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技術 化粧シート

出願人 株式会社資生堂ツキオカフィルム製薬株式会社
発明者 木村朋子鈴木貴裕野田賢二神谷篤志
出願日 2019年6月25日 (1年10ヶ月経過) 出願番号 2019-116981
公開日 2021年1月14日 (4ヶ月経過) 公開番号 2021-003155
状態 未査定
技術分野 積層体(2) 髪止め具
主要キーワード 貫通切断 抜き取り操作 基剤シート 化粧シール ハーフカット状 メッシュ素材 基材膜 隠蔽シール
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この項目の情報は公開日時点(2021年1月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

簡単な操作で肌に確実に貼り付けることができ、肌の凹凸シミを効果的に隠すことができる化粧シートを提供する。

解決手段

基材シート2と保護シート4の間に化粧料層3を備え、基材シートには、基材シートを貫通切断するハーフカット状切り込み線5と、貫通切断しない連結部と、を交互に配置することにより、切り込み線により囲繞された領域の基材シートを化粧料層とともに抜き取り可能とした積層シートであって、切り込み線5の長さは8〜45mmであり、切り込み線により囲繞された領域は角を持たない形状であることを特徴とする化粧シート1。

概要

背景

従来より、肌の凹凸シミを隠すための化粧料としてはファンデーションが広く知られているが、ファーデーションを均一に塗布し、凹凸等を隠しながら、自然な仕上がりを得るためには、時間と手間を要することから、近年では、肌色に着色したフィルムを隠したい部分に貼り付け、簡便に凹凸等を隠すことができる化粧用隠蔽シールが開発されている。

そして、このような隠蔽シールは、肌に貼り付けたときに目立たず、自然な仕上がりとなるよう、きわめて薄いフィルムで構成することが必要である。また、肌に貼り付ける隠蔽シールの面積は肌の凹凸等を覆う程度の比較的小さい面積とすることが好ましい。

隠蔽シールを使用する際には、まず隠蔽シールを適当な大きさに等を用いて切り取り、化粧料の表面を覆う保護シート指先で取り除き、表面が露出した化粧料を指先で肌に密着させた後、表面に残る基材シートを取り除く必要があるが、このような操作を行う隠蔽シールは小さく薄いため、使用者にとっては扱いにくく、必ずしも満足できるものではなかった。

このため、簡単な操作で肌に確実に貼り付けることができ、肌の凹凸やシミを効果的に隠すことができる化粧シートの開発が求められる。

概要

簡単な操作で肌に確実に貼り付けることができ、肌の凹凸やシミを効果的に隠すことができる化粧シートを提供する。基材シート2と保護シート4の間に化粧料層3を備え、基材シートには、基材シートを貫通切断するハーフカット状切り込み線5と、貫通切断しない連結部と、を交互に配置することにより、切り込み線により囲繞された領域の基材シートを化粧料層とともに抜き取り可能とした積層シートであって、切り込み線5の長さは8〜45mmであり、切り込み線により囲繞された領域は角を持たない形状であることを特徴とする化粧シート1。

目的

本発明は、簡単な操作で肌に確実に貼り付けることができ、肌の凹凸やシミを効果的に隠すことができる化粧シートを提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

基材シート保護シートの間に化粧料層を備え、基材シートには、基材シートを貫通切断するハーフカット状切り込み線と、貫通切断しない連結部と、を交互に配置することにより、切り込み線により囲繞された領域の基材シートを化粧料層とともに抜き取り可能とした積層シートであって、切り込み線の長さは8〜45mmであり、切り込み線により囲繞された領域は角を持たない形状であることを特徴とする化粧シート

請求項2

前記切り込み線により囲繞された領域の中心点を通る仮想直線により前記領域を2分したとき、ハーフカットしない前記連結部が2分した前記領域において同数配置されることを特徴とする請求項1記載の化粧シート。

請求項3

前記切り込み線により囲繞された領域の中心点が、隣り合うハーフカットしない前記連結部を結ぶことにより形成される多角形状の仮想領域内にあることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧シート。

技術分野

0001

本発明は、基材シート担持される化粧料層を基材シートとともに抜き取り、化粧料層を肌に密着させた後、基材シートを取り除くことにより化粧行為を行う化粧シートに関する。

背景技術

0002

従来より、肌の凹凸シミを隠すための化粧料としてはファンデーションが広く知られているが、ファーデーションを均一に塗布し、凹凸等を隠しながら、自然な仕上がりを得るためには、時間と手間を要することから、近年では、肌色に着色したフィルムを隠したい部分に貼り付け、簡便に凹凸等を隠すことができる化粧用隠蔽シールが開発されている。

0003

そして、このような隠蔽シールは、肌に貼り付けたときに目立たず、自然な仕上がりとなるよう、きわめて薄いフィルムで構成することが必要である。また、肌に貼り付ける隠蔽シールの面積は肌の凹凸等を覆う程度の比較的小さい面積とすることが好ましい。

0004

隠蔽シールを使用する際には、まず隠蔽シールを適当な大きさに等を用いて切り取り、化粧料の表面を覆う保護シート指先で取り除き、表面が露出した化粧料を指先で肌に密着させた後、表面に残る基材シートを取り除く必要があるが、このような操作を行う隠蔽シールは小さく薄いため、使用者にとっては扱いにくく、必ずしも満足できるものではなかった。

0005

このため、簡単な操作で肌に確実に貼り付けることができ、肌の凹凸やシミを効果的に隠すことができる化粧シートの開発が求められる。

先行技術

0006

特開2001−278739号公報
特開2016−027027号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、簡単な操作で肌に確実に貼り付けることができ、肌の凹凸やシミを効果的に隠すことができる化粧シートを提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0008

前記課題を解決するために本発明者らが検討を行った結果、基材シートに設ける切り込み線の長さ、及び切り込み線により囲繞される領域の形状等を調整することにより、所定の大きさの基材シートを化粧料層とともに適度な力で確実に抜き取ることが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。

0009

すなわち本発明は、基材シートと保護シートの間に化粧料層を備え、基材シートには、基材シートを貫通切断するハーフカット状の切り込み線と、ハーフカットしない連結部と、を交互に配置することにより、切り込み線により囲繞された領域の基材シートを化粧料層とともに抜き取り可能とした積層シートであって、切り込み線の長さは8〜45mmであり、切り込み線により囲繞された領域は角を持たない形状であることを特徴とする化粧シートである。

0010

さらに本発明は、前記切り込み線により囲繞された領域の中心点を通る仮想直線により前記領域を2分したとき、ハーフカットしない前記連結部が2分した前記領域において同数配置されることを特徴とする化粧シートである。

0011

さらに本発明は、前記切り込み線により囲繞された領域の中心点が、隣り合うハーフカットしない前記連結部を結ぶことにより形成される多角形状の仮想領域内にあることを特徴とする化粧シートである。

発明の効果

0012

本発明の化粧シートによれば、簡単な操作で基材シートを化粧料層とともに適度な力で抜き取り、肌に確実に貼り付けることができ、肌の凹凸やシミを効果的に隠すことが可能となる。

図面の簡単な説明

0013

化粧シートの断面図
基材シートに設けた切り込み線を示す図((a)抜き取る領域が円形の態様例、(b)抜き取る領域が楕円形の態様例、(c)抜き取る領域が略四角形の態様例)
切り込み線により囲繞された領域を中心点を通る仮想直線により2分したときの連結部の配置を示す模式図((a)切り込み線が2本の態様例、(b)切り込み線が3本の態様例、(c)切り込み線が4本の態様例)
切り込み線により囲繞された領域の中心点と、隣り合う連結部を結ぶことにより形成される多角形状の仮想領域内との配置を示す模式図((a)切り込み線が3本の態様例、(b)切り込み線が4本の態様例)
化粧シートの使用方法を示す図((a)化粧料層を肌に密着させた状態、(b)基材シートを取り去る状態、(c)化粧行為が完了した状態)

実施例

0014

本発明の化粧シートを以下に詳細に説明する。但し、本発明は、実施するための形態として例示したものに限定されるものではない。

0015

図1に示すように、化粧シート(1)は、基材シート(2)と保護シート(4)の間に化粧料層(3)を備え、基材シートには、基材シートを貫通切断するハーフカット状の切り込み線(5)を設けている。

0016

基材シートを貫通切断する切り込み線(5)と貫通切断しない連結部(6)は交互に配置されており(図2)、切り込み線により囲繞された領域の基材シートは化粧料層とともに適度な力で抜き取ることできる。尚、図2には、基材シートに設けた切り込み線と連結部の配置を例示するが、例示する態様例に限定されるものではない。

0017

図1には、基材シート(2)を貫通し化粧料層(3)まで切断するハーフカット状の切り込み線(5)を施した態様を例示するが、化粧料層まで切断しなくても、化粧料層の粘弾性等の特性により、基材シートを抜き取る際、基材シートの抜き取る形状にあわせて、化粧料層も基材シートとともに抜き取ることが可能であれば、必ずしも、化粧料層まで切り込み線で貫通切断する必要はない。

0018

基材シート(2)は、化粧料層(3)を担持するが、化粧料層が肌に密着した後は、化粧料層から容易に剥離できる材質選定する必要がある。基材シートとしては、合成繊維からなる不織布又はメッシュ素材を用いることができる。

0019

保護シート(4)は、化粧料層(3)を保護するために化粧料層表面に密着させるシートである。切り込み線により囲繞された領域の基材シート(2)を持ち上げると、化粧料層(3)は保護シート(4)から剥離し、基材シートとともに抜き取られる。このため、保護シートは、化粧料層と弱い力で密着する材質のものを選定する必要があるが、通常は、表面にシリコーン樹脂等の剥離層を設けた紙材や、合成繊維からなる不織布又はメッシュ素材と紙材を貼り合わせた積層材を用いることができる。

0020

化粧料層(3)から剥離する基剤シート(2)及び保護シート(4)は、適度は強度が必要であり、日本工業規格JIS L 1913による引張強度(MD)が10.0(N/15mm)以上であることが好ましい。

0021

化粧料層(3)は、化粧行為を行った後、肌の凹凸あるいはシミのある部分など、隠したい部分を覆うことで、凹凸等を隠蔽、又は、見えにくくする化粧効果を奏するものであり、例えば、基材膜(3a)と色材層(3b)により構成することができる(図1)。

0022

基材膜(3a)は、肌への密着性と安全性にすぐれるものであれば、特に限定されるものではなく、一般的に使用される化粧品原料を用いることができるが、ポリ乳酸ポリグリコール酸ポリカプロラクトンポリエチレンサクシネートポリエチレンテレフタレートポリウレタンポリウレアポリアクリレートポリメタクリレートポリニレート、ポリエステルイリコーンPVA、多糖類、又は、これらの共重合体から選ばれる1種または2種以上の材料が好ましく、中でも、肌への密着性、生産性にすぐれることからポリ乳酸が特に好ましい。

0023

基材膜(3a)は、ある程度の強度を保持しながら、肌へ密着して自然な仕上がりを得ることが必要であるため、厚さは、約10〜10000nmが好ましく、更には約10〜1000nmが好ましい。特に、基材膜(3a)の厚さを200nm以下にすると、物理的吸着作用による密着性が向上するため好ましい。

0024

色材層(3b)は、体質顔料着色顔料等を含有し、その他、基材膜(3a)との親和性が高い成分であれば、一般的に使用される化粧品原料、例えば、保湿剤、油分、紫外線防止剤分散剤活性剤増粘剤等を配合することができる。

0027

体質顔料と着色顔料は適宜混合され、自然な肌色に調色されるが、一般的に化粧品として使用されている肌色のファンデーションの粉末部に近いものが好ましく用いられる。具体的には、粉末全量に対して着色顔料を70重量%以下、好ましくは3〜60重量%の割合で混合された粉末部であり、所望の隠蔽性に合わせて酸化チタン、酸化亜鉛を配合すればよく、酸化チタン、酸化亜鉛の配合量は各々0〜40重量%であることが好ましい。このような構成をとることで、日ごろ使用されているファンデーションとくらべ外観上も違和感のないメーキャップが可能であり、肌の凹凸や濃色部分の隠蔽効果に優れた効果が得られる。なお、特にしみやあざを隠蔽する化粧シールには、通常のファンデーションの粉末部より彩度が高くなるように体質顔料と着色顔料を選択することがさらに好ましい。

0028

切り込み線(5)の長さは、8〜45mmとする。切り込み線により囲繞された領域の抜き取り操作は、まず、基材シートの切り込み線を設けた部分を捲ることから開始するが、切り込み線の長さが8mmより短いと、基材シートが捲りにくく、抜き取り操作を開始することが困難となる。一方、切り込み線の長さが45mmより長いと、持ち運ぶ際、誤って基材シートが捲れてしまい、使用することができず化粧シートを無駄にする危険性がある。

0029

切り込み線は、通常、2本以上設け、切り込み線の間に配置する連結部の長さ(幅)は、0.05mm以上であることから、化粧シートの切り込み線で囲繞される領域の全周は、16.1mm以上となる。また、化粧行為を行う際には、化粧料層を担持した基材シートを指に載せ、皺がよらないようにして化粧料層を肌に密着させる必要がある。このため、切り込み線で囲繞される領域は適度な大きさに留めることが好ましく、全周は約90.1mm以下に抑えることが好ましい。

0030

切り込み線により囲繞された領域は角を持たない形状とする。切り込み線により囲繞された領域の基材シートの形状は、肌に貼り付ける化粧料層の形状と等しい。肌に貼り付ける化粧料層の形状に角があると、角の部分から化粧料層が肌から剥離するおそれがある。このため、切り込み線に囲繞される領域の形状は、円弧のみ、あるいは円弧と直線を繋ぐことにより角を持たない形状とすることが必要である。

0031

図3に示すように、切り込み線により囲繞された領域の中心点(7)を通る仮想直線(8)により、前記領域を2分したとき、ハーフカットしない連結部は、2分した前記領域において同数配置されることが好ましい。

0032

ここで、切り込み線により囲繞された領域の中心点とは、切り込み線により囲繞された領域の図形の中心を指し、図形の幾何中心同義であり、図形の重心に等しい。また、仮想直線は、中心点を通るものであれば、特に限定されるものではなく、連結部が同数配置されるよう2つの領域に分け得る仮想直線が1つでも存在すれば足りる。

0033

2分した2つの領域において連結部を同数配置することにより、持ち運びの際に誤って、基材シートが捲れる危険を少なくすることができる。また、2つに分けたいずれの領域からでも同じように基材シートを捲り抜き取ることができるため、例えば、右手側でも左手側でも使用者が扱いやすい方向から基材シートを抜き取ることができる。

0034

図3には、2分した領域において同数の連結部を配置した態様例を示しており、いずれの態様例も2分した領域にそれぞれ連結部1つが配置しているが、連結部の数はこれに限定されるものではない。

0035

図4に示すように、切り込み線により囲繞された領域の中心点(7)が、隣り合うハーフカットしない連結部を結ぶことにより形成される多角形状の仮想領域(9)内にあることが好ましい。

0036

このように切り込み線と連結部を配置すると、持ち運びの際に、誤って基材シートが捲れる危険をさらに少なくすることができるとともに、様々な方向から基材シートを捲り抜き取ることができるため、化粧行為を行うことが容易となる。また、連結部の数が増えれば、一つの連結部の長さ(幅)は短くすることができるため、さらに抜き取りが容易となる。

0037

図4には、2つの態様を例示するが、これに限定されるものではない。

0038

本発明の化粧シート(1)を使用するにあたっては、保護シート(4)を剥離した後、肌の目的位置、例えば、凹凸又はシミのある部分など、隠したい部分の上に、表面が露出した化粧料層(3)を押し当てて貼り付ける(図5(a))。基材膜(3a)は、肌への密着力にすぐれるため、基材シート(2)を取り去れば、化粧料層(3)が肌上に残る(図5(b))。外観上には体質顔料、着色顔料等からなる色材層(3b)が現れて、隠したい部分を隠蔽、また、見えにくくすることができる(図5(c))。

0039

1化粧シート
2基材シート
3化粧料層
3a基材膜
3b色材層
4保護シート
5切り込み線
5a 切り込み線
5b 切り込み線
5c 切り込み線
5d 切り込み線
6 連結部
6a 連結部
6b 連結部
6c 連結部
6d 連結部
7中心点
8仮想直線
9 仮想領域

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