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技術 座席シート、特に子供用ハイチェア

出願人 サイベックスゲーエムベーハー
発明者 フィッシャー、ヴォルフラム
出願日 2018年8月6日 (2年6ヶ月経過) 出願番号 2020-506975
公開日 2020年10月15日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-529896
状態 未査定
技術分野 子供用家具 椅子の脚、座部、背もたれ及び付属物
主要キーワード プリテンション力 追加荷重 共有軸 引っ込み式 ボルト要素 ベアリング要素 スライド要素 プリテンション装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月15日)のものです。
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図面 (8)

課題・解決手段

本発明は、子供の身体部分を支持するための高さ調整可能な支持装置(12、13、14)を含む子供用ハイチェア(10)に係り、前記支持装置は、少なくとも部分的に、より特に重い重量がかかるものとして、摩擦接続により調整された高さをロックするロック装置(20)を有する高さ調整装置を含む。

概要

背景

子供用ハイチェア(子供用の椅子)は、古来から各種各様の形状があることが知られている。通常、この種のハイチェアは、一対の前部チェア脚と一対の後部チェア脚(または、代替として、安定した足元を確保するために例えばそれらの下端で対応して幅広にした2本のチェアの脚のみ)を備えたフレームと、座面及び背もたれのある座席シートとを有する。追加の要素として、肘掛け、足置き、トレイなどを設けることができる。使用位置および(よりコンパクトな)折り畳み位置を可能にするために、フレーム(座面の有無にかかわらず)は、必要に応じて折り畳み可能である。

座席シートは、フレームに対して固定された位置とするか、または高さに関して調整可能とし、座席シート全体が調整されるか、例えば座面および/または背もたれおよび/または足置きなどのような個々の構成部品が調整される(適切である場合には、互いに独立して調整することができる)。従来技術では、(高さ調整可能なハイチェアの場合において)調整可能な構成部品のために、例えばフレームの適切な位置に開けられた穴の構造と、調整されるべき構成部品の(引っ込み式の)ピンとを設けることにより、特定の数の所定の位置(高さ位置)を可能にすることが更に慣用的である。

調整可能なチャイルドシートは、例えばドイツ特許69009806T2号公報から知られている。ドイツ特許69009806T2号公報によれば、高さに応じてハイチェアを調整できるようにするために、ガイドパス内で異なる個別の位置をとることができる高さ調整用の2本のピン(チャイルドチェアの側部にそれぞれ1つずつ)が設けられている。原理上は同様の解決策として、米国特許5238292A号公報および米国特許4722570A号公報が公知である。米国特許5238292A号公報では、ボルト要素が設けられ、対応するリブ係合させることができるため、高さも同様に調整できる。米国特許4722570A号公報には、同様に個別の高さ調整を行うために、ラッチ要素相互作用することができるフック要素が記載されている。全体として、これら従来技術の解決策は、設計および取り扱いの点で比較的複雑なものであり、特にフレキシビリティが低いことが分かっている。

概要

本発明は、子供の身体部分を支持するための高さ調整可能な支持装置(12、13、14)を含む子供用のハイチェア(10)に係り、前記支持装置は、少なくとも部分的に、より特に重い重量がかかるものとして、摩擦接続により調整された高さをロックするロック装置(20)を有する高さ調整装置を含む。

目的

本発明の目的は、簡単で特に柔軟な方法で高さの調整を可能にすることができ、子供の身体部分を支持するための調整可能な支持装置を備えた座席シート、特に子供用椅子、好ましくは子供用のハイチェア(チャイルドチェア)を提案することにある

効果

実績

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請求項1

座席シート、特に子供の身体部分および/または飲用ボトルまたはおもちゃのような外部物体を支持するための高さ調整可能な支持装置(12、13、14)を備えた子供用ハイチェア(10)は、高さ調整装置を有し、前記高さ調整装置は、ロック装置(20)を有し、前記ロック装置(20)は、力接続により、少なくとも比例するように、特にはより重い重量が掛かるように調整される高さのロックをもたらすように構成されることを特徴とする座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項2

座席シート、特に子供の身体部分を支持するための高さ調整可能な支持装置(12、13、14)を備えた子供用ハイチェア(10)であって、前記支持装置(12、13、14)の無段階可変高さ調整用の高さ調整装置を有することを特徴とする、好ましくは請求項1に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項3

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、前記ロック装置(20)は、圧入および/またはクランプによって、少なくとも比例するように、特にはより重い重量が掛かるように、調整された高さのロックをもたらすように構成されることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項4

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、前記支持装置は、座面(12)および/または足置き(14)を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項5

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、前記ロック装置(20)は、ロック溝(29)と、前記ロック溝(29)にガイドされ、かつ前記ロック溝(29)から出ることができる少なくとも1つのボルト要素(25)と、を備え、前記少なくとも1つのボルト要素(25)は、好ましくは圧入および/またはクランプによって前記ロック溝(29)の内側にロック状態で固定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項6

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、前記ボルト要素(25)の回転および/または前記ボルト要素(25)の並進運動によってロックが生成および/または解除できることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項7

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、作動要素(21)の回転および/または作動要素(21)の並進運動によってロックを生成および/または解除でき、前記作動要素は、特にロック位置の方向にプリテンション掛けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項8

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、ロック状態の方向に作用するプリテンション、特にばね装置(24)が設けられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項9

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、高さ調整が確実にポジティブガイドされることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項10

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、高さ調整をガイドするためのガイド溝(29)が設けられ、前記ガイド溝(29)は、請求項5に記載の前記ロック溝によって少なくとも部分的に形成されることが好ましく、または逆の場合も同様に形成されることが好ましく、特に、前記ボルト要素(25)が非ロック状態で前記ガイド溝またはロック溝(29)内をスライドできるように、および/または追加のスライド要素、好ましくはスライド板がスライドできるように形成されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項11

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、前記ロック装置(20)は、重力が前記ロックを少なくとも支持するように配置され、かつ構成されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項12

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、前記ロック装置(20)は2つのボルト要素(25)を有し、前記2つのボルト要素(25)は好ましくは反対方向に回転させることができることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項13

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、複数のロック装置(20)が前記支持装置ごとに設けられ、好ましくは2つのロック装置が設けられ、特に各側部に1つずつロック装置が配置されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

請求項14

座席シート、特に子供用ハイチェア(10)であって、前記高さ調整および/または調整された高さのロックおよび/または調整された高さのロックの終了は、片手で実行できることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の座席シート、特に子供用ハイチェア。

技術分野

0001

本発明は、座席シート、特に請求項1に記載の子供用ハイチェアに関する。

背景技術

0002

子供用ハイチェア(子供用の椅子)は、古来から各種各様の形状があることが知られている。通常、この種のハイチェアは、一対の前部チェア脚と一対の後部チェア脚(または、代替として、安定した足元を確保するために例えばそれらの下端で対応して幅広にした2本のチェアの脚のみ)を備えたフレームと、座面及び背もたれのある座席シートとを有する。追加の要素として、肘掛け、足置き、トレイなどを設けることができる。使用位置および(よりコンパクトな)折り畳み位置を可能にするために、フレーム(座面の有無にかかわらず)は、必要に応じて折り畳み可能である。

0003

座席シートは、フレームに対して固定された位置とするか、または高さに関して調整可能とし、座席シート全体が調整されるか、例えば座面および/または背もたれおよび/または足置きなどのような個々の構成部品が調整される(適切である場合には、互いに独立して調整することができる)。従来技術では、(高さ調整可能なハイチェアの場合において)調整可能な構成部品のために、例えばフレームの適切な位置に開けられた穴の構造と、調整されるべき構成部品の(引っ込み式の)ピンとを設けることにより、特定の数の所定の位置(高さ位置)を可能にすることが更に慣用的である。

0004

調整可能なチャイルドシートは、例えばドイツ特許69009806T2号公報から知られている。ドイツ特許69009806T2号公報によれば、高さに応じてハイチェアを調整できるようにするために、ガイドパス内で異なる個別の位置をとることができる高さ調整用の2本のピン(チャイルドチェアの側部にそれぞれ1つずつ)が設けられている。原理上は同様の解決策として、米国特許5238292A号公報および米国特許4722570A号公報が公知である。米国特許5238292A号公報では、ボルト要素が設けられ、対応するリブ係合させることができるため、高さも同様に調整できる。米国特許4722570A号公報には、同様に個別の高さ調整を行うために、ラッチ要素相互作用することができるフック要素が記載されている。全体として、これら従来技術の解決策は、設計および取り扱いの点で比較的複雑なものであり、特にフレキシビリティが低いことが分かっている。

0005

本発明の目的は、簡単で特に柔軟な方法で高さの調整を可能にすることができ、子供の身体部分を支持するための調整可能な支持装置を備えた座席シート、特に子供用椅子、好ましくは子供用のハイチェア(チャイルドチェア)を提案することにある。

0006

この目的は、座席シート、特に請求項1に記載のハイチェアによって達成される。

0007

特に、この目的は、子供の身体部分および/または例えば飲用ボトルまたはおもちゃなどの子供の外部物体を支持するための、高さ調整可能な支持装置を備える座席シート、特にチャイルドチェア、好ましくは子供用ハイチェアによって達成されるのであって、ここで、高さ調整装置は、力接続(特に圧入および/またはクランプ)により、少なくとも比例して、特により重い重量が掛かるものとして、調整された高さのロック状態をもたらすロック装置を有する。

0008

さらに任意の独立した態様(但し、特に力接続に関する上記の態様と組み合わせることができる)によれば、上記の目的は、特に、子供の身体部分を支持するための高さ調整可能な支持装置を備える座席シート、特にチャイルドチェア、好ましくは子供用ハイチェアによって達成される。高さを無段階可変に調整できるように構成された高さ調整可能な支持装置を備える。

0009

本発明の核となる考え方は、力接続(例えば摩擦接続)によって、少なくとも比例して(特により重い重量が掛かるものとして)、(高さ調整可能な支持装置の)特定の高さをロックすることにある。力接続において、互いに対してロックするようになっている面の垂直抗力すなわち法線力が存在する。加えられた力が静摩擦によりもたらされる反力を超える場合にのみロックの克服が可能になる。力接続と区別するために、ポジティブ接続では、接続される少なくとも2つの部品が互いに係合する。結果として、ポジティブ接続の場合、力の伝達が中断された場合又は力の伝達が無い場合でも、接続される部品は、互いに切り離すことができない。別の言い方をすれば、ポジティブフィッティング接続では、接続されるべき一方の部品が他方の部品の邪魔になる。オペレーシナル応力の場合、圧力が通常作用する、すなわち接続される部品の表面に対して直交して作用する。この種のポジティブ接続は、例えば、米国特許4722570A号公報、米国特許5238292A号、およびドイツ特許69009806T2号公報に記載されている。

0010

提供された力接続のみで、ロックを維持できることは無条件に必要なことではない(但し、そのように提供されることが好ましい)。但し、いずれの場合でも、ロック装置は(荷重が掛かっている場合)、力接続も作用している場合にのみロックを維持できるように構成されている。言い換えると、力接続が機能している場合にロックが維持され、力接続を少なくとも概念的に取り除いた場合(または、少なくとも力接続の保持力を少なくとも概念的に顧慮しないでおく場合)は、ロックが維持されない。これは、支持装置の空荷重量が作用しているそれぞれの支持装置の状態には、少なくとも当てはまるはずである。支持装置が座面(および/または足置き)であるか、またはそのようなものを含む限り、好ましくは少なくとも5kg、さらに好ましくは少なくとも10kg(子供の体重として)の追加荷重が考慮されてもよい。

0011

(子供をシミュレートしてみたところでは)支持装置に追加する重量の上限を、60kg未満、好ましくは40kg未満とすることができる。たとえば、5kgから60kgまでの範囲では、(少なくともこの範囲の区域では、力接続無しではロックが保持されないという意味で)少なくとも力接続によってロックがなされる必要がある。好ましくは、(ロック状態の)力接続によって補うことができる力は、50ニュートン超え、さらに好ましくは200ニュートン超え、より好ましくは300ニュートン超えである。主に、ロックは、(特に上記の状況下、たとえば椅子に座っている子供による追加の重量に関連する)特に保持力の少なくとも50%、好ましくは少なくとも80%が適用された場合、力接続によってもたらされるべきである。全体として、力接続によって力全体を補うことができる場合(または力の接続によってロックを維持できる場合)に、力接続によってロックがもたらされる。

0012

高さ調整装置は、少なくとも5cm、好ましくは少なくとも10cm、さらに好ましくは少なくとも15cmの(垂直方向の)高低差内で、調整が可能になるように構成される。所望の高さの値をこの高さの差(または互いに少なくとも2mm未満、特に0.5mm未満の間隔を持つ高さの値)内に設定できる場合に、高さ調整は無段階可変であることが好ましい。基本的に、高さを無段階可変に調整できる第1の高さ調整範囲と、個別の高さ調整のみが可能な第2の高さ調整範囲が提供され得る。しかしながら、一実施形態では、(それぞれの支持装置の)高さ調整範囲全体にわたって無段階可変の高さ調整を可能にすることができる。無段階可変に調整可能な高さ範囲に加えて、個別的に調整可能な高さ範囲のみが存在する場合、無段階可変に調整可能な高さ範囲の高さの差(垂直方向)は、特に少なくとも2cm、さらに好ましくは少なくとも5cm、よりさらに好ましくは少なくとも10cmである。

0013

実施形態において、ロック装置は、圧入および/またはクランプによって、少なくとも比例して、特に重い重量が掛かるように、調整された高さをロックするように構成することができる。圧入とは、相互に接着する面が互いに押し付けられるように、特に1つまたは複数の接着面の方向に(例えば、ばねにより)力が作用する構成を意味するものと理解されるべきである。例えば、ここで突起またはピン(など)を対応する凹部に押し込むことができる。クランプ(または対応するクランプ装置)は、特に、(例えば、子供が座席シート、特にハイチェアによじ登る場合の)荷重力の増加が、(ドアの隙間の下に固定されたくさび匹敵する)力接続による力(摩擦力)の増加に作用するように作用する装置を意味するものと理解されるべきである。この種の手段による簡単な方法で、安全な用途が可能になる。

0014

支持装置は、座面および/または背もたれおよび/または足置きおよび/または肘掛けおよび/またはトレイ(飲用カップなど)を備えていてもよい。

0015

ロック装置は、(少なくとも)1つのロック溝および少なくとも1つのボルト要素を備えていてもよく、これらを、ロック溝に対して出し入れすることができる。ボルト要素は、好ましくは、圧入および/またはクランプによって、ロック状態でロック溝のなかに固定される。この種の構成を用いて、ロックの無段階可変調整を簡単な方法で可能にできる。座席シート、特にハイチェアの本体(例えばフレーム)にロック溝を配置でき、(少なくとも1つの)ボルト要素は支持装置に配置でき、またはその逆にもこれらを配置することができる。力接続によって互いに接続できる部品による配置の交換可能性は、(例えば、以下に説明するように)本発明の他の可能な構造にも基本的に適用される。

0016

ロックは、ボルト要素の回転および/またはボルト要素の並進運動によって生成または解除できることが好ましい。例えば、ロックをもたらすために、ボルト要素をロック溝に回転させることができる。その結果として、ロックを簡単な方法で可能にできる。

0017

好ましくは、作動要素には、特にロック位置の方向(または、プリテンション力によって作動要素がロック位置に押し込まれる方向)にプリテンション力が掛けられている。その結果として、取り扱いがさらに簡素化される。

0018

一実施形態では、作動要素の回転および/または作動要素の並進運動によって、ロックを生じさせおよび/またはロックを解除することができる。作動要素は、使用者が(ロック状態を解除または生成するために)それを把持することができるように、外部からアクセス可能な(例えば、ハンドルを含む)ハンドリング装置を意味するものと特に理解される。この種のハンドリング装置は、例えば、座席シート、特にハイチェアの中央領域に配置することができる。必要に応じて、少なくとも2つかまたはそれ以上のロック装置を(ロック状態が解除または生成されるように)1つの同じ作動要素(またはハンドリング装置)によって作動させることができる。作動要素およびボルト要素は、連結装置(適切な場合、並進または純粋に並進の方法で移動可能であってもよい)を介して互いに動作可能に連結されていてもよい。

0019

実際の実施形態では、作動要素は回転可能であり、(並進移動可能な)連結装置を駆動するように配置され、次に、ロックを生成または解除するために1つ(または複数)のボルト要素を回転させる。ロックの解除または生成は、この種の構成を用いて簡単な方法で可能にできる。

0020

好ましい実施形態では、好ましくはロック状態の方向に作用するプリテンション、特にばね装置が設けられる。その代わりに、非ロック状態の方向に作用するばね装置(適切な場合、さらなるばね装置)を提供することもできる。ロック状態の方向に作用するプリテンション、特にばね装置が設けられる場合、ロックは簡単(かつ安全)な方法で生成され維持される。特に、この種のプリテンション、特にばね装置により、それぞれの使用状況(例えば、子供の重量)に依存しない所定の力が存在する。

0021

高さ調整は、確実にポジティブガイドされることが好ましい。その結果として、操作が簡素化される。この種のポジティブガイドは、例えばレールおよび/または溝および/またはスライドを含むことができる。

0022

実際の実施形態では、高さ調整をガイドするためのガイド溝が設けられている。この場合、好ましくは、ガイド溝は、少なくとも部分的に上述のロック溝によって(またはその逆に)構成される。特に、ガイド溝および/またはロック溝は、上述のボルト要素が非ロック状態でガイド溝またはロック溝のなかをスライドできるように構成される。

0023

代替的または追加的に、(高さ調整をガイドまたは制御するために)ガイド溝またはロック溝のなかをスライドできる(さらなる)スライド要素を設けるようにしてもよい。スライド要素は、特にボルト要素に対して追加して設けられる。スライド要素は、小さな(適切な場合、凹面、特に円筒断面形状の)プレート(すなわち、小スライド板)として構成され、それに応じて溝のなかを移動することができる。特にロック位置(適切な場合、非ロック位置でも)では、ボルト要素は、好ましくはスライド要素(例えばスロット形状構造とすることができる同様の特にその開口部)を貫通することが好ましい。全体として、結果として操作が簡素化される。

0024

一般に、ロック溝のなかに出し入れできるボルト要素が設けられている場合、これは必ずしもボルト要素をロック溝から完全に移動させる必要があることを意味するものではなく(しかし、そうである場合があり得る)、むしろ、この意味で(特に、ボルト要素の遠位端を溝土台からさらに取り外すことができるという意味で)、ボルト要素を少なくとも部分的にロック溝から外に導くことができれば十分である。

0025

単純な調整とロックは、ガイド溝とロック溝とを組み合わせることにより、構造的シンプルに実現される。

0026

ロック装置は、(支持装置の自重および適切な場合には支持装置上に配置された子供の重さの)重量が少なくともロックを支持するように配置および構成することができる。重量は、例えば、互いに静止摩擦静止している表面の法線力の増加をもたらすような方法で伝える(向きを変える)ことができる。

0027

一実施形態では、ロック装置は(好ましくは反対方向に回転できる)2つのボルト要素を有する。2つのボルト要素を、同じ凹部(例えば溝)に係合させることができる。2つの回転可能なボルト要素は、好ましくは、この場合(例えば、ボルト要素の近位端にある共通の支持面によって)確実にポジティブガイドされ、一緒にのみ回転し得るようになっている。好ましくは、2つのボルト要素は、共用の軸に取り付けられている。

0028

一般に、1つ以上のボルト要素を回転軸に取り付けることができ、それは座席シート、特にハイチェアの本体(例えばフレーム)に対して静止している。2つのボルト要素(特に反対方向に回転できる)が設けられる場合、特に、(少なくともより重い重量が掛かるように)第1のボルト要素が下向きの移動に対するロックを可能にし、(少なくともより重い重量が掛かるように)第2のボルト要素が上向きの動きに対するロックを可能にする。さらに、ボルト要素の回転により(例えば、ボルト要素の互いの方への回転により)、さらなる力が有効になり(例えば、拡張することにより)、それによりロックが再び改善される。

0029

1つまたは複数のボルト要素は、くさび形状または適切な場合には断面(特に半径方向の断面)が平らになるように構成することができる。

0030

支持装置ごとに複数のロック装置を、好ましくは2つ、特に座席シート、特にハイチェアの各側に1つ設けることができる。その結果、信頼性の高いロックが可能になる。

0031

好ましい実施形態では、高さ調整および/または調整された高さのロック状態および/または調整された高さのロック状態の終了を、片手で実行することができる。好ましくは、高さ調整および調整された高さのロック状態および調整された高さのロック状態の終了を、(単一の)ハンドルを握って操作することによって行うことができる。例えば、高さ調整は、ハンドルを上下させ(またはハンドルをドロップさせ)(すなわち、適切な場合、一般に並進運動によって)、調整された高さのロック状態、またはハンドルの回転により調整された高さのロック状態の終了によって行うことができる。そのようなハンドルは、好ましくは、一体のワンピースとして形成されるかまたは構造的に一体として形成される。さらに、ハンドルは中央に配置することができる。さらに、ハンドルは(グリップ用の)凹状の外面を有していてもよい。ハンドルのサイズ(長さ)は、少なくとも5cm、好ましくは少なくとも10cm、および/または最大30cm、好ましくは最大20cmでとしてもよい。全体として、チャイルドシートの取り扱いが大幅に簡素化される。

0032

少なくとも1つ以上のボルト要素は、(適切な場合、可能な限りすべての状態で、少なくともロック状態で)好ましくは下向きに回転する。これは、ボルト要素が基本的にさらに外側に旋回して、接着力(摩擦力)が増加するように、それぞれのボルト要素を旋回させることができ、ボルト要素のさらなる伸長(上方への旋回)につながる荷重、例えば軸に作用する荷重(負荷)が加えられることを意味する。その結果、加えられた荷重の効果を簡単な方法で用いて、ロック力を高めることができる。

0033

本発明によれば、高さ調整可能な構成要素を有する座席シート、特にハイチェアが提案され、高さ調整のロック(固定)は、好ましくはクランプ装置(クランプ要素)によって達成することができる。(特にくさびのように作用する)クランプ装置は、高さ調整可能な部品と係合するためにまたはその逆に係合するために、座席シートの本体、特にハイチェア(フレームなど)に配置して構成できる。その結果、ロック(クランプ装置)は、座席シートの本体、特にハイチェアの本体と高さ調整可能構成要素との間の相対移動が防止されるロック位置にすることができ、またはこの種の相対移動が可能になる解除状態にすることができる。ロック状態と解除状態との間の移行は、回転によって可能にされることが好ましいが、並進的にも起こり得る。好ましくは、クランプ装置またはボルト要素は、例えばばねまたは別の手段(適切なプリテンション装置)によって、ロック状態の方向にプリテンションが付与される。

0034

本発明の好ましい実施形態では、相対移動が所定の軌道をたどる(またはたどらなければならない)ように座席シートの本体、特にハイチェアの本体と高さ調整可能な部品との間の相対移動が制御される。この軌道上で連続的な(無段階可変の)位置決めを可能にしてもよい。要素(本体または高さ調整可能構成要素)の溝は、ばね要素(またはクランプ装置)を含まないガイド手段として提供されてもよい。ロック状態では、ボルト要素(またはクランプ装置)を溝の内面と係合させることができる。好ましくは、解除状態では、ボルト要素(またはクランプ装置)は、ロックされることなく溝のなかで移動できる。

0035

本発明の好ましい実施形態では、ボルト要素(またはクランプ装置)の解除状態からロック状態への移行は、回転によって行うことが好ましい。回転は、好ましくは、重力方向の(または、例えばガイド溝などのガイド装置に沿った)力が係合(ロック)をもたらす方法(またはそのような回転方向)で、少なくとも部分的に(適切な場合、完全に)行われる。代替的または追加的に、適切な場合、2つのボルト要素(クランプ装置)を設けることができ、適切な場合、異なる方向に回転させることができ、各力に対して(可能な動きの方向の成分で)、少なくともボルト要素(またはクランプ装置)の1つがロック状態をもたらす。

0036

一般に、座席シート、特にハイチェアまたは高さ調整可能な部品には、2つ以上のボルト要素(クランプ装置またはロック装置)または対応する一対のボルト要素(またはクランプ装置)が装備されている可能性があり、共有機構により、ロックを解除でき、および/またはロック状態に移行させることができる。

0037

本発明のさらなる実施形態は、従属請求項から明らかになる。

0038

座席シート、特にハイチェアは、適切な場合、一対の前部チェア脚と一対の後部チェア脚(または代替として、例えば、3本または2本の椅子脚のみ、適切な場合、安定した足置きを確保するためにその下端で対応して幅広にされる脚)、および座面と任意に背もたれを備える座席シートを具備したフレームを有するようにしてもよい。肘掛け、足置き、および/またはトレイを追加要素として設けることができる。使用位置および(よりコンパクトな)折り畳み位置を可能にするために、フレーム(座面の有無にかかわらず)は、必要に応じて折り畳み可能である。

0039

本発明は、高さ調整だけでなく、(本発明が特に子供または他の物体を可能な限り正確に位置決めできることが重要であるため、高さ調整に特に有利であっても)むしろ一般的には支持装置のそのような位置調整、特に深さ調整(すなわち、特に前方またはさらに後方への支持装置の調整)も含む。この点で、上記および以下において、「高さ調整」は、それぞれの調整オプションの配置に依存しない(または少なくとも決定的には依存しない)「高さおよび/または深さ調整」に置き換えることができる(例えば、重力を利用する場合)。さらに、「上向き」や「下向き」などの詳細を「前向き」または「下向き」に置き換えることができる。

0040

全体として、従来技術とは対照的に、高さ調整の個別の(所定の)位置を達成できるだけでなく、無段階可変の調整を実行することができる。結果として、個々の所定の位置に対してラッチ溝などの別個の要素が(従来技術のように)必ずしも存在する必要がないため、材料コストおよび生産コストを削減できる。全体として、高さ調整装置が有効になり、調整可能な部品の無段階可変の高さ調整が可能になり、また特定の調整位置を確実に保持することができ、同時に生産コストが比較的に低くなる。

0041

以下において、本発明は、図面に基づいてより詳細に説明される例示的な実施形態に基づいて説明される。

図面の簡単な説明

0042

図1は、部分的に透視して示す領域をもつ本発明のハイチェアの概略正面図。
図2は、図1のハイチェアの個々の要素を示す図。
図3は、図1のハイチェアの個々の要素を示す斜視図。
図4は、第一の位置にある本発明のハイチェアの個々の要素を示す側面図。
図5は、第二の位置にある図4の要素を示す側面図。
図6は、図5の位置での図4及び図5の要素を示す斜視図。
図7は、図4図6のハイチェアの個々の要素を示す図。

実施例

0043

以下の説明において、同一および同一に作用する部品には同じ参照付号を用いる。

0044

図1に、脚11、座面12、背もたれ13、足置き14およびトレイ15を備えたハイチェア10を示す。

0045

座面12および足置き14は、脚11に対する高さに関して(互いに独立して)調整可能である。高さ調整用の機構では、座面12と足置き14とが類似しているため、以下では、座面12の高さ調整用の機構のみについて詳細に説明する。

0046

座面12は、一般に(対称性をもつ)ロック装置20を備えている。ロック装置20は、作動装置レバー)21および安定化支柱またはハウジング27を有する。力伝達装置ロッド)23、ばね24、(力伝達装置23の端部にて)圧力板として構成することができるベアリング要素28、および2つのボルト要素25またはクランプ装置25(図2および図3を参照)がロック装置の各側部に設けられている。

0047

ばねは、ロック状態で互いに対してボルト要素25に張力を付与し、これらのボルト要素25はハイチェア10の(割り当てられた)脚11と係合され、実際にはそこに設けられた溝29に係合される。ロック装置20がロック状態にある場合、作動装置21は、ハウジング27と(少なくとも実質的に)平行に構成することができ、適切な場合、このハウジングと同一平面を形成する。

0048

作動装置21は、(丸い)中央部22と(この場合は2つの)凹部22aとを有し、各凹部22aは、ロック状態の力伝達装置23(ロッド)の1つと係合している。(両側の)ボルト要素25は、共有軸26を中心に旋回可能にハウジング27に取り付けられている。

0049

ロック装置は、作動装置21が回転するという点で、(力伝達装置23が、凹部22aとの係合を維持できなくなるため)力伝達装置23が外側に移動するようにロック状態から解除状態に移行することができる。その結果、それぞれの力伝達装置23の遠位端に配置された軸受装置(圧力板)28が外側に移動し、ボルト要素25の近位端に押し付けられる。この移動により、ボルト要素25は、ばね24の張力に抗してそれらの(共有の)軸26周りに旋回し、脚11から取り外される。

0050

作動装置21の回転(元の位置に戻る)により、ばね24はボルト要素25を後方に旋回させることができるので、その結果、これらは脚11にロックされ、この状態で力伝達装置23が凹部22aと係合する。その結果、上向きに作用する力または下向きに作用する力の場合、ボルト要素(クランプ装置)25の1つが対応する溝29と係合し、座面12がその力方向に移動するのを阻止する。

0051

図4に、本発明のハイチェアの個々の要素の側面図を示す。これは、図1図3に従って構成することができるため、図4は、図1図3のハイチェアのさらなる詳細を示すものと考えることもできる。しかし、小スライド板30は、図1図3には示されていない。この小スライド板30は、図1図3の実施形態では任意に設けることができる(または設けない)。逆に、小スライド板30は実際に図4図7に示されている。但し、特に図4図7の実施形態において、この小スライド板30は任意のものにすぎない。

0052

図4図6において、作動装置21を回転させることにより、ボルト要素25が溝29のなかに押し込まれる(図4参照)か、または溝29から外れることが分かる(具体的には、旋回することにより、図5図6を参照)。図4の位置は、図2の位置に対応している。

0053

さらに、既述の小プレート板30は、図4図7とに見ることができる。小プレート30(図7も参照)は、スライド要素25(図4を参照)が貫通できるスロット31を有する。小プレート30は、作動装置21の動きに伴って(上方または下方に)移動するので、高さ調整の確実なガイドが、小プレート30によって可能になる。このため、小プレート30は(作動装置が上方または下方に移動する場合)溝29のなかで引きずられる。実施によれば、バー要素25と溝29との間にボルト締め(ロック)が生成される。特に、小プレート30は補強または安定化効果を有し、溝のなかのガイドを改善する。小プレートは、好ましくは、ボルト締め(ロック)に影響を及ぼさない(またはせいぜい取るに足りない)(但し、これは潜在的な代替実施形態では異なり得る)。

0054

この時点で、個別におよび任意の組み合わせで考慮された上記の部品のすべて、特に図面に示された詳細は、本発明に不可欠であると主張されることに留意されたい。それらの変形は、当業者によく知られている。

0055

10…ハイチェア、11…脚、12…シート、13…背もたれ、14…足置き、15…トレイ領域、20…ロック装置、21…作動装置、22…中央部、22a…凹部、23…力伝達装置(バー)、24…ばね、25…ボルト要素、26…軸、27…ハウジング、28…軸受装置、29…溝、30…スライド板、31…スロット

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