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技術 ビーム状エラストマー積層体の構造、フィット性、及びテクスチャ

出願人 ザプロクターアンドギャンブルカンパニー
発明者 ゲアリー、ディーン、ラボンブレッド、ダレン、ザイツウベ、シュナイダージョセフ、アレン、エクスタインバネッサ、マリー、メレンデスモニカ、エール.トゥルヌーコリンヌ、アシュリー、ローリーエリザベス、ジョー、ブランズ
出願日 2018年8月30日 (2年5ヶ月経過) 出願番号 2020-505374
公開日 2020年10月8日 (4ヶ月経過) 公開番号 2020-529258
状態 未査定
技術分野 吸収性物品とその支持具
主要キーワード ベルトセクション シーム間 円筒中心軸線 蛇行曲線 構成要素領域 セクション幅 後側軸 各弾性要素
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2020年10月8日)のものです。
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図面 (20)

課題・解決手段

本開示は、ビーム弾性材を含む撚りエラストマー積層体(2層積層体及び3積層体など)に関し、独創的なDtex対不織布坪量比、Dtex対間隔比、及び/又は空隙面積ストランド面積比を有し得る。本開示の撚り積層体は、使い捨て吸収性物品構成要素(パンツベルトなど)に使用されてよく、独創的なテクスチャ及びテクスチャ配列をもたらす、独創的な結合配列を含み得る。本発明の撚りエラストマー積層体がパンツベルトに使用される場合、パンツは、独創的な作用力持続フィット負荷力、及び持続的フィット除荷力を有し得る。更に、圧縮下において独創的なバッグスタック高さでパッケージ化される場合、本開示の撚りエラストマー積層体は、独創的なテクスチャなどそれらの独創的な特性及び特徴を維持する。

概要

背景

従来の撚りエラストマー積層体は、当該技術分野において開示されるように、使い捨てパンツベルトの作製に使用されることが多い。従来の撚りエラストマー積層体は、より高い予ひずみ(例えば、200%超の平均予ひずみ)において、より大きい弾性ストランド間隔(例えば、4mm超の平均ストランド間隔)を有する、より大きい弾性ストランド(例えば、400超の平均Dtex)を使用するので、多くの望ましくない性能パラメータを有する。具体的には、従来の積層体は、高ストランド圧力(例えば、1psi超のストランド下圧力)と、貧弱な持続フィット性及び赤い痕をもたらす、弾性率(例えば、10gf/mm超の断面係数)と、を有する。更に、従来の撚りエラストマー積層体で作製された多くのベルトを開くために必要な力は、あまりにも高い(例えば、2,500gf超の作用力)ため、介護者及び着用者とって使い捨てパンツの着用が困難になる。

概要

本開示は、ビーム弾性材を含む撚りエラストマー積層体(2層積層体及び3積層体など)に関し、独創的なDtex対不織布坪量比、Dtex対間隔比、及び/又は空隙面積対ストランド面積比を有し得る。本開示の撚り積層体は、使い捨て吸収性物品構成要素(パンツベルトなど)に使用されてよく、独創的なテクスチャ及びテクスチャ配列をもたらす、独創的な結合配列を含み得る。本発明の撚りエラストマー積層体がパンツベルトに使用される場合、パンツは、独創的な作用力、持続的フィット負荷力、及び持続的フィット除荷力を有し得る。更に、圧縮下において独創的なバッグスタック高さでパッケージ化される場合、本開示の撚りエラストマー積層体は、独創的なテクスチャなどそれらの独創的な特性及び特徴を維持する。

目的

結合の種類、パターン、及び形状のこれらの違いは、様々なセクション1、2、3、4、L、M、及び/又はRにおける、明確かつ視覚的に識別可能な、はっきりしたテクスチャの違いを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

エラストマー積層体であって、第1の不織布と第2の不織布との間の複数の弾性ストランドを含み、前記複数の弾性ストランドは、約0.25mm〜約4mmの平均ストランド間隔を有し、前記複数の弾性ストランドは、約10〜約400の平均Dtexを有し、前記複数の弾性ストランドは、約50%〜約300%の平均予ひずみを有し、前記第1の不織布と前記第2の不織布との間の剥離強度は約1N/cm〜約15N/cmであり、複数の高密度化結合部が、前記第1の不織布及び前記第2の不織布を一緒接合し、前記複数の高密度化結合部は不連続で、互いに離間して配置されており、前記複数の高密度化結合部は、前記複数の弾性ストランドの一部に重なり合って、少なくとも部分的に包囲し、第1の弾性ストランド、並びに前記第1の不織布及び前記第2の不織布のうちの少なくとも1つのDtex対不織布坪量比は、約1.5〜約10であり、前記エラストマー積層体は、使い捨て吸収性物品の少なくとも一部を形成する、エラストマー積層体。

請求項2

前記第1の複数の弾性ストランドの第1の弾性ストランドが、第1のフィラメント及び第2のフィラメントを含む約2本〜約40本のフィラメントを含み、前記第1のフィラメント及び前記第2のフィラメントは横断的に互いの隣り合わせで配置され、前記複数の不連続結合部のうちの少なくとも1つの不連続結合部は、少なくとも前記第1のフィラメント及び前記第2のフィラメントを包囲する、請求項1に記載のエラストマー積層体。

請求項3

前記少なくとも1つの不連続結合部は、前記第1の複数の弾性ストランドのうちの少なくとも10本の弾性ストランドに重なり合い、前記少なくとも1つの不連続結合部は、前記少なくとも10本の弾性ストランドの少なくとも20本のフィラメントを包囲し、前記複数の弾性ストランドは、約0.5mm〜約2.5mmの平均ストランド間隔を有する、請求項1〜2のいずれか一項に記載のエラストマー積層体。

請求項4

前記複数の高密度化結合部を構成する前記高密度化結合部のうちの少なくとも1つは、1未満の空隙面積ストランド面積比を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のエラストマー積層体。

請求項5

前記複数の弾性ストランドのDtex対間隔比は、約65:1〜約150:1である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のエラストマー積層体。

請求項6

a)100umで約10%超、b)200umで約20%超、及びc)300umで約30%超のうちの少なくとも1つの接触面積パーセント、b)約5%〜約30%の力の弛緩、c)約40mm未満のカンチレバ曲げ、d)2%〜98%高さ値<2.2mm、e)約0.1〜約1psiのストランド下圧力、及びf)約2gf/mm〜約15gf/mmの断面係数のうちの少なくとも1つを更に含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載のエラストマー積層体。

請求項7

第3の不織布は、3層積層体が形成されるように前記第2の不織布に接合され、前記第3の不織布の外面及び前記第1の不織布の外面が異なる表面接触面積を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のエラストマー積層体。

請求項8

第1の結合配列を含む第1のテクスチャゾーンを含む、及び第2の結合配列を含む第2のテクスチャゾーンを含む少なくとも2つの不連続テクスチャゾーンを更に含んでおり、前記第1の結合配列及び前記第2の結合配列は異なる、請求項1〜7のいずれか一項に記載のエラストマー積層体。

請求項9

前記第1のテクスチャゾーン及び前記第2のテクスチャゾーンは、異なる表面接触面積を有する、請求項8に記載のエラストマー積層体。

請求項10

前記エラストマー積層体は、ベルトシャーシサイドパネルトップシートバックシート耳パネル、及びこれらの組み合わせのうちの少なくとも一部を形成する、請求項1に記載のエラストマー積層体。

請求項11

前記エラストマー積層体は、使い捨て吸収性パンツ物品の少なくとも一部を形成し、前記使い捨て吸収性パンツ物品は、約900gf〜約1600gfの作用力及び前記作用力の30%より大きい持続フィット負荷力を有し、前記パンツ物品は、前記作用力の25%より大きい持続的フィット除荷力を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のエラストマー積層体。

請求項12

前記使い捨て吸収性パンツ物品は、約1500gf超の作用力、前記作用力の30%より大きい持続的フィット負荷力、及び前記作用力の30%より大きい持続的フィット除荷力を有する、請求項11に記載のエラストマー積層体。

請求項13

前記使い捨て吸収性パンツ物品は、約900gf〜約1600gfの作用力、約400gf〜約800の持続的フィット負荷力、及び約325〜約600gfの持続的フィット除荷力を有する、請求項11〜12いずれか一項に記載のエラストマー積層体。

請求項14

前記エラストマー積層体は、複数の使い捨て吸収性物品の各使い捨て吸収性物品の少なくとも一部を形成し、前記複数の使い捨て吸収性物品を構成する各使い捨て吸収性物品は、2つ折りであり、使い捨て吸収性物品のスタックを形成するように配置され、前記使い捨て吸収性物品のスタックは、圧縮軸に沿って圧縮され、前記使い捨て吸収性物品のスタックの前記圧縮軸が実質的にパッケージ幅寸法に沿って方向付けられて、パッケージ化された製品を形成するように前記パッケージの内部空間内に配置され、前記折り畳まれた使い捨て吸収性物品のそれぞれは、トップシートと、バックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に位置する吸収性コアと、を含み、前記パッケージ化された製品は、70mm〜110mmのバッグ内スタック高さを呈し、前記バッグ内スタック高さは、前記パッケージの前記幅をスタック当たりの前記使い捨て物品の数で除した後、10を乗じたものである、請求項1〜13のいずれか一項に記載のエラストマー積層体。

請求項15

前記パッケージ化された製品は、75mm〜約95mmのバッグ内スタック高さを呈する、請求項14に記載のエラストマー積層体。

技術分野

0001

本開示は、吸収性物品に関し、より具体的には、使い捨て吸収性物品の様々な構成要素において実施するように構成された改善されたエラストマー積層体を含む使い捨て吸収性物品に関する。

背景技術

0002

従来の撚りエラストマー積層体は、当該技術分野において開示されるように、使い捨てパンツベルトの作製に使用されることが多い。従来の撚りエラストマー積層体は、より高い予ひずみ(例えば、200%超の平均予ひずみ)において、より大きい弾性ストランド間隔(例えば、4mm超の平均ストランド間隔)を有する、より大きい弾性ストランド(例えば、400超の平均Dtex)を使用するので、多くの望ましくない性能パラメータを有する。具体的には、従来の積層体は、高ストランド圧力(例えば、1psi超のストランド下圧力)と、貧弱な持続フィット性及び赤い痕をもたらす、弾性率(例えば、10gf/mm超の断面係数)と、を有する。更に、従来の撚りエラストマー積層体で作製された多くのベルトを開くために必要な力は、あまりにも高い(例えば、2,500gf超の作用力)ため、介護者及び着用者とって使い捨てパンツの着用が困難になる。

発明が解決しようとする課題

0003

本開示のエラストマー積層体は、密接した間隔(例えば、4mm未満の平均ストランド間隔)の微細エラストマーストランド(400未満の平均Dtex)を用いて、低ストランド圧力(1psi未満のストランド下圧力)及び弾性率(例えば、10gf/mm未満の断面係数)をもたらすことより、従来の撚りエラストマー積層体の多くの欠点を克服する。本明細書に開示するこれらの新たな撚りエラストマー積層体は、その力の分配方法おかげで、着用者の皮膚に痕を付けることなく、使用/着用の容易さ、改善された持続的フィット性をもたらす。本開示のエラストマー積層体はまた、使い捨てパンツをより織物衣類らしくし、快適なフィット性を伝える、又は性能ゾーン及びぴったりとしたフィット性を示すことに役立つ、複数のテクスチャゾーンを有することに役立つ。全体として、本開示のエラストマー積層体は、これまでに開示された、又は市販のエラストマー積層体のいずれとも異なる外観及び性能を有する。

0004

本開示の独創的な撚りエラストマー積層体はまた、吸収性物品に組み込まれ、貯蔵寿命の相当期間にわたって高圧縮でパッケージ化され、本明細書に記載の有益かつ望ましい特性を依然として保持するプロセスに供され得ることも見出されている。

0005

本開示の焦点の多くは、使い捨てパンツ及びパンツベルトに向けられるが、本開示の新たな積層体は、使い捨て吸収性物品(例えば、おむつ、パッドライナーなど)及び物品構成要素(例えば、トップシートバックシートカフサイドパネル、ベルトなど)に対して多くの用途を有することに留意されたい。

0006

新たな撚りエラストマー積層体の設計意図の詳細は、以下の節に記載する。

課題を解決するための手段

0007

本開示の開示された実施例では、エラストマー積層体は、第1の不織布と第2の不織布との間に複数の弾性ストランドを含んでよく、複数の弾性ストランドは、約0.25mm〜約4mmの平均ストランド間隔、約10〜約400の平均Dtex、及び約50%〜約300%の平均予ひずみを有する。あるいは、複数の弾性ストランドは、約0.25mm〜約2.5mmの平均ストランド間隔、約40〜約250の平均Dtex、及び約75%〜約250%の平均予ひずみを有してよい。複数の高密度化結合部は、第1の不織布及び第2の不織布を一緒接合する。これらは不連続で互いに離間しており、複数の弾性ストランドの一部に重なり合って、少なくとも部分的に包囲する。積層体は、約1N/cm〜約15N/cmの第1の不織布と第2の不織布との間の剥離強度を有する、又は約1.5N/cm〜10N/cmを有してよい。第1の弾性ストランド、並びに第1の不織布及び第2の不織布のうちの少なくとも1つのDtex対不織布坪量比は、約1.5〜約15である、又は約3〜約10であってよい。第1の不織布層は、約6グラム平方メートル〜約35グラム/平方メートルの坪量を有し、第2の不織布層は、約6グラム/平方メートル〜約35グラム/平方メートルの坪量を有する。あるいは、第1の不織布層は、約8グラム/平方メートル〜約25グラム/平方メートルの坪量を有し、第2の不織布層は、約8グラム/平方メートル〜約25グラム/平方メートルの坪量を有してよい。

0008

本開示の開示された実施例では、エラストマー積層体は、第1の不織布と第2の不織布との間に複数の弾性ストランドを含み、複数の弾性ストランドは、約0.25mm〜約4mmの平均ストランド間隔及び約10〜約400の平均Dtexを有する。あるいは、複数の弾性ストランドは、約0.25mm〜約2.5mmの平均ストランド間隔、約40〜約250の平均Dtex、及び約75%〜約250%の平均予ひずみを有してよい。第1の不織布及び第2の不織布は一緒に接合されてよく、第3の不織布は、第2の不織布が中間不織布であるように、第2の不織布に接合される。複数の弾性ストランドのDtex対間隔比は、約65:1〜約200:1である、又は約75:1〜約150:1であってよい。第1及び第2の不織布は、接着剤によって一緒に接合されてよく、接着剤は、複数の弾性ストランドの一部に重なり合って、少なくとも部分的に包囲する。第2の不織布及び第3の不織布は、複数の結合部によって一緒に接合されてよく、複数の結合部は不連続で、互いに横方向に離間している。弾性ストランドは、第2の不織布と第3の不織布との間に存在しなくてよい。第3の不織布の外面及び第1の不織布の外面は、異なる接触面積パーセントを有してよい。第3の不織布の外面の接触面積パーセントは約35%未満であってよく、第1の不織布の外面の接触面積パーセントは約40%超であってよい。

0009

本開示の開示された実施例では、使い捨て吸収性パンツ物品は、シャーシと、前側腰部領域と、後側腰部領域と、を含む。シャーシは、トップシートと、バックシートと、トップシートとバックシートとの間に配置された吸収性コアと、を含む。第1の複数の弾性ストランドは前側腰部領域に配置され、第2の複数の弾性ストランドは後側腰部領域に配置される。前側腰部領域及び後側腰部領域は、横方向に対向するサイドシームにおいて一緒に接合されて、腰部開口部及び脚部開口部を形成する。前側腰部領域は、a)横方向軸に対して平行に延在し、かつ横方向に対向する前側サイドシームの最近位点を通過する最近位前軸と、b)横方向軸に対して平行に延在し、かつ横方向に対向する前側サイドシームの最遠位点を通過する、最遠位前軸との間の領域である。後側腰部領域は、a)横方向軸に対して平行に延在し、かつ横方向に対向する後側サイドシームの最近位点を通過する最近位後軸と、b)横方向軸に対して平行に延在し、かつ横方向に対向する後側サイドシームの最遠位点を通過する、最遠位後軸との間の領域である。前側腰部領域は、前側腰部領域の前側最遠位弾性ストランドと前側腰部領域の最近位弾性ストランドとの間に配置され、かつこれらのストランドを含む、前側構要素領域を含み、前側構成要素領域は、横方向軸に対して平行に延在し、かつ前側最遠位弾性ストランドの最遠位点を通過する前側遠位構成要素領域線、及び横方向軸に対して平行に延在し、かつ前側最近位弾性ストランドの最近位点を通過する前側近位構成要素領域線によって画定される。次いで、前側構成要素領域は、第1、第2、及び第3の構成要素セクション線によって画定される、4つの等しい構成要素セクションに分割され、それぞれが横方向軸に対して平行に配置され、かつ前側遠位構成要素領域線と前側近位構成要素領域線との間の距離の25%、50%、及び75%に配置される。前側構成要素領域は、前側最遠位弾性ストランドを含む第1の構成要素セクション(前側セクション1)と、前側最近位弾性ストランドを含む第4の構成要素セクション(前側セクション4)と、前側セクション1に隣接する、第2の構成要素セクション(前側セクション2)と、前側セクション2と前側セクション4との間に配置された、第3の構成要素セクション(前側セクション3)と、を含む。吸収性物品は、3つの物品セクション(セクションL、セクションM、及びセクションR)に分割され、これらの物品セクションは、長手方向軸に対して平行に延在し、かつシャーシの左側縁部の左側横方向最遠位点を通過する左物品セクション線、及び長手方向軸に対して平行に延在し、かつシャーシの左側縁部から横方向に対向する右側縁部の右側横方向最遠位点を通過する右物品セクション線によって画定され、セクションMの一方又は他方の外側部の物品のあらゆる部分がセクションL及び横方向に対向するセクションRを画定する。第1の複数の弾性材及び第2の複数の弾性材のそれぞれは、約0.25mm〜約4mmの平均ストランド間隔を有し、平均Dtexは約10〜約400である。あるいは、複数の弾性ストランドは、約0.25mm〜約2.5mmの平均ストランド間隔、約40〜約250の平均Dtex、及び約75%〜約250%の平均予ひずみを有してよい。第1の複数の弾性材及び第2の複数の弾性材のそれぞれの少なくとも一部分は、約0.1〜約1.2psiのストランド下圧力を有する、又は約1psi未満、若しくは約0.75psi未満、若しくは約0.5psi未満であってよい。パンツ物品は、約900gf〜約1600gfの作用力を有し、又は約1,000gf〜約1,400gfを有してよく、また、作用力の約30%より大きい持続的フィット負荷力及び作用力の約25%より大きい持続的フィット除荷力を有してよい。

0010

本開示の開示された実施例では、パッケージ化された製品は、パッケージと、複数の使い捨て吸収性物品と、を含む。パッケージは、高さ、幅、及び深さ寸法、内部空間、並びに外面を有し、パッケージはフィルムを含む。複数の使い捨て吸収性物品は折り畳まれ、2つ折りであってよく、使い捨て吸収性物品のスタックを形成するように配置されてよい。使い捨て吸収性物品のスタックは、圧縮軸に沿って圧縮され、使い捨て吸収性物品のスタックの圧縮軸がパッケージの幅寸法に実質的に沿って方向付けられるようにパッケージの内部空間に配置される。折り畳まれた使い捨て吸収性物品のそれぞれは、トップシートと、バックシートと、トップシートとバックシートとの間に位置する吸収性コアと、を含む。使い捨て吸収性物品のそれぞれは、第1の不織布と第2の不織布との間に複数の弾性ストランドを含むエラストマー積層体を含み、複数の弾性ストランドは、約0.25mm〜約4mmの平均ストランド間隔、約10〜約400の平均Dtex、約50%〜約300%の平均予ひずみを有する。あるいは、複数の弾性ストランドは、約0.25mm〜約2.5mmの平均ストランド間隔、約40〜約250の平均Dtex、及び約75%〜約250%の平均予ひずみを有してよい。パッケージ化された製品は、70mm〜110mmのバッグ内スタック高さを呈し、バッグ内スタック高さは、パッケージの幅をスタック当たりの使い捨て物品の数で除した後、10を乗じたものである。

0011

これらの「発明の概要」で開示した実施例のそれぞれにおいて、以下のうちの1つ以上が真であり得る。
a)L物品セクション及びR物品セクションのうちの1つの弾性ストランドの70%超が、Lセクション及びRセクションのそれぞれの横方向幅平らに広げられた、すなわち伸展された)の少なくとも50%にわたって延在する。
b)第1の複数のストランドの弾性フィラメントの20%未満が、横方向に互いから20mm未満で離間配置された、第1の複数の結合部の隣接する結合部間破断される。
c)エラストマー積層体は、約3gf/mm〜約10gf/mm、又は約4gf/mm〜約9gf/mmの断面係数を有する。
d)エラストマー積層体は、サイドパネル、ベルトパネルウエストバンドレッグカフ、及び耳パネルからなる群から選択される物品構成要素のうちの少なくとも1つを形成する。
e)エラストマー積層体は、断面係数法に従って4つの等しいセクションに分割される物品構成要素を形成してよく、セクションのうちの少なくとも1つは、第1の複数の弾性材の少なくとも一部を含み、約3gf/mm〜約10gf/mm、又は約4gf/mm〜約9gf/mmの断面係数を有する。
f)第1の不織布の坪量が、約6gsm〜約35gsmである。
g)第2の不織布の坪量が、約6gsm〜約35gsmである。
h)エラストマー積層体の一部は、約12未満のTS7値及び60未満のTS750値を含む。
i)エラストマー積層体は、a)0gf/mm(伸展なし)で約40立方メートル/平方メートル/分超空気透過率、b)3gf/mm(わずかな伸展)で約60立方メートル/平方メートル/分超の空気透過率、及びc)7gf/mm(中程度の伸展)で約80立方メートル/平方メートル/分超の空気透過率、のうちの少なくとも1つの空気透過率を有する。
j)エラストマー積層体は、約40mm未満のカンチレバ曲げを有する。
k)エラストマー積層体は、約0.2mm−1〜約1mm−1のしわ頻度、及び約0.5mm〜約5mmのしわ波長を有する。
l)エラストマー積層体は、1)100umで約10%超、2)200umで約20%超、及び3)300umで約30%超のうちの少なくとも1つの接触面積パーセントを有する。
m)エラストマー積層体は、2%〜98%高さ値<1.6mmを有する。
n)エラストマー積層体の経時的な力の弛緩が、約5%〜約30%である。
o)第1の不織布と第2の不織布との間の剥離強度が、少なくとも約1N/cm〜約5N/cm、又は約2N/cm〜10N/cm、又は不織布基材の一方若しくは両方の基材が破損するまでである。

図面の簡単な説明

0012

複数のテクスチャゾーンを含む、マネキン着用者に装着されたパンツの斜視正面図である。
複数のテクスチャゾーンを含む、マネキン着用者に装着されたパンツの斜視正面図である。
複数のテクスチャゾーンを含む、マネキン着用者に装着されたパンツの斜視正面図である。
複数のテクスチャゾーンを含む、マネキン着用者に着用されたパンツの斜視正面図である。
複数のテクスチャゾーンを含む、マネキン着用者に装着されたパンツの斜視正面図である。
複数のテクスチャゾーンを含む、マネキン着用者に装着されたパンツの斜視正面図である。
複数のテクスチャゾーンを含む、マネキン着用者に装着されたパンツの斜視正面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、テクスチャを含む図1Aのパンツの衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、テクスチャを含む図1Bのパンツの衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、テクスチャを含む図1Cのパンツの衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、テクスチャを含む図1Dのパンツの衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、テクスチャを含む図1Eのパンツの衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、テクスチャを含む図1Fのパンツの衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、テクスチャを含む図1Gのパンツの衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、複数のテクスチャゾーンを含むパンツの衣類に面する表面の平面図である。
図2H結合配列の一部の拡大画像である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、複数のテクスチャゾーンを含むパンツの衣類に面する表面の平面図である。
図2Iの結合配列の一部の拡大画像である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、図1Aの異なるテクスチャを引き立てる色領域及び/又は色パターンを含む、図1Aのパンツの任意の実施形態の衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、図1Bの異なるテクスチャを引き立てる色領域及び/又は色パターンを含む、図1Bのパンツの任意の実施形態の衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、図1Cの異なるテクスチャを引き立てる色領域及び/又は色パターンを含む、図1Cのパンツの任意の実施形態の衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、図1Dの異なるテクスチャを引き立てる色領域及び/又は色パターンを含む、図1Dのパンツの任意の実施形態の衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、図1Eの異なるテクスチャを引き立てる色領域及び/又は色パターンを含む、図1Eのパンツの任意の実施形態の衣類に面する表面の平面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、図1Fの異なるテクスチャを引き立てる色領域及び/又は色パターンを含む、図1Fのパンツの任意の実施形態の衣類に面する表面の平面図である。
弾性ストランドと積層体の基材層との色コントラスト及び非対称の弾性ストランド間隔を示す、本開示のエラストマー積層体の一部の衣類に面する表面の上面図である。
最大伸張、作用力、持続的フィット負荷力、及び持続的フィット除荷力の応力−ひずみ曲線を示す。
本発明の製品及び比較対象の製品の持続的フィット負荷力及び持続的フィット除荷力を示す。
本発明の製品及び比較対象の市場製品の持続的フィット負荷力及び持続的フィット除荷力を示す。
図5Cの比較対象の市場製品(Easy Ups(サイズ4))の初期フィット性の斜視正面図である。
図5Cの比較対象の市場製品(Easy Ups(サイズ4))の最終フィット性の斜視正面図である。
図5Cの本発明の製品(接着結合されたビーム状弾性材(サイズ4))の初期フィット性の斜視正面図である。
は、図5Cの本発明の製品(接着結合されたビーム状弾性材(サイズ4))の最終フィット性の斜視正面図である。
図5Cの比較対象の市場製品(Easy Ups(サイズ4))の初期フィット性の斜視背面図である。
図5Cの比較対象の市場製品(Easy Ups(サイズ4))の最終フィット性の斜視背面図である。
図5Cの本発明の製品(接着結合されたビーム状弾性材(サイズ4))の初期フィット性の斜視背面図である。
は、図5Cの本発明の製品(接着結合されたビーム状弾性材(サイズ4))の最終フィット性の斜視背面図である。
表面トポグラフィー法から得られた接触面積パーセントを示す、150%の平均予ひずみを有する本開示の本発明の接着結合エラストマー積層体の画像である。
表面トポグラフィー法から得られた接触面積パーセントを示す、120%の平均予ひずみを有する本開示の本発明の接着エラストマー積層体の画像である。
表面トポグラフィー法から得られた接触面積パーセントを示す、本開示の本発明の超音波結合エラストマー積層体の画像である。
表面トポグラフィー法から得られた接触面積パーセントを示す、本開示の現在の市場製品の画像である。
表面トポグラフィー法から得られた接触面積パーセントを示す、本開示の現在の市場製品の画像である。
断面係数を示す。
本開示の押出ストランド弾性材及び本発明の本発明のエラストマー積層体を含む積層体の経時的な力の弛緩を示すグラフである。
第1の基材と第2の基材との間に位置付けられた第1の複数の弾性ストランドを含むエラストマー積層体を製造するように適合されている加工装置の概略側面図である。
線9B−9Bに沿った図9Aの加工装置の図である。
第1の基材と第2の基材との間に結合された、伸張状態の弾性ストランドの詳細図である。
第1の断面積を有する、弛緩状態の弾性ストランドの長さを示す。
図10Bの第1の断面積よりも小さい第2の断面積を有する、伸張状態の図10Bの弾性ストランドの長さを示す。
第1の基材と第2の基材との間に結合された、弛緩状態の弾性ストランドの詳細図である。
線10E−10Eに沿った、図10Aの弾性ストランド、結合部、第1の基材、及び第2の基材の断面図である。
線10F−10Fに沿った、図10D結合領域内の弾性ストランドの断面図であり、弾性ストランドは弛緩状態である。
線10G−10Gに沿った、図10D非結合領域内の弾性ストランドの断面図であり、弾性ストランドは弛緩状態である。
線10E−10Eに沿った、図10Aの弾性ストランド、結合部、第1の基材、及び第2の基材の断面図であり、弾性ストランドの複数のフィラメントは、第1の構成で結合されている。
線10E−10Eに沿った、図10Aの弾性ストランド、結合部、第1の基材、及び第2の基材の断面図であり、弾性ストランドの複数のフィラメントは、第2の構成で結合されている。
線10E−10Eに沿った、図10Aの弾性ストランド、結合部、第1の基材、及び第2の基材の断面図であり、弾性ストランドの複数のフィラメントは、第3の構成で結合されている。
結合領域に5本のフィラメントを含み、硬化した第1の基材材料及び第2の基材材料によって包囲された弾性ストランドの断面図の走査型電子顕微鏡(「SEM」)写真である。
結合領域に5本のフィラメントを含み、硬化した第1の基材材料及び第2の基材材料によって包囲された弾性ストランドの断面図の走査型電子顕微鏡(「SEM」)写真である。
結合領域に15本のフィラメントを含み、硬化した第1の基材材料及び第2の基材材料によって包囲された弾性ストランドの断面図の走査型電子顕微鏡(「SEM」)写真である。
第1の基材と第2の基材との間に結合された、伸張状態の複数の弾性ストランドの詳細図であり、様々なテクスチャを形成するために使用され得る複数の結合部を示す。
線10O−10Oに沿った、図10Nの弾性ストランド、結合部、第1の基材、及び第2の基材の断面図であり、複数のフィラメントは、高密度化結合部322によって部分的にのみ包囲される。
線10E−10Eに沿った、図10Aの弾性ストランド、結合部、第1の基材、及び第2の基材の断面図であり、弾性ストランドの複数のフィラメントは、図10Jの第3の構成の代替実施形態で結合されている。
第1の基材と第2の基材との間に結合された、伸張状態の複数の弾性ストランドの詳細図であり、ストランド自由端327を示す。
第1の基材と第2の基材との間に結合された、伸張状態の複数の弾性フィラメントの詳細図であり、フィラメント自由端328を示す。
エラストマー層積層体の衣類に面する表面、つまり外面の平面図である。
図11Aのエラストマー2層積層体の着用者に面する表面、つまり内面の平面図である。
線11C−11Cに沿った図11Aの2層積層体の断面図であり、線11C’−11C’に沿った図11Bの2層積層体の断面図である。
線11D−11Dに沿った図11Aの2層積層体の断面図であり、線11D’−11D’に沿った図11Bの2層積層体の断面図である。
線11E−11Eに沿った図11Aの2層積層体の断面図であり、線11E’−11E’に沿った図11Bの2層積層体の断面図である。
エラストマー3層積層体の衣類に面する表面の平面図である。
図12Aのエラストマー3層積層体の着用者に面する表面の平面図である。
線12C−12Cに沿った図12Aの3層積層体の断面図であり、線12C’−12C’に沿った図12Bの3層積層体の断面図である。
線12D−12Dに沿った図12Aの3層積層体の断面図であり、線12D’−12D’に沿った図12Bの3層積層体の断面図である。
線12E−12Eに沿った、図12Aの3層積層体の断面図である。
線12E−12Eに沿った、図12Aの3層積層体の代替実施形態の断面図である。
エラストマー3層積層体の衣類に面する表面の平面図である。
図13Aのエラストマー3層積層体の着用者に面する表面の平面図である。
線13C−13Cに沿った図13Aの3層積層体の断面図であり、線13’−13C’に沿った図13Bの3層積層体の断面図である。
線13D−13Dに沿った図13Aの3層積層体の断面図であり、線13D’−13D’に沿った図13Bの3層積層体の断面図である。
線13E−13Eに沿った図13Aの3層積層体の断面図であり、線13E’−13E’に沿った図13Bの3層積層体の断面図である。
線13E−13Eに沿った図13Aの3層積層体の断面図であり、線13E’−13E’に沿った図13Bの3層積層体の断面図である。
線13E−13Eに沿った図13Aの3層積層体の断面図であり、線13E’−13E’に沿った図13Bの3層積層体の断面図である。
平均ストランド間隔及び平均Dtexと断面係数との関係を示すグラフである。
Dtex対間隔比と断面係数との関係を示すグラフである。
Dtex対間隔比と断面係数との関係を示すグラフである。
連続弾性材を有する不連続ベルトを含むパンツの斜視正面図である。
図16Aのパンツの斜視背面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前の、図16Aのパンツの平面図である。
横方向軸に沿った図16Cのパンツの断面図であり、伸縮性トップシート(長手方向軸42に対して平行に方向付けられた弾性材316を示す)及び伸縮性バックシート(長手方向軸42に対して平行に方向付けられた弾性材316を示す)を示す。
長手方向軸42に沿った図16Cのパンツの代替実施形態の断面図であり、長手方向に対向する不連続ベルトを示し、弾性材316は、コアラップ74とトップシート124との間で横方向軸44に対して平行に方向付けられ、バックシートフィルム126とバックシート不織布127との間で横方向軸44に対して平行に方向付けられる。
長手方向軸42に沿った図16Cのベルトパンツの代替実施形態の断面図であり、長手方向に対向する不連続の内側ベルト層432及び共通の外側ベルト層434を示し、コアにわたって連続的に延在する弾性ストランド316を示す。
長手方向軸42に沿った図16Cのベルトパンツの代替実施形態の断面図であり、共通の内側ベルト層432及び共通の外側ベルト層434を示す。
サイドパネルを接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前のパンツの平面図である。
一対の成形された不連続のエラストマー耳パネル530と、一対の非エラストマー耳パネル540と、を含むテープ式おむつの平面図である。
婦人衛生物品801、具体的にはパッドの内部平面図であり、伸縮性羽根802を示しており、弾性材316は、長手方向軸42及び横方向軸44に対して約45度の角度にある。
図19Aの婦人衛生物品801の代替実施形態の外部平面図であり、伸縮性羽根802を示しており、弾性材316は、長手方向軸42に対して平行に方向付けられている。
図19Aの婦人衛生物品801の線19C−19Cに沿った婦人衛生物品801の代替実施形態の断面図であり、羽根を構成する層間のストランドのうちの1層のみ、並びにトップシート124及び二次トップシート124’の一部の下にあるストランド、又はこれらの一部を形成するストランドを示す。
本開示のパッケージ化された使い捨て吸収性物品を示す。
ストランド下圧力を示す。
フープ伸張試験を実施するためのフック固定具の正面図である。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前のパンツの平面図であり、前側構成要素領域50及び後側構成要素領域51を示す。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前のパンツの平面図であり、前側構成要素領域50及び後側構成要素領域51を示す。
ベルトの側縁部を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成する前のパンツの平面図であり、前側構成要素領域50及び後側構成要素領域51を示す。

実施例

0013

本開示は、使い捨て吸収性物品でこれまでに開示された又は実践されているよりも大きい繊度(すなわち、低いデシテックス)及び狭い間隔を有する、より多数の弾性ストランドを含む、改善された撚りエラストマー積層体(「ビーム状弾性材」を含む「ビーム状積層体」とも呼ばれる)について詳述する。これらの改善された撚りエラストマー積層体は、使い捨て吸収性物品(例えば、テープ式おむつ、パンツ、パッド、及びライナーなど)の構成要素(例えば、トップシート、バックシート、ベルト、部、サイドパネル、カフなど)として使用され得、着用者の腰部、脚部、股部、及び側部におけるフィット性及びガスケット作用を改善して、概して最高レベル伸展性、使用の容易さ、最も快適な着用状態、改善された漏れ防止、及びより良好な持続的フィット性をもたらす。更に、本開示の撚りエラストマー積層体は、異なる結合配列及び/又は異なる種類の結合部を介して、異なる結合ゾーンを有することに役立つ。

0014

定義
本開示を理解する上で、以下の用語説明が有用であり得る。

0015

吸収性物品に関連する「使い捨て」は、その吸収性物品が一般に、洗濯されるか又は別の方法で吸収性物品として復元若しくは再利用されることが意図されていないこと(すなわちそれらが、1回使用した後で廃棄される、好ましくはリサイクル堆肥化、又はそれ以外の環境に適合する方法で廃棄されることが意図されていること)を意味する。使い捨て吸収性物品は、多くの場合、層及び/又は要素同士の間にその物品を1つに保持するための接着剤を含む(例えば、耳部パネル、サイドパネル、及びベルトは接着剤を介してシャーシに接合され、これら耳部パネル、サイドパネル、ベルト、及びシャーシは接着剤を使用して1つに接合される)。あるいは、接着剤と共に又は接着剤の代わりに、熱接着及び/又は圧力結合が使用される。そのような場合、材料層の部分が部分的に溶融され押し合わされて、冷却されるとこれらが物理的に1つに結合されるようになる。不織布(例えば、ポリプロピレンポリエチレンなど)、接着剤(例えば、スチレン系ブロックコポリマー(例えば、SIS、SBS)など)、及び吸収性ゲル材料(AGM26、図16C及び図16Dを参照)は、使い捨て吸収性物品の重量の50%超、75%超、及び多くの場合90%超を構成する。また、AGM26を含むコアは多くの場合、通常の条件下でAGM26を封入して封じ込める様式で、シャーシ内に保持される。このような使い捨て吸収性物品は、典型的には、約100mL超流体吸収容量を有し、最大約500mL以上の流体の容量を有し得る。縫製(糸の使用を含む)及び/又は織布材料は通常、使い捨て吸収性物品を作製するためには使用されない。縫製又は織布材料が使用される場合、これらが使い捨て吸収性物品に占める割合は非常に小さい。使い捨て吸収性物品の締結具用のランディングゾーンのいくつかは織布材料を含み得るが、使い捨て吸収性物品のそれ以外の部分は通常、織布材料を含まない。

0016

「吸収性物品」とは、身体排泄物を吸収し閉じ込め用具を指し、より詳細には、着用者の身体に接して又は近接して設置されて、身体から排出される様々な排泄物を吸収し閉じ込める用具を指す。吸収性物品の例としては、おむつ、トレーニングパンツプルオンパンツ式おむつ(すなわち、米国特許第6,120,487号に示されているような事前形成された腰部開口部及び脚部開口部を有するおむつ)、再締結可能なおむつ若しくはパンツ型おむつ失禁用ブリーフ及び下着、おむつホルダー及びライナー、例えばパンティライナー婦人用パッド、吸収性挿インサートパンティ(使い捨て及び半耐久性)システムなど婦人衛生衣類などが挙げられる。

0017

「近位」及び「遠位」とは、それぞれ、構造の長手方向中心線又は横方向中心線に対して、要素が相対的に近くに又は遠くに位置していることを指す(例えば、長手方向に延びている要素の近位縁部の、長手方向軸線に対する位置は、同じ要素の遠位縁部の、同じ長手方向軸線に対する位置よりも近い)。

0018

「着用者に面する」及び「衣類に面する」とは、それぞれ、要素、又は要素の表面、又は要素の群の相対位置を指す。「着用者に面する」とは、その要素又は表面が、何らかの他の要素又は表面よりも、着用中に着用者により近いことを意味する。「衣類に面する」とは、要素又は表面が、何らかの他の要素又は表面よりも、着用時に着用者からより遠くにある(すなわち、要素又は表面が、使い捨て吸収性物品の上に着用され得る着用者の衣類に近接している)ことを示す。

0019

「長手方向」とは、物品の腰部縁部から反対側の腰部縁部まで実質的に垂直に、かつ物品の最大直線寸法に略平行に延びる方向を指す。長手方向から45度以内の方向は、「長手方向」であると見なされる。

0020

「横方向」とは、物品の長手方向に延びている側縁部から反対側にある長手方向に延びている側縁部まで、長手方向に対して略直角を成して延びる方向を指す。横方向から45度以内の方向は、「横方向」であると見なされる。

0021

「配置される」とは、要素が、ある特定の場所又は位置に位置していることを指す。

0022

「接合される」とは、ある要素を別の要素に直接付着させることにより、その要素がその別の要素に直接固定される構成と、ある要素を中間部材に付着させ、次にその中間部材を別の要素に付着させることにより、その要素がその別の要素に間接的に固定される構成と、を包含する。

0023

透水性」及び「不透水性」とは、使い捨て吸収性物品が意図されたように使用される場合の、材料の浸透性を指す。具体的には、用語「透水性」とは、層又は層状構造体が、押し付け圧力がない状態でその厚さを液体の水、尿、又は合成尿が通過できるような孔、開口部、及び/又は相互に接続された空隙を有していることを指す。逆に、用語「不透水性」とは、層又は層状構造体の厚さが、(重力などの自然の力の他に)押し付け圧力がない状態では、液体の水、尿、又は合成尿が通過できないようなものであることを指す。この定義に従う不透水性の層又は層状構造は、水蒸気に対して透過性であってもよい、すなわち、「蒸気透過性」であってもよい。

0024

「弾性」、「エラストマー」、又は「エラストマー性」とは、弾性特性を示す材料を指し、これには、その弛緩した初期長さに力を加えると、その初期長さの10%を超えて上回る伸長長さに延伸又は伸長することが可能であり、かつ適用した力が解放されるとほぼその初期長さに実質的に回復する、任意の材料が含まれる。エラストマー材料としては、エラストマーフィルムスクリム、不織布、リボン、ストランド、及び他のシート状構造体を挙げることができる。

0025

「予ひずみ」とは、エラストマー積層体又は吸収性物品の別の要素と組み合わされる前に、弾性材料又はエラストマー材料に課されるひずみを指す。予ひずみは、以下の等式、予ひずみ=((弾性体の伸展長さ−弾性体の弛緩長さ)/弾性体の弛緩長さ)*100によって決定される。

0026

Dtexとしても知られている「デシテックス」は、糸又はフィラメントを測定するために繊維産業で使用される測定値である。1デシテックス=10,000メートル当たり1グラム。換言すれば、10,000リニアメートルの弛緩糸又はフィラメントの重量が500グラムである場合、その糸又はフィラメントは500のデシテックスを有することになる。

0027

「基材」とは、本明細書では、主に2次元であり(すなわちXY平面上にあり)、厚さ(Z方向)が長さ(X方向)及び幅(Y方向)と比較して相対的に小さい(すなわち1/10以下)材料を記述するために用いられる。基材の非限定的な例としては、ウェブ繊維性材料の1ないし複数の層、不織布、高分子フィルム若しくは金属箔などのフィルム及び箔が挙げられる。これらの材料は、単独で使用される場合もあり、又は一体に積層された2つ以上の層を含む場合もある。このため、ウェブは、基材である。

0028

本明細書では、「不織布」とは、連続的な(長い)フィラメント(繊維)及び/又は不連続の(短い)フィラメント(繊維)から、例えば、スパンボンド法メルトブロー法梳綿などのプロセスによって作製された材料を指す。不織布は、織られた又は編まれたフィラメントパターンを有さない。

0029

機械方向」(MD)とは、本明細書では、プロセス中の材料の流れの方向を指す。加えて、材料の相対的配置及び動きは、あるプロセスを通過してそのプロセスの上流からそのプロセスの下流に向かう機械方向に流れているものとして述べることができる。

0030

横断方向」(CD)は、本明細書では、機械方向に対して概ね垂直な方向を指すために使用される。

0031

「テープ式おむつ」(「開放型おむつ」とも称する)とは、着用者に適用される前に、初期状態の前側腰部領域及び初期状態の後側腰部領域が、包装の際に互いに締結、事前締結、又は接続されていない、使い捨て吸収性物品を指す。テープ式おむつは、腰部領域を共に留める又は接合することなく、一方の腰部領域の内部が反対の腰部領域の内部と表面同士が接触した状態で、横方向中心線の辺りで折り畳まれてもよい。テープ式おむつの例は、米国特許第5,167,897号、同第5,360,420号、同第5,599,335号、同第5,643,588号、同第5,674,216号、同第5,702,551号、同第5,968,025号、同第6,107,537号、同第6,118,041号、同第6,153,209号、同第6,410,129号、同第6,426,444号、同第6,586,652号、同第6,627,787号、同第6,617,016号、同第6,825,393号、及び同第6,861,571号、及び米国特許出願公開第2013/0072887(A1)号、並びに同第2013/0211356(A1)号、及び同第2013/0306226(A1)号の、様々な好適な構成で開示されている。

0032

本明細書では、「パンツ」(「トレーニングパンツ」、「事前に閉じられたおむつ」、「おむつパンツ」、「パンツ型おむつ」、「パンティ」、及び「プルオンおむつ」とも称する)とは、幼児又は成人の着用者用に設計された、連続した外周の腰部開口部及び連続した外周の脚部開口部を有する使い捨て吸収性物品を指す。パンツは、物品が着用者に適用される前に、連続した又は閉じた腰部開口部及び少なくとも1つの連続した閉じた脚部開口部を有して構成されてもよい。パンツは、任意の再締結可能な閉じ部材及び/又は永久的な閉じ部材(例えば、シーム、熱的接着部圧接部、接着剤、凝集性結合部(cohesive bond)、機械的締結具など)を使用して物品の一部を互いに接合することを含むがこれらに限定されない、様々な技法で、事前形成又は事前締結され得る。パンツは、腰部領域内の物品の外周部に沿った任意の場所で事前形成され得る(例えば、側部の締結又は縫着、前側腰部の締結又は縫着、背面側腰部の締結又は縫着)。様々な構成のおむつパンツの例が、米国特許第4,940,464号、同第5,092,861号、同第5,246,433号、同第5,569,234号、同第5,897,545号、同第5,957,908号、同第6,120,487号、同第6,120,489号、同第7,569,039号、並びに、米国特許出願公開第2003/0233082(A1)号、同第2005/0107764(A1)号、同第2012/0061016(A1)号、同第2012/0061015(A1)号、同第2013/0255861(A1)号、同第2013/0255862(A1)号、同第2013/0255863(A1)号、同第2013/0255864(A1)号、及び同第2013/0255865(A1)号に開示されており、これらは全て参照により本明細書に組み込まれる。

0033

「サイドシーム」は、前側腰部領域を後側腰部領域に接続して腰部開口部及び脚部開口部を形成するエリアである。サイドシームは、熱(thermal)、圧力、熱(heat)、又は超音波結合によって永久的なシームとして形成されてもよい。サイドシームはまた、締結要素を用いて形成されて、再締結可能なサイドシームを形成してよい。かかる場合、サイドシームの長さは、締結具の長さによって決定される。サイドシームは、使用中に開かないが、取り外しのためには容易に開くのに十分な強度を有する必要がある。

0034

閉形態」とは、包装の際に、互いに反対側にある腰部領域が永久的にか又は再締結可能にかのいずれかで接合されて、連続した腰部開口部及び脚部開口部を形成していることを意味する。

0035

開形態」とは、互いに反対側にある腰部領域が、初期状態では連続的な腰部開口部及び脚部開口部を形成するように接合されていないが、物品の着用者への適用前又は適用中に腰部領域を接合して腰部開口部及び脚部開口部を形成するための、締結システムなどの閉じ手段を備えていることを意味する。

0036

本明細書で使用するとき、「チャネル」とは、吸収性材料層における、この材料層内の周囲の材料よりも実質的に低い(例えば、50%未満、70%未満、90%未満の)坪量を有する領域又はゾーンである。チャネルは、材料層における、吸収性材料を実質的に含まない(例えば、90%が吸収性材料を含まない、95%が吸収性材料を含まない、又は99%が吸収性材料を含まない、又は吸収性材料をまったく含まない)領域であってもよい。チャネルは、1つ以上の吸収性材料層を通って延びていてもよい。チャネルは一般に、吸収性材料層の周囲の領域よりも低い曲げ弾性率を有し、材料層がより容易に屈曲すること、及び/又は、チャネル内に吸収性材料層の周囲のエリア内よりも多くの身体排泄物を分散させることを可能にしている。このように、チャネルは、チャネルのエリア内で材料層における坪量を低減させない、材料層における単なる窪部ではない。

0037

結合空隙断面積」は、不織布基材が圧縮又は高密度化されて結合部を形成するときに予ひずみを付与された弾性材料によって作り出される空隙の断面積である。空隙の形状は、実質的に、結合部の形成時に存在する細長い弾性材の形状及び寸法によって画定される(図10Kを参照)。本開示のエラストマー積層体は、基材と接合し、弾性ストランドに重なり合う高密度化結合部を含んでよく、高密度結合部の結合空隙断面積は、約0.001mm2〜約0.03mm2、又は約0.005mm2〜約0.015mm2である。

0038

ストランド断面積」は、ストランドを形成する個々のフィラメントの総断面積である。ストランド断面積は、ストランドを形成する、完全弛緩状態の各フィラメントの断面積を測定し、個々のフィラメント断面積を合わせて加算し、弛緩状態のストランドの断面積を決定することによって決定される。本開示のエラストマー積層体は、その弛緩配列において約0.004mm2〜約0.04mm2、又は約0.008〜約0.03のストランド断面積を有するストランドを有してよい。

0039

空隙面積対ストランド面積比」は、寸法ロックを形成するために必要とされる比率であり、結合部の結合空隙断面積を弛緩弾性ストランドのストランド断面積で除することによって決定される。本開示のエラストマー積層体は、約1未満、又は約0.25〜約0.9、又は約0.3〜約0.7の空隙面積対ストランド面積比を有してよい。

0040

結合長さ」又は「Lb」は、結合部の最長寸法として定義される。測定は、結合部自体の通路長さに沿って、結合部の第1の端部から結合部の第2の端部まで行われる。実質的に線形の結合部の場合、長さ測定は、結合幅測定に対して垂直である。円形結合部の場合、長さは、円形結合部の直径であると考えられる。本開示のエラストマー積層体は、約1mm〜約300mm、3mm〜約150mm、又は約5mm〜約100mmの結合長さを有してよい。図2H図2H’、図10A、及び図10Iを参照されたい。

0041

「平均結合長さ」は、本開示のエラストマー積層体を形成する、代表的な複数の結合部の結合長さの平均として定義される。かかるエラストマー積層体は、約3mm〜約300mm、約5mm〜約100mm、又は約10mm〜約50mmの平均結合長さを有してよい。結合部322は連続的であってよく、約2本〜約200本の弾性ストランド、約5本〜約150本の弾性ストランド、又は約10本〜約100本の弾性ストランドに長手方向に重なり合ってよい。図2H図2I、及び図10Nは、複数の弾性ストランド316に重なり合う高密度結合部322を示す。

0042

「結合幅」又は「Wb」は、結合部の最短寸法として定義される。結合部の第1の側から結合部の第2の側までの測定は、結合長さの測定と交差する。実質的に線形の結合測定は、結合長さ測定に対して垂直である。円形結合部の場合、幅は、円形結合部の直径であると考えられる。本開示のエラストマー積層体は、約0.25mm〜約5mm、0.5mm〜約3mm、又は約0.5mm〜約2mmの結合幅を有してよい。図2H図2I、及び図10Aを参照されたい。

0043

「平均結合幅」は、本開示のエラストマー積層体を形成する、代表的な複数の結合部の結合幅の平均として定義される。本開示のエラストマー積層体は、約0.25mm〜約5mm、約0.5mm〜約4mm、又は約1mm〜約3mmの平均結合幅を有してよい。

0044

本開示で使用するとき、「結合領域幅」又は「Wbr」は、横方向軸に対して平行に測定された、第1の横方向に対向する結合部から第2の横方向に対向する結合部までの幅として定義される。本開示のエラストマー積層体は、約0.25mm〜約5mm、約0.5mm〜約4mm、又は約1mm〜約3mmの結合領域幅を有してよい。図2H及び図2Iを参照されたい。

0045

「平均結合領域幅」は、本開示のエラストマー積層体を形成する、代表的な複数の結合領域の結合領域幅の平均として定義される。本開示のエラストマー積層体は、約0.25mm〜約5mm、約0.5mm〜約4mm、又は約1mm〜約3mmの平均結合領域幅を有してよい。

0046

「結合領域長さ」又は「Lbr」は、長手方向軸に対して平行に測定された、第1の長手方向に対向する結合部から第2の長手方向に対向する結合部までの長さとして定義される。本開示のエラストマー積層体は、約10mm〜約300mmの結合領域長さを有してよい。図2H及び図2Iを参照されたい。

0047

「平均結合領域長さ」は、本開示のエラストマー積層体を形成する、代表的な複数の結合領域の結合領域長さの平均として定義される。本開示のエラストマー積層体は、約10mm〜約300mm、又は約25mm〜約200mmの平均結合領域長さを有してよい。

0048

「長手方向結合間隔」又は「Sb」は、長手方向軸に対して平行に測定された第1の結合部と第2の結合部との間隔として定義される。図2Hを参照されたい。本開示のエラストマー積層体は、約1mm〜約20mm、又は約2mm〜約15mmの長手方向結合間隔を有してよい。

0049

平均長手方向結合間隔」は、本開示のエラストマー積層体を形成する代表的な複数の結合部の長手方向結合間隔の平均として定義される。本開示のエラストマー積層体は、約1mm〜約20mmの平均長手方向結合間隔を有してよい。

0050

「横方向結合間隔」又は

0051

は、横方向軸に対して平行に測定された第1の結合部と第2の結合部との間隔として定義される。図2Hを参照されたい。本開示のエラストマー積層体は、約2mm〜約30mmの横方向結合間隔を有してよい。

0052

「平均横方向結合間隔」は、本開示のエラストマー積層体を形成する代表的な複数の結合部の横方向結合間隔の平均として定義される。本開示のエラストマー積層体は、約2mm〜約30mmの平均横方向結合間隔を有してよい。

0053

「Dtex対間隔比」は、弾性デシテックスを、試験対象の複数の弾性材の弾性間隔で除することによって決定される。本開示のエラストマー積層体は、約65:1〜約300:1、又は約80:1〜約200:1のDtex対間隔比を有してよい。

0054

「Dtex対不織布坪量比」は、弾性デシテックスを、弾性ストランドの片側(衣類に面する側又は着用者に面する側)に配置されたエラストマー積層体の1つ以上の不織布基材、すなわち、内側又は外側エラストマー積層体基材層の不織布坪量で除することによって決定される。本開示のエラストマー積層体は、約1.5〜約15、約3〜約12、又は約4〜約10のDtex対不織布坪量比を有してよい。

0055

「剥離強度」は、エラストマー積層体を形成する第1の不織布基材層及び第2の不織布基材層を分離するために必要な力である。本開示のエラストマー積層体は、少なくとも約1N/cm〜約5N/cm、又は約2N/cm〜約10N/cm、若しくは不織布基材の一方若しくは両方の基材が破損するまでの剥離強度を有し得る。

0056

融点」は、材料又は基材が、大気圧固体から液体へと変化する温度である。融点において、固体相及び液体相平衡状態で存在する。第1の基材及び第2の基材の融点は、約100℃〜約170℃、又は約110℃〜約160℃、又は約120℃〜約150℃であってよい。本開示のエラストマー積層体の弾性ストランドの融点は、約170℃超であってよい。

0057

「作用力」は、吸収性物品の着用中に介護者の着用者が受け得る力である。作用力は、2サイクルヒップフープ試験から導出される。

0058

「持続的フィット負荷力」は、例えば呼吸中、又は着用者が立位から座位へ、若しくは腹位から座位へと変化するときなど着用者の動作中に着用者の腰部が延びるときに、物品が着用者に印加する力である。持続的フィット負荷力は、2サイクルのヒップフープ試験から導出される。

0059

「持続的フィット除荷力」は、着用者の腰部が、例えば呼吸中、又は着用者が座位から立位へ、若しくは座位から腹位へと変化するときなど着用者の動作中に着用者の腰部が縮むときに、物品が着用者に印加する力である。持続的フィット除荷力は、2サイクルのヒップフープ試験から導出される。

0060

他の定義が本明細書に提示され得る。

0061

本開示のテクスチャ
従来の撚りエラストマー積層体を含む吸収性物品、すなわち、400超のデシテックス、4mm長の弾性間隔、及び200%超の弾性予ひずみを有する弾性材を有する吸収性物品は、着用者に面する表面、並びに衣類に面する表面に存在する、大きい、ランダムなしわを含むテクスチャを有する。かかる大きい、ランダムなしわによって形成されるテクスチャは、織物衣類の外観をもたらさず、そのサイズ及び粗さは、着用者の皮膚に悪影響を及ぼし、痕及びへこみを残し得る。

0062

ビーム状弾性材及びビーム状弾性材から形成されたエラストマー積層体を含む吸収性物品は、エラストマー積層体に組み込まれたビーム状弾性材によって可能となる、はるかに意図的であり、明確に定義され、熟考されたテクスチャを有する。これらの意図的な、明確に定義され、熟考されたテクスチャ及びテクスチャゾーンを使用して、物品の意図される使用、物品の機能、並びに意図される着用者を伝えることができる。例えば、たるみがあり、かつ柔らかである意図的なテクスチャは、夜間の着用、低活動時の着用を意図する快適なフィット設計を伝えることができ、又はより幼い、より可動性の低い乳幼児若しくはより敏感な皮膚を有する乳幼児に望ましい場合がある。一方、より平滑であり、かつ皮膚へのより密接なフィット性を有する意図的な設計は、日中の着用、ウォーキングハイキング、又はスポーツなどの高活動時向けのぴったりフィットする設計を伝えてよい。ぴったりフィットする設計ではまた、例えばよちよち歩きの幼児、歩く/走る子供などより可動性の高い、より年長の子供への使用が意図されてよい。ビーム状弾性材ベースの積層体によって可能となる、意図的であり、明確に画定され、熟考されたテクスチャ及びテクスチャゾーンは、典型的には、かかる識別可能テクスチャパターン、並びに機能を伝達するパターンを有する織物衣類と一致する。例えば、設計の視覚的本質、具体的にはテクスチャ及び/又はテクスチャのゾーンのために、普段着向けのレギンスと、エアロビクス、ランニング、又はスポーツなど高活動量用レギンスを区別することは容易である。

0063

ビーム状弾性積層体によって可能となる意図的な、明確に画定され、熟考されたテクスチャ及びテクスチャゾーンはまた、使用中のエラストマー積層体の耐座屈性を増強し、反転、弛み、崩壊、及び滑動を防止する、テクスチャ自体によって可能となった構造的特徴、例えば、垂直方向ギャザーを設けることによって、ベルト内の力の分布並びに持続的フィット性に影響を及ぼし得る。

0064

全体
図2H及び図2Iに示すように、物品構成要素(例えば、ベルト、サイドパネル、及び耳パネルなど)は、様々なセクション(例えば、セクション1、2、3、4、L、R、又はM)において類似の形状、縮尺、配置、及び/又はパターンであり得る、複数の同一又は異なる種類及び/又は配列の結合部322又は結合領域324を含んでよい。結合部322又は結合領域324は、接着剤を使用して形成されてよく、又は熱、圧力、及び/若しくは超音波など機械的に形成されてよく、弾性ストランド316を間に挟んで第1の基材層306及び第2の基材層308を一緒に接合して、吸収性物品構成要素を形成してよい。セクションのそれぞれは、複数の同一の種類及び/又は配列の結合部322又は結合領域324を含んで、同一又は類似のテクスチャゾーン(すなわち、同一又は実質的に同一のテクスチャの外観)を形成してよい。あるいは、1つ以上のセクション1、2、3、又は4の結合部322又は結合領域324は、別のセクションの結合部322又は結合領域324とは異なっていて、異なるテクスチャゾーンを形成してよい。異なるテクスチャゾーンはまた、積層体の層間の弾性ストランドの間隔、Dtex、及び予ひずみを調整することによって形成されてよい。また、テクスチャ及び/又は結合パターンは、長手方向中心線及び/又は横方向中心線の一方又は両方にわたってそっくりであって、バランスのとれたより一体的なテクスチャ外観を作り出し得ることに留意されたい。

0065

図2Hは、前側腰部領域36内のセクション1及び2に配置された、線形の、長手方向に延在する連続超音波(高密度化部分を含む)結合部322、後側腰部領域38内のセクション1及び2にある状超音波結合部、後側腰部領域38のセクション1、2、及び3にある弓状超音波結合領域324、並びに後側腰部領域38内のセクション4にある螺旋状接着剤319を示す。これらの記載した結合部322及び結合領域324のそれぞれは、第1の基材層306及び第2の基材層308を一緒に接合する。結合の種類、パターン、及び形状のこれらの違いは、様々なセクション1、2、3、4、L、M、及び/又はRにおける、明確かつ視覚的に識別可能な、はっきりしたテクスチャの違いを提供することに寄与するであろう。

0066

物品構成要素の着用者に面する表面4がシャーシに接合されるエリア内の基材の衣類に面する表面2は、多くの場合、螺旋状又はスロットコーティングされた接着剤によってシャーシに接合され、物品構成要素の隣接エリアと同一の結合配列及び同一の弾性プロファイルを含む場合であっても、認識可能なテクスチャの違いを有してよい。これは、物品構成要素をシャーシに接合する接着剤が、当該エリア内の弾性材316の影響を部分的に緩和し得、更に、弾性ストランドがシャーシ200全体に連続的に広がらないように切断され得るためである。

0067

弾性ストランド316が間に存在する、第1の基材層306及び第2の基材層308を一緒に接合する結合部322又は結合領域324は、着用者に面する表面4のように、エラストマー積層体302と実質的に同一のテクスチャを衣類に面する表面2上で並行移動させる。

0068

エラストマー積層体302は、所定の形状又はパターンに沿って連続的な結合部322を含んでよい(例えば、図2Hの物品において、前側腰部領域36では、いくつかの結合部が、複数の構成要素セクションにわたって連続的に(長手方向に)延在し、一部の結合部322は、構成要素セクション1〜4から連続的に延在するが、横方向に離間している(SLa)という点で横方向に不連続である)。あるいは、結合領域324は、特定のパターン又は形状に配置された複数の結合部位から形成されてよい(例えば、図2H、後側腰部領域38、セクション1〜3を参照されたい)。複数の不連続結合部位から形成され得る形状又はパターンの例としては、長手方向軸若しくは横方向軸の一方若しくは両方に対して平行に配置された線、又は長手方向軸若しくは横方向軸の一方若しくは両方に対して角度を付けて配置された線が挙げられる。結合部又は結合領域は、様々な開形状324”(例えば、弧、曲線など、図2Hを参照)及び閉形状324’(例えば、円、三角形正方形菱形など、図2Hを参照)を形成し得る。閉形状324’に関しては、結合は中央部分321を非結合のままであるが、外周は結合部322によって結合され、これら2つは協働して閉形状324’の外観を形成する(図2Hを参照)。

0069

結合領域
結合領域324に関して、パターン又は形状を形成する不連続結合部は、互いの5mm以内、より典型的には互いの3mm以内に配置されてもよい(S1)(図2H’を参照)。これらの緊密に離間配置された結合部322は、同一の結合領域324の一部と見なされ得る。

0070

望ましいテクスチャをもたらすための特定の結合配列に関して、耳パネル、サイドパネル、及び/又はベルトパネルから選択される物品構成要素は、セクション1内に、平均横方向結合間隔で互いに横方向に離間配置された、長手方向に延在する結合又は結合領域を含み、また、セクション2又は3内に、セクション1とは異なる平均横方向結合間隔で互いに横方向に離間配置された、長手方向に延在する結合部又は結合領域を含んでよい。これらのセクションの結合部又は結合領域は、約20mm〜約200mmの平均長手方向結合長さ、及び約2mm〜約20mmの平均横方向結合間隔を有してよい。

0071

延在/協働
結合部322又は結合領域324は、あるセクションから別のセクション内へと「延在」する、又は様々なセクションの結合部と「協働」して、より大きな複合形状を形成してよい。例えば、あるセクションの結合部又は結合領域の端縁部は、隣接するセクションの結合部又は結合領域の端縁部と実質的に整列してよく、その結果、結合部又は結合領域は、複数のセクションを通って連続的である、若しくはそのように見える、又はより大きい複合形状(例えば、弧、蛇行曲線など)が形成される。例えば、セクション1の結合部又は結合領域は、セクション2の結合部又は結合領域の端縁部と実質的に整列する端縁部を有してよい。このようにして、結合要素は、セクション1、2、3、4、並びに/又はL、R、及びMを通って延在してよい、又は延在するように見えてよい。更に、第1の腰部領域に配置されたセクションの結合部又は結合領域の端縁部は、第2の腰部領域に配置された隣接セクションの結合部又は結合領域の端縁部と実質的に整列してよく、その結果、結合部又は結合領域は、第1の腰部領域から第2の腰部領域まで連続的である、若しくはそのように見えて、より大きい複合形状(例えば、弧、蛇行曲線など)が形成される。

0072

一般的なテクスチャの例
セクション1、2、3、4、並びにセクションL、M、及びRのそれぞれは、それぞれ約6gsm〜約35gsmの坪量を有する第1の不織布層及び第2の不織布層を接合する、複数の高密度化結合部322又は結合領域324からなり、高密度化結合部322又は結合領域324は、約0.25mm〜約4mm、又は約0.5mm〜約2.5mmの平均ストランド間隔、約20〜約300、又は約40〜約220の平均Dtex、及び約50%〜約300%、又は約75%〜約250%の平均予ひずみを有する複数の弾性ストランド316に重なり合って、ベルトフラップなど物品構成要素として使用され得るエラストマー積層体を形成する。当該結合部322又は結合領域324は、約0.25mm〜約5mm、又は約0.5mm〜約2mmの平均結合幅又は平均結合領域幅、約5mm〜約300mm、又は約20mm〜約200mmの平均結合長さ又は平均結合領域長さを有してよく、約2mm〜約20mm、又は約4mm〜約10mmの平均横方向結合間隔を有してよい。高密度化結合部322又は結合領域324は、少なくとも15本の弾性ストランドに重なり合って、寸法的にロックしてよい。当該弾性ストランドのうちの1本以上に重なり合う高密度化結合部のうちの1つ以上は、その弛緩配列において約0.002mm2〜約0.04mm2のストランド断面積、及び約0.001mm2〜約0.02mm2の結合部の結合空隙断面積を有してよい。当該複数の高密度結合部のうちの少なくとも2つの結合部の結合幅対結合長さの比率は、4:1〜300:1、又は20:1〜約200:1であってよい。更に、(複数の弾性ストランドのうちの)第1の弾性ストランド並びに第1及び第2の不織布層のDtex対不織布坪量比は、約1.5〜約7であってよく、複数の弾性ストランドのDtex対間隔比は、約65:1〜約300:1であってよく、平均横方向結合間隔対平均結合幅の比率は、1:1〜50:1であってよく、平均結合長さ対平均結合幅の比率は、1:1〜300:1であってよく、平均長手方向結合間隔対平均結合幅の比率は、1:2〜20:1であってよく、平均結合長さ対平均長手方向結合間隔の比率は、1:1〜300:1であってよい。

0073

接着剤
物品構成要素のセクション1、2、3、4、並びにセクションL、M、及びRのうちの1つ以上は、接着剤を含まなくてよい。例えば、第1の基材及び第2の基材を一緒に接合する高密度化結合部を有するセクションは、接着剤を含まなくてよい。しかしながら、高密度化結合部を含むこれらのセクションはまた、例えば、以下に記載するような3層積層体又は4層積層体構成において接着剤を含み得ることが望ましい場合がある。換言すれば、エラストマー積層体のセクションは、2つ以上の基材層を含んでよく、機械、熱、超音波、圧力、接着剤、粘着剤、及びこれらの組み合わせなど1つ以上の結合手段を含んでよい。また、構成要素物品セクションは、基材層を保持する接着結合部、並びにそれらの間の弾性ストランドのみからなることが望ましい場合がある。エラストマー積層体の弾性材及び/又は基材を接合する接着剤の、実質的に連続した区域又は領域を含むエリアは、より平滑な質感をもたらし得る。これらのより平滑なセクションは、高運動ゾーンエリア及び着用者と接触する着用者に面する表面において望ましい場合がある。これらのより平滑なテクスチャは、身体に適合する、ぴったりとしたフィット性を有する。これらのより平滑な接着剤セクションはまた、断続的な結合部(例えば、不連続の超音波結合部)を含むセクションによって作り出されるマクロテクスチャを対比させるために使用されてよい。

0074

また、構成要素セクションのうちの1つ以上は、心臓タググラフィックを有する単一のテクスチャを示す、図1Aのセクション1に示すように、単一のテクスチャを含み得ることを理解されたい。あるいは、構成要素セクションのうちの1つ以上は、図1Cのセクション2に示すように、2つ以上の不連続テクスチャを含んでよい。特定の実施形態では、第1の腰部領域の構成要素セクションのうちの1つ以上は、第2の腰部領域の構成要素セクションのうちの1つ以上と同一のテクスチャを含んでよい。他の実施形態では、第1の腰部領域のテクスチャは、第2の腰部領域のテクスチャと明確に異なってよい。

0075

セクションL及びRは、1つ又は両方の腰部領域において、弾性材をエラストマー積層体の基材層に接合する接着剤の連続領域を適用することによって可能となる比較的平滑なテクスチャを有し得、セクションMは、機械的結合熱結合、超音波結合、圧力結合、及び/又は接着剤、凝集剤、及びこれらの組み合わせから形成される結合部によって形成される断続的な結合パターンによって可能となる意図的であり、明確に画定されるテクスチャを有し得る。あるいは、セクションMは、様々な坪量及び/又は厚さのゾーンを含む外側不織布材料を含んでよく、様々な坪量及び/又は様々な厚さのゾーンを含む外側不織布材料は、第1の腰部縁部から股部を通って対向する腰部縁部まで延在してよく、又は物品の股部領域のみに存在してよい。特定の実施形態では、様々な坪量及び/又は様々な厚さのゾーンを含む外側不織布材料は、エラストマー積層体の一部と重なり合ってよく、及び/又はエラストマー積層体の一部分を形成してよい。

0076

あるいは、セクションL及びRは、一方又は両方の腰部領域において、断続的な結合部の緊密に離間配置されたパターン、又は弾性材をエラストマー積層体の基材層に接合する連続的な表面結合部によって可能となる比較的平滑なテクスチャを有してよく、セクションMは、セクションL及びRの結合パターンとは異なる間隔又はパターンを有する断続的な結合パターンによって可能となる異なるテクスチャを有してよい。

0077

異なるテクスチャゾーン
(セクション1、2、3、4、L、M、及びRのうちの1つ以上における異なる平均結合幅、平均結合長さ、平均長手方向結合間隔、及び平均横方向結合間隔のうちの1つ以上など異なる結合配列によって)テクスチャが多様であるとき、これらは、接触面積パーセント、しわ頻度、しわ波長、2%〜98%高さ値、Emtec−TS7値、及び/又はEmtec TS750値のうちの1つ以上など異なるパラメータ値を有し得る。異なるテクスチャゾーンは、セクション1、2、3、4、L、M、及びRのうちの1つ以上において、これらのパラメータのそれぞれの少なくとも10%、15%、又は20%異なる値を有してよい。付属領域(すなわち、サイドシームの下のフラップの部分)を含み得るセクション1及び4は、腰部開口部及び脚部開口部に沿ったセクションの完成度をより高く見せる、又はこれらの開口部に沿ってより高いレベルの弾性又は伸張を伝えることが望ましいため、構成要素又は物品の他のセクションと比較して異なるテクスチャを有してよい。更に、腰部開口部及び脚部開口部に隣接するテクスチャゾーンは、少なくともセクションL及びRにおいて同一又は類似であることが望ましい場合がある。更に、セクションL及びRは、セクションMよりも高い接触面積パーセントを有することが望ましい場合がある。また、第1のテクスチャゾーンが約30%未満の接触面積パーセントを有し、第2のテクスチャゾーンが約35%超の接触面積パーセントを有することが望ましい場合がある。あるいは、第1のテクスチャゾーンが約40%未満の接触面積パーセントを有し、第2のテクスチャゾーンが約50%超の接触面積パーセントを有することが望ましい場合がある。

0078

不連続テクスチャゾーンを共通の(すなわち、同様に成形され、サイズ決めされ、配置された)グラフィックゾーン及び/又は色ゾーンで引き立てることが望ましい場合があり、テクスチャ、色/グラフィックゾーンのそれぞれは、吸収性物品上で互いに重なり合うように配置される。より具体的には、共通の色領域及び/又はグラフィックパターン(例えば、700)は、同様の形状、サイズ、及び配置の結合配列(例えば、600)と重なり合ってよい。図3A図3Fは、異なる色領域及び/又はグラフィックパターンを示しており、異なる色領域及び/又は図形パターン700、701、702、703、704などの多くは、図2A図2G中の異なるテクスチャゾーン600、601、602、603、604などの形状及びサイズ及び配置である。例えば、700の色領域及び/又はグラフィックパターンは、テクスチャゾーン600が、601、602、603、及び604と比較して明確に異なる結合パターン又は配列であり得るのと同様に、701、702、703、及び704と比較して明確に異なる色及び/又はパターンであってよい。

0079

しかしながら、色領域及び/若しくはグラフィックパターンゾーンを有すること、又は不連続テクスチャゾーンを引き立てない、若しくは調和しないことも望ましい場合があってよく、したがって、特定の色領域及び/又はグラフィックパターンは、重なり合うテクスチャゾーンと比較してより大きい又は小さい又は異なった形状である。例えば、図2A及び図3Aを比較すると、601は不連続のテクスチャフィールドであるが、色領域及び/又はグラフィックパターン701及び701’の共通エリアは、2つの不連続ゾーンである。

0080

また、例えば、図2Bのエリア603はテクスチャを有さないが、図3Bの色領域及び/又はグラフィックパターン703と重なり合っているなど、ほとんど、又は全く結合部を有さないテクスチャゾーンと重なり合う色領域及び/又はグラフィックパターンを有し、その結果、テクスチャの外観がテクスチャを有する他のエリアと調和し得ることが望ましい場合がある。

0081

図1Gは、セクションL及びRにおいて、第1の比較的平滑なテクスチャ(40%超の接触面積パーセント)を有する吸収性物品を示しており、エラストマー積層体は、実質的に連続的な接着層によって間に弾性材が結合された、2つの基材層から形成されている。セクションL及びRはまた、エラストマー積層体に形成される孔388を含んでよい。孔は、積層体を通って外面から内面へと通過してよく、ランダムパターン又は(図1Gに示すように)意図的なパターンで配置されてよい。セクションMは、セクションL及びRとは異なるテクスチャを含む。図1Gに示すように、セクションL及びRは、セクションM(35%未満の接触面積パーセント)よりも高い接触面積パーセント(40%超)を有する。セクションMは、2層積層体又は3層積層体から形成されてよく、熱、圧力、熱、超音波、又は接着剤によって形成される断続的な結合パターンを含んでよい。あるいは、セクションMは、様々な坪量又は様々な厚さのエリアを含む不織布材料で形成された外側基材層を含んでよい。

0082

テクスチャパラメータ
テクスチャの特性に関連して、セクション1、2、3、4、L、M、及びRのうちの1つ以上は、約12未満のEmtec−TS7値、60未満のEmtec−TS750値、約0.2mm−1〜約1mm−1のしわ頻度、約0.5mm〜約5mmのしわ波長、及び2%〜98%高さ値<1.6mmを有してよい。セクションL及びRにおけるEmtec、しわ頻度、しわ波長、及び/又は2%〜98%高さ値のうちの1つ以上は、セクションMにおけるEmtec、しわ頻度、しわ波長、及び/又は2%〜98%高さ値と異なり得ることを理解されたい。

0083

性能パラメトリックス
本開示のテクスチャゾーンは、物品又は物品構成要素の所望の性能に影響を及ぼすべきではない。したがって、セクション1、2、3、4、L、M、及びRのうちの1つ以上はテクスチャゾーンを含んでよく、約4gf/mm〜約10gf/mmの断面係数、約40mm未満のカンチレバー曲げ、a)0gf/mm(伸展なし)で約40立方メートル/平方メートル/分超の空気透過率、b)3gf/mm(わずかな伸展)で約60立方メートル/平方メートル/分超の空気透過率、及びc)7gf/mm(中程度の伸展)で約80立方メートル/平方メートル/分超の空気透過率、のうちの少なくとも1つの空気透過率、a)100umで約10%超、b)200umで約20%超、及びc)300umで約30%超のうちの少なくとも1つの接触面積パーセント、約5%〜約30%の経時的な力の弛緩、弾性ストランドの10%未満が、横方向に互いから20mm未満離間配置された、隣接する結合部の間で破断される、弾性フィラメントの20%未満が、互いに20mm未満の横方向に離間配置された、隣接する結合部の間で破断される、約1N/cm超〜約10N/cm、又は基材が破損するまでの第1の不織布と第2の不織布との間の剥離強度、L物品セクション及びR物品セクションのうちの1つの弾性ストランドの70%超が、それぞれのLセクション及びRセクションの横方向幅(平らに広げられた、すなわち伸展された)の少なくとも50%にわたって延在し、1psi未満(ストランド下圧力試験によって定められた条件による)のストランド下圧力を有してよい。

0084

ランダムなテクスチャ
図4に示すように、驚くほどに独特織物の外観は、より暗い着色ストランドとより明るい着色不織布、又はより明るい着色ストランドとより暗い着色不織布とを組み合わせて、基材層間の複数の弾性材をランダムに離間配置することによって達成できる。この結果を達成するための1つの方法は、セクション1、2、3、又は4のうちの1つ以上において、他のセクションのうちの1つと比較してより多くのストランド(例えば、5%、10%、15%)を有することである。単一のセクション構成要素では、ストランドは、非対称に離間配置されてよい。かかるセクションのΔE*は、7超かつ約60未満であってよい。

0085

この結果は、本開示のエラストマー積層体(すなわち、約0.25mm〜約4mmの平均ストランド間隔、約20〜約300の平均Dtex、及び約50%〜約300%の平均予ひずみを有する)を使用し、積層体に沿って延在する細長い結合部又は結合領域(弾性ストランドの方向に対して約90度)を有することによって改善されてよく、結合部又は結合領域は、約5mm〜約150mmの平均結合長さを有し、約2mm〜約15mmの平均横方向結合間隔を有する。

0086

複数のビーム
1つ以上のテクスチャゾーンは、複数の弾性ビームから形成され得ることを理解されたい。例えば、別個のビームは、異なる数の弾性材を含んでよく、かつ/又はビームは、異なるデシテックスを有する弾性材を有してよく、かつ/又は2つのビームの弾性材は、異なる間隔で配置されてよく、かつ/又は別個のビームは、異なる予ひずみを有する弾性材をもたらしてよく、及び/又は異なるビームは、製品内で異なる向き、例えば線形、弓状、斜めなどを有する弾性材をもたらしてよい。かかるマルチビームアプローチから作り出された結果となる部分は、異なるテクスチャを有し得る。

0087

本開示の作用力、持続的フィット負荷力、及び持続的フィット除荷力
従来の撚り弾性材及びエラストマー積層体を含む吸収性物品は、典型的には、十分な持続的フィット負荷力、及び持続的フィット除荷力を確保して着用者上での物品の位置を維持するために、高い作用力を必要とする。従来の撚り弾性材を含む吸収性物品は、ビーム状弾性材を含む物品のように弾性力を保持しておらず、したがって、典型的には、消費者と性能との間で著しいトレードオフを有する。すなわち、消費者にとって使用が困難であるが、持続的なフィット性及びガスケット作用は良好である、又は消費者にとって使用は容易であるが、持続的なフィット性、ガスケット作用、及び漏れ性能は貧弱である。

0088

従来の撚り弾性積層体のより高いデシテックス弾性材は、30本〜60本の個々の弾性フィラメントが撚り合わされて弾性ストランドを形成する。ビーム状弾性積層体のより低いデシテックス弾性材は、3本〜7本の弾性フィラメントを有する。理論に束縛されるものではないが、ビーム状弾性積層体に使用される低デシテックス弾性材は、より高いデシテックス弾性材よりも少ない個々のフィラメントを有する。場合によっては、より低いデシテックスは、1/10のフィラメント数を有し得る。弾性フィラメントが撚り合わされてストランドを形成する場合、より多くのフィラメントを含む弾性材は、ストランドが伸縮するにつれて、より多くのフィラメント間での相互作用を有する。この相互作用の増加は、持続的なフィット負荷力及び除荷力の保持に悪影響を及ぼし得る。更に、撚り合わされたフィラメントのより大きい束はまた、ストランドに沿った異なる点で積層体の基材に結合されて、束内の様々なフィラメントに更なる制約を導入し、フィラメントの伸縮能力に更に影響を及ぼす、異なるフィラメントをもたらす可能性が高い。ビーム状弾性積層体のより低いデシテックスの弾性ストランドは、著しく少ないフィラメントを含み、そのため、フィラメントは、互いにより独立して伸縮して、短繊維ストランドに近い弾性応答を提供できる。

0089

ビーム状弾性積層体を含む吸収性物品は、約900gf〜約1,600gfの作用力、作用力の約30%より大きい持続的フィット負荷力、及び作用力の約25%より大きい持続的フィット除荷力を有してよい。あるいは、ビーム状弾性積層体を含む吸収性物品は、約1,500gf〜約3,000gfの作用力、作用力の約35%より大きい持続的フィット負荷力、及び作用力の約30%より大きい持続的フィット除荷力を有してよい。

0090

最適な使用経験を作り出すために、作用力、持続的フィット負荷力、及び持続的フィット除荷力の正しいバランスを有する吸収性物品を提供することが望ましい。図5Aは、これらの力が曲線に沿って取られる場合を示す、力伸長曲線を示す。所望の結果は、他の比較対象の競合製品以下の作用力、並びに他の比較対象の競合製品よりもいずれも高い持続的フィット負荷力及び持続的フィット除荷力を有する物品を有することであろう。類似の作用力を有する製品については、持続的フィット負荷力、及び持続的フィット除荷力はまた、作用力に対する百分率として反映され得る。本発明の実施形態並びに競合製品の実際の作用力、持続的フィット負荷力、及び持続的フィット除荷力は、表A(下記)に見出すことができる。図5Bは、比較製品と比較した、本発明の実施形態の優れた持続的フィット負荷力及持続的フィット除荷力を示す、表Aからのデータの図である。図5Cに示す2つの製品、接着結合されたビーム状弾性材(本発明の実施形態)及びEasy Ups(サイズ4)は、マネキンフィット試験を実施するために選択された。マネキンフィット試験中、これらの製品は機械的に操作されたマネキンに使用され、マネキンは、実際の乳児の動きをシミュレートする、一定の一連運動を受けた。使用後、パンツ型物品がマネキンに載置される初期位置、つまり前側腰部初期位置、後側腰部初期位置、及び初期股上(前側の固定点から股部を通って後部の固定点まで測定される)を測定した。図5Dは、前側からのEasy Upsの初期フィット性を示し、図5Fは、後側からのEasy Upsの初期フィット性を示す。図5Eは、前側からの本発明の実施形態の初期フィット性を示し、図5Gは、後側からの本発明の実施形態の初期フィット性を示す。次いで、物品に75mLの合成尿を充填し、次いで機械的操作工程を受けさせた。第1のサイクルの機械的操作後、製品に別の75mLの合成尿を再充填し、次いで第2のサイクルの機械的操作に供した。第2のサイクル後、製品の最終位置、つまり前側腰部最終位置、後側腰部最終位置、及び最終股上を測定した。図5D’は、前側からのEasy Upsの最終フィット性を示し、図5F’は、後側からのEasy Upsの最終フィット性を示す。図5E’は、前側からの本発明の実施形態の最終フィット性を示し、図5G’は、後側からの本発明の実施形態の最終フィット性を示す。図5D’、5E’、5F’、及び5G’の黒線は、競合市場製品と本発明の実施形態との間の比較のための基準を提供するために含まれる。本発明の実施形態が、ビーム状エラストマーベルトの独創的な持続的負荷力及び持続的除荷力の結果として、競合市場製品に対して優れた持続的なフィット性をもたらすことは、グラフ、表、及び画像から明らかである。マネキン試験からの実際の測定値を表B(下記)に示す。データは、競合市場製品であるEasy Upsが、本発明の実施形態である、接着結合されたビーム状弾性材よりも前側で162%大きいたるみ、後側で200%大きいたるみ、及び股上で202%大きいたわみを有することを示す。加えて、Easy Upsは、接着結合されたビーム状弾性製品よりも456%大きい滑動性を有した。

0091

0092

0093

本開示の比率
従来の撚り弾性積層体を含む多くの吸収性物品は、エラストマー積層体を形成する基材に弾性材料を結合するために接着剤を使用してきた。このアプローチは、接着剤が弾性ストランド及び表面コーティング直接塗布される、ストランドコーティング、及び接着剤がエラストマー積層体の一方又は両方の基材に塗布され、次いで弾性材が基材の間に挟まれる、表面コーティングを含んでいた。弾性材の両側に離間配置された熱結合部を形成して、基材間定位置にそれを捕捉し、保持するために、いくつかの試みがなされてきた。

0094

ビーム状弾性材の構造、低デシテックス(小径)、狭い間隔、及び低ひずみは、ビーム状弾性材料が熱結合部、機械的結合部、又は超音波結合部の内側に存在できるようにする固有の特性の組み合わせを提供する。換言すると、弾性ストランドは非常に微細であるため、結合部が弾性ストランドの一方の側からストランドを横切ってストランドの他方の側まで連続的に形成され得る。実際に、結合部は、複数の弾性ストランドを横切って連続的に延在してよい。完全に超音波結合されたビーム状弾性積層体を可能にするために、1)結合プロセス中に弾性ストランドを取り囲むのに十分な不織布材料が結合エリア内で確実に存在するために、特定のDtex対不織布対坪量比の範囲が維持され得る、かつ2)弾性材の周囲での寸法ロックを確保するために、特定の空隙面積対ストランド面積比の範囲も維持され得る、という2つの関係が望ましいことが見出されている。結合部の空隙面積は、弾性材が弛緩できるときに、細長い直径(弛緩したストランドの直系未満)を有する細長い弾性材の周囲に結合部を形成することによって作成され、弾性材の直径は、表面積の増加に従って増加し、それによって結合部のより狭い空隙空間内でより幅広の弾性ストランドを寸法的にロックする。

0095

物品の適切な位置付け及びガスケット作用のために作用力(使用の容易さ)、持続的フィット負荷力、及び持続的フィット除荷力の正しいバランスを有するビーム状弾性積層体の形成に関連する別の比率は、Dtex対間隔比の比率である。弾性材のデシテックスが増加するに従って、弾性材を延ばすための力も増加する。力の適切なバランスを維持するために、弾性材間の間隔も増加し得る。デシテックスが減少するに従って、弾性間隔も減少して、力の適切なバランスを確保する必要がある。したがって、力の適切なバランスを維持するために、Dtex対間隔比は望ましくは維持され得る。

0096

先行技術は、物品構成要素の望ましい性能パラメータ(特に、断面係数など)をもたらすのに必要な超音波結合撚りエラストマー積層体の平均ストランド間隔、平均Dtex、及び不織布坪量の比率の限度を定義しない。したがって、先行技術は、高密度化結合部が弾性ストランドに重なり合うエラストマー積層体を確実に作製するための鍵となるものを開示しておらず、その結果、ストランドは、ストランドの破断を防止する方法で寸法的にロックされる。したがって、先行技術は、使い捨て吸収性物品構成要素として使用するのに真に適切なエラストマー積層体を開示していない。本明細書に開示される鍵となる比率は、使い捨て吸収性物品構成要素として使用するための望ましいエラストマー不織布をもたらす。超音波結合積層体の鍵となる比率としては、Dtex対間隔比、Dtex対不織布坪量比、及び空隙面積対ストランド面積比が挙げられる。

0097

図15Aを参照すると、スパンデックスストランドのDtex対間隔比及び断面係数の連係が示されている。約65:1〜約215:1のDtex対間隔比は、約4.0gf/mm〜約9gf/mmの断面係数をもたらす。

0098

図15Bを参照すると、他の望ましいDtex対間隔比が示されている。約40:1〜約88:1のDtex対間隔比は、非常に低い断面係数をもたらすであろう。これは、小さな乳児、すなわち、未熟児にとって望ましいであろう。この非常に柔らかい感触はまた、乳児が衣類を移動及び伸張する際に、非常にわずかな力の増加をもたらすであろう。

0099

本開示のエラストマー積層体は、約88:1〜約140:1のデシテックス対間隔比を有してよく、低〜中程度の断面係数をもたらすであろう。これは、まだ歩行しない小さな乳児にとって望ましいであろう。これは、追加で加えられた伸張に対して、低〜中程度の力を増加させるであろう。また、わずかな製品提供で、幅広いフィット範囲を可能にするであろう。

0100

本開示のエラストマー積層体は、大部分の歩行する幼児及び大人にとって望ましい、約140:1〜約233:1のデシテックス対間隔比を有してよい。これは、快適なフィット性を提供しつつも製品の弛みを最小限に抑える、断面係数をもたらすであろう。また、わずかな製品提供で、幅広いフィット範囲を可能にするであろう。

0101

本開示のエラストマー積層体は、約233:1〜約300:1のDtex対間隔比を有してよく、フィルム状の断面係数及び感触を模倣するであろう。これは、より適合されたフィット性、すなわち、目標フィット範囲にわたって利用可能なより多くのサイズを提供するときに望ましい。

0102

本開示のエラストマー積層体は、約1:2〜約20:1、約5:1〜約15:1、又は約7:1〜約13:1の平均長手方向結合間隔対平均結合幅の比率を有してよい。

0103

本開示のエラストマー積層体は、約1:1〜約50:1、約10:1〜約30:1、又は約15:1〜約20:1の平均横方向結合間隔対平均結合幅の比率を有してよい。

0104

本開示のエラストマー積層体は、約1:1〜約300:1、約10:1〜約200:1、又は約20:1〜約100:1の平均結合長さ対平均結合幅の比率を有してよい。

0105

パラメータの役割
本開示の撚りエラストマー積層体は、積層体の性能を測定する関連パラメータの多くにおいて、当該技術分野の撚りエラストマー積層体よりも優れている。

0106

ヒップフープは、吸収性物品の閉じた外周部の伸縮の尺度であるため、関連性がある。この試験から生成されたデータを使用して、作用力、持続的フィット負荷力、及び持続的フィット除荷力を決定できる。

0107

作用力は、吸収性物品の着用中に介護者の着用者が受け得る力の尺度であるため、関連性がある。

0108

持続的フィット負荷力は、例えば呼吸中、又は着用者が立位から座位へと変化するときなど着用者の動作中に着用者の腰部が延びるときに、物品が着用者に印加する力の尺度であるため、関連性がある。

0109

持続的フィット除荷力は、着用者の腰部が、例えば呼吸中、又は着用者が座位から立位へと変化するときなど着用者の動作中に着用者の腰部が縮むときに、物品が着用者に印加する力の尺度であるため、関連性がある。

0110

表面トポグラフィー(接触面積パーセント、しわ頻度、しわ波長、及び2〜98%高さ値)は、エラストマー積層体のテクスチャ特性の尺度であるため、関連性がある。表面トポグラフィーは、皮膚と接触し得る表面の部分である接触面積パーセントの定義を可能にし、しわ頻度及びしわ波長は、テクスチャの構造的側面を特徴付け、2〜98%高さ値は、エラストマー積層体の厚さを画定するのに役立つ。

0111

ストランド下圧力(平均ストランド下圧力)は、弾性材が皮膚に課す圧力の尺度であるため、関連性がある。より低いストランド下圧力は、より少ない皮膚のへこみ及び痕と相関し、皮膚の状態及び快適性が改善される。

0112

空気透過率は、空気によるエラストマー積層体の通過しやすさの尺度であるため、関連性がある。空気透過率は、典型的には、不透水性布地など様々な布地の通気性を測定するために使用される。空気透過率は、典型的には体積/表面積/単位時間の単位で測定される。空気透過性に対する主な影響要因は、材料及びその構造の密度である。布地は、選択的に又は布地全体にわたって、それらの空気透過性を変更するために、コーティングされ得る、ないしは別の方法で処理され得る。

0113

経時的な力の弛緩は、固定荷重下で経時的にその力を保持するエラストマー積層体の能力の尺度であるため、関連性がある。特定のスパンデックス材料は、その力の70%超を経時的に保持でき、一方、押出ストランド弾性材のような他の弾性アプローチは、それらの力の70%程度を経時的に失う場合がある。

0114

Emtecは、不織布及び織物産業における全ての準拠要件を満たす客観的測定計器であり、かつ唯一既存装置であるため、関連性がある。Emtecは、不織布及び織物の触覚特性に影響を及ぼす全ての各関連パラメータ、すなわち、柔軟性、平滑度粗度、及び剛性を同時に収集する。製造業者によると、Emtecで測定した結果と、熟練したハンドパネルによって決定された信頼性の高いハンドパネルの数字との相関性は卓越している(最大100%)。

0115

色コントラストは、弾性ストランドの色がストランド間の領域と著しく異なる伸縮性積層体小規模色測定値活用し、この測定値は、較正されたスキャン画像から作成され得るため、関連性がある。次いで、これらの色測定値対を使用して、積層体の色コントラストを計算する。

0116

断面係数は、エラストマー積層体の所与のセクション内の力伸長曲線の勾配の尺度であるため、関連性がある。相対的に、伸長時に力が急増する場合、材料は、伸長時によりゆっくり力が増加する場合よりも高い係数である。異なるセクションを有することが望ましい場合がある。

0117

カンチレバー曲げは、曲げ撓み対長さの尺度であるため、関連性がある。この試験は、目標偏向を用いて実行され、目標偏向に到達するのに必要な伸長長が記録される。この長さが短いほど、材料はより可撓性であると見なされる。

0118

これらのパラメータについては以下でより詳細に説明する。また、これらのパラメータのそれぞれに対する試験の実施の詳細については、「方法」の節を参照されたい。

0119

断面係数
図14を参照すると、スパンデックスストランドの平均ストランド間隔及び平均Dtexの任意の組み合わせからの断面弾性率の決定が示されている。製品性能及び消費者の知覚に対する断面係数の関連性は、2つの主な理由から有意である。第1に、断面係数は、消費者が製品の使用の容易さ、フィット性、及び快適性をいかに知覚するかある。断面係数は、所与の作用力での伸長の容易さ及び程度を伝える。断面係数が過度に高い場合、消費者は、製品が小さすぎる、きつすぎると知覚し、皮膚に痕が残る可能性が高いことに不快感を示す。一方、断面係数が過度に低い場合、消費者は、製品が大きすぎる、緩すぎる、定位置に留まることができない、又は脚部及び腰部の周囲で適切なガスケット作用を果たすことができないと知覚する。消費者試験では、約4gf/mm〜約9gf/mmの断面係数が吸収性衣類に好ましい範囲であることが明らかになった。

0120

断面係数の第2の主な影響は、様々な消費者に適合するために一連の製品内で必要とされるサイズの数である。断面係数が高くなるほど、消費者がその製品が快適であると認識する範囲にわたって与えられる適切なフィット性を実現するために、より多くのサイズが必要とされ得る。

0121

表面トポグラフィー
表面トポグラフィーは、光学プロフィメトリーを使用して測定されたエラストマー積層体の面状表面トポロジーである。次いで、3D表面データ標本化及び処理して、エラストマー積層体の試験片表面の接触面積パーセント及び2〜98%高さ、並びにしわ頻度及びしわ波長を示す、いくつかのパラメータを抽出する。

0122

図6A〜E及び表C(下記)を参照して、様々な吸収性物品を比較するために、本発明者らは、表皮の厚さ(100マイクロメートル)に対応する接触面積パーセントを判定するための第1の設定、表皮の2倍、すなわち200マイクロメートルに対する第2の設定、及び表皮の3倍、すなわち300マイクロメートルに対する第3の設定を選択した。表面トポグラフィー測定から、ビーム状弾性積層体302(図6A〜Cを参照)は、先行技術の構造(図6D及び図6Eを参照)と比較して、100um(1.5X〜1.9X)、200um(1.8X〜2.5X)、及び300um(1.9X〜2.7X)での表面接触が著しく大きいことが明らかである。加えて、表面トポグラフィーデータから導出される2%〜98%高さ値はまた、ビーム状弾性積層体302と先行技術の構造とを比較すると、表面平滑度に著しい違いがあることを示す。表面接触の増大及び表面平滑度におけるこれらの差異は、ビーム状弾性積層体302から形成され得る様々な構造の皮膚への痕の最小化又は排除に直接的かつ有意な影響を有するであろう。対照的に、2%〜98%高さ値超のデータは、先行製品では、1つには、弾性材のデシテックスがより大きく、間隔がより大きく、その結果、制御されていないランダムなしわがより大きくなるため、表面がはるかに粗いことを示す。制御されていないしわがより大きいことと、接触面積パーセントが著しく低いこととを組み合わせると、皮膚及び皮膚の痕にかかる圧力は、先行技術の製品を使用する場合に著しく大きくなり、ビーム状弾性積層体を含む物品では著ししく低くなる可能性が高いことが分かる。

0123

本開示のエラストマー積層体302は、100umにおいて約13%超の接触面積パーセント、及び/又は200umにおいて約27%超の接触面積パーセント、及び/又は300umにおいて39%超の接触面積パーセントを有し得る。加えて、本開示のエラストマー積層体302は、約1.6未満の2%〜98%高さ値を有し得る。

0124

Emtec
Emtecは、不織布及び織物産業における全ての準拠要件を満たす客観的測定計器であり、かつ唯一の既存装置である。Emtecは、不織布及び織物の触覚特性に影響を及ぼす、全ての各関連パラメータ、すなわち、柔軟性、平滑度/粗度、及び剛性を同時に収集する。製造業者によると、Emtecで測定した結果と、熟練したハンドパネルによって決定された信頼性の高いハンドパネルの数字との相関性は卓越している(最大100%)。EMTECは、様々なエラストマー積層体の柔軟性及び触覚特性を測定するための貴重な手段であることが判明している。かかるエラストマー積層体は、それらの複雑な構造に起因して、積層体の触覚特性に影響を及ぼし得る、様々なパラメータを有する。例えば、不織布坪量、結合パターン、テクスチャ、弾性デシテックス、弾性予ひずみ、弾性間隔などは、他の視覚要素又は触覚要素によって導入されるバイアスなしに、柔軟性及び平滑度を識別するパネリストの能力に影響を及ぼし得る。EMTECは、ハンドパネル評価と相関することが判明しており、したがって、エラストマー積層体自体のバイアスのない評価を提供することができる。約12未満のEmtec−TS7値及び60未満のEmtec−TS750値を含むエラストマー積層体の部分を提供することが望ましい場合がある。<8のEmtec−TS750値:Emtec−TS7値比もまた、特に望ましいことが判明している。

0125

本開示のプロセス
この節は、本開示の撚りエラストマー積層体の製造プロセスに関するいくつかの詳細を提供する。図9A及び図9Bを参照すると、第1のビーム314(第1の計量装置310である)から第1の回転軸346の周りに複数の弾性ストランド316(約10〜約400のデシテックスを有する約10本のストランド〜約1500本のストランド)を機械方向MDに巻き出し、第1のビーム314(例えば、整経ビーム)から第2の計量装置312(第2の回転軸329を有する第1のローラー323及び第3の回転軸334を有する第2のローラー331を含み、ニップ336を形成する)まで複数の弾性ストランド316を移動させる。複数の弾性ストランド316は、第1の計量装置310と第2の計量装置312との間で機械方向MDに沿って伸張されて、複数の弾性材316に予ひずみ(約50%〜約300%)を与えてよい。伸張した弾性ストランド316は、接着剤アプリケータ349からの接着剤351によって(又は複数の弾性材316は、超音波など他の好適な手段によって)第2の計量装置312において第1の基材層306及び第2の基材層308と接合されてエラストマー積層体302を形成してよく、その結果、ストランドのそれぞれは、約0.25mm〜約4mmのエラストマー積層体において(CDで)離間配置される。このプロセスは、本開示のエラストマー積層体302を形成し、ベルト、耳パネル、サイドパネル、横断バリア、トップシート、バックシート、カフ、ウエストバンド、ウエストキャップ、及び/又はシャーシなどの様々な吸収性物品構成要素に更に組み込まれて、本特許出願に記載の利益を提供し得るものである。使い捨て吸収性物品で使用するためのビーム状エラストマー積層体を作製するプロセスの更なる詳細は、2016年12月20日に出願され、第1発明者がSchneiderであり、「Methodsand Apparatuses for Making Elastomeric Laminates with Elastic Strands Unwound from Beam」という名称の米国特許出願第62/436,589号に開示されている。エラストマー積層体302は、吸収性物品製造ラインの一部として作製することができ、又はオフラインで作製することができ、吸収性物品製造ラインに送り出されるエラストマー積層体としてほどくことができる。

0126

本開示のエラストマー積層体
本開示の「エラストマー積層体302」は、第1の基材306と第2の基材層308との間に複数の弾性材316を含んでよく、複数の弾性材316(多くの場合、「第1の複数の弾性材」、「第2の複数の弾性材」などと呼ばれる)は、約0.25mm〜約4mmの平均ストランド間隔、約10〜約400の平均デシテックス、及び約0.1〜約1psiのストランド下圧力を有する。当該エラストマー積層体302は、様々な物品構成要素、又は様々な吸収性物品構成要素の少なくとも一部、例えば、ベルト、サイドパネル、ウエストバンド、又はレッグカフを形成するために使用されてよい。更に、エラストマー積層体302は、物品の領域、又は物品領域の少なくとも一部、例えば、前側腰部領域、股部領域、又は後側腰部領域を形成するために使用されてよい。エラストマー積層体302が、ベルト、シャーシ、サイドパネル、トップシート、バックシート、及び耳パネル、並びにこれらの組み合わせからなる群のうちの少なくとも1つの少なくとも一部分を形成するとき、エラストマー積層体302の複数の弾性体316は、約40〜約1000本の弾性ストランドを含んでもよい。エラストマー積層体302が、ウエストバンド、ウエストキャップ、内側レッグカフ外側レッグカフ、及びこれらの組み合わせからなる群のうちの少なくとも1つの少なくとも一部を形成するとき、エラストマー積層体302の第1の複数の弾性材316は、約10〜約400本の弾性ストランドを含んでよい。最終的に、「複数の弾性材」は文脈の用語であり、これらの弾性材の特定の特性(例えば、平均デシテックス、平均ストランド間隔、ストランド下圧力など)、配置、属性、特徴、配置などが、特定の「複数の弾性材」が何であるかを画定するために参照される。

0127

更に、エラストマー積層体302は、ベルト430、サイドパネル330、シャーシ200、トップシート124、バックシート125、及び耳パネル530を含む物品構成要素の群のうちの1つ以上の少なくとも一部を形成してよく、エラストマー積層体302は、約0.25mm〜約4mmの平均ストランド間隔、約10〜約400の平均Dtex、50%〜300%の平均予ひずみを有する約40本〜約1000本の弾性ストランドを有する複数の弾性材316と、それぞれ約6グラム/平方メートル〜約45グラム/平方メートルの坪量を有する第1の基材306及び第2の基材308と、を備えてよい。

0128

更に、エラストマー積層体302が、ベルト430、サイドパネル330、シャーシ200、トップシート124、バックシート125、及び耳パネル530を含む物品構成要素からなる群のうちの1つ以上の少なくとも一部分を形成することができるとき、エラストマー積層体302は、約50〜約825本、約100〜約650本の弾性ストランド、又は約150〜約475本の弾性ストランドを有する複数の弾性材316を含んでよく、約0.5mm〜約3.5mm、又は約0.75mm〜約2.5mmの平均ストランド間隔を有する複数の弾性材316を含んでよく、約30〜約300、又は約40〜約200の平均Dtexを有する複数の弾性材316を含んでよく、約75%〜約300%、又は約100%〜約250%であり得る平均予ひずみを有する複数の弾性材316を含んでよい。

0129

エラストマー積層体302は、ウエストバンド122、ウエストキャップ123、内側レッグカフ150、外側レッグカフ140、及び横断方向バリア16を含む物品構成要素からなる群のうちの1つ以上の少なくとも一部を形成でき、約10〜約400本の弾性ストランドを有する複数の弾性材316を含み得、平均ストランド間隔は約0.25mm〜約4mmであり、平均Dtexは約10〜約400であり、平均予ひずみは約50%〜約300%であり、第1の基材306及び/又は第2の基材308のそれぞれの坪量は約6グラム/平方メートル〜約45グラム/平方メートルである。

0130

更に、エラストマー積層体302は、ウエストバンド122、ウエストキャップ123、内側レッグカフ150、外側レッグカフ140、及び横断方向バリア16を含む物品構成要素からなる群のうちの1つ以上の少なくとも一部を形成することができ、約15〜約300本の弾性ストランド、約20〜225本の弾性ストランド、又は約25本〜約150本の弾性ストランドを有する複数の弾性材316を含んでよく、約0.5mm〜約3.0mm、又は約0.75mm〜約2.5mmの平均ストランド間隔を有する複数の弾性材316を含み、約30〜約300、又は約40〜約250の平均Dtexを有する複数の弾性材316を含み、約75%〜約300%、又は約100%〜約250%の平均予ひずみを有する複数の弾性材316を含む。

0131

ベルト430、サイドパネル330、耳パネル530、シャーシ200、トップシート124、バックシート125、ウエストバンド122、ウエストキャップ123、内側レッグカフ150、外側レッグカフ140、又は横断方向バリアのうちのいずれか1つは、約0.1psi〜約1psi、又は約0.2psi〜約0.8psiのストランド下圧力を有する複数の弾性材316を含むエラストマー積層体302を含んでよく、0gf/mm(伸展なし)で約40立方メートル/平方メートル/分超の空気透過率、及び/又は3gf/mm(わずかな伸展)で約60立方メートル/平方メートル/分超の空気透過率、及び/又は7gf/mm(適度な伸展)で、約80立方メートル/平方メートル/分超の空気透過率を含むエラストマー積層体を含んでよく、約40mm未満、又は約35mm未満のカンチレバー曲げを含む、あるいは別の実施形態では、カンチレバー曲げは30mm未満、又はあるいは25mm未満、又は約15mm〜約30mmであってよいエラストマー積層体を含んでよく、100umで約13%超、及び/若しくは200umで約27%超、及び/若しくは300umで約39%超の接触面積パーセント、並びに/又は2%〜98%高さ値<1.6mmを含むエラストマー積層体を含んでよく、100umで約13%超、及び/若しくは200umで約27%超、及び/若しくは300umで約36%超の接触面積パーセント、並びに/又は2%〜98%高さ値<2.2mmを含むエラストマー積層体を含んでよく、約0.2mm−1〜約1mm−1のしわ頻度、及び約0.5mm〜約5mmのしわ波長を含むエラストマー積層体を含んでよい。

0132

吸収性物品構成要素のそれぞれにおいて使用することができるビーム状弾性材ストランド316のほかに、弾性不織材、エラストマーフィルム、エラストマー発泡体、エラストマースクリム、及びエラストマーリボン、又はこれらの組み合わせなどの他の弾性構成要素を、ビーム式弾性材316と共に使用することができる。

0133

本開示の超音波結合部
高密度化結合部の形成
図10Iを参照すると、第1の基材306など第1の材料354は、1つ以上の結合部322によって第2の基材308など第2の材料356に結合されてよい。結合部は、第1の材料354及び第2の材料356を一緒に溶融して、超音波結合によって形成され得る高密度化領域311を形成することによって形成され得る。結合部322は、弾性ストランド316の外周部を完全に(又は実質的に)取り囲み、それに適合して、寸法ロックを画定してよい。このようにして、高密度結合部322は、1本以上の弾性ストランド316に重なり合うと言ってよい。結合部又は複数の高密度化結合322は、第1の材料354及び第2の材料356を一緒に保持してよく、その結果、2種類の材料は、少なくとも約1N/cm〜約5N/cm、又は約2N/cm〜約10N/cm、又は不織布基材の一方若しくは両方の基材が破損するまでの剥離強度を有する。したがって、結合部又は複数の結合部322は、弾性ストランド316を寸法的にロックし、第1及び第2の基材を一緒に保持し、したがって、結果として得られるエラストマー積層体302は物品構成要素として有用である。1つ以上の結合部322は、1本又は複数本の弾性ストランド316に重なり合い得るが、1つ以上の結合部322は、第1の材料354及び第2の材料356を一緒に保持するが、弾性ストランド316に重なり合わない高密度化領域を形成し得る。

0134

第1の材料354及び第2の材料356(例えば、内側ベルト層432及び外側ベルト層434)は、一緒に溶融されて、弾性ストランドの周囲に高密度化領域311を形成し、互いに結合されてよく、高密度化領域は、空隙が、張力を受ける弾性ストランド(複数可)又はストランドを構成する個々のフィラメントの形状及び寸法に実質的に対応する結合空隙断面積を有するように、超音波によって形成されてよい。弾性張力が解放されると、弛緩した弾性材(ストランド断面積を有する)の断面寸法が増加し、これにより、現時点でより大きい弾性材が比較的小さい空隙によって定位置に寸法的にロックされる。寸法ロックは、弾性ストランドの不連続長さを、第1及び第2の基材と結合領域内の定位置に保持する。したがって、結合部の空隙の断面積は、弛緩した弾性ストランドの断面積よりも小さい、すなわち、1未満の空隙面積対弾性耐面積比であることが重要である。約0.25〜約0.9、又は約0.3〜約0.7の空隙面積対弾性面積比を有することが望ましい場合がある。収縮したエラストマー積層体では、結合部の空隙の断面積は、結合部内に保持された収縮した弾性ストランド316の断面積と実質的に同一である。ほとんどの状況において、空隙の断面形状は、結合部内に保持された弾性ストランド316の断面形状と実質的に同一であろう。

0135

弾性ストランド316は、記載のように高密度化結合部によって重ね合わされて、寸法的にロックされるが、弾性ストランド316は、高密度化結合部322間で非結合であってよい。あるいは、弾性ストランドは、接着剤によって高密度結合部322間で結合されてよい。例えば、第1の弾性ストランドは、第1の弾性ストランドを第1の不織布及び第2の不織布に接合する少なくとも3つの高密度化結合部によって重ね合わされてよく、第1の弾性ストランドは、少なくとも3つの結合部のうちの第1の結合部と第2の結合部との間で非結合であってよく、第1の弾性ストランドは、少なくとも3つの結合部のうちの第2の結合部と第3の結合部との間で非結合であってよい。更に、第1のストランドは、少なくとも3つの結合部のうちの第3の結合部と第4の結合部との間で非結合であってよく、第1の弾性ストランドは、少なくとも3つの結合部のうちの第4の結合部と第5の結合部との間で非結合であってよい。

0136

図10Aは、第1の基材306と第2の基材308との間の結合部322によって固定された伸張状態の弾性ストランド316の詳細図である。接着プロセスは、第1の基材306の第1の領域350及び第2の基材308の第2の領域352に熱、圧力、超音波、又はこれらの組み合わせを加えることができ、これにより、第1の基材306の第1の材料354及び第2の基材308の第2の材料356が展性となる。次に、展性の第1の材料354及び第2の材料356は、結合領域360内の伸張した弾性ストランド316の不連続長さの外周部358を変形させて完全に包囲して、伸張した弾性ストランド316と実質的に同一の断面寸法を有する空隙を形成する。

0137

伸張した弾性ストランド316から張力が解放されると、弾性ストランド316の一部と第1の材料及び第2の材料354、356との間に寸法ロックが形成され得る。寸法ロックは、弾性ストランド316を結合領域360内の固定位置に保持及び/又は固定するように機能する。一般的な説明の目的で、図10Bは、非伸張状態、すなわち弛緩状態の弾性ストランド316の長さを示し、弾性ストランド316は第1の断面積A1を画定している。また、図10Cは、伸張状態の図10Bの弾性ストランド316の長さを示し、弾性ストランド316は、第1の断面積A1よりも小さい第2の断面積A2を画定している。このように、伸張状態の弾性ストランド316の断面積は、張力が弾性ストランド316から部分的、又は完全に解放されると拡大する。以下でより詳細に述べるように、弾性ストランド316の断面積が拡大しようとするこうした傾向が寸法ロックを生じさせる助けとなる。伸張した弾性ストランド316を切断することなく第1の材料354と第2の材料356との間に寸法ロック結合部を形成することの重要な因子は、Dtex対不織布対坪量比である。十分な結合強度を有して、弾性ストランド316を切断し得る過剰な結合圧力を加えることなく、第1の材料層354及び第2の材料層356の分離を防止するためには、弾性ストランドを実質的に又は完全に包み込むのに十分な総不織布坪量を有し、第1の材料354及び第2の材料356を接合して、弾性ストランドを取り囲む不織布結合領域を形成するために十分に圧縮する必要がある。Dtex対平均不織布坪量比は、約2〜約13、約3〜約10、又は約4〜約8であってよい。

0138

次に図10Dを参照すると、弾性ストランド316の張力が解放されて(又は低減されて)おり、弾性ストランド316が拡張しようとする傾向が結合領域360内に寸法ロックを生じさせる様子を示した、図10Aに示すような弾性ストランド316の詳細図が示されている。図10D及び10Fは、弾性ストランド316を、エラストマー積層体302の非結合領域362内における第1の断面積A1を有するものとして示しており、第1の断面積A1は、図10A及び図10Eに示す伸張した弾性ストランド316の第2の断面積A2よりも大きい。更に、図10D及び図10Gは、弾性ストランド316を、エラストマー積層体302の結合領域360内における第3の断面積A3を有するものとして示しており、第3の断面積A3は、図10A及び図10Eに示す伸張した弾性ストランド316の第2の断面積A2と同一、又は概ね同一である。図10Gに示すように、結合領域360内の第1の材料354及び第2の材料356は、弾性ストランド316の張力が低減される際に弾性ストランド316の断面積が完全に拡大することを防止する助けとなる。したがって、いくつかの構成では、弾性ストランド316と第1の材料354及び第2の材料356との間に接着剤が塗布されなくてよい、かつ/又は存在しなくてよい。また、いくつかの構成では、寸法ロックが弾性ストランド316の個別の長さを結合領域360内の固定位置に第1の基材306及び第2の基材308とともに保持することを助けるために、弾性ストランド316と第1の材料354及び第2の材料356との間に接着剤が塗布されてよい、かつ/又は存在してもよい点も理解されよう。いくつかの構成では、結合領域360内の接着剤と寸法ロックは、弾性ストランド316によって作用する荷重共有してよい。

0139

本明細書に記載の方法にしたがって結合された本明細書の弾性ストランド316は、1つ以上のフィラメント364から構築されてもよい点も理解されよう。例えば、図10Hは、弾性ストランド316が複数の個々のフィラメント364からなる、結合領域360内の弾性ストランド316の断面図を示す。図10Hに示すように、弾性ストランド316は、内側フィラメント364bを包囲する外側フィラメント364aを含んでいる。外側フィラメント364aは弾性ストランド316の外周358を画定しており、また、外側フィラメント364aは、内側フィラメント364bが結合部322内の第1の材料354及び第2の材料356と接触しないように、内側フィラメント364bを包囲することができる。フィラメント364は、結合領域360内の様々な位置に配置することができる点は理解されよう。例えば、図10Iは、結合領域360内の弾性ストランド316の断面図を示しており、複数の個々のフィラメント364は、横断方向CDに沿って(すなわち、横断的に隣り合って伸長する外周358を共に画定し、その結果、断面(例えば、図10I図10L)でみたときに弾性ストランドがこれらの上下になく、複数のフィラメント364の全てが、高密度化された第1の材料354及び第2の材料356と接触している。

0140

別の例では、図10Jは、フィラメント364のうちの少なくとも2本が、第1の材料354と第2の材料356との間の少なくとも1つの結合部によって互いから分離されている、結合領域360内の弾性ストランド316の断面図を示している。

0141

本明細書の方法及び装置によるエラストマー積層体302を構築するために、異なる構成要素を使用することができることを理解されたい。例えば、第1の基材及び/又は第2の基材306、308は、不織布及び/又はフィルムを含んでもよく、プラスチックフィルム有孔プラスチックフィルム、木材又は綿繊維などの天然材料の織布ウェブ又は不織布ウェブ、ポリオレフィンポリアミドポリエステル、ポリエチレン、若しくはポリプロピレン繊維などの合成繊維、又は天然繊維及び/若しくは合成繊維の組み合わせ、又は、コーティングされた織布若しくは不織布ウェブ、ポリエチレン若しくはポリプロピレンの熱可塑性フィルムなどのポリマーフィルム、並びに/又はフィルム及び不織布材料を含む多層若しくは複合材料などの、様々な種類の材料から構築することができる。

0142

本明細書におけるストランド316及び/又はフィラメント364は、様々な異なる断面形状を画定することができる点も理解されよう。例えば、いくつかの構成では、ストランド316又はフィラメント364は、円形、楕円形、若しくは楕円形の断面形状、又はドッグボーン形状及び砂時計形状などの不規則な形状を画定してよい。更に、弾性ストランド316は、様々な形で、かつ様々なデシテックス値を有するように構成することができる。いくつかの構成では、弾性ストランド316は、約10デシテックス〜約400デシテックスの範囲のデシテックス値を有するように構成することができ、具体的には、上記の範囲内の1デシテックス刻みの全ての値、及び上記の範囲内の、又は上記の範囲によって与えられる全ての範囲を記載する。

0143

前述したように、弾性ストランド316が間に配置された基材306、308は、弾性ストランドを切断することなく、本明細書の方法に従って結合され得る。例えば、図10G及び図10H図10Jに示すように、超音波、熱、圧力、及びそれらの組み合わせを基材306、308に加えて弾性ストランド316を包囲する結合部322を形成することができる。結合部322は、第1の材料354及び第2の材料356を含む圧縮領域によって画定され、圧縮領域は最小厚さTbを有する。更に、弾性ストランド316は、結合領域360において厚さTeを有することができる。基材306、308が互いに結合されて弾性ストランドの厚さTeに対して特定の大きさを有する結合部厚さTbを形成するいくつかの構成では、弾性ストランド316は結合プロセス中に切断されない場合がある。更に、結合領域360内の弾性ストランド316と第1の材料354及び第2の材料356との間に働く力によって結合部322が切断されることを防止することができる。TeとTbとの間のこのような関係は、弾性ストランド316のデシテックス及び結合部厚さTbによって特徴付けることができる。例えば、基材306、308を、その間に配置された約78以下のデシテックス値を有する弾性ストランドとともに結合することで、弾性ストランド316を切断することなく、少なくとも約100μm(「マイクロメートル」)の厚さTbを有する結合部322を形成することができる。別の例では、基材306、308を、その間に配置された約250以下のデシテックス値を有する弾性ストランドとともに結合することで、弾性ストランド316を切断することなく、少なくとも約200μm(「マイクロメートル」)の厚さTbを有する結合部322を形成することができる。図10Jに示すようないくつかの構成では、結合部厚さTbは、フィラメント364の最小断面厚さTfよりも少なくとも50%大きくてよい。例えば、図10Jに示すように、円形断面を有するフィラメント364の最小断面厚さTfは、かかるフィラメントの直径によって画定することができる。

0144

図10K図10M電子顕微鏡写真(「SEM」)は、第1の材料354及び第2の材料356によって包囲された、結合領域360内の弾性ストランド316の断面図を示す。図10K及び図10Lでは、弾性ストランド316は、5本のフィラメント364を含む78デシテックスの弾性ストランドであり、各フィラメント364は約43μm(「マイクロメートル」)の直径を有している。また、結合部322は、約80μm(「マイクロメートル」)の厚さTbを画定している。図10Mでは、弾性ストランド316は、15本のフィラメント364を含む235デシテックスの弾性ストランドであり、各フィラメント364は約43μm(「マイクロメートル」)の直径を有している。また、結合部322は、約200μm(「マイクロメートル」)の厚さTbを画定している。

0145

図10N図10O、及び図10Pに示すように、高密度化結合部322は、結合部322の上部又は底部のいずれかが他方よりもはるかに厚いように、弾性ストランドの一部を部分的にのみ包囲してよい。この結果は、結合部322が形成されて溶融状態にある間に結合部322の一部を引きずって、結合部322の頂部若しくは底部の他方によって画定される境界に対して尾部を形成する、及び/又は楔形の結合部322を形成し得る、エラストマー積層体と固定超音波ホーンとの超音波結合プロセスによるものである。

0146

特定の実施形態では、結合部322は不連続であってよく、ストランドを形成するフィラメントの一部分のみを包囲してよい。不連続結合部は、少なくとも約10本、少なくとも約20本のフィラメント、少なくとも約30本のフィラメント、少なくとも10本の弾性ストランドを包囲してよい。更に、複数の弾性ストランドは、少なくとも100本の弾性ストランドを含んでよく、少なくとも100本の弾性ストランドのそれぞれは、少なくとも3本のフィラメントを含み、複数の高密度化結合部は、複数の弾性ストランドを構成する、少なくとも50本の弾性ストランドに重なり合って、少なくとも100本の弾性ストランドの少なくとも150本のフィラメントを包囲し、高密度化結合部間の少なくとも100本の弾性ストランドの相当部分は非結合である。

0147

上述したような複数の高密度化結合部を含む本開示のエラストマー積層体は、接着剤を含まなくてよい。あるいは、エラストマー積層体の特定のセクションは、高密度化結合部を有さずに接着剤を含んでよく、又は特定のセクションは、接着剤と高密度化結合部との組み合わせを含んでよい。例えば、第1の不織布と第2の不織布との間の第1の複数の弾性材は、第1の複数の高密度化結合部と重なり合ってよく、第1の不織布と第2の不織布との間の第2の複数の弾性材は、接着結合部と重なり合ってよい。第1及び/又は第2の複数の弾性材は、約2〜約20本の弾性ストランドを含んでよく、約3mm以上の平均ストランド間隔を有してよく、及び/又は第2の複数の弾性材の平均Dtexは約300以上であってよい。

0148

破断
上記の範囲内のDtex対間隔比、Dtex対不織布坪量比、及び空隙面積対弾性面積比を有する本開示のエラストマー積層体は、複数の結合部の高密度化部分間で最小限の弾性ストランドの破断(すなわち、最小限のストランドの自由端327(図10Qを参照)又は高密度化結合部間のフィラメントの自由端部328)をもたらす。より具体的には、結合部の高密度化部分間のストランドの20%未満、又は15%未満、又は10%未満、又は5%未満が、本開示のエラストマー積層体内で破断され得る。更に、結合部の高密度化部分間のフィラメントの20%未満、又は15%未満、又は10%未満、又は5%未満が、本開示のエラストマー積層体内で破断され得る。あるいは、L物品セクション及びR物品セクションのうちの1つでは、より低い破断が弾性ストランドの70%超、80%超、又は90%超として特定され、それぞれLセクション及びRセクションの横方向幅(平らに広げられた、すなわち伸展された)の少なくとも50%にわたって延在する。

0149

しかしながら、あるセクションに高密度化結合部を有するが、シャーシ上のセクションなど当該部分には弾性材を有さないことが望ましい場合がある。弾性ストランドは、切断又は破断された弾性ストランドの自由端にシャーシと重なり合うように、このセクションで意図的に切断又は破断されてよい。エラストマー積層体が孔を含む場合、孔は弾性ストランドを切断又は破断してよい。

0150

本開示のエラストマー積層体は、複数の結合部の高密度化部分間に最小限の弾性ストランド破断を有するが、ストランドを構成するフィラメントの一部は、複数の結合部の高密度化部分間で破断され得る(図10Qの自由端327及び図10R発熱端328を参照)。

0151

第1の複数のストランドの弾性ストランドの5%、10%、15%、又は20%未満が、横方向に互いから20mm未満離間配置された、第1の複数の結合部の隣接する結合部の間で破断されることが望ましい場合がある。

0152

一例として、第1の弾性ストランドは、第1の弾性ストランドを第1及び/又は第2の不織布に接合する少なくとも3つの高密度化結合部によって重ね合わされてよく、第1の弾性ストランドは、少なくとも3つの結合部のうちの第1の結合部と第2の結合部との間で非結合であってよく、第1の弾性ストランドは、少なくとも3つの結合部のうちの第2の結合部と第3の結合部との間で非結合であってよい。

0153

別の例として、第1の弾性ストランドは、第1の弾性ストランドを第1及び/又は第2の不織布に接合する少なくとも5つの高密度化結合部によって重ね合わされてよく、第1の弾性ストランドは、少なくとも3つの結合部のうちの第1の結合部と第2の結合部との間で非結合であってよく、第1の弾性ストランドは、第2の結合部と第3の結合部との間で非結合であってよく、更に、第1のストランドは第3の結合部と第4の結合部との間で非結合であってよく、第1の弾性ストランドは第4の結合部と第5の結合部との間で非結合であってよい。

0154

本開示の2層積層体
図11A図11Eに示すように、また上記の「超音波結合部」の節に詳述するように、本開示の撚りエラストマー積層体は2層積層体であってよく、ビーム状弾性材316を含んでよい。2層積層体は、高密度化領域、機械、熱、又は圧力によって、又は「超音波結合部」で上述したように超音波によって結合されてよい。2層積層体はまた、画定されたパターン、ランダムパターン、又は連続パターンのいずれかで接着剤を塗布することにより一緒に結合されてよい。2層積層体は、同一のポリマー組成、坪量、形成タイプ(スパンボンドカーディング、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンドなど)を有する2つの不織布基材を含んでよい。あるいは、2層積層体を形成する不織布基材は、異なるポリマー組成、坪量、形成タイプ(スパンボンド、カーディング、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンドなど)を有する不織布から形成されてよい。図11A図11Eの2層積層体のそれぞれは、図16E図16Gのベルトの形成に使用されてよい。

0155

本開示の3層積層体
ビーム状弾性積層体を含む吸収性物品は、織物衣類のような外観に変化をもたらす。外観は、多層(3以上の基材層)積層体構成によって更に向上させることができる。これらの構成自体は、積層体が片面に第1のテクスチャを有し、対向面に第2のテクスチャを有することを可能にする、不連続であり、異なる結合アプローチ及びパターンに役立つ。テクスチャは、同一である、明確に異なる、及び/又は補完的であってよい。

0156

着用者に面する表面4、つまり内面205と比較して衣類に面する表面2、つまり外面206)に、異なるテクスチャを有することが望ましい場合、本開示のエラストマー積層体は、3層積層体の形態であってよい。図12A図13Gを参照すると、例えば、第1の基材層306及び第2の基材層308は、第2の基材層308及び第3の基材層及び309と異なるタイプの結合及び/又は結合配列で結合されてよい。より具体的には、図12A図12Eに示すように、第1の基材層306及び第2の基材層308は、高密度化部分311を含む(図12C及び図12Eを参照のこと)連続した(長手方向又は横方向に)又は不連続の(長手方向又は横方向に)結合部322と一緒に超音波結合されてよく、第2の基材308及び第3の基材309は、実質的に連続的な接着層319(図12C及び図12Eを参照)によって接合されてよい。図12Fは、第2の基材及び第3の基材を一緒に接合する接着剤層に加えて、超音波結合部の高密度化部分のパターンが第1の基材、第2の基材、及び第3の基材を一緒に接合する代替実施形態を示す。別の代替実施形態では、第1の基材及び第2の基材を接合する結合部322は、高密度化部分の代わりに接着剤であってよく、それにより、不連続の、又はパターン化された接着結合部が第1の基材及び第2の基材を接合し、連続接着層が第2の基材及び第3の基材を接合する。これらの実施形態のそれぞれについて、弾性材316は、ビーム状弾性材であってよい。上述の構成は、積層体の片面に平滑なテクスチャを提供し、対向面に意図的な、明確に定義され、熟考されたテクスチャパターンを提供する。

0157

図12A図12Eでは、第1の基材306及び第2の基材308は、第1のプロセス工程によって接合されて2層積層体を形成し、次いで、第3の基材309は、第2のプロセス工程によって2層積層体に接合されて、3層積層体を形成してよい。あるいは、第2の基材308及び第3の基材309は、最初に、第1プロセス工程によって接合されて、2層積層体を形成してよく、次いで、第1の基材306は、第2のプロセス工程によって2層積層体に接合されて、3層積層体を形成してよい。

0158

図12Fの代替実施形態では、第2の基材308及び第3の基材309は、最初に、第1プロセス工程によって接合されて、2層積層体を形成してよく、次いで、第1の基材306は、第2のプロセス工程によって2層積層体に接合されて、3層積層体を形成してよい。

0159

図13A図13Gを参照すると、第1の基材層306及び第2の基材層308は、高密度化部分311を含む(図13C及び13Eを参照)連続した(長手方向又は横方向に)又は不連続の(長手方向又は横方向に)結合部322のパターンで一緒に超音波結合されてよく、第2の基材308及び第3の基材309は、連続した(長手方向又は横方向に)又は不連続の(長手方向又は横方向に)超音波結合部の第2のパターン(図13C及び図13Eを参照)によって接合されてよい。第1の基材306及び第2の基材308を一緒に接合する結合部322は、あるいは連続した(長手方向又は横方向に)又は不連続の(長手方向又は横方向に)接着結合のパターンを形成してよく、第2の基材308及び第3の基材309を一緒に接合する結合部322はまた、一方又は両方の結合エリアが接着結合部であり得るように、連続した(長手方向又は横方向に)又は不連続の(長手方向又は横方向に)接着結合のパターンを形成してよい。これらの実施形態のそれぞれについて、弾性ストランド316は、ビーム状弾性材であってもよい。これらの実施形態では、積層体の片面は平滑であってよく、対向面は非平坦である。あるいは、積層体の片面は第1のテクスチャを有してよく、積層体の対向面は第2のテクスチャを有してよい。第3の実施形態では、積層体の両面は、比較的平滑なテクスチャを有してよい。

0160

図13Fは、超音波結合の高密度化部分が、第1、第2、及び第3の基材を一緒に接合する、代替実施形態を示す。図13Gは、第1の基材306及び第2の基材308が一緒に超音波結合され、追加の内側の第2の基材308’が第3の基材309に超音波結合され、第2の内側基材308及び308’が一緒に接着層と結合されて4層積層体が形成される、代替実施形態を示す。

0161

第2及び第3の基材を接合する結合部が超音波である図13Eに示すように、第2及び第3の基材は、第1のプロセス工程によって接合されて2層積層体を形成してよく、次いで、第1の基材は、第2のプロセス工程によって2層積層体に接合されてよい。

0162

図13Fに示すように、接着剤は、第1の基材306及び第2の基材308のうちの一方に適用されてよく、その後、第1、第2、及び第3の基材は、超音波結合によって接合されて3層積層体を形成する。あるいは、第1の基材306及び第2の基材308は、第1のプロセス工程を介して接合されてよく、次いで、2層積層体は、第2のプロセス工程を介して3つの基材層全てを結合する超音波結合で第3の基材309に接合されてよい。

0163

図12Gに示すように、第1及び第2の基材は、接合されて2層積層体を形成してよく、これとは別に、追加の第2の基材308’が第3の基材に接合されて、2層積層体を形成してよく、次いで、2つの2層積層体が一緒に接合されてよい。

0164

12A〜13Gの実施形態は、第2の不織布と第3の不織布との間に配置された弾性ストランドを示しているが、複数の弾性ストランドは、第1の不織布と第2の不織布との間、又は第1の不織布と第2の不織布との間及び第2の不織布及び第3の不織布との間の両方に配置されてよいことを理解されたい。

0165

3層積層体の使用のほかに、2018年6月19日に出願された、P&G代理人整理番号15271P、名称「Stretch Laminate with Beamed Elastics and Formed Nonwoven Layer」に開示されているように、不織布層のそれぞれの異なる結合配列を有する第1及び第2の基材、又は異なる坪量配列を有する不織布層を使用することによって、2層積層体の衣類に面する表面及び着用者に面する表面で異なるテクスチャが達成されてよい。

0166

従来の弾性ストランドを含む先行技術の3層積層体構造などは、ランダムで大きく、制御されていないしわのために、本発明の3層積層体の性能及び外観を有さないであろうこともまた、理解されたい。これは、本発明の3層積層構造体が、第1の基材層と第2の基材層との間、又は第2の基材層と第3の基材層との間に配置された、より高い頻度及びより低い振幅で制御されたしわを形成するビーム状弾性材を有するためである。具体的には、ビーム状弾性材によって、本開示の独創的な3層積層体は、独創的な接触面積パーセント、独特かつ独創的なテクスチャゾーン、独特かつ独創的な作用力のバランス、持続的フィット負荷力、及び持続的フィット除荷力など本明細書に開示の独創的な特性(下記の表Cを参照)をもたらすことができる。図12A図13Gの3層積層体のそれぞれは、図16E図16Gのベルトの形成に使用されてよい。

0167

0168

本開示の接着結合積層体
Dtex対間隔比は、超音波結合積層体にとって重要であるだけでなく、接着結合積層体にとっても重要であることを理解されたい。これは、Dtex対間隔比から生じる係数が、超音波結合エラストマー積層体と接着結合エラストマー積層体との間で非常に類似しているためである。しかし、広範囲にわたる接着剤塗布を含む接着結合積層体は、積層体の完全収縮を防止する不織布材料のスタックをもたらす、高周波数低振幅のしわのために、等しいDtex、間隔、及びひずみを有する超音波結合積層体ほど収縮しない。超音波結合積層体は、積層体における弾性材の収縮力に対して抵抗性が低い、より低い頻度、より高い振幅のしわをもたらす離間配置された結合部のおかげでより収縮する。これらの違いは、吸収性物品の特定の輪郭又は形状、並びに視覚的に目立つテクスチャを作り出すために活用され得る。例えば、超音波は、開口部が物品の中心(接着結合され得る)よりも収縮して、腰部(例えば、セクション1)及び脚部(例えば、セクション4)の周囲にフィットするように腰部又は脚部において使用され得、また、腰部及び脚部の周囲により衣類に似たテクスチャをもたらすであろう。

0169

本開示のエラストマーストランドの化学的性質及び構造
ビーム状弾性材は、スパンデックス繊維から形成されてよい。1つのタイプのスパンデックス繊維は、「ポリウレタン尿素」エラストマー又は「高ハードセグメントレベルポリウレタン」エラストマーであり、溶液溶媒紡糸プロセスを使用して繊維に形成され得る(溶融状態で処理可能でない)。ポリウレタン尿素における尿素結合は、夜間を含むおむつの着用に対応する時間尺度において体温付近の温度で良好な応力緩和性能を可能にする「固着」を提供するのに重要な強い化学相互作用を提供する。このタイプの固着は、多くの熱可塑性ポリウレタン(200℃を下回るとハードセグメント溶融を伴うポリウレタン)又は熱可塑性スチレンブロック共重合体に比べて、より良好な経時的な力の弛緩を可能にする(すなわち、伸張状態において体温で保持されたとき、経時的な力の減衰がほとんどない)。この化学的性質を有する弾性ストランドを含む本開示のエラストマー積層体は、約5%〜約30%、約5%〜約25%、約10%〜約25%、又は約15%〜約20%の経時的な力の弛緩を有し得る。

0170

対照的に、押出ストランド及びスクリムは、典型的には、溶融状態で従来の押出プロセスによって形成することができるスチレンブロック共重合体又は熱可塑性エラストマーから作られる。熱可塑性エラストマーは、ポリオレフィン、ポリウレタン(200℃を下回るとハードセグメント溶融を伴うポリウレタン)エラストマーなどのような組成物を含む。ポリウレタン(200℃を下回るとハードセグメント溶融を伴うポリウレタン)のようなこれらの熱可塑性エラストマーは、溶融/再溶融及び押出される可能性があるため、使用の際により高い応力緩和を受けやすく、これが大きな欠点となる。押出ストランドで使用されるスチレンブロック共重合体は、比較的短い端部ブロック同士の間に位置する比較的長いゴム状の中間ブロックを備える。従来の押出プロセスの良好な流れを可能にするように端部ブロックが十分に短い場合、応力を緩和し、経時的な力の弛緩を受ける傾向がより大きくなることが多い。図8を参照されたい。

0171

スパンデックス中に存在する尿素結合は、紡糸プロセスによって作る必要がある。スパンデックスは、スチレンブロック共重合体のように溶融/再溶融又は押出することができない。スパンデックスプレポリマーを、溶媒及び添加物と組み合わせて、溶液を回転させて固体のスパンデックス繊維を作る。次いで、複数の繊維を共に形成し、1本のスパンデックスストランドを作る。スパンデックスストランドは、スプールを妨害して巻き付くのを防止するために、表面仕上げを有することができる。1本のスパンデックス繊維のデシテックスは約15とすることができ、したがって500デシテックスのストランドは、1本のストランドを作るように共に巻かれた公称で33本の繊維を有することができる。ビームアプローチに使用するデシテックスに応じて、40本の繊維(若しくはフィラメント)、30本の繊維、20本の繊維、15本の繊維、8本の繊維、5本の繊維、3本の繊維、又は更に2本までの繊維を有することができる。スパンデックス繊維は、単成分又は2成分とすることができる(WO201045637(A2)号に開示されている)。

0172

更にビーム状弾性材の化学的性質に関係して、約10%、約7%、約5%、約3%、又は約1%のシリコーン油又は鉱油などシリコーン油又は鉱油などの油でビーム状弾性材を被覆することが望ましい場合がある。ビーム式弾性材をシリコーン油で処理することで、ストランドがスプール又はビームに巻き付けられたときに妨害(架橋)を防止するのに役立ち、また繊維機械内でストランドに対するCOFを下げる(織物、編物、及び整経プロセスの場合)。

0173

市販のスパンデックスストランドはまた、Lycra、Creora、Roica、又はDorlastanとしても知られている。スパンデックスは、エラステーン繊維又はポリウレタン繊維と呼ばれることが多い。

0174

Invista、Wichita、Kansasの製品であるLYCRA HYFITストランドは、エラストマー積層体302を構成する複数の弾性材316を構成するストランドを作るのに好適である。いくつかのストランド、例えば前述のLYCRA HYFITは、ストランドを形成するように共に巻かれた複数の個々の繊維を備えることができる。複数の個々の繊維から形成された弾性ストランドに関しては、個々の繊維は、互いに対して動くことができ、それによりストランドの断面形状が変化し、並びにほどかれて、ストランドの制御が不十分になり、並びにエラストマー積層体302の第1の基材層306及び第2の基材層308の一方又は両方に対する弾性ストランドの接合/接着/結合が不十分になる可能性があることが発見された。複数の繊維を備えるストランドに関する欠点を最小限にするために、所与のストランド内の繊維の数を最小限にすることが有利である。したがって、1本のストランドあたり約40本未満の繊維、1本のストランドあたり約30本未満の繊維、1本のストランドあたり約20本未満の繊維、1本のストランドあたり約10本未満の繊維、1本のストランドあたり約5本未満の繊維、及びそのストランドを形成する1本の繊維を有することが望ましい。先行技術の複数の繊維からなるストランドと同等の性能を与えることができるストランドを単一の繊維が形成する場合、繊維の繊維デシテックスが約22〜約300であり、繊維径が約50マイクロメートル〜約185マイクロメートルであることが望ましい。

0175

本開示の構成要素セクション
エラストマー積層体302を備える吸収性物品の構成要素は、構造の測定及び詳細な特徴付けを可能にするために区分することができる。ウエストバンド122(図17を参照)、ウエストキャップ123(図18を参照)、内側レッグカフ150、外側レッグカフ140、及び横断方向バリア165は全て、1つのセクションを含む。ウエストバンド122、ウエストキャップ123、内側レッグカフ150、外側レッグカフ140、及び横断方向バリア165に関して、このゾーンは、最も遠位の弾性材及び最も近位の弾性材を含めて、最も遠位の弾性材と最も近位の弾性材との間に配置された領域と定義される。

0176

シャーシ200、トップシート124(図16C図16D、及び図16Eを参照)、バックシート125(図16Dを参照)、サイドパネル330(図17を参照)、耳パネル530(図18)、及びベルトパネル(例えば、前側及び後側ベルト)430(図1A〜F、図16C、及び図16Fを参照)などの他の構成要素は、全て、本明細書に記載するように複数のセクションを含む。サイドパネル330、耳パネル530、及びベルトパネル430に関して、区分される構成要素の部分は、構成要素の一部のみが区分されるように画定される場合を除き、エラストマー積層体302の最遠位弾性材とエラストマー積層体302の最遠位弾性材との間に配置され、かつこれらを含む領域として画定されて、構成要素を形成し、その結果、これは、エラストマー積層体302の画定された部分の最遠位弾性材と、画定された部分のエラストマー積層体302の最近位弾性材との間に配置され、これらを含む領域である(後側ベルト構成要素である、図16C代替の後側腰部領域38’を参照)。この領域は、(構成要素がその一部である物品の)横方向軸44に対して平行に延在し、かつ最遠位弾性材の最遠位点を通過する第1の線、及び横方向軸に対して平行に延在し、かつ最近位弾性材の最近位点を通過する第2の線によって画定される。これらの要素のそれぞれに対して、次いで領域は、4つの等しいゾーンに分割され、これらのゾーンは、横方向軸44に対して平行に配置されかつ第1の線と第2の線との間の距離の25%、50%、及び75%に配置された3つの線によって画定される。領域は、最遠位弾性材を含む第1のセクション「1」、つまり「セクション1」と、最近位弾性材を含む第4のセクション「4」、つまり「セクション4」と、セクション1に隣接して配置された第2のセクション「2」、つまり「セクション2」と、セクション2とセクション4との間に配置された第3のセクション「3」、つまり「セクション3」と、を含む。

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