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課題・解決手段

本発明は、遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、該回転アセンブリ(16)は、底壁(21)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタを備えるシリンダ要素(24)と、を備え、チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリと、コーヒー遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、を備え、フィルタを含むシリンダ要素は、フィルタが抽出チャンバの円周を形成し、かつ回転アセンブリが抽出構成を有する第1の下方位置(28)と、抽出チャンバの円周が開口され、かつチャンバ要素を回転させることによって第2の位置のコーヒー残渣を放出することができる第2の上方位置(29)との間で移動可能である、遠心式コーヒー抽出装置(10)に関する。

概要

背景

国際公開第2017/010878号(本明細書ではD1)は、遠心式コーヒー抽出器を開示している。この装置には多くの欠点があることが見出された。欠点の1つは、装置に漏れが発生することである。コーヒー抽出器からのコーヒーの漏れを防止するシールを提供することは非常に困難であることが見出された。この問題は、コーヒーを1抽出した後にコーヒー残渣が完全に放出されないことに関連していることが認識された。コーヒー残渣の一部がシール上に残り、シールが次のコーヒーのカップにおいて抽出チャンバを適切に閉じるのを妨げる。この問題は、シール上に残留するコーヒー残渣が更なるコーヒー残渣を引き寄せる傾向があり、抽出器の各閉鎖後に一緒に「押しつぶされる」ことにより、シール上のコーヒー残渣の量が徐々に増加し、漏れが更に増加するので、作られるコーヒーのカップごとに増加することが見出された。

この装置の別の欠点は、装置全体の高さがかなり大きいことである。この装置は一般家庭台所に置くには高すぎる。これは、いくつかの部品が互いに重なり合っているためである。

この装置の別の問題は、抽出されたコーヒーの泡立ちである。抽出アセンブリは、遠心分離中にフィルタ背圧を生成する制限された出口を含む。しかし、コーヒーが出口から放出される速度は非常に高く、その結果、乱流及び跳ね返りが生じ、これにより過剰な泡が形成される。いくらかの泡は、カップ内のコーヒーの外観及び味を改善するので許容可能であり、実際に有益である。しかし、過度発泡は望ましくない。

D1の装置に関連する別の問題は、ミストの形成及び装置全体へのミストの拡散である。これにより、金属部品腐食電子部品の腐食、及びプリント基板PCBの機能不全が引き起こされることが見出された。さらに、ミストは、コーヒー供給チャネル詰まりという別の問題を引き起こしている。ミストはコーヒー供給チャネルの内壁凝縮し、コーヒー粒子はコーヒー供給チャネルの壁に付着する。時間の経過とともに、これが問題になる場合がある。

D1の装置に関連する別の問題は、カップ内のコーヒーの温度が低すぎることである。本発明では、これは装置の様々な部品における熱の損失に起因することが認識された。熱水は装置を通してかなりの距離及び大きい表面積を移動しなければならず、いくつかの部品と接触する。接触のたびに、熱水又は熱いコーヒーからの熱が部品に伝わり、その結果、コーヒーの温度が低すぎる。低すぎる温度は抽出チャンバ内で既に発生している。抽出チャンバ内の温度が低すぎることによる悪影響は、コーヒー抽出の抽出中である。したがって、カップ内のコーヒーの温度が低すぎるだけでなく、味も悪くなる。

D1の装置に関連する別の問題は、抽出器の駆動及び制御が特注であるため、委託製造業者にとって製造が非常に複雑であり、より低い生産量では高価であることである。

D1の装置に関連する別の問題は、コーヒー粒子の大きさを制御することが困難であったことである。この装置を使用して、リストレット(20ml)からルンゴ(100ml)まで様々なスタイルのコーヒーを作ることができる。コーヒーのスタイルごとに、異なる粒子径が使用される。エスプレッソの場合、平均粒子径240μ(ミクロン)の微細なコーヒー粒子を使用する必要があり、大きいカップの場合、平均粒子径1150μ(ミクロン)のより粗い粒子を使用する必要がある。ある大きさのカップの後に別の大きさのカップが続く場合、最初のカップに意図されていた粒子の一部が、2番目のカップに使用される挽かれたコーヒーのバッチになることが見出された。これは、その結果、所望の粒度分布の精度が低下し、結果としてコーヒーの品質が低下するので望ましくない。この問題はグラインダに関連していることが認識された。最初のカップの残りのコーヒー粒子の一部は、itインペラによってグラインダから放出されず、グラインダ内に残り、コーヒー粒子の次のバッチとともにグラインダから放出されるだけである。

D1及び市場にある他のbean2cup全自動コーヒーメーカの装置に関連する更なる問題は、挽いている間に挽かれた豆によって放出される芳香及び心地よいコーヒーの香りが装置内に大部分留まることである。消費者による高品質のコーヒー体験のためには、コーヒーを挽き、かつ抽出する間に、芳香及び香りが装置の前部の注ぎ口を介して消費者の方向に出ることが有益であると考えられる。これにより、挽きたての全粒豆から高品質のコーヒーを飲むという全体的な感覚が高まる。D1の装置は、この側面において極めて限定される。

D1の装置の更なる問題は、実際には、装置のユーザは、将来の選択肢、豆貯蔵器の容量、水貯蔵器、及び異なるコーヒースタイルのコーヒーを作るための選択肢に関して、異なる要望を有し得ることである。特に、小さい台所を持つ小さい家庭は、小さい水タンクと小さい豆貯蔵器を備えた小さい装置を好む場合があるが、専門家のユーザは、大きい水及び豆の貯蔵器を備えた大きい装置を必要とする場合がある。専門家のユーザはまた、異なる豆を混ぜて抽出するために2つの異なる種類のコーヒー豆を保持するように構成された2つの異なるコーヒー豆貯蔵器を望む場合がある。D1の設計には、装置の大幅な再設計なしにこれらの将来の選択肢を可能にするモジュール性欠けている。これにより、新しいモデルごとに多額の工具投資が生じる。

フランス特許第2236456号(D2)は、遠心式コーヒー抽出装置を開示している。図2は、抽出構成における装置を示している。図3は、放出構成における装置を示している。図2及び図3に開示されているように、抽出チャンバは、コーヒーの抽出中は上方位置(図2参照)に位置決めされており、コーヒー残渣の放出中は下方位置(図3参照)に位置決めされている。これは、D1の4頁39行〜5頁3行にも説明されている。

ベルギー特許第823309号(D3)は、遠心式コーヒー抽出装置を開示している。図4及び図6は、抽出構成における装置を示している。図5及び図7は、残渣放出構成における装置を示している。D3はD2と非常に似ており、D2の装置と同様に、抽出位置が上方位置であり、放出位置が下方位置である。

国際公開第2012/069986号(D4)は、遠心式コーヒー抽出装置の2つの異なる変形例、図1〜図8による変形例及び図9〜図11による変形例を開示している。両変形例は、同じ原理に基づいて機能する。抽出位置では、図10に示されているように、ロータ14が下方位置に配置されている。コーヒーベッド230は、遠心作用中にスリーブ部分の壁に押し付けられる。コーヒーは、スリット168を通って外方に流れることができる。D4の段落59を参照されたい。

コーヒーを抽出した後、コーヒー残渣が放出される。これを行うために、ロータ14は放出位置まで上方へ垂直方向に移動する。図11を参照されたい。図11から明らかなように、保持部16及びスリーブ部分42は、垂直方向に静止しており、垂直方向に移動しない。

概要

本発明は、遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、該回転アセンブリ(16)は、底壁(21)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタを備えるシリンダ要素(24)と、を備え、チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリと、コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、を備え、フィルタを含むシリンダ要素は、フィルタが抽出チャンバの円周を形成し、かつ回転アセンブリが抽出構成を有する第1の下方位置(28)と、抽出チャンバの円周が開口され、かつチャンバ要素を回転させることによって第2の位置のコーヒー残渣を放出することができる第2の上方位置(29)との間で移動可能である、遠心式コーヒー抽出装置(10)に関する。

目的

本発明の目的は、上述した欠点のうちの少なくとも1つにあまり悩まされない装置を提供する

効果

実績

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請求項1

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備え、前記チャンバ要素及び前記シリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリと、前記コーヒー遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、を備え、前記フィルタを含む前記シリンダ要素は、前記フィルタが前記抽出チャンバの円周を形成し、かつ前記回転アセンブリが抽出構成を有する第1の下方位置(28)と、前記抽出チャンバの円周が開口され、かつ前記チャンバ要素を回転させることによって第2の位置のコーヒー残渣を放出することができる第2の上方位置(29)との間で移動可能である、遠心式コーヒー抽出装置。

請求項2

前記チャンバ要素は、垂直方向静止しており、前記主軸線を中心に回転のみするように構成される、請求項1に記載の装置。

請求項3

前記シリンダ要素は、軸方向に移動可能である、請求項1又は請求項2に記載の装置。

請求項4

前記シリンダ要素を前記第1の位置から前記第2の位置に、かつその逆に移動させるためのシリンダ駆動アセンブリ(30)を備え、前記シリンダ駆動アセンブリは、前記主駆動部とは別個であり、前記シリンダ駆動アセンブリは、シリンダアクチュエータ(32)、特に電気モータを備える、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の装置。

請求項5

前記シリンダ駆動アセンブリは、前記シリンダアクチュエータにより駆動されるリングギヤ(31)であって、前記主軸線を中心に回転可能である、リングギヤ(31)と、前記リングギヤによって係合され、それぞれのシリンダスピンドル軸線を中心に回転可能である、1つ又は複数のシリンダスピンドル(32)と、を備える、請求項4に記載の装置。

請求項6

前記シリンダ要素は、シリンダカム(34)を備え、前記シリンダ駆動アセンブリは、上下に移動するように構成され、かつ前記シリンダカムを介して前記シリンダ要素を上下に移動させるために前記シリンダカムと係合するように構成されたシリンダ駆動カム(35)を備える、請求項4又は請求項5に記載の装置。

請求項7

前記シリンダ駆動カムは、前記シリンダカムの上に位置決めされ、かつ前記シリンダカムを下方に押すことにより前記シリンダ要素を下方に移動させるように構成された上部と、前記シリンダカムの下に位置決めされ、かつ前記シリンダカムを上方に押すことにより前記シリンダ要素を上方に移動させるように構成された下部とを備える、請求項4〜請求項6のいずれか1項に記載の装置。

請求項8

前記シリンダカムは内方に延在し、前記上部及び底部は外方に延在する、請求項6〜請求項7のいずれか1項に記載の装置。

請求項9

前記シリンダ要素は、特に前記シリンダ要素の上部領域に配置された1つ又は複数のシリンダ整列カムを備え、前記シリンダ整列カムは、前記シリンダ要素の前記第1の位置において前記シリンダ要素を前記チャンバ要素と整列させるために前記チャンバ要素に当接するように構成される、請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の装置。

請求項10

前記シリンダ駆動カムは、少なくとも1つのシリンダスピンドルに連結されたリング状部材(39)の一部であり、前記リング状部材は、前記少なくとも1つのシリンダスピンドルの回転時に、前記少なくとも1つのシリンダスピンドルに沿って上下に移動するように構成される、請求項6〜請求項9のいずれか1項に記載の装置。

請求項11

前記シリンダアクチュエータ及び前記主駆動部(27)は、前記回転アセンブリの上に位置決めされ、前記シリンダアクチュエータは、特に前記主駆動部に隣接して位置決めされる、請求項4〜請求項10のいずれか1項に記載の装置。

請求項12

前記シリンダ駆動アセンブリは、前記シリンダ要素を含む前記回転アセンブリが前記シリンダ駆動カムに接触することなく前記主軸線を中心に回転することを可能にするために、前記シリンダ要素が前記第2の位置から前記第1の位置に移動した後に、前記シリンダ駆動カムを前記シリンダカムから係合解除し、かつ前記シリンダカムと前記シリンダ駆動カムとの間に間隙を生成するように構成される、請求項6〜請求項11のいずれか1項に記載の装置。

請求項13

前記第2の位置では、前記シリンダ要素は、前記チャンバ要素から係合解除され、前記チャンバ要素は、特にコーヒー残渣を放出するために前記シリンダ要素なしで回転する、請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の装置。

請求項14

前記装置は、前記シリンダ要素が前記下方位置に到達したときに当接する下方停止部(236)を備え、前記装置は、制御ユニット(100)を備え、前記制御ユニットは、前記シリンダアクチュエータを流れる電流を測定するように構成され、前記制御ユニットは、前記電流を電流閾値と比較し、前記電流が前記電流閾値を超えると、前記制御ユニットは、前記シリンダ要素が前記第1の位置に到達したと仮定し、前記下方停止部に当接し、その後、前記シリンダアクチュエータは方向を反転し、前記シリンダ駆動カムを前記シリンダカムから係合解除するために制限距離にわたって前記シリンダ駆動カムを反対方向に移動させ、前記反対の移動中、前記シリンダ要素は実質的に移動せず、前記下方位置に留まる、請求項6〜請求項13のいずれか1項に記載の装置。

請求項15

前記装置は、前記シリンダ要素を前記第1の位置から前記第2の位置に、又はその逆に移動させる前に、前記回転アセンブリの回転を停止するように構成される、請求項1〜請求項14のいずれか1項に記載の装置。

請求項16

前記装置は、加速又は減速中に前記シリンダ要素と前記チャンバ要素との間のスリップを防止するために、前記回転アセンブリの加速及び減速を400rad/s2未満に制限するように構成される、請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の装置。

請求項17

前記主駆動部(27)は、前記主駆動部から下方に延在し、かつ前記主駆動部と前記チャンバ要素との間の係合解除可能な連結又は螺旋状カムトラックなしに前記チャンバ要素に直接連結される機軸(40)を備え、前記装置は、特に主軸線に対して偏心している別個の挽かれたコーヒーチャネル及び熱水供給管を備える、請求項1〜請求項16のいずれか1項に記載の装置。

請求項18

前記シリンダ要素は、前記フィルタを通過したコーヒーを前記シリンダ要素を通って前記シリンダ要素の外側に導くための少なくとも1つのチャネル(44)を備え、前記チャネルは、前記フィルタの下流に配置された入口(45)と、前記入口の下流に配置されたチャネル出口(46)とを備え、前記チャネルは、前記入口と前記チャネル出口との間で、水平面に対して少なくとも75度、具体的には少なくとも80度の角度で上方向に延在する、請求項1〜請求項17のいずれか1項に記載の装置。

請求項19

前記主駆動部及び前記シリンダアクチュエータは、それぞれの垂直軸線を中心に各々回転する、請求項5〜請求項18のいずれか1項に記載の装置。

請求項20

前記シリンダ要素は、前記フィルタ(25)を支持する可撓性Oリングを備える、請求項1〜請求項19のいずれか1項に記載の装置。

請求項21

コーヒーを抽出する方法であって、前記方法は、請求項1〜請求項20のいずれか1項に記載の装置(10)を提供することと、前記シリンダ要素が前記第1の位置にあるとき、前記抽出チャンバ内に挽かれたコーヒー及び熱水を供給することと、コーヒーを抽出するために前記回転アセンブリを回転させることと、前記シリンダ要素を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させることと、コーヒー残渣を放出するために前記チャンバ要素を回転させることと、前記シリンダ要素を前記第2の位置から前記第1の位置に移動させることと、を含む、方法。

請求項22

前記チャンバ要素は、前記シリンダ要素が前記第1の位置と前記第2の位置との間を移動する間、垂直方向に静止状態に保持される、請求項21に記載の方法。

請求項23

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備え、前記チャンバ要素及び前記シリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリと、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、を備え、前記シリンダ要素は、前記フィルタを通過したコーヒーを前記シリンダ要素を通って前記シリンダ要素の外側に導くための少なくとも1つのチャネル(44)を備え、前記チャネルは、前記フィルタの下流に配置された入口(45)と、前記入口の下流に配置されたチャネル出口(46)とを備え、前記チャネルは、前記入口と前記チャネル出口との間で、水平面に対して少なくとも75度、具体的には少なくとも80度の角度で上方向に延在する、遠心式コーヒー抽出装置。

請求項24

前記フィルタを含む前記シリンダ要素は、前記フィルタが前記抽出チャンバの円周を形成し、かつ前記回転アセンブリが抽出構成を有する第1の下方位置(28)と、前記抽出チャンバの円周が開口され、かつ前記チャンバ要素を回転させることによって第2の位置のコーヒー残渣を放出することができる第2の上方位置(29)との間で移動可能であり、前記チャネル出口は、前記シリンダ要素が前記第1の下方位置にあるとき、前記チャンバ要素のルーフ部分(22)の上に配置される、請求項23に記載の装置。

請求項25

前記チャネルは、水平面に対して85〜89,5度の角度で延在する、請求項23又は請求項24に記載の装置。

請求項26

前記チャネルは、前記シリンダ要素の円周の少なくとも30パーセント、より具体的には少なくとも50パーセント、更により具体的には少なくとも80パーセントにわたって延在する、請求項23〜請求項25のいずれか1項に記載の装置。

請求項27

前記チャネルは、環状であり、前記シリンダ要素の全周にわたって延在し、円錐形である、請求項23〜請求項26のいずれか1項に記載の装置。

請求項28

前記チャンバ要素は、垂直方向に静止しており、前記装置は、前記回転アセンブリから放出された前記抽出コーヒーコーヒー出口(19)に移動するためのガター(48)を備え、前記ガター(48)の最下点は、前記チャンバ要素の底壁(21)の上に配置される、請求項23〜請求項27のいずれか1項に記載の装置。

請求項29

前記ガターの少なくとも一部は、前記回転アセンブリのルーフ部分(22)、特に前記チャンバ要素のルーフ部分(22)の上に配置される、請求項23〜請求項28のいずれか1項に記載の装置。

請求項30

前記チャンバ要素は、垂直方向に静止しており、前記主軸線を中心に回転のみするように構成される、請求項23〜請求項29のいずれか1項に記載の装置。

請求項31

前記少なくとも1つのチャネルは、特に前記チャネル出口において、いかなる制限された出口も含まない、請求項23〜請求項30のいずれか1項に記載の装置。

請求項32

コーヒーを抽出する方法であって、前記方法は、請求項23〜請求項31のいずれか1項に記載の装置(10)の前記抽出チャンバ内に挽かれたコーヒーを提供することと、前記抽出チャンバ内に熱水を供給することと、前記挽かれたコーヒーベッド及び前記フィルタに前記熱水を通すために前記回転アセンブリを回転させることと、を含み、前記抽出されたコーヒーは、水平面に対して少なくとも75度、具体的には少なくとも80度の角度で前記チャネルを上方かつ外方に流れ、前記チャネルの前記チャネル出口から放出される、方法。

請求項33

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備え、前記チャンバ要素及び前記シリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリと、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(18)と、を備え、前記シリンダ要素は、前記コーヒー用の少なくとも1つのチャネル(44)を備え、前記チャネルは、前記フィルタの下流に配置された入口(45)と、前記入口の下流に配置されたチャネル出口(46)とを備え、前記チャネルは、プレート(50)を備え、前記プレートの厚さは、0.7mm未満、具体的には0.3mm未満であり、前記プレートの内側(51)は、前記コーヒーが前記チャネルを流れる流れ面として構築され、前記プレートの外側の反対側(52)には、空気ポケット又は絶縁材料が設けられる、遠心式コーヒー抽出装置。

請求項34

前記プレートは、アルミニウム又はステンレス鋼で作製される、請求項33に記載の装置。

請求項35

前記プレートは、合成材料で作製される、請求項33に記載の装置。

請求項36

前記シリンダ要素は、下部円筒形支持部材(42)を備え、前記下部円筒形支持部材は、前記下部円筒形支持部材の内壁から内方に突出し、かつ前記プレートを支持するプレート支持リブを備え、前記空気ポケット又は絶縁材料は、前記プレート支持リブの間に設けられる、請求項33〜請求項35のいずれか1項に記載の装置。

請求項37

前記リブは、前記リブの下端で前記プレートを支持する、請求項36に記載の装置。

請求項38

前記チャネルは、前記シリンダ要素の円周の少なくとも30パーセント、より具体的には少なくとも50パーセント、更により具体的には少なくとも80パーセントにわたって延在する、請求項33〜請求項37のいずれか1項に記載の装置。

請求項39

前記チャネルは、前記シリンダ要素の全周にわたって延在する、請求項38に記載の装置。

請求項40

前記絶縁材料は、前記シリンダ要素が作製される材料とは異なる、請求項33〜請求項37のいずれか1項に記載の装置。

請求項41

前記チャネル出口は、前記シリンダ要素が前記第1の下方位置にあるとき、前記チャンバ要素のルーフ部分(22)の上に配置される、請求項33〜請求項40のいずれか1項に記載の装置。

請求項42

前記チャンバ要素は、垂直方向に静止しており、前記フィルタを含む前記シリンダ要素は、前記フィルタが前記抽出チャンバの円周を形成し、かつ前記回転アセンブリが抽出構成を有する第1の下方位置と、前記抽出チャンバの円周が開口され、かつ前記チャンバ要素を回転させることによってコーヒー残渣を放出することができる第2の上方位置との間で、前記チャンバ要素に対して、かつ前記主駆動部に対して移動可能である、請求項33〜請求項41のいずれか1項に記載の装置。

請求項43

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリ(16)は、底壁(21)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備え、前記チャンバ要素及び前記シリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリと、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、前記抽出チャンバに熱水及び蒸気を供給するために構成された熱流体供給部(58)であって、加熱要素(49)を備える、熱流体供給部(58)と、少なくとも前記主駆動部及び前記熱流体供給部を制御するための制御ユニット(100)と、を備え、前記制御ユニットは、コーヒーを抽出する前に少なくとも前記抽出チャンバを加熱するために、前記熱流体供給部に多量の蒸気を放出させるように構成される、遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項44

前記制御ユニットは、前記抽出チャンバに熱水を供給する前に前記熱流体供給部に前記多量の蒸気を放出させるように構成される、請求項43に記載の装置。

請求項45

前記装置は、前記多量の蒸気の少なくとも一部の注入中に前記回転アセンブリを回転させるように構成される、請求項43〜請求項44のいずれか1項に記載の装置。

請求項46

前記装置は、前記挽かれたコーヒーが前記抽出チャンバ内に供給された後、及び/又は前記抽出チャンバ内への前記挽かれたコーヒーの供給中、並びに前記コーヒーの抽出前に前記挽かれたコーヒーを加熱するために前記コーヒーを抽出する前に、前記多量の蒸気の少なくとも一部を注入するように構成される、請求項43〜請求項45のいずれか1項に記載の装置。

請求項47

前記熱流体供給部は、前記加熱要素から延在し、かつ水開口部(61)で前記抽出チャンバ内に開口する熱水供給管(60)を備え、前記水開口部(61)は、特に静止したコア要素(64)内に設けられ、前記装置は、前記熱水供給管を介して前記蒸気を前記抽出チャンバ内に放出するように構成される、請求項43〜請求項46のいずれか1項に記載の装置。

請求項48

前記多量の蒸気は、水に凝縮した場合、10ml未満、より具体的には5ml未満、更により具体的には2ml未満であり、好ましくは少なくとも1mlである、請求項43〜請求項47のいずれか1項に記載の装置。

請求項49

前記蒸気は、1〜15秒、具体的には1〜7秒の時間間隔で注入され、蒸気の前記注入は、特に断続的に行われる、請求項43〜請求項48のいずれか1項に記載の装置。

請求項50

前記シリンダ要素は、前記コーヒーが前記回転アセンブリから出るためのチャネル(44)を備え、前記装置は、前記抽出されたコーヒーが前記コーヒー出口に移動するためのガター(48)を備え、前記制御ユニットは、前記抽出チャンバ、前記フィルタ、前記チャネル、及び前記ガターを加熱するために、前記熱流体供給部に多量の蒸気を放出させるように構成される、請求項43〜請求項49のいずれか1項に記載の装置。

請求項51

前記コーヒーの抽出前に加熱される様々な部品は、前記部品への前記蒸気の凝縮によって加熱される、請求項43〜請求項50のいずれか1項に記載の装置。

請求項52

前記装置は、前記回転アセンブリが回転しているときに前記装置を通り、特に外側から前記抽出チャンバ内へ、前記抽出チャンバから前記シリンダ要素内の前記チャネルを通り、前記ガター内へと流れる気流を生じさせるように構成された少なくとも1つのルーフの気流デバイス(62)又は機軸の気流デバイス(300)を備え、前記気流は、コーヒーを抽出する前に前記チャネル及び前記ガターを加熱するために、前記多量の蒸気の少なくとも一部を、前記チャネルを通って前記ガター内へと搬送させる、請求項45〜請求項51のいずれか1項に記載の装置。

請求項53

前記遠心式コーヒー抽出装置は、コア部(64)、特に静止したコア部を備え、前記チャンバ要素は、内側リム(66)によって画定された中央開口部を有するルーフ部分(22)を備え、前記内側リムは、前記コア部の周囲に延在し、前記内側リムと前記コア部との間にはルーフ間隙(68)が画定され、前記内側リムは下方向に外方にテーパ状になっており、それによりルーフの気流デバイス(62)を画定し、かつ/又は前記主駆動部(27)から前記チャンバ要素の前記底壁まで延在する機軸(40)と前記コア部(64)のコア底壁(65)との間に機軸間隙が画定され、前記機軸間隙は内向きコア表面(62)及び前記機軸によって画定され、前記内向きコア表面は、下方向に外方にテーパ状になっており、それにより機軸の気流デバイス(300)を画定し、前記ルーフの気流デバイス及び/若しくは前記機軸の気流デバイスは、前記回転アセンブリの回転中に前記気流を発生させ、前記蒸気を外側から前記抽出チャンバを通り、前記フィルタを通り、前記チャネルを通って前記ガター内へと搬送する、請求項52に記載の装置。

請求項54

前記装置は、前記チャネル及び前記ガターを加熱するために第1の比較的高い回転速度で前記回転アセンブリを回転させ、前記抽出チャンバを加熱するために第2の比較的低い回転速度で前記回転アセンブリを回転させるように構成され、前記第2の比較的低い回転速度での回転は、前記第1の比較的高い回転速度での回転の後に行われることが好ましい、請求項43〜請求項53のいずれか1項に記載の装置。

請求項55

前記蒸気は、摂氏100〜107度の温度を有する、請求項43〜請求項54のいずれか1項に記載の装置。

請求項56

コーヒーを抽出する方法であって、本方法は、請求項43〜請求項55のいずれか1項に記載の装置(10)の抽出チャンバ内に挽かれたコーヒーを提供することと、前記抽出チャンバ内に熱水を供給することと、コーヒーを抽出するために前記主駆動部で前記回転アセンブリを回転させることと、を含み、コーヒーを抽出する前に、少なくとも前記装置の前記抽出チャンバを加熱するために前記抽出チャンバに多量の蒸気が供給される、方法。

請求項57

前記多量の蒸気は、水に凝縮した場合、10ml未満、より具体的には5ml未満、更により具体的には2ml未満であり、好ましくは少なくとも1mlである、請求項56に記載の方法。

請求項58

前記蒸気は、最大15秒の時間間隔で供給される、請求項56又は請求項57に記載の方法。

請求項59

前記シリンダ要素は、前記コーヒー用のチャネル(44)を備え、前記装置は、前記シリンダ要素から放出された前記抽出コーヒーが前記コーヒー出口に移動するためのガター(48)を備え、前記多量の蒸気は、前記チャンバ、前記フィルタ、前記チャネル、及び前記ガターを加熱する、請求項56〜請求項58のいずれか1項に記載の方法。

請求項60

前記コーヒーの抽出前に加熱される様々な部品は、前記部品への前記蒸気の凝縮によって加熱される、請求項56〜請求項59のいずれか1項に記載の方法。

請求項61

前記回転アセンブリは、前記多量の蒸気の少なくとも一部の注入中に回転する、請求項56〜請求項60のいずれか1項に記載の方法。

請求項62

前記遠心式コーヒー抽出装置は、コア部(64)、特に静止したコア部を備え、前記チャンバ要素は、内側リム(66)によって画定された中央開口部を有するルーフ部分(22)を備え、前記内側リムは、前記コア部の周囲に延在し、前記内側リムと前記コア部との間にはルーフ間隙(68)が画定され、前記内側リムは下方向に外方にテーパ状になっており、それによりルーフの気流デバイス(62)を画定し、かつ/又は前記主駆動部(27)から前記チャンバ要素の前記底壁まで延在する機軸(40)と前記コア部(64)のコア底壁(65)との間に機軸間隙(301)が画定され、前記機軸間隙は内向きコア表面(302)及び前記機軸によって画定され、前記内向きコア表面は、下方向に外方にテーパ状になっており、それにより機軸の気流デバイス(300)を画定し、前記ルーフの気流デバイス及び/若しくは前記機軸の気流デバイスは、前記回転アセンブリの回転中に前記気流を発生させ、前記蒸気を外側から前記抽出チャンバを通り、前記フィルタを通り、前記チャネルを通って前記ガター内へと搬送する、請求項61に記載の方法。

請求項63

蒸気の注入中に、前記回転アセンブリは、前記チャネル及び前記ガターを加熱するために第1の比較的高い回転速度で回転し、前記回転アセンブリは、前記抽出チャンバを加熱するために第2の比較的低い回転速度で回転する、請求項62に記載の方法。

請求項64

前記多量の蒸気の少なくとも一部は、前記挽かれたコーヒーが前記抽出チャンバ内に供給された後、及び/又は前記コーヒーの抽出前に前記挽かれたコーヒーを加熱するために前記抽出チャンバ内への前記挽かれたコーヒーの供給中に注入される、請求項56〜請求項63のいずれか1項に記載の方法。

請求項65

前記蒸気は、摂氏100〜107度の温度を有する、請求項56〜請求項63のいずれか1項に記載の方法。

請求項66

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備え、前記チャンバ要素及び前記シリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリ(16)と、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、前記回転アセンブリから放出された前記抽出コーヒーがコーヒー出口(19)に移動するためのガター(48)と、円周方向の気流デバイス(70)であって、前記シリンダ要素が前記第1の下方位置にあるとき、前記シリンダ要素の周囲に延在し、前記シリンダ要素内の流出路の上に配置される、内向き壁(72)と、前記内向き壁と前記シリンダ要素の外周との間に画定される円周方向の間隙(74)であって、前記回転要素が回転するとき、前記円周方向の気流デバイスによって生成される前記円周方向の気流が円周方向の間隙を通って下方に流れる、円周方向の間隙(74)と、を備える、円周方向の気流デバイス(70)と、を備える、遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項67

前記内向き壁(72)は、前記円周方向の間隙において下方向に外方にテーパ状になっており、前記円周方向の間隙内の前記円周方向の気流は、前記テーパ状の内向き壁の結果として螺旋状である、請求項66に記載の装置。

請求項68

コンベヤ(90)によって形成された挽かれたコーヒーチャネルの気流デバイス(310)を更に備え、前記コンベヤは、コーヒー豆グラインダ(120)から前記抽出チャンバまで延在する供給管(92)と、前記供給管を通って延在し、回転のために取り付けられた搬送スクリュ(95)と、前記搬送スクリュを回転させるために構成されたスクリュ駆動部(96)と、を備え、前記搬送スクリュは、前記挽かれたコーヒーとともに空気を前記抽出チャンバ内に搬送するように構成される、請求項66又は請求項67に記載の装置。

請求項69

外側から前記抽出チャンバ内へ、前記抽出チャンバを通り、前記フィルタを通り、前記シリンダ要素内のチャネルを通り、前記ガター内へとルーフの気流を生成するために構成されたルーフの気流デバイス(62)及び/又は機軸の気流デバイス(300)を備える、請求項66〜請求項68のいずれか1項に記載の装置。

請求項70

前記遠心式コーヒー抽出装置は、コア部(64)、特に静止したコア部であって、前記チャンバ要素又は前記シリンダ要素が内側リム(66)によって画定された中央開口部を有するルーフ部分(22)を備え、前記内側リムが前記コア部の周囲に延在し、前記ルーフの気流デバイスが前記内側リムと前記コア部との間に画定されるルーフ間隙(68)を備え、前記内側リムが下方向に外方にテーパ状になっており、前記ルーフ間隙内の前記ルーフの気流が前記テーパ状の内側リムの結果として螺旋状であり、前記ルーフの気流デバイスによって生成された前記ルーフの気流が、前記回転要素が回転するときに前記ルーフ間隙を通って下方に流れる、コア部、特に静止したコア部を備える、請求項69に記載の装置。

請求項71

機軸(40)が前記主駆動部から下方に延在し、前記底壁(21)に連結され、前記機軸と前記コア部(64)のコア底壁(65)との間に機軸間隙(301)が設けられ、前記機軸間隙は内向きコア表面(302)及び前記機軸によって画定され、前記内向きコア表面は下方向に外方にテーパ状になっており、それにより機軸の気流デバイス(300)を画定する、請求項69又は請求項70に記載の装置。

請求項72

前記コア部は、特に前記コア部の側壁に設けられた少なくとも1つの空気ダクト(75)を備え、前記コア部は、上側に開口され、前記上側を介して外側と連通しており、前記第1の空気ダクトは、前記コア部の内部容積と前記ハウジング内の空間との間に連通を提供し、前記コア部の周囲に延在する、請求項67〜請求項70のいずれか1項に記載の装置。

請求項73

下部間隙(81)を備える下部気流デバイス(80)を備え、前記下部間隙は、前記シリンダ要素の流出路の下に配置され、かつ前記シリンダ要素と起立壁部(82)との間に配置され、前記下部気流デバイスは、前記下部間隙を通って前記ガター内に入る下部気流を生成するために構成される、請求項66〜請求項72のいずれか1項に記載の装置。

請求項74

前記シリンダ要素は、前記起立壁部上に逆U字形を形成し、前記下部間隙もまた逆U字形を有する、請求項73に記載の装置。

請求項75

前記下部間隙の少なくとも1つの内向き壁(84、85)は、前記回転アセンブリの回転中に前記下部気流を生成するためにテーパ状になっている、請求項73又は請求項74に記載の装置。

請求項76

前記下部気流デバイスは、前記シリンダ要素の下部円筒形支持部材から下方に延在し、かつ前記起立壁部の周囲に延在するスカート(86)を備える、請求項73〜請求項75のいずれか1項に記載の装置。

請求項77

前記ルーフの気流デバイス、機軸の気流デバイス、円周方向の気流デバイス及び/又は下部気流デバイスは、空気ポンプ、特に通風器を備え、前記通風器は、前記回転アセンブリに連結されたブレードによって形成されるか、又は前記回転アセンブリとは別である別個の空気ポンプが、特に別個の空気ポンプ駆動部を有する、請求項66〜請求項75のいずれか1項に記載の装置。

請求項78

前記挽かれたコーヒーチャネルの気流、前記ルーフの気流、及び/又は前記機軸の気流は、前記抽出チャンバを通り、前記フィルタを通り、前記チャネルを介して前記ガター内へと流れ、そこで前記円周方向の気流及び/又は前記下部気流と同流し、前記混合された気流は、前記コーヒー出口(19)を介して外側に流れる、請求項66〜請求項77のいずれか1項に記載の装置。

請求項79

コーヒーを抽出する方法であって、前記方法は、請求項66〜請求項78のいずれか1項に記載の装置の前記抽出チャンバ内に挽かれたコーヒーを供給することと、前記抽出チャンバ内に熱水を供給することと、コーヒーを抽出するために、前記主駆動部で前記回転アセンブリを回転させることと、を含み、前記回転アセンブリの回転中に、挽かれたコーヒーチャネルの気流、機軸の気流、ルーフの気流、円周方向の気流及び/又は下部気流が生成される、方法。

請求項80

少なくとも2つの気流が前記ガター内で合流する、請求項79に記載の方法。

請求項81

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)及びルーフ部分(22)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備え、前記チャンバ要素及び前記シリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリ(16)と、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、を備え、前記フィルタを含む前記シリンダ要素及び前記チャンバ要素は、前記フィルタが前記抽出チャンバの円周を形成し、かつ前記回転アセンブリが抽出構成を有する第1の位置と、前記抽出チャンバの円周が開口され、かつ前記回転アセンブリを回転させることによってコーヒー残渣を放出することができる第2の位置との間で、前記主軸線の方向に互いに対して移動可能であり、前記チャンバ要素は、前記第1の位置で前記シリンダ要素に係合する下部シール(111)を備え、前記下部シールはラジアルシールであり、前記下部シールは、前記シリンダ要素の下部内向き表面(113)に係合する、遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項82

上部シール(110)を備え、前記上部シールは、前記シリンダ要素の上部内向き表面(112)に係合する、請求項81に記載の装置。

請求項83

前記上部内向き表面は、円錐形であり、下方向に外方にテーパ状になっている、請求項82に記載の装置。

請求項84

前記下部内向き表面は、頂部(115)を有する内方に突出するバルジ(114)を備え、前記下部シールは、前記バルジの前記頂部の上で前記下部内向き表面に係合する、請求項81〜請求項83のいずれか1項に記載の装置。

請求項85

前記上部シールは、前記チャンバ要素のルーフ部分から離れて外方向かつ下方向に延在し、特に水平面に対して25〜45度の角度で延在し、かつ/又は前記下部シールは、前記チャンバ要素の底壁から離れて外方向かつ上方向に延在し、特に水平面に対して25〜45度の角度で延在する、請求項81〜請求項84のいずれか1項に記載の装置。

請求項86

前記シリンダ要素及び前記チャンバ要素は、前記主軸線を中心に相対回転なしに軸方向に互いに対して平行移動するように構成される、請求項81〜請求項84のいずれか1項に記載の装置。

請求項87

前記下部シール及び前記下部内向き表面は、前記上部シール、前記上部内向き表面それぞれよりも小径である、請求項82〜請求項85のいずれか1項に記載の装置。

請求項88

前記下部シールは、前記チャンバ要素の底壁の一部を形成する基部(115)を備え、かつ/又は、前記上部シールは、前記チャンバ要素のルーフ部分の一部を形成する基部を備え、特に、前記下部シールの前記基部は、5mm未満、好ましくは3mm未満の高さを有し、特に、空気又は断熱材で充填されたチャンバは、前記下部シールの前記基部の下に配置される、請求項82〜請求項86のいずれか1項に記載の装置。

請求項89

前記底壁(21)は、底部支持要素(119)を備え、前記基部(115)は、前記底部支持要素(119)と前記基部の下側との間に延在する突出部(116)によって支持される、請求項88に記載の装置。

請求項90

コーヒー豆グラインダ(120)であって、グラインダハウジング(121)と、外臼部(122)と、前記外臼部内に位置決めされた内臼部(123)であって、前記内臼部及び外臼部がグラインダ主軸線(124)を中心に互いに対して回転可能である、内臼部(123)と、前記挽かれたコーヒーを前記コーヒー豆グラインダから放出するためのインペラブレード(225)を備えるインペラ(125)であって、前記内臼部及び外臼部の下に位置決めされ、前記内臼部又は外臼部に連結される、インペラ(125)と、前記内臼部及び外臼部を互いに対して回転させるために構成され、かつ前記内臼部及び外臼部でコーヒー豆を挽き、前記挽かれたコーヒーを前記インペラで前記コーヒー豆グラインダから放出するための第1の回転方向で、並びに前記インペラで前記コーヒー豆グラインダから前記挽かれたコーヒーを放出するための第2の逆回転方向であって、前記第2の回転方向では、前記コーヒー豆グラインダは挽かない、第2の逆回転方向で、前記インペラを回転させるために構成されたグラインダ駆動部(126)と、を備える、コーヒー豆グラインダ(120)。

請求項91

前記外臼部は静止しており、前記内臼部は回転可能かつ前記グラインダ駆動部に連結され、前記インペラは、前記内臼部に連結される、請求項90に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項92

前記内側バー(bur)の位置は、前記グラインダ主軸線の方向に調整可能であり、前記外臼部の位置は、前記グラインダ主軸線の方向に調整可能ではない、請求項90又は請求項91に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項93

前記コーヒー豆グラインダは、前記内臼部及び外臼部を互いに対して軸方向に移動させることによって前記内臼部及び外臼部の相対位置を調整するための調整駆動部(130)と、前記調整駆動部と前記内臼部又は外臼部との間に配置された調整トランスミッション(131)と、を備え、前記インペラは、前記調整トランスミッションに連結され、前記内臼部及び外臼部の前記相対位置を調整するときに軸方向に移動する、請求項90〜請求項92のいずれか1項に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項94

前記調整トランスミッションは、前記グラインダ主軸線と同軸に配置され、かつ前記内側バー(bur)又は外臼部に、特に前記内臼部に連結された回転可能な調整ギヤ(134)を備え、前記回転可能な調整ギヤは、ねじ山を備え、前記グラインダハウジングは、噛み合いねじ山を備え、前記回転可能な調整ギヤが回転すると、前記回転可能な調整ギヤ、前記内臼部、及び前記インペラの軸方向の変位が生じる、請求項93に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項95

前記内臼部は、前記グラインダ軸線の方向に回転可能かつ調整可能であり、前記コーヒー豆グラインダは、前記グラインダ駆動部を前記内臼部に連結するグラインダ機軸(230)と、前記グラインダ機軸に半径方向及び軸方向の支持を提供するグラインダ軸受(231)と、を備え、前記グラインダ軸受及び前記グラインダ機軸は、前記回転可能な調整ギヤに連結されるか、又は当接し、軸方向での前記内臼部の調整時に前記回転可能な調整ギヤとともに上下移動する、請求項94に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項96

前記グラインダ機軸は、前記グラインダ駆動部に連結された第1の機軸部(232)と、前記内臼部に連結された第2の機軸部(233)とを備え、前記第1の機軸部及び第2の機軸部は、機軸継手(234)によって相互連結され、軸方向での前記内臼部の調整中に互いに対して伸縮運動するために構成され、前記第2の機軸部は軸方向に移動し、前記第1の機軸部は調整中に軸方向に静止したままである、請求項95に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項97

前記グラインダ機軸は、前記回転可能な調整ギヤの穴(235)を通って延在する、請求項90〜請求項96のいずれか1項に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項98

前記インペラは、前記内臼部の下に配置され、前記グラインダ軸受は、前記インペラの下に配置され、前記回転可能な調整ギヤは、前記グラインダ軸受の下に配置される、請求項96又は請求項97に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項99

各々の挽く操作後に前記内臼部又は外臼部を最上部位置又は最下部位置に移動させるように構成される、請求項90〜請求項98のいずれか1項に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項100

前記第2の回転方向での回転中に、前記グラインダ主軸線の方向に前記内臼部及び外臼部の前記相対位置を調整するように構成された、請求項90〜請求項99のいずれか1項に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項101

前記インペラブレードは、調整ステップで下方に移動させるときに前記インペラブレードの下に配置されたコーヒー粒子を切断するための鋭い下縁を有する、請求項90〜請求項100のいずれか1項に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項102

前記インペラブレードは、前記回転方向に対称であり、挽かれたコーヒーを前記第1の回転方向及び前記第2の回転方向の両方に放出する、請求項90〜請求項101のいずれか1項に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項103

前記回転可能な調整ギヤ(134)は、前記グラインダ機軸(230)の周囲に延在し、前記コーヒー豆グラインダは、第1のグラインダ軸受(231)と、前記回転可能な調整ギヤ(134)と前記グラインダ機軸(230)との間に位置決めされ、かつ互いに離間して配置された第2のグラインダ軸受(237)とを備える、請求項90〜請求項102のいずれか1項に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項104

前記回転可能な調整ギヤ(134)は、前記内臼部の調整時に、前記グラインダ機軸(230)を上方に移動させるための第1のカム(402)と、前記グラインダ機軸(230)を下方に移動させるための第2のカム(401)とを備え、前記第1の軸受及び第2の軸受は、前記内臼部の調整時に前記回転可能な調整ギヤ(134)及び前記グラインダ機軸(230)とともに上下に移動し、特に、前記第1のカムは、前記第1のグラインダ軸受に係合して作用し、前記第2のカムは、前記第2のグラインダ軸受に係合して作用する、請求項103に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項105

前記グラインダ機軸の周囲に延在し、前記グラインダ機軸と前記グラインダハウジング(121)との間に位置決めされる1つ又は複数の摺動ブッシュ(403)を備え、前記摺動ブッシュ(403)は、前記グラインダハウジングに対する前記グラインダ機軸の垂直移動を可能にし、前記摺動ブッシュは、特に前記第1のグラインダ軸受(231)の上に配置される、請求項104に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項106

前記インペラブレードは、主要部(405)及び下端部(406)を有し、前記下端部は、前記主要部よりも広く、特に、前記下端部は、外方にテーパ状になっており、前部底縁部(408)、後部底縁部(409)、及び平坦な底面(410)を画定し、前記前部底縁部及び前記後部底縁部は、前記インペラの回転中に前記底部空洞壁(128)をきれいに拭うように構成される、請求項90〜請求項105のいずれか1項に記載のコーヒー豆グラインダ。

請求項107

コーヒー豆を挽く方法であって、前記方法は、請求項90〜請求項106のいずれか1項に記載のコーヒー豆グラインダにコーヒー豆を提供することと、前記内臼部及び外臼部を互いに対して第1の回転方向に回転させることにより、前記コーヒー豆を挽き、前記挽かれたコーヒーを前記インペラで前記グラインダ出口開口部を介して放出することと、挽かれた後、前記回転方向を逆にして前記内臼部及び外臼部を互いに対して第2の逆回転方向に回転させ、コーヒー豆を挽かずに、残った挽かれたコーヒー粒子を前記インペラで前記コーヒー豆グラインダから放出することにより前記コーヒー豆グラインダを洗浄することと、を含む、方法。

請求項108

前記洗浄動作後又は洗浄動作中、前記外臼部に対する前記内臼部の軸方向位置が調整される、請求項107に記載の方法。

請求項109

前記調整ステップでは、前記コーヒー豆グラインダを調整するために、前記内臼部及び外臼部は前記グラインダ主軸線の方向に第1のグラインダ位置から第2のグラインダ位置へ、又はその逆へ互いに対して移動させられ、前記調整は、前記内臼部又は外臼部を別個の定位置へ移動させることなく行われる、請求項108に記載の方法。

請求項110

飲料を調製するために粉末又は顆粒を第1の位置から飲料調製位置まで搬送するためのコンベヤ(90)を備える飲料調製装置であって、前記コンベヤは、前記第1の位置から前記飲料調製位置まで延在する供給管(92)であって、入口開口部及び出口開口部を備える、供給管(92)と、前記供給管を通って延在し、回転のために取り付けられた搬送スクリュ(95)と、前記搬送スクリュを回転させるために構成されたスクリュ駆動部(96)と、を備え、前記供給管は湾曲しており、前記搬送スクリュは可撓性である、飲料調製装置。

請求項111

前記飲料調製装置(5)は、遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、抽出チャンバ(26)を形成し、かつ主軸線(18)を中心に回転するように構成されたチャンバ要素(20)及びシリンダ要素(24)を備える回転アセンブリ(16)と、コーヒー豆を挽いて挽かれたコーヒーにするためのコーヒー豆グラインダ(120)と、を備え、前記供給管は、前記コーヒー豆グラインダから前記抽出チャンバまで延在し、前記コンベヤは、前記コーヒー豆グラインダから前記抽出チャンバに挽かれたコーヒーを搬送するために構成される、遠心式コーヒー抽出装置(10)である、請求項110に記載の飲料調製装置。

請求項112

前記搬送スクリュは、可撓性合成材料から製造される、請求項110又は請求項111に記載の飲料調製装置。

請求項113

前記供給管は、前記入口開口部に水平な管部を備え、前記水平な管部は、水平面に対して5度未満の角度で延在する、請求項110〜請求項112のいずれか1項に記載の飲料調製装置。

請求項114

前記供給管は、側面図で見た場合には第1の曲率を有し、上面図で見た場合には第2の曲率を有する2つの独立した曲率面で湾曲している、請求項110〜請求項113のいずれか1項に記載の飲料調製装置。

請求項115

前記供給管は、前記抽出チャンバのルーフ開口部を通って延在し、前記抽出チャンバ内に開口し、特に静止しているコア要素(64)のコア底壁(65)を通って延在し、前記ルーフ開口部は、特に前記主軸線から偏心して位置決めされる、請求項110〜請求項114のいずれか1項に記載の遠心式コーヒー抽出装置。

請求項116

ホッパから延在するか、又は別個の入口開口部から前記供給管(92)に向かって延在する少なくとも1つの別個の合流管(320)を備え、そこで前記合流管は合流位置で前記供給管と合流する、請求項110〜請求項115のいずれか1項に記載の遠心式コーヒー抽出装置。

請求項117

前記抽出チャンバ内に熱水を供給するための別個の熱水供給管(60)を備え、前記熱水供給管は、前記抽出チャンバ内の別個の水開口部(95)、特に前記コア要素(64)のコア底壁(65)内の別個の水開口部を介して前記抽出チャンバに入り、前記水開口部は、前記主軸線(18)から偏心して配置される、請求項110〜請求項116のいずれか1項に記載の遠心式コーヒー抽出装置。

請求項118

前記コンベヤは、粉末又は顆粒、及び空気の両方を前記抽出チャンバ内に送り込むように構成される、請求項110〜請求項117のいずれか1項に記載の飲料調製装置。

請求項119

前記供給管は、前記チャンバ要素の前記ルーフ部分において水平面に対して50〜90度の角度で配向される、請求項110〜請求項118のいずれか1項に記載の飲料調製装置。

請求項120

前記湾曲した供給管は、前記管の長さに沿って変化する曲率を有する、請求項110〜請求項119のいずれか1項に記載の飲料調製装置。

請求項121

前記搬送スクリュは、セグメント化され、前記搬送スクリュは、可変ピッチを有し、前記搬送スクリュは、可変径を有し、かつ/又は前記搬送スクリュは、スクリュコアを備える、請求項110〜請求項120のいずれか1項に記載の飲料調製装置。

請求項122

前記供給管(92)の少なくとも一部は下方に延在する、請求項110〜請求項121のいずれか1項に記載の飲料調製装置。

請求項123

前記コンベヤは、前記挽かれたコーヒーが、メートル毎秒で測定される、前記コーヒー豆グラインダから出る速度の少なくとも2倍の速度、具体的には3倍の速度、更により具体的には4倍の速度で前記挽かれたコーヒーを搬送する、請求項110〜請求項122のいずれか1項に記載の遠心式コーヒー抽出装置。

請求項124

飲料調製装置内の粉末又は顆粒を搬送するための方法であって、前記方法は、請求項110〜請求項123のいずれか1項に記載の装置を提供することと、前記搬送スクリュを回転させることによって粉末又は顆粒を搬送することとを含み、前記スクリュは回転し、回転中に変形する、方法。

請求項125

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)及びルーフ部分(22)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備え、前記チャンバ要素及び前記シリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリ(16)と、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、前記回転アセンブリ及び前記主駆動部の周囲に延在するハウジング(14)と、コーヒー豆を挽いて挽かれたコーヒーにするためのコーヒー豆グラインダ(120)と、を備え、上面図において、前記主軸線(18)は、前記ハウジングの前側(164)から前記ハウジングの後側(165)まで延在する垂直な中央平面(160)からの距離(162)に位置決めされ、前記中央平面は前記ハウジングを、大きさが等しい左部分(166)と右部分(167)とに分割し、前記主軸線は前記中央平面の一方の側に位置決めされ、前記コーヒー豆グラインダは前記中央平面の反対側に、前記中央平面から離間して位置決めされる、遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項126

上面図では、前記グラインダ主軸線(124)は、前記主軸線(18)の後部に位置決めされる、請求項125に記載の装置。

請求項127

コーヒー残渣を保持するための残渣トレイ(170)であって、前記回転アセンブリの下に位置決めされる、残渣トレイ(170)と、前記残渣トレイが前記回転アセンブリの下に位置決めされるトレイ支持位置(171)であって、垂直な中央平面からオフセットして位置決めされる、トレイ支持位置(171)と、前記ハウジングの前記前側(164)で、特に前記ハウジングの前記前側で中央に位置決めされた前部開口部(172)と、前記前部開口部から前記トレイ支持位置まで延在するトレイ軌道(173)であって、前記トレイ軌道に沿って前記残渣トレイを前記装置内に挿入し、前記トレイ支持位置に位置決めすることができ、コーヒー残渣で満たされたときに前記装置から取り出すことができ、上面図において、前記トレイ軌道は前記中央平面に鋭角(α)に延在する、トレイ軌道(173)と、を備える、請求項125又は請求項126に記載の装置。

請求項128

上面図では、前記トレイ軌道は湾曲している、請求項127に記載の装置。

請求項129

正面図では、前記回転アセンブリは、前記中央平面の右側に位置決めされ、前記コーヒー豆グラインダは、前記中央平面の左側に位置決めされる、請求項125〜請求項128のいずれか1項に記載の装置。

請求項130

第1の小型構成及び第2の大型構成で遠心式コーヒー抽出装置(10)を製造する方法であって、前記方法は、前記小型構成及び前記大型構成に対して同じである前部と、後部の少なくとも2つの版とを有する前記装置(10)を組み立てることを含み、前記前部は、主軸線(19)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)及びルーフ部分(22)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備え、前記チャンバ要素及び前記シリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリ(16)と、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、コーヒー豆を挽いて挽かれたコーヒーにするためのコーヒー豆グラインダ(120)であって、グラインダ主軸線(124)を中心に互いに対して回転可能な内臼部及び外臼部を有する、コーヒー豆グラインダ(120)と、を備え、前記後部の第1の小型版は、水を保持するための水タンク(190)を備え、コーヒー豆を収容するためのコーヒー豆ホッパ(180)を備えず、前記後部の第2の大型版は、水を保持するための水タンク(190)と、コーヒー豆を収容するための少なくとも1つのコーヒー豆ホッパ(180)と、を備え、前記方法は、前記小型構成を有する多数の装置と、前記大型構成を有する多数の装置と、を製造することを含む、方法。

請求項131

前記装置は、フレーム(12)を備え、前記フレームは少なくとも前フレーム部(12A)及び後フレーム部(12B)を備え、前記前フレーム部と前記後フレーム部とは別部品であり、コネクタ(280)又は接着剤によって相互連結され、前記前フレーム部は、前記回転アセンブリ及び前記コーヒー豆グラインダを支持し、前記後フレーム部は、少なくとも前記水タンクを支持し、前記方法は、小型構成用の小さい後フレーム部(12B1)及び大型構成用の大きい後フレーム部(12B2)の両方を提供することと、各前フレーム部に小さい後フレーム部又は大きい後フレーム部を連結することとを含む、請求項130に記載の方法。

請求項132

前記少なくとも1つのコーヒー豆ホッパ(180A、180B)は、前記回転アセンブリの前記後部及び前記コーヒー豆グラインダの前記後部に位置決めされ、前記大きい後フレーム部(12B2)によって支持される、請求項131に記載の方法。

請求項133

前記大きい後部は、前記回転アセンブリの前記後部及び前記コーヒー豆グラインダの前記後部に位置決めされる第1のコーヒー豆ホッパ(180A)及び第2のコーヒー豆ホッパ(180B)を備える、請求項130〜請求項132のいずれか1項に記載の方法。

請求項134

上面図において、前記主軸線(18)は、前記ハウジング(14)の前側(164)から前記ハウジングの後側(165)まで延在する垂直な中央平面(160)から偏心して位置決めされ、前記中央平面は前記ハウジングを、大きさが等しい左部分(166)と右部分(167)とに分割し、前記主軸線は前記中央平面の一方の側に位置決めされ、前記コーヒー豆グラインダは前記中央平面の反対側に位置決めされる、請求項130〜請求項133のいずれか1項に記載の方法。

請求項135

前記グラインダ軸線は、前記主軸線の前記後部に位置決めされ、前記ハウジングはハウジング長さ(Lh)を有し、前記グラインダ軸線は、前記ハウジングの前側(164)から前記ハウジング長さ(Lh)の40〜60パーセントの距離(Dg)に位置決めされる、請求項130〜請求項132のいずれか1項に記載の方法。

請求項136

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)及びルーフ部分(22)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備える、回転アセンブリ(16)と、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、前記回転アセンブリから放出されたコーヒーを回収するためのガター(48)であって、前記回転アセンブリの周囲に延在する、ガター(48)と、前記ガターの上に位置決めされ、前記シリンダ要素から下方向に放出されるコーヒーを前記ガターに偏向させるように構成された偏向部材(192)と、を備え、前記シリンダ要素は、前記コーヒーが前記フィルタから移動して前記シリンダ要素から離れるためのチャネル(44)を備え、前記チャネルは、前記フィルタの下流の入口(45)及びチャネル出口(46)を備え、前記チャネルは、水平面に対して少なくとも75度、より具体的には少なくとも80度の角度で延在し、前記シリンダ要素は、前記チャネルの下流に位置決めされた流出路(194)を備え、前記流出路は水平に配向され、前記流出路の流路床(195)と流路天井(196)との間に画定され、前記シリンダ要素は、前記出口から流れる前記コーヒーが上方に移動することから略水平方向に移動することに向きを変える、前記チャネル出口における回転部(198)を備え、前記流出路の少なくとも外側部(200)は、少なくとも1mm、具体的には少なくとも2mm、より具体的には少なくとも3mmの前記流路床と前記流路天井との間の高さ(Hop)を有し、前記回転部は、前記コーヒーが移動し、かつ前記チャネルの前記出口を画定する敷居部(201)を備え、前記敷居部は、前記流出路の前記外側部の高さ(Hop)の20〜80パーセント、具体的には30〜70パーセント、より具体的には40〜60パーセントのレベルに配置される、遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項137

前記敷居部を越えて流れる前記コーヒーは、前記流出路の前記流路床及び前記流路天井に接触しない、請求項136に記載の装置。

請求項138

前記流出路は、前記外側部よりも低い高さ(Hip)を有する内側部を備える、請求項136又は請求項137に記載の装置。

請求項139

前記流出路は、前記偏向部材に向けられ、前記偏向部材は、内方かつ下方に配向される、請求項136〜請求項138のいずれか1項に記載の装置。

請求項140

前記流路床及び前記流路天井は、少なくとも300度の円周角にわたって前記主軸線を中心に延在する、請求項136〜請求項139のいずれか1項に記載の装置。

請求項141

前記流路床及び前記流路天井は、水平であるか、又は外方にテーパ状になっている、請求項136〜請求項140のいずれか1項に記載の装置。

請求項142

前記流出路は、前記内側部と前記外側部との間に、前記流出路の高さが増加する遷移部を備え、前記遷移部は、特に急であり、すなわち、前記流出路の高さは、第1の高さ(H1)よりも短い距離(Di1)にわたって前記第1の高さ(H1)から第2の高さ(H2)まで増加する、請求項136〜請求項141のいずれか1項に記載の装置。

請求項143

コーヒーを抽出する方法であって、前記方法は、請求項136〜請求項142のいずれか1項に記載の装置を提供することと、挽かれたコーヒー及び熱水を供給し、かつ前記回転アセンブリを回転させることによってコーヒーを抽出することと、を含み、前記コーヒーは前記チャネルを通って上方かつ外方に流れ、前記回転部で向きを変え、前記流出路(194)を通って水平に流れ、前記コーヒーは前記流出路の前記外側部の前記流路床(195)及び流路天井(196)に接触しない、方法。

請求項144

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)及びルーフ部分(22)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備える、回転アセンブリ(16)と、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、前記回転アセンブリから放出されたコーヒーを回収するためのガター(48)を画定するガター要素(83)であって、前記ガターが前記回転アセンブリの周囲に延在する、ガター要素(83)と、前記ガターの上に位置決めされ、前記シリンダ要素から下方向に放出されるコーヒーを前記ガターに偏向させるように構成された偏向部材(192)と、を備え、少なくとも前記ガター要素は発泡材料から製造される、遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項145

前記発泡材料は、発泡ポリプロピレンEPP)である、請求項144に記載の装置。

請求項146

前記偏向部材は、発泡材料、特にEPPから作製される、請求項144又は請求項145に記載の装置。

請求項147

前記発泡材料は、滑らかな薄膜を含む、請求項144〜請求項146のいずれか1項に記載の装置。

請求項148

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)及びルーフ部分(22)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備え、前記チャンバ要素及び前記シリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリ(16)と、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、前記抽出されたコーヒーが流れ出るコーヒー出口(19)と、前記回転アセンブリの下に位置決めされた取り外し可能な残渣トレイ(170)と、前記遠心式コーヒー抽出装置の下側に位置決めされ、前記コーヒー出口の下にコーヒーカップ支持体を形成する取り外し可能なドリップトレイ(13)と、を備え、前記残渣トレイ(170)は、前記コーヒー残渣を保持するための第1の区画(420)と、水又はコーヒーを捕捉するための第2の区画(421)と、を備え、前記遠心式コーヒー抽出装置は、前記コーヒー出口のすぐ上流に位置決めされたバイパススイッチ(422)と、前記バイパススイッチを通常流れモードからバイパス流れモードに切り替えるように構成された制御可能なバイパスアクチュエータ(424)と、前記バイパススイッチから前記第2の区画まで延在するバイパスチャネル(426)と、を更に備え、通常流れモードでは、前記コーヒーは、前記コーヒー出口を流れ、バイパス流れモードでは、前記熱水又はコーヒーは、前記コーヒー出口を流れるのではなく、前記バイパスチャネルを通って前記残渣トレイの前記第2の区画内に流れる、遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項149

前記第2の区画は、前記ドリップトレイ内に開口する下部出口(428)を備え、前記下部出口は、前記ドリップトレイが存在しないときに閉じられるように構成され、前記ドリップトレイが存在するときに開くように構成された弁(430)を備える、請求項148に記載の遠心式コーヒー抽出装置。

請求項150

前記遠心式コーヒー抽出装置は、コーヒーを抽出する前に前記抽出チャンバ及び前記ガターを蒸気で加熱するように構成され、凝縮した蒸気を前記バイパスチャネルを通って前記第2の区画に迂回させるために前記バイパススイッチを前記バイパス流れモードに切り替えるように構成される、請求項148又は請求項149に記載の遠心式コーヒー抽出装置。

請求項151

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)及びルーフ部分(22)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備え、前記チャンバ要素及び前記シリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリ(16)と、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、前記回転アセンブリの下に位置決めされた取り外し可能な残渣トレイ(170)と、前記回転アセンブリから放出された前記コーヒー残渣を下方に前記残渣トレイ(170)内に導くための残渣偏向部材(193)と、前記残渣偏向部材(193)の下に、かつ前記取り外し可能な残渣トレイの上に、又は前記取り外し可能な残渣トレイ(170)の上端に位置決めされたリング状の残渣制限スカート(293)であって、前記リング状の残渣制限スカート(293)が貫通開口部を画定する内径を有し、前記内径が前記残渣偏向部材(193)の最大内径よりも小さく、前記リング状の残渣制限スカート(293)が前記残渣偏向部材(193)から下方に移動する前記コーヒー残渣を内方に偏向させるために構成される、リング状の残渣制限スカート(293)と、を備える、遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項152

前記残渣制限スカートは可撓性である、請求項151に記載の遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項153

主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)及びルーフ部分(22)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備える、回転アセンブリ(16)を備え、分配器要素(460)が前記底壁(21)に位置決めされ、前記分配器要素は前記回転アセンブリの機軸(40)の周囲に延在し、前記分配器要素は前記底壁(21)の上に第1の高さを有する1つ又は複数の分配器部(464)と、前記底壁の上に第2の異なる高さを有する1つ又は複数の分配器部(464)とを備える、遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項154

前記分配器要素(460)は、水及び/又は挽かれたコーヒー粒子を受容するために構成された受容領域(462)を備え、前記分配器部は、少なくとも前記受容領域(462)の円周に配置される突起を形成し、前記突起は、コーヒーベッドを形成する前記フィルタの高さにわたって前記挽かれたコーヒー粒子を分配し、かつ前記コーヒーベッドの高さにわたって前記熱水を分配するために、前記受容領域の上に異なる高さを有する、請求項153に記載の遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項155

前記分配器部(464)は、外面(464B)よりも高く配置される内面(464A)を備える、上方を向いた段付き面を形成する、請求項153又は請求項154に記載の遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項156

遠心式コーヒー抽出装置(10)であって、主軸線(18)を中心に回転可能な回転アセンブリ(16)であって、前記回転アセンブリは、底壁(21)及びルーフ部分(22)を備えるチャンバ要素(20)と、フィルタ(25)を備えるシリンダ要素(24)と、を備え、前記チャンバ要素及び前記シリンダ要素が抽出チャンバ(26)を形成する、回転アセンブリ(16)と、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部(27)と、前記回転アセンブリの下に位置決めされた取り外し可能な残渣トレイ(170)と、を備え、前記取り外し可能な残渣トレイは、前記残渣トレイ内で前記コーヒー残渣の乾燥を可能にするように構成された通気チャネル(450)を備える、遠心式コーヒー抽出装置(10)。

請求項157

前記通気チャネルは、前記残渣トレイの前壁(452)に形成され、前記遠心式コーヒー抽出装置の前部空洞(458)内に開口する、請求項156に記載の遠心式コーヒー抽出装置。

請求項158

前記通気チャネルは、逆U字形を有する、請求項156又は請求項157に記載の遠心式コーヒー抽出装置。

請求項159

遠心式コーヒー抽出装置であって、主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、前記回転アセンブリは、底壁を備えるチャンバ要素と、フィルタを備えるシリンダ要素と、を備える、回転アセンブリと、前記コーヒーを遠心分離するために前記主軸線を中心に前記回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、前記回転アセンブリから放出されたコーヒーを回収するためのガター(48)を画定するガター要素(83)であって、前記ガターが前記回転アセンブリの周囲に延在する、ガター要素(83)と、を備え、前記ガター要素は、前記ガターを加熱するためのガター加熱要素(470)を備える、遠心式コーヒー抽出装置。

請求項160

前記抽出チャンバ内への挽かれたコーヒーの供給及び前記コーヒーベッドの形成の前、並びに/又は前記供給及び前記形成の間に、前記ガター加熱要素によって前記ガターを加熱するために構成される、請求項159に記載の遠心式コーヒー抽出装置。

請求項161

コーヒーを抽出する方法であって、前記方法は、請求項159又は請求項160に記載の遠心式コーヒー抽出装置内に挽かれたコーヒーを供給し、前記回転アセンブリを回転させて前記抽出チャンバ内にコーヒーベッドを形成することと、前記コーヒーベッドの形成前及び/又は形成中に前記ガター加熱要素で前記ガターを加熱することと、を含み、気流が前記回転アセンブリで、前記回転アセンブリの回転の結果として生成され、前記気流は前記ガターを通過し、前記加熱されたガターによって加熱され、前記加熱された気流は前記コーヒー出口を通過し、前記コーヒー出口の下のコーヒーカップを加熱する、方法。

技術分野

0001

本発明は、遠心式コーヒー抽出器に関する。遠心式コーヒー抽出器は既知である。

背景技術

0002

国際公開第2017/010878号(本明細書ではD1)は、遠心式コーヒー抽出器を開示している。この装置には多くの欠点があることが見出された。欠点の1つは、装置に漏れが発生することである。コーヒー抽出器からのコーヒーの漏れを防止するシールを提供することは非常に困難であることが見出された。この問題は、コーヒーを1抽出した後にコーヒー残渣が完全に放出されないことに関連していることが認識された。コーヒー残渣の一部がシール上に残り、シールが次のコーヒーのカップにおいて抽出チャンバを適切に閉じるのを妨げる。この問題は、シール上に残留するコーヒー残渣が更なるコーヒー残渣を引き寄せる傾向があり、抽出器の各閉鎖後に一緒に「押しつぶされる」ことにより、シール上のコーヒー残渣の量が徐々に増加し、漏れが更に増加するので、作られるコーヒーのカップごとに増加することが見出された。

0003

この装置の別の欠点は、装置全体の高さがかなり大きいことである。この装置は一般家庭台所に置くには高すぎる。これは、いくつかの部品が互いに重なり合っているためである。

0004

この装置の別の問題は、抽出されたコーヒーの泡立ちである。抽出アセンブリは、遠心分離中にフィルタ背圧を生成する制限された出口を含む。しかし、コーヒーが出口から放出される速度は非常に高く、その結果、乱流及び跳ね返りが生じ、これにより過剰な泡が形成される。いくらかの泡は、カップ内のコーヒーの外観及び味を改善するので許容可能であり、実際に有益である。しかし、過度発泡は望ましくない。

0005

D1の装置に関連する別の問題は、ミストの形成及び装置全体へのミストの拡散である。これにより、金属部品腐食電子部品の腐食、及びプリント基板PCBの機能不全が引き起こされることが見出された。さらに、ミストは、コーヒー供給チャネル詰まりという別の問題を引き起こしている。ミストはコーヒー供給チャネルの内壁凝縮し、コーヒー粒子はコーヒー供給チャネルの壁に付着する。時間の経過とともに、これが問題になる場合がある。

0006

D1の装置に関連する別の問題は、カップ内のコーヒーの温度が低すぎることである。本発明では、これは装置の様々な部品における熱の損失に起因することが認識された。熱水は装置を通してかなりの距離及び大きい表面積を移動しなければならず、いくつかの部品と接触する。接触のたびに、熱水又は熱いコーヒーからの熱が部品に伝わり、その結果、コーヒーの温度が低すぎる。低すぎる温度は抽出チャンバ内で既に発生している。抽出チャンバ内の温度が低すぎることによる悪影響は、コーヒー抽出の抽出中である。したがって、カップ内のコーヒーの温度が低すぎるだけでなく、味も悪くなる。

0007

D1の装置に関連する別の問題は、抽出器の駆動及び制御が特注であるため、委託製造業者にとって製造が非常に複雑であり、より低い生産量では高価であることである。

0008

D1の装置に関連する別の問題は、コーヒー粒子の大きさを制御することが困難であったことである。この装置を使用して、リストレット(20ml)からルンゴ(100ml)まで様々なスタイルのコーヒーを作ることができる。コーヒーのスタイルごとに、異なる粒子径が使用される。エスプレッソの場合、平均粒子径240μ(ミクロン)の微細なコーヒー粒子を使用する必要があり、大きいカップの場合、平均粒子径1150μ(ミクロン)のより粗い粒子を使用する必要がある。ある大きさのカップの後に別の大きさのカップが続く場合、最初のカップに意図されていた粒子の一部が、2番目のカップに使用される挽かれたコーヒーのバッチになることが見出された。これは、その結果、所望の粒度分布の精度が低下し、結果としてコーヒーの品質が低下するので望ましくない。この問題はグラインダに関連していることが認識された。最初のカップの残りのコーヒー粒子の一部は、itインペラによってグラインダから放出されず、グラインダ内に残り、コーヒー粒子の次のバッチとともにグラインダから放出されるだけである。

0009

D1及び市場にある他のbean2cup全自動コーヒーメーカの装置に関連する更なる問題は、挽いている間に挽かれた豆によって放出される芳香及び心地よいコーヒーの香りが装置内に大部分留まることである。消費者による高品質のコーヒー体験のためには、コーヒーを挽き、かつ抽出する間に、芳香及び香りが装置の前部の注ぎ口を介して消費者の方向に出ることが有益であると考えられる。これにより、挽きたての全粒豆から高品質のコーヒーを飲むという全体的な感覚が高まる。D1の装置は、この側面において極めて限定される。

0010

D1の装置の更なる問題は、実際には、装置のユーザは、将来の選択肢、豆貯蔵器の容量、水貯蔵器、及び異なるコーヒースタイルのコーヒーを作るための選択肢に関して、異なる要望を有し得ることである。特に、小さい台所を持つ小さい家庭は、小さい水タンクと小さい豆貯蔵器を備えた小さい装置を好む場合があるが、専門家のユーザは、大きい水及び豆の貯蔵器を備えた大きい装置を必要とする場合がある。専門家のユーザはまた、異なる豆を混ぜて抽出するために2つの異なる種類のコーヒー豆を保持するように構成された2つの異なるコーヒー豆貯蔵器を望む場合がある。D1の設計には、装置の大幅な再設計なしにこれらの将来の選択肢を可能にするモジュール性欠けている。これにより、新しいモデルごとに多額の工具投資が生じる。

0011

フランス特許第2236456号(D2)は、遠心式コーヒー抽出装置を開示している。図2は、抽出構成における装置を示している。図3は、放出構成における装置を示している。図2及び図3に開示されているように、抽出チャンバは、コーヒーの抽出中は上方位置(図2参照)に位置決めされており、コーヒー残渣の放出中は下方位置(図3参照)に位置決めされている。これは、D1の4頁39行〜5頁3行にも説明されている。

0012

ベルギー特許第823309号(D3)は、遠心式コーヒー抽出装置を開示している。図4及び図6は、抽出構成における装置を示している。図5及び図7は、残渣放出構成における装置を示している。D3はD2と非常に似ており、D2の装置と同様に、抽出位置が上方位置であり、放出位置が下方位置である。

0013

国際公開第2012/069986号(D4)は、遠心式コーヒー抽出装置の2つの異なる変形例、図1図8による変形例及び図9〜図11による変形例を開示している。両変形例は、同じ原理に基づいて機能する。抽出位置では、図10に示されているように、ロータ14が下方位置に配置されている。コーヒーベッド230は、遠心作用中にスリーブ部分の壁に押し付けられる。コーヒーは、スリット168を通って外方に流れることができる。D4の段落59を参照されたい。

0014

コーヒーを抽出した後、コーヒー残渣が放出される。これを行うために、ロータ14は放出位置まで上方へ垂直方向に移動する。図11を参照されたい。図11から明らかなように、保持部16及びスリーブ部分42は、垂直方向に静止しており、垂直方向に移動しない。

発明が解決しようとする課題

0015

本発明の目的は、上述した欠点のうちの少なくとも1つにあまり悩まされない装置を提供することである。

0016

本発明の更なる目的は、代替の遠心式コーヒー抽出装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0017

本明細書に開示する遠心式コーヒー抽出装置は、従来技術に対していくつかの独立した改良を提供する。

0018

可動フィルタ
第1の態様では、本発明は、遠心式コーヒー抽出装置であって、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含み、
チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバを形成する、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、を含み、
フィルタを含むシリンダ要素は、フィルタが抽出チャンバの円周を形成し、かつ回転アセンブリが抽出構成を有する第1の下方位置と、抽出チャンバの円周が開口され、かつチャンバ要素を回転させることによって第2の位置のコーヒー残渣を放出することができる第2の上方位置との間で移動可能である、
遠心式コーヒー抽出装置に関する。

0019

この構造は堅牢信頼性があり、費用効率が良く、毎回のサービング後の垂直移動によるシールへの自己洗浄効果に起因する漏れの可能性を低減することが見出された。

0020

チャンバ要素は、ルーフ部分を含んでもよい。代替的又は追加的に、シリンダ要素は、ルーフ部分を有してもよい。本装置は、抽出チャンバの更なる中央ルーフ部分を形成するコア底壁を有するコア要素を更に含み得る。中央ルーフ部分は静止していてもよいが、チャンバ要素のルーフ部分又はシリンダ状要素のルーフ部分は回転可能である。

0021

チャンバ要素は、垂直方向に静止していてもよく、主軸線を中心に回転のみするように構成されてもよい。これは単純な構造であり、信頼性のある装置をもたらす。

0022

チャンバ要素は、垂直方向に静止していてもよく、主軸線を中心に回転のみするように構成されてもよい。

0023

シリンダ要素は、軸方向に移動可能であってもよい。これは垂直方向であってもよい。

0024

本装置は、シリンダ要素を第1の位置から第2の位置に、かつその逆に移動させるためのシリンダ駆動アセンブリを含んでもよく、シリンダ駆動アセンブリは主駆動部とは別個であり、シリンダ駆動アセンブリはシリンダアクチュエータ、特に電気モータを含む。

0025

シリンダ駆動アセンブリは、
シリンダアクチュエータにより駆動されるリングギヤであって、主軸線を中心に回転可能である、リングギヤと、
リングギヤによって係合され、それぞれのシリンダスピンドル軸線を中心に回転可能である、1つ又は複数のシリンダスピンドルと、
を含み得る。

0026

シリンダ要素は、シリンダカムを含んでもよく、シリンダ駆動アセンブリは、上下に移動するように構成され、かつシリンダカムを介してシリンダ要素を上下に移動させるためにシリンダカムと係合するように構成されたシリンダ駆動カムを含む。

0027

シリンダ駆動カムは、シリンダカムの上に位置決めされ、かつシリンダカムを下方に押すことによりシリンダ要素を下方に移動させるように構成された上部と、シリンダカムの下に位置決めされ、かつシリンダカムを上方に押すことによりシリンダ要素を上方に移動させるように構成された下部とを含み得る。

0028

シリンダカムは内方に延在してもよく、上部及び底部は外方に延在してもよい。

0029

シリンダ要素は、特にシリンダ要素の上部領域に配置された1つ又は複数のシリンダ整列カムを含むことができ、シリンダ整列カムは、シリンダ要素の第1の位置においてシリンダ要素をチャンバ要素と整列させるためにチャンバ要素に当接するように構成されている。

0030

シリンダ駆動カムは、少なくとも1つのシリンダスピンドルに連結されたリング状部材の一部であってもよく、リング状部材は、少なくとも1つのシリンダスピンドルの回転時に、少なくとも1つのシリンダスピンドルに沿って上下に移動するように構成されている。

0031

シリンダアクチュエータ及び主駆動部は、回転アセンブリの上に位置決めされてもよく、シリンダアクチュエータは、特に主駆動部に隣接して位置決めされる。

0032

シリンダ駆動アセンブリは、シリンダ要素を含む回転アセンブリがシリンダ駆動カムに接触することなく主軸線を中心に回転することを可能にするために、シリンダ要素が第2の位置から第1の位置に移動した後に、シリンダ駆動カムをシリンダカムから係合解除し、かつシリンダカムとシリンダ駆動カムとの間に間隙を生成するように構成されてもよい。

0033

第2の位置では、シリンダ要素は、チャンバ要素から係合解除されてもよく、チャンバ要素は、特にコーヒー残渣を放出するためにシリンダ要素なしで回転する。

0034

本装置は、シリンダ要素が下方位置に到達したときに当接する下方停止部を含むことができ、本装置は、制御ユニットを含み、制御ユニットは、シリンダアクチュエータを流れる電流を測定するように構成され、制御ユニットは、電流を電流閾値と比較し、電流が電流閾値を超えると、制御ユニットは、シリンダ要素が第1の位置に到達したと仮定し、下方停止部に当接し、その後、シリンダアクチュエータは方向を反転し、シリンダ駆動カムをシリンダカムから係合解除するために制限距離にわたってシリンダ駆動カムを反対方向に移動させ、前記反対の移動中、シリンダ要素は実質的に移動せず、下方位置に留まる。

0035

本装置は、シリンダ要素を第1の位置から第2の位置に、又はその逆に移動させる前に、回転アセンブリの回転を停止するように構成されてもよい。

0036

本装置は、加速又は減速中にシリンダ要素とチャンバ要素との間のスリップを防止するために、回転アセンブリの加速及び減速を400rad/s2未満に制限するように構成されてもよい。

0037

主駆動部は、主駆動部から下方に延在し、かつ主駆動部とシリンダ要素との間の係合解除可能な連結又は螺旋状カムトラックなしにチャンバ要素に直接連結される機軸を含むことができ、本装置は、特に主軸線に対して偏心している別個の挽かれたコーヒーチャネル及び熱水供給管を含む。

0038

シリンダ要素は、フィルタを通過したコーヒーをシリンダ要素を通ってシリンダ要素の外側に導くための少なくとも1つのチャネルを含むことができ、このチャネルは、フィルタの下流に配置された入口と、入口の下流に配置されたチャネル出口とを含み、このチャネルは、入口とチャネル出口との間で、水平面に対して少なくとも75度、具体的には少なくとも80度の角度で上方向に延在する。

0039

主駆動部及びシリンダアクチュエータは、それぞれの垂直軸線を中心に各々回転してもよい。

0040

シリンダ要素は、フィルタを支持する可撓性Oリングを含んでもよい。

0041

本発明は更に、コーヒーを抽出する方法であって、本方法は、
本発明による装置を提供することと、
シリンダ要素が第1の位置にあるとき、抽出チャンバ内に挽かれたコーヒー及び熱水を供給することと、
コーヒーを抽出するために回転アセンブリを回転させることと、
シリンダ要素を第1の位置から第2の位置に移動させることと、
コーヒー残渣を放出するためにチャンバ要素を回転させることと、
シリンダ要素を第2の位置から第1の位置に移動させることと、
を含む、方法に関する。

0042

本方法は、本装置と同じ利点を提供する。

0043

本方法の一実施形態では、チャンバ要素は、シリンダ要素が第1の位置と第2の位置との間を移動する間、垂直方向に静止状態に保持される。

0044

上方に延在するチャネル
別の独立した態様では、遠心式コーヒー抽出装置は、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含み、
チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバを形成する、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、を含み、
シリンダ要素は、フィルタを通過したコーヒーをシリンダ要素を通ってシリンダ要素の外側に導くための少なくとも1つのチャネルを含み、このチャネルは、フィルタの下流に配置された入口と、入口の下流に配置されたチャネル出口とを含み、このチャネルは、入口とチャネル出口との間で、水平面に対して少なくとも75度、具体的には少なくとも80度の角度で上方向に延在する。

0045

チャネル出口は、シリンダ要素が第1の下方位置にあるとき、回転アセンブリのルーフ部分、特にチャンバ要素のルーフ部分の上に配置されてもよい。

0046

これは、水が抽出チャンバから時期尚早に出るリスクを伴わずに、抽出チャンバに水を供給し得るという利点を提供する。これにより、例えばフランスのプレスコーヒーなどのコーヒーの浸み込みが改善される。これにより、ミストの形成も低減される。

0047

チャネルは、水平面に対して85〜89,9度の角度で延在してもよい。

0048

この構成により、装置全体の高さが更に低くなる。遠心式コーヒー抽出器の欠点の1つが非常に高さが大きいことなので、これは有利であると考えられる。

0049

一実施形態では、フィルタを含むシリンダ要素は、フィルタが抽出チャンバの円周を形成し、かつ回転アセンブリが抽出構成を有する第1の下方位置と、抽出チャンバの円周が開口され、かつチャンバ要素を回転させることによって第2の位置のコーヒー残渣を放出することができる第2の上方位置との間で移動可能であり、チャネル出口は、シリンダ要素が第1の下方位置にあるとき、チャンバ要素のルーフ部分の上に配置される。

0050

チャネルは、水平面に対して85〜89,5度の角度で延在してもよい。

0051

チャネルは、シリンダ要素の円周の少なくとも30パーセント、より具体的には少なくとも50パーセント、更により具体的には少なくとも80パーセントにわたって延在してもよい。

0052

チャネルは、環状であってもよく、シリンダ要素の全周にわたって延在してもよく、円錐形である。

0053

チャンバ要素は、垂直方向に静止していてもよく、本装置は、回転アセンブリから放出された抽出コーヒーコーヒー出口に移動するためのガターを含み、ガターの最下点は、チャンバ要素の底壁の上に配置される。

0054

ガターの少なくとも一部は、回転アセンブリのルーフ部分、特にチャンバ要素のルーフ部分の上に配置されてもよい。

0055

チャンバ要素は、垂直方向に静止していてもよく、主軸線を中心に回転するようにのみ構成されていてもよい。

0056

少なくとも1つのチャネルは、特にチャネル出口において、いかなる制限された出口も含まなくてもよい。

0057

この態様は更に、コーヒーを抽出する方法であって、本方法は、
本発明による装置の抽出チャンバ内に挽かれたコーヒーを提供することと、
抽出チャンバ内に熱水を供給することと、
挽かれたコーヒーベッド及びフィルタに熱水を通すために回転アセンブリを回転させることと、を含み、
抽出されたコーヒーは、水平面に対して少なくとも75度、具体的には少なくとも80度の角度でチャネルを上方かつ外方に流れ、チャネルのチャネル出口から放出される、
方法に関する。

0058

本方法は、本装置と同じ利点を提供する。

0059

薄いプレートを有するチャネル
別の態様では、遠心式コーヒー抽出装置は、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含み、
チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバを形成する、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部又はベルト駆動部と、を含み、
シリンダ要素は、コーヒー用の少なくとも1つのチャネルを含み、このチャネルは、フィルタの下流に配置された入口と、入口の下流に配置されたチャネル出口とを含み、このチャネルはプレートを含み、プレートの厚さは、0,4mm未満、具体的には0.3mm未満であり、プレートの内側は、コーヒーがチャネルを流れる流れ面として構築され、プレートの外側の反対側には、空気ポケット又は絶縁材料が設けられている。

0060

プレートは、装置内のコーヒーの熱損失を低減し、結果として、より高い温度のコーヒーをもたらす。これは、リストレット及びエスプレッソカップなどの少量の高濃度コーヒーでは特に有利である。

0061

一実施形態では、フィルタを含むシリンダ要素は、フィルタが抽出チャンバの円周を形成し、かつ回転アセンブリが抽出構成を有する第1の下方位置と、抽出チャンバの円周が開口され、かつチャンバ要素を回転させることによって第2の位置のコーヒー残渣を放出することができる第2の上方位置との間で移動可能であってもよく、チャネル出口は、シリンダ要素が第1の下方位置にあるとき、チャンバ要素のルーフ部分の上に配置される。

0062

チャネルは、水平面に対して85〜89,5度の角度で延在してもよい。

0063

チャネルは、シリンダ要素の円周の少なくとも30パーセント、より具体的には少なくとも50パーセント、更により具体的には少なくとも80パーセントにわたって延在してもよい。

0064

これにより、泡の形成が低減される。

0065

チャネルは、環状であってもよく、シリンダ要素の全周にわたって延在し、円錐形である。

0066

チャンバ要素は、垂直方向に静止していてもよい。

0067

本装置は、回転アセンブリから放出された抽出コーヒーがコーヒー出口に移動するためのガターを含むことができ、ガターの最下点は、チャンバ要素の底壁の上に配置される。

0068

ガターの少なくとも一部は、回転アセンブリのルーフ部分、特にチャンバ要素のルーフ部分の上に配置されてもよい。

0069

チャンバ要素は、垂直方向に静止していてもよく、主軸線を中心に回転するようにのみ構成されていてもよい。

0070

少なくとも1つのチャネルは、特にチャネル出口において、いかなる制限された出口も含まなくてもよい。

0071

この態様では、本発明は更に、コーヒーを抽出する方法であって、本方法は、
本発明による装置の抽出チャンバ内に挽かれたコーヒーを提供することと、
抽出チャンバ内に熱水を供給することと、
挽かれたコーヒーベッド及びフィルタに熱水を通すために回転アセンブリを回転させることと、を含み、
抽出されたコーヒーは、水平面に対して少なくとも75度、具体的には少なくとも80度の角度でチャネルを上方かつ外方に流れ、チャネルのチャネル出口から放出される、
方法に関する。

0072

本方法は、本装置と同じ利点を提供する。

0073

蒸気による予熱
別の態様では、本発明は、遠心式コーヒー抽出装置であって、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含み、
チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバを形成する、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、
抽出チャンバに熱水を供給するために構成された熱流体供給部であって、加熱要素を含む、熱流体供給部と、
少なくとも主駆動部及び熱流体供給部を制御するための制御ユニットと、を含み、
制御ユニットは、コーヒーを抽出する前に少なくとも抽出チャンバ及びキャッチャ/ガターを加熱するために、熱流体供給部に多量の蒸気を放出させるように構成される、
遠心式コーヒー抽出装置に関する。

0074

これにより、熱損失が減少し、コーヒーの抽出が向上し、コーヒーの温度が高くなり、注ぎ口を介して機械から出る。

0075

一実施形態では、制御ユニットは、抽出チャンバに熱水を供給する前に熱流体供給部に多量の蒸気を放出させるように構成されてもよい。

0076

一実施形態では、本装置は、多量の蒸気の少なくとも一部の注入中に回転アセンブリを回転させるように構成されてもよい。

0077

本装置は、挽かれたコーヒーが抽出チャンバ内に供給された後、及び/又は抽出チャンバ内への挽かれたコーヒーの供給中、並びにコーヒーの抽出前に挽かれたコーヒーを加熱するためにコーヒーを抽出する前に、多量の蒸気の少なくとも一部を注入するように構成されてもよい。

0078

熱流体供給部は、加熱要素から延在し、かつ水開口部で抽出チャンバ内に開口する熱水供給管を含んでもよく、水開口部は、特に静止したコア要素内に設けられており、本装置は、熱水供給管を介して蒸気を抽出チャンバ内に放出するように構成されている。

0079

多量の蒸気は、水に凝縮した場合、10ml未満、より具体的には5ml未満、更により具体的には2ml未満であってもよく、好ましくは少なくとも1mlである。

0080

蒸気は、1〜15秒、具体的には1〜7秒の時間間隔で注入されてもよく、蒸気の注入は、特に断続的に行われる。

0081

シリンダ要素は、コーヒーが回転アセンブリから出るためのチャネルを含むことができ、本装置は、抽出されたコーヒーがコーヒー出口に移動するためのガターを含み、制御ユニットは、抽出チャンバ、フィルタ、チャネル、及びガターを加熱するために、熱流体供給部に多量の蒸気を放出させるように構成されている。

0082

コーヒーの抽出前に加熱される様々な部品は、それらの部品への蒸気の凝縮によって加熱されてもよい。

0083

本装置は、回転アセンブリが回転しているときに装置を通り、特に外側から抽出チャンバ内へ、抽出チャンバからシリンダ要素内のチャネルを通り、ガター内へと流れる気流を生じさせるように構成された少なくとも1つのルーフの気流デバイス又は機軸の気流デバイスを含むことができ、前記気流は、コーヒーを抽出する前にチャネル及びガターを加熱するために、多量の蒸気の少なくとも一部を、チャネルを通ってガター内へと搬送させる。

0084

遠心式コーヒー抽出装置は、コア部、特に静止したコア部を含むことができ、
チャンバ要素は、内側リムによって画定された中央開口部を有するルーフ部分を含み、内側リムは、コア部の周囲に延在し、内側リムとコア部との間にはルーフ間隙が画定され、内側リムは下方向に外方にテーパ状になっており、それによりルーフの気流デバイスを画定し、かつ/又は
主駆動部からチャンバ要素の底壁まで延在する機軸とコア部のコア底壁との間に機軸間隙が画定され、機軸間隙は内向きコア表面及び機軸によって画定され、内向きコア表面は、下方向に外方にテーパ状になっており、それにより機軸の気流デバイスを画定し、ルーフの気流デバイス及び/若しくは機軸の気流デバイスは、回転アセンブリの回転中に気流を発生させ、蒸気を外側から抽出チャンバを通り、フィルタを通り、チャネルを通ってガター内へと搬送する。

0085

気流デバイスは、装置の脆弱な電子部品及び腐食に敏感な部品へのミストの上昇を低減し、ユーザにとってのコーヒーの芳香の感覚を改善することができる。

0086

本装置は、チャネル及びガターを加熱するために第1の比較的高い回転速度で回転アセンブリを回転させ、抽出チャンバを加熱するために第2の比較的低い回転速度で回転アセンブリを回転させるように構成されてもよく、第2の比較的低い回転速度での回転は、第1の比較的高い回転速度での回転の後に行われることが好ましい。

0087

蒸気は、摂氏100〜107度の温度を有してもよい。

0088

この態様では、コーヒーを抽出する方法が提供され、本方法は、
本発明による装置の抽出チャンバ内に挽かれたコーヒーを提供することと、
抽出チャンバ内に熱水を供給することと、
コーヒーを抽出するために主駆動部で回転アセンブリを回転させることと、を含み、
コーヒーを抽出する前に、少なくとも装置の抽出チャンバを加熱するために抽出チャンバに多量の蒸気が供給される。

0089

本方法は、本装置と同じ利点を提供する。

0090

本方法の一実施形態では、多量の蒸気は、水に凝縮した場合、10ml未満、より具体的には5ml未満、更により具体的には2ml未満であってもよく、好ましくは少なくとも1mlである。

0091

本方法の一実施形態では、蒸気は、最大15秒の時間間隔で供給されてもよい。

0092

本方法の一実施形態では、シリンダ要素は、コーヒー用のチャネルを含むことができ、本装置は、シリンダ要素から放出された抽出コーヒーがコーヒー出口に移動するためのガターを含み、多量の蒸気は、チャンバ、フィルタ、チャネル、及びガターを加熱する。

0093

本方法の一実施形態では、コーヒーの抽出前に加熱される様々な部品は、それらの部品への蒸気の凝縮によって加熱されてもよい。

0094

本方法の一実施形態では、回転アセンブリは、多量の蒸気の少なくとも一部の注入中に回転してもよい。

0095

本方法の一実施形態では、遠心式コーヒー抽出装置は、コア部、特に静止したコア部を含むことができ、
チャンバ要素は、内側リムによって画定された中央開口部を有するルーフ部分を含み、内側リムは、コア部の周囲に延在し、内側リムとコア部との間にはルーフ間隙が画定され、内側リムは下方向に外方にテーパ状になっており、それによりルーフの気流デバイスを画定し、かつ/又は
主駆動部からチャンバ要素の底壁まで延在する機軸とコア部のコア底壁との間に機軸間隙が画定され、機軸間隙は内向きコア表面及び機軸によって画定され、内向きコア表面は、下方向に外方にテーパ状になっており、それにより機軸の気流デバイスを画定し、ルーフの気流デバイス及び/若しくは機軸の気流デバイスは、回転アセンブリの回転中に気流を発生させ、蒸気を外側から抽出チャンバを通り、フィルタを通り、チャネルを通ってガター内へと搬送する。

0096

本方法の一実施形態では、蒸気の注入中に、回転アセンブリは、チャネル及びガターを加熱するために第1の比較的高い回転速度で回転してもよく、回転アセンブリは、抽出チャンバを加熱するために第2の比較的低い回転速度で回転する。

0097

本方法の一実施形態では、多量の蒸気の少なくとも一部は、挽かれたコーヒーが抽出チャンバ内に供給された後、及び/又はコーヒーの抽出前に挽かれたコーヒーを加熱するために抽出チャンバ内への挽かれたコーヒーの供給中に注入されてもよい。

0098

蒸気は、摂氏100〜107度の温度を有してもよい。

0099

気流
別の独立した態様では、本発明は、遠心式コーヒー抽出装置であって、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含み、
チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバを形成する、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、
回転アセンブリから放出された抽出コーヒーがコーヒー出口に移動するためのガターと、
円周方向の気流デバイスであって、
シリンダ要素が第1の下方位置にあるとき、シリンダ要素の周囲に延在し、シリンダ要素内の流出路の上に配置される、内向き壁と、
内向き壁とシリンダ要素の外周との間に画定される円周方向の間隙であって、回転要素が回転するとき、円周方向の気流デバイスによって生成される円周方向の気流が円周方向の間隙を通って下方に流れる、円周方向の間隙と、を含む、円周方向の気流デバイスと、
を含む、遠心式コーヒー抽出装置に関する。

0100

このように、抽出器及びガター内で発生するミストが装置の機械部品及び電子部品に到達するリスクが低減される。

0101

本装置は、コンベヤによって形成された挽かれたコーヒーチャネルの気流デバイスを含むことができ、コンベヤは、
コーヒー豆グラインダから抽出チャンバまで延在する供給管と、
供給管を通って延在し、回転のために取り付けられた搬送スクリュと、
搬送スクリュを回転させるために構成されたスクリュ駆動部と、を含み、
搬送スクリュは、挽かれたコーヒーとともに空気を抽出チャンバ内に搬送するように構成されている。

0102

この実施形態の利点は、挽いて抽出する工程でより多くのコーヒーの芳香及び香りがコーヒー出口から出ることにより、ユーザにとっては挽きたてのコーヒーによる露出された芳香及び香りのより良い感覚である。

0103

一実施形態では、内向き壁は、円周方向の間隙において下方向に外方にテーパ状になっていてもよく、円周方向の間隙内の円周方向の気流は、テーパ状の内側リムの結果として螺旋状である。

0104

一実施形態では、本装置は、コンベヤによって形成された挽かれたコーヒーチャネルの気流デバイスを更に含むことができ、コンベヤは、
コーヒー豆グラインダから抽出チャンバまで延在する供給管と、
供給管を通って延在し、回転のために取り付けられた搬送スクリュと、
搬送スクリュを回転させるために構成されたスクリュ駆動部と、を含み、
搬送スクリュは、挽かれたコーヒーとともに空気を抽出チャンバ内に搬送するように構成されている。

0105

一実施形態では、本装置は、外側から抽出チャンバ内へ、抽出チャンバを通り、フィルタを通り、シリンダ要素内のチャネルを通り、ガター内へとルーフの気流を生成するために構成されたルーフの気流デバイス及び/又は機軸の気流デバイスを含み得る。

0106

一実施形態では、遠心式コーヒー抽出装置は、コア部、特に静止したコア部であって、チャンバ要素又はシリンダ要素が内側リムによって画定された中央開口部を有するルーフ部分を含み、内側リムがコア部の周囲に延在し、ルーフの気流デバイスが内側リムとコア部との間に画定されるルーフ間隙を含み、内側リムが下方向に外方にテーパ状になっており、ルーフ間隙内のルーフの気流がテーパ状の内側リムの結果として螺旋状であり、ルーフの気流デバイスによって生成されたルーフの気流が、回転要素が回転するときにルーフ間隙を通って下方に流れる、コア部、特に静止したコア部を含み得る。

0107

一実施形態では、本装置は、主駆動部から下方に延在し、かつ底壁に連結された機軸を含むことができ、機軸とコア部のコア底壁との間に機軸間隙が設けられ、機軸間隙は内向きコア表面及び機軸によって画定され、内向きコア表面は、下方向に外方にテーパ状になっており、それにより機軸の気流デバイスを画定する。

0108

一実施形態では、コア部は、特にコア部の側壁に設けられた少なくとも1つの空気ダクトを含んでもよく、コア部は、上側に開口され、上側を介して外側と連通しており、第1の空気ダクトは、コアアート(art)の内部容積と前記ハウジング内の空間との間に連通を提供し、コア部の周囲に延在する。

0109

一実施形態では、本装置は、下部間隙を含む下部気流デバイスを含むことができ、下部間隙は、シリンダ要素の流出路の下に配置され、シリンダ要素と起立壁部との間に配置され、下部気流デバイスは、下部間隙を通ってガター内に入る下部気流を生成するために構成されている。

0110

シリンダ要素は、起立壁部上に逆U字形を形成してもよく、下部間隙もまた逆U字形を有する。

0111

下部間隙の少なくとも1つの内向き壁は、回転アセンブリの回転中に下部気流を生成するためにテーパ状になってもよい。

0112

一実施形態では、下部気流デバイスは、シリンダ要素の下部円筒形支持部材から下方に延在し、かつ直立部の周囲に延在するスカートを含み得る。

0113

一実施形態では、ルーフの気流デバイス、機軸の気流デバイス、円周方向の気流デバイス及び/又は下部気流デバイスは、空気ポンプ、特に通風器を含むことができ、
通風器は、回転アセンブリに連結されたブレードによって形成されるか、又は
回転アセンブリとは別である別個の空気ポンプが、特に別個の空気ポンプ駆動部を有する。

0114

一実施形態では、挽かれたコーヒーチャネルの気流、ルーフの気流、及び/又は機軸の気流は、抽出チャンバを通り、フィルタを通り、チャネルを介してガター内へと流れることができ、そこで円周方向の気流及び/又は下部気流と同流し、混合された気流は、コーヒー出口を介して外側に流れる。

0115

この態様では、コーヒーを抽出する方法が提供され、本方法は、
本発明による装置の抽出チャンバ内に挽かれたコーヒーを供給することと、
抽出チャンバ内に熱水を供給することと、
コーヒーを抽出するために、主駆動部で回転アセンブリを回転させることと、を含み、
回転アセンブリの回転中に、挽かれたコーヒーチャネルの気流、機軸の気流、ルーフの気流、円周方向の気流及び/又は下部気流が生成される。

0116

シール
別の態様では、本発明は、遠心式コーヒー抽出装置であって、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含み、
チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバを形成する、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、を含み、
フィルタを含むシリンダ要素は、フィルタが抽出チャンバの円周を形成し、かつ回転アセンブリが抽出構成を有する第1の位置と、抽出チャンバの円周が開口され、かつ回転アセンブリを回転させることによってコーヒー残渣を放出することができる第2の位置との間で、チャンバ要素に対して、かつ主駆動部に対して移動可能であり、
チャンバ要素は、第1の位置でシリンダ要素に係合する下部シールを含み、下部シールはラジアルシールであり、下部シールは、シリンダ要素の下部内向き表面に係合する、
遠心式コーヒー抽出装置に関する。

0117

シールは、回転アセンブリの回転中に信頼性のあるシール機能を提供する。

0118

シールは、各サービング後にコーヒー残渣がシール内に残らないように設計される。

0119

一実施形態では、本装置は、上部シールを含むことができ、上部シールは、シリンダ要素の上部内向き表面に係合する。

0120

一実施形態では、上部内向き表面は円錐形であってもよく、下方向に外方にテーパ状になってもよい。

0121

一実施形態では、下部内向き表面は、頂部を有する内方に突出するバルジを含むことができ、下部シールは、バルジの頂部の上で下部内向き表面に係合する。

0122

一実施形態では、上部シールは、チャンバ要素のルーフ部分から離れて外方向かつ下方向に延在してもよく、特に水平面に対して25〜45度の角度で延在し、かつ/又は
下部シールは、チャンバ要素の底壁から離れて外方向かつ上方向に延在し、特に水平面に対して25〜45度の角度で延在する。

0123

一実施形態では、シリンダ要素及びチャンバ要素は、主軸線を中心に相対回転なしに軸方向に互いに対して平行移動するように構成されてもよい。

0124

一実施形態では、下部シール及び下部内向き表面は、上部シール、上部内向き表面それぞれよりも小径であってもよい。

0125

一実施形態では、下部シールは、チャンバ要素の底壁の一部を形成する基部を含むことができ、かつ/又は、上部シールは、チャンバ要素のルーフ部分の一部を形成する基部を含み、特に、下部シールの基部は、5mm未満、好ましくは3mm未満の高さを有し、特に、空気又は断熱材で充填されたチャンバは、下部シールの基部の下に配置される。

0126

一実施形態では、底壁は、底部支持要素を含み、基部は、底部支持要素と基部の下側との間に延在する突出部によって支持される。

0127

洗浄機能を有するコーヒー豆グラインダ
別の独立した態様では、本発明は、コーヒー豆グラインダであって、
ハウジングと、
外臼部と、
臼部内に位置決めされた内臼部であって、
内臼部及び外臼部がグラインダ主軸線を中心に互いに対して回転可能である、内臼部と、
挽かれたコーヒーをコーヒー豆グラインダから放出するためのインペラブレードを含むインペラであって、内臼部及び外臼部の下に位置決めされ、内臼部に連結される、インペラと、
内臼部及び外臼部を互いに対して回転させるために構成され、かつ
内臼部及び外臼部でコーヒー豆を挽き、挽かれたコーヒーをインペラでコーヒー豆グラインダから放出するための第1の回転方向で、並びに
インペラでコーヒー豆グラインダから挽かれたコーヒーを放出するための第2の逆回転方向であって、第2の回転方向では、コーヒー豆グラインダは挽かない、第2の逆回転方向で、
インペラを回転させるために構成されたグラインダ駆動部と、
を含む、コーヒー豆グラインダに関する。

0128

コーヒー豆グラインダは、それ自体を空にする第2の回転方向での洗浄機能を有する。

0129

これにより、挽かれたコーヒーが残らないようにする。したがって、コーヒーのカップごとに、正しい大きさのコーヒー粒子の新鮮なコーヒーが使用される。各洗浄サイクル終わりに、内側バー(bur)が回転し、その上端又は下端の位置に向かって移動し、グラインダチャンバから残りのコーヒーをすべて放出するのに役立つことができる。

0130

外臼部は静止していてもよく、内臼部は回転可能であってもよく、グラインダ駆動部に連結されてもよく、インペラは内臼部に連結されてもよい。

0131

内側バー(bur)の位置は、グラインダ主軸線の方向に調整可能であってもよく、外臼部の位置は、グラインダ主軸線の方向に固定されてもよい。

0132

コーヒー豆グラインダは、
内臼部及び外臼部を互いに対して軸方向に移動させることによって内臼部及び外臼部の相対位置を調整するための調整駆動部と、
調整駆動部と内臼部又は外臼部との間に配置された調整トランスミッションと、を含むことができ、
インペラは、調整トランスミッションに連結され、内臼部及び外臼部の相対位置を調整するときに軸方向に移動する。

0133

一実施形態では、調整トランスミッションは、グラインダ主軸線と同軸に配置され、かつ内側バー(bur)又は外臼部に、特に内臼部に連結された回転可能な調整ギヤを含んでもよく、回転可能な調整ギヤは、ねじ山を含み、グラインダハウジングは、噛み合いねじ山を含み、回転可能な調整ギヤが回転すると、回転可能な調整ギヤ、内臼部、及びインペラの軸方向の変位が生じる。

0134

一実施形態では、内臼部は、グラインダ軸線の方向に回転可能かつ調整可能であってもよく、コーヒー豆グラインダは、
グラインダ駆動部を内臼部に連結するグラインダ機軸と、
グラインダ機軸に半径方向及び軸方向の支持を提供するグラインダ軸受と、を含んでもよく、
グラインダ軸受及びグラインダ機軸は、回転可能な調整ギヤに連結されるか、又は当接し、軸方向での内臼部の調整時に回転可能な調整ギヤとともに上下移動する。

0135

一実施形態では、グラインダ機軸は、グラインダ駆動部に連結された第1の機軸部と、内臼部に連結された第2の機軸部とを含むことができ、第1の機軸部及び第2の機軸部は、機軸継手によって相互連結されており、軸方向での内臼部の調整中に互いに対して伸縮運動するために構成されており、第2の機軸部は軸方向に移動し、第1の機軸部は調整中に軸方向に静止したままである。

0136

一実施形態では、グラインダ機軸は、回転可能な調整ギヤの穴を通って延在してもよい。

0137

一実施形態では、インペラは、内側バー(bur)の下に配置されており、グラインダ軸受は、インペラの下に配置されており、回転可能な調整ギヤは、グラインダ軸受の下に配置されている。

0138

一実施形態では、コーヒー豆グラインダは、各々の挽く操作後に内臼部又は外臼部を最上部位置又は最下部位置に移動させるように構成されてもよい。

0139

一実施形態では、コーヒー豆グラインダは、第2の回転方向での回転中に、グラインダ主軸線の方向に内臼部及び外臼部の相対位置を調整するように構成されてもよい。

0140

一実施形態では、インペラブレードは、調整ステップで下方に移動させるときにインペラブレードの下に配置されたコーヒー粒子を切断するための鋭い下縁を有してもよい。

0141

一実施形態では、インペラブレードは、回転方向に対称であり、挽かれたコーヒーを第1の回転方向及び第2の回転方向の両方に放出し得る。

0142

この態様は更に、コーヒー豆を挽く方法であって、本方法は、
本発明によるコーヒー豆グラインダにコーヒー豆を提供することと、
内臼部及び外臼部を互いに対して第1の回転方向に回転させることにより、コーヒー豆を挽き、挽かれたコーヒーをインペラでグラインダ出口開口部を介して放出することと、
挽かれた後、回転方向を逆にして内臼部及び外臼部を互いに対して第2の逆回転方向に回転させ、コーヒー豆を挽かずに、残った挽かれたコーヒー粒子をインペラでコーヒー豆グラインダから放出することによりコーヒーグラインダ洗浄することと、
を含む、方法に関する。

0143

本方法の一実施形態では、洗浄動作後又は洗浄動作中、外臼部に対する内臼部の軸方向位置が調整され得る。

0144

本方法の一実施形態では、調整ステップでは、コーヒー豆グラインダを調整するために、内臼部及び外臼部はグラインダ主軸線の方向に第1のグラインダ位置から第2のグラインダ位置へ、又はその逆へ互いに対して移動させられ、この調整は、内臼部又は外臼部を別個の定位置へ移動させることなく行われる。

0145

飲料調製装置用のコンベヤ
別の態様では、本開示は、飲料を調製するために粉末又は顆粒を第1の位置から飲料調製位置まで搬送するためのコンベヤを含む飲料調製装置であって、このコンベヤは、
第1の位置から飲料調製位置まで延在する供給管であって、入口開口部及び出口開口部を含む、供給管と、
供給管を通って延在し、回転のために取り付けられた搬送スクリュと、
搬送スクリュを回転させるために構成されたスクリュ駆動部と、を含み、
供給管は湾曲しており、搬送スクリュは可撓性である、飲料調製装置に関する。

0146

本コンベヤは、本明細書に開示の遠心式コーヒー装置のために開発されたが、同じコンベヤが他の飲料調製装置、例えばコーヒー、ホットチョコレートスープ、又は粉末若しくは顆粒に基づく異なる飲料に使用され得ることが認識された。粉末はまた、粉乳であってもよい。

0147

飲料調製装置は、特に、遠心式コーヒー抽出装置であって、
抽出チャンバを形成し、かつ主軸線を中心に回転するように構成されたチャンバ要素及びシリンダ要素を含む回転アセンブリと、
コーヒー豆を挽いて挽かれたコーヒーにするためのコーヒー豆グラインダと、を含み、
供給管は、コーヒー豆グラインダから抽出チャンバまで延在し、コンベヤは、コーヒー豆グラインダから抽出チャンバに挽かれたコーヒーを搬送するために構成されている、
遠心式コーヒー抽出装置であってもよい。

0148

一実施形態では、搬送スクリュは、可撓性合成材料から製造されてもよい。

0149

一実施形態では、供給管は、入口開口部に水平な管部を含んでもよく、水平な管部は、水平面に対して5度未満の角度で延在する。

0150

一実施形態では、供給管は、側面図で見た場合には第1の曲率を有し、上面図で見た場合には第2の曲率を有する2つの独立した曲率面で湾曲していてもよい。このように、抽出チャンバにより良く到達することができる。

0151

一実施形態では、供給管は、抽出チャンバのルーフ開口部を通って延在し、抽出チャンバ内に開口し、特に、特に静止しているコア要素のコア底壁を通って延在し、ルーフ開口部は、特に主軸線から偏心して位置決めされる。これにより、機軸が中心を通って延在するための空間が提供される。

0152

一実施形態では、遠心式コーヒー抽出装置は、ホッパから延在するか、又は別個の入口開口部から供給管に向かって延在する少なくとも1つの別個の合流管を含むことができ、そこで合流管は合流位置で供給管と合流する。

0153

一実施形態では、遠心式コーヒー抽出装置は、抽出チャンバ内に熱水を供給するための別個の熱水供給管を含んでもよく、熱水供給管は、抽出チャンバ内の別個の水開口部、特にコア要素のコア底壁内の別個の水開口部を介して抽出チャンバに入り、前記水開口部は、主軸線から偏心して配置される。

0154

一実施形態では、コンベヤは、粉末又は顆粒、及び空気の両方を抽出チャンバ内に送り込むように構成されてもよい。

0155

一実施形態では、供給管は、チャンバ要素のルーフ部分において水平面に対して50〜90度の角度で配向されてもよい。

0156

一実施形態では、湾曲した供給管は、管の長さに沿って変化する曲率を有し得る。

0157

一実施形態では、
搬送スクリュは、セグメント化されてもよく、
搬送スクリュは、可変ピッチを有してもよく、かつ/又は
搬送スクリュは、可変径を有してもよい。

0158

一実施形態では、供給管の少なくとも一部は、下方に延在する。

0159

一実施形態では、コンベヤは、挽かれたコーヒーが、メートル毎秒で測定される、コーヒー豆グラインダから出る速度の少なくとも2倍の速度、具体的には3倍の速度、更により具体的には4倍の速度で挽かれたコーヒーを搬送してもよい。

0160

本発明のこの態様では、飲料調製装置内の粉末又は顆粒を搬送するための方法は、搬送スクリュを回転させることによって挽かれたコーヒーを搬送することを含み、このスクリュは回転し、回転中に変形する。

0161

一実施形態では、遠心式コーヒー抽出では、豆用のホッパがなく、グラインダもない場合がある。この実施形態では、コンベヤは、予め挽かれたコーヒーを搬送してもよい。この実施形態は、搬送スクリュを有さず、かつ抽出チャンバ内で直接終わるコーヒーチャネルと比較して、予め挽かれたコーヒーがより均一に分配されるという利点を提供する。

0162

この挽かれたコーヒーのコンベヤは、詰まりのリスクを低減しながら、抽出チャンバ内への有利で信頼性があり、かつより均等なコーヒーの供給を有する。これはまた、ミストの上昇を防止し、空気ポンプとして機能して、挽く工程でユーザの芳香感覚を高め、抽出器とグラインダとの間の蒸気及びミストの流れを防止して、グラインダ及びホッパ内のコーヒー豆を「損傷」から保護することもできる。

0163

搬送スクリュは、供給管の上流端の開口部を介して取り外し可能であってもよい。開口部は、取り外し可能なキャップで閉じられてもよい。

0164

回転アセンブリのオフセット位置
別の態様では、本発明は、遠心式コーヒー抽出装置であって、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含み、
チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバを形成する、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、
回転アセンブリ及び主駆動部の周囲に延在するハウジングと、
コーヒー豆を挽いて挽かれたコーヒーにするためのコーヒー豆グラインダと、を含み、
上面図において、抽出器装置の主軸線は、ハウジングの前側からハウジングの後側まで延在する垂直な中央平面から離間して位置決めされ、中央平面はハウジングを、大きさが等しい左部分と右部分とに分割し、主軸線は中央平面の一方の側に位置決めされ、コーヒー豆グラインダは中央平面の反対側に、前記中央平面から離間して位置決めされる、
遠心式コーヒー抽出装置を提供する。

0165

上面図では、グラインダ主軸線は、抽出器装置の主軸線の後部に位置決めされてもよい。

0166

この構成は、ハウジング内の内部容積のより良好な使用及びより小型の装置をもたらす。

0167

上面図では、グラインダ主軸線は、主軸線の後部に位置決めされてもよい。

0168

本装置は、
コーヒー残渣を保持するための残渣トレイであって、回転アセンブリの下に位置決めされる、残渣トレイと、
残渣トレイが回転アセンブリの下に位置決めされるトレイ支持位置であって、トレイ位置が垂直な中央平面から偏心して位置決めされる、トレイ支持位置と、
ハウジングの前側で、特に前部ハウジングの中央に位置決めされた前部開口部と、
前部開口部から残渣トレイ位置まで延在するトレイ軌道であって、このトレイ軌道に沿って残渣トレイを装置内に挿入し、トレイ支持位置に位置決めすることができ、コーヒーレシドュ(residu)で満たされたときに装置から取り出すことができ、上面図において、トレイ軌道は中央平面に鋭角αに延在する、トレイ軌道と、
を含む。

0169

上面図では、トレイ軌道は湾曲していてもよい。

0170

正面図では、回転アセンブリは、中央平面の右側に位置決めされてもよく、コーヒー豆グラインダは、中央平面の左側に位置決めされてもよい。

0171

モジュール構成
別の独立した態様では、第1の小型構成及び第2の大型構成で遠心式コーヒー抽出装置を製造する方法が提供され、本方法は、小型構成及び大型構成に対して同じである前部と、後部の少なくとも2つの版とを有する装置を組み立てることを含み、前部は、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁及びルーフ部分を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含み、
チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバを形成する、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、
コーヒー豆を挽いて挽かれたコーヒーにするためのコーヒー豆グラインダであって、グラインダ主軸線を中心に互いに対して回転可能な内臼部及び外臼部を有する、コーヒー豆グラインダと、を含み、
後部の第1の小型版は、
水を保持するための水タンクを含み、
コーヒー豆を収容するためのコーヒー豆ホッパを含まず、
後部の第2の大型版は、
水を保持するための水タンクと、
コーヒー豆を収容するための少なくとも1つのコーヒー豆ホッパと、を含み、
本方法は、
小型構成を有する多数の装置と、
大型構成を有する多数の装置と、
を製造することを含む。

0172

この製造方法は、最小の工具要件で、装置の小型版及び大型版の両方の費用効率の良い製造を可能にする。

0173

同じ状態を維持する前部は、残渣トレイ、コーヒー出口、及びドリップトレイを更に含んでもよい。

0174

本方法の一実施形態では、本装置は、フレームを含み、このフレームは少なくとも前フレーム部及び後フレーム部を含み、前フレーム部と後フレーム部とは別部品であり、コネクタ又は接着剤によって相互連結され、前フレーム部は、回転アセンブリ及びコーヒー豆グラインダを支持し、後フレーム部は、少なくとも水タンクを支持し、本方法は、小型構成用の小さい後フレーム部及び大型構成用の大きい後フレーム部の両方を提供することと、各前フレーム部に小さい後フレーム部又は大きい後フレーム部を連結することとを含む。

0175

本方法の一実施形態では、少なくとも1つのコーヒー豆ホッパは、回転アセンブリの後部及びコーヒー豆グラインダの後部に位置決めされ、大きい後フレーム部によって支持される。

0176

本方法の一実施形態では、大きい後部は、回転アセンブリの後部及びコーヒー豆グラインダの後部に位置決めされる第1のコーヒー豆ホッパ及び第2のコーヒー豆ホッパを含む。

0177

本方法の一実施形態では、上面図において、主軸線は、ハウジングの前側からハウジングの後側まで延在する垂直な中央平面から偏心して位置決めされ、中央平面はハウジングを、大きさが等しい左部分と右部分とに分割し、主軸線は中央平面の一方の側に位置決めされ、コーヒー豆グラインダは中央平面の反対側に位置決めされる。

0178

本方法の一実施形態では、グラインダ軸線は、主軸線の後部に位置決めされ、ハウジングはハウジング長さ(Lh)を有し、グラインダ軸線は、ハウジングの前側からハウジング長さ(Lh)の40〜60パーセントの距離(Dg)に位置決めされる。

0179

この構成により、装置のモジュール生産が可能となる。装置の前部は、装置の後部の異なる大きさに対して同じままであり得る。水タンクの大きさ並びにコーヒー豆ホッパの大きさ及び数の両方は、前フレーム部を含む前部、回転アセンブリ、及びグラインダを略同一に保ちながら変更することができる。

0180

上面図で見ると、回転アセンブリは、最後部を有してもよく、グラインダ軸線は、最後部の前方の距離(Df)に位置決めされる。このように、装置の各々の版に対して同じ状態を保つことができる部品が装置の前部に対して位置決めされ、それにより装置の後部が、所望の版に応じて大きさ又は構成を変更する必要がある部品のために確保される。

0181

流出路の形状
別の態様では、本発明は、遠心式コーヒー抽出装置であって、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含む、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、
回転アセンブリから放出されたコーヒーを回収するためのガターであって、回転アセンブリの周囲に延在する、ガターと、
ガターの上に位置決めされ、シリンダ要素から下方向に放出されるコーヒーをガターに偏向させるように構成された偏向部材と、を含み、
シリンダ要素は、コーヒーがフィルタから移動してシリンダ要素から離れるためのチャネルを含み、このチャネルはフィルタの下流の入口及びチャネル出口を含み、
チャネルは、水平面に対して少なくとも75度、より具体的には少なくとも80度の角度で延在し、
シリンダ要素は、チャネルの下流に位置決めされた流出路を含み、この流出路は水平に配向され、流出路の流路床と流路天井との間に画定され、
シリンダ要素は、出口から流れるコーヒーが上方に移動することから略水平方向に移動することに向きを変える、チャネル出口における回転部を含み、
流出路の少なくとも外側部は、少なくとも1mm、具体的には少なくとも2mm、より具体的には少なくとも3mmの流路床と流路天井との間の高さを有し、
回転部は、コーヒーが移動し、かつチャネルの出口を画定する敷居部を含み、この敷居部は、流出路の前記外側部の高さの20〜80パーセント、具体的には30〜70パーセント、より具体的には40〜60パーセントのレベルに配置される、
遠心式コーヒー抽出装置に関する。

0182

この構成は、コーヒーと流出路の床及び天井との間の直接接触を防止又は最小化し、それにより熱損失を低減し、コーヒーのより高い温度をもたらす。

0183

一実施形態では、敷居部を越えて流れるコーヒーは、流出路の流路床及び流路天井に接触しない。

0184

流出路は、外側部よりも低い高さを有する内側部を含み得る。

0185

流出路は、偏向部材に向けられてもよく、偏向部材は、内方かつ下方に配向されている。

0186

流路床及び流路天井は、少なくとも300度の円周角にわたって主軸線を中心に延在する。

0187

流路床及び流路天井は、水平であってもよく、又は外方にテーパ状になっていてもよい。

0188

流出路は、内側部と外側部との間に、流出路の高さが増加する遷移部を含むことができ、この遷移部は、特に急であり、すなわち、流出路出口の高さは、第1の高さよりも短い距離にわたって第1の高さから第2の高さまで増加する。

0189

この態様は更に、コーヒーを抽出する方法であって、本方法は、
本発明による装置を提供することと、
挽かれたコーヒー及び熱水を供給し、かつ回転アセンブリを回転させることによってコーヒーを抽出することと、を含み、
コーヒーはチャネルを通って上方かつ外方に流れ、回転部で向きを変え、流出路を通って水平に流れ、コーヒーは流出路の外側部の流路床及び流路天井に接触しない、
方法に関する。

0190

発泡材料の部品
別の態様では、本発明は、遠心式コーヒー抽出装置であって、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含む、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、
回転アセンブリから放出されたコーヒーを回収するためのガターを画定するガター要素であって、このガターが回転アセンブリの周囲に延在する、ガター要素と、
ガターの上に位置決めされ、シリンダ要素から下方向に放出されるコーヒーをガターに偏向させるように構成された偏向部材と、を含み、
少なくともガター要素は発泡材料から製造される、
遠心式コーヒー抽出装置に関する。

0191

これにより、ガターを通過するときのコーヒーの熱損失が低減され、コーヒーの温度が高くなる。

0192

発泡材料は、発泡ポリプロピレンEPP)であってもよい。

0193

一実施形態では、偏向部材は、発泡材料、特にEPPから作製される。

0194

発泡材料は、滑らかな薄膜を含んでもよい。

0195

バイパス
更なる態様では、遠心式コーヒー抽出装置は、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁及びルーフ部分を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含み、
チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバを形成する、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、
抽出されたコーヒーが流れ出るコーヒー出口と、
回転アセンブリの下に位置決めされた取り外し可能な残渣トレイと、
遠心式コーヒー抽出装置の下側に位置決めされ、コーヒー出口の下にコーヒーカップ支持体を形成する取り外し可能なドリップトレイと、を含み、
残渣トレイは、
コーヒー残渣を保持するための第1の区画と、
水又はコーヒーを捕捉するための第2の区画と、
を含み、
遠心式コーヒー抽出装置は、
コーヒー出口のすぐ上流に位置決めされたバイパススイッチと、
バイパススイッチを通常流れモードからバイパス流れモードに切り替えるように構成された制御可能なバイパスアクチュエータと、
バイパススイッチから第2の区画まで延在するバイパスチャネルと、
を更に含み、
通常流れモードでは、コーヒーはコーヒー出口を流れ、バイパス流れモードでは、熱水又はコーヒーは、コーヒー出口を流れるのではなく、バイパスチャネルを通って残渣トレイの第2の区画内に流れる。

0196

バイパスチャネルは、凝縮した蒸気がコーヒーカップに到達するのを防止し、コーヒーの温度及び味を改善させる。遠心式コーヒー抽出装置はまた、抽出チャンバ及び他の部品を時々洗浄するための洗浄サイクルを実行するように構成されてもよい。バイパススイッチはまた、洗浄サイクルで使用される水を第2の区画に、存在する場合、ドリップトレイに迂回させるように構成されてもよい。

0197

一実施形態では、第2の区画は、ドリップトレイ内に開口する下部出口を含み、下部出口は、ドリップトレイが存在しないときに閉じられるように構成され、ドリップトレイが存在するときに開くように構成された弁を含む。これにより、ユーザは凝縮した蒸気を含むドリップトレイを空にすることができる。

0198

一実施形態では、遠心式コーヒー抽出装置は、コーヒーを抽出する前に抽出チャンバ及びガターを蒸気で加熱するように構成され、凝縮した蒸気をバイパスチャネルを通って第2の区画に迂回させるためにバイパススイッチをバイパス流れモードに切り替えるように構成される。

0199

制限された残渣流
更なる態様では、遠心式コーヒー抽出装置は、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁及びルーフ部分を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含み、
チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバを形成する、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、
回転アセンブリの下に位置決めされた取り外し可能な残渣トレイと、
回転アセンブリから放出されたコーヒー残渣を下方に残渣トレイ内に導くための残渣偏向部材と、
残渣偏向部材の下に、かつ取り外し可能な残渣トレイの上に、又は取り外し可能な残渣トレイの上端に位置決めされたリング状の残渣制限スカートであって、リング状の残渣制限スカートが貫通開口部を画定する内径を有し、内径が残渣偏向部材の最大内径よりも小さく、リング状の残渣制限スカートが残渣偏向部材から下方に移動するコーヒー残渣を内方に偏向させるために構成される、リング状の残渣制限スカートと、
を含む。

0200

これにより、有利には、残渣トレイをより小さくすることができ、いくつかの実施形態では、遠心式コーヒー抽出装置全体の大きさをより小さくすることができる。

0201

一実施形態では、残渣制限スカートは可撓性であってもよい。これにより、残渣トレイの取り外し及び再配置が容易になる。

0202

分配器要素
更なる態様では、遠心式コーヒー抽出装置は、主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁及びルーフ部分を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含む、回転アセンブリを含み、
分配器要素が底壁に位置決めされ、分配器要素は回転アセンブリの機軸の周囲に延在し、分配器要素は底壁の上に第1の高さを有する1つ又は複数の分配器部と、底壁の上に第2の異なる高さを有する1つ又は複数の分配器部とを含む。

0203

分配器要素は、コーヒーベッドの形成及び形成されたコーヒーベッドにわたる熱水の分配を改善する。

0204

一実施形態では、分配器要素は、水及び/又は挽かれたコーヒー粒子を受容するために構成された受容領域を含み、分配器部は、少なくとも受容領域の円周に配置される突起を形成し、この突起は、コーヒーベッドを形成するフィルタの高さにわたって挽かれたコーヒー粒子を分配し、かつコーヒーベッドの高さにわたって熱水を分配するために、受容領域の上に異なる高さを有する。

0205

実際には、この実施形態がコーヒーベッドの極めて均等な形成及びコーヒーベッドにわたる熱水の均等な分配をもたらすことが見出された。

0206

一実施形態では、分配器部は、外面よりも高く配置される内面を含む、上方を向いた段付き面を形成する。この実施形態はまた、挽かれたコーヒー及び熱水の非常に良好な(均等な)分配を提供することが見出された。

0207

通気
本発明の別の態様では、遠心式コーヒー抽出装置は、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁及びルーフ部分を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含み、
チャンバ要素及びシリンダ要素が抽出チャンバを形成する、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、
回転アセンブリの下に位置決めされた取り外し可能な残渣トレイと、を含み、
取り外し可能な残渣トレイは、残渣トレイ内でコーヒー残渣の乾燥を可能にするように構成された通気チャネルを含む。

0208

これにより、コーヒー残渣の湿気が減少し、コーヒー残渣中の真菌及び他の望ましくない有機体の増殖が防止される。

0209

一実施形態では、通気チャネルは、残渣トレイの前壁に形成され、遠心式コーヒー抽出装置の前部空洞内に開口する。この構成は短い通気チャネルを可能にすることが見出された。

0210

一実施形態では、通気チャネルは、逆U字形を有する。これにより、通気チャネルがユーザに見えなくなり、遠心式コーヒー抽出装置の外観が改善される。

0211

加熱要素を有するガター
別の態様では、本発明は、遠心式コーヒー抽出装置であって、
主軸線を中心に回転可能な回転アセンブリであって、該回転アセンブリは、
底壁を含むチャンバ要素と、
フィルタを含むシリンダ要素と、を含む、回転アセンブリと、
コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部と、
回転アセンブリから放出されたコーヒーを回収するためのガターを画定するガター要素であって、このガターが回転アセンブリの周囲に延在する、ガター要素と、を含み、
ガター要素は、ガターを加熱するためのガター加熱要素を含む、
遠心式コーヒー抽出装置に関する。

0212

一実施形態では、ガターは、抽出チャンバ内への挽かれたコーヒーの供給及びコーヒーベッドの形成の前及び/又はその間に加熱される。コーヒーベッドの形成中、回転アセンブリは、比較的高速で回転する。これにより、回転アセンブリ、ガター、及びコーヒー出口を通る気流が生じる。ガターが加熱されているため、気流はガター内で加熱され、出口の下のコーヒーカップを加熱する。この加熱作用は、蒸気で加熱する前に行われてもよい。

0213

ガター加熱要素は、リング状であってもよい。

0214

この態様はまた、コーヒーを抽出する方法であって、本方法は、
遠心式コーヒー抽出装置内に挽かれたコーヒーを供給し、回転アセンブリを回転させて抽出チャンバ内にコーヒーベッドを形成することと、
コーヒーベッドの形成前及び/又は形成中にガター加熱要素でガターを加熱することと、を含み、
気流が回転アセンブリで、回転アセンブリの回転の結果として生成され、前記気流はガターを通過し、加熱されたガターによって加熱され、加熱された気流はコーヒー出口を通過し、コーヒー出口の下のコーヒーカップを加熱する、
方法に関する。

0215

本発明のこれらの態様及び他の態様は、以下の詳細な説明を参照することによってより良く理解され、同様の参照符号が同様の部分を示す添付の図面と関連して考慮されると、より容易に理解されるであろう。

図面の簡単な説明

0216

本発明による遠心式コーヒー抽出装置の等角図である。
本発明による遠心式コーヒー抽出装置の等角断面図である。
本発明による遠心式コーヒー抽出装置の断面図である。
本発明による装置の内部部品の等角図である。
抽出構成における回転アセンブリの断面図である。
回転アセンブリの等角断面図である。
シリンダ駆動アセンブリの等角図である。
放出構成における回転アセンブリの等角断面図である。
シリンダ要素の詳細の断面図である。
挽かれたコーヒーチャネルの気流の線図である。
機軸の気流の線図である。
ルーフの気流の線図である。
円周方向の気流の線図である。
下部気流の線図である。
ルーフの気流デバイスの詳細の断面図である。
円周方向の気流デバイスの詳細の断面図である。
機軸の気流デバイスの詳細の断面図である。
シールの詳細の断面図の一例である。
シールの詳細の断面図の別の例である。
コーヒー豆グラインダの等角図である。
コーヒー豆グラインダの断面側面図である。
コーヒー豆グラインダの断面上面図である。
コーヒー豆グラインダの別の断面図である。
供給管を示す断面側面図である。
本装置の断面上面図である。
本装置の別の断面上面図である。
本装置の更に別の断面上面図である。
本装置の大型の変形例の断面上面図である。
流出路の断面側面図である。
コンベヤ及びシリンダ要素の概略断面側面図である。
コンベヤの供給管の概略断面側面図である。
コンベヤの別の実施形態の概略断面側面図である。
コーヒー豆グラインダの別の実施形態の断面図である。
図27の実施形態の等角/断面図である。
インペラブレードの概略断面図である。
通常流れモードにおける出口構成の一実施形態の詳細断面図である。
バイパス流れモードにおける出口構成の一実施形態の詳細断面図である。
別の実施形態のバイパスチャネル及び残渣トレイの断面図である。
図31Aの残渣トレイ及びドリップ残渣トレイの等角図である。
図31Aの残渣トレイ及びドリップ残渣トレイの上面である。
図31Aの残渣トレイ及びドリップ残渣トレイの断面/等角図である。
遠心式コーヒー抽出装置の下部の断面図である。
遠心式コーヒー抽出装置の下部の別の断面図である。
分配器要素を有する抽出チャンバの更なる実施形態の断面図の一例である。
分配器要素を有する抽出チャンバの更なる実施形態の断面図の別の例である。
搬送スクリュの実施形態を示す図である。
搬送スクリュの実施形態を示す別の図である。
ガター要素の更なる実施形態を示す図である。
一部切り取ったガター要素を示す、ガター要素の更なる実施形態を示す別の図である。

実施例

0217

1.全体構成及び可動フィルタ

0218

図1図9を参照すると、遠心式コーヒー抽出装置10(単に装置10とも呼ばれる)が示されている。装置10は、一般に、装置10の様々な部品を支持するためのフレーム12を含む。本装置は、様々な部品を覆うハウジング14を含む。前側にコーヒーカップを支持するためのドリップトレイ13が設けられている。トレイの上にはコーヒー出口19が設けられている。

0219

装置10は、抽出構成要素15を含む。抽出構成要素15は、主軸線18を中心に回転可能な回転アセンブリ16を含む。主軸線18は垂直であってもよいが、主要部は少し傾いていると考えられる。回転アセンブリは、底壁21及びルーフ部分22を含むチャンバ要素20を含む。底壁及びルーフ部分は、支柱23を介して相互連結されている。回転アセンブリは、フィルタ25を含むシリンダ要素24を更に含む。チャンバ要素及びシリンダ要素は、抽出チャンバ26を形成する。

0220

装置10は、コーヒーを遠心分離するために主軸線を中心に回転アセンブリを回転させるための主駆動部27を含む。シリンダ要素24は、チャンバ要素20との摩擦接触によって主駆動部27により駆動される。主駆動部27は、電気モータであり得る。主駆動部27は、固定位置を有してもよく、このため、シリンダ要素の移動の基準点として使用されてもよい。

0221

フィルタ25を含むシリンダ要素24は、フィルタが抽出チャンバの円周を形成し、かつ回転アセンブリが抽出構成を有する第1の下方位置28(図2図3図5図6、及び図9参照)と、抽出チャンバの円周が開口される第2の上方位置29(図8参照)との間で、チャンバ要素に対して移動可能であり、主駆動部12(固定基準点)に対して移動可能である。第2の位置29では、チャンバ要素を回転させることによってコーヒー残渣を放出することができる。この構造は比較的簡単で、堅牢で信頼性があり、漏れの可能性を低減することが見出された。シリンダ要素の上方位置と下方位置との間の移動は、装置10の別の固定基準点に関係があり得ることが理解されるであろう。

0222

チャンバ要素20は、垂直方向に静止していてもよく、主軸線を中心に回転のみするように構成されていてもよい。シリンダ要素24は、垂直方向に移動可能であり、第1の位置と第2の位置との間で動作をする。シリンダ要素24は、特に垂直方向に並進可能であってもよい。

0223

図5図8を参照すると、本装置は、シリンダ要素24を第1の位置28から第2の位置29に、かつその逆に移動させるためのシリンダ駆動アセンブリ30を含む。シリンダ駆動アセンブリ30は、主駆動部とは別個である。シリンダ駆動アセンブリ30は、シリンダアクチュエータ32を含む。これは特に、回転用に構成された電気モータであってもよいが、リニアアクチュエータも可能である。

0224

シリンダ駆動アセンブリ30は、

0225

シリンダアクチュエータにより駆動されるリングギヤ31であって、主軸線18を中心に回転可能である、リングギヤ31と、

0226

リングギヤによって係合され、それぞれのシリンダスピンドル軸線33を中心に回転可能である、1つ又は複数のシリンダスピンドル32と、

0227

を含み得る。

0228

通常、スピンドルは3つある。しかし、異なる数も可能である。主軸線を中心に延在し、中空スピンドルの全周にわたってリングギヤに係合する単一の中空スピンドルが存在することも可能である。

0229

シリンダ要素は、シリンダカム34を含み得る。シリンダ駆動アセンブリ30は、上下に移動するように構成され、かつシリンダカム34を介してシリンダ要素24を上下に移動させるためにシリンダカムと係合するように構成されたシリンダ駆動カム35を含み得る。

0230

シリンダ駆動カム35は、シリンダカム34の上に位置決めされ、かつシリンダカムを下方に押すことによりシリンダ要素24を下方に移動させるように構成された上部36と、シリンダカム34の下に位置決めされ、かつシリンダカムを上方に押すことによりシリンダ要素24を上方に移動させるように構成された下部37とを含み得る。

0231

シリンダカム34は内方に延在してもよく、上部36及び底部37は外方に延在してもよい。

0232

シリンダ要素24は、特にシリンダ要素の上部領域に配置された1つ又は複数のシリンダ整列カム38を含んでもよい。シリンダ整列カム38は、シリンダ要素の第1の位置28においてシリンダ要素24をチャンバ要素20と整列させるためにチャンバ要素20に当接するように構成されている。整列カムは、下方停止部38と一体にしてもよい。

0233

シリンダ駆動カム35は、少なくとも1つのシリンダスピンドル32に連結されたリング状部材39の一部であってもよく、リング状部材は、少なくとも1つのシリンダスピンドルの回転時に、少なくとも1つのシリンダスピンドル32に沿って上下に移動するように構成されている。

0234

シリンダ駆動アセンブリ30の他の変形例も可能である。リング状部材39は、互いに対して回転可能な2つの部品を含んでもよい。これにより、上方又は下方への移動中にシリンダ駆動カム35を回転させ、回転アセンブリを上方又は下方への移動中に回転させる。あるいは、上部36及び下部37は、シリンダカム34と係合するホイールを含んでもよく、結果として同じ効果をもたらす。

0235

シリンダアクチュエータ32及び主駆動部27は、回転アセンブリの上に位置決めされてもよい。シリンダアクチュエータ32は、特に主駆動部27に隣接して位置決めされてもよい。

0236

シリンダ駆動アセンブリ30は、シリンダ要素24を含む回転アセンブリ16がシリンダ駆動カム35に接触することなく主軸線を中心に回転することを可能にするために、シリンダ要素が第2の位置29から第1の位置28に移動した後に、シリンダ駆動カム35をシリンダカム34から係合解除し、かつシリンダカムとシリンダ駆動カムとの間に間隙を生成するように構成されてもよい。

0237

第2の位置29(図8)では、シリンダ要素24は静止状態に保持され得る。次に、チャンバ要素20は、コーヒー残渣を放出するために、シリンダ要素24なしで回転する。

0238

図5を参照すると、本装置は、シリンダ要素が下方位置28に到達したときにチャンバ要素20に当接する1つ又は複数の下方停止部236を含み得る。下方停止部は、内方に突出するカムであってもよい。チャンバ要素20は、コーヒー残渣を放出するときにシリンダ要素に対して回転してもよく、そのために、シリンダ要素とチャンバ要素との任意の相対的な配向で当接が行われ得る。

0239

本装置は、制御ユニット100(図3に模式的示す)を含み得る。制御ユニットは、シリンダアクチュエータ32を流れる電流を測定するように構成されている。制御ユニット100は、電流を電流閾値と比較し、電流が電流閾値を超えると、シリンダ要素24が第1の位置28に到達したと仮定し、下方停止部に当接し、その後、シリンダアクチュエータは方向を反転し、シリンダ駆動カム35をシリンダカム34から係合解除するために制限距離にわたってシリンダ駆動カムを反対方向に移動させ、前記反対の移動中、シリンダ要素は移動せず、下方位置に留まる。

0240

装置10は、シリンダ要素を第1の位置から第2の位置に、又はその逆に移動させる前に、回転アセンブリの回転を停止するように構成されてもよい。これにより、シールの摩耗が低減される。

0241

本装置は、加速又は減速中にシリンダ要素とチャンバ要素との間のスリップを防止するために、回転アセンブリの加速及び減速を20m/s2未満に制限するように構成されてもよい。これにより、シールの摩耗(更なる後述参照)も低減され得る。

0242

主駆動部27は、主駆動部から下方に延在し、かつ従来技術から既知であるように主駆動部とシリンダ要素との間の係合解除可能な連結又は螺旋状カムトラックなしにチャンバ要素24に直接連結される機軸40を含むことができる。機軸40は、底壁21に連結されてもよい。主駆動部は、DCモータであってもよい。主駆動部27及びシリンダアクチュエータ32は、それぞれの垂直軸線を中心に各々回転してもよい。

0243

シリンダ要素24は、上部円筒形支持部材41と下部円筒形支持部材42とを含んでもよく、チャネル44がこれら2つの間に延在する。シリンダ要素24は、フィルタ25を支持する可撓性Oリングを含んでもよい。Oリングは、フィルタが上部円筒形支持部材41及び下部円筒形支持部材42に対してわずかに膨張又は収縮することを可能にする。

0244

本発明は更に、コーヒーを抽出する方法であって、本方法は、
本発明による装置10を提供することと、
抽出チャンバ内に挽かれたコーヒー及び熱水を供給することと、
コーヒーを抽出するために回転アセンブリを回転させることと、
第1の位置から第2の位置にフレーム及びチャンバ要素に対してシリンダ要素を移動させることと、
コーヒー残渣を放出するためにチャンバ要素を回転させることと、
シリンダ要素を第2の位置から第1の位置に移動させることと、
を含む、方法に関する。

0245

チャンバ要素は、シリンダ要素が第1の位置と第2の位置との間を移動する間、垂直方向に静止していてもよい。

0246

2.上方に延在するチャネル

0247

図9を参照すると、シリンダ要素は、フィルタを通過したコーヒーをシリンダ要素を通ってシリンダ要素の外側に導くための少なくとも1つのチャネル44を含んでもよく、このチャネルは、フィルタの下流に配置された入口45と、入口の下流に配置されたチャネル出口46とを含む。チャネルは、入口とチャネル出口との間で、水平面に対して少なくとも80度、具体的には少なくとも75度の角度で上方向に延在する。

0248

これは、水が抽出チャンバから時期尚早に出るリスクを伴わずに、抽出チャンバに水を供給し得るという利点を提供する。これにより、例えばフランスのプレスコーヒーなどのコーヒーの浸み込みが改善される。これにより、ミストの形成も低減される。

0249

この構成により、装置全体の高さが更に低くなる。遠心式コーヒー抽出器の欠点の1つが非常に高さが大きいことなので、これは有利であると考えられる。

0250

チャネル出口46は、シリンダ要素が第1の下方位置28にあるとき、チャンバ要素20のルーフ部分22の上に配置されてもよい。

0251

チャネル44は、水平面に対して80〜89度の角度で延在してもよい。

0252

チャネルは、シリンダ要素の円周の少なくとも30パーセント、より具体的には少なくとも50パーセント、更により具体的には少なくとも80パーセントにわたって延在してもよい。これは、従来技術の制限された出口と比較して、放出されたコーヒーの流動様式では乱流が少ないことにより、遠心分離中に形成されるミストが少なくなることが見出された。

0253

チャネル44は、特に環状(シリンダ要素を強化し得るチャネル44内の比較的薄いリブを除いて)であってもよく、シリンダ要素の全周にわたって延在してもよい。このような構成では、チャネル44は円錐形である。

0254

チャンバ要素20は、垂直方向に静止していてもよい。装置10は、回転アセンブリ16から放出された抽出コーヒーがコーヒー出口19に移動するためのガター48を含む。ガター48の最下点47は、チャンバ要素の底壁21の上に配置されてもよい。ガターの少なくとも一部は、回転アセンブリのルーフ部分22、特にチャンバ要素のルーフ部分22の上に配置されてもよい。

0255

少なくとも1つのチャネル44は、少なくとも500mm2の断面積を有し得る。これにより、乱流が減少し、ミストの形成が減少する。

0256

操作において、コーヒーを抽出する方法は、
装置10の抽出チャンバ内に挽かれたコーヒーを提供することと、
抽出チャンバ内に熱水を供給することと、
フィルタに熱水を通すために回転アセンブリを回転させることと、を含み、
抽出されたコーヒーは、水平面に対して少なくとも75度、具体的には少なくとも80度の角度でチャネルを上方かつ外方に流れ、チャネルのチャネル出口から放出される。

0257

3.薄いプレートを有するチャネル

0258

別の態様では、図9を参照すると、シリンダ要素24は、コーヒー用の少なくとも1つのチャネル44を含む。チャネルは、フィルタ25の下流に配置された入口45と、入口の下流に配置されたチャネル出口46とを含む。チャネル44は、プレート50を含む。プレートの厚さは、0,4mm未満、具体的には0.3mm未満である。プレートの内側51は、コーヒーがチャネルを流れる流れ面として構築されている。プレートの外側の反対側52には、空気ポケット53又は絶縁材料が設けられている。

0259

プレートは、アルミニウム又はステンレス鋼で作製されてもよく、あるいは、合成材料で作製されてもよい。

0260

シリンダ要素24は、下部円筒形支持部材42を含み得る。下部円筒形支持部材42は、プレート支持リブ55を含むことができ、このリブは下部円筒形支持部材の内壁56から内方に突出し、特にこのリブの下端でプレートを支持する空気ポケット又は絶縁材料は、プレート支持リブの間に設けられてもよい。リブは、複数の空気ポケット又は絶縁材料の複数の部分を画定し得る。絶縁材料の場合、絶縁材料は、シリンダ要素が作製される材料とは異なり得る。下部円筒形支持部材自体は、例えば発泡EPPなどの絶縁材料で作製されることも可能である。

0261

4.蒸気による予熱

0262

別の態様では、装置10は、抽出チャンバに熱水を供給するために構成された熱流体供給部58を含み得る。熱流体供給部は、加熱要素59を含む。

0263

制御ユニット100は、少なくとも主駆動部27及び熱流体供給部58を制御するために構成されている。制御ユニット100は、コーヒーを抽出する前に少なくとも抽出チャンバを加熱するために、熱流体供給部に多量の蒸気を放出させるように構成されている。これにより、コーヒーの熱損失が低減され、コーヒーの温度が過度に低くなり得る。

0264

制御ユニット100は、抽出チャンバに熱水を供給する前に熱流体供給部に多量の蒸気を放出させるように構成されてもよい。

0265

熱流体供給部58は、加熱要素から延在し、かつ抽出チャンバ内に開口する熱水供給管60を含み、本装置は、熱水供給管60を介して蒸気を抽出チャンバ26内に放出するように構成されている。

0266

熱水供給管は、抽出チャンバ内の中央支柱295に向けられてもよい。中央支柱は、その外側に、入ってくる熱水が飛沫する飛沫ベーン296を任意に含み得る。飛沫ベーン296は、フィルタに対して形成されたコーヒーベッドにわたる水の分配を改善することができる。

0267

多量の蒸気は、水に凝縮した場合、10ml未満、より具体的には5ml未満、更により具体的には2ml未満であってもよく、好ましくは少なくとも1mlである。蒸気は、1〜3秒の時間間隔で注入されてもよい。

0268

シリンダ要素は、コーヒーが回転アセンブリから出るためのチャネル44を含み、本装置は、抽出されたコーヒーがコーヒー出口19に移動するためのガター48を含む。制御ユニットは、抽出チャンバ、フィルタ、チャネル、及びガターを加熱するために、熱流体供給部に多量の蒸気を放出させるように構成されてもよい。

0269

コーヒーの抽出前に加熱される様々な部品は、主としてそれらの部品への蒸気の凝縮によって加熱される。凝縮の際には、多量の熱が放出され、蒸気が凝縮する部品が加熱される。したがって、蒸気は非常に高温である必要はなく、摂氏100〜107度の温度を有してもよい。

0270

装置10は、多量の蒸気の少なくとも一部の注入中に回転アセンブリ16を回転させるように構成されてもよい。

0271

図10を参照すると、本装置は、回転アセンブリが回転しているときに装置を通り、特に外側から抽出チャンバ内へ、抽出チャンバを通り、フィルタ25を通り、シリンダ要素24内のチャネル44を通ってガター48内へと流れる気流を生じさせるように構成された少なくとも1つのルーフの気流デバイス62を含むことができ、前記気流は、コーヒーを抽出する前にチャネル及びガターを加熱するために、多量の蒸気の少なくとも一部を、チャネルを通ってガター内へと搬送させる。

0272

本装置は、チャネル及びガターを加熱するために第1の比較的高い回転速度で回転アセンブリ16を回転させ、抽出チャンバ26を加熱するために第2の比較的低い回転速度で回転アセンブリを回転させるように構成されてもよく、第2の比較的低い回転速度での回転は、第1の比較的高い回転速度での回転の後に行われることが好ましい。

0273

本装置は、挽かれたコーヒーが抽出チャンバ内に供給された後、及び/又は抽出チャンバ内への挽かれたコーヒーの供給中、並びにコーヒーの抽出前に挽かれたコーヒーを加熱するためにコーヒーを抽出する前に、多量の蒸気の少なくとも一部を注入するように構成されてもよい。これにより、望ましくない熱損失が更に低減される。

0274

操作において、コーヒーを抽出する方法は、
装置10の抽出チャンバ26内に挽かれたコーヒーを提供することと、
抽出チャンバ内に熱水を供給することと、
コーヒーを抽出するために主駆動部で回転アセンブリを回転させることと、を含み、
コーヒーを抽出する前に、少なくとも装置の抽出チャンバを加熱するために抽出チャンバに多量の蒸気が供給される。

0275

本方法では、多量の蒸気は、水に凝縮した場合、10ml未満、より具体的には5ml未満、更により具体的には2ml未満であってもよく、好ましくは少なくとも1mlである。

0276

本方法では、回転アセンブリの回転は、装置を通り、特に外側からルーフ間隙を介して抽出チャンバ内へ、抽出チャンバからシリンダ要素内のチャネルを通り、ガター内へと流れる気流を生じさせることができ、前記気流は、コーヒーの抽出前にチャネル及びガターを加熱するために、多量の蒸気の少なくとも一部を、チャネルを通ってガター内へと搬送する。

0277

一実施形態では、蒸気が300〜2000の回転速度で注入され、その後、挽かれたコーヒーが、例えば200〜700rpm、好ましくは500rpmの回転速度で抽出チャンバに供給され、次いで、熱水が抽出チャンバ内に供給される。挽かれたコーヒーが供給されるとき、rpmは、粗い粒子(フィルタコーヒー)よりも細かい粒子(エスプレッソ)に対してより高くなり得る。

0278

5.気流

0279

図10Aを参照すると、本装置は、コンベヤ90の形態の挽かれたコーヒーチャネルの気流デバイス310を含み得る。コンベヤ90は、
コーヒー豆グラインダ120から抽出チャンバまで延在する供給管92と、
供給管を通って延在し、回転のために取り付けられた搬送スクリュ95と、
搬送スクリュを回転させるために構成されたスクリュ駆動部96と、を含み、
搬送スクリュは、挽かれたコーヒーとともに空気を抽出チャンバ内に送り込むように構成されている。これにより、挽かれたコーヒーチャネルの気流98が形成され、この気流が挽かれたコーヒーチャネルの気流(破線で示す)を生成し、この気流は外側から抽出チャンバ内に流入する。この挽かれたコーヒーチャネルの気流は、挽かれたコーヒーからの芳香を運ぶ。挽かれたコーヒーチャネルの気流はまた、ミストが供給管を通って上方に上昇するリスクを低減する。挽かれたコーヒーチャネルの気流は、抽出チャンバ、チャネル44、ガター48を通過し、コーヒー出口を通って出ることができ、そこでユーザの芳香感覚を高める。

0280

図10B及び図11Cを参照すると、装置10は、機軸の気流デバイス300を含み得る。機軸40は、主駆動部27から下方に延在し、チャンバ要素20の底壁21に連結されている。機軸40とコア部64のコア底壁65との間に機軸間隙301が設けられている。コア部64は、抽出構成要素15の一部を形成する。機軸間隙は、内向きコア表面302及び機軸によって画定される。内向きコア表面302は、下方向に外方にテーパ状になっている。角度は非常に小さく、1度又は数度である。機軸の回転中、外方へのテーパリングは、遠心力によって、機軸間隙を通ってコア要素の内容積から抽出チャンバ内へと下方の機軸間隙気流306(破線で示す)を生じさせる。機軸間隙気流306は、フィルタ25を通過し、チャネル44内に流入し、ガター内に流入し得る。

0281

図10C及び図11Aを参照すると、装置10は、外側から抽出チャンバ26内へ、抽出チャンバを通り、フィルタ25を通り、シリンダ要素内のチャネル44を通り、ガター48内へとルーフの気流308を生成するために構成されたルーフの気流デバイス62を追加的又は代替的に含み得る。

0282

ルーフの気流デバイス62は、次のように動作する。装置10は、コア部64、特に静止したコア部を含む。チャンバ要素は、内側リム66によって画定された中央開口部を有するルーフ部分22を含む。ルーフ部分22は、上部ルーフ壁221及び下部ルーフ壁222を含み得る。下部ルーフ壁222は、上部シールの基部であってもよい。

0283

内側リム66は、コア部の周囲に延在する。ルーフの気流デバイス62は、内側リムとコア部との間に画定されるルーフ間隙68を含む。ルーフの気流デバイスによって生成されたルーフの気流308は、回転要素が回転するときにルーフ間隙を通って下方に流れる。内側リム66は、下方向に外方にテーパ状になっていてもよく、ルーフ間隙内のルーフの気流は、テーパ状の内側リムの結果として螺旋状である。

0284

内側リム66は、上部ルーフ壁の内側リム661及び下部ルーフ壁222の内側リム662とによって形成されてもよい。内側リム66は、コア部の周囲に延在し、内側リムとコア部との間にはルーフ間隙68が画定され、内側リムは下方向に外方にテーパ状になっている。

0285

図11Aでは、下部ルーフ壁222の内側リム662のみがテーパ状になっているが、追加的又は代替的に、上部ルーフ壁の内側リム661は、下方向に外方にテーパ状になっていてもよい。テーパ形状は、回転アセンブリが回転するときに空気に下向きの力を生じさせ、それによってルーフの気流を抽出チャンバ26内に誘導する。テーパ状の内壁66の角度は1〜5度だけであってもよいが、これは回転中に空気に下向きの力を発生させるのに十分である。

0286

実際には、抽出チャンバ内に流入する3つの別個の気流、すなわち、挽かれたコーヒーチャネルの気流、ルーフの気流、及び機軸の気流が存在し得る。

0287

抽出チャンバ内に流入する気流の機能は、チャネル44が抽出チャンバを出る気流に対する閉塞を形成し得るいかなる制限された出口も含まないという特徴によって更に改善されてもよい。

0288

図10D及び図11Bを参照すると、追加的又は代替的に、本装置は、円周方向の気流309を外側からガター48内に生成するために構成された円周方向の気流デバイス70を含んでもよく、円周方向の気流は抽出チャンバを流れない。

0289

このように、ミストが装置10の機械部品及び電子部品に到達するリスクが低減される。更なる利点は、より多くのコーヒーの芳香がコーヒー出口19から出ることにより、ユーザにとって芳香のより良い感覚である。

0290

図11Bを参照して、円周方向の気流デバイス70を説明する。装置10は、シリンダ要素が第1の下方位置28にあるときにシリンダ要素24の周囲に延在する内向き壁72を含み得る。内向き壁72は、偏向部材192の上部であってもよい。円周方向の気流デバイス70は、内向き壁72とシリンダ要素の外周との間に画定される円周方向の間隙74を含み得る。円周方向の気流デバイスによって生成される円周方向の気流は、回転要素が回転するときに、円周方向の間隙を通って下方に流れる。内向き壁72は、円周方向の間隙74において下方向に外方にテーパ状になっていてもよい。円周方向の間隙内の円周方向の気流は、テーパ状の内側リムの結果として螺旋状である。内向き壁のテーパ角度は小さく、すなわち1〜5度であってもよい

0291

図10C及び図10Dを参照すると、コア部64は、特にコア部の側壁76に設けられた少なくとも1つの空気ダクト75を含み得る。コア部は、外側と連通する開口部77を上側に含み得る。ルーフの気流は、外側から開口部77を介してコア部64に流入し、少なくとも1つの空気ダクト75を通って前記ハウジング内の空間78に至り、コア部64の周囲に延在し、前記空間からルーフ間隙68を通って抽出チャンバ26内に流入する。

0292

図9を参照すると、装置10は、下部間隙81を含む下部気流デバイス80を含むことができ、下部間隙はシリンダ要素24と装置10内の壁88の直立部82との間に配置されている。装置10は、下方及び内方に面する残渣偏向部材193を更に含むことができ、湾曲していてもよい。残渣偏向部材193は、回転アセンブリから放出されたコーヒー残渣を下方に残渣トレイ内に導くために構成されている。残渣偏向部材193は、壁88の下壁部であってもよいが、別個の壁として具現化されてもよい。残渣偏向部材193は、残渣トレイ170に向かって下方に延在する。

0293

あるいは、直立部82は、ガター48を画定するガター要素83の一部であってもよい。下部気流デバイスは、下部間隙を通ってガター48内に入る下部気流303を生成するために構成されている。

0294

シリンダ要素は、直立部82上に逆U字形を形成してもよく、下部間隙もまた逆U字形を有する。下部間隙81の少なくとも1つの内向き壁84、85は、回転アセンブリの回転中に下部気流を生成するためにテーパ状になっている。

0295

下部気流デバイス80は、シリンダ要素の下部円筒形支持部材から下方に延在し、かつ直立部の周囲に延在するスカート86を含み得る。スカートは、テーパ状の内向き壁84を形成してもよい。代替的又は追加的に、直立部82の内向き壁85は、下部気流を生成するために、上方向に外方にテーパ状になっていてもよい。

0296

テーパ状の表面に加えて、又はこれに代わるものとして、機軸の気流デバイス、ルーフの気流デバイス、円周方向の気流デバイス及び/又は下部気流デバイスは、空気ポンプ、特に通風器を含み得る。通風器は、回転アセンブリに連結されたブレードによって形成されてもよい。あるいは、回転アセンブリとは別個の1つ又は複数の別個の空気ポンプが設けられてもよく、空気ポンプは、特に別個の空気ポンプ駆動部を有してもよい。

0297

ルーフの気流は、抽出チャンバ26を通り、フィルタ25を通り、チャネル44を介してガター48内へと流れ、そこでルーフの気流は円周方向の気流及び/又は下部気流と合流し、第1の円周方向の気流はコーヒー出口19を介して外側に流入する。

0298

操作において、コーヒーを抽出する方法は、
装置10の抽出チャンバ内に挽かれたコーヒーを供給することと、
抽出チャンバ内に熱水を供給することと、
コーヒーを抽出するために、主駆動部で回転アセンブリを回転させることと、を含んでもよく、
回転アセンブリの回転中に、挽かれたコーヒーチャネルの気流、機軸の気流、ルーフの気流、円周方向の気流及び/又は下部気流が生成される。

0299

本方法では、回転アセンブリの回転は、異なる気流を生成し得る。

0300

6.シール

0301

図12及び図13を参照すると、チャンバ要素20は、第1の下方位置ではシリンダ要素24と係合する下部シール111を含む。加えて、チャンバ要素20は、下方位置ではシリンダ要素と係合する上部シール111を含み得る。上部シール及び下部シールはラジアルシールである。上部シールは、シリンダ要素の上部内向き表面112に係合し、下部シールは、シリンダ要素の下部内向き表面113に係合する。2つのラジアルシールが移動可能なシリンダ要素を有する本構成のために開示されているが、移動可能なチャンバ要素を有する遠心式コーヒー抽出器においても使用され得ることに留意されたい。

0302

上部内向き表面112は円錐形であってもよく、下方向に外方にテーパ状になっていてもよい。下部内向き表面113は、頂部115を有する内方に突出するバルジ114を含み得る。下部シール111は、バルジの頂部115の上で下部内向き表面113と係合し得る。

0303

上部シール110は、チャンバ要素のルーフ部分22から離れて外方向かつ下方向に延在してもよく、特に水平面に対して25〜45度の角度で延在してもよい。下部シール111は、チャンバ要素の底壁から離れて外方向かつ上方向に延在してもよく、特に水平面に対して25〜45度の角度で延在してもよい。この構成は、遠心力の結果として回転中にシールに圧力を発生させ、シールがシリンダ要素に押し付けられて回転中に閉じられたままであることを確実にする。

0304

下部シール111及び下部内向き表面113は、上部シール110、上部内向き表面112それぞれよりも小径である。これにより、回転中に正味の上向きの力が発生し、回転アセンブリが定位置に保持され、振動が低減される。上部内向き表面112は、フィルタ25の上に配置され、下部内向き表面113は、フィルタ25の下に配置される。

0305

下部シールは、チャンバ要素20の底壁21の一部を形成する基部115を含み得る。底壁21は、機軸40に連結された底部支持要素119を更に含む。下部シールの基部は、5mm未満、好ましくは3mm未満の高さを有してもよく、空気又は断熱材で充填されたチャンバ117は、下部シールの基部115の下に配置されてもよい。

0306

同様に、上部シール110の基部222の上に、空気又は断熱材を備えたチャンバ118充填材が設けられてもよい。

0307

基部115は、底部支持要素119と基部115の下側との間に間に延在する突出部116によって支持されてもよい。突出部は、基部の下にいくつかのチャンバを生成するリブの形態を有していてもよい。チャンバは、主軸線を中心に離間してもよい。しかし、突出部は、チャンバを貫通して延在してもよく、例えば、支柱の形態を有してもよい。上部シールの基部222は、同様の突出部116によって支持されてもよい。

0308

7.洗浄機能を有するグラインダ

0309

図14図17を参照すると、装置10は、コーヒー豆グラインダ120であって、
ハウジング121と、
外臼部122と、
外臼部内に位置決めされた内臼部123と、を含み、
内臼部及び外臼部は、グラインダ主軸線124を中心に互いに対して回転可能である、

0310

コーヒー豆グラインダを含み得る。

0311

コーヒー豆グラインダ120は、内臼部及び外臼部を互いに対して回転させるために構成され、かつインペラを回転させるために構成されたグラインダ駆動部126(図3及び図4参照)を更に含む。内側バー(bur)は回転可能であってもよく、グラインダ駆動部に連結されてもよく、外臼部は回転不能であってもよい。

0312

内側バー(bur)の位置は、グラインダ主軸線の方向に調整可能であってもよく、外臼部の位置は、グラインダ主軸線の方向に調整不可能であってもよい。

0313

コーヒー豆グラインダ120は、挽かれたコーヒーをコーヒー豆グラインダから放出するためのインペラブレード225を含むインペラ125を更に含み、このインペラは内臼部及び外臼部の下に位置決めされる。インペラは、内臼部又は外臼部、特に内臼部に連結される。

0314

グラインダ駆動部126は、内臼部及び外臼部を互いに対して回転させるために構成され、かつ

0315

内臼部及び外臼部でコーヒー豆を挽き、挽かれたコーヒー豆をインペラでコーヒー豆グラインダから放出するための第1の回転方向、並びに

0316

インペラでコーヒー豆グラインダから挽かれたコーヒーを放出するための第2の逆回転方向であって、第2の回転方向では、コーヒー豆グラインダは挽かない、第2の逆回転方向で、

0317

インペラを回転させるために構成されてもよい、

0318

これにより、コーヒー豆グラインダ120は、第2の方向に挽く間にグラインダ自体を洗浄することができる。これにより、最初のカップからのコーヒー粒子がグラインダ内に残り、次のカップに入るのを防ぐ。これは、粒子の大きさをカップごとに変更することができるので有利である。コーヒー粒子の一部が残っている場合、粗粒子が望まれるカップの抽出に微粒子が使用される可能性があり、又はその逆の可能性もある。

0319

第2の利点は、挽かれたコーヒー粒子がグラインダ内に残る量が少なくなるか、全く残らないことにより、挽かれたコーヒーがより新鮮になることである。特に、装置10がしばらくの間静止状態であり得る家庭の状況では、不使用期間中にコーヒー豆グラインダ内に古くなるコーヒー粒子は(事実上)ない。

0320

インペラブレードは、回転方向に対称であり、挽かれたコーヒーを第1の回転方向及び第2の回転方向の両方に放出し得る。これにより、第2の回転方向での洗浄機能が可能になるという利点がある。

0321

インペラ125は、グラインダハウジング121内のインペラ空洞127内に配置されてもよい。グラインダハウジング121は、インペラ127が上に配置される底部空洞壁128を画定する。グラインダハウジングは、挽かれたコーヒーがコーヒー豆グラインダから出るためのグラインダ出口開口部129を含む。グラインダ出口開口部は、グラインダ主軸線に対して回転対称形状及び回転対称位置を有し、第1の回転方向及び第2の回転方向の両方においてグラインダ出口開口部を通ってインペラによってコーヒーを放出することができる。

0322

グラインダ出口開口部は、開口部主軸線を画定する細長い形状を有してもよく、前記開口部主軸線は、グラインダ主軸線に略直交して配向され、グラインダ主軸線と交差する。

0323

コーヒー豆グラインダは、
内臼部又は外臼部を互いに対して軸方向に移動させることによって内臼部及び外臼部の相対位置を調整するための調整駆動部130と、
調整駆動部と内臼部又は外臼部との間に配置された調整トランスミッション131と、
を含み得る。

0324

インペラは、調整トランスミッション131に連結されていてもよく、内臼部及び外臼部の相対位置を調整するときに軸方向に移動されてもよい。インペラブレード225は、調整ステップで下方に移動させるときにインペラブレードの下に配置されたコーヒー粒子を切断するための鋭い下縁132を有してもよい。

0325

各インペラブレードは、特に、グラインダ出口開口部の下流に直接位置決めされたコンベヤ90の搬送スクリュ95との衝突を回避するために、切欠部を有してもよい。インペラブレードの切欠部は、インペラブレードの外側下側に配置されてもよい。

0326

調整トランスミッション131は、グラインダ主軸線と同軸に配置され、かつ内側バー(bur)又は外臼部に連結された回転可能な調整ギヤ134を含んでもよく、回転可能な調整ギヤ134は、ねじ山135及びギヤ部468を含む。ギヤ部468は、ねじ山135の下に配置される。グラインダハウジングは、噛み合いねじ山136を含み、グラインダ駆動部は、回転可能な調整ギヤのギヤ部468と係合するウォームホイール137(調整トランスミッション131の一部も形成する)を含む。ウォームホイール137が回転すると、回転可能な調整ギヤが回転し、ねじ山135、136によって、回転可能な調整ギヤ及び内臼部又は外臼部の軸方向変位が生じる。

0327

好ましくは、内臼部は、グラインダ軸線の方向に回転可能かつ調整可能である。コーヒー豆グラインダは、
グラインダ駆動部を内臼部に連結するグラインダ機軸230と、
グラインダ機軸230に半径方向及び軸方向の支持を提供するグラインダ軸受231と、を含んでもよく、
グラインダ軸受及びグラインダ機軸は、回転可能な調整ギヤに連結されるか、又は当接し、軸方向での内臼部の調整時に回転可能な調整ギヤとともに上下移動する。

0328

より具体的には、上方調整では、回転可能な調整ギヤが回転して上方に移動し、グラインダ軸受を上方に押し上げることにより、インペラが上方に押され、内臼部が上方に押される。下方調整では、回転可能な調整ギヤが逆方向に回転して下方に移動する。グラインダ軸受231、インペラ、内臼部、及びグラインダ機軸230は、重力の影響を受けて下方に移動する。

0329

グラインダ機軸230は、グラインダ駆動部に連結された第1の機軸部232と、内臼部に連結された第2の機軸部233とを含むことができ、第1の機軸部及び第2の機軸部は、機軸継手234によって相互連結されており、軸方向での内臼部の調整中に互いに対して伸縮運動するために構成されており、第2の機軸部は軸方向に移動し、第1の機軸部は調整中に軸方向に静止したままである。

0330

グラインダ機軸は、回転可能な調整ギヤ134の穴235を通って延在してもよい。

0331

インペラ125は、内側バー(bur)123の下に配置されてもよく、グラインダ軸受231は、インペラ125の下に配置されており、回転可能な調整ギヤ134は、グラインダ軸受231の下に配置されている。

0332

コーヒー豆グラインダは、各々の挽く操作後に内臼部又は外臼部を最上部位置又は最下部位置に移動させるように構成されてもよい。

0333

上面図では、挽くことは時計回りに行われてもよく、洗浄は反時計回りに行われてもよい。

0334

図27を参照すると、コーヒー豆グラインダ120の別の実施形態では、回転可能な調整ギヤ134は、グラインダ機軸230の周囲に延在する。コーヒー豆グラインダは、第1のグラインダ軸受231と、回転可能な調整ギヤ134とグラインダ機軸230との間に位置決めされ、かつ互いに離間して配置された第2のグラインダ軸受237とを含む。

0335

回転可能な調整ギヤ134は、内臼部123の調整時に、グラインダ機軸230を上方に移動させる第1のカム402と、グラインダ機軸230を下方に移動させる第2のカム401とを含む。第1の軸受231及び第2の軸受237は、内臼部123の調整時に回転可能な調整ギヤ134及びグラインダ機軸230とともに上下に移動する。具体的には、第1のカム402は、第1のグラインダ軸受231に係合して作用し、第2のカム401は、第2のグラインダ軸受237に係合して作用する。このように、内臼部の上下運動が完全に制御される。

0336

コーヒー豆グラインダ120は、グラインダ機軸230の周囲に延在し、かつグラインダ機軸とグラインダハウジング121との間に位置決めされる1つ又は複数の摺動ブッシュ403を含み得る。摺動ブッシュ403は、グラインダハウジングに対するグラインダ機軸の垂直移動を可能にする。摺動ブッシュは、特に第1のグラインダ軸受231の上に配置されてもよい。

0337

図28A図28Bを参照すると、インペラブレード225は、主要部405及び下端部406を有することができ、下端部は、主要部よりも広い。下端部は、外方にテーパ状になっていてもよく、前部底縁部408、後部底縁部409、及び平坦な底面410を画定してもよい。前部底縁部及び後部底縁部は、インペラの回転中に底部空洞壁128をきれいに拭うように構成されている。

0338

操作において、コーヒー豆を挽く方法は、
コーヒー豆グラインダ120にコーヒー豆を提供することと、
内臼部及び外臼部を互いに対して第1の回転方向に回転させることにより、コーヒー豆を挽き、挽かれたコーヒーをインペラでグラインダ出口開口部を介して放出することと、
挽かれた後、回転方向を逆にして内臼部及び外臼部を互いに対して第2の逆回転方向に回転させ、コーヒーを挽かずに、残った挽かれたコーヒー粒子をインペラでコーヒー豆グラインダから放出することによりコーヒーグラインダを洗浄することと、
を含み得る。

0339

洗浄動作後、外臼部に対する内臼部の軸方向位置は、次のコーヒーのカップに対して調整され得る。

0340

調整ステップでは、コーヒー豆グラインダを調整するために、内臼部及び外臼部をグラインダ主軸線の方向に第1のグラインダ位置から第2のグラインダ位置へ、又はその逆へ互いに対して移動させてもよく、この調整は、内臼部又は外臼部を別個の定位置へ移動させることなく行われる。これはコーヒー豆グラインダ120の洗浄動作により可能である。

0341

8.挽かれたコーヒーのコンベヤ

0342

図14図17、及び図18を参照すると、独立した態様では、飲料調製装置用のコンベヤ90が開示される。コンベヤは、飲料を調製するために粉末又は顆粒を第1の位置から飲料調製位置まで搬送するために構成されている。本発明の遠心式コーヒー抽出器では、コンベヤは挽かれたコーヒーを搬送するが、コンベヤがスープを作るためのスープ粉末ミルクを作るか、若しくはミルクをコーヒーに加えるための粉乳、ホットチョコレートミルクを作るためのチョコレート粉末、又は飲料を作るための他の種類の粉末若しくは顆粒を搬送するために使用されることも考えられる。コンベヤはまた、コーヒー用添加物としてバニラ粉末などの添加物を搬送してもよい。飲料調製装置は、本明細書に開示するように遠心式コーヒー抽出器であり得るが、他の種類のコーヒー抽出器、スープ調製装置、又は種々の異なる飲料を作るために構成された飲料調製装置でもあり得ることが理解されよう。

0343

コンベヤは、
第1の位置から飲料調製位置まで延在する供給管(92)であって、入口開口部及び出口開口部を含む、供給管と、
供給管を通って延在し、回転のために取り付けられた搬送スクリュ(95)と、
搬送スクリュを回転させるために構成されたスクリュ駆動部(96)と、を含み、
供給管は湾曲しており、搬送スクリュは可撓性である。

0344

飲料調製装置は、遠心式コーヒー抽出装置10であって、
抽出チャンバ26を形成し、かつ主軸線18を中心に回転するように構成されたチャンバ要素20及びシリンダ要素24を含む回転アセンブリ16と、
コーヒー豆を挽いて挽かれたコーヒーにするためのコーヒー豆グラインダ120と、を含み、
供給管は、コーヒー豆グラインダから抽出チャンバまで延在し、コンベヤは、コーヒー豆グラインダから抽出チャンバに挽かれたコーヒーを搬送するために構成されている、
遠心式コーヒー抽出装置であってもよい。

0345

コンベヤは、いくつかの利点を達成し得る。供給管の詰まりのリスクが低減される。これは、回転中の搬送スクリュの変形に関連している。

0346

さらに、挽かれたコーヒーの一部が抽出チャンバに入らずに供給管に残るリスクも低減される。さらに、ミストが供給管内に上昇するリスクが低減される。搬送スクリュは、コーヒーの抽出中に回転し続けることができる。

0347

さらに、挽かれたコーヒーのコンベヤは、空気を抽出チャンバ20内に搬送することによって(第4の)気流も生成し、この気流は抽出チャンバを通り、チャネル44を通り、ガター48内へと流れ、コーヒー出口19を介して装置10から出る。この気流が芳香を運び、ユーザの芳香感覚を向上させる。

0348

供給管92は湾曲していてもよい。搬送スクリュ95は、可撓性であってもよく、特に可撓性合成材料から製造されてもよい。供給管92は、コーヒー豆グラインダのコーヒー出口開口部に水平な管部144を含むことができ、水平な管部は、水平面に対して5度未満の角度で延在する。

0349

搬送スクリュは、可変ピッチを有してもよい。

0350

搬送スクリュ95は、可変径を有してもよい。

0351

搬送スクリュは、セグメント化されてもよい。

0352

図37を参照すると、搬送スクリュは、コアなしであってもよく、すなわち、コアなしで螺旋形状を有してもよい。図36を参照すると、代替的に、搬送スクリュ95は、スクリュコア466を含み得る。

0353

供給管92は、側面図で見た場合には第1の曲率を有し、上面図で見た場合には第2の曲率を有する2つの独立した曲率面で湾曲していてもよい。湾曲した供給管92は、管の長さに沿って変化する曲率を有し得る。

0354

供給管92の少なくとも一部は、下方に延在してもよい。

0355

供給管は、コア部64のコア底壁65におけるルーフ開口部145を通って延在してもよい。コア底壁65は静止しており、抽出チャンバ26のルーフの一部を形成する。ルーフ開口部145は、特に主軸線18から偏心して位置決めされる。

0356

図24図25、及び図26を参照すると、装置10は、別個のホッパ321から延在するか、又は別個の入口開口部から供給管92に向かって延在する少なくとも1つの別個の合流管320を含むことができ、そこで合流管は合流位置322で供給管と合流する。これにより、グラインダを介さずに予め挽かれたコーヒーを使用することができる。また、粉乳、チョコレート粉末、又はバニラ粉末などの添加物は、ホッパとは別に、又は別個の入口開口部から添加することができる。また、遠心式コーヒー抽出器ではない飲料調製装置においても、これは、様々な粉末又は顆粒を混合することを可能にするコンベヤの様々な構成を可能にする。

0357

スクリュ駆動部96は、比較的小さい粒子を有する挽かれたコーヒーについては比較的高い回転速度で、比較的大きい粒子を有する挽かれたコーヒーについては比較的低い速度で搬送スクリュ95を回転させるように構成されてもよい。

0358

コンベヤは、挽かれたコーヒーが、メートル毎秒で測定される、コーヒー豆グラインダから出る速度の少なくとも2倍の速度、具体的には3倍の速度、更により具体的には4倍の速度で挽かれたコーヒーを搬送してもよい。これにより、供給管が詰まる可能性が更に低減され、抽出チャンバ内への挽かれたコーヒーの供給、及びフィルタにわたる挽かれたコーヒーの分配が改善されるという利点が提供される。コンベヤはまた、グラム毎分で測定される、放出容量を有してもよく、この放出容量は、グラインダ120の放出容量の少なくとも2倍、具体的には3倍、更により具体的には4倍である。

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