。

0070

なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路デバイスユニットなどに読み替えることができる。ユーザ装置20と通信パラメータ配信サーバ30とネットワーク装置のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。

0071

ユーザ装置20、通信パラメータ配信サーバ30及びネットワーク装置における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。

0072

プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース制御装置演算装置レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。

0073

また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図6に示したユーザ装置20のアプリケーション部210及び通信処理部220は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図7に示した通信パラメータ配信サーバ30の送受信部310及び通信パラメータ通知部320は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図8に示したネットワーク装置の送受信部410、通信パラメータ通知部420及び通信パラメータ取得部440は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップ実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。

0074

メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュメインメモリ主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。

0075

ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスクハードディスクドライブフレキシブルディスク光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスクデジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカードフラッシュメモリ(例えば、カード、スティックキードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。

0076

通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイスネットワークコントローラネットワークカード通信モジュールなどともいう。例えば、ユーザ装置20の送受信部224は、通信装置1004で実現されてもよい。また、通信パラメータ配信サーバ30の送受信部310と、ネットワーク装置の送受信部410及び通信パラメータ取得部440は、通信装置1004で実現されてもよい。

0077

入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボードマウスマイクロフォン、スイッチ、ボタンセンサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイスピーカーLEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。

0078

また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。

0079

また、ユーザ装置20と通信パラメータ配信サーバ30とネットワーク装置はそれぞれ、マイクロプロセッサデジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。

0080

<実施の形態のまとめ>
以上、説明したように、本実施の形態によれば、D2Dをサポートする無線通信システムにおいて使用されるユーザ装置であって、D2Dに用いられる地域別の通信パラメータを記憶する通信パラメータ配信サーバから、当該ユーザ装置が位置する地域に対応する通信パラメータを受信する受信部と、前記受信した通信パラメータを設定する通信パラメータ設定部と、前記設定された通信パラメータに従って通信を行う通信処理部とを有するユーザ装置が提供される。

0081

上記のユーザ装置は、D2Dに必要な通信パラメータが地域によって異なり得る場合、ユーザ装置間で通信パラメータを整合させ、相互接続性の確保又は性能劣化の回避を実現できる。

0082

また、前記通信パラメータ設定部は、当該ユーザ装置における特定のイベントに基づいて、前記通信パラメータ配信サーバに通信パラメータの配信を要求してもよい。

0083

上記の構成によれば、通信パラメータの配信を、特定の時間帯、車両状態、予め設定された場所の通過などの特定のイベントに関連付けることができ、通信パラメータ配信サーバの負荷を下げることができ、走行影響を回避することができ、また、地域によるパラメータの違いをタイムリーに反映することができる。

0084

また、前記通信パラメータ設定部は、前記ユーザ装置が対応可能な通信パラメータを示す情報を前記通信パラメータ配信サーバに送信し、前記通信パラメータ配信サーバから当該ユーザ装置が対応可能な通信パラメータを受信した場合、当該受信した通信パラメータを設定してもよい。

0085

上記の構成によれば、ユーザ装置の能力不足による通信パラメータの設定の不整合を回避することができる。

0086

また、前記受信部は、前記通信パラメータ配信サーバから、有効期間が異なる複数の通信パラメータを受信し、前記通信パラメータ設定部は、当該ユーザ装置の現在時刻に基づいて有効な通信パラメータを設定してもよい。

0087

上記の構成によれば、特定の時刻に複数のユーザ装置のパラメータ設定を同時に変更することが可能になり、例えば、特定の日時で通信パラメータを一斉に変更することができ、また、昼と夜で通信パラメータを一斉に変更することが可能になる。

0088

また、前記ユーザ装置は、前記設定された通信パラメータに従って通信を行うことができない場合、別の無線通信方式を選択する無線通信方式選択部を更に有してもよい。

0089

上記の構成によれば、ユーザ装置の能力不足又は通信パラメータの未設定などの理由で通信ができない場合であっても、ユーザ装置間の疎通が実現できる。

0090

<実施形態の補足
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例などを理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、本実施の形態に係る各装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って各装置が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。

0091

また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。

0092

本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE−Advanced)、SUPER3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra−WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。

0093

本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンスフローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。

0094

本明細書において基地局10によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局10を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)で構成されるネットワークにおいて、ユーザ装置20との通信のために行われる様々な動作は、基地局10および/または基地局10以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局10以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS−GW)であってもよい。

0095

本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。

0097

基地局10は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(enhanced NodeB)、ベースステーション(Base Station)、gNB、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。

0098

本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。

0099

本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。

0100

「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。

0101

本開示の全体において、例えば、英語でのa,an,及びtheのように、翻訳により詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数を含み得る。

0102

以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されないということは明らかである。本発明は、請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的としており、本発明に対して何ら制限的な意味を有さない。

0103

10基地局
20ユーザ装置
30通信パラメータ配信サーバ
210アプリケーション部
212送信パケット生成部
214受信パケット処理部
216通信パラメータ設定部
218無線通信方式選択部
220通信処理部
222パケット整形部
224送受信部
230データストレージ
240通信パラメータ記憶部
310 送受信部
320 通信パラメータ通知部
330 データストレージ
410 送受信部
420 通信パラメータ通知部
430 データストレージ
440 通信パラメータ取得部

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