図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2020年12月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題・解決手段

本発明は、皮膚へ浸透するため、皮膚に活性化合物供与することができるキット、活性化合物の供与する供与デバイス及び活性化合物を供与する方法に関するものである。1つの態様では、患者の皮膚に活性化合物を供与することができる活性化合物供与キットが提供され、このキットは、供与領域で患者の生物学的バリア経路を形成する装置と、乾燥の形態で設けられた活性化合物と、供与領域で溶解した活性化合物を供与する供与デバイスとから成っている。生物学的バリア、好ましくは、皮膚内に経路を形成することが行われ、経路の形成後、短い時間枠内で活性剤が最適の形態で施されて所望の皮膚細胞処置を確保することが最適化される。

概要

背景

多種多様な影響を皮膚に与えるクリームゲル血清ローション軟膏として提供される多くの既知の製剤がある。例えば、これらは、老化という外観を減少する目的でコラーゲン合成を促進するためキャリアに溶解されるペプチド及びアスコルビン酸(安定化ビタミンC)の如き活性化合物を含んでいる。

角質層は、角質細胞と称される死んだ皮膚細胞から成っている表皮最外層である。この層は、核と細胞との小器官を有しない15−20の層の平坦化された細胞から成っている。これらの角質細胞は、セラミドコレステロール脂肪酸とから成っている脂質マトリックスに埋め込まれ、皮膚の夫な外面を提供している。これは、適度に摩滅抵抗を有していて下にある皮膚層異物立入りするのを妨げている。これは、角質層の下にある細胞へ活性化合物を移送するのを困難にしている。

これに対する解決手段は、移送すべき所望の活性成分用の経路を形成する脂質層に有効に埋まる浸透促進剤の如き製剤に化学合成物を加えることである。角質層の脂質二分子構造物崩壊パッキング(例えば、Azone(登録商標)又はオレイン酸)を挿入することによって、又は角質層(例えば、DMSO又はエタノール)から脂質を抽出して水性チャンネルを形成することによって、あるいは、角質層の溶媒性を変えてその結果薬剤分配係数修正するか、角質細胞(例えば、イオン性界面活性剤又はエタノール)又は他のメカニズム内の細胞内角質に作用することによって、角質層の脂質二分子層構造を崩壊することを含む一定範囲のメカニズムを使用することによってその効果を発揮する。しかし、これらは、皮膚の刺激を引き起こすことがあるので、多くの化学浸透促進剤は、局部的で経皮性供与システムにおいて限定的な用途を有する。

更なるオプションは、角質層を通る経路を提供するために製剤を施す前に皮膚にマイクロニードル列を応用することである。これは、一時的なマイクロチャネルを形成することによって、活性化合物が外層浸透して活性化合物の標的に達する能力を向上する。

概要

本発明は、皮膚へ浸透するため、皮膚に活性化合物を供与することができるキット、活性化合物の供与する供与デバイス及び活性化合物を供与する方法に関するものである。1つの態様では、患者の皮膚に活性化合物を供与することができる活性化合物供与キットが提供され、このキットは、供与領域で患者の生物学的バリアに経路を形成する装置と、乾燥の形態で設けられた活性化合物と、供与領域で溶解した活性化合物を供与する供与デバイスとから成っている。生物学的バリア、好ましくは、皮膚内に経路を形成することが行われ、経路の形成後、短い時間枠内で活性剤が最適の形態で施されて所望の皮膚細胞処置を確保することが最適化される。

目的

更なるオプションは、角質層を通る経路を提供するために製剤を施す前に皮膚にマイクロニードル列を応用することである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

患者の皮膚に活性化合物供与することができる活性化合物供与キットであって、供与領域で患者の生物学的バリア経路を提供する装置と、乾燥形態で提供される活性化合物と溶解された活性化合物の供与領域へ供与する供与デバイスとから成っている活性化合物供与キット。

請求項2

請求項1に記載の活性化合物供与キットであって、活性化合物がニコチンアミドアデニンジヌクレオチドNAD+)の前駆体を含んでいる活性化合物供与キット。

請求項3

請求項1又は2に記載の活性化合物供与キットであって、活性化合物がニコチンアミドやニコチンアミドの誘導体を含んでいる活性化合物供与キット。

請求項4

請求項1乃至3のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、活性化合物がニコチンアミド・リボシド(NR)とニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)の1つ以上を含んでいる活性化合物供与キット。

請求項5

請求項1乃至4のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、活性化合物がアスコルビン酸(ビタミンC)、ペプチド増殖因子、反グリケーション活性物ビタミンレチノイド酸化防止剤光沢剤及び/又は美白剤サーチュイン活性化合成物ポリフェノール及び/又はポリアミンを含み、又は更に含んでいる活性化合物供与キット。

請求項6

請求項1乃至5のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記活性化合物が粉末の形態である活性化合物供与キット。

請求項7

請求項1乃至6のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記供与デバイスが乾燥活性化合物の液体吸収性キャリヤーから成っている活性化合物供与キット。

請求項8

請求項1乃至7のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記供与デバイスがパッチから成っている活性化合物供与キット。

請求項9

請求項7又は8に記載の活性化合物供与キットであって、前記供与デバイスが乾燥活性化合物を受入れるための複数の割れ目を有する構造体から成っている活性化合物供与キット。

請求項10

請求項1乃至9のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記供与デバイスは、第1の部分と第2の部分とから成っており、前記活性化合物が前記第1の部分と前記第2の部分の間に設けられている活性化合物供与キット。

請求項11

請求項10に記載の活性化合物供与キットであって、前記第1の部分と第2の部分とが積み重なっている活性化合物供与キット。

請求項12

請求項1乃至11のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記活性化合物を水和させ及び/又は溶解して溶解活性化合物を提供するために乾燥形態の活性化合物に液体分配する液体ディスペンサー装置を更に含んでいる活性化合物供与キット。

請求項13

請求項1乃至11のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、生物学的バリアに経路を提供する装置をクリーニングするためにクリーニング装置を更に含んでいる活性化合物供与キット。

請求項14

請求項1乃至13のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記生物学的バリアに経路を提供する装置と前記供与デバイスを収納するために密封ハウジングを更に含んでいる活性化合物供与キット。

請求項15

請求項1乃至14のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記活性化合物が一つ以上の活性化合物から成っており、活性化合物の混合物から成っている活性化合物供与キット。

請求項16

請求項15に記載の活性化合物供与キットであって、前記活性化合物が複数の活性化合物成分から成っており、各活性化合物成分は、基体上の別個の領域に配置されている活性化合物供与キット。

請求項17

請求項1乃至16のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記生物学的バリアに経路を提供する装置は、前記生物学的バリアの最外層を傷つけるか切除するよう設けられている活性化合物供与キット。

請求項18

請求項1乃至18のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記供与デバイスと前記生物学的バリアに経路を提供する装置とが物理的に別個である活性化合物供与キット。

請求項19

請求項1乃至18のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記生物学的バリアに経路を提供する装置は、前記生物学的バリアに複数の孔を設ける装置から成っている活性化合物供与キット。

請求項20

請求項19に記載の活性化合物供与キットであって、前記デバイスは、マイクロニードル保持用基体から延びている複数のマイクロニードルを有するマイクロニードル装置から成っている活性化合物供与キット。

請求項21

請求項20に記載の活性化合物供与キットであって、前記マイクロニードル装置は、パッチから成っている活性化合物供与キット。

請求項22

請求項20又は21に記載の活性化合物供与キットであって、前記マイクロニードル保持用基体は、第1の側部と第2の相対する側部を有する可撓性の基体であり、各マイクロニードルは、ヘッドと、前記ヘッドから延びて前記生物学的バリアに突き刺さる突起とから成っており、前記突起は、前記第1の側部に向けて前記可撓性の基体を少なくとも部分的に貫通している活性化合物供与キット。。

請求項23

請求項22に記載の活性化合物供与キットであって、前記マイクロニードルパッチは、ユーザの指の幾何学的形状に合致するように可変性である活性化合物供与キット。

請求項24

請求項23に記載の活性化合物供与キットであって、前記マイクロニードルパッチは、指の幾何学的形状に合致するように予め成形されている活性化合物供与キット。

請求項25

請求項20乃至24のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記マイクロニードル保持用基体から突出しているマイクロニードルの各々の最大縦長さが2mm未満であり、好ましくは0.5mm未満であり、さらに好ましくは0.3mm未満である活性化合物供与キット。

請求項26

請求項1乃至25のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、前記キットは、第2の供与デバイスを含む複数の供与デバイスを備え、各サブセットは、異なる活性化合物を保持している活性化合物供与キット。

請求項27

請求項1乃至26のいずれかに記載の活性化合物供与キットであって、供与領域に活性化合物を供与した後、前記供与領域に施されるカバーを更に含んでいる活性化合物供与キット。

請求項28

活性化合物を生物学的バリアに供与する供与デバイスであって、乾燥した形態の活性化合物を保持するようにした活性化合物を生物学的バリアに供与する供与デバイス。

請求項29

請求項28に記載の供与デバイスであって、液体吸収性材料を含んでいる供与デバイス。

請求項30

請求項28又は29に記載の供与デバイスであって、乾燥した活性化合物を受入れる複数の割れ目を有する構造体から形成されている供与デバイス。

請求項31

請求項28乃至30のいずれかに記載の供与デバイスであって、生物学的バリアに引き寄せられるよう設けられた供与デバイス。

請求項32

請求項28乃至31のいずれかに記載の供与デバイスであって、第1の部分と第2の部分とから成り、前記活性化合物は、前記第1の部分と第2の部分との間に設けられている供与デバイス。

請求項33

請求項32に記載の供与デバイスであって、前記第1の部分と第2の部分とは、それらの間に前記活性化合物を受入れるための少なくとも1つのポケットを形成している供与デバイス。

請求項34

請求項28乃至33のいずれかに記載の供与デバイスであって、前記活性化合物は、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)の前駆体を含んでいる供与デバイス。

請求項35

請求項28乃至34のいずれかに記載の供与デバイスであって、前記活性化合物は、ニコチンアミド及び/又はニコチンアミド誘導体を含んでいる供与デバイス。

請求項36

請求項28乃至35のいずれかに記載の供与デバイスであって、前記活性化合物は、ニコチンアミド・リボシド(NR)とニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)の1つ以上を含んでいる供与デバイス。

請求項37

請求項28乃至36のいずれかに記載の供与デバイスであって、前記供与デバイスは、パッチから成っている供与デバイス。

請求項38

請求項37に記載の供与デバイスであって、前記パッチは、生物学的バリアに接着している接着剤を含んでいる供与デバイス。

請求項39

患者の生物学的バリアに活性化合物を供与する方法であって、供与領域の生物学的バリアへの経路を形成することと、乾燥の形態で設けられた活性化合物を溶解することと、前記の溶解された活性化合物を供与領域に供与することとから成っている活性化合物を供与する方法。

請求項40

請求項39に記載の活性化合物を供与する方法であって、前記生物学的バリアの外観を改善する化粧方法を含んでおり、前記生物学的バリアは、皮膚である。活性化合物を供与する方法。

請求項41

請求項39又は40に記載の活性化合物を供与する方法であって、前記生物学的バリア内に経路を形成する工程は、前記供与領域に生物学的バリアに経路を提供する装置をあてがうことから成っている活性化合物を供与する方法。

請求項42

請求項41に記載の活性化合物を供与する方法であって、前記生物学的バリアに経路を提供する装置は、マイクロニードル保持用基体から延びる複数のマイクロニードルを有するマイクロニードルデバイスを含んでいて、前記複数のマイクロニードルが前記供与領域で前記生物学的バリア内に突出している活性化合物を供与する方法。

請求項43

請求項39乃至42のいずれかに記載の活性化合物を供与する方法であって、前記活性化合物の水和後、皮膚に活性化合物を供与することから成っている活性化合物を供与する方法。

請求項44

請求項39乃至43のいずれかに記載の活性化合物を供与する方法であって、前記活性化合物が供与デバイスよって保持されている活性化合物を供与する方法。

請求項45

請求項44に記載の活性化合物を供与する方法であって、前記活性化合物が前記供与デバイスで溶解された活性化合物を供与する方法。

請求項46

請求項44又は45に記載の活性化合物を供与する方法であって、前記皮膚に溶解された活性化合物を供与することは、前記供与デバイスを前記供与領域にこすりつけることによって実行される活性化合物を供与する方法。

請求項47

請求項39乃至46のいずれかに記載の活性化合物を供与する方法であって、前記活性化合物を供与した後、前記供与領域にカバーを施すことを更に含む活性化合物を供与する方法。

技術分野

0001

本発明は、皮膚に浸透する目的で皮膚に活性化合物供与(delivery)するキット及び活性化合物の供与方法に関するものである。

背景技術

0002

多種多様な影響を皮膚に与えるクリームゲル血清ローション軟膏として提供される多くの既知の製剤がある。例えば、これらは、老化という外観を減少する目的でコラーゲン合成を促進するためキャリアに溶解されるペプチド及びアスコルビン酸(安定化ビタミンC)の如き活性化合物を含んでいる。

0003

角質層は、角質細胞と称される死んだ皮膚細胞から成っている表皮最外層である。この層は、核と細胞との小器官を有しない15−20の層の平坦化された細胞から成っている。これらの角質細胞は、セラミドコレステロール脂肪酸とから成っている脂質マトリックスに埋め込まれ、皮膚の夫な外面を提供している。これは、適度に摩滅抵抗を有していて下にある皮膚層異物立入りするのを妨げている。これは、角質層の下にある細胞へ活性化合物を移送するのを困難にしている。

0004

これに対する解決手段は、移送すべき所望の活性成分用の経路を形成する脂質層に有効に埋まる浸透促進剤の如き製剤に化学合成物を加えることである。角質層の脂質二分子構造物崩壊パッキング(例えば、Azone(登録商標)又はオレイン酸)を挿入することによって、又は角質層(例えば、DMSO又はエタノール)から脂質を抽出して水性チャンネルを形成することによって、あるいは、角質層の溶媒性を変えてその結果薬剤分配係数修正するか、角質細胞(例えば、イオン性界面活性剤又はエタノール)又は他のメカニズム内の細胞内角質に作用することによって、角質層の脂質二分子層構造を崩壊することを含む一定範囲のメカニズムを使用することによってその効果を発揮する。しかし、これらは、皮膚の刺激を引き起こすことがあるので、多くの化学浸透促進剤は、局部的で経皮性供与システムにおいて限定的な用途を有する。

0005

更なるオプションは、角質層を通る経路を提供するために製剤を施す前に皮膚にマイクロニードル列を応用することである。これは、一時的なマイクロチャネルを形成することによって、活性化合物が外層を浸透して活性化合物の標的に達する能力を向上する。

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、若干の活性化合物に関する更なる問題は、水で分解する傾向であることである。従って、防腐剤酸化防止剤の如き更なる添加物は、溶液に保存される活性化合物を維持するために、局所投与の形態に取り込まれて、皮膚に施される際に、望ましい利益を達成することができる。これは、できるだけ少ない添加物で、消費者がより純粋でより単純な製剤を求めることがしばしばあって好ましくなく、更に、ある活性化合物では、これは、劣化する傾向を添加物によって克服することができないので、効果がない。これは、容認できないほど短い貯蔵寿命となる。従って、化学浸透促進剤、防腐剤、酸化防止剤や他の添加物を過度に使用することなく、活性剤、特に、高い水溶性と低い安定性とを有するものの供与を許すことができる解決手段が求められている。

課題を解決するための手段

0007

本発明の1つの態様によれば、患者被験者)の皮膚に活性化合物を供与することができる活性化合物供与キットであって、前記キットは、
供与領域で患者の生物学的バリア内への経路を形成する装置と、
乾燥した状態で供給される活性化合物と、
前記供与領域に溶解された活性化合物を供与する供与デバイス
とから成っている。

0008

上記の態様による発明によれば、ユーザは、安定した乾燥状態であって、即時の使用を目的として水和及び/又は溶解されることができる活性化合物を有し、その意味するところは、活性化合物は、分解したり劣化したりする時間を有しないことである。生物学的バリア内、好ましくは、皮膚内に経路を形成し、この経路の形成後、短い時間フレーム内で任意の形態で活性化合物を施す能力は、所望の皮膚細胞の処理が最適化されるのを確実にする。

0009

生物学的バリアは、有益には、皮膚であり、一つ以上の角質層、粘膜その他のものを含んでいる。しかし、角質層に少なくとも侵入し、潜在的には、この角質層を貫通してそれを越えるのが好ましい。

0010

この活性化合物は、有益には、溶解性であり、一層有益には、水溶性である。この活性化合物は、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドNAD+)の前駆体から成っているのが好ましい。NAD+は、NAD+とNADHとの間を循環するATP合成における細胞によって利用されるが、基質としても利用され、従って、修復と維持との酵素PARP及びサーチュイン(Sirtuins)によって消費される。NAD+濃度は、DNA修復エネルギー世代、炎症、染色体安定性及び長寿に関係した経路のネットワークの一部となっている。我々が年を取ると、NAD+の細胞濃度が減少し、これらの経路は、機能しなくなる。人間の皮膚は、毎日環境損傷(environmental insults)、特に、太陽輻射を浴びて、細胞機能障害究極には老化(光線老化)につながる一定範囲の(a range of)分子反応を誘発する。この反応の一つは、多数の細胞構造体を損傷してNAD+とATPとを使い尽くす大きな酸化性ストレスである。細胞のNAD+プールは、老化した皮膚では低く、ニコチンアミド、ニコチン酸、ニコチンアミド・モノヌクレオチドその他の成分の如きニコチンアミド・リボシドNR又は他のNAD+増加代替物の如き活性化合物で処置すると、これらの濃度を回復し、それによって、細胞生体エネルギー機能障害を軽減する。これは、究極的には、皮膚の加齢による化粧上の外観を改善し、皮膚が更なる損傷や悪化から保護する。従って、活性化合物がNAD+濃度を刺激することが有益であることが理解される。

0011

活性化合物は、ニコチンアミド又はニコチンアミドの誘導体から成っているのが好ましい。更に有益には、活性化合物は、ニコチンアミドリボシド(NR)とニコチンアミド・モノクレチオド(NMN)の一つ以上から成っている。NRとNMNとは、公知であり、NRは、現在、多臓器システムを介して健康と幸福とを増大するサプリメントとして人間によって口腔から摂取されており、このような活性化合物は、皮膚に局部的に施して使用することができると判断されている。細胞内では、NR又はNMNNは、リン酸塩と組み合わさり、次いで、アデノシンと組み合わさって(NAD+)を形成する。NRもNMNも皮膚に供与することができる手段を有しないので、局部的に施すのに今まで利用されていなかった。NRやNMNを乾燥状態で供与することは、それが分解又は劣化することなく、搬送して保存することができ、必要な時に活性化することができることを意味する。更に、本発明によるキットで皮膚への経路を提供することができることは、さもなければ皮膚が浸透へのバリアとなる場所で供与を見事に達成することができることを意味する。

0012

活性化合物は、アスコルビン酸(ビタミンC)、ペプチド、増殖因子、反グリケーション活性物質美白剤ビタミンレチノイドフラボノイド、酸化防止剤、サーチュイン活性化合成物ポリフェノール及び/又はポリアミンの内の1つ以上を含んでいてもよいし、又は更にはこれらの成分を含んでいる。

0013

この活性化合物は、乾燥した粉末の形態で供給されるのが好ましい。この活性化合物は、供与デバイス(delivery device)に接着した乾燥状態にある。

0014

供与デバイスは、乾燥した活性化合物の液体吸収性キャリヤーから成っている。このキャリヤーは、乾燥した活性化合物を保持する基体と称される。このキャリヤーは、皮膚を横切って引き込まれるか、皮膚の上に軽く塗るか、保持することができる。この供与デバイスは、パッチ又はパッドから成っていてもよい。

0015

この供与デバイスは、乾燥した活性化合物を受け取るために、複数の割れ目を有する構造体から成っているのが好ましい。例えば、この供与デバイスは、スポンジ発泡体の如き種々の形態とすることができる。この供与デバイスは、第1の部分と第2の部分とから成っており、これらの部分の間に活性化合物がある。第1と第2の部分は、積み重ねてもよい。第1と第2の部分は、活性化合物を受領するために、それらの間にポケットを形成するのが好ましい。このポケットは、積み重ねられた構成で周縁付近でこれらの第1と第2の部分を接着することによって形成することができる。

0016

キットは、活性化合物を水和及び/又は溶解して溶解活性化合物を供給するために乾燥形態の活性化合物に液体を供給する液体供給装置(liquid dispensing arrangement) を更に含んでいるのが好ましい。これは、活性化合物が既知のクリーン無菌の液体、典型的には水をベースにした液体で溶かされ又は水和されるのを確実にしてユーザを援助する。液体という用語は、ゲル、ローション、エマルジョン又はクリームの如き半液体を含む。この液体は、溶媒であるのが好ましい。

0017

従って、活性化合物は液体に溶かされる。この液体は、ヒアルロン酸溶液とすることができる。この液体は、バイオバーデンが低いのが好ましい。また、この液体は、無菌であるのが好ましい。この液体に防腐剤が必要でないようにするために、この液体のディスペンサーは、微生物が液体の内外出入りするのを止めるように配置される。

0018

キットは、生物学的バリア内に経路を形成する装置をクリーニングするために、クリーニング装置を更に含んでいるのが好ましい。このクリーニング装置は、滅菌剤を保持している一つ以上の個々に包装されたクリーニング・パッチ、例えばアルコールとすることができるクリーニング液槽又は殺菌流体を保持している吸収性パッドの如き種々の形態とすることができる。キットにクリーニング装置を設けると、皮膚に供与後、生物学的バリア内への経路を提供するための装置が清掃されて繰り返しの次の使用に備えて保存されることができることを意味する。例えば、マイクロニードル(極微針)の繰り返しの使用は、一回の使用だけの装置に関連した無駄とコストを低減するのに有益である。

0019

キットは、生物学的バリアへの経路を形成する装置と、供与デバイスと、好ましくは液体ディスペンサーをも収納するために、密封ハウジングを更に備えているのが好ましい。

0020

活性化合物は、一つ以上の活性化合物から成っているのがよく、活性化合物の混合物から成っていてもよい。

0021

この活性化合物は、例としてだけ掲げると、一つ以上のNR、アスコルビン酸(ビタミンC)及び/又はペプチドから成っていてもよい。活性化合物が開口に溶け込み、生物学的バリアに経路を提供する装置によって角質層で形成される経路に沿って溶けるように、皮膚に供与する前に溶解するために、活性化合物は、水溶性であるのが有益である。

0022

基体は、複数の活性化合物を保持していてもよい。これらの活性化合物は、混合されるか、さもなければ、別個の領域に配置されていてもよい。別個の領域は、供与デバイスのポケット、例えば、供与デバイスの第1と第2の部分の間に設けられていてもよい。それに代えて、又は、それに加えて、複数の活性化合物保持用の基体は、異なる活性化合物を保持しているキットに設けられていてもよい。

0023

基体は、耐湿性包装の有益な特性を有する密封包装で包まれるのが好ましい。これは、密封ハウジングに加えて設けられるのが好ましい。若干の活性化合物、例えばニコチンアミド・リボシド(Nicotinamide Riboside)(NR)について述べると、このNRは、皮膚に施す直前まで乾燥状態にあることが必須であり、その理由は、水分(液体又は上蒸気の形態)の環境に数時間放置されていると、NRは、分離してニコチンアミドとリボシドを形成するからである。これは、この活性化合物の意図する供与には特に有害であり、その理由は、ニコチンアミドがNRの塗布の目的とは正反対であるサーチュイン修復酵素抑制剤として作用するからである。

0024

生物学的バリアへの経路を提供する装置は、生物学的バリアの最外層を損傷したり除去したりするように配置されているのが有益である。この最外層は、角質層を含んでいるのが有益である。生物学的バリアへの経路を提供する装置と供与デバイスとは物理的に互いに別個であるのが好ましい。従って、これらは、順番に適用される。このようにすると、生物学的バリアへの経路を提供する装置を再利用するのを許す。

0025

生物学的バリアへの経路を提供する装置は、生物学的バリアに複数の穴を形成する(administer)装置から成っている。この装置は、マイクロニードル保持用基体から延びている複数のマイクロニードルを有するマイクロニードルデバイスから成っていてもよい。好ましくは、このマイクロニードルデバイスは、パッチから成っている。

0026

マイクロニードル保持用基体は、有益には、第1の側と第2の反対側を有する可撓性の基体であり、各マイクロニードルは、頭部と、この頭部から延びている生物学的バリアを貫通する突起とから成っており、この突起は、可撓性基体を貫通して第1の側に向けて少なくとも部分的に延びている。マイクロニードルデバイスは、例えば、パッド、ローラースタンプ(stamp)から成っていてもよい。

0027

マイクロニードル保持用基体は、好ましくは、第1の側と第2の反対側を有する可撓性の基体であり、各マイクロニードルは、頭部と、この頭部から延びていて生物学的バリアを貫通する突起とから成っており、この突起は、可撓性基体を貫通して第1の側に向けて少なくとも部分的に延びている。各頭部から少なくとも2つの突起が延びているのが好ましい。この頭部は、第1と第2との突起の間隔をあける細長アームを含んでいる。

0028

マイクロニードルパッチは、ユーザの指の幾何学的形状に合致するように変形することができる。さもなければ、マイクロニードルパッチは、指の幾何学的形状に合致するように予め形成されていてもよい。マイクロニードルパッチは、少なくとも部分的に指を受け入れてもよい。

0029

マイクロニードルは、縦(長手)方向の長さを有し、マイクロニードル保持用基体から突出するマイクロニードルの各々の最大縦長さは、好ましくは、0.5mm未満であり、更に好ましくは、0.4mm未満であり、一層好ましくは0.3mm未満である。特に好ましい最大寸法は、痛み又は出血なしで皮膚への経路を提供する約0.25mmである。マイクロニードルの各々の直径は、0.125mm未満であり、有益には、100—80μmの範囲である。

0030

キットは、供与領域に活性化合物を供与した後、供与領域に施すカバーを更に備えている。このカバーは、皮膚内への活性化合物の浸透を有益に増大する。このカバーは、基体によって保持されている活性化合物と異なるのが好ましい活性化合物を更に含んでいる。

0031

生物学的バリアへの経路を提供する装置は、化学皮から成っていてもよい。これは、皮膚に活性化合物が移動するのを改善するために角質層のバリア機能を減らす効果を有している。この化学皮は、マイクロニードルデバイスの他に付加的に設けられていてもよい。

0032

また、本発明によれば、乾燥形態で活性化合物を保持するようにした生物学的バリアに活性化合物を供与する供与デバイス(delivery device)がある。

0033

この供与デバイスは、試料液体吸収材から成っているのが好ましく、液体透過性であるのが好ましい。

0034

この供与デバイスは、乾燥した活性化合物を受け入れる複数の割れ目を有する構造体から成っているのが好ましい。

0035

この供与デバイスは、活性化合物を保持する基体と称してもよい。

0036

供与デバイスは、第1の部分と第2の部分とから成っており、活性化合物は、この第1と第2の部分の間に設けられている。これらの第1と第2の部分は、積み重ねられている。また、第1と第2の部分は、それらの間に活性化合物を受け入れるため少なくとも1つのポケットを形成しているのが好ましい。第1と第2の部分は、周縁で接着されている。第1と第2の部分の少なくとも一方は、発泡材から成っているのが好ましい。

0037

基体は、生物学的バリアに引き寄せられるように設けられているのが好ましい。従って、基体は、患者の皮膚に掃引(draw over)される適当な寸法と構成とを有するのが有益である。さもなければ、基体は、患者の皮膚に押しつけて保持されていてもよい。

0038

活性化合物は、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)の前駆体から成っているのが好ましい。この活性化合物は、ニコチンアミド及び/又はニコチンアミドの誘導体から成っていてもよい。この活性化合物は、ニコチンアミド・リボシド(NR)とニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)との1つ以上を含んでいてもよい。

0039

供与デバイスは、パッチから成っていてもよい。このパッチは、生物学的バリアに接着するための接着剤を含んでいてもよい。一部のパッチは、周縁部分の如き接着剤を含んでいてもよい。これは、活性化合物をパッチのもう一つの部分によって保持しつつ、周縁部分が患者に押し付けて保持されるのを可能にする。例えば、接着剤は、ヒドロゲルから成っていてもよい。

0040

また、本発明によれば、
供与領域で生物学的バリア内への経路を形成し、
乾燥状態で供給された活性化合物を溶解し、
供与領域に前記の溶解した活性化合物を供給する
生物学的バリアに活性化合物を供与する方法が提供される。

0041

この方法は、皮膚の外観を改善する化粧方法を含んでいるのが有利である。

0042

生物学的バリアは、皮膚を含んでいるのが好ましい。この方法は、生物学的バリア、好ましくは、皮膚の角質層内への複数の経路を形成することを含んでいる。

0043

生物学的バリア内への複数の経路を形成する工程は、供与領域に生物学的バリア内への複数の経路を形成する装置を供給する工程を含んでいる。この装置は、複数のマイクロニードルが供与領域の生物学的バリアに突入するように、マイクロニードル保持基体から延びる複数のマイクロニードルを有するマイクロニードルデバイスから成っているのが好ましい。

0044

生物学的バリア内への経路を形成する他の適当な装置は、キットに関して上記しており、例えば、化学皮を含んでいる。他の適当な技術は、無線周波除去(radio frequency ablation)又はマイクロ皮膚剥離(マイクロクリスタルピーリング)(microdermabrasion)から成っていてもよい。

0045

活性化合物は、基体と称される供与デバイスによって保持されているのが好ましい。活性化合物は、供与デバイスの上に置かれながら溶解されるのが好ましく、これは、溶解された活性化合物は、供与デバイスによって皮膚に施され、更なる処理は、必要とされない。活性化合物に液体を施すと、化合物は、液状に溶解される。溶解された活性化合物を有する液体は、供与デバイスによって保持されるのが有利である。

0046

供与デバイスは、ユーザによって掴まれてユーザの皮膚にあてがわられるのが適当であるのが有利であり、好ましくは、ユーザの皮膚を掃引されて保持され又は軽く塗られる。

0047

第1の基体によって保持された活性化合物に液体を施す液体ディスペンサーが設けられるのが好ましい。活性化合物に液体を施すと、活性化合物は、液体に溶解せしめられる。液体に溶解しない活性化合物があるが、この種の化合物は、ハイブリッドとなり、及び/又は、液体によって活性化される。

0048

溶解され及び/又は水和された活性化合物を皮膚に施す方法は、供与領域に供与デバイスをワイピングすることによって行われるのが好ましい。

0049

この方法は、活性化合物を施した後、供与領域にカバーをする工程を更に含んでいてもよい。

0050

活性化合物は、角質層を通して供与されるのが好ましい。

0051

活性化合物は、一つ以上の活性化合物であるのが好ましい。

0052

以下に添付図面を参照して、本発明の幾つかの態様を例示的にのみ説明する。

図面の簡単な説明

0053

図1は、実施例によるキットの概略平面図である。
図2は、本発明の実施例による供与デバイスの概略側面図である。
図3A乃至図3Cは、本発明の実施例に関連して用いられる部分マイクロニードルパッチの概要拡大図であり、図3Dは、完全なマイクロニードルパッチの概略側面図である。
図4は、皮膚に供与する方法のための操作上の工程を示す概略フローチャートである。

実施例

0054

図1を参照すると、本発明の実施例によるキットを概略的に示しており、このキットは、キットの構成成分を収納するためにハウジング2を含んでおり、その構成成分は、生物学的バリアに経路を提供する装置を含んでいる。この装置は、化学皮、マイクロ皮膚剥離エレメント又は皮膚に穴を形成する装置の如き異なった形態としてもよい。化学皮剤は、酸から成っており、乳酸グリコール酸トリクロロ酢酸及びサリチル酸の1つ以上から成っている。

0055

皮膚に穴を貫通するデバイスは、ローラー、スタンプ、パッド又はパッチの如き種々の形態とすることができる。実施例を記述すると、このデバイスは、図3を参照して一層詳細に述べるマイクロニードルパッチ4から成っている。このキットは、一つ以上の活性化合物を保持する基体6として示される供与デバイスと、この基体6に水和用の液体を供給する液体ディスペンサー8と、デバイスの使用の後及び/又は前にマイクロニードルパッチ4であるのが好ましい装置をクリーニングするクリーニング装置10とを更に含んでいる。

0056

1つの実施例では、皮膚に複数の穴を形成するデバイスは、レーザー装置から成っている。このレーザー装置は、専門的には、サロンで、又は、家庭用で共に使われる。他の装置は、皮膚の穴を生成するために、無線周波数を発生してもよい。

0057

図示の実施例では、基体の形態の供与デバイス6は、乾燥している活性化合物12を保持するようになっている。活性化合物は、基体に接着されるか、他の方法によって基体によって保持される。例えば、基体6は、乾燥した活性化合物12が受け入れられる割れ目がある繊維又は発泡構造体から成っていてもよい。それに代えて、又は、それに加えて、活性化合物12は、溶液から乾燥されて、第2の基体に接着しているのが効果的である。他の形態では、活性化合物12は、基体6の表面を横切って分散される層に形成されていてもよい。基体は、有益には、液体を吸収することができる材料から形成されていて、液体が塗られたとき、この液体を保持することができ、一方、この液体は、皮膚に施すために第2の基体によって保持される活性化合物を吸収するようになっている。この吸収性材料は、例えば、スポンジ、発泡体、織られた生地又は紙から成っていてもよい。この吸収性材料は、皮膚に一時的に接着するための接着剤を含んでいてもよい。これは、皮膚に活性化合物が浸透するのを改善する。

0058

供与デバイス6は、種々の形態とすることができる。供与デバイスの役割は、活性化合物を生物学的バリアに供与することである。供与デバイス6は、パッチ、パッドから成っているか、さもなければ、活性化合物を含まないグリップ部分と活性化合物を保持しているヘッド部分とから成っていてもよく、ヘッド部分は、その後、液体と接触するようにもたらされて活性化合物12を溶解し及び/又は水和することができる。

0059

乾燥した形態で活性化合物を保持する他の装置を提供することができ、この装置においては、活性化合物は、供与デバイスを介して供与領域に施す前に溶解される。例えば、乾燥した活性化合物は、第1の容器で提供され、この乾燥活性化合物を溶解するための溶媒は、第2の容器に供給され、これらの第1と第2の容器の内容物は、パッチの如き供与デバイスの上へ移動する前に、混合される。

0060

供与デバイス6は、活性化合物の溶液を供与領域に直接又はこの溶液の一層制御された供与のための中間パッチを介して分配する孔を有する容器の形態とすることができる。更なる実施例は、乾燥活性化合物と溶媒とを有する複数のチャンバーを備えている1つの容器から成っていてもよく、この場合、その混合は2つのチャンバーをねじるか、破るか、壊すか、パチンと叩くか、他の方法で2つのチャンバーのシールを破ることによって行われる。供与デバイスは、乾燥活性化合物を保持するチャンバーを含んでいてもよい。

0061

図2は、図示の実施例による供与デバイス6の概略側面図である。階層構造体を形成するように積み重ねられた第1と第2のシートの形態の第1と第2の部分60、62が示されている。これらの第1と第2の部分60、62は、周縁で接着されて、活性化合物12が受け入れられるポケット64が第1と第2の部分60、62の間に形成されている。第1と第2の部分60、62は、液体透過性であり、従って、液体を塗布すると、活性化合物は、この液体に溶解されて、ユーザの供与領域に施すことができる。

0062

活性化合物12は、複数の異なる化合物の混合物から成っていてもよい。この活性化合物は、NAD+の前駆体であって、ニコチンアミド又はニコチンアミド誘導体から成っていることが好ましい。活性化合物の1つの適当な例は、ニコチンアミドリボシド(NR)である。NAD+は、る体のすべての細胞で見つけられる分子であり、代謝の原動力となり、遊離基DNA損傷に抵抗して、細胞内に信号を送るのに用いられる。それは、ミトコンドリアがすべての機能を維持するために身体によって要求さるエネルギーに消費される食物を変換することを可能にする。活性化合物は、ニコチンアミド・リボシド(NR)、ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)、アスコルビン酸(ビタミンC)、ペプチド、増殖因子、反グリケーション活性物質、ビタミン、レスベラトロルの如きサーチュイン活性化合成物、ポリフェノール及び/又はポリアミンの1つ以上から成っていてもよい。

0063

健康的なミトコンドリア機能は、健康的な人間の加齢の重要な成分である。人々が年をとるにつれて、NAD+のレベルが相当に低下する。この低下によって、ニューロ筋肉退化リスクが大きくなり、心臓代謝の健康及び回復と回復性との個人の能力を減少する。NAD+は、人々が健康に過ごす時間を増大するのに有益であり、特に、NRとNMNは、細胞エネルギーの生成を行う細胞内のミトコンドリアを助けるように作用する。

0064

細胞エネルギーは、最も基本的な人体機能をあおるだけでなく、人体の酸化的ストレスから防御し、DNA損傷を回復し、DNAとRNAのための基礎的要素(building block)を作り、サーチュインと称される「長命促進」タンパク質を活性化することも必要でもある。NRは、NAD+を増大し、遊離基による細胞損害を防止するのを助けるためにミトコンドリア活動を改善するように作用するサーチュインを起動する時の有効なビタミンB3である。NRは、細胞壁を通過することができ、この場合、NRは、リン酸塩と組み合わさり、その後、アデノシンと組み合わさってNAD+を形成する。

0065

水の環境では、NRとNMNとは、数日のうちに劣化することが解っており、従って、クリームを介して皮膚に塗る伝統的な形態は、最小の効果を示している。このように、本発明では、活性化合物は、基体上に乾燥の形態で供給される。

0066

活性化合物12は、液体ディスペンサー8からパッチ6に液体を供給して皮膚に形成される経路を通して流れることによって水和されるのが好ましい。これは、マイクロニードルパッチ4によって保持されるマイクロニードルを経て行われる。液体は、ヒアルロン酸グリセロール、若干のペプチド、増殖因子及び/又はビタミンA誘導体を含んで水和し及び/又は皮膚を改善するのを助ける安定なエレメントを含むことができる。液体は、ゲル、ローション、エマルジョン又はクリームとすることができる。更に、液体は、所望の効果によるが、例えば、(水又は溶媒が蒸発して)より滑らかにするか、よりタイトにすることによって、皮膚の感覚又は肌さわりを一時的に変える成分を含むことができる。

0067

クリーニング装置10は、流体ディスペンサーとして概略的に描写されており、洗浄液は、マイクロニードルパッチに配分される。そのうえ、効果的なクリーニング及び/又は乾燥を確実にするために、洗浄液をマイクロニードルパッチにこすりつけるワイパー(wipes)が設けられていてもよい。しかし、さもなければ、クリーニング装置は、クリーニング材料又は他の適当な代替物を保持するワイパーから成っていてもよい。このクリーニング装置は、マイクロニードルパッチ4を格納する容器内に一体に設けられていてもよい。

0068

キットは、供与領域に活性化合物を施した後、供与領域に使用されるカバー(図示せず)を更に含んでいてもよい。このカバーは、孔の浸透性が達成されるように、皮膚上に活性化合物が有効に密封されることによって皮膚に活性化合物に浸透するのを増大する。このカバーは、例えば、ヒドロゲルの如き種々の材料から形成することができる。このカバーは、基体に保持される活性化合物とは異なっているのが好ましい活性化合物を更に含んでいてもよい。基体6又はカバー(図示せず)は、生物学的バリアに経路を形成する際に、化学皮の使用から残っている酸の中和剤を更に含んでいてもよい。

0069

図3を参照すると、典型的な拡大されたマイクロニードル装置20が図3Aに示され、また、典型的な部分的なマイクロニードルパッチ4が図3Bと3Cとに示されている。マイクロニードル装置20は、第1のアーム24と第2のアーム26から成っている十字の形態のヘッド22から成っている。第1と第2の突起30、32は、第1のアーム24の末端部から延びている。第2のアーム26の末端部から、第3と第4の突起34,36が延びている。ヘッド22から延びている追加の突起と関連した利点は、更なる安定性が付与されることである。3つ以上の突起を設ける構成にすると、安定性が改善されることは理解されることと思う。図示の実施例では、アーム24,26は、領域38でオーバーラップしており、このオーラップ部分38で接着されているのが有利である。第1と第2のアーム24,26は、相互に垂直である。

0070

図3Bを参照すると、ヘッド22は、可撓性の基体42の第2の側部40に衝合しているのが示されている。図3Cに示される底面透視図では、突起30,32,34,36は、皮膚に侵入するために可撓性の基体42を貫通して突出している。可撓性の基体42は、複数の異なる可撓性材料、例えばシリコーンから作られていることができることは理解されることと思う。

0071

図3Dを参照すると、マイクロニードルパッチ4の側面が概略的に図示されており、ユーザの指を受け入れるための受入れ領域44を示している。基体42は、可撓性であってユーザの指の形に適合していてそれによって使用の制御を最適化している。

0072

図4について述べると、皮膚に化粧的な処置を行う方法のフローチャートが示されている。以前すでに使用されていた場合には、マイクロニードルパッチ4の典型的な形態で基体の生物学的バリアに経路を提供する装置は、第1の工程50としてクリーニング装置10を用いてクリーニングされる。第2工程52では、ユーザは、その指をマイクロニードルパッチ4の受入れ領域44に入れ、マイクロニードルパッチ4は、角質層に突起30,32,34,36を貫通せしめるために、好ましくは、ロール運動によって軟らかく圧力を掛けることによって、目の下の領域の如き皮膚の所望領域にあてがわれる。

0073

マイクロニードルパッチを皮膚の所望の領域にあてがって、マイクロニードルパッチ4を引き離し、活性化合物12を保持している供与デバイス6は、ディスペンサー8内の流体を用いて水和される。クリーニングと皮膚へのマイクロニードルパッチをあてがうこととの間の比較的短い時間で、活性化合物を保持している基体を水和することが完了するが、これは、クリーニング工程と皮膜にマイクロニードルパッチ4をあてがう工程の前、後又はこれらの工程の間で完了されることが認められる。その後、水和活性化合物は、マイクロニードルによって皮膚に形成された経路を通り抜ける。次いで、供与デバイス6は捨てられる。その後、カバーが処置領域の上に置かれ、更なる活性化合物を保持する。このカバーは、カバーを皮膚に接着する接着剤を含んでいる。この接着剤は、周縁部に限定してもよい。

0074

一組の指令がキットで提供されるのが有益である。これらの指令は、処置のスケジュールを定めることができる。キットは、活性化合物を保持する複数の基体を含んでおり、それによってこの活性化合物の強度又は組成は異なる。これらの指令は、その使用の順序とタイミングとを含む処置プロトコールを定めることができる。

0075

本発明の幾つかの態様を例示のみで記載したが、添付の特許請求の範囲によって付与される保護の範囲から逸脱することなく、種々の変形を行うことができることは理解されることと思う。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 森永乳業株式会社の「 学童期以降の高血糖に起因する疾患の予防のための乳幼児用組成物」が 公開されました。( 2021/02/04)

    【課題・解決手段】本発明は、学童期以降の高血糖に起因する疾患の予防のための乳幼児用組成物、及び、学童期以降の血糖値上昇抑制のために用いられる、乳幼児用組成物の提供を課題とし、該課題を、ビフィドバクテリ... 詳細

  • 国立大学法人旭川医科大学の「 がん抗原ペプチド」が 公開されました。( 2021/02/04)

    【課題・解決手段】本願は、KILQQSRIVQX(ここで、Xは存在しないか、またはSである)のアミノ酸配列;DVQKIVESQINFHGKKLKLGPAIRKQNLCAYHVQPRPL(配列番号16)... 詳細

  • 国立大学法人京都大学の「 標的遺伝子改変用組成物」が 公開されました。( 2021/02/04)

    【課題・解決手段】本発明は、細胞における高い遺伝子改変効率の実現が可能な遺伝子改変ツールを送達するためのデリバリー手法を提供する。本発明に係る組成物は、1)式(I)で表される化合物又はその塩、2)構造... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ